JPH09237231A - バックアップ装置 - Google Patents

バックアップ装置

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JPH09237231A
JPH09237231A JP8042537A JP4253796A JPH09237231A JP H09237231 A JPH09237231 A JP H09237231A JP 8042537 A JP8042537 A JP 8042537A JP 4253796 A JP4253796 A JP 4253796A JP H09237231 A JPH09237231 A JP H09237231A
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JP
Japan
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backup
clock signal
control signal
refresh control
circuit
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JP8042537A
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English (en)
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Satoru Kuwabara
悟 桑原
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックアップ装置において、システム全体の
小型化や製造コストおよび消費電力の低減を実現する。 【解決手段】 集積回路1に内蔵されて、クロック信号
生成部46からのクロック信号に基づいて、DRAM4
2をバックアップするためのバックアップ時リフレッシ
ュ用制御信号を作出するバックアップ時リフレッシュ用
制御信号作出部45と、集積回路1に内蔵されて、非バ
ックアップ時には、DRAMコントローラ回路2からの
非バックアップ時リフレッシュ用制御信号をDRAM4
2に供給し、バックアップ時には、バックアップ時リフ
レッシュ用制御信号作出部45からのバックアップ時リ
フレッシュ用制御信号をDRAM42に供給するセレク
タ回路8と、クロック信号生成部46とバックアップ時
リフレッシュ用制御信号作出部45とセレクタ回路8と
にバックアップ電源Vcc1,Vcc2を供給するバッ
クアップ電源手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、停電時などに、ダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリ(以下「DR
AM」と記す)などのリフレッシュが必要な記憶素子を
バックアップするバックアップ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】たとえばファクシミリ装置などの通信装
置や情報処理装置などの各種電子機器には、データを記
憶させておくために記憶素子が用いられる場合が多い。
【0003】このような記憶素子には、種々のものが存
在するが、書込および読出自在で、しかもアクセス速度
が高速な記憶素子として、ランダム・アクセス・メモリ
(以下「RAM」と記す)が多用されている。特に、大
量のデータを処理する場合、RAMのなかでも比較的安
価なDRAMが頻繁に用いられる。
【0004】ところが、RAMは電源が遮断されると記
憶内容が消失してしまうので、停電対策などのためにバ
ックアップが必要である。特にDRAMは、周知の通り
リフレッシュが必要であるので、バックアップ時にもリ
フレッシュ用の制御信号を供給しなければならない。
【0005】このため従来は、バックアップ装置とし
て、タイマーICや遅延回路や論理回路やセレクタなど
をバックアップ用に特別に設け、バックアップ時にこれ
らをバックアップ用の電源で駆動することにより、リフ
レッシュ用の制御信号を生成してDRAMに供給してい
た。
【0006】すなわち、電源遮断時に、タイマーICに
より生成されるクロック信号を遅延回路により遅延させ
て遅延クロック信号を作出し、この遅延クロック信号と
クロック信号との論理積を演算するなどしてリフレッシ
ュ用の制御信号としてのCAS信号およびRAS信号を
生成し、これらをDRAMに供給することによりDRA
Mをリフレッシュしていた。要するに、クロック信号生
成部を備えている集積回路を用いた場合でも、そのクロ
ック信号生成部を利用することなく、消費電力の大きな
タイマーICなどを別途設けていたのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バックアップ装置では、たとえばCPUを含む集積回路
などのように、クロック信号を生成するクロック信号生
成部を含む集積回路によりDRAMを制御する場合であ
っても、バックアップ用にタイマーICなどを別途設け
ていたので、基板面積が大きくなってシステム全体の小
型化を阻害する要因となり、しかも製造コストが高価に
なるという課題があった。またこの場合、バックアップ
用タイマーICなどが電力を多く消費することにより、
バックアップ時の消費電力が大きくなるという課題もあ
った。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、システム全体の小型化や、製造コストおよ
び消費電力の低減を図ることのできるバックアップ装置
を提供することを、目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明のバックアップ装置は、集
積回路と、リフレッシュが必要な記憶素子とを含み、集
積回路に、少なくとも、非バックアップ時に記憶素子を
リフレッシュするための非バックアップ時リフレッシュ
用制御信号を生成するリフレッシュ用制御信号生成部
と、所定周期のクロック信号を生成するクロック信号生
成部とを内蔵したシステムにおいて、電源遮断時に記憶
素子をバックアップするバックアップ装置であって、ク
ロック信号生成部からのクロック信号に基づいて、記憶
素子をバックアップするためのバックアップ時リフレッ
シュ用制御信号を作出するバックアップ時リフレッシュ
用制御信号作出手段と、クロック信号生成部とバックア
ップ時リフレッシュ用制御信号作出部とにバックアップ
電源を供給するバックアップ電源手段とを設けたもので
ある。
【0010】このバックアップ装置によれば、バックア
ップ時リフレッシュ用制御信号作出手段が、集積回路に
内蔵されたクロック信号生成部からのクロック信号に基
づいて、バックアップ時に記憶素子をバックアップする
ためのバックアップ時リフレッシュ用制御信号を作出す
るので、集積回路とは別にタイマーICを設ける必要が
ないことから、タイマーICの基板上における設置面積
が不要となってシステム全体の小型化を図ることができ
ると共に、タイマーICの製作あるいは購入コストが不
要となってシステム全体の製造コストの低減を図ること
ができる。しかも、従来から備えられていたクロック信
号生成部などを利用することにより、消費電力の大きい
タイマーICを不要にしたので、低消費電力化を実現で
きる。
【0011】集積回路は、たとえばファクシミリ装置の
全体を制御するCPUを含む集積回路などのように、ク
ロック信号を生成し、またDRAMなどのリフレッシュ
を行うものであるが、必ずしもCPUを含む集積回路で
なくてもよいことはもちろんである。また、ファクシミ
リ装置に限らず、他の通信装置や情報処理装置などの各
種電子機器に用いられる集積回路であってもよいことは
もちろんである。また、記憶素子は、DRAMに限ら
ず、たとえば疑似SRAMなど、リフレッシュが必要な
ものを全て含む。
【0012】バックアップ電源手段としては、たとえば
充電式の電池や乾電池などを用いることができる。
【0013】また、請求項2に記載した発明のバックア
ップ装置は、集積回路と、リフレッシュが必要な記憶素
子とを含み、集積回路に、少なくとも、非バックアップ
時に記憶素子をリフレッシュするための非バックアップ
時リフレッシュ用制御信号を生成する非バックアップ時
リフレッシュ用制御信号生成部と、所定周期のクロック
信号を生成するクロック信号生成部とを内蔵したシステ
ムにおいて、電源遮断時に記憶素子をバックアップする
バックアップ装置であって、集積回路に内蔵されて、ク
ロック信号生成部からのクロック信号に基づいて、記憶
素子をバックアップするためのバックアップ時リフレッ
シュ用制御信号を作出するバックアップ時リフレッシュ
用制御信号作出部と、集積回路に内蔵されて、非バック
アップ時には、非バックアップ時リフレッシュ用制御信
号生成部からの非バックアップ時リフレッシュ用制御信
号を記憶素子に供給し、バックアップ時には、バックア
ップ時リフレッシュ用制御信号作出部からのバックアッ
プ時リフレッシュ用制御信号を記憶素子に供給する切替
部と、クロック信号生成部とバックアップ時リフレッシ
ュ用制御信号作出部と切替部とにバックアップ電源を供
給するバックアップ電源手段とを設けたものである。
【0014】このバックアップ装置によれば、バックア
ップ時リフレッシュ用制御信号作出部および切替部をも
集積回路に内蔵したので、タイマーICばかりでなく、
バックアップ時リフレッシュ用制御信号作出部および切
替部をも別途設ける必要がなく、したがってシステム全
体の小型化および製造コストの低減を一層顕著に実現で
きる。すなわち、従来のバックアップ装置のようにタイ
マーICや遅延回路や論理回路やセレクタなどを別途設
ける必要がない。
【0015】更に、請求項3に記載した発明のバックア
ップ装置は、請求項2記載のバックアップ装置であっ
て、クロック信号生成部は、集積回路の外部に設置され
た水晶発振子を利用してクロック信号を生成するもので
ある。
【0016】このバックアップ装置によれば、水晶発振
子を利用してクロック信号を生成するので、正確に記憶
素子のリフレッシュを行え、消費電力を低減できる。こ
れは、クロック信号の精度が高く、それを用いて作出さ
れるバックアップ時リフレッシュ用制御信号の精度も高
いので、必要最小限のリフレッシュ回数により確実にリ
フレッシュを行えるからである。すなわち、一般的なD
RAMをリフレッシュするためには、ほぼ15.6μs
ec毎に1回以上のCAS信号およびRAS信号をDR
AMに供給する必要がある。ところが従来のタイマーI
Cを用いたバックアップ装置の場合、タイマーICによ
り得られるクロック信号の精度が低く、ばらつきが大き
いので、平均して8〜9μsec毎にCAS信号および
RAS信号を生成するように調整しなければ、15.6
μsec毎に1回以上のCAS信号およびRAS信号の
生成を保証できず、リフレッシュのミスにより記憶内容
が消失するおそれがある。このため、リフレッシュの回
数が無駄に多くなり、それだけ消費電力が大きくなるの
である。
【0017】また、請求項4に記載した発明のバックア
ップ装置は、請求項2または請求項3記載のバックアッ
プ装置であって、クロック信号生成部は、クロック信号
として、基本周波数クロック信号と、この基本周波数ク
ロック信号を分周した分周周波数クロック信号とを選択
的にバックアップ時リフレッシュ用制御信号作出部に供
給するものである。
【0018】このバックアップ装置によれば、基本周波
数クロック信号と分周周波数クロック信号とを選択的に
使用できるので、バックアップ時リフレッシュ用制御信
号の周期を切り替えることができ、リフレッシュ周期の
異なる記憶素子に対応可能である。すなわち、低消費電
力タイプのDRAMの場合、通常のDRAMと比較して
8倍の周期でリフレッシュを行えばよいので、基本周波
数クロック信号を8分周して分周周波数クロック信号を
作出し、それを用いてCAS信号およびRAS信号を作
出すればよい。もちろん、分周周波数クロック信号は基
本周波数クロック信号の8倍の周期とは限らず、使用す
る記憶素子のリフレッシュ周期に応じて適宜決定すれば
よい。また、基本周波数クロック信号を分周することに
より相互に周期の異なる複数の分周周波数クロック信号
を作出すれば、相互にリフレッシュ周期の異なる3種類
以上の記憶素子に対応できることになる。
【0019】更に、請求項5に記載した発明のバックア
ップ装置は、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載
のバックアップ装置であって、バックアップ時リフレッ
シュ用制御信号作出部は、クロック信号生成部からのク
ロック信号と、このクロック信号を集積回路の外部に設
置された外部遅延素子により遅延させた遅延クロック信
号とを用いてバックアップ時リフレッシュ用制御信号を
作出するものである。
【0020】このバックアップ装置によれば、クロック
信号を遅延させてバックアップ時リフレッシュ用制御信
号を作出するための遅延素子を集積回路の外部に設けた
ので、集積回路の内部で遅延素子を構成する場合のよう
に、回路規模が大きくならず、集積回路を小型化でき
る。すなわち、この遅延素子による遅延時間は、一般的
なDRAMのバックアップ時リフレッシュ用制御信号を
作出する場合には100〜200nsec程度必要であ
り、これを実現するための遅延素子を集積回路に内蔵し
ようとすれば回路規模が大きくなってしまうのである
が、集積回路の外部に設ける場合は、たとえば集積回路
に抵抗器とキャパシタとを外付けすればよく、極めて簡
単に実現できる。
【0021】また、請求項6に記載した発明のバックア
ップ装置は、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載
のバックアップ装置であって、バックアップ電源手段か
らのバックアップ電圧が所定値以下に低下したときに、
クロック信号生成部にのみバックアップ電源を供給する
ものである。
【0022】このバックアップ装置によれば、記憶回路
のバックアップが不可能な程度にバックアップ電圧が低
下した状況であっても、クロック信号生成部のバックア
ップが可能であり、たとえば現在時刻を計時する時計機
能だけは保持できる。すなわち、一般的な安価なDRA
Mをバックアップするためには4〜5ボルト程度の電圧
が必要であるが、クロック信号生成部、およびそのクロ
ック信号を利用する時計回路は1〜2ボルト程度の電圧
で動作可能であるので、バックアップ時間が長くなって
バックアップ電圧が低下したときにも、時計機能だけは
失われないようにでき、この結果、電源回復時における
時刻合わせが不要になり、しかも時計機能を利用したタ
イマー機能も維持できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0024】図1は、本発明に係るバックアップ装置を
含む集積回路の要部の回路ブロック図であって、この集
積回路1には、DRAMコントローラ回路2、時計回路
3、分周回路4、レジスタ5、セレクタ回路6、遅延回
路7、セレクタ回路8、インバータ10〜12、論理積
回路13、排他的論理和回路14、および論理和回路1
5,16が内蔵されており、さらに、端子21〜35が
設けられている。端子24には、水晶発振子41の一端
とキャパシタC1の一端とが接続されており、端子25
には、水晶発振子41の他端とキャパシタC2の一端と
が接続されている。キャパシタC1,C2の他端は接地
されている。端子27には、抵抗器R1の一端が接続さ
れており、端子28には、抵抗器R1の他端とキャパシ
タC3の一端とが接続されている。キャパシタC3の他
端は接地されている。端子32〜35はDRAM42に
接続されている。
【0025】集積回路1は、たとえばファクシミリ装置
全体を制御するCPU(図示せず)を含んでおり、DR
AM42へのデータの読出および書込などを行う。DR
AMコントローラ回路2は、DRAM42へのデータの
読出および書込ならびに非バックアップ時におけるリフ
レッシュのためのREAD信号、WRITE信号、CA
S信号、RAS信号を出力する。時計回路3は、分周回
路4からのクロック信号に基づいて現在時刻を計時し、
さらに、分周回路4からのクロック信号をそのままある
いは加工して所要箇所に供給する。分周回路4は、イン
バータ11を介して供給されるクロック信号を8倍の周
期に分周する。レジスタ5は、DRAM42のリフレッ
シュの周期に対応する数値をセレクト信号として記憶し
ている。セレクタ回路6は、レジスタ5からのセレクト
信号に応じて、インバータ11からのクロック信号と分
周回路4からのクロック信号とを選択的に出力する。遅
延回路7は、排他的論理和回路14からの出力を10〜
20nsec程度の所定時間遅延させる。セレクタ回路
8は、端子29からのセレクト信号SELに応じて、D
RAMコントローラ回路2からのCAS信号およびRA
S信号と排他的論理和回路14からのCAS信号および
遅延回路7からのRAS信号とを選択的に出力する。
【0026】端子21には、電源Vcc0が供給され、
この電源Vcc0は、DRAMコントローラ回路2な
ど、集積回路1内のバックアップされていない回路に供
給される。端子22には、電源Vcc1が供給され、こ
の電源Vcc1は、遅延回路7、インバータ12、排他
的論理和回路14、および論理和回路15,16からな
るバックアップ時リフレッシュ用制御信号作出部45
と、セレクタ回路8からなる切替部と、DRAM42と
に供給される。端子23には、電源Vcc2が供給さ
れ、この電源Vcc2は、時計回路3、分周回路4、レ
ジスタ5、セレクタ回路6、インバータ10,11、お
よび論理積回路13からなるクロック信号生成部46に
供給される。端子26には、状態制御信号MC1が供給
され、この状態制御信号MC1は論理積回路13の一方
の入力端に入力される。端子30には、状態制御信号M
C2が供給され、この状態制御信号MC2は論理和回路
16の一方の入力端に入力される。端子31には、状態
制御信号MC3が供給され、この状態制御信号MC3は
論理和回路15の一方の入力端に入力される。端子32
には、セレクタ回路8からCAS信号が出力され、この
CAS信号はDRAM42に供給される。端子33に
は、セレクタ回路8からRAS信号が出力され、このR
AS信号はDRAM42に供給される。端子34には、
論理和回路16を介してREAD信号が出力され、この
READ信号はDRAM42に供給される。端子35に
は、論理和回路15を介してWRITE信号が出力さ
れ、このWRITE信号はDRAM42に供給される。
インバータ10と水晶発振子41とキャパシタC1,C
2とは発振回路を構成しており、この発振回路は一般的
な時計回路用のリアルタイムクロック回路の発振部と同
様に32.768KHzの発振周波数で発振する。抵抗
器R1とキャパシタC3とは外部遅延素子として遅延回
路を構成しており、この遅延回路は、100〜200n
sec程度の所定時間、論理積回路13の出力を遅延さ
せる。
【0027】次に、このように構成されたバックアップ
装置の動作について説明する。先ず、非バックアップ時
には、端子21に印加される電源Vcc0、端子22に
印加される電源Vcc1、および端子23に印加される
電源Vcc2が全て5ボルトであり、端子29に入力さ
れるセレクト信号SELはハイレベル、端子30,31
に入力される状態制御信号MC2,MC3はローレベル
である。したがって、セレクタ回路8によりDRAMコ
ントローラ回路2からのRAS信号およびCAS信号が
選択されてDRAM42に供給されるとともに、DRA
Mコントローラ回路2からのREAD信号およびWRI
TE信号が適宜DRAM42に供給され、DRAM42
の読出および書込の動作が必要に応じて実行される。
【0028】一方、水晶発振子41などからなる発振回
路からのクロック信号は、インバータ11により反転さ
れ、分周回路4により8倍の周期に分周されて時計回路
3に供給され、現在時刻の計時動作が実行されるととも
に、時計回路3から集積回路1内の所定の回路に供給さ
れる。
【0029】バックアップ時には、端子21に印加され
る電源Vcc0は0ボルト、端子22に印加される電源
Vcc1および端子23に印加される電源Vcc2は
4.5ボルトであり、端子29に入力されるセレクト信
号SELはローレベル、端子26,30,31に入力さ
れる状態制御信号MC1,MC2,MC3はハイレベル
である。ここで、DRAM42が低消費電力タイプでな
い通常のタイプの場合、レジスタ5にはたとえば「1」
が記憶されており、セレクタ回路6が、インバータ11
からのクロック信号を選択して論理積回路13の他方の
入力端に出力する。論理積回路13の一方の入力端には
端子26を介してハイレベルの状態制御信号MC1が入
力されているので、論理積回路13からはセレクタ回路
6からのクロック信号がそのまま出力される。このクロ
ック信号は、排他的論理和回路14の一方の端子に入力
されるとともに、抵抗器R1およびキャパシタC3から
なる遅延回路により100〜200nsec程度の所定
時間遅延され、更にインバータ12により反転されて排
他的論理和回路14の他方の入力端に入力される。
【0030】ここで、論理積回路13からのクロック信
号が図2の(a)に示すような波形であると、それを遅
延させて反転させた波形は図2の(b)に示すようにな
り、排他的論理和回路14の出力は図2の(c)に示す
ような波形になる。図2の(a)に示すクロック信号は
周波数が32.768KHzであるので、図2の(c)
に示す波形は周波数が65.536KHzとなり、この
周期はほぼ15.26μsecである。
【0031】排他的論理和回路14の出力は、バックア
ップ時におけるCAS信号としてセレクタ回路8に供給
されるとともに、遅延回路7により10〜20nsec
程度の所定時間遅延されて、バックアップ時におけるR
AS信号としてセレクタ回路8に供給される。ここで、
端子29を介してセレクタ回路8に供給されるセレクト
信号SELはローレベルであるので、セレクタ回路8に
より排他的論理和回路14からのバックアップ時におけ
るCAS信号および遅延回路7からのバックアップ時に
おけるRAS信号が選択されてDRAM42に供給され
る。また、論理和回路15,16の一方の端子に入力さ
れる状態制御信号MC2,MC3がハイレベルであるの
で、論理和回路15,16からDRAM42にハイレベ
ルの信号がWRITE信号およびREAD信号として供
給される。これによりDRAM42は、バックアップ時
におけるCAS信号およびRAS信号により所定の周期
でリフレッシュされる。ここで、排他的論理和回路14
からのクロック信号すなわちバックアップ時におけるC
AS信号の周期は、上記のようにほぼ15.26μse
cであり、DRAM42に必要な15.6μsec毎に
1回以上のリフレッシュが確実になされることになり、
しかも無駄に多くのリフレッシュがなされることもな
い。なお、DRAM42のリフレッシュは通常のCBR
方式であり、リフレッシュ時におけるREAD信号はロ
ーレベルでもハイレベルでもよいのであるが、リフレッ
シュの確実性を向上させるためにハイレベルにしてい
る。
【0032】また、DRAM42として低消費電力タイ
プのものを用いている場合は、レジスタ5にたとえば
「0」を記憶させておく。これにより、セレクタ回路6
が分周回路4からのクロック信号を選択して論理積回路
13の他方の入力端に出力するので、DRAM42に供
給されるバックアップ時におけるCAS信号およびRA
S信号の周期が8倍になり、低消費電力タイプのDRA
M42に最適なリフレッシュがなされる。すなわち、確
実にDRAM42の記憶内容を保持でき、しかも無駄に
多くのリフレッシュがなされることもない。
【0033】ここで、バックアップが長時間に及ぶなど
の原因で、バックアップ電圧がDRAM42のリフレッ
シュに必要な電圧よりも低下した場合、端子21に印加
される電源Vcc0は0ボルトのままで、端子22に印
加される電源Vcc1が0ボルト、端子23に印加され
る電源Vcc2が2ボルトになる。また、端子26に入
力される状態制御信号MC1がローレベルになる。この
結果、DRAM42のリフレッシュはなされないが、時
計回路3や分周回路4などは2ボルトの電源で動作可能
であるので、時計回路3は正常に機能する。なお、状態
制御信号MC1により論理積回路13の出力をローレベ
ルにしているのは、消費電力の低減のためである。
【0034】ところで、集積回路1の端子21〜31に
供給される電源Vcc0〜Vcc2や状態制御信号MC
1〜MC3やセレクト信号SELは、集積回路1の外部
に設けられた図3に示すような電源制御回路により生成
される。すなわち、図外の商用電源から得られた5ボル
トの直流電力と、バックアップ用の電池51からの4.
5ボルトの直流電力とは、電源切替回路52に入力され
る。電源切替回路52は、商用電源から得られた5ボル
トの直流電力を検出し、その直流電力が入力されていれ
ば、その直流電力を電源Vcc0〜Vcc2として集積
回路1の端子21〜23に供給する。また、停電などに
より商用電源から得られた5ボルトの直流電力が入力さ
れなくなれば、電池51からの4.5ボルトの直流電力
を電圧検出回路53に出力する。電圧検出回路53は、
電源切替回路52からの直流電力の電圧を検出し、それ
が所定値を越えていれば、その直流電力を電源Vcc
1,Vcc2として集積回路1の端子22,23に供給
し、所定値以下であれば、その直流電力を定電圧回路5
4に出力する。定電圧回路54は、電圧検出回路53か
らの直流電力を2ボルトの直流電力に変換し、その直流
電力を電源Vcc2として集積回路1の端子23に供給
する。また、電源切替回路52、電圧検出回路53、お
よび定電圧回路54からの電源Vcc2は、コントロー
ルロジック回路55にも電源として供給され、このコン
トロールロジック回路55は、電源切替回路52および
電圧検出回路53による検出結果に応じて、選択信号S
ELを集積回路1の端子29に出力するとともに、状態
制御信号MC1〜MC3を集積回路1の端子26,3
0,31に出力する。なお、コントロールロジック回路
55は集積回路1の内部に形成してもよい。また、図3
においては、制御信号線を一点鎖線で示している。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明のバックアップ装置によれば、クロック信号生成部
からのクロック信号に基づいて、記憶素子をバックアッ
プするためのバックアップ時リフレッシュ用制御信号を
作出するバックアップ時リフレッシュ用制御信号作出手
段と、クロック信号生成部とバックアップ時リフレッシ
ュ用制御信号作出部とにバックアップ電源を供給するバ
ックアップ電源手段とを設けたので、バックアップ時リ
フレッシュ用制御信号作出手段が、集積回路に内蔵され
たクロック信号生成部からのクロック信号に基づいて、
バックアップ時に記憶素子をバックアップするためのバ
ックアップ時リフレッシュ用制御信号を作出することか
ら、集積回路とは別にタイマーICを設ける必要がな
く、タイマーICの設置面積が不要となってシステム全
体の小型化を図ることができると共に、タイマーICの
製作あるいは購入コストが不要となってシステム全体の
製造コストの低減を図ることができる。しかも、従来か
ら備えられているクロック信号生成部を利用して、消費
電力の大きなタイマーICなどを不要にしたので、バッ
クアップ時の消費電力を良好に低減させることができ
る。
【0036】また、請求項2に記載した発明のバックア
ップ装置によれば、集積回路に内蔵されて、クロック信
号生成部からのクロック信号に基づいて、記憶素子をバ
ックアップするためのバックアップ時リフレッシュ用制
御信号を作出するバックアップ時リフレッシュ用制御信
号作出部と、集積回路に内蔵されて、非バックアップ時
には、非バックアップ時リフレッシュ用制御信号生成部
からの非バックアップ時リフレッシュ用制御信号を記憶
素子に供給し、バックアップ時には、バックアップ時リ
フレッシュ用制御信号作出部からのバックアップ時リフ
レッシュ用制御信号を記憶素子に供給する切替部と、ク
ロック信号生成部とバックアップ時リフレッシュ用制御
信号作出部と切替部とにバックアップ電源を供給するバ
ックアップ電源手段とを設けたので、バックアップ時リ
フレッシュ用制御信号作出部および切替部をも集積回路
に内蔵したことから、タイマーICばかりでなく、バッ
クアップ時リフレッシュ用制御信号作出部および切替部
をも別途設ける必要がなく、したがってシステム全体の
小型化や、製造コストおよび消費電力の低減を一層顕著
に実現できる。
【0037】更に、請求項3に記載した発明のバックア
ップ装置によれば、クロック信号生成部は、集積回路の
外部に設置された水晶発振子を利用してクロック信号を
生成するので、請求項2記載のバックアップ装置による
効果に加えて、水晶発振子を利用してクロック信号を生
成することから、正確に記憶素子のリフレッシュを行
え、消費電力を低減できる。
【0038】また、請求項4に記載した発明のバックア
ップ装置によれば、クロック信号生成部は、クロック信
号として、基本周波数クロック信号と、この基本周波数
クロック信号を分周した分周周波数クロック信号とを選
択的にバックアップ時リフレッシュ用制御信号作出部に
供給するので、請求項2または請求項3記載のバックア
ップ装置による効果に加えて、基本周波数クロック信号
と分周周波数クロック信号とを選択的に使用できること
から、バックアップ時リフレッシュ用制御信号の周期を
切り替えることができ、リフレッシュ周期の異なる記憶
素子に対応可能である。
【0039】更に、請求項5に記載した発明のバックア
ップ装置によれば、バックアップ時リフレッシュ用制御
信号作出部は、クロック信号生成部からのクロック信号
と、このクロック信号を集積回路の外部に設置された外
部遅延素子により遅延させた遅延クロック信号とを用い
てバックアップ時リフレッシュ用制御信号を作出するの
で、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のバック
アップ装置による効果に加えて、クロック信号を遅延さ
せてバックアップ時リフレッシュ用制御信号を作出する
ための遅延素子を集積回路の外部に設けたことから、集
積回路の内部で遅延素子を構成する場合のように、回路
規模が大きくならず、集積回路を小型化できる。
【0040】また、請求項6に記載した発明のバックア
ップ装置によれば、バックアップ電源手段からのバック
アップ電圧が所定値以下に低下したときに、クロック信
号生成部にのみバックアップ電源を供給するので、請求
項2ないし請求項5のいずれかに記載のバックアップ装
置による効果に加えて、記憶回路のバックアップが不可
能な程度にバックアップ電圧が低下した状況であって
も、クロック信号生成部のバックアップが可能であり、
たとえば現在時刻を計時する時計機能だけは保持でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックアップ装置を含む集積回路
の要部の回路ブロック図である。
【図2】図1に示す集積回路の要部の信号波形図であ
る。
【図3】図1に示す集積回路に電源などを供給する電源
制御回路の回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 集積回路 2 DRAMコントローラ回路 3 時計回路 4 分周回路 5 レジスタ 6 セレクタ回路 7 遅延回路 8 セレクタ回路 41 水晶発振子 42 DRAM 51 電池

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路と、リフレッシュが必要な記憶
    素子とを含み、前記集積回路に、少なくとも、非バック
    アップ時に前記記憶素子をリフレッシュするための非バ
    ックアップ時リフレッシュ用制御信号を生成する非バッ
    クアップ時リフレッシュ用制御信号生成部と、所定周期
    のクロック信号を生成するクロック信号生成部とを内蔵
    したシステムにおいて、電源遮断時に前記記憶素子をバ
    ックアップするバックアップ装置であって、 前記クロック信号生成部からのクロック信号に基づい
    て、前記記憶素子をバックアップするためのバックアッ
    プ時リフレッシュ用制御信号を作出するバックアップ時
    リフレッシュ用制御信号作出手段と、 前記クロック信号生成部と前記バックアップ時リフレッ
    シュ用制御信号作出部とにバックアップ電源を供給する
    バックアップ電源手段とを設けたことを特徴とするバッ
    クアップ装置。
  2. 【請求項2】 集積回路と、リフレッシュが必要な記憶
    素子とを含み、前記集積回路に、少なくとも、非バック
    アップ時に前記記憶素子をリフレッシュするための非バ
    ックアップ時リフレッシュ用制御信号を生成する非バッ
    クアップ時リフレッシュ用制御信号生成部と、所定周期
    のクロック信号を生成するクロック信号生成部とを内蔵
    したシステムにおいて、電源遮断時に前記記憶素子をバ
    ックアップするバックアップ装置であって、 前記集積回路に内蔵されて、前記クロック信号生成部か
    らのクロック信号に基づいて、前記記憶素子をバックア
    ップするためのバックアップ時リフレッシュ用制御信号
    を作出するバックアップ時リフレッシュ用制御信号作出
    部と、 前記集積回路に内蔵されて、非バックアップ時には、前
    記非バックアップ時リフレッシュ用制御信号生成部から
    の非バックアップ時リフレッシュ用制御信号を前記記憶
    素子に供給し、バックアップ時には、前記バックアップ
    時リフレッシュ用制御信号作出部からのバックアップ時
    リフレッシュ用制御信号を前記記憶素子に供給する切替
    部と、 前記クロック信号生成部と前記バックアップ時リフレッ
    シュ用制御信号作出部と前記切替部とにバックアップ電
    源を供給するバックアップ電源手段とを設けたことを特
    徴とするバックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記クロック信号生成部は、前記集積回
    路の外部に設置された水晶発振子を利用して前記クロッ
    ク信号を生成することを特徴とする請求項2に記載のバ
    ックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記クロック信号生成部は、前記クロッ
    ク信号として、基本周波数クロック信号と、この基本周
    波数クロック信号を分周した分周周波数クロック信号と
    を選択的に前記バックアップ時リフレッシュ用制御信号
    作出部に供給することを特徴とする請求項2または請求
    項3に記載のバックアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記バックアップ時リフレッシュ用制御
    信号作出部は、前記クロック信号生成部からのクロック
    信号と、このクロック信号を前記集積回路の外部に設置
    された外部遅延素子により遅延させた遅延クロック信号
    とを用いて前記バックアップ時リフレッシュ用制御信号
    を作出することを特徴とする請求項2ないし請求項4の
    いずれかに記載のバックアップ装置。
  6. 【請求項6】 前記バックアップ電源手段からのバック
    アップ電圧が所定値以下に低下したときに、前記クロッ
    ク信号生成部にのみ前記バックアップ電源を供給するこ
    とを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれかに記
    載のバックアップ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108803420A (zh) * 2018-06-02 2018-11-13 新乡市光明电器有限公司 军用车载设备集控电路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108803420A (zh) * 2018-06-02 2018-11-13 新乡市光明电器有限公司 军用车载设备集控电路
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