JPH09214965A - 動画像符号化方法および装置 - Google Patents

動画像符号化方法および装置

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JPH09214965A
JPH09214965A JP2138296A JP2138296A JPH09214965A JP H09214965 A JPH09214965 A JP H09214965A JP 2138296 A JP2138296 A JP 2138296A JP 2138296 A JP2138296 A JP 2138296A JP H09214965 A JPH09214965 A JP H09214965A
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淳 嵯峨田
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裕尚 如沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラのパニングやチルト、ズームなどによ
って引き起こされる符号化される画像信号の動きが激し
い部分を品質良く符号化できるようにする。 【解決手段】 符号化対象画像1が、多角形パターン2
と共に動き検出部3に入力され、動ベクトル18が求め
られる。動ベクトル18はカメラパラメータ検出部23
に入力され、カメラパラメータ24が検出される。カメ
ラパラメータ24は解像度変換部位決定部25に入力さ
れ、その種類および度合に従い、符号化対象画像1のど
の部分の解像度を高くし、どの部分を低くするかが決定
され、解像度変換部位識別子26として出力される。空
間冗長度圧縮部10では解像度変換部位識別子26に
「重要」と示される部位に対応するマクロブロックでは
量子化特性値を細かくして符号化し、「重要でない」と
示される部位に対応するマクロブロックでは量子化特性
値を荒くして符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像通信、画像記
録等に利用される画像信号のディジタル圧縮符号化方法
に関し、詳しくは画像信号を端末間で送受信する場合や
ファイルに蓄積する場合などに用いられる画像符号化方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ITU−T(前CCITT)勧告H.2
61は、「p×64kb/sオーディオビジュアルサー
ビス用ビデオ符号化方式」と題され、64kb/s(p
=1)から2Mb/s(p=30)までのビットレート
を用いる通信用のビデオ符号化標準である。標準化の作
業開始は1984年12月、勧告成立は1990年12
月である。アプリケーションとしてはテレビ電話、テレ
ビ会議等が挙げられる。H.261は動画像信号の時間
的冗長度を動き補償予測により抑圧し、各フレームの空
間的冗長度を離散コサイン変換(DCT)符号化により
抑圧する。
【0003】以下、図3を用いてH.261を用いた画
像通信装置の概要を、図4を用いてH.261の符号化
アルゴリズムを簡単に説明する。
【0004】図3に示す画像通信装置はカメラ30とA
/D変換部31とフォーマット変換部32と映像符号化
部33と多重化部34よりなる。映像信号35はカメラ
30から出力された映像信号であり、信号形式はNTS
C(National Television System Comitee)、PAL
(Phase Alternate Line)、SECAM(Sequential C
ouleur a Memore )等のアナログ信号である。ディジタ
ル信号36はフォーマット変換部32への入力信号であ
り、NTSC、PAL、SECAM等の信号をA/D変
換部31で変換したディジタル映像信号である。信号3
7は共通中間フォーマット(Common Intermedeate Form
at: CIF 、またはQuarter CIF: QCIF )である。信号3
8は映像符号化部33で圧縮された映像信号であり、多
重化部34への入力信号である。
【0005】カメラ30により人物や風景、書画等を撮
像し、その映像信号35はカメラ30からNTSC、P
AL、SECAM等のアナログ信号形式で出力され、A
/D変換部31でディジタル信号36となり、フォーマ
ット変換部32へ入力される。その際、ITU−T国際
標準化勧告に従った映像符号化部33を利用するため、
フォーマット変換部32において、入力されたディジタ
ル信号36はCIFまたはQCIFの信号37に変換さ
れ、ITU−T勧告H.261で規定される高機能符号
化方式に従う映像符号化部33で圧縮される。この圧縮
されたディジタル映像信号38は、さらに、ディジタル
化された音声信号やデータ信号とともに、多重化部34
において、ITU−T勧告H.221で規定されるフレ
ーム構成に多重化され、ISDN(Integrated Service
s Digital Network )等の回線交換網や、高速ディジタ
ル回線等の専用線を通して相手装置に送られる。
【0006】図4は図3の映像符号化部33、すなわ
ち、ITU−T勧告H.261で規定される符号化方式
に従う映像符号化装置の構成例を示す図である。
【0007】まず、符号化対象画像1は正方形パターン
2’と共に動き検出部3に入力され、16画素×16ラ
インのマクロブロックと称される正方形ブロックに分割
される。動き検出部3では、符号化対象画像1の中の各
マクロブロックごとに、参照画像との間の動き量を検出
し、得られた動ベクトル18をブロック動き補償部4に
送る。ここで、各マクロブロックの動ベクトル18は、
参照画像において、着目マクロブロックとのマッチング
度が最も高いブロックの座標と、着目マクロブロックの
座標との変位として表される。動ベクトルの探索範囲
は、着目マクロブロックの座標とその周囲の±15画素
×±15ラインに制限される。
【0008】次に、ブロック動き補償部4では、各マク
ロブロックの動ベクトル18とフレームメモリ5に蓄積
された直前フレームの局部復号画像6とから動き補償予
測画像7を生成する。ここで得られた動き補償予測画像
7は符号化対象画像1と共に減算器8に入力される。両
者の差分すなわち動き補償予測誤差9は、DCT/量子
化部10’においてDCT変換され、さらに量子化され
て圧縮差分データ11となる。ここで、DCTのブロッ
クサイズは8×8である。
【0009】H.261では、符号化のビットレートは
約40kb/sから2Mb/sの範囲にあるが、入力画
像信号は、その画像の複雑さや動きの激しさによって情
報の発生量が変動する。この変動を吸収し、一定の伝送
速度で伝送するには符号発生量制御(レート制御)が行
なわれる。H.261やMPEG1,MPEG2など従
来の符号化方式では、この制御法は設計の自由である
が、一般的には、送信バッファを設けておき、このバッ
ファの占有率に応じてMQUANT(量子化特性)と呼
ばれる値を制御する方式がよく用いられる。すなわちバ
ッファの占有率以外は量子化の細かさを変える要因とし
て用いていない。
【0010】圧縮差分データ11(量子化インデック
ス)は差分データ符号化部12においてデータ圧縮さ
れ、差分画像符号化データ13となる。一方、動ベクト
ル18は動ベクトル符号化部19において符号化され、
得られた動ベクトル符号化データ20は差分画像符号化
データ13と共に多重化部21にて多重化され、多重化
データ22として伝送される。
【0011】なお、復号装置と同じ復号画像を符号化装
置内でも得るため、圧縮差分データ11(量子化インデ
ックス)は逆量子化/逆DCT部14’で量子化代表値
に戻され、さらに逆DCT変換された後、伸張差分画像
15となる。伸張差分画像15と動き補償予測画像7は
加算器16で加算され、局部復号画像17となる。この
局部復号画像17はフレームメモリ5に蓄積され、次の
フレームの符号化時に参照画像として用いられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、入
力画像信号の複雑さとは無関係に、送信バッファの占有
率だけで量子化の細かさが決定されるため、カメラのパ
ニングやチルト、ズームなどによって引き起こされる符
号化される画像信号の動きが激しい部分では、視覚的に
十分な画質を維持することが不可能である。
【0013】例えばズームの際など人間の目がズームの
中心点に注がれる場合などでは、画面の端など、実際に
人間の目にはあまり視覚的に影響しない部分にまで同じ
量子化の細かさで符号化するため、もっとも視覚的に歪
みが目につくズームの中心点が他の場所と同様に平均的
に歪んでしまうという問題がある。
【0014】また、例えば定常的にカメラがパニング、
チルトするような動画像信号の場合は、明らかに次のフ
レームでは画面外に出ていってしまう部分に沢山の符号
量を割り当てるのは極めて非効率である。
【0015】すなわち、従来の画像符号化方法では、カ
メラの動き量に関わらず、画面全体に一定の量子化特性
で入力画像信号を符号化するため、カメラが激しくパニ
ングやチルト、ズームをするような動きの激しい画像で
は、画面全体が大きく歪んだり、もしくは例えばズーム
インの際に多くの人間が目が行くズームの中心点が他の
場所と同様にぼけてしまうなど、画質が著しく低下し、
逆に無理に画質を良くするために画面全体的に量子化特
性値を細かくすると、視覚的に十分なフレーム数を符号
化/伝送することができなくなってしまうという問題点
があった。
【0016】本発明の目的は、上記問題点を解決し、カ
メラのパニングや、チルトや、ズーム等が入力信号に含
まれる際には、利用者がカメラの動きを意識することな
く、歪みが存在すると視覚的に歪みが目につく部位の解
像度を自動的に高くし、画像信号を品質良く符号化でき
る動画像符号化方法および装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の動画像符号化方
法は、入力された画像信号のカメラパラメータが既知の
際には該カメラパラメータをそのまま用い、既知でない
場合にはカメラパラメータを検出し、該カメラパラメー
タに従って、入力された画像信号のある特定の部位の解
像度を高く、もしくは低くして符号化することを特徴と
する。
【0018】本発明の実施態様によれば、画像信号のカ
メラパラメータを検出するに当たり、符号化対象画像を
複数の小領域に分割し、符号化対象画像と予測参照画像
との間の動き量を前記小領域毎に求め、求められた小領
域毎の動き量よりカメラパラメータを検出する。
【0019】本発明の実施態様によれば、カメラパラメ
ータに従って入力画像のある特定の部位の解像度を高く
もしくは低くする際、どの部位の解像度を変化させるか
を選択する評価値としてカメラパラメータのズームイ
ン、ズームアウトの量を用いる。
【0020】本発明の実施態様によれば、検出されたカ
メラパラメータにズームインやズームアウトが含まれて
いる際、カメラがズームしている中心点近傍を符号化す
る際に細かく量子化し解像度を高くして符号化する。こ
れにより、視覚的な画質を向上させることができる。
【0021】本発明の実施態様によれば、カメラパラメ
ータに従って入力画像のある特定の部位の解像度を高く
もしくは低くする際、どの部位の解像度を変化させるか
を選択する評価値としてカメラパラメータのパニングや
チルトの量を用いる。
【0022】本発明の実施態様によれば、検出されたカ
メラパラメータにパニングやチルトが含まれている際、
カメラのパニングやチルトによって、画面外から新たに
現れる部分を符号化する際に、細かく量子化し解像度を
高くして符号化する。これにより、視覚的な画質を向上
させることができる。
【0023】本発明の実施態様によれば、検出されたカ
メラパラメータにパニングやチルトが含まれている際、
カメラのパニングやチルトによって、画面外から新たに
現れる部分を符号化する際に、粗く量子化し解像度を低
くして符号化する。これにより、他の部分を符号化する
のに沢山の符号量を割り当てることができる。
【0024】本発明の実施態様によれば、検出されたカ
メラパラメータにパニングやチルトが含まれている際、
カメラのパニングやチルトによって、次のフレームでは
画面外に出ていってしまう部分を符号化する際に、粗く
量子化し解像度を低くして符号化する。これにより、他
の部分を符号化するのに沢山の符号量を割り当てること
ができる。
【0025】本発明の動画像符号化装置は、入力画像信
号のカメラパラメータを検出するカメラパラメータ検出
部と、前記カメラパラメータ検出部により検出されたパ
ラメータに従って、入力画像信号のどの部位の解像度を
どのように変化させるかを決定する解像度変換部位決定
部と、解像度変換部位決定部の決定にしたがって画像信
号を符号化する画像符号化部とを有する。
【0026】検出されたカメラの動きに従って、符号化
する画像信号で視覚的に歪みが目につく部位の解像度を
高くし、一方逆に符号化する画像信号で視覚的には歪み
が目につかない部位の解像度を低くすることにより、カ
メラが激しく動いた際に、視覚的な画質を大きく向上さ
せることが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
より説明する。
【0028】図1は、本発明の一実施形態における動画
像符号化装置の構成を示す図である。図4中と同符号は
同じものを示す。
【0029】本実施形態の動画像符号化装置は、動ベク
トル18(動き量)を入力し、パニング、チルト、ズー
ムイン、ズームアウトなどのカメラパラメータ24を検
出するカメラパラメータ検出部23と、カメラパラメー
タ24を入力し、ズーム、パニング、チルトの種類およ
び度合に従い、符号化対象画像1のどの部分の解像度を
高くし、どの部分を低くするかを示す解像度変換部位識
別子26を出力する解像度変換部位決定部25を備えた
ことを特徴とする。
【0030】次に、本実施形態の動作を説明する。
【0031】まず、符号化対象画像1が、多角形パター
ン2と共に動き検出部3に入力され、各パッチの動ベク
トル18が求められる。ここで、多角形パターン2とし
ては正方形がよく用いられる。また、動ベクトル18
は、誤差評価値として平均自乗誤差や誤差絶対値和など
を用いて参照画像において着目マクロブロックと同じ位
置の近傍をフルサーチをして求めることができ、着目マ
クロブロックとのマッチング度が最も高いブロックの座
標と、着目マクロブロックの座標との変位として表され
る。
【0032】次に、動ベクトル18はカメラパラメータ
検出部23に入力され、パニング、チルト、ズームイ
ン、ズームアウトなどのカメラパラメータ24が検出さ
れる。
【0033】ここで、カメラパラメータ24の検出は次
のように行なわれる。
【0034】図2において、画面の中心を原点(0,
0)とした時、点(i,j)でのパニングやチルトによ
る動ベクトルは位置に無関係で、各々水平/垂直方向の
パニング、チルトの速さによって決まる定数である。こ
れを(H,V)とする。また、ズームによる動ベクトル
は中心から離れるほど大きくなり、Zをズームの倍率に
よって決まる定数とすると、(Z×i,Z×j)と表す
ことができる。したがって、両方の影響によるカメラの
動きによる動ベクトルは(Z×i+H,Z×j+V)と
表すことができる。この3つの定数Z,H,Vを求める
ことにより、動画像のカメラパラメータ24を求めるこ
とができる。
【0035】画面の中心に対して対象の位置にある2つ
のブロックの中心座標(i,j),(−i,−j)と、
その動ベクトル(V1x ,V1y ),(V2x ,V2
y )を用いて、3つの定数Z,H,Vを次式で求める。
【0036】
【数1】 また、同様に画面内のすべての対称位置にあるブロック
についてZ,H,Vを求め、Z,H,Vの各々に対し
て、最大頻度のものを最終的にZ,H,Vの値とする。
【0037】求められたカメラパラメータ24は解像度
変換部位決定部25に入力され、ズーム、パニング、チ
ルトの種類および度合、すなわち(Z,H,V)の値に
従い、符号化対象画像1のどの部分の解像度を高くし、
どの部分を低くするかを決定する。
【0038】例えば ・ズームが検出された時は、撮影者はそのズームの先に
ある物体に注視しており、当然映像を見る人にもその部
分に注視して欲しいはずである。また、このとき画面の
中心がズームの焦点となっているので、画面の中心近傍
を「重要」を示すフラグをたてる。
【0039】・カメラのパニング、チルトが検出された
時は、新たにフレーム内に入ってきた部位と、次のフレ
ームでは画面外に出てしまうであろう部位の量子化特性
値を変動させる。具体的には、カメラが左から右にパニ
ングしている時は、 −画面の左端は次のフレームでは消え去る部位なので、
画面の左端を「重要でない」を示すフラグをたてる。
【0040】−画面の右端は新たに現れてくる部位であ
り、今後しばらくの間フレーム内に入り続けるであろう
物体であるので、送信バッファにゆとりがある時は「重
要」を示すフラグをたてる。逆に、送信バッファにゆと
りがない時は、あえて「重要でない」を示すフラグをた
て、他の部位での画質を向上させる。 のように「重要」や「重要でない」を示すフラグを各マ
クロブロック毎にたてる。選ばれた部位を示す情報であ
る解像度変換部位識別子26は空間冗長度圧縮部10に
入力される。
【0041】また、動ベクトル18はブロック動き補償
部4にも送られ、ブロック動き補償部4では、各マクロ
ブロックの動ベクトル18と直前フレームの局部復号画
像6とから動き補償予測画像7を生成する。ここで得ら
れた動き補償予測画像7は符号化対象画像1と共に減算
器8に入力される。両者の差分、すなわち動き補償予測
誤差9は、解像度変換部位識別子26とともに空間冗長
度圧縮部10に入力され、空間冗長度の抑圧が行なわれ
る。この際、解像度変換部位識別子26に「重要」と示
される部位に対応するマクロブロックでは量子化特性値
を細かくして符号化することで、視覚的に目につくとこ
ろの解像度をあげると同時に、「重要でない」と示され
る部位に対応するマクロブロックでは量子化特性値を荒
くして符号化することで、視覚的に目につくところに沢
山の符号量を割くことが可能となる。
【0042】現在の符号化対象画像1の局部復号画像1
7を得るため、空間冗長度圧縮部10より出力される圧
縮差分データ11は差分データ伸長部14にて伸長差分
画像15に復号される。伸長差分画像15は空間冗長度
を抑圧された動き補償予測誤差信号である。伸長差分画
像15は加算器16にて動き補償予測画像7と加算さ
れ、現在の符号化対象画像の局部復号画像17となる。
局部復号画像17はフレームメモリ5に蓄積され、以降
のフレームの符号化にて参照される。
【0043】一方、動き補償予測誤差9に対する圧縮差
分圧縮データ11は差分データ符号化部12にてデータ
圧縮符号化され、差分画像符号化データ13となる。動
ベクトル18は動ベクトル符号化部19にてデータ圧縮
符号化され、動ベクトル符号化データ20となる。差分
画像符号化データ13と動ベクトル符号化データ20は
多重化部21において多重化され、多重化データ22と
して伝送または蓄積される。
【0044】また、この実施形態に示した装置は、入力
画像の解像度が既知ではない場合であり、画像の撮影と
同時に、カメラパラメータが記録される場合のように、
入力画像信号のカメラパラメータが既知の場合には、カ
メラパラメータ検出部23は不要であり、記録されたカ
メラパラメータ24を解像度変換部位決定部25に直接
入力することで本装置を実現することが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カメラの動きがある時、例えばズームが検出された時
は、画面中央部の解像度を自動的に高くしたり、パニン
グ、チルトが検出された時は画面の端の解像度を高くも
しくは低く変えることで、利用者が意識することなく、
画像信号を効率良く符号化できる効果がある。
【0046】これは、カメラの動きがある時には、それ
はカメラマンが意図して撮影したい物体があるはずであ
り、例えばズームの時はその中心近傍にカメラマンが写
したいものがあるはずであり、右にパニングした時は、
右に撮影したいものがあるはずである。本手法を用いて
カメラパラメータより撮影者および、映像を見ている人
が注視している部位の解像度を上げることで、視覚的な
画質が良好な復号画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の動画像符号化装置の構成
図である。
【図2】動画像からカメラパラメータを検出する動作の
説明図である。
【図3】従来の画像通信装置の概要を示す図である。
【図4】従来のブロック単位の動き補償予測符号化方法
による符号化装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 符号化対象画像 2 多角形パターン 3 動き検出部 4 ブロック動き補償部 5 フレームメモリ 6 局部復号画像 7 動き補償予測画像 8 減算器 9 動き補償予測誤差 10 空間冗長度圧縮部 11 圧縮差分データ 12 差分データ符号化部 13 差分画像符号化データ 14 差分データ伸張部 15 伸長差分画像 16 加算器 17 局部復号画像 18 動ベクトル 19 動ベクトル符号化部 20 動ベクトル符号化データ 21 多重化部 22 多重化データ 23 カメラパラメータ検出部 24 カメラパラメータ 25 解像度変換部位検出部 26 解像度変換部位識別子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像符号化方法において、入力された
    画像信号のカメラパラメータが既知の際には該カメラパ
    ラメータをそのまま用い、既知でない場合にはカメラパ
    ラメータを検出し、該カメラパラメータに従って、入力
    された画像信号のある特定の部位の解像度を高く、もし
    くは低くして符号化することを特徴とする動画像符号化
    方法。
  2. 【請求項2】 画像信号のカメラパラメータを検出する
    に当たり、符号化対象画像を複数の小領域に分割し、該
    符号化対象画像と予測参照画像との間の動き量を前記小
    領域毎に求め、求められた小領域毎の動き量よりカメラ
    パラメータを検出する請求項1に記載の動画像符号化方
    法。
  3. 【請求項3】 カメラパラメータに従って入力画像のあ
    る特定の部位の解像度を高くもしくは低くする際、どの
    部位の解像度を変化させるかを選択する評価値としてカ
    メラパラメータのズームイン、ズームアウトの量を用い
    る請求項1記載の動画像符号化方法。
  4. 【請求項4】 検出されたカメラパラメータにズームイ
    ンやズームアウトが含まれている際、カメラがズームし
    ている中心点近傍を符号化する際に細かく量子化し解像
    度を高くして符号化する請求項3記載の動画像符号化方
    法。
  5. 【請求項5】 カメラパラメータに従って入力画像のあ
    る特定の部位の解像度を高くもしくは低くする際、どの
    部位の解像度を変化させるかを選択する評価値としてカ
    メラパラメータのパニングやチルトの量を用いる請求項
    1記載の動画像符号化方法。
  6. 【請求項6】 検出されたカメラパラメータにパニング
    やチルトが含まれている際、カメラのパニングやチルト
    によって、画面外から新たに現れる部分を符号化する際
    に、細かく量子化し解像度を高くして符号化する請求項
    5記載の動画像符号化方法。
  7. 【請求項7】 検出されたカメラパラメータにパニング
    やチルトが含まれている際、カメラのパニングやチルト
    によって、画面外から新たに現れる部分を符号化する際
    に、粗く量子化し解像度を低くして符号化する請求項5
    記載の動画像符号化方法。
  8. 【請求項8】 検出されたカメラパラメータにパニング
    やチルトが含まれている際、カメラのパニングやチルト
    によって、次のフレームでは画面外に出ていってしまう
    部分を符号化する際に、粗く量子化し解像度を低くして
    符号化する請求項5記載の動画像符号化方法。
  9. 【請求項9】 画像信号を入力し、符号化する動画像符
    号化装置において、入力画像信号のカメラパラメータを
    検出するカメラパラメータ検出部と、前記カメラパラメ
    ータ検出部により検出されたパラメータに従って、入力
    画像信号のどの部位の解像度をどのように変化させるか
    を決定する解像度変換部位決定部と、該解像度変換部位
    決定部の決定にしたがって画像信号を符号化する画像符
    号化部とを有することを特徴とする動画像符号化装置。
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