JPH09207694A - 自動車のバンパー構造 - Google Patents
自動車のバンパー構造Info
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- JPH09207694A JPH09207694A JP1656096A JP1656096A JPH09207694A JP H09207694 A JPH09207694 A JP H09207694A JP 1656096 A JP1656096 A JP 1656096A JP 1656096 A JP1656096 A JP 1656096A JP H09207694 A JPH09207694 A JP H09207694A
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- Japan
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- bumper
- automobile
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Abstract
(57)【要約】
【課題】エンジンの低回転域での振動によって生ずる車
体振動を抑制する。 【解決手段】バンパーフェイス2の両側部を車体に固定
し、中央部が両側固定点を支点として弾性変位できるよ
うにし、この中央部にウェイト13を付加することによ
ってダイナミックダンパーを構成する。
体振動を抑制する。 【解決手段】バンパーフェイス2の両側部を車体に固定
し、中央部が両側固定点を支点として弾性変位できるよ
うにし、この中央部にウェイト13を付加することによ
ってダイナミックダンパーを構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体振動
を抑制するバンパー構造に関する。
を抑制するバンパー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体がエンジン振動に共振する
現象は一般に知られている。特にエンジン回転数が低い
低回転域においては、上記共振によって周波数が低く振
幅の大きな車体振動を招き、乗員に不快感を与えること
がある。そして、このような車体振動を抑制するために
自動車のバンパーを利用してダイナミックダンパーを形
成する、という提案がある。
現象は一般に知られている。特にエンジン回転数が低い
低回転域においては、上記共振によって周波数が低く振
幅の大きな車体振動を招き、乗員に不快感を与えること
がある。そして、このような車体振動を抑制するために
自動車のバンパーを利用してダイナミックダンパーを形
成する、という提案がある。
【0003】例えば、実開昭63−80248号公報に
は、断面コ字状のバンパーフェイスの上部の後端部と下
部の後端部とを車体に固定して、該バンパーフェイスの
前壁が車体前方へ突出した状態とし、この突出した前壁
にウェイトを付加したものが記載されている。このもの
では、車体振動時に、バンパーフェイスのウェイト部
(上記ウェイトが付加された前壁)が車体と異なる位相
で上下に振動することによって、該車体振動を動的に抑
制することになる。
は、断面コ字状のバンパーフェイスの上部の後端部と下
部の後端部とを車体に固定して、該バンパーフェイスの
前壁が車体前方へ突出した状態とし、この突出した前壁
にウェイトを付加したものが記載されている。このもの
では、車体振動時に、バンパーフェイスのウェイト部
(上記ウェイトが付加された前壁)が車体と異なる位相
で上下に振動することによって、該車体振動を動的に抑
制することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記提案の場
合は、バンパーフェイス前壁の突出量を大きくしようと
しても限界があるから、上記ウェイト部の振幅を大きく
することができず、上記エンジン低回転域での車体振動
を効果的に抑制することができるようにダイナミックダ
ンパーを設計することが難しい。
合は、バンパーフェイス前壁の突出量を大きくしようと
しても限界があるから、上記ウェイト部の振幅を大きく
することができず、上記エンジン低回転域での車体振動
を効果的に抑制することができるようにダイナミックダ
ンパーを設計することが難しい。
【0005】これに対して、バンパーステーを弾性変形
させることによってバンパーフェイス全体をウェイトと
して車体に対して振動させることもできるが、そのよう
な振動を可能にするためには、フェンダーパネルやボン
ネットなどバンパーフェイスに隣接する車体外板と該バ
ンパーフェイスとの間に大きな隙間を設ける必要があ
り、自動車の見栄えが悪くなる。
させることによってバンパーフェイス全体をウェイトと
して車体に対して振動させることもできるが、そのよう
な振動を可能にするためには、フェンダーパネルやボン
ネットなどバンパーフェイスに隣接する車体外板と該バ
ンパーフェイスとの間に大きな隙間を設ける必要があ
り、自動車の見栄えが悪くなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、このような
課題に対して、上記従来技術のようなバンパーフェイス
の突出部をその基端部に対して振動させるのではなく、
バンパーフェイスの両側部を車体に固定し、中間部を車
体に対して固定しないようにして、そこにウェイトを設
ければ、該両側固定部を支点としてバンパーフェイスを
全体的に変形させて当該中間部の振幅を比較的大きくと
ることができ、しかも両側部の固定によってバンパーフ
ェイスと隣接する車体外板との間に大きな隙間を生ずる
ことを避けることができることを見出だし、本発明を完
成するに至ったものである。
課題に対して、上記従来技術のようなバンパーフェイス
の突出部をその基端部に対して振動させるのではなく、
バンパーフェイスの両側部を車体に固定し、中間部を車
体に対して固定しないようにして、そこにウェイトを設
ければ、該両側固定部を支点としてバンパーフェイスを
全体的に変形させて当該中間部の振幅を比較的大きくと
ることができ、しかも両側部の固定によってバンパーフ
ェイスと隣接する車体外板との間に大きな隙間を生ずる
ことを避けることができることを見出だし、本発明を完
成するに至ったものである。
【0007】以下、本発明の内容を具体的に説明する。
【0008】<請求項1に係る発明>この発明は、バン
パーフェイスの両側部が車体に固定されて、該バンパー
フェイスの前記両側固定部の間に該両側固定部を支点と
して弾性変形することができる可変部が形成され、該可
変部に車体振動を動的に抑制するためのウェイトが設け
られていることを特徴とする。
パーフェイスの両側部が車体に固定されて、該バンパー
フェイスの前記両側固定部の間に該両側固定部を支点と
して弾性変形することができる可変部が形成され、該可
変部に車体振動を動的に抑制するためのウェイトが設け
られていることを特徴とする。
【0009】当該発明の場合、バンパーフェイスのウェ
イトを有する可変部が車体振動とは別の振動系を構成
し、車体振動を動的に抑制する。この別の振動系の共振
周波数は、ウエイトの質量と、バンパーフェイスの両側
固定部からウェイト部分までの剛性により決定される
が、この剛性には両側固定部からウェイト部分までの距
離が関係するため、該両側固定部の位置を調整すること
によって簡単に所望の共振周波数を得ることができる。
すなわち、両側固定部の間隔を広くするほど、上記共振
周波数が低くなるから、エンジン低回転域において生ず
る車体振動を効果的に抑制することが容易である。
イトを有する可変部が車体振動とは別の振動系を構成
し、車体振動を動的に抑制する。この別の振動系の共振
周波数は、ウエイトの質量と、バンパーフェイスの両側
固定部からウェイト部分までの剛性により決定される
が、この剛性には両側固定部からウェイト部分までの距
離が関係するため、該両側固定部の位置を調整すること
によって簡単に所望の共振周波数を得ることができる。
すなわち、両側固定部の間隔を広くするほど、上記共振
周波数が低くなるから、エンジン低回転域において生ず
る車体振動を効果的に抑制することが容易である。
【0010】また、バンパーフェイスの両側部を固定す
れば、該バンパーフェイスの両側部と隣接する車体外板
との隙間を大きくする必要がなく、自動車の見栄えを損
なうことは少ない。
れば、該バンパーフェイスの両側部と隣接する車体外板
との隙間を大きくする必要がなく、自動車の見栄えを損
なうことは少ない。
【0011】別言すれば、バンパーフェイスの両側部の
固定位置を多少変えても自動車の見栄えにはほとんど影
響を与えないから、この固定位置を調整することによっ
て、エンジン低回転域において生ずる車体振動を効果的
に抑制することができるダイナミックダンパーを簡単に
設計することができる。
固定位置を多少変えても自動車の見栄えにはほとんど影
響を与えないから、この固定位置を調整することによっ
て、エンジン低回転域において生ずる車体振動を効果的
に抑制することができるダイナミックダンパーを簡単に
設計することができる。
【0012】<請求項2に係る発明>この発明は、上記
請求項1に記載されている自動車のバンパー構造におい
て、上記ウェイトが、上記可変部の上記両側固定部を支
点として最も大きく弾性変位する略中央部に配置されて
いることを特徴とする。
請求項1に記載されている自動車のバンパー構造におい
て、上記ウェイトが、上記可変部の上記両側固定部を支
点として最も大きく弾性変位する略中央部に配置されて
いることを特徴とする。
【0013】当該発明の場合は、ウェイトの振幅が大き
くなるから、その質量が大きくなることを避けながら、
共振周波数を低くする上で有利になる。
くなるから、その質量が大きくなることを避けながら、
共振周波数を低くする上で有利になる。
【0014】<請求項3に係る発明>この発明は、上記
請求項1又は請求項2に記載されている自動車のバンパ
ー構造において、上記バンパーフェイスの車幅方向に延
びる本体部分の上縁部に、左右に間隔をおいて各々上方
へ突出して上端が車体に固定され且つ上記本体部分の上
下動を許容するように弾性変形することができる一対の
突起が設けられていて、上記本体部分に上記可変部が形
成されていることを特徴とする。
請求項1又は請求項2に記載されている自動車のバンパ
ー構造において、上記バンパーフェイスの車幅方向に延
びる本体部分の上縁部に、左右に間隔をおいて各々上方
へ突出して上端が車体に固定され且つ上記本体部分の上
下動を許容するように弾性変形することができる一対の
突起が設けられていて、上記本体部分に上記可変部が形
成されていることを特徴とする。
【0015】当該発明においては、一対の突起によって
可変部を車体に対して吊ることができるから、バンパー
フェイスの両側固定部間が自重によって下方へ撓むこと
を避けることができる。しかも、上記突起は弾性変形に
よって本体部分の上下動を許容するから動的吸振効果を
損なうことは少ない。かえって、上記可変部が車体振動
に対して逆位相で揺れるときの振動が車体に伝わり易く
なり、振動低減効果が高まることを期待することができ
る。
可変部を車体に対して吊ることができるから、バンパー
フェイスの両側固定部間が自重によって下方へ撓むこと
を避けることができる。しかも、上記突起は弾性変形に
よって本体部分の上下動を許容するから動的吸振効果を
損なうことは少ない。かえって、上記可変部が車体振動
に対して逆位相で揺れるときの振動が車体に伝わり易く
なり、振動低減効果が高まることを期待することができ
る。
【0016】<請求項4に係る発明>この発明は、上記
請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載されている自
動車のバンパー構造において、上記バンパーフェイスの
車幅方向に延びる本体部分の下部に、前面に開口し且つ
車幅方向に広がった貫通孔が形成されていて、上記本体
部分の上記貫通孔の下縁を構成する部分が上記可変部に
形成されていることを特徴とする。
請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載されている自
動車のバンパー構造において、上記バンパーフェイスの
車幅方向に延びる本体部分の下部に、前面に開口し且つ
車幅方向に広がった貫通孔が形成されていて、上記本体
部分の上記貫通孔の下縁を構成する部分が上記可変部に
形成されていることを特徴とする。
【0017】当該発明の場合は、バンパーフェイスの開
口によってエンジン冷却用のエア取入口等を確保しなが
ら、ダイナミックダンパーをバンパーフェイスに形成す
ることができる。そして、可変部は、貫通孔の下縁を構
成する幅狭の剛性が低いものであるため、容易に弾性変
形するようになり、車体振動を更に効果的に抑制するこ
とができる。また、ウェイトの振幅が大きくなるから、
その質量が大きくなることを避けながら、共振周波数を
低くする上で有利になる。
口によってエンジン冷却用のエア取入口等を確保しなが
ら、ダイナミックダンパーをバンパーフェイスに形成す
ることができる。そして、可変部は、貫通孔の下縁を構
成する幅狭の剛性が低いものであるため、容易に弾性変
形するようになり、車体振動を更に効果的に抑制するこ
とができる。また、ウェイトの振幅が大きくなるから、
その質量が大きくなることを避けながら、共振周波数を
低くする上で有利になる。
【0018】<請求項5に係る発明>この発明は、上記
請求項4に記載されている自動車のバンパー構造におい
て、上記本体部分の上記貫通孔の上縁を構成する部分と
該貫通孔の下縁を構成する部分とを上下につなぐ連結部
が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載されている自動車のバンパー構造におい
て、上記本体部分の上記貫通孔の上縁を構成する部分と
該貫通孔の下縁を構成する部分とを上下につなぐ連結部
が設けられていることを特徴とする。
【0019】当該発明の場合、可変部の振動を、連結部
を介して車体に伝えることができ、可変部の過度の振動
による破損を防止しながら、振動低減効果を高める上で
有利になる。
を介して車体に伝えることができ、可変部の過度の振動
による破損を防止しながら、振動低減効果を高める上で
有利になる。
【0020】
【発明の効果】従って、本発明によれば、バンパーフェ
イスの両側部を車体に固定して、該両側固定部間に該両
側固定部を支点として弾性変形することができる可変部
を形成し、該可変部にウェイトを設けてダイナミックダ
ンパーを構成するようにしたから、ウェイト中心から両
側固定部までの距離を長くとってウェイト中心の振幅を
大きくすることができるようになり、エンジン低回転域
において生ずるような周波数が低い領域の車体振動を効
果的に低減するダイナミックダンパーを設計することが
容易になる。
イスの両側部を車体に固定して、該両側固定部間に該両
側固定部を支点として弾性変形することができる可変部
を形成し、該可変部にウェイトを設けてダイナミックダ
ンパーを構成するようにしたから、ウェイト中心から両
側固定部までの距離を長くとってウェイト中心の振幅を
大きくすることができるようになり、エンジン低回転域
において生ずるような周波数が低い領域の車体振動を効
果的に低減するダイナミックダンパーを設計することが
容易になる。
【0021】
(自動車のバンパー構造の概略構成)図1には自動車の
バンパー1の一部が概略的に示されている。このバンパ
ー1において、2は弾性変形可能な合成樹脂製のバンパ
ーフェイスであり、車幅方向に延びるバンパーカバー
(本体部分)3と、このバンパーカバー3の両側端に続
いて車体後方へ延びるバンパーサイド4とが一体に連な
っている。また、バンパーカバー3には、車幅方向に広
がったエンジン冷却用開口(貫通孔)5a及びグリル5
bが形成されている。
バンパー1の一部が概略的に示されている。このバンパ
ー1において、2は弾性変形可能な合成樹脂製のバンパ
ーフェイスであり、車幅方向に延びるバンパーカバー
(本体部分)3と、このバンパーカバー3の両側端に続
いて車体後方へ延びるバンパーサイド4とが一体に連な
っている。また、バンパーカバー3には、車幅方向に広
がったエンジン冷却用開口(貫通孔)5a及びグリル5
bが形成されている。
【0022】バンパーフェイス2は、その両側部が車体
に固定されている。すなわち、バンパーフェイス2は、
フェンダー6に対してナット7やタッピンクスクリュー
8によって結合され、ビルトインマッドガード9に対し
てタッピングスクリュー8やファスナ9によって結合さ
れ、ランプブラケット11に対してファスナ9によって
結合されている。また、バンパーフェイス2は、バンパ
ーレインフォースメント12に対してファスナ9によっ
て結合され、該バンパーレインフォースメント12はバ
ンパーステー(図1においては図示省略)によって車体
フレーム(図示省略)に連結されている。
に固定されている。すなわち、バンパーフェイス2は、
フェンダー6に対してナット7やタッピンクスクリュー
8によって結合され、ビルトインマッドガード9に対し
てタッピングスクリュー8やファスナ9によって結合さ
れ、ランプブラケット11に対してファスナ9によって
結合されている。また、バンパーフェイス2は、バンパ
ーレインフォースメント12に対してファスナ9によっ
て結合され、該バンパーレインフォースメント12はバ
ンパーステー(図1においては図示省略)によって車体
フレーム(図示省略)に連結されている。
【0023】13はダイナミックダンパー用のウェイ
ト、14はヘッドランプ、15はラジエータグリルであ
る。
ト、14はヘッドランプ、15はラジエータグリルであ
る。
【0024】図2にも示すように、バンパーカバー3の
中央には、エンジン冷却用開口5aの上縁を構成する上
開口フランジ16と下縁を構成する下開口フランジ17
とを上下につなぐ連結部18が設けられていて、上記エ
ンジン冷却用開口5aはこの連結部18によって二分割
にされている。図3において、10はダンパーステーで
ある。
中央には、エンジン冷却用開口5aの上縁を構成する上
開口フランジ16と下縁を構成する下開口フランジ17
とを上下につなぐ連結部18が設けられていて、上記エ
ンジン冷却用開口5aはこの連結部18によって二分割
にされている。図3において、10はダンパーステーで
ある。
【0025】(バンパーフェイス2の車体への固定点)
バンパーフェイス2の車体側への固定点は、図2乃至図
4に具体的に示されている。
バンパーフェイス2の車体側への固定点は、図2乃至図
4に具体的に示されている。
【0026】バンパーフェイス2のフェンダー6に対す
る固定点は、バンパーサイド4の後端の上縁より内方へ
張り出した取付け点21と、バンパーカバー3の上縁よ
りバンパーサイド4の前後の中間点の上縁に至る間にお
いて内方へ張り出した上フランジ22の後端(バンパー
サイド4の上記中間点)より立ち上がった取付け点23
である。
る固定点は、バンパーサイド4の後端の上縁より内方へ
張り出した取付け点21と、バンパーカバー3の上縁よ
りバンパーサイド4の前後の中間点の上縁に至る間にお
いて内方へ張り出した上フランジ22の後端(バンパー
サイド4の上記中間点)より立ち上がった取付け点23
である。
【0027】バンパーフェイス2のマッドガード9に対
する固定点は、バンパーサイド4の後縁より内方へ張り
出した後フランジ24の上・中・下の3か所に設けられ
た取付け点25,26,27と、バンパーカバー3の下
縁よりバンパーサイド4の後端下縁に至る間において内
方へ張り出した下フランジ28に設けられたバンパーカ
バー両側部位2か所の取付け点29,30と、下フラン
ジ28のバンパーサイド4側の部位に設けられた2か所
の取付け点32,33とである。
する固定点は、バンパーサイド4の後縁より内方へ張り
出した後フランジ24の上・中・下の3か所に設けられ
た取付け点25,26,27と、バンパーカバー3の下
縁よりバンパーサイド4の後端下縁に至る間において内
方へ張り出した下フランジ28に設けられたバンパーカ
バー両側部位2か所の取付け点29,30と、下フラン
ジ28のバンパーサイド4側の部位に設けられた2か所
の取付け点32,33とである。
【0028】バンパーフェイス2のランプブラケット1
1に対する固定点は、上記上フランジ22におけるバン
パーカバー3の両側部位から左右に間隔をおいて各々上
方へ突出した一対のつの状突起34,34の上端に設け
られた取付け点35,35である。つの状突起34は、
板面が略前後を向いた板状のものであって車体後方へ向
って斜め上方へ突出しており、従って、上記バンバーカ
バー3の上下動を許容するように弾性変形することがで
きる。
1に対する固定点は、上記上フランジ22におけるバン
パーカバー3の両側部位から左右に間隔をおいて各々上
方へ突出した一対のつの状突起34,34の上端に設け
られた取付け点35,35である。つの状突起34は、
板面が略前後を向いた板状のものであって車体後方へ向
って斜め上方へ突出しており、従って、上記バンバーカ
バー3の上下動を許容するように弾性変形することがで
きる。
【0029】バンパーフェイス2のバンパーレインフォ
ースメント12に対する固定点は、エンジン冷却用開口
5aの上縁を構成する内方へ張り出した上開口フランジ
16の両端部の取付け点37,37である。
ースメント12に対する固定点は、エンジン冷却用開口
5aの上縁を構成する内方へ張り出した上開口フランジ
16の両端部の取付け点37,37である。
【0030】以上のように、バンパーフェイス2の車体
への固定点は、バンパーフェイス2の両側部に集めら
れ、該両側部間(バンパーフェイス2の中央領域)は車
体に対して非締結になされている。
への固定点は、バンパーフェイス2の両側部に集めら
れ、該両側部間(バンパーフェイス2の中央領域)は車
体に対して非締結になされている。
【0031】(ダイナミックダンパーの構成)本実施形
態の場合、図2に示すように、バンパーカバー3の下フ
ランジ28の片側の取付け点29、片側のつの状突起3
4の取付け点35及びバンパーレインフォースメント1
2に対する片側の取付け点37と、反対側の対応する取
付け点29,35,37との間の部分、すなわち、バン
パーカバー3の中央部分が、これらの取付け点(固定
点)29,35,37を支点として弾性変形可能(撓み
変形)な可変部41に形成されている。そして、上記可
変部41のうち、エンジン冷却用開口5aの下側を車幅
方向に延びるカバー下部3aの中央にウェイト13が固
定されている。
態の場合、図2に示すように、バンパーカバー3の下フ
ランジ28の片側の取付け点29、片側のつの状突起3
4の取付け点35及びバンパーレインフォースメント1
2に対する片側の取付け点37と、反対側の対応する取
付け点29,35,37との間の部分、すなわち、バン
パーカバー3の中央部分が、これらの取付け点(固定
点)29,35,37を支点として弾性変形可能(撓み
変形)な可変部41に形成されている。そして、上記可
変部41のうち、エンジン冷却用開口5aの下側を車幅
方向に延びるカバー下部3aの中央にウェイト13が固
定されている。
【0032】図5に示すように、上記カバー下部3aは
断面コ字状に形成されている。上記ウェイト13は、バ
ンパーフェイス2よりも比重の大きな金属製のものであ
って、カバー下部3aの内部に設けられている。
断面コ字状に形成されている。上記ウェイト13は、バ
ンパーフェイス2よりも比重の大きな金属製のものであ
って、カバー下部3aの内部に設けられている。
【0033】ウェイト13の形状及び取付け構造は図6
乃至図9に示されている。ウェイト13は、角棒状の本
体43と、該本体43の両端面の後側部分より左右に突
出したアーム44,44と、本体43の中央の前部下面
より下方へ突出した脚45とよりなる。アーム44には
取付孔が形成されている。一方、カバー下部3aの内部
には、上記ウェイト13のアーム44,44を固定する
ための取付板46,46が左右に間隔をおいて且つバン
パーフェイス2と一体に設けられている。取付板46の
背面には上下間隔をおいて左右方向に延びるアーム取付
け位置規制用の凸条47,47が設けられている。
乃至図9に示されている。ウェイト13は、角棒状の本
体43と、該本体43の両端面の後側部分より左右に突
出したアーム44,44と、本体43の中央の前部下面
より下方へ突出した脚45とよりなる。アーム44には
取付孔が形成されている。一方、カバー下部3aの内部
には、上記ウェイト13のアーム44,44を固定する
ための取付板46,46が左右に間隔をおいて且つバン
パーフェイス2と一体に設けられている。取付板46の
背面には上下間隔をおいて左右方向に延びるアーム取付
け位置規制用の凸条47,47が設けられている。
【0034】そして、ウェイト13は、そのアーム44
がカバー下部3aの取付板46の凸条47,47間に嵌
められて、ワッシャ付きボルト48、取付板46を前後
から挾んで締付から保護するUクリップ49、及びナッ
ト50によって締結されている。脚45は本体43をカ
バー下部3aの底面に支持し取付け安定性を高めてい
る。
がカバー下部3aの取付板46の凸条47,47間に嵌
められて、ワッシャ付きボルト48、取付板46を前後
から挾んで締付から保護するUクリップ49、及びナッ
ト50によって締結されている。脚45は本体43をカ
バー下部3aの底面に支持し取付け安定性を高めてい
る。
【0035】(車体振動の低減作用)エンジンのアイド
ル回転時、該エンジンの振動が車体に伝達され、車体が
比較的低い周波数(20〜25Hz程度)で振動する。
この車体振動に上記バンパーフェイス2の可変部41と
ウェイト13とによって車体の振動系とは別の振動系を
つくるように構成されたダイナミックダンパーが共振し
て、車体振動を低減する。ウェイト13は、取付け点
(固定点)29,35,37を支点として可変部41が
弾性変形することによって上下に振動する。つの状突起
34は弾性変形することによってウェイト13の当該振
動を許容する。
ル回転時、該エンジンの振動が車体に伝達され、車体が
比較的低い周波数(20〜25Hz程度)で振動する。
この車体振動に上記バンパーフェイス2の可変部41と
ウェイト13とによって車体の振動系とは別の振動系を
つくるように構成されたダイナミックダンパーが共振し
て、車体振動を低減する。ウェイト13は、取付け点
(固定点)29,35,37を支点として可変部41が
弾性変形することによって上下に振動する。つの状突起
34は弾性変形することによってウェイト13の当該振
動を許容する。
【0036】そして、ウェイト13の振動が、バンパー
フェイスの両側部(バンパーカバー3の両側部及びバン
パーサイド4)からフェンダー6、マッドガード9に伝
わるとともに、エンジン冷却用開口5aの連結部18か
らバンパーレインフォースメント12を介して車体に、
また、つの状突起34からランプブラケット11に伝わ
ることによって、車体振動が抑えられる。
フェイスの両側部(バンパーカバー3の両側部及びバン
パーサイド4)からフェンダー6、マッドガード9に伝
わるとともに、エンジン冷却用開口5aの連結部18か
らバンパーレインフォースメント12を介して車体に、
また、つの状突起34からランプブラケット11に伝わ
ることによって、車体振動が抑えられる。
【0037】図10は、上記ウェイト13の質量を種々
に変えて、エンジン低回転域での車体フロアの振動加速
度レベルをみたものである。ウェイト13を付加したも
のはいずれもウェイトがないものに比べて振動低減効果
が現われている。特に、ウェイト13の質量を1.2k
gとしたものでは、エンジン回転数650〜800rp
m付近において振動低減効果が大きい。
に変えて、エンジン低回転域での車体フロアの振動加速
度レベルをみたものである。ウェイト13を付加したも
のはいずれもウェイトがないものに比べて振動低減効果
が現われている。特に、ウェイト13の質量を1.2k
gとしたものでは、エンジン回転数650〜800rp
m付近において振動低減効果が大きい。
【0038】(ウェイトの他の例)図11に示すウェイ
ト51は、バンパーカバー3の連結部18に後方から嵌
まる中央垂直部52と、バンパーカバー3のカバー下部
3aに後方から嵌まる下水平部53とが一体に連なった
逆T字状のものである。そして、中央垂直部52の上端
の後部より上アーム54,54が左右に突出している一
方、下水平部53の両端面の後部からは下アーム55,
55が左右に突出している。これらのアーム54,55
にはバンパーカバー3に固定するための取付孔が形成さ
れている。
ト51は、バンパーカバー3の連結部18に後方から嵌
まる中央垂直部52と、バンパーカバー3のカバー下部
3aに後方から嵌まる下水平部53とが一体に連なった
逆T字状のものである。そして、中央垂直部52の上端
の後部より上アーム54,54が左右に突出している一
方、下水平部53の両端面の後部からは下アーム55,
55が左右に突出している。これらのアーム54,55
にはバンパーカバー3に固定するための取付孔が形成さ
れている。
【0039】これに対して、バンパーカバー3のエンジ
ン冷却用開口5aの上縁を形成する上開口フランジ16
には、上記上アーム54,54を取り付けるための取付
穴を有するボス56が設けられている。また、カバー下
部3aには取付板57,57が左右に間隔をおいて一体
に設けられている。この各取付板57には前方へ突出し
た突出部を備え、取付板57の突出部位に上記下アーム
55を取り付けるための取付穴が形成されている。
ン冷却用開口5aの上縁を形成する上開口フランジ16
には、上記上アーム54,54を取り付けるための取付
穴を有するボス56が設けられている。また、カバー下
部3aには取付板57,57が左右に間隔をおいて一体
に設けられている。この各取付板57には前方へ突出し
た突出部を備え、取付板57の突出部位に上記下アーム
55を取り付けるための取付穴が形成されている。
【0040】ウェイト51の取付けに際しては、中央垂
直部52をバンパーカバー3の連結部18に、下水平部
53をカバー下部3aに嵌め、上アーム54を上記ボス
56に、下アーム55を取付板57に、それぞれタッピ
ングスクリュウによって固定する。
直部52をバンパーカバー3の連結部18に、下水平部
53をカバー下部3aに嵌め、上アーム54を上記ボス
56に、下アーム55を取付板57に、それぞれタッピ
ングスクリュウによって固定する。
【0041】本例の場合、ウェイト51は連結部18に
嵌まる中央垂直部52を有するから、ウェイト質量を大
きくする場合に好適である。
嵌まる中央垂直部52を有するから、ウェイト質量を大
きくする場合に好適である。
【図1】自動車のバンパー構造を示す斜視図。
【図2】バンパーの正面図。
【図3】バンパーの平面図。
【図4】バンパーの側面図。
【図5】図2のA−A線断面図。
【図6】バンパーカバーとウェイトとを示す分解斜視
図。
図。
【図7】バンパーカバーの中央の下部分を示す背面図。
【図8】図7のB−B線断面図。
【図9】図7のC−C線断面図。
【図10】ウェイトの有無及びウェイトの質量が車体フ
ロアの振動低減に及ぼす影響を調べた結果を示すグラフ
図。
ロアの振動低減に及ぼす影響を調べた結果を示すグラフ
図。
【図11】ウェイトの他の例を示す、図6と同様の図。
1 バンパー 2 バンパーフェイス 3 バンパーカバー(本体部分) 4 バンパーサイド 5a エンジン冷却用開口(貫通孔) 6 フェンダー 11 ランプブラケット 12 バンパーレインフォースメント 13 ウェイト 18 連結部 34 つの状の突起 51 ウェイト
Claims (5)
- 【請求項1】 バンパーフェイスの両側部が車体に固定
されて、該バンパーフェイスの前記両側固定部の間に該
両側固定部を支点として弾性変形することができる可変
部が形成され、該可変部に車体振動を動的に抑制するた
めのウェイトが設けられていることを特徴とする自動車
のバンパー構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載されている自動車のバン
パー構造において、 上記ウェイトが、上記可変部の上記両側固定部を支点と
して最も大きく弾性変位する略中央部に配置されている
ことを特徴とする自動車のバンパー構造。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載されている
自動車のバンパー構造において、 上記バンパーフェイスの車幅方向に延びる本体部分の上
縁部に、左右に間隔をおいて各々上方へ突出して上端が
車体に固定され且つ上記本体部分の上下動を許容するよ
うに弾性変形することができる一対の突起が設けられて
いて、 上記本体部分に上記可変部が形成されていることを特徴
とする自動車のバンパー構造。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一に記
載されている自動車のバンパー構造において、 上記バンパーフェイスの車幅方向に延びる本体部分の下
部に、前面に開口し且つ車幅方向に広がった貫通孔が形
成されていて、 上記本体部分の上記貫通孔の下縁を構成する部分が上記
可変部に形成されていることを特徴とする自動車のバン
パー構造。 - 【請求項5】 請求項4に記載されている自動車のバン
パー構造において、 上記本体部分の上記貫通孔の上縁を構成する部分と該貫
通孔の下縁を構成する部分とを上下につなぐ連結部が設
けられていることを特徴とする自動車のバンパー構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1656096A JPH09207694A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 自動車のバンパー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1656096A JPH09207694A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 自動車のバンパー構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09207694A true JPH09207694A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11919675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1656096A Pending JPH09207694A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 自動車のバンパー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09207694A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1332833C (zh) * | 2004-04-09 | 2007-08-22 | 三菱自动车工业株式会社 | 保险杠结构 |
| KR100805473B1 (ko) * | 2005-11-17 | 2008-02-20 | 현대자동차주식회사 | 엔진 진동 흡수 구조 |
| CN102729933A (zh) * | 2011-03-31 | 2012-10-17 | 本田技研工业株式会社 | 车身前部构造 |
| CN110155183A (zh) * | 2018-02-16 | 2019-08-23 | 本田技研工业株式会社 | 车辆前部的外装构造 |
-
1996
- 1996-02-01 JP JP1656096A patent/JPH09207694A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1332833C (zh) * | 2004-04-09 | 2007-08-22 | 三菱自动车工业株式会社 | 保险杠结构 |
| KR100805473B1 (ko) * | 2005-11-17 | 2008-02-20 | 현대자동차주식회사 | 엔진 진동 흡수 구조 |
| CN102729933A (zh) * | 2011-03-31 | 2012-10-17 | 本田技研工业株式会社 | 车身前部构造 |
| CN102729933B (zh) * | 2011-03-31 | 2015-01-28 | 本田技研工业株式会社 | 车身前部构造 |
| CN110155183A (zh) * | 2018-02-16 | 2019-08-23 | 本田技研工业株式会社 | 车辆前部的外装构造 |
| JP2019142255A (ja) * | 2018-02-16 | 2019-08-29 | 本田技研工業株式会社 | 車両前部の外装構造 |
| CN110155183B (zh) * | 2018-02-16 | 2022-05-13 | 本田技研工业株式会社 | 车辆前部的外装构造 |
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