JPH09205656A - 映像信号サンプリングレート変換装置 - Google Patents

映像信号サンプリングレート変換装置

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JPH09205656A
JPH09205656A JP8011915A JP1191596A JPH09205656A JP H09205656 A JPH09205656 A JP H09205656A JP 8011915 A JP8011915 A JP 8011915A JP 1191596 A JP1191596 A JP 1191596A JP H09205656 A JPH09205656 A JP H09205656A
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JP
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signal
video signal
clock
circuit
sampling
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JP8011915A
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English (en)
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Yasuhei Nakama
泰平 中間
Yuji Yamamoto
裕二 山本
Yukimi Saeki
幸美 佐伯
Himio Nakagawa
一三夫 中川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準及び非標準信号いずれの信号入力時に
も、それに適した最適なクロック信号で種々の信号処理
を行えるようにすること。 【解決手段】 カラーバースト信号に同期した第1のク
ロック信号でサンプリングされた映像信号を、水平同期
信号に同期した第2のクロック信号を基準にした時間軸
レートに変換し、かつ映像信号データの送出タイミング
をサンプル単位毎に調整する時間軸変換調整手段と、水
平同期信号の時間軸変動に基づく位相誤差を検出する手
段と、この位相誤差信号を基に時間軸変換調整手段を制
御する手段と、位相誤差信号を基に直線補間のための補
間係数を生成する手段と、時間軸変換調整手段からの映
像データと補間係数とを用いて直線補間する手段と、を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受信
機等における映像信号サンプリングレート変換装置に係
り、特に例えば、ディジタル信号処理を行うディジタル
テレビジョン受信機(以下、ディジタルTVと記す)に
おける、VTR再生信号等の非標準信号を好適に処理す
るための映像信号サンプリングレート変換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタルTVにおいて、高画質
再生のための信号処理用同期システムクロック信号とし
て、カラーバースト信号にロックしたバーストロックク
ロック信号、あるいは水平同期信号にロックしたライン
ロッククロック信号の2種類のシステムクロック信号が
考えられている。そのために、同期再生回路にてバース
トロッククロック信号またはラインロッククロック信号
をもとに安定な同期再生信号を再生し、信号処理回路上
では上記クロック信号を入力し、高画質化のための映像
信号処理を施していた。
【0003】上述のように、2種類のシステムクロック
信号が考えられているのは、放送波のような標準信号の
場合と、VTR等の再生信号のような非標準信号とで、
信号処理に供給すべき最適なクロック信号が異なるから
である。例えば、輝度信号と色信号との分離や、色復調
部のシステムクロックとしては、色副搬送波に同期して
いることが望ましい。そこでこの場合は、入力映像信号
が標準及び非標準信号の両方ともに、高安定性なバース
トロッククロック信号を使用すればよい。
【0004】一方、ワイド変換や順次走査線変換などの
ライン補間処理を含む信号処理のシステムクロックとし
ては、水平同期信号及び垂直同期信号に同期しているこ
とが望ましい。そこでこの場合、特に、VTR再生信号
のように水平方向にジッタの多い非標準信号モードにお
いては、ラインロッククロック信号を使用することが行
われている。
【0005】以上の技術を実際のディジタルTVに適用
する場合、A/D変換器からD/A変換器までの信号処
理において、すべてのシステムクロック信号を、標準信
号時はバーストロッククロック信号に、非標準信号時は
ラインロッククロック信号に切り替えて使用したり、あ
るいは、上記2つのシステムクロック信号を信号処理の
種類により使い分けたりして、再生画像の処理を行って
いた。
【0006】なお、ディジタルTVにおいて、非標準信
号に対応した同期処理回路の従来方式を記載したものと
しては、例えば、特開昭64−89791号公報(名
称:「テレビジョン受信機」)が挙げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来技術においては、テレビ受信機信号処理用のA/D変
換器のサンプリングロック信号は、次段に続くY/C分
離回路や色復調回路で使用するシステムクロック信号に
合わせるために、通常、バーストロッククロック信号を
使用している。
【0008】従って、このバーストロッククロック信号
によりサンプリングされたデータを、後段の走査線処理
を含むワイド変換処理回路等へ供給しても、このデータ
は基本的に、前記のラインクロック信号に同期していな
いので、再生画像は位相ずれを起こし、画面水平方向に
横揺れが発生する。この影響は、バーストロッククロッ
ク信号とラインクロック信号とに周波数差が生ずる非標
準信号時に顕著となり、画像の劣化を招いていた。
【0009】本発明の目的は、上記問題点を解消し、標
準及び非標準信号いずれの信号入力時にも、それに適し
た最適なクロック信号で種々の信号処理を行え、VTR
再生時の非標準信号でも高画質映像を得ることのできる
テレビ受信機用の映像信号サンプリングレート変換装置
を実現することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による映像信号サンプリングレート変換装置
は、入力映像信号に含まれる水平同期信号及びカラーバ
ースト信号を分離抽出する手段と、カラーバースト信号
に同期した所定周波数の第1のクロック信号、及び水平
同期信号に同期した所定周波数の第2のクロック信号を
生成する手段と、第1及び第2のクロック信号で各々入
力映像信号をサンプリングする第1及び第2の映像信号
サンプリング手段を備える。また、第1の映像信号サン
プリング手段によりサンプリングされた映像信号を第2
のクロック信号を基準にした時間軸レートに変換し、か
つ映像信号データの送出タイミングをサンプル単位毎に
調整する時間軸変換調整手段と、第1の映像信号サンプ
リング手段からの映像データに含まれる水平同期信号の
時間軸変動に基づく位相誤差を検出する手段と、この位
相誤差信号からの情報を基に時間軸変換調整手段を制御
する手段と、上記の位相誤差信号データを基に直線補間
のための補間係数を生成する手段と、時間軸変換調整手
段からの映像データと補間係数とを用いて直線補間する
手段と、から構成するサンプリングレート変換手段を備
える。
【0011】そして、上記サンプリングレート変換手段
により、第1のクロック信号でサンプリングされた映像
データを第2のクロック信号基準の時間軸レートに変換
し、かつ位相補正を行うことによって、入力映像信号を
第1のクロック信号から第2のクロック信号へのサンプ
リングレート変換を行う。また、前記バースト信号抽出
手段は、前記第1の映像信号サンプリング手段からの信
号を第1のクロック信号に基づいて抽出する。また、前
記水平同期信号分離手段は、前記第2の映像信号サンプ
リング手段からの信号に基づいて分離処理、あるいは入
力映像信号からの直接分離処理を行う。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の実施の1形態例に係る映像信号
サンプリングレート変換装置を適用したディジタル映像
信号処理装置の概略構成図である。同図において、1は
映像信号入力端子、2,3はA/D変換器、4はバース
ト信号抽出回路、5はバーストロッククロック信号生成
回路、6は水平同期信号分離回路、7はラインロックク
ロック信号生成回路、8は3次元Y/C分離回路、9は
色復調回路、10は本発明の特徴をなすサンプリングレ
ート変換回路である。このサンプリングレート変換回路
10内において、11,12,13は時間軸変換調整回
路、14は位相誤差信号検出回路、15は補間係数生成
回路、16,17,18は直線補間回路、54は制御信
号生成回路である。また、19はワイド変換処理回路、
20は映像信号出力処理回路、21はD/A変換器、2
2,23,24は映像信号出力端子、25は同期信号再
生回路である。
【0013】次に、図1に示した本例による装置の動作
を説明する。映像信号入力端子1に入力されたアナログ
コンポジット映像信号は、A/D変換器2,3に入力さ
れる。A/D変換器2では、後述のバーストロッククロ
ック信号(以下、バーストクロックと略記する)により
サンプリングして、アナログ映像信号をディジタル信号
に変換する。A/D変換器3では、後述のラインロック
クロック信号(以下、ラインクロックと略記する)によ
りサンプリングして、アナログ映像信号をディジタル信
号に変換する。
【0014】A/D変換器2からのディジタル映像信号
は、バースト信号抽出回路4及び3次元Y/C分離回路
8に入力し、バースト信号抽出回路4ではバーストクロ
ックに同期して映像信号からバースト信号を抽出し、3
次元Y/C分離回路8ではコンポジット映像信号をY信
号とC信号とに分離出力する。この3次元Y/C分離回
路8は、例えばフレームくし形フィルタ等を用いて3次
元的にフィルタ処理を行い、Y/C分離を行う。バース
ト信号抽出回路4からのバースト信号はバーストクロッ
ク生成回路5に入力し、ここでバースト信号に同期した
第1のシステムクロック(バーストクロックBCK)を
生成する。
【0015】また、A/D変換器3からのディジタル映
像信号は水平同期信号分離回路6に入力し、ここでライ
ンクロックに同期して水平同期信号を分離出力する。こ
こで、A/D変換器3の出力はこのように水平同期信号
分離のために用いるので、前述したようにそのサンプリ
ングクロックは水平同期信号と同期したラインクロック
を用いるわけである。水平同期信号分離回路6からの水
平同期信号はラインクロック生成回路7に入力し、ここ
で水平同期信号に同期した第2のシステムクロック(ラ
インクロックLCK)を生成する。
【0016】前記バーストクロックBCKの周波数は、
通常、サブキャリア周波数fscの4倍の周波数4fs
cである。また、前記ラインクロックLCKの周波数も
標準信号モードではバーストクロックBCKと同じ4f
scであるが、VTR等の非標準信号モードでは若干ず
れる。
【0017】次に、3次元Y/C分離回路8からのY信
号は、サンプリングレート変換回路10の時間軸変換調
整回路11に入力する。3次元Y/C分離回路8からの
C信号は色復調回路9に入力し、ここで色差信号B−
Y,R−Yを復調し、この色差信号B−Y,R−Yを、
サンプリングレート変換回路10の時間軸変換調整回路
12,13にそれぞれ入力する。時間軸変換調整回路1
1,12,13はメモリ回路等より構成し、基本的には
入力データを前記バーストクロックBCKで書き込み、
前記ラインクロックLCKで読み出す機能を有する。
【0018】この各時間軸変換調整回路11,12,1
3の役割は、次の3点である。 バーストクロックサンプリングデータをラインクロッ
クサンプリングデータに時間軸変換する。 映像信号データを1H遅延する。 データ読み出しタイミングを調整し、後述の補間係数
生成タイミングと合わせる。
【0019】このための制御信号を、制御信号生成回路
54から各時間軸変換調整回路11,12,13に入力
する。制御信号生成回路54においては、位相誤差信号
検出回路14からの信号を基に制御信号を生成する。こ
れらの詳細な構成と動作については後述する。
【0020】位相誤差信号検出回路14においては、A
/D変換器2からのバーストクロックサンプリング映像
信号より、水平同期信号の1周期毎の周期及び位相誤差
を検出する。補間係数生成回路15は、位相誤差信号検
出回路14からの位相誤差信号に基づいて、後述の直線
補間のための補間係数k及び1−kを生成する。この補
間係数生成回路15は、例えば位相誤差信号をアドレス
入力とするROM(Read Only Memory)を用いる。補間
係数生成回路15からの補間係数k,1−kは直線補間
回路16,17,18に入力し、ここで前記時間軸変換
調整回路11,12,13からのY信号及び色差信号B
−Y,R−Yを用いて直線補間を行う。この直線補間回
路16,17,18からのY,B−Y,R−Y信号は、
バーストクロックからラインクロックにサンプリングレ
ートを変換された信号であり、これらの信号は次にワイ
ド変換処理回路19に入力する。
【0021】ワイド変換処理回路19では、例えば、ラ
インクロックLCKに基づき、走査線単位での加工処理
を含む画像のワイド変換等の処理を行う。ワイド変換処
理に必要な同期信号である再生水平同期信号HD,再生
垂直同期信号VDは、水平同期信号分離回路6からの水
平同期分離信号Hsyを基に、同期信号再生回路25で
再生し、ワイド変換処理回路19に供給する。ワイド変
換後のY,B−Y,R−Y信号は、映像信号出力処理回
路20にて、画質調整や、マトリクス変換等の処理を施
す。この映像信号出力処理回路20からの出力映像信号
R,G,B信号は、システムクロック(ラインクロッ
ク)LCKに基づき、D/A変換器21でアナログ信号
に変換されて、映像信号出力端子22,23,24にそ
れぞれ出力する。
【0022】図2は、図1に示した本例のサンプリング
レート変換回路10に入力する映像信号波形(アナログ
波形で示す)と各動作信号タイミングを説明する図であ
る。同図において、H1,H2,H3は連続する水平同
期信号を示し、D1,D2はそれぞれ1水平期間のY信
号データを表す。h1,h2は、水平同期信号H1から
H2まで,H2からH3までの1水平期間の周期をそれ
ぞれ示し、各々水平同期信号の後縁から後縁までの期間
を計測する。これは図1の位相誤差信号検出回路14で
行う。サンプリングレート変換回路10における位相補
正処理は、1水平周期誤差を用いて行うので、例えば、
Y信号データD1の位相補正は1水平周期h1を検出し
た後のタイミングR1で行う。従って、データD1は概
1H期間遅延させる必要がある。そのための遅延処理
は、図1の時間軸変換調整回路11で行う。
【0023】図3は、前記位相誤差信号検出回路14に
おいて、バーストクロックBCKによりサンプリングし
た映像信号データを、ラインクロックLCKでサンプリ
ングした位相に変換補正するために必要な、水平同期信
号(H1,H2,…)の時間軸変動に起因する位相誤差
信号を検出する方法を示したものである。
【0024】図3において、連続する水平同期信号H
1,H2の後縁部における所定の固定スレッショルドレ
ベルLを挾む連続するバーストクロックサンプル点(図
中で黒丸)に関し、レベル差L1,L2,L3,L4を
計測する。これにより、水平同期信号の位相変化Xl-
1,Xlは、それぞれ、 Xl-1=Tc×L1/L2 Xl=Tc×L3/L4 により算出できる。ここで、Tcは1サンプル周期、1
/4fsc(sec)、すなわち約70nsecであ
る。この位相変化Xl-1,Xlの値は、水平同期信号の
1周期の1クロック以内の位相差を表す。
【0025】また、図3におけるY1は1水平期間のバ
ーストクロックの計数値であり、1クロック以上の位相
差については、標準信号時の1水平周期期間でクロック
計数値が910個であることにより、Y1−910とな
る。よって、全体の位相差は、(Y1−910+Xl−
Xl-1)であり、1サンプル当たりの平均位相差は、
(Y1−910+Xl−Xl-1)/910となる。
【0026】したがって、水平周期期間に関る映像信号
の単位サンプル(1クロック)毎の位相補正量は、z=
n(Y1−910+Xl−Xl-1)/910となる。こ
こで、nは1サンプル(クロック)毎に1,2,3…と
増加する。この1サンプル当たりの平均位相差データを
基に、バーストクロックBCKによりサンプリングされ
たデータを、サンプリングレート変換回路10で位相補
正する。
【0027】図4は、図3に示した位相差検出法に従っ
た前記サンプリングレート変換回路10内の位相誤差信
号検出回路14の1例を示す図である。同図において、
26はバーストクロックBCKサンプリング映像信号の
入力端子、27はバーストクロックBCKの入力端子、
28はクロック単位での誤差を示す信号S1の出力端
子、29は位相変動量検出回路、41は平均位相差デー
タ算出回路、30はラインクロックLCKに同期した水
平同期信号の入力端子、31はラインクロックLCKの
入力端子である。また、32は累積加算器、33はOR
回路、34はデコード回路、36はデコード信号の出力
端子、35は上述した1サンプル毎の平均位相差データ
zの出力端子である。
【0028】次に、その動作を説明する。位相変動量検
出回路29においては、上述したように、水平同期信号
の1周期期間の周波数/位相ずれを検出し、平均位相差
データ算出回路41ではそれを基に1サンプル毎の平均
位相差データを算出する。上記の位相変動量検出回路2
9では、前記時間軸変換調整回路11,12,13にお
ける時間軸調整のための制御信号S1を出力端子28に
出力する。平均位相差データ算出回路41からの平均位
相差データzは、累積加算器32に入力し、ここで1サ
ンプル(ラインクロックLCK単位)毎に、平均位相差
データzを累積加算する。この累積加算値の最大値は、
後述する直線補間用係数値が1になった時であり、それ
をデコード回路34で検出する。
【0029】そして、デコード回路34から出力される
最大値デコード検出信号と前記水平同期信号とにより、
OR回路33を介して累積加算器32をリセットする。
この累積加算器32が水平同期信号でリセットされた時
は、次の新しい位相差データに基づいて再び累積加算を
開始する。また、デコード回路34からの最大値デコー
ド検出信号で累積加算器32がリセットされた場合は、
前の位相差データに基づき、再び累積加算を続ける。
【0030】累積加算器32からの累積加算データは出
力端子35に出力し、前述の補間係数生成回路15に入
力する。また、デコード回路34からのデコード検出信
号S2を出力端子36に出力し、前記時間軸変換調整回
路における映像信号のデータ送出タイミング調整のため
に用いる。
【0031】図5は、前記サンプリングレート変換回路
10内の時間軸変換調整回路11,12,13と制御信
号生成回路54の1例を示す図である(なお、ここでは
説明の簡略化のため、時間軸変換調整回路11のみを代
表として示してある)。図5に示した本例においては、
時間軸変換調整回路11としてラインメモリを使用し、
制御信号生成回路54としてはラインメモリ11のアド
レス制御回路を用いる。
【0032】図5において、37はバーストクロックサ
ンプリングY信号の入力端子、38は時間軸変換調整さ
れたラインメモリ11からのY信号の出力端子、39は
書き込みアドレス制御用のアドレスカウンタ、40はラ
ッチ回路、42はバーストクロックBCKの入力端子、
43は水平同期信号Hsyの入力端子である。また、4
5は読み出しアドレス制御用のアドレスカウンタ、46
は該カウンタ45出力の制御回路、47は遅延調整回
路、48はラインクロックLCKの入力端子、49,5
0はそれぞれ上記制御回路46及び遅延調整回路47へ
の制御信号の入力端子である。
【0033】次に、その動作を説明する。入力端子37
より入力したバーストクロックサンプリングY信号は、
ラインメモリ11に、書き込みアドレス制御用のアドレ
スカウンタ39からのアドレス入力値に従って書き込ま
れる。ここで、アドレスカウンタ39は、入力端子42
からのバーストクロックBCKで計数動作を行うので、
上記の入力データはバーストクロックBCKに同期して
ラインメモリ11に書き込まれる。入力端子43からの
水平同期信号Hsyは、ラッチ回路40においてバース
トクロックBCKで同期化され、このラッチ回路40か
らの同期信号によりアドレスカウンタ39のリセットを
行う。このリセットタイミングとともに、ラインメモリ
11はアドレス0番地からデータ書き込みを開始する。
すなわち、1水平周期毎に、新たなY信号データがライ
ンメモリ11に書き込まれる。
【0034】以上のようにラインメモリ11に書き込ま
れたデータは、次に、読み出しアドレス制御用のアドレ
スカウンタ45からのアドレス入力値に従って読み出さ
れる。ここで、アドレスカウンタ45は、入力端子48
からのラインクロックLCKで計数動作を行うので、ラ
インクロックLCKに同期してラインメモリ11からデ
ーを読み出す。読み出し開始タイミングは、アドレスカ
ウンタ45のリセットとともに行う。このリセット信号
は、入力端子49からの制御信号(前記S1信号)によ
り、遅延調整回路47でタイミング調整を行ってアドレ
スカウンタ45に入力する。この読み出しリセット信号
は前記書き込みリセット信号に対し、1水平周期(1
H)以上遅延させる。ここで、後述の直線補間処理で所
定の補間計数データとの乗算タイミングを合わせる必要
から、上述のように遅延調整回路47を設けるわけであ
る。
【0035】以上の時間軸変換調整回路(ラインメモ
リ)11における各信号のタイミングを図6に示す。同
図において、(イ)はラインメモリ11への書き込みY
信号データ(H1,H2は水平同期信号)、(ロ)は書
き込みリセットパルス、(ハ)は読み出しリセットパル
ス、(ニ)は読み出しY信号データ、(ホ)は読み出し
データに対応した補間係数(k,1−k)データ生成タ
イミング、(ヘ)は上記の読み出しデータと係数データ
を乗算した結果の出力タイミングを示す。
【0036】前述したように、読み出しデータ(ニ)と
係数データ(ホ)の乗算タイミングを合わせるために、
前記遅延調整回路47で読み出しリセットパルス(ハ)
のタイミング(図でΔt1,Δt2)を調整する。ま
た、(イ)で示す書き込みデータ(D1,D2)はバー
ストクロックサンプリングのため、標準信号時には1水
平期間910サンプル(サンプル周波数4fscで)一
定であるが、VTRのような非標準信号時は図示のよう
に、911,909など一定していない。しかし、ライ
ンクロックレートによる読み出しデータは、1水平期間
910サンプル一定であるため、読み出しデータの過不
足が生じる。図5における制御信号生成回路54内の前
記制御回路46は、それを補償する働きをする。すなわ
ち、アドレスカウンタ45の出力値を数クロック間保
持、あるいはジャンプすることにより、上記の過不足デ
ータとのずれを解消し、後段の補間係数データとの対応
がとれるようにする。この制御回路46への制御信号
(前記S2信号)は、入力端子50を介し、図4で説明
した前記位相変動量検出回路29で得られるサンプル数
情報を基にする。
【0037】図7は、前記サンプリングレート変換回路
10内の時間軸変換調整回路11,12,13と制御信
号生成回路54の他の1例を示す図である(なお、ここ
でも説明の簡略化のため、時間軸変換調整回路11のみ
を代表として示してある)。図7に示した本例において
は、時間軸変換調整回路11として、ラインメモリ36
とデータ保持/飛び越し制御回路62を用いる。また、
制御信号生成回路54として、前記ラッチ回路40、前
記遅延調整回路47、及びタイミング制御回路63で構
成する。以下、本例が前述した図5に示した構成例と異
なる点を中心に、その概略動作を説明する。
【0038】ラインメモリ36はアドレスカウンタを内
蔵しており、書き込みクロックBCK及び読み出しクロ
ックLCKを直接入力する。また、書き込み開始基準と
なる書き込みリセット信号(WR)は、図5を用いて先
に説明した前記ラッチ回路40より入力する。次に、読
み出しデータ生成タイミングの調整は、図5を用いて先
に説明した前記遅延調整回路47からの信号で、直接ラ
インメモリ36の読み出しリセット(RR)をタイミン
グ調整して行う。書き込み/読み出しサンプル数不一致
に対応した読み出しデータの、クロック単位での保持、
飛び越し制御は、データ保持/飛び越し制御回路62で
行う。このデータ保持/飛び越し制御回路62はライン
メモリ36の後段に設ける。
【0039】以上の構成の時間軸変換調整回路11と制
御信号生成回路54により、前記図6の信号タイミング
図で説明したような、前記図5の構成例と同等の効果を
得ることができる。
【0040】なお、図5,図7では、時間軸変換調整回
路としてY信号で用いる時間軸変換調整回路11を示し
たが、これは色差信号B−Y,R−Yで用いる時間軸変
換調整回路12,13でも、全く同様な構成と動作にな
る。
【0041】図8は、前記サンプリングレート変換回路
10内の前記直線補間回路16,17,18の1例を示
す図である(なお、ここでは説明の簡略化のために、直
線補間回路の1つを代表として示してあるが、各直線補
間回路は全く同様な構成と動作をとる)。
【0042】図8において、64は時間軸変換調整回路
11(または12または13)からの映像信号データの
入力端子、65は1サンプル遅延回路、66,67は乗
算器、68,69は図1に示した前記補間係数生成回路
15からの係数データk及び1−kの入力端子、70は
加算器、71は出力端子である。
【0043】入力端子64からの、ラインクロックLC
Kにサンプリングされた映像信号データは、乗算器66
で係数データkと乗算される。また、遅延回路65で1
サンプル遅延したラインクロックLCKによるサンプリ
ングデータは、乗算器67で係数データ1−kと乗算さ
れる。そして、これら2つの乗算器66,67からの乗
算出力は、加算器70で加算されて、出力端子71を介
して図1に示した前記ワイド変換処理回路19に入力さ
れる。
【0044】図9は、以上説明した直線補間動作の様子
を示したものである。すなわち、図9において、黒丸で
示されるバーストクロックサンプル点である連続2個の
映像信号{In,In+1},{In+1,In+2},…か
ら、クロックBCKとクロックLCKとの位相差に対応
する直線補間係数k,1−kを用いて、新たに、白丸で
示されるラインクロックサンプル点On,On+1,On
+2,…を補間生成する。ここで、On=k×(In+1)
+(1−k)×Inとなる。
【0045】図10,図11は、本発明のサンプリング
レート変換装置による、映像信号位相補正処理の効果を
補足説明するための図である。例えば入力が非標準信号
の場合、本発明のサンプリングレート変換を行わず、バ
ーストクロックでデータを直接読み出した時、読み出し
サンプル数が標準値910個に対し増減し、またライン
クロックに位相同期していない。従って、図10に示す
ように、画面の水平方向に対し画像サンプル点が斜め方
向にずれる。
【0046】このような問題をなくすために、本発明の
サンプリングレート変換装置では、前述したようなサン
プリングレート変換処理を行うわけである。すなわち、
本発明のサンプリングレート変換装置では、再生水平同
期信号に対するラインクロックLCKでリサンプルし、
かつ位相補正を施すことによって、1水平期間、サンプ
ル数910個一定とし、かつ位相の揃った画像データを
再生する。図11は、このサンプリングレート変換後の
再生画を表しており、水平方向に位相の揃った画像とな
る。
【0047】なお、図1のディジタル映像信号処理装置
の説明において、水平同期信号分離回路6及びラインク
ロック生成回路7はディジタル回路構成であり、従っ
て、水平同期信号分離回路6に入力するディジタルコン
ポジット映像信号はラインクロックLCKでサンプリン
グされている必要がある。そのために、映像信号データ
サンプリングのためのA/D変換器2とは別に、同期分
離処理専用のA/D変換器3を設けている。しかし、本
構成例の他に、例えば図12に示すように、水平同期信
号分離回路72、ラインクロック生成回路73としてア
ナログ信号形式を採用すれば、映像信号入力端子1から
水平同期信号分離回路72に直接アナログコンポジット
映像信号を入力する構成でも、水平同期信号に同期した
ラインクロックLCKを端子74に再生できる。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、テレビジョン受信機において、入力映像信
号の標準/非標準信号の如何にかかわらず、最適なクロ
ックで信号処理を行うことができる。例えば、Y/C分
離や色復調に必要なバーストロッククロック信号、ワイ
ド処理などの走査線処理を含む信号処理に必要なライン
ロッククロック信号でそれぞれの処理が行え、VTR再
生時のように非標準信号が入力された時でも、高画質映
像を再生できる映像信号サンプリングレート変換装置を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態例に係る映像信号サンプ
リングレート変換装置を適用したディジタル映像信号処
理装置の構成図である。
【図2】図1における入力映像信号波形と各動作信号タ
イミングを示す説明図である。
【図3】図1中のサンプリングレート変換回路における
位相誤差検出方法を示す説明図である。
【図4】図1中のサンプリングレート変換回路における
位相誤差信号検出回路の1例を示す構成図である。
【図5】図1中のサンプリングレート変換回路における
時間軸変換調整回路と制御信号生成回路の1例を示す構
成図である。
【図6】図5の構成例による時間軸変換調整における信
号タイミングと動作を示す説明図である。
【図7】図1中のサンプリングレート変換回路における
時間軸変換調整回路と制御信号生成回路の他の1例を示
す構成図である。
【図8】図1中のサンプリングレート変換回路における
直線補間回路の1例を示す構成図である。
【図9】図8の構成例による直線補間動作を示す説明図
である。
【図10】非標準信号時にサンプリングレート変換を行
わない場合の再生画を示す説明図である。
【図11】非標準信号時にサンプリングレート変換を行
った場合の再生画を示す説明図である。
【図12】図1のディジタル映像信号処理装置中の水平
同期信号分離回路とラインロッククロック信号生成回路
の他の1例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 映像信号入力端子 2,3 A/D変換器 4 バースト信号抽出回路 5 バーストロッククロック信号生成回路 6 水平同期信号分離回路 7 ラインロッククロック信号生成回路 8 3次元Y/C分離回路 9 色復調回路 10 サンプリングレート変換回路 11,12,13 時間軸変換調整回路 14 位相誤差信号検出回路 15 補間係数生成回路 16,17,18 直線補間回路 19 ワイド変換処理回路 20 映像信号出力処理回路 21 D/A変換器 22,23,24 映像信号出力端子 25 同期信号再生回路 29 位相変動量検出回路 32 累積加算器 33 OR回路 34 デコード回路 36 ラインメモリ 39,45 アドレスカウンタ 40 ラッチ回路 41 平均位相差データ算出回路 46 制御回路 47 遅延調整回路 54 制御信号生成回路 62 データ保持/飛び越し制御回路 63 タイミング制御回路 65 1サンプル遅延回路 66,67 乗算器 70 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐伯 幸美 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 中川 一三夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号に含まれる水平同期信号を
    分離する手段と、 カラーバースト信号を抽出する手段と、 上記カラーバースト信号に同期した所定周波数の第1の
    クロック信号を生成する手段と、 上記水平同期信号に同期した所定周波数の第2のクロッ
    ク信号を生成する手段と、 上記第1のクロック信号で上記入力映像信号をサンプリ
    ングする映像信号サンプリング手段と、 該映像信号サンプリング手段によりサンプリングされた
    映像信号を、上記第2のクロック信号を基準にした時間
    軸レートに変換し、かつ、映像信号データの送出タイミ
    ングをサンプル単位で調整する時間軸変換調整手段と、 上記映像信号サンプリング手段からの映像信号に含まれ
    る水平同期信号の時間軸変動に基づく標準値からの位相
    誤差を、上記分離出力した水平同期信号位相を基準にし
    て検出する手段と、 上記位相誤差信号を基に上記時間軸変換調整手段におけ
    るデータ送出タイミングをサンプル単位で調整するため
    の制御信号生成手段と、 上記位相誤差信号を基に直線補間のための補間係数を生
    成する手段と、 上記時間軸変換調整手段からの映像信号データと上記補
    間係数とを用いて直線補間する手段と、を備えたことを
    特徴とする映像信号サンプリングレート変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記水平同期信号分離手段は、前記第2のクロック信号
    で入力映像信号をサンプリングする手段を備え、これに
    よるサンプリング映像信号に含まれる水平同期信号を分
    離出力することを特徴とする映像信号サンプリングレー
    ト変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、 前記カラーバースト信号抽出手段は、前記第1のクロッ
    ク信号による前記入力映像信号サンプリング手段からの
    映像信号を用い、かつ、前記第1のクロック信号に基づ
    いて抽出することを特徴とする映像信号サンプリングレ
    ート変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、 前記時間軸変換調整手段は、1H(1水平走査期間)以
    上の遅延機能を有するメモリ手段をもち、前記制御信号
    生成手段からの、前記第1のクロック信号に同期した書
    き込みアドレス制御信号及び前記第2のクロック信号に
    同期した読み出しアドレス制御信号に基づき、書き込み
    映像信号データを1H以上遅延して読み出し、かつ、前
    記データ送出タイミングをサンプル単位毎に制御するこ
    とを特徴とする映像信号サンプリングレート変換装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載において、 前記位相誤差検出手段は、前記第1のクロック信号サン
    プリングに基づく水平同期信号の標準信号時周期に対す
    る位相変動量を、前記第2のクロック信号に同期して1
    水平周期毎に検出する位相変動量検出手段と、検出した
    位相変動量に基づいて、1サンプル単位の平均位相差を
    算出する手段と、算出した平均位相差を前記第2のクロ
    ック信号毎に累積加算する手段とを備え、 また、前記補間係数生成手段は、上記累積加算データに
    基づき前記第2のクロック信号に同期し、かつ、このク
    ロック信号毎に補間係数を生成することを特徴とする映
    像信号サンプリングレート変換装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005167644A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Nec Corp 映像信号の位相調整回路
CN108063951A (zh) * 2017-12-14 2018-05-22 广东欧珀移动通信有限公司 非标准分辨率数据的传输方法、装置及电子设备

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JP2005167644A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Nec Corp 映像信号の位相調整回路
CN108063951A (zh) * 2017-12-14 2018-05-22 广东欧珀移动通信有限公司 非标准分辨率数据的传输方法、装置及电子设备

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