JPH09211149A - 時計用歯車 - Google Patents
時計用歯車Info
- Publication number
- JPH09211149A JPH09211149A JP1787896A JP1787896A JPH09211149A JP H09211149 A JPH09211149 A JP H09211149A JP 1787896 A JP1787896 A JP 1787896A JP 1787896 A JP1787896 A JP 1787896A JP H09211149 A JPH09211149 A JP H09211149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- bearing hole
- recess
- timepiece
- injection molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 abstract description 5
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 abstract 3
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 9
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 5
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高精度でかつ凹部に注油される潤滑油の保有
量の増大を図った時計用歯車を提供する。 【解決手段】 歯車1は、射出成形によってギア部2と
カナ部3とが一体に形成してあり、これらギア部とカナ
部との一方の側には、所定深さの軸受穴4が設けてあ
る。また、他方の側には所定の高さのホゾ5が設けてあ
る。軸受穴4の底部には、中央部を残して軸受穴の底面
をさらに所定の深さに掘り下げてなる凹部6が設けてあ
る。凹部6は、射出成形時における収縮による「ひけ」
を防止して歯車の精度を向上させ、かつ、凹部内に必要
十分な潤滑油の保有を可能にして潤滑油切れを防止す
る。
量の増大を図った時計用歯車を提供する。 【解決手段】 歯車1は、射出成形によってギア部2と
カナ部3とが一体に形成してあり、これらギア部とカナ
部との一方の側には、所定深さの軸受穴4が設けてあ
る。また、他方の側には所定の高さのホゾ5が設けてあ
る。軸受穴4の底部には、中央部を残して軸受穴の底面
をさらに所定の深さに掘り下げてなる凹部6が設けてあ
る。凹部6は、射出成形時における収縮による「ひけ」
を防止して歯車の精度を向上させ、かつ、凹部内に必要
十分な潤滑油の保有を可能にして潤滑油切れを防止す
る。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は時計用歯車に関するもので
ある。
ある。
【0002】
【従来の技術】置時計や掛時計等に用いられている時計
機械体の時計用歯車の大部分は、プラスチックの射出成
形品によって形成されている。時計用歯車の一般的な形
状はギア部とカナ部とが一体に形成してあり、ギア部と
カナ部の一方の側に所定の深さの軸受穴を設けるととも
に、他方の側に所定の高さのホゾが突設してあるものが
知られている。
機械体の時計用歯車の大部分は、プラスチックの射出成
形品によって形成されている。時計用歯車の一般的な形
状はギア部とカナ部とが一体に形成してあり、ギア部と
カナ部の一方の側に所定の深さの軸受穴を設けるととも
に、他方の側に所定の高さのホゾが突設してあるものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術の歯車の場合、ギア部の板厚が薄くカナ部を含む中央
部の容積が大きくなっている。このため射出成形時にお
いて中央部の収縮量が大きいため、いわゆる「ひけ」が
生じてギア部が変形するという問題がある。
術の歯車の場合、ギア部の板厚が薄くカナ部を含む中央
部の容積が大きくなっている。このため射出成形時にお
いて中央部の収縮量が大きいため、いわゆる「ひけ」が
生じてギア部が変形するという問題がある。
【0004】また、軸受穴は底部が平面に形成してある
ため、ここに注油した場合に表面張力が弱く穴奥のコー
ナに保たれる油量が少ないため、ここに注油される潤滑
油の流出量が多く潤滑油切れを起すことがある。特に、
ロータカナと噛合している歯車は回転数が高いためこの
問題が大きい。
ため、ここに注油した場合に表面張力が弱く穴奥のコー
ナに保たれる油量が少ないため、ここに注油される潤滑
油の流出量が多く潤滑油切れを起すことがある。特に、
ロータカナと噛合している歯車は回転数が高いためこの
問題が大きい。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の時計用歯車は、軸受穴の底部に中央部を
残して周囲を掘り下げてなる凹部を設けることにより、
歯車の中央部の容積を少なくして「ひけ」の発生の防止
を図るとともに、この凹部に保たれる潤滑油の量を多く
することによって潤滑油の切れをなくした。
めに、本発明の時計用歯車は、軸受穴の底部に中央部を
残して周囲を掘り下げてなる凹部を設けることにより、
歯車の中央部の容積を少なくして「ひけ」の発生の防止
を図るとともに、この凹部に保たれる潤滑油の量を多く
することによって潤滑油の切れをなくした。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の時計用歯車は、ギア部と
カナ部とが一体に形成してあり、ギア部とカナ部の一方
の側には所定の深さの軸受穴が設けてあり、他方の側に
は所定の高さのホゾが形成してあるものに適用したもの
である。この時計用歯車において、軸受穴の底部に中央
部を残して、その底面をさらに所定の深さに掘り下げて
なる凹部を設けたものである。
カナ部とが一体に形成してあり、ギア部とカナ部の一方
の側には所定の深さの軸受穴が設けてあり、他方の側に
は所定の高さのホゾが形成してあるものに適用したもの
である。この時計用歯車において、軸受穴の底部に中央
部を残して、その底面をさらに所定の深さに掘り下げて
なる凹部を設けたものである。
【0007】
【実施例】図1に示すように、時計用歯車1は、プラス
チック材の射出成形品によって構成されており、大径の
ギア部2とこのギア部の一側面に軸を同じくする小径の
カナ部3とが一体に形成してある。カナ部3には軸を同
じくする所定の高さに形成したホゾ5が突設してあり、
ギア部2のカナ部3の反対側の面には所定深さの軸受穴
4がその軸をギア部2の軸と同じにして設けてある。
チック材の射出成形品によって構成されており、大径の
ギア部2とこのギア部の一側面に軸を同じくする小径の
カナ部3とが一体に形成してある。カナ部3には軸を同
じくする所定の高さに形成したホゾ5が突設してあり、
ギア部2のカナ部3の反対側の面には所定深さの軸受穴
4がその軸をギア部2の軸と同じにして設けてある。
【0008】軸受穴4は入口側に円錐台状のガイド部4
aを形成してあり、このガイド部の内側からホゾ5に向
けて円筒状に掘り下げてある。軸受穴4の底部には、中
央部に円錐台状の突部4bを残して、軸穴の周囲に沿っ
て掘り下げてなる凹部6が設けてある。凹部6は、歯車
の中央部の肉の容積を少なくしているため、射出成形後
の温度の下降の際に生じる「ひけ」を少なくし、この
「ひけ」によるギア部の変形を少なくできる。
aを形成してあり、このガイド部の内側からホゾ5に向
けて円筒状に掘り下げてある。軸受穴4の底部には、中
央部に円錐台状の突部4bを残して、軸穴の周囲に沿っ
て掘り下げてなる凹部6が設けてある。凹部6は、歯車
の中央部の肉の容積を少なくしているため、射出成形後
の温度の下降の際に生じる「ひけ」を少なくし、この
「ひけ」によるギア部の変形を少なくできる。
【0009】また、軸受穴4には、シリコンオイル等の
潤滑油が注入されてから時計のケースと一体の地板7に
設けてある支持軸8が挿着される。軸受穴4に凹部6を
所定の深さに掘り下げて凹部6の表面積を大きく形成し
てあるので、凹部6に潤滑油を注油すると、表面張力に
よって凹部6に多量の潤滑油を保つことができる。
潤滑油が注入されてから時計のケースと一体の地板7に
設けてある支持軸8が挿着される。軸受穴4に凹部6を
所定の深さに掘り下げて凹部6の表面積を大きく形成し
てあるので、凹部6に潤滑油を注油すると、表面張力に
よって凹部6に多量の潤滑油を保つことができる。
【0010】時計用歯車のうち、特にロータカナと噛合
する歯車は、ロータからの高速かつ間欠的な回転力の伝
達を受けるため、荷重に対する負担が大きく、潤滑油の
果たす機能は大きなものとなっているので、多量の潤滑
油の保有を可能にした本発明の歯車の貢献度は大きい。
なお、本発明は時計用歯車以外にも各種の機器の歯車に
も応用可能である。
する歯車は、ロータからの高速かつ間欠的な回転力の伝
達を受けるため、荷重に対する負担が大きく、潤滑油の
果たす機能は大きなものとなっているので、多量の潤滑
油の保有を可能にした本発明の歯車の貢献度は大きい。
なお、本発明は時計用歯車以外にも各種の機器の歯車に
も応用可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、射出成形の際の「ひ
け」による変形を少なくできるので、精密な時計用歯車
が得られるとともに潤滑油の保有量を多くすることがで
き、潤滑油切れを生じることがない。
け」による変形を少なくできるので、精密な時計用歯車
が得られるとともに潤滑油の保有量を多くすることがで
き、潤滑油切れを生じることがない。
【図1】展開断面図である。
1 歯車 2 ギア部 3 カナ部 4 軸受穴 5 ホゾ 6 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 ギア部とカナ部とが一体に形成してあ
り、上記ギア部と上記カナ部の一方の側には所定の深さ
の軸受穴が設けてあり、他方の側には所定の高さのホゾ
が形成してある時計用歯車において、上記軸受穴の底部
には、中央部を残して該軸受穴の底面をさらに所定の深
さに掘り下げてなる凹部が設けてあることを特徴とする
時計用歯車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01787896A JP3354778B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 時計用歯車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01787896A JP3354778B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 時計用歯車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09211149A true JPH09211149A (ja) | 1997-08-15 |
| JP3354778B2 JP3354778B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=11955958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01787896A Expired - Fee Related JP3354778B2 (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | 時計用歯車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3354778B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH700154A1 (fr) * | 2008-12-24 | 2010-06-30 | Complitime Sa | Pièce d'horlogerie comprenant un organe de pivotement. |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP01787896A patent/JP3354778B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH700154A1 (fr) * | 2008-12-24 | 2010-06-30 | Complitime Sa | Pièce d'horlogerie comprenant un organe de pivotement. |
| WO2010072629A1 (fr) * | 2008-12-24 | 2010-07-01 | Complitime Sa | Piece d'horlogerie comprenant un organe de pivotement |
| US8568020B2 (en) | 2008-12-24 | 2013-10-29 | Complitime Sa | Timepiece including a pivoting member |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3354778B2 (ja) | 2002-12-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |