JPH0920272A - 移動装置 - Google Patents
移動装置Info
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- JPH0920272A JPH0920272A JP7195848A JP19584895A JPH0920272A JP H0920272 A JPH0920272 A JP H0920272A JP 7195848 A JP7195848 A JP 7195848A JP 19584895 A JP19584895 A JP 19584895A JP H0920272 A JPH0920272 A JP H0920272A
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- moving
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 無人搬送車による階段の自動昇降を可能に
し、かつ人が操縦する方式の搬送車に適用した場合に
も、階段昇降時の安全性を確保できる移動装置を提供す
る。 【構成】 クローラ走行機構3を有し、平地での走行及
び階段の昇降が可能な移動装置において、移動装置1の
重心位置を前後両方向へ移動可能な上部スライド機構6
と、前方にある階段の傾斜方向を検出する階段検出器7
と、階段検出器7の検出結果に基づき、階段が上り階段
か下り階段かを判別して上部スライド機構6による重心
移動方向を制御する制御手段13とを有する。階段検出
器7の検出結果に基づき、制御手段が階段を判別して重
心移動方向を制御するので、装置の重心移動が、階段の
昇降開始前にその傾斜方向に応じてなされる。
し、かつ人が操縦する方式の搬送車に適用した場合に
も、階段昇降時の安全性を確保できる移動装置を提供す
る。 【構成】 クローラ走行機構3を有し、平地での走行及
び階段の昇降が可能な移動装置において、移動装置1の
重心位置を前後両方向へ移動可能な上部スライド機構6
と、前方にある階段の傾斜方向を検出する階段検出器7
と、階段検出器7の検出結果に基づき、階段が上り階段
か下り階段かを判別して上部スライド機構6による重心
移動方向を制御する制御手段13とを有する。階段検出
器7の検出結果に基づき、制御手段が階段を判別して重
心移動方向を制御するので、装置の重心移動が、階段の
昇降開始前にその傾斜方向に応じてなされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は平地での走行及び階段
の昇降が可能な移動装置に関する。
の昇降が可能な移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような移動装置として、平地
での走行時には車輪に、階段の昇降時或いは不整地での
走行時にはクローラに切り替えるようにしたものが一般
に知られている。このような従来の移動装置では、クロ
ーラにより階段を昇降する際に装置全体が階段のなす角
度に傾斜するため、装置の重心位置が階段と接する支点
部分より下部側にくると、装置が不安定な状態になり、
回転又は転倒することもあり得るため危険であるという
ことが知られている。つまり、装置が水平にあるときに
は装置の重心位置がほぼ中央にあっても、装置が階段で
傾斜した状態になると、重心の鉛直方向に働く力が装置
の階段下部側に振れるために装置が不安定な状態とな
る。
での走行時には車輪に、階段の昇降時或いは不整地での
走行時にはクローラに切り替えるようにしたものが一般
に知られている。このような従来の移動装置では、クロ
ーラにより階段を昇降する際に装置全体が階段のなす角
度に傾斜するため、装置の重心位置が階段と接する支点
部分より下部側にくると、装置が不安定な状態になり、
回転又は転倒することもあり得るため危険であるという
ことが知られている。つまり、装置が水平にあるときに
は装置の重心位置がほぼ中央にあっても、装置が階段で
傾斜した状態になると、重心の鉛直方向に働く力が装置
の階段下部側に振れるために装置が不安定な状態とな
る。
【0003】そこで、このような危険を回避するように
した従来の移動装置として、例えば(1)クローラによ
り階段を昇降する際に、装置の上部を階段上部方向に移
動させ、これによって装置の重心位置を階段上部方向に
移動させるようにしたもの(実公昭57ー48662号
公報)、及び(2)車体上部に車体前後方向に円弧状の
ガイド部を支持し、該ガイド部上部に、ガイド部に沿っ
て車体の前後方向に移動が可能な物資搭載部を設け、車
体の姿勢を検出する姿勢センサから得られる情報にもと
づいて、物資搭載部を車体の前後方向に摺動させるモー
タ等の駆動手段を備え、姿勢センサの信号に基づき物資
搭載部を水平になるまで移動させることにより、全体の
重心を安定方向に移動させるようにしたもの(特開平4
ー306181号公報)が知られている。
した従来の移動装置として、例えば(1)クローラによ
り階段を昇降する際に、装置の上部を階段上部方向に移
動させ、これによって装置の重心位置を階段上部方向に
移動させるようにしたもの(実公昭57ー48662号
公報)、及び(2)車体上部に車体前後方向に円弧状の
ガイド部を支持し、該ガイド部上部に、ガイド部に沿っ
て車体の前後方向に移動が可能な物資搭載部を設け、車
体の姿勢を検出する姿勢センサから得られる情報にもと
づいて、物資搭載部を車体の前後方向に摺動させるモー
タ等の駆動手段を備え、姿勢センサの信号に基づき物資
搭載部を水平になるまで移動させることにより、全体の
重心を安定方向に移動させるようにしたもの(特開平4
ー306181号公報)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の移動装置(1)では、階段の傾斜方向を検出できな
いため、次の問題がある。(イ)装置の重心位置を前後
両方へ移動できる構造にしたとしても、この移動装置を
無人で自走するいわゆる無人搬送車に適用できない。
(ロ)装置の重心位置を前後両方へ移動できる構造に
し、この移動装置を人が操縦する方式のものに適用した
場合、人が誤った方向へ重心を移動させるおそれがあ
り、大変危険である。(ハ)重心の移動方向を一方向
(装置の前方)に固定した構造にした場合、装置が階段
を上るときには重心位置を装置の前方へ移動させて前進
で上り、一方装置が階段を下りるときには重心位置を装
置の前方にしか移動できないため、後進で下りることに
なる。そのため、階段を下りる際には、階段の手前で1
80度の方向転換をしなければならず、装置の操縦が煩
雑である。
者の移動装置(1)では、階段の傾斜方向を検出できな
いため、次の問題がある。(イ)装置の重心位置を前後
両方へ移動できる構造にしたとしても、この移動装置を
無人で自走するいわゆる無人搬送車に適用できない。
(ロ)装置の重心位置を前後両方へ移動できる構造に
し、この移動装置を人が操縦する方式のものに適用した
場合、人が誤った方向へ重心を移動させるおそれがあ
り、大変危険である。(ハ)重心の移動方向を一方向
(装置の前方)に固定した構造にした場合、装置が階段
を上るときには重心位置を装置の前方へ移動させて前進
で上り、一方装置が階段を下りるときには重心位置を装
置の前方にしか移動できないため、後進で下りることに
なる。そのため、階段を下りる際には、階段の手前で1
80度の方向転換をしなければならず、装置の操縦が煩
雑である。
【0005】一方、上記後者の従来技術(2)では、車
体の姿勢を検出する姿勢センサから得られる情報にもと
づいて、物資搭載部を水平になるまで車体の前後方向に
移動させることにより、全体の重心を安定方向に移動さ
せる構成であるため、車体が階段の昇降を開始しないと
重心位置を移動させることができない。そのため、階段
の昇降を開始した車体の転倒や落下等の危険を防止する
ためには、車体が階段の昇降を開始してからすぐに重心
位置を移動させる必要がある。ところが、重量が大きく
かつ静止している物資搭載部を姿勢センサからの信号に
より速い応答速度で素早く移動させるのは難しく、前記
危険が発生するおそれがある。従って、この移動装置を
無人搬送車に適用して実用化するのは難しいという問題
がある。
体の姿勢を検出する姿勢センサから得られる情報にもと
づいて、物資搭載部を水平になるまで車体の前後方向に
移動させることにより、全体の重心を安定方向に移動さ
せる構成であるため、車体が階段の昇降を開始しないと
重心位置を移動させることができない。そのため、階段
の昇降を開始した車体の転倒や落下等の危険を防止する
ためには、車体が階段の昇降を開始してからすぐに重心
位置を移動させる必要がある。ところが、重量が大きく
かつ静止している物資搭載部を姿勢センサからの信号に
より速い応答速度で素早く移動させるのは難しく、前記
危険が発生するおそれがある。従って、この移動装置を
無人搬送車に適用して実用化するのは難しいという問題
がある。
【0006】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は無人搬送車による階段の自動昇降
を可能にし、かつ人が操縦する方式の搬送車に適用した
場合にも、階段昇降時の安全性を確保できる移動装置を
提供することである。
たもので、その課題は無人搬送車による階段の自動昇降
を可能にし、かつ人が操縦する方式の搬送車に適用した
場合にも、階段昇降時の安全性を確保できる移動装置を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明の移動装置は、クローラ走行手段
を有し、平地での走行及び階段の昇降が可能な移動装置
において、移動装置本体に取り付けられ、移動装置の重
心位置を前後両方向へ移動可能な重心移動手段と、進行
方向前方にある階段の傾斜方向を検出する階段検出手段
と、前記階段検出手段の検出結果に基づき、前記階段が
上り階段か下り階段かを判別して前記重心移動手段によ
る重心移動方向を制御する制御手段とを有している。
め請求項1記載の発明の移動装置は、クローラ走行手段
を有し、平地での走行及び階段の昇降が可能な移動装置
において、移動装置本体に取り付けられ、移動装置の重
心位置を前後両方向へ移動可能な重心移動手段と、進行
方向前方にある階段の傾斜方向を検出する階段検出手段
と、前記階段検出手段の検出結果に基づき、前記階段が
上り階段か下り階段かを判別して前記重心移動手段によ
る重心移動方向を制御する制御手段とを有している。
【0008】請求項2記載の発明の移動装置は、前記階
段検出手段は、前記本体の進行方向前部から走行路面ま
での距離を検出する距離検出手段を有し、かつ前記制御
手段は、前記距離検出手段により検出された前記距離と
所定値との比較結果に基づき、前記階段が上り階段か下
り階段かを判別する。
段検出手段は、前記本体の進行方向前部から走行路面ま
での距離を検出する距離検出手段を有し、かつ前記制御
手段は、前記距離検出手段により検出された前記距離と
所定値との比較結果に基づき、前記階段が上り階段か下
り階段かを判別する。
【0009】
【作用】請求項1記載の移動装置では、重心移動手段に
より装置の重心位置を前後両方向へ移動可能で、進行方
向前方にある階段の傾斜方向が階段検出手段により検出
され、この検出結果に基づき、制御手段が、進行方向前
方にある階段が上り階段か下り階段かを判別して重心移
動手段による重心移動方向を制御するので、装置の重心
移動が、階段の昇降開始前にその傾斜方向に応じてなさ
れる。
より装置の重心位置を前後両方向へ移動可能で、進行方
向前方にある階段の傾斜方向が階段検出手段により検出
され、この検出結果に基づき、制御手段が、進行方向前
方にある階段が上り階段か下り階段かを判別して重心移
動手段による重心移動方向を制御するので、装置の重心
移動が、階段の昇降開始前にその傾斜方向に応じてなさ
れる。
【0010】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0011】図1はこの発明の一実施例に係る移動装置
の概略構成を示しており、図2は移動装置の外観を示し
ている。この一実施例に係る移動装置は、無人で自走す
るいわゆる無人搬送車であり、平地での走行時には車輪
走行機構に、階段の昇降時或いは不整地での走行時には
クローラ走行機構に切り替えることにより、平地での走
行及び階段の昇降が可能な装置である。
の概略構成を示しており、図2は移動装置の外観を示し
ている。この一実施例に係る移動装置は、無人で自走す
るいわゆる無人搬送車であり、平地での走行時には車輪
走行機構に、階段の昇降時或いは不整地での走行時には
クローラ走行機構に切り替えることにより、平地での走
行及び階段の昇降が可能な装置である。
【0012】この移動装置1は、図2に示すように、移
動装置本体2に取り付けられたクローラ走行機構3と、
車輪走行機構4と、クローラ走行機構3を保持するフレ
ーム5と、上部スライド機構6とを有し、移動装置本体
2の上部2aを上部スライド機構6によりフレーム5に
対し前後に移動可能である。移動装置本体(以下、単に
本体という)2の前部及び後部には、走行方向前方にあ
る階段の傾斜方向を検出する階段検出器7が取り付けら
れている。
動装置本体2に取り付けられたクローラ走行機構3と、
車輪走行機構4と、クローラ走行機構3を保持するフレ
ーム5と、上部スライド機構6とを有し、移動装置本体
2の上部2aを上部スライド機構6によりフレーム5に
対し前後に移動可能である。移動装置本体(以下、単に
本体という)2の前部及び後部には、走行方向前方にあ
る階段の傾斜方向を検出する階段検出器7が取り付けら
れている。
【0013】また、移動装置1は、図1に示すように、
クローラ走行機構3及び車輪走行機構4を有する走行手
段10と、上部スライド機構6を有する重心移動手段1
1と、階段検出器7を有する検出手段12と、制御手段
13とを備えている。
クローラ走行機構3及び車輪走行機構4を有する走行手
段10と、上部スライド機構6を有する重心移動手段1
1と、階段検出器7を有する検出手段12と、制御手段
13とを備えている。
【0014】制御手段13は、クローラ走行機構及び車
輪走行機構4の駆動を制御すると共に、階段検出器7の
検出結果に基づき、階段が上り階段か下り階段かを判別
して上部スライド機構6の駆動を制御してこの機構6に
よる重心移動方向を制御するように構成されている。
輪走行機構4の駆動を制御すると共に、階段検出器7の
検出結果に基づき、階段が上り階段か下り階段かを判別
して上部スライド機構6の駆動を制御してこの機構6に
よる重心移動方向を制御するように構成されている。
【0015】次に、前記階段検出器7を図3及び図4に
基づいて説明する。図3は階段検出器7の外観を示し、
図4はその内部構造と原理を説明するための図である。
基づいて説明する。図3は階段検出器7の外観を示し、
図4はその内部構造と原理を説明するための図である。
【0016】図3及び図4に示すように、階段検出器7
は、三角測量の原理を使って距離を測定するもので、光
源71、発光側のレンズ72、受光側のレンズ73、及
び受光素子74を有する。光源71からの光は、発光側
のレンズ72を通って進行方向前方の斜め下方へ向けて
照射され、この照射光70(図5参照)は走行路面50
上の点P(図4及び図5参照)で反射され、この反射光
75は受光側レンズ73を通って受光素子74に受光さ
れるようになっている。光源71として、発光ダイオー
ドやレーザダイオード等が使用される。受光素子74
は、一般にPSDと呼ばれる一次元の位置検出センサで
あり、反射光75をどの位置で受光したかを精密に測定
できる。
は、三角測量の原理を使って距離を測定するもので、光
源71、発光側のレンズ72、受光側のレンズ73、及
び受光素子74を有する。光源71からの光は、発光側
のレンズ72を通って進行方向前方の斜め下方へ向けて
照射され、この照射光70(図5参照)は走行路面50
上の点P(図4及び図5参照)で反射され、この反射光
75は受光側レンズ73を通って受光素子74に受光さ
れるようになっている。光源71として、発光ダイオー
ドやレーザダイオード等が使用される。受光素子74
は、一般にPSDと呼ばれる一次元の位置検出センサで
あり、反射光75をどの位置で受光したかを精密に測定
できる。
【0017】図4において、光源71から発した光はレ
ンズ72を通して被測定面50の点Pに達し、その反射
光75がレンズ73を通して受光部(PSD)74に入
射する。検出器7と被測定面50との距離Lは、光源及
び受光部側の2つのレンズ中心間距離をD、受光部レン
ズ73の焦点距離f、PSD上で反射光が入射した位置
をXとすると次式で表される。
ンズ72を通して被測定面50の点Pに達し、その反射
光75がレンズ73を通して受光部(PSD)74に入
射する。検出器7と被測定面50との距離Lは、光源及
び受光部側の2つのレンズ中心間距離をD、受光部レン
ズ73の焦点距離f、PSD上で反射光が入射した位置
をXとすると次式で表される。
【0018】L=(D/X)・f なお、PSD上での反射光の入射位置はその光電流の値
から、計算で求められることは周知である。
から、計算で求められることは周知である。
【0019】このようにして階段検出器7により本体2
の予め設定された位置から走行路面50までの距離Lを
測定できる。
の予め設定された位置から走行路面50までの距離Lを
測定できる。
【0020】移動装置1が上り階段又は下り階段から離
れた位置で走行路面50を走行しているときには、階段
検出器7により検出される距離Lは一定(一定値N)で
ある。階段検出器7が、走行路面50と階段との境界部
(例えば図5に示す上り階段51の場合には1段目の垂
直面51aの下端部51b)までの距離を検出する位置
まで移動装置1が階段に近づき、さらにこの位置から移
動装置1が階段へ向かって進むと、前記照射光70の光
路長が変化するので、階段検出器7の検出値が変化す
る。
れた位置で走行路面50を走行しているときには、階段
検出器7により検出される距離Lは一定(一定値N)で
ある。階段検出器7が、走行路面50と階段との境界部
(例えば図5に示す上り階段51の場合には1段目の垂
直面51aの下端部51b)までの距離を検出する位置
まで移動装置1が階段に近づき、さらにこの位置から移
動装置1が階段へ向かって進むと、前記照射光70の光
路長が変化するので、階段検出器7の検出値が変化す
る。
【0021】すなわち、移動装置1が上り階段に近づい
た場合には、図5に示すように照射光70の光路長が短
くなって階段検出器7の検出値が小さく(距離Lが短
く)なるので、進行方向前方に上り階段があることを認
識できる。また、移動装置1が下り階段に近づいた場合
には、照射光70の光路長が長くなって階段検出器7の
検出値が大きく(距離Lが長く)なるので、進行方向前
方に下り階段があることを認識できる。
た場合には、図5に示すように照射光70の光路長が短
くなって階段検出器7の検出値が小さく(距離Lが短
く)なるので、進行方向前方に上り階段があることを認
識できる。また、移動装置1が下り階段に近づいた場合
には、照射光70の光路長が長くなって階段検出器7の
検出値が大きく(距離Lが長く)なるので、進行方向前
方に下り階段があることを認識できる。
【0022】次に、上記一実施例の動作を図7及び図8
に基づいて説明する。図7は車輪走行機構4による走行
中に(車輪走行中の場合)に制御手段13が実行する処
理を、図8はクローラ機構3による走行中に(クローラ
走行中の場合)に制御手段13が実行する処理をそれぞ
れ示している。
に基づいて説明する。図7は車輪走行機構4による走行
中に(車輪走行中の場合)に制御手段13が実行する処
理を、図8はクローラ機構3による走行中に(クローラ
走行中の場合)に制御手段13が実行する処理をそれぞ
れ示している。
【0023】図7の処理を開始すると、まずステップ1
01で、階段検出器7により平坦な走行路面50までの
距離Lを測定(検出)する。図5の実線で示すように、
移動装置1が階段(この図では上り階段51)から離れ
た位置で走行路面50を走行しているときには、距離L
は一定(一定値N)である。
01で、階段検出器7により平坦な走行路面50までの
距離Lを測定(検出)する。図5の実線で示すように、
移動装置1が階段(この図では上り階段51)から離れ
た位置で走行路面50を走行しているときには、距離L
は一定(一定値N)である。
【0024】次のステップ102では、測定した距離L
を平坦での距離(平坦な走行路面50を走行していると
きの距離である一定値N)と比較する。このとき、移動
装置1は走行路面50を走行していれば、測定した距離
Lが平坦での距離と同じであるので、その比較結果が同
じになってステップ101へ戻る。移動装置1は走行路
面50を走行している間は、ステップ101及び102
を繰り返し実行する。
を平坦での距離(平坦な走行路面50を走行していると
きの距離である一定値N)と比較する。このとき、移動
装置1は走行路面50を走行していれば、測定した距離
Lが平坦での距離と同じであるので、その比較結果が同
じになってステップ101へ戻る。移動装置1は走行路
面50を走行している間は、ステップ101及び102
を繰り返し実行する。
【0025】移動装置1が図5の破線で示すように階段
に近づき、測定した距離Lが平坦での距離とは異なる
と、ステップ102での比較結果が同じでなくなるの
で、ステップ103へ進んで移動装置1を停止する。
に近づき、測定した距離Lが平坦での距離とは異なる
と、ステップ102での比較結果が同じでなくなるの
で、ステップ103へ進んで移動装置1を停止する。
【0026】次のステップ104では、移動装置1を一
旦停止した状態で車輪走行機構4からクローラ走行機構
3に切り替える。
旦停止した状態で車輪走行機構4からクローラ走行機構
3に切り替える。
【0027】次のステップ105では、測定した距離L
を平坦での距離(一定値N)と比較する。このとき、前
方にある階段が上り階段であれば、測定した距離Lが一
定値Nより短くなるので、その比較結果が短いになって
ステップ106へ進む。
を平坦での距離(一定値N)と比較する。このとき、前
方にある階段が上り階段であれば、測定した距離Lが一
定値Nより短くなるので、その比較結果が短いになって
ステップ106へ進む。
【0028】このステップ106では、上部スライド機
構6により上部構造2aを図6に示すように前方に移動
させる。この移動後、図7では図示を省略してあるが、
クローラ走行機構3による走行(前進)を開始して図7
の処理を終了する。これによって、移動装置1が図6に
示すように上り階段51を前進で上り始める。
構6により上部構造2aを図6に示すように前方に移動
させる。この移動後、図7では図示を省略してあるが、
クローラ走行機構3による走行(前進)を開始して図7
の処理を終了する。これによって、移動装置1が図6に
示すように上り階段51を前進で上り始める。
【0029】一方、ステップ105の比較を行なうと
き、移動装置1の前方にある階段が下り階段であれば、
その比較結果が長いになってステップ107へ進む。
き、移動装置1の前方にある階段が下り階段であれば、
その比較結果が長いになってステップ107へ進む。
【0030】このステップ107では、上部スライド機
構6により上部構造2aを後方に移動させる。この移動
後、図7では図示を省略してあるが、クローラ走行機構
3による走行(後進)を開始して図7の処理を終了す
る。これによって、移動装置1が下り階段を前進で下り
始める。
構6により上部構造2aを後方に移動させる。この移動
後、図7では図示を省略してあるが、クローラ走行機構
3による走行(後進)を開始して図7の処理を終了す
る。これによって、移動装置1が下り階段を前進で下り
始める。
【0031】図7の処理を終了すると、図8の処理へ移
行する。
行する。
【0032】図8の処理を開始すると、まずステップ1
11で、階段検出器7により走行路面50までの距離L
を測定(検出)する。
11で、階段検出器7により走行路面50までの距離L
を測定(検出)する。
【0033】次のステップ112では、測定した距離L
を平坦での距離(一定値N)と比較する。このとき、移
動装置1が階段を昇降中であれば、測定した距離Lは一
定値Nと同じでないので、ステップ112の比較結果が
同じでないになってステップ111へ戻る。移動装置1
が階段を昇降している間は、ステップ111及び112
を繰り返し実行する。
を平坦での距離(一定値N)と比較する。このとき、移
動装置1が階段を昇降中であれば、測定した距離Lは一
定値Nと同じでないので、ステップ112の比較結果が
同じでないになってステップ111へ戻る。移動装置1
が階段を昇降している間は、ステップ111及び112
を繰り返し実行する。
【0034】移動装置が階段を昇降中であっても、測定
距離が一時的に平坦な走行路面の時の一定値Nと同じ値
を測定する場合がある。そのため、ステップ112で平
坦での距離と比較して同じになった場合、次のステップ
113へ進み、装置に取り付けられている傾斜センサが
水平を検出しているかを調べる。もし、水平でない角度
を示していれば、まだ階段を昇降中であると判断し、ス
テップ111へ戻る。ステップ113で傾斜センサが水
平を検出している場合には、装置が平坦地に達したと判
断しステップ114に進み、移動装置1を停止する。
距離が一時的に平坦な走行路面の時の一定値Nと同じ値
を測定する場合がある。そのため、ステップ112で平
坦での距離と比較して同じになった場合、次のステップ
113へ進み、装置に取り付けられている傾斜センサが
水平を検出しているかを調べる。もし、水平でない角度
を示していれば、まだ階段を昇降中であると判断し、ス
テップ111へ戻る。ステップ113で傾斜センサが水
平を検出している場合には、装置が平坦地に達したと判
断しステップ114に進み、移動装置1を停止する。
【0035】次のステップ115では、移動装置1を一
旦停止した状態で上部スライド機構6により上部構造2
aを車輪走行の位置(元の位置)に戻す。
旦停止した状態で上部スライド機構6により上部構造2
aを車輪走行の位置(元の位置)に戻す。
【0036】次のステップ116では、クローラ走行機
構3から車輪走行機構4に切り替える。
構3から車輪走行機構4に切り替える。
【0037】この移動後、図8では図示を省略してある
が、車輪走行機構4による走行(前進)を開始して図8
の処理を終了する。
が、車輪走行機構4による走行(前進)を開始して図8
の処理を終了する。
【0038】上述の説明では、移動装置1が前進で走行
する場合の動作を説明したが、この一実施例では、本体
2の後部にも階段検出器7を設けてあるので、移動装置
1が後進で走行する場合にも、前進の場合と同様に動作
が行なわれる。
する場合の動作を説明したが、この一実施例では、本体
2の後部にも階段検出器7を設けてあるので、移動装置
1が後進で走行する場合にも、前進の場合と同様に動作
が行なわれる。
【0039】このように、上記一実施例によれば、上部
スライド機構6により移動装置1の重心位置を前後両方
向へ移動可能で、進行方向前方にある階段の傾斜方向が
階段検出器8により検出され、この検出結果に基づき、
制御手段13が、進行方向前方にある階段が上り階段か
下り階段かを判別して上部スライド機構6による重心移
動方向を制御するので、移動装置1の重心移動が、階段
の昇降開始前にその傾斜方向に応じてなされる。従っ
て、無人搬送車による階段の自動昇降を可能にし、かつ
人が操縦する方式の搬送車に適用した場合にも、階段昇
降時の安全性を確保できる。
スライド機構6により移動装置1の重心位置を前後両方
向へ移動可能で、進行方向前方にある階段の傾斜方向が
階段検出器8により検出され、この検出結果に基づき、
制御手段13が、進行方向前方にある階段が上り階段か
下り階段かを判別して上部スライド機構6による重心移
動方向を制御するので、移動装置1の重心移動が、階段
の昇降開始前にその傾斜方向に応じてなされる。従っ
て、無人搬送車による階段の自動昇降を可能にし、かつ
人が操縦する方式の搬送車に適用した場合にも、階段昇
降時の安全性を確保できる。
【0040】また、上記一実施例によれば、本体2の後
部にも階段検出器7を設けてあるので、移動装置1が後
進で走行する場合にも、前進の場合と同様の動作を行な
うことができる。従って、移動装置1が階段を上った
後、その方向を180度変えることなく、その後進で下
ることができ、実用上極めて便利である。
部にも階段検出器7を設けてあるので、移動装置1が後
進で走行する場合にも、前進の場合と同様の動作を行な
うことができる。従って、移動装置1が階段を上った
後、その方向を180度変えることなく、その後進で下
ることができ、実用上極めて便利である。
【0041】また、上記一実施例では、無人搬送車に適
用した移動装置について説明したが、この移動装置を従
来からある人が操縦する方式のものにも適用することが
できる。この場合、前記制御手段が、階段検出器7によ
り測定された距離Lと前記一定値Nとの比較結果に基づ
き、人が誤った方向に重心位置を移動させようとした場
合に、危険を知らせるために警告ランプを点灯させた
り、警告ブザーを鳴らすように構成し、或いは誤った方
向への重心移動をできないように構成することもでき
る。これによって、誤った重心移動により発生する危険
を未然に防止することができる。
用した移動装置について説明したが、この移動装置を従
来からある人が操縦する方式のものにも適用することが
できる。この場合、前記制御手段が、階段検出器7によ
り測定された距離Lと前記一定値Nとの比較結果に基づ
き、人が誤った方向に重心位置を移動させようとした場
合に、危険を知らせるために警告ランプを点灯させた
り、警告ブザーを鳴らすように構成し、或いは誤った方
向への重心移動をできないように構成することもでき
る。これによって、誤った重心移動により発生する危険
を未然に防止することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明の移動装置によれば、進行方向前方にある階段の傾斜
方向が階段検出手段により検出され、この検出結果に基
づき、制御手段が、進行方向前方にある階段が上り階段
か下り階段かを判別して重心移動手段による重心移動方
向を制御するので、装置の重心移動が、階段の昇降開始
前にその傾斜方向に応じてなされる。従って、無人搬送
車による階段の自動昇降を可能にし、かつ人が操縦する
方式の搬送車に適用した場合にも、階段昇降時の安全性
を確保できる。
明の移動装置によれば、進行方向前方にある階段の傾斜
方向が階段検出手段により検出され、この検出結果に基
づき、制御手段が、進行方向前方にある階段が上り階段
か下り階段かを判別して重心移動手段による重心移動方
向を制御するので、装置の重心移動が、階段の昇降開始
前にその傾斜方向に応じてなされる。従って、無人搬送
車による階段の自動昇降を可能にし、かつ人が操縦する
方式の搬送車に適用した場合にも、階段昇降時の安全性
を確保できる。
【図1】図1はこの発明の一実施例に係る移動装置の概
略構成を示すブロック図である。
略構成を示すブロック図である。
【図2】図2は一実施例に係る移動装置の側面図であ
る。
る。
【図3】図3は階段検出器の外観を示す斜視図である。
【図4】図4は図3に示す距離検出器の原理及び内部構
造を説明するための図である。
造を説明するための図である。
【図5】図5は移動装置が走行路面走行している様子を
示す図で、移動装置の側方から見た図である。
示す図で、移動装置の側方から見た図である。
【図6】図6は移動装置が階段を走行している様子を示
す図で、移動装置の側方から見た図である。
す図で、移動装置の側方から見た図である。
【図7】図7は車輪走行中の場合における処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図8】図8はクローラ走行中の場合における処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
1 移動装置 2 移動装置本体 3 クローラ走行機構(クローラ走行手段) 6 上部スライド機構(重心移動手段) 7 階段検出器(階段検出手段) 13 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越馬 隆治 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 保多 智之 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内
Claims (2)
- 【請求項1】 クローラ走行手段を有し、平地での走行
及び階段の昇降が可能な移動装置において、 移動装置本体に取り付けられ、移動装置の重心位置を前
後両方向へ移動可能な重心移動手段と、 進行方向前方にある階段の傾斜方向を検出する階段検出
手段と、 前記階段検出手段の検出結果に基づき、前記階段が上り
階段か下り階段かを判別して前記重心移動手段による重
心移動方向を制御する制御手段とを有していることを特
徴とする移動装置。 - 【請求項2】 前記階段検出手段は、前記本体の進行方
向前部から走行路面までの距離を検出する距離検出手段
を有し、かつ前記制御手段は、前記距離検出手段により
検出された前記距離と所定値との比較結果に基づき、前
記階段が上り階段か下り階段かを判別することを特徴と
する請求項1記載の移動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7195848A JPH0920272A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7195848A JPH0920272A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 移動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0920272A true JPH0920272A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16348022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7195848A Withdrawn JPH0920272A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0920272A (ja) |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP7195848A patent/JPH0920272A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |