JPH09217347A - 重防食鋼管杭とその製造方法及びその使用方法 - Google Patents

重防食鋼管杭とその製造方法及びその使用方法

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JPH09217347A
JPH09217347A JP4687296A JP4687296A JPH09217347A JP H09217347 A JPH09217347 A JP H09217347A JP 4687296 A JP4687296 A JP 4687296A JP 4687296 A JP4687296 A JP 4687296A JP H09217347 A JPH09217347 A JP H09217347A
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弘 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水底地盤に打込まれる重防食鋼管杭の管頭部
に付着した付着物の除去作業を容易に行なう。 【解決手段】 水底地盤に打込まれる鋼管杭13におい
て、管頭部18の鋼管表面に離型層を、他の部位の鋼管
表面に非離型層を設け、前記離型層と非離型層にまたが
って、鋼管表面にポリエチレンシート14の巻付け又
は、ポリウレタンの吹付け塗装からなる被覆層を設け、
この被覆層に、前記離型層と非離型層との境界を表示す
る手段として、円周方向に伸長切込み部15を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、港湾や河川等の水
域において、各種構造物を支持するために用いる重防食
鋼管杭又は、構造物を構築する際に地中に打込み、水密
的囲み区域を構成する重防食鋼管矢板(特許請求の範囲
等では前記鋼管杭と鋼管矢板を総称して単に鋼管杭と称
する)とその製造方法及び、その使用方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】鋼管杭は、陸上の建築物の基礎杭をはじ
め、港湾や河川等の護岸およびフーチング基礎のみなら
ず、海洋構造物においても、大水深域や軟弱地盤に対応
できる建設用鋼材として広く使用されている。鋼管矢板
も前記構造物の構築に際して地盤に打込み使用される。
【0003】港湾や河川水域に用いられる前記鋼管杭等
は、従来裸使用が一般的であったが、近年、港湾や河川
水域における構造物においても、40〜50年間にわた
る長期の耐久性が要求されており、これらの厳しい腐食
環境下において使用される鋼管杭には、長期の防食機能
を保持する防食対策を施すことが必要となってきた。
【0004】従来、重防食鋼管杭の製造方法としては、
鋼管表面にポリエチレンによる被覆層を施す方法と、ポ
リウレタンによる被覆層を施す方法とがある。図16〜
図19には、水底地盤1に打込まれる鋼管杭3における
飛沫帯4および干満帯5ならびにそれよりも若干下方の
部分(これを含めて鋼管上部6という)の外表面にポリ
エチレンシートの巻付け又はポリウレタン吹付け塗装に
よる被覆層7が一体に被着されている。
【0005】このように構成された重防食の鋼管杭3に
おける下側の鋼管部分は、水底地盤1、例えば海底地盤
に捨石層2を貫いて打込まれ、次に各重防食鋼管杭3の
管頭部8にわたって配筋(図示せず)を行ない、この配
筋を介して管頭部8にコンクリートのフーチング基礎1
0が築造される。
【0006】前記被覆層7を鋼管上部6の鋼材表面に被
着する工程は、図20,図21にフローチャートで示さ
れている。図20はポリエチレンによる被覆層を鋼管表
面に施す例のフローチャートであり、この例では、まず
鋼管杭の表面にその全長にわたりショットブラスト(鋼
粒)、グリットブラスト(鋼砕粒)、サンドブラスト
(砂粒)等による機械的ブラスト処理を施し、有害なさ
び、その他の異物を除去する。次に鋼管杭表面を必要温
度に加熱し、さらにプライマー(表面処理剤)を塗布す
る。塗布方法は、ローラ刷毛、へらまたはスプレー等の
方法で行なわれる。次に、鋼管表面に接着剤を塗布す
る。つづいて、接着剤の塗布と同時または直後に、回転
又は、非回転の状態で軸線方向に連続移動している鋼管
の表面にポリエチレンシートを押出し機により押し出し
ていわゆるTダイ法や丸ダイ法により連続的に被覆す
る。
【0007】図21はポリウレタンにより被覆層を鋼管
表面に施す例のフローチャートであり、この例では、ま
ず鋼管表面の下地処理を行ない、次にプライマー(表面
処理剤)を塗布し、その後ポリウレタンの吹付塗装を行
ない、その後管端精整を行なう。
【0008】なお、前記において、鋼管杭の場合は鋼管
表面が平らな面であるのでポリエチレン被覆、ポリウレ
タン吹付け塗装のいずれも採用できるが、鋼管矢板の場
合は鋼管の側面に各種断面形状の継手が設けられる関係
で、鋼管表面が平らでなく、このためポリウレタン吹付
け塗装のみが行なわれ、ポリエチレン被覆は行なわれな
い。
【0009】また、図16,図18に示されるように、
従来、重防食鋼管杭の管頭部8は、フーチング基礎10
のコンクリートとの付着力を低下させないことなどの関
係で、所定の寸法に亘って被覆をしない部分(非被覆
部)とした状態で製造され、出荷されていた。この非被
覆部の長さLは、鋼管径によって異なり、一般的に鋼管
径(D)以上とされている(L≧D)。また、図19に
示されるように被覆層(重防食部)7は、フーチング基
礎10に100mm程度埋込むように設計されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】重防食の鋼管杭3は、
多くの場合、これが水底地盤に打込まれて、工事規模に
よっては、6ケ月前後の期間が経過した後、フーチング
基礎10の構築が開始されるもので、その間、管頭部8
の非被覆部は裸管の状態で海水に曝されるため、この管
頭部8にフジツボ(富士壺)、海藻等が付着し、これら
の付着物をフーチング基礎の施工直前に除去する作業が
必要であり、この作業が困難で施工期間が長くかかり、
施工費のコストアップにつながるという欠点があった。
【0011】本発明は、前記の欠点を改良すべく提案さ
れたもので、鋼管杭(鋼管矢板)の重防食構造は基本的
に従来通りの仕様とし、主として、管頭部の構造を改良
することにより、水底地盤に打込まれた重防食鋼管の前
記管頭部に付着した付着物の除去作業を、コンクリート
施工直前に簡単な作業で、容易に行なえるようにしたも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明は、水底地盤に打込まれる鋼管杭において、管
頭部の鋼管表面に離型層を、他の部位の鋼管表面に非離
型層を設け、前記離型層と非離型層にまたがって鋼管表
面にポリエチレンシートの装着又は、ポリウレタンの吹
付け塗装からなる被覆層を設け、この被覆層に、前記離
型層と非離型層との境界を表示する手段を設けたことを
特徴とする。
【0013】本発明に係る重防食鋼管杭の製造方法は、
水底地盤に打込まれる鋼管杭の表面にブラスト処理及び
プライマー処理を施したうえ、管頭部の鋼管表面に離型
層を設け、他の部位の鋼管表面に非離型層として接着剤
を塗布し、前記離型層と非離型層にまたがって鋼管表面
にポリエチレンシートを連続的に装着し、前記離型層と
前記接着剤層との境界に位置して前記ポリエチレンシー
トに境界表示手段を設け、この境界表示手段を切離線と
して、管頭部を被覆する前記ポリエチレンシートを鋼管
表面から切離可能に設けたことを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る重防食鋼管杭の製造方
法は、水底地盤に打込まれる鋼管杭の表面にブラスト処
理及びプライマー処理を施したのち、管頭部の鋼管表面
に離型層を、管頭部を除く他の部位の鋼管表面に非離型
層を設け、この離型層と非離型層にまたがって鋼管表面
にポリウレタンを吹付け、前記離型層と前記非離型層と
の境界に位置して前記ポリウレタン吹付け塗布層に境界
表示手段を設け、この境界表示手段を切離線として、管
頭部を被覆する前記ポリウレタンを鋼管表面から切離可
能に設けたことを特徴とする。
【0015】さらに、本発明に係る重防食鋼管杭の使用
方法は、管頭部の鋼管表面に離型層を、他の部位に非離
型層を設け、この離型層と非離型層にまたがって、鋼管
表面にポリエチレンシートの装着又は、ポリウレタンの
吹付け塗装からなる被覆層を設け、この被覆層に前記離
型層と非離型層との境界を表示する手段を設けた鋼管杭
を具備し、この鋼管杭を、前記被覆層が水中の干満帯お
よび飛沫帯に位置するよう水底地盤に打込み、フーチン
グ基礎の構築前に、前記管頭部を被覆する被覆層を前記
離型層を介して切離し、被覆層を離型した前記管頭部の
鋼管表面に前記フーチング基礎を構築することを特徴と
する。
【0016】本発明によると、水底地盤に打込まれた鋼
管杭の管頭部において、フジツボ、海藻等の付着物は被
覆層の上に付着するので、管頭部にフーチング基礎のコ
ンクリートを打設するに際し、境界表示手段を切離線と
して、その上側の被覆層を離型層を介して鋼管表面から
切離することにより、その被覆層とともに付着物を、管
頭部から容易に除去することができ、またフーチング基
礎の構築直前まで管頭部が被覆されているので、管頭部
には付着物の付着等に起因する劣化が生じることがな
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1〜図4には、鋼管表面にポリエ
チレンによる被覆層を施してなる重防食の鋼管杭13と
その製造工程が示されている。各図に示されるように水
底地盤に打込まれる鋼管杭13の鋼管表面にブラスト処
理が施された後、鋼管上部16において、管頭部18に
おける鋼管表面には離型塗料塗布層11が設けられ、さ
らに、管頭部18を除く鋼管表面又は、管頭部18を含
む鋼管全長の表面にプライマー(表面処理材)の塗布が
行なわれている。その後、管頭部18を除く鋼管表面又
は、管頭部18を含む鋼管全長の表面に接着剤12が塗
布されて、前記管頭部18と、他の部位(つまり接着剤
12の塗布層)にまたがってポリエチレンシート14が
装着されている。このポリエチレンシート14の鋼管表
面への装着は、鋼管をガイドロール(図示せず)によっ
て回転させつつ軸方向に移動させる一方、押出し機(図
示せず)からポリエチレンシート14を鋼管表面に連続
的に押出いわゆるTダイ法又は、鋼管を回転させずに直
進させ、円筒状に押出したポリエチレンを鋼管表面に被
覆するいわゆる丸ダイ法で行われ、これらにより鋼管表
面にポリエチレンシート14が連続して装着される。
【0018】前記管頭部(つまり、鋼管表面に離型塗料
を塗布することで離型層となっている部分)18と、他
の部位(つまり接着剤12が塗布されていて非離型層と
なっている部分)との境界を表示する手段として、切込
み部15が円周方向に設けられている。なお、切込み部
15に代えてペイントマーク線等を表示してもよい。前
記ポリエチレンシート14の被覆による鋼管杭13は、
図4にフローチャートで示す工程を経て製造される。
【0019】図5〜図8には、鋼管上部16の鋼管表面
に、ポリウレタン吹付塗布層20からなる被覆層を施し
てなる重防食の鋼管杭13と、その製造工程が示されて
いる。各図に示されるように水底地盤に打込まれる鋼管
杭13にブラスト処理が施された後、鋼管表面にプライ
マー(表面処理材)の塗布が行なわれており、さらに管
頭部18における鋼管表面に、離型紙又はPLフィルム
(塩ビ系など)の手巻きによる巻付けで離型層17が形
成されており、鋼管上部16における、前記管頭部18
と他の部位にまたがってポリウレタン吹付け塗布層20
からなる被覆層が施されている。
【0020】前記管頭部(つまり、離型紙又はPLフィ
ルムの巻付けによる離型層17の形成された部位)15
と、この離型層17が施されていない非離型層(つま
り、ポリウレタン吹付け塗布層20が鋼管表面に一体的
に付着している層)21との境界を表示する手段として
切込み部15が円周方向に設けられている。なお、この
例でも切込み部15に代えてケガキ線等を表示してもよ
い。前記ポリウレタン吹付け塗布層20の被覆による重
防食の鋼管杭13は、図8にフローチャートで示す工程
を経て製造される。
【0021】前記重防食の各鋼管杭13は、図9〜図1
2に示す工程を経て海底に打込まれる(なお、以下では
管頭部18がポリエチレンシート14で離型自在に被覆
された鋼管杭13の例について説明する)。図9には複
数の鋼管杭13が捨石層2を挿通して水底地盤1に打込
まれた状態が示されており、このとき管頭部18を含む
鋼管上部16のポリエチレンシート14の被覆層と、海
水の飛沫帯4と干満帯5との高さ関係は図示の状態にあ
る。このままの状態で通常6ケ月前後が経過し、その間
に管頭部18におけるポリエチレンシート14には、フ
ジツボや海藻等の付着物が付着する。
【0022】次に、図10に示すようにフーチングコン
クリート基礎を構築する直前に、管頭部18の鋼管表面
からポリエチレンシート14を剥離する。これは鋼管杭
13とフーチング基礎のコンクリートとのとりあいを確
実にするためである。ポリエチレンシート14を除去す
るには、円周方向の切込み部15よりも上方において、
このポリエチレンシート14に鋼管表面にとどくまでた
て方向の切込み(図示せず)を入れ、このたて方向の切
り込みと前記円周方向の切り込み部15を切り裂くこと
により、管頭部18において、ポリエチレンシート14
を鋼管表面から容易に剥離できる(なお、ポリウレタン
吹付け塗布層20の場合の剥離も同様に行なう)。この
とき、ポリエチレンシート14の表面に付着していたフ
ジツボ、海藻等の付着物も一緒に管頭部18から取り除
かれる。ポリエチレンシート14の剥離される長さl
と、鋼管径Dとの関係は、従来同様、l≧Dの関係に設
けるとよい。
【0023】このようにして、鋼管杭13の管頭部18
からポリエチレンシート14の被覆層が除去された後、
図12に示すように鋼管表面が露出した管頭部18に配
筋(図示せず)を介してフーチング基礎10が構築され
る。なお、このとき、ポリエチレンシート14の重防食
部は、フーチング基礎部10に約100mm程度埋込む
ように設計されている。
【0024】図13〜図15は本発明を鋼管矢板に実施
した例の図である。この鋼管矢板23は、鋼管本体24
の側面対称位置に縦方向に沿って、係合溝22を有する
管継手25と、この係合溝22を介して管継手25に係
合できるT字継手26を有しているので、鋼管本体24
の表面は平らな面ではない。勿論、図13,図14に示
すように、管継手25とT字継手26の上端27は、鋼
管本体24の上端まで伸びているのではなく、管頭部2
8の下端で止っており、したがって管頭部28の円周方
向の表面は平らな面である。
【0025】この鋼管矢板23における管頭部28の被
覆層の形成は、鋼管杭13の場合と同様、ポリエチレン
シートの装着または、ポリウレタンの吹付け塗装の両方
法が考えられるが、いずれの場合も、被覆層の形成は、
作業効率の関係で、鋼管矢板23の全長に亘って連続的
に行なうことになる。このため、管頭部28を除く部分
に管継手25とT字継手26があって、その部分の管表
面が平らでない鋼管矢板23では、ポリエチレンシート
の装着により被覆層を円滑に形成することはできない。
【0026】そこで、鋼管矢板23の場合は、図5〜図
8に示すのと同じ方法により、ポリウレタン吹付けによ
る塗布層20が管頭部28とその他の部位にまたがって
形成されている。また、管継手25とT字継手26で、
鋼管本体24同士が連結される鋼管矢板23では、鋼管
本体24の半周は海水等と接してフジツボ、海藻等の付
着物が付着するが、他の半周は地盤側に接して付着物が
付着しない施工形態があるので、この場合は、図15に
示すように、ポリウレタン吹付け塗布層20は付着物が
付着する側の鋼管本体24の半周部にのみ形成すればよ
い。前記の鋼管矢板23においても、鋼管杭13の場合
と同様、離型層(図示せず)を介して管頭部28から付
着物が付着したポリウレタン吹付け塗布層20を容易に
切離できる。
【0027】なお、鋼管矢板23の継手構造は、上記の
いわゆるP−T型のほか、L−T型、P−P型があり、
本発明はこれらの継手構造を持つ鋼管矢板にも使用でき
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る重防
食鋼管杭は、管頭部に離型層を介して被覆層を有してお
り、この鋼管杭を水底地盤に打込んだうえ、前記管頭部
にフーチング基礎を構築する直前に、前記離型層を介し
て管頭部から被覆層を切離し、この管頭部の鋼管表面を
むき出したうえ、フーチング基礎のコンクリートを施工
するので、前記被覆層に付着したフジツボ、海藻などの
付着物を、当該被覆層と一緒に管頭部から除去すること
ができ、その除去作業が従来の付着物取除き作業に比べ
著しく容易で、コンクリート施工作業の能率が大幅に向
上し、製作コストが低減される。さらに、鋼管杭の管頭
部は、当該鋼管杭の水底地盤への打込み時点から、フー
チング基礎用コンクリートの施工までの間に亘って被覆
層で被覆されているので、この間に管頭部の鋼管表面に
は従来のように付着物が付着しない。このため、鋼管表
面の品質が向上し、管頭部に配筋に溶接したうえ、この
配筋を介してフーチング基礎のコンクリートが施工され
る当該管頭部の品質、強度が向上し、より高品質のフー
チング基礎を築造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る重防食鋼管杭の
側面図である。
【図2】図1の鋼管杭上部の重防食部の拡大縦断面図で
ある。
【図3】図2のA−A縦断面図である。
【図4】図1の重防食鋼管杭を製造する工程を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る重防食鋼管杭の
側面図である。
【図6】図5の鋼管杭上部の重防食部の拡大縦断面図で
ある。
【図7】図6のB−B断面図である。
【図8】図5の重防食鋼管杭を製造する工程を示すフロ
ーチャートである。
【図9】本発明の重防食鋼管杭を水底地盤に打込んだ状
態を示す側面説明図である。
【図10】図9において、重防食鋼管杭の管頭部から被
覆層を切離した状態を示す側面説明図である。
【図11】図10における鋼管杭上部の拡大図である。
【図12】図10の重防食鋼管杭の管頭部にフーチング
基礎のコンクリートを打設した状態の側断面説明図であ
る。
【図13】本発明の第2の実施形態として示す鋼管矢板
の一側面図である。
【図14】図13に示す鋼管矢板の他側面図である。
【図15】対向する継手部を係合させてなる鋼管矢板の
一部横断面図である。
【図16】従来の重防食鋼管杭の側面図である。
【図17】図16のC−C断面図である。
【図18】従来の重防食鋼管杭を水底地盤に打込んだ状
態を示す側面説明図である。
【図19】図18の重防食鋼管杭の管頭部にフーチング
基礎のコンクリートを打設した状態の側断面説明図であ
る。
【図20】従来のポリエチレン被覆により、重防食鋼管
杭を製造する工程を示すフローチャートである。
【図21】従来のポリウレタン吹付け塗装の被覆により
重防食鋼管杭を製造する工程を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 水底地盤 2 捨石層 3 鋼管杭 4 飛沫帯 5 干満帯 6 鋼管上部 7 被覆層 8 管頭部 10 フーチング基礎 11 離型塗料塗布層 12 接着剤 13 鋼管杭 14 ポリエチレンシート 15 切込み部 16 鋼管上部 17 離型層 18 管頭部 20 ポリウレタン吹付け塗布層 21 非離型層 22 係合溝 23 鋼管矢板 24 鋼管本体 25 管継手 26 T字継手 27 上端 28 管頭部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水底地盤に打込まれる鋼管杭において、
    管頭部の鋼管表面に離型層を、他の部位の鋼管表面に非
    離型層を設け、前記離型層と非離型層にまたがって鋼管
    表面にポリエチレンシートの装着又は、ポリウレタンの
    吹付け塗装からなる被覆層を設け、この被覆層に前記離
    型層と非離型層との境界を表示する手段を設けたことを
    特徴とする重防食鋼管杭。
  2. 【請求項2】 水底地盤に打込まれる鋼管杭の表面にブ
    ラスト処理及びプライマー処理を施したうえ、管頭部の
    鋼管表面に離型層を設け、他の部位の鋼管表面に非離型
    層として接着剤を塗布し、前記離型層と非離型層にまた
    がって鋼管表面にポリエチレンシートを連続的に装着
    し、前記離型層と前記非離型層との境界に位置して前記
    ポリエチレンシートに境界表示手段を設け、この境界表
    示手段を切離線として、管頭部を被覆する前記ポリエチ
    レンシートを鋼管表面から切離可能に設けたことを特徴
    とする重防食鋼管杭の製造方法。
  3. 【請求項3】 水底地盤に打込まれる鋼管杭の表面にブ
    ラスト処理及び、プライマー処理を施したのち、管頭部
    の鋼管表面に離型層を、管頭部を除く他の部位の鋼管表
    面に非離型層を設け、この離型層と非離型層にまたがっ
    て鋼管表面にポリウレタンを吹付け、前記離型層と非離
    型層との境界に位置して前記ポリウレタン吹付け塗布層
    に境界表示手段を設け、この境界表示手段を切離線とし
    て、管頭部を被覆する前記ポリウレタンを鋼管表面から
    切離可能に設けたことを特徴とする重防食鋼管杭の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 管頭部の鋼管表面に離型層を、他の部位
    の鋼管表面に非離型層をそれぞれ設け、この離型層と非
    離型層にまたがって、鋼管表面にポリエチレンシートの
    装着又はポリウレタンの吹付け塗装からなる被覆層を設
    け、この被覆層に前記離型層と非離型層との境界を表示
    する手段を設けた鋼管杭を具備し、この鋼管杭を、前記
    被覆層が水中の干満帯および飛沫帯に位置するよう水底
    地盤に打込み、フーチング基礎の構築前に、前記管頭部
    を被覆する被覆層を前記離型層を介して切離し、被覆層
    を離型した前記管頭部の鋼管表面に前記フーチング基礎
    を構築することを特徴とする重防食鋼管杭の使用方法。
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JP2017095955A (ja) * 2015-11-24 2017-06-01 新日鐵住金株式会社 杭式基礎構造物及び杭式基礎構造物の施工方法
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CN111688178A (zh) * 2020-06-02 2020-09-22 天华化工机械及自动化研究设计院有限公司 管道保温层连续喷涂后缠绕塑料保护层成型系统及工艺

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