JPH09239413A - 圧延機、圧延設備および圧延方法 - Google Patents
圧延機、圧延設備および圧延方法Info
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- JPH09239413A JPH09239413A JP5466296A JP5466296A JPH09239413A JP H09239413 A JPH09239413 A JP H09239413A JP 5466296 A JP5466296 A JP 5466296A JP 5466296 A JP5466296 A JP 5466296A JP H09239413 A JPH09239413 A JP H09239413A
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- Japan
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- housing
- roll
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Abstract
(57)【要約】
【課題】強圧下によって設備の小規模化に寄与でき、さ
らに圧延中のスケール発生を抑制することが可能な圧延
機、圧延設備および圧延方法を提供する。 【解決手段】ハウジング1内に2つのロール群21a,
21b、または3つのロール群22a,22b,22
c、或いはそれ以上の数のロール群を設置することで強
圧下圧延を可能にし、各ロール群の間に柱12を設けて
圧延荷重によるハウジング1の変形を防止する。柱12
とハウジング1とはピン13,14で連結する。また
は、柱とハウジングを一体にすると共に柱のロール軸方
向の幅をハウジングのロール軸方向の幅よりも広くする
構成とするか、ハウジング201の上下に突出させた柱
の突出部分をナットでネジ止めすると共に球面座金を介
在させる構成とする。
らに圧延中のスケール発生を抑制することが可能な圧延
機、圧延設備および圧延方法を提供する。 【解決手段】ハウジング1内に2つのロール群21a,
21b、または3つのロール群22a,22b,22
c、或いはそれ以上の数のロール群を設置することで強
圧下圧延を可能にし、各ロール群の間に柱12を設けて
圧延荷重によるハウジング1の変形を防止する。柱12
とハウジング1とはピン13,14で連結する。また
は、柱とハウジングを一体にすると共に柱のロール軸方
向の幅をハウジングのロール軸方向の幅よりも広くする
構成とするか、ハウジング201の上下に突出させた柱
の突出部分をナットでネジ止めすると共に球面座金を介
在させる構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、おもに熱間圧延に
好適な圧延機に係わり、1回のパスでも強圧下圧延が可
能な圧延機、圧延設備および圧延方法に関する。
好適な圧延機に係わり、1回のパスでも強圧下圧延が可
能な圧延機、圧延設備および圧延方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な熱間圧延設備では、連続
鋳造機で200mm以上の厚みのスラブを鋳造して母材
とし、粗圧延機を複数配置した粗圧延機群により上記ス
ラブを一方向圧延もしくはリバース圧延を施しバー材を
製造する。そして、バー材は仕上圧延機を複数配置した
仕上げタンデム圧延機群で圧延されて所定の板厚とな
り、冷却装置で冷却され、ダウンコイラーにより巻取ら
れ鋼帯となる。このような熱間圧延設備は大量生産をね
らいとしたものであって、上流側の加熱炉(スラブの再
加熱用)から最終の巻取り用コイラーまでの全体の設備
長が300m以上にもなるきわめて大規模な設備となっ
ている。
鋳造機で200mm以上の厚みのスラブを鋳造して母材
とし、粗圧延機を複数配置した粗圧延機群により上記ス
ラブを一方向圧延もしくはリバース圧延を施しバー材を
製造する。そして、バー材は仕上圧延機を複数配置した
仕上げタンデム圧延機群で圧延されて所定の板厚とな
り、冷却装置で冷却され、ダウンコイラーにより巻取ら
れ鋼帯となる。このような熱間圧延設備は大量生産をね
らいとしたものであって、上流側の加熱炉(スラブの再
加熱用)から最終の巻取り用コイラーまでの全体の設備
長が300m以上にもなるきわめて大規模な設備となっ
ている。
【0003】近年、鉄スクラップの大量発生に伴ってそ
のリサイクルが重要視されるようになり、一局集中の大
規模大量生産方式よりも小規模小量生産設備を分散して
設置すべきであると言う考え方が大勢となり、小規模な
圧延設備が要望されるようになってきている。このよう
な小規模な圧延設備とするための方策としては強圧下圧
延の実現によって圧延スタンド数を減少させることが考
えられている。
のリサイクルが重要視されるようになり、一局集中の大
規模大量生産方式よりも小規模小量生産設備を分散して
設置すべきであると言う考え方が大勢となり、小規模な
圧延設備が要望されるようになってきている。このよう
な小規模な圧延設備とするための方策としては強圧下圧
延の実現によって圧延スタンド数を減少させることが考
えられている。
【0004】例えば、圧延作業において、1パスあたり
の圧下量を大きくし圧延の効率を高め、結果的に設備の
小規模化に寄与できると思われる技術として、種々のも
のが提案されている。例えば、特開昭60−18440
7号公報に記載の圧延機においては、一対の補強ロール
を備えており、少なくとも片方の補強ロールに対して作
業ロールを2本設けて、1スタンド当たりの圧下量を大
きくとれるようにするような圧延機が提案されている。
の圧下量を大きくし圧延の効率を高め、結果的に設備の
小規模化に寄与できると思われる技術として、種々のも
のが提案されている。例えば、特開昭60−18440
7号公報に記載の圧延機においては、一対の補強ロール
を備えており、少なくとも片方の補強ロールに対して作
業ロールを2本設けて、1スタンド当たりの圧下量を大
きくとれるようにするような圧延機が提案されている。
【0005】また、特開昭61−56708に記載の従
来技術においては、多重式圧延押し込みロール構成体と
小径ワークロールをもつ多重式強圧下ロール構成体とで
圧延機を構成し、両者を同一ハウジング内に設置する
か、あるいは別個のハウジングに設置したものを連続熱
間圧延設備に設置した連続熱間圧延設備列が開示されて
いる。
来技術においては、多重式圧延押し込みロール構成体と
小径ワークロールをもつ多重式強圧下ロール構成体とで
圧延機を構成し、両者を同一ハウジング内に設置する
か、あるいは別個のハウジングに設置したものを連続熱
間圧延設備に設置した連続熱間圧延設備列が開示されて
いる。
【0006】また、特開昭63−132703号公報に
記載の従来技術では、連続鋳造機の後に最大3個または
4個の圧延ロールスタンドを設置し、かつその圧延ロー
ルスタンドのうち前段の2つの圧延ロールスタンドを大
径の作業ロールとしている。そして、上記前段の圧延ロ
ールスタンドでは作業ロール駆動として伝達し得る最大
のトルクで強圧下圧延(即ち圧下量の増大)を実現しよ
うとしている。
記載の従来技術では、連続鋳造機の後に最大3個または
4個の圧延ロールスタンドを設置し、かつその圧延ロー
ルスタンドのうち前段の2つの圧延ロールスタンドを大
径の作業ロールとしている。そして、上記前段の圧延ロ
ールスタンドでは作業ロール駆動として伝達し得る最大
のトルクで強圧下圧延(即ち圧下量の増大)を実現しよ
うとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち、
特開昭60−184407号公報に記載の技術では、1
スタンドで複数回の圧延が可能で圧下量が大きく取れる
が、2本の作業ロールが同一の補強ロールに接触してい
るため、それら2本の作業ロールの回転周速が同一とな
ってしまい、最初の作業ロールで延ばされた被圧延材が
増速されずにすぐに次の作業ロールで圧延されてしまう
ため両作業ロール間に被圧延材が停滞しがちとなる。こ
の現象を改善するためには、前方及び後方から張力をか
ける等の手段を講じることが必要となり、この技術を実
機へ適用する場合にはそのための装置が過大なものとな
ってしまう。
特開昭60−184407号公報に記載の技術では、1
スタンドで複数回の圧延が可能で圧下量が大きく取れる
が、2本の作業ロールが同一の補強ロールに接触してい
るため、それら2本の作業ロールの回転周速が同一とな
ってしまい、最初の作業ロールで延ばされた被圧延材が
増速されずにすぐに次の作業ロールで圧延されてしまう
ため両作業ロール間に被圧延材が停滞しがちとなる。こ
の現象を改善するためには、前方及び後方から張力をか
ける等の手段を講じることが必要となり、この技術を実
機へ適用する場合にはそのための装置が過大なものとな
ってしまう。
【0008】特開昭61−56708号公報に記載の技
術のうち、同一ハウジング内に多重式圧延押し込みロー
ル構成体と多重式強圧下ロール構成体を備えた場合に
は、同一スタンド内での強圧下が可能であるが、2つの
ロール群の軸受箱が接触した構造となるため、軸受箱に
作用するロール軸方向のスラスト荷重を支持する構造が
複雑になってしまう。また、この従来技術の別個のハウ
ジングを利用した構成では小規模化に寄与できない。
術のうち、同一ハウジング内に多重式圧延押し込みロー
ル構成体と多重式強圧下ロール構成体を備えた場合に
は、同一スタンド内での強圧下が可能であるが、2つの
ロール群の軸受箱が接触した構造となるため、軸受箱に
作用するロール軸方向のスラスト荷重を支持する構造が
複雑になってしまう。また、この従来技術の別個のハウ
ジングを利用した構成では小規模化に寄与できない。
【0009】特開昭63−132703号公報に記載の
技術では、通常の形状の圧延機の作業ロール径を大きな
ものとし、その大径の作業ロールに大きなトルクを与え
て強圧下することで圧延機の台数を減らそうとしている
が、このような通常の圧延機列の作業ロール径を大きく
した構成では、前段の圧延ロールスタンド間の通過時間
が長くなり、被圧延材の表面にスケールが発生しやすく
なるため、このスケール除去のためのデスケーリングが
必要となってくる。デスケーリングはおもに水圧を利用
して行われるが、このようなデスケーリングを行うと被
圧延材の温度の低下とその温度低下による品質劣化等が
懸念される。そこで、圧延速度を上げてこのような温度
低下を抑制しようとすると、ロール駆動用のモータの能
力や大きさを大きくする必要があり、しかも圧延速度が
速まることにより圧延後の冷却のための装置長さが長く
なり、結果的にはむしろ設備的を大型せざるを得なくな
ってしまう心配がある。
技術では、通常の形状の圧延機の作業ロール径を大きな
ものとし、その大径の作業ロールに大きなトルクを与え
て強圧下することで圧延機の台数を減らそうとしている
が、このような通常の圧延機列の作業ロール径を大きく
した構成では、前段の圧延ロールスタンド間の通過時間
が長くなり、被圧延材の表面にスケールが発生しやすく
なるため、このスケール除去のためのデスケーリングが
必要となってくる。デスケーリングはおもに水圧を利用
して行われるが、このようなデスケーリングを行うと被
圧延材の温度の低下とその温度低下による品質劣化等が
懸念される。そこで、圧延速度を上げてこのような温度
低下を抑制しようとすると、ロール駆動用のモータの能
力や大きさを大きくする必要があり、しかも圧延速度が
速まることにより圧延後の冷却のための装置長さが長く
なり、結果的にはむしろ設備的を大型せざるを得なくな
ってしまう心配がある。
【0010】本発明の目的は、強圧下によって設備の小
規模化に寄与でき、さらに圧延中のスケール発生を抑制
することが可能な圧延機、圧延設備および圧延方法を提
供することである。
規模化に寄与でき、さらに圧延中のスケール発生を抑制
することが可能な圧延機、圧延設備および圧延方法を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、被圧延材を介して対抗配置し回転
しながら圧延を行う作業ロールを備えた少なくとも2台
のロール群と、圧延の際に前記ロール群が受ける圧延荷
重を支持するハウジングとを有し、1回のパスで被圧延
材を連続して少なくとも2回圧延するようにした圧延機
において、各ロール群の間に圧延荷重によるハウジング
の変形を防止する柱を設けたことを特徴とする圧延機が
提供される。
め、本発明によれば、被圧延材を介して対抗配置し回転
しながら圧延を行う作業ロールを備えた少なくとも2台
のロール群と、圧延の際に前記ロール群が受ける圧延荷
重を支持するハウジングとを有し、1回のパスで被圧延
材を連続して少なくとも2回圧延するようにした圧延機
において、各ロール群の間に圧延荷重によるハウジング
の変形を防止する柱を設けたことを特徴とする圧延機が
提供される。
【0012】1パスあたりの圧下量を大きくし圧延の効
率を高め、設備の小規模化を図るための方策として、例
えば作業ロールを有する2つのロール群を1つのハウジ
ング内に近接して配置することが考えられるが、このよ
うに1つのハウジングにロール群にまとめると、圧延荷
重が大きい時にはハウジングがその圧延荷重の影響を受
けて変形しやすい。そのため、大がかりなハウジングが
必要となってしまう。一方、1つのロール群を備えたハ
ウジングを単純に近接して配置するかまたは接合するこ
とも考えられるが、この場合、圧延荷重によるハウジン
グの変形を回避できる反面、両ロールの間隔、従ってそ
の間の通過時間が長くなり、スケール発生量が増加し、
このスケール除去のためのデスケーリング装置(通常は
水圧を利用したもの)が必要となってくる。前述したよ
うに、このデスケーリングは被圧延材の温度の低下や品
質劣化の原因となる。
率を高め、設備の小規模化を図るための方策として、例
えば作業ロールを有する2つのロール群を1つのハウジ
ング内に近接して配置することが考えられるが、このよ
うに1つのハウジングにロール群にまとめると、圧延荷
重が大きい時にはハウジングがその圧延荷重の影響を受
けて変形しやすい。そのため、大がかりなハウジングが
必要となってしまう。一方、1つのロール群を備えたハ
ウジングを単純に近接して配置するかまたは接合するこ
とも考えられるが、この場合、圧延荷重によるハウジン
グの変形を回避できる反面、両ロールの間隔、従ってそ
の間の通過時間が長くなり、スケール発生量が増加し、
このスケール除去のためのデスケーリング装置(通常は
水圧を利用したもの)が必要となってくる。前述したよ
うに、このデスケーリングは被圧延材の温度の低下や品
質劣化の原因となる。
【0013】これに対し、前述のように構成した本発明
においては、作業ロールを有する少なくとも2台のロー
ル群をハウジングに取り付けて同一ハウジング内で少な
くとも2回の圧延、即ち強圧下圧延ができるようにし、
そのハウジングで圧延の際にロール群が受ける圧延荷重
を支持すると共に、各ロール群の間に、圧延荷重による
ハウジングの変形を防止する柱を設ける。この柱の働き
によって、ハウジングが圧延荷重の影響を受けて変形す
ることが防止され、しかも両ロール群の間隔を短くする
ことが可能であるため、その間の通過時間が短くなり、
スケール発生量を抑えることが可能となる。スケールの
発生量が少なくなればデスケーリングでの水量を少なく
することができ、場合によっては一部のデスケーリング
を省略することもでき、被圧延材の温度低下や品質劣化
を避けることが可能となる。さらに、この場合、スケー
ル発生量が抑えられるために多少低速で圧延をしても差
し支えなく、低速での強圧下も可能となる。
においては、作業ロールを有する少なくとも2台のロー
ル群をハウジングに取り付けて同一ハウジング内で少な
くとも2回の圧延、即ち強圧下圧延ができるようにし、
そのハウジングで圧延の際にロール群が受ける圧延荷重
を支持すると共に、各ロール群の間に、圧延荷重による
ハウジングの変形を防止する柱を設ける。この柱の働き
によって、ハウジングが圧延荷重の影響を受けて変形す
ることが防止され、しかも両ロール群の間隔を短くする
ことが可能であるため、その間の通過時間が短くなり、
スケール発生量を抑えることが可能となる。スケールの
発生量が少なくなればデスケーリングでの水量を少なく
することができ、場合によっては一部のデスケーリング
を省略することもでき、被圧延材の温度低下や品質劣化
を避けることが可能となる。さらに、この場合、スケー
ル発生量が抑えられるために多少低速で圧延をしても差
し支えなく、低速での強圧下も可能となる。
【0014】また、上記のような本発明において、好ま
しくは、上記柱をハウジングと別体とし、さらに柱およ
びハウジングの両方の上下部分に設けた孔に円形断面の
ピンを嵌合することによってその柱とハウジングとを連
結し、かつ柱側の孔を前記ピンの断面と同形状とし、上
記ハウジング側の上下部分の孔のうち少なくとも一方を
圧下方向に長い長孔とする。
しくは、上記柱をハウジングと別体とし、さらに柱およ
びハウジングの両方の上下部分に設けた孔に円形断面の
ピンを嵌合することによってその柱とハウジングとを連
結し、かつ柱側の孔を前記ピンの断面と同形状とし、上
記ハウジング側の上下部分の孔のうち少なくとも一方を
圧下方向に長い長孔とする。
【0015】このように別体の柱とハウジングをピンで
連結し、しかもハウジング側の上下部分の孔のうち少な
くとも一方を圧下方向に長い長孔とし、かつ柱側の孔を
前記円形断面のピンの断面と同形状とすることにより、
ハウジング側の長孔とピンとの間に圧下方向にすき間が
できる。この結果、圧延荷重が比較的小さい場合には、
ハウジング側の孔とピンの間のすき間がなくならない限
り、そのすき間の存在によって柱の方に圧延荷重がかか
らないようにすることが可能となる。また、圧延荷重が
比較的大きい場合には、上記すき間がなくなり、ピンを
介して柱の方に圧延荷重の一部がかかり、柱の強度が許
容する引張荷重の範囲内で柱に圧延荷重の一部を受け持
たせることが可能となる。
連結し、しかもハウジング側の上下部分の孔のうち少な
くとも一方を圧下方向に長い長孔とし、かつ柱側の孔を
前記円形断面のピンの断面と同形状とすることにより、
ハウジング側の長孔とピンとの間に圧下方向にすき間が
できる。この結果、圧延荷重が比較的小さい場合には、
ハウジング側の孔とピンの間のすき間がなくならない限
り、そのすき間の存在によって柱の方に圧延荷重がかか
らないようにすることが可能となる。また、圧延荷重が
比較的大きい場合には、上記すき間がなくなり、ピンを
介して柱の方に圧延荷重の一部がかかり、柱の強度が許
容する引張荷重の範囲内で柱に圧延荷重の一部を受け持
たせることが可能となる。
【0016】また、本発明において好ましくは、上述の
柱をハウジングと一体にし、さらにその柱の作業ロール
軸方向の幅をハウジングの作業ロール軸方向の幅よりも
広くする。
柱をハウジングと一体にし、さらにその柱の作業ロール
軸方向の幅をハウジングの作業ロール軸方向の幅よりも
広くする。
【0017】柱とハウジングとを一体にした場合には、
圧延荷重が大きくなると特にハウジングと柱の境界部分
(コーナ部等)に応力集中が起きることが考えられ、破
断等の不具合が発生する可能性がある。このような不具
合を避けるためには柱を太くして頑丈なものとする等の
対策が必要であるが、単純に柱の作業ロール軸方向の幅
がハウジングの作業ロール軸方向の幅と同じままで柱を
太くすると、ロール群間(圧延方向の間隔)が長くなっ
てしまい、前述のようにスケール発生量の増加や被圧延
材の温度低下や品質劣化を招くことが懸念される。とこ
ろが、本発明では上記のように柱の作業ロール軸方向の
幅をハウジングの作業ロール軸方向の幅よりも広くする
ために、ロール群間を長くすることなく柱を太くするこ
とが可能となる。
圧延荷重が大きくなると特にハウジングと柱の境界部分
(コーナ部等)に応力集中が起きることが考えられ、破
断等の不具合が発生する可能性がある。このような不具
合を避けるためには柱を太くして頑丈なものとする等の
対策が必要であるが、単純に柱の作業ロール軸方向の幅
がハウジングの作業ロール軸方向の幅と同じままで柱を
太くすると、ロール群間(圧延方向の間隔)が長くなっ
てしまい、前述のようにスケール発生量の増加や被圧延
材の温度低下や品質劣化を招くことが懸念される。とこ
ろが、本発明では上記のように柱の作業ロール軸方向の
幅をハウジングの作業ロール軸方向の幅よりも広くする
ために、ロール群間を長くすることなく柱を太くするこ
とが可能となる。
【0018】また、本発明において好ましくは、上記柱
をハウジングと別体とし、ハウジングの上下に貫通して
突出する部分を設け、その突出する部分の少なくとも一
方にネジ部を設け、その柱とハウジングとを組み立てる
に際して上記ネジ部に球面座金を介して締め付けナット
を螺合させる。
をハウジングと別体とし、ハウジングの上下に貫通して
突出する部分を設け、その突出する部分の少なくとも一
方にネジ部を設け、その柱とハウジングとを組み立てる
に際して上記ネジ部に球面座金を介して締め付けナット
を螺合させる。
【0019】このように柱のうちのハウジングの上下に
貫通して突出する部分の少なくとも一方にネジ部を設け
ておき、そのネジ部に締め付けナットを螺合させるた
め、ハウジングに柱がしっかりと強固に組み付けられて
ガタつき等がなくなる。しかも、ナットの締め付けによ
ってハウジングが圧縮されるような方向の力、即ち圧延
時に発生する圧延荷重に抗する力を与えることも可能と
なる。また、圧延方向前後それぞれのロール群から受け
る圧延荷重が異なるような場合には、その圧延荷重の差
によって柱に曲げ応力が大きく作用する可能性がある
が、本発明ではネジ部に締め付けナットを螺合させる時
に球面座金を介在させるため、前後のロール群から受け
る圧延荷重に不均衡が生じても、柱に大きな曲げ応力を
作用させないようにすることが可能となる。その結果、
柱の断面積、従って柱の圧延方向の幅を小さくすること
ができ、このこともロール群間を短くすることに寄与し
ている。
貫通して突出する部分の少なくとも一方にネジ部を設け
ておき、そのネジ部に締め付けナットを螺合させるた
め、ハウジングに柱がしっかりと強固に組み付けられて
ガタつき等がなくなる。しかも、ナットの締め付けによ
ってハウジングが圧縮されるような方向の力、即ち圧延
時に発生する圧延荷重に抗する力を与えることも可能と
なる。また、圧延方向前後それぞれのロール群から受け
る圧延荷重が異なるような場合には、その圧延荷重の差
によって柱に曲げ応力が大きく作用する可能性がある
が、本発明ではネジ部に締め付けナットを螺合させる時
に球面座金を介在させるため、前後のロール群から受け
る圧延荷重に不均衡が生じても、柱に大きな曲げ応力を
作用させないようにすることが可能となる。その結果、
柱の断面積、従って柱の圧延方向の幅を小さくすること
ができ、このこともロール群間を短くすることに寄与し
ている。
【0020】また、作業ロールを補強ロールや中間ロー
ルでバックアップする場合、作業ロールにベンディング
力を付与するベンディング力付与手段や、作業ロールに
かかるスラスト力を支持するスラスト力支持手段などを
設けることが従来からしばしば行われているが、そもそ
もこれらベンディング力付与手段やスラスト力支持手段
はロールの軸受箱に対して圧延材入側および出側の両側
に設けられるべきものであったため、例えば、2つのロ
ール群を1つのハウジング内に単に近接して配置しただ
けの構成では上記ベンディング力付与手段やスラスト力
支持手段を取り付けることは困難となる。本発明では、
ロール群間に柱を設けたことで、その柱にベンディング
力付与手段やスラスト力支持手段などの従来から作業ロ
ールに対して取り付けられていたものと同様の手段を設
けることができる。つまり、本発明において好ましく
は、作業ロールの軸受箱にベンディング力を付与するベ
ンディング力付与手段、または作業ロールの軸受箱にか
かるスラスト力を支持するスラスト支持手段のうち少な
くとも一方を、ハウジングと柱の両方に取り付ける。
ルでバックアップする場合、作業ロールにベンディング
力を付与するベンディング力付与手段や、作業ロールに
かかるスラスト力を支持するスラスト力支持手段などを
設けることが従来からしばしば行われているが、そもそ
もこれらベンディング力付与手段やスラスト力支持手段
はロールの軸受箱に対して圧延材入側および出側の両側
に設けられるべきものであったため、例えば、2つのロ
ール群を1つのハウジング内に単に近接して配置しただ
けの構成では上記ベンディング力付与手段やスラスト力
支持手段を取り付けることは困難となる。本発明では、
ロール群間に柱を設けたことで、その柱にベンディング
力付与手段やスラスト力支持手段などの従来から作業ロ
ールに対して取り付けられていたものと同様の手段を設
けることができる。つまり、本発明において好ましく
は、作業ロールの軸受箱にベンディング力を付与するベ
ンディング力付与手段、または作業ロールの軸受箱にか
かるスラスト力を支持するスラスト支持手段のうち少な
くとも一方を、ハウジングと柱の両方に取り付ける。
【0021】また、本発明によれば、連続鋳造した鋳造
材をそのまま直結して連続的に熱間圧延する圧延設備に
おいて、上記説明したような圧延機を少なくとも一つ備
えたことを特徴とする圧延設備が提供される。このよう
な鋳造材を直結して連続的に熱間圧延する圧延設備で
は、圧延入側での材料の速度が鋳造出側の鋳造速度とほ
ぼ同様となり、高速な鋳造であっても圧延入側で5m/
min程度の速度と通常に比べてきわめて低速な圧延と
なり圧延材の温度低下が心配されるが、本発明を適用す
れば温度低下をなるべく避けることができるため圧延材
の再加熱量を小さく抑えることができる。また、上記圧
延設備は、熱的に効率の良い圧延を可能とし小規模化を
ねらったものであるが、本発明を適用することでさらに
その小規模化を推進することができる。
材をそのまま直結して連続的に熱間圧延する圧延設備に
おいて、上記説明したような圧延機を少なくとも一つ備
えたことを特徴とする圧延設備が提供される。このよう
な鋳造材を直結して連続的に熱間圧延する圧延設備で
は、圧延入側での材料の速度が鋳造出側の鋳造速度とほ
ぼ同様となり、高速な鋳造であっても圧延入側で5m/
min程度の速度と通常に比べてきわめて低速な圧延と
なり圧延材の温度低下が心配されるが、本発明を適用す
れば温度低下をなるべく避けることができるため圧延材
の再加熱量を小さく抑えることができる。また、上記圧
延設備は、熱的に効率の良い圧延を可能とし小規模化を
ねらったものであるが、本発明を適用することでさらに
その小規模化を推進することができる。
【0022】また、本発明によれば、被圧延材を圧延機
群で一方向に圧延するタンデム式の圧延設備において、
上記説明したような圧延機を、少なくとも前記圧延機群
の最前段に配置したことを特徴とする圧延設備が提供さ
れる。例えば熱間のタンデム式圧延の場合、圧延機群の
前段では圧延速度が遅いために圧延前にスケールを除去
していたとしても圧延後に再発生するスケール量が多く
なる傾向があるが、上記のように圧延機群の最前列に本
発明の圧延機を設置することにより再発生するスケール
量を抑えることが可能となり、スケール量が減ることで
デスケーリングが一部不要となって被圧延材の温度低下
の回避が可能となる。さらに、強圧下圧延が可能となる
ことは勿論のこと、熱的損失が少ないため圧延速度が低
速になる場合にも温度確保の点で有利であり、不具合が
起こりにくい。また、ロールスタンド間の距離が長けれ
ば圧延材の蛇行量が大きくなる傾向があるが、本発明の
圧延機を適用すれば、作業ロール間の距離が短くなるた
めに、蛇行量を小さくできる。
群で一方向に圧延するタンデム式の圧延設備において、
上記説明したような圧延機を、少なくとも前記圧延機群
の最前段に配置したことを特徴とする圧延設備が提供さ
れる。例えば熱間のタンデム式圧延の場合、圧延機群の
前段では圧延速度が遅いために圧延前にスケールを除去
していたとしても圧延後に再発生するスケール量が多く
なる傾向があるが、上記のように圧延機群の最前列に本
発明の圧延機を設置することにより再発生するスケール
量を抑えることが可能となり、スケール量が減ることで
デスケーリングが一部不要となって被圧延材の温度低下
の回避が可能となる。さらに、強圧下圧延が可能となる
ことは勿論のこと、熱的損失が少ないため圧延速度が低
速になる場合にも温度確保の点で有利であり、不具合が
起こりにくい。また、ロールスタンド間の距離が長けれ
ば圧延材の蛇行量が大きくなる傾向があるが、本発明の
圧延機を適用すれば、作業ロール間の距離が短くなるた
めに、蛇行量を小さくできる。
【0023】また、本発明によれば、被圧延材を圧延機
に往復して通過させながら圧延するリバース式の圧延設
備において、上記説明したような圧延機としたことを特
徴とする圧延設備が提供される。例えば熱間の可逆式圧
延のほとんどの場合、往復させて圧延を行う毎にデスケ
ーリングを行っていたが、上記のように本発明の圧延機
を適用することによってスケール量を抑えることが可能
となり、スケール量が減ることでデスケーリングの一部
が不要となって被圧延材の温度低下の回避が可能とな
る。また、例えば冷間の可逆式圧延で複列の圧延機を配
置するような場合に本発明の圧延機を適用すれば、設備
長をコンパクトにでき、圧延設備の小規模が図れる。
に往復して通過させながら圧延するリバース式の圧延設
備において、上記説明したような圧延機としたことを特
徴とする圧延設備が提供される。例えば熱間の可逆式圧
延のほとんどの場合、往復させて圧延を行う毎にデスケ
ーリングを行っていたが、上記のように本発明の圧延機
を適用することによってスケール量を抑えることが可能
となり、スケール量が減ることでデスケーリングの一部
が不要となって被圧延材の温度低下の回避が可能とな
る。また、例えば冷間の可逆式圧延で複列の圧延機を配
置するような場合に本発明の圧延機を適用すれば、設備
長をコンパクトにでき、圧延設備の小規模が図れる。
【0024】また、本発明によれば、連続鋳造した鋳造
材をそのまま直結して連続的に熱間圧延する圧延方法に
おいて、上記説明したような圧延機を少なくとも一つ用
いて圧延することを特徴とする圧延方法が提供される。
材をそのまま直結して連続的に熱間圧延する圧延方法に
おいて、上記説明したような圧延機を少なくとも一つ用
いて圧延することを特徴とする圧延方法が提供される。
【0025】さらに、本発明によれば、被圧延材を圧延
機群で一方向に圧延するタンデム式の圧延方法におい
て、少なくとも前記圧延機群の最前段では上記説明した
ような圧延機を用いてタンデム圧延することを特徴とす
る圧延方法が提供される。
機群で一方向に圧延するタンデム式の圧延方法におい
て、少なくとも前記圧延機群の最前段では上記説明した
ような圧延機を用いてタンデム圧延することを特徴とす
る圧延方法が提供される。
【0026】さらに、本発明によれば、被圧延材を圧延
機に往復して通過させながら圧延するリバース式の圧延
方法において、上記説明したような圧延機を用いてリバ
ース圧延を行うことを特徴とする圧延設備が提供され
る。
機に往復して通過させながら圧延するリバース式の圧延
方法において、上記説明したような圧延機を用いてリバ
ース圧延を行うことを特徴とする圧延設備が提供され
る。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態につい
て、図1から図4を参照しながら説明する。図1は本実
施形態の圧延機であって4段ツインミル(以下、4Hツ
インミルという)を示す正面図である。但し、実際には
各ロールの軸受箱が見えるはずであるが、説明を分かり
やすくするために図1ではロール側面が直接見えるよう
に表してある(以下、図3〜図6においても同様とす
る)。ハウジング1内には、上作業ロール2a、下作業
ロール3a、上補強ロール4a、下補強ロール5aで構
成されたロール群21aと、上作業ロール2b、下作業
ロール3b、上補強ロール4b、下補強ロール5bで構
成されたロール群21bの2組のロール群が並んでい
る。但し、図中右側のロール群21aをNo.1スタンド、
図中左側のロール群21bをNo.2スタンドとする。
て、図1から図4を参照しながら説明する。図1は本実
施形態の圧延機であって4段ツインミル(以下、4Hツ
インミルという)を示す正面図である。但し、実際には
各ロールの軸受箱が見えるはずであるが、説明を分かり
やすくするために図1ではロール側面が直接見えるよう
に表してある(以下、図3〜図6においても同様とす
る)。ハウジング1内には、上作業ロール2a、下作業
ロール3a、上補強ロール4a、下補強ロール5aで構
成されたロール群21aと、上作業ロール2b、下作業
ロール3b、上補強ロール4b、下補強ロール5bで構
成されたロール群21bの2組のロール群が並んでい
る。但し、図中右側のロール群21aをNo.1スタンド、
図中左側のロール群21bをNo.2スタンドとする。
【0028】上補強ロール4a,4bの上には油圧圧下
装置6a,6b、上ロール位置決め装置7a,7bがそ
れぞれ設置されており、また上補強ロールバランス8
a,8bは上補強ロール4a,4bを上方に引き上げる
ようにバランス力を生ぜしめている。一方、下補強ロー
ル5a,5bの下には下ロール位置決め装置9a,9b
が設置され各ロール群の位置を設定している。
装置6a,6b、上ロール位置決め装置7a,7bがそ
れぞれ設置されており、また上補強ロールバランス8
a,8bは上補強ロール4a,4bを上方に引き上げる
ようにバランス力を生ぜしめている。一方、下補強ロー
ル5a,5bの下には下ロール位置決め装置9a,9b
が設置され各ロール群の位置を設定している。
【0029】ハウジング1には柱12が上ピン13及び
下ピン14によって連結されており、柱12およびハウ
ジング1にはベンディングブロック11a,11bが取
り付けられている。ベンディングブロック11aは上作
業ロール2aおよび下作業ロール3aのそれぞれに対し
て各上作業ロールを圧延材進行方向に挟むような位置に
あり、ベンディングブロック11bは上作業ロール2b
および下作業ロール3bのそれぞれに対して各上作業ロ
ールを圧延材進行方向に挟むような位置にある。そし
て、各ベンディングブロック11aおよびベンディング
ブロック11bにはベンディングラム10a,10bが
備えられており、このベンディングラム10a,10b
が上作業ロール2a,2bおよび下作業ロール3a,3
bの軸受箱をそれぞれ押すことによって上作業ロール2
a,2bおよび下作業ロール3a,3bにロールベンデ
ィング力が作用するようになっている。
下ピン14によって連結されており、柱12およびハウ
ジング1にはベンディングブロック11a,11bが取
り付けられている。ベンディングブロック11aは上作
業ロール2aおよび下作業ロール3aのそれぞれに対し
て各上作業ロールを圧延材進行方向に挟むような位置に
あり、ベンディングブロック11bは上作業ロール2b
および下作業ロール3bのそれぞれに対して各上作業ロ
ールを圧延材進行方向に挟むような位置にある。そし
て、各ベンディングブロック11aおよびベンディング
ブロック11bにはベンディングラム10a,10bが
備えられており、このベンディングラム10a,10b
が上作業ロール2a,2bおよび下作業ロール3a,3
bの軸受箱をそれぞれ押すことによって上作業ロール2
a,2bおよび下作業ロール3a,3bにロールベンデ
ィング力が作用するようになっている。
【0030】図2は、ハウジング1と柱12の連結状況
を示す図1のII-II方向の断面図であって、(a)はハ
ウジング1と柱12の上方の連結部分、(b)はハウジ
ング1と柱12の下方の連結部分を示す図である。柱1
2は、図示しない反対側の柱との間で上セパレータ1s
および下セパレータ1tにより連結されている。柱12
は上下部分に孔12A,12Bを、ハウジング1は上下
部分に孔1A,1Bを有しており、上方部分の孔12
A,1Aには図2(a)に示すように円形断面の上ピン
13が嵌合され、下方部分の孔12B,1Bには図2
(b)に示すように円形断面の下ピン14が嵌合され、
この構成によってハウジング1と柱12とが連結されて
いる。また、下方部分の孔12B,1Bの断面形状は下
ピン14と同様の円形断面であり、上方部分の孔12
A,1Aの断面形状については、孔12Aが上ピン13
と同様の円形断面、孔1Aが上下方向(圧下方向)に長
い長孔となっている。
を示す図1のII-II方向の断面図であって、(a)はハ
ウジング1と柱12の上方の連結部分、(b)はハウジ
ング1と柱12の下方の連結部分を示す図である。柱1
2は、図示しない反対側の柱との間で上セパレータ1s
および下セパレータ1tにより連結されている。柱12
は上下部分に孔12A,12Bを、ハウジング1は上下
部分に孔1A,1Bを有しており、上方部分の孔12
A,1Aには図2(a)に示すように円形断面の上ピン
13が嵌合され、下方部分の孔12B,1Bには図2
(b)に示すように円形断面の下ピン14が嵌合され、
この構成によってハウジング1と柱12とが連結されて
いる。また、下方部分の孔12B,1Bの断面形状は下
ピン14と同様の円形断面であり、上方部分の孔12
A,1Aの断面形状については、孔12Aが上ピン13
と同様の円形断面、孔1Aが上下方向(圧下方向)に長
い長孔となっている。
【0031】上記のような構成により、ハウジング1側
の孔1Aと上ピン13との間に圧下方向にすき間がで
き、柱12はハウジング1の上側部分に対してわずかに
移動可能となる。図2(a)ではこのすき間の上の方の
長さをL1、下の方の長さをL2で表す。このようなすき
間L1,L2の存在により、圧延荷重が比較的小さい場合
には、ハウジング1側の孔1Aとピン13の間のすき間
(長さL2)が0にならない限り、柱12の方に圧延荷
重がかからないようにすることが可能となる。また、圧
延荷重が比較的大きい場合には、長さL2のすき間が0
になり、ピン13を介して柱12の方に圧延荷重の一部
がかかり、柱12の強度が許容する引張荷重の範囲内で
柱12に圧延荷重の一部を受け持たせることが可能とな
る。なお、図1および図2では、上ピン13および下ピ
ン14による連結方式を説明したが、ハウジング1と柱
12とを拘束せずにある程度自由度のある他の連結方式
を用いてもよい。
の孔1Aと上ピン13との間に圧下方向にすき間がで
き、柱12はハウジング1の上側部分に対してわずかに
移動可能となる。図2(a)ではこのすき間の上の方の
長さをL1、下の方の長さをL2で表す。このようなすき
間L1,L2の存在により、圧延荷重が比較的小さい場合
には、ハウジング1側の孔1Aとピン13の間のすき間
(長さL2)が0にならない限り、柱12の方に圧延荷
重がかからないようにすることが可能となる。また、圧
延荷重が比較的大きい場合には、長さL2のすき間が0
になり、ピン13を介して柱12の方に圧延荷重の一部
がかかり、柱12の強度が許容する引張荷重の範囲内で
柱12に圧延荷重の一部を受け持たせることが可能とな
る。なお、図1および図2では、上ピン13および下ピ
ン14による連結方式を説明したが、ハウジング1と柱
12とを拘束せずにある程度自由度のある他の連結方式
を用いてもよい。
【0032】図3は図1に示した4Hツインミルの変形
例であって、6段ツインミル(以下、6Hツインミルと
いう)の例を示す図である。即ち、上作業ロール2a,
2bと上補強ロール4a,4bとの間には上中間ロール
15a,15bが、下作業ロール3a,3bと下補強ロ
ール5a,5bとの間には下中間ロール16a,16b
が、それぞれ図1の4Hツインミルに追加されている。
これ以外の構成は図1と同様であり、図1と同等の部材
には同じ符号を付してある。
例であって、6段ツインミル(以下、6Hツインミルと
いう)の例を示す図である。即ち、上作業ロール2a,
2bと上補強ロール4a,4bとの間には上中間ロール
15a,15bが、下作業ロール3a,3bと下補強ロ
ール5a,5bとの間には下中間ロール16a,16b
が、それぞれ図1の4Hツインミルに追加されている。
これ以外の構成は図1と同様であり、図1と同等の部材
には同じ符号を付してある。
【0033】図4は図1に示した4Hツインミルの変形
例であって、3組の4段ロール群を一つのハウジングに
設置した4段トリプレットミル(以下、4Hトリプレッ
トミルという)の例を示す図である。この例において、
ハウジング17は上梁17A、下梁17B、右柱17
C、左柱17Dによって構成されており、これら上梁1
7A、下梁17B、右柱17C、左柱17Dは連結ピン
18A〜18Hによって連結されている。各ロール群2
2a,22b,22cの間には図1と同様の柱12a,
12bが図2と同様の方式で連結されている。これ以外
の構成は図1と同様である。また、場合によっては4組
以上のロール群を備え、かつ各ロール群間に柱を備える
ようにしてもよい。
例であって、3組の4段ロール群を一つのハウジングに
設置した4段トリプレットミル(以下、4Hトリプレッ
トミルという)の例を示す図である。この例において、
ハウジング17は上梁17A、下梁17B、右柱17
C、左柱17Dによって構成されており、これら上梁1
7A、下梁17B、右柱17C、左柱17Dは連結ピン
18A〜18Hによって連結されている。各ロール群2
2a,22b,22cの間には図1と同様の柱12a,
12bが図2と同様の方式で連結されている。これ以外
の構成は図1と同様である。また、場合によっては4組
以上のロール群を備え、かつ各ロール群間に柱を備える
ようにしてもよい。
【0034】以上のような本実施形態によれば、ハウジ
ング1内に2つのロール群21a,21b、または3つ
のロール群22a,22b,22c、或いはそれ以上の
数のロール群を設置することで強圧下圧延が可能となる
だけでなく、各ロール群の間に柱12を設けるので、圧
延荷重によるハウジング1の変形を防止することができ
る。その結果、ハウジング1の圧延荷重による変形を防
止しつつロール群の間隔を短くすることが可能となり、
ロール群間の圧延材の通過時間を短くしてスケール発生
量を抑えることもでき、被圧延材の温度低下や品質劣化
を避けることができる。
ング1内に2つのロール群21a,21b、または3つ
のロール群22a,22b,22c、或いはそれ以上の
数のロール群を設置することで強圧下圧延が可能となる
だけでなく、各ロール群の間に柱12を設けるので、圧
延荷重によるハウジング1の変形を防止することができ
る。その結果、ハウジング1の圧延荷重による変形を防
止しつつロール群の間隔を短くすることが可能となり、
ロール群間の圧延材の通過時間を短くしてスケール発生
量を抑えることもでき、被圧延材の温度低下や品質劣化
を避けることができる。
【0035】従って本実施形態によれば、強圧下によっ
て設備の小規模化に寄与でき、さらに圧延中のスケール
発生を抑制することができる。
て設備の小規模化に寄与でき、さらに圧延中のスケール
発生を抑制することができる。
【0036】また、柱12とハウジング1をピン13,
14で連結し、ハウジング1側の孔1Aと上ピン13と
の間に圧下方向にすき間を作るので、圧延荷重が比較的
小さい場合に柱12の方に圧延荷重がかからないように
することができ、圧延荷重が比較的大きい場合に柱12
に圧延荷重の一部を受け持たせることができる。
14で連結し、ハウジング1側の孔1Aと上ピン13と
の間に圧下方向にすき間を作るので、圧延荷重が比較的
小さい場合に柱12の方に圧延荷重がかからないように
することができ、圧延荷重が比較的大きい場合に柱12
に圧延荷重の一部を受け持たせることができる。
【0037】次に、本発明の第2の実施形態について、
図5を参照しながら説明する。図5(a)は本実施形態
の4Hツインミルを示す正面図であり、(b)は(a)
を紙面上方から見た図、(c)は(a)を紙面右側から
見た図である。
図5を参照しながら説明する。図5(a)は本実施形態
の4Hツインミルを示す正面図であり、(b)は(a)
を紙面上方から見た図、(c)は(a)を紙面右側から
見た図である。
【0038】本実施形態では、図5に示すように柱11
2がハウジング101と一体構造としており、しかも柱
112のロール軸方向の幅b2がハウジング101のロ
ール軸方向の幅b1よりも広くなるようにしている。ま
た、ハウジング101は、図示しない反対側のハウジン
グと上セパレータ1uおよび下セパレータ1vにより連
結されている。
2がハウジング101と一体構造としており、しかも柱
112のロール軸方向の幅b2がハウジング101のロ
ール軸方向の幅b1よりも広くなるようにしている。ま
た、ハウジング101は、図示しない反対側のハウジン
グと上セパレータ1uおよび下セパレータ1vにより連
結されている。
【0039】上記以外の構成は図1とほぼ同様である。
即ち、ハウジング101内には、上作業ロール102
a、下作業ロール103a、上補強ロール104a、下
補強ロール105aで構成されたロール群121aと、
上作業ロール102b、下作業ロール103b、上補強
ロール104b、下補強ロール105bで構成されたロ
ール群121bの2組のロール群が並んでおり、上補強
ロール104a,104bの上には油圧圧下装置106
a,106b、上ロール位置決め装置107a,107
b、上補強ロールバランス108a,108bが、下補
強ロール105a,105bの下には下ロール位置決め
装置109a,109bが設置されている。また、柱1
12およびハウジング101にはベンディングラム11
0a,110bを有するベンディングブロック111
a,111bが取り付けられており、上作業ロール10
2a,102bおよび下作業ロール103a,103b
にロールベンディング力が作用するようになっている。
即ち、ハウジング101内には、上作業ロール102
a、下作業ロール103a、上補強ロール104a、下
補強ロール105aで構成されたロール群121aと、
上作業ロール102b、下作業ロール103b、上補強
ロール104b、下補強ロール105bで構成されたロ
ール群121bの2組のロール群が並んでおり、上補強
ロール104a,104bの上には油圧圧下装置106
a,106b、上ロール位置決め装置107a,107
b、上補強ロールバランス108a,108bが、下補
強ロール105a,105bの下には下ロール位置決め
装置109a,109bが設置されている。また、柱1
12およびハウジング101にはベンディングラム11
0a,110bを有するベンディングブロック111
a,111bが取り付けられており、上作業ロール10
2a,102bおよび下作業ロール103a,103b
にロールベンディング力が作用するようになっている。
【0040】ところで、柱とハウジングとを一体にした
場合には、圧延荷重が大きくなると特にハウジングと柱
の境界部分(コーナ部等)に応力集中が起きることが考
えられ、破断等の不具合が発生する可能性がある。この
ような不具合を避けるためには柱を太くして頑丈なもの
とする等の対策が必要であるが、単純に柱の作業ロール
軸方向の幅がハウジングの作業ロール軸方向の幅と同じ
ままで柱を太くすると、ロール群間(圧延方向の間隔)
が長くなってしまい、スケール発生量の増加や被圧延材
の温度低下や品質劣化を招くことが懸念される。しかし
ながら、図5のように柱112のロール軸方向の幅b2
をハウジング101のロール軸方向の幅b1よりも広く
なるようにすれば、ロール群121aとロール群121
bの間を長くすることなく柱112を太くすることが可
能となる。図5では柱112の圧延方向の長さb3を極
力狭くしている。
場合には、圧延荷重が大きくなると特にハウジングと柱
の境界部分(コーナ部等)に応力集中が起きることが考
えられ、破断等の不具合が発生する可能性がある。この
ような不具合を避けるためには柱を太くして頑丈なもの
とする等の対策が必要であるが、単純に柱の作業ロール
軸方向の幅がハウジングの作業ロール軸方向の幅と同じ
ままで柱を太くすると、ロール群間(圧延方向の間隔)
が長くなってしまい、スケール発生量の増加や被圧延材
の温度低下や品質劣化を招くことが懸念される。しかし
ながら、図5のように柱112のロール軸方向の幅b2
をハウジング101のロール軸方向の幅b1よりも広く
なるようにすれば、ロール群121aとロール群121
bの間を長くすることなく柱112を太くすることが可
能となる。図5では柱112の圧延方向の長さb3を極
力狭くしている。
【0041】以上のような本実施形態によれば、第1の
実施形態と同様の効果が得られ、また、ロール群121
aとロール群121bの間を長くすることなく柱112
を太くすることができ、柱112を大きな圧延荷重に耐
えられるようにすることができる。なお、図5では、柱
112をハウジング101のロール軸方向両側に突出す
るような形状としたが、ハウジング101のロール軸方
向片側のみに突出するような形状としてもよい。
実施形態と同様の効果が得られ、また、ロール群121
aとロール群121bの間を長くすることなく柱112
を太くすることができ、柱112を大きな圧延荷重に耐
えられるようにすることができる。なお、図5では、柱
112をハウジング101のロール軸方向両側に突出す
るような形状としたが、ハウジング101のロール軸方
向片側のみに突出するような形状としてもよい。
【0042】次に、本発明の第3の実施形態について、
図6を参照しながら説明する。図6は本実施形態の4H
ツインミルを示す正面図である。
図6を参照しながら説明する。図6は本実施形態の4H
ツインミルを示す正面図である。
【0043】本実施形態では、図6に示すように柱21
2とハウジング201とが別体であり、柱212がハウ
ジング201の上下に貫通して突出するようになってい
る。ハウジング201の上下に突出した柱212の突出
部分212A,212Bのうち、上方の突出部分212
Aにはネジ部212Mが切られており、下方の突出部分
212Bはボルト頭部のような形状の押付部212Nを
有している。そして、突出部分212Aのネジ部212
Mに球面座金213Aを介してナット214が螺合さ
れ、押付部212Nとハウジング201との間には球面
座金213Bが介在している。
2とハウジング201とが別体であり、柱212がハウ
ジング201の上下に貫通して突出するようになってい
る。ハウジング201の上下に突出した柱212の突出
部分212A,212Bのうち、上方の突出部分212
Aにはネジ部212Mが切られており、下方の突出部分
212Bはボルト頭部のような形状の押付部212Nを
有している。そして、突出部分212Aのネジ部212
Mに球面座金213Aを介してナット214が螺合さ
れ、押付部212Nとハウジング201との間には球面
座金213Bが介在している。
【0044】上記においてナット214でハウジング2
01を締め付けることにより、ハウジング201に柱2
12がしっかりと強固に組み付けられてガタつき等がな
くなる。しかも、ナット214の締め付けによってハウ
ジング201が圧縮されるような方向の力が発生し、こ
の力が圧延時に発生する圧延荷重に抗する力となる。ま
た、ロール群221a,221bから受ける圧延荷重が
異なるような場合には、その圧延荷重の差によって柱2
12に曲げ応力が大きく作用する可能性がある。しかし
ながら本実施形態では、ナット214とハウジング20
1の間に球面座金213Aを、押付部212Nとハウジ
ング201の間に球面座金213Bを介在させるため、
ロール群221a,221bから受ける圧延荷重に不均
衡が生じても、柱212に大きな曲げ応力を作用させな
いようにすることが可能となる。その結果、柱212の
断面積、従ってその圧延方向の幅を小さくすることがで
き、このこともロール群221a,221bの間を短く
することに寄与している。
01を締め付けることにより、ハウジング201に柱2
12がしっかりと強固に組み付けられてガタつき等がな
くなる。しかも、ナット214の締め付けによってハウ
ジング201が圧縮されるような方向の力が発生し、こ
の力が圧延時に発生する圧延荷重に抗する力となる。ま
た、ロール群221a,221bから受ける圧延荷重が
異なるような場合には、その圧延荷重の差によって柱2
12に曲げ応力が大きく作用する可能性がある。しかし
ながら本実施形態では、ナット214とハウジング20
1の間に球面座金213Aを、押付部212Nとハウジ
ング201の間に球面座金213Bを介在させるため、
ロール群221a,221bから受ける圧延荷重に不均
衡が生じても、柱212に大きな曲げ応力を作用させな
いようにすることが可能となる。その結果、柱212の
断面積、従ってその圧延方向の幅を小さくすることがで
き、このこともロール群221a,221bの間を短く
することに寄与している。
【0045】上記以外の構成は図1とほぼ同様である。
即ち、ハウジング201内には、上作業ロール202
a、下作業ロール203a、上補強ロール204a、下
補強ロール205aで構成されたロール群221aと、
上作業ロール202b、下作業ロール203b、上補強
ロール204b、下補強ロール205bで構成されたロ
ール群221bの2組のロール群が並んでおり、上補強
ロール204a,204bの上には油圧圧下装置206
a,206b、上ロール位置決め装置207a,207
b、上補強ロールバランス208a,208bが、下補
強ロール205a,205bの下には下ロール位置決め
装置209a,209bが設置されている。また、柱2
12およびハウジング201にはベンディングラム21
0a,210bを有するベンディングブロック211
a,211bが取り付けられており、上作業ロール20
2a,202bおよび下作業ロール203a,203b
にロールベンディング力が作用するようになっている。
即ち、ハウジング201内には、上作業ロール202
a、下作業ロール203a、上補強ロール204a、下
補強ロール205aで構成されたロール群221aと、
上作業ロール202b、下作業ロール203b、上補強
ロール204b、下補強ロール205bで構成されたロ
ール群221bの2組のロール群が並んでおり、上補強
ロール204a,204bの上には油圧圧下装置206
a,206b、上ロール位置決め装置207a,207
b、上補強ロールバランス208a,208bが、下補
強ロール205a,205bの下には下ロール位置決め
装置209a,209bが設置されている。また、柱2
12およびハウジング201にはベンディングラム21
0a,210bを有するベンディングブロック211
a,211bが取り付けられており、上作業ロール20
2a,202bおよび下作業ロール203a,203b
にロールベンディング力が作用するようになっている。
【0046】以上のような本実施形態によれば、第1の
実施形態と同様の効果が得られると共に、ナット214
でハウジング201を締め付けるので、ハウジング20
1に柱212がしっかりと強固に組み付けられてガタつ
き等がなくり、圧延荷重に抗する力となる圧縮方向の力
をハウジング201に発生させることができる。また、
ナット214とハウジング201の間に球面座金213
Aを、押付部212Nとハウジング201の間に球面座
金213Bを介在させるので、ロール群221a,22
1bから受ける圧延荷重に不均衡が生じても、柱212
に大きな曲げ応力を作用させないようにすることができ
る。従って、柱212の圧延方向の幅を小さくしてロー
ル群221a,221bの間を短くできる。
実施形態と同様の効果が得られると共に、ナット214
でハウジング201を締め付けるので、ハウジング20
1に柱212がしっかりと強固に組み付けられてガタつ
き等がなくり、圧延荷重に抗する力となる圧縮方向の力
をハウジング201に発生させることができる。また、
ナット214とハウジング201の間に球面座金213
Aを、押付部212Nとハウジング201の間に球面座
金213Bを介在させるので、ロール群221a,22
1bから受ける圧延荷重に不均衡が生じても、柱212
に大きな曲げ応力を作用させないようにすることができ
る。従って、柱212の圧延方向の幅を小さくしてロー
ル群221a,221bの間を短くできる。
【0047】なお、上記第1〜第3の実施形態において
は図示してないが、作業ロールにかかるスラスト力を支
持するスラスト力支持装置を設けてもよい。
は図示してないが、作業ロールにかかるスラスト力を支
持するスラスト力支持装置を設けてもよい。
【0048】次に、本発明の第4の実施形態について、
図7および図8を参照しながら説明する。本実施形態は
圧延設備に関するものであって、図7はその圧延設備の
レイアウトを示す概略構成図である。
図7および図8を参照しながら説明する。本実施形態は
圧延設備に関するものであって、図7はその圧延設備の
レイアウトを示す概略構成図である。
【0049】連続鋳造機30で鋳造された鋳片45はヒ
ーター31で圧延温度に調整され、そのまま直接圧延に
供される。まず、幅圧延機32で幅圧延され、次にデス
ケーラ33でスケールが除去され、仕上圧延機列37で
熱間圧延され、冷却装置38で冷却された後にピンチロ
ーラ39で引っ張られ、走間切断機40で所定の長さに
切断された後、カローゼルコイラ48によってコイルに
巻かれる。このカローゼルコイラ48において巻始めの
時にはチェーンラッパ41が用いられ、巻取りを完了し
たコイル46はコイルカー42で圧延ラインから搬出さ
れる。また、コイルではなく板材として製造する場合は
搬出テーブル44が通板ライン上に下降し、搬出テーブ
ル43に板材47を搬出する。仕上圧延機列37の最前
列には第1〜第3の実施形態で説明したものと同様の4
Hツインミル34が備えられている。
ーター31で圧延温度に調整され、そのまま直接圧延に
供される。まず、幅圧延機32で幅圧延され、次にデス
ケーラ33でスケールが除去され、仕上圧延機列37で
熱間圧延され、冷却装置38で冷却された後にピンチロ
ーラ39で引っ張られ、走間切断機40で所定の長さに
切断された後、カローゼルコイラ48によってコイルに
巻かれる。このカローゼルコイラ48において巻始めの
時にはチェーンラッパ41が用いられ、巻取りを完了し
たコイル46はコイルカー42で圧延ラインから搬出さ
れる。また、コイルではなく板材として製造する場合は
搬出テーブル44が通板ライン上に下降し、搬出テーブ
ル43に板材47を搬出する。仕上圧延機列37の最前
列には第1〜第3の実施形態で説明したものと同様の4
Hツインミル34が備えられている。
【0050】図8は、ツインミルを用いない圧延設備と
本発明を比較する概略図であって、(a)はツインミル
を用いない典型的な圧延機列を示し、(b)は本実施形
態によるツインミルを用いた圧延機列を示す図である。
ツインミルを用いない場合は、図8(a)に示すよう
に、1番目の仕上スタンド(仕上No.1スタンド)81の
入側には仕上No.1スタンド入側デスケーラ87が設置さ
れており、1番目の仕上スタンド81と2番目の仕上ス
タンド(仕上No.2スタンド)82との間の仕上スタンド
82寄りには仕上No.1-No.2スタンド間デスケーラ88
が設置される。この場合、3番目の仕上スタンド(仕上
No.3スタンド)83〜6番目の仕上スタンド(仕上No.6
スタンド)86、或いはそれ以後の仕上スタンドでの圧
延に際しては圧延速度が早くなることからデスケーリン
グは不要となる。しかし、1番目の仕上スタンド81入
側でデスケーリングしたとしても、仕上スタンド81と
仕上スタンド82との距離を圧延材が移動する間にスケ
ールが再発生するため、スタンド82入側にも仕上No.1
-No.2スタンド間デスケーラ88が必要となってしま
う。
本発明を比較する概略図であって、(a)はツインミル
を用いない典型的な圧延機列を示し、(b)は本実施形
態によるツインミルを用いた圧延機列を示す図である。
ツインミルを用いない場合は、図8(a)に示すよう
に、1番目の仕上スタンド(仕上No.1スタンド)81の
入側には仕上No.1スタンド入側デスケーラ87が設置さ
れており、1番目の仕上スタンド81と2番目の仕上ス
タンド(仕上No.2スタンド)82との間の仕上スタンド
82寄りには仕上No.1-No.2スタンド間デスケーラ88
が設置される。この場合、3番目の仕上スタンド(仕上
No.3スタンド)83〜6番目の仕上スタンド(仕上No.6
スタンド)86、或いはそれ以後の仕上スタンドでの圧
延に際しては圧延速度が早くなることからデスケーリン
グは不要となる。しかし、1番目の仕上スタンド81入
側でデスケーリングしたとしても、仕上スタンド81と
仕上スタンド82との距離を圧延材が移動する間にスケ
ールが再発生するため、スタンド82入側にも仕上No.1
-No.2スタンド間デスケーラ88が必要となってしま
う。
【0051】これに対し本実施形態では、図8(b)に
示すように、1番目の仕上スタンド(仕上スタンドNo.
1)91として第1〜第3の実施形態で説明した4Hツ
インミル34を採用したため、4Hツインミル34にお
けるロール群間距離が短くなってスケールの発生が回避
され、4Hツインミル34の入側にデスケーラ91を設
置するだけでよくなる。また、この場合も2番目の仕上
スタンド(仕上No.2スタンド)92〜5番目の仕上スタ
ンド(仕上No.5スタンド)95、或いはそれ以後の仕上
スタンドでの圧延に際しては圧延速度が早くなることか
らデスケーリングは不要となる。また、4Hツインミル
を採用することで強圧下圧延が可能となり、仕上圧延機
列37の長さを短縮できる。
示すように、1番目の仕上スタンド(仕上スタンドNo.
1)91として第1〜第3の実施形態で説明した4Hツ
インミル34を採用したため、4Hツインミル34にお
けるロール群間距離が短くなってスケールの発生が回避
され、4Hツインミル34の入側にデスケーラ91を設
置するだけでよくなる。また、この場合も2番目の仕上
スタンド(仕上No.2スタンド)92〜5番目の仕上スタ
ンド(仕上No.5スタンド)95、或いはそれ以後の仕上
スタンドでの圧延に際しては圧延速度が早くなることか
らデスケーリングは不要となる。また、4Hツインミル
を採用することで強圧下圧延が可能となり、仕上圧延機
列37の長さを短縮できる。
【0052】この種の圧延設備では、圧延入側での材料
の速度が鋳造出側の鋳造速度とほぼ同様となり、高速な
鋳造であっても圧延入側で5m/min程度の速度と通
常に比べてきわめて低速な圧延となり圧延材の温度低下
が心配されるが、本実施形態によれば温度低下をなるべ
く避けることができるため圧延材の再加熱量を小さく抑
えることができ、さらに上記のようにスケール発生量が
抑えられるために、一部のデスケーリングを省略するこ
ともできる。また、そもそもこの圧延設備は熱的に効率
の良い圧延を可能とし小規模化をねらったものである
が、本実施形態を適用することでさらにその小規模化を
推進することができる。
の速度が鋳造出側の鋳造速度とほぼ同様となり、高速な
鋳造であっても圧延入側で5m/min程度の速度と通
常に比べてきわめて低速な圧延となり圧延材の温度低下
が心配されるが、本実施形態によれば温度低下をなるべ
く避けることができるため圧延材の再加熱量を小さく抑
えることができ、さらに上記のようにスケール発生量が
抑えられるために、一部のデスケーリングを省略するこ
ともできる。また、そもそもこの圧延設備は熱的に効率
の良い圧延を可能とし小規模化をねらったものである
が、本実施形態を適用することでさらにその小規模化を
推進することができる。
【0053】また、連続鋳造機内で未凝固圧下や圧延を
行って鋳片を製造する方式とした場合において、上流の
連続鋳造機で温度低下したとしても、4Hツインミル3
4の採用によって圧延材の温度低下を有効に抑えること
ができる。
行って鋳片を製造する方式とした場合において、上流の
連続鋳造機で温度低下したとしても、4Hツインミル3
4の採用によって圧延材の温度低下を有効に抑えること
ができる。
【0054】なお、図7では連続鋳造機30が1ストラ
ンドとなっているために年間70万トン程度の生産量と
なるが、このような連続鋳造機30を複数ストランド設
け、鋳片45を適宜任意の長さに切断しながら4Hツイ
ンミル34以降の圧延機列へと順次送り出して圧延する
ことにより、生産量をさらに増やす方式も応用として考
えられる。この場合には、通常の大規模な設備並の生産
量を実現することができる。
ンドとなっているために年間70万トン程度の生産量と
なるが、このような連続鋳造機30を複数ストランド設
け、鋳片45を適宜任意の長さに切断しながら4Hツイ
ンミル34以降の圧延機列へと順次送り出して圧延する
ことにより、生産量をさらに増やす方式も応用として考
えられる。この場合には、通常の大規模な設備並の生産
量を実現することができる。
【0055】また、仕上圧延機列37を構成する圧延機
としては、作業ロールシフトミルやクロスミル等の各種
の特徴を有する圧延機を採用してもよい。このことは4
Hツインミル34は勿論、仕上圧延機列37を構成する
その他の圧延機についても同様である。
としては、作業ロールシフトミルやクロスミル等の各種
の特徴を有する圧延機を採用してもよい。このことは4
Hツインミル34は勿論、仕上圧延機列37を構成する
その他の圧延機についても同様である。
【0056】次に、本発明の第5の実施形態について、
図9を参照しながら説明する。本実施形態も圧延設備に
関するものであって、図9はその圧延設備のレイアウト
を示す概略構成図である。
図9を参照しながら説明する。本実施形態も圧延設備に
関するものであって、図9はその圧延設備のレイアウト
を示す概略構成図である。
【0057】連続鋳造機51で鋳造された鋳片67は切
断機52によって所定の長さに切断され、スラブ68と
して均熱炉53へ送られる。均熱炉53で均熱されたス
ラブ68は、幅圧延機54で幅圧延され、粗デスケーリ
ング装置55でスケールが除去され、第1〜第3の実施
形態で説明したものと同様の4Hツインミル56へと送
られる。スラブ68の厚さは50〜100mm程度であ
り、4Hツインミル56で40mm以下に粗圧延され、
巻取り機58によって巻取られる。この時、巻取り機5
8で所定の量の材料が巻取られるとシャー57で切断さ
れ、巻取られた材料は巻戻し機59へ運ばれる。巻戻し
機59で巻戻された材料は仕上デスケーリング装置61
でスケールが除去され、仕上スタンド(仕上No.1スタン
ド)62、仕上スタンド(仕上No.2スタンド)63、仕
上スタンド(仕上No.3スタンド)64で順に仕上圧延が
行われる。仕上圧延後のストリップ69はストリップ冷
却ゾーン65で冷却された後に巻取られ、コイル66と
なる。
断機52によって所定の長さに切断され、スラブ68と
して均熱炉53へ送られる。均熱炉53で均熱されたス
ラブ68は、幅圧延機54で幅圧延され、粗デスケーリ
ング装置55でスケールが除去され、第1〜第3の実施
形態で説明したものと同様の4Hツインミル56へと送
られる。スラブ68の厚さは50〜100mm程度であ
り、4Hツインミル56で40mm以下に粗圧延され、
巻取り機58によって巻取られる。この時、巻取り機5
8で所定の量の材料が巻取られるとシャー57で切断さ
れ、巻取られた材料は巻戻し機59へ運ばれる。巻戻し
機59で巻戻された材料は仕上デスケーリング装置61
でスケールが除去され、仕上スタンド(仕上No.1スタン
ド)62、仕上スタンド(仕上No.2スタンド)63、仕
上スタンド(仕上No.3スタンド)64で順に仕上圧延が
行われる。仕上圧延後のストリップ69はストリップ冷
却ゾーン65で冷却された後に巻取られ、コイル66と
なる。
【0058】4Hツインミル56で粗圧延を行う際に近
接配置した2つのロール群で圧延できるので、温度確保
の点で有利であり、かつ、圧延性能も通常の4Hミル並
にすることができる。
接配置した2つのロール群で圧延できるので、温度確保
の点で有利であり、かつ、圧延性能も通常の4Hミル並
にすることができる。
【0059】熱間のタンデム式圧延の場合、圧延機群の
前段では圧延速度が遅いために圧延前にスケールを除去
していたとしても圧延後に再発生するスケール量が多く
なる傾向があるが、4Hツインミル56を適用した本実
施形態の圧延設備によれば再発生するスケール量を抑え
ることができ、デスケーリングが一部不要となって圧延
中のストリップの温度低下を抑えることができる。さら
に、強圧下圧延が可能となることは勿論のこと、熱的損
失が少ないため圧延速度が低速になる場合にも温度確保
の点で有利であり、不具合が起こりにくい。また、ロー
ルスタンド間の距離が長ければ圧延材の蛇行量が大きく
なる傾向があるが、本実施形態では4Hツインミル56
における作業ロール間の距離が短くなるために、蛇行量
を小さくできる。なお、上記のような構成は冷間圧延設
備に適用してもよい。
前段では圧延速度が遅いために圧延前にスケールを除去
していたとしても圧延後に再発生するスケール量が多く
なる傾向があるが、4Hツインミル56を適用した本実
施形態の圧延設備によれば再発生するスケール量を抑え
ることができ、デスケーリングが一部不要となって圧延
中のストリップの温度低下を抑えることができる。さら
に、強圧下圧延が可能となることは勿論のこと、熱的損
失が少ないため圧延速度が低速になる場合にも温度確保
の点で有利であり、不具合が起こりにくい。また、ロー
ルスタンド間の距離が長ければ圧延材の蛇行量が大きく
なる傾向があるが、本実施形態では4Hツインミル56
における作業ロール間の距離が短くなるために、蛇行量
を小さくできる。なお、上記のような構成は冷間圧延設
備に適用してもよい。
【0060】次に、本発明の第6の実施形態について、
図10を参照しながら説明する。本実施形態はリバース
式の冷間圧延設備に関するものであって、図10はその
圧延設備を簡略化して示す図である。
図10を参照しながら説明する。本実施形態はリバース
式の冷間圧延設備に関するものであって、図10はその
圧延設備を簡略化して示す図である。
【0061】図10において、被圧延材300は第1〜
第3の実施形態で説明したものと同様に柱を設けた6H
ツインミル301に送られて冷間圧延され、冷間圧延さ
れたストリップ302は巻取り機303で巻取られ、一
旦コイル304となる。その後、コイル304からスト
リップ302が巻出されて6Hツインミル301に送ら
れ、逆方向に冷間圧延が行われ、冷間圧延されたストリ
ップ305は巻取り機306で巻取られ、コイル307
となる。さらに、コイル307からストリップ305が
巻出されて6Hツインミル301で上記と同様の冷間圧
延が行われ、コイル307の反対側で巻取られる。この
一連のリバース式の冷間圧延が目標厚さになるまで所定
回数行われる。但し、簡単のため、図10では柱の図示
を省略した。
第3の実施形態で説明したものと同様に柱を設けた6H
ツインミル301に送られて冷間圧延され、冷間圧延さ
れたストリップ302は巻取り機303で巻取られ、一
旦コイル304となる。その後、コイル304からスト
リップ302が巻出されて6Hツインミル301に送ら
れ、逆方向に冷間圧延が行われ、冷間圧延されたストリ
ップ305は巻取り機306で巻取られ、コイル307
となる。さらに、コイル307からストリップ305が
巻出されて6Hツインミル301で上記と同様の冷間圧
延が行われ、コイル307の反対側で巻取られる。この
一連のリバース式の冷間圧延が目標厚さになるまで所定
回数行われる。但し、簡単のため、図10では柱の図示
を省略した。
【0062】本実施形態は、前述の実施形態と同様の圧
延機をリバース式の冷間圧延に適用したものであって、
基本的には同様の効果を得ることができる。また、設備
長をコンパクトにでき、圧延設備の小規模が図れる。
延機をリバース式の冷間圧延に適用したものであって、
基本的には同様の効果を得ることができる。また、設備
長をコンパクトにでき、圧延設備の小規模が図れる。
【0063】また、従来の熱間のリバース式圧延の場合
には、往復させて圧延を行う毎にデスケーリングを行う
必要があったが、上記のような構成のリバース式圧延を
熱間圧延に適用すれば、スケール量を抑えることが可能
となり、スケール量が減ることでデスケーリングの一部
が不要となって被圧延材の温度低下を抑えることができ
る。
には、往復させて圧延を行う毎にデスケーリングを行う
必要があったが、上記のような構成のリバース式圧延を
熱間圧延に適用すれば、スケール量を抑えることが可能
となり、スケール量が減ることでデスケーリングの一部
が不要となって被圧延材の温度低下を抑えることができ
る。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、1つのハウジングに少
なくとも2台のロール群を取り付け、各ロール群の間に
柱を設けるので、ハウジングの圧延荷重による変形を防
止しつつロール群の間隔を短くすることが可能となり、
ロール群間の圧延材の通過時間を短くしてスケール発生
量を抑えることもでき、被圧延材の温度低下や品質劣化
を避けることができる。従って本発明によれば、強圧下
によって設備の小規模化に寄与でき、さらに圧延中のス
ケール発生を抑制することができる。また、熱的損失が
少ないため圧延速度が低速になる場合にも温度確保の点
で有利であり、不具合が起こりにくい。
なくとも2台のロール群を取り付け、各ロール群の間に
柱を設けるので、ハウジングの圧延荷重による変形を防
止しつつロール群の間隔を短くすることが可能となり、
ロール群間の圧延材の通過時間を短くしてスケール発生
量を抑えることもでき、被圧延材の温度低下や品質劣化
を避けることができる。従って本発明によれば、強圧下
によって設備の小規模化に寄与でき、さらに圧延中のス
ケール発生を抑制することができる。また、熱的損失が
少ないため圧延速度が低速になる場合にも温度確保の点
で有利であり、不具合が起こりにくい。
【図1】本発明の第1の実施形態による圧延機を示す図
であって、4Hツインミルを示す正面図である。
であって、4Hツインミルを示す正面図である。
【図2】図1の4HツインミルのII-II方向の断面図で
あって、(a)はハウジングと柱の上方の連結部分、
(b)はハウジングと柱の下方の連結部分を示す図であ
る。
あって、(a)はハウジングと柱の上方の連結部分、
(b)はハウジングと柱の下方の連結部分を示す図であ
る。
【図3】図1に示した4Hツインミルの変形例であっ
て、6Hツインミルの例を示す図である。
て、6Hツインミルの例を示す図である。
【図4】図1に示した4Hツインミルの変形例であっ
て、4Hトリプレットミルの例を示す図である。
て、4Hトリプレットミルの例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による圧延機を示す図
であって、(a)は4Hツインミルの正面図、(b)は
(a)を紙面上方から見た図、(c)は(a)を紙面右
側から見た図である。
であって、(a)は4Hツインミルの正面図、(b)は
(a)を紙面上方から見た図、(c)は(a)を紙面右
側から見た図である。
【図6】本発明の第3の実施形態による圧延機を示す図
であって、4Hツインミルを示す正面図である。
であって、4Hツインミルを示す正面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態による圧延設備を示す
図であって、その圧延設備のレイアウトを示す概略構成
図である。
図であって、その圧延設備のレイアウトを示す概略構成
図である。
【図8】ツインミルを用いない圧延設備と図7のような
圧延設備を比較する概略図であって、(a)はツインミ
ルを用いない典型的な圧延機列を示し、(b)は本実施
形態によるツインミルを用いた圧延機列を示す図であ
る。
圧延設備を比較する概略図であって、(a)はツインミ
ルを用いない典型的な圧延機列を示し、(b)は本実施
形態によるツインミルを用いた圧延機列を示す図であ
る。
【図9】本発明の第5の実施形態による圧延設備を示す
図であって、その圧延設備のレイアウトを示す概略構成
図である。
図であって、その圧延設備のレイアウトを示す概略構成
図である。
【図10】本発明の第6の実施形態によるリバース式の
冷間圧延設備を示す図であって、その圧延設備を簡略化
して示す図である。
冷間圧延設備を示す図であって、その圧延設備を簡略化
して示す図である。
1 ハウジング 1A,1B 孔 2a,2b 上作業ロール 3a,3b 下作業ロール 4a,4b 上補強ロール 5a,5b 下補強ロール 6a,6b 油圧圧下装置 7a,7b 上ロール位置決め装置 8a,8b 上補強ロールバランス 9a,9b 下ロール位置決め装置 10a,10b ベンディングラム 11a,11b ベンディングブロック 12 柱 12A,12B 孔 12a,12b 柱 13 上ピン 14 下ピン 15a,15b 上中間ロール 16a,16b 下中間ロール 17 ハウジング 21a,21b ロール群 22a,22b,22c ロール群 30 連続鋳造機 31 ヒーター 32 幅圧延機 33 デスケーラ 34 4Hツインミル 37 仕上圧延機列 38 冷却装置 39 ピンチローラ 40 走間切断機 41 チェーンラッパ 42 コイルカー 43 搬出テーブル 44 搬出テーブル 45 鋳片 46 コイル 47 板材 48 カローゼルコイラ 51 連続鋳造機 52 切断機 53 均熱炉 54 幅圧延機 55 粗デスケーリング装置 56 4Hツインミル 57 シャー 58 巻取り機 59 巻戻し機 61 仕上デスケーリング装置 62 仕上スタンド(仕上No.1スタンド) 63 仕上スタンド(仕上No.2スタンド) 64 仕上スタンド(仕上No.3スタンド) 65 ストリップ冷却ゾーン 66 コイル 67 鋳片 68 スラブ 69 ストリップ 101 ハウジング 102a,102b 上作業ロール 103a,103b 下作業ロール 104a,104b 上補強ロール 105a,105b 下補強ロール 106a,106b 油圧圧下装置 107a,107b 上ロール位置決め装置 108a,108b 上補強ロールバランス 109a,109b 下ロール位置決め装置 110a,110b ベンディングラム 111a,111b ベンディングブロック 112 柱 121a,121b ロール群 201 ハウジング 202a,202b 上作業ロール 203a,203b 下作業ロール 204a,204b 上補強ロール 205a,205b 下補強ロール 206a,206b 油圧圧下装置 207a,207b 上ロール位置決め装置 208a,208b 上補強ロールバランス 209a,209b 下ロール位置決め装置 210a,210b ベンディングラム 211a,211b ベンディングブロック 212 柱 212A,212B 突出部分 212M ネジ部 212N 押付部 213A,213B 球面座金 214 ナット 221a,221b ロール群 300 被圧延材 301 6Hツインミル 302 ストリップ 303 巻取り機 304 コイル 305 ストリップ 306 巻取り機 307 コイル
Claims (11)
- 【請求項1】 被圧延材を介して対抗配置し回転しなが
ら圧延を行う作業ロールを備えた少なくとも2台のロー
ル群と、圧延の際に前記ロール群が受ける圧延荷重を支
持するハウジングとを有し、1回のパスで前記被圧延材
を連続して少なくとも2回圧延するようにした圧延機に
おいて、各ロール群の間に前記圧延荷重による前記ハウ
ジングの変形を防止する柱を設けたことを特徴とする圧
延機。 - 【請求項2】 請求項1記載の圧延機において、前記柱
は前記ハウジングと別体であり、前記柱および前記ハウ
ジングの両方の上下部分に設けた孔に円形断面のピンを
嵌合することによって前記柱が前記ハウジングに連結さ
れ、かつ前記柱側の孔は前記ピンの断面と同形状であ
り、前記ハウジング側の上下部分の孔のうち少なくとも
一方は圧下方向に長い長孔であることを特徴とする圧延
機。 - 【請求項3】 請求項1記載の圧延機において、前記柱
は前記ハウジングと一体であり、前記柱の前記作業ロー
ル軸方向の幅は前記ハウジングの前記作業ロール軸方向
の幅よりも広いことを特徴とする圧延機。 - 【請求項4】 請求項1記載の圧延機において、前記柱
は前記ハウジングと別体で、かつ前記ハウジングの上下
に貫通して突出する部分を有しており、前記突出する部
分の少なくとも一方はネジ部を備え、前記ネジ部に球面
座金を介して締め付けナットを螺合させることによって
前記柱と前記ハウジングとが組み立てられていることを
特徴とする圧延機。 - 【請求項5】 請求項1から4のうちいずれか1項記載
の圧延機において、前記作業ロールの軸受箱にベンディ
ング力を付与するベンディング力付与手段、および前記
作業ロールの軸受箱にかかるスラスト力を支持するスラ
スト支持手段のうち少なくとも一方を、前記ハウジング
と前記柱の両方に取り付けたことを特徴とする圧延機。 - 【請求項6】 連続鋳造した鋳造材をそのまま直結して
連続的に熱間圧延する圧延設備において、請求項1から
5のうちいずれか1項記載の圧延機を少なくとも一つ備
えたことを特徴とする圧延設備。 - 【請求項7】 被圧延材を圧延機群で一方向に圧延する
タンデム式の圧延設備において、請求項1から5のうち
いずれか1項記載の圧延機を少なくとも前記圧延機群の
最前段に配置したことを特徴とする圧延設備。 - 【請求項8】 被圧延材を圧延機に往復して通過させな
がら圧延するリバース式の圧延設備において、前記圧延
機を請求項1から5のうちいずれか1項記載の圧延機と
したことを特徴とする圧延設備。 - 【請求項9】 連続鋳造した鋳造材をそのまま直結して
連続的に熱間圧延する圧延方法において、請求項1から
5のうちいずれか1項記載の圧延機を少なくとも一つ用
いて圧延することを特徴とする圧延方法。 - 【請求項10】 被圧延材を圧延機群で一方向に圧延す
るタンデム式の圧延方法において、少なくとも前記圧延
機群の最前段では請求項1から5のうちいずれか1項記
載の圧延機を用いてタンデム圧延することを特徴とする
圧延方法。 - 【請求項11】 被圧延材を圧延機に往復して通過させ
ながら圧延するリバース式の圧延方法において、請求項
1から5のうちいずれか1項記載の圧延機を用いてリバ
ース圧延を行うことを特徴とする圧延設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05466296A JP3249379B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 圧延機、圧延設備および圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05466296A JP3249379B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 圧延機、圧延設備および圧延方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09239413A true JPH09239413A (ja) | 1997-09-16 |
| JP3249379B2 JP3249379B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=12977009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05466296A Expired - Fee Related JP3249379B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 圧延機、圧延設備および圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3249379B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5931040A (en) * | 1996-11-19 | 1999-08-03 | Hitachi, Ltd. | Rough rolling mill train |
| US6959578B2 (en) | 2001-10-12 | 2005-11-01 | Hitachi, Ltd. | Multi-row rolling mills, methods of operating these mills, and rolling equipment using the mills |
| DE10103683B4 (de) * | 2001-01-27 | 2010-01-21 | Sms Siemag Aktiengesellschaft | Walzvorrichtung für Walzstraßen mit gestaffelten Gerüsten, insbesondere Tandemwalzanlage |
-
1996
- 1996-03-12 JP JP05466296A patent/JP3249379B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5931040A (en) * | 1996-11-19 | 1999-08-03 | Hitachi, Ltd. | Rough rolling mill train |
| DE10103683B4 (de) * | 2001-01-27 | 2010-01-21 | Sms Siemag Aktiengesellschaft | Walzvorrichtung für Walzstraßen mit gestaffelten Gerüsten, insbesondere Tandemwalzanlage |
| US6959578B2 (en) | 2001-10-12 | 2005-11-01 | Hitachi, Ltd. | Multi-row rolling mills, methods of operating these mills, and rolling equipment using the mills |
| DE10210576B4 (de) * | 2001-10-12 | 2006-06-14 | Hitachi, Ltd. | Walzanlage für Flachgut und Tandem-Walzanlage mit mindestens einem Doppel-Walzgerüst und Verfahren zum Entfernen eines in solch einem Doppel-Walzgerüst befindlichen Walzgutabschnitts |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3249379B2 (ja) | 2002-01-21 |
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