JPH09228482A - 構造物への屋根の架設方法および構造物 - Google Patents
構造物への屋根の架設方法および構造物Info
- Publication number
- JPH09228482A JPH09228482A JP3693796A JP3693796A JPH09228482A JP H09228482 A JPH09228482 A JP H09228482A JP 3693796 A JP3693796 A JP 3693796A JP 3693796 A JP3693796 A JP 3693796A JP H09228482 A JPH09228482 A JP H09228482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- erected
- inner peripheral
- constructing
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストを抑えるとともに短工期で屋根を架設
することのできる構造物への屋根の架設方法および構造
物を提供することを課題とする。 【解決手段】 既設の競技場1の外側に、マスト6,
6,…を立設するとともに、フィールド部2で内周屋根
2を地組し、しかる後に、各マスト6に設けた跳ね出し
梁9に内周屋根2をロッドを介して吊り下げ、これをジ
ャッキでリフトアップさせることによって、既設の外周
屋根4の内側に新設の内周屋根5を架設する構成とし
た。
することのできる構造物への屋根の架設方法および構造
物を提供することを課題とする。 【解決手段】 既設の競技場1の外側に、マスト6,
6,…を立設するとともに、フィールド部2で内周屋根
2を地組し、しかる後に、各マスト6に設けた跳ね出し
梁9に内周屋根2をロッドを介して吊り下げ、これをジ
ャッキでリフトアップさせることによって、既設の外周
屋根4の内側に新設の内周屋根5を架設する構成とし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば各種スポー
ツ用の競技場、スタジアム等の、外周部にのみ屋根が架
設されている構造物に、前記外周部の屋根の内側に屋根
を架設するに際して適用するのに好適な構造物への屋根
の架設方法および構造物に関するものである。
ツ用の競技場、スタジアム等の、外周部にのみ屋根が架
設されている構造物に、前記外周部の屋根の内側に屋根
を架設するに際して適用するのに好適な構造物への屋根
の架設方法および構造物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種スポーツ用の競技場やスタ
ジアム等の構造物は、中央部が競技などを行うフィール
ド部とされ、その外周部が観客席となっている。このよ
うな構造物には、構造物の外周部のみに屋根が架設され
て観客席の上方のみを覆う構成となっているものが多
い。
ジアム等の構造物は、中央部が競技などを行うフィール
ド部とされ、その外周部が観客席となっている。このよ
うな構造物には、構造物の外周部のみに屋根が架設され
て観客席の上方のみを覆う構成となっているものが多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の構造物には、以下のような問題が存在す
る。すなわち、前記既設の構造物を全天候型とするため
に、既に架設されている外周部の屋根の内側にも屋根を
架設するには、フィールド部に足場を組んで、この足場
上で新たな屋根を架設しなければならない。ところが、
このような構造物はフィールド部が大空間を有している
ため、足場の組立・解体や、屋根の架設作業が非常に大
がかりなものとなり、また既設の屋根と新設の屋根との
取り合いが複雑となるために、コストがかかる上に工期
が長くなってしまうという問題がある。さらに、新設の
屋根を架設するに際しては、既設の構造物の補強等が必
要であり、これにも手間とコストがかかるという問題が
ある。本発明は、以上のような点を考慮してなされたも
ので、コストを抑えるとともに短工期で屋根を架設する
ことのできる構造物への屋根の架設方法および構造物を
提供することを課題とする。
たような従来の構造物には、以下のような問題が存在す
る。すなわち、前記既設の構造物を全天候型とするため
に、既に架設されている外周部の屋根の内側にも屋根を
架設するには、フィールド部に足場を組んで、この足場
上で新たな屋根を架設しなければならない。ところが、
このような構造物はフィールド部が大空間を有している
ため、足場の組立・解体や、屋根の架設作業が非常に大
がかりなものとなり、また既設の屋根と新設の屋根との
取り合いが複雑となるために、コストがかかる上に工期
が長くなってしまうという問題がある。さらに、新設の
屋根を架設するに際しては、既設の構造物の補強等が必
要であり、これにも手間とコストがかかるという問題が
ある。本発明は、以上のような点を考慮してなされたも
ので、コストを抑えるとともに短工期で屋根を架設する
ことのできる構造物への屋根の架設方法および構造物を
提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
外周部にのみ第一の屋根が架設されてなる構造物の前記
第一の屋根の内側に第二の屋根を架設する方法であっ
て、前記構造物の外側に、前記第一の屋根よりも上方に
まで至る支持構造体を立設し、該支持構造体に、前記第
一の屋根の上方に位置してその先端部が前記第一の屋根
の内周端縁部近傍に位置する跳ね出し部材を一体に取り
付けるとともに、前記第一の屋根の内側において、前記
第二の屋根を地組し、しかる後に、前記跳ね出し部材で
前記第二の屋根を吊り上げることによって、前記第一の
屋根の内側に前記第二の屋根を架設することを特徴とし
ている。
外周部にのみ第一の屋根が架設されてなる構造物の前記
第一の屋根の内側に第二の屋根を架設する方法であっ
て、前記構造物の外側に、前記第一の屋根よりも上方に
まで至る支持構造体を立設し、該支持構造体に、前記第
一の屋根の上方に位置してその先端部が前記第一の屋根
の内周端縁部近傍に位置する跳ね出し部材を一体に取り
付けるとともに、前記第一の屋根の内側において、前記
第二の屋根を地組し、しかる後に、前記跳ね出し部材で
前記第二の屋根を吊り上げることによって、前記第一の
屋根の内側に前記第二の屋根を架設することを特徴とし
ている。
【0005】請求項2に係る発明は、外周部に第一の屋
根が架設されてなる構造物の外側に、前記第一の屋根よ
りも上方にまで至る支持構造体が複数立設され、各支持
構造体には、前記第一の屋根の上方に位置し、かつその
先端部が前記第一の屋根の内周端縁部近傍に位置する跳
ね出し部材が一体に設けられて、前記第一の屋根の内周
部の空間を覆う第二の屋根が、前記支持構造体の跳ね出
し部材に支持されて架設されていることを特徴としてい
る。
根が架設されてなる構造物の外側に、前記第一の屋根よ
りも上方にまで至る支持構造体が複数立設され、各支持
構造体には、前記第一の屋根の上方に位置し、かつその
先端部が前記第一の屋根の内周端縁部近傍に位置する跳
ね出し部材が一体に設けられて、前記第一の屋根の内周
部の空間を覆う第二の屋根が、前記支持構造体の跳ね出
し部材に支持されて架設されていることを特徴としてい
る。
【0006】請求項3に係る発明は、請求項2記載の構
造物において、前記第一の屋根と、該第一の屋根の内側
に架設した前記第二の屋根とが、一体化されずに縁切り
されていることを特徴としている。
造物において、前記第一の屋根と、該第一の屋根の内側
に架設した前記第二の屋根とが、一体化されずに縁切り
されていることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る構造物への屋
根の架設方法および構造物の実施の形態の一例を、図1
ないし図4を参照して説明する。ここでは、構造物の一
例としてサッカー場、ラグビー場等、方形のフィールド
部を備えた競技場を用いて説明する。
根の架設方法および構造物の実施の形態の一例を、図1
ないし図4を参照して説明する。ここでは、構造物の一
例としてサッカー場、ラグビー場等、方形のフィールド
部を備えた競技場を用いて説明する。
【0008】図1に示すように、既設の競技場(構造
物)1は、中央部がサッカーやラグビー等の競技を行う
フィールド部2とされ、フィールド部2の外周部を囲む
ように観客席3が設けられた構成となっている。この競
技場1には、外周部の観客席3の上方にのみ、外周屋根
(第一の屋根)4が架設されている。
物)1は、中央部がサッカーやラグビー等の競技を行う
フィールド部2とされ、フィールド部2の外周部を囲む
ように観客席3が設けられた構成となっている。この競
技場1には、外周部の観客席3の上方にのみ、外周屋根
(第一の屋根)4が架設されている。
【0009】図2に示すように、このような既設の競技
場1の外周屋根4の内側に内周屋根(第二の屋根)5を
新たに架設するには、以下のようにして施工を行う。
場1の外周屋根4の内側に内周屋根(第二の屋根)5を
新たに架設するには、以下のようにして施工を行う。
【0010】まず、図3に示すように、競技場1の外周
側の所定位置に、マスト(支持構造体)6,6,…を立
設する。このときに、競技場1の長手方向においてはそ
の両側に、2本ずつのマスト6,6を立設し、短手方向
においてはその両側に1本ずつのマスト6を立設する。
図4に示すように、各マスト6は、大断面の鉄骨柱6a
および鉄骨梁6bと、これらの間に架設したブレース材
6cとからなる立体架構構造とする。
側の所定位置に、マスト(支持構造体)6,6,…を立
設する。このときに、競技場1の長手方向においてはそ
の両側に、2本ずつのマスト6,6を立設し、短手方向
においてはその両側に1本ずつのマスト6を立設する。
図4に示すように、各マスト6は、大断面の鉄骨柱6a
および鉄骨梁6bと、これらの間に架設したブレース材
6cとからなる立体架構構造とする。
【0011】次いで、各マスト6の上端部と、該マスト
6よりも競技場1から離間した地盤面との間に、控えワ
イヤー8,8を張設する。この控えワイヤー8,8は、
各マスト6が競技場1の内側に向けて倒れるのを防止す
るものである。
6よりも競技場1から離間した地盤面との間に、控えワ
イヤー8,8を張設する。この控えワイヤー8,8は、
各マスト6が競技場1の内側に向けて倒れるのを防止す
るものである。
【0012】続いて、各マスト6の上端部に、片持ちで
立体トラス構造の跳ね出し梁(跳ね出し部材)9を設け
る。この跳ね出し梁9は、外周屋根4の上方を通って、
競技場1の内方に向けて延出し、その先端部が外周屋根
4の内周端縁部4aの近傍に位置するように架設する。
立体トラス構造の跳ね出し梁(跳ね出し部材)9を設け
る。この跳ね出し梁9は、外周屋根4の上方を通って、
競技場1の内方に向けて延出し、その先端部が外周屋根
4の内周端縁部4aの近傍に位置するように架設する。
【0013】競技場1の外周側における上記マスト6の
組立工事と並行して、フィールド部2においては、外周
屋根4の内側に架設すべき内周屋根5を地組する。図4
(b)に示すように、この内周屋根5は、中央部から外
周部に向けてその高さが漸次低くなるドーム形状とされ
ており、フレーム10上にシート状の屋根材11が張設
された構成となっている。フレーム10は、上弦材10
aと下弦材10bと、これらの間に架設されたラチス材
10cとからなり、下弦材10bにプレストレスを導入
することによって、前記ドーム形状を保持する、いわゆ
る張弦梁構造で構成する。
組立工事と並行して、フィールド部2においては、外周
屋根4の内側に架設すべき内周屋根5を地組する。図4
(b)に示すように、この内周屋根5は、中央部から外
周部に向けてその高さが漸次低くなるドーム形状とされ
ており、フレーム10上にシート状の屋根材11が張設
された構成となっている。フレーム10は、上弦材10
aと下弦材10bと、これらの間に架設されたラチス材
10cとからなり、下弦材10bにプレストレスを導入
することによって、前記ドーム形状を保持する、いわゆ
る張弦梁構造で構成する。
【0014】図3に示したように、このようにして競技
場1の外周側におけるマスト6の組立と、フィールド部
2における内周屋根5の地組とが完了した後、内周屋根
5をリフトアップする。これには、まず、内周屋根5の
外周端縁部に、所定長を有したロッド13,13,…を
取り付ける。また、各マスト6の跳ね出し梁9の先端部
には、ロッド吊り上げ用の図示しないジャッキを設置す
る。そして、全てのジャッキ(図示なし)を一斉に作動
させて、ロッド13,13,…を吊り上げることによっ
て、内周屋根5をリフトアップさせる。そして、図2お
よび図4に示したように、内周屋根5の外周端縁部が、
外周屋根4の内周端縁部4aと略同じ高さとなった時点
で、リフトアップを停止させる。
場1の外周側におけるマスト6の組立と、フィールド部
2における内周屋根5の地組とが完了した後、内周屋根
5をリフトアップする。これには、まず、内周屋根5の
外周端縁部に、所定長を有したロッド13,13,…を
取り付ける。また、各マスト6の跳ね出し梁9の先端部
には、ロッド吊り上げ用の図示しないジャッキを設置す
る。そして、全てのジャッキ(図示なし)を一斉に作動
させて、ロッド13,13,…を吊り上げることによっ
て、内周屋根5をリフトアップさせる。そして、図2お
よび図4に示したように、内周屋根5の外周端縁部が、
外周屋根4の内周端縁部4aと略同じ高さとなった時点
で、リフトアップを停止させる。
【0015】この後、内周屋根5と、各マスト6の跳ね
出し梁9の先端部とを図示しない接続部材で一体に接続
する。さらに、各マスト6と内周屋根5との間には、補
強用のブレース材15,15を架設する。なお、このと
きに、外周屋根4と内周屋根5とは一体化せずに縁切り
したままにしておく。
出し梁9の先端部とを図示しない接続部材で一体に接続
する。さらに、各マスト6と内周屋根5との間には、補
強用のブレース材15,15を架設する。なお、このと
きに、外周屋根4と内周屋根5とは一体化せずに縁切り
したままにしておく。
【0016】そして、図3に示した前記ロッド13、ジ
ャッキ(図示なし)を撤去することによって、競技場1
への内周屋根5の架設作業が完了する。
ャッキ(図示なし)を撤去することによって、競技場1
への内周屋根5の架設作業が完了する。
【0017】上述した競技場1への内周屋根5の架設方
法では、既設の競技場1の外側に、マスト6,6,…を
立設するとともに、フィールド部2で内周屋根5を地組
した後、各マスト6に設けた跳ね出し梁9に内周屋根2
をロッド13を介して吊り下げ、これをジャッキ(図示
なし)でリフトアップさせることによって、既設の外周
屋根4の内側に新設の内周屋根5を架設する構成となっ
ている。これにより、フィールド部2に大掛かりな足場
を組むことなく、内周屋根5を架設することができる。
したがって、足場の組立・解体を行う必要がないため
に、短工期化、コストの低減化を図るとともに、高所作
業を減らして作業の安全性を高めることが可能となり、
また、既存のグラウンド地を痛めることなく作業を行う
ことが可能である。しかも、マスト6、6、…の立設作
業と、内周屋根5の地組作業とを並行して行うことがで
きるので、より一層の短工期化、コストの低減化を図る
ことができる。
法では、既設の競技場1の外側に、マスト6,6,…を
立設するとともに、フィールド部2で内周屋根5を地組
した後、各マスト6に設けた跳ね出し梁9に内周屋根2
をロッド13を介して吊り下げ、これをジャッキ(図示
なし)でリフトアップさせることによって、既設の外周
屋根4の内側に新設の内周屋根5を架設する構成となっ
ている。これにより、フィールド部2に大掛かりな足場
を組むことなく、内周屋根5を架設することができる。
したがって、足場の組立・解体を行う必要がないため
に、短工期化、コストの低減化を図るとともに、高所作
業を減らして作業の安全性を高めることが可能となり、
また、既存のグラウンド地を痛めることなく作業を行う
ことが可能である。しかも、マスト6、6、…の立設作
業と、内周屋根5の地組作業とを並行して行うことがで
きるので、より一層の短工期化、コストの低減化を図る
ことができる。
【0018】そして、このようにして架設された内周屋
根5を備えた競技場1は、全天候型とすることができ、
用途の多様化を図ることができる。しかも、内周屋根5
がマスト6,6,…によって支持され、外周屋根4と内
周屋根5とが縁切りされた構成となっている。これによ
り、既設の外周屋根4には内周屋根5のかからない構造
となるため、内周屋根5を架設するに際して外周屋根4
の補強が不要となり、この点においても短工期化、コス
トの低減化に貢献することができる。また、内周屋根5
と外周屋根4との間から、換気や採光を行うことも可能
であり、これにより、例えばフィールド部2における芝
生の育成も可能となる。
根5を備えた競技場1は、全天候型とすることができ、
用途の多様化を図ることができる。しかも、内周屋根5
がマスト6,6,…によって支持され、外周屋根4と内
周屋根5とが縁切りされた構成となっている。これによ
り、既設の外周屋根4には内周屋根5のかからない構造
となるため、内周屋根5を架設するに際して外周屋根4
の補強が不要となり、この点においても短工期化、コス
トの低減化に貢献することができる。また、内周屋根5
と外周屋根4との間から、換気や採光を行うことも可能
であり、これにより、例えばフィールド部2における芝
生の育成も可能となる。
【0019】なお、上記実施の形態において、内周屋根
5をマスト6,6,…に固定する構成としたが、例えば
内周屋根5を上下動させる機構を付加してもよい。この
ような構成とすれば、天候により内周屋根5を上下動さ
せることによって、換気や採光を有効に行うことが可能
となる。また、マスト6,6内の空間に部屋等を設け
て、空間の有効利用を図ることも可能である。もちろ
ん、マスト6やブレース材15の構造や設置本数等につ
いては何ら限定するものではなく、必要に応じて構造や
設置本数を変えてもよい。さらに、新たに架設する内周
屋根5の形状については、周囲のマスト6、6、…で支
持することができるのであれば、上記のドーム形状に限
定するものではなく例えばカマボコ状等の他の形状とし
てもよい。加えて、競技場1の形状や用途等についても
限定するものではなく、例えば競輪場、競馬場、陸上競
技場、プール等にも適用することが可能である。
5をマスト6,6,…に固定する構成としたが、例えば
内周屋根5を上下動させる機構を付加してもよい。この
ような構成とすれば、天候により内周屋根5を上下動さ
せることによって、換気や採光を有効に行うことが可能
となる。また、マスト6,6内の空間に部屋等を設け
て、空間の有効利用を図ることも可能である。もちろ
ん、マスト6やブレース材15の構造や設置本数等につ
いては何ら限定するものではなく、必要に応じて構造や
設置本数を変えてもよい。さらに、新たに架設する内周
屋根5の形状については、周囲のマスト6、6、…で支
持することができるのであれば、上記のドーム形状に限
定するものではなく例えばカマボコ状等の他の形状とし
てもよい。加えて、競技場1の形状や用途等についても
限定するものではなく、例えば競輪場、競馬場、陸上競
技場、プール等にも適用することが可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る構
造物への屋根の架設方法によれば、構造物の外側に、構
造物の外周部に架設されている第一の屋根よりも上方に
まで至る支持構造体を立設し、該支持構造体に第一の屋
根の上方に位置してその先端部が第一の屋根の内周端縁
部近傍に位置する跳ね出し部材を一体に取り付けるとと
もに、第一の屋根の内側において第二の屋根を地組し、
しかる後に、跳ね出し部材で第二の屋根を吊り上げるこ
とによって、第一の屋根の内側に第二の屋根を架設する
構成とした。これにより、第一の屋根の内側に足場を組
むことなく、第二の屋根を架設することができる。した
がって、足場の組立・解体を行う必要がないために、短
工期化およびコストの低減化を図るとともに、高所作業
を減らして作業の安全性を高めることが可能となる。し
かも、構造物の外側における支持構造体の立設作業と、
第一の屋根の内側における第二の屋根の地組作業とを並
行して行うことができるので、より一層の短工期化、コ
ストの低減化を図ることができる。
造物への屋根の架設方法によれば、構造物の外側に、構
造物の外周部に架設されている第一の屋根よりも上方に
まで至る支持構造体を立設し、該支持構造体に第一の屋
根の上方に位置してその先端部が第一の屋根の内周端縁
部近傍に位置する跳ね出し部材を一体に取り付けるとと
もに、第一の屋根の内側において第二の屋根を地組し、
しかる後に、跳ね出し部材で第二の屋根を吊り上げるこ
とによって、第一の屋根の内側に第二の屋根を架設する
構成とした。これにより、第一の屋根の内側に足場を組
むことなく、第二の屋根を架設することができる。した
がって、足場の組立・解体を行う必要がないために、短
工期化およびコストの低減化を図るとともに、高所作業
を減らして作業の安全性を高めることが可能となる。し
かも、構造物の外側における支持構造体の立設作業と、
第一の屋根の内側における第二の屋根の地組作業とを並
行して行うことができるので、より一層の短工期化、コ
ストの低減化を図ることができる。
【0021】請求項2に係る構造物によれば、外周部に
第一の屋根が架設されている構造物の外側に支持構造体
を複数立設し、各支持構造体に、第一の屋根の上方に位
置しかつその先端部が第一の屋根の内周端縁部近傍に位
置する跳ね出し部材を一体に設けて、第一の屋根の内周
部の空間を覆う第二の屋根を、支持構造体の跳ね出し部
材に支持させて架設する構成とした。これにより、第一
の屋根の内側に第二の屋根を架設して、この構造物を全
天候型とすることができ、用途の多様化を図ることがで
きる。
第一の屋根が架設されている構造物の外側に支持構造体
を複数立設し、各支持構造体に、第一の屋根の上方に位
置しかつその先端部が第一の屋根の内周端縁部近傍に位
置する跳ね出し部材を一体に設けて、第一の屋根の内周
部の空間を覆う第二の屋根を、支持構造体の跳ね出し部
材に支持させて架設する構成とした。これにより、第一
の屋根の内側に第二の屋根を架設して、この構造物を全
天候型とすることができ、用途の多様化を図ることがで
きる。
【0022】請求項3に係る構造物によれば、第一の屋
根と第二の屋根とを、一体化せずに縁切りする構成とし
た。これにより、第一の屋根と第二の屋根との複雑な取
り合いが不要となり、また第一の屋根には第二の屋根の
荷重がかからない構造となるため、第一の屋根や構造物
のの補強が不要となる。さらに、第一の屋根と第二の屋
根との間から、換気や採光を行うことが可能となる。
根と第二の屋根とを、一体化せずに縁切りする構成とし
た。これにより、第一の屋根と第二の屋根との複雑な取
り合いが不要となり、また第一の屋根には第二の屋根の
荷重がかからない構造となるため、第一の屋根や構造物
のの補強が不要となる。さらに、第一の屋根と第二の屋
根との間から、換気や採光を行うことが可能となる。
【図1】本発明に係る構造物への屋根の架設方法および
構造物を適用する既設の構造物の一例を示す斜視図であ
る。
構造物を適用する既設の構造物の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】前記構造物に第二の屋根を架設した状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】前記構造物に第二の屋根を架設する方法を示す
図であって、第二の屋根を地組した状態を示す斜視図で
ある。
図であって、第二の屋根を地組した状態を示す斜視図で
ある。
【図4】図2の平面図および立断面図である。
1 競技場(構造物) 4 外周屋根(第一の屋根) 5 内周屋根(第二の屋根) 6 マスト(支持構造体) 9 跳ね出し梁(跳ね出し部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 裕芳 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 土屋 信介 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 天王寺 大介 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 外周部にのみ第一の屋根が架設されてな
る構造物の前記第一の屋根の内側に第二の屋根を架設す
る方法であって、 前記構造物の外側に、前記第一の屋根よりも上方にまで
至る支持構造体を立設し、該支持構造体に、前記第一の
屋根の上方に位置してその先端部が前記第一の屋根の内
周端縁部近傍に位置する跳ね出し部材を一体に取り付け
るとともに、 前記第一の屋根の内側において、前記第二の屋根を地組
し、 しかる後に、前記跳ね出し部材で前記第二の屋根を吊り
上げることによって、前記第一の屋根の内側に前記第二
の屋根を架設することを特徴とする構造物への屋根の架
設方法。 - 【請求項2】 外周部に第一の屋根が架設されてなる構
造物の外側に、前記第一の屋根よりも上方にまで至る支
持構造体が複数立設され、各支持構造体には、前記第一
の屋根の上方に位置し、かつその先端部が前記第一の屋
根の内周端縁部近傍に位置する跳ね出し部材が一体に設
けられて、前記第一の屋根の内周部の空間を覆う第二の
屋根が、前記支持構造体の跳ね出し部材に支持されて架
設されていることを特徴とする構造物。 - 【請求項3】 請求項2記載の構造物において、前記第
一の屋根と、該第一の屋根の内側に架設した前記第二の
屋根とが、一体化されずに縁切りされていることを特徴
とする構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3693796A JPH09228482A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 構造物への屋根の架設方法および構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3693796A JPH09228482A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 構造物への屋根の架設方法および構造物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09228482A true JPH09228482A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12483679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3693796A Pending JPH09228482A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | 構造物への屋根の架設方法および構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09228482A (ja) |
-
1996
- 1996-02-23 JP JP3693796A patent/JPH09228482A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1101003B1 (en) | Erectable shelter with gable roof | |
| JP2981061B2 (ja) | ケーブルドームの屋根の構築方法 | |
| JPH09228483A (ja) | 構造物への屋根の架設方法および構造物 | |
| JPH09228482A (ja) | 構造物への屋根の架設方法および構造物 | |
| JP3409265B2 (ja) | 膜構造大型ドームとその構築方法 | |
| JP2946074B2 (ja) | 大屋根架設方法 | |
| JPH10331272A (ja) | 鉄筋コンクリート造の柱、コア壁、最上層の壁梁とスラブよりなる躯体の構築方法 | |
| JP2950726B2 (ja) | 重層式吊り構造の構築方法 | |
| JP2942761B1 (ja) | 大屋根の架設方法 | |
| JP2903859B2 (ja) | ビル建築用仮設梁組装置における柱の補強構造 | |
| JP2787266B2 (ja) | 屋根構造物及びその構築方法 | |
| CN218815609U (zh) | 帐篷结构组件 | |
| JPH10219905A (ja) | 屋根構造体の建方工法 | |
| JP3177905B2 (ja) | 外部養生用被覆体の設置構造及び設置方法 | |
| JP3127235B2 (ja) | 忍び返し付き防風・防雪柵及びその折畳・架設方法 | |
| JP3506022B2 (ja) | ドーム屋根の構築方法 | |
| CN214246078U (zh) | 不锈钢结构与有机玻璃天幕支撑体系 | |
| JP2575796Y2 (ja) | 外部養生用被覆体のフレーム | |
| JP3128178B2 (ja) | テントの躯体構築方法 | |
| JP3177726B2 (ja) | 構造物構築用仮設上屋の解体方法 | |
| JPH0529744B2 (ja) | ||
| JPH08184101A (ja) | 建物の建築工法 | |
| JPH09310498A (ja) | 競技場屋根の構築工法 | |
| JP2000314175A (ja) | ドーム屋根の架設工法 | |
| JPH0157224B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030506 |