JPH09210889A - 材料試験機 - Google Patents

材料試験機

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JPH09210889A
JPH09210889A JP2012896A JP2012896A JPH09210889A JP H09210889 A JPH09210889 A JP H09210889A JP 2012896 A JP2012896 A JP 2012896A JP 2012896 A JP2012896 A JP 2012896A JP H09210889 A JPH09210889 A JP H09210889A
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zero
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Zenichi Yasuda
善一 安田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクチュエータにより負荷される供試体の荷
重や変位などの制御量が所定値を越えたとき、供試体に
衝撃や損傷を与えることなく、安全に供試体の荷重を0
にする。 【解決手段】 アクチュエータ15を振幅、平均値およ
び周波数で表される所定荷重パターン信号で駆動すると
ともに供試体SPに作用する荷重をロードセル17で検
出することにより、供試体SPを荷重フィードバック制
御で負荷する。ロードセル17で検出された荷重が予め
定めた値に達したとき、供試体の荷重をゼロの状態で試
験機を停止する荷重ゼロモードであれば、ストローク制
御に切換える。このとき、上記振幅はゼロとし、平均値
は現在のストローク値に応じた値に設定する。荷重がゼ
ロに近づく方向に平均値を調節していき、荷重がゼロの
ときにアクチュエータ15を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引張り試験機や圧
縮試験機などの材料試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】供試体に引張り荷重や圧縮荷重などを負
荷して試験を行なう材料試験機が知られている。この種
の材料試験機では、図3に示すように、供試体に負荷す
る荷重または変位の試験波形wの振幅a、平均値mおよ
び周波数を設定し、アクチュエータにより負荷される供
試体の制御量が試験波形wに追従するようにフィードバ
ック制御している。また、供試体の荷重または変位が所
定値を越えると、油圧源を停止したり試験波形を停止し
てアラーム処理を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した材料
試験機では、アラーム時に供試体に荷重がかかったまま
アクチュエータが停止するので、供試体が変形するおそ
れがある。そこで、アラーム時に荷重制御を行ない、供
試体の荷重を0にすることが考えられる。ところが、供
試体が破断していると、荷重検出用センサによって破断
した供試体の自重が検出され、その検出荷重が0になる
ように荷重制御が行なわれる。その時、アクチュエータ
の動作方向が特定されず、制御系の状態により収縮方向
に動作したり、伸張方向に動作したりする。収縮方向に
動作すると、破断した供試体どうしがぶつかり、供試体
の破断面を傷めてしまうおそれがある。
【0004】本発明の目的は、アクチュエータにより負
荷される供試体の荷重や変位などの制御量が所定値を越
えた時に、供試体に衝撃や損傷を与えることなく、安全
に供試体の荷重を0にするようにした材料試験機を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明の一実施の形態を示
す図2により本発明を説明すると、本発明は、アクチュ
エータにより供試体に負荷する制御対象50を備えた材
料試験機に適用され、制御対象50の制御量yが所定値
を越えた時に、供試体の荷重が0になるようにアクチュ
エータのストロークを制御する制御装置31を備える。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態の構成
を示す図である。供試体SPに圧縮荷重または引張荷重
などを加える試験機本体10は、基台11上に一対の支
柱12a,12bとヨーク13とにより負荷枠を形成
し、支柱12a,12bに上下に移動可能にクロスヘッ
ド14を取り付けて構成される。基台11には負荷用の
油圧アクチュエータ15が設置され、そのピストンロッ
ド15aには供試体固定用の下部治具16aが取り付け
られている。また、クロスヘッド14にはロードセル1
7を介して供試体固定用の上部治具16bが取り付けら
れている。油圧アクチュエータ15はサーボ弁18によ
り圧油方向と圧油量が制御されてピストンロッド15a
が伸縮し、それによって上部治具16aと下部治具16
bとの間に固定された供試体SPが負荷される。油圧ア
クチュエータ15のストロークは、油圧アクチュエータ
15に取り付けられた作動トランス19により検出され
る。また、供試体SPの変位は変位センサ20により検
出される。
【0007】試験機本体10を制御する制御系30は、
制御回路31、入出力装置32、増幅器33,35,3
7,39、A/D変換器34,36,40、D/A変換
器38などを備えている。制御回路31は、マイクロコ
ンピュータとその周辺部品から構成され、供試体SPを
負荷する試験波形と、ロードセル17から増幅器33お
よびA/D変換器34を介して入力した荷重信号と、変
位センサ20から増幅器35およびA/D変換器36を
介して入力した変位信号と、作動トランス19から増幅
器39およびA/D変換40を介して入力した油圧アク
チュエータ15のストローク信号とに基づいて、油圧ア
クチュエータ15を駆動するための制御信号を生成し、
D/A変換器38および増幅器37を介してサーボ弁1
8へ出力する。入出力装置32は、供試体SPの試験波
形wの振幅a、平均値m、周波数などを入力する入力部
と、試験結果の供試体のSPの荷重−変位特性などを出
力する出力部とを備えている。
【0008】図2は、ソフトウエアにより構成される制
御回路31の制御ブロック図である。制御回路31は、
マイクロコンピュータのソフトウエア形態で構成される
試験波形発生回路311、減算器312、コントローラ
313、フィードバック切換器314を備えている。制
御対象50は、上述したサーボ弁18、油圧アクチュエ
ータ15、供試体SP、D/A変換器38および増幅器
37である。また、検出器60は、供試体SPの荷重を
検出するためのロードセル17、増幅器33およびA/
D変換器34と、供試体SPの変位を検出するための変
位センサ20、増幅器35およびA/D変換器36であ
る。ストローク検出器70は、作動トランス19、増幅
器39およびA/D変換器40である。
【0009】制御回路31は制御対象50へ荷重または
変位またはストロークの操作量uを出力し、制御対象5
0は荷重または変位またはストロークの制御量yを発生
する。ここで、操作量uは制御回路31からD/A変換
器38へ出力されるサーボ弁18の制御信号である。荷
重または変位の検出器60は荷重または変位の制御量y
を検出し、信号fとして制御回路31にフィードバック
する。また、ストローク検出器70はアクチュエータ1
5のストローク制御量yを検出し、信号fとして制御回
路31にフィードバックする。
【0010】試験波形発生回路311は、供試体SPの
試験条件に応じて入出力装置32で設定された試験波形
wを発生する。試験波形wは、図3に示すように、所定
の振幅(amplitude、記号aで表わす)と、平均値(mea
n、記号mで表わす)と、周波数とにより設定される。
この試験波形wは減算器312に供給される。
【0011】減算器312、コントローラ313、制御
対象50および検出器60,70はフィードバック制御
系を構成し、減算器312は試験波形wとフィードバッ
ク信号fとの偏差eを求め、コントローラ313は偏差
eに基づいて制御量yが試験波形wに追従するようにフ
ィードバック制御する。なお、コントローラ313は古
典制御理論に基づくPIDのフィードバック制御を行っ
てもよいし、現代制御理論に基づく適応制御やオブザー
バーなどを用いてもよい。これらの制御方法は周知であ
り、本発明とは直接関係がないので説明を省略する。フ
ィードバック切換器314は、荷重または変位のフィー
ドバック量fが所定値を越えると、荷重または変位のフ
ィードバック信号から、検出器70からの油圧アクチュ
エータ15のストロークのフィードバック信号へ切り換
える。
【0012】図4は制御回路31の処理を示すフローチ
ャートである。このフローチャートにより、この実施形
態の動作を説明する。ステップ1において、入出力装置
32により試験波形wの振幅a、平均値m、周波数を設
定し、続くステップ2で材料試験を開始し、試験波形w
で荷重または変位のフィードバック制御を行なう。ステ
ップ3で、フィードバック信号fに基づいて荷重または
変位が所定値を越えたかどうかを確認し、越えていれば
ステップ4へ進み、越えていなければステップ12へ進
む。荷重または変位が所定値を越えていない時は、ステ
ップ12で入出力装置32により試験の終了操作が行な
われたかどうかを確認し、終了操作が行なわれたら処理
を終了し、そうでなければステップ2へ戻って上記処理
を繰り返す。
【0013】一方、材料試験中に荷重または変位が所定
値を越えた時は、ステップ4で荷重を0にして停止する
モードかどうかを確認し、荷重0停止モードが設定され
ている場合はステップ5へ進み、そうでなければステッ
プ13へ進む。荷重0停止モードでない場合は、油圧ア
クチュエータ15の油圧源を停止する油圧源停止モード
か、あるいは試験波形wの平均値mを保持して停止する
平均値停止モードか、あるいは油圧アクチュエータ15
の現在のストロークを保持して停止するストロークホー
ルドモードかを確認し、設定されている停止モードによ
り停止処理を行なう。なお、これらの停止モードについ
ては本発明と直接関係がないので説明を省略する。
【0014】荷重0停止モードが設定されている場合
は、ステップ5で直ちに振幅aを0にし、続くステップ
6で現在ストローク制御が行なわれているかどうかを確
認する。ストローク制御が行なわれている時はステップ
7をスキップしてステップ8へ進み、ストローク制御が
行なわれていない時はステップ7へ進む。ステップ7で
は、作動トランス19で検出した現在のストローク値を
平均値mに設定してストローク制御に切り換える。
【0015】ステップ8において、ロードセル17から
の荷重信号を監視しながら荷重が減少するように平均値
mを変更する。ステップ9で、荷重が0かどうかを確認
し、荷重が0であれば処理を終了し、荷重が0でなけれ
ばステップ10へ進む。ステップ10では、荷重の増加
または減少があったかどうかを確認する。荷重が0にな
るように平均値mを変更してストローク制御を行なった
時に、荷重の増減がなければ供試体SPが破断している
と判断して直ちに処理を終了する。一方、荷重の増減が
あれば供試体SPは破断していないと判断してステップ
11へ進み、アラーム停止時のバックアップタイマーが
タイムアップしているかどうかを確認する。タイムアウ
トしていれば処理を終了し、そうでなければステップス
テップ8へ戻って処理を続ける。
【0016】このように、アクチュエータにより供試体
に負荷する制御対象の制御量が所定値を越えた時に、供
試体の荷重が0になるようにアクチュエータのストロー
クを制御するようにしたので、供試体に衝撃を与えるこ
となく安全に負荷荷重を減少させることができる。特
に、供試体が破断している時でも破断した供試体の破断
片がぶつかり合うようなことが避けられ、破断面の損傷
を防止することができる。
【0017】以上の一実施形態の構成において、油圧ア
クチュエータ15がアクチュエータを、制御回路31が
制御装置をそれぞれ構成する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
クチュエータにより供試体に負荷する制御対象の制御量
が所定値を越えた時に、供試体の荷重が0になるように
アクチュエータのストロークを制御するようにしたの
で、供試体に衝撃を与えることなく安全に負荷荷重を減
少させることができる。特に、供試体が破断している時
にも破断した供試体の破断片がぶつかり合うようなこと
が避けられ、破断面の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の構成を示す機能ブロック図。
【図2】 制御回路の構成を示す制御ブロック図。
【図3】 試験波形を示す図。
【図4】 制御回路の処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 試験機本体 15 油圧アクチュエータ 17 ロードセル 18 サーボ弁 19 作動トランス 20 変位センサ 30 制御系 31 制御回路 32 入出力装置 33,35,37,39 増幅器 34,36,40 A/D変換器 38 D/A変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータにより供試体に負荷する
    制御対象を備えた材料試験機において、前記制御対象の
    制御量が所定値を越えた時に、前記供試体の荷重が0に
    なるように前記アクチュエータのストロークを制御する
    制御装置を備えることを特徴とする材料試験機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008139155A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Shimadzu Corp 材料試験機
CN105842066A (zh) * 2015-01-15 2016-08-10 仙芮企业有限公司 增加行程的测力试验机
CN118937042A (zh) * 2024-07-22 2024-11-12 北京航天航宇实验设备科技有限公司 沥青混合料性能试验机

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JP2008139155A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Shimadzu Corp 材料試験機
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