JPH09210905A - レーザによる路面湿分検出装置 - Google Patents
レーザによる路面湿分検出装置Info
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- JPH09210905A JPH09210905A JP8019724A JP1972496A JPH09210905A JP H09210905 A JPH09210905 A JP H09210905A JP 8019724 A JP8019724 A JP 8019724A JP 1972496 A JP1972496 A JP 1972496A JP H09210905 A JPH09210905 A JP H09210905A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A90/00—Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
- Y02A90/10—Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation
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- Measurement Of Optical Distance (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的小型で安価な装置により、走行車両の
前方の路面の湿分(水溜まりや濡れた路面)を検出する
ことができ、これにより危険回避が可能となり、高速走
行や安全走行を維持することができるレーザによる路面
湿分検出装置を提供する。 【解決手段】 水分に吸収されにくい第1波長レーザ3
aと吸収されやすい第2波長レーザ3bをそれぞれ路面
2に向けて投射するレーザ送光装置12と、路面で反射
された第1波長レーザ3bと第2波長レーザ4bの強度
をそれぞれ計測するレーザ受光装置14と、投射レーザ
と反射レーザの強度比を第1波長と第2波長に分けて演
算し、その比較から路面の湿分を検知する演算検知装置
16と、を備え、第1波長レーザの反射強度I1 ′と投
射強度I1 の比I1 ′/I1 と、第2波長レーザの反射
強度I2 ′と投射強度I2 の比I2 ′/I2 とを演算
し、I 1 ′/I1 >I2 ′/I2 の場合に路面が濡れて
いると判断する。
前方の路面の湿分(水溜まりや濡れた路面)を検出する
ことができ、これにより危険回避が可能となり、高速走
行や安全走行を維持することができるレーザによる路面
湿分検出装置を提供する。 【解決手段】 水分に吸収されにくい第1波長レーザ3
aと吸収されやすい第2波長レーザ3bをそれぞれ路面
2に向けて投射するレーザ送光装置12と、路面で反射
された第1波長レーザ3bと第2波長レーザ4bの強度
をそれぞれ計測するレーザ受光装置14と、投射レーザ
と反射レーザの強度比を第1波長と第2波長に分けて演
算し、その比較から路面の湿分を検知する演算検知装置
16と、を備え、第1波長レーザの反射強度I1 ′と投
射強度I1 の比I1 ′/I1 と、第2波長レーザの反射
強度I2 ′と投射強度I2 の比I2 ′/I2 とを演算
し、I 1 ′/I1 >I2 ′/I2 の場合に路面が濡れて
いると判断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザによる路面
湿分検出装置に関する。
湿分検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光を用いた距離測定方法として、
三角測量方式,パルス方式,変調方式,等が知ら
れている。図4は、三角測量方式の原理図であり、半導
体レーザの出射光が投光レンズにより細い光ビームに変
換され対象物に投射される。光ビームは対象物の表面で
反射されるが、これは表面上の光点として観察される。
対象物が図の矢印の方向に沿って変位すると、光点の位
置は光ビームの光軸上で移動する。この光点は光ビーム
とαの角度をなす光軸を有する受光レンズにより、半導
体光位置検出素子上に結像される。半導体光位置検出素
子(PSD)は、半導体の表面抵抗を利用し、走査を行
わないで入射光の位置を検出するものである。図では光
点P1 ,P2 がそれぞれPSD上のP1 ′,P2 ′に結
像されている。PSDにより結像点の位置を検出すれ
ば、それから対象物の変位(すなわち位置)を算出する
ことができる。
三角測量方式,パルス方式,変調方式,等が知ら
れている。図4は、三角測量方式の原理図であり、半導
体レーザの出射光が投光レンズにより細い光ビームに変
換され対象物に投射される。光ビームは対象物の表面で
反射されるが、これは表面上の光点として観察される。
対象物が図の矢印の方向に沿って変位すると、光点の位
置は光ビームの光軸上で移動する。この光点は光ビーム
とαの角度をなす光軸を有する受光レンズにより、半導
体光位置検出素子上に結像される。半導体光位置検出素
子(PSD)は、半導体の表面抵抗を利用し、走査を行
わないで入射光の位置を検出するものである。図では光
点P1 ,P2 がそれぞれPSD上のP1 ′,P2 ′に結
像されている。PSDにより結像点の位置を検出すれ
ば、それから対象物の変位(すなわち位置)を算出する
ことができる。
【0003】また、パルス方式では、レーザ光をパルス
波で投射し、対象物で反射されたパルス波を検出するま
での時間から距離を測定するものである。更に、変調方
式では、変調したパルス波を投射し、対象物で反射され
たパルス波の変調の変化を検出して距離を測定するもの
である。
波で投射し、対象物で反射されたパルス波を検出するま
での時間から距離を測定するものである。更に、変調方
式では、変調したパルス波を投射し、対象物で反射され
たパルス波の変調の変化を検出して距離を測定するもの
である。
【0004】また、レーザを用いて離れた位置の状態を
検知する手段として、レーザーレーダ装置が知られてい
る。このレーザーレーダ装置では、上述のパルス方式に
より距離を計測すると共に、ダイアル(Differential A
bsorption Lider :DIAL)と呼ばれる技術、すなわ
ち、レーザ光を2波長投光し、一方の波長は対象物質
(窒素酸化物,硫黄酸化物等)の吸収波長を用いること
により、同光路において対象物があると、散乱光の強度
変化に差が発生するため、その差を利用して物質の検知
ができるようになっている。
検知する手段として、レーザーレーダ装置が知られてい
る。このレーザーレーダ装置では、上述のパルス方式に
より距離を計測すると共に、ダイアル(Differential A
bsorption Lider :DIAL)と呼ばれる技術、すなわ
ち、レーザ光を2波長投光し、一方の波長は対象物質
(窒素酸化物,硫黄酸化物等)の吸収波長を用いること
により、同光路において対象物があると、散乱光の強度
変化に差が発生するため、その差を利用して物質の検知
ができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、路面を走行する
車両(レーシングカー、高速バス、乗用車、大型車両、
ブルドーザ等の特殊車両、等)では、運転員が窓を通し
て前方の路面を目視し、路面の状態を判断して車両を運
転するのが普通である。しかし、この場合に、高速走行
時や視界の悪い状態(霧中や暗闇中、等)では、目視に
よる運転に限界があり、水溜まりや濡れた路面に進入す
るおそれがあるため速度を極端に遅くする必要があっ
た。このため、サーキット等を走行するレーシングカ
ー、高速道路を走行する高速バス,乗用車等では高速走
行が維持できなくなり、また、大型車両、ブルドーザ等
の特殊車両、等でも安全走行が難しくなる問題点があっ
た。
車両(レーシングカー、高速バス、乗用車、大型車両、
ブルドーザ等の特殊車両、等)では、運転員が窓を通し
て前方の路面を目視し、路面の状態を判断して車両を運
転するのが普通である。しかし、この場合に、高速走行
時や視界の悪い状態(霧中や暗闇中、等)では、目視に
よる運転に限界があり、水溜まりや濡れた路面に進入す
るおそれがあるため速度を極端に遅くする必要があっ
た。このため、サーキット等を走行するレーシングカ
ー、高速道路を走行する高速バス,乗用車等では高速走
行が維持できなくなり、また、大型車両、ブルドーザ等
の特殊車両、等でも安全走行が難しくなる問題点があっ
た。
【0006】この問題点を解決するため、上述したレー
ザーレーダ装置を車両に搭載することも検討されてい
る。しかし、上述したレーザーレーダー装置は大型で高
価であり車両搭載が実用上不可能であった。
ザーレーダ装置を車両に搭載することも検討されてい
る。しかし、上述したレーザーレーダー装置は大型で高
価であり車両搭載が実用上不可能であった。
【0007】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、比較
的小型で安価な装置により、走行車両の前方の路面の湿
分(水溜まりや濡れた路面)を検出することができ、こ
れにより危険回避が可能となり、高速走行や安全走行を
維持することができるレーザによる路面湿分検出装置を
提供することにある。
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、比較
的小型で安価な装置により、走行車両の前方の路面の湿
分(水溜まりや濡れた路面)を検出することができ、こ
れにより危険回避が可能となり、高速走行や安全走行を
維持することができるレーザによる路面湿分検出装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、水分に
吸収されやすい第1波長レーザと吸収されにくい第2波
長レーザをそれぞれ路面に向けて投射するレーザ送光装
置と、路面で反射された第1波長レーザと第2波長レー
ザの強度をそれぞれ計測するレーザ受光装置と、投射レ
ーザと反射レーザの強度比を第1波長と第2波長に分け
て演算し、その比較から路面の湿分を検知する演算検知
装置と、を備えたことを特徴とするレーザによる路面湿
分検出装置が提供される。
吸収されやすい第1波長レーザと吸収されにくい第2波
長レーザをそれぞれ路面に向けて投射するレーザ送光装
置と、路面で反射された第1波長レーザと第2波長レー
ザの強度をそれぞれ計測するレーザ受光装置と、投射レ
ーザと反射レーザの強度比を第1波長と第2波長に分け
て演算し、その比較から路面の湿分を検知する演算検知
装置と、を備えたことを特徴とするレーザによる路面湿
分検出装置が提供される。
【0009】上記本発明の構成によれば、レーザ波長を
2波長(一方は水の吸収帯外の波長、他方は水の吸収帯
内の波長)とすることにより、測定点の水分状態(ウエ
ット又はドライ)によりその入反射強度比に差が発生す
る。従って、この差から測定点の湿分の有無(すなわ
ち、水溜まりや濡れた路面)を検知することができ、こ
れにより危険回避が可能となり、高速走行や安全走行を
維持することができる。また、上記構成によれば、この
装置は、2台のレーザ装置,2台の強度検出装置,及び
簡単な演算検知装置で構成でき、比較的小型で安価な装
置とすることができる。
2波長(一方は水の吸収帯外の波長、他方は水の吸収帯
内の波長)とすることにより、測定点の水分状態(ウエ
ット又はドライ)によりその入反射強度比に差が発生す
る。従って、この差から測定点の湿分の有無(すなわ
ち、水溜まりや濡れた路面)を検知することができ、こ
れにより危険回避が可能となり、高速走行や安全走行を
維持することができる。また、上記構成によれば、この
装置は、2台のレーザ装置,2台の強度検出装置,及び
簡単な演算検知装置で構成でき、比較的小型で安価な装
置とすることができる。
【0010】本発明の好ましい実施形態によれば、第1
波長レーザの反射強度I1 ′と投射強度I1 の比I1 ′
/I1 と、第2波長レーザの反射強度I2 ′と投射強度
I2の比I2 ′/I2 とを演算し、I1 ′/I1 >
I2 ′/I2 の場合に路面が濡れていると判断する。こ
の構成により、簡単な演算検知装置で路面の湿分を検知
することができる。
波長レーザの反射強度I1 ′と投射強度I1 の比I1 ′
/I1 と、第2波長レーザの反射強度I2 ′と投射強度
I2の比I2 ′/I2 とを演算し、I1 ′/I1 >
I2 ′/I2 の場合に路面が濡れていると判断する。こ
の構成により、簡単な演算検知装置で路面の湿分を検知
することができる。
【0011】また、本発明の好ましい実施形態によれ
ば、前記第1波長レーザの波長は、相対的に水分に吸収
されにくい波長であり、前記第2波長レーザの波長は、
相対的に水分に吸収されやすい波長である。この構成に
より、湿分の検出を効率的に行うことができる。第1波
長レーザとしては、例えばNd−YAGレーザ(波長
1.06μm)を用いることができ、第2波長レーザと
しては、例えばTm−YAGレーザ(波長2.01μ
m)を用いることができる。
ば、前記第1波長レーザの波長は、相対的に水分に吸収
されにくい波長であり、前記第2波長レーザの波長は、
相対的に水分に吸収されやすい波長である。この構成に
より、湿分の検出を効率的に行うことができる。第1波
長レーザとしては、例えばNd−YAGレーザ(波長
1.06μm)を用いることができ、第2波長レーザと
しては、例えばTm−YAGレーザ(波長2.01μ
m)を用いることができる。
【0012】更に、本発明の好ましい実施形態によれ
ば、前記レーザ送光装置による第1波長レーザと第2波
長レーザの少なくとも一方を、三角測量方式の距離測定
に併用する。この構成により、湿分の有無の他に、計測
位置を正確に測定することができ、これにより適切な危
険回避が可能となり、高速走行や安全走行を一層容易に
維持することができる。
ば、前記レーザ送光装置による第1波長レーザと第2波
長レーザの少なくとも一方を、三角測量方式の距離測定
に併用する。この構成により、湿分の有無の他に、計測
位置を正確に測定することができ、これにより適切な危
険回避が可能となり、高速走行や安全走行を一層容易に
維持することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付して使用する。図1は、本発
明によるレーザによる路面湿分検出装置の全体構成図で
ある。この路面湿分検出装置10は、路面を走行する車
両1(乗用車、大型車両、ブルドーザ等の特殊車両、
等)に搭載され、前方の路面2に斜めにレーザ光を投射
するようになっている。
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付して使用する。図1は、本発
明によるレーザによる路面湿分検出装置の全体構成図で
ある。この路面湿分検出装置10は、路面を走行する車
両1(乗用車、大型車両、ブルドーザ等の特殊車両、
等)に搭載され、前方の路面2に斜めにレーザ光を投射
するようになっている。
【0014】図1に示すように、本発明のレーザによる
路面湿分検出装置10は、レーザ送光装置12、レーザ
受光装置14、及び演算検知装置16からなる。レーザ
送光装置12は、水分に吸収されにくい第1波長レーザ
3aと吸収されやすい第2波長レーザ3bをそれぞれ路
面2に向けて斜めに投射するようになっている。また、
レーザ受光装置14は、路面2で反射された第1波長レ
ーザ3bと第2波長レーザ4bの強度をそれぞれ計測す
るようになっている。更に、演算検知装置16は、投射
レーザ3a,4aと反射レーザ3b,4bの強度比を第
1波長と第2波長に分けて演算し、その比較から路面の
湿分を検知するようになっている。
路面湿分検出装置10は、レーザ送光装置12、レーザ
受光装置14、及び演算検知装置16からなる。レーザ
送光装置12は、水分に吸収されにくい第1波長レーザ
3aと吸収されやすい第2波長レーザ3bをそれぞれ路
面2に向けて斜めに投射するようになっている。また、
レーザ受光装置14は、路面2で反射された第1波長レ
ーザ3bと第2波長レーザ4bの強度をそれぞれ計測す
るようになっている。更に、演算検知装置16は、投射
レーザ3a,4aと反射レーザ3b,4bの強度比を第
1波長と第2波長に分けて演算し、その比較から路面の
湿分を検知するようになっている。
【0015】図1に示すように、演算検知装置16で
は、第1波長レーザ3a,3bの反射強度I1 ′と投射
強度I1 の比I1 ′/I1 と、第2波長レーザ4a,4
bの反射強度I2 ′と投射強度I2 の比I2 ′/I2 と
を演算し、I1 ′/I1 >I2′/I2 の場合に路面が
濡れていると判断する。すなわち、濡れた路面で反射し
たレーザ光は、水分に吸収されにくい第1波長レーザ3
bでは通常の散乱強度であるが、水分に吸収されやすい
第2波長レーザ4bでは水分に吸収されるため通常の散
乱強度に比較して弱くなるので、この特性から路面の湿
分を検知することが可能となる。
は、第1波長レーザ3a,3bの反射強度I1 ′と投射
強度I1 の比I1 ′/I1 と、第2波長レーザ4a,4
bの反射強度I2 ′と投射強度I2 の比I2 ′/I2 と
を演算し、I1 ′/I1 >I2′/I2 の場合に路面が
濡れていると判断する。すなわち、濡れた路面で反射し
たレーザ光は、水分に吸収されにくい第1波長レーザ3
bでは通常の散乱強度であるが、水分に吸収されやすい
第2波長レーザ4bでは水分に吸収されるため通常の散
乱強度に比較して弱くなるので、この特性から路面の湿
分を検知することが可能となる。
【0016】図2は、水分吸収とレーザ波長の関係図で
ある。この図に示すように、相対的に水分に吸収されや
すい領域(例えば2μm付近)において、水分の吸収率
(透過率に反比例する)が高いが、この領域を外れた波
長(例えば1μm付近)では、水分の吸収率は非常に小
さくなる。従って、図2から明らかなように、前記第1
波長レーザ3aの波長は、相対的に水分に吸収されにく
い波長であり、前記第2波長レーザ4aの波長は、相対
的に水分に吸収されやすい波長である、ことが好まし
い。この構成により、湿分の検出を効率的に行うことが
できる。なお、第1波長レーザ3aとしては、例えばN
d−YAGレーザ(波長1.06μm)を用いることが
でき、第2波長レーザ4aとしては、例えばTm−YA
Gレーザ(波長2.01μm)を用いることができる。
ある。この図に示すように、相対的に水分に吸収されや
すい領域(例えば2μm付近)において、水分の吸収率
(透過率に反比例する)が高いが、この領域を外れた波
長(例えば1μm付近)では、水分の吸収率は非常に小
さくなる。従って、図2から明らかなように、前記第1
波長レーザ3aの波長は、相対的に水分に吸収されにく
い波長であり、前記第2波長レーザ4aの波長は、相対
的に水分に吸収されやすい波長である、ことが好まし
い。この構成により、湿分の検出を効率的に行うことが
できる。なお、第1波長レーザ3aとしては、例えばN
d−YAGレーザ(波長1.06μm)を用いることが
でき、第2波長レーザ4aとしては、例えばTm−YA
Gレーザ(波長2.01μm)を用いることができる。
【0017】図3は、上述した特性を確認した試験結果
である。なお、この試験では、水分に吸収されにくい第
1波長レーザ3aとして、Tm−YAGレーザ(波長
1.06μm)を用い、水分に吸収されやすい第2波長
レーザ4aとして、Ho−YAGレーザ(波長2.01
μm)を用いた。また第1波長レーザ3aと第2波長レ
ーザ4aを路面2に対して同一角度で投射し、かつ第1
波長レーザ3aと第2波長レーザ4aの投射強度I1 ,
I2 を同一にして、反射強度I1 ′,I2 ′を計測して
反射率I1 ′/I1 及びI2 ′/I2 を求めた。
である。なお、この試験では、水分に吸収されにくい第
1波長レーザ3aとして、Tm−YAGレーザ(波長
1.06μm)を用い、水分に吸収されやすい第2波長
レーザ4aとして、Ho−YAGレーザ(波長2.01
μm)を用いた。また第1波長レーザ3aと第2波長レ
ーザ4aを路面2に対して同一角度で投射し、かつ第1
波長レーザ3aと第2波長レーザ4aの投射強度I1 ,
I2 を同一にして、反射強度I1 ′,I2 ′を計測して
反射率I1 ′/I1 及びI2 ′/I2 を求めた。
【0018】この図から明らかなように、反射率I1 ′
/I1 とI2 ′/I2 の関係は、少なくとも路面2が濡
れている場合に、I1 ′/I1 >I2 ′/I2 の関係に
なっていることがわかる。
/I1 とI2 ′/I2 の関係は、少なくとも路面2が濡
れている場合に、I1 ′/I1 >I2 ′/I2 の関係に
なっていることがわかる。
【0019】更に、上述した実施形態では、レーザによ
る路面湿分検出装置についてのみ説明したが、レーザ送
光装置12による第1波長レーザ3aと第2波長レーザ
4aの少なくとも一方を、前述した三角測量方式の距離
測定に併用することができ、この構成により、路面の位
置測定から路面までの距離を同時に計測することがで
き、同時に路面の湿分を測定でき、これにより適切な危
険回避が可能となり、高速走行や安全走行を一層容易に
維持することができる。
る路面湿分検出装置についてのみ説明したが、レーザ送
光装置12による第1波長レーザ3aと第2波長レーザ
4aの少なくとも一方を、前述した三角測量方式の距離
測定に併用することができ、この構成により、路面の位
置測定から路面までの距離を同時に計測することがで
き、同時に路面の湿分を測定でき、これにより適切な危
険回避が可能となり、高速走行や安全走行を一層容易に
維持することができる。
【0020】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
【0021】
【発明の効果】上述したように本発明のレーザによる路
面湿分検出装置は、比較的小型で安価な装置により、走
行車両の前方の路面の湿分(水溜まりや濡れた路面)を
検出することができ、これにより危険回避が可能とな
り、高速走行や安全走行を維持することができる、等の
優れた効果を有する。
面湿分検出装置は、比較的小型で安価な装置により、走
行車両の前方の路面の湿分(水溜まりや濡れた路面)を
検出することができ、これにより危険回避が可能とな
り、高速走行や安全走行を維持することができる、等の
優れた効果を有する。
【図1】本発明によるレーザによる路面湿分検出装置の
全体構成図である。
全体構成図である。
【図2】水分吸収とレーザ波長の関係図である。
【図3】本発明による試験結果である。
【図4】三角測量方式の原理図である。
1 車両 2 路面 3a 第1波長レーザ(投射レーザ) 3b 第2波長レーザ(反射レーザ) 4a 第1波長レーザ(投射レーザ) 4b 第2波長レーザ(反射レーザ) 10 路面湿分検出装置 12 レーザ送光装置 14 レーザ受光装置 16 演算検知装置
Claims (4)
- 【請求項1】 水分に吸収されにくい第1波長レーザと
吸収されやすい第2波長レーザをそれぞれ路面に向けて
投射するレーザ送光装置と、路面で反射された第1波長
レーザと第2波長レーザの強度をそれぞれ計測するレー
ザ受光装置と、投射レーザと反射レーザの強度比を第1
波長と第2波長に分けて演算し、その比較から路面の湿
分を検知する演算検知装置と、を備えたことを特徴とす
るレーザによる路面湿分検出装置。 - 【請求項2】 第1波長レーザの反射強度I1 ′と投射
強度I1 の比I1 ′/I1 と、第2波長レーザの反射強
度I2 ′と投射強度I2 の比I2 ′/I2 とを演算し、
I1 ′/I1 >I2 ′/I2 の場合に路面が濡れている
と判断する、ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ
による路面湿分検出装置。 - 【請求項3】 前記第1波長レーザの波長は、相対的に
水分に吸収されにくい波長であり、前記第2波長レーザ
の波長は、相対的に水分に吸収されやすい波長である、
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザによる路面湿
分検出装置。 - 【請求項4】 前記レーザ送光装置による第1波長レー
ザと第2波長レーザの少なくとも一方を、三角測量方式
の距離測定に併用する、ことを特徴とする請求項1乃至
3に記載のレーザによる路面湿分検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8019724A JPH09210905A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | レーザによる路面湿分検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8019724A JPH09210905A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | レーザによる路面湿分検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09210905A true JPH09210905A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12007264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8019724A Pending JPH09210905A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | レーザによる路面湿分検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09210905A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009199154A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Ihi Corp | 水溜まり検出装置、無人走行車両及び水溜まり検出方法 |
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-
1996
- 1996-02-06 JP JP8019724A patent/JPH09210905A/ja active Pending
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