JPH09214676A - 走査光学装置 - Google Patents

走査光学装置

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JPH09214676A
JPH09214676A JP8018692A JP1869296A JPH09214676A JP H09214676 A JPH09214676 A JP H09214676A JP 8018692 A JP8018692 A JP 8018692A JP 1869296 A JP1869296 A JP 1869296A JP H09214676 A JPH09214676 A JP H09214676A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読み取り時の装置内に入り込む外乱光の
影響及び電気的な外来ノイズの影響を低減し、かつ安価
に構成できる走査光学装置を提供することである。 【解決手段】 半導体レーザ1,2から放射された光束
は合成ミラー3によって共通光路に合成された後、ポリ
ゴンミラー4により反射、偏向されて、fθレンズ5に
より集光され、その集光された光束は分離ミラー6に入
射され、ここで、前記半導体レーザ1から放射された光
束が感光体7の画像形成面に入射されて画像の記録が為
され、他の半導体レーザ2から放射された光束が原稿8
の読み取り面に入射され、ここで反射した散乱光を光電
変換素子31〜33が検出する。そして、前記他の半導
体レーザ2から放射されて前記原稿8に照射される光束
を変調回路9により一定周波数で変調制御する一方、前
記光電変換素子31〜33により検出された信号を復調
回路11によって復調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
により画像を記録するレーザビームプリンタ等に用いら
れ、原稿の画像情報を読み取ることが可能な走査光学装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿面を例えば蛍光灯で照明
し、原稿面からの反射光を縮小・投影レンズを用いて、
例えば、電荷結合素子(CCD)からなるラインセンサ
に導き、このラインセンサからの検出出力により、画像
の1ライン毎の画像情報を得ると共に、原稿面を読み取
りラインと直交する方向に沿って走査することにより、
画像全体の画像情報を得ることにより、原稿画像を全面
に渡り読み取ることができる画像読み取り光学系が知ら
れていた。
【0003】一方、ポリゴンミラーを用いてレーザビー
ムを感光ドラム表面の感光層を軸方向に走査(主走査)
すると共に、感光ドラムを回転(副走査)させ、感光ド
ラム表面の感光層に画像に対応した潜像を形成させる画
像書き込み光学系も知られている。なお、この画像書き
込み光学系で形成された潜像は、所謂電子写真法を利用
して、現像装置によりトナーが付着させられてトナー像
が形成(現像)され、そして、転写装置により記録用紙
上にトナー像が転写され、定着装置により転写されたト
ナー像を記録用紙上に定着させるようにして記録紙上に
書き込み形成するようにしている。
【0004】以上をふまえて、特開平7−199097
公報に記載の装置では、上述した画像読み取り機能及び
画像書き込み機能を共に有しつつ、画像読み取り光学系
と画像書き込み光学系における光学部品の共通化を図っ
た装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平7−199097公報に記載の装置によれば、画像
を読み取る場合、原稿の走査面からの反射光に応じて画
像を読み取るようにしている。このため、装置内に外乱
光が入った場合に、画像情報が誤って読み取られるばか
りか、場合によっては全く読み取ることが不能となる虞
がある。
【0006】また、反射光を検出するには、光電変換素
子により生じる光量に応じた光電流を増幅回路によって
増幅することが一般的である。このとき、光電変換素子
から生じる光電流の周波数は、ポリゴンミラーを介して
連続的に原稿上を走査するため、原稿が全面白の場合に
最低周波数となり、また、原稿上の走査ビーム径によっ
て制限される最高解像度に対応した黒点もしくは白点を
読み取った場合に最高周波数となる。このため、画像情
報の濃淡を画像のパターンに依存せずに読み取るには、
前記最低周波数から前記最高周波数に至るまで平坦な増
幅率を有する増幅回路を必要とするため、回路が大規模
となり安価な装置を提供することができない。さらに
は、前記回路に電磁波等による外来ノイズが混入した状
況において、前記外来ノイズは読み取った画像情報に、
例えば、黒線や白抜けといった形で影響を与える。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、原稿を照射する光束を一定の周
波数で変調し、前記原稿からの散乱光を受光して得られ
る電気信号を復調して前記原稿の画像情報を読み取るこ
とにより、装置内に入り込む外乱光の影響を低減すると
共に、電気的な外来ノイズの影響を低減することができ
る走査光学装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の走査光学装置は、互いに
波長特性が異なる複数の光源と、前記複数の光源から放
射される光束を合成して共通光路を進ませる光路合成手
段と、前記共通光路に配置され、前記光路合成手段によ
って合成された光束を反射、偏向する光偏向手段と、前
記光偏向手段によって反射した光束を集光する集光手段
と、前記集光手段を経た光束の内、少なくとも1つの前
記光源から放射された光束を感光体の画像形成面に入射
させると共に、他の光源から放射された光束を原稿の読
み取り面に入射させる光路分離手段と、前記原稿の読み
取り面に照射されて反射した散乱光を検出する光検出手
段とを備えたものを対象として、特に、前記他の光源か
ら放射されて前記原稿に照射される光束を一定周波数で
変調制御する変調器と、前記光検出手段によって検出さ
れた信号を前記変調器の変調信号に応じた周波数によっ
て復調し、かつその復調信号に基づいて前記原稿から画
像情報を読み取るための復調器とを備えている。
【0009】従って、この発明によれば、前記複数の光
源から放射された光束は光路合成手段によって共通光路
を進むように合成され、その合成された光束は前記光偏
向手段によって反射、偏向され、その反射された光束は
前記集光手段によって集光され、その集光された光束は
前記光路分離手段に入射され、ここで、少なくとも1つ
の前記光源から放射された光束を感光体の画像形成面に
入射させて画像の記録を為し、他の光源から放射された
光束を原稿の読み取り面に入射させて、その読み取り面
から反射した散乱光を光検出手段によって検出する。そ
して、前記他の光源から放射されて前記原稿に照射され
る光束を前記変調器によって一定周波数で変調制御する
一方、前記光検出手段によって検出された信号を前記復
調器によって前記変調器の変調信号に応じた周波数によ
って復調し、かつその復調信号に基づいて前記原稿から
画像情報を読み取る。
【0010】また、請求項2に記載の走査光学装置は、
前記各光源の内、前記原稿に入射される光源の波長を約
400〜700ナノメートルの可視光としたものであ
る。従って、前記光源から射出された約400〜700
ナノメートルの波長の光束が変調されて原稿に照射さ
れ、原稿からの散乱光を光検出器で検出して復調器で復
調することにより、原稿上の画像情報が読み取られる。
【0011】また、請求項3に記載の走査光学装置は、
前記各光源が、半導体発光素子によって構成されてお
り、前記変調器は、前記半導体発光素子を駆動する電流
を制御するように構成されている。従って、前記半導体
発光素子から射出された光束が変調されて原稿に照射さ
れ、原稿からの散乱光を光検出器で検出して復調器で復
調することにより、原稿上の画像情報が読み取られる。
【0012】また、請求項4に記載の走査光学装置は、
前記各光源の内の少なくとも1つは、前記復調器により
得られた復調信号に基づいて変調されており、その変調
された光源からの光束を前記感光体の画像形成面に入射
させるようにしている。従って、原稿の画像情報の読み
取りと同時に、その画像を前記感光体の画像形成面に書
き込むことができる。
【0013】また、請求項5に記載の走査光学装置は、
前記光検出手段が、複数の光電変換素子によって構成さ
れている。従って、前記原稿上のどの走査位置において
も略等しい信号量で画像情報を得ることができ、画像情
報の読み取りを常に確実、かつ安定化することができ
る。
【0014】さらに、請求項6に記載の走査光学装置
は、前記光路合成手段及び光路分離手段が、前記各光源
から放射された光束をその波長特性の相違に基づいて反
射もしくは透過する特性を有するダイクロイックミラー
によって構成されている。従って、感光体の画像形成面
に入射させる光束と、前記原稿の読み取り面に入射させ
る光束とを波長特性に従って確実に分離することがで
き、常に画像情報の読み取りと書き込みとを所定通り正
確に実施することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の走査光学装置を
具体化した実施の形態について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1は、本実施の形態の走査光学装置を模
式的に示す構成図である。この走査光学装置は、画像書
き込み光学系と画像読み取り光学系の両方の機能を有し
ている。
【0017】先ず、画像書き込み光学系として機能する
場合について説明する。ある波長λ1(例えば、780
ナノメートル)を有する光源である半導体レーザ1から
射出された光束の光路上に、本発明の光路合成手段であ
る合成ミラー3と、本発明の光偏向手段であるポリゴン
ミラー4とが配設されており、光源1から射出された光
束は合成ミラー3を透過後、ポリゴンミラー4によって
反射、偏向され、本発明の集光手段である等速レンズ
(以下fθレンズと称する)5によって集光されると共
に、光路上に配設された本発明の光路分離手段である分
離ミラー6によって感光体7上に入射される。前記ポリ
ゴンミラー4が一定速度で回転することにより、光束は
感光体7上を走査するが、ポリゴンミラー4の角度誤差
により画像記録開始位置がばらつくことを防ぐために、
画像記録開始位置の手前で光束を検知する図示しない光
センサを設け、一定時間後に画像記録を開始することで
感光体7上での記録位置を揃えるようにしている。な
お、前記合成ミラー3及び分離ミラー6は、それぞれ各
光束の波長の違いによって反射或いは透過する特性を持
つダイクロイックミラーが用いられる。
【0018】次に、画像読み取り光学系として機能する
場合について説明する。ある波長λ2(例えば、670
ナノメートル)を有する光源である半導体レーザ2から
射出された光束の光路上に、前記合成ミラー3が配設さ
れており、光源2から射出された光束は後で説明する合
成ミラー3の機能により反射され、画像書き込み用の光
源である半導体レーザ1から射出される光束と同じ共通
光路上を進み、前記ポリゴンミラー4によって反射、偏
向された後、前記fθレンズ5によって集光されると共
に、その集光された光束が前記分離ミラー6を透過し、
読み取り対象である原稿8の読み取り走査位置に入射す
る。原稿8からの散乱反射光は、分離ミラー6に対して
原稿8側に配設された本発明の光検出手段、即ち、例え
ば、複数個のフォトダイオードからなる光電変換素子3
1〜33によって受光される。この3個の光電変換素子
には、各素子に受光光量に応じた光電流が発生するが、
この光電流を受光素子駆動回路10によって電流電圧変
換し、各素子毎に生じる受光光量に応じた信号電圧を加
算した信号を出力する。
【0019】前記原稿8に入射される光束は、本発明の
変調器である変調回路9によって一定周波数で変調され
ているため、受光素子駆動回路10から出力される受光
信号は、一定周波数の搬送波を持った信号となる。この
信号を本発明の復調器である復調回路11で復調検波す
ることによって得られた信号は、原稿8からの反射光量
に比例した信号であり、原稿8の走査位置上が白色であ
る場合は最大電圧を示し、原稿8の走査位置上が黒色で
ある場合は最小電圧を示すので、原稿上の画像情報を電
圧の高低差により読み取ることができる。
【0020】前記のように検出された各走査位置での信
号は、反射光の強度によって白色と黒色とに判別され、
1ライン分の画像情報を読み取ることができる。これ
を、原稿を送りながら原稿の読み取り範囲分繰り返すこ
とにより、原稿面の画像情報を全て読み取ることができ
る。また、前述の反射光量の強弱から白黒を階調に分け
て表現することも十分可能である。この読み取った画像
情報は、原稿8の位置が感光体7とほぼ等しい距離に配
設されているので、原稿8上の走査ビーム径と感光体7
上の走査ビーム径とがほぼ同じ大きさになるため、画像
の記録の際の解像度と同程度で読み取ることが可能であ
る。なお、変調回路9によって行う変調周波数は、少な
くとも走査ビームが装置で定めた最高解像度に相当する
ドットもしくはラインを走査する時間を1周期とするこ
とが必要であり、さらに、前記の周波数の数倍から数十
倍の周波数を用いることが望ましい。
【0021】図2、図3は、前記ダイクロイックミラー
によって構成された合成ミラー3及び分離ミラー6の分
光反射特性を表す特性図であり、横軸が波長で縦軸が反
射率である。図2を参照しながら説明すると、書き込み
用光源である半導体レーザ1の光束の波長をλ1、読み
取り用光源である半導体レーザ2の光束の波長をλ2と
すると、波長λ1での反射率R1と波長λ2での反射率
R2は異なった値となっており、R2はR1に比べて数
百から数千倍の反射率を持つと共に、波長λ1での透過
率は基材であるガラス並の値となっている。図1に示す
本実施の形態の構成例の場合、このダイクロイックミラ
ーを合成ミラー3に用いることにより、波長λ1を有す
る書き込み用の光束は透過してポリゴンミラー4にその
まま入射するようになっており、波長λ2を有する読み
取り用の光束は反射され書き込み用の光束と同じ光路を
進んだ後、ポリゴンミラー4に入射する。また、図3に
示すダイクロイックミラーの特性は、前記のダイクロイ
ックミラーと波長特性が異なっており、波長λ1を反射
し、波長λ2を透過する特性を有している。
【0022】図1に示す本実施の形態の構成例の場合、
図3にその特性を示したダイクロイックミラーを分離ミ
ラー6に用いることにより、合成ミラー3で合成した光
束を波長に応じて分離し、書き込み用の光束を感光体7
上に入射させつつ、読み取り用の光束を原稿8上に入射
させることができる。当然ことながら、分離ミラー6に
図2で示した特性を有するダイクロイックミラーを用い
る場合には、感光体7の位置と原稿8の位置とを入れ替
えるだけでよい。
【0023】図4は、図1のような3個の光電変換素子
31〜33の構成において、A4幅である210ミリの
原稿を走査した場合について、画像の印字された部位で
各光電変換素子が受光した反射光の光量を、印字されて
いない部位での反射光の光量から引いた検出信号強度を
示したもので、横軸に原稿上を光束が照射した走査位
置、縦軸に検出信号強度をとってある。34で示す検出
信号強度は、31〜33の検出信号強度の和である。ま
た、図5は光電変換素子を1個とした場合であり、図6
は光電変換素子を2個とした場合、図7は光電変換素子
を4個とした場合である。図4から図7で判るように、
光電変換素子の個数を多くした方が各走査位置での信号
量を均一に得ることができる。しかし、図4から判るよ
うに、光電変換素子が3個の場合でも各素子を最適な位
置に配置すれば信号をほぼ均一に検出することでき、む
やみに素子の数を増やす必要はないのである。つまり、
原稿8からの反射光を最適な位置に配置した複数の光電
変換素子で受光すれば、従来のようにラインセンサを使
うことなく、原稿上のどの走査位置でもほぼ等しい信号
量で画像情報を得ることが可能である。
【0024】受光素子駆動回路10は、図8に示す受光
部と、図9に示す加算回路から構成されている。図8に
示す回路は光電変換素子31〜33それぞれに接続さ
れ、光電変換素子からの微小な光電流を増幅している。
本発明では、原稿8に照射する光束は一定周波数で変調
されているため、光電変換素子からの光電流は一定周波
数の搬送波をもった信号であり、増幅回路はその変調周
波数成分のみを増幅する、所謂同調増幅回路となってい
る。このため、電磁波等の電気的なノイズが微小な光電
流を扱う回路初段に混入しても、他の周波数成分の信号
は増幅されないので、この増幅回路の出力には影響を与
えない。図9は、オペアンプを用いた一般的な加算回路
であり、図8に示す回路からの受光部出力をそれぞれ加
算し出力している。
【0025】図10に示す回路は、復調回路11の具体
的な構成例であり、一般的な検波回路である。この回路
の抵抗器とコンデンサとの値を変調周波数によって定ま
る好適な値に設定することにより、図9に示した加算回
路から出力された信号を復調し、原稿上の白黒の濃淡に
比例した直流信号に変換して出力する。図11に示す波
形は、復調回路11の動作例であり、図中21で示す波
形が入力信号であり、図中22で示す波形が出力信号で
ある。復調回路11は波形21の包絡線である波形22
を出力信号として復調検波している。
【0026】次に、他の実施の形態について説明する。
【0027】原稿8に形成されている画像がインクや染
料で書かれている場合、人間の目には黒色で認識される
が、赤外光を照射したときには画像の部分も反射されて
白色として検出されることがある。つまり、原稿8は可
視光で読み取られることが望ましく、従って、読み取り
用光源である半導体レーザ2は可視光である400〜7
00ナノメートルの波長で発振するものが要求される。
言うまでもないが、光源は、半導体レーザの代わりにY
AGレーザ等の固体レーザであってもよく、また、レー
ザ光の波長を短波長化するために非線形光学素子を備え
たものであってもよい。
【0028】図12に示すものは、原稿を照射する光源
として半導体レーザを用いた場合の変調回路9の構成例
である。この回路は、変調信号に基づいて半導体レーザ
に流す電流を制御し、半導体レーザから射出される光束
を変調することを可能としているものである。
【0029】図13に示すものは、本発明の請求項4を
実現するための構成例である。先ず、変調回路9により
変調された光束は集光された後、原稿8上を偏向走査さ
れ、そして、前記実施の形態で説明したものと同様に、
光電変換素子31〜33で受光され、受光素子駆動回路
10及び復調回路11によって原稿上の画像情報が出力
される。この、復調回路10から出力される画像情報を
レーザ駆動回路13で即座に半導体レーザ1の書き込み
用の信号に変換し、半導体レーザ1を原稿8上の画像情
報に基づいて変調させ、原稿8から読み取った画像情報
を読み取り動作と同時に書き込むようになっている。こ
の一連の動作を、原稿8を送りつつ感光体7を原稿8と
同期して回転させることより、原稿8を一回の読み取り
動作で複写することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載の走査光学装置によれば、原稿を
照射するための光源を変調器によって一定周波数で変調
し、その原稿からの反射光を復調器により復調して原稿
上の画像情報を読み取っているため、外乱光の影響を受
けにくく、また、受光回路に外部からの電磁波ノイズが
混入することを防ぐと共に、回路構成を簡単、かつ安価
なものとすることができる。
【0031】また、請求項2に記載の走査光学装置によ
れば、原稿を照射するための光源として、400〜70
0ナノメートルの波長である可視光を放射しているた
め、インクや染料で形成された画像を読み取る場合で
も、確実に高精度で読み取ることができる。
【0032】また、請求項3に記載の走査光学装置によ
れば、原稿を照射するための光源を、半導体レーザのよ
うな半導体発光素子で構成し、半導体発光素子に流す電
流量を制御して光源を変調しているため、変調器を簡
単、かつ安価な回路構成で実現することができる。
【0033】また、請求項4に記載の走査光学装置によ
れば、原稿の画像情報を読み取った信号を用いて、画像
書き込み用の光源を駆動・変調しているため、読み取り
の動作と同時に書き込みの動作を行うことができ、高速
に複写することが可能になり、さらには、読み取った画
像情報を記憶手段に保存する必要がないので、装置を安
価に構成することができる。
【0034】また、請求項5に記載の走査光学装置によ
れば、前記光検出手段が、複数の光電変換素子によって
構成されているので、前記原稿上のどの走査位置におい
ても略等しい信号量で画像情報を得ることができ、画像
情報の読み取りを常に確実、かつ安定化することができ
る。
【0035】さらに、請求項6に記載の走査光学装置に
よれば、前記光路合成手段及び光路分離手段が、前記各
光源から放射された光束をその波長特性の相違に基づい
て反射もしくは透過する特性を有するダイクロイックミ
ラーによって構成されているので、感光体の画像形成面
に入射させる光束と、前記原稿の読み取り面に入射させ
る光束とを波長特性に従って確実に分離することがで
き、常に画像情報の読み取りと書き込みとを所定通り正
確に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の走査光学装置を模式的に
示す構成図である。
【図2】ダイクロイックミラーの分光反射特性を示す図
である。
【図3】ダイクロイックミラーの分光反射特性を示す図
である。
【図4】光電変換素子が3個の場合の信号特性図であ
る。
【図5】光電変換素子が1個の場合の信号特性図であ
る。
【図6】光電変換素子が2個の場合の信号特性図であ
る。
【図7】光電変換素子が4個の場合の信号特性図であ
る。
【図8】受光素子駆動回路を構成する増幅回路の回路図
である。
【図9】受光素子駆動回路を構成する加算回路の回路図
である。
【図10】復調回路の回路図である。
【図11】復調回路の入力信号と出力信号の波形であ
る。
【図12】変調回路の回路図である。
【図13】本発明の他の実施の形態の走査光学装置を模
式的に示す構成図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 半導体レーザ 3 合成ミラー 4 ポリゴンミラー 5 fθレンズ 6 分離ミラー 7 感光体 8 原稿 9 変調回路 11 復調回路 21 復調回路の入力信号波形 22 復調回路の出力信号波形 31〜33 光電変換素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに波長特性が異なる複数の光源と、
    前記複数の光源から放射される光束を合成して共通光路
    を進ませる光路合成手段と、前記共通光路に配置され、
    前記光路合成手段によって合成された光束を反射、偏向
    する光偏向手段と、前記光偏向手段によって反射した光
    束を集光する集光手段と、前記集光手段を経た光束の
    内、少なくとも1つの前記光源から放射された光束を感
    光体の画像形成面に入射させると共に、他の光源から放
    射された光束を原稿の読み取り面に入射させる光路分離
    手段と、前記原稿の読み取り面に照射されて反射した散
    乱光を検出する光検出手段とを備えた走査光学装置にお
    いて、 前記他の光源から放射されて前記原稿に照射される光束
    を一定周波数で変調制御する変調器と、 前記光検出手段によって検出された信号を前記変調器の
    変調信号に応じた周波数によって復調し、かつその復調
    信号に基づいて前記原稿から画像情報を読み取るための
    復調器とを備えたことを特徴とする走査光学装置。
  2. 【請求項2】 前記各光源の内、前記原稿に入射される
    光源の波長を約400〜700ナノメートルの可視光と
    したことを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
  3. 【請求項3】 前記各光源は、半導体発光素子によって
    構成されており、前記変調器は、前記半導体発光素子を
    駆動する電流を制御することを特徴とする請求項1に記
    載の走査光学装置。
  4. 【請求項4】 前記各光源の内の少なくとも1つは、前
    記復調器により得られた復調信号に基づいて変調されて
    おり、その変調された光源からの光束を前記感光体の画
    像形成面に入射させるようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の走査光学装置。
  5. 【請求項5】 前記光検出手段は、複数の光電変換素子
    によって構成したことを特徴とする請求項1に記載の走
    査光学装置。
  6. 【請求項6】 前記光路合成手段及び光路分離手段は、
    前記各光源から放射された光束をその波長特性の相違に
    基づいて反射もしくは透過する特性を有するダイクロイ
    ックミラーによって構成したことを特徴とする請求項1
    に記載の走査光学装置。
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