JPH09217518A - 自動車・荷物等の立体格納装置 - Google Patents

自動車・荷物等の立体格納装置

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JPH09217518A
JPH09217518A JP4944896A JP4944896A JPH09217518A JP H09217518 A JPH09217518 A JP H09217518A JP 4944896 A JP4944896 A JP 4944896A JP 4944896 A JP4944896 A JP 4944896A JP H09217518 A JPH09217518 A JP H09217518A
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JP
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pallet
storage
floor
storage compartment
vehicle
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JP4944896A
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Inventor
Yoshimi Matsuki
善美 松木
Shigeto Okano
重遠 岡野
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DAIWA KOSAN KK
Original Assignee
DAIWA KOSAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】出入口を任意の1箇所にして荷物又は車輌を前
後、左右及び上下に配置された収納区画に収納でき、こ
れによって縦長、横長任意の土地スペースに対応でき、
かつ、収納区画と一般建屋とを共存し得る立体格納装置
を提供する。 【構成】前後、左右及び上下方向に並んだ格納区画の最
上段から格納対象物を載置したパレットを吊り上げる吊
上機と、各格納区画に出入する複数個のパレット受台車
と、このパレット受台車に脱着自在に載置されるパレッ
トとを有し、格納対象物を載置したパレットをパレット
受台車から吊上機で吊り上げて所望位置のパレット受台
車に受け渡すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、自動車・荷物等
の立体格納装置に関し、特に、前後、左右および上下に
配設された複数の収納区画にパレット受台車を配置し、
対象物を載置するパレットを前記パレット受台車から分
離して吊り上げ、所望の収納区画内のパレット受台車上
へ収納できるようにした立体格納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にタワー式の立体駐車設備は、複数
のパレットを駆動チェイン等を介して上下方向に循環移
動するように連結し、路面に連通する駐車設備の出入口
から入った自動車がそのまま最下段のパレット上に乗り
移り、所望の階で当該パレットを車輌収納区画へ移動さ
せてパレットごと車輌を収納し、出車は逆に各収納区画
位置から当該車輌を搭載したパレットをパレット循環部
へ押し出して出入口と同じ床面上へ降下させる構造とし
ている。この場合、前記パレットを車輌収納区画へ移動
させる手段としては、パレット自体を車輪走行できるよ
うに台車形式とするか、あるいは収納区画の床面にコロ
を設けてこの上をパレットを滑らせる等の方法がとられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の多段式駐車設備
は、通常は横(左右)1列あるいは前後方向にのみ延在
する縦1列のものを複数段に重ね合せた構造であるた
め、路上からみて奥行きの深い土地に対応する縦長タイ
プの装置とすることは、車輌の出入りの点できわめて難
しくなる。また従来の多段式のものは1階の列の路側に
面する前部を車の出入口としなければならず、任意の1
箇所を車の出入口とし、駐車装置内に車を入れてから各
収納区画へ振り分けるということができない。例えば図
11に示す土地形態で公道50側に面する建屋51の奥
方に多段式駐車設備52がある場合、1階の前部すべて
を車の出入口53としなければならないので、駐車設備
52と前記建屋51との間に大きなスペース54を設け
る必要がある。また多段式の場合は、車の上下動に対し
て全列にそれぞれ吊上げの機能をもたせる必要があり、
例えば各列毎に別個の巻上機およびその駆動モータを設
けなければならず、コスト高の原因となっている。
【0004】本発明は、地上、地下を問わず縦長、横長
任意の土地スペースに対応でき、かつ、格納荷物の搬出
入口または収納車輌の出入車口を任意の1箇所にして前
後、左右および上下の3次元に配置された収納区画に収
納でき、また荷物や車輌の昇降駆動手段の数も少なくて
済み、コスト低減を図れる自動車・荷物等の立体格納装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前後お
よび(または)左右および上下方向に並んだ複数個の収
納区画と、最上段の収納区画を前後および(または)左
右方向に走行する上部横行台車と、前記横行台車に搭載
された吊上機と、前記収納区画に収納され、かつ、1つ
の収納区画から他の収納区画へ出入可能なパレット受台
車とを有し、前記パレット受台車の総数は、前記収納区
画の総数よりも少なくともその上下一列分の収納区画の
個数だけ少なくなっており、格納対象物を載置するパレ
ットを一階のパレット受台車から前記吊上機で吊り上げ
て所要位置で所望のパレット受台車に受け渡すようにし
た自動車・荷物等の立体格納装置が提供される。
【0006】また本発明によれば、前後および(また
は)左右および上下方向に並んだ収納区画と、前後およ
び(または)左右方向の各収納区画に対応して最上段に
設けられた複数個の吊上機と、前記収納区画に収納さ
れ、かつ、1つの収納区画から他の収納区画へ出入可能
なパレット受台車と、1階の収納区画の全域を前後およ
び(または)左右方向に走行可能な下部横行台車とを有
し、前記パレット受台車の総数は、前記収納区画の総数
よりも少なくともその上下一列分の収納区画の個数だけ
少なくなっており、格納対象物を載置するパレットを前
記下部横行台車から前記吊上機で吊り上げ、かつ、その
下側の所要の収納区画に入ったパレット受台車上へ吊り
下すようにした自動車・荷物等の立体格納装置が提供さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明を好適な実施形態に
つき、図面を参照して説明する。図1は本発明の1実施
形態に基づく立体駐車装置を模型的かつ概略的に示した
全体斜視図である。また図2は本発明の実施例に係るパ
レット受台車を示した図であり、図3および図4は図1
に示す実施形態における上部横行台車の斜視図および側
面図である。図1に示すように、この立体駐車装置は、
車輌収納区画1が左右方向、前後方向に複数個並んで全
体として平面視で矩形形状の土地スペースを占め、これ
が車輌の通行路面に連通する1階、つまり1段目から上
方へ複数段重なって立体形の車輌収納構造を構成してい
る。各々の収納区画1には、車輌の出入りする1階の1
つの区画(略収納区画1と同じ面積をもつ)およびそれ
より上方の区画にわたる最上部までの縦1列の区画a〜
eを除いて、図2(A),(B),(C)に示すよう
に、上面にパレット3(同図(C))が着脱可能に載置
される枠形のパレット受台車4が収納されている。後述
する如く各パレット受台車4は、立体駐車装置の正面側
(出入口のある側)からみて左右方向(X方向)および
前後方向(Y方向)に車輪走行可能であり、したがって
各パレット受台車4は4つのX方向走行用車輪5と4つ
のY方向走行用車輪6を有している。この実施例では、
X方向走行用車輪5とY方向走行用車輪6の接地面は同
一平面上に存するが、それらの外径は互いに異なり、し
たがって両車輪5,6のそれぞれの車軸5a,6aはそ
の交差部で干渉しない(図2(A),(B))。パレッ
ト3はその上部に車輌を載置できる形状、広さおよび剛
性、強度を有している。なおパレット受台車4のX,Y
方向の移動動作についてはさらに後述する。
【0008】図1に示す実施形態の立体形の駐車装置に
おいて、格納すべき車輌の出入口10は1段目(1階)
の1つの収納区画1と同様な面積をもつ隅部に定められ
ている。この出入口10の上部は各階について他の収納
区画1と同様にパレット受台車4のX,Y方向のレール
が敷設されているものの、他の収納区画1のすべてにパ
レット受台車4が入っているときには、出入口10およ
びその上部は最上階まで空白となっており、この部分に
はパレット受台車は存在しない。最上部の収納区画の上
部には、この実施例ではX,Y方向に走行可能な上部横
行台車7(図3,図4)が設けられている。上部横行台
車7はX方向に設置された最上階の一対のレール9上を
車輪走行するように4個の車輪8を有し、かつ、台車本
体上に吊上機11が設けられている。17は吊上機11
の駆動モータである。上部横行台車7はまたY方向にも
走行可能であり、このために一対のY方向用レールが最
上部に設置され、かつ、台車本体に4個のY方向用車輪
が設けられているが、このY方向用レールおよびY方向
用車輪は図示省略してある。
【0009】図3および図4を参照すれば、上部横行台
車7上の吊上機11から垂下されるワイヤ13の下端に
は振止め装置12が連結されている。振止め装置12は
格納すべき車輌の周囲を囲繞する矩形の枠体14と、こ
の枠体14の隅部に軸支されかつ外周が部分的に該枠体
の外方へ張り出した振止めローラ15とを有して構成さ
れる。枠体14の4隅部は前記ワイヤ13の下端に連結
され、またその下側4箇所の位置に、パレット3を掛留
めする鉤形のパレット吊具16が枢着されている。パレ
ット吊具16は、振止め装置12の下降によって上方か
らパレット3に接当することにより、自動的に下端が外
側へ開き、該パレット3の位置を通過することにより内
側へ閉じるようになっており、これによって図4に示す
ようにパレット3の縁部から下面に係止して吊り上げ可
能となる。吊り上げたパレット3を再びパレット受台車
上へ降ろすときも公知の手段で吊具16がパレット3か
ら外側へ外れるようになっている。
【0010】図5はX,Y方向に配置された複数の車輌
収納区画およびパレット受台車のX,Y走行レールの配
置関係を示す平面断面図である。左右方向(X方向)お
よび前後方向(Y方向)に等間隔に並んで配列された縦
支柱18の4側面に整合するように、各階に平面視格子
状にパレット受台車走行用レール20,21が設置さ
れ、これら4本の縦支柱18および夫々2本の左右(X
方向)走行用レール20と2本の前後(Y方向)走行用
レール21によって1つの車輌収納区画22が構成され
る。したがって隣接した各車輌収納区画22どおしの間
には密閉された4側壁、底壁および頂壁は有しない。
【0011】図5および図6,図7を参照してこれらの
X,Y方向走行用レール20,21につきさらに詳しく
説明すれば、まず、横断面四角形の縦支柱18の4つの
稜部に接するように前記振止め装置12(図3,図4参
照)の振止めローラ15のガイド支柱23が1階から最
上階まで貫通するように立設されている。このガイド支
柱23は各階の収納区画22ごとにその下部が縦中心軸
線まわりに回転可能な回転柱24となっており、各階に
おいてこの回転柱24より上方部分は固定柱25となっ
ている。つまりガイド支柱23は各階ごとに上部分の固
定柱25と下部の回転柱24から構成される。回転柱2
4はその下端部が略1/2厚みの半体部26となるよう
に片側面で切除され、これによって側面視逆L形となっ
ている。この逆L形の切込み高さHは、パレット受台車
4のX方向走行用車輪5およびY方向走行用車輪6の外
径より大となる寸法に定められる。回転柱24の下端面
は、その直下の階の収納区画に属するガイド支柱23の
固定柱(図6,図7では符号25aで示す)の上端面2
5bに接当している。
【0012】1つの縦支柱18を囲む4本のガイド支柱
23のX方向およびY方向の間はそれぞれ1対のX方向
連結レール27および1対のY方向連結レール28によ
って連結されている。そして、各収納区画22のX方向
両側のガイド支柱23の間を結ぶX方向走行用レール2
0の両端部には、前記回転柱24を横に倒したようなX
方向回転レール30が横中心軸線(X方向)まわりに回
転可能に接続されている。X方向回転レール30の先端
部分は同様に略1/2厚みの半体部31となるように片
側部が切除されている。X方向回転レール30の半体部
31の先端面は固定柱25(図6,図7では25a)の
X方向側面に接当している。なお、この実施例では半体
部31の厚み、つまりレール片側部の切除深さを回転レ
ール30の厚みの1/2としたが、本発明はこの寸法に
限定されるものでなく、他の所定の切除深さとしてよ
い。この切除深さおよび半体部31のレール長手方向切
除長さSは、パレット受台車4がY方向に走行するとき
X方向走行用車輪5がこの切除部分をY方向に通過する
のに充分な深さおよび長さに定められる(図7)。
【0013】各収納区画22のY方向両側のガイド支柱
23の間を結ぶY方向走行用レール21の両端部には前
記X方向回転レール30と同様なY方向回転レール32
が横中心軸線(Y方向)まわりに回転可能に接続されて
いる。この実施例では、Y方向回転レール32の先端部
分は同様に略1/2厚みの半体部33となるように片側
部が切除されている。Y方向回転レール32の半体部3
3の先端面は固定柱25aのY方向側面に接当してい
る。同様に、この半体部33の切除深さおよびレール長
手方向切除長さRは、パレット受台車4がX方向に走行
するときY方向走行用車輪6がこの切除部分をX方向に
通過するのに充分な深さおよび長さに定められる(図
6)。
【0014】上記のレール構造により、パレット受台車
4が或る1つの収納区画22からX方向に移動する際
は、図6の如くその収納区画22に属するガイド支柱2
3の回転柱24の下側切除部がY方向走行用レール21
の方向に向き、X方向回転レール30の半体部31の側
面がその直下の収納区画の固定柱25aの上端面25b
と同一面に整合する向きとなり、同時にY方向回転レー
ル32の先端半体部33の切除部が上側を向く姿勢をと
り、これによってX方向走行用車輪5はX方向回転レー
ル30から前記固定柱25aの上端面25b上を転動す
るとともに、Y方向走行用車輪6はY方向回転レール3
2と干渉することなくその半体部33の上向きの切除部
を通過する。
【0015】また同じ収納区画22から前記パレット受
台車4がY方向に移動するときは、図7に示す如く回転
柱24が図6の状態から90°回転してその切除部がX
方向走行用レール20の方向に向き、Y方向回転レール
32の半体部33の側面が当該収納区画の直下の前記固
定柱25aの上端面25bと整合する向きとなり、同時
にX方向回転レール30の先端半体部31の切除部が上
側を向く位置へ回転し、これによって台車4のY方向走
行用車輪6はY方向回転レール32から前記固定柱25
aの上端面25b上を転動するとともにX方向走行用車
輪5はX方向回転レール30と干渉することなくその上
向きの切除部分を通過し、このようにしてパレット受台
車4はX,Yの両方向に移動できる。なお、各パレット
受台車4はその属する収納区画22からX,Y方向に隣
接した両側の1収納区画まで移動するようになってい
る。
【0016】図8に示すように、X方向回転レール30
はこの実施例では横断面が正方形を成し、その後端部が
端面中心に介在された短軸36によってX方向走行用レ
ール20に90°の角度範囲で回転可能に連結される。
従って先端の半体部31は切除された側面31a上の中
心まわりに回転することになる。この90°の回転範囲
を確保するための手段として、例えばガイド支柱23に
隣接して適当なストッパが設けられる。X方向走行用車
輪5の片端面は外拡がりのテーパ形鍔部35が形成さ
れ、これによって車輪5がレール上を転動するときの車
軸方向のずれ動きが防止されるとともに、前記車輪5が
回転レール30の半体部31上に載った状態で前記回転
レール30が短軸36まわりに図8の矢印方向に回転す
るときにも前記車輪5と半体部31が干渉することなく
前記回転レール30の90°回転が円滑になされる。Y
方向走行用車輪6およびY方向回転レール32の関係も
同様である。
【0017】上述の実施形態で車輌(図示省略)の格納
動作について説明する。1階の出入口10には予め空の
パレット受台車4が待機しており、まず路上の車輌が格
納装置の出入口10から入ってパレット受台車4のパレ
ット3上に乗り移る。出入口10上方で上部横行台車7
の吊上機11からワイヤ13の巻下げで1階まで降下し
たパレット吊具16によって車輌搭載パレット3が吊ら
れる。そしてそのまま最上階まで吊り上げられた後、上
部横行台車7がX方向あるいはY方向へ走行し、所望の
収納区画に対応する縦列の最上方位置で停止し、再度ワ
イヤ13の巻下げで所望の階の収納区画の位置まで車輌
搭載パレット3を降下させる。このとき当該収納区画に
はパレットが除去された状態でパレット受台車4が待機
しており、該台車4上に車輌を搭載したパレット3を載
置し、この状態で車輌の格納を完了する。収納階位置よ
り上方の収納区画にあるパレット受台車4はパズル式に
最短経路でX,Y方向に1収納区画づつ順次移動し、出
入口10の上方の列の空き部分に隣接した収納区画内の
パレット受台車はこの空き部分へ一旦退去し、このよう
にして前述したワイヤ13によるパレット3の吊り降し
の邪魔にならないように所望の収納区画より上方一列の
区画は空きの状態にされる。格納されている車輌が出車
するときは、上述と逆の手順で車輌搭載パレット3の吊
上げ、吊降しがなされ、出入口10の区画にきているパ
レット受台車上に載せられ、ここから路上へ出車する。
パレット3が横行台車7上の吊上機11によって上下
動するときは振止め装置12の振止めローラ15が収納
区画の4隅部のガイド支柱23の側面と接当して転動す
るので、パレット3の横揺れは防止される。なお、振止
めローラ15がX方向回転レール30位置を昇降すると
きには該回転レール30が回転してその半体部31の切
除部が振止め装置12と対峙し、これによってローラ1
5は回転レール30の半体部31の切除部分を通過する
ので、振止めローラ15と回転レール30との干渉は生
じない(図6)。
【0018】次に、本発明の他の実施形態に係る立体駐
車装置について図9を参照して説明する。図9の実施例
では各階とも左右方向(X方向)に4列、前後方向(Y
方向)に3列で4階、全部で48の収納区画1を有し、
そのうち1階の隅部の区画が車輌の出入口10となって
いる。この場合、最上階(4階)収納区画1には図3に
示すような上部横行台車は存在せず、代わって最上階の
各収納区画1のそれぞれ上部に吊上機40が設置されて
いる。また1階には1階の全区画をX,Y方向に走行可
能でかつ上面にパレットを載置した1台の下部横行台車
41が設けられるとともに、前方1列分の区画を除いて
中列および後列の全区画(8区画)に1台づつ合計8台
の、図2で説明したようなパレット受台車(図9には図
示省略)が、夫々隣接した1収納区画の範囲でX,Y方
向に移動可能に設けられている。2階〜4階については
出入口10の上方縦1列分を除いて各階11個数の収納
区画1にそれぞれ1台づつパレット受台車が設けられて
いる。
【0019】格納すべき車輌は出入口10から下部横行
台車41上のパレットに乗り移り、1階の各パレット受
台車がパズル式の移動し、前記下部横行台車41が格納
すべき所望の階の収納区画位置に対応した1階の収納区
画1まで走行して停止する。また2階より上方のパレッ
ト受台車(図示省略)もそれぞれ移動して前記下部横行
台車41位置の上方縦1列分の区画が空きとなり、この
状態で吊上機40が付勢され、ワイヤ42を介して前記
下部横行台車41から車輌の搭載されたパレットを吊り
上げ、前記所望の階の収納区画の上方までパレットが上
昇した後、収納すべき所望の階のパレット受台車が再度
前記パレットの下側の区画に入り、該パレットを車輌と
ともにパレット受台車上へ載せる。出車の場合は前記と
逆の手順で吊上機40のパレット吊具により、任意の階
の車輌搭載パレットをパレット受台車から受け取り、該
パレット受台車が該区画から退去し、この車輌搭載パレ
ットを下部横行台車41へ載せて出入口10へと走行さ
せる。9図の実施例でもX,Y方向に走行するパレット
受台車のための各収納区画の底側部を画成するX,Y方
向のレール、およびその交差位置での各回転レールの半
体切除部は同じである。4階の上部、つまり5階に車輌
を収納するには吊上機40を最上部に上げ、パレットは
パレット受台車に載せずに別の方法で固定する。この実
施例では、車輌の収納台数は最大53台(3×4×5−
4−3)となり、上部の横行台車に吊上機を設けた前述
の実施形態の場合の収納台数44台(3×4×4−4)
に比べて9台分多くなる。図9の実施例では下部横行台
車の構造が簡素となり、コストの低減が図られる。
【0020】図10は本発明の他の実施例の斜視図であ
り、車輌収納区画1は左右方向および上下方向にのみ配
列されており、前列のみの多段駐車装置として構成した
例である。最上階の吊上機を備えた上部横行台車7は最
上階の左右全区画を走行可能であり、また車輌の出入口
10も従来のように1階全列の区画に設ける必要はな
く、任意の1箇所でよい。また図1あるいは図9の実施
例で車輌の出車口と入車口を共通としたが、2箇所以上
の道路連通口を設け、必要により出車専用口および入車
専用口として構成することもでき、このような態様も本
発明の範囲に含まれることは明らかである。さらに例え
ば1階と2階の一部分を車輌収納以外の通常の建屋と
し、1,2階の残り部分および3階以上の部分を車輌あ
るいは荷物の収納区画として構成してもよい。なお、上
述の実施例では車輌の格納、駐車装置として実施した場
合を説明したが、本発明はこれに限定されるものでな
く、例えば部品、コンテナその他各種荷物の収納用とし
ての自動倉庫に応用することも可能であり、このような
態様も本発明の範囲に含まれる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、地
上、地下を問わず縦長、横長任意の空地スペースに対応
でき、かつ、格納荷物の搬出入口または車輌の出入車口
を任意の1箇所にして前後、左右および上下の3次元に
配置された収納区画に収納でき、また荷物や車輌の昇降
駆動手段の数も少なくて済む自動車・荷物等の立体格納
装置が得られる。特に本発明による場合は、コストが低
減されかつ車輌の迅速な格納、出車、入車が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に基づく立体駐車装置の概
略的な全体斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係るパレット受台車を示す平
面図、側面図およびパレット搭載状態の斜視図である。
【図3】図1に示す実施形態における上部横行台車の斜
視図である。
【図4】図1に示す実施形態における上部横行台車の側
面図である。
【図5】複数の収納区画とパレット受台車のX,Y走行
レールの関係を示した平面断面図である。
【図6】収納区画のレール上をパレット受台車がX方向
に走行するときのレール構造を示す部分的な斜視図であ
る。
【図7】収納区画のレール上をパレット受台車がY方向
に走行するときのレール構造を示す部分的な斜視図であ
る。
【図8】パレット受台車の走行車輪と収納区画内の回転
レールとの係合状態を示す正面図である。
【図9】本発明の他の態様に係る立体駐車装置の概略的
な斜視図である。
【図10】本発明のさらに他の実施形態による立体駐車
装置の概略的な斜視図である。
【図11】従来の多段式駐車装置およびその近傍の建屋
との関係を示す概略的な平面図である。
【符号の説明】
1,22 車輌収納区画 3 パレット 4 パレット受台車 5 X方向走行用車輪 6 Y方向走行用車輪 7 上部横行台車 8 車輪 9 レール 10 出入口 11,40 吊上機 12 振止め装置 14 枠体 15 振止めローラ 16 パレット吊具 18 縦支柱 20 パレット受台X方向走行用レール 21 パレット受台Y方向走行用レール 23 ガイド支柱 24 回転柱 25 固定柱 30 X方向回転レール 31,33 半体部 32 Y方向回転レール 41 下部横行台車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後および(または)左右および上下方向
    に並んだ複数個の収納区画と、最上段の収納区画を前後
    および(または)左右方向に走行する上部横行台車と、
    前記横行台車に搭載された吊上機と、前記収納区画に収
    納され、かつ、1つの収納区画から他の収納区画へ出入
    可能なパレット受台車とを有し、前記パレット受台車の
    総数は、前記収納区画の総数よりも少なくともその上下
    一列分の収納区画の個数だけ少なくなっており、格納対
    象物を載置するパレットを一階のパレット受台車から前
    記吊上機で吊り上げて所要位置で所望のパレット受台車
    に受け渡すようにしたことを特徴とする自動車・荷物等
    の立体格納装置。
  2. 【請求項2】前後および(または)左右および上下方向
    に並んだ収納区画と、前後および(または)左右方向の
    各収納区画に対応して最上段に設けられた複数個の吊上
    機と、前記収納区画に収納され、かつ、1つの収納区画
    から他の収納区画へ出入可能なパレット受台車と、1階
    の収納区画の全域を前後および(または)左右方向に走
    行可能な下部横行台車とを有し、前記パレット受台車の
    総数は、前記収納区画の総数よりも少なくともその上下
    一列分の収納区画の個数だけ少なくなっており、格納対
    象物を載置するパレットを前記下部横行台車から前記吊
    上機で吊り上げ、かつ、その下側の所要の収納区画に入
    ったパレット受台車上へ吊り下すようにしたことを特徴
    とする自動車・荷物等の立体格納装置。
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