JPH09210569A - 溶融炉の耐火壁冷却構造 - Google Patents
溶融炉の耐火壁冷却構造Info
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- JPH09210569A JPH09210569A JP1890796A JP1890796A JPH09210569A JP H09210569 A JPH09210569 A JP H09210569A JP 1890796 A JP1890796 A JP 1890796A JP 1890796 A JP1890796 A JP 1890796A JP H09210569 A JPH09210569 A JP H09210569A
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- refractory wall
- melting furnace
- molten slag
- waste
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- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 配管、ノズル等の配置に左右されることなく
設けることが出来、構造が簡単で確実に耐火壁を冷却、
保護し、且つ経済的である。 【解決手段】 溶融スラグ又は溶融スラグと不燃焼性物
との混合物を溶融スラグとして排出する溶融炉の頂部1
5に設けられた耐火壁13の外側に略全体に渡って隣接
して設けられ、この耐火壁13を冷却する下部一次空気
jが高速で流れる高速流路16と、高速流路16の外側
に設けられ下部一次空気jが流入し、複数の一次空気吹
出ノズル27に均圧に下部一次空気jを供給する均圧室
20とを備える。又、この耐火壁冷却構造を都市ごみ等
の廃棄物を熱分解し、この熱分解物を分離し、最終的に
排ガスと溶融スラグにして排出する廃棄物処理装置に設
ける。
設けることが出来、構造が簡単で確実に耐火壁を冷却、
保護し、且つ経済的である。 【解決手段】 溶融スラグ又は溶融スラグと不燃焼性物
との混合物を溶融スラグとして排出する溶融炉の頂部1
5に設けられた耐火壁13の外側に略全体に渡って隣接
して設けられ、この耐火壁13を冷却する下部一次空気
jが高速で流れる高速流路16と、高速流路16の外側
に設けられ下部一次空気jが流入し、複数の一次空気吹
出ノズル27に均圧に下部一次空気jを供給する均圧室
20とを備える。又、この耐火壁冷却構造を都市ごみ等
の廃棄物を熱分解し、この熱分解物を分離し、最終的に
排ガスと溶融スラグにして排出する廃棄物処理装置に設
ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃棄物や固体燃料、
特に都市ごみ等の一般廃棄物を熱分解した後、燃焼、溶
融して溶融スラグにする溶融炉の耐火壁を冷却する耐火
壁冷却構造及びこれを備えた廃棄物処理装置に関するも
のである。
特に都市ごみ等の一般廃棄物を熱分解した後、燃焼、溶
融して溶融スラグにする溶融炉の耐火壁を冷却する耐火
壁冷却構造及びこれを備えた廃棄物処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】都市ごみ等の一般廃棄物や廃プラスチッ
ク又は産業廃棄物等の廃棄物又は固体燃料等を熱分解し
た後、燃焼させ、その燃焼灰を溶融して溶融スラグにす
る溶融炉の内側耐火壁には耐火物が使用されている。し
かし、溶融炉の内部は千数百度の高温で運転されるた
め、耐火物は高温度と腐食性雰囲気のガス等に曝され、
劣化し易い条件におかれている。このため、耐火壁の外
側には冷却水による冷却を行なう水冷管が設けられ、耐
火壁を冷却するようにしている。
ク又は産業廃棄物等の廃棄物又は固体燃料等を熱分解し
た後、燃焼させ、その燃焼灰を溶融して溶融スラグにす
る溶融炉の内側耐火壁には耐火物が使用されている。し
かし、溶融炉の内部は千数百度の高温で運転されるた
め、耐火物は高温度と腐食性雰囲気のガス等に曝され、
劣化し易い条件におかれている。このため、耐火壁の外
側には冷却水による冷却を行なう水冷管が設けられ、耐
火壁を冷却するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記溶
融炉の耐火壁、特に頂部の耐火壁においては、溶融炉周
囲壁と異なり、多数の配管、ノズル、例えば燃焼バー
ナ、燃焼用ガス管、燃焼用空気管或いはのぞき窓等の配
管、ノズル等が貫通しているため、周囲壁に採用されて
いるような水冷管による冷却を行なうことは構造的に複
雑になると共に、製作も困難である。更に、保守、故障
時の修理等を考えると経済的にも不利であり、溶融炉の
頂部に水冷管による冷却構造を採用することは実用的で
はない。
融炉の耐火壁、特に頂部の耐火壁においては、溶融炉周
囲壁と異なり、多数の配管、ノズル、例えば燃焼バー
ナ、燃焼用ガス管、燃焼用空気管或いはのぞき窓等の配
管、ノズル等が貫通しているため、周囲壁に採用されて
いるような水冷管による冷却を行なうことは構造的に複
雑になると共に、製作も困難である。更に、保守、故障
時の修理等を考えると経済的にも不利であり、溶融炉の
頂部に水冷管による冷却構造を採用することは実用的で
はない。
【0004】本発明の第1の目的は、廃棄物や固体燃料
等を熱分解した後に燃焼、溶融して溶融スラグにする溶
融炉の耐火壁において、構造が簡単で確実に冷却、保護
し、且つ経済的な溶融炉の耐火壁冷却構造を提供するこ
とである。
等を熱分解した後に燃焼、溶融して溶融スラグにする溶
融炉の耐火壁において、構造が簡単で確実に冷却、保護
し、且つ経済的な溶融炉の耐火壁冷却構造を提供するこ
とである。
【0005】本発明の第2の目的は、配管、ノズル等が
貫通している溶融炉の耐火壁に採用可能な溶融炉の耐火
壁冷却構造を提供することである。
貫通している溶融炉の耐火壁に採用可能な溶融炉の耐火
壁冷却構造を提供することである。
【0006】本発明の第3の目的は、上記第1、2の目
的の溶融炉の耐火壁冷却構造を備えた廃棄物処理装置を
提供することである。
的の溶融炉の耐火壁冷却構造を備えた廃棄物処理装置を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、燃焼性物を燃焼させて発生する燃焼灰を溶融
させた溶融スラグ又は該溶融スラグと不燃焼性物との混
合物を溶融スラグとして排出する溶融炉であって、該溶
融炉の耐火壁を冷却する溶融炉の耐火壁冷却構造におい
て、前記耐火壁の外側に略全体に渡って隣接して設けら
れ、該耐火壁を冷却する冷却用空気が高速で流れる高速
流路を備えたものである。耐火壁の外側の略全体に渡っ
て隣接して設けられ、耐火壁を冷却する冷却用空気が高
速で流れる高速流路を備えたものは、耐火壁の外側か
ら、冷却用空気が高速で流れることにより耐火壁全体か
ら熱を奪って冷却すると共に冷却用空気は耐火壁の熱に
よって加熱され予熱空気として利用することが出来る。
本発明は、燃焼性物を燃焼させて発生する燃焼灰を溶融
させた溶融スラグ又は該溶融スラグと不燃焼性物との混
合物を溶融スラグとして排出する溶融炉であって、該溶
融炉の耐火壁を冷却する溶融炉の耐火壁冷却構造におい
て、前記耐火壁の外側に略全体に渡って隣接して設けら
れ、該耐火壁を冷却する冷却用空気が高速で流れる高速
流路を備えたものである。耐火壁の外側の略全体に渡っ
て隣接して設けられ、耐火壁を冷却する冷却用空気が高
速で流れる高速流路を備えたものは、耐火壁の外側か
ら、冷却用空気が高速で流れることにより耐火壁全体か
ら熱を奪って冷却すると共に冷却用空気は耐火壁の熱に
よって加熱され予熱空気として利用することが出来る。
【0008】更に、前記高速流路の外側に設けられ前記
冷却用空気が流入し、複数の空気吹出ノズルに均圧に該
冷却用空気を供給する均圧室を備えたものである。均圧
に冷却用空気を供給する均圧室を備えたものは、複数の
空気吹出ノズルに等しく空気を供給する。
冷却用空気が流入し、複数の空気吹出ノズルに均圧に該
冷却用空気を供給する均圧室を備えたものである。均圧
に冷却用空気を供給する均圧室を備えたものは、複数の
空気吹出ノズルに等しく空気を供給する。
【0009】そして、前記溶融炉の耐火壁冷却構造は、
前記溶融炉の頂部に設けられた耐火壁を冷却するもので
ある。溶融炉の頂部に設けられた耐火壁を冷却するもの
は、多数の配管、ノズル等が設けられた溶融炉の頂部
に、水冷管を設けることなく、容易、確実に耐火壁を冷
却し、保護する。
前記溶融炉の頂部に設けられた耐火壁を冷却するもので
ある。溶融炉の頂部に設けられた耐火壁を冷却するもの
は、多数の配管、ノズル等が設けられた溶融炉の頂部
に、水冷管を設けることなく、容易、確実に耐火壁を冷
却し、保護する。
【0010】又、廃棄物を加熱して熱分解し、乾留ガス
と主として不揮発性成分からなる熱分解残留物とを生成
する熱分解反応器と、前記乾留ガスと熱分解残留物とを
分離して排出する排出装置と、該排出装置から排出され
る熱分解残留物を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離す
る分離装置と、前記排出装置からの乾留ガスと前記分離
装置からの燃焼性成分とを燃焼させた燃焼灰を溶融させ
た溶融スラグ又は該溶融スラグと不燃焼性廃棄物との混
合物を溶融スラグとして排出する溶融炉とを備えた廃棄
物処理装置において、前記溶融炉は上記いずれかに記載
の溶融炉の耐火壁冷却構造を備えたものである。上記い
ずれかに記載の溶融炉の耐火壁冷却構造を備えたもの
は、上記溶融炉の耐火壁冷却構造の作用に加え、廃棄物
を処理する溶融炉の頂部の耐火壁を冷却、保護すること
が出来る。
と主として不揮発性成分からなる熱分解残留物とを生成
する熱分解反応器と、前記乾留ガスと熱分解残留物とを
分離して排出する排出装置と、該排出装置から排出され
る熱分解残留物を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離す
る分離装置と、前記排出装置からの乾留ガスと前記分離
装置からの燃焼性成分とを燃焼させた燃焼灰を溶融させ
た溶融スラグ又は該溶融スラグと不燃焼性廃棄物との混
合物を溶融スラグとして排出する溶融炉とを備えた廃棄
物処理装置において、前記溶融炉は上記いずれかに記載
の溶融炉の耐火壁冷却構造を備えたものである。上記い
ずれかに記載の溶融炉の耐火壁冷却構造を備えたもの
は、上記溶融炉の耐火壁冷却構造の作用に加え、廃棄物
を処理する溶融炉の頂部の耐火壁を冷却、保護すること
が出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明に係
る溶融炉の耐火壁冷却構造及びこれを備えた廃棄物処理
装置の実施の形態を説明する。
る溶融炉の耐火壁冷却構造及びこれを備えた廃棄物処理
装置の実施の形態を説明する。
【0012】図1は本発明に係る溶融炉の耐火壁冷却構
造の一実施の形態を示す縦断面図、図2は図1における
I−I 線断面図である。図1、2において、本実施の形
態の溶融炉の耐火壁冷却構造1は、燃焼性物である乾留
ガスと燃焼性成分とを燃焼させて発生する燃焼灰を溶融
させた溶融スラグ又はこの溶融スラグと不燃焼性物であ
る不燃焼性成分或いは不燃焼性廃棄物との混合物を溶融
スラグとして排出する溶融炉12の頂部15に設けられ
た耐火壁13を冷却するものである。
造の一実施の形態を示す縦断面図、図2は図1における
I−I 線断面図である。図1、2において、本実施の形
態の溶融炉の耐火壁冷却構造1は、燃焼性物である乾留
ガスと燃焼性成分とを燃焼させて発生する燃焼灰を溶融
させた溶融スラグ又はこの溶融スラグと不燃焼性物であ
る不燃焼性成分或いは不燃焼性廃棄物との混合物を溶融
スラグとして排出する溶融炉12の頂部15に設けられ
た耐火壁13を冷却するものである。
【0013】溶融炉12の頂部15の下部に位置する周
囲壁は、耐火材で形成された耐火壁13が設けられ、耐
火壁13の外側にはヘッダー30に接続された水冷管壁
29が設けられ耐火壁13を冷却し、保護している。
囲壁は、耐火材で形成された耐火壁13が設けられ、耐
火壁13の外側にはヘッダー30に接続された水冷管壁
29が設けられ耐火壁13を冷却し、保護している。
【0014】しかし、溶融炉12の頂部15は、この水
冷管壁29が設けられていない。頂部15には、耐火壁
13を貫通したバーナ22と風箱32が設けられてい
る。バーナ22は、乾留ガスノズル24から供給される
後述の乾留ガスG1と上部一次空気入口ノズル23から
供給される上部一次空気hとを燃焼させる。バーナ22
の外側には、空間31が設けられ、空間の溶融炉内側寄
りは、耐火材31aで遮断されている。風箱32は、中
間一次空気入口ノズル25より供給される中間一次空気
iが供給され、空間31の外側隔壁と風箱32との間に
設けられた円筒形のスリット32aより溶融炉内に噴射
される。
冷管壁29が設けられていない。頂部15には、耐火壁
13を貫通したバーナ22と風箱32が設けられてい
る。バーナ22は、乾留ガスノズル24から供給される
後述の乾留ガスG1と上部一次空気入口ノズル23から
供給される上部一次空気hとを燃焼させる。バーナ22
の外側には、空間31が設けられ、空間の溶融炉内側寄
りは、耐火材31aで遮断されている。風箱32は、中
間一次空気入口ノズル25より供給される中間一次空気
iが供給され、空間31の外側隔壁と風箱32との間に
設けられた円筒形のスリット32aより溶融炉内に噴射
される。
【0015】更に、溶融炉の頂部15の耐火壁13の外
側には高速流路16が設けられている。高速流路16
は、耐火壁13の外側14に略全体に渡って耐火壁13
に隣接して設けられ、下部一次空気入口ノズル26より
供給される冷却用空気である下部一次空気jが高速で流
れ、この耐火壁13を冷却する。高速流路16はスペー
サ18によってその外側17と間隔が保持されている。
側には高速流路16が設けられている。高速流路16
は、耐火壁13の外側14に略全体に渡って耐火壁13
に隣接して設けられ、下部一次空気入口ノズル26より
供給される冷却用空気である下部一次空気jが高速で流
れ、この耐火壁13を冷却する。高速流路16はスペー
サ18によってその外側17と間隔が保持されている。
【0016】更に、高速流路16の外側17には、均圧
室20が設けられ、図2に示すように、高速流路16は
隔壁16aで仕切られているので、下部一次空気jは下
部一次空気入口ノズル26から高速流路16を矢印19
で示す方向に一周し、比較的大きな空間が確保された均
圧室20に流入する。均圧室20には、6個所の空気吹
出ノズル27の入口側が開口し、下部一次空気jは、均
圧されて6個所の空気吹出ノズル27の入口に略等流量
で流入する。
室20が設けられ、図2に示すように、高速流路16は
隔壁16aで仕切られているので、下部一次空気jは下
部一次空気入口ノズル26から高速流路16を矢印19
で示す方向に一周し、比較的大きな空間が確保された均
圧室20に流入する。均圧室20には、6個所の空気吹
出ノズル27の入口側が開口し、下部一次空気jは、均
圧されて6個所の空気吹出ノズル27の入口に略等流量
で流入する。
【0017】図2に示すように、空気吹出ノズル27
は、その軸線27aが下向きで且つ溶融炉の中心に位置
する所定直径の円12aに接する方向に噴射するように
配置されている。尚、参照番号21は補助バーナ、参照
番号28はのぞき窓である。
は、その軸線27aが下向きで且つ溶融炉の中心に位置
する所定直径の円12aに接する方向に噴射するように
配置されている。尚、参照番号21は補助バーナ、参照
番号28はのぞき窓である。
【0018】以上の構成を有する本実施の形態の溶融炉
の耐火壁冷却構造1は、次のように作用する。即ち、耐
火壁13の外側の略全体に渡って隣接して設けられ、耐
火壁13を冷却する下部一次空気jが高速で流れる高速
流路16を備えたものは、耐火壁13の外側から、下部
一次空気jが高速で流れることにより耐火壁全体から熱
を奪って冷却すると共に下部一次空気jは耐火壁13の
熱によって加熱され予熱空気として利用することが出
来、多数の配管、ノズル等が設けられた溶融炉12の頂
部15に、水冷管を設けることなく、容易、確実に耐火
壁を冷却し、保護する。
の耐火壁冷却構造1は、次のように作用する。即ち、耐
火壁13の外側の略全体に渡って隣接して設けられ、耐
火壁13を冷却する下部一次空気jが高速で流れる高速
流路16を備えたものは、耐火壁13の外側から、下部
一次空気jが高速で流れることにより耐火壁全体から熱
を奪って冷却すると共に下部一次空気jは耐火壁13の
熱によって加熱され予熱空気として利用することが出
来、多数の配管、ノズル等が設けられた溶融炉12の頂
部15に、水冷管を設けることなく、容易、確実に耐火
壁を冷却し、保護する。
【0019】更に、高速流路16の外側に設けられ下部
一次空気jが流入し、空気吹出ノズル27に下部一次空
気jを供給する均圧室20を備えたものは、6個所の一
次空気吹出ノズル27に等しく下部一次空気jを供給す
る。
一次空気jが流入し、空気吹出ノズル27に下部一次空
気jを供給する均圧室20を備えたものは、6個所の一
次空気吹出ノズル27に等しく下部一次空気jを供給す
る。
【0020】図3は、上記実施の形態の溶融炉の耐火壁
冷却構造1を備えた廃棄物処理装置の系統図である。廃
棄物処理装置2において、破砕機3は受入れヤード4に
配置された、例えば二軸剪断式の破砕機で、都市ごみ等
の廃棄物aは第1のコンベア5により、この破砕機3に
供給され、ここで例えば150mm角以下に破砕され
る。この破砕された廃棄物aは第2のコンベア6により
投入口7からスクリューフィーダ8を経て熱分解反応器
10に供給される。この熱分解反応器10は例えば横型
回転ドラムが用いられ、図示しないシール機構によりそ
の内部は低酸素雰囲気に保持されると共に、燃焼器であ
る溶融炉12の後流側に配置された熱交換器(図示せ
ず)により加熱された加熱空気がラインL1から供給さ
れる。
冷却構造1を備えた廃棄物処理装置の系統図である。廃
棄物処理装置2において、破砕機3は受入れヤード4に
配置された、例えば二軸剪断式の破砕機で、都市ごみ等
の廃棄物aは第1のコンベア5により、この破砕機3に
供給され、ここで例えば150mm角以下に破砕され
る。この破砕された廃棄物aは第2のコンベア6により
投入口7からスクリューフィーダ8を経て熱分解反応器
10に供給される。この熱分解反応器10は例えば横型
回転ドラムが用いられ、図示しないシール機構によりそ
の内部は低酸素雰囲気に保持されると共に、燃焼器であ
る溶融炉12の後流側に配置された熱交換器(図示せ
ず)により加熱された加熱空気がラインL1から供給さ
れる。
【0021】この加熱空気により熱分解反応器10内に
供給された廃棄物aは、300〜600℃に、通常は4
50℃程度に加熱される。これによって、この廃棄物a
は熱分解され、乾留ガスG1と、主として不揮発性の熱
分解残留物bとを生成する。そして、この熱分解反応器
10内で生成された乾留ガスG1と熱分解残留物bと
は、排出装置11により分離され、乾留ガスG1はライ
ンL2を経て溶融炉12のバーナ22に供給される。
供給された廃棄物aは、300〜600℃に、通常は4
50℃程度に加熱される。これによって、この廃棄物a
は熱分解され、乾留ガスG1と、主として不揮発性の熱
分解残留物bとを生成する。そして、この熱分解反応器
10内で生成された乾留ガスG1と熱分解残留物bと
は、排出装置11により分離され、乾留ガスG1はライ
ンL2を経て溶融炉12のバーナ22に供給される。
【0022】熱分解残留物bは、廃棄物aの種類によっ
て種々異なるが、日本国内の都市ごみの場合、本発明者
等の知見によれば、 大部分が比較的細粒の可燃分 10〜60% 比較的細粒の灰分 5〜40% 粗粒金属成分 7〜50% 粗粒瓦礫、陶器、コンクリート等 10〜60% より構成されていることが判明した。
て種々異なるが、日本国内の都市ごみの場合、本発明者
等の知見によれば、 大部分が比較的細粒の可燃分 10〜60% 比較的細粒の灰分 5〜40% 粗粒金属成分 7〜50% 粗粒瓦礫、陶器、コンクリート等 10〜60% より構成されていることが判明した。
【0023】このような成分を有する熱分解残留物b
は、450℃程度の比較的高温で排出されるため、冷却
装置35により80℃程度に冷却され、分離装置36に
導かれ、ここで燃焼性成分cと不燃焼成分dに分離され
る。分離装置36は、例えば磁選式、遠心式又は風力選
別式の公知の分別機が使用される。このように不燃焼成
分dが分離、除去された燃焼性成分cは、粉砕機37に
供給される。粉砕機37はロール式、チューブミル式、
ロッドミル式、ボールミル式等が適当で、被処理廃棄物
の性状により適宜選択される。
は、450℃程度の比較的高温で排出されるため、冷却
装置35により80℃程度に冷却され、分離装置36に
導かれ、ここで燃焼性成分cと不燃焼成分dに分離され
る。分離装置36は、例えば磁選式、遠心式又は風力選
別式の公知の分別機が使用される。このように不燃焼成
分dが分離、除去された燃焼性成分cは、粉砕機37に
供給される。粉砕機37はロール式、チューブミル式、
ロッドミル式、ボールミル式等が適当で、被処理廃棄物
の性状により適宜選択される。
【0024】そして、この粉砕機37において燃焼性成
分cは、好ましくは全て1mm以下に粉砕され、この粉
砕された燃焼性成分cは、ラインL3を経て溶融炉12
のバーナ22に供給される。送風機38によりラインL
4から供給された燃焼用空気である上部一次空気h及び
乾留ガスG1と燃焼性成分cとは溶融炉12内で130
0℃程度の高温域で燃焼され、この燃焼により燃焼性成
分cの比較的細粒の灰分より発生した燃焼灰は溶融し溶
融スラグfを生成する。
分cは、好ましくは全て1mm以下に粉砕され、この粉
砕された燃焼性成分cは、ラインL3を経て溶融炉12
のバーナ22に供給される。送風機38によりラインL
4から供給された燃焼用空気である上部一次空気h及び
乾留ガスG1と燃焼性成分cとは溶融炉12内で130
0℃程度の高温域で燃焼され、この燃焼により燃焼性成
分cの比較的細粒の灰分より発生した燃焼灰は溶融し溶
融スラグfを生成する。
【0025】不燃焼性成分dはコンテナ39に貯留され
る。不燃焼性廃棄物eはラインL5を介して溶融炉12
のなるべく下の方に供給される。この際、不燃焼性廃棄
物eは、燃焼及び溶融効率を向上させるために1mm以
下の微粉粒体とされ、且つ加熱されるのが好ましい。そ
のため、ラインL5中に設けられた破砕機、粉砕機48
及び加熱器49を設けて破砕、粉砕及び加熱等の処理を
されて溶融炉12に供給されるのが良い。
る。不燃焼性廃棄物eはラインL5を介して溶融炉12
のなるべく下の方に供給される。この際、不燃焼性廃棄
物eは、燃焼及び溶融効率を向上させるために1mm以
下の微粉粒体とされ、且つ加熱されるのが好ましい。そ
のため、ラインL5中に設けられた破砕機、粉砕機48
及び加熱器49を設けて破砕、粉砕及び加熱等の処理を
されて溶融炉12に供給されるのが良い。
【0026】更に、不燃焼性廃棄物eは、溶融炉12内
で、好ましくは溶融されてスラグgとなって燃焼灰によ
る溶融スラグfと混合され、スラグ排出口33から排出
外筒34を経由して水槽47中に落下し水砕スラグとさ
れる。水砕スラグは図示していない装置により所定の形
状にブロック化されるか又は粒状に形成され、建材又は
舗装材等として再利用することが出来る。この場合にお
いて不燃焼性廃棄物eは必要に応じて溶融させることな
く溶融スラグf中に混入させても良い。
で、好ましくは溶融されてスラグgとなって燃焼灰によ
る溶融スラグfと混合され、スラグ排出口33から排出
外筒34を経由して水槽47中に落下し水砕スラグとさ
れる。水砕スラグは図示していない装置により所定の形
状にブロック化されるか又は粒状に形成され、建材又は
舗装材等として再利用することが出来る。この場合にお
いて不燃焼性廃棄物eは必要に応じて溶融させることな
く溶融スラグf中に混入させても良い。
【0027】一方、溶融炉12で発生した燃焼排ガスG
2は、ラインL6から図示していない熱交換器、廃熱ボイ
ラ40により熱回収された後、集塵機41、42により
集塵され、低温のクリーンな排ガスG3となって誘引送
風機45を経て煙突43から大気へ放出される。
2は、ラインL6から図示していない熱交換器、廃熱ボイ
ラ40により熱回収された後、集塵機41、42により
集塵され、低温のクリーンな排ガスG3となって誘引送
風機45を経て煙突43から大気へ放出される。
【0028】尚、参照番号9は、スクリューフィーダ8
を駆動する駆動機であり、参照番号44は、蒸気タービ
ンを有する発電機、ラインL7は排ガスG3の一部をファ
ン46によって冷却装置35に供給するラインである。
を駆動する駆動機であり、参照番号44は、蒸気タービ
ンを有する発電機、ラインL7は排ガスG3の一部をファ
ン46によって冷却装置35に供給するラインである。
【0029】このような構成を有する廃棄物処理装置2
は次のように作用する。即ち、図1、2に示した溶融炉
の耐火壁冷却構造1を備えることにより、上記溶融炉の
耐火壁冷却構造の作用に加え、都市ごみ等の廃棄物を熱
分解し、この熱分解物を分離し、最終的に排ガスと溶融
スラグにして排出する溶融炉頂部の耐火壁を冷却、保護
することが出来る。
は次のように作用する。即ち、図1、2に示した溶融炉
の耐火壁冷却構造1を備えることにより、上記溶融炉の
耐火壁冷却構造の作用に加え、都市ごみ等の廃棄物を熱
分解し、この熱分解物を分離し、最終的に排ガスと溶融
スラグにして排出する溶融炉頂部の耐火壁を冷却、保護
することが出来る。
【0030】
【発明の効果】本発明の溶融炉の耐火壁冷却構造によれ
ば、冷却用空気が高速で流れる高速流路を備えたもの
は、耐火壁全体から熱を奪って冷却し保護すると共に冷
却用空気は耐火壁の熱によって加熱され予熱空気として
利用することが出来る。
ば、冷却用空気が高速で流れる高速流路を備えたもの
は、耐火壁全体から熱を奪って冷却し保護すると共に冷
却用空気は耐火壁の熱によって加熱され予熱空気として
利用することが出来る。
【0031】更に、均圧室を備えたものは、複数の空気
吹出ノズルに流量を等しく空気を供給する。
吹出ノズルに流量を等しく空気を供給する。
【0032】そして、溶融炉の頂部に設けられた耐火壁
を冷却するものは、多数の配管、ノズルが設けられた溶
融炉の頂部に、設けることが出来、構造が簡単で容易、
確実に耐火壁を冷却し、保護する。
を冷却するものは、多数の配管、ノズルが設けられた溶
融炉の頂部に、設けることが出来、構造が簡単で容易、
確実に耐火壁を冷却し、保護する。
【0033】又、本発明の廃棄物処理装置によれば、上
記溶融炉の耐火壁冷却構造の効果に加え、都市ごみ等の
廃棄物を熱分解し、この熱分解物を分離し、最終的に排
ガスと溶融スラグにして排出する溶融炉頂部の耐火壁を
冷却、保護する。
記溶融炉の耐火壁冷却構造の効果に加え、都市ごみ等の
廃棄物を熱分解し、この熱分解物を分離し、最終的に排
ガスと溶融スラグにして排出する溶融炉頂部の耐火壁を
冷却、保護する。
【図1】本発明に係る溶融炉の耐火壁冷却構造の一実施
の形態を示す縦断面図である。
の形態を示す縦断面図である。
【図2】図1における I−I 線断面図である。
【図3】上記実施の形態の溶融炉の耐火壁冷却構造を備
えた廃棄物処理装置の系統図である。
えた廃棄物処理装置の系統図である。
1 溶融炉の耐火壁冷却構造 2 廃棄物処理装置 10 熱分解反応器 11 排出装置 12 溶融炉 13 耐火壁 14 外側 15 頂部 16 高速流路 17 外側 20 均圧室 27 一次空気吹出ノズル(空気吹出ノズル) 36 分離装置 G1 乾留ガス a 廃棄物 b 熱分解残留物 c 燃焼性成分 d 不燃焼性成分 e 不燃焼性廃棄物 f 溶融スラグ j 下部一次空気(冷却用空気)
Claims (4)
- 【請求項1】 燃焼性物を燃焼させて発生する燃焼灰を
溶融させた溶融スラグ又は該溶融スラグと不燃焼性物と
の混合物を溶融スラグとして排出する溶融炉であって、
該溶融炉の耐火壁を冷却する溶融炉の耐火壁冷却構造に
おいて、前記耐火壁の外側に略全体に渡って隣接して設
けられ、該耐火壁を冷却する冷却用空気が高速で流れる
高速流路を備えたものであることを特徴とする溶融炉の
耐火壁冷却構造。 - 【請求項2】 前記高速流路の外側に設けられ前記冷却
用空気が流入し、複数の空気吹出ノズルに均圧に該冷却
用空気を供給する均圧室を備えたものであることを特徴
とする請求項1記載の溶融炉の耐火壁冷却構造。 - 【請求項3】 前記溶融炉の頂部に設けられた耐火壁を
冷却するものであることを特徴とする請求項1又は2記
載の溶融炉の耐火壁冷却構造。 - 【請求項4】 廃棄物を加熱して熱分解し、乾留ガスと
主として不揮発性成分からなる熱分解残留物とを生成す
る熱分解反応器と、前記乾留ガスと熱分解残留物とを分
離して排出する排出装置と、該排出装置から排出される
熱分解残留物を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離する
分離装置と、前記排出装置からの乾留ガスと前記分離装
置からの燃焼性成分とを燃焼させた燃焼灰を溶融させた
溶融スラグ又は該溶融スラグと不燃焼性廃棄物との混合
物を溶融スラグとして排出する溶融炉とを備えた廃棄物
処理装置において、前記溶融炉は請求項1乃至3のいず
れかに記載の溶融炉の耐火壁冷却構造を備えたものであ
ることを特徴とする廃棄物処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1890796A JPH09210569A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 溶融炉の耐火壁冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1890796A JPH09210569A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 溶融炉の耐火壁冷却構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09210569A true JPH09210569A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11984680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1890796A Withdrawn JPH09210569A (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 溶融炉の耐火壁冷却構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09210569A (ja) |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP1890796A patent/JPH09210569A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |