JPH09264254A - ピストン式圧縮機及びその組付方法 - Google Patents

ピストン式圧縮機及びその組付方法

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JPH09264254A
JPH09264254A JP8276482A JP27648296A JPH09264254A JP H09264254 A JPH09264254 A JP H09264254A JP 8276482 A JP8276482 A JP 8276482A JP 27648296 A JP27648296 A JP 27648296A JP H09264254 A JPH09264254 A JP H09264254A
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JP
Japan
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valve
plate
type compressor
piston type
discharge
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Application number
JP8276482A
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English (en)
Inventor
Isato Ikeda
勇人 池田
Tomoji Taruya
知二 樽谷
Yasushi Sato
裕史 佐藤
Kiichi Ideto
紀一 出戸
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組付作業が容易であり、かつシール性の優れた
弁板を備えたピストン式圧縮機及びその組付方法を提供
する。 【解決手段】シリンダブロック11,12と、フロント
ハウジング15及びリヤハウジング16との間に弁板1
3,14がそれぞれ介在されている。弁板13,14は
吸入弁形成板19,20、本体板17,18及び吐出弁
形成板21,22を含む。弁板13,14は、その中心
部の2ヶ所においてリベット53によって一体に固定さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車両空調
装置に使用されるピストン式圧縮機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の圧縮機においては、図5に示す
ように、シリンダボア71を有するシリンダブロック7
2と、吐出室73及び吸入室74を有するハウジング7
5との間に弁板76が介在されている。そして、ピスト
ン77の往復運動による冷媒ガスの吸入及び吐出を行う
ため、前記弁板76にはガス流通ポート86を有する本
体板85、吐出弁78を有する吐出弁形成板79及び吸
入弁80を有する吸入弁形成板81がそれぞれ設けられ
ている。
【0003】従来においては、シリンダブロック72と
ハウジング75の組付時において、この弁板76の本体
板85、吐出弁形成板79及び吸入弁形成板81はそれ
ぞれ別体である。そして、シリンダブロック72とハウ
ジング75の組付に際して、ピン82により本体板8
5、吐出弁形成板79及び吸入弁形成板81がシリンダ
ブロック72に対して順に位置決めされる。その後、シ
リンダブロック72とハウジング75とを締め付け固定
するボルト83によってハウジング75の吸入室74,
吐出室73間の隔壁84とシリンダブロック72との間
に弁板76が挟持固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の圧縮機
においては、ピン82により、弁板76の本体板85及
び弁形成板79,81がシリンダブロック72に対して
個々に位置決めされるものの、本体板85と弁形成板7
9,81との間の厳密な位置決めは難しい。従って、本
体板85のガス流通ポート86と吸入弁80及び吐出弁
78との位置関係がずれて、ガス漏れのおそれがある。
このおそれを低減するために、従来は、前記ガス流通ポ
ート86に対して吸入弁80及び吐出弁78を大きめに
形成していたが、このように構成すると、吸入弁80及
び吐出弁78と本体板85との密着面積が大きくなって
密着力が強くなり、吸入弁80及び吐出弁78が設定圧
力で開放され得ないおそれが生じる。従って、従来の圧
縮機においては、吸入弁80及び吐出弁78と本体板8
5との接触面積を小さくするために、本体板85に粗面
加工を施したり、接触を回避するための凹部を形成した
りする余分な加工を余儀なくされた。
【0005】しかも、従来の圧縮機においては、前記隔
壁84とシリンダブロック72との間の隙間の精度が低
いと、弁板76を適正圧力で保持できなくなる。そし
て、このような場合は、弁板76の本体板85と弁形成
板79,81との間のシール面圧を確保できず、それら
の間においてガス漏れが生じるおそれがある。弁板76
の部分でガス漏れが生じると、圧縮効率が低下するばか
りでなく、吐出側から漏洩したガスが吸入側に流れて、
再度圧縮されて吐出され、この繰り返し圧縮により吐出
温度が高騰して、冷却効率が低下するおそれもあった。
【0006】このため、従来の圧縮機においては、弁板
76の厚さにあわせた隙間を確保するために、シリンダ
ブロック72及びハウジング75等として高い加工精度
が要求されるものであった。
【0007】この発明は、上記従来の技術に存在する問
題点に着目してなされたものである。その目的は、余分
な加工や高い加工精度を要求されることなく、ガス漏れ
の発生のおそれを低減できるピストン式圧縮機及びその
組付方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、弁板を、シリンダボア
と吸入室を連通させる吸入ポートとシリンダボアと吐出
室を連通させる吐出ポートの少なくとも一方を備えた本
体板と、吸入弁を備えた弁形成板と吐出弁を備えた弁形
成板の少なくとも一方とを重合して構成し、ピストンの
往復動にともない、吸入弁の開放により吸入室内の冷媒
ガスがシリンダボアに吸入されるとともに、吐出弁の開
放によりシリンダボア内の冷媒ガスが吐出室に吐出され
るピストン式圧縮機において、前記弁形成板を本体板に
対して固定するための固定手段を本体板と弁形成板との
間に設けたことを特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、弁板を、本体板と、その本体板の両
側にそれぞれ重合された吸入弁を有する吸入弁形成板及
び吐出弁を有する吐出弁形成板とにより構成したことを
特徴とするものである。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、弁板は、ガスケットを含み、
固定手段はそのガスケットを本体板に対して固定するこ
とを特徴とするものである。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれかに記載の発明において、弁板は、吐出弁の開
度を規制するための規制部を有するリテーナ板を含み、
固定手段はそのリテーナ板を本体板に対して固定するこ
とを特徴とするものである。
【0012】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
のいずれかに記載の発明において、固定手段を、弁板を
貫通する胴部と、その胴部の両端に設けられ、弁板の外
側面を締め付ける頭部とを備えた固定部材により構成し
たことを特徴とするものである。
【0013】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の発明において、シリンダブロックは固定部材の頭部
を収容するための第1凹部を有することを特徴とするも
のである。
【0014】請求項7に記載の発明では、請求項6に記
載の発明において、前記頭部と第1凹部との係合により
弁板の位置決めが行われることを特徴とするものであ
る。請求項8に記載の発明では、請求項5〜7のいずれ
かに記載の発明において、ハウジングは固定部材の頭部
を収容するための第2凹部を有することを特徴とするも
のである。
【0015】請求項9に記載の発明では、請求項8に記
載の発明において、前記頭部と第2凹部との係合により
弁板の位置決めが行われることを特徴とするものであ
る。請求項10に記載の発明では、請求項5〜9のいず
れかに記載の発明において、前記固定部材をリベットに
より構成し、そのリベットの両端が頭部を構成すること
を特徴とするものである。
【0016】請求項11に記載の発明では、請求項7ま
たは9に記載の発明において、前記固定部材をリベット
により構成し、そのリベットの圧潰頭部がハウジング側
に配設されることを特徴とするものである。
【0017】請求項12に記載の発明では、請求項5〜
9のいずれかに記載の発明において、前記固定部材をボ
ルト・ナットにより構成し、ボルト頭及びナットが頭部
を構成することを特徴とするものである。
【0018】請求項13に記載の発明では、請求項1〜
4のいずれかに記載の発明において、前記固定手段を、
弁板の孔に圧入されたピンにより構成したことを特徴と
するものである。
【0019】請求項14に記載の発明では、請求項1〜
4のいずれかに記載の発明において、前記固定手段は弁
板上の2ヵ所以上の位置に設けられたことを特徴とする
ものである。
【0020】請求項15に記載の発明では、請求項1〜
4,14のいずれかに記載の発明において、前記固定手
段は弁板の中央部に配置されていることを特徴とするも
のである。
【0021】請求項16に記載の発明では、請求項1〜
15のいずれかに記載の発明において、シリンダブロッ
クとハウジングとがシリンダブロックを貫通してハウジ
ングに螺着されるボルトにより締め付け固定され、弁板
を固定するための固定手段を前記ボルトの位置から離隔
して配置したことを特徴とするものである。
【0022】請求項17に記載の発明では、前記構成の
ピストン式圧縮機の組付方法において、弁形成板を本体
板に対して固定した後に、弁板をシリンダブロックとハ
ウジングとの間に組み付けることを特徴とするものであ
る。
【0023】従って、請求項1,2及び17に記載の発
明では、固定手段により本体板に対して弁形成板が固定
された状態で両者の位置決めがなされる。請求項3に記
載の発明では、請求項1又は2に記載の発明の作用に加
えて、ガスケットが固定手段により本体板に対して固定
される。よって、弁板のシール性が向上する。
【0024】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれかに記載の発明の作用に加えて、吐出弁の開度
を規制するための規制部を有するプレートが弁本体に対
して位置決めされる。
【0025】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
のいずれかに記載の発明の作用に加えて、固定部材によ
り本体板と弁形成板等との位置決めと固定とが行われ
る。請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の発明
の作用に加えて、前記固定部材の頭部とシリンダブロッ
クとの干渉を避けることができる。
【0026】請求項7に記載の発明では、請求項6に記
載の発明の作用に加えて、前記固定部材の頭部とシリン
ダブロックの第1凹部とが係合して弁板の位置決めが行
われる。
【0027】請求項8に記載の発明では、請求項5〜7
のいずれかに記載の発明の作用に加えて、前記固定部材
の頭部とハウジングとの干渉を避けることができる。請
求項9に記載の発明では、請求項8に記載の発明の作用
に加えて、前記固定部材の頭部とハウジングの第2凹部
とが係合して弁板の位置決めが行われる。
【0028】請求項10に記載の発明では、請求項5〜
9のいずれかに記載の発明の作用に加えて、リベットに
より、本体板と弁形成板等との位置決めと固定とが行わ
れる。
【0029】請求項11に記載の発明では、請求項7ま
たは9に記載の発明の作用に加えて、シリンダブロック
と弁板との位置決めがハウジングと弁板との位置決めよ
り厳密に行われる。
【0030】請求項12に記載の発明では、請求項5〜
9のいずれかに記載の発明の作用に加えて、ボルト・ナ
ットにより、本体板と弁形成板等との位置決めと固定と
が行われ、弁板に対する締め付け圧力を調整できる。
【0031】請求項13に記載の発明では、請求項1〜
4のいずれかに記載の発明の作用に加えて、本体板及び
弁形成板の孔にピンが圧入され、弁板全体が一体的に固
定される。
【0032】請求項14に記載の発明では、請求項1〜
4のいずれかに記載の発明の作用に加えて、固定手段が
2ヵ所以上設けられるため、弁板本体と弁形成板等との
シール性が一層向上し、さらに位置決め精度も向上す
る。
【0033】請求項15に記載の発明では、請求項1〜
4,14のいずれかに記載の発明の作用に加えて、弁板
の中央部のスペースを有効利用できる。請求項16に記
載の発明では、請求項1〜15のいずれかに記載の発明
の作用に加えて、弁板のシール性が向上される。
【0034】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下に、本発明をカムプレート式両頭
ピストン圧縮機に具体化した第1実施形態について図1
〜図3に基づいて詳細に説明する。
【0035】図1に示すように、フロント側のシリンダ
ブロック11とリヤ側のシリンダブロック12は中央部
において互いに接合されている。シリンダブロック11
のフロント側端面には、弁板13を介してフロントハウ
ジング15が、シリンダブロック12のリヤ側端面には
弁板14を介してリヤハウジング16が接合されてい
る。前記弁板13,14は本体板17,18を備え、そ
の本体板17,18のシリンダブロック11,12側に
は、吸入弁19a,20aを有する吸入弁形成板19,
20が重合されている。また、その本体板17,18の
ハウジング15,16側には、吐出弁21a,22aを
有する吐出弁形成板21,22が重合されている。吐出
弁形成板21,22の外側面には、吐出弁21a,22
aの最大開口を規制するための規制部23a,24aを
有するリテーナ板23,24が介在されている。このリ
テーナ板23,24はガスケットの機能を有し、弁板1
3,14の一部を構成している。吸入弁形成板19,2
0と本体板17,18との間には弁板13,14の一部
を構成するガスケット54,55がそれぞれ挟持されて
いる。
【0036】前記シリンダブロック11,12、弁板1
3,14及びハウジング15,16はフロントハウジン
グ15からシリンダブロック11,12及び弁板13,
14を貫通してリヤハウジング16に螺着された複数の
通しボルト25により互いに締付固定されている。
【0037】前記フロントハウジング15及びリヤハウ
ジング16の外周には吸入室26,27が形成され、中
心側には吐出室28,29が区画形成されている。前記
シリンダブロック11,12には、複数のシリンダボア
11a,12aが互いに平行をなすように貫通形成さ
れ、それらの内部には両頭ピストン30が挿入されてい
る。そして、シリンダボア11a,12a内には、前後
一対の圧縮室31,32が形成されている。この圧縮室
31,32は、本体板17,18,吐出弁形成板21,
22,ガスケット54,55及びリテーナ板23,24
に形成された吸入ポート17a,18aを介して吸入室
26,27に、又、同様に本体板17,18,吸入弁形
成板19,20及びガスケット54,55に形成された
吐出ポート17b,18bを介して吐出室28,29に
連通される。そして、前記両頭ピストン30が吸入行程
にあるときには、前記吸入弁19a,20aを開放して
吸入室26,27から冷媒を圧縮室31,32内に吸入
する。又、両頭ピストン30が吐出行程にあるときに
は、圧縮室31,32内の圧縮冷媒が吐出弁21a,2
2aを押し退けて吐出室28,29に吐出される。
【0038】前記両シリンダブロック11,12の中央
部には、クランク室33が形成されている。両シリンダ
ブロック11,12の中心部の軸孔11b,12bに
は、駆動シャフト34がラジアル軸受35を介して回転
可能に支持されている。フロント側の弁板13には駆動
シャフト34が挿通する挿通孔13aが形成されてい
る。駆動シャフト34の中間外周部には、カムプレート
としての斜板36が嵌合固定されている。斜板36に
は、前記両頭ピストン30がシュー37,38を介して
係留され、駆動シャフト34の回転による斜板36の回
転により両頭ピストン30が前記シリンダボア11a,
12a内で往復運動される。
【0039】前記斜板36のボス部36aは、スラスト
軸受39,40を介して前記クランク室33を形成する
シリンダブロック11,12の前後両側壁面に支持され
ている。
【0040】前記クランク室33は、シリンダブロック
11,12に形成した吸入通路41,42により吸入室
26,27と連通されている。クランク室33は、シリ
ンダブロック11,12に形成した図示しない吸入フラ
ンジを介して外部冷媒回路に接続されている。さらに、
前記吐出室28,29は、シリンダブロック11,12
及び両ハウジング15,16に形成した吐出通路43,
44及び図示しない吐出フランジを介して外部冷媒回路
に接続されている。
【0041】フロントハウジング15から突出する駆動
シャフト34の端部とフロントハウジング15に突設さ
れた支持筒部45との間には電磁クラッチ46が介在さ
れている。この電磁クラッチ46のプーリ47はベルト
(図示略)を介して車両エンジン(図示略)に作動連結
されている。ソレノイド49の励消磁制御によって、ク
ラッチ板50がプーリ47の側板に圧接されたり、その
圧接が解除されたりすることで、プーリ47と駆動シャ
フト34とが連結されたり、その連結が解除される。プ
ーリ47と駆動シャフト34とが連結されることによ
り、車両用エンジンにより駆動シャフト34が回転され
る。この電磁クラッチ46のターミナル51はフロント
ハウジング15側に突出しており、同ターミナル51と
干渉しないようにフロントハウジング15には肉盗み部
52が形成されている。なお、肉盗み部52及び前記吐
出通路43,44は圧縮機の上部側に形成されている。
【0042】次に、前記吸入弁形成板19,20、本体
板17,18及び吐出弁形成板21,22等で構成され
る弁板13,14の構成について以下に詳細に説明す
る。図2及び図3に示すように、本実施形態では、前記
弁板13,14はその中心部において、固定手段及び固
定部材を構成するリベット53によって2ヵ所で一体に
締結されている。すなわち、本体板17,18,ガスケ
ット54,55,吸入弁形成板19,20,吐出弁形成
板21,22及びリテーナ板23,24の中心部には透
孔61が形成されている。リベット53の胴部は前記透
孔61に挿通され、その一端には頭部53aが一体形成
され、他端は胴部が一部圧潰されて圧潰頭部53bが形
成されている。これらの頭部53a,53bは弁板1
3,14の外側面を締め付けている。従って、弁板1
3,14を構成する各板17〜24,54,55はリベ
ット53により相互に位置決めされた状態で密着重合さ
れている。
【0043】図1〜図3に示すように、リベット53の
頭部53aはシリンダブロック11,12に形成した第
1凹部57に、圧潰頭部53bはフロントハウジング1
5及びリヤハウジング16に形成した第2凹部60にそ
れぞれ嵌合されて、両頭部53a、53bとシリンダブ
ロック11,12及びハウジング15,16との干渉が
回避されるとともに、弁板13,14がシリンダブロッ
ク11,12及びハウジング15,16に位置決めされ
ている。
【0044】ここで、前記リベット53の配置位置は、
次のような理由により決められる。すなわち、本実施形
態では、図1及び図2に示すように、シリンダブロック
11,12の上部に吐出通路43,44が設けられてい
るため、この部分の通しボルト25の配列ピッチは吐出
通路43,44を避けて大きくなっている。よって、こ
の周辺におけるシリンダブロック11,12及びハウジ
ング15,16による弁板13,14に対する圧接力が
小さい。このため、この部分における弁板13,14内
部の本体板17,18と吐出弁形成板21,22との間
等のシール性が低くなる傾向にあり、弁板13,14の
中心部の吐出通路43,44に近い部分にリベット53
が設けられている。
【0045】また、本実施形態では、図1に示すよう
に、電磁クラッチ46のターミナル51と干渉しないよ
うにフロントハウジング15の上部に肉盗み部52が設
けられている。そのため、この部分の剛性は低くなって
おり、フロントハウジング15によりフロント側の弁板
13に加わる押さえつけの力は、図1中の上部で小さく
なっている。よって、この部分のシール性は他の部分よ
り低く、補強的に弁板13の中心部分で、しかも肉盗み
部52に近い部分をリベット53で締結することでシー
ル性を向上させている。
【0046】次に、前記のように構成した圧縮機の組み
付けに際して、弁板13,14は図3に示すようにあら
かじめリベット53により組み付けられる。そして、シ
リンダブロック11,12とハウジング15,16とを
組み付ける際に、弁板13,14がシリンダブロック1
1,12とハウジング15,16との間にリベット頭部
53a,53bと両凹部57,60との係合により位置
決めされて、通しボルト25により締め付け固定され
る。
【0047】このようにしてあらかじめ一体に締結され
た弁板13,14が、圧縮機本体に対して組付られる。
このとき、シリンダブロック11,12に対する弁板1
3,14の位置決めは、前述のようにリベット53の頭
部53a,53bとシリンダブロック11,12及びハ
ウジング15,16の凹部57,60との嵌合関係によ
り行われ、その位置決め作業は極めて容易に行われる。
【0048】次に、前記のように構成した圧縮機につい
て、その作用を説明する。車両エンジン等の外部動力源
により駆動シャフト34が回転されると、クランク室3
3内の斜板36が回転され、シュー37,38を介して
複数の両頭ピストン30がシリンダボア11a,12a
内で往復動される。この両頭ピストン30の運動により
吸入フランジ(図示略)からクランク室33に導かれた
冷媒は、クランク室33から吸入通路41,42を経て
吸入室26,27に導かれる。そして、吸入室26,2
7内の冷媒は、吸入ポート17a,18aを通って圧縮
室31,32内に導かれ、同圧縮室31内で両頭ピスト
ン30により圧縮される。その後、吐出ポート17b,
18bを経て吐出室28,29に吐出される。さらに、
吐出室28,29内の圧縮冷媒は、吐出通路43,44
を経て外部冷媒回路をなす凝縮器、膨張弁、蒸発器に供
給され、車両室内の空調に供される。
【0049】以上のように構成された本実施形態によれ
ば、以下の優れた効果を奏する。 (1)リベット53により、本体板17,18と吸入弁
形成板19,20及び吐出弁形成板21,22とが位置
決めされる。このため、それらの板がシリンダブロック
に位置決めされるが、相互には位置決めされない従来構
成と比較して、ポート17a,18a,17b,18b
と吸入弁19a,20a,吐出弁21a,22aとの位
置決めが正確に行われる。従って、ガス漏れのおそれが
低減されて、吸入弁19a,20a,吐出弁21a,2
2aと本体板17,18との接触面積を小さくすること
ができて、接触面積を小さくするための粗面加工等の余
分な加工が不要となる。
【0050】(2)前記弁板13,14が同弁板13,
14の中心部分においてリベット53により一体に締結
されているため、弁板13,14の内部のシール性が向
上されており、吸入・吐出に伴う冷媒の漏れを抑制でき
る。従って、シリンダブロック及びハウジングの組み付
けのみにより弁板のシール性が確保される従来構成とは
異なり、シリンダブロックやハウジングの加工精度とし
て高いレベルが要求されず、これらの加工を容易に行う
ことができるばかりでなく、漏洩ガスの再圧縮に起因す
る冷却効率の低下を抑制できる。また、リベット53と
弁板13,14との間にはガスケット54,55及びガ
スケットの機能を有するリテーナ板23,24が圧入さ
れているため、弁板13,14のシール性が一層向上さ
れる。
【0051】(3)弁板13,14をシリンダブロック
11,12等に組み付ければ、リベット頭部53aと凹
部57との位置決めが自然に行われる。このため、弁板
13,14の位置決め作業が不要となり、その組付作業
が極めて容易である。
【0052】(4)リベット53により、リテーナ板2
3,24も本体板17,18に位置決めされるため、吐
出弁21a,22aと規制部23a,24aとの位置決
めも正確に行われる。
【0053】(5)リベット頭部53a,53bがシリ
ンダブロック11,12及びハウジング15,16の凹
部57,60に嵌合されるため、リベット頭部53a,
53bが弁板13,14上に突出しているにも関わら
ず、それらの干渉を防止できる。
【0054】(6)リベット53が弁板13,14の中
央部に設けられているため、通しボルト25等が配置さ
れていない部分を有効利用でき、圧縮機全体の小型化に
寄与できる。
【0055】(7)リベット53が複数であるため、本
体板17,18に対する弁形成板19,20等の回転を
抑制できて位置決めを正確に行うことができるととも
に、シール性の確保を確実に行うことができる。
【0056】(8)リベット53の胴部にもとより一体
形成される頭部53aをシリンダブロック側に嵌合した
ので、シリンダブロック11,12と弁板13,14と
が正確に位置決めされ、吸入弁がボア内に適切に配置さ
れる。 (第2実施形態)つぎに、本発明の第2実施形態につい
て、前記第1実施形態と異なる部分を中心に図4に基づ
いて説明する。
【0057】本実施形態では、前記第1実施形態と異な
り、弁板14の固定手段及び固定部材がリベットではな
く、ボルト58・ナット59により構成されている。本
実施形態では、ナット59が吐出弁形成板22の方に位
置するように組付けられている。また、ボルト58の足
の部分がナット59から突出しないように形成されてい
る。
【0058】従って、この第2実施形態においては、ボ
ルト58の頭及びナット59がシリンダブロック11,
12、ハウジング15,16の凹部57,60に嵌合し
て位置決めを行う。
【0059】以上のように構成された本実施形態によれ
ば、ナット59により弁板13,14を締め付けること
ができるため、その締め付け強さを弁板13,14の精
度のばらつき等に応じて自在に調整できる。
【0060】その他、第2の実施形態では前記第1実施
形態と同様の作用効果を奏する。なお、本発明は以下の
ように変更して具体化することも可能である。 (1)第1実施形態において、リベット53の数を3
つ、あるいはそれ以上設けること。
【0061】(2)第2実施形態において、ボルト58
・ナット59による締結箇所を3つ、あるいはそれ以上
設けること。これらのように構成した場合、本体板1
7,18と弁形成板19〜22等とのシール性がさらに
一層向上し、しかも位置決め精度も一層向上する。
【0062】(3)本発明をその他のピストン式圧縮
機、例えば片頭ピストン式圧縮機に具体化すること。 (4)固定手段及び固定部材として本体板及び弁形成板
の孔に圧入されるとともに、両端がシリンダブロック及
びハウジングの凹部に嵌合されるピンを使用すること。
この場合には、ピンの両端に弁板13,14を締め付け
るための頭部は必ずしも必要でない。
【0063】(5) 前記各実施形態において、吸入ポ
ート17a,18aまたは吐出ポート17b,18bを
シリンダボア11a,12aの内周面に開口させ、駆動
シャフト34とほぼ同軸上に装備されたロータリバルブ
により、その吸入ポート17a,18aまたは吐出ポー
ト17b,18bを開閉するように構成すること。
【0064】これらのように構成しても、前記各実施形
態とほぼ同様の効果を発揮することができる。前記実施
例から把握される請求項以外の技術的思想について、以
下にその効果とともに記載する。
【0065】(1)固定手段がシリンダブロックの吐出
通路に近接する位置に配置されている請求項15に記載
のピストン式圧縮機。このように構成すれば、弁板にお
けるシール性確保に有効である。
【0066】(2)固定手段がハウジングの薄肉部に近
接する位置に配置されている請求項15または前記
(1)項に記載のピストン式圧縮機。このように構成す
れば、前記と同様に弁板におけるシール性確保に有効で
ある。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば以
下の優れた効果を奏する。請求項1,2,5,10及び
17に記載の発明では、本体板に対して弁形成板が固定
された状態で両者の位置決めがなされ、シリンダブロッ
ク等を高精度に加工しなくても、弁板におけるシール性
を確保できるとともに、余分な加工が不要となり、製作
が簡単になる。
【0068】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明の効果に加えて、ガスケットが固定手段
により本体板に対して固定される。よって、弁板におけ
るシール性がより向上する。
【0069】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれかに記載の発明の効果に加えて、吐出弁の開度
を規制するための規制部を有するリテーナ板が弁本体に
対して位置決めされ、吐出弁と規制部との位置関係を正
確に設定できる。
【0070】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の発明の効果に加えて、前記固定部材の頭部とシリン
ダブロックとの干渉を避けることができる。請求項7,
9に記載の発明では、請求項6または8に記載の発明の
効果に加えて、前記固定部材の頭部を利用して係合して
弁板の位置決めが行われ、構成及び組み付けが簡単にな
る。
【0071】請求項8に記載の発明では、請求項5〜7
のいずれかに記載の発明の効果に加えて、前記固定部材
の頭部とハウジングとの干渉を避けることができる。請
求項11に記載の発明では、請求項7または9に記載の
発明の効果に加えて、シリンダブロックと弁板との位置
決めがより正確に行われ、吸入弁がボア内に適切に配置
される。
【0072】請求項12に記載の発明では、請求項5〜
9のいずれかに記載の発明の効果に加えて、弁板に対す
る締め付け圧力を最適な値に設定できる。請求項13に
記載の発明では、請求項1〜4のいずれかに記載の発明
の効果に加えて、ピンにより弁板全体が一体的に固定さ
れる。
【0073】請求項14に記載の発明では、請求項1〜
4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、固定手段が
2ヵ所以上設けられるため、本体板と弁形成板等とのシ
ール性が一層向上し、さらに位置決め精度も向上する。
【0074】請求項15に記載の発明では、請求項1〜
4,14のいずれかに記載の発明の効果に加えて、弁板
の中央部のスペースを有効利用でき、圧縮機の小型化に
寄与できる。
【0075】請求項16に記載の発明では、請求項1〜
15のいずれかに記載の発明の効果に加えて、弁板のシ
ール性をいっそう向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の圧縮機を示す断面図。
【図2】 第1実施形態の圧縮機におけるシリンダブロ
ック及び弁板を示す一部破断側面図。
【図3】 第1実施形態の(a)フロント側、(b)リ
ヤ側の弁板を示す断面図。
【図4】 第2実施形態の弁板を示す断面図。
【図5】 従来の圧縮機を示す断面図。
【符号の説明】
11、12…シリンダブロック、11a,12a…シリ
ンダボア、13,14…弁板、15…フロントハウジン
グ、16…リヤハウジング、17,18…弁板を構成す
る本体板、17a,18a…吸入ポート、17b,18
b…吐出ポート、19,20…弁板を構成する吸入弁形
成板、19a,20a…吸入弁、21,22…弁板を構
成する吐出弁形成板、21a,22a…吐出弁、23,
24…リテーナ板、23a,24a…規制部、25…通
しボルト、26,27…吸入室、28,29…吐出室、
30…両頭ピストン、31,32…圧縮室、33…クラ
ンク室、34…駆動シャフト、36…カムプレートとし
ての斜板、53…固定手段及び固定部材としてのリベッ
ト、53a…頭部、53b…圧潰頭部、54,55…ガ
スケット、57…第1凹部、58…固定手段及び固定部
材としてのボルト、59…固定手段及び固定部材として
のナット、60…第2凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出戸 紀一 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシリンダボアを有するシリンダブ
    ロックと、吐出室及び吸入室の少なくとも一方を有し、
    弁板を介してシリンダブロックに接合固定されたハウジ
    ングと、前記シリンダボアに収容されたピストンと、シ
    リンダブロックに回転可能に支持された駆動シャフト
    と、その駆動シャフトの回転をピストンの往復直線運動
    に変換するためのカムプレートとを備え、 前記弁板を、シリンダボアと吸入室を連通させる吸入ポ
    ートとシリンダボアと吐出室を連通させる吐出ポートの
    少なくとも一方を備えた本体板と、吸入弁を備えた弁形
    成板と吐出弁を備えた弁形成板の少なくとも一方とを重
    合して構成し、ピストンの往復動にともない、吸入弁の
    開放により吸入室内の冷媒ガスがシリンダボアに吸入さ
    れるとともに、吐出弁の開放によりシリンダボア内の冷
    媒ガスが吐出室に吐出されるピストン式圧縮機におい
    て、 前記弁形成板を本体板に対して固定するための固定手段
    を本体板と弁形成板との間に設けたピストン式圧縮機。
  2. 【請求項2】 弁板を、本体板と、その本体板の両側に
    それぞれ重合された吸入弁を有する吸入弁形成板及び吐
    出弁を有する吐出弁形成板とにより構成した請求項1に
    記載のピストン式圧縮機。
  3. 【請求項3】 弁板は、ガスケットを含み、固定手段は
    そのガスケットを本体板に対して固定する請求項1又は
    2に記載のピストン式圧縮機。
  4. 【請求項4】 弁板は、吐出弁の開度を規制するための
    規制部を有するリテーナ板を含み、固定手段はそのリテ
    ーナ板を本体板に対して固定する請求項1〜3のいずれ
    かに記載のピストン式圧縮機。
  5. 【請求項5】 固定手段を、弁板を貫通する胴部と、そ
    の胴部の両端に設けられ、弁板の外側面を締め付ける頭
    部とを備えた固定部材により構成した請求項1〜4のい
    ずれかに記載のピストン式圧縮機。
  6. 【請求項6】 シリンダブロックは固定部材の頭部を収
    容するための第1凹部を有する請求項5に記載のピスト
    ン式圧縮機。
  7. 【請求項7】 前記頭部と第1凹部との係合により弁板
    の位置決めが行われる請求項6に記載のピストン式圧縮
    機。
  8. 【請求項8】 ハウジングは固定部材の頭部を収容する
    ための第2凹部を有する請求項5〜7のいずれかに記載
    のピストン式圧縮機。
  9. 【請求項9】 前記頭部と第2凹部との係合により弁板
    の位置決めが行われる請求項8に記載のピストン式圧縮
    機。
  10. 【請求項10】 前記固定部材をリベットにより構成
    し、そのリベットの両端が頭部を構成する請求項5〜9
    のいずれかに記載のピストン式圧縮機。
  11. 【請求項11】 前記固定部材をリベットにより構成
    し、そのリベットの圧潰頭部がハウジング側に配設され
    る請求項7または9に記載のピストン式圧縮機。
  12. 【請求項12】 前記固定部材をボルト・ナットにより
    構成し、ボルト頭及びナットが頭部を構成する請求項5
    〜9のいずれかに記載のピストン式圧縮機。
  13. 【請求項13】 前記固定手段を、弁板の孔に圧入され
    たピンにより構成した請求項1〜4のいずれかに記載の
    ピストン式圧縮機。
  14. 【請求項14】 前記固定手段は弁板上の2ヵ所以上の
    位置に設けられた請求項1〜4のいずれかに記載のピス
    トン式圧縮機。
  15. 【請求項15】 前記固定手段は弁板の中央部に配置さ
    れている請求項1〜4,14のいずれかに記載のピスト
    ン式圧縮機。
  16. 【請求項16】 シリンダブロックとハウジングとがシ
    リンダブロックを貫通してハウジングに螺着されるボル
    トにより締め付け固定され、弁板を固定するための固定
    手段を前記ボルトの位置から離隔して配置した請求項1
    〜15のいずれかに記載のピストン式圧縮機。
  17. 【請求項17】 複数のシリンダボアを有するシリンダ
    ブロックと、吐出室及び吸入室を有し、弁板を介してシ
    リンダブロックに接合固定されたハウジングと、前記シ
    リンダボアに収容されたピストンと、シリンダブロック
    に回転可能に支持される駆動シャフトと、その駆動シャ
    フトの回転をピストンの往復直線運動に変換するための
    カムプレートとを備え、 前記弁板を、シリンダボアと吸入室を連通させる吸入ポ
    ートとシリンダボアと吐出室を連通させる吐出ポートの
    少なくとも一方を備えた本体板と、吸入弁を備えた弁形
    成板と吐出弁を備えた弁形成板の少なくとも一方とを重
    合して構成し、ピストンの往復動にともない、吸入弁の
    開放により吸入室内の冷媒ガスがシリンダボアに吸入さ
    れるとともに、吐出弁の開放によりシリンダボア内の冷
    媒ガスが吐出室に吐出されるピストン式圧縮機におい
    て、 前記弁形成板を本体板に対して固定した後に、弁板をシ
    リンダブロックとハウジングとの間に組み付けるピスト
    ン式圧縮機の組付方法。
JP8276482A 1996-01-26 1996-10-18 ピストン式圧縮機及びその組付方法 Pending JPH09264254A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6382927B1 (en) 1999-04-01 2002-05-07 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Valve plate assembly positioning structure for compressor
EP1241354A3 (en) * 2001-03-12 2003-06-04 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Compressor with sealing coat
WO2005119061A1 (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Valeo Thermal Systems Japan Corporation 圧縮機
KR101426988B1 (ko) * 2011-12-26 2014-08-06 한라비스테온공조 주식회사 압축기

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EP1241354A3 (en) * 2001-03-12 2003-06-04 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Compressor with sealing coat
WO2005119061A1 (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Valeo Thermal Systems Japan Corporation 圧縮機
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