JPH09201880A - インサートを有する繊維強化プラスチックの製造方法 - Google Patents
インサートを有する繊維強化プラスチックの製造方法Info
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- JPH09201880A JPH09201880A JP8013525A JP1352596A JPH09201880A JP H09201880 A JPH09201880 A JP H09201880A JP 8013525 A JP8013525 A JP 8013525A JP 1352596 A JP1352596 A JP 1352596A JP H09201880 A JPH09201880 A JP H09201880A
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インサート23と、雄型プリフォーム14及
び雌型プリフォーム15により形成された空間に基づく
ヒケの発生を抑制する。 【解決手段】 インサート23と、雄型プリフォーム1
4及び雌型プリフォーム15により形成された空間に、
インサート23の高さより大きい幅のプリフォーム繊維
板16を、幅方向がインサート23の高さ方向となるよ
うに立てて挿入し、成形用樹脂を注入し硬化させる。
び雌型プリフォーム15により形成された空間に基づく
ヒケの発生を抑制する。 【解決手段】 インサート23と、雄型プリフォーム1
4及び雌型プリフォーム15により形成された空間に、
インサート23の高さより大きい幅のプリフォーム繊維
板16を、幅方向がインサート23の高さ方向となるよ
うに立てて挿入し、成形用樹脂を注入し硬化させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インサートを有す
る繊維強化プラスチックの製造方法に関するものであ
る。
る繊維強化プラスチックの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】補強材として繊維を用い、不飽和ポリエ
ステル樹脂等の樹脂を複合した繊維強化プラスチック
(以下FRP)は、住宅資材、舟艇、工業桟材、電気部
品、自動車部品等巾広く使用されており、現代生活には
不可欠の材料となっている。FRPの成形方法としてプ
リフォームを用いるものがある。プリフォームは、補強
材繊維を成形品の形状にに予備成形したものである。プ
リフォームを用いる成形法としては、マッチドメタルダ
イ法、レジンインジェクション法、バキュームアシスト
レジンインジェクション法、コールドプレス法、バック
法などがある。
ステル樹脂等の樹脂を複合した繊維強化プラスチック
(以下FRP)は、住宅資材、舟艇、工業桟材、電気部
品、自動車部品等巾広く使用されており、現代生活には
不可欠の材料となっている。FRPの成形方法としてプ
リフォームを用いるものがある。プリフォームは、補強
材繊維を成形品の形状にに予備成形したものである。プ
リフォームを用いる成形法としては、マッチドメタルダ
イ法、レジンインジェクション法、バキュームアシスト
レジンインジェクション法、コールドプレス法、バック
法などがある。
【0003】インサートを有するFRP成形品を製造す
るときには、雄型及び雌型によって形成される空間内
に、成形型の形状に整えた補強材(プリフォーム)及び
インサートをセットし、樹脂を型内に注入硬化させる。
この場合、プリフォームとインサートとの間に空間がで
きる場合がある。このようなときに、空間をそのままに
して樹脂を注入硬化させると、プリフォームに樹脂が含
浸されない部分ができてしまうので、板状にした補強材
繊維(ガラス繊維板)をこの空間にセットしている。そ
して、空間が広い場合、ガラス繊維板を横に寝かせて重
ねてセットしている。プリフォームとインサートとの間
に空間にセットするガラス繊維板は、プリプレグフォー
ムと同様の方法で製造されている。
るときには、雄型及び雌型によって形成される空間内
に、成形型の形状に整えた補強材(プリフォーム)及び
インサートをセットし、樹脂を型内に注入硬化させる。
この場合、プリフォームとインサートとの間に空間がで
きる場合がある。このようなときに、空間をそのままに
して樹脂を注入硬化させると、プリフォームに樹脂が含
浸されない部分ができてしまうので、板状にした補強材
繊維(ガラス繊維板)をこの空間にセットしている。そ
して、空間が広い場合、ガラス繊維板を横に寝かせて重
ねてセットしている。プリフォームとインサートとの間
に空間にセットするガラス繊維板は、プリプレグフォー
ムと同様の方法で製造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ガラス繊維板
を横に寝かせて重ねてセットすると、インサートの高さ
以上には重ねられないため、インサート部とガラス繊維
板をセットした部分との間でヒケが激しく発生し外観上
問題があった。ガラス繊維板を横に寝かせてインサート
の高さ以上に重ねてセットすると、プリフォームをセッ
トするとき、上部のガラス繊維板が横にずれてインサー
トの上にかぶさり、成形後の外観を損なう。また、ガラ
ス繊維板は、プリフォームと同様な方法で製造されるた
め、繊維が平面方向に配向しており、厚さ方向には圧縮
されにくい。このため、前記空間にセットした後、押し
縮めにくい。このような問題を解決するため、一般的に
は樹脂の低収縮化を行う方法が取られているが、FRP
成形品の強度が低下するという問題があった。本発明
は、上記従来技術の問題であるFRP成形品のヒケの発
生を抑制し、成形欠陥のないFRP成形品を製造するこ
とのできる繊維強化プリフォームを用いたFRPの製造
方法を提供するものである。
を横に寝かせて重ねてセットすると、インサートの高さ
以上には重ねられないため、インサート部とガラス繊維
板をセットした部分との間でヒケが激しく発生し外観上
問題があった。ガラス繊維板を横に寝かせてインサート
の高さ以上に重ねてセットすると、プリフォームをセッ
トするとき、上部のガラス繊維板が横にずれてインサー
トの上にかぶさり、成形後の外観を損なう。また、ガラ
ス繊維板は、プリフォームと同様な方法で製造されるた
め、繊維が平面方向に配向しており、厚さ方向には圧縮
されにくい。このため、前記空間にセットした後、押し
縮めにくい。このような問題を解決するため、一般的に
は樹脂の低収縮化を行う方法が取られているが、FRP
成形品の強度が低下するという問題があった。本発明
は、上記従来技術の問題であるFRP成形品のヒケの発
生を抑制し、成形欠陥のないFRP成形品を製造するこ
とのできる繊維強化プリフォームを用いたFRPの製造
方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、インサート2
3と、雄型プリフォーム14及び雌型プリフォーム15
により形成された空間に、インサート23の高さより大
きい幅のプリフォーム繊維板16を、幅方向がインサー
ト23の高さ方向となるように立てて挿入し、成形用樹
脂を注入し硬化させることを特徴とするインサートを有
する繊維強化プラスチックの製造方法である(図1参
照)。プリフォーム繊維板16を、幅方向がインサート
23の高さ方向となるように立てて挿入すると、雄型プ
リフォーム14をセットするとき、プリフォーム繊維板
16を繊維の配向面とは直角に押すことになる。配向面
と直角方向の圧縮に対して、プリフォーム繊維板16
は、圧縮とは直角方向に変形しやすく、インサート23
と、雄型プリフォーム14及び雌型プリフォーム15に
より形成された空間に変形して詰め込まれ、隙間を少な
くする。その結果、インサート23と、雄型プリフォー
ム14及び雌型プリフォーム15により形成された空間
を埋めるために必要な樹脂量が少なくてすみ、ヒケも発
生しにくい。
3と、雄型プリフォーム14及び雌型プリフォーム15
により形成された空間に、インサート23の高さより大
きい幅のプリフォーム繊維板16を、幅方向がインサー
ト23の高さ方向となるように立てて挿入し、成形用樹
脂を注入し硬化させることを特徴とするインサートを有
する繊維強化プラスチックの製造方法である(図1参
照)。プリフォーム繊維板16を、幅方向がインサート
23の高さ方向となるように立てて挿入すると、雄型プ
リフォーム14をセットするとき、プリフォーム繊維板
16を繊維の配向面とは直角に押すことになる。配向面
と直角方向の圧縮に対して、プリフォーム繊維板16
は、圧縮とは直角方向に変形しやすく、インサート23
と、雄型プリフォーム14及び雌型プリフォーム15に
より形成された空間に変形して詰め込まれ、隙間を少な
くする。その結果、インサート23と、雄型プリフォー
ム14及び雌型プリフォーム15により形成された空間
を埋めるために必要な樹脂量が少なくてすみ、ヒケも発
生しにくい。
【0006】
【発明の実施の形態】インサート23と、雄型プリフォ
ーム14及び雌型プリフォーム15により形成された空
間に挿入されるプリフォーム繊維板16は、インサート
23の高さのより大きい幅(平均的には1〜1.3倍)
が必要である。インサート23と、雄型プリフォーム1
4及び雌型プリフォーム15により形成された空間に繊
維を可能な限り多く詰め込むのが望ましい。したがっ
て、幅の大きなプリフォーム繊維板を用いるのが望まし
いが、幅が大きすぎるとプリフォーム繊維板16がイン
サート23の上面に倒れ込み、FRP成形品の外観が悪
くなる。幅の上限はインサート23の高さ、プリフォー
ム繊維板16の腰の強さによっても異なるので、予備的
に実験などにより最適な寸法を調べる必要がある。ま
た、厚さ及びインサート23の長さ方向の寸法も、プリ
フォーム繊維板16をできるだけ密にセットできるよう
に選定する。特にプリフォーム繊維板16の厚みは、側
面空隙ができないように必要により薄いものも組み合わ
せて用いる。
ーム14及び雌型プリフォーム15により形成された空
間に挿入されるプリフォーム繊維板16は、インサート
23の高さのより大きい幅(平均的には1〜1.3倍)
が必要である。インサート23と、雄型プリフォーム1
4及び雌型プリフォーム15により形成された空間に繊
維を可能な限り多く詰め込むのが望ましい。したがっ
て、幅の大きなプリフォーム繊維板を用いるのが望まし
いが、幅が大きすぎるとプリフォーム繊維板16がイン
サート23の上面に倒れ込み、FRP成形品の外観が悪
くなる。幅の上限はインサート23の高さ、プリフォー
ム繊維板16の腰の強さによっても異なるので、予備的
に実験などにより最適な寸法を調べる必要がある。ま
た、厚さ及びインサート23の長さ方向の寸法も、プリ
フォーム繊維板16をできるだけ密にセットできるよう
に選定する。特にプリフォーム繊維板16の厚みは、側
面空隙ができないように必要により薄いものも組み合わ
せて用いる。
【0007】本発明に用いられる補強材の種類には特に
制限はなく、例えば、ガラス繊維、カーボン繊維、アラ
ミド繊維などが用いられる。これらの繊維は、プリフォ
ーム成形用スクリーン型1上に、長繊維8をカッター6
によってカットして短繊維9とし、又はカットしないで
長繊維のまま推積させるのと同時に、又は推積させた後
に、水溶液性エマルション接着剤12を吹き付け、又は
散布し、乾燥してプリフォームとする(図2参照)。イ
ンサート23と、雄型プリフォーム14及び雌型プリフ
ォーム15により形成された空間内に挿入セットされる
プリフォーム繊維板16も同様にして製造される。プリ
フォーム繊維板16としては、例えば、チョプドストラ
ンドマット、コンテニアスマット等のマット状、ガラス
クロス、ロービングクロス等のクロス状などのいずれの
状態でも使用可能である。ただし、インサート23と、
雄型プリフォーム14及び雌型プリフォーム15により
形成された空間内にセットするときに自立性が必要であ
る。自立性のないガラスクロス、ロービングクロス等の
クロス状の材料は、水溶液性エマルション接着剤12を
吹き付け、又は散布し、乾燥して自立性を付与して用い
る。
制限はなく、例えば、ガラス繊維、カーボン繊維、アラ
ミド繊維などが用いられる。これらの繊維は、プリフォ
ーム成形用スクリーン型1上に、長繊維8をカッター6
によってカットして短繊維9とし、又はカットしないで
長繊維のまま推積させるのと同時に、又は推積させた後
に、水溶液性エマルション接着剤12を吹き付け、又は
散布し、乾燥してプリフォームとする(図2参照)。イ
ンサート23と、雄型プリフォーム14及び雌型プリフ
ォーム15により形成された空間内に挿入セットされる
プリフォーム繊維板16も同様にして製造される。プリ
フォーム繊維板16としては、例えば、チョプドストラ
ンドマット、コンテニアスマット等のマット状、ガラス
クロス、ロービングクロス等のクロス状などのいずれの
状態でも使用可能である。ただし、インサート23と、
雄型プリフォーム14及び雌型プリフォーム15により
形成された空間内にセットするときに自立性が必要であ
る。自立性のないガラスクロス、ロービングクロス等の
クロス状の材料は、水溶液性エマルション接着剤12を
吹き付け、又は散布し、乾燥して自立性を付与して用い
る。
【0008】プリフォーム成形用スクリーン型1は小孔
を有しており、該スクリーン型1の一方から吸引排気す
る減圧装置3により堆積した補強材をスクリーン型1上
に吸引保持する。スクリーン型1は、成形される所定の
形状を有し、小孔の開孔率は、通常約50%程度であ
る。スクリーン型の材質としては、パンチングメタル、
FRP等が好適に使用される。
を有しており、該スクリーン型1の一方から吸引排気す
る減圧装置3により堆積した補強材をスクリーン型1上
に吸引保持する。スクリーン型1は、成形される所定の
形状を有し、小孔の開孔率は、通常約50%程度であ
る。スクリーン型の材質としては、パンチングメタル、
FRP等が好適に使用される。
【0009】このような構成において、まず減圧装置3
を稼働してスクリーン型1を吸引する。スクリーン型1
の減圧は、補強材8又は9及びスプレイガン7から供給
される水溶液性エマルション接着剤12をスクリーン型
の内側の面に保持する。吸引時の排気量は、型の表面積
に比例するので適宜適切な減圧状態を保持するように圧
力ゲージ5で監視し調整用ダンパ4で調節する。水で希
釈した熱硬化性樹脂エマルション10および硬化剤A1
1を混合した水溶液性エマルション接着剤12をスクリ
ーン型1上に噴射するスプレイガン7から主に構成され
る。
を稼働してスクリーン型1を吸引する。スクリーン型1
の減圧は、補強材8又は9及びスプレイガン7から供給
される水溶液性エマルション接着剤12をスクリーン型
の内側の面に保持する。吸引時の排気量は、型の表面積
に比例するので適宜適切な減圧状態を保持するように圧
力ゲージ5で監視し調整用ダンパ4で調節する。水で希
釈した熱硬化性樹脂エマルション10および硬化剤A1
1を混合した水溶液性エマルション接着剤12をスクリ
ーン型1上に噴射するスプレイガン7から主に構成され
る。
【0010】次いで、減圧状態にあるスクリーン型1の
上面に補強材8をカッター6を経由して供給する。補強
材8としてガラスロービング等を使用した場合にはカッ
ター6により適度な長さにカットし、ガラスチョップと
して供給する。該ガラスチョップは、スクリーン型1の
内面が減圧吸引状態になっているため、スクリーン型1
の上面に保持される。ガラスロービング等は適当の長さ
にカットされても、またカットせずに連続したまま供給
してもよい。
上面に補強材8をカッター6を経由して供給する。補強
材8としてガラスロービング等を使用した場合にはカッ
ター6により適度な長さにカットし、ガラスチョップと
して供給する。該ガラスチョップは、スクリーン型1の
内面が減圧吸引状態になっているため、スクリーン型1
の上面に保持される。ガラスロービング等は適当の長さ
にカットされても、またカットせずに連続したまま供給
してもよい。
【0011】水溶液性エマルション接着剤12として
は、例えば酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂等の熱可塑性
樹脂エマルション、又は不飽和ポリエステル樹脂、ビニ
ルエステル樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂エマル
ションが用いられる。熱硬化性エマルションを用いると
きには、通常、硬化剤が併用される。熱硬化性樹脂エマ
ルションを用いるときには、硬化剤はタンク11から供
給され、スプレイガン7で熱硬化性樹脂エマルションと
混合され、スクリーン型1の上に供給される。
は、例えば酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂等の熱可塑性
樹脂エマルション、又は不飽和ポリエステル樹脂、ビニ
ルエステル樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂エマル
ションが用いられる。熱硬化性エマルションを用いると
きには、通常、硬化剤が併用される。熱硬化性樹脂エマ
ルションを用いるときには、硬化剤はタンク11から供
給され、スプレイガン7で熱硬化性樹脂エマルションと
混合され、スクリーン型1の上に供給される。
【0012】補強材繊維9と水溶液性エマルション接着
剤12は同時に供給してもよく、またガラスチョップ9
の上に水溶液性エマルション接着剤12を供給してもよ
い。水溶液性エマルション接着剤12およびガラスチョ
ップ9をスプレイ供給するにはスプレイアップ法で使用
されるスプレイアップ機をそのまま利用することができ
る。水溶液性エマルション接着剤を吹き付け又は散布し
た後に、通常、160〜200℃の温度で乾燥される。
剤12は同時に供給してもよく、またガラスチョップ9
の上に水溶液性エマルション接着剤12を供給してもよ
い。水溶液性エマルション接着剤12およびガラスチョ
ップ9をスプレイ供給するにはスプレイアップ法で使用
されるスプレイアップ機をそのまま利用することができ
る。水溶液性エマルション接着剤を吹き付け又は散布し
た後に、通常、160〜200℃の温度で乾燥される。
【0013】レジンインジェクション法では、このよう
にして得られた雄型プリフォーム14、雌型プリフォー
ム15、プリフォーム繊維板16及びインサート23を
RI型21内にセットし、成形用樹脂の組成物17と硬
化剤18を混合して注入ガン20によって注入する(図
1参照)。雄型プリフォーム14と雌型プリフォーム1
5の周縁は、ピンチオフ22でピンチされる。
にして得られた雄型プリフォーム14、雌型プリフォー
ム15、プリフォーム繊維板16及びインサート23を
RI型21内にセットし、成形用樹脂の組成物17と硬
化剤18を混合して注入ガン20によって注入する(図
1参照)。雄型プリフォーム14と雌型プリフォーム1
5の周縁は、ピンチオフ22でピンチされる。
【0014】型内部に成形用樹脂組成物を供給する方法
としては、レジンインジェクション成形法に制限され
ず、マッチドメタルダイ法、バキュームアシストレジン
インジェクション法等の他の成形法で行うこともでき
る。注入した後、成形用樹脂組成物を常温硬化させるこ
とによりFRP成形品が得られる。硬化時間を短縮する
ためにR1型21を加温してもよい。
としては、レジンインジェクション成形法に制限され
ず、マッチドメタルダイ法、バキュームアシストレジン
インジェクション法等の他の成形法で行うこともでき
る。注入した後、成形用樹脂組成物を常温硬化させるこ
とによりFRP成形品が得られる。硬化時間を短縮する
ためにR1型21を加温してもよい。
【0015】成形用樹脂組成物には特に制限はなく、不
飽和ポリエステル樹脂組成物等が用いられ、その他の成
形条件にも特に制限はない。
飽和ポリエステル樹脂組成物等が用いられ、その他の成
形条件にも特に制限はない。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳しく説明す
る。
る。
【0017】雄型プリフォーム14、雌型プリフォーム
15及びプリフォーム繊維板16の作成。 〔設備の仕様〕 雄型プリフォーム用スクリーン型:幅800mm、長さ
800mm、深さ30mmの寸法の凹部を有し、材質F
RP製、開孔率50%、表面積2.0m2 の雌型を用い
た。 雌型プリフォーム用スクリーン型:幅600mm、長さ
600m、高さ27mmの寸法の凸部を有し、材質FR
P製、開孔率50%、表面積2.0m2 の雌型を用い
た。 プリフォーム繊維板用スクリーン型:幅1000mm、
長さ1000mmの寸法を有し、材質FRP製、開孔率
50%、表面積1.0m2 の平板型を用いた。 減圧装置(排気ファン):排気能力200m3/min 水溶液性エマルション接着剤及びガラス繊維の供給装
置:東技研株式会社製スプレイアップ機 乾燥設備:180〜200℃熱風循環方式乾燥機
15及びプリフォーム繊維板16の作成。 〔設備の仕様〕 雄型プリフォーム用スクリーン型:幅800mm、長さ
800mm、深さ30mmの寸法の凹部を有し、材質F
RP製、開孔率50%、表面積2.0m2 の雌型を用い
た。 雌型プリフォーム用スクリーン型:幅600mm、長さ
600m、高さ27mmの寸法の凸部を有し、材質FR
P製、開孔率50%、表面積2.0m2 の雌型を用い
た。 プリフォーム繊維板用スクリーン型:幅1000mm、
長さ1000mmの寸法を有し、材質FRP製、開孔率
50%、表面積1.0m2 の平板型を用いた。 減圧装置(排気ファン):排気能力200m3/min 水溶液性エマルション接着剤及びガラス繊維の供給装
置:東技研株式会社製スプレイアップ機 乾燥設備:180〜200℃熱風循環方式乾燥機
【0018】〔使用材料〕 補強材:日東紡績株式会社製ガラスロービング(RS−
240F−114AJ)水溶液性エマルション接着剤:
不飽和ポリエステル樹脂エマルション(大同化成工業株
式会社製ビニゾールEP10Yを使用) 硬化剤:過酸化ベンゾイル(大同化成工業株式会社製ビ
ニゾール9000を使用)
240F−114AJ)水溶液性エマルション接着剤:
不飽和ポリエステル樹脂エマルション(大同化成工業株
式会社製ビニゾールEP10Yを使用) 硬化剤:過酸化ベンゾイル(大同化成工業株式会社製ビ
ニゾール9000を使用)
【0019】まず、スクリーン型1の表面にフッ素系離
型剤(フレコートFRP:ハイゾルエアロスペースアン
ドインダストリアルディビジョン(HYSOL AER
ROSPACE & INDUSTRIAL PROD
UCTS DIVISION)の商品名)を塗布し離型
処理をした。次に減圧装置3を運転し、減圧調整用ダン
パ4を調整して気圧が2450Paになるようにした。
次ぎにガラスロービング8をカッター6で50mmにカ
ットしたガラスチョップを、吐出能力3kg/minに
調整したスプレイアップ機により、また、水溶液性エマ
ルション接着剤を同じく吹出量3kg/minになるよ
うに調整したスプレイガン(スプレイアップ機)7によ
り、スクリーン型1に同時に吹き付けた。なお、水溶液
性エマルション接着剤12中の硬化剤Aの混合割合は
0.5重量%となるようにした。ガラスチョップの吹付
量が4kgになるまでガラスチョップ9と水溶液性エマ
ルション接着剤12を吹き付けた後、200℃の熱風で
3分間硬化及び乾燥した。
型剤(フレコートFRP:ハイゾルエアロスペースアン
ドインダストリアルディビジョン(HYSOL AER
ROSPACE & INDUSTRIAL PROD
UCTS DIVISION)の商品名)を塗布し離型
処理をした。次に減圧装置3を運転し、減圧調整用ダン
パ4を調整して気圧が2450Paになるようにした。
次ぎにガラスロービング8をカッター6で50mmにカ
ットしたガラスチョップを、吐出能力3kg/minに
調整したスプレイアップ機により、また、水溶液性エマ
ルション接着剤を同じく吹出量3kg/minになるよ
うに調整したスプレイガン(スプレイアップ機)7によ
り、スクリーン型1に同時に吹き付けた。なお、水溶液
性エマルション接着剤12中の硬化剤Aの混合割合は
0.5重量%となるようにした。ガラスチョップの吹付
量が4kgになるまでガラスチョップ9と水溶液性エマ
ルション接着剤12を吹き付けた後、200℃の熱風で
3分間硬化及び乾燥した。
【0020】FRP成形品の作製 〔設備の仕様〕 型:RI用FRP型 注入機:ビーナスHIS(ビーナス社製) 〔使用材料〕 1)樹脂:不飽和ポリエステル樹脂(日立化成工業株式
会社製、商品名ポリセット7010APを使用) 2)樹脂(低収縮剤):(日立化成工業株式会社製、商
品名ポリセット646を用いた) 3)充填剤:炭酸カルシウム(竹原化学工業株式会社製
の商品名サンライト300を使用) 4)硬化剤:メチルエチルケトンパーオキサイド(日本
油脂株式会社製の商品名パーメックNを使用)
会社製、商品名ポリセット7010APを使用) 2)樹脂(低収縮剤):(日立化成工業株式会社製、商
品名ポリセット646を用いた) 3)充填剤:炭酸カルシウム(竹原化学工業株式会社製
の商品名サンライト300を使用) 4)硬化剤:メチルエチルケトンパーオキサイド(日本
油脂株式会社製の商品名パーメックNを使用)
【0021】実施例 雄型プリフォーム14、雌型プリフォーム15及びイン
サート23の空間に、インサート23の高さの1.2倍
の幅を有するプリフォーム繊維板16を幅方向が高さ方
向になるようにしてセットし、ポリセット7020AP
を100重量部、サンライト300を60重量部混合し
た樹脂組成物を注入ガン20の先端でパーメックN18
と混合し、型内部に注入した。この状態でFRP成形用
樹脂組成物を常温硬化させてFRP成形品を得た。
サート23の空間に、インサート23の高さの1.2倍
の幅を有するプリフォーム繊維板16を幅方向が高さ方
向になるようにしてセットし、ポリセット7020AP
を100重量部、サンライト300を60重量部混合し
た樹脂組成物を注入ガン20の先端でパーメックN18
と混合し、型内部に注入した。この状態でFRP成形用
樹脂組成物を常温硬化させてFRP成形品を得た。
【0022】比較例1 プリフォーム繊維板16を幅方向が横になるようにセッ
トしたほか、実施例と同様にしてFRP成形品を得た。
トしたほか、実施例と同様にしてFRP成形品を得た。
【0023】比較例2 プリフォーム繊維板16の幅をインサート23の高さの
1.4倍としたほか、実施例と同様にしてFRP成形品
を得た。この成形品はガラス繊板が折れてインサート上
に重なり、その部分で凸状になっていた。
1.4倍としたほか、実施例と同様にしてFRP成形品
を得た。この成形品はガラス繊板が折れてインサート上
に重なり、その部分で凸状になっていた。
【0024】比較例3 成形用樹脂の組成を、ポリセット7010AP70重量
部、ポリセット64630重量部、サンライト300を
60重量部に変更したほか比較例1と同様にして(プリ
フォーム繊維板16を幅方向が横になるようにセット)
FRP成形品を得た。
部、ポリセット64630重量部、サンライト300を
60重量部に変更したほか比較例1と同様にして(プリ
フォーム繊維板16を幅方向が横になるようにセット)
FRP成形品を得た。
【0025】実施例並びに比較例1、2及び3で得られ
た成形品について外観及び曲げ強さを調べた。その結果
を表1に示す。なお、FRP成形品の厚みは、いずれも
30mmであった。また、実施例、比較例1及び比較例
2で用いた樹脂の体積収縮率は7.5%、比較例3で用
いた樹脂の体積収縮率は2.5%であった。
た成形品について外観及び曲げ強さを調べた。その結果
を表1に示す。なお、FRP成形品の厚みは、いずれも
30mmであった。また、実施例、比較例1及び比較例
2で用いた樹脂の体積収縮率は7.5%、比較例3で用
いた樹脂の体積収縮率は2.5%であった。
【0026】
【表1】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 項目 実施例 比較例1 比較例2 比較例3 ─────────────────────────────── 成形外観(mm) 0.03 0.2 0.03 0.01 曲げ強さ(MPa) 200 190 192 135 曲げ弾性率(GPa) 11.2 10.5 10.8 5.8 注)成形外観は、ヒケ寸法を表面粗さ計で測定した数値である。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【0027】表1から、実施例の成形品は、ヒケがほと
んどなく、曲げ強さも優れていることがわかる。これに
対して、比較例1の成形品はヒケが大きく、比較例2の
成形品は外観上問題があり、比較例3の成形品は曲げ強
さに問題があることがわかる。
んどなく、曲げ強さも優れていることがわかる。これに
対して、比較例1の成形品はヒケが大きく、比較例2の
成形品は外観上問題があり、比較例3の成形品は曲げ強
さに問題があることがわかる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、雄型プリフォーム、雌
型プリフォーム及びインサートによって形成される空間
に、インサートの高さの1.0〜1.3倍の幅のプリフ
ォーム繊維板を、幅方向がインサートの高さ方向になる
ようにしてセットすることにより、硬化収縮が抑制され
ヒケのほとんどない外観の美麗な強度の優れたFRP成
形品を製造することができる。
型プリフォーム及びインサートによって形成される空間
に、インサートの高さの1.0〜1.3倍の幅のプリフ
ォーム繊維板を、幅方向がインサートの高さ方向になる
ようにしてセットすることにより、硬化収縮が抑制され
ヒケのほとんどない外観の美麗な強度の優れたFRP成
形品を製造することができる。
【図1】本発明一実施例に関し、プリフォームのセット
状態を説明するための断面図である。
状態を説明するための断面図である。
【図2】プリフォーム製造装置の一例を示す概略説明図
である。
である。
14 雄型プリフォーム 15 雌型プリフォーム 16 プリフォーム繊維板 23 インサート
Claims (1)
- 【請求項1】 インサートと、雄型プリフォーム及び雌
型プリフォームにより形成された空間に、インサートの
高さより大きい幅のプリフォーム繊維板を、幅方向がイ
ンサートの高さ方向となるように立てて挿入し、成形用
樹脂を注入し硬化させることを特徴とするインサートを
有する繊維強化プラスチックの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8013525A JPH09201880A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | インサートを有する繊維強化プラスチックの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8013525A JPH09201880A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | インサートを有する繊維強化プラスチックの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09201880A true JPH09201880A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11835580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8013525A Pending JPH09201880A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | インサートを有する繊維強化プラスチックの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09201880A (ja) |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP8013525A patent/JPH09201880A/ja active Pending
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