JPH09206038A - グラタンの製造方法 - Google Patents

グラタンの製造方法

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JPH09206038A
JPH09206038A JP8015880A JP1588096A JPH09206038A JP H09206038 A JPH09206038 A JP H09206038A JP 8015880 A JP8015880 A JP 8015880A JP 1588096 A JP1588096 A JP 1588096A JP H09206038 A JPH09206038 A JP H09206038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gratin
cheese
container
producing
browned
Prior art date
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Pending
Application number
JP8015880A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoki Kirihara
素樹 桐原
Takahiro Nishida
孝弘 西田
Hideki Suzuki
英毅 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Dairies Corp
Original Assignee
Meiji Milk Products Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP8015880A priority Critical patent/JPH09206038A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本願発明は電子レンジで手軽に調理できるグ
ラタンを目的にしたものである。 【解決手段】 電子レンジ調理可能な容器に各種グラタ
ン材料を充填し、該グラタン材料の上部に表層部チーズ
をトッピングすると共に、前記容器上へ遮蔽板を被冠し
て前記容器を覆った後、前記チーズのみに輻射熱を照射
して焦げ目をつけたことを特徴とするグラタンの製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジで手軽
に調理できることを目的とした冷凍およびチルドで提供
するグラタンに関する。
【0002】
【従来の技術】グラタンは子供から大人まで世代を超え
た人気のある食品である。最近のグラタンの消費形態の
一つとして、家庭でオーブンやオーブントースターを用
いて調理するグラタンの利用が定着している。
【0003】グラタンは、一般にオーブンやオーブント
ースターで焼いて調理するため簡便な調理が可能である
が、調理時間が長くかかるという使い勝手の悪さが見ら
れている。また加工食品を家庭内で調理する場合、最近
では電子レンジによる調理が多くなってきており、グラ
タンも電子レンジで調理ができれば、さらに調理の簡便
化が図れることになる。
【0004】これまでに、電子レンジによる調理を対象
としたグラタンとしては、強制対流式オーブンや熱風を
吹き付けるジェットオーブンによる、表層チーズへの焦
げ目付けの技術、着色料による表面の色付けの技術を利
用した製品が製造されている。
【0005】電子レンジで調理する場合、容器には金属
は使えないため、樹脂性あるいは紙製の電子レンジ加熱
可能な容器が使われている。しかし、電子レンジ加熱可
能な容器は耐熱性が低いために、表層部チーズの溶融、
焦げ目付けの際の雰囲気温度が、容器の耐熱性により制
限を受けている。このため、焦げ目を付けるのに大規模
な設備が必要となり、または加熱に長時間を要するか、
あるいは焦げ目付け中にグラタンの沸騰が起こり外観を
損なう、さらには蒸発による重量減少により経済的損失
が発生するなどの多くの問題が見られている。
【0006】
【発明により解決すべき課題】本発明は、表層チーズの
溶融、焦げ目付けをした後冷凍又は冷却したので調理時
間を大幅に短縮することが可能となり、しかも、オーブ
ンで焼いた場合と同様の風味、外観を得ることができる
冷凍およびチルドグラタンの製造方法を提供するもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は電子レンジ加熱
可能な容器にグラタンを充填し、表層部にチーズをトッ
ピングし、チーズのみを輻射熱により溶融し、焦げ目を
付けたことを特徴とする冷凍およびチルドグラタンの製
造方法である。加熱溶融については、電磁波の波長域が
0.76μm〜30μmの赤外線であって、電気を熱源
とする近赤外線ヒーターによる輻射熱、あるいはガス赤
外線ヒーターによって溶融するなど、表層部チーズの溶
融、焦げ目を付け得る加熱方法であればいかなる方法で
も良い。また、輻射熱から、電子レンジ加熱調理可能な
容器を保護するために、遮へい板を使用することが特徴
である。表層部チーズには、シュレッド、粉砕、細切
り、シート形状をしたナチュラルチーズを使用するのが
好ましい。表層部チーズには、グルコースあるいはガラ
クトースあるいはキシロースあるいはアラビノース若し
くはこれらの混合物を添加することが好ましい。
【0008】本発明は、容器にソース、具材を充填し、
表層部にチーズをトッピングし、チーズのみを電磁波の
波長域が0.76μm〜30μmの赤外線輻射熱によっ
て加熱溶融し、焦げ目を付け、次いで凍結することによ
り得られるチルドグラタン。
【0009】即ち容器の素材が耐熱性があり、高周波を
透過する電子レンジ加熱可能な容器としては、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリプロピレンあるいはフィラー
を含むポリプロピレンよりなる材料、あるいは紙製など
が挙げられるが、焦げ目付けをする点で、耐熱性が高い
ものが好ましい。
【0010】また表層部チーズのカットサイズとして
は、シュレッド、粉砕、細切り、シート形状にするの
が、加熱溶融しやすい点で好ましい。また、チーズには
ナチュラルチーズが好ましく、例えばモッツアレラなど
がよい。
【0011】次にこの発明の表層部チーズには、糖類、
好ましくはグルコースあるいはガラクトースあるいはキ
シロースあるいはアラビノース若しくはこれらの混合物
を、混合若しくは散布又は塗布する場合が、焦げ目を付
けるのに要する時間を短縮する点で好ましいが、褐変反
応が速い点でキシロースが好ましい。また、必要に応じ
て食品素材、例えばデキストリン、デンプン、粉末セル
ロースなどを糖類と混合しても良い。食品素材と混合す
ると、糖類の分散性を改善することができる。前記にお
ける焦げ目付けとしては、電気を熱源とする近赤ヒータ
ー、あるいはガス赤外線ヒーターによる輻射熱加熱によ
り、熱源の温度は200℃以上、例えば500〜1,2
00℃での加熱が好ましい。
【0012】反射板を下向きにした近赤ヒーター、また
は下向きにしたガス赤外線ヒーターの下に、トッピング
済のグラタンを置き、輻射熱で15秒〜3分、望ましく
は1分間程度加熱し、表層部チーズのみ溶融及び焦げ目
付けをする。
【0013】また輻射熱加熱で、電子レンジ加熱可能な
樹脂製、紙製、樹脂をコーティングした紙製容器を利用
するときは、遮蔽板で覆うことにより容器を保護するこ
とができる。
【0014】前記遮蔽板は、表層部チーズの焦げ目を付
けたい部分に、穴をあけたものであり、穴の大きさを変
えることにより、焦げ目の大きさ調整することができ
る。
【0015】遮蔽板の素材は光線を遮断できるもので、
かつ耐熱性の高いものであればいずれでも良く、例えば
ステンレス、アルミ、ブリキ、銅、鉄などが挙げられる
が、光線の反射率が高い点でアルミが好ましい。また、
必要に応じて遮蔽板の表面を研磨しても良い。研磨する
と、反射率が高まり、遮蔽板の温度が上昇するのを抑え
ることができる。また、遮蔽板と容器の間隔は接近させ
た場合が、大きな焦げ目を付けることができる点で好ま
しい。また、遮蔽板は容器に密着させても良い。密着さ
せると容器周辺へ熱風が侵入するのを遮断でき、容器を
熱から保護することができる。
【0016】前記焦げ目を付けたグラタンは、加熱後、
直ちに凍結するのが好ましく、例えば冷凍温度−40℃
以下で凍結する。急速凍結したグラタンは−18℃以下
で保存する。チルドグラタンは焦げ目をつけた後、直ち
に冷却、冷蔵保存する。あるいはフローズンチルドとし
て急速凍結後、解凍、冷蔵保存することができる。
【0017】以上のようにして製造されたグラタンは、
加熱時間が短縮可能となるため、品温の上昇が抑えら
れ、加熱歩留まりが向上し、さらに、グラタンの沸騰を
抑えるために好ましい外観のグラタンを得ることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、電子レンジ調理可能な
容器に各種グラタン材料を充填し、その上部に表層部チ
ーズをトッピングし、ついで、チーズのみを加熱して焦
げ目をつけた後、急速冷凍および冷却後冷蔵したグラタ
ンの製造方法である。
【0019】本発明によれば、需要者は、このグラタン
を短時間電子レンジにかけることにより、作り立ての風
味を有するグラタンと同様に食することができる。
【0020】以下、実施例により本発明をさらに具体的
に説明する。但し、本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。
【0021】
【実施例1】本発明の実施例を図1について説明する。
【0022】C−PET容器1内に、ミートソース2を
矢示3のように充填した後、蒸したポテト4を矢示5の
ように重ね、さらにホワイトソース7をかけた。キシロ
ースを、10×2×2mmにシュレッドしたモッツァレ
ラチーズに混合し、表層部チーズ9として矢示8のよう
にトッピングした。トッピングを終えたグラタンは、中
央に孔10を空けたアルミ製の遮蔽板11を矢示12の
ように被着させた後、下側に反射板を向けた近赤外線ヒ
ーター14に矢示13のようにかざし、表層部チーズが
溶融し、焦げ目が付くまで表面を1分間加熱した。直ち
に−40℃のエアーブラスト凍結装置で急速凍結した。
−18℃の冷凍庫で1週間保存したのち、出力500W
の家庭用電子レンジで6分間加熱した。外観的には、焦
げ目がしっかりと出て、オーブンで焼きたての状態に極
めて近いものとなった。
【0023】
【実施例2】本発明の他の実施例を図2について説明す
る。
【0024】PPフィラー容器1に、ホワイトソース7
と茹でたマカロニ15を混合したものを矢示3のように
充填した後、ボイルむきえび16を矢示5のようにトッ
ピングした。ついでキシロースを、10×2×2mmに
シュレッドしたゴーダチーズに混合し、表層部チーズ9
として矢示8のようにトッピングした。トッピングを終
えたグラタン18は、中央に孔10を空けたブリキ製の
遮蔽板11で覆ったのち、下向きにしたガス赤外線ヒー
ター17(大同興業株式会社DH−41AG)の下にか
ざし、表層部チーズが溶融し、焦げ目が付くまで表面を
1分加熱した。直ちにエアブラスト冷却装置で急速冷却
した。−5℃の冷蔵庫で3日間保存したのち、出力50
0Wの家庭用電子レンジで6分間加熱した。外観的に
は、焦げ目がしっかりと出て、オーブンで焼き立ての状
態に極めて近いものとなった。
【0025】
【発明の効果】本発明は、輻射熱による加熱により、樹
脂または紙製容器を損傷させることなく、短時間に焦げ
目を付けることのできるグラタンが得られる効果があ
り、電子レンジにより短時間の調理で食用に供し得る効
果がある。
【0026】また風味についてもオーブン又はオーブン
トースタにより調理したグラタンと同等に食用に供し得
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概念図。
【図2】同じく他の実施例の概念図。
【符号の説明】
1 容器 2 ミートソース 4 ポテト 7 ホワイトソース 9 チーズ 10 孔 11 遮蔽板 14 近赤外線ヒーター 15 マカロニ 16 ボイルむきえび 17 ガス赤外線ヒーター 18 グラタン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子レンジ調理可能な容器に各種グラタ
    ン材料を充填し、該グラタン材料の上部に表層部チーズ
    をトッピングすると共に、前記チーズのみを電磁波の波
    長域が0.76μm〜30μmの赤外線の輻射熱により
    溶融して焦げ目を付けたことを特徴とするグラタンの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 電子レンジ調理可能な容器に各種グラタ
    ン材料を充填し、該グラタン材料の上部に表層部チーズ
    をトッピングすると共に、前記容器上へ遮蔽板を被冠し
    て前記容器を覆った後、前記チーズのみに輻射熱を照射
    して焦げ目をつけたことを特徴とするグラタンの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 容器の素材が耐熱性があり、高周波を透
    過する電子レンジ調理可能な樹脂又は紙としたことを特
    徴とする請求項1又は2記載のグラタンの製造方法。
  4. 【請求項4】 チーズは、シュレッド、粉砕、細切り、
    シート形状をしたナチュラルチーズを使用することを特
    徴とした請求項1又は2記載のグラタン製造方法。
  5. 【請求項5】 表層部チーズに、グルコース、ガラクト
    ース、キシロース又はアビノースの単独又は混合物を添
    加することを特徴とした請求項1又は2記載のグラタン
    の製造方法。
JP8015880A 1996-01-31 1996-01-31 グラタンの製造方法 Pending JPH09206038A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001120239A (ja) * 1999-10-28 2001-05-08 Q P Corp 容器入り食品
JP2012029659A (ja) * 2010-08-03 2012-02-16 Nippon Flour Mills Co Ltd グラタン様食品の製造方法及びこれに使用する粉末ソース
JP2013059315A (ja) * 2011-08-19 2013-04-04 Q P Corp グラタン類の製造方法及びグラタン類

Cited By (3)

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JP2001120239A (ja) * 1999-10-28 2001-05-08 Q P Corp 容器入り食品
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