JPH09228929A - 燃料噴射ノズルの加工方法 - Google Patents
燃料噴射ノズルの加工方法Info
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- JPH09228929A JPH09228929A JP6018196A JP6018196A JPH09228929A JP H09228929 A JPH09228929 A JP H09228929A JP 6018196 A JP6018196 A JP 6018196A JP 6018196 A JP6018196 A JP 6018196A JP H09228929 A JPH09228929 A JP H09228929A
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Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】噴口の内側のエッジによる流体抵抗を低減する
ための、バラツキが少なく、加工が容易で、しかも安価
な噴口の内側のエッジの部分の加工方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】ノズル本体10に噴口35を穴加工した後
に、円柱状をなす砥石60を挿入し、その先端側のエッ
ジの部分で閉塞された先端側とは反対側のエッジ61を
除去してカット面62を形成する。
ための、バラツキが少なく、加工が容易で、しかも安価
な噴口の内側のエッジの部分の加工方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】ノズル本体10に噴口35を穴加工した後
に、円柱状をなす砥石60を挿入し、その先端側のエッ
ジの部分で閉塞された先端側とは反対側のエッジ61を
除去してカット面62を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料噴射ノズルの加
工方法に係り、とくに噴口の内側のエッジの部分を除去
するための加工方法に関する。
工方法に係り、とくに噴口の内側のエッジの部分を除去
するための加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンは燃料噴射ポンプを
備え、この燃料噴射ポンプによって燃料を加圧するとと
もに、加圧された燃料を噴射管を通して燃料噴射ノズル
に供給し、この燃料噴射ノズルの先端側のノズル本体の
噴口を通して燃料を噴射するようにしている。加圧され
た燃料が微小な直径の噴口から大気中に噴射されると、
霧状になってシリンダの燃焼室内に広がり、吸気と混合
されて混合気が形成され、このような混合気が燃焼する
ことによってエンジンが出力を生ずる。
備え、この燃料噴射ポンプによって燃料を加圧するとと
もに、加圧された燃料を噴射管を通して燃料噴射ノズル
に供給し、この燃料噴射ノズルの先端側のノズル本体の
噴口を通して燃料を噴射するようにしている。加圧され
た燃料が微小な直径の噴口から大気中に噴射されると、
霧状になってシリンダの燃焼室内に広がり、吸気と混合
されて混合気が形成され、このような混合気が燃焼する
ことによってエンジンが出力を生ずる。
【0003】図6は従来のこのような燃料噴射ノズルの
ノズル本体10のサック部59に形成されている噴口3
5を拡大して示している。加圧された燃料は矢印65で
示すように流動しながら噴口35から噴射される。
ノズル本体10のサック部59に形成されている噴口3
5を拡大して示している。加圧された燃料は矢印65で
示すように流動しながら噴口35から噴射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すように、噴
口35の内側にエッジ61が生ずるために、燃料の流れ
65が上記エッジ61を迂回するようになる。すなわち
エッジ61によって燃料の流動に対して抵抗を生じ、こ
れによって圧力損失となり、燃料噴霧の形成に悪影響を
及ぼす。
口35の内側にエッジ61が生ずるために、燃料の流れ
65が上記エッジ61を迂回するようになる。すなわち
エッジ61によって燃料の流動に対して抵抗を生じ、こ
れによって圧力損失となり、燃料噴霧の形成に悪影響を
及ぼす。
【0005】このような悪影響を除去するために、噴口
35を穴加工した後に、液体ホーニング加工を行なって
いた。液体ホーニング加工は砥粒を加えた液体を燃料噴
射ノズルのノズル本体10の噴口35から急激に噴出さ
せるときに、液体中に含まれる砥粒によって噴口35の
とくに内側のエッジ61の部分を除去するものである。
35を穴加工した後に、液体ホーニング加工を行なって
いた。液体ホーニング加工は砥粒を加えた液体を燃料噴
射ノズルのノズル本体10の噴口35から急激に噴出さ
せるときに、液体中に含まれる砥粒によって噴口35の
とくに内側のエッジ61の部分を除去するものである。
【0006】エッジ61を除去する別の方法として、半
固体状の弾性樹脂材料を媒体とし、このような弾性樹脂
材料に必要に応じて砥粒を添加し、このような弾性樹脂
材料を圧力をかけて噴口35内を通過させることによ
り、エッジ61の部分を除去するとともに、噴口35の
表面粗さの改善を行なうようにしていた。
固体状の弾性樹脂材料を媒体とし、このような弾性樹脂
材料に必要に応じて砥粒を添加し、このような弾性樹脂
材料を圧力をかけて噴口35内を通過させることによ
り、エッジ61の部分を除去するとともに、噴口35の
表面粗さの改善を行なうようにしていた。
【0007】従来のこのようなエッジ61を除去するた
めの加工は何れも加工バラツキを生ずるとともに、加工
時間がかかり、また加工に要するコストが高価であると
いう欠点を有している。
めの加工は何れも加工バラツキを生ずるとともに、加工
時間がかかり、また加工に要するコストが高価であると
いう欠点を有している。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、燃料噴射ノズルのノズル本体に形成さ
れている噴口の内側のエッジの部分を除去するためのバ
ラツキが少なく、加工が容易で、しかも安価な加工方法
を提供することを目的とする。
たものであって、燃料噴射ノズルのノズル本体に形成さ
れている噴口の内側のエッジの部分を除去するためのバ
ラツキが少なく、加工が容易で、しかも安価な加工方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、加圧された燃
料を噴射する噴口の内側のエッジであって、閉塞された
先端側とは反対側のエッジの部分をノズル内に挿入され
た円柱状の砥石によって除去するようにしたことを特徴
とする燃料噴射ノズルの加工方法に関するものである。
料を噴射する噴口の内側のエッジであって、閉塞された
先端側とは反対側のエッジの部分をノズル内に挿入され
た円柱状の砥石によって除去するようにしたことを特徴
とする燃料噴射ノズルの加工方法に関するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る加工方法によって加工されたノズルが用いられるディ
ーゼルエンジン40の全体を示している。ディーゼルエ
ンジン40にはその長さ方向に沿って複数の、例えば6
個のシリンダ41が形成されるとともに、これらのシリ
ンダ41内にはピストン42が摺動可能に保持されてい
る。そしてピストン42の上部には凹部から成る燃焼室
43が形成されるとともに、このような燃焼室43に対
して燃料を噴射するように燃料噴射ノズル44がシリン
ダヘッド45に取付けられている。
る加工方法によって加工されたノズルが用いられるディ
ーゼルエンジン40の全体を示している。ディーゼルエ
ンジン40にはその長さ方向に沿って複数の、例えば6
個のシリンダ41が形成されるとともに、これらのシリ
ンダ41内にはピストン42が摺動可能に保持されてい
る。そしてピストン42の上部には凹部から成る燃焼室
43が形成されるとともに、このような燃焼室43に対
して燃料を噴射するように燃料噴射ノズル44がシリン
ダヘッド45に取付けられている。
【0011】上記燃料噴射ノズル44は噴射管49を介
して燃料噴射ポンプ50の各ポンプユニットと接続され
るようになっている。燃料噴射ポンプ50はメカニカル
ガバナ51を備えており、このメカニカルガバナ51に
よってコントロールラックを移動させ、1回に噴射され
る燃料の噴射量を調整するようにしている。また燃料噴
射ポンプ50のカムシャフト52にはタイマ53が取付
けられている。そしてタイマ53の先端側にはカップリ
ング54を介してはす歯歯車55が固着されている。こ
のはす歯歯車55はエンジン10の前端側のはす歯歯車
56と回転されるようになっている。
して燃料噴射ポンプ50の各ポンプユニットと接続され
るようになっている。燃料噴射ポンプ50はメカニカル
ガバナ51を備えており、このメカニカルガバナ51に
よってコントロールラックを移動させ、1回に噴射され
る燃料の噴射量を調整するようにしている。また燃料噴
射ポンプ50のカムシャフト52にはタイマ53が取付
けられている。そしてタイマ53の先端側にはカップリ
ング54を介してはす歯歯車55が固着されている。こ
のはす歯歯車55はエンジン10の前端側のはす歯歯車
56と回転されるようになっている。
【0012】従ってエンジン10の出力の一部によって
はす歯歯車55、56を介して燃料噴射ポンプ50が駆
動される。そしてこのときのカムシャフト52の位相角
がタイマ53によって制御されるようになっている。燃
料噴射ポンプ50は燃料を加圧するとともに、加圧され
た燃料を噴射管49を通して燃料噴射ノズル44に供給
し、その先端側の噴口の部分からピストン42の燃焼室
43に向けて燃料を噴射するようにしている。従って上
死点側へ移動したピストン42によって圧縮された吸気
の熱によって燃料の噴霧と吸気との混合気が自然着火さ
れ、燃焼によって出力を生ずることになる。
はす歯歯車55、56を介して燃料噴射ポンプ50が駆
動される。そしてこのときのカムシャフト52の位相角
がタイマ53によって制御されるようになっている。燃
料噴射ポンプ50は燃料を加圧するとともに、加圧され
た燃料を噴射管49を通して燃料噴射ノズル44に供給
し、その先端側の噴口の部分からピストン42の燃焼室
43に向けて燃料を噴射するようにしている。従って上
死点側へ移動したピストン42によって圧縮された吸気
の熱によって燃料の噴霧と吸気との混合気が自然着火さ
れ、燃焼によって出力を生ずることになる。
【0013】図2はこのようなディーゼルエンジン40
のシリンダヘッド45に取付けられている燃料噴射ノズ
ル44を示すものであって、この燃料噴射ノズル44は
その先端側にノズル本体10を備えている。ノズル本体
10はスペーサ11を介してノズルボディ12の下端部
にリテイニングナット13によって結合されている。そ
してノズル本体10内にはノズルニードル14が摺動可
能に保持されている。ノズルニードル10はその上端部
にブロック状をなすリフトピース15を備えている。
のシリンダヘッド45に取付けられている燃料噴射ノズ
ル44を示すものであって、この燃料噴射ノズル44は
その先端側にノズル本体10を備えている。ノズル本体
10はスペーサ11を介してノズルボディ12の下端部
にリテイニングナット13によって結合されている。そ
してノズル本体10内にはノズルニードル14が摺動可
能に保持されている。ノズルニードル10はその上端部
にブロック状をなすリフトピース15を備えている。
【0014】上記リフトピース15の上面はプッシュロ
ッド18の下端部と当接されている。そしてこのプッシ
ュロッド18が第1プレッシャスプリング19によって
下方に押圧されるようになっている。そして第1プレッ
シャスプリング19の上端側は第1開弁圧調整用ねじ2
0によって受けられるようになっており、第1プレッシ
ャスプリング19による押圧力をこの調整ねじ20によ
って調整するようにしている。そして第1開弁圧調整ね
じ20の上端側にはキャップナット21が覆い被さるよ
うに螺着されている。
ッド18の下端部と当接されている。そしてこのプッシ
ュロッド18が第1プレッシャスプリング19によって
下方に押圧されるようになっている。そして第1プレッ
シャスプリング19の上端側は第1開弁圧調整用ねじ2
0によって受けられるようになっており、第1プレッシ
ャスプリング19による押圧力をこの調整ねじ20によ
って調整するようにしている。そして第1開弁圧調整ね
じ20の上端側にはキャップナット21が覆い被さるよ
うに螺着されている。
【0015】ノズルボディ12内に設けられている凹部
25にはその下端側に配されているスプリングシート2
6を押圧するように第2プレッシャスプリング27が設
けられている。この第2プレッシャスプリング27の下
端面は上記ノズルニードル14の上端のリフトピース1
5の上端面と微小なギャップGを介して対向するように
なっており、このようなギャップGがノズルニードル1
4に対して第1のストロークを設定するようにしてい
る。
25にはその下端側に配されているスプリングシート2
6を押圧するように第2プレッシャスプリング27が設
けられている。この第2プレッシャスプリング27の下
端面は上記ノズルニードル14の上端のリフトピース1
5の上端面と微小なギャップGを介して対向するように
なっており、このようなギャップGがノズルニードル1
4に対して第1のストロークを設定するようにしてい
る。
【0016】ノズルボディ12内には燃料通路31が形
成され、この燃料通路31はスペーサ11の燃料通路3
2と連通し、さらにノズル本体10の燃料通路33と連
通するようになっている。そして上記燃料通路33の先
端側の部分が図2に示す燃料溜め34に連通されるよう
になっている。
成され、この燃料通路31はスペーサ11の燃料通路3
2と連通し、さらにノズル本体10の燃料通路33と連
通するようになっている。そして上記燃料通路33の先
端側の部分が図2に示す燃料溜め34に連通されるよう
になっている。
【0017】ノズル本体10の先端側には図4に示すよ
うにサック部59が形成されるとともに、このサック部
59に複数の噴口35が形成されている。そして燃料溜
め34よりも先端側においてノズルニードル14は細く
なっており、これによってノズルニードル14に対して
燃料圧を利用して上方へのリフト力を与えるようにして
いる。
うにサック部59が形成されるとともに、このサック部
59に複数の噴口35が形成されている。そして燃料溜
め34よりも先端側においてノズルニードル14は細く
なっており、これによってノズルニードル14に対して
燃料圧を利用して上方へのリフト力を与えるようにして
いる。
【0018】次に以上のような構成に係るこの燃料噴射
ノズルの燃料の噴射動作を説明する。この燃料噴射ノズ
ル44と噴射管49を通して接続されている燃料噴射ポ
ンプ50によって間欠的に燃料が加圧圧送される。燃料
圧は燃料通路31、32、33を通して燃料溜め34に
印加される。このような燃料圧はノズルニードル14の
先端側に加わる。従ってノズルニードル14は燃料圧に
よって上方への力を受ける。
ノズルの燃料の噴射動作を説明する。この燃料噴射ノズ
ル44と噴射管49を通して接続されている燃料噴射ポ
ンプ50によって間欠的に燃料が加圧圧送される。燃料
圧は燃料通路31、32、33を通して燃料溜め34に
印加される。このような燃料圧はノズルニードル14の
先端側に加わる。従ってノズルニードル14は燃料圧に
よって上方への力を受ける。
【0019】この力が図2に示す第1開弁圧調整ねじ2
0によって設定される押圧力よりも大きくなると、ノズ
ルニードル14は第1プレッシャスプリング19に抗し
て上方へリフトする。このときのリフト量は図2におい
て示すリフトピース15とスプリングシート26との間
のギャップGに等しい。ノズルニードル14がギャップ
Gに等しいストロークだけ上昇した状態が図4に示され
ている。すなわちノズルニードル14が少しだけリフト
するために、ノズル本体10の先端側に設けられている
噴口35から比較的少量の燃料が勢いよく霧状になって
噴射されることになる。
0によって設定される押圧力よりも大きくなると、ノズ
ルニードル14は第1プレッシャスプリング19に抗し
て上方へリフトする。このときのリフト量は図2におい
て示すリフトピース15とスプリングシート26との間
のギャップGに等しい。ノズルニードル14がギャップ
Gに等しいストロークだけ上昇した状態が図4に示され
ている。すなわちノズルニードル14が少しだけリフト
するために、ノズル本体10の先端側に設けられている
噴口35から比較的少量の燃料が勢いよく霧状になって
噴射されることになる。
【0020】燃料噴射ポンプによって圧送される燃料圧
がさらに高くなり、燃料溜め34に加わる燃料圧によっ
て与えられるノズルニードル14のリフト力がさらに高
くなり、第1のプレッシャスプリング19による押圧力
と第2のプレッシャスプリング27による押圧力の和を
越えた場合には、ノズルニードル14は第1のプレッシ
ャスプリング19のみならず第2のプレッシャスプリン
グ27をスプリングシート26を介して圧縮しながらリ
フトする。これによって図4に示す位置よりも高位置ま
でノズルニードル14がリフトし、先端側の噴口35か
ら燃料が噴射されることになる。
がさらに高くなり、燃料溜め34に加わる燃料圧によっ
て与えられるノズルニードル14のリフト力がさらに高
くなり、第1のプレッシャスプリング19による押圧力
と第2のプレッシャスプリング27による押圧力の和を
越えた場合には、ノズルニードル14は第1のプレッシ
ャスプリング19のみならず第2のプレッシャスプリン
グ27をスプリングシート26を介して圧縮しながらリ
フトする。これによって図4に示す位置よりも高位置ま
でノズルニードル14がリフトし、先端側の噴口35か
ら燃料が噴射されることになる。
【0021】燃料噴射ポンプ50によって圧送される燃
料圧が低下すると、第2のプレッシャスプリング27に
よる下方への押圧力と第1のプレッシャスプリング19
による下方への押圧力によって、ノズルニードル14は
下降し、図2に示すようにその先端側の部分がノズル本
体10の凹部の先端部に当接し、これによって先端部の
噴口35が閉じられ、燃料の噴射を停止する。
料圧が低下すると、第2のプレッシャスプリング27に
よる下方への押圧力と第1のプレッシャスプリング19
による下方への押圧力によって、ノズルニードル14は
下降し、図2に示すようにその先端側の部分がノズル本
体10の凹部の先端部に当接し、これによって先端部の
噴口35が閉じられ、燃料の噴射を停止する。
【0022】次にこのような燃料噴射ノズル44のノズ
ル本体10の噴口35の内側のエッジの部分であって閉
塞された先端側とは反対側のエッジ61の部分を除去す
るための加工方法について説明する。図3に示すよう
に、ノズル本体10の先端部の所定の位置にそれぞれ複
数の噴口35を穴加工した後に、ノズル本体10内に図
3に示すような円柱状をなす砥石60を挿入し、この砥
石60の先端側のエッジの部分によって噴口35のエッ
ジであって閉塞された先端側とは反対側のエッジ61を
除去する加工を行なう。
ル本体10の噴口35の内側のエッジの部分であって閉
塞された先端側とは反対側のエッジ61の部分を除去す
るための加工方法について説明する。図3に示すよう
に、ノズル本体10の先端部の所定の位置にそれぞれ複
数の噴口35を穴加工した後に、ノズル本体10内に図
3に示すような円柱状をなす砥石60を挿入し、この砥
石60の先端側のエッジの部分によって噴口35のエッ
ジであって閉塞された先端側とは反対側のエッジ61を
除去する加工を行なう。
【0023】砥石60はファインセラミックスから成る
砥石であってよく、しかもその外径がノズル本体10の
サック部59の内径とほぼ等しい値の砥石60を用いる
ようにし、このような砥石60を図3に示す深さまで挿
入して回転駆動する。すると砥石60の先端側の外周の
エッジの部分によって噴口35のエッジ61が除去加工
され、カット面62が形成される。すなわち噴口35の
エッジの内の閉塞された先端側とは反対側のエッジ61
が除去され、これによってこの部分にカット面62が形
成される。
砥石であってよく、しかもその外径がノズル本体10の
サック部59の内径とほぼ等しい値の砥石60を用いる
ようにし、このような砥石60を図3に示す深さまで挿
入して回転駆動する。すると砥石60の先端側の外周の
エッジの部分によって噴口35のエッジ61が除去加工
され、カット面62が形成される。すなわち噴口35の
エッジの内の閉塞された先端側とは反対側のエッジ61
が除去され、これによってこの部分にカット面62が形
成される。
【0024】図4はこのような砥石60による加工を終
った後に、ノズル本体10内にノズルニードル14を挿
入した状態を示している。そしてこのような砥石60に
よる加工を行なってエッジ61を除去し、カット面62
を形成すると、噴射時に図5に示すような燃料の流れ6
5が形成される。すなわち燃料の流れ65がエッジ61
を除去することによってより円滑になり、これによって
噴口65の内側における流体抵抗が低減されるととも
に、圧力損失を抑えることが可能になる。従ってより良
好に噴霧が形成される。
った後に、ノズル本体10内にノズルニードル14を挿
入した状態を示している。そしてこのような砥石60に
よる加工を行なってエッジ61を除去し、カット面62
を形成すると、噴射時に図5に示すような燃料の流れ6
5が形成される。すなわち燃料の流れ65がエッジ61
を除去することによってより円滑になり、これによって
噴口65の内側における流体抵抗が低減されるととも
に、圧力損失を抑えることが可能になる。従ってより良
好に噴霧が形成される。
【0025】このような砥石60による加工は、この砥
石60の直径と挿入深さとを正しく規制することによっ
て、エッジ61を除去してカット面62を形成する加工
のバラツキを少なくすることが可能になる。すなわち噴
口35のエッジの加工の均一化を図ることが可能にな
る。またこのような加工は、ノズル本体10内に所定の
寸法の砥石60を挿入して回転駆動するだけでよく、砥
粒を含む液体や弾性樹脂を用いる場合のような特殊な装
置を必要とせず、加工が非常に容易になる。従ってこの
ことから、加工に要するコストを低減することが可能に
なり、これによって燃料噴射ノズルのコストの低減が図
られる。
石60の直径と挿入深さとを正しく規制することによっ
て、エッジ61を除去してカット面62を形成する加工
のバラツキを少なくすることが可能になる。すなわち噴
口35のエッジの加工の均一化を図ることが可能にな
る。またこのような加工は、ノズル本体10内に所定の
寸法の砥石60を挿入して回転駆動するだけでよく、砥
粒を含む液体や弾性樹脂を用いる場合のような特殊な装
置を必要とせず、加工が非常に容易になる。従ってこの
ことから、加工に要するコストを低減することが可能に
なり、これによって燃料噴射ノズルのコストの低減が図
られる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、加圧された燃料
を噴射する噴口の内側のエッジであって、閉塞された先
端側とは反対側のエッジの部分をノズル内に挿入された
円柱状の砥石によって除去するようにしたものである。
を噴射する噴口の内側のエッジであって、閉塞された先
端側とは反対側のエッジの部分をノズル内に挿入された
円柱状の砥石によって除去するようにしたものである。
【0027】従ってこのような加工を行なうことによっ
て噴口の内側であって閉塞された先端側とは反対側のエ
ッジの部分にカット面が形成され、このようなカット面
によって燃料の流れに対する流体抵抗を低減し、圧力損
失を抑えて良好な噴霧を形成するような噴口を有する燃
料噴射ノズルを提供することが可能になる。
て噴口の内側であって閉塞された先端側とは反対側のエ
ッジの部分にカット面が形成され、このようなカット面
によって燃料の流れに対する流体抵抗を低減し、圧力損
失を抑えて良好な噴霧を形成するような噴口を有する燃
料噴射ノズルを提供することが可能になる。
【0028】しかもこのような噴口の内側のエッジの加
工が、円柱状をなす砥石を挿入して回転させるだけでよ
く、このために加工のバラツキが少なく、加工が容易
で、短時間で加工を行なうことが可能になり、燃料噴射
ノズルの低コスト化を図ることが可能になる。
工が、円柱状をなす砥石を挿入して回転させるだけでよ
く、このために加工のバラツキが少なく、加工が容易
で、短時間で加工を行なうことが可能になり、燃料噴射
ノズルの低コスト化を図ることが可能になる。
【図1】ディーゼルエンジンの一部を破断した側面図で
ある。
ある。
【図2】燃料噴射ノズルの縦断面図である。
【図3】砥石による加工を示す拡大断面図である。
【図4】ノズルニードルを組込んだノズル本体の先端部
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図5】燃料の流れを示す噴口の部分の拡大断面図であ
る。
る。
【図6】従来の燃料噴射ノズルによる燃料の流れを示す
噴口の拡大断面図である。
噴口の拡大断面図である。
10 ノズル本体 11 スペーサ 12 ノズルボディ 13 リテイニングナット 14 ノズルニードル 15 リフトピース 18 プッシュロッド 19 第1プレッシャスプリング 20 第1開弁圧調整用ねじ 21 キャップナット 25 凹部 26 スプリングシート 27 第2のプレッシャスプリング 31〜33 燃料通路 34 燃料溜め 35 噴口 40 ディーゼルエンジン 41 シリンダ 42 ピストン 43 燃焼室 44 燃料噴射ノズル 45 シリンダヘッド 49 噴射管 50 燃料噴射ポンプ 51 メカニカルガバナ 52 カムシャフト 53 タイマ 54 カップリング 55、56 はす歯歯車 59 サック部 60 砥石 61 エッジ 62 カット面 65 燃料の流れ(矢印)
Claims (1)
- 【請求項1】加圧された燃料を噴射する噴口の内側のエ
ッジであって、閉塞された先端側とは反対側のエッジの
部分をノズル内に挿入された円柱状の砥石によって除去
するようにしたことを特徴とする燃料噴射ノズルの加工
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6018196A JPH09228929A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 燃料噴射ノズルの加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6018196A JPH09228929A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 燃料噴射ノズルの加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09228929A true JPH09228929A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=13134740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6018196A Pending JPH09228929A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 燃料噴射ノズルの加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09228929A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014196702A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 燃料噴射ノズル |
| WO2019171747A1 (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-12 | 株式会社デンソー | 燃料噴射弁および燃料噴射システム |
| KR102131126B1 (ko) * | 2019-08-29 | 2020-07-07 | 카디브(주) | 디젤차량용 피에조 인젝터의 압력조절밸브 재생장치 및 재생방법 |
-
1996
- 1996-02-22 JP JP6018196A patent/JPH09228929A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014196702A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 燃料噴射ノズル |
| WO2019171747A1 (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-12 | 株式会社デンソー | 燃料噴射弁および燃料噴射システム |
| KR102131126B1 (ko) * | 2019-08-29 | 2020-07-07 | 카디브(주) | 디젤차량용 피에조 인젝터의 압력조절밸브 재생장치 및 재생방법 |
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