JPH092386A - ウォータージェット推進装置 - Google Patents
ウォータージェット推進装置Info
- Publication number
- JPH092386A JPH092386A JP18205595A JP18205595A JPH092386A JP H092386 A JPH092386 A JP H092386A JP 18205595 A JP18205595 A JP 18205595A JP 18205595 A JP18205595 A JP 18205595A JP H092386 A JPH092386 A JP H092386A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sectional area
- injection nozzle
- water jet
- jet propulsion
- propulsion device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 55
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 56
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 56
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 20
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 210000001124 body fluid Anatomy 0.000 claims 1
- 239000010839 body fluid Substances 0.000 claims 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 abstract description 5
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造によって噴射ノズル自体の開口断
面積を変更可能とし、もって推進力や燃費を良くし、低
コストを得るようにしたウォータージェット推進装置を
提供すること。 【構成】 吸水するダクト11にプロペラシャフト12
によって回転されるプロペラ13と噴射ノズル15を設
け、ダクト11の端部から吸水してプロペラ13で加速
し、噴射ノズル15から噴出することにより船舶を推進
させるウォータージェット推進装置において、船舶の速
度が低速のときに前記噴射ノズル15の開口断面積を大
きくし、船舶の速度が高速のときに前記噴射ノズル15
の開口断面積を小さくする開口断面積可変手段16を設
けたウォータージェット推進装置。
面積を変更可能とし、もって推進力や燃費を良くし、低
コストを得るようにしたウォータージェット推進装置を
提供すること。 【構成】 吸水するダクト11にプロペラシャフト12
によって回転されるプロペラ13と噴射ノズル15を設
け、ダクト11の端部から吸水してプロペラ13で加速
し、噴射ノズル15から噴出することにより船舶を推進
させるウォータージェット推進装置において、船舶の速
度が低速のときに前記噴射ノズル15の開口断面積を大
きくし、船舶の速度が高速のときに前記噴射ノズル15
の開口断面積を小さくする開口断面積可変手段16を設
けたウォータージェット推進装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水を吸入して昇圧し、
これを高速のジェット噴流として噴出させるウォーター
ジェット推進装置の改良に関し、更に詳しくは噴射ノズ
ルの開口断面積を可変とした前記ウォータージェット推
進装置の改良に関する。
これを高速のジェット噴流として噴出させるウォーター
ジェット推進装置の改良に関し、更に詳しくは噴射ノズ
ルの開口断面積を可変とした前記ウォータージェット推
進装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、船舶用の推進機としてウォー
タージェット推進装置が使用されている。(特開平4ー
78696号公報、特開平6ー1289号公報参照) このウォータージェット推進装置は船外の人、物等に対
する安全性において従来のプロペラ推進装置と比べて有
利であるため、特に浅い沿岸で使用されるモーターボー
ト等の小型船舶のみならず、中、大型船舶にも使用され
つつある。
タージェット推進装置が使用されている。(特開平4ー
78696号公報、特開平6ー1289号公報参照) このウォータージェット推進装置は船外の人、物等に対
する安全性において従来のプロペラ推進装置と比べて有
利であるため、特に浅い沿岸で使用されるモーターボー
ト等の小型船舶のみならず、中、大型船舶にも使用され
つつある。
【0003】以下、図13ないし図15を参照して、前
記従来公知のウォータージェット推進装置(特開平4ー
78696号公報)の一例を説明する。図13ないし図
15を参照して、船体1にはエンジン2とウォータージ
ェット推進装置3とが配置されており、エンジン2はプ
ロペラシャフト4を介してウォータージェット推進装置
3に内蔵されているプロペラを回転させる。
記従来公知のウォータージェット推進装置(特開平4ー
78696号公報)の一例を説明する。図13ないし図
15を参照して、船体1にはエンジン2とウォータージ
ェット推進装置3とが配置されており、エンジン2はプ
ロペラシャフト4を介してウォータージェット推進装置
3に内蔵されているプロペラを回転させる。
【0004】ウォータージェット推進装置3は、一方の
端部に水の吸入口5が設けられ、他方の端部に噴射ノズ
ル6が設けられたダクト7を有しており、該ダクト7の
内部にはプロペラシャフト4によって回転駆動されるプ
ロペラ8が設けられている。ダクト7の噴射ノズル6の
上流には、ダクト7の開口断面積を調整する絞り板9が
設けられている。
端部に水の吸入口5が設けられ、他方の端部に噴射ノズ
ル6が設けられたダクト7を有しており、該ダクト7の
内部にはプロペラシャフト4によって回転駆動されるプ
ロペラ8が設けられている。ダクト7の噴射ノズル6の
上流には、ダクト7の開口断面積を調整する絞り板9が
設けられている。
【0005】上記公知のウォータージェット推進装置3
の作用について述べる。ウォータージェット推進装置3
は、吸入口5から吸い込んだ水をプロペラ8によって昇
圧し、これを噴射ノズル6から噴射するものであるか
ら、噴射ノズル6から噴出される水の噴射速度によって
船速が決められる。通常は噴射ノズルの開口断面積を一
定とし、エンジンの回転数を変化させながら噴射ノズル
から噴射される水の噴射速度を変え、船速を種々に変更
している。ところが、噴射ノズルの開口断面積が一定で
ある場合には、船舶の速度を低速から高速へ変更するの
に広い範囲でエンジン回転数を急速に変更させなければ
ならなくなる。
の作用について述べる。ウォータージェット推進装置3
は、吸入口5から吸い込んだ水をプロペラ8によって昇
圧し、これを噴射ノズル6から噴射するものであるか
ら、噴射ノズル6から噴出される水の噴射速度によって
船速が決められる。通常は噴射ノズルの開口断面積を一
定とし、エンジンの回転数を変化させながら噴射ノズル
から噴射される水の噴射速度を変え、船速を種々に変更
している。ところが、噴射ノズルの開口断面積が一定で
ある場合には、船舶の速度を低速から高速へ変更するの
に広い範囲でエンジン回転数を急速に変更させなければ
ならなくなる。
【0006】そこで、前記公知のウォータージェット推
進装置3では、ダクト7の開口断面積を調整する絞り板
9を設けた構造として加速性能の向上を図っている。即
ち、エンジンの回転数を比較的効率の良いパワーバンド
と称する回転数の範囲に維持して置く。そして、低速時
にはダクト7の開口断面積を大きくして、水の噴出速度
を低減すると同時に、エンジン負荷を小さくし、もって
加速時に直ぐにエンジンの回転数が上昇できるようにし
て置く。そして、高速時にはエンジン回転数を急速に上
昇させると同時にダクト7の開口断面積を小さくして水
の噴射速度を速くするものである。つまり、船舶の加速
性能を向上させるにはエンジン回転数を最大出力発生域
まで急速に上昇させることが有効となるが、このために
は加速時に噴射ノズル6の開口断面積を広くして置けば
負荷が小さいのでエンジンの回転数が速く最大回転数と
なるのである。ここで、エンジン回転数の変化範囲は前
記パワーバンドの範囲内である。
進装置3では、ダクト7の開口断面積を調整する絞り板
9を設けた構造として加速性能の向上を図っている。即
ち、エンジンの回転数を比較的効率の良いパワーバンド
と称する回転数の範囲に維持して置く。そして、低速時
にはダクト7の開口断面積を大きくして、水の噴出速度
を低減すると同時に、エンジン負荷を小さくし、もって
加速時に直ぐにエンジンの回転数が上昇できるようにし
て置く。そして、高速時にはエンジン回転数を急速に上
昇させると同時にダクト7の開口断面積を小さくして水
の噴射速度を速くするものである。つまり、船舶の加速
性能を向上させるにはエンジン回転数を最大出力発生域
まで急速に上昇させることが有効となるが、このために
は加速時に噴射ノズル6の開口断面積を広くして置けば
負荷が小さいのでエンジンの回転数が速く最大回転数と
なるのである。ここで、エンジン回転数の変化範囲は前
記パワーバンドの範囲内である。
【0007】また、前記特開平6ー1289号公報に示
すウォータージェット推進装置は、基本的には前記図5
ないし図7に示す特開平4ー78696号公報記載のウ
ォータージェット推進装置と同じものである。しかしな
がら、この特開平6ー1289号公報に示すウォーター
ジェット推進装置では、最大開口断面積が2段、即ち最
大値と特大値(最大値<特大値)とに分かれてものであ
る。
すウォータージェット推進装置は、基本的には前記図5
ないし図7に示す特開平4ー78696号公報記載のウ
ォータージェット推進装置と同じものである。しかしな
がら、この特開平6ー1289号公報に示すウォーター
ジェット推進装置では、最大開口断面積が2段、即ち最
大値と特大値(最大値<特大値)とに分かれてものであ
る。
【0008】さて、上述の公知のウォータージェット推
進装置は、構造が簡単、かつ小型、軽量である上、推進
効率が高く、特に小型高速艇の推進装置に有用な装置と
して注目されているものである。
進装置は、構造が簡単、かつ小型、軽量である上、推進
効率が高く、特に小型高速艇の推進装置に有用な装置と
して注目されているものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来公知のウォータージェット推進装置には次のような技
術的課題があった。まず、噴射ダクト7の開口断面積を
変更する機構が複雑であり、高コストとなってしまう。
来公知のウォータージェット推進装置には次のような技
術的課題があった。まず、噴射ダクト7の開口断面積を
変更する機構が複雑であり、高コストとなってしまう。
【0010】また、開口断面積を変更する機構が噴射ダ
クト7の内側に張り出す構造となっているので、絞りに
よる圧力損失が大きくなり、流動効率、燃費があまり良
くない。更に、噴射ノズル自体の開口断面積を変更する
ものではないので、この点においても流動効率、燃費が
良くない。
クト7の内側に張り出す構造となっているので、絞りに
よる圧力損失が大きくなり、流動効率、燃費があまり良
くない。更に、噴射ノズル自体の開口断面積を変更する
ものではないので、この点においても流動効率、燃費が
良くない。
【0011】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、簡単な構造に
よって噴射ノズル自体の開口断面積を変更可能とし、も
って推進力や燃費を良くし、更には、低コストを得るよ
うにしたウォータージェット推進装置を提供することに
ある。
されたもので、その目的とするところは、簡単な構造に
よって噴射ノズル自体の開口断面積を変更可能とし、も
って推進力や燃費を良くし、更には、低コストを得るよ
うにしたウォータージェット推進装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、吸水するダクトと、該ダクトの内部に設けられた
プロペラと、該プロペラを回転駆動するプロペラシャフ
トと、前記ダクトの端部に装着された噴射ノズルとから
なり、ダクトの端部から吸水してプロペラで加速し、噴
射ノズルから噴出することにより船舶を推進させるウォ
ータージェット推進装置において、船舶の速度が低速の
ときに前記噴射ノズルの開口断面積を大きくし、船舶の
速度が高速のときに前記噴射ノズルの開口断面積を小さ
くする開口断面積可変手段が設けられてなるところにあ
る。
ろは、吸水するダクトと、該ダクトの内部に設けられた
プロペラと、該プロペラを回転駆動するプロペラシャフ
トと、前記ダクトの端部に装着された噴射ノズルとから
なり、ダクトの端部から吸水してプロペラで加速し、噴
射ノズルから噴出することにより船舶を推進させるウォ
ータージェット推進装置において、船舶の速度が低速の
ときに前記噴射ノズルの開口断面積を大きくし、船舶の
速度が高速のときに前記噴射ノズルの開口断面積を小さ
くする開口断面積可変手段が設けられてなるところにあ
る。
【0013】本発明の他の特徴とするところは、開口断
面積可変手段が、噴射ノズルを弾性変形可能な材質と
し、該噴射ノズルを押圧体による押圧変形機構により開
口断面積を可変とするところにある。
面積可変手段が、噴射ノズルを弾性変形可能な材質と
し、該噴射ノズルを押圧体による押圧変形機構により開
口断面積を可変とするところにある。
【0014】本発明の更に他の特徴とするところは、押
圧変形機構が、流体圧シリンダーと押圧ピストンとから
なるところにあり、更には、押圧変形機構が、流体圧に
よって膨張、縮小する膨張体からなるところにある。
圧変形機構が、流体圧シリンダーと押圧ピストンとから
なるところにあり、更には、押圧変形機構が、流体圧に
よって膨張、縮小する膨張体からなるところにある。
【0015】本発明の他の特徴とするところは、開口断
面積可変手段が、ダクトに噴射ノズルを摺動自在に装着
し、コーンを噴射ノズルの内部まで伸ばして構成し、噴
射ノズルを摺動させることによりコーンの断面積分だけ
開口断面積を変更させることにある。
面積可変手段が、ダクトに噴射ノズルを摺動自在に装着
し、コーンを噴射ノズルの内部まで伸ばして構成し、噴
射ノズルを摺動させることによりコーンの断面積分だけ
開口断面積を変更させることにある。
【0016】
【作用】本発明では、船舶の速度が低速のときには、噴
射ノズルの開口断面積を大きくし、船舶の速度が速くな
ると、噴射ノズルの開口断面積を小さくすることによ
り、加速性能を向上させるものである。
射ノズルの開口断面積を大きくし、船舶の速度が速くな
ると、噴射ノズルの開口断面積を小さくすることによ
り、加速性能を向上させるものである。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例からなるウォーター
ジェット推進装置を示す断面図であり、図2は図1のA
ーA断面図である。
ジェット推進装置を示す断面図であり、図2は図1のA
ーA断面図である。
【0018】図1及び図2を参照して、本発明の一実施
例からなるウォータージェット推進装置はダクト11の
内部にプロペラシャフト12が貫通して設けられ、該プ
ロペラシャフトの端部にはプロペラ13が設けられてい
る。プロペラシャフト12は図示しないエンジンによっ
て回転駆動される。ダクト11の内部には、水流を案内
するガイドプレート14が設けられている。ダクト11
の後流端部には噴射ノズル15が嵌合されている。この
実施例では、噴射ノズル15は、ゴムや軟質の合成樹脂
からなっており、押圧されたときに弾性変形可能となっ
たている。
例からなるウォータージェット推進装置はダクト11の
内部にプロペラシャフト12が貫通して設けられ、該プ
ロペラシャフトの端部にはプロペラ13が設けられてい
る。プロペラシャフト12は図示しないエンジンによっ
て回転駆動される。ダクト11の内部には、水流を案内
するガイドプレート14が設けられている。ダクト11
の後流端部には噴射ノズル15が嵌合されている。この
実施例では、噴射ノズル15は、ゴムや軟質の合成樹脂
からなっており、押圧されたときに弾性変形可能となっ
たている。
【0019】噴射ノズル15は略円錐筒形となってお
り、噴出端の形状を変形させるための油圧シリンダー機
構16が設けられている。油圧シリンダー機構16の取
付数は、この実施例では3個となっているが、2個以上
の適宜の数だけ採用可能である。油圧シリンダー機構1
6は、油圧シリンダー17と該油圧シリンダー17によ
って往復駆動される押圧ピストン18とこれらを保持す
るリング状の取付枠体19とからなっている。押圧ピス
トン18は、この実施例では1/4球体状となっている
が、後述するように、噴射ノズル15の端部を押圧した
際に変形させるものであれば足りるものである。この実
施例の1/4球体状の構造によると押圧変形された場合
の断面形状が柔らかい円弧で連続した形状となり、圧力
損失のない断面形状となる点で有利なものである。
り、噴出端の形状を変形させるための油圧シリンダー機
構16が設けられている。油圧シリンダー機構16の取
付数は、この実施例では3個となっているが、2個以上
の適宜の数だけ採用可能である。油圧シリンダー機構1
6は、油圧シリンダー17と該油圧シリンダー17によ
って往復駆動される押圧ピストン18とこれらを保持す
るリング状の取付枠体19とからなっている。押圧ピス
トン18は、この実施例では1/4球体状となっている
が、後述するように、噴射ノズル15の端部を押圧した
際に変形させるものであれば足りるものである。この実
施例の1/4球体状の構造によると押圧変形された場合
の断面形状が柔らかい円弧で連続した形状となり、圧力
損失のない断面形状となる点で有利なものである。
【0020】前記本発明の一実施例になるウォータージ
ェット推進装置の作用を図3及び図4をも参照しながら
説明する。
ェット推進装置の作用を図3及び図4をも参照しながら
説明する。
【0021】本発明のウォータージェット推進装置で
は、エンジンはパワーバンドと称する所定の回転数の範
囲で運転される。まず、船舶の速度が低速のときには、
エンジンはパワーバンドの範囲の低速側で運転されてお
り、図1及び図2に示す状態で運転する。即ち、噴射ノ
ズル15の噴出端は変形されてなく、円形となって最大
の開口断面積となっている。このため、噴射ノズル15
から噴出される水流の速度は低速となっている。
は、エンジンはパワーバンドと称する所定の回転数の範
囲で運転される。まず、船舶の速度が低速のときには、
エンジンはパワーバンドの範囲の低速側で運転されてお
り、図1及び図2に示す状態で運転する。即ち、噴射ノ
ズル15の噴出端は変形されてなく、円形となって最大
の開口断面積となっている。このため、噴射ノズル15
から噴出される水流の速度は低速となっている。
【0022】今、船舶の速度を上昇させんとすると、図
示しないエンジンのスロットルを絞ってエンジン回転数
をパワーバンドの範囲の高速側へ上昇させる。この場
合、噴射ノズル15の開口断面積が大きいので、その分
だけエンジン負荷が小さくなっており、従ってエンジン
回転数が容易に急上昇する。そして、エンジン回転数が
急上昇した後に油圧シリンダー17に油圧を供給し、押
圧ピストン18を作動させる。すると、押圧ピストン1
8が図3及び図4の位置となり、噴射ノズル15の開口
断面積を低減し、該噴射ノズル15から噴出される水流
の速度を上昇させる。
示しないエンジンのスロットルを絞ってエンジン回転数
をパワーバンドの範囲の高速側へ上昇させる。この場
合、噴射ノズル15の開口断面積が大きいので、その分
だけエンジン負荷が小さくなっており、従ってエンジン
回転数が容易に急上昇する。そして、エンジン回転数が
急上昇した後に油圧シリンダー17に油圧を供給し、押
圧ピストン18を作動させる。すると、押圧ピストン1
8が図3及び図4の位置となり、噴射ノズル15の開口
断面積を低減し、該噴射ノズル15から噴出される水流
の速度を上昇させる。
【0023】図1ないし図4に示す構造は噴射ノズルの
変形を油圧シリンダー機構で行なっているが、本発明は
上述の実施例に限定されるものではなく、以下の図5な
いし図8に示すような変形機構とすることもできる。
変形を油圧シリンダー機構で行なっているが、本発明は
上述の実施例に限定されるものではなく、以下の図5な
いし図8に示すような変形機構とすることもできる。
【0024】即ち、リング状の取付枠体21には球状の
膨張体22が設けられており、該球状の膨張体22の内
部に流体(油圧、空気圧等)を供給、排出するパイプ2
3が設けられている。パイプ23に流体圧を供給、排出
する機構は周知慣用のものであるから、ここでは説明を
省略する。また、膨張体22の形状は球に限定されるも
のではなく、膨らむことによって噴射ノズル24を押圧
変形し、該噴射ノズル24の開口断面積を低減させるも
のであれば、その具体的構造を問わないものである。更
にまた、膨張体22の取付数は、図示の3個に限定され
るものではなく、2個以上であれば足りるものである。
膨張体22が設けられており、該球状の膨張体22の内
部に流体(油圧、空気圧等)を供給、排出するパイプ2
3が設けられている。パイプ23に流体圧を供給、排出
する機構は周知慣用のものであるから、ここでは説明を
省略する。また、膨張体22の形状は球に限定されるも
のではなく、膨らむことによって噴射ノズル24を押圧
変形し、該噴射ノズル24の開口断面積を低減させるも
のであれば、その具体的構造を問わないものである。更
にまた、膨張体22の取付数は、図示の3個に限定され
るものではなく、2個以上であれば足りるものである。
【0025】この実施例では、船舶の低速状態では膨張
体22から流体を排出して該膨張体22を縮小させ、噴
射ノズル24の端部の開口断面積が拡大する方向に弾性
変形させる。(図5及び図6) そして、船舶が高速のときには、膨張体22に流体を供
給して該膨張体22を膨らませ、噴射ノズル24の端部
の開口断面積が縮小する方向に弾性変形させるものであ
る。(図7及び図8)
体22から流体を排出して該膨張体22を縮小させ、噴
射ノズル24の端部の開口断面積が拡大する方向に弾性
変形させる。(図5及び図6) そして、船舶が高速のときには、膨張体22に流体を供
給して該膨張体22を膨らませ、噴射ノズル24の端部
の開口断面積が縮小する方向に弾性変形させるものであ
る。(図7及び図8)
【0026】上記の他、本発明は以下のような実施例と
することができる。図9ないし図12を参照して、この
実施例では、噴射ノズル31をダクト32の端部に軸方
向に摺動自在に設ける。この摺動自在の取付機構はスプ
ライン結合等の周知の手段で行なうものであり、かつ摺
動自在の駆動手段は周知の油圧機構等で行なうものであ
る。これらは、共に本発明の要旨ではないのでその詳細
な説明を省略する。
することができる。図9ないし図12を参照して、この
実施例では、噴射ノズル31をダクト32の端部に軸方
向に摺動自在に設ける。この摺動自在の取付機構はスプ
ライン結合等の周知の手段で行なうものであり、かつ摺
動自在の駆動手段は周知の油圧機構等で行なうものであ
る。これらは、共に本発明の要旨ではないのでその詳細
な説明を省略する。
【0027】この実施例では、プロペラシャフト33
(あるいはプロペラ34)に取り付けられているコーン
35を下流方向に伸びる細長い構造としている。コーン
35の形状は、後流に伸びるに従って径が縮小する形状
となっている。そして、コーン35の端部は噴射ノズル
31の縮小された径の部分R迄伸びている。
(あるいはプロペラ34)に取り付けられているコーン
35を下流方向に伸びる細長い構造としている。コーン
35の形状は、後流に伸びるに従って径が縮小する形状
となっている。そして、コーン35の端部は噴射ノズル
31の縮小された径の部分R迄伸びている。
【0028】今、船舶の速度が低速の場合には、図9及
び図10に示される状態となっており、噴射ノズル31
の開口断面積は拡大したものとなっている。
び図10に示される状態となっており、噴射ノズル31
の開口断面積は拡大したものとなっている。
【0029】船舶が加速時になると、図示しないエンジ
ンのスロットルを絞って加速する。このとき、噴射ノズ
ル31の開口断面積は拡大したものとなっているので、
容易にエンジンの回転数が上昇し、次いで噴射ノズル3
1が摺動する。すると、コーン35が噴射ノズル31の
内部に位置するものとなり、噴射ノズル31の開口断面
積を低減させる。このため、噴射ノズル31から噴出さ
れる水流の速度が増大する。
ンのスロットルを絞って加速する。このとき、噴射ノズ
ル31の開口断面積は拡大したものとなっているので、
容易にエンジンの回転数が上昇し、次いで噴射ノズル3
1が摺動する。すると、コーン35が噴射ノズル31の
内部に位置するものとなり、噴射ノズル31の開口断面
積を低減させる。このため、噴射ノズル31から噴出さ
れる水流の速度が増大する。
【0030】以上が本発明の実施例の説明であるが、本
発明において油圧機構に変えて空気圧等の他の流体圧機
構を使用することも可能である。
発明において油圧機構に変えて空気圧等の他の流体圧機
構を使用することも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上のように構成された本発明によれ
ば、以下のような効果を奏する。まず、噴射ノズル自体
の開口断面積を変更するものであるから、ダクトを絞る
ものと比べて圧力損失が低く、流動効率、燃費が良くな
る。
ば、以下のような効果を奏する。まず、噴射ノズル自体
の開口断面積を変更するものであるから、ダクトを絞る
ものと比べて圧力損失が低く、流動効率、燃費が良くな
る。
【0032】次に、噴射ノズルの開口断面積を変更する
機構が簡単であり、製造コストが低減する上、その分だ
け故障が少なくなる。
機構が簡単であり、製造コストが低減する上、その分だ
け故障が少なくなる。
【図1】図1は、本発明の一実施例からなるウォーター
ジェット推進装置を示す断面図である。
ジェット推進装置を示す断面図である。
【図2】図2は、図1のAーA断面図である。
【図3】図3は、図1の作動状態を示す図である。
【図4】図4は、図2の作動状態を示す図である。
【図5】図5は、本発明の他の実施例からなるウォータ
ージェット推進装置を示す断面図である。
ージェット推進装置を示す断面図である。
【図6】図6は、図5のBーB断面図である。
【図7】図7は、図5の作動状態を示す図である。
【図8】図8は、図6の作動状態を示す図である。
【図9】図9は、本発明の更に他の実施例からなるウォ
ータージェット推進装置を示す断面図である。
ータージェット推進装置を示す断面図である。
【図10】図10は、図9のCーC断面図である。
【図11】図11は、図9の作動状態を示す図である。
【図12】図12は、図10の作動状態を示す図であ
る。
る。
【図13】図13は、従来公知のウォータージェット推
進装置の概略図である。
進装置の概略図である。
【図14】図14は、図13のウォータージェット推進
装置断面図である。
装置断面図である。
【図15】図15は、図13のDーD断面図である。
11 ダクト 12 プロペラシャフト 13 プロペラ 14 ガイドプレ−ト 15 噴射ノズル 16 油圧シリンダ−機構 17 油圧シリンダ− 18 押圧ピストン 19 取付枠体 21 取付枠体 22 膨張体 23 パイプ 24 噴射ノズル 31 噴射ノズル 32 ダクト 33 プロペラシャフト 34 プロペラ 35 コ−ン
Claims (6)
- 【請求項1】吸水するダクトと、該ダクトの内部に設け
られたプロペラと、該プロペラを回転駆動するプロペラ
シャフトと、前記ダクトの端部に装着された噴射ノズル
とからなり、ダクトの端部から吸水してプロペラで加速
し、噴射ノズルから噴出することにより船舶を推進させ
るウォータージェット推進装置において、 船舶の速度が低速のときに前記噴射ノズルの開口断面積
を大きくし、船舶の速度が高速のときに前記噴射ノズル
の開口断面積を小さくする開口断面積可変手段を設けて
なることを特徴とするウォータージェット推進装置。 - 【請求項2】開口断面積可変手段が、噴射ノズルを弾性
変形可能な材質とし、該噴射ノズルを押圧体による押圧
変形機構により開口断面積を可変とするものであること
を特徴とする請求項1記載のウォータージェット推進装
置。 - 【請求項3】押圧変形機構が、流体圧シリンダーと押圧
ピストンとからなることを特徴とする請求項2記載のウ
ォータージェット推進装置。 - 【請求項4】押圧変形機構が、流体圧によって膨張、縮
小する膨張体からなることを特徴とする請求項2記載の
ウォータージェット推進装置。 - 【請求項5】押圧変形機構が、噴射ノズルの外周に設け
られたリング状の取付枠体を有しており、該取付枠体流
体圧シリンダー、押圧ピストン、あるいは膨張体を取り
付けてなることを特徴とする請求項3あるいは請求項4
記載のウォータージェット推進装置。 - 【請求項6】開口断面積可変手段が、ダクトに噴射ノズ
ルを摺動自在に装着し、コーンを噴射ノズルの内部まで
伸ばして構成し、噴射ノズルを摺動させることによりコ
ーンの断面積分だけ開口断面積を変更させることを特徴
とする請求項1記載のウォータージェット推進装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18205595A JPH092386A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | ウォータージェット推進装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18205595A JPH092386A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | ウォータージェット推進装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH092386A true JPH092386A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=16111559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18205595A Pending JPH092386A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | ウォータージェット推進装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH092386A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8491347B2 (en) * | 2010-02-22 | 2013-07-23 | Dana Fischer | Variable dimension water jet |
| CN108482613A (zh) * | 2018-04-18 | 2018-09-04 | 苏州东珠龙旺消防器材有限公司 | 一种可远程遣派救援的救生浮艇 |
| CN117227953A (zh) * | 2023-10-24 | 2023-12-15 | 中国船舶集团有限公司第七〇八研究所 | 一种喷水推进泵可变喷口结构 |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP18205595A patent/JPH092386A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8491347B2 (en) * | 2010-02-22 | 2013-07-23 | Dana Fischer | Variable dimension water jet |
| CN108482613A (zh) * | 2018-04-18 | 2018-09-04 | 苏州东珠龙旺消防器材有限公司 | 一种可远程遣派救援的救生浮艇 |
| CN108482613B (zh) * | 2018-04-18 | 2023-08-29 | 苏州东珠龙旺消防器材有限公司 | 一种可远程遣派救援的救生浮艇 |
| CN117227953A (zh) * | 2023-10-24 | 2023-12-15 | 中国船舶集团有限公司第七〇八研究所 | 一种喷水推进泵可变喷口结构 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3214903A (en) | Jet boat nozzle | |
| US5692371A (en) | Underwater two phase ramjet engine | |
| US5720636A (en) | Marine propulsor | |
| US3805731A (en) | Dual pump waterjet | |
| US5727381A (en) | Duct flow control system | |
| US6293836B1 (en) | Water jet propulsion unit with means for varying area of nozzle outlet | |
| CN116552766A (zh) | 一种组合式泵喷推进器 | |
| US7267589B2 (en) | System and apparatus for improving safety and thrust from a hydro-drive device | |
| JPH092386A (ja) | ウォータージェット推進装置 | |
| US5482482A (en) | Air encircling marine propeller apparatus | |
| US3675424A (en) | Nozzle for ship{40 s propeller with water ejection along the trailing edge of the nozzle | |
| CN113815828A (zh) | 一种充气式喷水推进器 | |
| US5975966A (en) | Propelling system of small boat | |
| US3722454A (en) | Thrust augmenter | |
| JPH0582795U (ja) | ブースター付ウォータジェット推進機 | |
| US5876257A (en) | Stator of propelling system of small powerboat | |
| JPH092388A (ja) | ウォータージェット推進装置 | |
| JPH061288A (ja) | ウォータジェット推進機 | |
| CN210338228U (zh) | 冲浪船 | |
| JPH07101392A (ja) | 2段式ウォータージェット式ジェット推進船 | |
| US7354322B1 (en) | Watercraft and waterjet propulsion system | |
| JPH02128993A (ja) | ウォータージェット推進器 | |
| RU2847627C1 (ru) | Лодка с движителем на сжатом пневмопотоке | |
| JPH0911985A (ja) | ウォータージェット推進装置 | |
| JPH05131981A (ja) | 圧縮気体による水動力推進装置 |