JPH09227590A - ペプチド - Google Patents

ペプチド

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JPH09227590A
JPH09227590A JP8065282A JP6528296A JPH09227590A JP H09227590 A JPH09227590 A JP H09227590A JP 8065282 A JP8065282 A JP 8065282A JP 6528296 A JP6528296 A JP 6528296A JP H09227590 A JPH09227590 A JP H09227590A
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JP
Japan
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seq
peptide
tyr
ala
xaa
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JP8065282A
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Masaaki Yoshikawa
正明 吉川
Shinichi Fukutome
真一 福留
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Nisshin Seifun Group Inc
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Nisshin Seifun Group Inc
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  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いオピオイド活性を有していて、少量の投
与で、鎮痛、麻酔、情動、記憶、呼吸、脈動、体温、消
化管機能、摂食、免疫、インシュリンやソマトスタチン
等のホルモンの分泌調節、電解質の吸収促進、心筋の収
縮調節機能を示し、鎮痛麻酔剤、催眠剤、抗健忘剤、抗
不安剤、消化管ホルモン分泌促進剤、電解質の吸収促進
剤、胃腸輸送筋収縮による下痢改善剤等として利用でき
る物質を提供すること。 【解決手段】 式:Xaa−Tyr−Tyr−Pro−Thr(式中Xaa
はD-AlaまたはD-Ser)で表される本発明のペプチド及び
その塩、式:D-Ala−Tyr−Tyr−Pro−Thr-NH2で表され
る本発明のペプチド及びその塩、並びに式:D-Ala−Tyr
−Tyr−Proで表される本発明のペプチド及びその塩は、
高いオピオイド活性を有しており、上記の目的のために
有効に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オピオイド活性を
有するペプチドおよびその塩、並びに当該ペプチドおよ
びその塩を有効成分として含むオピオイド活性を有する
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】食品中には高次の生命活動に関与する多
数の生体調節因子が存在することが広く知られるように
なっており、それらの生体調節因子を健康の増進、病気
の予防や治療、老化の予防等に積極的に利用することが
近年色々試みられるようになっている。そのような生体
調節因子としては神経系、消化吸収系、循環系、生体防
御・免疫系、内分泌系、細胞分化・増殖系等に作用する
種々の因子が知られている。それらのうちで、ある種の
食品蛋白質中には神経系に作用してモルヒネ様の麻酔、
鎮痛作用等(いわゆるオピオイド活性)を有するペプチ
ド単位が存在していることが明らかになっており、その
ようなペプチドはオピオイドペプチドと一般に称されて
いる。
【0003】オピオイドペプチドは消化管や消化管ホル
モン分泌に対して影響を有することが知られており、小
麦グルテンの分解物を経口投与した場合に食物の腸内滞
留時間の延長、血中のインシュリンやソマトスタチン量
の上昇等のオピオイド活性を示すということが報告され
ている。このような知見をベースとして、本発明者らは
小麦グルテンを加水分解し、その生成物からオピオイド
活性を有する新規なペプチドを分取することができ、先
に出願した(特開平5−86094号公報)。
【0004】
【発明の内容】上記のような状況下に、本発明者らはオ
ピオイド活性を有するペプチドについて更に研究を進め
てきた。その結果、本発明者らが先に発明した上記の特
開平5−86094号公報に記載している配列番号4で
表されるペプチドにおいて、そのN末端のアミノ酸であ
るグリシン(Gly)をD−アラニン(D-Ala)またはD−
セリン(D-Ser)で置換して得られる配列番号1で表さ
れるペプチドが配列番号4で表されるペプチドに比べて
一層高いオピオイド活性を有していることを見出した。
さらに、本発明者らは、今回本発明者らの見出した配列
番号1で表されるペプチドにおいて、そのN末端がD−
アラニン(D-Ala)であるペプチドのC末端をアミド化
した得られる配列番号2で表されるペプチドも高いオピ
オイド活性を有することを見出した。またさらに、上記
の特開平5−86094号公報に記載されている配列番
号5で表されるペプチドにおいて、そのN末端のアミノ
酸であるグリシン(Gly)をD−アラニン(D-Ala)で置
換して得られる配列番号3で表されるペプチドも高いオ
ピオイド活性を有することを見出し、それらの知見に基
づいて本発明を完成した。
【0005】したがって、本発明は、配列番号1で表さ
れるペプチドおよびその塩(ただし配列番号1において
位置1のXaaはD-AlaまたはD-Serを表す)である。
【0006】そして、本発明は、配列番号2で表される
C末端がアミド化されたペプチドおよびその塩(ただし
配列番号2において位置1のXaaはD-Ala、位置5のXaa
はアミド化されたThrを表す)である。
【0007】さらに、本発明は、配列番号3で表される
ペプチドおよびその塩(ただし配列番号3において位置
1のXaaはD-Alaを表す)である。
【0008】またさらに、本発明は、配列番号1で表さ
れるペプチドおよびその塩(ただし配列番号1において
位置1のXaaはD-AlaまたはD-Serを表す)、配列番号2
で表されるC末端がアミド化されたペプチドおよび塩
(ただし配列番号2において位置1のXaaはD-Ala、位置
5のXaaはアミド化されたThrを表す)並びに配列番号3
で表されるペプチドおよびその塩(ただし配列番号3に
おいて位置1のXaaはD-Alaを表す)の1種または2種以
上を有効成分として含むオピオイド活性を有する剤であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。配列番号1で表されるペプチドは、そのN末端か
ら順にXaa(D−アラニンまたはD−セリン)、チロシ
ン(Tyr)、チロシン(Tyr)、プロリン(Pro)およびト
レオニン(Thr)の5個のアミノ酸が結合しているペン
タペプチドである。そして、配列番号2で表されるペプ
チドは、そのN末端から順にD−アラニン(D-Ala)、
チロシン(Tyr)、チロシン(Tyr)、プロリン(Pro)お
よびトレオニン(Thr)の5個のアミノ酸が結合し、そ
のC末端のトレオニン(Thr)がアミド化されているペ
ンタペプチドである。さらに、配列番号3で表されるペ
プチドは、そのN末端から順にD−アラニン(D-Al
a)、チロシン(Tyr)、チロシン(Tyr)およびプロリン
(Pro)の4個のアミノ酸が結合しているテトラペプチ
ドである。
【0010】配列番号1または配列番号2で表される本
発明のペプチドにおいては、そのN末端のアミノ酸がD
−アラニンまたはD−セリンであることが必要である
が、残りの4個のアミノ酸は、L−アミノ酸およびD−
アミノ酸のいずれでもよい。例えば、残りの4個のアミ
ノ酸の全部がL−アミノ酸からなっていてもまたはD−
アミノ酸のみからなっていてもよく、或は残りの4個の
アミノ酸のうちのいずれかがL−アミノ酸でそれ以外が
D−アミノ酸からなっていてもよい。また、配列番号3
で表される本発明のペプチドにおいて、そのN末端のア
ミノ酸がD−アラニンであることが必要であるが、残り
の3個のアミノ酸は、L−アミノ酸およびD−アミノ酸
のいずれでもよい。例えば、残りの3個のアミノ酸の全
部がL−アミノ酸からなっていてもまたはD−アミノ酸
のみからなっていてもよく、或は残りの3個のアミノ酸
のうちのいずれかがL−アミノ酸でそれ以外がD−アミ
ノ酸からなっていてもよい。そして、いずれのペプチド
も化学合成によって容易に製造することができる。
【0011】また、本発明における「オピオイド活性を
有する剤」とは、鎮痛、麻酔、鎮静、情動、記憶、呼
吸、脈動、体温、消化管機能、摂食、免疫、インシュリ
ンやソマトスタチン等のホルモンの分泌調節、電解質の
吸収促進、心筋の収縮調節等に関与するいわゆるオピオ
イド活性として認識されている活性を有する剤をいう。
【0012】本発明のペプチドおよびその塩は、配列番
号1、配列番号2または配列番号3で表されるアミノ酸
配列を有する限りどのような方法で製造してもよい。本
発明のペプチドの製造法の例を配列番号1における位置
1のXaaがD−アラニンである配列番号6で表されるペ
プチドを例に挙げて以下に説明する。
【0013】配列番号6で表される本発明のペプチドの
製造法 米国バイオサーチ社のSAM TWO 型自動ペプチド合
成装置を使用して同装置の標準プロトコールにしたがっ
て合成を行う。すなわち、Boc(ブトキシカルボニル)−
Thr(Bzl)−樹脂を45%トリフルオロ酢酸を含むデブロ
ック液で処理した後に、Boc−Proをジイソプロピルカル
ボジイミドの存在下でカップリングさせる。以下、上記
と同様にデブロッキングした後に、Boc−Tyr(Cl2−Bz
l)、Boc−Tyr(Cl2−Bzl)およびBoc−D-Alaを順次カップ
リングさせて、Boc−D-Ala−Tyr(Cl2−Bzl)−Tyr(Cl2
Bzl)−Pro−Thr(Bzl)−樹脂を得る。このペプチド樹脂
を10%アニソールを含むフッ化水素中に入れて0℃で
1時間撹拌する。フッ化水素を留去した後、エーテルで
残渣を洗浄し、30%酢酸でペプチドを抽出する。抽出
して得た粗ペプチドをODSカラムによる高速液体クロ
マトグラフィーを使用することにより、配列番号6で表
されるペプチドを得る。また、本発明のペプチドである
配列番号7で表されるペプチド、配列番号2で表される
ペプチドおよび配列番号3で表されるペプチドも上記と
同様の操作により合成および精製することにより得られ
る。
【0014】そして、配列番号1、配列番号2または配
列番号3で表される本発明のペプチドおよびその塩は、
オピオイド活性を有しているので、それらのペプチドお
よびその塩を有効成分として含有する剤は、例えば、鎮
痛麻酔剤、催眠剤、抗健忘剤、抗不安剤、消化管ホルモ
ン促進剤、電解質吸収促進剤、腸管ぜん動抑制による下
痢改善剤等として、人間および種々の動物に投与するこ
とができ、特に鎮痛剤、鎮静麻酔剤、催眠剤、抗健忘
剤、抗不安剤として有効である。 その際に、配列番号1、配列番号2および配列番号3で
表される本発明のペプチドおよびその塩は、1種類のみ
を使用してもまたは2種以上のペプチドを含む混合物の
形態で使用してもよい。本発明のオピオイド活性を有す
る剤の好適な投与量は、投与される人間や動物の年令、
体重、性別、症状、動物の種類等の種々の条件によって
異なり得る。
【0015】そして、本発明のオピオイド活性を有する
剤は経口および非経口のいずれによっても投与可能であ
り、更に単独で投与しても、また製薬工業において通常
使用されている固体担体や液状担体と一緒に投与しても
よく、或は他の薬剤と混合または組合わせて使用するこ
ともできる。また投与形態は、錠剤、丸剤、顆粒剤、カ
プセル、散剤、水溶液、注射剤等の任意の形態が可能で
ある。
【0016】
【実施例】以下に、本発明を例を挙げて具体的に説明す
るが本発明はそれらによって限定されない。 《実施例 1》 (1) 配列番号6で表されるペプチドを以下の方法で
合成した。市販のBoc(ブトキシカルボニル)−Thr(Bz
l)−樹脂(置換率0.3meq/g)1gと45%トリフ
ルオロ酢酸および2.5%アニソールを含む塩化メチレ
ン20mlをバイオサーチ社のペプチド合成装置 SA
M TWOの反応槽の中で室温で25分間反応させてBoc
基を除去した。次にBoc基の除去されたThr(Bzl)−樹
脂を塩化メチレンで洗浄し、次いで10%のジイソプロ
ピルエチルアミンを含む塩化メチレンにより中和した
後、更に塩化メチレンで洗浄した。この樹脂に0.4M
Boc−Proのジメチルホルムアミド溶液5ml、0.4M
ジイソプロピルカルボジイミドの塩化メチレン溶液5m
lを混合して反応槽に入れて室温で2時間撹拌下に反応
させた。
【0017】(2) 上記(1)で得られた樹脂を、順
にジメチルホルムアミド、塩化メチレン、ジイソプロピ
ルエチルアミンを10%含有する塩化メチレン、塩化メ
チレン、および塩化メチレン/ジメチルホルムアミド混
合液で洗浄して、Boc−Pro−Thr(Bzl)−樹脂を得た。
引き続き上記と同様にして、Boc基の除去、Bocアミノ酸
のカップリングを繰り返して、Boc−D-Ala−Tyr(Cl2
Bzl)−Tyr(Cl2−Bzl)−Pro−Thr(Bzl)−樹脂から
なる生成物を得た。
【0018】(3) 上記(2)で得られた生成物を1
0%のアニソールを含有するフッ化水素20mlに入れ
て0℃で2時間撹拌してペプチドを樹脂から遊離させ
た。その後、フッ化水素を減圧留去し、残渣を30%酢
酸で抽出し、凍結乾燥して粗ペプチド120mgを得
た。これをナカライテスク株式会社製のオクタデシルシ
ラン(ODS)カラムであるCosmosil 5C18
−ARを用いた逆相クロマトグラフィーにより精製して
最終生成物30mgを得た。
【0019】(4) 上記(3)で得られた最終生成物
のアミノ酸組成を常法により調べたところ、そのアミノ
酸組成(モル比)は、Ala:Tyr:Pro:Thr=1:2:
1:1であった。更にアプライドシステム社製のプロテ
インシーケンサー477−A型により分析したところ、
配列番号6で表されるアミノ酸配列を有するペプチドで
あることが判明した。またシリカゲルプレートによる薄
層クロマトグラフィーでRf値を求めたところ、ブタノ
ール:酢酸:ピリジン:水=15:3:10:12の展
開溶媒を使用した場合の該生成物の薄層クロマトグラフ
ィーのRf値は0.64であった。
【0020】《実施例 2》配列番号7で表されるペプ
チドの場合も、配列番号6で表されるペプチドの場合と
同様にして、市販のBoc−Thr(Bzl)−樹脂(置換率0.
3meq/g)0.8gから最終生成物30mgを得
た。そのアミノ酸組成(モル比)は、Ser:Tyr:Pro:T
hr=1:2:1:1であった。そして実施例1で使用し
たプロテインシーケンサーにより分析したところ、配列
番号7で表されるアミノ酸配列を有するペプチドである
ことが判明した。また実施例1と同様にして求めたこの
生成物の薄層クロマトグラフィーのRf値は0.59で
あった。
【0021】《実施例 3》配列番号2で表されるペプ
チドの場合は、市販のメチルベンズヒドリルアミン樹脂
(置換率0.25meq/g)0.8gに、0.4M Boc
−Thr(Bzl)のジメチルホルムアミド溶液5ml、0.
4Mジイソプロピルカルボジイミドの塩化メチレン溶液
5mlを混合して反応槽に入れて室温で2時間撹拌下に
反応させ、以下配列番号6で表されるペプチドの場合と
同様にして最終生成物25mgを得た。そのアミノ酸組
成(モル比)は、Ala:Tyr:Pro:Thr=1:2:1:1
であった。そして実施例1で使用したプロテインシーケ
ンサーにより分析したところ、配列番号2で表されるア
ミノ酸配列を有するペプチドであることが判明した。ま
た実施例1と同様にして求めたこの生成物の薄層クロマ
トグラフィーのRf値は0.74であった。
【0022】《実施例 4》配列番号3で表されるペプ
チドの場合は配列番号6で表されるペプチドの場合と同
様にして、市販のBoc−Pro−樹脂(置換率0.4meq
/g)0.75gから最終生成物35mgを得た。その
アミノ酸組成(モル比)は、Ala:Tyr:Pro=1:2:
1であった。そして実施例1で使用したプロテインシー
ケンサーにより分析シタところ、配列番号3で表される
アミノ酸配列を有するペプチドであることが判明した。
また実施例1と同様にして求めたこの生成物の薄層クロ
マトグラフィーのRf値は0.65であった。
【0023】上記の実施例1〜4で得られた配列番号
6、配列番号7、配列番号2および配列番号3で表され
るペプチドのオピオイド活性を次のようにして測定した
ところ、下記の表1に示すとおりであった。また、下記
の表1には参考のため、本出願人の出願に係る上記した
特開平5−86094号で得られた配列番号4で表され
るペプチドおよび配列番号5で表されるペプチドのオピ
オイド活性を併記する。
【0024】オピオイド活性の測定法 体重30〜35gのICR系の雄マウスより摘出した2
本の輸精管をアイソトニックトランスデューサー(日本
光電工業株式会社製:TB 612−T)に接続して0.
2gの張力をかける。36℃に保温した2ml容量のマ
グヌス管内に、Krebs等張液(NaCl 118mM、
KCl 4.75mM、CaCl2 2.54mM、Na
HCO3 25mM、KHPO4 1.19mM、グルコ
ース11mM)を満たしたものの中に輸精管を浸して、
ボンベから通気(02 95%:CO25%)を行った。こ
のようにして約2時間安定化させた後、30Vで1mse
cの電気刺激を与え、マウス輸精管を電気収縮させた。
電気収縮が安定した後、アミノペプチダーゼ阻害剤等を
含むインヒビター50μlを加え、上記の実施例1〜4
で得られた配列番号6、配列番号7、配列番号2および
配列番号3で表されるペプチドを添加し、マウス輸精管
の電気収縮の変化をレコーダーで記録した。オピオイド
活性はペプチド添加後の電気収縮の抑制と10-4Mナ
ロキソン20μl添加による抑制の解除によって判定し
た。そしてマウス輸精管の電気収縮を50%抑制する濃
度(IC50)を測定した。
【0025】
【表1】 ペプチドの種類 オピオイド活性(IC50)(μM) 配列番号6のペプチド(本発明) 1.2 配列番号7のペプチド(本発明) 8.1 配列番号2のペプチド(本発明) 13.9 配列番号3のペプチド(本発明) 17.0 配列番号4のペプチド(参考) 40.0 配列番号5のペプチド(参考) 70.0
【0026】上記の表1の結果から、配列番号1、配列
番号2または配列番号3で表される本発明のペプチド
(すなわち配列番号6、配列番号7、配列番号2および
配列番号3で表されるペプチド)は、高いオピオイド活
性を有している本出願人が先に発明した配列番号4およ
び配列番号5で表されるペプチドと比べた場合に、それ
よりも一層低い濃度でIC50を達成でき、したがって一
層高いオピオイド活性を有することがわかる。
【0027】
【発明の効果】配列番号1で表される本発明のペプチ
ド、配列番号2で表される本発明のペプチドおよび配列
番号3で表される本発明のペプチド並びにそれらの塩
は、高いオピオイド活性を有しているので、該ペプチド
およびその塩を有効成分とする剤は極めて少量の投与
で、鎮痛、麻酔、情動、記憶、呼吸、脈動、体温、消化
管機能、摂食、免疫、インシュリンやソマトスタチン等
のホルモンの分泌調節、電解質の吸収促進、心筋の収縮
調節機能を示す可能性があるため、鎮痛麻酔剤、催眠
剤、抗健忘剤、抗不安剤、消化管ホルモン分泌促進剤、
電解質の吸収促進剤、胃腸輸送筋収縮による下痢改善剤
としての利用が期待でき、特に鎮痛麻酔剤、鎮静剤、抗
健忘剤、抗不安剤としての効果が大きい。そして、本発
明のペプチドおよびその塩は5個または4個のアミノ酸
が配列しただけの極めて簡単な構造を有する低分子量化
合物であるので、化学合成によって簡単に製造すること
ができる。
【0028】
【配列表】
【0029】配列番号:1 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 特徴を表す記号:Xaa 存在位置:1 他の情報:XaaはD-AlaまたはD-Ser
【0030】配列番号:2 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 特徴を表す記号:Xaa 存在位置:1 他の情報:XaaはD-Ala 特徴を表す記号:Xaa 存在位置:5 他の情報:Xaaはアミド化されたThr
【0031】配列番号:3 配列の長さ:4 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 特徴を表す記号:Xaa 存在位置:1 他の情報:XaaはD-Ala
【0032】配列番号:4 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド
【0033】配列番号:5 配列の長さ:4 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド
【0034】配列番号:6 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 特徴を表す記号:Xaa 存在位置:1 他の情報:XaaはD-Ala
【0035】配列番号:7 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列の特徴 特徴を表す記号:Xaa 存在位置:1 他の情報:XaaはD-Ser
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 7/06 A61K 37/02 AAQ // C07K 105:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列番号1で表されるペプチドおよびそ
    の塩(ただし配列番号1において位置1のXaaはD-Alaま
    たはD-Serを表す)。
  2. 【請求項2】 配列番号2で表されるC末端がアミド化
    されたペプチドおよびその塩(ただし配列番号2におい
    て位置1のXaaはD-Ala、位置5のXaaはアミド化されたT
    hrを表す)。
  3. 【請求項3】 配列番号3で表されるペプチドおよびそ
    の塩(ただし配列番号3において位置1のXaaはD-Alaを
    表す)。
  4. 【請求項4】 配列番号1で表されるペプチドおよびそ
    の塩(ただし配列番号1において位置1のXaaはD-Alaま
    たはD-Serを表す)、配列番号2で表されるC末端がア
    ミド化されたペプチドおよび塩(ただし配列番号2にお
    いて位置1のXaaはD-Ala、位置5のXaaはアミド化され
    たThrを表す)並びに配列番号3で表されるペプチドお
    よびその塩(ただし配列番号3において位置1のXaaはD
    -Alaを表す)の1種または2種以上を有効成分として含
    むオピオイド活性を有する剤。
JP8065282A 1996-02-27 1996-02-27 ペプチド Pending JPH09227590A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009043455A3 (en) * 2007-09-11 2009-09-03 Mondobiotech Laboratories Ag Therapeutic uses of angiogenin 108-122 and gluten exorphin a5
WO2009043466A3 (en) * 2007-09-11 2009-09-03 Mondobiotech Laboratories Ag Therapeutic use of the peptide gluten exorphin a5

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