JPH09207429A - インクジェット記録用受像体 - Google Patents
インクジェット記録用受像体Info
- Publication number
- JPH09207429A JPH09207429A JP8017902A JP1790296A JPH09207429A JP H09207429 A JPH09207429 A JP H09207429A JP 8017902 A JP8017902 A JP 8017902A JP 1790296 A JP1790296 A JP 1790296A JP H09207429 A JPH09207429 A JP H09207429A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- porous layer
- ink
- polymer porous
- boehmite
- image receptor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Paper (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高いインク吸収性と高い色素吸着性を有し、か
つ、溶媒を多量に含んだインクで記録してもシワの発生
がないインクジェット記録用受像体を得る。 【解決手段】合成紙基材上に高分子多孔質層を有し、そ
の上にベーマイト多孔質層を有する構成であって、合成
紙基材の高分子多孔質層を形成した面は、吸油量が3m
l/m2 以上である。
つ、溶媒を多量に含んだインクで記録してもシワの発生
がないインクジェット記録用受像体を得る。 【解決手段】合成紙基材上に高分子多孔質層を有し、そ
の上にベーマイト多孔質層を有する構成であって、合成
紙基材の高分子多孔質層を形成した面は、吸油量が3m
l/m2 以上である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録用受像体に関するものである。
録用受像体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータや電子スチルカメラ
などの普及に伴い、それらの画像をハードコピーとして
記録するための技術が発達してきた。ハードコピーの記
録方式には、銀塩写真によって画像を表示したディスプ
レイを直接撮影するもののほか、昇華型熱転写方式、イ
ンクジェット方式、静電転写型方式など多種多様の方式
が知られている。
などの普及に伴い、それらの画像をハードコピーとして
記録するための技術が発達してきた。ハードコピーの記
録方式には、銀塩写真によって画像を表示したディスプ
レイを直接撮影するもののほか、昇華型熱転写方式、イ
ンクジェット方式、静電転写型方式など多種多様の方式
が知られている。
【0003】インクジェット方式によるプリンターは、
フルカラー化が容易なことや印字騒音が低いことなどか
ら、近年めざましい普及を遂げている。インクジェット
方式ではノズルから記録シートに向けてインク液滴を高
速で射出するものであり、インク中に多量の溶媒を含
む。このためインクジェットプリンター用の受像体は、
速やかにインクを吸収し、しかも優れた発色性を有する
ことが要求される。このような受像体として、表面に吸
収性の良好な多孔質層を形成した各種塗工紙が知られて
いる。
フルカラー化が容易なことや印字騒音が低いことなどか
ら、近年めざましい普及を遂げている。インクジェット
方式ではノズルから記録シートに向けてインク液滴を高
速で射出するものであり、インク中に多量の溶媒を含
む。このためインクジェットプリンター用の受像体は、
速やかにインクを吸収し、しかも優れた発色性を有する
ことが要求される。このような受像体として、表面に吸
収性の良好な多孔質層を形成した各種塗工紙が知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これまでのインクジェ
ット用受像体においては、基材には溶媒を吸収する膨潤
性のある紙が用いられることが多い。この場合、インク
中の溶媒はインク受容層のみならず基材の紙にまで浸透
する。そのため、特に多量の溶媒を含有したインクを使
用して印字する場合には、基材として通常用いられるセ
ルロース系の紙が溶媒を吸収して膨潤し、受像体全体に
しわが発生したりカール(受像体の湾曲)が発生するこ
とがあった。本発明の目的は、インクジェット用受像体
としての特性を満たし、かつ、インク中の溶媒を多量に
吸収した場合にも、しわやカールの発生のないインクジ
ェット用受像体を提供することである。
ット用受像体においては、基材には溶媒を吸収する膨潤
性のある紙が用いられることが多い。この場合、インク
中の溶媒はインク受容層のみならず基材の紙にまで浸透
する。そのため、特に多量の溶媒を含有したインクを使
用して印字する場合には、基材として通常用いられるセ
ルロース系の紙が溶媒を吸収して膨潤し、受像体全体に
しわが発生したりカール(受像体の湾曲)が発生するこ
とがあった。本発明の目的は、インクジェット用受像体
としての特性を満たし、かつ、インク中の溶媒を多量に
吸収した場合にも、しわやカールの発生のないインクジ
ェット用受像体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成紙基材上
に高分子多孔質層を有し、その上にベーマイト多孔質層
を有する構成であって、合成紙基材の高分子多孔質層を
形成した面は、フタル酸ジブチルを刷毛塗りし吸収され
なかった部分を拭いとった後での単位面積あたりの重量
増加から求めた吸油量が3ml/m2 以上であるインク
ジェット記録用受像体を提供する。
に高分子多孔質層を有し、その上にベーマイト多孔質層
を有する構成であって、合成紙基材の高分子多孔質層を
形成した面は、フタル酸ジブチルを刷毛塗りし吸収され
なかった部分を拭いとった後での単位面積あたりの重量
増加から求めた吸油量が3ml/m2 以上であるインク
ジェット記録用受像体を提供する。
【0006】本発明において吸油量とは、合成紙の記録
面が吸収することのできる油の容積であり、合成紙の単
位面積あたりのインクの吸収に寄与する細孔容積を意味
する。具体的には、フタル酸ジブチル(試薬特級、比重
1.05)を合成紙の一面に刷毛塗りし、吸収されなか
った部分を拭いとった後で重量を測定し、重量増加から
単位面積あたりの吸収量を求める。
面が吸収することのできる油の容積であり、合成紙の単
位面積あたりのインクの吸収に寄与する細孔容積を意味
する。具体的には、フタル酸ジブチル(試薬特級、比重
1.05)を合成紙の一面に刷毛塗りし、吸収されなか
った部分を拭いとった後で重量を測定し、重量増加から
単位面積あたりの吸収量を求める。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において合成紙とは、木材
パルプを抄造して得られるセルロース系の紙ではなく、
合成樹脂を多孔質化処理して吸収性を付与したものであ
る。合成紙としては、表面処理法や表面コート法などの
表面加工法、充填剤混合法や延伸法などの内部紙化法、
合成パルプ法などのファイバー法によって製造したもの
を用いることができる。
パルプを抄造して得られるセルロース系の紙ではなく、
合成樹脂を多孔質化処理して吸収性を付与したものであ
る。合成紙としては、表面処理法や表面コート法などの
表面加工法、充填剤混合法や延伸法などの内部紙化法、
合成パルプ法などのファイバー法によって製造したもの
を用いることができる。
【0008】合成紙の上に形成する高分子多孔質層に
は、基材とベーマイト多孔質層との接着性向上、光沢性
向上などの効果がある。さらにこの樹脂層は、インクの
吸収性にも寄与する。高分子多孔質層の物性としては、
合成紙と一緒にして測定した吸油量が3ml/m2 以上
である必要がある。
は、基材とベーマイト多孔質層との接着性向上、光沢性
向上などの効果がある。さらにこの樹脂層は、インクの
吸収性にも寄与する。高分子多孔質層の物性としては、
合成紙と一緒にして測定した吸油量が3ml/m2 以上
である必要がある。
【0009】高分子多孔質層の材質としては、ウレタン
樹脂、スチレンブタジエンゴム、ポリエステルなどを採
用することができる。高分子多孔質層を形成する方法と
しては、上記高分子の水系ラテックスを塗布する方法が
好ましい。
樹脂、スチレンブタジエンゴム、ポリエステルなどを採
用することができる。高分子多孔質層を形成する方法と
しては、上記高分子の水系ラテックスを塗布する方法が
好ましい。
【0010】高分子多孔質層の塗工量は1〜30g/m
2 程度が好ましい。塗工量が1g/m2 に満たない場合
は、高分子多孔質層の効果が十分に発現しないおそれが
あるので好ましくない。厚さが30g/m2 を超える場
合は、高分子多孔質層の強度が低下するなどという問題
点があるだけでなく不要な材料を使用するために製造に
要するコストが不必要にかかるので好ましくない。
2 程度が好ましい。塗工量が1g/m2 に満たない場合
は、高分子多孔質層の効果が十分に発現しないおそれが
あるので好ましくない。厚さが30g/m2 を超える場
合は、高分子多孔質層の強度が低下するなどという問題
点があるだけでなく不要な材料を使用するために製造に
要するコストが不必要にかかるので好ましくない。
【0011】高分子多孔質層に無機粒子が含有される場
合は、吸収性を増大させることができるので好ましい。
無機粒子としては、シリカゲル、含水シリカ、アルミ
ナ、炭酸カルシウムなどを用いることができる。無機粒
子が多孔性である場合は吸収性増大の観点で好ましい。
無機粒子を添加する場合その割合は、高分子に対し1〜
50重量%が好ましい。無機粒子が1重量%に満たない
場合は無機粒子添加の効果が十分に発現しないので好ま
しくない。無機粒子が50重量%を超える場合は、基材
とベーマイト多孔質層との接着性を向上させる効果が十
分に発現しないおそれがあるので好ましくない。
合は、吸収性を増大させることができるので好ましい。
無機粒子としては、シリカゲル、含水シリカ、アルミ
ナ、炭酸カルシウムなどを用いることができる。無機粒
子が多孔性である場合は吸収性増大の観点で好ましい。
無機粒子を添加する場合その割合は、高分子に対し1〜
50重量%が好ましい。無機粒子が1重量%に満たない
場合は無機粒子添加の効果が十分に発現しないので好ま
しくない。無機粒子が50重量%を超える場合は、基材
とベーマイト多孔質層との接着性を向上させる効果が十
分に発現しないおそれがあるので好ましくない。
【0012】高分子多孔質層を形成する方法は、高分子
ラテックスに必要に応じて無機粒子を混合した水系分散
液を塗布し、乾燥する方法が好ましい。塗布手段として
は、ロールコーター、エアナイフコーター、ブレードコ
ーター、ロッドコーター、バーコーター、コンマコータ
ー、ダイコーター、グラビアコーターなどの方法を採用
することができる。
ラテックスに必要に応じて無機粒子を混合した水系分散
液を塗布し、乾燥する方法が好ましい。塗布手段として
は、ロールコーター、エアナイフコーター、ブレードコ
ーター、ロッドコーター、バーコーター、コンマコータ
ー、ダイコーター、グラビアコーターなどの方法を採用
することができる。
【0013】本発明のインクジェット記録用受像体は、
インク受容層としてベーマイト多孔質層を有する。ベー
マイトは組成式Al2 O3 ・nH2 O(n=1〜1.
5)で現される粒子であり、インク吸収性、色素定着な
どの点で優れているうえに、インク受容層の透明性が良
好であるので記録時の色濃度が高く、基材の風合いも損
なわないので特に好ましい。
インク受容層としてベーマイト多孔質層を有する。ベー
マイトは組成式Al2 O3 ・nH2 O(n=1〜1.
5)で現される粒子であり、インク吸収性、色素定着な
どの点で優れているうえに、インク受容層の透明性が良
好であるので記録時の色濃度が高く、基材の風合いも損
なわないので特に好ましい。
【0014】ベーマイト多孔質層は有機バインダーを含
有した場合は、多孔質層の機械的強度に優れるので好ま
しい。バインダーとしては、デンプンやその変性物、ポ
リビニルアルコールおよびその変性物、SBRラテック
ス、NBRラテックス、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドンな
どの有機物を用いることができる。バインダーの使用量
は、ベーマイトの5〜50重量%程度を採用するのが好
ましい。バインダーの使用量が5重量%未満の場合は、
インク受容層の強度が不十分になるおそれがあり、逆に
50重量%を超える場合はインクの吸収性が不十分にな
るおそれがあるのでそれぞれ好ましくない。特に好まし
いバインダーの量は、ベーマイトの5〜15重量%であ
る。
有した場合は、多孔質層の機械的強度に優れるので好ま
しい。バインダーとしては、デンプンやその変性物、ポ
リビニルアルコールおよびその変性物、SBRラテック
ス、NBRラテックス、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドンな
どの有機物を用いることができる。バインダーの使用量
は、ベーマイトの5〜50重量%程度を採用するのが好
ましい。バインダーの使用量が5重量%未満の場合は、
インク受容層の強度が不十分になるおそれがあり、逆に
50重量%を超える場合はインクの吸収性が不十分にな
るおそれがあるのでそれぞれ好ましくない。特に好まし
いバインダーの量は、ベーマイトの5〜15重量%であ
る。
【0015】ベーマイト多孔質層は、その細孔構造が実
質的に半径が1〜15nmの細孔からなり、細孔容積が
0.3〜1.0cc/gである場合は、十分な吸収性を
有しかつ透明性も高いので好ましい。インク受容層の透
明性が高い場合は、インクを吸収した際に色素の発色が
良好である。細孔半径分布の測定は窒素吸着法による。
質的に半径が1〜15nmの細孔からなり、細孔容積が
0.3〜1.0cc/gである場合は、十分な吸収性を
有しかつ透明性も高いので好ましい。インク受容層の透
明性が高い場合は、インクを吸収した際に色素の発色が
良好である。細孔半径分布の測定は窒素吸着法による。
【0016】インク受容層の塗工量は、乾燥基準で0.
1〜100g/m2 の範囲にあることが好ましい。イン
ク受容層の塗工量が0.1g/m2 に満たない場合は、
色素の定着性、吸収性が不十分になり鮮明で色濃度の高
い記録ができないおそれがあるので好ましくない。イン
ク受容層の塗工量が100g/m2 を超える場合は、イ
ンク受容層の機械的強度が低下したり、あるいは透明性
が減少して記録物の色濃度が低下するおそれがあるので
好ましくない。インク受容層のより好ましい厚さは、5
〜50μmである。
1〜100g/m2 の範囲にあることが好ましい。イン
ク受容層の塗工量が0.1g/m2 に満たない場合は、
色素の定着性、吸収性が不十分になり鮮明で色濃度の高
い記録ができないおそれがあるので好ましくない。イン
ク受容層の塗工量が100g/m2 を超える場合は、イ
ンク受容層の機械的強度が低下したり、あるいは透明性
が減少して記録物の色濃度が低下するおそれがあるので
好ましくない。インク受容層のより好ましい厚さは、5
〜50μmである。
【0017】基材上にインク受容層を設ける手段とし
て、例えば、アルミナゾルにバインダーを加えてスラリ
ー状とし、ロールコーター、エアナイフコーター、ブレ
ードコーター、ロッドコーター、バーコーター、コンマ
コーター、ダイコーター、グラビアコーターなどを用い
て塗布し、乾燥する方法を採用することができる。
て、例えば、アルミナゾルにバインダーを加えてスラリ
ー状とし、ロールコーター、エアナイフコーター、ブレ
ードコーター、ロッドコーター、バーコーター、コンマ
コーター、ダイコーター、グラビアコーターなどを用い
て塗布し、乾燥する方法を採用することができる。
【0018】上記ベーマイト多孔質層の上にシリカゲル
層を有する場合は、ベーマイト多孔質層単独の場合に比
べて耐擦傷性が向上するので好ましい。シリカゲル層
は、インクが付与されたときにインクを透過する。
層を有する場合は、ベーマイト多孔質層単独の場合に比
べて耐擦傷性が向上するので好ましい。シリカゲル層
は、インクが付与されたときにインクを透過する。
【0019】シリカゲル層は、好ましくはシリカゾルを
バインダー溶液中に分散させてから塗布、乾燥すること
によりシート表面に強固に付着させることができる。シ
リカゾルとしては、平均粒子直径が、10〜90nm、
固形分濃度が1〜20重量%のものを使用するのが好ま
しい。シリカゾルに混合するバインダーとしては、ベー
マイト多孔質層に用いたのと同様のバインダーが使用で
きるが、特にケイ素含有ポリビニルアルコールなどのケ
イ素含有ポリマーを使用するのが好ましい。バインダー
の使用量は、シリカゾルの固形分(SiO2 換算)に対
して、1〜30重量%が好ましい。
バインダー溶液中に分散させてから塗布、乾燥すること
によりシート表面に強固に付着させることができる。シ
リカゾルとしては、平均粒子直径が、10〜90nm、
固形分濃度が1〜20重量%のものを使用するのが好ま
しい。シリカゾルに混合するバインダーとしては、ベー
マイト多孔質層に用いたのと同様のバインダーが使用で
きるが、特にケイ素含有ポリビニルアルコールなどのケ
イ素含有ポリマーを使用するのが好ましい。バインダー
の使用量は、シリカゾルの固形分(SiO2 換算)に対
して、1〜30重量%が好ましい。
【0020】このシリカゲル層の厚さは、0.1〜30
μm程度が好ましい。シリカゲル層の厚さが0.1μm
未満の場合は、耐擦傷性改善の効果が不十分であるので
好ましくない。シリカゲル層の厚さが30μm超の場合
は、インク受容層の透明性が損なわれるおそれがあるの
で好ましくない。
μm程度が好ましい。シリカゲル層の厚さが0.1μm
未満の場合は、耐擦傷性改善の効果が不十分であるので
好ましくない。シリカゲル層の厚さが30μm超の場合
は、インク受容層の透明性が損なわれるおそれがあるの
で好ましくない。
【0021】
【実施例】実施例における吸油量は次のようにして測定
した。フタル酸ジブチル(試薬特級、比重1.05)
を、5cm×20cmに切断した受像体に刷毛塗りし、
吸収されなかった部分を拭いとった後で重量を測定し
た。重量増加から、単位面積あたりの吸収量を求めた。
した。フタル酸ジブチル(試薬特級、比重1.05)
を、5cm×20cmに切断した受像体に刷毛塗りし、
吸収されなかった部分を拭いとった後で重量を測定し
た。重量増加から、単位面積あたりの吸収量を求めた。
【0022】例1 固形分50重量%のポリエステル系ウレタンラテックス
(大日本インキ株式会社製、商品名ハイドランHW−9
30)100重量部と固形分50重量%のスチレンブタ
ジエンゴムラテックス(日本ゼオン株式会社製、商品名
ニポールLX407BP)40重量部を混合し、ラテッ
クス塗工液を調製した。この塗工液を、吸油量11g/
m2 の合成紙(日清紡績株式会社製、商品名ピーチコー
トWE−110)にバーコーターを用いて塗布し、60
℃のオーブンにて数分間乾燥および焼成して高分子多孔
質層を形成した。この高分子多孔質層の塗工量は7g/
cm2 であり、高分子多孔質層を含めた吸油量は14m
l/m2 であった。
(大日本インキ株式会社製、商品名ハイドランHW−9
30)100重量部と固形分50重量%のスチレンブタ
ジエンゴムラテックス(日本ゼオン株式会社製、商品名
ニポールLX407BP)40重量部を混合し、ラテッ
クス塗工液を調製した。この塗工液を、吸油量11g/
m2 の合成紙(日清紡績株式会社製、商品名ピーチコー
トWE−110)にバーコーターを用いて塗布し、60
℃のオーブンにて数分間乾燥および焼成して高分子多孔
質層を形成した。この高分子多孔質層の塗工量は7g/
cm2 であり、高分子多孔質層を含めた吸油量は14m
l/m2 であった。
【0023】アルミニウムイソプロポキシドの加水分解
・解膠法で合成した固形分18重量%のアルミナゾル1
00gとポリビニルアルコール6.2重量%水溶液32
gとを混合して得た塗工液を調製した。この、塗工液を
上記の高分子多孔質層の上にバーコーターを用いて塗布
し、60℃のオーブンにて数分間乾燥および焼成してベ
ーマイト多孔質層を形成した。このベーマイト多孔質層
の塗工量は20g/m2 であった。
・解膠法で合成した固形分18重量%のアルミナゾル1
00gとポリビニルアルコール6.2重量%水溶液32
gとを混合して得た塗工液を調製した。この、塗工液を
上記の高分子多孔質層の上にバーコーターを用いて塗布
し、60℃のオーブンにて数分間乾燥および焼成してベ
ーマイト多孔質層を形成した。このベーマイト多孔質層
の塗工量は20g/m2 であった。
【0024】例2 基材として、吸油量4ml/m2 の合成紙(王子油化合
成紙株式会社製、商品名ユポVIF−90)を用いた以
外は例1と同様にして受像体を製造した。高分子多孔質
層を含めた基材の吸油量は7g/m2 で、ベーマイト多
孔質層の乾燥時の塗工量は20g/m2 であった。
成紙株式会社製、商品名ユポVIF−90)を用いた以
外は例1と同様にして受像体を製造した。高分子多孔質
層を含めた基材の吸油量は7g/m2 で、ベーマイト多
孔質層の乾燥時の塗工量は20g/m2 であった。
【0025】例3(比較例) 例1の合成紙に高分子多孔質層を形成せず、ベーマイト
多孔質を20g/m2で塗工して受像体を形成した。
多孔質を20g/m2で塗工して受像体を形成した。
【0026】例4(比較例) 例2の合成紙に高分子多孔質層を形成せず、ベーマイト
多孔質を20g/m2で塗工して受像体を形成した。
多孔質を20g/m2で塗工して受像体を形成した。
【0027】例5(比較例) 基材として吸油性を持たないポリエステルフィルムを用
い、ベーマイト多孔質を20g/m2 で塗工して受像体
を形成した。
い、ベーマイト多孔質を20g/m2 で塗工して受像体
を形成した。
【0028】例6(比較例) 基材として市販のフォーム紙(坪量68g/m2 )を用
い、ベーマイト多孔質を20g/m2 で塗工して受像体
を形成した。このフォーム紙の吸油量は25ml/m2
であった。
い、ベーマイト多孔質を20g/m2 で塗工して受像体
を形成した。このフォーム紙の吸油量は25ml/m2
であった。
【0029】特性評価 例1〜6の受像体について、光沢度を入射角・反射角と
も60゜に設定して、光沢度計(日本電飾工業株式会社
製、商品名VGS−300A)を用いて測定した。また
ベーマイト多孔質の接着性をセロハンテープの引き剥し
試験により評価した。印字特性として、インクジェット
プリンター(セイコーエプソン株式会社製、商品名MJ
−5000C)により、次のテストパターンの印刷を行
って評価した。3cm×4cmの長方形3個を互いに隣
接させて一列に配置し、3色(混色ブラック、レッド
(マゼンタ+イエローの200%混色)、グリーン(シ
アン+マゼンタの200%混色))を順に印字した。目
視で観察できるにじみから吸収性を評価した。地合につ
いては、上記テストパターンで200%混色の部分につ
いて、印字直後のシワの有無を目視により評価した。そ
れらの結果を表1に示す。表1において、接着性、吸収
性、地合については次の3段階の相対評価で示す。○:
特に良好、△:良好、×:不良。
も60゜に設定して、光沢度計(日本電飾工業株式会社
製、商品名VGS−300A)を用いて測定した。また
ベーマイト多孔質の接着性をセロハンテープの引き剥し
試験により評価した。印字特性として、インクジェット
プリンター(セイコーエプソン株式会社製、商品名MJ
−5000C)により、次のテストパターンの印刷を行
って評価した。3cm×4cmの長方形3個を互いに隣
接させて一列に配置し、3色(混色ブラック、レッド
(マゼンタ+イエローの200%混色)、グリーン(シ
アン+マゼンタの200%混色))を順に印字した。目
視で観察できるにじみから吸収性を評価した。地合につ
いては、上記テストパターンで200%混色の部分につ
いて、印字直後のシワの有無を目視により評価した。そ
れらの結果を表1に示す。表1において、接着性、吸収
性、地合については次の3段階の相対評価で示す。○:
特に良好、△:良好、×:不良。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録用受像体
は、高いインク吸収性と高い色素吸着性を有し、かつ、
溶媒を多量に含んだインクで記録してもシワの発生がな
い。
は、高いインク吸収性と高い色素吸着性を有し、かつ、
溶媒を多量に含んだインクで記録してもシワの発生がな
い。
Claims (3)
- 【請求項1】合成紙基材上に高分子多孔質層を有し、そ
の上にベーマイト多孔質層を有する構成であって、合成
紙基材の高分子多孔質層を形成した面は、フタル酸ジブ
チルを刷毛塗りし吸収されなかった部分を拭いとった後
での単位面積あたりの重量増加から求めた吸油量が3m
l/m2 以上であるインクジェット記録用受像体。 - 【請求項2】高分子多孔質層中に、無機粒子が分散した
請求項1のインクジェット記録用受像体。 - 【請求項3】ベーマイト多孔質層上に、シリカゲル層を
有する請求項1または2のインクジェット記録用受像
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8017902A JPH09207429A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | インクジェット記録用受像体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8017902A JPH09207429A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | インクジェット記録用受像体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09207429A true JPH09207429A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11956683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8017902A Pending JPH09207429A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | インクジェット記録用受像体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09207429A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6241344B1 (en) | 1997-11-10 | 2001-06-05 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming method and image forming apparatus |
| WO2001068376A1 (fr) * | 2000-03-14 | 2001-09-20 | Yupo Corporation | Papier d'enregistrement pour imprimante a jet d'encre |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP8017902A patent/JPH09207429A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6241344B1 (en) | 1997-11-10 | 2001-06-05 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming method and image forming apparatus |
| WO2001068376A1 (fr) * | 2000-03-14 | 2001-09-20 | Yupo Corporation | Papier d'enregistrement pour imprimante a jet d'encre |
| US6984423B2 (en) | 2000-03-14 | 2006-01-10 | Yupo Corporation | Ink jet recording paper |
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