JPH09209603A - 機械式駐車場における出庫スケジューリング方法 - Google Patents
機械式駐車場における出庫スケジューリング方法Info
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- JPH09209603A JPH09209603A JP1492496A JP1492496A JPH09209603A JP H09209603 A JPH09209603 A JP H09209603A JP 1492496 A JP1492496 A JP 1492496A JP 1492496 A JP1492496 A JP 1492496A JP H09209603 A JPH09209603 A JP H09209603A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の各段には、それぞれ台車が走行する1
本のレーンと、このレーンの両側に複数の駐車室と入庫
及び出庫エレベータ室とが設けられ、また各エレベータ
室と連結された入庫及び出庫エレベータが設けられた機
械式駐車場における出庫作業時間が少い効率的な出庫ス
ケジューリング方法。 【解決手段】 あらかじめ他段への負荷分散に関するル
ール及び搬送台車の割り当てに関するルールをそれぞれ
設定しておき、車の出庫要求が発生したときに、この要
求の発生順に上記設定された2つのルールを単独にまた
は組み合せて用いる(S1〜S9)ことによって上記搬
送台車並びに入庫及び出庫エレベータの運行スケジュー
ルを決定するようにした機械式駐車場における出庫スケ
ジューリング方法。
本のレーンと、このレーンの両側に複数の駐車室と入庫
及び出庫エレベータ室とが設けられ、また各エレベータ
室と連結された入庫及び出庫エレベータが設けられた機
械式駐車場における出庫作業時間が少い効率的な出庫ス
ケジューリング方法。 【解決手段】 あらかじめ他段への負荷分散に関するル
ール及び搬送台車の割り当てに関するルールをそれぞれ
設定しておき、車の出庫要求が発生したときに、この要
求の発生順に上記設定された2つのルールを単独にまた
は組み合せて用いる(S1〜S9)ことによって上記搬
送台車並びに入庫及び出庫エレベータの運行スケジュー
ルを決定するようにした機械式駐車場における出庫スケ
ジューリング方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械式駐車場にお
ける出庫スケジューリング方法に関するものである。
ける出庫スケジューリング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の機械式駐車場の一例として
地下式立体駐車場の構造を示す図である。図4において
は、地上に車の入庫室と出庫室とを設け、地下の複数の
各段には、それぞれ、2つの搬送台車が走行する一本の
レーンと、このレーンの両側に一室毎に区切られた複数
の駐車室と入庫及び出庫エレベータ室とを設け、また上
記各段の入庫及び出庫エレベータ室と地上の入庫室及び
出庫室とそれぞれ入庫及び出庫エレベータにより連結し
た構造としている。従来、上記のような機械式駐車場に
おける出庫スケジューリングにおいては、効率を上げる
ために特に有効と思われる方策がとられているわけでは
なく、たとえば、ある出庫要求に対して、その出庫車が
格納されている段においてそのとき空いている台車がそ
の出庫車を出庫するという方法で行われている。また、
この車の出庫の場合に、各段に搬送台車(以下単に台車
という)が1台だけでなく2台ある場合には、その時点
で空いている台車を使うとか、各段を中央部で2等分し
その入庫室が属している領域の担当台車を使うなどの方
法がとられていた。
地下式立体駐車場の構造を示す図である。図4において
は、地上に車の入庫室と出庫室とを設け、地下の複数の
各段には、それぞれ、2つの搬送台車が走行する一本の
レーンと、このレーンの両側に一室毎に区切られた複数
の駐車室と入庫及び出庫エレベータ室とを設け、また上
記各段の入庫及び出庫エレベータ室と地上の入庫室及び
出庫室とそれぞれ入庫及び出庫エレベータにより連結し
た構造としている。従来、上記のような機械式駐車場に
おける出庫スケジューリングにおいては、効率を上げる
ために特に有効と思われる方策がとられているわけでは
なく、たとえば、ある出庫要求に対して、その出庫車が
格納されている段においてそのとき空いている台車がそ
の出庫車を出庫するという方法で行われている。また、
この車の出庫の場合に、各段に搬送台車(以下単に台車
という)が1台だけでなく2台ある場合には、その時点
で空いている台車を使うとか、各段を中央部で2等分し
その入庫室が属している領域の担当台車を使うなどの方
法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】駐車場における出庫要
求は駐車室に対してランダムであるし、一般には複数の
出庫要求が時間的に重なるので処理のための待ち行列を
作る。したがって、同一段の駐車室の車に2台、3台、
…と出庫要求が連続して発生することもある。通常はエ
レベータの移動に比べ台車の移動の方がかなり時間がか
かるが、このような場合には台車の負荷は過大となり、
単純な出庫スケジューリングでは出庫作業が大きく遅
れ、出庫処理時間が長くなる。また、各段に2台の台車
がある場合はそれらが同一レーンを走行するため、出庫
作業をある台車に単純に割り当てた場合には、もう1台
の台車の作業との関係で両台車の間に衝突や追い越しな
どの干渉が発生し得る。実際には2台の台車間での衝突
や追い越しはできないので、そういう場合には干渉を起
こしている台車のうちどちらか一方の台車が他方の台車
の作業のために一旦戻って待機するということが必要に
なる。そういう時には1台の台車が稼働していないばか
りか待避という余分の時間も消費することになり、干渉
が頻繁に発生し得る計画では駐車場の入出庫作業の効率
が悪く、その総作業時間が長くなるという問題点があ
る。
求は駐車室に対してランダムであるし、一般には複数の
出庫要求が時間的に重なるので処理のための待ち行列を
作る。したがって、同一段の駐車室の車に2台、3台、
…と出庫要求が連続して発生することもある。通常はエ
レベータの移動に比べ台車の移動の方がかなり時間がか
かるが、このような場合には台車の負荷は過大となり、
単純な出庫スケジューリングでは出庫作業が大きく遅
れ、出庫処理時間が長くなる。また、各段に2台の台車
がある場合はそれらが同一レーンを走行するため、出庫
作業をある台車に単純に割り当てた場合には、もう1台
の台車の作業との関係で両台車の間に衝突や追い越しな
どの干渉が発生し得る。実際には2台の台車間での衝突
や追い越しはできないので、そういう場合には干渉を起
こしている台車のうちどちらか一方の台車が他方の台車
の作業のために一旦戻って待機するということが必要に
なる。そういう時には1台の台車が稼働していないばか
りか待避という余分の時間も消費することになり、干渉
が頻繁に発生し得る計画では駐車場の入出庫作業の効率
が悪く、その総作業時間が長くなるという問題点があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
機械式駐車場における出庫スケジューリング方法は、複
数の各段には、それぞれ、単数又は複数の搬送台車が走
行する一本のレーンと、このレーンの両側に一室毎に区
切られた複数の駐車室と入庫及び出庫エレベータ室とが
設けられ、また上記各段の入庫及び出庫エレベータ室と
それぞれ連結された入庫及び出庫エレベータが設けられ
た機械式駐車場における出庫スケジューリング方法にお
いて、あらかじめ他段への負荷分散に関するルール及び
搬送台車の割り当てに関するルールをそれぞれ設定して
おき、車の出庫要求が発生したときに、この要求の発生
順に上記設定された2つのルールを単独にまたは組み合
せて用いることによって上記搬送台車並びに入庫及び出
庫エレベータの運行スケジュールを決定するものであ
る。
機械式駐車場における出庫スケジューリング方法は、複
数の各段には、それぞれ、単数又は複数の搬送台車が走
行する一本のレーンと、このレーンの両側に一室毎に区
切られた複数の駐車室と入庫及び出庫エレベータ室とが
設けられ、また上記各段の入庫及び出庫エレベータ室と
それぞれ連結された入庫及び出庫エレベータが設けられ
た機械式駐車場における出庫スケジューリング方法にお
いて、あらかじめ他段への負荷分散に関するルール及び
搬送台車の割り当てに関するルールをそれぞれ設定して
おき、車の出庫要求が発生したときに、この要求の発生
順に上記設定された2つのルールを単独にまたは組み合
せて用いることによって上記搬送台車並びに入庫及び出
庫エレベータの運行スケジュールを決定するものであ
る。
【0005】本発明の請求項2に係る駐車場における出
庫スケジューリング方法は、前記請求項1に係る出庫ス
ケジューリング方法において、前記他段への負荷分散に
関するルールとして、(1)出庫作業が同一段に2台又
は3台連続するときでその間に入庫作業がない場合に
は、出庫車のうちの一台を入庫エレベータを用いて他段
に移動し、その移動先の搬送台車を使って出庫し、
(2)上記他段への移動先は、その前の入出庫作業の終
了具合と次の出庫作業までの時間から考えて搬送台車の
余裕が最大となる段とするというルールを設定し、前記
搬送台車の割り当てに関するルールとして、搬送台車が
2台の場合には、(1)各段の両端及びその近傍でアク
セス可能な搬送台車が限定される場合には、アクセス可
能な方の搬送台車を割り当て、(2)連続する出庫順序
のなかで1番目と2番目の出庫車の駐車室の位置と出庫
エレベータの位置を考え、出庫処理のときに搬送台車相
互間に干渉が生じないように2台の各搬送台車を割り当
て、(3)上記の(1),(2)では搬送台車の割り当
てが決まらないもので連続する2つの出庫作業には、そ
れぞれ別個の搬送台車を割り当て、(4)上記(3)の
搬送台車割り当ては、搬送台車相互間に干渉が生じない
ように行うというルールを設定するものである。
庫スケジューリング方法は、前記請求項1に係る出庫ス
ケジューリング方法において、前記他段への負荷分散に
関するルールとして、(1)出庫作業が同一段に2台又
は3台連続するときでその間に入庫作業がない場合に
は、出庫車のうちの一台を入庫エレベータを用いて他段
に移動し、その移動先の搬送台車を使って出庫し、
(2)上記他段への移動先は、その前の入出庫作業の終
了具合と次の出庫作業までの時間から考えて搬送台車の
余裕が最大となる段とするというルールを設定し、前記
搬送台車の割り当てに関するルールとして、搬送台車が
2台の場合には、(1)各段の両端及びその近傍でアク
セス可能な搬送台車が限定される場合には、アクセス可
能な方の搬送台車を割り当て、(2)連続する出庫順序
のなかで1番目と2番目の出庫車の駐車室の位置と出庫
エレベータの位置を考え、出庫処理のときに搬送台車相
互間に干渉が生じないように2台の各搬送台車を割り当
て、(3)上記の(1),(2)では搬送台車の割り当
てが決まらないもので連続する2つの出庫作業には、そ
れぞれ別個の搬送台車を割り当て、(4)上記(3)の
搬送台車割り当ては、搬送台車相互間に干渉が生じない
ように行うというルールを設定するものである。
【0006】本発明の請求項3に係る機械式駐車場にお
ける出庫スケジューリング方法は、前記請求項1又は請
求項2に係る出庫スケジューリング方法において、上記
設定された2つのルールを組み合せて用いる場合に、出
庫待ち行列が発生したときには、最初に上記出庫待ち行
列内に出庫車が同一段に2台又は3台連続する箇所があ
るか否かを調べ、連続する箇所がない場合には負荷分散
なしのスケジュールを作成し、連続する箇所がある場合
にはこの連続する箇所毎にそれぞれ前記他段への負荷分
散に関するルールを用いたスケジュールと負荷分散なし
のスケジュールの両方を作成し、次に上記作成したすべ
てのスケジュールのそれぞれに対して搬送台車の割り当
てに関するルールを用いて搬送台車の割り当てを行った
各出庫スケジュールを作成し、最後に上記作成したすべ
ての各出庫スケジュールのうちから出庫作業時間が最小
となる出庫スケジュールを最適出庫スケジュールとして
採用するようにしたものである。
ける出庫スケジューリング方法は、前記請求項1又は請
求項2に係る出庫スケジューリング方法において、上記
設定された2つのルールを組み合せて用いる場合に、出
庫待ち行列が発生したときには、最初に上記出庫待ち行
列内に出庫車が同一段に2台又は3台連続する箇所があ
るか否かを調べ、連続する箇所がない場合には負荷分散
なしのスケジュールを作成し、連続する箇所がある場合
にはこの連続する箇所毎にそれぞれ前記他段への負荷分
散に関するルールを用いたスケジュールと負荷分散なし
のスケジュールの両方を作成し、次に上記作成したすべ
てのスケジュールのそれぞれに対して搬送台車の割り当
てに関するルールを用いて搬送台車の割り当てを行った
各出庫スケジュールを作成し、最後に上記作成したすべ
ての各出庫スケジュールのうちから出庫作業時間が最小
となる出庫スケジュールを最適出庫スケジュールとして
採用するようにしたものである。
【0007】上記のような出庫スケジューリング方法を
適用することにより、機械式駐車場における出庫作業時
に、同一段に出庫要求が連続したときには、そのうちの
一部の出庫車を台車が忙しくない他の段へ振り分けるこ
とにより出庫作業時間を短縮できる。また、2台の台車
が処理するときの干渉をできる限り回避しているので、
待避や待機に要する余分な作業時間の発生も少ない。
適用することにより、機械式駐車場における出庫作業時
に、同一段に出庫要求が連続したときには、そのうちの
一部の出庫車を台車が忙しくない他の段へ振り分けるこ
とにより出庫作業時間を短縮できる。また、2台の台車
が処理するときの干渉をできる限り回避しているので、
待避や待機に要する余分な作業時間の発生も少ない。
【0008】
【発明の実施の形態】最初に本発明に係る機械式駐車場
における出庫スケジューリング方法のルールについて説
明する。本発明に係わる機械式駐車場における出庫スケ
ジューリング方法は、下記の他段への負荷分散及び台車
の割り当てに関する各ルールを単独にあるいは組み合わ
せて用いる。 (a)他段への負荷分散に関するルールはつぎのもので
ある。 (a−1)出庫作業が同一段に2台あるいは3台連続す
るとき、その間入庫作業がなければそのうちの1台を入
庫エレベータを使って前もって他段に持って行き、その
段の台車を使って出庫する。 (a−2)上記(a−1)における他段への持って行き
先の段は、その前の入出庫作業の終了具合と次の出庫作
業までの時間から考えて、台車の余裕が最も大きな段と
する。
における出庫スケジューリング方法のルールについて説
明する。本発明に係わる機械式駐車場における出庫スケ
ジューリング方法は、下記の他段への負荷分散及び台車
の割り当てに関する各ルールを単独にあるいは組み合わ
せて用いる。 (a)他段への負荷分散に関するルールはつぎのもので
ある。 (a−1)出庫作業が同一段に2台あるいは3台連続す
るとき、その間入庫作業がなければそのうちの1台を入
庫エレベータを使って前もって他段に持って行き、その
段の台車を使って出庫する。 (a−2)上記(a−1)における他段への持って行き
先の段は、その前の入出庫作業の終了具合と次の出庫作
業までの時間から考えて、台車の余裕が最も大きな段と
する。
【0009】(b)台車の割り当てに関するルールはつ
ぎのものである。 (b−1)各段の両端および両端近傍でどちらかの台車
しかアクセスできない駐車室からの出庫には、アクセス
可能な台車に割り当てる。 (b−2)他段への負荷分散に関する台車割り当てはつ
ぎのように行う。 連続する出庫順序の中で1番目と2番目の出庫順序の車
の駐車室の位置と出庫エレベータ室の位置を考え、出庫
処理のときに干渉を起こさないように2つの台車A,B
を割り当てる。 (b−3)上記の(b−1),(b−2)のルールでは
台車の割り当てが決まらないものについは、連続する2
つの出庫作業には、できる限り2つの台車A,Bを割り
当てる。 (b−4)上記(b−3)における台車割り当ては、台
車A,Bの間に干渉が起きないように行う。
ぎのものである。 (b−1)各段の両端および両端近傍でどちらかの台車
しかアクセスできない駐車室からの出庫には、アクセス
可能な台車に割り当てる。 (b−2)他段への負荷分散に関する台車割り当てはつ
ぎのように行う。 連続する出庫順序の中で1番目と2番目の出庫順序の車
の駐車室の位置と出庫エレベータ室の位置を考え、出庫
処理のときに干渉を起こさないように2つの台車A,B
を割り当てる。 (b−3)上記の(b−1),(b−2)のルールでは
台車の割り当てが決まらないものについは、連続する2
つの出庫作業には、できる限り2つの台車A,Bを割り
当てる。 (b−4)上記(b−3)における台車割り当ては、台
車A,Bの間に干渉が起きないように行う。
【0010】以下の説明においては、図4の駐車場のよ
うに、複数の各段には、それぞれ2台の台車と入庫及び
出庫エレベータ室が設けられており、またこの各段の入
庫及び出庫エレベータ室と連結された入庫及び出庫エレ
ベータも設けられているものとする。そして各段に2台
ある台車のうち、左側にあるのを台車A、右側にあるの
を台車Bとする。
うに、複数の各段には、それぞれ2台の台車と入庫及び
出庫エレベータ室が設けられており、またこの各段の入
庫及び出庫エレベータ室と連結された入庫及び出庫エレ
ベータも設けられているものとする。そして各段に2台
ある台車のうち、左側にあるのを台車A、右側にあるの
を台車Bとする。
【0011】図5は本発明のルール説明用のある段で3
台連続して出庫要求があっときの出庫車配置例を示す図
であり、図5の例によって他段への負荷分散に関するル
ールを説明する。図5の配置例においては、ある段に
P,Q,Rの3台の連続した出庫要求があり、1番目の
出庫車Pは出庫エレベータ室より右側の駐車室、2番目
と3番目の出庫車Q,Rは共に出庫エレベータ室より左
側の駐車室にあるが、Qの方がより左側の室であるとす
る。この場合、負荷分散のルール(a−1)と台車割り
当てに関するルール(b−2)により、台車Aが車Rを
取り出して入庫エレベータ室へ搬送し入庫エレベータに
より他段へ持っていく。台車Bは車Pを取り出して出庫
エレベータ室へ搬送し出庫する。この台車AとBの作業
は干渉しないので同時に並行処理できる。台車Bは車R
の処理後、車Qを取り出し、車Pの出庫処理が終了後、
出庫エレベータ室へ搬送し出庫する。
台連続して出庫要求があっときの出庫車配置例を示す図
であり、図5の例によって他段への負荷分散に関するル
ールを説明する。図5の配置例においては、ある段に
P,Q,Rの3台の連続した出庫要求があり、1番目の
出庫車Pは出庫エレベータ室より右側の駐車室、2番目
と3番目の出庫車Q,Rは共に出庫エレベータ室より左
側の駐車室にあるが、Qの方がより左側の室であるとす
る。この場合、負荷分散のルール(a−1)と台車割り
当てに関するルール(b−2)により、台車Aが車Rを
取り出して入庫エレベータ室へ搬送し入庫エレベータに
より他段へ持っていく。台車Bは車Pを取り出して出庫
エレベータ室へ搬送し出庫する。この台車AとBの作業
は干渉しないので同時に並行処理できる。台車Bは車R
の処理後、車Qを取り出し、車Pの出庫処理が終了後、
出庫エレベータ室へ搬送し出庫する。
【0012】図6は本発明のルール説明用のある駐車場
の出庫車配置例を示す図であり、同図により他段への負
荷分散時の負荷分散先の段の決定方法を説明する。図6
においては、第1段から第3段までの丸印内の数字で示
した1番目から9番目までの出庫要求を示しているが、
5番目、6番目、7番目の出庫が第3段に連続して発生
している。負荷分散ルールではこのとき、第1段と第2
段のうち台車の作業に余裕のある第2段を負荷分散先の
段として選ぶ。
の出庫車配置例を示す図であり、同図により他段への負
荷分散時の負荷分散先の段の決定方法を説明する。図6
においては、第1段から第3段までの丸印内の数字で示
した1番目から9番目までの出庫要求を示しているが、
5番目、6番目、7番目の出庫が第3段に連続して発生
している。負荷分散ルールではこのとき、第1段と第2
段のうち台車の作業に余裕のある第2段を負荷分散先の
段として選ぶ。
【0013】図7は本発明のルール説明用のある段の出
庫車配置例を示す図であり、駐車室内の数字は出庫要求
による出庫順序である。図7の例により台車割り当てル
ールを説明する。図7の出庫車配置例におて、出庫順序
1の車は左端の室にあり、台車Aしかアクセスできない
ので台車Aが処理する。出庫順序5,15,17の車は
台車割り当てルール(b−3)と(b−4)によって台
車が割り当てられる。出庫番号5の車は、前の処理の出
庫番号1の車が台車Aであり、後の処理までは時間があ
くので台車Bが処理する。出庫番号15と17は、15
の車が出庫エレベータ室の左側、17の車が出庫エレベ
ータ室の右側にあることから、干渉を起こさないように
台車Aが15、台車Bが17の車を処理する。
庫車配置例を示す図であり、駐車室内の数字は出庫要求
による出庫順序である。図7の例により台車割り当てル
ールを説明する。図7の出庫車配置例におて、出庫順序
1の車は左端の室にあり、台車Aしかアクセスできない
ので台車Aが処理する。出庫順序5,15,17の車は
台車割り当てルール(b−3)と(b−4)によって台
車が割り当てられる。出庫番号5の車は、前の処理の出
庫番号1の車が台車Aであり、後の処理までは時間があ
くので台車Bが処理する。出庫番号15と17は、15
の車が出庫エレベータ室の左側、17の車が出庫エレベ
ータ室の右側にあることから、干渉を起こさないように
台車Aが15、台車Bが17の車を処理する。
【0014】図1は本発明の機械式駐車場における出庫
スケジューリング方法の処理順序を示すフローチャート
である。なお図のSに続く数値はステップ番号を示す。
図1により本発明の出庫スケジューリング方法を説明す
る。出庫要求により出庫待ち行列が生じると、この出庫
待ち行列に対し、出庫車が同一段に2台又は3台連続す
る箇所があるか否かを調べ(図1のS1を参照)、この
連続する箇所がない場合には負荷分散なしのスケジュー
ルを作成する(図1のS3を参照)。また連続する箇所
がある場合には、この連続する箇所毎にそれぞれ前記他
段への負荷分散に関するルールを用いスケジュール(図
1のS2を参照)と負荷分散なしのスケジュール(図1
のS3を参照)の両方を作成する。いま連続する箇所が
2箇所あるとすると、それぞれのスケジュールの組み合
せは4通り(2×2)あり、4個のスケジュールが作成
できる。
スケジューリング方法の処理順序を示すフローチャート
である。なお図のSに続く数値はステップ番号を示す。
図1により本発明の出庫スケジューリング方法を説明す
る。出庫要求により出庫待ち行列が生じると、この出庫
待ち行列に対し、出庫車が同一段に2台又は3台連続す
る箇所があるか否かを調べ(図1のS1を参照)、この
連続する箇所がない場合には負荷分散なしのスケジュー
ルを作成する(図1のS3を参照)。また連続する箇所
がある場合には、この連続する箇所毎にそれぞれ前記他
段への負荷分散に関するルールを用いスケジュール(図
1のS2を参照)と負荷分散なしのスケジュール(図1
のS3を参照)の両方を作成する。いま連続する箇所が
2箇所あるとすると、それぞれのスケジュールの組み合
せは4通り(2×2)あり、4個のスケジュールが作成
できる。
【0015】これは、出庫車の駐車室の位置、その時点
の台車やエレベータの使用状況によって、他段への負荷
分散をした方が良い(出庫作業時間が短い)場合と、他
段への負荷分散をしない方が良い場合があるので、出庫
作業時間の比較をするため両方のスケジュールを作成す
るものである。一般に出庫待ち行列内に出庫車が同一段
に2台又は3台連続する箇所(即ち他段への負荷分散を
した方が良いか否かの判断を要する箇所)がn個ある
と、各箇所において負荷分散する場合としない場合の両
方のスケジュールを作成して、全部で2n 個のスケジュ
ールを作成することになる。
の台車やエレベータの使用状況によって、他段への負荷
分散をした方が良い(出庫作業時間が短い)場合と、他
段への負荷分散をしない方が良い場合があるので、出庫
作業時間の比較をするため両方のスケジュールを作成す
るものである。一般に出庫待ち行列内に出庫車が同一段
に2台又は3台連続する箇所(即ち他段への負荷分散を
した方が良いか否かの判断を要する箇所)がn個ある
と、各箇所において負荷分散する場合としない場合の両
方のスケジュールを作成して、全部で2n 個のスケジュ
ールを作成することになる。
【0016】出庫待ち行列内のすべての前記連続する箇
所について上記スケジュールの作成処理が終了すると
(図1のS4を参照)、次に、それら2n 個のスケジュ
ールのそれぞれに対し台車割り当てを行う(図1のS5
を参照)。そして出庫待ち行列のすべてに対して台車割
り当てが終了すると(図1のS6を参照)、その結果総
計2n 個の出庫スケジュールが完成するので、次に完成
したすべての各出庫スケジュールによる出庫作業時間を
計算し(図1のS8を参照)、出庫作業時間が最小とな
るスケジュールを最適出庫スケジュールとして採用する
(図1のS9を参照)。
所について上記スケジュールの作成処理が終了すると
(図1のS4を参照)、次に、それら2n 個のスケジュ
ールのそれぞれに対し台車割り当てを行う(図1のS5
を参照)。そして出庫待ち行列のすべてに対して台車割
り当てが終了すると(図1のS6を参照)、その結果総
計2n 個の出庫スケジュールが完成するので、次に完成
したすべての各出庫スケジュールによる出庫作業時間を
計算し(図1のS8を参照)、出庫作業時間が最小とな
るスケジュールを最適出庫スケジュールとして採用する
(図1のS9を参照)。
【0017】図2は本発明の出庫スケジュール作成時の
駐車場の状況と出庫待ち行列の説明図であり、同図の文
字の「入」は入庫エレベータ室、「出」は出庫エレベー
タ室、ハッチグされた駐車室は車が入っていることを示
している。図2において、駐車場は第1段と第2段の2
段あり、1段あたり台車走行レーンの両側にそれぞれ3
1列の駐車室がある。一方の側の15列目には入庫エレ
ベータ室、17列目には出庫エレベータ室があり、その
ためそれぞれ1室ずつ駐車室がとられているので、1台
あたりの駐車可能室は60室である。図2には満車状態
のときに出庫待ち行列が11台できた状況が示されてい
る。ここで番号n(但しn=1,2,3,…11)の付
加された駐車室は、出庫待ち行列の中のn番目の出庫車
が入っていることを示す。図2の例における特徴は、出
庫番号2番から7番までが第2段に連続して発生してい
ることであり、この間は第2段に多大の負荷が集中して
いる。
駐車場の状況と出庫待ち行列の説明図であり、同図の文
字の「入」は入庫エレベータ室、「出」は出庫エレベー
タ室、ハッチグされた駐車室は車が入っていることを示
している。図2において、駐車場は第1段と第2段の2
段あり、1段あたり台車走行レーンの両側にそれぞれ3
1列の駐車室がある。一方の側の15列目には入庫エレ
ベータ室、17列目には出庫エレベータ室があり、その
ためそれぞれ1室ずつ駐車室がとられているので、1台
あたりの駐車可能室は60室である。図2には満車状態
のときに出庫待ち行列が11台できた状況が示されてい
る。ここで番号n(但しn=1,2,3,…11)の付
加された駐車室は、出庫待ち行列の中のn番目の出庫車
が入っていることを示す。図2の例における特徴は、出
庫番号2番から7番までが第2段に連続して発生してい
ることであり、この間は第2段に多大の負荷が集中して
いる。
【0018】図2の出庫要求に対し、図1のフローチャ
ートに従いスケジュールを作成すると、他段への負荷分
散を考慮するかしないかで、4通りのスケジュールが作
成される。この4通りのうち初めの2通りを図3のスケ
ジュール1とスケジュール2に示す。図3は図2の例に
本発明を適用して作成した出庫スケジュール例を示す図
であり、同図のスケジュール1は他段への負荷分散を考
慮していないスケジュール、スケジュール2は出庫番号
2,3,4が第2段で連続していることを考慮して他段
への負荷分散を行ったスケジュールである。このスケジ
ュール2の場合の他段への負荷分散は、最初に4番目の
出庫車を第1段に入庫エレベータを用いて搬送し、第1
段から出庫するという方法で行われる。また、3番目の
出庫車は第2段の端の駐車室に格納されているため、ア
クセス可能な台車Aしか処理できない。スケジュール1
と2の出庫作業処理時間を比べるとスケジュール2の方
が処理時間が短いのでスケジュール2の方が良いスケジ
ュールである。
ートに従いスケジュールを作成すると、他段への負荷分
散を考慮するかしないかで、4通りのスケジュールが作
成される。この4通りのうち初めの2通りを図3のスケ
ジュール1とスケジュール2に示す。図3は図2の例に
本発明を適用して作成した出庫スケジュール例を示す図
であり、同図のスケジュール1は他段への負荷分散を考
慮していないスケジュール、スケジュール2は出庫番号
2,3,4が第2段で連続していることを考慮して他段
への負荷分散を行ったスケジュールである。このスケジ
ュール2の場合の他段への負荷分散は、最初に4番目の
出庫車を第1段に入庫エレベータを用いて搬送し、第1
段から出庫するという方法で行われる。また、3番目の
出庫車は第2段の端の駐車室に格納されているため、ア
クセス可能な台車Aしか処理できない。スケジュール1
と2の出庫作業処理時間を比べるとスケジュール2の方
が処理時間が短いのでスケジュール2の方が良いスケジ
ュールである。
【0019】上記の説明は、駐車場の複数の各段に、そ
れぞれ2台の台車と、入庫エレベータ室及び出庫エレベ
ータ室が各1室ずつ設けられている場合について行っ
た。しかしやや小規模の駐車場では、各段に1台のみの
台車が設けられている場合もあり、また非常に大規模な
駐車場では、各段に入庫エレベータ室及び出庫エレベー
タ室がそれぞれ2室ずつ設けられている場合がある。本
発明は上記のように駐車場の規模により各段における、
台車の数や、入庫、出庫エレベータ室及びこれらと連結
する入庫、出庫エレベータの数が変った場合にも、これ
らの数に応じて最適な前記2つのルールを設定しておく
ことにより、本発明を適用して出庫作業時間及び入出庫
作業時間の短縮が可能である。
れぞれ2台の台車と、入庫エレベータ室及び出庫エレベ
ータ室が各1室ずつ設けられている場合について行っ
た。しかしやや小規模の駐車場では、各段に1台のみの
台車が設けられている場合もあり、また非常に大規模な
駐車場では、各段に入庫エレベータ室及び出庫エレベー
タ室がそれぞれ2室ずつ設けられている場合がある。本
発明は上記のように駐車場の規模により各段における、
台車の数や、入庫、出庫エレベータ室及びこれらと連結
する入庫、出庫エレベータの数が変った場合にも、これ
らの数に応じて最適な前記2つのルールを設定しておく
ことにより、本発明を適用して出庫作業時間及び入出庫
作業時間の短縮が可能である。
【0020】また本発明の適用分野は、上記説明の機械
式駐車場に限定されるものではなく、例えば自動倉庫の
ように、限られたスペースを有効に利用して物品を貯蔵
すると共に、この物品を出し入れをするような設備に適
用し、物品の出庫や入出庫の作業時間の短縮を計ること
が可能である。
式駐車場に限定されるものではなく、例えば自動倉庫の
ように、限られたスペースを有効に利用して物品を貯蔵
すると共に、この物品を出し入れをするような設備に適
用し、物品の出庫や入出庫の作業時間の短縮を計ること
が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の各
段には、それぞれ、単数又は複数の搬送台車が走行する
一本のレーンと、このレーンの両側に一室毎に区切られ
た複数の駐車室と入庫及び出庫エレベータ室とが設けら
れ、また上記各段の入庫及び出庫エレベータ室とそれぞ
れ連結された入庫及び出庫エレベータが設けられた機械
式駐車場における出庫スケジューリング方法において、
あらかじめ他段への負荷分散に関するルール及び搬送台
車の割り当てに関するルールをそれぞれ設定しておき、
車の出庫要求が発生したときに、この要求の発生順に上
記設定された2つのルールを単独にまたは組み合せて用
いることによって上記搬送台車並びに入庫及び出庫エレ
ベータの運行スケジュールを決定するようにしたので、
機械式駐車場の設備規模、例えば各段の台車や入庫、出
庫エレベータ室の数等に応じて最適な前記2つのルール
を設定し、これらを単独にまたは組み合せて用いること
によって、機械式駐車場における出庫作業時に、同一段
に出庫要求が連続した時には、そのうちの一部の出庫車
を台車が忙しくない他の段へ振り分けることにより出庫
作業時間を短縮でき、また、2台の台車が処理するとき
の干渉をできる限り回避しているので、待避や待機に要
する余分な作業時間の発生を少なくできるという効果が
ある。
段には、それぞれ、単数又は複数の搬送台車が走行する
一本のレーンと、このレーンの両側に一室毎に区切られ
た複数の駐車室と入庫及び出庫エレベータ室とが設けら
れ、また上記各段の入庫及び出庫エレベータ室とそれぞ
れ連結された入庫及び出庫エレベータが設けられた機械
式駐車場における出庫スケジューリング方法において、
あらかじめ他段への負荷分散に関するルール及び搬送台
車の割り当てに関するルールをそれぞれ設定しておき、
車の出庫要求が発生したときに、この要求の発生順に上
記設定された2つのルールを単独にまたは組み合せて用
いることによって上記搬送台車並びに入庫及び出庫エレ
ベータの運行スケジュールを決定するようにしたので、
機械式駐車場の設備規模、例えば各段の台車や入庫、出
庫エレベータ室の数等に応じて最適な前記2つのルール
を設定し、これらを単独にまたは組み合せて用いること
によって、機械式駐車場における出庫作業時に、同一段
に出庫要求が連続した時には、そのうちの一部の出庫車
を台車が忙しくない他の段へ振り分けることにより出庫
作業時間を短縮でき、また、2台の台車が処理するとき
の干渉をできる限り回避しているので、待避や待機に要
する余分な作業時間の発生を少なくできるという効果が
ある。
【0022】また本発明によれば、機械式駐車場におけ
る複数の各段に2台の台車と入庫及び出庫エレベータ室
がある一般的な設備規模を対象として、前記他段への負
荷分散に関するルールとして、(1)出庫作業が同一段
に2台又は3台連続するときでその間に入庫作業がない
場合には、出庫車のうちの一台を入庫エレベータを用い
て他段に移動し、その移動先の搬送台車を使って出庫
し、(2)上記他段への移動先は、その前の入出庫作業
の終了具合と次の出庫作業までの時間から考えて搬送台
車の余裕が最大となる段とするというルールを設定し、
前記搬送台車の割り当てに関するルールとして、搬送台
車が2台の場合には、(1)各段の両端及びその近傍で
アクセス可能な搬送台車が限定される場合には、アクセ
ス可能な方の搬送台車を割り当て、(2)連続する出庫
順序のなかで1番目と2番目の出庫車の駐車室の位置と
出庫エレベータの位置を考え、出庫処理のときに搬送台
車相互間に干渉が生じないように2台の各搬送台車を割
り当て、(3)上記の(1),(2)では搬送台車の割
り当てが決まらないもので連続する2つの出庫作業に
は、それぞれ別個の搬送台車を割り当て、(4)上記
(3)の搬送台車割り当ては、搬送台車相互間に干渉が
生じないように行うというルールを設定するようにした
ので、上記一般的な設備規模に最適な上記2つの選択ル
ールを単独にまたは組み合せて用いることによって、出
庫作業時間および入出庫作業時間が短縮される効果が得
られる。
る複数の各段に2台の台車と入庫及び出庫エレベータ室
がある一般的な設備規模を対象として、前記他段への負
荷分散に関するルールとして、(1)出庫作業が同一段
に2台又は3台連続するときでその間に入庫作業がない
場合には、出庫車のうちの一台を入庫エレベータを用い
て他段に移動し、その移動先の搬送台車を使って出庫
し、(2)上記他段への移動先は、その前の入出庫作業
の終了具合と次の出庫作業までの時間から考えて搬送台
車の余裕が最大となる段とするというルールを設定し、
前記搬送台車の割り当てに関するルールとして、搬送台
車が2台の場合には、(1)各段の両端及びその近傍で
アクセス可能な搬送台車が限定される場合には、アクセ
ス可能な方の搬送台車を割り当て、(2)連続する出庫
順序のなかで1番目と2番目の出庫車の駐車室の位置と
出庫エレベータの位置を考え、出庫処理のときに搬送台
車相互間に干渉が生じないように2台の各搬送台車を割
り当て、(3)上記の(1),(2)では搬送台車の割
り当てが決まらないもので連続する2つの出庫作業に
は、それぞれ別個の搬送台車を割り当て、(4)上記
(3)の搬送台車割り当ては、搬送台車相互間に干渉が
生じないように行うというルールを設定するようにした
ので、上記一般的な設備規模に最適な上記2つの選択ル
ールを単独にまたは組み合せて用いることによって、出
庫作業時間および入出庫作業時間が短縮される効果が得
られる。
【0023】また本発明によれば、上記設定された2つ
のルールを組み合せて用いる場合に、出庫待ち行列が発
生したときには、最初に上記出庫待ち行列内に出庫車が
同一段に2台又は3台連続する箇所があるか否かを調
べ、連続する箇所がない場合には負荷分散なしのスケジ
ュールを作成し、連続する箇所がある場合にはこの連続
する箇所毎にそれぞれ前記他段への負荷分散に関するル
ールを用いたスケジュールと負荷分散なしのスケジュー
ルの両方を作成し、次に上記作成したすべてのスケジュ
ールのそれぞれに対して搬送台車の割り当てに関するル
ールを用いて搬送台車の割り当てを行った各出庫スケジ
ュールを作成し、最後に上記作成したすべての各出庫ス
ケジュールのうちから出庫作業時間が最小となる出庫ス
ケジュールを最適出庫スケジュールとして採用するよう
にしたので、出庫待ち行列の数が多い場合にも、出庫作
業時間および入出庫作業時間が大幅に短縮される効果が
ある。
のルールを組み合せて用いる場合に、出庫待ち行列が発
生したときには、最初に上記出庫待ち行列内に出庫車が
同一段に2台又は3台連続する箇所があるか否かを調
べ、連続する箇所がない場合には負荷分散なしのスケジ
ュールを作成し、連続する箇所がある場合にはこの連続
する箇所毎にそれぞれ前記他段への負荷分散に関するル
ールを用いたスケジュールと負荷分散なしのスケジュー
ルの両方を作成し、次に上記作成したすべてのスケジュ
ールのそれぞれに対して搬送台車の割り当てに関するル
ールを用いて搬送台車の割り当てを行った各出庫スケジ
ュールを作成し、最後に上記作成したすべての各出庫ス
ケジュールのうちから出庫作業時間が最小となる出庫ス
ケジュールを最適出庫スケジュールとして採用するよう
にしたので、出庫待ち行列の数が多い場合にも、出庫作
業時間および入出庫作業時間が大幅に短縮される効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機械式駐車場における出庫スケジュー
リング方法の処理順序を示すフローチャートである。
リング方法の処理順序を示すフローチャートである。
【図2】本発明の出庫スケジュール作成時の駐車場の状
況と出庫待ち行列の説明図である。
況と出庫待ち行列の説明図である。
【図3】図2の例に本発明を適用して作成した出庫スケ
ジュール例を示す図である。
ジュール例を示す図である。
【図4】従来の機械式駐車場の一例として地下式立体駐
車場の構造を示す図である。
車場の構造を示す図である。
【図5】本発明のルール説明用のある段で3台連続して
出庫要求があったときの出庫車配置例を示す図である。
出庫要求があったときの出庫車配置例を示す図である。
【図6】本発明のルール説明用のある駐車場の出庫車配
置例を示す図である。
置例を示す図である。
【図7】本発明のルール説明用のある段の出庫配置例を
示す図である。
示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川合 信行 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の各段には、それぞれ、単数又は複
数の搬送台車が走行する一本のレーンと、このレーンの
両側に一室毎に区切られた複数の駐車室と入庫及び出庫
エレベータ室とが設けられ、また上記各段の入庫及び出
庫エレベータ室とそれぞれ連結された入庫及び出庫エレ
ベータが設けられた機械式駐車場における出庫スケジュ
ーリング方法において、 あらかじめ他段への負荷分散に関するルール及び搬送台
車の割り当てに関するルールをそれぞれ設定しておき、 車の出庫要求が発生したときに、この要求の発生順に上
記設定された2つのルールを単独にまたは組み合せて用
いることによって上記搬送台車並びに入庫及び出庫エレ
ベータの運行スケジュールを決定することを特徴とする
機械式駐車場における出庫スケジューリング方法。 - 【請求項2】 前記他段への負荷分散に関するルールと
して、(1)出庫作業が同一段に2台又は3台連続する
ときでその間に入庫作業がない場合には、出庫車のうち
の一台を入庫エレベータを用いて他段に移動し、その移
動先の搬送台車を使って出庫し、(2)上記他段への移
動先は、その前の入出庫作業の終了具合と次の出庫作業
までの時間から考えて搬送台車の余裕が最大となる段と
するというルールを設定し、 前記搬送台車の割り当てに関するルールとして、搬送台
車が2台の場合には、(1)各段の両端及びその近傍で
アクセス可能な搬送台車が限定される場合には、アクセ
ス可能な方の搬送台車を割り当て、(2)連続する出庫
順序のなかで1番目と2番目の出庫車の駐車室の位置と
出庫エレベータの位置を考え、出庫処理のときに搬送台
車相互間に干渉が生じないように2台の各搬送台車を割
り当て、(3)上記の(1),(2)では搬送台車の割
り当てが決まらないもので連続する2つの出庫作業に
は、それぞれ別個の搬送台車を割り当て、(4)上記
(3)の搬送台車割り当ては、搬送台車相互間に干渉が
生じないように行うというルールを設定することを特徴
とする請求項1記載の機械式駐車場における出庫スケジ
ューリング方法。 - 【請求項3】 上記設定された2つのルールを組み合せ
て用いる場合に、出庫待ち行列が発生したときには、最
初に上記出庫待ち行列内に出庫車が同一段に2台又は3
台連続する箇所があるか否かを調べ、連続する箇所がな
い場合には負荷分散なしのスケジュールを作成し、連続
する箇所がある場合にはこの連続する箇所毎にそれぞれ
前記他段への負荷分散に関するルールを用いたスケジュ
ールと負荷分散なしのスケジュールの両方を作成し、次
に上記作成したすべてのスケジュールのそれぞれに対し
て搬送台車の割り当てに関するルールを用いて搬送台車
の割り当てを行った各出庫スケジュールを作成し、最後
に上記作成したすべての各出庫スケジュールのうちから
出庫作業時間が最小となる出庫スケジュールを最適出庫
スケジュールとして採用するようにしたことを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載の機械式駐車場における出
庫スケジューリング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1492496A JPH09209603A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 機械式駐車場における出庫スケジューリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1492496A JPH09209603A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 機械式駐車場における出庫スケジューリング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09209603A true JPH09209603A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11874518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1492496A Pending JPH09209603A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 機械式駐車場における出庫スケジューリング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09209603A (ja) |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP1492496A patent/JPH09209603A/ja active Pending
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