JPH09222078A - 往復動型圧縮機 - Google Patents
往復動型圧縮機Info
- Publication number
- JPH09222078A JPH09222078A JP8029515A JP2951596A JPH09222078A JP H09222078 A JPH09222078 A JP H09222078A JP 8029515 A JP8029515 A JP 8029515A JP 2951596 A JP2951596 A JP 2951596A JP H09222078 A JPH09222078 A JP H09222078A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compression
- dead volume
- compression chamber
- valve
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims abstract description 107
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims abstract description 107
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 13
- 238000005192 partition Methods 0.000 abstract description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 4
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 気筒数nに対応するトルク変動の回転n次成
分が低減されて、騒音及び振動の発生の少ない往復動型
圧縮機を提供する。 【解決手段】 一対のシリンダブロックに対向するよう
にシリンダボア33-1〜33-5を形成し、そのシリンダ
ボア33-1〜33-5には両頭ピストンを収容して圧縮室
を区画形成する。弁構成体24のガスケット28及び吸
入弁形成板29において、各シリンダボア33-1〜33
-5と対応する透孔28a-1〜28a-5,29a-1〜29
a-5の形状を変化させることにより、各圧縮室のデッド
ボリュームを変更する。ひとつの両頭ピストンの両側の
圧縮室のデッドボリュームは同一とする。
分が低減されて、騒音及び振動の発生の少ない往復動型
圧縮機を提供する。 【解決手段】 一対のシリンダブロックに対向するよう
にシリンダボア33-1〜33-5を形成し、そのシリンダ
ボア33-1〜33-5には両頭ピストンを収容して圧縮室
を区画形成する。弁構成体24のガスケット28及び吸
入弁形成板29において、各シリンダボア33-1〜33
-5と対応する透孔28a-1〜28a-5,29a-1〜29
a-5の形状を変化させることにより、各圧縮室のデッド
ボリュームを変更する。ひとつの両頭ピストンの両側の
圧縮室のデッドボリュームは同一とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、車両空
調装置に使用される往復動型圧縮機に関するものであ
る。
調装置に使用される往復動型圧縮機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の往復動型圧縮機では、ハウジン
グの内部に駆動シャフトが支持されているとともに、ク
ランク室が形成されている。前記ハウジングの一部を構
成するシリンダブロックには、前記駆動シャフトを囲む
ように複数のシリンダボアが互いに平行に配列されてい
る。そのシリンダボア内には、ピストンが往復動可能に
収容されて、圧縮室が区画形成されている。前記駆動シ
ャフトには、斜板が一体回転可能に装着され、その斜板
の回転に連動してピストンが往復動されて、圧縮室内の
冷媒ガスが圧縮される。
グの内部に駆動シャフトが支持されているとともに、ク
ランク室が形成されている。前記ハウジングの一部を構
成するシリンダブロックには、前記駆動シャフトを囲む
ように複数のシリンダボアが互いに平行に配列されてい
る。そのシリンダボア内には、ピストンが往復動可能に
収容されて、圧縮室が区画形成されている。前記駆動シ
ャフトには、斜板が一体回転可能に装着され、その斜板
の回転に連動してピストンが往復動されて、圧縮室内の
冷媒ガスが圧縮される。
【0003】この圧縮運転時には、前記各ピストンに対
しその圧縮動作に伴って圧縮反力が作用する。この圧縮
反力が斜板を介して駆動シャフトに作用し、トルク変動
が発生する。このトルク変動は、駆動シャフト−クラッ
チ系のねじり振動の加振力となる。ここで、トルク変動
の総和、言い換えれば各圧縮室で発生する圧縮反力の総
和を高速フーリエ変換(FFT)解析すると、0次から
かなり高次にわたる幅広い周波数成分が得られる。これ
らの周波数成分の中で主成分となるのが、気筒数nに対
応した回転n次成分である。そして、この回転n次成分
等の周波数が、圧縮機並びにそれに接続される補機等の
固有振動数と近接している場合には、共振現象による騒
音が発生して、車室内の騒音レベルを上昇させる原因と
なっていた。
しその圧縮動作に伴って圧縮反力が作用する。この圧縮
反力が斜板を介して駆動シャフトに作用し、トルク変動
が発生する。このトルク変動は、駆動シャフト−クラッ
チ系のねじり振動の加振力となる。ここで、トルク変動
の総和、言い換えれば各圧縮室で発生する圧縮反力の総
和を高速フーリエ変換(FFT)解析すると、0次から
かなり高次にわたる幅広い周波数成分が得られる。これ
らの周波数成分の中で主成分となるのが、気筒数nに対
応した回転n次成分である。そして、この回転n次成分
等の周波数が、圧縮機並びにそれに接続される補機等の
固有振動数と近接している場合には、共振現象による騒
音が発生して、車室内の騒音レベルを上昇させる原因と
なっていた。
【0004】このような問題を解決するために、例えば
実開平1−160180号公報には、揺動斜板式の可変
容量圧縮機において、構造上シリンダボアの配列が不等
となる場合に、一部のシリンダボア内の圧縮室のデッド
ボリュームを変更した構成が開示されている。なお、デ
ッドボリュームとは、ピストンが上死点に達したときに
おける圧縮室の容積のことである。この往復動型圧縮機
では、前記デッドボリュームがピストンの表面を所定長
だけ削り落すことによって形成されている。このデッド
ボリュームが拡大された圧縮室においては、その容積と
圧力との推移曲線が前記のデッドボリュームの拡大に伴
って変更される。そして、その圧縮室で発生する圧縮反
力が緩和されて、揺動斜板に作用する前記圧縮反力の総
和が常に等しくなって、ねじり振動や騒音の発生が低減
されるとしている。
実開平1−160180号公報には、揺動斜板式の可変
容量圧縮機において、構造上シリンダボアの配列が不等
となる場合に、一部のシリンダボア内の圧縮室のデッド
ボリュームを変更した構成が開示されている。なお、デ
ッドボリュームとは、ピストンが上死点に達したときに
おける圧縮室の容積のことである。この往復動型圧縮機
では、前記デッドボリュームがピストンの表面を所定長
だけ削り落すことによって形成されている。このデッド
ボリュームが拡大された圧縮室においては、その容積と
圧力との推移曲線が前記のデッドボリュームの拡大に伴
って変更される。そして、その圧縮室で発生する圧縮反
力が緩和されて、揺動斜板に作用する前記圧縮反力の総
和が常に等しくなって、ねじり振動や騒音の発生が低減
されるとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記公報に
は、圧縮機のねじり振動を低減するために、単に一部の
シリンダボアのデッドボリュームを変更することが開示
されているのみである。つまり、駆動シャフトのトルク
変動を対策するための規則性は、何等開示も示唆もなさ
れていない。このため、トルク変動を十分に低減するこ
とができず、騒音及び振動の発生を十分に抑制できない
おそれがあるという問題があった。
は、圧縮機のねじり振動を低減するために、単に一部の
シリンダボアのデッドボリュームを変更することが開示
されているのみである。つまり、駆動シャフトのトルク
変動を対策するための規則性は、何等開示も示唆もなさ
れていない。このため、トルク変動を十分に低減するこ
とができず、騒音及び振動の発生を十分に抑制できない
おそれがあるという問題があった。
【0006】この発明の目的は、ねじり振動の加振力で
あり、気筒数nに対応するトルク変動の回転n次成分が
低減されて、騒音及び振動の発生の少ない往復動型圧縮
機を提供することにある。
あり、気筒数nに対応するトルク変動の回転n次成分が
低減されて、騒音及び振動の発生の少ない往復動型圧縮
機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の往復動型圧縮機の発明では、ハウ
ジングの内部に駆動シャフトを支持し、シリンダボア内
にピストンを往復動可能に収容して圧縮室を区画形成
し、前記駆動シャフトにはカム板を一体回転可能に装着
し、そのカム板の回転に連動して前記ピストンを往復動
させて、冷媒ガスを圧縮するようにした往復動型圧縮機
において、前記シリンダブロックに対向配置された弁構
成体は、ガスケットと吸入弁形成板とバルブプレートと
吐出弁形成板とから形成し、前記各圧縮室は各々所定の
デッドボリュームを有してなり、これらのデッドボリュ
ームは弁構成体により変更可能に設定されるようにした
ものである。
に、請求項1に記載の往復動型圧縮機の発明では、ハウ
ジングの内部に駆動シャフトを支持し、シリンダボア内
にピストンを往復動可能に収容して圧縮室を区画形成
し、前記駆動シャフトにはカム板を一体回転可能に装着
し、そのカム板の回転に連動して前記ピストンを往復動
させて、冷媒ガスを圧縮するようにした往復動型圧縮機
において、前記シリンダブロックに対向配置された弁構
成体は、ガスケットと吸入弁形成板とバルブプレートと
吐出弁形成板とから形成し、前記各圧縮室は各々所定の
デッドボリュームを有してなり、これらのデッドボリュ
ームは弁構成体により変更可能に設定されるようにした
ものである。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の往復動型圧縮機において、前記各圧縮室におけるデ
ッドボリュームは、弁構成体のガスケット及び吸入弁形
成板の形状を変化させることにより変更されているもの
である。
載の往復動型圧縮機において、前記各圧縮室におけるデ
ッドボリュームは、弁構成体のガスケット及び吸入弁形
成板の形状を変化させることにより変更されているもの
である。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の往復動型圧縮機において、各圧縮室におけ
るデッドボリュームを前記駆動シャフトの回転方向に沿
って順に大きくなるように形成したものである。
は2に記載の往復動型圧縮機において、各圧縮室におけ
るデッドボリュームを前記駆動シャフトの回転方向に沿
って順に大きくなるように形成したものである。
【0010】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれかに記載の往復動型圧縮機において、シリンダ
ボアを前後対向するように形成するとともに、前記ピス
トンを両頭型に構成し、前後両側の各圧縮室に各々所定
のデッドボリュームを形成したものである。
のいずれかに記載の往復動型圧縮機において、シリンダ
ボアを前後対向するように形成するとともに、前記ピス
トンを両頭型に構成し、前後両側の各圧縮室に各々所定
のデッドボリュームを形成したものである。
【0011】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の往復動型圧縮機において、フロント側の各圧縮室の
デッドボリュームの大小の配置とリヤ側の各圧縮室のデ
ッドボリュームの大小の配置とが駆動シャフトの回転方
向において同じになるように形成したものである。
載の往復動型圧縮機において、フロント側の各圧縮室の
デッドボリュームの大小の配置とリヤ側の各圧縮室のデ
ッドボリュームの大小の配置とが駆動シャフトの回転方
向において同じになるように形成したものである。
【0012】請求項6に記載の発明では、請求項4また
は5に記載の往復動型圧縮機において、ひとつのピスト
ンに対してフロント側のデッドボリュームとリヤ側のデ
ッドボリュームとを同じ大きさに形成したものである。
は5に記載の往復動型圧縮機において、ひとつのピスト
ンに対してフロント側のデッドボリュームとリヤ側のデ
ッドボリュームとを同じ大きさに形成したものである。
【0013】従って、上記のように構成された往復動型
圧縮機では、各圧縮室によってデッドボリューム(ピス
トンが上死点に達したときにおける圧縮室の容積)の値
が変更され(同一のデッドボリュームを含む)、これら
デッドボリュームの値は、少なくとも2種類以上でn種
類以下(nは圧縮室数)の範囲内に設定されている。こ
のため、各圧縮室内の容積と圧力との推移曲線が変更さ
れて、各圧縮室で発生する圧縮反力に基づくトルク変動
がそれぞれ異なったものとなる。そして、前記トルク変
動の総和の高速フーリエ変換解析により得られる気筒数
nに対応した回転n次成分が、各圧縮室のデッドボリュ
ームの変更を行わない場合に比べて低減される。
圧縮機では、各圧縮室によってデッドボリューム(ピス
トンが上死点に達したときにおける圧縮室の容積)の値
が変更され(同一のデッドボリュームを含む)、これら
デッドボリュームの値は、少なくとも2種類以上でn種
類以下(nは圧縮室数)の範囲内に設定されている。こ
のため、各圧縮室内の容積と圧力との推移曲線が変更さ
れて、各圧縮室で発生する圧縮反力に基づくトルク変動
がそれぞれ異なったものとなる。そして、前記トルク変
動の総和の高速フーリエ変換解析により得られる気筒数
nに対応した回転n次成分が、各圧縮室のデッドボリュ
ームの変更を行わない場合に比べて低減される。
【0014】また、上記のように構成された両頭ピスト
ン式圧縮機では、前記のようなデッドボリュームの変更
に加えて、同一の両頭ピストンに対しては、そのフロン
ト側のデッドボリュームとリヤ側のデッドボリュームと
が同じ大きさとなるように形成されている。この両頭ピ
ストン式圧縮機における圧縮反力の位相は、フロント側
の総和とリヤ側の総和との間で180゜のずれが存在し
ている。ここで、ねじり振動の加振力となるトルク変動
の気筒数nに対応した回転n次成分は両頭ピストン式圧
縮機では偶数次成分となる。この偶数次成分は、その位
相が駆動シャフトの1回転に相当する時間内に同一変位
を偶数回繰り返すものとなっている。このため、回転n
次成分のフロント側の総和とリヤ側の総和とは、位相が
一致して重畳される。
ン式圧縮機では、前記のようなデッドボリュームの変更
に加えて、同一の両頭ピストンに対しては、そのフロン
ト側のデッドボリュームとリヤ側のデッドボリュームと
が同じ大きさとなるように形成されている。この両頭ピ
ストン式圧縮機における圧縮反力の位相は、フロント側
の総和とリヤ側の総和との間で180゜のずれが存在し
ている。ここで、ねじり振動の加振力となるトルク変動
の気筒数nに対応した回転n次成分は両頭ピストン式圧
縮機では偶数次成分となる。この偶数次成分は、その位
相が駆動シャフトの1回転に相当する時間内に同一変位
を偶数回繰り返すものとなっている。このため、回転n
次成分のフロント側の総和とリヤ側の総和とは、位相が
一致して重畳される。
【0015】しかし、前記のようにデッドボリュームの
変更を行うことによって、回転n次成分のフロント側の
総和及びリヤ側の総和がそれぞれ低減される。そして、
そのフロント側の総和とリヤ側の総和とが重畳された圧
縮機全体の回転n次成分も低減される。しかも、回転n
/2次成分が奇数次成分となっても、その奇数次成分は
駆動シャフトの1回転に相当する時間内に同一変位を奇
数回繰り返すものであり、フロント側とリヤ側とでその
波形が互いに反転した状態となる。このため、その回転
n/2次成分は同一のピストンのフロント側とリヤ側と
で互いに打ち消し合って消滅する。
変更を行うことによって、回転n次成分のフロント側の
総和及びリヤ側の総和がそれぞれ低減される。そして、
そのフロント側の総和とリヤ側の総和とが重畳された圧
縮機全体の回転n次成分も低減される。しかも、回転n
/2次成分が奇数次成分となっても、その奇数次成分は
駆動シャフトの1回転に相当する時間内に同一変位を奇
数回繰り返すものであり、フロント側とリヤ側とでその
波形が互いに反転した状態となる。このため、その回転
n/2次成分は同一のピストンのフロント側とリヤ側と
で互いに打ち消し合って消滅する。
【0016】さらに、上記のように構成された往復動型
圧縮機では、各圧縮室におけるデッドボリュームが、弁
構成体のガスケット及び吸入弁形成板の形状を変化させ
ることにより変更されている。通常、ガスケット及び吸
入弁形成板は、プレス加工により所定の形状に成形され
るため、それらの形状を変更しても容易に加工すること
ができるとともに、各圧縮室のデッドボリュームの値を
高精度に変更することができる。
圧縮機では、各圧縮室におけるデッドボリュームが、弁
構成体のガスケット及び吸入弁形成板の形状を変化させ
ることにより変更されている。通常、ガスケット及び吸
入弁形成板は、プレス加工により所定の形状に成形され
るため、それらの形状を変更しても容易に加工すること
ができるとともに、各圧縮室のデッドボリュームの値を
高精度に変更することができる。
【0017】しかも、前記のデッドボリュームの変更
は、弁構成体においてなされている。このため、弁構成
体を変更するのみで、圧縮機のねじり振動系を変更する
ことができる。そして、搭載車両の車種ごとに異なる共
振周波数に対して、圧縮機の全体構成を大きく変更する
ことなく、容易に対応することができる。
は、弁構成体においてなされている。このため、弁構成
体を変更するのみで、圧縮機のねじり振動系を変更する
ことができる。そして、搭載車両の車種ごとに異なる共
振周波数に対して、圧縮機の全体構成を大きく変更する
ことなく、容易に対応することができる。
【0018】
(第1実施形態)以下に、この発明の第1実施形態を図
1〜図14に基づいて説明する。
1〜図14に基づいて説明する。
【0019】図1に示すように、フロント側のシリンダ
ブロック21とリヤ側のシリンダブロック22とは、中
央部において接合されている。シリンダブロック21の
フロント側端面には、弁構成体23を介してフロントハ
ウジング25が接合されるとともに、シリンダブロック
22のリヤ側端面には、弁構成体24を介してリヤハウ
ジング26が接合されている。前記シリンダブロック2
1,22、フロントハウジング25、リヤハウジング2
6及び弁構成体23,24は複数の通しボルト27によ
り互いに締付固定され、これらによって圧縮機のハウジ
ングが形成されている。
ブロック21とリヤ側のシリンダブロック22とは、中
央部において接合されている。シリンダブロック21の
フロント側端面には、弁構成体23を介してフロントハ
ウジング25が接合されるとともに、シリンダブロック
22のリヤ側端面には、弁構成体24を介してリヤハウ
ジング26が接合されている。前記シリンダブロック2
1,22、フロントハウジング25、リヤハウジング2
6及び弁構成体23,24は複数の通しボルト27によ
り互いに締付固定され、これらによって圧縮機のハウジ
ングが形成されている。
【0020】図1〜図8に示すように、前記各弁構成体
23,24は、ガスケット28と、吸入弁形成板29
と、バルブプレート30と、吐出弁形成板31と、リテ
ーナプレート兼用のガスケット32とを順に接合して形
成されている。バルブプレート30には、各5個の吸入
ポート30a及び吐出ポート30bがそれぞれ所定間隔
おきに形成されている。ガスケット28には、バルブプ
レート30の各吸入ポート30a及び各吐出ポート30
bと対応するように、5個の透孔28a-1,28a-2,
28a-3,28a-4,28a-5が形成されている。
23,24は、ガスケット28と、吸入弁形成板29
と、バルブプレート30と、吐出弁形成板31と、リテ
ーナプレート兼用のガスケット32とを順に接合して形
成されている。バルブプレート30には、各5個の吸入
ポート30a及び吐出ポート30bがそれぞれ所定間隔
おきに形成されている。ガスケット28には、バルブプ
レート30の各吸入ポート30a及び各吐出ポート30
bと対応するように、5個の透孔28a-1,28a-2,
28a-3,28a-4,28a-5が形成されている。
【0021】前記吸入弁形成板29には、ガスケット2
8の各透孔28a-1〜28a-5と対応するように、5個
の透孔29a-1,29a-2,29a-3,29a-4,29
a-5が形成されている。各透孔29a-1〜29a-5内に
は、バルブプレート30の各吸入ポート30aを開閉す
るように、吸入弁29b-1,29b-2,29b-3,29
b-4,29b-5が突出形成されている。
8の各透孔28a-1〜28a-5と対応するように、5個
の透孔29a-1,29a-2,29a-3,29a-4,29
a-5が形成されている。各透孔29a-1〜29a-5内に
は、バルブプレート30の各吸入ポート30aを開閉す
るように、吸入弁29b-1,29b-2,29b-3,29
b-4,29b-5が突出形成されている。
【0022】前記吐出弁形成板31には、バルブプレー
ト30の各吐出ポート30bを開閉するように、5個の
吐出弁31a-1,31a-2,31a-3,31a-4,31
a-5が形成されている。リテーナプレート兼用のガスケ
ット32には、各吐出弁31a-1〜31a-5の最大開口
量を規制するように、5個のリテーナ32aが形成され
ている。
ト30の各吐出ポート30bを開閉するように、5個の
吐出弁31a-1,31a-2,31a-3,31a-4,31
a-5が形成されている。リテーナプレート兼用のガスケ
ット32には、各吐出弁31a-1〜31a-5の最大開口
量を規制するように、5個のリテーナ32aが形成され
ている。
【0023】図1〜図4及び図8に示すように、前記シ
リンダブロック21、22には、複数のシリンダボア3
3-1,33-2,33-3,33-4,33-5が互いに平行を
なすように貫通形成されている。各シリンダボア33-1
〜33-5の内部には両頭ピストン34が往復動可能に収
容されている。これらのピストン34の両端と前記弁構
成体23,24との間において、各シリンダボア33-1
〜33-5内には、前後一対の圧縮室35,36が形成さ
れる。なお、この実施形態の圧縮機は、5本の両頭ピス
トン34を備えた10気筒タイプの往復動型圧縮機とな
っている。
リンダブロック21、22には、複数のシリンダボア3
3-1,33-2,33-3,33-4,33-5が互いに平行を
なすように貫通形成されている。各シリンダボア33-1
〜33-5の内部には両頭ピストン34が往復動可能に収
容されている。これらのピストン34の両端と前記弁構
成体23,24との間において、各シリンダボア33-1
〜33-5内には、前後一対の圧縮室35,36が形成さ
れる。なお、この実施形態の圧縮機は、5本の両頭ピス
トン34を備えた10気筒タイプの往復動型圧縮機とな
っている。
【0024】前記フロントハウジング25及びリヤハウ
ジング26内には環状の隔壁37が形成され、この隔壁
37により、各ハウジング25,26内の外周側には吸
入室38,39が区画形成されるとともに、中心側には
吐出室40,41が区画形成されている。そして、各吸
入室38、39は、弁構成体23,24のバルブプレー
ト30に形成された吸入ポート30aを介して圧縮室3
5,36に連通されている。また、各吐出室40,41
は、弁構成体23,24のバルブプレート30に形成さ
れた吐出ポート30bを介して圧縮室35,36に連通
されている。
ジング26内には環状の隔壁37が形成され、この隔壁
37により、各ハウジング25,26内の外周側には吸
入室38,39が区画形成されるとともに、中心側には
吐出室40,41が区画形成されている。そして、各吸
入室38、39は、弁構成体23,24のバルブプレー
ト30に形成された吸入ポート30aを介して圧縮室3
5,36に連通されている。また、各吐出室40,41
は、弁構成体23,24のバルブプレート30に形成さ
れた吐出ポート30bを介して圧縮室35,36に連通
されている。
【0025】前記両シリンダブロック21,22の中央
部には、クランク室42が形成されている。両シリンダ
ブロック21,22の軸孔21a,22aには、駆動シ
ャフト43がラジアル軸受44を介して回転可能に支持
されている。この駆動シャフト43は、図示しないクラ
ッチを介して車両エンジン等の外部駆動源により回転さ
れる。
部には、クランク室42が形成されている。両シリンダ
ブロック21,22の軸孔21a,22aには、駆動シ
ャフト43がラジアル軸受44を介して回転可能に支持
されている。この駆動シャフト43は、図示しないクラ
ッチを介して車両エンジン等の外部駆動源により回転さ
れる。
【0026】前記駆動シャフト43の中間外周部には、
カム板としての斜板45が嵌合固定されている。この斜
板45には、前記両頭ピストン34がシュー46を介し
て係留され、斜板45の回転により両頭ピストン34が
シリンダボア33-1〜33-5内で往復動される。なお、
斜板45のボス部45aはスラスト軸受47を介して、
クランク室42を形成するシリンダブロック21,22
の前後両側壁面に支持されている。
カム板としての斜板45が嵌合固定されている。この斜
板45には、前記両頭ピストン34がシュー46を介し
て係留され、斜板45の回転により両頭ピストン34が
シリンダボア33-1〜33-5内で往復動される。なお、
斜板45のボス部45aはスラスト軸受47を介して、
クランク室42を形成するシリンダブロック21,22
の前後両側壁面に支持されている。
【0027】前記クランク室42は、シリンダブロック
21,22及び弁構成体23,24に形成した吸入通路
48を介して前記吸入室38,39と連通されている。
クランク室42は、シリンダブロック21,22に形成
した図示しない吸入フランジを介して外部冷媒回路に接
続されている。さらに、前記吐出室40,41は、弁構
成体23,24及びシリンダブロック21,22に形成
した吐出通路49及びシリンダブロック21,22に形
成した図示しない吐出フランジを介して外部冷媒回路に
接続されている。
21,22及び弁構成体23,24に形成した吸入通路
48を介して前記吸入室38,39と連通されている。
クランク室42は、シリンダブロック21,22に形成
した図示しない吸入フランジを介して外部冷媒回路に接
続されている。さらに、前記吐出室40,41は、弁構
成体23,24及びシリンダブロック21,22に形成
した吐出通路49及びシリンダブロック21,22に形
成した図示しない吐出フランジを介して外部冷媒回路に
接続されている。
【0028】図1及び図3〜図6に示すように、前記各
シリンダボア33-1〜33-5は、いずれもその内径が同
一に形成されている。また、各弁構成体23,24にお
いて、ガスケット28及び吸入弁形成板29は、その各
透孔28a-1〜28a-5,29a-1〜29a-5の形状が
変更されて、それらの開口量が異なったものとなってい
る。しかも、各透孔28a-1〜28a-5,29a-1〜2
9a-5の形状は、両頭ピストン34を挟んで、フロント
側の弁構成体23とリヤ側の弁構成体24とにおいて同
一になるように形成されている。
シリンダボア33-1〜33-5は、いずれもその内径が同
一に形成されている。また、各弁構成体23,24にお
いて、ガスケット28及び吸入弁形成板29は、その各
透孔28a-1〜28a-5,29a-1〜29a-5の形状が
変更されて、それらの開口量が異なったものとなってい
る。しかも、各透孔28a-1〜28a-5,29a-1〜2
9a-5の形状は、両頭ピストン34を挟んで、フロント
側の弁構成体23とリヤ側の弁構成体24とにおいて同
一になるように形成されている。
【0029】従って、各ピストン34が上死点位置に達
したときに、ピストン34の頭部端面とバルブプレート
30との間において、各シリンダボア33-1〜33-5、
ガスケット28の各透孔28a-1〜28a-5、及び吸入
弁形成板29の各透孔29a-1〜29a-5により形成さ
れる空間の容積が異なったものとなる。これにより、各
圧縮室35,36内のデッドボリュームがそれぞれ異な
った値となるように設定されている。なお、デッドボリ
ュームとは、ピストン34が上死点位置に達したときに
おける圧縮室35,36の容積のことである。
したときに、ピストン34の頭部端面とバルブプレート
30との間において、各シリンダボア33-1〜33-5、
ガスケット28の各透孔28a-1〜28a-5、及び吸入
弁形成板29の各透孔29a-1〜29a-5により形成さ
れる空間の容積が異なったものとなる。これにより、各
圧縮室35,36内のデッドボリュームがそれぞれ異な
った値となるように設定されている。なお、デッドボリ
ュームとは、ピストン34が上死点位置に達したときに
おける圧縮室35,36の容積のことである。
【0030】ここで、リヤ側の各圧縮室36のデッドボ
リュームについて詳細に説明する。図3、図5、図6、
図9及び図10に示すように、シリンダボア33-1に対
応する透孔28a-1,29a-1については、開口量が最
小になっており、圧縮室36のデッドボリュームが最小
となっている。そして、シリンダボア33-2に対応する
透孔28a-2,29a-2、シリンダボア33-4に対応す
る透孔28a-4,29a-4、シリンダボア33-3に対応
する透孔28a-3,29a-3の順に開口量が大きくなっ
て、それらの圧縮室36のデッドボリュームが拡大され
ている。また、シリンダボア33-5に対応する透孔28
a-5,29a-5については、シリンダボア33-3に対応
する透孔28a-3,29a-3と開口量が同じになるよう
に形成されて、圧縮室36のデッドボリュームが最大に
なっている。
リュームについて詳細に説明する。図3、図5、図6、
図9及び図10に示すように、シリンダボア33-1に対
応する透孔28a-1,29a-1については、開口量が最
小になっており、圧縮室36のデッドボリュームが最小
となっている。そして、シリンダボア33-2に対応する
透孔28a-2,29a-2、シリンダボア33-4に対応す
る透孔28a-4,29a-4、シリンダボア33-3に対応
する透孔28a-3,29a-3の順に開口量が大きくなっ
て、それらの圧縮室36のデッドボリュームが拡大され
ている。また、シリンダボア33-5に対応する透孔28
a-5,29a-5については、シリンダボア33-3に対応
する透孔28a-3,29a-3と開口量が同じになるよう
に形成されて、圧縮室36のデッドボリュームが最大に
なっている。
【0031】さらに、前記各両頭ピストン34を挟ん
で、フロント側の弁構成体23とリヤ側の弁構成体24
とにおいて、各透孔28a-1〜28a-5,29a-1〜2
9a-5の形状が同一となるように形成されている。この
ため、ひとつの両頭ピストン34に対して、そのフロン
ト側の圧縮室35のデッドボリュームとリヤ側の圧縮室
36のデッドボリュームとが、同じ大きさとなってい
る。言い換えると、両頭ピストン34を挟んで、駆動シ
ャフト43の軸線方向に対向するフロント側のシリンダ
ボア33-1内の圧縮室35と、リヤ側のシリンダボア3
3-1内の圧縮室36とは、同一のデッドボリュームに設
定されている。
で、フロント側の弁構成体23とリヤ側の弁構成体24
とにおいて、各透孔28a-1〜28a-5,29a-1〜2
9a-5の形状が同一となるように形成されている。この
ため、ひとつの両頭ピストン34に対して、そのフロン
ト側の圧縮室35のデッドボリュームとリヤ側の圧縮室
36のデッドボリュームとが、同じ大きさとなってい
る。言い換えると、両頭ピストン34を挟んで、駆動シ
ャフト43の軸線方向に対向するフロント側のシリンダ
ボア33-1内の圧縮室35と、リヤ側のシリンダボア3
3-1内の圧縮室36とは、同一のデッドボリュームに設
定されている。
【0032】同様に、シリンダボア33-2,33-3,3
3-4,33-5についても、それぞれフロント側とリヤ側
において、圧縮室35と圧縮室36とのデッドボリュー
ムが同一となっている。従って、フロント側の各圧縮室
35のデッドボリュームの大小の配置と、リヤ側の各圧
縮室36のデッドボリュームの大小の配置とが、駆動シ
ャフト43の回転方向において同じになるように形成さ
れている。以上述べてきたように、この実施形態の圧縮
機においては、4種類のデッドボリュームが形成されて
いる。
3-4,33-5についても、それぞれフロント側とリヤ側
において、圧縮室35と圧縮室36とのデッドボリュー
ムが同一となっている。従って、フロント側の各圧縮室
35のデッドボリュームの大小の配置と、リヤ側の各圧
縮室36のデッドボリュームの大小の配置とが、駆動シ
ャフト43の回転方向において同じになるように形成さ
れている。以上述べてきたように、この実施形態の圧縮
機においては、4種類のデッドボリュームが形成されて
いる。
【0033】次に、前記のように構成した往復動型圧縮
機について、その作用を説明する。車両エンジン等の外
部駆動源により駆動シャフト43が回転されると、クラ
ンク室42内の斜板45が回転され、シュー46を介し
て複数の両頭ピストン34がシリンダボア33-1〜33
-5内で往復動される。この両頭ピストン34の運動によ
り、図示しない外部冷媒回路から吸入フランジを介して
クランク室42に導かれた冷媒ガスは、そのクランク室
42から吸入通路48を経て吸入室38,39に導かれ
る。両頭ピストン34が上死点から下死点に向かう再膨
張・吸入行程において、圧縮室35,36内の圧力が低
下して、吸入弁29b-1〜29b-5が開放され、吸入室
38,39内の冷媒ガスは、吸入ポート30aを通って
圧縮室35,36内に吸入される。
機について、その作用を説明する。車両エンジン等の外
部駆動源により駆動シャフト43が回転されると、クラ
ンク室42内の斜板45が回転され、シュー46を介し
て複数の両頭ピストン34がシリンダボア33-1〜33
-5内で往復動される。この両頭ピストン34の運動によ
り、図示しない外部冷媒回路から吸入フランジを介して
クランク室42に導かれた冷媒ガスは、そのクランク室
42から吸入通路48を経て吸入室38,39に導かれ
る。両頭ピストン34が上死点から下死点に向かう再膨
張・吸入行程において、圧縮室35,36内の圧力が低
下して、吸入弁29b-1〜29b-5が開放され、吸入室
38,39内の冷媒ガスは、吸入ポート30aを通って
圧縮室35,36内に吸入される。
【0034】次に、両頭ピストン34が下死点から上死
点に向かう圧縮・吐出行程において、圧縮室35,36
内の冷媒ガスは圧縮される。そして、冷媒ガスが所定の
圧力に達すると、高圧の圧縮冷媒ガスが吐出弁31a-1
〜31a-5を押し退けて、吐出ポート30bを経て吐出
室40,41内に吐出される。さらに、吐出室40,4
1内の圧縮冷媒ガスは、吐出通路49及び図示しない吐
出フランジを経て、外部冷媒回路をなす凝縮器、膨張
弁、蒸発器に供給され、車両室内の空調に供される。
点に向かう圧縮・吐出行程において、圧縮室35,36
内の冷媒ガスは圧縮される。そして、冷媒ガスが所定の
圧力に達すると、高圧の圧縮冷媒ガスが吐出弁31a-1
〜31a-5を押し退けて、吐出ポート30bを経て吐出
室40,41内に吐出される。さらに、吐出室40,4
1内の圧縮冷媒ガスは、吐出通路49及び図示しない吐
出フランジを経て、外部冷媒回路をなす凝縮器、膨張
弁、蒸発器に供給され、車両室内の空調に供される。
【0035】さて、図14に示すように、10気筒タイ
プの両頭ピストン式圧縮機においては、各圧縮室の圧縮
反力の位相は、フロント側の総和とリヤ側の総和とで1
80゜ずれたものとなる。また、各圧縮室の圧縮反力の
総和の高速フーリエ変換解析によって得られる回転n次
成分としての回転10次成分は、駆動シャフト43の1
回転分の時間において同一変位を10回、つまり偶数回
繰り返す波形を有している。ここで、各圧縮室のデッド
ボリュームが同一に形成されている場合には、各圧縮室
に由来する回転10次成分が規則正しい波形を有すると
ともに、フロント側の総和の位相とリヤ側の総和の位相
とが完全に一致する。そして、各圧縮室の圧縮反力に由
来するトルク変動の回転10次成分は完全に重畳され
て、駆動シャフト43と図示しないクラッチとの間のね
じり振動の加振力の主成分となる。
プの両頭ピストン式圧縮機においては、各圧縮室の圧縮
反力の位相は、フロント側の総和とリヤ側の総和とで1
80゜ずれたものとなる。また、各圧縮室の圧縮反力の
総和の高速フーリエ変換解析によって得られる回転n次
成分としての回転10次成分は、駆動シャフト43の1
回転分の時間において同一変位を10回、つまり偶数回
繰り返す波形を有している。ここで、各圧縮室のデッド
ボリュームが同一に形成されている場合には、各圧縮室
に由来する回転10次成分が規則正しい波形を有すると
ともに、フロント側の総和の位相とリヤ側の総和の位相
とが完全に一致する。そして、各圧縮室の圧縮反力に由
来するトルク変動の回転10次成分は完全に重畳され
て、駆動シャフト43と図示しないクラッチとの間のね
じり振動の加振力の主成分となる。
【0036】この場合、回転n/2次成分としての回転
5次成分は、駆動シャフト43の1回転分の時間におい
て同一変位を5回、つまり奇数回繰り返すものとなって
いる。この回転5次成分は、フロント側の総和とリヤ側
の総和との間に180゜の位相のずれがあり、互いに打
ち消し合っている。
5次成分は、駆動シャフト43の1回転分の時間におい
て同一変位を5回、つまり奇数回繰り返すものとなって
いる。この回転5次成分は、フロント側の総和とリヤ側
の総和との間に180゜の位相のずれがあり、互いに打
ち消し合っている。
【0037】ここで、前記回転10次成分を低減するた
めに、同一の両頭ピストン34のフロント側とリヤ側と
でデッドボリュームを異ならせた場合には、図13に示
すように、回転10次成分はフロント側の総和とリヤ側
の総和とで位相にずれが生じて低減される。ところが、
回転5次成分も回転10次成分と同様にフロント側とリ
ヤ側とで異なる位相のずれが生じて、新たに重畳部分が
発生する。このため、トルク変動の回転5次成分が新た
な騒音の発生要因となることがある。
めに、同一の両頭ピストン34のフロント側とリヤ側と
でデッドボリュームを異ならせた場合には、図13に示
すように、回転10次成分はフロント側の総和とリヤ側
の総和とで位相にずれが生じて低減される。ところが、
回転5次成分も回転10次成分と同様にフロント側とリ
ヤ側とで異なる位相のずれが生じて、新たに重畳部分が
発生する。このため、トルク変動の回転5次成分が新た
な騒音の発生要因となることがある。
【0038】これに対して、この実施形態の圧縮機で
は、フロント側及びリヤ側において、それぞれ各圧縮室
35,36のデッドボリュームが4種類に変更されてい
る。この各圧縮室35,36のデッドボリュームの変更
に伴って、その圧縮室35,36の容積と圧力との推移
の曲線がそれぞれ異なったものとなる。すなわち、図1
1に示すように、デッドボリュームが小さいものと、デ
ッドボリュームが大きいものとの間では、再膨張行程及
び圧縮行程における圧縮室35,36内の圧力変化のタ
イミングに差が生じる。また、圧縮行程の最終段階にお
ける過圧縮時の圧力についても差が生じる。
は、フロント側及びリヤ側において、それぞれ各圧縮室
35,36のデッドボリュームが4種類に変更されてい
る。この各圧縮室35,36のデッドボリュームの変更
に伴って、その圧縮室35,36の容積と圧力との推移
の曲線がそれぞれ異なったものとなる。すなわち、図1
1に示すように、デッドボリュームが小さいものと、デ
ッドボリュームが大きいものとの間では、再膨張行程及
び圧縮行程における圧縮室35,36内の圧力変化のタ
イミングに差が生じる。また、圧縮行程の最終段階にお
ける過圧縮時の圧力についても差が生じる。
【0039】これにより、図12に示すように、デッド
ボリュームが小さいものと、デッドボリュームが大きい
ものとの間では、1圧縮室35、36あたりの圧縮トル
クの推移曲線において、トルクのピーク位置に差が生じ
る。そして、デッドボリュームの変更された各圧縮室3
5、36ごとに、圧縮トルクの推移曲線が異なったもの
となる。このため、前記圧縮反力の総和において、トル
ク変動の位相の重畳部分が低減されて、その高速フーリ
エ変換解析により得られる気筒数に対応したトルク変動
の回転10次成分が低減される。
ボリュームが小さいものと、デッドボリュームが大きい
ものとの間では、1圧縮室35、36あたりの圧縮トル
クの推移曲線において、トルクのピーク位置に差が生じ
る。そして、デッドボリュームの変更された各圧縮室3
5、36ごとに、圧縮トルクの推移曲線が異なったもの
となる。このため、前記圧縮反力の総和において、トル
ク変動の位相の重畳部分が低減されて、その高速フーリ
エ変換解析により得られる気筒数に対応したトルク変動
の回転10次成分が低減される。
【0040】また、ひとつの両頭ピストン34のフロン
ト側の圧縮室35とリヤ側の圧縮室36とのデッドボリ
ュームが、同一となるように形成されている。このた
め、回転5次成分は、そのフロント側の総和とリヤ側の
総和との間に180゜の位相のずれが保たれたままとな
って、互いに打ち消し合って消滅する。
ト側の圧縮室35とリヤ側の圧縮室36とのデッドボリ
ュームが、同一となるように形成されている。このた
め、回転5次成分は、そのフロント側の総和とリヤ側の
総和との間に180゜の位相のずれが保たれたままとな
って、互いに打ち消し合って消滅する。
【0041】以上のように構成された実施形態によれ
ば、以下の優れた効果を奏する。 (a) フロント側及びリヤ側において、それぞれ各圧
縮室35,36のデッドボリュームが、4種類に変更さ
れている。これによって、10気筒タイプの両頭ピスト
ン式圧縮機において、ねじり振動の加振力となるトルク
変動の主成分である回転10次成分が低減される。従っ
て、前記ねじり振動によって、圧縮機並びにそれに接続
される補機等の共振現象による騒音の発生が低減され
て、車室内の騒音レベルが低下される。
ば、以下の優れた効果を奏する。 (a) フロント側及びリヤ側において、それぞれ各圧
縮室35,36のデッドボリュームが、4種類に変更さ
れている。これによって、10気筒タイプの両頭ピスト
ン式圧縮機において、ねじり振動の加振力となるトルク
変動の主成分である回転10次成分が低減される。従っ
て、前記ねじり振動によって、圧縮機並びにそれに接続
される補機等の共振現象による騒音の発生が低減され
て、車室内の騒音レベルが低下される。
【0042】(b) ひとつの両頭ピストン34のフロ
ント側の圧縮室35とリヤ側の圧縮室36とのデッドボ
リュームが同一となるように形成されている。このた
め、回転5次成分は、そのフロント側の総和とリヤ側の
総和とが互いに打ち消し合って、消滅する。従って、前
記(a)項の効果とあいまって、トルク変動の回転10
次成分を低減しつつ、回転5次成分の発生を抑制するこ
とができる。
ント側の圧縮室35とリヤ側の圧縮室36とのデッドボ
リュームが同一となるように形成されている。このた
め、回転5次成分は、そのフロント側の総和とリヤ側の
総和とが互いに打ち消し合って、消滅する。従って、前
記(a)項の効果とあいまって、トルク変動の回転10
次成分を低減しつつ、回転5次成分の発生を抑制するこ
とができる。
【0043】(c) この実施形態の圧縮機では、両弁
構成体23,24におけるガスケット28及び吸入弁形
成板29上の透孔28a-1〜28a-5,29a-1〜29
a-5の形状を変化させることにより、各圧縮室35,3
6におけるデッドボリュームの値が変更されている。通
常、ガスケット28及び吸入弁形成板29は、プレス加
工により成形されるため、それらに形成される透孔28
a-1〜28a-5,29a-1〜29a-5の形状が変化して
も、加工を容易に行うことができる。また、これらの透
孔28a-1〜28a-5,29a-1〜29a-5の形状を適
宜に変化させることにより、各圧縮室35,36のデッ
ドボリュームの値を高精度に変更することができる。し
かも、圧縮機の全体構成を大きく変更することなく、前
記ガスケット28及び吸入弁形成板29を変更するのみ
で、圧縮機のねじり振動系を変更することができる。従
って、搭載車両の車種ごとに異なる共振周波数に対し
て、容易に対応することができる。
構成体23,24におけるガスケット28及び吸入弁形
成板29上の透孔28a-1〜28a-5,29a-1〜29
a-5の形状を変化させることにより、各圧縮室35,3
6におけるデッドボリュームの値が変更されている。通
常、ガスケット28及び吸入弁形成板29は、プレス加
工により成形されるため、それらに形成される透孔28
a-1〜28a-5,29a-1〜29a-5の形状が変化して
も、加工を容易に行うことができる。また、これらの透
孔28a-1〜28a-5,29a-1〜29a-5の形状を適
宜に変化させることにより、各圧縮室35,36のデッ
ドボリュームの値を高精度に変更することができる。し
かも、圧縮機の全体構成を大きく変更することなく、前
記ガスケット28及び吸入弁形成板29を変更するのみ
で、圧縮機のねじり振動系を変更することができる。従
って、搭載車両の車種ごとに異なる共振周波数に対し
て、容易に対応することができる。
【0044】(第2実施形態)以下に、この発明の第2
実施形態を、図15に基づいて説明する。この第2実施
形態では、10気筒タイプの両頭ピストン式圧縮機にお
いて、各シリンダボア33-1〜33-5内の圧縮室35,
36のデッドボリュームが、駆動シャフト43の回転方
向に沿って順に大きくなるように形成されている。ま
た、ひとつの両頭ピストン34を介して対向するフロン
ト側のシリンダボア33-1〜33-5内の圧縮室35と、
リヤ側のシリンダボア33-1〜33-5内の圧縮室36と
は、同一のデッドボリュームとなるように設定されてい
る。
実施形態を、図15に基づいて説明する。この第2実施
形態では、10気筒タイプの両頭ピストン式圧縮機にお
いて、各シリンダボア33-1〜33-5内の圧縮室35,
36のデッドボリュームが、駆動シャフト43の回転方
向に沿って順に大きくなるように形成されている。ま
た、ひとつの両頭ピストン34を介して対向するフロン
ト側のシリンダボア33-1〜33-5内の圧縮室35と、
リヤ側のシリンダボア33-1〜33-5内の圧縮室36と
は、同一のデッドボリュームとなるように設定されてい
る。
【0045】つまり、図15に示すように、両弁構成体
23,24において、シリンダボア33-1と対応するガ
スケット28及び吸入弁形成体29の透孔28a-1,2
9a-1については、開口量が最小となるように形成され
て、圧縮室35,36のデッドボリュームが最小となっ
ている。そして、駆動シャフト43の回転方向に沿っ
て、シリンダボア33-2〜33-5と対応する透孔28a
-2,29a-2、透孔28a-3,29a-3、透孔28a-
4,29a-4、透孔28a-5,29a-5の順で、それら
の開口量が次第に大きくなって、圧縮室35,36のデ
ッドボリュームが拡大されている。
23,24において、シリンダボア33-1と対応するガ
スケット28及び吸入弁形成体29の透孔28a-1,2
9a-1については、開口量が最小となるように形成され
て、圧縮室35,36のデッドボリュームが最小となっ
ている。そして、駆動シャフト43の回転方向に沿っ
て、シリンダボア33-2〜33-5と対応する透孔28a
-2,29a-2、透孔28a-3,29a-3、透孔28a-
4,29a-4、透孔28a-5,29a-5の順で、それら
の開口量が次第に大きくなって、圧縮室35,36のデ
ッドボリュームが拡大されている。
【0046】このように構成した場合でも、前記第1実
施形態とほぼ同様に、回転10次成分を低減しつつ、回
転5次成分の発生を抑制することができる。 (第3実施形態)以下に、この発明の第3実施形態を、
図16に基づいて説明する。
施形態とほぼ同様に、回転10次成分を低減しつつ、回
転5次成分の発生を抑制することができる。 (第3実施形態)以下に、この発明の第3実施形態を、
図16に基づいて説明する。
【0047】この第3実施形態では、各シリンダボア3
3と対応するように、両弁構成体23,24のバルブプ
レート30に凹所51が形成されている。そして、これ
らの凹所51の開口面積または深さが変更されるととも
に、前記第1及び第2実施例に示すようにガスケット2
8及び吸入弁形成体29上の透孔28a-1〜28a-5,
29a-1〜29a-5の開口量が変更されている。これに
より、各シリンダボア33-1〜33-5内の圧縮室35,
36のデッドボリュームが異なるように設定されてい
る。
3と対応するように、両弁構成体23,24のバルブプ
レート30に凹所51が形成されている。そして、これ
らの凹所51の開口面積または深さが変更されるととも
に、前記第1及び第2実施例に示すようにガスケット2
8及び吸入弁形成体29上の透孔28a-1〜28a-5,
29a-1〜29a-5の開口量が変更されている。これに
より、各シリンダボア33-1〜33-5内の圧縮室35,
36のデッドボリュームが異なるように設定されてい
る。
【0048】このように構成した場合でも、前記第1実
施形態とほぼ同様に、回転10次成分を低減しつつ、回
転5次成分の発生を抑制することができる。また、この
第3の実施形態においては、ガスケット28及び吸入弁
形成体29上の透孔28a-1〜28a-5,29a-1〜2
9a-5の開口量の変化のみでなく、バルブプレート30
上の凹所51の開口面積または深さの変化も加えて、圧
縮室35,36のデッドボリュームを変更することがで
きる。このため、最小のデッドボリュームの値と最大の
デッドボリュームの値との差を大きく確保することがで
きる。
施形態とほぼ同様に、回転10次成分を低減しつつ、回
転5次成分の発生を抑制することができる。また、この
第3の実施形態においては、ガスケット28及び吸入弁
形成体29上の透孔28a-1〜28a-5,29a-1〜2
9a-5の開口量の変化のみでなく、バルブプレート30
上の凹所51の開口面積または深さの変化も加えて、圧
縮室35,36のデッドボリュームを変更することがで
きる。このため、最小のデッドボリュームの値と最大の
デッドボリュームの値との差を大きく確保することがで
きる。
【0049】なお、この発明は以下のように変更して具
体化することもできる。 (1) この発明を、前記実施形態に記載以外の気筒
数、例えば6、8、あるいは12気筒の両頭ピストン式
圧縮機において具体化すること。
体化することもできる。 (1) この発明を、前記実施形態に記載以外の気筒
数、例えば6、8、あるいは12気筒の両頭ピストン式
圧縮機において具体化すること。
【0050】(2) フロント側及びリヤ側それぞれの
各圧縮室35,36のデッドボリュームの種類を、前記
実施形態に記載以外のもの、例えば2あるいは3種類に
すること。
各圧縮室35,36のデッドボリュームの種類を、前記
実施形態に記載以外のもの、例えば2あるいは3種類に
すること。
【0051】(3) 2種類以上のデッドボリュームの
変更を、フロント側の各圧縮室35あるいはリヤ側の各
圧縮室36のどちらか一方のみにおいて行うこと。 (4) この発明を片頭ピストン式圧縮機において具体
化すること。
変更を、フロント側の各圧縮室35あるいはリヤ側の各
圧縮室36のどちらか一方のみにおいて行うこと。 (4) この発明を片頭ピストン式圧縮機において具体
化すること。
【0052】以上のように構成しても、気筒数nに対応
する回転n次成分を低減することができる。 (5) この発明をウェーブカムプレートタイプの往復
動型圧縮機において具体化すること。
する回転n次成分を低減することができる。 (5) この発明をウェーブカムプレートタイプの往復
動型圧縮機において具体化すること。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれば
以下の優れた効果を奏する。各圧縮室は少なくとも2種
類以上の各々所定のデッドボリュームが設定されてい
る。しかも、各圧縮室のデッドボリュームは、、弁構成
体により変更可能に設定される。
以下の優れた効果を奏する。各圧縮室は少なくとも2種
類以上の各々所定のデッドボリュームが設定されてい
る。しかも、各圧縮室のデッドボリュームは、、弁構成
体により変更可能に設定される。
【0054】従って、気筒数nに対応したトルク変動の
回転n次成分が低減されて、駆動シャフト−クラッチ系
のねじり振動の加振力が抑制される。そして、圧縮機並
びにそれに接続される補機において、前記ねじり振動に
よって励起される共振現象が低減されて、車室内の騒音
レベルを低下させることができる。
回転n次成分が低減されて、駆動シャフト−クラッチ系
のねじり振動の加振力が抑制される。そして、圧縮機並
びにそれに接続される補機において、前記ねじり振動に
よって励起される共振現象が低減されて、車室内の騒音
レベルを低下させることができる。
【0055】また、両頭ピストン式圧縮機においては、
ひとつのピストンに対してフロント側のデッドボリュー
ムとリヤ側のデッドボリュームとは、同じ大きさとなる
ように構成されている。このため、回転n/2次成分が
奇数次成分となる場合には、ひとつのピストンのフロン
ト側とリヤ側とで互いに打ち消し合って消滅する。従っ
て、前記の発明の効果とあいまって、気筒数nに対応す
る回転n次成分を低減しつつ、回転n/2次成分の発生
を抑制することができる。そして、回転n次成分対策に
よる新たな振動発生要因の発生が防止される。
ひとつのピストンに対してフロント側のデッドボリュー
ムとリヤ側のデッドボリュームとは、同じ大きさとなる
ように構成されている。このため、回転n/2次成分が
奇数次成分となる場合には、ひとつのピストンのフロン
ト側とリヤ側とで互いに打ち消し合って消滅する。従っ
て、前記の発明の効果とあいまって、気筒数nに対応す
る回転n次成分を低減しつつ、回転n/2次成分の発生
を抑制することができる。そして、回転n次成分対策に
よる新たな振動発生要因の発生が防止される。
【0056】さらに、この圧縮機においては、弁構成体
のガスケット及び吸入弁形成板の形状を変化させること
により、各圧縮室におけるデッドボリュームが変更され
ている。このため、ガスケット及び吸入弁形成板の形状
を変化させるという簡単な構成で、各圧縮室のデッドボ
リュームの値を高精度に変更することができる。また、
弁構成体を変更するのみで圧縮機のねじり振動系を変更
することができて、搭載車両の車種ごとに異なる共振系
に容易に対応することができる。
のガスケット及び吸入弁形成板の形状を変化させること
により、各圧縮室におけるデッドボリュームが変更され
ている。このため、ガスケット及び吸入弁形成板の形状
を変化させるという簡単な構成で、各圧縮室のデッドボ
リュームの値を高精度に変更することができる。また、
弁構成体を変更するのみで圧縮機のねじり振動系を変更
することができて、搭載車両の車種ごとに異なる共振系
に容易に対応することができる。
【図1】 第1実施形態の圧縮機を示す断面図。
【図2】 図1の圧縮機の一部を拡大して示す部分断面
図。
図。
【図3】 リヤ側の弁構成体及びその関連構成を分解し
て示す斜視図。
て示す斜視図。
【図4】 図2の4−4線における断面図。
【図5】 図2の5−5線における断面図。
【図6】 図2の6−6線における断面図。
【図7】 図2の7−7線における断面図。
【図8】 図2の8−8線における断面図。
【図9】 図6の9−9線における部分断面図。
【図10】 図6の10−10線における部分断面図。
【図11】 シャフト回転角とボア内圧力との関係を示
す説明図。
す説明図。
【図12】 シャフト回転角と1圧縮室あたりの圧縮ト
ルクとの関係を示す説明図。
ルクとの関係を示す説明図。
【図13】 回転10次成分の低減と回転5次成分の変
化を示す説明図。
化を示す説明図。
【図14】 (a)は回転5次成分について、(b)は
回転10次成分について、フロント側の総和とリヤ側の
総和との重畳現象に関する説明図。
回転10次成分について、フロント側の総和とリヤ側の
総和との重畳現象に関する説明図。
【図15】 第2実施形態の圧縮機の要部を示す断面
図。
図。
【図16】 第3実施形態の圧縮機の要部を拡大して示
す部分断面図。
す部分断面図。
21,22…ハウジングの一部を構成するシリンダブロ
ック、23,24…弁構成体、25…ハウジングの一部
を構成するフロントハウジング、26…ハウジングの一
部を構成するリヤハウジング、28…ガスケット、29
…吸入弁形成板、30…バルブプレート、31…吐出弁
形成板、32…リテーナプレート兼用のガスケット、3
3-1〜33-5…シリンダボア、34…両頭ピストン、3
5,36…圧縮室、42…クランク室、43…駆動シャ
フト、45…カム板としての斜板。
ック、23,24…弁構成体、25…ハウジングの一部
を構成するフロントハウジング、26…ハウジングの一
部を構成するリヤハウジング、28…ガスケット、29
…吸入弁形成板、30…バルブプレート、31…吐出弁
形成板、32…リテーナプレート兼用のガスケット、3
3-1〜33-5…シリンダボア、34…両頭ピストン、3
5,36…圧縮室、42…クランク室、43…駆動シャ
フト、45…カム板としての斜板。
フロントページの続き (72)発明者 神徳 哲行 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (6)
- 【請求項1】 ハウジングの内部に駆動シャフトを支持
するとともに、クランク室を形成し、前記ハウジングの
一部を構成するシリンダブロックには駆動シャフトを囲
むように複数のシリンダボアを配列し、そのシリンダボ
ア内にピストンを往復動可能に収容して圧縮室を区画形
成し、前記駆動シャフトにはカム板を一体回転可能に装
着し、そのカム板の回転に連動して前記ピストンを往復
動させて、冷媒ガスを圧縮するようにした往復動型圧縮
機において、 前記シリンダブロックに対向配置された弁構成体は、ガ
スケットと吸入弁形成板とバルブプレートと吐出弁形成
板とから形成し、前記各圧縮室は各々所定のデッドボリ
ュームを有してなり、これらのデッドボリュームは弁構
成体により変更可能に設定されることを特徴とする往復
動型圧縮機。 - 【請求項2】 前記各圧縮室におけるデッドボリューム
は、弁構成体のガスケット及び吸入弁形成板の形状を変
化させることにより変更されていることを特徴とする請
求項1に記載の往復動型圧縮機。 - 【請求項3】 前記各圧縮室におけるデッドボリューム
を前記駆動シャフトの回転方向に沿って順に大きくなる
ように形成したことを特徴とする請求項1または2に記
載の往復動型圧縮機。 - 【請求項4】 前記シリンダボアを前後対向するように
形成するとともに、前記ピストンを両頭型に構成し、前
後両側の各圧縮室に各々所定のデッドボリュームを形成
したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
往復動型圧縮機。 - 【請求項5】 フロント側の各圧縮室のデッドボリュー
ムの大小の配置と、リヤ側の各圧縮室のデッドボリュー
ムの大小の配置とが、駆動シャフトの回転方向において
同じになるように形成したことを特徴とする請求項4に
記載の往復動型圧縮機。 - 【請求項6】 ひとつの両頭ピストンに対して、フロン
ト側のデッドボリュームとリヤ側のデッドボリュームと
を同じ大きさに形成したことを特徴とする請求項4また
は5に記載の往復動型圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8029515A JPH09222078A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 往復動型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8029515A JPH09222078A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 往復動型圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09222078A true JPH09222078A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12278243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8029515A Pending JPH09222078A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 往復動型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09222078A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101109041B1 (ko) * | 2007-02-15 | 2012-01-31 | 한국델파이주식회사 | 고정사판식 압축기의 일체형 밸브유니트 |
-
1996
- 1996-02-16 JP JP8029515A patent/JPH09222078A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101109041B1 (ko) * | 2007-02-15 | 2012-01-31 | 한국델파이주식회사 | 고정사판식 압축기의 일체형 밸브유니트 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5533871A (en) | Single-headed-piston-type swash-plate compressor having pulsation damping system | |
| KR100235512B1 (ko) | 압축기의 머플러 구조체 | |
| KR100317417B1 (ko) | 피스톤식 압축기 | |
| US6077049A (en) | Double-headed piston type compressor | |
| US4781540A (en) | Piston type compressor for air conditioning unit having asymmetric valve mechanism | |
| US6402483B1 (en) | Double-headed piston compressor | |
| US4101250A (en) | Swash plate type compressor | |
| US6045342A (en) | Refrigerant compressor | |
| JPS601396A (ja) | 低吐出脈動圧縮機 | |
| US5983780A (en) | Multiple piston swash plate type of compressor including different dead volumes of the cylinder bores by the use of different length pistons | |
| US4761119A (en) | Compressor having pulsating reducing mechanism | |
| JPH09222079A (ja) | 往復動型圧縮機 | |
| JPH09222078A (ja) | 往復動型圧縮機 | |
| JP3750183B2 (ja) | 往復動型圧縮機 | |
| KR100230724B1 (ko) | 왕복 운동형 압축기 | |
| US4101249A (en) | Swash plate type compressor | |
| JPH109128A (ja) | 往復動型圧縮機 | |
| US20090116974A1 (en) | Compressor | |
| JPH09222077A (ja) | 往復動型圧縮機 | |
| JPH09222076A (ja) | 往復動型圧縮機 | |
| JPH10131851A (ja) | 往復動型圧縮機 | |
| JP3489339B2 (ja) | 圧縮機のマフラ構造 | |
| JPH09264254A (ja) | ピストン式圧縮機及びその組付方法 | |
| JPH10141220A (ja) | 両頭ピストン式圧縮機のマフラ構造 | |
| JPH07286579A (ja) | ピストン式圧縮機における振動騒音抑制構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051115 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051122 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060322 |