JPH092202A - ウエビング巻取装置 - Google Patents
ウエビング巻取装置Info
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- JPH092202A JPH092202A JP7154435A JP15443595A JPH092202A JP H092202 A JPH092202 A JP H092202A JP 7154435 A JP7154435 A JP 7154435A JP 15443595 A JP15443595 A JP 15443595A JP H092202 A JPH092202 A JP H092202A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 9
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- 102100038282 V-type immunoglobulin domain-containing suppressor of T-cell activation Human genes 0.000 description 5
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クランプ状態でのウエビングの引き出しを要
する構造を採るものと、クランプ状態でのウエビングの
引き出しを要しない構造を採るものとの間で、部品の共
通化を高め、また、構造も簡単とする。 【構成】 車両急減速時には、クラッチパウル52がV
ギヤ36の係合歯38と係合され、この状態でウエビン
グ28が引っ張られて、クラッチディスク44が第1位
置からウエビング引出方向へ回動し、クランプ72がク
ランプハウジング内61をウエビング引出方向へ移動し
てウエビング28を挟圧する。更に、係合孔66の孔縁
部、連通孔210の孔縁部が塑性変形してクランプハウ
ジング60がクランプ72と共にウエビング28を挟圧
した状態で移動し、この移動する分、ウエビング28が
引き出される。このとき、スプール18にはウエビング
引出方向の回転力が及び、その回転力は、クラッチディ
スク44を第2位置へ到達させ、障害凸104を破断さ
せてスプール18をウエビング引出方向へVギヤ36と
相対回転させる。
する構造を採るものと、クランプ状態でのウエビングの
引き出しを要しない構造を採るものとの間で、部品の共
通化を高め、また、構造も簡単とする。 【構成】 車両急減速時には、クラッチパウル52がV
ギヤ36の係合歯38と係合され、この状態でウエビン
グ28が引っ張られて、クラッチディスク44が第1位
置からウエビング引出方向へ回動し、クランプ72がク
ランプハウジング内61をウエビング引出方向へ移動し
てウエビング28を挟圧する。更に、係合孔66の孔縁
部、連通孔210の孔縁部が塑性変形してクランプハウ
ジング60がクランプ72と共にウエビング28を挟圧
した状態で移動し、この移動する分、ウエビング28が
引き出される。このとき、スプール18にはウエビング
引出方向の回転力が及び、その回転力は、クラッチディ
スク44を第2位置へ到達させ、障害凸104を破断さ
せてスプール18をウエビング引出方向へVギヤ36と
相対回転させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のシートベルト装
置に用いられるウエビング巻取装置に関する。
置に用いられるウエビング巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シートベルト巻取装置では、通常は、ウ
エビングの引き出し巻き取りを自由としているが、車両
急減速時には、ウエビングの引き出しを阻止して乗員の
拘束を図る。
エビングの引き出し巻き取りを自由としているが、車両
急減速時には、ウエビングの引き出しを阻止して乗員の
拘束を図る。
【0003】このために、次の構造を採るものが公知で
ある。すなわち、ウエビングが巻き掛けられたスプール
がフレームに回転可能に支持され、また、Vギヤがスプ
ールと同軸状に設けられる。Vギヤはスプールに追随回
転すべく付勢され、通常は、スプールと一体に回転す
る。
ある。すなわち、ウエビングが巻き掛けられたスプール
がフレームに回転可能に支持され、また、Vギヤがスプ
ールと同軸状に設けられる。Vギヤはスプールに追随回
転すべく付勢され、通常は、スプールと一体に回転す
る。
【0004】Vギヤの周部には係合歯が外歯とされて形
成され、係合歯に対応してフレームにはVセンサが設け
られる。Vセンサでは、車両急減速に伴う加速度の作用
によってボールが慣性移動し、これにより、Vパウルが
Vギヤの係合歯と係合され、Vギヤのウエビング引出方
向の回転が阻止される。Vギヤのウエビング引出方向の
回転が阻止された状態でウエビングが引っ張られると、
スプールがウエビング引出方向へVギヤと相対回転す
る。
成され、係合歯に対応してフレームにはVセンサが設け
られる。Vセンサでは、車両急減速に伴う加速度の作用
によってボールが慣性移動し、これにより、Vパウルが
Vギヤの係合歯と係合され、Vギヤのウエビング引出方
向の回転が阻止される。Vギヤのウエビング引出方向の
回転が阻止された状態でウエビングが引っ張られると、
スプールがウエビング引出方向へVギヤと相対回転す
る。
【0005】スプールとVギヤとの間には、Wパウルが
設けられ、Wパウルに対応しては、ドライブディスクが
スプールと同軸状に設けられる。ドライブディスクはウ
エビング巻取方向へ所定位置に付勢され、通常はその所
定位置に保持される。VパウルがVギヤの係合歯と係合
されてVギヤのウエビング引出方向の回転が阻止された
状態でウエビングが引っ張られてスプールがウエビング
引出方向へVギヤと相対回転すると、Wパウルが作動し
て、ドライブディスクに形成されたW歯と係合される。
なお、VパウルがVギヤの外歯と係合されなくともウエ
ビングが引っ張られてWパウルにウエビング巻取方向へ
の慣性力が及ぶと、Wパウルは、スプールをウエビング
引出方向へVギヤと相対回転させて作動し、ドライブデ
ィスクのW歯と係合される。
設けられ、Wパウルに対応しては、ドライブディスクが
スプールと同軸状に設けられる。ドライブディスクはウ
エビング巻取方向へ所定位置に付勢され、通常はその所
定位置に保持される。VパウルがVギヤの係合歯と係合
されてVギヤのウエビング引出方向の回転が阻止された
状態でウエビングが引っ張られてスプールがウエビング
引出方向へVギヤと相対回転すると、Wパウルが作動し
て、ドライブディスクに形成されたW歯と係合される。
なお、VパウルがVギヤの外歯と係合されなくともウエ
ビングが引っ張られてWパウルにウエビング巻取方向へ
の慣性力が及ぶと、Wパウルは、スプールをウエビング
引出方向へVギヤと相対回転させて作動し、ドライブデ
ィスクのW歯と係合される。
【0006】WパウルがドライブディスクのW歯と係合
された状態でウエビングが引き続き引っ張られると、ド
ライブディスクは、ウエビング引出方向へ回動する。
された状態でウエビングが引き続き引っ張られると、ド
ライブディスクは、ウエビング引出方向へ回動する。
【0007】フレームには、ドライブディスクと連動す
るロックパウルが設けられ、ロックパウルに対応して
は、フレームに、ロックパウルと連動するクランプが設
けられる。ロックパウルは、ウエビングのスプールから
引き出された部分と対向し、通常は、ウエビングと離間
して、ウエビングの引き出し巻き取りを自由とする。ド
ライブディスクがウエビング引出方向へ回動するとロッ
クパウルを介してクランプが作動し、フレームとの間で
ウエビングを挟圧してウエビングの引き出しを阻止す
る。
るロックパウルが設けられ、ロックパウルに対応して
は、フレームに、ロックパウルと連動するクランプが設
けられる。ロックパウルは、ウエビングのスプールから
引き出された部分と対向し、通常は、ウエビングと離間
して、ウエビングの引き出し巻き取りを自由とする。ド
ライブディスクがウエビング引出方向へ回動するとロッ
クパウルを介してクランプが作動し、フレームとの間で
ウエビングを挟圧してウエビングの引き出しを阻止す
る。
【0008】ロックパウルに対応してはまた、スプール
にロック歯が設けられる。ドライブディスクがウエビン
グ引出方向へ回動するとロックパウルがロック歯と係合
されて、スプールのウエビング引出方向の回転が阻止さ
れる。
にロック歯が設けられる。ドライブディスクがウエビン
グ引出方向へ回動するとロックパウルがロック歯と係合
されて、スプールのウエビング引出方向の回転が阻止さ
れる。
【0009】これは、ウエビングをクランプしてウエビ
ングの引き出しを阻止するのに加え、スプールのウエビ
ング引出方向の回転を阻止(バックアップロック)して
ダブルロックを行うものである。
ングの引き出しを阻止するのに加え、スプールのウエビ
ング引出方向の回転を阻止(バックアップロック)して
ダブルロックを行うものである。
【0010】なお、上記ウエビング巻取装置は、車両急
減速に伴う加速度の作用によってVパウルがVギヤの係
合歯と係合されてそれに基づきウエビングの引き出しが
阻止される点では、いわゆるVSIRと称される車体感
応式のウエビング巻取装置としての機能を果たし、Vパ
ウルがVギヤの外歯と係合されなくともウエビングが引
っ張られてWパウルにウエビング巻取方向への慣性力が
及んでWパウルがドライブディスクのW歯と係合されて
それに基づきウエビングの引き出しが阻止される点で
は、いわゆる、WSIRと称されるウエビング感応式の
ウエビング巻取装置としての機能を果たす。VSIRと
WSIRとの両機能を果たすものは、いわゆるDSIR
と称される。
減速に伴う加速度の作用によってVパウルがVギヤの係
合歯と係合されてそれに基づきウエビングの引き出しが
阻止される点では、いわゆるVSIRと称される車体感
応式のウエビング巻取装置としての機能を果たし、Vパ
ウルがVギヤの外歯と係合されなくともウエビングが引
っ張られてWパウルにウエビング巻取方向への慣性力が
及んでWパウルがドライブディスクのW歯と係合されて
それに基づきウエビングの引き出しが阻止される点で
は、いわゆる、WSIRと称されるウエビング感応式の
ウエビング巻取装置としての機能を果たす。VSIRと
WSIRとの両機能を果たすものは、いわゆるDSIR
と称される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、乗員拘束の
際のエネルギの吸収を図るために、次の構造を採る場合
がある。すなわち、ウエビングがクランプで挟圧された
状態で更に引っ張られると、クランプがハウジング内に
形成されたクランプ移動通路を塑性変形させてウエビン
グ引出方向へ移動する。クランプがウエビング引出方向
へ移動することによりその分だけウエビングが引き出さ
れる。スプールは、スプール軸のウエビング引出方向の
回転が阻止されるようにロックされており、スプールに
はウエビング引出方向の回転力が作用し、その回転力
で、スプールのリブが破断されて(スプールが潰れて)
スプールからウエビングが引き出されるようになってい
る。
際のエネルギの吸収を図るために、次の構造を採る場合
がある。すなわち、ウエビングがクランプで挟圧された
状態で更に引っ張られると、クランプがハウジング内に
形成されたクランプ移動通路を塑性変形させてウエビン
グ引出方向へ移動する。クランプがウエビング引出方向
へ移動することによりその分だけウエビングが引き出さ
れる。スプールは、スプール軸のウエビング引出方向の
回転が阻止されるようにロックされており、スプールに
はウエビング引出方向の回転力が作用し、その回転力
で、スプールのリブが破断されて(スプールが潰れて)
スプールからウエビングが引き出されるようになってい
る。
【0012】このようにクランプ状態でのウエビングの
引き出しを要する構造を採るものと異なり、クランプ状
態でのウエビングの引き出しを要しない構造を採るもの
では、当然ではあるが、ウエビングを挟圧した状態でク
ランプ移動通路に塑性変形を生じさせないようにする必
要があるのに加え、クランプ軸をロックしたときにスプ
ールに潰れが生じないようにする必要がある。
引き出しを要する構造を採るものと異なり、クランプ状
態でのウエビングの引き出しを要しない構造を採るもの
では、当然ではあるが、ウエビングを挟圧した状態でク
ランプ移動通路に塑性変形を生じさせないようにする必
要があるのに加え、クランプ軸をロックしたときにスプ
ールに潰れが生じないようにする必要がある。
【0013】従って、クランプ状態でのウエビングの引
き出しを要する構造を採るものと、クランプ状態でのウ
エビングの引き出しを要しない構造を採るものとで、そ
れぞれ専用化せざる得ない部品は多い。また、スプール
軸をロックする構造は複雑でもある。
き出しを要する構造を採るものと、クランプ状態でのウ
エビングの引き出しを要しない構造を採るものとで、そ
れぞれ専用化せざる得ない部品は多い。また、スプール
軸をロックする構造は複雑でもある。
【0014】本発明は上記事実を考慮し、クランプ状態
でのウエビングの引き出しを要する構造を採るものと、
クランプ状態でのウエビングの引き出しを要しない構造
を採るものとの間で、部品の共通化を高め、また、構造
も簡単とするウエビング巻取装置を提供することを目的
とする。
でのウエビングの引き出しを要する構造を採るものと、
クランプ状態でのウエビングの引き出しを要しない構造
を採るものとの間で、部品の共通化を高め、また、構造
も簡単とするウエビング巻取装置を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明のウエビング巻取装置は、フ
レームに設けられ、回転自在とされてウエビングの引き
出し巻き取りを自由とするスプールと、このスプールを
ウエビング巻取方向へ付勢する巻取付勢手段と、前記ス
プールと同軸状に設けられ、周部には係合歯を有するV
ギヤと、このVギヤとスプールとの間に設けられ、スプ
ールの回転にVギヤを追随させ、追随力に対抗してはス
プールをウエビング引出方向へVギヤと相対回転させる
Vギヤ追随手段と、前記スプールと同軸状に設けられる
作動体と、この作動体を第1位置と第2位置との間で回
動させる回動手段と、前記作動体をウエビング巻取方向
の第1位置へ付勢する作動体付勢手段と、車両急減速に
伴う加速度の作用によってVギヤの係合歯と係合し、ス
プールのウエビングの引出方向の回転によって作動体を
第1位置からウエビング引出方向へ回動させるべく作動
体と共に移動し、作動体の第2位置ではVギヤのウエビ
ング引出方向の回転を阻止するVパウルと、前記フレー
ムに取り付けられ、スプールから引き出されるウエビン
グを内部に挿通させるクランプハウジングと、クランプ
ハウジングとフレームとの間に設けられ、クランプハウ
ジングに及ぶウエビング引出方向の付勢力で塑性変形を
生ずる塑性変形部を有し、塑性変形部の塑性変形によっ
てクランプハウジングのウエビング引出方向への移動を
可能とする移動手段と、クランプハウジング内に、ウエ
ビングと対向して設けられ、作動体のウエビング引出方
向の回動に伴いウエビング引出方向へ移動し、これによ
ってクランプハウジングとの間でウエビングを挟圧して
ウエビングの引き出しを阻止し、ウエビングの挟圧状態
では、ウエビング引張力によってクランプハウジングと
共にウエビング引出方向へ付勢力を受けて塑性変形部を
塑性変形させてクランプハウジングをウエビング引出方
向へ移動させるとともにクランプハウジングと共に移動
し、クランプハウジングのウエビング引出方向の移動の
分だけウエビングを引き出し、このときにスプールに及
ぶウエビング引出方向の回転力で作動体を第2位置へ到
達させてVギヤ追随手段の追随力に対抗させるクランプ
と、を備えた構成を特徴とする。
に、請求項1に係る本発明のウエビング巻取装置は、フ
レームに設けられ、回転自在とされてウエビングの引き
出し巻き取りを自由とするスプールと、このスプールを
ウエビング巻取方向へ付勢する巻取付勢手段と、前記ス
プールと同軸状に設けられ、周部には係合歯を有するV
ギヤと、このVギヤとスプールとの間に設けられ、スプ
ールの回転にVギヤを追随させ、追随力に対抗してはス
プールをウエビング引出方向へVギヤと相対回転させる
Vギヤ追随手段と、前記スプールと同軸状に設けられる
作動体と、この作動体を第1位置と第2位置との間で回
動させる回動手段と、前記作動体をウエビング巻取方向
の第1位置へ付勢する作動体付勢手段と、車両急減速に
伴う加速度の作用によってVギヤの係合歯と係合し、ス
プールのウエビングの引出方向の回転によって作動体を
第1位置からウエビング引出方向へ回動させるべく作動
体と共に移動し、作動体の第2位置ではVギヤのウエビ
ング引出方向の回転を阻止するVパウルと、前記フレー
ムに取り付けられ、スプールから引き出されるウエビン
グを内部に挿通させるクランプハウジングと、クランプ
ハウジングとフレームとの間に設けられ、クランプハウ
ジングに及ぶウエビング引出方向の付勢力で塑性変形を
生ずる塑性変形部を有し、塑性変形部の塑性変形によっ
てクランプハウジングのウエビング引出方向への移動を
可能とする移動手段と、クランプハウジング内に、ウエ
ビングと対向して設けられ、作動体のウエビング引出方
向の回動に伴いウエビング引出方向へ移動し、これによ
ってクランプハウジングとの間でウエビングを挟圧して
ウエビングの引き出しを阻止し、ウエビングの挟圧状態
では、ウエビング引張力によってクランプハウジングと
共にウエビング引出方向へ付勢力を受けて塑性変形部を
塑性変形させてクランプハウジングをウエビング引出方
向へ移動させるとともにクランプハウジングと共に移動
し、クランプハウジングのウエビング引出方向の移動の
分だけウエビングを引き出し、このときにスプールに及
ぶウエビング引出方向の回転力で作動体を第2位置へ到
達させてVギヤ追随手段の追随力に対抗させるクランプ
と、を備えた構成を特徴とする。
【0016】
【作用】上記構成によれば、通常は、スプールの回転に
伴い、ウエビングの引き出し巻き取りが自由である。ウ
エビングは、巻取付勢手段に抗してスプールから引き出
されてクランプハウジング内を通過し、装着がなされ、
この装着が解かれると、巻取付勢手段の付勢力でスプー
ルに巻き取られる。
伴い、ウエビングの引き出し巻き取りが自由である。ウ
エビングは、巻取付勢手段に抗してスプールから引き出
されてクランプハウジング内を通過し、装着がなされ、
この装着が解かれると、巻取付勢手段の付勢力でスプー
ルに巻き取られる。
【0017】車両急減速時には、加速度の作用によって
VパウルがVギヤの係合歯と係合される。この状態でウ
エビングが引っ張られてスプールがVギヤと共にウエビ
ング引出方向へ回転すると、VパウルがVギヤの係合歯
で押されて作動体が第1位置からウエビング引出方向へ
回動する。作動体のウエビング引出方向への回動によ
り、クランプがクランプハウジング内をウエビング引出
方向へ移動して、クランプハウジングとの間でウエビン
グを挟圧する。ウエビングが引き続き引っ張られると、
クランプハウジングがクランプと共にウエビング引出方
向へ付勢され、塑性変形部が塑性変形してクランプハウ
ジングがクランプと共にウエビングを挟圧した状態で移
動する。
VパウルがVギヤの係合歯と係合される。この状態でウ
エビングが引っ張られてスプールがVギヤと共にウエビ
ング引出方向へ回転すると、VパウルがVギヤの係合歯
で押されて作動体が第1位置からウエビング引出方向へ
回動する。作動体のウエビング引出方向への回動によ
り、クランプがクランプハウジング内をウエビング引出
方向へ移動して、クランプハウジングとの間でウエビン
グを挟圧する。ウエビングが引き続き引っ張られると、
クランプハウジングがクランプと共にウエビング引出方
向へ付勢され、塑性変形部が塑性変形してクランプハウ
ジングがクランプと共にウエビングを挟圧した状態で移
動する。
【0018】クランプハウジングがクランプと共にウエ
ビング引出方向へ移動することにより、クランプハウジ
ングが移動する分、ウエビングが引き出される。これに
より、スプールにはウエビング引出方向の回転力が及
び、その回転力は、作動体を第2位置へ到達させる。作
動体が第2位置へ達すると、作動体のウエビング引出方
向の回転が阻止され、Vギヤのウエビング引出方向の回
転も阻止される。作動体が第2位置へ達した状態では、
スプールに及ぶウエビング引出方向の回転力が、スプー
ルをウエビング引出方向へVギヤと相対回転させる。こ
れにより、クランプハウジングが移動する分のウエビン
グの引き出しに、スプールが追随回転する。
ビング引出方向へ移動することにより、クランプハウジ
ングが移動する分、ウエビングが引き出される。これに
より、スプールにはウエビング引出方向の回転力が及
び、その回転力は、作動体を第2位置へ到達させる。作
動体が第2位置へ達すると、作動体のウエビング引出方
向の回転が阻止され、Vギヤのウエビング引出方向の回
転も阻止される。作動体が第2位置へ達した状態では、
スプールに及ぶウエビング引出方向の回転力が、スプー
ルをウエビング引出方向へVギヤと相対回転させる。こ
れにより、クランプハウジングが移動する分のウエビン
グの引き出しに、スプールが追随回転する。
【0019】従って、クランプハウジングが塑性変形部
を塑性変形させてウエビング引出方向へ移動してその分
だけウエビングが引き出されることにより、乗員拘束の
際のエネルギーの吸収が果たされる。
を塑性変形させてウエビング引出方向へ移動してその分
だけウエビングが引き出されることにより、乗員拘束の
際のエネルギーの吸収が果たされる。
【0020】クランプハウジングの移動に伴うウエビン
グの引き出しは、作動体の回動を第2位置までに止め
て、それ以降は、スプールのみを回転させることにより
賄われ、作動体の回動量を小さくすることができ、これ
は、装置の小型化、円滑な作動が実現される。
グの引き出しは、作動体の回動を第2位置までに止め
て、それ以降は、スプールのみを回転させることにより
賄われ、作動体の回動量を小さくすることができ、これ
は、装置の小型化、円滑な作動が実現される。
【0021】また、ウエビング巻取装置について、クラ
ンプ状態でのウエビングの引き出しを要する構造を採る
ものと、クランプ状態でのウエビングの引き出しを要し
ない構造を採るものとの間では、例えば、塑性変形部を
フレームに形成した場合にはフレームをそれぞれ異なら
せるだけで他の部品については、共通化が可能である。
すなわち、Vギヤ追随手段の追随力に対抗するために例
えばVギヤに脆弱部を形成してある場合、ウエビング巻
取装置がクランプ状態でのウエビングの引き出しを要す
る構造を採るものであれば、作動体が第2位置に達する
ことによりスプールに及ぶウエビング引出方向の回転力
が脆弱部を破断させるが、ウエビング巻取装置がクラン
プ状態でのウエビングの引き出しを要しない構造を採る
ものであれば、作動体はクランプを作動させるのに要す
る分だけ回動すれば足りて第2位置に達する必要がな
く、脆弱部を破断させるような回転力はスプールに及ば
ない。従って、脆弱部のようなVギヤ追随手段を有する
部品は、そのまま、クランプ状態でウエビングの引き出
しを要しない構造を採るウエビング巻取装置に使用する
ことが可能である。
ンプ状態でのウエビングの引き出しを要する構造を採る
ものと、クランプ状態でのウエビングの引き出しを要し
ない構造を採るものとの間では、例えば、塑性変形部を
フレームに形成した場合にはフレームをそれぞれ異なら
せるだけで他の部品については、共通化が可能である。
すなわち、Vギヤ追随手段の追随力に対抗するために例
えばVギヤに脆弱部を形成してある場合、ウエビング巻
取装置がクランプ状態でのウエビングの引き出しを要す
る構造を採るものであれば、作動体が第2位置に達する
ことによりスプールに及ぶウエビング引出方向の回転力
が脆弱部を破断させるが、ウエビング巻取装置がクラン
プ状態でのウエビングの引き出しを要しない構造を採る
ものであれば、作動体はクランプを作動させるのに要す
る分だけ回動すれば足りて第2位置に達する必要がな
く、脆弱部を破断させるような回転力はスプールに及ば
ない。従って、脆弱部のようなVギヤ追随手段を有する
部品は、そのまま、クランプ状態でウエビングの引き出
しを要しない構造を採るウエビング巻取装置に使用する
ことが可能である。
【0022】
【実施例】本発明の一実施例に係るウエビング巻取装置
を図1乃至図6に基づき説明する。図中、車両前方を矢
印FRで、車両幅方向を矢印Wで、車両上方を矢印UP
でそれぞれ示す。
を図1乃至図6に基づき説明する。図中、車両前方を矢
印FRで、車両幅方向を矢印Wで、車両上方を矢印UP
でそれぞれ示す。
【0023】図1に示すように、フレーム12が、背片
58と、車両前後方向で対向する一対の脚片14、16
とを備えてコ字型に屈曲形成され、脚片14、16間に
はスプール18が掛け渡される。スプール18は、脚片
14、16の対向方向が軸方向とされ、両端部が、脚片
14、16に形成された開口から脚片14、16外へ露
出され、露出端面には、支軸20、22が突出形成され
る。一方の支軸20は、脚片14外面に取り付けられる
センサカバー24側に支持され、他方の支軸22は脚片
16外面に取り付けられるゼンマイばねカバー26側に
支持される。スプール18は、支軸20、22を中心と
して回転自在とされる。スプール18には、ウエビング
28の一端が係止されてウエビング28が巻き掛けら
れ、スプール18の回転に伴いウエビング28の引き出
し巻き取りが自由となる(ウエビング引出方向が矢印A
で図示される)。ゼンマイばねカバー26はスプリング
シート30を介して脚片16に取り付けられ、ゼンマイ
まねカバー26内には、スプリングシート30との間
に、巻取付勢手段としてのゼンマイばね32が装着され
る。支軸22がゼンマイばねカバー26の底にアダプタ
34を介して支持され、ゼンマイばね32は、内端がア
ダプタ34に係止され、外端がゼンマイばねカバー26
の底に係止される。これにより、ゼンマイばね32は、
スプール18をウエビング巻取方向(矢印Aと反対の向
き)へ回転付勢する。すなわち、ウエビング28は、巻
き取り側へ付勢されている。
58と、車両前後方向で対向する一対の脚片14、16
とを備えてコ字型に屈曲形成され、脚片14、16間に
はスプール18が掛け渡される。スプール18は、脚片
14、16の対向方向が軸方向とされ、両端部が、脚片
14、16に形成された開口から脚片14、16外へ露
出され、露出端面には、支軸20、22が突出形成され
る。一方の支軸20は、脚片14外面に取り付けられる
センサカバー24側に支持され、他方の支軸22は脚片
16外面に取り付けられるゼンマイばねカバー26側に
支持される。スプール18は、支軸20、22を中心と
して回転自在とされる。スプール18には、ウエビング
28の一端が係止されてウエビング28が巻き掛けら
れ、スプール18の回転に伴いウエビング28の引き出
し巻き取りが自由となる(ウエビング引出方向が矢印A
で図示される)。ゼンマイばねカバー26はスプリング
シート30を介して脚片16に取り付けられ、ゼンマイ
まねカバー26内には、スプリングシート30との間
に、巻取付勢手段としてのゼンマイばね32が装着され
る。支軸22がゼンマイばねカバー26の底にアダプタ
34を介して支持され、ゼンマイばね32は、内端がア
ダプタ34に係止され、外端がゼンマイばねカバー26
の底に係止される。これにより、ゼンマイばね32は、
スプール18をウエビング巻取方向(矢印Aと反対の向
き)へ回転付勢する。すなわち、ウエビング28は、巻
き取り側へ付勢されている。
【0024】支軸20側のスプール18の支軸の外周に
は、Vギヤ36がスプール18と同軸状に嵌合される。
スプール18の端面には、Vギヤ36の端面に向けて規
制ピン200が突出形成され、Vギヤ36の端面には、
規制ピン200に対応して規制ピン孔202が形成され
る。規制ピン孔202は、Vギヤ36の周方向に沿って
長尺に形成され、規制ピン200が、規制ピン孔202
内に嵌合し、規制ピン孔202の長手方向に沿って移動
することにより、Vギヤ36がスプール18と相対回転
可能とされる。図3乃至図5に示すように、規制ピン孔
202には、この長手方向中途に障害凸(脆弱部)20
4が形成され、通常は、障害凸204を介してウエビン
グ巻取方向側の部分に規制ピン200が位置する。支軸
20とVギヤ36との間にはスプリング206が設けら
れ、スプリング206によって規制ピン200が障害凸
204に当接付勢される。これにより、スプール18と
Vギヤ36とが一体に回転する。一方、Vギヤ36のウ
エビング引出方向の回転が阻止された状態(後述するよ
うに、クラッチディスク44が第2位置に到達した状
態)でスプール18にウエビング引出方向の所定の回転
力が作用すると、規制ピン200が障害凸204を破断
させて規制ピン孔202のうちのウエビング引出方向側
の部分に入り込む。図5に示すように、規制ピン孔20
2のうちのウエビング引出方向側の部分内で孔長手方向
に規制ピン200が移動する限りにおいてスプール18
がウエビング引出方向へVギヤ36と相対回転すること
ができる。規制ピン200、規制ピン孔202、障害凸
204、スプリング206は、Vギヤ追随手段を構成
し、障害凸204の破断抵抗力は、追随力とされる。
は、Vギヤ36がスプール18と同軸状に嵌合される。
スプール18の端面には、Vギヤ36の端面に向けて規
制ピン200が突出形成され、Vギヤ36の端面には、
規制ピン200に対応して規制ピン孔202が形成され
る。規制ピン孔202は、Vギヤ36の周方向に沿って
長尺に形成され、規制ピン200が、規制ピン孔202
内に嵌合し、規制ピン孔202の長手方向に沿って移動
することにより、Vギヤ36がスプール18と相対回転
可能とされる。図3乃至図5に示すように、規制ピン孔
202には、この長手方向中途に障害凸(脆弱部)20
4が形成され、通常は、障害凸204を介してウエビン
グ巻取方向側の部分に規制ピン200が位置する。支軸
20とVギヤ36との間にはスプリング206が設けら
れ、スプリング206によって規制ピン200が障害凸
204に当接付勢される。これにより、スプール18と
Vギヤ36とが一体に回転する。一方、Vギヤ36のウ
エビング引出方向の回転が阻止された状態(後述するよ
うに、クラッチディスク44が第2位置に到達した状
態)でスプール18にウエビング引出方向の所定の回転
力が作用すると、規制ピン200が障害凸204を破断
させて規制ピン孔202のうちのウエビング引出方向側
の部分に入り込む。図5に示すように、規制ピン孔20
2のうちのウエビング引出方向側の部分内で孔長手方向
に規制ピン200が移動する限りにおいてスプール18
がウエビング引出方向へVギヤ36と相対回転すること
ができる。規制ピン200、規制ピン孔202、障害凸
204、スプリング206は、Vギヤ追随手段を構成
し、障害凸204の破断抵抗力は、追随力とされる。
【0025】Vギヤ36の外周には、外歯とされた係合
歯38が形成され、Vギヤ36に対応しては、Vセンサ
39が設けられる。Vセンサ39は、センサカバー24
内の下部に取り付けられ、車両急減速により加速度を受
けて車両前方へ慣性移動するボール40を備えるととも
に、ボール40の慣性移動に伴い矢印Bの向きに上方へ
回動するセンサパウル42を備える。
歯38が形成され、Vギヤ36に対応しては、Vセンサ
39が設けられる。Vセンサ39は、センサカバー24
内の下部に取り付けられ、車両急減速により加速度を受
けて車両前方へ慣性移動するボール40を備えるととも
に、ボール40の慣性移動に伴い矢印Bの向きに上方へ
回動するセンサパウル42を備える。
【0026】また、支軸20の外周には作動体としての
クラッチディスク44が嵌合される。クラッチディスク
44の外周には、規制凸部46が形成されるとともに、
規制凸部46に対応してセンサカバー24内には規制凹
部48が形成され、規制凹部48内を規制凸部46が移
動できる範囲内(第1位置と第2位置との間で)、クラ
ッチディスク44がスプール18と同軸状に回動自在と
される。クラッチディスク44は規制凹部48内に設け
られるリターンスプリング(作動体付勢手段)50によ
ってウエビング巻取方向へ付勢され、常時は、第1位置
に付勢保持される。
クラッチディスク44が嵌合される。クラッチディスク
44の外周には、規制凸部46が形成されるとともに、
規制凸部46に対応してセンサカバー24内には規制凹
部48が形成され、規制凹部48内を規制凸部46が移
動できる範囲内(第1位置と第2位置との間で)、クラ
ッチディスク44がスプール18と同軸状に回動自在と
される。クラッチディスク44は規制凹部48内に設け
られるリターンスプリング(作動体付勢手段)50によ
ってウエビング巻取方向へ付勢され、常時は、第1位置
に付勢保持される。
【0027】クラッチディスク44の下端部には、クラ
ッチパウル(センサパウル)52がクラッチパウル軸5
3で軸支され、クラッチパウル52は、センサパウル4
2の上側に位置されてセンサパウル42の上方への移動
によりクラッチパウル軸53の軸線周りに矢印Cの向き
へ押上げられて、Vギヤ36の係合歯38と係合され
る。この状態でウエビング28が引っ張られてスプール
18がVギヤ36と共にウエビング引出方向へ回転する
と、図4に示すように、クラッチパウル52が係合歯3
8で押されてクラッチディスク44がウエビング引出方
向へ回転する。
ッチパウル(センサパウル)52がクラッチパウル軸5
3で軸支され、クラッチパウル52は、センサパウル4
2の上側に位置されてセンサパウル42の上方への移動
によりクラッチパウル軸53の軸線周りに矢印Cの向き
へ押上げられて、Vギヤ36の係合歯38と係合され
る。この状態でウエビング28が引っ張られてスプール
18がVギヤ36と共にウエビング引出方向へ回転する
と、図4に示すように、クラッチパウル52が係合歯3
8で押されてクラッチディスク44がウエビング引出方
向へ回転する。
【0028】一方、フレーム12の背片58側では、そ
の背片58と共に脚片14、16が上方へ延出されて、
その延出された部分で囲まれるようにフレーム12内
に、クランプハウジング60が設けられる。図2に示す
ように、クランプハウジング60と脚片14、16との
間では、クランプハウジング60に係合突起62が形成
され、脚片14に係合孔66が形成される。係合孔66
内には、周部のうちの下側の部分を除いて他の部分が切
り欠かかれるようにされた舌片64が形成される。係合
突起62には、斜めに溝68が形成され、溝68と対応
して、係合孔66の孔側縁70も斜めとされる。また、
係合孔66の上側には、係合孔66と連通する矩形の連
通孔(移動手段)210が形成され、係合孔66と連通
孔210との間には、脚片14、16の対向方向から見
て孔幅を狭くした首部212が形成される。係合突起6
2で舌片64を押して、舌片64を外方へ弾性的に撓ま
せ、クランプハウジング60を引き上げると、孔縁70
が溝68内に挿入され、係合突起62が舌片64の上端
と首部212の下端との間で係合孔66内に入り込む。
の背片58と共に脚片14、16が上方へ延出されて、
その延出された部分で囲まれるようにフレーム12内
に、クランプハウジング60が設けられる。図2に示す
ように、クランプハウジング60と脚片14、16との
間では、クランプハウジング60に係合突起62が形成
され、脚片14に係合孔66が形成される。係合孔66
内には、周部のうちの下側の部分を除いて他の部分が切
り欠かかれるようにされた舌片64が形成される。係合
突起62には、斜めに溝68が形成され、溝68と対応
して、係合孔66の孔側縁70も斜めとされる。また、
係合孔66の上側には、係合孔66と連通する矩形の連
通孔(移動手段)210が形成され、係合孔66と連通
孔210との間には、脚片14、16の対向方向から見
て孔幅を狭くした首部212が形成される。係合突起6
2で舌片64を押して、舌片64を外方へ弾性的に撓ま
せ、クランプハウジング60を引き上げると、孔縁70
が溝68内に挿入され、係合突起62が舌片64の上端
と首部212の下端との間で係合孔66内に入り込む。
【0029】係合突起62が舌片64の上端と首部21
2の下端との間で係合孔66内に入り込むことにより弾
性復帰する舌片64の上端が係合突起62の下部を押
し、孔側縁70が溝68内で楔状に締め付けられるよう
にして、クランプハウジング60の取り付けがなされ
る。
2の下端との間で係合孔66内に入り込むことにより弾
性復帰する舌片64の上端が係合突起62の下部を押
し、孔側縁70が溝68内で楔状に締め付けられるよう
にして、クランプハウジング60の取り付けがなされ
る。
【0030】クランプハウジング60は筒状とされ、脚
片14、16の対向方向から見て、裾広がりとなってい
る。クランプハウジング内61には、スプール18から
引き出されたウエビング28が上下方向に挿通される。
ウエビング28とこの肉厚方向で対向するように、クラ
ンプ72がクランプハウジング60内に下方から挿入さ
れる。クランプ72は、クランプハウジング60と同じ
く脚片14、16の対向方向から見て、裾広がりとされ
る。クランプ72のウエビング28と対向する面には、
クランプ歯74が形成される。クランプ72は、クラン
プハウジング60内を昇降し、図3に示すように、下降
位置では、クランプ歯74がウエビング28と離間し
て、ウエビング28は引き出し巻き取りが自由である。
図4に示すように、クランプ72の上昇位置では、楔状
態に、クランプ歯74が、ウエビング28をクランプハ
ウジング60との間で挟圧し、ウエビング28の引き出
しが阻止される。クランプハウジング60とクランプ7
2との間には、コイルスプリング76が設けられ、コイ
ルスプリング76はクランプ72を下方へ付勢する。コ
イルスプリング76は、作動体付勢手段の作用も果た
す。
片14、16の対向方向から見て、裾広がりとなってい
る。クランプハウジング内61には、スプール18から
引き出されたウエビング28が上下方向に挿通される。
ウエビング28とこの肉厚方向で対向するように、クラ
ンプ72がクランプハウジング60内に下方から挿入さ
れる。クランプ72は、クランプハウジング60と同じ
く脚片14、16の対向方向から見て、裾広がりとされ
る。クランプ72のウエビング28と対向する面には、
クランプ歯74が形成される。クランプ72は、クラン
プハウジング60内を昇降し、図3に示すように、下降
位置では、クランプ歯74がウエビング28と離間し
て、ウエビング28は引き出し巻き取りが自由である。
図4に示すように、クランプ72の上昇位置では、楔状
態に、クランプ歯74が、ウエビング28をクランプハ
ウジング60との間で挟圧し、ウエビング28の引き出
しが阻止される。クランプハウジング60とクランプ7
2との間には、コイルスプリング76が設けられ、コイ
ルスプリング76はクランプ72を下方へ付勢する。コ
イルスプリング76は、作動体付勢手段の作用も果た
す。
【0031】クランプ72と上記クラッチディスク44
との間にはクランプレバー78が設けられる。クランプ
レバー78は、フレーム12内に取り付けられ、脚片1
4、16とそれぞれ対向する一対のレバープレート8
0、81が、連結プレート82で連接された形状とされ
る。レバープレート80、81には、スプール18の軸
と平行なレバー軸84を備え、レバー軸84が脚片1
4、16に形成された軸孔86内に挿入支持される。ク
ランプレバー78は、レバー軸84の軸線回りに回動自
在とされる。クラッチディスク44には、スプール18
の軸と平行にクラッチピン45が突出形成され、クラッ
チピン45に対応して、レバープレート80にはピン凹
88が形成される。クラッチピン45が、フレーム12
に形成された貫通孔90を貫通して、ピン凹88内に係
合される。また、クランプ72の下部は、クランプハウ
ジング60から下方へ突出されて、その突出下部には、
クランプピン92がスプール18の軸と平行に突出形成
される。クランプピン92に対応してレバープレート8
0、81には、レバー軸84の周りにピン孔88と略9
0°の関係で位置する突片96が形成され、クラッチピ
ン92がこの下側から突片96と係合される。クラッチ
ディスク44がウエビング引出方向へ回動することによ
り、クランプレバー78がレバー軸84の軸線回りに矢
印Dの向きに回動する。このクランプレバー88の回動
によって、クランプ72が下降位置から上昇位置へ押し
上げられて移動する。クランプハウジング60、クラン
プ72、クランプレバー78は、クランプ手段を構成す
る。
との間にはクランプレバー78が設けられる。クランプ
レバー78は、フレーム12内に取り付けられ、脚片1
4、16とそれぞれ対向する一対のレバープレート8
0、81が、連結プレート82で連接された形状とされ
る。レバープレート80、81には、スプール18の軸
と平行なレバー軸84を備え、レバー軸84が脚片1
4、16に形成された軸孔86内に挿入支持される。ク
ランプレバー78は、レバー軸84の軸線回りに回動自
在とされる。クラッチディスク44には、スプール18
の軸と平行にクラッチピン45が突出形成され、クラッ
チピン45に対応して、レバープレート80にはピン凹
88が形成される。クラッチピン45が、フレーム12
に形成された貫通孔90を貫通して、ピン凹88内に係
合される。また、クランプ72の下部は、クランプハウ
ジング60から下方へ突出されて、その突出下部には、
クランプピン92がスプール18の軸と平行に突出形成
される。クランプピン92に対応してレバープレート8
0、81には、レバー軸84の周りにピン孔88と略9
0°の関係で位置する突片96が形成され、クラッチピ
ン92がこの下側から突片96と係合される。クラッチ
ディスク44がウエビング引出方向へ回動することによ
り、クランプレバー78がレバー軸84の軸線回りに矢
印Dの向きに回動する。このクランプレバー88の回動
によって、クランプ72が下降位置から上昇位置へ押し
上げられて移動する。クランプハウジング60、クラン
プ72、クランプレバー78は、クランプ手段を構成す
る。
【0032】Vセンサ39の作動に基づきクラッチディ
スク44がウエビング引出方向へ回動するとクランプ7
2がウエビング28をクランプする。このとき、ウエビ
ング引張力は、クランプハウジング60に、ウエビング
引出方向(上方)への付勢力を及ぼす。その付勢力が所
定値を越えると、係合突起62で首部204を破断させ
てないしはその首部204を含め、係合孔66の孔縁
部、更には連通孔210の孔縁部を塑性変形させて係合
孔66、連通孔210を押し拡げる。これにより、図5
に示すように、係合突起62が係合孔66から連通孔2
10内に入り込み、係合突起62の上端が連通孔210
の孔上縁に当接するまで、クランプハウジング60がウ
エビング引出方向へ移動する。クランプハウジング60
のウエビング引出方向の移動の間、ウエビング28はク
ランプハウジング60とクランプ72との間での挟圧が
保持されて、クランプハウジング60のウエビング引出
方向の移動の分だけ、引き出される。係合孔66の孔縁
部、連通孔210の孔縁部が塑性変形部を構成する。
スク44がウエビング引出方向へ回動するとクランプ7
2がウエビング28をクランプする。このとき、ウエビ
ング引張力は、クランプハウジング60に、ウエビング
引出方向(上方)への付勢力を及ぼす。その付勢力が所
定値を越えると、係合突起62で首部204を破断させ
てないしはその首部204を含め、係合孔66の孔縁
部、更には連通孔210の孔縁部を塑性変形させて係合
孔66、連通孔210を押し拡げる。これにより、図5
に示すように、係合突起62が係合孔66から連通孔2
10内に入り込み、係合突起62の上端が連通孔210
の孔上縁に当接するまで、クランプハウジング60がウ
エビング引出方向へ移動する。クランプハウジング60
のウエビング引出方向の移動の間、ウエビング28はク
ランプハウジング60とクランプ72との間での挟圧が
保持されて、クランプハウジング60のウエビング引出
方向の移動の分だけ、引き出される。係合孔66の孔縁
部、連通孔210の孔縁部が塑性変形部を構成する。
【0033】クランプハウジング60のウエビング引出
方向の移動の過程では、スプールにウエビング引出方向
の回転力が作用し、この回転力は、図5に示すように、
クラッチディスク44を第2位置へ到達させ、そして、
障害凸204を破断させる。これにより、クランプハウ
ジング60のウエビング引出方向の移動に伴うウエビン
グの引き出しに、スプール18が回転追随する。
方向の移動の過程では、スプールにウエビング引出方向
の回転力が作用し、この回転力は、図5に示すように、
クラッチディスク44を第2位置へ到達させ、そして、
障害凸204を破断させる。これにより、クランプハウ
ジング60のウエビング引出方向の移動に伴うウエビン
グの引き出しに、スプール18が回転追随する。
【0034】Vセンサ39の作動に基づきクラッチディ
スク44がウエビング引出方向へ回動するとクランプ7
2がウエビング28をクランプする。これは、いわゆ
る、クランプハウジングがウエビVSIRと称される車
体感応式のウエビング巻取装置としての機能を果たす。
また、クランプ状態で少しくウエビング28が引き出さ
れて、これによれば、乗員拘束の際のエネルギ吸収が図
られる。
スク44がウエビング引出方向へ回動するとクランプ7
2がウエビング28をクランプする。これは、いわゆ
る、クランプハウジングがウエビVSIRと称される車
体感応式のウエビング巻取装置としての機能を果たす。
また、クランプ状態で少しくウエビング28が引き出さ
れて、これによれば、乗員拘束の際のエネルギ吸収が図
られる。
【0035】次に、図1に示すように、Vギヤ36のス
プール18と反対側の端面には、慣性質量体で構成され
るWパウル100が設けられる。Wパウル100は、ス
プール18の支軸20を通過させる通過孔102を有し
た環状とされ、支軸20の軸中心と偏心した偏心軸線上
で、Vギヤ36の端面に突出されたピン軸104が、W
パウル100に形成されたピン孔106内に嵌合され
て、スプール18に支持され、ピン軸104回りに回動
自在とされる。
プール18と反対側の端面には、慣性質量体で構成され
るWパウル100が設けられる。Wパウル100は、ス
プール18の支軸20を通過させる通過孔102を有し
た環状とされ、支軸20の軸中心と偏心した偏心軸線上
で、Vギヤ36の端面に突出されたピン軸104が、W
パウル100に形成されたピン孔106内に嵌合され
て、スプール18に支持され、ピン軸104回りに回動
自在とされる。
【0036】Wパウル100とVギヤ36との間には、
W追随付勢手段としてのコイルばね108が設けられ、
コイルばね108の一端部がWパウル100に形成され
た係止突起110に係止され、他端部がVギヤ36の端
面に形成された係止突起112に係止される。また、W
パウル100の外周の一部が切り欠かれ、その切り欠き
段差114に対応して、スプール18の端面にはストッ
パ116が突設される。ストッパ116が切り欠き段差
114と当接すべくコイルばね108で付勢されること
により、通常は、Wパウル100がスプール18と一体
に回転可能とされる。
W追随付勢手段としてのコイルばね108が設けられ、
コイルばね108の一端部がWパウル100に形成され
た係止突起110に係止され、他端部がVギヤ36の端
面に形成された係止突起112に係止される。また、W
パウル100の外周の一部が切り欠かれ、その切り欠き
段差114に対応して、スプール18の端面にはストッ
パ116が突設される。ストッパ116が切り欠き段差
114と当接すべくコイルばね108で付勢されること
により、通常は、Wパウル100がスプール18と一体
に回転可能とされる。
【0037】Wパウル100の外周にはW爪118が形
成され、クラッチディスク44の内周には、内歯とされ
たW歯120がスプール18と同軸状に形成される。車
両急減速時にウエビング28が引っ張られるとWパウル
100にウエビング巻取方向に慣性力が作用し、Wパウ
ル100がVギヤ36の回転に対して遅れ、ピン軸10
4回りにVギヤ18に対して相対的に回動し(矢印Eの
向きに)、W爪118がW歯120と離脱された位置
(図3に示す位置)から外方へ突出してW歯120と係
合される(図6を参照)。この状態で、ウエビング28
が引き続き引っ張られると、クラッチディスク44がV
ギヤ36と共にウエビング引出方向へ回動し、これによ
り、上記VSIRのときと同様に、クランプ手段が作動
してウエビング28がクランプされる。これは、いわゆ
る、WSIRと称されるウエビング感応式のウエビング
巻取装置としての機能を果たす。VSIRとWSIRと
の両機能を果たすものは、DSIRとも称される。
成され、クラッチディスク44の内周には、内歯とされ
たW歯120がスプール18と同軸状に形成される。車
両急減速時にウエビング28が引っ張られるとWパウル
100にウエビング巻取方向に慣性力が作用し、Wパウ
ル100がVギヤ36の回転に対して遅れ、ピン軸10
4回りにVギヤ18に対して相対的に回動し(矢印Eの
向きに)、W爪118がW歯120と離脱された位置
(図3に示す位置)から外方へ突出してW歯120と係
合される(図6を参照)。この状態で、ウエビング28
が引き続き引っ張られると、クラッチディスク44がV
ギヤ36と共にウエビング引出方向へ回動し、これによ
り、上記VSIRのときと同様に、クランプ手段が作動
してウエビング28がクランプされる。これは、いわゆ
る、WSIRと称されるウエビング感応式のウエビング
巻取装置としての機能を果たす。VSIRとWSIRと
の両機能を果たすものは、DSIRとも称される。
【0038】上記構成によれば、通常は、スプール18
の回転に伴い、ウエビング28の引き出し巻き取りが自
由である。ウエビング28は、ゼンマイばね32に抗し
てスプールから引き出されてクランプハウジング内61
を通過し、装着がなされ、この装着が解かれると、ゼン
マイばね32の付勢力でスプール18に巻き取られる。
の回転に伴い、ウエビング28の引き出し巻き取りが自
由である。ウエビング28は、ゼンマイばね32に抗し
てスプールから引き出されてクランプハウジング内61
を通過し、装着がなされ、この装着が解かれると、ゼン
マイばね32の付勢力でスプール18に巻き取られる。
【0039】車両急減速時には、加速度の作用によって
クラッチパウル52がVギヤ36の係合歯38と係合さ
れる。この状態でウエビング28が引っ張られてスプー
ル18がVギヤ36と共にウエビング引出方向へ回転す
ると、クラッチパウル52が係合歯38で押されてクラ
ッチディスク44が第1位置からウエビング引出方向へ
回動する。クラッチディスク44のウエビング引出方向
への回動により、クランプ72がクランプハウジング内
61をウエビング引出方向へ移動して、クランプハウジ
ング60との間でウエビング28を挟圧する。ウエビン
グ28が引き続き引っ張られると、クランプハウジング
60がクランプ72と共にウエビング引出方向へ付勢さ
れ、係合孔66の孔縁部、連通孔210の孔縁部が塑性
変形してクランプハウジング60がクランプ72と共に
ウエビング28を挟圧した状態で移動する。
クラッチパウル52がVギヤ36の係合歯38と係合さ
れる。この状態でウエビング28が引っ張られてスプー
ル18がVギヤ36と共にウエビング引出方向へ回転す
ると、クラッチパウル52が係合歯38で押されてクラ
ッチディスク44が第1位置からウエビング引出方向へ
回動する。クラッチディスク44のウエビング引出方向
への回動により、クランプ72がクランプハウジング内
61をウエビング引出方向へ移動して、クランプハウジ
ング60との間でウエビング28を挟圧する。ウエビン
グ28が引き続き引っ張られると、クランプハウジング
60がクランプ72と共にウエビング引出方向へ付勢さ
れ、係合孔66の孔縁部、連通孔210の孔縁部が塑性
変形してクランプハウジング60がクランプ72と共に
ウエビング28を挟圧した状態で移動する。
【0040】クランプハウジング60がクランプ72と
共にウエビング引出方向へ移動することにより、クラン
プハウジング60が移動する分、ウエビング28が引き
出される。これにより、スプール18にはウエビング引
出方向の回転力が及び、その回転力は、クラッチディス
ク44を第2位置へ到達させる。クラッチディスク44
が第2位置へ達すると、クラッチディスク44のウエビ
ング引出方向の回転が阻止され、Vギヤ36のウエビン
グ引出方向の回転も阻止される。クラッチディスク44
が第2位置へ達した状態では、スプール18に及ぶウエ
ビング引出方向の回転力が、スプール18をウエビング
引出方向へVギヤ36と相対回転させる。これにより、
クランプハウジング60が移動する分のウエビング28
の引き出しに、スプール18が追随回転する。
共にウエビング引出方向へ移動することにより、クラン
プハウジング60が移動する分、ウエビング28が引き
出される。これにより、スプール18にはウエビング引
出方向の回転力が及び、その回転力は、クラッチディス
ク44を第2位置へ到達させる。クラッチディスク44
が第2位置へ達すると、クラッチディスク44のウエビ
ング引出方向の回転が阻止され、Vギヤ36のウエビン
グ引出方向の回転も阻止される。クラッチディスク44
が第2位置へ達した状態では、スプール18に及ぶウエ
ビング引出方向の回転力が、スプール18をウエビング
引出方向へVギヤ36と相対回転させる。これにより、
クランプハウジング60が移動する分のウエビング28
の引き出しに、スプール18が追随回転する。
【0041】従って、クランプハウジング60が係合孔
66の孔縁部、連通孔210の孔縁部を塑性変形させて
ウエビング引出方向へ移動してその分だけウエビング2
8が引き出されることにより、乗員拘束の際のエネルギ
ーの吸収が果たされる。
66の孔縁部、連通孔210の孔縁部を塑性変形させて
ウエビング引出方向へ移動してその分だけウエビング2
8が引き出されることにより、乗員拘束の際のエネルギ
ーの吸収が果たされる。
【0042】クランプハウジング60の移動に伴うウエ
ビング28の引き出しは、クラッチディスク44の回動
を第2位置までに止めて、それ以降は、スプール18の
みを回転させることにより賄われ、クラッチディスク4
4の回動量を小さくすることができ、これは、装置の小
型化、円滑な作動が実現される。
ビング28の引き出しは、クラッチディスク44の回動
を第2位置までに止めて、それ以降は、スプール18の
みを回転させることにより賄われ、クラッチディスク4
4の回動量を小さくすることができ、これは、装置の小
型化、円滑な作動が実現される。
【0043】また、ウエビング巻取装置について、クラ
ンプ状態でのウエビング28の引き出しを要する構造を
採るものと、クランプ状態でのウエビング28の引き出
しを要しない構造を採るものとの間では、フレーム12
をそれぞれ異ならせるだけで他の部品については、共通
化が可能である。すなわち、ウエビング巻取装置がクラ
ンプ状態でのウエビング28の引き出しを要する構造を
採るものであれば、クラッチディスク44が第2位置に
達することによりスプール18に及ぶウエビング引出方
向の回転力が障害凸204を破断させるが、ウエビング
巻取装置がクランプ状態でのウエビング28の引き出し
を要しない構造を採るものであれば、クラッチディスク
44はクランプ72を作動させるのに要する分だけ回動
すれば足りて第2位置に達する必要がなく、障害凸20
4を破断させるような回転力はスプール18に及ばな
い。従って、スプール18、Vギヤ36の各部品は、そ
のまま、クランプ状態でのウエビング28の引き出しを
要しない構造を採るウエビング巻取装置に使用すること
が可能である。
ンプ状態でのウエビング28の引き出しを要する構造を
採るものと、クランプ状態でのウエビング28の引き出
しを要しない構造を採るものとの間では、フレーム12
をそれぞれ異ならせるだけで他の部品については、共通
化が可能である。すなわち、ウエビング巻取装置がクラ
ンプ状態でのウエビング28の引き出しを要する構造を
採るものであれば、クラッチディスク44が第2位置に
達することによりスプール18に及ぶウエビング引出方
向の回転力が障害凸204を破断させるが、ウエビング
巻取装置がクランプ状態でのウエビング28の引き出し
を要しない構造を採るものであれば、クラッチディスク
44はクランプ72を作動させるのに要する分だけ回動
すれば足りて第2位置に達する必要がなく、障害凸20
4を破断させるような回転力はスプール18に及ばな
い。従って、スプール18、Vギヤ36の各部品は、そ
のまま、クランプ状態でのウエビング28の引き出しを
要しない構造を採るウエビング巻取装置に使用すること
が可能である。
【0044】なお、上記実施例では、クラッチパウル5
2をVギヤ36の係合歯38と係合されるようにしてい
るが、クラッチパウル52を省略するとともにVセンサ
39をクラッチディスク44に設け、Vセンサ39のセ
ンサパウル42を直接に係合歯38と係合させるように
してもよい。
2をVギヤ36の係合歯38と係合されるようにしてい
るが、クラッチパウル52を省略するとともにVセンサ
39をクラッチディスク44に設け、Vセンサ39のセ
ンサパウル42を直接に係合歯38と係合させるように
してもよい。
【0045】また、上記実施例では、Vギヤ36をスプ
ール18に追随回転させるのに、スプリング206を設
けているが、それに限らず、規制ピン孔202のウエビ
ング巻取方向側の部分において、周方向への移動を不能
にすべく嵌合させてもよい。
ール18に追随回転させるのに、スプリング206を設
けているが、それに限らず、規制ピン孔202のウエビ
ング巻取方向側の部分において、周方向への移動を不能
にすべく嵌合させてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明のウエビング巻取装置によれば、
クランプ状態でのウエビングの引き出しを要する構造を
採るものと、クランプ状態でのウエビングの引き出しを
要しない構造を採るものとの間で、部品の共通化が高め
られ、また、構造も簡単となる。
クランプ状態でのウエビングの引き出しを要する構造を
採るものと、クランプ状態でのウエビングの引き出しを
要しない構造を採るものとの間で、部品の共通化が高め
られ、また、構造も簡単となる。
【図1】本発明のウエビング巻取装置の一実施例を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】本実施例のウエビング巻取装置において、クラ
ンプ手段を示す分解斜視図である。
ンプ手段を示す分解斜視図である。
【図3】本実施例のウエビング巻取装置において、スプ
ールの軸方向から見た図である。
ールの軸方向から見た図である。
【図4】本実施例のウエビング巻取装置において、クラ
ンプの作動状態を示す、スプールの軸方向から見た図で
ある。
ンプの作動状態を示す、スプールの軸方向から見た図で
ある。
【図5】図4の次の作動状態を示す図4に対応する図で
ある。
ある。
【図6】本実施例のウエビング巻取装置において、Wパ
ウルの作動状態を示す、スプールの軸方向から見た図で
ある。
ウルの作動状態を示す、スプールの軸方向から見た図で
ある。
12 フレーム 18 スプール 28 ウエビング 32 ゼンマイばね(巻取付勢手段) 36 Vギヤ 38 係合歯 42 Vパウル 44 クラッチディスク(作動体) 46 規制凸部(回動手段) 48 規制凹部(回動手段) 50 リターンスプリング(作動体付勢手段) 60 クランプハウジング 72 クランプ 204 障害凸(Vギヤ追随手段) 210 連通孔(移動手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 フレームに設けられ、回転自在とされて
ウエビングの引き出し巻き取りを自由とするスプール
と、 このスプールをウエビング巻取方向へ付勢する巻取付勢
手段と、 前記スプールと同軸状に設けられ、周部には係合歯を有
するVギヤと、 このVギヤとスプールとの間に設けられ、スプールの回
転にVギヤを追随させ、追随力に対抗してはスプールを
ウエビング引出方向へVギヤと相対回転させるVギヤ追
随手段と、 前記スプールと同軸状に設けられる作動体と、 この作動体を第1位置と第2位置との間で回動させる回
動手段と、 前記作動体をウエビング巻取方向の第1位置へ付勢する
作動体付勢手段と、 車両急減速に伴う加速度の作用によってVギヤの係合歯
と係合し、スプールのウエビングの引出方向の回転によ
って作動体を第1位置からウエビング引出方向へ回動さ
せるべく作動体と共に移動し、作動体の第2位置ではV
ギヤのウエビング引出方向の回転を阻止するVパウル
と、 前記フレームに取り付けられ、スプールから引き出され
るウエビングを内部に挿通させるクランプハウジング
と、 クランプハウジングとフレームとの間に設けられ、クラ
ンプハウジングに及ぶウエビング引出方向の付勢力で塑
性変形を生ずる塑性変形部を有し、塑性変形部の塑性変
形によってクランプハウジングのウエビング引出方向へ
の移動を可能とする移動手段と、 クランプハウジング内に、ウエビングと対向して設けら
れ、作動体のウエビング引出方向の回動に伴いウエビン
グ引出方向へ移動し、これによってクランプハウジング
との間でウエビングを挟圧してウエビングの引き出しを
阻止し、ウエビングの挟圧状態では、ウエビング引張力
によってクランプハウジングと共にウエビング引出方向
へ付勢力を受けて塑性変形部を塑性変形させてクランプ
ハウジングをウエビング引出方向へ移動させるとともに
クランプハウジングと共に移動し、クランプハウジング
のウエビング引出方向の移動の分だけウエビングを引き
出し、このときにスプールに及ぶウエビング引出方向の
回転力で作動体を第2位置へ到達させてVギヤ追随手段
の追随力に対抗させるクランプと、 を備えたことを特徴とするウエビング巻取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7154435A JPH092202A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | ウエビング巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7154435A JPH092202A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | ウエビング巻取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH092202A true JPH092202A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15584137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7154435A Pending JPH092202A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | ウエビング巻取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH092202A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009123317A2 (en) | 2008-03-31 | 2009-10-08 | Ashimori Industry Co., Ltd. | Seatbelt retractor |
| JP2009241879A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Ashimori Ind Co Ltd | シートベルト用リトラクタ |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP7154435A patent/JPH092202A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009123317A2 (en) | 2008-03-31 | 2009-10-08 | Ashimori Industry Co., Ltd. | Seatbelt retractor |
| JP2009241879A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Ashimori Ind Co Ltd | シートベルト用リトラクタ |
| WO2009123317A3 (en) * | 2008-03-31 | 2009-12-10 | Ashimori Industry Co., Ltd. | Seatbelt retractor |
| AU2009232654B2 (en) * | 2008-03-31 | 2011-09-08 | Ashimori Industry Co., Ltd. | Seatbelt retractor |
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