JPH0921065A - フィブリル化再生セルロース系繊維を含有する布帛の製造方法 - Google Patents
フィブリル化再生セルロース系繊維を含有する布帛の製造方法Info
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- JPH0921065A JPH0921065A JP7166665A JP16666595A JPH0921065A JP H0921065 A JPH0921065 A JP H0921065A JP 7166665 A JP7166665 A JP 7166665A JP 16666595 A JP16666595 A JP 16666595A JP H0921065 A JPH0921065 A JP H0921065A
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- Japan
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- regenerated cellulosic
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- fabric containing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シルクワッシャー調の高品位な外観を有し、
かつ滑らかなマイクロパウダー感、豊かなふくらみ感、
および高い弾撥製を備え、風合いに優れたフィブリル化
再生セルロース系繊維を含有する布帛を提供すること。 【構成】 再生セルロース系繊維を含有する染色されて
いない布帛を、80℃以上140℃以下の温度の1g/
リットル以上30g/リットル以下の濃度の水酸化ナト
リウム水溶液中に、浸漬する工程を包含する、フィブリ
ル化再生セルロース系繊維を含有する布帛の製造方法。
かつ滑らかなマイクロパウダー感、豊かなふくらみ感、
および高い弾撥製を備え、風合いに優れたフィブリル化
再生セルロース系繊維を含有する布帛を提供すること。 【構成】 再生セルロース系繊維を含有する染色されて
いない布帛を、80℃以上140℃以下の温度の1g/
リットル以上30g/リットル以下の濃度の水酸化ナト
リウム水溶液中に、浸漬する工程を包含する、フィブリ
ル化再生セルロース系繊維を含有する布帛の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再生セルロース系繊維
を含有するフィブリル化布帛の製造方法に関し、特に、
布帛表面のセルロース単繊維をフィブリル化させること
により、シルクワッシャー調の高品位な外観を有し、か
つ滑らかなマイクロパウダー感、豊かなふくらみ感、お
よび高い弾撥性を備え、風合いに優れた布帛を製造する
方法に関する。
を含有するフィブリル化布帛の製造方法に関し、特に、
布帛表面のセルロース単繊維をフィブリル化させること
により、シルクワッシャー調の高品位な外観を有し、か
つ滑らかなマイクロパウダー感、豊かなふくらみ感、お
よび高い弾撥性を備え、風合いに優れた布帛を製造する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、シルクワッシャー調の外観を
有する、セルロース系繊維からなる布帛を製造する方法
は、多数が知られている。
有する、セルロース系繊維からなる布帛を製造する方法
は、多数が知られている。
【0003】このシルクワッシャー調の外観を有する布
帛を製造する方法としては、例えば、特開平4−257
366号公報に、セルロース系繊維からなる布帛に末端
変性ポリシロキサンおよびメチルハイドロジェンポリシ
ロキサンからなる処理液を付与し、それを気相中で処理
機内装にクラッシングさせることにより、機械的衝撃に
さらす方法が開示されている。特開平1−298273
号公報には、セルロース系繊維からなる布帛に強度の毛
焼を施し、液流染色機を用いた糊抜加工、精練加工、お
よび染色加工を行った後に、さらにワッシャーなどを用
いた揉み加工を行ってシルクワッシャー調の外観を有す
る布帛を得る方法が開示されている。さらに、特開平4
−50380号公報には、セルロース系繊維からなる布
帛を酢酸カリウム、塩化アンモニウムなどの5個以下の
炭素原子を有する有機酸の金属塩、および、セルラーゼ
酵素を含有する水溶液で処理して、シルクワッシャー調
の外観を有する布帛を得る方法が開示されている。
帛を製造する方法としては、例えば、特開平4−257
366号公報に、セルロース系繊維からなる布帛に末端
変性ポリシロキサンおよびメチルハイドロジェンポリシ
ロキサンからなる処理液を付与し、それを気相中で処理
機内装にクラッシングさせることにより、機械的衝撃に
さらす方法が開示されている。特開平1−298273
号公報には、セルロース系繊維からなる布帛に強度の毛
焼を施し、液流染色機を用いた糊抜加工、精練加工、お
よび染色加工を行った後に、さらにワッシャーなどを用
いた揉み加工を行ってシルクワッシャー調の外観を有す
る布帛を得る方法が開示されている。さらに、特開平4
−50380号公報には、セルロース系繊維からなる布
帛を酢酸カリウム、塩化アンモニウムなどの5個以下の
炭素原子を有する有機酸の金属塩、および、セルラーゼ
酵素を含有する水溶液で処理して、シルクワッシャー調
の外観を有する布帛を得る方法が開示されている。
【0004】しかし、上記特開平4−257366号公
報および特開平4−50380号公報に記載の方法で
は、布帛の表面に毛羽が多発し、この毛羽がフィブリル
化することにより、得られる布帛の外観が著しく低下す
る恐れがある。また、上記特開平1−298273号公
報に記載の方法を用いて、ポリエステルおよびセルロー
ス系繊維を含む複合布帛に強度の毛焼を施すと、ポリエ
ステルの溶解玉が生じ、その結果、得られる布帛に染色
むらが生じるなどの欠点がある。さらに、従来の製造工
程に、このようなフィブリル化加工の工程を新たに組み
込むことは、加工時間を延長させたり、新たな装置を必
要としたりするため、得られる布帛の製造コストが高く
なる。
報および特開平4−50380号公報に記載の方法で
は、布帛の表面に毛羽が多発し、この毛羽がフィブリル
化することにより、得られる布帛の外観が著しく低下す
る恐れがある。また、上記特開平1−298273号公
報に記載の方法を用いて、ポリエステルおよびセルロー
ス系繊維を含む複合布帛に強度の毛焼を施すと、ポリエ
ステルの溶解玉が生じ、その結果、得られる布帛に染色
むらが生じるなどの欠点がある。さらに、従来の製造工
程に、このようなフィブリル化加工の工程を新たに組み
込むことは、加工時間を延長させたり、新たな装置を必
要としたりするため、得られる布帛の製造コストが高く
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
課題とするものであり、シルクワッシャー調の高品位な
外観を有し、そして滑らかなマイクロパウダー感、豊か
なふくらみ感、および高い弾撥性を備え、風合いに優れ
た布帛を製造する方法を提供することを目的とする。
課題とするものであり、シルクワッシャー調の高品位な
外観を有し、そして滑らかなマイクロパウダー感、豊か
なふくらみ感、および高い弾撥性を備え、風合いに優れ
た布帛を製造する方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のフィブリル化再
生セルロース系繊維を含有する布帛の製造方法は、再生
セルロース系繊維を含有する染色されていない布帛を、
80℃以上140℃以下の温度の1g/リットル以上3
0g/リットル以下の濃度の水酸化ナトリウム水溶液中
に浸漬する工程を包含する。本明細書において「フィブ
リル化」とは、再生セルロース系単繊維の側面あるいは
末端部が繊維軸方向に枝分かれ状に細分化した状態のこ
とをいう。
生セルロース系繊維を含有する布帛の製造方法は、再生
セルロース系繊維を含有する染色されていない布帛を、
80℃以上140℃以下の温度の1g/リットル以上3
0g/リットル以下の濃度の水酸化ナトリウム水溶液中
に浸漬する工程を包含する。本明細書において「フィブ
リル化」とは、再生セルロース系単繊維の側面あるいは
末端部が繊維軸方向に枝分かれ状に細分化した状態のこ
とをいう。
【0007】以下に、本発明を詳細に説明する。
【0008】本発明に用いられる再生セルロース系繊維
には、ビスコースレーヨン、ポリノジックレーヨンなど
の染色されていない再生セルロース繊維が挙げられる。
には、ビスコースレーヨン、ポリノジックレーヨンなど
の染色されていない再生セルロース繊維が挙げられる。
【0009】本発明に用いられる布帛は、織物、編物な
ど、上記再生セルロース系繊維を含有していればよい。
例えば、上記再生セルロース系繊維単独の布帛、上記再
生セルロース系繊維と、ポリエステル、ナイロンなどの
他の繊維とを混織または混紡した糸を含有する布帛、お
よび上記再生セルロース系繊維と他の繊維とを交織また
は交編した布帛のいずれかであり得る。
ど、上記再生セルロース系繊維を含有していればよい。
例えば、上記再生セルロース系繊維単独の布帛、上記再
生セルロース系繊維と、ポリエステル、ナイロンなどの
他の繊維とを混織または混紡した糸を含有する布帛、お
よび上記再生セルロース系繊維と他の繊維とを交織また
は交編した布帛のいずれかであり得る。
【0010】上記の染色されていない再生セルロース系
繊維を含有する布帛を、水酸化ナトリウム水溶液中に浸
漬する。
繊維を含有する布帛を、水酸化ナトリウム水溶液中に浸
漬する。
【0011】本発明に用いられる水酸化ナトリウム水溶
液は、再生セルロース系繊維をフィブリル化するため
に、上記布帛を浸漬した際の温度が80℃以上、140
℃以下であることが必要である。特に、充分なフィブリ
ル化を得るためには、120℃以上130℃以下である
ことが好ましい。
液は、再生セルロース系繊維をフィブリル化するため
に、上記布帛を浸漬した際の温度が80℃以上、140
℃以下であることが必要である。特に、充分なフィブリ
ル化を得るためには、120℃以上130℃以下である
ことが好ましい。
【0012】さらに、本発明で用いられる水酸化ナトリ
ウム水溶液は、得られる布帛にマイクロパウダー感、ふ
くらみ感などの風合いを持たせるために、1g/リット
ル以上、30g/リットル以下の濃度に調整される。上
記のような温度において30g/リットルより高い濃度
で処理すると、再生セルロース系繊維の強度保持率(処
理前の強度に対する処理後の強度の割合)が60%以下
に著しく低下し、実用性が損なわれる。再生セルロース
系繊維の充分なフィブリル化および強度の低下、ならび
に、他の繊維への影響(特にポリエステルの過度な減
量)を考慮すれば、水酸化ナトリウム水溶液の濃度は、
好ましくは、1g/リットル以上、10g/リットル以
下であり、最も好ましくは、2g/リットル以上、4g
/リットル以下である。この水溶液中にはまた、布帛の
スレ、アタリに対するその他の助剤、および薬剤が添加
され得る。
ウム水溶液は、得られる布帛にマイクロパウダー感、ふ
くらみ感などの風合いを持たせるために、1g/リット
ル以上、30g/リットル以下の濃度に調整される。上
記のような温度において30g/リットルより高い濃度
で処理すると、再生セルロース系繊維の強度保持率(処
理前の強度に対する処理後の強度の割合)が60%以下
に著しく低下し、実用性が損なわれる。再生セルロース
系繊維の充分なフィブリル化および強度の低下、ならび
に、他の繊維への影響(特にポリエステルの過度な減
量)を考慮すれば、水酸化ナトリウム水溶液の濃度は、
好ましくは、1g/リットル以上、10g/リットル以
下であり、最も好ましくは、2g/リットル以上、4g
/リットル以下である。この水溶液中にはまた、布帛の
スレ、アタリに対するその他の助剤、および薬剤が添加
され得る。
【0013】布帛の浸漬時間は、 ポリエステル繊維の
適度な減量を行い、そしてセルロース繊維に揉み作用を
加える点から、30分〜180分、好ましくは、50分
〜120分である。
適度な減量を行い、そしてセルロース繊維に揉み作用を
加える点から、30分〜180分、好ましくは、50分
〜120分である。
【0014】上記のような水酸化ナトリウム水溶液への
浸漬工程は、糊抜および精錬加工の工程に同時に行われ
得る。さらに、再生セルロース系繊維とポリエステルと
を含有する布帛を用いた場合には、この浸漬工程を行う
ことにより、再生セルロース系繊維のフィブリル化と共
に、適度なポリエステルの減量を行うことができるの
で、ポリエステルの減量工程を別途行う必要がない。
浸漬工程は、糊抜および精錬加工の工程に同時に行われ
得る。さらに、再生セルロース系繊維とポリエステルと
を含有する布帛を用いた場合には、この浸漬工程を行う
ことにより、再生セルロース系繊維のフィブリル化と共
に、適度なポリエステルの減量を行うことができるの
で、ポリエステルの減量工程を別途行う必要がない。
【0015】上記浸漬工程は、布帛に揉み作用を加える
ために、好ましくは、液流染色機を用いた布帛の処理工
程と同時に行われ得る。この処理工程は、特に限定され
ないが、布帛のスレ、アタリなどの欠点を生じず、か
つ、再生セルロース系繊維のフィブリル化を均一に起こ
すための適切な処理工程が選択される。上記浸漬工程
が、液流染色機中でなされる際には、布帛のスレ、アタ
リを防止する点から、液流染色機の流速はノズル通過回
数を60秒/回〜120秒/回に調節される。
ために、好ましくは、液流染色機を用いた布帛の処理工
程と同時に行われ得る。この処理工程は、特に限定され
ないが、布帛のスレ、アタリなどの欠点を生じず、か
つ、再生セルロース系繊維のフィブリル化を均一に起こ
すための適切な処理工程が選択される。上記浸漬工程
が、液流染色機中でなされる際には、布帛のスレ、アタ
リを防止する点から、液流染色機の流速はノズル通過回
数を60秒/回〜120秒/回に調節される。
【0016】上記のような特定の温度の水酸化ナトリウ
ム水溶液に浸漬すると、布帛の表面の再生セルロース系
単繊維が微小なフィブリル化を起こし、フィブリル化し
た布帛(フィブリル化布帛)は、シルクワッシャー調の
高品位な外観、および滑らかなマイクロパウダー感を有
する。さらに、この再生セルロース系繊維の微小なフィ
ブリルは、布帛に豊かなふくらみ感を提供すると共に、
互いに絡み合って房状の微小立体を布帛の表面に形成
し、布帛の弾撥性を増大させる。
ム水溶液に浸漬すると、布帛の表面の再生セルロース系
単繊維が微小なフィブリル化を起こし、フィブリル化し
た布帛(フィブリル化布帛)は、シルクワッシャー調の
高品位な外観、および滑らかなマイクロパウダー感を有
する。さらに、この再生セルロース系繊維の微小なフィ
ブリルは、布帛に豊かなふくらみ感を提供すると共に、
互いに絡み合って房状の微小立体を布帛の表面に形成
し、布帛の弾撥性を増大させる。
【0017】得られたフィブリル化布帛は、必要に応じ
て、従来の染色および仕上げ加工を行ってもよい。
て、従来の染色および仕上げ加工を行ってもよい。
【0018】
【実施例】本発明を以下の実施例により説明する。
【0019】(実施例1)ポリノジック繊維100%か
らなる織布(平織、60/1s×60/1s、180本×
180本/インチ)を、液流染色機(日阪製作所社製)
を用いて、水酸化ナトリウム2g、精錬剤2g、スレア
タリ防止剤2gに水を加えて1リットルのに調製した12
0℃の溶液に60分間浸漬し、糊抜加工および精錬加工と
同時に、フィブリル化加工を行った。この後、洗浄し、
織布を上記液流染色機を用いて、反応染料で染色し、通
常のソフナーにより、仕上げ加工を行って、フィブリル
化布帛を得た。
らなる織布(平織、60/1s×60/1s、180本×
180本/インチ)を、液流染色機(日阪製作所社製)
を用いて、水酸化ナトリウム2g、精錬剤2g、スレア
タリ防止剤2gに水を加えて1リットルのに調製した12
0℃の溶液に60分間浸漬し、糊抜加工および精錬加工と
同時に、フィブリル化加工を行った。この後、洗浄し、
織布を上記液流染色機を用いて、反応染料で染色し、通
常のソフナーにより、仕上げ加工を行って、フィブリル
化布帛を得た。
【0020】得られた布帛のフィブリル化程度、マイク
ロパウダー感、弾撥性、ふくらみ感、およびやわらかさ
について、熟練技術者による官能評価を以下のようにし
て行った。
ロパウダー感、弾撥性、ふくらみ感、およびやわらかさ
について、熟練技術者による官能評価を以下のようにし
て行った。
【0021】<フィブリル化程度>200倍顕微鏡で観
察した。フィブリル化程度は以下のとおりである。 ◎ ……… 非常に多量であった。 ○ ……… 多量であった。 △ ……… 少量であった。 × ……… 微量であった。
察した。フィブリル化程度は以下のとおりである。 ◎ ……… 非常に多量であった。 ○ ……… 多量であった。 △ ……… 少量であった。 × ……… 微量であった。
【0022】<マイクロパウダー感>ハンドリング法に
より評価した。マイクロパウダー感は以下のとおりであ
る。 ◎ ……… 非常に優れていた。 ○ ……… 優れていた。 △ ……… 劣っていた。 × ……… 非常に劣っていた。
より評価した。マイクロパウダー感は以下のとおりであ
る。 ◎ ……… 非常に優れていた。 ○ ……… 優れていた。 △ ……… 劣っていた。 × ……… 非常に劣っていた。
【0023】<弾撥性>ハンドリング法により評価し
た。弾撥性は以下のとおりである。 ◎ ……… 非常に優れていた。 ○ ……… 優れていた。 △ ……… 劣っていた。 × ……… 非常に劣っていた。
た。弾撥性は以下のとおりである。 ◎ ……… 非常に優れていた。 ○ ……… 優れていた。 △ ……… 劣っていた。 × ……… 非常に劣っていた。
【0024】<ふくらみ感>ハンドリング法により評価
した。ふくらみ感は以下のとおりである。 ◎ ……… 非常に優れていた。 ○ ……… 優れていた。 △ ……… 劣っていた。 × ……… 非常に劣っていた。
した。ふくらみ感は以下のとおりである。 ◎ ……… 非常に優れていた。 ○ ……… 優れていた。 △ ……… 劣っていた。 × ……… 非常に劣っていた。
【0025】<やわらかさ>ハンドリング法により評価
した。やわらかさは以下のとおりである。 ◎ ……… 非常に優れていた。 ○ ……… 優れていた。 △ ……… 劣っていた。 × ……… 非常に劣っていた。
した。やわらかさは以下のとおりである。 ◎ ……… 非常に優れていた。 ○ ……… 優れていた。 △ ……… 劣っていた。 × ……… 非常に劣っていた。
【0026】その結果を表1に示す。
【0027】(実施例2)ポリノジック繊維70重量%
およびポリエステル30重量%の混紡糸による複合繊維
織布(平織、60/2s×60/2s、90本×80本/
インチ)を液流染色機(日阪製作所社製)を用いて、水
酸化ナトリウム3g、精錬剤2g、スレアタリ防止剤2
gに水を加えて1リットルのに調製した135℃の溶液
に60分間浸漬し、糊抜加工および精錬加工と同時に、
フィブリル化加工を行った。この後、洗浄し、上記液流
染色機を用いて、織布のポリエステル部分を分散染料で
染色し、そして織布のポリノジック繊維部分を反応染料
で染色した。その後、この織布を通常のソフナーによ
り、仕上げ加工を行って、フィブリル化布帛を得た。
およびポリエステル30重量%の混紡糸による複合繊維
織布(平織、60/2s×60/2s、90本×80本/
インチ)を液流染色機(日阪製作所社製)を用いて、水
酸化ナトリウム3g、精錬剤2g、スレアタリ防止剤2
gに水を加えて1リットルのに調製した135℃の溶液
に60分間浸漬し、糊抜加工および精錬加工と同時に、
フィブリル化加工を行った。この後、洗浄し、上記液流
染色機を用いて、織布のポリエステル部分を分散染料で
染色し、そして織布のポリノジック繊維部分を反応染料
で染色した。その後、この織布を通常のソフナーによ
り、仕上げ加工を行って、フィブリル化布帛を得た。
【0028】得られた布帛について、実施例1と同様の
評価を行った。その結果を表1に示す。
評価を行った。その結果を表1に示す。
【0029】(比較例1)実施例1と同様の織布を用
い、水酸化ナトリウムを含まない135℃の溶液を用い
て糊抜加工および精練加工を行ったこと以外は、実施例
1と同様の方法で布帛を得た。
い、水酸化ナトリウムを含まない135℃の溶液を用い
て糊抜加工および精練加工を行ったこと以外は、実施例
1と同様の方法で布帛を得た。
【0030】得られた布帛について、実施例1と同様の
評価を行った。その結果を表1に示す。
評価を行った。その結果を表1に示す。
【0031】(比較例2)実施例2と同様の織布を用
い、水酸化ナトリウムを含まない135℃の溶液を用い
て糊抜加工および精練加工を行ったこと以外は、実施例
2と同様の方法で布帛を得た。
い、水酸化ナトリウムを含まない135℃の溶液を用い
て糊抜加工および精練加工を行ったこと以外は、実施例
2と同様の方法で布帛を得た。
【0032】得られた布帛について、実施例1と同様の
評価を行った。その結果を表1に示す。
評価を行った。その結果を表1に示す。
【0033】(比較例3)実施例2と同様の織布を用
い、水酸化ナトリウムの濃度が20g/リットルの70
℃の溶液を用いて糊抜加工および精練加工を行ったこと
以外は、実施例2と同様の方法で布帛を得た。
い、水酸化ナトリウムの濃度が20g/リットルの70
℃の溶液を用いて糊抜加工および精練加工を行ったこと
以外は、実施例2と同様の方法で布帛を得た。
【0034】得られた布帛について、実施例1と同様の
評価を行った。その結果を表1に示す。
評価を行った。その結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】本発明の製造方法により得た、実施例1お
よび2の布帛は、いずれの比較例で得られた布帛よりも
フィブリル化程度が大きく、かつマイクロパウダー感を
はじめ、弾撥性、ふくらみ感、やわらかさの全ての観点
において、非常に優れていることがわかった。
よび2の布帛は、いずれの比較例で得られた布帛よりも
フィブリル化程度が大きく、かつマイクロパウダー感を
はじめ、弾撥性、ふくらみ感、やわらかさの全ての観点
において、非常に優れていることがわかった。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、布帛の表面の再生セル
ロース系単繊維が、理想的にフィブリル化(微小なフィ
ブリル化)したシルクワッシャー調の高品位な外観を有
し、かつ滑らかなマイクロパウダー感、豊かなふくらみ
感、および高い弾撥製を備え、風合いに優れた、フィブ
リル化再生セルロース系繊維を含有する布帛を提供し得
る。さらに、本発明の製造方法においては、水酸化ナト
リウム水溶液への浸漬工程を糊抜加工および精錬加工と
同時になすことが可能なため、上記布帛をより容易かつ
経済的に製造することができる。
ロース系単繊維が、理想的にフィブリル化(微小なフィ
ブリル化)したシルクワッシャー調の高品位な外観を有
し、かつ滑らかなマイクロパウダー感、豊かなふくらみ
感、および高い弾撥製を備え、風合いに優れた、フィブ
リル化再生セルロース系繊維を含有する布帛を提供し得
る。さらに、本発明の製造方法においては、水酸化ナト
リウム水溶液への浸漬工程を糊抜加工および精錬加工と
同時になすことが可能なため、上記布帛をより容易かつ
経済的に製造することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 フィブリル化再生セルロース系繊維を含
有する布帛の製造方法であって、以下の工程を包含する
製造方法:再生セルロース系繊維を含有する染色されて
いない布帛を、80℃以上140℃以下の温度の1g/
リットル以上30g/リットル以下の濃度の水酸化ナト
リウム水溶液中に、浸漬する工程。 - 【請求項2】 前記浸漬工程が、120℃以上135℃
以下の温度の水酸化ナトリウム水溶液中でなされる、請
求項1に記載の製造方法。 - 【請求項3】 前記浸漬工程が、液流染色機中でなされ
る、請求項1に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7166665A JPH0921065A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | フィブリル化再生セルロース系繊維を含有する布帛の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7166665A JPH0921065A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | フィブリル化再生セルロース系繊維を含有する布帛の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0921065A true JPH0921065A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15835467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7166665A Pending JPH0921065A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | フィブリル化再生セルロース系繊維を含有する布帛の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0921065A (ja) |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP7166665A patent/JPH0921065A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031007 |