JPH09207923A - シートロールの包装開封装置 - Google Patents

シートロールの包装開封装置

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JPH09207923A
JPH09207923A JP3884796A JP3884796A JPH09207923A JP H09207923 A JPH09207923 A JP H09207923A JP 3884796 A JP3884796 A JP 3884796A JP 3884796 A JP3884796 A JP 3884796A JP H09207923 A JPH09207923 A JP H09207923A
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JP
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cutter
end plate
wamp
sheet roll
cutting
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JP3884796A
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Tatsu Yamauchi
達 山内
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ISOWA FUUPAA SUIFUTO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートロールの梱包材であるワンプや鏡板を
容易かつ自動的に開封できるようにする。 【解決手段】 シートロールSの鏡板は、例えば渦巻状
に切開して除去し、その結果現れる原紙の端面外周部に
ヘラ状の切断ガイド部材103を差し込む。かつ、側方
ガイドローラ105に先導させつつ、切断ガイド部材1
03の移動方向に逆らって回転するワンプカッター10
4と上記切断ガイド部材103との間に、ワンプ4及び
ある程度の原紙を挟んでこれを幅方向に切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シート材がロー
ル状に巻かれたシートロールの梱包を開封する装置に関
し、特にシートロールの外周面を覆うワンプの開封、さ
らにはシートロールの両端面を覆う鏡板を開封する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】製紙メーカーから印刷工場又は段ボール
製造工場等へ納入される巻取紙(シートロール)は、湿
気や損傷を防ぐため、厚手やビニール等の保護シートで
全体が梱包されているのが普通である。そして、その巻
取紙を使用するために所定の機器に装着する際には、前
もってその梱包を開封しなければならない。従来、一般
的な工場では、人手でその梱包を開封しているが、その
ために相当の労力と時間を費やすこととなる。例えば、
シートロールの外周面を覆うワンプは、両端面を覆う鏡
板を分離してから、刃物をシートロールの外周面とワン
プとの間に差し込んで幅方向へ切開することとなるが、
ワンプとシートロール外周面とは通常密着しているた
め、ワンプの切開は容易でないのが実状である。また両
側の鏡板についても通常は相当厚いため、簡単には開封
することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、ワ
ンプを容易に開封すること、さらには鏡板も含めて全体
の梱包の開封を自動化することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】この発明
では、切断ガイド部材、ワンプカッター及び切断部移動
装置を含む。切断ガイド部材は、鏡板が取り除かれたシ
ートロールの一方の端面側からワンプの内側に挿入され
る。ワンプカッターは、ワンプの外側から上記切断ガイ
ド部材との間でワンプの単独又は該ワンプと前記シート
ロールの外表部(以下、ワンプ等という)を挟んだ状態
で切断する。切断部移動装置は、上述の切断ガイド部材
とワンプカッターをシートロールの一方の端面側から他
方の端面側に移動させて、上記ワンプ等をその全幅に渡
って切断させる。
【0005】切断ガイド部材なしで外側からワンプカッ
ターで切り込んだ場合、どこまで切り込まれるかはワン
プの剛性やカッターの押付け力によって異なるため、切
断代が一定とならないが、切断ガイド部材を挿入し、こ
れとワンプカッターとの間のワンプ等を切断することに
より、ワンプカッターによって切断された切断部と切断
されない被切断部とは明瞭に瞬別され、後にそのシート
ロールを使用する際にシート材の供給開始端が明瞭に特
定できる。しかも、ワンプ等をシートロールの外表面と
が密着している場合でも、切断ガイド部材をシートロー
ルの外表部に差し込んでこのシートロールの外表部の例
えば数枚のシートとワンプ等を一緒に切断することによ
って、ワンプの開封を効率的に行うことができる。
【0006】ここで、シート材の外表部は移送時等に損
傷を受けている場合が多いため、一般に生産工程の前に
適宜廃棄されるのが普通であるため、そのような場合に
はワンプのみならず、シートロールの外表部も一緒に切
断することは、より好都合なこととなる。
【0007】ワンプカッターは駆動手段によって回転駆
動させることができ、その場合はワンプカッターが回転
しながらワンプの幅方向に移動してこれを切断する。こ
こでワンプカッターとして例えば円盤状のカッターを用
いることができ、これを切断移動方向に逆らうように回
転させれば、ワンプとカッターとの相対速度が大きくな
るため、よりスムーズな切断が可能となる。
【0008】上述のワンプ等の切断が完了した後、その
ワンプ等を巻き取る巻取装置を設けることができる。こ
のようにすれば、ワンプの開封及び回収を自動化でき
る。その巻取装置としては、ワンプの幅方向の両端部に
おいてワンプ等の切断端部を拘束して回転する巻取部を
有するものとして構成でき、かつそれらの巻取部をワン
プ等の幅方向に接近・離間可能に支持すれば、ワンプ等
の幅寸法に対応して位置調整できるため、ワンプ幅が異
なっても、汎用的に対応できる。上述のワンプカッター
がワンプのみならずシートロールの外周部のシート材ま
で切断する場合は、巻取装置はそのワンプに加え外表部
の上記シート材も一定量巻き取るが、その場合に巻取り
の停止後、巻取装置とシートロール間でシート材を切断
するためのシート材カッターを設けることができる。
【0009】このシート材カッターを、前述の切断ガイ
ド部材、ワンプカッターとともに切断部移動装置に支持
させて、一体的に移動するように構成することができ
る。そして、シートロールの一方の端部から他方の端部
に移動する過程で、上述の切断ガイド部材とワンプカッ
ターによりワンプ等を切断し、その後巻取装置がワンプ
及びシート材の一部を巻取った後、シートロールの他方
の端部側から一方の端部側へ戻る復帰移動工程で、シー
ト材カッターがシート材を巻取装置とシートロールとの
間で切断することができる。このようにすれば、切断部
移動装置の位置方向への移動でワンプ等が切断され、復
帰移動でシート材カッターがシート材を切断するため、
切断部移動装置の往復の移動でそれぞれ切断作用が行わ
れ、その動きに無駄がなく、かつ効率がよい。
【0010】さらに、そのシート材カッターによりシー
ト材を切断した後、そのシート材の切断端をシートロー
ルに固定するためにテープ貼付装置を設けることができ
る。これによりシート材の切断端はテープによってシー
トロールに固定されるため、ワンプ等が開封されてから
実際にシートロールが生産設備に装着されるまでの間
に、シート材の切断端が移動してシートロールの巻きに
緩みが生じたり、シート材に汚れや傷等が生じることを
回避できる。
【0011】以上の発明は、ワンプを開封するための装
置であったが、これに加えシートロールの両側端面を覆
う鏡板を開封する装置を付加することができる。この鏡
板の開封装置は、例えば鏡板カッターが鏡板に対しその
中心部から切り込み、その鏡板カッターを鏡板の中心部
から外周側へ移動させることに基づき、鏡板をシートロ
ールの端面から除去する。さらにこれに続いて前述の切
断部移動装置をワンプの幅方向へ移動させ、上述のワン
プカッターと切断ガイド部材とでワンプの開封を行わせ
る。
【0012】ここで、上述のシートロールは自身の中心
部に、少なくとも両端部が筒状に形成された芯材を備え
るものとし、鏡板の開封装置は、両側からそれら芯材の
内側空間に挿入される一対の挿入部材、さらに少なくと
も一方の挿入部材から芯材の内部に圧縮エアを供給する
エア供給装置とを含むものとすることができる。そし
て、鏡板カッターは挿入部材内に格納可能に設けられ
て、挿入部材が前述の芯材の内側に挿入された後、圧縮
エアによりシートロールの端面から浮き上がった鏡板に
切り込む。ここで、鏡板カッター移動装置として、鏡板
に対し相対的にその中心部から外周に向かって渦巻状の
回転軌跡を鏡板カッターに与えるものとすることができ
る。このように渦巻状の回転軌跡を与えれば、一枚の鏡
板がいわば林檎の皮を剥くような形で開封されるため、
後処理において開封された鏡板がかさばらず処理しやす
くなる。
【0013】さらに、そのような渦巻状の回転軌跡を与
える際に、鏡板カッターをはさみ作用で開閉を繰り返し
て切断をなす刃具を備えたものとし、かつ鏡板カッター
をシートロールの中心部から外周側へ移動させる際、そ
の鏡板カッターの切断方向を鏡板の半径方向に対して傾
ける鏡板カッター姿勢変更装置を付加することができ
る。これによって鏡板カッターは相対的に渦巻状の回転
軌跡を得ることができ、またはさみ作用で開閉を繰り返
すことにより、相当厚く切りにくい鏡板でも容易に開封
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例を参照し
つつ、本発明の実施の形態を説明するが、開封の順番に
従い、まず鏡板の開封装置について説明し、次にワンプ
の開封装置について説明例示する。
【0015】図1にシートロールSの一例を示す。これ
は芯材として例えば紙管2を用い、これを中心として、
図2に示すように印刷用またはダンボール製造用の巻取
紙1(シート材)が巻かれたものであり、この巻取紙1
を損傷や湿気等から保護するために、その外周にワンプ
(外周保護シート)4が、また両側面に鏡板(側面保護
シート)5が被せられている。一般には、ワンプ4の外
周縁部が内側に曲げ込まれ、この曲込み部分と外側から
貼られた円形シートが合わさったものを鏡板5というこ
とができる。紙管2は、紙またはプラスチック等からな
る円筒部材であるが、その両端開口部は外部に開口して
いる場合も、鏡板5で塞がれている場合もある。これら
のワンプ4および鏡板5は一般にはいずれも紙製のもの
であるが、樹脂シートであっても差し支えない。
【0016】この鏡板5を開封(除去)するための装置
の一実施例として、図3にその装置の側面図が、図4に
その平面図が示されている。この装置は、床上に固定さ
れたメインフレーム7を備え、このフレーム7に取り付
けられたワーキングテーブル8が昇降するようになって
いる。ワーキングテーブル8は2個のブラケット9を一
体的に備え、各ブラケット9が4個の被ガイド部10に
おいて、メインフレーム7のガイドレール11に係合
し、上下方向に移動可能となっている。またワーキング
テーブル8のブラケット9に設けられたナット部材12
が、垂直方向のねじ軸13に螺合し、このねじ軸13が
メインフレーム7に設けられたブレーキ付ギヤモータ1
4により正逆両方向に回転させられることにより、ワー
キングテーブル8が昇降する。
【0017】このワーキングテーブル8に対し、一対の
アーム16が水平方向に移動可能に取り付けられてい
る。各アーム16の基端側には、上下方向に隔たって一
対ずつの取付片17が設けられ、これら取付片17にお
いて、ワーキングテーブル8の上下に水平方向に形成さ
れた各レール18に係合し、これによって水平方向の移
動がガイドされる。また、図4に示すように、ワーキン
グテーブル8には、その中央に関して両側に一対ずつ軸
受19が設けられ、これらによりそれぞれねじ軸20が
回転可能に支持されている。各ねじ軸20は各アーム1
6に設けられたナット部21とそれぞれ螺合しており、
各ねじ軸20がその端部に固定されたスプロケット2
2、および図示しないチェーンを介して、ワーキングテ
ーブル8に設けられたブレーキ付ギヤモータ23等の駆
動手段で回転させられることにより、各アーム16が水
平方向において互いに接近・離間させられる。なお、2
4、24は各ねじ軸20の回転数の検出に基づき、アー
ム16の接近距離を把握するエンコーダである。
【0018】各アーム16の下端部には、一対の挿入部
材として互いに内向きに突出するチャック部25が、ア
ーム16の移動方向と平行な直線に関して互いに同心的
に設けられている。各チャック部25はアーム16にホ
ルダ軸26によって取り付けられ、図5に示すように、
ホルダ軸26は3個の軸部26a、26b、26cが互
いに一体的かつ同心的に結合されたもので、その先端部
に先細りのチャック部25(星型コーンチャック)が一
体的に取り付けられている。
【0019】図7に示すように、チャック部25に近接
してホルダ軸26(軸部26c)には、ベアリング軸受
28を介して紙管2の内径よりも若干外径が小さくされ
たローラ29が回転自在に設けられている。このローラ
29の外形はチャック部25の最大径よりやや大きくさ
れ、このローラ29が紙管2の内周面に嵌まるようにな
っている。なお、30は紙管2の両端開口部に装着され
た口金である。
【0020】ホルダ軸26の基端部(軸部26a)に
は、軸方向にエア通路31が形成され、このエア通路3
1は凹部32を経てホルダ軸26(軸部26b)に形成
された溝部33に連通している。この溝部33はホルダ
軸26の直径方向の途中までスリット状(例えば矩形
状)に形成されたもので、後述のカッターを格納するス
ペースになるとともに、そのカッターが格納された状態
で圧縮エアの通路を形成する部分であるが、この点につ
いては後述する。エア通路31にはジョイント34を介
して、コンプレッサー等の圧縮エア源35から、ホース
等のエア管路36を経て圧縮エアが供給されることとな
る。
【0021】図6に示すように、ホルダ軸26の中間部
には可動プレート37が軸方向に移動可能に組み込ま
れ、その可動プレート37にはシール部材として、ゴム
等の弾性部材からなるベロフラム38が設けられてい
る。ベロフラム38は浅い容器状を成し、シートロール
Sの側面に向かって開口している。可動プレート37は
自身に固定されたガイドロッド39の先端頭部がアーム
16に当たる状態で、アーム16から最も離間し、かつ
圧縮スプリング40により常にその離間方向に付勢され
ている。ベロフラム38はそのばね力により、鏡板5に
押し付けられることとなる。
【0022】図7に示すように、シートロールSの両側
の側面に対応して、鏡板カッター41が設けられ、カッ
ターホルダ42を介してカッター移動ベース68に連結
されている。カッター移動ベース68は、自身のナット
部43において、ねじ軸44に螺合されている。ねじ軸
44は、図5に示すように、アーム16に固定された軸
受45により回転可能に支持されるとともに、それの一
端に固定されたタイミングプーリ46に、図示しないタ
イミングベルトを介してモータ47等の駆動源から回転
力が伝達されることにより、正逆両方向に回転させられ
る。これによりカッター移動ベース68等を介してカッ
ター41が、図6に示すようにシートロールSの半径方
向に移動させられ、本実施例ではカッター移動ベース6
8、ねじ軸44及びモータ47等が鏡板カッター移動装
置を構成する。カッター移動ベース68の移動軌跡に対
応して、アーム16には直線状の案内溝50が形成さ
れ、この範囲内でカッター移動ベース68が移動する。
【0023】図9に示すように、鏡板カッター41はカ
ッターホルダ42に固定された固定刃具70と、これと
の間で一種のはさみを構成する刃部72を有する可動刃
具71とを備える。固定刃具70の先端からさらにシー
トロールSの外周側へ突出するように鏡板カッターガイ
ド51が設けられ、この先端部が可動刃具71に先行し
て巻取紙の内部端面と鏡板5との隙間に入り込んで進行
することとなる。このカッターガイド51は、カッター
ホルダ42の端面に固定されている。
【0024】可動刃具71はその刃部72から後方に延
びるアーム部74を有し、そのアーム部74と刃部72
との中間部において、軸73によりカッターホルダ42
に回転可能に連結されている。可動刃具71がこの軸7
3を中心として、所定の角度範囲で揺動することによ
り、固定刃具70と可動刃具71とが巻取紙の端面とほ
ぼ直角な平面内ではさみ切りの切断作用を行うこととな
り、アーム部74の端部は駆動ロッド75に形成された
長孔76内に挿入されている。
【0025】図7に示すように、駆動ロッド75はモー
タ77で回転する偏心カム78に、ピン79、連結ロッ
ド80及びピン81を介して連結されている。偏心カム
78はモータ77の出力軸82に同軸的に固定されると
ともに、その中心から偏心した位置にピン81が位置す
る。また駆動ロッド75は、カッターホルダ42に設け
られたガイド部42aによりその軸方向に移動可能に保
持される。従って、モータ77の駆動により偏心カム7
8が回転すれば、連結ロッド80を介して駆動ロッド7
5が、図7において上下に繰り返し駆動され、これの下
端部に長孔76を介して連結された可動刃具71が、所
定の角度範囲で揺動して、固定刃具70とにより前述の
はさみ切りの切断作用を行うことになる。本実施例で
は、上述の駆動ロッド75、偏心カム78及びモータ7
7等が鏡板カッター駆動装置を構成している。
【0026】カッターホルダ42は全体としてL字形の
断面形態をなし、上述のカッター移動ベース68側に位
置するホルダベース部83に、鏡板カッター41を直接
的に保持するホルダ先端部84がボルト85で固定され
ている。
【0027】このようなカッターホルダ42は、そのホ
ルダベース部83において軸86により、シートロール
Sの側面とほぼ平行な平面に沿ってカッター移動ベース
68に回転可能に取り付けられている。ホルダベース部
83の、ホルダ先端部84とは軸86を介して反対側に
カムフォロア87が回転可能に取り付けられ、このカム
フォロア87がカム溝88に係合している。カム溝88
はカムプレート89に形成され、カムプレート89は前
述のアーム16に固定されている。従って、カム溝88
はシートロールSの側面に対してはアーム16とともに
接近・離間するが、シートロールSの中心線に対しては
位置が固定的である。また、前述の可動刃具71を駆動
するモータ77は、ブラケット90を介してカッターホ
ルダ42のホルダベース部83に固定されている。従っ
て、このモータ77及び駆動ロッド75等も、カッター
ホルダ42と一体的に軸86の周りに回転することがで
きる。
【0028】カムプレート89に形成されたカム溝88
は、図10に示すようにシートロールSの中心側から、
その外周側に直線的に延びるA部分と、その延長線上か
ら側方に膨らんで終端に至るB部分とが連続的に連なっ
たものである。カムフォロア87がP1点にある時は、
図8に示すように鏡板カッター41及びカッターホルダ
42は、チャック部25のホルダ軸26内に格納された
状態にある。図10のP2位置は、鏡板カッター41の
鏡板5に対する切断の開始点又は開始直後の状態に対応
する。
【0029】すなわち、カム溝88のこのA部分に沿っ
てカムフォロア87が移動する行程では、鏡板カッター
41及びカッターホルダ42の向きは変わらず、直線的
な移動となる。カム溝88のB部分にカムフォロア87
が追従する行程では、カッターホルダ42が図において
反時計方向へ徐々に回転し、鏡板カッター41の切断方
向はシートロールSの半径方向に対して交差する向きに
移行する。カムフォロア87のP3位置はこの状態を示
すもので、カムフォロア87がカム溝88の終端近傍の
P4位置に至ると、カッターホルダ42はシートロール
Sの半径方向とほぼ直角(接線方向)まで姿勢を変更す
る。
【0030】なお、鏡板カッター41やカッターホルダ
42の移動経路に対応して、前述のベロフラム38並び
に可動プレート37(図6を参照)には、それらの移動
を許容するスリットが形成されている。また、鏡板カッ
ター41は、カッターホルダ42の一部とともにチャッ
ク部25のホルダ軸26に形成された前記溝部33内に
格納される。その格納状態でカッター41は、図8に示
すようにシートロールSのほぼ中心に位置し、かつカッ
ターホルダ42とホルダ軸26の溝部33の底面との隙
間48が、前述の圧縮エアの通路となる。そして、圧縮
エアはホルダ軸26cに形成された凹部92から鏡板カ
ッター41の部分を通って紙管2内に漏れ、その全体に
充満していくこととなる。
【0031】図5および図6に示すように、各アーム1
6には第二の鏡板カッターとして、鏡板5の外周縁部を
切断する外周カッター53が設けられている。このカッ
ター53は、円板状をなしてその外周が切刃とされ、ロ
ーラ状のカッターホルダ54の側面に同芯的に固定され
ている。このカッターホルダ54は少なくとも外周部が
ゴム等の弾性材から成る弾性ローラとされ、外周カッタ
ー53はこれよりやや径の大きいものとされていて、切
断の際はカッターホルダ54がシートロールSの外周部
に押し付けられた状態で、シートロールSの回転に従い
摩擦力でカッター53が連れ回って回転し、鏡板5の外
周縁部を切断することとなる。
【0032】カッター53およびカッターホルダ54は
保持具55で回転可能に保持され、エア等のシリンダ5
6に連結されている。シリンダ56はブラケット57を
介してアーム16に固定され、シリンダ56の伸張・収
縮により、カッター53およびカッターホルダ54がシ
ートロールSの外周面に対し接近・離間する。その移動
は、保持具55に固定のガイドロッド58とブラケット
57に固定のブッシュ59との滑り嵌合により案内され
る。
【0033】図11に示すように、一対のアーム16の
間に位置してシートロールSを回転駆動するドライブロ
ーラ(駆動ローラ)60が、シートロール回転駆動装置
として設けられている。これはモータ61等の駆動部に
より回転駆動されるローラで、摩擦力によりシートロー
ルSを回転させる。従って、その材質はゴム等の弾性材
であることが望ましい。ドライブローラ60は、ホルダ
62を介して図3に示すエア等のシリンダ63に連結さ
れ、シリンダ63は前述のワーキングテーブル8、メイ
ンフレーム7またはアーム16等適宜の部材に固定さ
れ、その伸縮によりドライブローラ60の位置が決定さ
れる。
【0034】また図4に示すように、シートロールSの
中心から外れた側面に押し付けられる一対のローラ64
が設けられている。各ローラ64はシートロールSが横
振れしないように、その軸線がシートロールSの側面に
半径方向に沿って押し付けられるものであり、各アーム
16に固定のシリンダ65によって、各アーム16から
の突出量が調整可能となっている。
【0035】さらに、図3に示すように、メインフレー
ム7に近接して、床面上にシートロールSを本装置に搬
入するトラバーサ等の搬送機器66が設けられている。
さらに、図11に示すように、シートロールSから剥離
された鏡板5を自動的に回収する自動回収装置67が、
床面に近接して設けられている。これは、例えば、傾斜
した排出シュートとして、そのシュート上に落下した鏡
板5を重力で滑らせて排出する構造、あるいはベルトコ
ンベアでその鏡板5を排出する構造、さらにはチェーン
等の無限軌道に設けた排出爪を循環させて鏡板5を排出
する構造等、適宜の構造を選択することができる。
【0036】図3、図11に示すように、シートロール
Sの外周に近接して、ワンプ開封ユニット100が設け
られており、本実施例では、鏡板5の開封に引き続い
て、ワンプ4の開封を自動的に行うものであるが、ま
ず、鏡板5の開封の作動を説明した後、ワンプ開封ユニ
ット100の構成、作動を説明する。
【0037】図2に示すように外周がワンプ4で、また
側面が鏡板5で覆われたシートロールSは、図3の装置
の真下までトラバーサ66等の搬送器具で搬送されてそ
こに停止する。この状態でワーキングテーブル8に支持
された各アーム16が、モータ14の駆動によりねじ軸
13を介して下降する。アーム16のチャック部25が
紙管2の中心とほぼ一致すると、アーム16の下降が停
止する。
【0038】次に図4において、モータ23の駆動によ
り各ねじ軸20を介して一対のアーム16が互いに接近
する方向(シートロールSを挟圧する方向)へ移動させ
られ、各アーム16のチャック部25が、図5に示すよ
うに紙管2の両端開口部に一定量挿入される。この挿入
量は、図4のエンコーダ24がねじ軸20の回転数とし
て検出し、規定の回転数に達したところでモータ23が
停止する。
【0039】この状態では図5に示すように、チャック
部25および回転可能なローラ29、さらにホルダ軸2
6の一部が紙管2内に挿入され、また、可動プレート3
7に保持されたベロフラム38が、紙管2の開口周辺部
を含む領域において鏡板5に密着する。この密着の際、
ベロフラム38および可動プレート37はスプリング4
0の付勢力に抗して、アーム16側へ押し戻されること
となる。チャック部25のこのような挿入時に、鏡板カ
ッター41はホルダ軸26の図8に示す溝部33に格納
されているため、鏡板カッター41が上記挿入の妨げに
なることはない。
【0040】この状態で、図7に示す圧縮エア源35か
らエア通路31等を経てチャックホルダ軸26に圧縮エ
アが供給される。圧縮エアは、図8に示すようにホルダ
軸26の溝部33とカッターホルダ42との隙間48等
を経て紙管2の内周面に至り、さらに、回転可能なロー
ラ29と紙管2との隙間を経て反対側の空間にも充満す
る。その充満した後は、圧縮エアが鏡板5の紙管2の開
口部に対応する部分を外側へ押し退けつつ、ベロフラム
38の外縁部から紙管2の外部へ漏れ出す。この際、鏡
板5を巻取紙1の側面から浮き上がらせる。
【0041】次いで、一対のアーム16が前述のモータ
23(図4)の駆動により若干開き、図6に示す位置ま
で後退する。これにより、図7のカッターガイド51お
よび鏡板カッター41の一部が、上述のように浮き上が
った鏡板5と巻取紙1の隙間に入り込む状態となる。こ
の状態で図5に示すモータ47が駆動し、双方のねじ軸
44を介してカッターホルダ42、鏡板カッター41お
よびカッタガイド51が、シートロールSの中心部から
外周に向かって移動するとともに、図7におけるモータ
77の駆動により、偏心カム78を介して駆動ロッド7
5が軸方向に往復運動し、これにより可動刃具71が揺
動する。その結果、可動刃具71は固定刃具70との間
で閉じたり開いたりする開閉運動(つまり、はさみ切断
運動)を繰り返し、その駆動状態の鏡板カッター41が
鏡板5の内側の端部から外周側に向かって切り込まれ
る。この際、カッタガイド51が巻取紙1と鏡板5との
隙間に入り込んでカッター41の先導役を果たすため、
巻取紙1の側面がカッター41で損傷する恐れがない。
【0042】なお、カッターガイド51と鏡板カッター
41の一部が上記隙間に挿入された時点で、紙管2内へ
の圧縮エアの供給は停止される。そのため紙管2内に充
満し、かつその紙管2内から漏れ出て鏡板5を浮き上が
らせていた圧縮エアは排出される。
【0043】図7に示すねじ軸44の駆動により、鏡板
カッター41を保持したカッターホルダ42は図の上側
へ移動していくが、図10に示すように、カッターホル
ダ42のカムフォロア87が、カム溝88のA部分を過
ぎてB部分に入ると、カッターホルダ42は図において
反時計方向へ回転し始め、これにより鏡板カッター41
の切断方向(切断姿勢)がシートロールSの半径方向に
対し交差するようになる。
【0044】この段階では、図3のモータ14がワーキ
ングテーブル8を介してアーム16を少し上昇させ、こ
れによりアーム16がシートロールSを持ち上げて、ト
ラバーサ66等から浮き上がらせる。この際、チャック
部25に近接する回転可能なローラ29(図6等)が紙
管2の開口部に位置しているため、このローラ29を介
してシートロールSは自由に回転できる状態にある。最
初からこの状態としてもよい。そして、図11に示すモ
ータ61の駆動により、ドライブローラ60がシートロ
ールSの外周(ワンプ4)に押し付けられつつ駆動さ
れ、それによりシートロールSを図の矢印方向に回転さ
せる。このようにシートロールSが回転した状態で、図
10に示すカッターホルダ42がカム溝88に沿ってシ
ートロールSの外周側へ移行することにより、カッター
ホルダ42ひいては鏡板カッター41の切断方向はシー
トロールSの半径方向に対し徐々に傾いていく。その結
果、例えば図12(a)に示すようにシートロールSの
鏡板5が渦巻状に切断されていく。これにより鏡板5
は、渦巻状の帯のような切り屑となって、シートロール
Sから順次剥離されていく。
【0045】本実施例では、そのような鏡板カッター4
1が鏡板5を外周の直前まで切断した状態でこれをシー
トロールSから離し、以後は図6に示すように、各外周
カッター53が鏡板5の外周縁部に位置させられる。そ
して、シートロールSの回転に伴い、その外周カッター
53は、カッターホルダ54がシートロールSの外周面
に押し付けられた状態で連れ回ることにより、鏡板5の
外周縁部を周方向へ切断していく。この切断が完了する
と、鏡板5はシートロールSから完全に剥離されること
となる。
【0046】ここで、図12(b)に示すように、鏡板
5の外周を周方向に切断するだけの場合は、その切断に
より除去(剥離)される部分がかさばり、後の回収等が
面倒なのに対し、本実施例では同図(c)に示すよう
に、渦巻状の切り屑となるため、かさばらず、それが図
11の自動回収装置67等により回収しやすいものとな
る。
【0047】なお、前述の鏡板カッター41は1サイク
ルの切断行程が終了した後は、図7のねじ軸44の逆方
向の回転によりホルダ軸26側へ復帰するとともに、図
10においてその姿勢をシートロールSの半径方向へ移
行させ、最終的にホルダ軸26の溝部33に格納され
て、次の切断行程に備えることとなる。
【0048】以上のようにして、シートロールSの両側
の鏡板5が開封・除去された後、図13等に示す前述の
ワンプ開封ユニット100により、残されたワンプ4を
開封することとなる。以下、このワンプ開封ユニット1
00について詳細に説明する。図13は図3とは位置関
係が逆になっており、またアーム16を支持するワーキ
ングテーブル8が図示しないモータによって駆動される
チェーン101によって昇降するようになっている。ワ
ンプ開封ユニット100はシートロールSに対し、ワー
キングテーブル8とは反対側の側方に配置され、フレー
ム7とともに門型を構成する補助フレーム102に支持
されている。ワンプ開封ユニット100を拡大して図1
4に示す。
【0049】この図から明らかなように、このワンプ開
封ユニット100はワンプ4の内側に挿入される先の尖
ったヘラ状の切断ガイド部材103、これにごく近接し
て位置する円盤状のワンプカッター104、ワンプ4の
外周に押し付けられて先導する側方ガイドローラ105
とを備え、これらが切断ヘッド106、ブラケット10
6aを介してスライダー108に支持され、スライダー
108は前記補助フレーム102のクロスメンバ102
aに設けられたガイドレール107に装着され、かつね
じ駆動装置109等の切断部移動装置により、水平方向
においてワンプ4の幅方向(図14の紙面に直角な方
向)に往復移動するようになっている。
【0050】また前記クロスメンバ102aには、アー
ム110を介して、その先端部に開封後のワンプ4等を
巻取る巻取装置111が設けられ、またブラケット10
6bには、ワンプ4の開封巻取り後のスライダー108
の復帰移動の際に、巻取紙(シート材)を切断するシー
ト材カッター112が設けられている。シート材カッタ
ー112は円盤状のもので、長手状の受け部材113
(この表面はゴム等の弾性体からなる)に対しシリンダ
114で巻取紙を介して押し付けられ、スライダー10
8の移動に伴う従動回転により、その巻取紙を切断す
る。受け部材113はアーム115により前記クロスメ
ンバ102aに固定され、またその受け部材113の上
部には巻取紙を導く紙ガイド113aが設けられてい
る。さらに、上記切断ヘッド106より上方に周方向ガ
イドローラ116が設けられ、それがシートロールSの
外周面に押し付けられて、その回転をガイドする。
【0051】図15(側面図)、図16(平面断面図)
から明らかなように、上述のヘラ状の切断ガイド部材1
03は、平坦な底面103aと、これから円弧状に盛り
上がる外周面103bとを有し、外周面103bは先端
が鋭利に尖るように傾斜をつけられている。そしてこの
ようなヘラ状の切断ガイド部材103が、シートロール
Sの側方からワンプ4の内側に挿入できるように、水平
かつ内向きに支持プレート117に固定され、支持プレ
ート117はアジャスト機構118を介して前記切断ヘ
ッド106に支持されている。アジャスト機構118は
圧縮スプリング119及び位置調節ねじ120を有し、
このねじ120の操作により、切断ガイド部材103の
シートロールSに対する挿入厚さtが規定される。
【0052】切断ガイド部材103の外周面にはシート
ロールSの幅方向に伸びる溝103cが形成され、ここ
に前記ワンプカッター104の外周部が入り込み、かつ
そのワンプカッター104と溝103cとの間にわずか
なクリアランスが生じるようになっている。図15に示
すように、ワンプカッター104も支持プレート117
により支持されており、かつモータ121等のカッター
駆動装置によりギア122、123を介して回転駆動さ
れる。その駆動方向は、図16に示すように切断ガイド
部材103の移動方向に対しこれに逆らう方向である。
このようなワンプカッター104及び切断ガイド部材1
03を支持する支持プレート117は、上述のアジャス
ト機構118により支持されるが、そのアジャストされ
た状態に固定するために図15に示すクランプボルト1
24、125及びストッパボルト126が設けられてい
る。
【0053】また図16に示すように、前述の側方ガイ
ドローラ105もそのアーム127及びブラケット12
8を介して上記支持プレート117に固定され、かつ長
孔129の範囲内でその突出量(固定位置)がクランプ
ボルト130及びストッパボルト131により調整可能
となっている。この側方ガイドローラ105がシートロ
ールSの外周面(ワンプ)に押し付けられつつ先導し、
これに切断ガイド部材103及びワンプカッター104
が追従することとなるが、切断ガイド部材103の前記
挿入厚さtは、結局のところ側方ガイドローラ105と
切断ガイド部材103との相対的な位置関係により定ま
ると言える。
【0054】図17に示すように、前述のスライダー1
08は、切断ガイド部材103、ワンプカッター104
及び側方ガイドローラ105等を支持するが、これをシ
ートロールSの幅方向において往復移動させる前記ねじ
駆動装置109は、ねじ軸134と、これを駆動するモ
ータ135及びそのねじ軸134に螺合され、かつスラ
イダー108側に固定されたナット部材136とを備え
る。そしてモータ135の正転及び逆転によりねじ軸1
34を介してスライダー108が水平方向に往復移動す
ることとなる。なお、このような切断部132を移動さ
せる移動機構137の全体は、前記補助フレーム102
に対し、ガイドロッド138に案内されつつシリンダ1
39により前進・後退できるようになっていて、ワンプ
4の開封の際に所定位置まで前進することとなる。
【0055】図14に示した前記巻取装置111は、シ
ートロールSの両端の下側にそれぞれ位置する。図18
及び図19に示すように、巻取装置111は、その回転
する巻取部が複数本(例えば4本)の巻取バー140に
より構成され、これが回転部141に支持される(図2
0も参照)。開封されたワンプ4等はこれら巻取バー1
04の外周で巻き取られるが、ワンプ4等の先端を把持
する開閉式のクランパ142が巻取バー104の内側に
位置し、これがワンプ4等の先端を把持する。またその
把持した状態でワンプ4等が離脱しないように、負圧吸
着部143(図19)が設けられ、これが負圧経路14
4、145を介して負圧源146に接続される。
【0056】図18に示すように、巻取モータ148等
の回転駆動力がチェーン149、150を介してスプラ
イン軸151に伝えられ、これからさらにスプロケット
156、チェーン158、前記回転部141に伝えられ
て巻取バー140及びクランパ142が回転する。な
お、シートロールSの幅寸法が変わっても巻き取りが行
い得るように、巻取装置111はシートロールSの幅方
向に移動可能となっている。つまり、位置調整モータ1
52がねじ軸153を回転させ、これがナット部材15
4及びスライドベース155を介して巻取装置111を
前進・後退させる。スプライン軸151には、巻取装置
111を駆動するスプロケット156がスプライン結合
され、これにより任意の位置で巻取装置111が回転可
能となる。そして、シートロールSの両側の巻取装置1
11がこのように移動することにより、互いに接近・離
間し、シートロールSの幅寸法の相違に対応する。また
図19に示すように、シートロールSの両側には、ワン
プ4等のエッジを検出するエッジセンサ157が複数位
置に設けられ、これにより図18の位置調整モータ15
2が作動して、各巻取装置111の巻取位置が自動的に
調整されるようになっている。
【0057】図14に示す周方向ガイドローラ116に
近接して、開封した紙端を固定するテープ貼付装置16
0が設けられている。図21に示すように、周方向ガイ
ドローラ116を支持するアーム161が前述のクロス
メンバー102aに固定され、このガイドローラ116
の軸芯を中心としてホルダ162が垂直面内で回転可能
に支持される。このホルダ162にカートリッジ式のテ
ープロール163、そこから繰り出されるテープ164
をシートロールSに押し付けるニップロール165、さ
らにテープ164を切断するテープカッター166が支
持されている。ニップロール165は、ピンチロール1
67と共同してテープ164を挟み、かつロータリーア
クチュエータ168等の駆動源により回転させられるこ
とにより、テープ164をテープロール163から繰り
出す。またテープロール163の交換時には、シリンダ
169等のプッシャがこれを押し出す。テープカッター
166はニップロール165の軸芯を中心として下側か
ら上側に約180°スイングしてテープ164を切断す
るものであり、図示はしないがそのカッター駆動部もホ
ルダ162に設けられている。
【0058】そしてこのようなホルダ162は、シリン
ダ170等の前進後退装置によって所定角度回動し、シ
ートロールSに対し前進及び後退させられる。なお、テ
ープ164は、例えばマスキングテープ等のように片面
に比較的接着力の弱い糊層が形成されて、剥離が容易な
ものが望ましい。
【0059】次に、以上説明したワンプ開封装置100
の作動を含めた全体の流れを説明する。図22(1)、
(2)において、前述のようにシートロールSの両端の
鏡板5が渦巻状に開封・除去された後、図22(3)に
示すようにワンプ4の開封が行われる。つまり、図16
のヘラ状の切断ガイド部材103が、シートロールSの
一方の端面(巻取紙が露出している)から、ワンプ4の
内側において巻取紙1の外表部に差し込まれる。また、
側方ガイドローラ105がワンプ4の外表面に押し付け
られる。このような状態でスライダ108(図14)が
側方(図16の上方)へ移動することにより、矢印の向
きに回転するワンプカッター104と切断ガイド部材1
03との間に挟まれたワンプ4及び所定枚数の巻取紙1
(原紙)が、幅方向の全体にわたって切断される。その
状態を図22(3)及び(4)に示す。
【0060】そのようなワンプ切りが終了した後、図2
3に示すようにシートロールSを、前述の駆動ローラ6
0で同図(5)のように回転させる。この際、図19に
示すエッジセンサ157が紙端を検出し、その幅寸法に
応じて左右の巻取装置111が巻取位置にセットされ
る。そして、その紙端がクランパ142の中に入ると、
これが閉じるとともに負圧吸引され、かつ回転部141
が回転して、図23(7)に示すようにワンプ4及び複
数枚の原紙1(以下、ワンプ4等ともいう)が巻き取ら
れる。このように巻き取っていくと、ワンプ4の巻き取
りが終了した後は原紙1が現れ、これがシートロールS
と連続的につながっている。従って同図(8)に示すよ
うに、切断部の復帰方向の移動において、その原紙(ワ
ンプ4等)を切断する。つまり図14の受け部材113
とシート材カッター112との間に原紙1が挟まれ、そ
のカッター112が連れ回りつつ復帰移動する過程で原
紙が切断される。その切断完了状態を図24の(9)に
示す。その後、原紙の紙端部にテープ164が貼り付け
られ、これで1つのシートロールSに対する開封工程が
終了する。
【0061】なお、テープ貼りについては、図25に示
すように、周方向ガイドローラ116がシートロールS
(原紙)の外周面に押し付けられるとともに、図21の
シリンダ170によりニップロール156が原紙の紙端
部に押し付けられ、かつテープ164が繰り出される
(図25(b)参照)。そして同図(c)のようにニッ
プロール165等が後退した後、テープカッター166
が上方へ跳ね上がり、テープ164を切断する。
【0062】以上の説明では、ワンプ開封ユニット(1
00)がシートロールSの側方に設けられているため、
ワンプ切りの後そのワンプ4等がシートロールSからず
り落ちずに、後の巻き取り等の工程にスムーズに移行で
きるメリットがあるが、ワンプ開封ユニットはシートロ
ールSの側方に限らず、下方、上方等適宜の位置に設置
可能である。またワンプ4等の巻取装置111や原紙端
のテープ貼付装置160等はこれを省略することも可能
である。さらに鏡板5を渦巻状に切断した後、これに引
き続いて上述のようなワンプ切りを行うことが、シート
ロールSの全体の開封を効率的に行う上で有効である
が、鏡板5については他の方法で適宜開封し、それを前
述のようなワンプ開封ユニット100で開封することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワンプおよび鏡板で覆われたシートロールの一
例を示す斜視図。
【図2】その鏡板部等を示す図。
【図3】鏡板開封装置の一例を示す側面図。
【図4】図3の平面図。
【図5】図4におけるチャック部を含む要部断面図であ
って、圧縮エアを注入する状態の図。
【図6】カッターを側面シートの外周縁に位置させた断
面図。
【図7】チャック部およびカッターの近傍を示す要部断
面図。
【図8】図5のA部分の拡大断面図。
【図9】はさみ切りによる駆動式のカッターを示す断面
図。
【図10】カッターホルダ及びカッターの移動及びその
姿勢変更のためのカム機構の作用説明図。
【図11】外周の切断状態を示す斜視図。
【図12】渦巻状の切断軌跡の一例及び切断した後の切
り屑の説明図。
【図13】本発明の一例であるワンプ開封ユニットを含
む開封装置の側面図。
【図14】そのワンプ開封装置の要部側面図。
【図15】ワンプカッターとその周辺を示す側面図。
【図16】図15に対応する平面断面図。
【図17】図13のワンプ開封ユニットの横移動の機構
を示す平面図。
【図18】ワンプ等の巻取装置の一例を示す側面図。
【図19】その要部を示す側面断面図。
【図20】図19に対応する平面図。
【図21】テープ貼付装置の一例を示す側面図。
【図22】本発明の一例の作用説明図。
【図23】図22に続く作用説明図。
【図24】図23に続く作用説明図。
【図25】テープ貼りの一例を示す作用説明図。
【符号の説明】
S シートロール 1 原紙(シート材) 4 ワンプ 5 鏡板 25 チャック部 31 エア通路 41 カッター 53 外周カッター 60 ドライブローラ 70 固定刃具 71 可動刃具 87 カムフォロア 88 カム溝 100 ワンプ開封ユニット 103 切断ガイド部材 104 ワンプカッター 105 側方ガイドローラ 109 ねじ駆動装置 111 巻取装置 112 シート材カッター 113 受け部材 140 巻取バー 160 テープ貼付装置 164 テープ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材がロール状に巻かれたシートロ
    ールの外周面を被うワンプを開封する装置であって、 前記シートロールの一方の端面側から前記ワンプの内側
    に挿入される切断ガイド部材と、 前記ワンプの外側から前記切断ガイド部材との間で前記
    ワンプの単独又は該ワンプと前記シートロールの外表部
    (以下、ワンプ等という)を挟んだ状態で切断するワン
    プカッターと、 前記切断ガイド部材及び前記ワンプカッターを前記シー
    トロールの一方の端面側から他方の端面側に移動させて
    前記ワンプ等をその全幅にわたって切断させる切断部移
    動装置と、 を含むことを特徴とするシートロールの包装開封装置。
  2. 【請求項2】 前記ワンプカッターは、駆動手段によっ
    て回転駆動されるとともに、前記切断部移動装置により
    移動しつつ前記切断ガイド部材との間で前記ワンプ等を
    切断するものである請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記ワンプ等の切断が完了した後、その
    ワンプ等を巻き取る巻取装置が設けられている請求項1
    又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記巻取装置は、前記ワンプ等の幅方向
    の両端部に前記ワンプ等の切断端部を拘束して回転する
    巻取部をそれぞれ有し、かつそれらの巻取部は、前記ワ
    ンプ等の幅寸法に対応して位置調整できるように、前記
    ワンプ等の幅方向において接近・離間可能に支持されて
    いる請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記ワンプカッターは、前記ワンプのみ
    ならず前記シートロールの外表部の前記シート材まで切
    断し、前記巻取装置は、そのワンプに加え前記外表部の
    前記シート材を一定量巻き取った後、その巻取りを停止
    するものであり、 さらに、前記巻取装置と前記シートロール間で前記シー
    ト材を切断するためのシート材カッターが設けられてい
    る請求項3又は4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記切断部移動装置は、前記切断ガイド
    部材、前記ワンプカッターに加え、前記シート材カッタ
    ーを支持するとともに、前記シートロールの一方の端部
    から他方の端部に移動する工程で、前記切断ガイド部材
    と前記ワンプカッターにより前記ワンプ等を切断し、か
    つ前記巻取装置が前記ワンプ及び前記シート材の一部を
    巻き取った後、前記シートロールの他方の端部側から一
    方の端部側に戻る復帰移動工程で、前記シート材カッタ
    ーにより前記シート材を前記巻取装置と前記シートロー
    ルとの間で切断させる請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記シート材カッターにより前記シート
    材が切断された後、そのシート材の切断端を前記シート
    ロールに固定するためのテープを貼り付けるテープ貼付
    装置が設けられている請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項1〜7のいずれかに記載のワ
    ンプを開封する装置と、 前記ワンプの開封に先立ち、前記シートロールの両側端
    面を被う鏡板を開封する装置とを備え、その鏡板の開封
    装置は、 前記鏡板に対しその中心部から切り込む鏡板カッター
    と、 その鏡板カッターを前記鏡板の中心部から外周側へ移動
    させる鏡板カッター移動装置とを備え、 さらに、前記鏡板の開封装置により前記鏡板が前記シー
    トロールの側面から除去された後、前記切断部移動装置
    により前記ワンプカッター及び切断ガイド部材を移動さ
    せて前記ワンプの開封を行わせる開封制御手段を含むこ
    とを特徴とするシートロールの包装開封装置。
  9. 【請求項9】 前記シートロールは自身の中心部に、少
    なくとも両端部が筒状に形成された芯材を備え、 前記鏡板の開封装置は、前記シートロールの両端面にお
    いて前記芯材の内側に挿入される一対の挿入部材と、そ
    の一対の挿入部材の少なくとも一方に設けられ、前記芯
    材の内部空間に圧縮エアを供給するエア供給装置とを含
    み、 前記鏡板カッターは、前記挿入部材内に格納可能に設け
    られ、前記圧縮エアにより前記シートロールの端面から
    浮き上がった前記鏡板に切り込むものであり、 前記鏡板カッター移動装置は、前記鏡板カッターに、前
    記鏡板に対し相対的にその中心部から外周に向かって渦
    巻状の切断軌跡を与えるものである請求項8記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 前記シートロールを前記芯材を中心と
    して回転させるシートロール回転駆動装置と、前記鏡板
    カッターを前記シートロールの中心部から外周側へ移動
    させる鏡板カッター移動装置と、その鏡板カッターの切
    断方向を前記鏡板の半径方向に対して傾ける鏡板カッタ
    ー姿勢変更装置とを含み、かつ前記鏡板カッターは、は
    さみ作用で開閉を繰り返して切断をなす刃具を備え、さ
    らにその刃具を開閉動作させる刃具駆動装置を有する請
    求項8又は9記載の装置。
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JP3884796A Pending JPH09207923A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 シートロールの包装開封装置

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JP (1) JPH09207923A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1810925A1 (de) 2006-01-24 2007-07-25 Metso Paper AG Verfahren zum Auspacken einer Papierrolle und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
JP2013510054A (ja) * 2009-11-10 2013-03-21 コアー、リンク、アクチエボラーグ 包装材を剥がす方法及び装置
JP2021038017A (ja) * 2019-09-05 2021-03-11 株式会社フジシール フィルムロール供給システム

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