JPH09234824A - アルミニウム薄膜積層紙およびアルミニウム薄膜積層紙の製造方法 - Google Patents

アルミニウム薄膜積層紙およびアルミニウム薄膜積層紙の製造方法

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JPH09234824A
JPH09234824A JP6521696A JP6521696A JPH09234824A JP H09234824 A JPH09234824 A JP H09234824A JP 6521696 A JP6521696 A JP 6521696A JP 6521696 A JP6521696 A JP 6521696A JP H09234824 A JPH09234824 A JP H09234824A
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JP
Japan
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thin film
aluminum thin
curable resin
ultraviolet
film
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JP6521696A
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Nobukatsu Asano
宣勝 浅野
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KYOWA TEC KK
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KYOWA TEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクルでき、しかも傷付き難く、曇りが
発生し難いアルミニウム薄膜積層紙を製造する。 【解決手段】 剥離剤を塗布した転写フィルムにアルミ
ニウムを蒸着してアルミニウム薄膜転写シートを製造
し、間に塗布した接着剤によりアルミニウム薄膜転写シ
ートとベース紙とをラミネートし、アルミニウム薄膜4
を残して転写フィルムを剥離し、アルミニウム薄膜の表
面に紫外線硬化樹脂7を塗布し、この紫外線硬化樹脂に
紫外線透過フィルム9を密着させた状態で紫外線を照射
して紫外線硬化樹脂を硬化させて保護層を形成し、硬化
した後に紫外線透過フィルムを剥離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベース紙の表面に
アルミニウム薄膜層を形成したアルミニウム薄膜積層紙
およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙の表面に金属質の光沢を与えるため
に、ベース紙の表面にアルミニウム箔をラミネートした
アルミニウムホイル紙は公知である。そして、このアル
ミニウムホイル紙を製造するには、アルミニウム箔また
はベース紙のいずれか一方に接着剤を塗布した後に両者
をラミネートしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベース
紙にアルミニウム箔をラミネートしたのでは、アルミニ
ウムの割合が多いので、再生紙の原料として再利用する
ことはできない。すなわち、従来のアルミニウムホイル
紙はリサイクルすることができなかった。
【0004】また、アルミニウムの割合を減少させるた
めには、ベース紙の表面にアルミニウムを蒸着したり、
或は剥離剤を塗布した転写フィルムにアルミニウムを蒸
着し、この蒸着アルミニウム薄膜をベース紙に転写する
ことも考えられる。
【0005】しかしながら、ベース紙の表面に蒸着アル
ミニウム薄膜を単に積層したのでは、紙の表面の細かな
凹凸や紙繊維間の微細孔によって蒸着アルミニウム薄膜
に凹凸ができたりピンホールができたりし易い。また、
転写フィルムに蒸着したアルミニウム薄膜をベース紙に
転写する場合に、ヒートシール剤、ホットメルト接着剤
など高温加熱タイプのものを使用すると、アルミニウム
層が極く薄いために、加熱・冷却の温度変化や応力を受
けた際に微細クラックが生じて光沢が減少したり曇りが
発生するなどの欠点がある。そして、蒸着によって形成
したアルミニウム薄膜は箔に比べて遥かに薄いために、
傷が付き易い欠点がある。
【0006】そこで、本発明は、再生紙の原料として再
利用(リサイクル)することができ、しかも傷付き難
く、曇りが発生し難いアルミニウム薄膜積層紙およびそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するために提案されたもので、請求項1に記載のも
のは、ベース紙の表面にアルミニウム薄膜を積層し、こ
のアルミニウム薄膜の表面に紫外線硬化樹脂層を積層し
たことを特徴とするアルミニウム薄膜積層紙である。
【0008】請求項2に記載のものは、剥離剤を塗布し
た転写フィルムの剥離剤塗布側表面にアルミニウムを蒸
着してアルミニウム薄膜転写シートを製造するアルミニ
ウム薄膜転写シート製造工程と、間に塗布した接着剤に
よりアルミニウム薄膜転写シートとベース紙とを、アル
ミニウム薄膜をベース紙側に位置させた状態でラミネー
トするラミネート工程と、アルミニウム薄膜を残して転
写フィルムを剥離する転写フィルム剥離工程と、アルミ
ニウム薄膜の表面に紫外線硬化樹脂を塗布する紫外線硬
化樹脂塗布工程と、塗布した紫外線硬化樹脂に紫外線を
照射して硬化させて紫外線硬化樹脂製保護層を形成する
保護層形成工程と、からなることを特徴とするアルミニ
ウム薄膜積層紙の製造方法である。
【0009】アルミニウム薄膜の保護層を形成する際
に、紫外線を照射するだけで加熱する必要がないので、
アルミニウム薄膜に加熱による膨張応力、冷却による縮
み応力を与えることがない。したがって、不規則な伸縮
に起因する微細クラックの発生や曇りの発生を抑制する
ことができる。
【0010】請求項3に記載のものは、剥離剤を塗布し
た転写フィルムの剥離剤塗布側表面にアルミニウムを蒸
着してアルミニウム薄膜転写シートを製造するアルミニ
ウム薄膜転写シート製造工程と、間に塗布した接着剤に
よりアルミニウム薄膜転写シートとベース紙とを、アル
ミニウム薄膜をベース紙側に位置させた状態でラミネー
トするラミネート工程と、アルミニウム薄膜を残して転
写フィルムを剥離する転写フィルム剥離工程と、アルミ
ニウム薄膜の表面に紫外線硬化樹脂を塗布する紫外線硬
化樹脂塗布工程と、塗布した紫外線硬化樹脂に紫外線透
過フィルムを密着させた状態で紫外線を照射して紫外線
硬化樹脂を硬化させて紫外線硬化樹脂製保護層を形成す
る保護層形成工程と、紫外線透過フィルムを剥離する紫
外線透過フィルム剥離工程と、からなることを特徴とす
るアルミニウム薄膜積層紙の製造方法である。
【0011】紫外線透過フィルムを密着させた状態で紫
外線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させるので、紫外
線透過フィルムの表面を紫外線硬化樹脂に転写すること
ができ、紫外線透過フィルムの密着面を鏡面にしておけ
ば紫外線硬化樹脂製保護層の表面も鏡面に仕上げること
ができ、一層光沢性を高めることができる。
【0012】請求項4に記載のものは、ラミネート工程
では、アルミニウム薄膜転写シート側に接着剤を塗布す
ることを特徴とするアルミニウム薄膜積層紙の製造方法
である。
【0013】請求項5に記載のものは、ベース紙の表面
にアルミニウムを蒸着してアルミニウム薄膜層を形成す
るアルミニウム薄膜層形成工程と、このアルミニウム薄
膜層の表面に紫外線硬化樹脂を塗布する紫外線硬化樹脂
塗布工程と、塗布した紫外線硬化樹脂に紫外線を照射し
て紫外線硬化樹脂を硬化させて紫外線硬化樹脂層を形成
する保護層形成工程と、からなることを特徴とするアル
ミニウム薄膜積層紙の製造方法である。
【0014】請求項6に記載のものは、ベース紙の表面
にアルミニウムを蒸着してアルミニウム薄膜層を形成す
るアルミニウム薄膜層形成工程と、このアルミニウム薄
膜層の表面に紫外線硬化樹脂を塗布する紫外線硬化樹脂
塗布工程と、塗布した紫外線硬化樹脂に紫外線透過フィ
ルムを密着した状態で紫外線を照射して紫外線硬化樹脂
を硬化させて紫外線硬化樹脂層を形成する保護層形成工
程と、紫外線透過フィルムを剥離する紫外線透過フィル
ム剥離工程と、からなることを特徴とするアルミニウム
薄膜積層紙の製造方法である。
【0015】請求項7に記載のものは、請求項3,4,
6で、紫外線硬化樹脂に密着する表面に微細な凹凸部が
形成された紫外線透過フィルムを使用して、上記凹凸部
を紫外線硬化樹脂製保護層に転写するようにしたことを
特徴とするアルミニウム薄膜積層紙の製造方法である。
【0016】凹凸部を形成した紫外線透過フィルムが版
として機能し、凹凸部をマット状にすれば保護層の表面
が梨地になり、適宜な超微細凹凸にすれば保護層にホロ
グラムを形成でき、小さな凹凸にすれば保護層にエンボ
スを形成できる。そして、紫外線透過フィルムの表面
を、領域を分けて平滑面と凹凸部にしたり、或は凹凸部
の仕様を異なせることもできる。この様にすると、保護
層の表面を部分的に異なる仕上げ仕様にすることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、予め剥離剤1
を塗布した転写フィルム2の剥離剤塗布側表面にアルミ
ニウムを蒸着してアルミニウム薄膜転写シート3を製造
する(アルミニウム薄膜転写シート製造工程)。転写フ
ィルム2は、例えばポリエステルフィルムを用いること
ができる。そして、剥離剤1としては、例えばシリコン
を挙げることができる。なお、アルミニウム薄膜層4の
厚さは、その用途により適宜に選択することができる
が、リサイクルするためには薄い方が好ましいので、数
μであることが望ましい。
【0018】次のラミネート工程では、図2に示すよう
に、アルミニウム薄膜転写シート3のアルミニウム薄膜
層4の表面に接着剤5を塗布し、この接着剤塗布面にベ
ース紙6を重ね合わせ、この状態で加圧ロール(図示せ
ず)間を通過させるなどしてアルミニウム薄膜転写シー
ト3とベース紙6とをラミネートする。このラミネート
工程で使用する接着剤5は、アルミニウム薄膜層4を損
なわない特性を備えた接着剤5、例えば水性接着剤5や
アルコール系の接着剤5を使用する。また、アルミニウ
ム薄膜層4の表面に接着剤5を塗布すると、アルミニウ
ム薄膜層4の表面がベース紙6の表面に比較して凹凸が
少ないので、接着剤5の塗布量が少なくて済み、リサイ
クルする上で都合が良い。
【0019】しかし、本発明は、必ずしも転写フィルム
2側に接着剤5を塗布することに限定されるものではな
く、ベース紙6側に塗布してもよい。例えば、凹凸が少
ない上質のベース紙6を使用する場合などは、接着剤5
をベース紙6の重合表面に塗布してもよい。
【0020】ラミネート工程によりアルミニウム薄膜転
写シート3とベース紙6とが重合して一体化したなら
ば、図3に示すように、転写フィルム2を剥離する(転
写フィルム2剥離工程)。転写フィルム2の表面には、
前記したように、予めシリコン等の剥離剤1が塗布され
ているので、転写フィルム2を剥離すると、アルミニウ
ム薄膜層4が転写フィルム2から剥離してベース紙6側
に残り、アルミニウム薄膜がベース紙6に転写される。
【0021】この様にしてアルミニウム薄膜の転写が終
了しなたらば、このアルミニウム薄膜の表面に紫外線硬
化樹脂7を塗布する(紫外線硬化樹脂塗布工程)。ここ
で、上記紫外線硬化樹脂7としては、例えば、ポリビニ
ルアルコール、アクリル/スチレン等といったアルカリ
可溶性の樹脂が用いられ、溶剤を含まないものでもよい
が、溶剤を含有させて展性を高めたものにあっては10
重量%以下、好ましくは5重量%以下に調整する。溶剤
が10重量%を超えてもアルミニウム薄膜層4に塗布す
るので浸透する量が多くなることは心配ないが乾燥工程
が必要になってしまうからである。また、紫外線硬化樹
脂7を塗布する手段は、特に限定されるものではなく、
図4に示すロール17を使用して塗布するロールコータ
ーの他、グラビアコーター、スクリーン方式コーターな
どでもよい。なお、紫外線硬化樹脂7は、近年の故紙再
生技術では支障にならないので、用途に応じた厚さに塗
布することができるが、少ないことが好ましい。
【0022】次に、塗布した紫外線硬化樹脂7に紫外線
を照射して硬化せしめて紫外線硬化樹脂製保護層7′を
形成する(保護層形成工程)。紫外線を照射する場合
に、紫外線ランプ8からの紫外線を直接紫外線硬化樹脂
7に照射してもよい(エアキュア)。このようなエアキ
ュア方式を採用すると、装置の簡素化を図ることができ
る。
【0023】また、図5に示すように、紫外線硬化樹脂
7に紫外線透過フィルム9を被覆した状態で紫外線を照
射して紫外線硬化樹脂7を硬化してもよい(ノンエアキ
ュア)。この紫外線透過フィルム9は、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタート、ポリエチレンなど紫外
線透過性のある材料からなるフィルムであり、無端ベル
ト状にして使用することが望ましい。そして、この紫外
線透過フィルム9は、紫外線硬化樹脂7に被せてロール
(図示せず)間を通過させて密着させると版として機能
するので、紫外線硬化樹脂7に密着する表面を平滑な面
(鏡面)としておけば、紫外線硬化樹脂製保護層7′の
表面が鏡面となり一般的な艶出し加工を行なうことがで
き、全面に適宜な微細凹凸部を形成しておけば、この凹
凸部が紫外線硬化樹脂製保護層7′の表面に転写され
る。例えば、凹凸部をマット状に形成すれば、紫外線硬
化樹脂製保護層7′の表面には上記凹凸部が転写されて
艶消し(梨地)になる。また、一部に凹凸部を形成すれ
ば、所望する模様を描いたり、部分的艶消しもできる。
さらに、凹凸部として、ホログラム像を形成するための
超微細凹凸を形成すると、この超微細凹凸が転写されて
保護層にホログラムが形成される。
【0024】なお、塗布した紫外線硬化樹脂7に紫外線
透過フィルム9を密着させた状態で紫外線を照射するこ
とにより紫外線硬化樹脂7を硬化させて保護層7′を形
成したならば、図6に示すように、この紫外線透過フィ
ルム9は剥離する(紫外線透過フィルム剥離工程)。
【0025】この様にして、アルミニウム薄膜層4の表
面側に紫外線硬化樹脂製保護層7′を形成すると、この
紫外線硬化樹脂製保護層7′がアルミニウム薄膜層4の
保護層として機能するので、傷付き難くなる。また、こ
の保護層7′を形成する際に紫外線を照射するだけで硬
化でき、加熱する必要がないので、アルミニウム薄膜層
4に対して熱膨張、冷却縮みなどの不規則な応力を作用
させることがない。したがって、保護層形成の際に、微
細クラックが発生することを防止することができ、これ
によりアルミニウム薄膜層4の光沢を低下させる曇りの
発生も抑制することができる。さらに、低温処理だけで
加熱しないので、ベース紙6がカールすることがなく、
位置ずれもない。また、アルミニウム薄膜層4が紫外線
硬化樹脂製保護層7′と一体化すると、曲げ強度も高め
られ、これにより外力を受けても微細クラックの発生や
曇りの発生を抑制することができる。
【0026】上記した実施形態におけるアルミニウム薄
膜積層紙は、転写フィルム2を使用してベース紙6の表
面にアルミニウム薄膜を転写したが、図8に示すよう
に、ベース紙6の表面にアルミニウムを蒸着してアルミ
ニウム薄膜層4を形成してもよい(アルミニウム薄膜層
形成工程)。この場合、アルミニウム薄膜層4の光沢度
を高めるためにはベース紙6の表面が平滑であることが
望ましいので、表面が平滑な上質紙を使用したり、或は
平滑表面処理を予め施したベース紙6を使用する。
【0027】そして、ベース紙6の表面にアルミニウム
薄膜層4を形成したならば、その後は前記実施形態と同
様に、アルミニウム薄膜層4の表面に紫外線硬化樹脂7
を塗布する紫外線硬化樹脂塗布工程と、塗布した紫外線
硬化樹脂7に紫外線を照射して硬化させて紫外線硬化樹
脂製保護層7′を形成する保護層形成工程を経て、アル
ミニウム薄膜積層紙を製造する。
【0028】また、前記実施形態と同様に、紫外線硬化
樹脂製保護層形成工程では、図9に示すように、塗布し
た紫外線硬化樹脂7に紫外線透過フィルム9を被覆した
状態で紫外線を照射して紫外線硬化樹脂7を硬化させて
保護層7′を形成してもよい。
【0029】なお、本発明に使用するベース紙6は、連
続紙(ロール紙)でもよいし、或は枚葉紙でもよい。ま
た、本発明は同じ施設で各工程を一連に行うことに限定
されるものではない。例えば、アルミニウムの蒸着を行
うアルミニウム薄膜転写シート製造工程などは他の工程
の施設と異なる施設で行ってから搬送してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本願発明によれば、
ベース紙の表面にアルミニウム薄膜を積層するので、ア
ルミニウムの割合を著しく減少することができる。した
がって、再生紙の原料をして再利用することができ、限
りある資源の有効利用に役立ち、ひいては自然環境保護
に寄与する。
【0031】そして、ベース紙の表面に積層したアルミ
ニウム薄膜の表面に紫外線硬化樹脂製保護層を積層する
ので、傷が付き難い。
【0032】また、この保護層を形成する際に、加熱す
る必要がないので、熱膨張や冷却縮みの応力がかからな
い。したがって、微細クラックや曇りの発生を防止する
ことができる。さらに、アルミニウム薄膜層は保護層が
一体化して強度が高められるので、曲げ応力を受けた際
にも応力が保護層にも分散される。したがって、外力を
受けた際に大きく彎曲して鋭角に屈曲することが少なく
なり、これによりクラックや曇りの発生を低減すること
ができる。
【0033】請求項2に記載の製造方法では、転写フィ
ルムに蒸着したアルミニウム薄膜をベース紙に転写する
ので、ベース紙の表面の凹凸の影響を少なくした状態で
アルミニウム薄膜を積層することができる。そして、転
写フィルムの平滑面に蒸着してからベース紙に転写する
ので、直接ベース紙に蒸着する製造方法に比較してアル
ミニウム薄膜の厚さを薄くすることができる。したがっ
て、アルミニウムのベース紙に対する割合を低減するこ
とができ、リサイクルする上で都合が良い。
【0034】請求項3,6に記載の製造方法では、紫外
線硬化樹脂に紫外線を照射する際に、紫外線透過フィル
ムを密着させるので、この紫外線透過フィルムが版とし
て機能する。したがって、紫外線透過フィルムの密着表
面を平滑な面(鏡面)としておけば、保護層の表面が鏡
面となり、光沢性に優れた艶出し加工を行なうことがで
きる。
【0035】また、請求項7に記載の製造方法では、紫
外線透過フィルムに適宜な微細凹凸部を形成しておけ
ば、この凹凸部が保護層の表面に転写されるので、梨地
や模様を描いたり、部分的な艶消しもできるし、ホログ
ラムも容易に形成することができる。
【0036】請求項4に記載の製造方法では、アルミニ
ウム薄膜転写シート側に接着剤を塗布するので、ベース
紙側に塗布した場合よりも少ない接着剤で確実に転写す
ることができる。そして、接着剤の使用量を少なくする
ことができると、紙の割合が向上して再生する際にも都
合が良い。
【0037】請求項5,6の製造方法ではアルミニウム
をベース紙に蒸着するので、転写する工程を省略するこ
とができ、工程の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アルミニウム薄膜転写シート製造工程の説明図
である。
【図2】ラミネート工程の説明図である。
【図3】転写フィルム剥離工程の説明図である。
【図4】紫外線硬化樹脂塗布工程の説明図である。
【図5】紫外線透過フィルムを被せた状態で紫外線硬化
樹脂に紫外線を照射する保護層形成工程の説明図であ
る。
【図6】紫外線透過フィルム剥離工程の説明図である。
【図7】アルミニウム薄膜積層紙の積層状態を示す説明
図である。
【図8】ベース紙の表面にアルミニウムを蒸着してアル
ミニウム薄膜層を形成するアルミニウム薄膜層形成工程
の説明図である。
【図9】紫外線硬化樹脂に紫外線透過フィルムを密着し
た状態で紫外線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させる
保護層形成工程の説明図である。
【符号の説明】
1 剥離剤 2 転写フィルム 3 アルミニウム薄膜転写シート 4 アルミニウム薄膜層 5 接着剤 6 ベース紙 7 紫外線硬化樹脂 7′保護層 8 紫外線ランプ 9 紫外線透過フィルム 17 紫外線硬化樹脂塗布ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 19/24 D21H 1/34 J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース紙の表面にアルミニウム薄膜を積
    層し、このアルミニウム薄膜の表面に紫外線硬化樹脂製
    保護層を積層したこと特徴とするアルミニウム薄膜積層
    紙。
  2. 【請求項2】 剥離剤を塗布した転写フィルムの剥離剤
    塗布側表面にアルミニウムを蒸着してアルミニウム薄膜
    転写シートを製造するアルミニウム薄膜転写シート製造
    工程と、 間に塗布した接着剤によりアルミニウム薄膜転写シート
    とベース紙とを、アルミニウム薄膜をベース紙側に位置
    させた状態でラミネートするラミネート工程と、 アルミニウム薄膜を残して転写フィルムを剥離する転写
    フィルム剥離工程と、 アルミニウム薄膜の表面に紫外線硬化樹脂を塗布する紫
    外線硬化樹脂塗布工程と、 塗布した紫外線硬化樹脂に紫外線を照射して硬化させて
    紫外線硬化樹脂製保護層を形成する保護層形成工程と、 からなることを特徴とするアルミニウム薄膜積層紙の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 剥離剤を塗布した転写フィルムの剥離剤
    塗布側表面にアルミニウムを蒸着してアルミニウム薄膜
    転写シートを製造するアルミニウム薄膜転写シート製造
    工程と、 間に塗布した接着剤によりアルミニウム薄膜転写シート
    とベース紙とを、アルミニウム薄膜をベース紙側に位置
    させた状態でラミネートするラミネート工程と、 アルミニウム薄膜を残して転写フィルムを剥離する転写
    フィルム剥離工程と、 アルミニウム薄膜の表面に紫外線硬化樹脂を塗布する紫
    外線硬化樹脂塗布工程と、 塗布した紫外線硬化樹脂に紫外線透過フィルムを密着さ
    せた状態で紫外線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させ
    て紫外線硬化樹脂製保護層を形成する保護層形成工程
    と、 紫外線透過フィルムを剥離する紫外線透過フィルム剥離
    工程と、 からなることを特徴とするアルミニウム薄膜積層紙の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 ラミネート工程では、アルミニウム薄膜
    転写シート側に接着剤を塗布することを特徴とする請求
    項2または3のアルミニウム薄膜積層紙の製造方法。
  5. 【請求項5】 ベース紙の表面にアルミニウムを蒸着し
    てアルミニウム薄膜層を形成するアルミニウム薄膜層形
    成工程と、 このアルミニウム薄膜層の表面に紫外線硬化樹脂を塗布
    する紫外線硬化樹脂塗布工程と、 塗布した紫外線硬化樹脂に紫外線を照射して紫外線硬化
    樹脂を硬化させて紫外線硬化樹脂製保護層を形成する保
    護層形成工程と、 からなることを特徴とするアルミニウム薄膜積層紙の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 ベース紙の表面にアルミニウムを蒸着し
    てアルミニウム薄膜層を形成するアルミニウム薄膜層形
    成工程と、 このアルミニウム薄膜層の表面に紫外線硬化樹脂を塗布
    する紫外線硬化樹脂塗布工程と、 塗布した紫外線硬化樹脂に紫外線透過フィルムを密着し
    た状態で紫外線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させて
    紫外線硬化樹脂製保護層を形成する保護層形成工程と、 紫外線透過フィルムを剥離する紫外線透過フィルム剥離
    工程と、 からなることを特徴とするアルミニウム薄膜積層紙の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 紫外線硬化樹脂に密着する表面に微細な
    凹凸部が形成された紫外線透過フィルムを使用して、上
    記凹凸部を紫外線硬化樹脂製保護層に転写するようにし
    たことを特徴とする請求項3,4,6のいずれかに記載
    のアルミニウム薄膜積層紙の製造方法。
JP6521696A 1996-02-28 1996-02-28 アルミニウム薄膜積層紙およびアルミニウム薄膜積層紙の製造方法 Pending JPH09234824A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104343057A (zh) * 2013-07-27 2015-02-11 安徽顺彤包装材料有限公司 一种转移纸的加工方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104343057A (zh) * 2013-07-27 2015-02-11 安徽顺彤包装材料有限公司 一种转移纸的加工方法

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