JPH09239166A - 自動車用シートのクッション体 - Google Patents

自動車用シートのクッション体

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JPH09239166A
JPH09239166A JP5352996A JP5352996A JPH09239166A JP H09239166 A JPH09239166 A JP H09239166A JP 5352996 A JP5352996 A JP 5352996A JP 5352996 A JP5352996 A JP 5352996A JP H09239166 A JPH09239166 A JP H09239166A
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JP
Japan
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cushion
trim
pad material
support body
locking
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Application number
JP5352996A
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Inventor
Takahiro Yamaguchi
高弘 山口
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Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業負荷の軽減および製品品質のバラツキ減
少に寄与できるようにするとともに、デザイン面での自
由度を大きくする。 【解決手段】 パッド材41,51,61をトリム4
2,52,62で被覆した複数の単位クッション3と、
各単位クッション3を支持する支持体2とからシートボ
トム用のクッション体1aが形成され、上記パッド材4
1,51,61および上記トリム42,52,62の内
のいずれか一方または双方には所定個数の係止部材が付
設され、上記パッド材41,51,61をトリム42,
52,62で覆った状態で上記係止部材を上記支持体2
に係止することにより各単位クッション3が支持体2に
取り付けられた状態になっている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パッド材がトリム
で被覆された自動車用シートのクッション体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車用のシートは、着座席としてのシ
ートボトムと、背凭れとしてのシートバックとからな
り、いずれも構造材としてのフレームの表面にクッショ
ン体が取り付けられて形成されている。クッション体
は、通常、合成樹脂製の発泡体からなるパッド材と、こ
のパッド材を被覆した表皮(トリム)とから構成され、上
記パッド材によってシートのクッション性が得られると
ともに、上記トリムによってパッド材が保護され、か
つ、シートの外観が美麗になっている。
【0003】このようなクッション体は、表面に着座者
の体形に沿うような凹凸が形成されている。そして凹部
に身体を沈めることによって着座姿勢が安定し、走行中
の自動車の振動や旋回時の遠心力によっても運転操作に
支障が生じないようになっている。
【0004】従来、クッション体は、パッド材表面の曲
面の状態が大きく変化する部分に沿って線状の吊り込み
溝を凹設し、この吊込み溝の底部にパッド材と一体に吊
込みワイヤを埋設する一方、トリムの上記吊込み溝に対
応した部分にオームクリップ等の結合金具を付設し、こ
の結合金具を吊込み溝内の吊込みワイヤに結合すること
によって製造されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにパッド材に凹設された吊込み溝にトリムの所定部
分を嵌め込み、さらに結合部材を溝底に埋設された吊込
みワイヤに結合するという作業(吊り込み作業)は非常
に煩雑かつ困難な作業であり、例えば結合部材としてオ
ームクリップを用いると、オームクリップの装着工具が
非常に重く、これを自在に操るためには熟練を要すると
ともに作業負荷が大きいばかりか、製品品質のバラツキ
も大きくなるという問題点を有していた。
【0006】また、パッド材の立体形状が複雑になる
と、それに応じて多くの吊込み溝を凹設しなければなら
ず、吊込み溝が多くなると吊込み作業量が増加して生産
性が低下するため、パッド材の形状を複雑にすることに
は限界があり、結局、デザイン面での自由度が制限され
るという問題点も存在する。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、作業負荷の軽減および製品
品質のバラツキ減少に寄与し、かつ、デザイン面での自
由度を大きくすることが可能な自動車用シートのクッシ
ョン体を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
自動車用シートのクッション体は、表面に着座者の体形
に沿うように凹凸が形成された自動車用シートのクッシ
ョン体において、パッド材がトリムで被覆され、かつ、
上記凹凸の境界部分で区分される複数の単位クッション
と、各単位クッションを支持する支持体とからクッショ
ン体が形成され、上記パッド材および上記トリムの内の
いずれか一方または双方には所定個数の係止部材が付設
され、上記パッド材をトリムで覆った状態で上記係止部
材を上記支持体に係止することにより各単位クッション
が支持体に取り付けられていることを特徴とするもので
ある。
【0009】請求項1記載の自動車用シートのクッショ
ン体によれば、各単位クッションのパッド材またはトリ
ムに付設された係止部材を支持体に係止することにより
シートのクッション体が得られる。従って、従来のよう
に、パッド材に凹設されたトリム吊込み溝にトリムを嵌
め込み、重い装着工具を操作してオームクリップのよう
な結合金具でトリムとパッド材に埋設されたワイヤとを
結合するような面倒でかつ熟練を要する作業を行うこと
なく、しかも製品品質のバラツキを小さく抑えた状態で
クッション体が製造される。
【0010】また、単位クッションの立体形状は任意に
設定することが可能であり、従来のように吊込み溝の凹
設位置やトリムの吊込み作業の作業性等を考慮する必要
はなく、クッション体のデザイン面での自由度が大きく
なる。
【0011】本発明の請求項2記載の自動車用シートの
クッション体は、請求項1記載の自動車用シートのクッ
ション体において、上記クッション体は、シートボトム
用のものであり、上記単位クッションとして、U字形状
の縁部クッションと、この縁部クッションの両側部間の
先端側に配設される先端側クッションと、同奥部側に配
設される奥部側クッションとが備えられていることを特
徴とするものである。
【0012】請求項2記載の自動車用シートのクッショ
ン体によれば、支持体上の縁部に沿って縁部クッション
を取り付け、この縁部クッションの両側部間に先端側ク
ッションと奥部側クッションとを配して支持体に取り付
けることによりシートボトムのクッション体が得られ
る。
【0013】本発明の請求項3記載の自動車用シートの
クッション体は、請求項1記載の自動車用シートのクッ
ション体において、上記クッション体は、シートバック
用のものであり、上記単位クッションとして、上記支持
体の幅方向両側部に上下方向に延びるように取り付けら
れる一対の側部クッションと、これら一対の側部クッシ
ョン間に配設される中央部クッションと、上記支持体の
先端側に配設される先端側クッションとが備えられてい
ることを特徴とするものである。
【0014】この自動車用シートのクッション体によれ
ば、支持体上の両側部に上下方向に延びるように側部ク
ッションを取り付け、これら一対の側部クッション間に
中央部クッションを配して支持体に取り付け、さらに支
持体の先端側に先端側クッションを取り付けることによ
りシートバックのクッション体が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る自動車用シ
ートのクッション体の第1実施形態を示す分解斜視図で
あり、図2は、図1のクッション体の組み立て斜視図で
ある。第1実施形態においてはクッション体1は、シー
トボトム用のクッション体1aである。まず、図1に示
すように、シートボトム用のクッション体1aは、シー
トボトム用の支持体2と、この支持体2に取り付けられ
る複数の単位クッション3とから構成されている。本実
施形態においては、単位クッション3として、U字形状
を呈した縁部クッション4と、この縁部クッション4の
両側部の隙間の先端側に配される先端側クッション5
と、縁部クッション4の隙間の奥部側に配される奥部側
クッション6とが用いられている。
【0016】上記支持体2は、上部が開放した底浅の合
成樹脂製の容器によって平面視が略矩形状に形成され、
環状壁21と、底板22とを有している。そして、上記
縁部クッション4、先端側クッション5および奥部側ク
ッション6を環状壁21内の底板22上に配置すること
によってクッション体1a(図2)が得られるようにな
っている。
【0017】上記底板22は、前方(図1の左方)から
順次底深くなるように階段状に形成されている。そし
て、最前部には最も浅い前方底板23が形成され、これ
に続いて一段低い中間底板24が形成され、最後部には
最も深い後方底板25が形成されている。また、前方底
板23と中間底板24との間には後方に向かって先下が
りの前方傾斜面23aが形成されているとともに、中間
底板24と後方底板25との間には後方に向かって先下
がりの後方傾斜面25aが形成されている。
【0018】そして、縁部クッション4は、その両側部
が前方底板23、前方傾斜面23a、中間底板24、後
方傾斜面25aおよび後方底板25を前後方向に横断す
るとともに、後部が後方底板25上に位置するようによ
うに形状設定されている。また、先端側クッション5
は、支持体2内に配設された縁部クッション4の両側部
間であって、前方底板23、前方傾斜面23aおよび中
間底板24上に位置するとともに、奥部側クッション6
は縁部クッション4の両側部間の奥部であって、後方傾
斜面25a上に位置するようにそれぞれ形状設定されて
いる。
【0019】このような階段状の底板22によって支持
体2内に装着された縁部クッション4、先端側クッショ
ン5および奥部側クッション6の前方に向かう位置ずれ
が確実に防止されるようにしている。
【0020】また、上記底板22には、環状壁21に沿
うように複数の縁部係止孔26が穿設されているととも
に、前方底板23には幅方向一対の先端係止孔27が、
また、後方傾斜面25aには奥部係止孔28がそれぞれ
穿設され、これらの各係止孔26,27,28に各クッ
ション4,5,6に付設された後述する係止部材を係着
させることによって各クッション4,5,6が底板22
固定されるようになっている。
【0021】図3は、図1に示す縁部クッション4のA
−A線断面図であり、(イ)は、縁部クッション4が支
持体2に装着される前の状態、(ロ)は、縁部クッショ
ン4が支持体2に装着された状態をそれぞれ示してい
る。図3の(イ)に示すように、縁部クッション4は、
合成樹脂の発泡体からなるパッド材41と、このパッド
材41を被覆したトリム42とからなっている。パッド
材41は、図1に示すように平面視でU字形状に形成さ
れているとともに、トリム42はこのパッド材41の立
体形状に沿い、かつ、上部からパッド材41に被せ得る
ように下部が開放した異形の袋状に縫製されている。
【0022】また、トリム42は、その下部にパッド材
41の下端部からさらに下方に垂下した内側折込み代4
2aおよび外側折込み代42bを有しており、内側折込
み代42aがパッド材41の底面に向けて折り込まれる
とともに、縁部クッション4が支持体2に嵌め込まれた
状態で外側折込み代42bが支持体2の外側底面に向け
て折り込まれるようになっている。
【0023】そして、内側折込み代42aの下端縁部に
は、上記縁部係止孔26の内側のものに対応するように
第1フック43が縫着されているとともに、外側折込み
代42bの下端縁部には縁部係止孔26の外側のものに
対応するように第2フック45が縫着されている。各フ
ック43,45は、それぞれの折れ曲がった係着端が互
いに対向するように方向設定されている。また、第1フ
ック43の背面には内側の縁部係止孔26に対応した係
止突片44が突設されているとともに、この係止突片4
4の先端には、矢尻状の係止頭部44aが設けられてい
る。
【0024】一方、パッド材41には、内側寄りの底面
に近い部分にパッド材41のU字形状に沿うように延び
るワイヤ41aが埋設され、このワイヤ41aに、図3
の(ロ)に示すように、第1フック43を係着すること
によって、折り曲げられた内側折込み代42aがパッド
材41に装着されるようになっている。
【0025】従って、まずパッド材41にトリム42を
被せて縁部クッション4を図3の(イ)に示す状態に
し、ついで第1フック43をパッド材41内のワイヤ4
1aに係着することによって内側折込み代42aをパッ
ド材41の底面に密着させ、この状態のパッド材41を
支持体2の環状壁21内に装填して係止突片44の係止
頭部44aを内側の縁部係止孔26に圧入するととも
に、外側折込み代42bを環状壁21の外側に垂らし、
ついで外側折込み代42bを支持体2の底板22の方向
に折り曲げ、第2フック45を外側の縁部係止孔26に
係着させることにより、図3の(ロ)に示すように、縁
部クッション4が支持体2に取り付けられた状態にな
る。
【0026】図4は、第1フック43の拡大斜視図であ
る。この図に示すように、各第1フック43はその基端
側が帯状体43aに一体に接合されており、この帯状体
43aがトリム42に縫着されている。このような帯状
体43aを設けることにより、第1フック43に加わる
力が分散された状態でトリム42に伝えられ、これによ
ってトリム42の引き吊り現象の発生を抑止するように
している。なお、フックを帯状体で互いに連結すること
については、上記第2フック45、および後述する先端
側クッション5aのフック53aについても同様であ
る。
【0027】図5は、図1に示す先端側クッション5の
B−B線断面図であり、(イ)は基本実施形態、(ロ)
は第1変形実施形態、(ハ)は第2変形実施形態をそれ
ぞれ示している。まず、図5の(イ)に示す基本実施形
態においては、先端側クッション5は合成樹脂製の発泡
体からなるパッド材51と、このパッド材51を被覆す
る下部が開放した袋状のトリム52とから構成されてい
る。上記トリム52は、パッド材51に被せられた状態
で下部がパッド材51の下端部から下方に垂下した折込
み代52aを有している。
【0028】そして、上記折込み代52aの裏面側には
雌雄の係着テープ53,53の内の一方が縫着されてい
るとともに、パッド材51の底面には上記一方の係着テ
ープ53に対応して他方の係着テープ53が取り付けら
れており、これらの係着テープ53,53を相互に係着
させることによってトリム52がパッド材51に結合さ
れるようにしている。
【0029】また、パッド材51には、係止部材54が
埋設されている。この係止部材54は、平板状の埋設板
55と、この埋設板55に突設された左右一対の係止突
片56とを備えて形成され、埋設板55は、係止突片5
6がパッド材51の底面から下方に向かって外部に突出
するようにパッド材51内に埋設されている。
【0030】上記各係止突片56は、支持体2の前方底
板23に穿設された先端係止孔27に対応するように位
置設定されており、先端側クッション5を支持体2の底
板22上に配置した状態で各係止突片56が先端係止孔
27に嵌入され、これによって先端側クッション5の支
持体2への装着状態が安定するようにしている。また、
係止突片56の先端部には矢尻状の係止頭部56aが設
けられ、これによって先端係止孔27に嵌入された係止
突片56の抜け止めが行われるようになっている。
【0031】図5の(ロ)に示す第1変形実施形態の先
端側クッション5aは、折込み代52aの先端縁部に、
先の係着テープ53に代えてフック53aが縫着されて
いる一方、パッド材51内には底部付近にワイヤ51a
が埋設され、このワイヤ51aにフック53aを係着す
ることによってトリム52をパッド材51に吊り込むよ
うにしている。その他の先端側クッション5aの構成
は、先の基本実施形態と同様である。
【0032】図5の(ハ)に示す第2変形実施形態の先
端側クッション5bは、トリム52の折込み代52aの
先端縁部には、上記のような係着テープ53やフック5
3aのような係止手段は設けられていない。その代わ
り、係止部材54aは、パッド材51の底面と同一面積
を有する平板55aを備えており、この平板55aに係
止突片56が突設されている。そしてこのような平板5
5aがパッド材51の底面に接着あるいは打ち付け等で
接合されている。その他の構成は、先の基本実施形態の
ものと同様である。
【0033】この第2変形実施形態の先端側クッション
5bにおいては、パッド材51にトリム52を被せた
後、折込み代52aを平板55aの表面に向かうように
折り込み、この状態で係止突片56を支持体2の先端係
止孔27に嵌入することによって折り込まれた折込み代
52aが平板55aと支持体2の前方底板23との間に
挟持された状態になり、トリム52は吊り込み処理が施
されたのと同様の効果が得られる。
【0034】上記奥部側クッション6は、図1に示すよ
うに、合成樹脂製の発泡体からなるパッド材61と、こ
のパッド材61を被覆する下部が開放した袋状のトリム
62とからなっている。トリム62の下部には、パッド
材61の下端部よりも下方に垂下した折込み代62aが
設けられており、この折込み代62aをパッド材61の
底面に向けて折り込むことにより奥部側クッション6が
形成されるようにしている。そして、折り込まれた折込
み代62aのパッド材61の底面への接合構造、および
奥部側クッション6の支持体2の奥部係止孔28への係
着構造について、先に説明したものと同様であるため説
明は省略する。
【0035】第1実施形態のクッション体1aによれ
ば、支持体2の環状壁21内の底板22上に、それぞれ
別々に調製された単位クッション3としての縁部クッシ
ョン4、先端側クッション5、および奥部側クッション
6を配置することによってシートボトム用のクッション
体1aが形成されるようにしているため、従来のように
パッド材に凹設された吊込み溝にトリムを嵌め込み、ク
リップ等の結合金具を介してパッド材に埋設されたワイ
ヤにトリムを吊り込むような面倒なトリムの吊込み作業
を行う必要はなくなり、支持体2の底板22上に各単位
クッション3を予め設定された所定の配列に従って単純
に載置し、トリムあるいはパッド材を結合手段を介して
支持体2に結合することによって各単位クッション3が
支持体2に装着されたクッション体1aが極めて容易に
形成される。
【0036】図6は、本発明に係る自動車用シートのク
ッション体の第2実施形態を示す斜視図であり、(イ)
は分解斜視図、(ロ)は組み立て斜視図である。第2実
施形態においては、クッション体1はシートバック用の
ものである。まず、図6の(イ)に示すように、クッシ
ョン体1bは、合成樹脂製の支持体20と、この支持体
20の表面に装着される複数の単位クッション3とを備
えて形成されている。本実施形態においては、単位クッ
ション3としては、上記支持体20の幅方向両側部に上
下方向に延びるように取り付けられる幅方向一対の側部
クッション40と、これら一対の側部クッション間に配
設される上下3段の中央部クッション50と、上記支持
体20の先端側に配設される上部クッション60とが備
えられている。
【0037】上記支持体20は、その両側部に上下方向
に直列で2列に配列された側部クッション40を係着す
るための複数の側部係止孔260が穿設されているとと
もに、中央部に各中央部クッション50を係着するため
の複数の中央係止孔270が穿設されている。また、支
持体20の上部には、上部クッション60を係着するた
めの上部係止孔280が穿設されている。
【0038】上記各単位クッション3(側部クッション
40、中央部クッション50および上部クッション6
0)は、合成樹脂製の発泡体からなるパッド材31と、
このパッド材31を被覆した袋状のトリム32とからな
り、トリム32がパッド材31を覆った状態でその後方
には折込み代32aが延設された状態になっている。こ
のような単位クッション3のパッド材31およびトリム
32の内のいずれか一方または双方には上記第1実施形
態と同様の結合手段が設けられている。
【0039】そして、側部クッション40の内側の折込
み代32aを側部クッション40の裏面側に折り返した
状態で側部クッション40を結合手段および側部係止孔
260を介して支持体20の両側部に係着するととも
に、外側の折込み代32aを支持体20の側面を介して
裏面側に折り返し、上記結合手段を側部係止孔260に
係止することによって側部クッション40が支持体20
に取り付けられた状態になる。
【0040】また、中央部クッション50については、
折込み代32aをすべてパッド材31の裏面側に折り返
して係着し、パッド材31に設けられた結合手段を中央
係止孔270に嵌入することによって中央部クッション
50が支持体20の表面の側部クッション40間に取り
付けられた状態になる。
【0041】また、上部クッション60については、折
込み代32aの内、中央部クッション50に接するもの
についてのみ裏面側に折り返した状態で支持体20に上
部係止孔280を介して上部クッション60を係着し、
ついでその他の部分の折込み代32aを支持体20の縁
部を包み込むようにして支持体20の裏面側に折り返
し、支持体20に係止することにより、上部クッション
60は支持体20に取り付けられた状態になる。
【0042】そして、側部クッション40、中央部クッ
ション50おとび上部クッション60をすべて上記のよ
うにして支持体20に取り付けることにより、図6の
(ロ)に示すようなシートバックのクッション体1bが
得られる。
【0043】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の自動車用シート
のクッション体によれば、クッション体は、パッド材を
トリムで被覆した複数の単位クッションと、各単位クッ
ションを支持する支持体とから形成され、パッド材およ
びトリムの内のいずれか一方または双方には所定個数付
設された係止部材を支持体に係止することにより各単位
クッションが支持体に取り付けられるようにしているた
め、従来のように、パッド材に凹設されたトリム吊込み
溝にトリムを嵌め込み、重い装着工具を操作してオーム
クリップのような結合金具でトリムとパッド材に埋設さ
れたワイヤとを結合するような面倒でかつ熟練を要する
作業を行うことなく、しかも製品品質のバラツキを小さ
く抑えた状態でクッション体を製造することが可能にな
る。
【0044】また、単位クッションの立体形状は任意に
設定することができ、従来のように吊込み溝の凹設位置
やトリムの吊込み作業の作業性等を考慮する必要はな
く、クッション体のデザイン面での自由度を大きくする
上での効果は大きい。
【0045】本発明の請求項2記載の自動車用シートの
クッション体によれば、単位クッションは、シートボト
ム用のU字形状の縁部クッションと、この縁部クッショ
ンの両側部間の先端側に配設される先端側クッション
と、同奥部側に配設される奥部側クッションとであるた
め、支持体上の縁部に沿って縁部クッションを取り付
け、この縁部クッションの両側部間に先端側クッション
と奥部側クッションとを配して支持体に取り付けること
によりシートボトムのクッション体を容易に得ることが
できる。
【0046】本発明の請求項3記載の自動車用シートの
クッション体によれば、単位クッションは、シートバッ
ク用の支持体の幅方向両側部に上下方向に延びるように
取り付けられる一対の側部クッションと、これら一対の
側部クッション間に配設される中央部クッションと、上
記支持体の先端側に配設される先端側クッションとであ
るため、支持体上の両側部に上下方向に延びるように側
部クッションを取り付け、これら一対の側部クッション
間に中央部クッションを配して支持体に取り付け、さら
に支持体の先端側に先端側クッションを取り付けること
によりシートバックのクッション体を容易に得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用シートのクッション体の
第1実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1のクッション体の組み立て斜視図である。
【図3】図1に示す縁部クッションのA−A線断面図で
あり、(イ)は、縁部クッションが支持体に装着される
前の状態、(ロ)は、縁部クッションが支持体に装着さ
れた状態をそれぞれ示している。
【図4】第1フックの拡大斜視図である。
【図5】図1に示す先端側クッションのB−B線断面図
であり、(イ)は基本実施形態、(ロ)は第1変形実施
形態、(ハ)は第2変形実施形態をそれぞれ示してい
る。
【図6】本発明に係る自動車用シートのクッション体の
第2実施形態を示す斜視図であり、(イ)は分解斜視
図、(ロ)は組み立て斜視図である。
【符号の説明】
1,1a,1b クッション体 2,20 支持体 21 環状壁 22 底板 23 前方底板 23a 前方傾斜面 24 中間底板 25 後方底板 25a 後方傾斜面26 縁部係止孔 27 先端係止孔 28 奥部係止孔 3 単位クッション 31 パッド材 32 トリム 32a 折込み代 4 縁部クッション 41 パッド材 42 トリム 42a 内側折込み代 43 第1フック 44 係止突片 45 第2フック 5 先端側クッション 51 パッド材 52 トリム 53 係着テープ 54 係止部材 6 奥部側クッション 61 パッド材 62 トリム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に着座者の体形に沿うように凹凸が
    形成された自動車用シートのクッション体において、パ
    ッド材がトリムで被覆され、かつ、上記凹凸の境界部分
    で区分される複数の単位クッションと、各単位クッショ
    ンを支持する支持体とからクッション体が形成され、上
    記パッド材および上記トリムの内のいずれか一方または
    双方には所定個数の係止部材が付設され、上記パッド材
    をトリムで覆った状態で上記係止部材を上記支持体に係
    止することにより各単位クッションが支持体に取り付け
    られていることを特徴とする自動車用シートのクッショ
    ン体。
  2. 【請求項2】 上記クッション体は、シートボトム用の
    ものであり、上記単位クッションとして、U字形状の縁
    部クッションと、この縁部クッションの両側部間の先端
    側に配設される先端側クッションと、同奥部側に配設さ
    れる奥部側クッションとが備えられていることを特徴と
    する請求項1記載の自動車用シートのクッション体。
  3. 【請求項3】 上記クッション体は、シートバック用の
    ものであり、上記単位クッションとして、上記支持体の
    幅方向両側部に上下方向に延びるように取り付けられる
    一対の側部クッションと、これら一対の側部クッション
    間に配設される中央部クッションと、上記支持体の先端
    側に配設される先端側クッションとが備えられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動車用シートのクッシ
    ョン体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000289509A (ja) * 1999-04-02 2000-10-17 T S Tec Kk エアーバッグ装置装備シート
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