JPH09207575A - ドアインナーシールの取付構造 - Google Patents
ドアインナーシールの取付構造Info
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- JPH09207575A JPH09207575A JP8019080A JP1908096A JPH09207575A JP H09207575 A JPH09207575 A JP H09207575A JP 8019080 A JP8019080 A JP 8019080A JP 1908096 A JP1908096 A JP 1908096A JP H09207575 A JPH09207575 A JP H09207575A
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- inner seal
- door
- door inner
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- mounting hole
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドアトリムの上端縁に取り付けられるドアイ
ンナーシールの取付構造において、ドアインナーシール
の取付精度を高めるとともに、ドアウインドウガラスの
昇降操作時、ガタツキを抑え円滑なドアウインドウガラ
スの昇降操作性をもたらすことを課題とする。 【解決手段】 ドアトリム10の上端縁に設定されるイ
ンナーシール取付面20に開設される取付孔21の4辺
を包囲するようにインナーシール着座用リブ22,2
3,24が突出形成され、取付孔21とドアインナーシ
ール30裏面との間にクリアランスを確保した状態でイ
ンナーシール着座用リブ22,23,24によりドアイ
ンナーシール30を支持固定し、ドアインナーシールの
取付精度を高め、かつ、ガタツキ幅を小さく抑える。
ンナーシールの取付構造において、ドアインナーシール
の取付精度を高めるとともに、ドアウインドウガラスの
昇降操作時、ガタツキを抑え円滑なドアウインドウガラ
スの昇降操作性をもたらすことを課題とする。 【解決手段】 ドアトリム10の上端縁に設定されるイ
ンナーシール取付面20に開設される取付孔21の4辺
を包囲するようにインナーシール着座用リブ22,2
3,24が突出形成され、取付孔21とドアインナーシ
ール30裏面との間にクリアランスを確保した状態でイ
ンナーシール着座用リブ22,23,24によりドアイ
ンナーシール30を支持固定し、ドアインナーシールの
取付精度を高め、かつ、ガタツキ幅を小さく抑える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用ドアト
リムの上端縁に沿って取り付けられるドアインナーシー
ルの取付構造に関する。
リムの上端縁に沿って取り付けられるドアインナーシー
ルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ドアインナーパネルに内装される
自動車用ドアトリムには、昇降式ドアウインドウガラス
に対するシール機能を付与するため、ドアインナーシー
ルがドアトリム上端縁に沿って取り付けられている。
自動車用ドアトリムには、昇降式ドアウインドウガラス
に対するシール機能を付与するため、ドアインナーシー
ルがドアトリム上端縁に沿って取り付けられている。
【0003】図8並びに図9は従来の自動車用ドアトリ
ムにおけるドアインナーシールの取付構造を示すもの
で、ドアトリム1は、所要形状に成形され、適度の保形
性を備えた芯材2の表面にクッション性並びに装飾性を
付与する表皮材3を被覆して構成されている。
ムにおけるドアインナーシールの取付構造を示すもの
で、ドアトリム1は、所要形状に成形され、適度の保形
性を備えた芯材2の表面にクッション性並びに装飾性を
付与する表皮材3を被覆して構成されている。
【0004】そして、この自動車用ドアトリム1のウエ
ストフランジ部4にドアインナーシール5を取り付ける
には、ウエストフランジ部4の長手方向に沿って適宜間
隔毎に開設された取付孔4aに対して、ドアインナーシ
ール5の係止爪5aを挿入した後、折曲操作して、ドア
トリム1のウエストフランジ部4にドアインナーシール
5を取り付けている。
ストフランジ部4にドアインナーシール5を取り付ける
には、ウエストフランジ部4の長手方向に沿って適宜間
隔毎に開設された取付孔4aに対して、ドアインナーシ
ール5の係止爪5aを挿入した後、折曲操作して、ドア
トリム1のウエストフランジ部4にドアインナーシール
5を取り付けている。
【0005】また、別の仕様として、図10に示すよう
に、ドアトリム1´として芯材2単体で構成する場合に
おいても、芯材2の上端縁に沿って一体に設けたウエス
トフランジ部4にドアインナーシール5を爪係合により
固定している。
に、ドアトリム1´として芯材2単体で構成する場合に
おいても、芯材2の上端縁に沿って一体に設けたウエス
トフランジ部4にドアインナーシール5を爪係合により
固定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ドアインナーシール5の取付構造においては、図8,図
9に示す表皮材3仕様のドアトリム1においては、表皮
材3をウエストフランジ部4に貼付する作業が面倒であ
り、ドアインナーシール5の取付精度を確保するため
に、ウエストフランジ部4の表面はフラット面が望まし
いが、シワが生じ易く、そうした場合、ドアインナーシ
ールの取付精度が悪化するという問題点が指摘されてい
た。
ドアインナーシール5の取付構造においては、図8,図
9に示す表皮材3仕様のドアトリム1においては、表皮
材3をウエストフランジ部4に貼付する作業が面倒であ
り、ドアインナーシール5の取付精度を確保するため
に、ウエストフランジ部4の表面はフラット面が望まし
いが、シワが生じ易く、そうした場合、ドアインナーシ
ールの取付精度が悪化するという問題点が指摘されてい
た。
【0007】また、図10に示す芯材2単体を使用した
ドアトリム1´においては、表皮材3のクッション機能
が期待できないため、ドアインナーシール5にガタツキ
が生じ易く、取付安定性に欠けるという問題点もあっ
た。
ドアトリム1´においては、表皮材3のクッション機能
が期待できないため、ドアインナーシール5にガタツキ
が生じ易く、取付安定性に欠けるという問題点もあっ
た。
【0008】特に、ドアインナーシール5のガタツキに
ついてその挙動を図11を基に説明すると、ドアインナ
ーシール5のガタツキの支点a、ドアインナーシール5
の係止爪5aが取付孔4aに係止する係止点(ガタツキ
前b´、ガタツキ後b)とした場合、aとbとの距離が
近いため、ガタツキ幅cが一定であれば、ガタツキ角度
dが大きくなり、この対策として、aとbとの距離を大
きく設定すれば、ガタツキ角度が小さくなり、昇降式ド
アウインドウガラスの昇降操作時、ドアインナーシール
5のガタツキを最少限に抑えることができるとの結論に
達した。
ついてその挙動を図11を基に説明すると、ドアインナ
ーシール5のガタツキの支点a、ドアインナーシール5
の係止爪5aが取付孔4aに係止する係止点(ガタツキ
前b´、ガタツキ後b)とした場合、aとbとの距離が
近いため、ガタツキ幅cが一定であれば、ガタツキ角度
dが大きくなり、この対策として、aとbとの距離を大
きく設定すれば、ガタツキ角度が小さくなり、昇降式ド
アウインドウガラスの昇降操作時、ドアインナーシール
5のガタツキを最少限に抑えることができるとの結論に
達した。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、ドアインナーシールをドアトリムの上端縁に
沿って取り付けるにあたり、ドイインナーシールを精度
良く取り付けることができ、しかも、ドアウインドウガ
ラスの昇降操作時、ドアインナーシールのガタツキ現象
を最少限に抑え、ドアウインドウガラスの円滑な操作性
を確保できるドアインナーシールの取付構造を提供する
ことを目的とする。
たもので、ドアインナーシールをドアトリムの上端縁に
沿って取り付けるにあたり、ドイインナーシールを精度
良く取り付けることができ、しかも、ドアウインドウガ
ラスの昇降操作時、ドアインナーシールのガタツキ現象
を最少限に抑え、ドアウインドウガラスの円滑な操作性
を確保できるドアインナーシールの取付構造を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ドアトリムの上端縁に沿って、インナー
シール取付面が設定され、昇降式ドアウインドウガラス
をシールするドアインナーシールの係止爪を上記インナ
ーシール取付面の取付孔内に折曲固定してなるドアイン
ナーシールの取付構造において、前記インナーシール取
付面における取付孔の周囲に、ドアインナーシールを着
座するインナーシール着座用リブが外方に突出形成さ
れ、ドアインナーシールの裏面と取付孔との間にクリア
ランスが確保された状態でドアインナーシールがインナ
ーシール着座用リブにより支持されていることを特徴と
する。
に、本発明は、ドアトリムの上端縁に沿って、インナー
シール取付面が設定され、昇降式ドアウインドウガラス
をシールするドアインナーシールの係止爪を上記インナ
ーシール取付面の取付孔内に折曲固定してなるドアイン
ナーシールの取付構造において、前記インナーシール取
付面における取付孔の周囲に、ドアインナーシールを着
座するインナーシール着座用リブが外方に突出形成さ
れ、ドアインナーシールの裏面と取付孔との間にクリア
ランスが確保された状態でドアインナーシールがインナ
ーシール着座用リブにより支持されていることを特徴と
する。
【0011】上記ドアトリムは、曲面形状に成形された
芯材の表面に表皮材を被覆一体化した積層構造のもので
も良く、また合成樹脂成形体の単体構造のものでも良
い。
芯材の表面に表皮材を被覆一体化した積層構造のもので
も良く、また合成樹脂成形体の単体構造のものでも良
い。
【0012】更に、ドアトリムの上端縁に沿って設定さ
れるインナーシール取付面は、ドアトリムの芯材の上端
縁に沿って一体に形成しても良く、また、合成樹脂の射
出成形体からなるウエストガーニッシュ等の別物をドア
トリムのウエスト部裏面に超音波溶着等により固着して
も良い。
れるインナーシール取付面は、ドアトリムの芯材の上端
縁に沿って一体に形成しても良く、また、合成樹脂の射
出成形体からなるウエストガーニッシュ等の別物をドア
トリムのウエスト部裏面に超音波溶着等により固着して
も良い。
【0013】上記ドアインナーシールは、軟質塩ビ等の
弾性体内に保形性を有する金属芯金等をインサートした
構成であり、金属芯金の長手方向に沿って適宜間隔毎に
係止爪が切り起こされ、インナーシール取付面の取付孔
にこの係止爪を固着することにより取り付けられる。
弾性体内に保形性を有する金属芯金等をインサートした
構成であり、金属芯金の長手方向に沿って適宜間隔毎に
係止爪が切り起こされ、インナーシール取付面の取付孔
にこの係止爪を固着することにより取り付けられる。
【0014】また、インナーシール取付面の取付孔の周
囲に設けられるインナーシール着座用リブは、取付孔の
上下並びに左右の4辺に設置され、ドアインナーシール
をこのインナーシール着座用リブにより確実に支持して
いる。
囲に設けられるインナーシール着座用リブは、取付孔の
上下並びに左右の4辺に設置され、ドアインナーシール
をこのインナーシール着座用リブにより確実に支持して
いる。
【0015】以上の構成から明らかなように、本発明に
係るドアインナーシールの取付構造においては、芯材表
面を表皮材により被覆する積層構造のものにおいては、
表皮材の上端縁はウエストラインに沿ってカット処理さ
れるため、表皮材をインナーシール表面に貼付する作業
が廃止でき、しかも、表皮材のシワが原因となるインナ
ーシール取付精度の悪化等の問題も解消される。
係るドアインナーシールの取付構造においては、芯材表
面を表皮材により被覆する積層構造のものにおいては、
表皮材の上端縁はウエストラインに沿ってカット処理さ
れるため、表皮材をインナーシール表面に貼付する作業
が廃止でき、しかも、表皮材のシワが原因となるインナ
ーシール取付精度の悪化等の問題も解消される。
【0016】更に、取付孔周囲のインナーシール着座用
リブによりドアインナーシール裏面と取付孔との間にク
リアランスが設定されているため、ドアインナーシール
を取付孔側に撓ませて折曲爪を折曲操作すれば良く、ド
アインナーシールの取り付けがタイトに行われる。
リブによりドアインナーシール裏面と取付孔との間にク
リアランスが設定されているため、ドアインナーシール
を取付孔側に撓ませて折曲爪を折曲操作すれば良く、ド
アインナーシールの取り付けがタイトに行われる。
【0017】また、取付孔下方のインナーシール着座用
リブにより、ドアインナーシールのガタツキ支点を取付
孔から遠ざけることができるため、ガタツキが生じた場
合のガタツキ角度を小さく規制できる。
リブにより、ドアインナーシールのガタツキ支点を取付
孔から遠ざけることができるため、ガタツキが生じた場
合のガタツキ角度を小さく規制できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るドアインナー
シールの取付構造の実施形態について、添付図面を参照
しながら詳細に説明する。
シールの取付構造の実施形態について、添付図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0019】図1乃至図3は本発明の第1実施形態を示
すもので、図1はドアインナーシールをドアトリムに取
り付ける構造を示す斜視図、図2はドアトリムにドアイ
ンナーシールを取り付けた状態を示す断面図、図3はド
アインナーシールの折曲爪の折曲加工状態を示す説明図
である。
すもので、図1はドアインナーシールをドアトリムに取
り付ける構造を示す斜視図、図2はドアトリムにドアイ
ンナーシールを取り付けた状態を示す断面図、図3はド
アインナーシールの折曲爪の折曲加工状態を示す説明図
である。
【0020】更に、図4,図5は本発明に係るドアイン
ナーシールを適用するドアトリムの仕様を変更した各断
面図、図6,図7は本発明に係るドアインナーシールの
取付構造の別の実施形態を示すもので、図6はインナー
シールの取付構造を示す斜視図、図7はドアインナーシ
ールを取り付けた状態を示す断面図である。
ナーシールを適用するドアトリムの仕様を変更した各断
面図、図6,図7は本発明に係るドアインナーシールの
取付構造の別の実施形態を示すもので、図6はインナー
シールの取付構造を示す斜視図、図7はドアインナーシ
ールを取り付けた状態を示す断面図である。
【0021】まず、本発明の第1実施形態について図1
乃至図3を基に説明する。
乃至図3を基に説明する。
【0022】図1,図2において、自動車用ドアトリム
10は、所要形状に成形された芯材11の表面に表皮材
12を被覆一体化して構成されており、芯材11の上端
縁に沿って、ドアインナーシール30を取り付けるフラ
ットなインナーシール取付面20が設定されている。
10は、所要形状に成形された芯材11の表面に表皮材
12を被覆一体化して構成されており、芯材11の上端
縁に沿って、ドアインナーシール30を取り付けるフラ
ットなインナーシール取付面20が設定されている。
【0023】更に詳しくは、上記芯材11は、タルクを
混入したポリプロピレン樹脂を材料として、射出成形あ
るいはモールドプレス成形により成形されており、表皮
材12は、塩ビシート等のトップ層裏面にポリエチレン
フォーム等の発泡層を裏打ちした装飾性並びにクッショ
ン性に優れた積層シートが使用され、芯材11の成形時
一体化しても良く、また、芯材11の成形後、真空成形
等により一体化しても良い。
混入したポリプロピレン樹脂を材料として、射出成形あ
るいはモールドプレス成形により成形されており、表皮
材12は、塩ビシート等のトップ層裏面にポリエチレン
フォーム等の発泡層を裏打ちした装飾性並びにクッショ
ン性に優れた積層シートが使用され、芯材11の成形時
一体化しても良く、また、芯材11の成形後、真空成形
等により一体化しても良い。
【0024】一方、ドアインナーシール30は、軟質塩
化ビニル樹脂等軟質樹脂の押出成形体からなり、内部に
インサートされた金属芯金31に係止爪32が所定間隔
毎に切起し形成されている。
化ビニル樹脂等軟質樹脂の押出成形体からなり、内部に
インサートされた金属芯金31に係止爪32が所定間隔
毎に切起し形成されている。
【0025】そして、係止爪32と反対側面には、昇降
式ドアウンイドウガラスを摺接するシールリップ33が
形成されている。
式ドアウンイドウガラスを摺接するシールリップ33が
形成されている。
【0026】上記ドアインナーシール30を取り付ける
ドアトリム10のインナーシール取付面20には、ドア
インナーシール30の係止爪32と対応する位置に矩形
状の取付孔21が開設されているとともに、この取付孔
21の上下左右にドアインナーシール30の裏面と当接
し、ドアインナーシール30を着座させるインナーシー
ル着座用リブ22,23,24が突設形成されている。
ドアトリム10のインナーシール取付面20には、ドア
インナーシール30の係止爪32と対応する位置に矩形
状の取付孔21が開設されているとともに、この取付孔
21の上下左右にドアインナーシール30の裏面と当接
し、ドアインナーシール30を着座させるインナーシー
ル着座用リブ22,23,24が突設形成されている。
【0027】尚、本実施形態においては、インナーシー
ル取付面20の変形を防止し、剛性を高めるために、取
付孔21の上下側のリブ22,23をそれぞれインナー
シール取付面20の長手方向に沿って条設するととも
に、取付孔21の左右側の着座用リブ24を下側のイン
ナーシール着座用リブ23と連設形成している。
ル取付面20の変形を防止し、剛性を高めるために、取
付孔21の上下側のリブ22,23をそれぞれインナー
シール取付面20の長手方向に沿って条設するととも
に、取付孔21の左右側の着座用リブ24を下側のイン
ナーシール着座用リブ23と連設形成している。
【0028】尚、表皮材12の上側端末は、インナーシ
ール取付面20における上側インナーシール着座用リブ
22の上面と一致するようにカット処理されており、こ
の表皮材12の端末12aを被覆するようにドアインナ
ーシール30のヘッドリップ34が位置している。
ール取付面20における上側インナーシール着座用リブ
22の上面と一致するようにカット処理されており、こ
の表皮材12の端末12aを被覆するようにドアインナ
ーシール30のヘッドリップ34が位置している。
【0029】従って、上記ドアインナーシール30をド
アトリム10のインナーシール取付面20に固定するに
は、ドアトリム10のインナーシール取付面20面にド
アインナーシール30を適正位置に位置決めし、ドアイ
ンナーシール30の係止爪32をインナーシール取付面
20の取付孔21内に挿入し、ドアインナーシール30
裏面と取付孔21との間のクリアランスdを利用して、
ドアインナーシール30をドアトリム側に撓ませた状態
で係止爪32を折曲固定すれば、ドアインナーシール3
0をドアトリム10にタイトに取り付けることができ、
ガタツキが生じにくくなる。
アトリム10のインナーシール取付面20に固定するに
は、ドアトリム10のインナーシール取付面20面にド
アインナーシール30を適正位置に位置決めし、ドアイ
ンナーシール30の係止爪32をインナーシール取付面
20の取付孔21内に挿入し、ドアインナーシール30
裏面と取付孔21との間のクリアランスdを利用して、
ドアインナーシール30をドアトリム側に撓ませた状態
で係止爪32を折曲固定すれば、ドアインナーシール3
0をドアトリム10にタイトに取り付けることができ、
ガタツキが生じにくくなる。
【0030】また、表皮材12はインナーシール着座用
リブ22の上面と一致するようにカット処理されている
ため、表皮材のシワ発生によるドアインナーシール30
の取付精度が悪化するという不具合も有効に解決でき
る。
リブ22の上面と一致するようにカット処理されている
ため、表皮材のシワ発生によるドアインナーシール30
の取付精度が悪化するという不具合も有効に解決でき
る。
【0031】更に、図2から明らかなように、取付孔2
1の下方に位置するインナーシール着座用リブ23によ
りドアウインドウガラスの昇降操作時、ドアインナーシ
ール30が矢印方向にガタツク際のガタツキ支点Aは取
付孔21から遠く設定されているため、係止爪32の係
止点B´,Bとガタツキ支点Aとの距離が長いため、ガ
タツキ角度を小さく規制でき、ドアインナーシール30
のガタツキを最少限に抑えることができ、ドアウインド
ウガラスの昇降操作時における円滑な操作性が期待でき
るという利点がある。
1の下方に位置するインナーシール着座用リブ23によ
りドアウインドウガラスの昇降操作時、ドアインナーシ
ール30が矢印方向にガタツク際のガタツキ支点Aは取
付孔21から遠く設定されているため、係止爪32の係
止点B´,Bとガタツキ支点Aとの距離が長いため、ガ
タツキ角度を小さく規制でき、ドアインナーシール30
のガタツキを最少限に抑えることができ、ドアウインド
ウガラスの昇降操作時における円滑な操作性が期待でき
るという利点がある。
【0032】上述した実施形態はドアトリム10として
芯材11,表皮材12の積層構造のものを使用したが、
図4に示すように、表皮材12を廃止して、芯材11単
体でドアトリム10を構成するようにしても良い。
芯材11,表皮材12の積層構造のものを使用したが、
図4に示すように、表皮材12を廃止して、芯材11単
体でドアトリム10を構成するようにしても良い。
【0033】更に、図5に示すように、ドアトリム10
に合成樹脂の射出成形体からなるウエストガーニッシュ
40を超音波溶着等により芯材11のウエスト部裏面に
固定しても良く、この実施形態では、ウエストガーニッ
シュ40に取付孔41、並びにインナーシール着座用リ
ブ42,43,44が取付孔41の周囲を囲むように形
成されていれば良い。
に合成樹脂の射出成形体からなるウエストガーニッシュ
40を超音波溶着等により芯材11のウエスト部裏面に
固定しても良く、この実施形態では、ウエストガーニッ
シュ40に取付孔41、並びにインナーシール着座用リ
ブ42,43,44が取付孔41の周囲を囲むように形
成されていれば良い。
【0034】尚、この実施形態においては、芯材11に
インナーシール取付面20を設定する必要がないため、
芯材11として成形性がそれほど要求されず、木質繊維
板や複合樹脂板をプレス成形したものに適用できる等、
芯材11の材質の自由度が高まるとともに成形工法も簡
素化できるという利点がある。
インナーシール取付面20を設定する必要がないため、
芯材11として成形性がそれほど要求されず、木質繊維
板や複合樹脂板をプレス成形したものに適用できる等、
芯材11の材質の自由度が高まるとともに成形工法も簡
素化できるという利点がある。
【0035】次に図6,図7は本発明に係るドアインナ
ーシールの取付構造の更に別の実施形態を示すもので、
第1実施形態と同一部分には同一符号を付しその詳細な
説明は省略する。
ーシールの取付構造の更に別の実施形態を示すもので、
第1実施形態と同一部分には同一符号を付しその詳細な
説明は省略する。
【0036】この実施形態においては、インナーシール
取付面20に開設される取付孔21の上縁21a、並び
に下縁21bには、取付孔21の上方に位置するインナ
ーシール着座用リブ22、並びに下方に位置するインナ
ーシール着座用リブ23から取付孔21にかけてガイド
用傾斜部25が設定されている。
取付面20に開設される取付孔21の上縁21a、並び
に下縁21bには、取付孔21の上方に位置するインナ
ーシール着座用リブ22、並びに下方に位置するインナ
ーシール着座用リブ23から取付孔21にかけてガイド
用傾斜部25が設定されている。
【0037】従って、図7に示すように、ドアインナー
シール30をドアトリム10に取り付ける際、ドアイン
ナーシール30の係止爪32がこの傾斜部25によりガ
イドされて、取付孔21内に挿入し易く、取付作業性が
向上するとともに、このガイド用傾斜部25が補強リブ
機能をもち、取付孔21周囲の剛性を強化でき、インナ
ーシール取付面20の変形防止にも役立つという付随的
な利点がある。
シール30をドアトリム10に取り付ける際、ドアイン
ナーシール30の係止爪32がこの傾斜部25によりガ
イドされて、取付孔21内に挿入し易く、取付作業性が
向上するとともに、このガイド用傾斜部25が補強リブ
機能をもち、取付孔21周囲の剛性を強化でき、インナ
ーシール取付面20の変形防止にも役立つという付随的
な利点がある。
【0038】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るドアイ
ンナーシールの取付構造は、以下に記載する格別の作用
効果を有する。
ンナーシールの取付構造は、以下に記載する格別の作用
効果を有する。
【0039】(1)本発明によれば、芯材表面に表皮材
を被覆一体化したドアトリムに適用した場合、表皮材の
上部端末をインナーシール取付面に貼付する手間が省
け、かつ、表皮材のシワ発生等によりドアインナーシー
ルの取付精度が悪化するという従来不具合を有効に解決
でき、ドアインナーシールの取付精度が向上するという
効果を有する。
を被覆一体化したドアトリムに適用した場合、表皮材の
上部端末をインナーシール取付面に貼付する手間が省
け、かつ、表皮材のシワ発生等によりドアインナーシー
ルの取付精度が悪化するという従来不具合を有効に解決
でき、ドアインナーシールの取付精度が向上するという
効果を有する。
【0040】(2)本発明によるドアインナーシールの
取付構造は、ドアインナーシールの裏面をインナーシー
ル着座用リブにより支持し、取付孔とドアインナーシー
ルとの間にクリアランスを設定したため、ドアインナー
シールの取付時、ドアインナーシールを取付孔側に撓ま
せて取り付ければ、ドアインナーシールをタイトに取り
付けることができ、ドアトリムのインナーシール取付面
にドアインナーシールを確実にフィットした状態で取り
付けることができ、ガタツキが生じないという効果を有
する。
取付構造は、ドアインナーシールの裏面をインナーシー
ル着座用リブにより支持し、取付孔とドアインナーシー
ルとの間にクリアランスを設定したため、ドアインナー
シールの取付時、ドアインナーシールを取付孔側に撓ま
せて取り付ければ、ドアインナーシールをタイトに取り
付けることができ、ドアトリムのインナーシール取付面
にドアインナーシールを確実にフィットした状態で取り
付けることができ、ガタツキが生じないという効果を有
する。
【0041】(3)本発明に係るドアインナーシールの
取付構造は、取付孔とドアインナーシール裏面との間に
クリアランスを設定し、インナーシール着座用リブによ
りドアインナーシールを支持するという構成であるた
め、ドアインナーシールのガタツキ支点が取付孔から離
れているため、ガタツキ角度を小さく抑えることがで
き、ドアウインドウガラスの昇降操作時のガタツキを小
さく規制でき、ドアウインドウガラスの円滑な昇降操作
が期待できるという効果を有する。
取付構造は、取付孔とドアインナーシール裏面との間に
クリアランスを設定し、インナーシール着座用リブによ
りドアインナーシールを支持するという構成であるた
め、ドアインナーシールのガタツキ支点が取付孔から離
れているため、ガタツキ角度を小さく抑えることがで
き、ドアウインドウガラスの昇降操作時のガタツキを小
さく規制でき、ドアウインドウガラスの円滑な昇降操作
が期待できるという効果を有する。
【0042】(4)請求項3記載の発明によれば、取付
孔の上下に位置するインナーシール着座用リブから取付
孔に向けてガイド用傾斜部を設定すれば、この傾斜部の
ガイド機能により、係止爪を取付孔に挿入し易くなり、
ドアインナーシールの取付作業性が向上するとともに、
この傾斜部が補強機能をもち、取付孔周辺の剛性を強化
できるという効果を有する。
孔の上下に位置するインナーシール着座用リブから取付
孔に向けてガイド用傾斜部を設定すれば、この傾斜部の
ガイド機能により、係止爪を取付孔に挿入し易くなり、
ドアインナーシールの取付作業性が向上するとともに、
この傾斜部が補強機能をもち、取付孔周辺の剛性を強化
できるという効果を有する。
【図1】本発明に係るドアインナーシールの取付構造の
第1実施形態を示すもので、ドアトリムとドアインナー
シールとを示す分解斜視図。
第1実施形態を示すもので、ドアトリムとドアインナー
シールとを示す分解斜視図。
【図2】本発明に係るドアインナーシールの取付構造の
第1実施形態を示す断面図。
第1実施形態を示す断面図。
【図3】図2に示すドアインナーシールの取付作業を示
す説明図。
す説明図。
【図4】本発明の第1実施形態を単体仕様のドアトリム
に適用した断面図。
に適用した断面図。
【図5】本発明の第1実施形態を適用したドアトリムの
変形例を示す断面図。
変形例を示す断面図。
【図6】本発明に係るドアインナーシールの取付構造の
第2実施形態を示す斜視図。
第2実施形態を示す斜視図。
【図7】本発明に係るドアインナーシールの取付構造の
第2実施形態を示す断面図。
第2実施形態を示す断面図。
【図8】従来のドアインナーシールの取付構造を示す斜
視図。
視図。
【図9】従来のドアインナーシールの取付構造を示す断
面図。
面図。
【図10】従来のドアインナーシールの取付構造を示す
断面図。
断面図。
【図11】従来のドアインナーシールのガタツキ挙動を
示す説明図。
示す説明図。
10 自動車用ドアトリム 11 芯材 12 表皮材 20 インナーシール取付面 21 取付孔 22,23,24 インナーシール着座用リブ 25 ガイド用傾斜部 30 ドアインナーシール 32 係止爪 40 ウエストガーニッシュ 41 取付孔 42,43,44 インナーシール着座用リブ
Claims (3)
- 【請求項1】 ドアトリム(10)の上端縁に沿って、
インナーシール取付面(20)が設定され、昇降式ドア
ウインドウガラスをシールするドアインナーシール(3
0)の係止爪(32)を上記インナーシール取付面(2
0)の取付孔(21)内に折曲固定してなるドアインナ
ーシールの取付構造において、 前記インナーシール取付面(20)における取付孔(2
1)の周囲に、ドアインナーシール(30)を着座する
インナーシール着座用リブ(22,23,24)が外方
に突出形成され、ドアインナーシール(30)の裏面と
取付孔(21)との間にクリアランスが確保された状態
でドアインナーシール(30)がインナーシール着座用
リブ(22,23,24)により支持されていることを
特徴とするドアインナーシールの取付構造。 - 【請求項2】 前記ドアトリム(10)は、芯材(1
1)表面に表皮材(12)が被覆された構成であり、表
皮材(12)の上端縁は、インナーシール取付面(2
0)に形成された上部インナーシール着座用リブ(2
2)上面を基準としてカット処理されていることを特徴
とする請求項1記載のドアインナーシールの取付構造。 - 【請求項3】 前記インナーシール取付面(20)に
は、上部並びに下部のインナーシール着座用リブ(2
2,23)から取付孔(21)の上下端にかけてガイド
用傾斜部(25)が設定されていることを特徴とする請
求項1,2記載のドアインナーシールの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8019080A JPH09207575A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | ドアインナーシールの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8019080A JPH09207575A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | ドアインナーシールの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09207575A true JPH09207575A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11989473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8019080A Pending JPH09207575A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | ドアインナーシールの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09207575A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006103273A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Kasai Kogyo Co Ltd | アンダーカット部を有する樹脂成形品及びその成形方法 |
| KR100774745B1 (ko) * | 2005-09-26 | 2007-11-08 | 현대자동차주식회사 | 자동차 도어의 인사이드 벨트 웨더스트립 |
| JP2010274819A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Kasai Kogyo Co Ltd | ドアインナーシールの固定方法並びに固定装置 |
| JP2016043911A (ja) * | 2014-08-27 | 2016-04-04 | トヨタ紡織株式会社 | 取付装置 |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP8019080A patent/JPH09207575A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006103273A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Kasai Kogyo Co Ltd | アンダーカット部を有する樹脂成形品及びその成形方法 |
| KR100774745B1 (ko) * | 2005-09-26 | 2007-11-08 | 현대자동차주식회사 | 자동차 도어의 인사이드 벨트 웨더스트립 |
| JP2010274819A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Kasai Kogyo Co Ltd | ドアインナーシールの固定方法並びに固定装置 |
| JP2016043911A (ja) * | 2014-08-27 | 2016-04-04 | トヨタ紡織株式会社 | 取付装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010131 |