JPH09239601A - 切削装置 - Google Patents

切削装置

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JPH09239601A
JPH09239601A JP4934796A JP4934796A JPH09239601A JP H09239601 A JPH09239601 A JP H09239601A JP 4934796 A JP4934796 A JP 4934796A JP 4934796 A JP4934796 A JP 4934796A JP H09239601 A JPH09239601 A JP H09239601A
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guide
wheels
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Tetsuo Ishikawa
哲夫 石川
Hiroshi Shimizu
博 清水
Katsuhei Omi
勝平 大見
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Omi Kogyo Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
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Omi Kogyo Co Ltd
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転体の揺れを抑える。 【解決手段】切削装置11の回転体12は、その軸線L
を中心に回転可能に支持される。回転体12の軸線方向
両側には周部12a,12bが設けられ、周部12a,
12bの内周面には、回転可能に支持された対向輪22
a,22b及びガイド輪25a,25bが当接する。対
向輪22a,22bとガイド輪25a,25bとは回転
体12の回転方向に対して並列に配置される。又、周部
12a,12bの側端面には、ガイドローラ34a,3
4b,37a,37bが当接し、ガイドローラ34a,
34bとガイドローラ37a,37bとは回転体12の
回転方向に対して並列に配置される。そして、回転体1
2の回転は、対向輪22a,22b及びガイド輪25
a,25bと、ガイドローラ34a,34b,37a,
37bとによって案内される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば樹脂からな
る管の外周面を切削するのに好適な切削装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば樹脂製のガス管同士をT字
状に接合する場合には、一方のガス管の端部を他方のガ
ス管の外周面に当接させ、両ガス管の互いに当接する部
分を溶着させるようにしている。又、ガス管同士を溶着
する際には、その溶着を良好に行うために前記他方のガ
ス管の外周面を、例えば図7に示す特開平7−6849
1号公報の切削装置81で切削するようにしている。
【0003】この切削装置81は円環状に形成された回
転体82と、回転体82をその軸線Lが中心となるよう
に回転させるための駆動部83とから構成されている。
駆動部83における基台84の左右両側面には、下方へ
向かって平行に延びる支持板85がそれぞれ取り付けら
れている。両支持板85間には左右方向へ延びる従動軸
86が回転可能に支持され、従動軸86には左右一対の
駆動輪87が取り付けられている。又、基台84には鉛
直方向へ延びる駆動軸88が貫通して回転可能に支持さ
れ、駆動軸88の下端部は一対の傘歯車89を介して従
動軸86に駆動連結されている。
【0004】両支持板85において左右一対の駆動輪8
7よりも下側には、左右方向へ延びる支持ピン90がそ
れぞれ設けられている。両支持ピン90において両支持
板85間に位置する部分には、対向輪(ガイド部材)9
1が取り付けられ、対向輪91は支持ピン90に対して
回転可能となっている。又、左側の支持板85における
駆動輪87と対向輪91との間に対応する位置には、孔
92が形成されている。前記支持板85の左側には鉛直
方向へ延びる支持ピン93が設けられ、支持ピン93に
はカウンタローラ(ガイド部材)94が取り付けられて
いる。カウンタローラ94は支持ピン93に対して回転
可能となっており、カウンタローラ94の右端部は孔9
2に挿入されている。
【0005】前記回転体82には挿通孔95が設けられ
ている。挿通孔95は軸線L上で延びるように形成さ
れ、挿通孔95の内周面にはガス管(被切削物)96の
外周面を切削するための切削刃97が設けられている。
回転体82における左右両側面の外縁には、左右両外側
方へ向かって突出する周部98が、前記外縁に沿って円
環状に延びるように形成されている。そして、周部98
は図8に示すように駆動輪87と対向輪91との間に挿
入され、図7の左側に位置する周部98の側端面には前
記カウンタローラ94が当接している。
【0006】上記のように構成された切削装置81でガ
ス管96の外周面を切削するには、回転体82の挿通孔
95にガス管96を挿入した状態で、駆動軸88を回転
させる。すると、駆動軸88の回転が傘歯車89を介し
て従動軸86へ伝達され、従動軸86及び駆動輪87が
回転される。駆動輪87が回転すると、駆動輪87と周
部98との摩擦力によって回転体82が軸線Lを中心に
回転し、対向輪91及びカウンタローラ94は回転体8
2の回転を案内する。そして、回転体82が回転する
と、その回転体82に設けられた切削刃97がガス管9
6の外周面を周方向に沿って切削する。又、切削刃97
がガス管96を切削するときの切削抵抗は、切削刃97
を介して回転体82に働く。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記切削装
置81では、図8に示すように、一つの周部98に対し
て対向輪91が一箇所でしか当接していない。従って、
切削刃97の切削抵抗が回転体82に働くと、軸線Lが
回転体82の径方向へ平行移動するように、回転体82
が図8の位置P1を中心に矢印A方向へ揺れることがあ
る。
【0008】又、図7に示す周部98の側端面には、一
つのカウンタローラ94が一箇所でしか当接していな
い。そのため、回転体82に切削刃97の切削抵抗が働
くと、回転体12の軸線Lが傾斜する方向へ揺動するよ
うに、回転体82が図7の位置P2を中心に矢印B方向
へ揺れることがある。
【0009】そして、回転体82が図8の矢印A方向や
図7の矢印B方向へ揺れると、ガス管96の外周面を切
削刃97によって切削しにくくなるという問題があっ
た。本発明は上記問題点を解決するためになされたもの
であって、第1の目的は、回転体の揺れを抑えることに
ある。
【0010】又、第2の目的は、回転体の軸線が径方向
へ平行移動するように揺動する前記回転体の揺れと、回
転体の軸線が傾斜するように揺動する前記回転体の揺れ
との内、少なくともいずれか一方の揺れを抑えることに
ある。
【0011】更に、第3の目的は、回転体が揺れるのを
確実に防止することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、請求項1記載の発明では、特に、回転体に当接して
同回転体が挿通孔の軸線を中心に回転するように案内す
るガイド部材を、前記回転体の回転方向に沿って複数並
設した。
【0013】請求項2記載の発明では、前記回転体は円
環状に形成され、ガイド部材を回転体の周面と回転体の
側面との少なくともいずれか一方に当接するものとし
た。請求項3記載の発明では、前記ガイド部材を回転体
の軸線方向両側にそれぞれ設けた。
【0014】即ち、請求項1記載の発明では、回転体の
回転方向に沿って複数並設された各ガイド部材は、前記
回転体に当接して同回転体の回転を案内する。請求項2
記載の発明では、請求項1記載の発明の作用に加え、ガ
イド部材は、円環状に形成された回転体の周面と側面と
の少なくともいずれか一方に当接して、前記回転体の回
転を案内する。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明の作用に加え、回転体の回転は、その回転体
の軸線方向両側にそれぞれ設けられたガイド部材によっ
て案内される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図6に従って説明する。図1に示すよう
に、切削装置11は円環状に形成された回転体12と、
回転体12をその軸線Lが中心となるように回転させる
ための駆動部13とから構成されている。駆動部13は
四角板状に形成された基台14を備え、基台14には鉛
直方向へ延びる駆動軸15が貫通して回転可能に支持さ
れている。この駆動軸15の下端部には駆動傘歯車16
が取り付けられている。基台14の左右両側面には、そ
れぞれ下方へ向かって延びる支持板17a,17bが平
行となるように取り付けられ、両支持板17a,17b
間には前記駆動傘歯車16が位置している。
【0017】両支持板17a,17b間において、駆動
傘歯車16の下側には左右方向へ延びる従動軸18が設
けられ、従動軸18の左右両端部は両支持板17a,1
7bにそれぞれ回転可能に支持されている。従動軸18
には左右一対の駆動輪19a,19bと従動傘歯車20
とが取り付けられ、従動傘歯車20は両駆動輪19a,
19b間に位置している。そして、前記駆動軸15をそ
の軸線が中心となるように回転させると、駆動軸15の
回転が駆動傘歯車16及び従動傘歯車20を介して従動
軸18に伝達され、従動軸18及び駆動輪19a,19
bがその軸線を中心に一体回転するようになっている。
【0018】両支持板17a,17bにおいて従動軸1
8の下側には、左右方向へ延びる支持ピン21がそれぞ
れ貫通している。両支持ピン21において両支持板17
a,17bの内側に位置する部分には、それぞれガイド
部材としての対向輪22a,22bが取り付けられ、対
向輪22a,22bは支持ピン21に対して回転可能と
なっている。図2及び図3に示すように、支持板17
a,17bにおいて支持ピン21よりも前側には、着脱
ピン23が摘付ナット24によって取り外し可能に取り
付けられている。図4に示すように、着脱ピン23は支
持板17a,17bと直交する方向へ延びて前記支持板
17a,17bを貫通している。
【0019】着脱ピン23における両支持板17a,1
7bの内側に位置する部分には、ガイド部材としてのガ
イド輪25a,25bが取り付けられている。このガイ
ド輪25a,25bは着脱ピン23に対して回転可能と
なっている。図2に示す対向輪22aとガイド輪25a
とは回転体12の回転方向に対して並列となるように配
置され、図3に示す対向輪22bとガイド輪25bとは
回転体12の回転方向に対して並列となるように配置さ
れている。そして、摘付ナット24を緩めて着脱ピン2
3から取り外し、その着脱ピン23を図4に示す両支持
板17a,17bの内側へ向かって抜き出すと、ガイド
輪25a,25bが支持板17a,17bから取り外さ
れるようになっている。
【0020】図2に示すように、支持板17aの鉛直方
向ほぼ中央部において、支持板17aの幅方向両側部に
はそれぞれ切欠部29,30が設けられている。この切
欠部29,30は、支持板17aをその幅方向縁部から
幅方向中央部へ向かって切り欠くことによって形成され
ている。支持板17aの両切欠部29,30間におい
て、駆動輪19aと対向輪22aとの間に対応する位置
には孔31が形成されている。支持板17aにおいて孔
31の上側にはブラケット32が取り付けられ、ブラケ
ット32には鉛直方向へ延びる支持ピン33が設けられ
ている。支持ピン33にはガイド部材としてのカウンタ
ローラ34aが取り付けられ、カウンタローラ34aは
支持ピン33に対して回転可能となっている。このカウ
ンタローラ34aは前記孔31内に挿入されている。
【0021】支持板17aにおいて、後側に位置する切
欠部30の下側にはブラケット35が取り付けられ、ブ
ラケット35には回転体12の径方向へ延びる支持ピン
36が設けられている。支持ピン36にはガイド部材と
してのカウンタローラ37aが取り付けられ、カウンタ
ローラ37aは支持ピン36に対して回転可能となって
いる。このカウンタローラ37aは前記切欠部30内に
挿入されている。そして、カウンタローラ34a,37
aは、回転体12の回転方向に沿って並列となるように
配置されている。
【0022】図3に示すように、支持板17bの鉛直方
向ほぼ中央部において、支持板17bの幅方向両側部に
はそれぞれ切欠部38,39が設けられている。この切
欠部38,39は、支持板17bをその幅方向縁部から
幅方向中央部へ向かって切り欠くことによって形成され
ている。支持板17bにおいて前側の切欠部38は、図
2に示す支持板17aにおける前側の切欠部29より
も、支持板17a,17bの幅方向に対して深く切り欠
かれている。支持板17bにおいて切欠部38の上側に
はブラケット40が取り付けられ、ブラケット40には
回転体12の径方向へ延びる支持ピン41が設けられて
いる。支持ピン41にはガイド部材としてのカウンタロ
ーラ34bが取り付けられ、カウンタローラ34bは支
持ピン41に対して回転可能となっている。このカウン
タローラ34bは前記切欠部38内に挿入されている。
【0023】支持板17bにおいて、後側に位置する切
欠部39の下側にはブラケット42が取り付けられ、ブ
ラケット42には回転体12の径方向へ延びる支持ピン
43が設けられている。支持ピン43にはガイド部材と
してのカウンタローラ37bが取り付けられ、カウンタ
ローラ37bは支持ピン43に対して回転可能となって
いる。このカウンタローラ37bは前記切欠部39内に
挿入されている。そして、カウンタローラ34b,37
bは、回転体12の回転方向に沿って並列となるように
配置されている。又、図4に示すように、支持板17a
のカウンタローラ34aと、支持板17bのカウンタロ
ーラ34bとは、回転体12の回転方向に対して異なる
位置に配置されている。
【0024】図2に示すように、基台14の前後両側面
には、それぞれ下方へ向かって延びる保護板44が平行
となるように取り付けられている。保護板44の下端部
にはブラシ45が着脱可能に設けられ、ブラシ45の先
端は回転体12の外周面にまで延びている。
【0025】図5に示すように、円環状に形成された回
転体12は第1及び第2チャック51,52によって構
成され、第1及び第2チャック51,52は半円弧状に
延びている。第1及び第2チャック51,52における
長手方向基端部の外周面には蝶番53が設けられ、第1
及び第2チャック51,52は蝶番53に設けられたピ
ン54を中心に回動可能となっている。そして、第1及
び第2チャック51,52をピン54が中心となるよう
に回動させると、その第1及び第2チャック51,52
は開閉動作を行うようになっている。
【0026】第1及び第2チャック51,52における
長手方向先端部の外周面には、両チャック51,52の
先端部同士を接合状態に保持するためのロック機構55
が設けられている。ロック機構55は第1チャック51
に設けられた掛止片56と、第2チャック52に設けら
れた操作片57及び引掛片58とから構成されている。
前記掛止片56は固定ネジ59により、第1のチャック
51における先端部の外周面に取り付けられている。こ
の掛止片56には爪部56aが設けられている。
【0027】第2チャック52における先端部の外周面
には、その外周面から突出するように支持片60が設け
られている。支持片60には回転体12の軸線Lと同方
向へ延びるピン61が設けられ、このピン61により前
記操作片57の一端部が支持片60に支持されている。
この操作片57はピン61に対して回動可能となってい
る。操作片57の長手方向中央部には回転体12の軸線
Lと同方向へ延びるピン62が設けられ、このピン62
により前記引掛片58の一端部が支持されている。この
引掛片58はピン62に対して回転可能となっている。
又、引掛片58の他端部には、前記掛止片56の爪部5
6aに対して掛止可能な爪部58aが設けられている。
【0028】そして、第1及び第2チャック51,52
の先端部同士を当接させた状態で、引掛片58の爪部5
8aを掛止片56の爪部56aに引っ掛け、操作片57
を傾倒する方向へピン61が中心となるように回動させ
る。すると、第1及び第2チャック51,52の先端部
同士は、接合状態に保持されるようになっている。又、
傾倒している操作片57を起立する方向へピン61が中
心となるように回動させ、引掛片58の爪部58aを掛
止片56の爪部56aから取り外すと、第1及び第2チ
ャック51,52における先端部同士の接合状態が解除
される。両チャック51,52における先端部同士の接
合状態が解除されると、両チャック51,52に開閉動
作を行わせることが可能となる。
【0029】第1及び第2チャック51,52の先端部
同士を接合させた状態では、回転体12において両チャ
ック51,52の内周面間に挿通孔63が形成される。
この挿通孔63は回転体12の軸線L上で延び、挿通孔
63の軸線は回転体12の軸線Lと一致する。挿通孔6
3には、図1に示すように、例えばポリエチレン製のガ
ス管64を挿入することが可能となっている。本実施形
態では、ガス管64が被切削物となっている。
【0030】回転体12における左右両側面の外縁に
は、左右両外側方へ向かって突出する周部12a,12
bが、前記外縁に沿って円環状に延びるように形成され
ている。そして、回転体12の両チャック51,52を
開いた状態にして、一対の周部12a,12bを駆動輪
19a,19bと対向輪22a,22bとの間に挿入す
ることにより、回転体12が駆動部13に取り付けられ
る。又、両チャック51,52が開いた状態で、一対の
周部12a,12bを駆動輪19a,19bと対向輪2
2a,22bとの間から抜き出すことにより、回転体1
2が駆動部13から取り外されるようになっている。
【0031】回転体12を駆動部13に取り付けた状態
では、駆動輪19a,19b及び対向輪22a,22b
が回転体12の両周部12a,12bを挟み、その両周
部12a,12bの外周面及び内周面にそれぞれ当接す
る。又、図2に示す支持板17aのガイド輪25aは、
回転体12において支持板17a側に位置する周部12
aの内周面に当接し、支持板17aのカウンタローラ3
4a,37aは前記周部12aの側端面にそれぞれ当接
する。更に、図3に示す支持板17bのガイド輪25b
は、回転体12において支持板17b側に位置する周部
12bの内周面に当接し、支持板17bのカウンタロー
ラ34b,37bは前記周部12bの側端面にそれぞれ
当接する。
【0032】図2に示すように、支持板17a側に位置
する回転体12の側面には、その側面と交差する方向へ
延びる第1支軸65が、挿通孔63の周囲を囲うように
複数設けられている。各第1支軸65は回転体12の軸
線Lを中心とする同一円周上に所定間隔をおいて配置さ
れている。図1に示すように、各第1支軸65は挿通孔
63の軸線Lに対して傾斜し、その軸線Lに対する第1
支軸65の傾斜角度は例えば1.5°となっている。各
第1支軸65にはそれぞれ第1ローラ66が取り付けら
れ、第1ローラ66は第1支軸65に対して回転可能と
なっている。又、各第1ローラ66の外周面には、突条
66aが周方向へ延びるように形成されている。
【0033】図3に示すように、支持板17b側に位置
する回転体12の側面には、その側面と交差する方向へ
延びる第2支軸67が、挿通孔63の周囲を囲うように
複数設けられている。各第2支軸67は回転体12の軸
線Lを中心とする同一円周上に所定間隔をおいて配置さ
れている。図1に示すように、各第2支軸67は挿通孔
63の軸線Lに対して傾斜し、その軸線Lに対する第2
支軸67の傾斜角度は例えば1.5°となっている。各
第2支軸67にはそれぞれ第2ローラ68が取り付けら
れ、第2ローラ68は第2支軸67に対して回転可能と
なっている。
【0034】第1チャック51には、その第1チャック
51の内周側と外周側とを連通する収容孔69が設けら
れ、収容孔69内にはブラケット70が固定されてい
る。図6に示すように、ブラケット70には回転体12
の軸線Lへ向かって突出する支持片70aが設けられ、
支持片70aの側方で且つブラケット70の下方には切
削刃71が設けられている。この切削刃71及び支持片
70aにはそれぞれ透孔72,73が設けられ、透孔7
2,73には連結ネジ74が遊びを持った状態で挿入さ
れている。
【0035】透孔72,73を貫通した連結ネジ74に
はナット74aが螺入され、その連結ネジ74及びナッ
ト74aにより切削刃71が支持片70aに連結されて
いる。切削刃71は、回転体12の軸線Lに対して接近
又は離間する方向へ摺動可能となっている。又、切削刃
71とブラケット70との対向する面には、それぞれ収
容穴75,76が凹設され、収容穴75,76の内側底
面間にはバネ77が設けられている。そして、切削刃7
1はバネ77により、回転体12の軸線Lへ向かって常
に付勢されている。
【0036】次に、上記のように構成された切削装置1
1の作用を説明する。切削装置11でガス管64の外周
面を切削するには、回転体12を駆動部13に取り付
け、開いた状態となっている第1チャック51と第2チ
ャック52との間にガス管64を配置する。その後、第
1及び第2チャック51,52における長手方向先端部
同士をロック機構55によって接合すると、ガス管64
は第1及び第2チャック51,52により把持されて回
転体12の挿通孔63を貫通した状態になる。
【0037】ガス管64が第1及び第2チャック51,
52により把持されると、切削刃71がバネ77によっ
てガス管64の外周面に押し付けられる。又、ガス管6
4が第1及び第2チャック51,52により把持される
と、図1に示す第1ローラ66の突条66aがガス管6
4の外周面に食い込むとともに、第2ローラ68がガス
管64の外周面に当接する。そして、回転体12は第1
及び第2ローラ66,68により、ガス管64に対して
回転体12の軸線Lを中心に回転できるように支持され
る。
【0038】その後、駆動軸15の先端に図示しない電
動ドリル等のチャックを締め付けて接続し、その電動ド
リルのモータを駆動することによりチャックを回転させ
る。すると、チャックに接続された駆動軸15が回転
し、駆動軸15の回転が駆動傘歯車16及び従動傘歯車
20を介して従動軸18に伝達され、従動軸18及び駆
動輪19a,19bが一体回転する。駆動輪19a,1
9bが回転すると、その駆動輪19a,19bと周部1
2a,12bとの間の摩擦力により、回転体12が軸線
Lを中心に回転する。
【0039】回転体12における周部12a,12bの
外周面は、その回転体12が回転することにより図2に
示すブラシ45で常に清掃されるため、前記周部12
a,12bの外周面に対する塵埃等の付着が防止され
る。又、回転体12の回転は、周部12a,12bの内
周面に当接する対向輪22a,22b及びガイド輪25
a,25bと、周部12a,12bの側端面に当接する
カウンタローラ34a,34b,37a,37bとによ
って案内される。
【0040】回転体12が回転すると、その回転体12
に設けられた切削刃71がガス管64の外周面を周方向
に沿って切削する。又、回転体12をガス管64に対し
て回転可能に支持する第1及び第2ローラ66,68の
第1及び第2支軸65,67は、回転体12の軸線Lに
対して所定角度傾斜している。そのため、回転体12が
回転すると、ガス管64が回転体12に対し図1の矢印
Y方向へ相対的に軸線Lに沿って移動する。従って、ガ
ス管46の外周面は、切削刃71により螺旋状に切削さ
れる。
【0041】切削刃71がガス管64を切削するときの
切削抵抗は、切削刃71及びブラケット70を介して回
転体12に働く。回転体12に切削刃71の切削抵抗が
働くと、その切削抵抗により回転体12が図3の位置P
1を中心に矢印A方向へ揺れようとする場合がある。こ
の場合、矢印A方向への回転体12の揺れは、回転体1
2の回転方向に並列となる対向輪22a,22bとガイ
ド輪25a,25bとによって抑えられる。又、対向輪
22a,22bとガイド輪25a,25bとは、回転体
12の軸線方向両側に設けられた一対の周部12a,1
2bの内周面にそれぞれ当接する。そのため、矢印A方
向への回転体12の揺れは、対向輪22a,22bとガ
イド輪25a,25bとにより確実に抑えられる。
【0042】回転体12に切削刃71の切削抵抗が働く
と、その切削抵抗により回転体12が図1の位置P2を
中心に矢印B方向へ揺れようとする場合がある。この場
合、図4において回転体12の矢印B方向への揺れは、
回転体12の回転方向に並列となるカウンタローラ34
a,34bとカウンタローラ37a,37bとによって
抑えられる。又、カウンタローラ34a,34bとカウ
ンタローラ37a,37bとは、回転体12の軸線方向
両側に設けられた一対の周部12a,12bの側端面に
それぞれ当接する。そのため、矢印B方向への回転体1
2の揺れは、カウンタローラ34a,34b,37a,
37bにより確実に防止される。
【0043】更に、カウンタローラ34aとカウンタロ
ーラ34bとは、回転体12の回転方向に対して異なる
位置に設けられ、それぞれ回転体12の周部12a,1
2bに当接する。そのため、回転体12が図4の矢印B
方向へ揺れようとしたとき、その回転体12の揺れは前
記両カウンタローラ34a,34bによって確実に抑え
られる。
【0044】ガス管64の外周面の切削作業が完了する
と、ロック機構55による第1及び第2チャック51,
52における先端部同士の接合が解除される。その後、
第1及び第2チャック51,52が開かれ、ガス管64
が回転体12から取り外される。尚、前記ガス管64よ
りも小さい径のガス管の外周面を切削する場合、図4に
示すガイド輪25a,25b及び着脱ピン23を支持板
17a,17bから取り外す。そして、前記回転体12
よりも小さい径の回転体を駆動部13に取り付け、その
回転体に前記ガス管を把持させて同ガス管における外周
面の切削を行う。
【0045】以上詳述した本実施形態では、下記(a)
〜(g)に示す効果がある。 (a)対向輪22a,22bとガイド輪25a,25b
とが回転体12の回転方向に対して並列となり、カウン
タローラ34a,34bとカウンタローラ37a,37
bとが回転体12の回転方向に対して並列となる。そし
て、対向輪22a,22b、ガイド輪25a,25b、
及びカウンタローラ34a,34b,37a,37bが
それぞれ回転体12に当接して同回転体12の回転を案
内するため、その回転体12の揺れを抑えることができ
る。
【0046】(b)対向輪22a,22bとガイド輪2
5a,25bとは回転体12における周部12a,12
bの内周面に当接する。そのため、回転体12の軸線L
が平行移動するように揺動する回転体12の揺れ、即ち
図3の矢印A方向への回転体12の揺れを抑えることが
できる。
【0047】(c)対向輪22a及びガイド輪25a
と、対向輪22b及びガイド輪25bとは、回転体12
の軸線方向両側に位置する周部12a,12bの内周面
にそれぞれ当接するため、回転体12が図3の矢印A方
向へ揺れるのを確実に防止することができる。
【0048】(d)カウンタローラ34a,34bとカ
ウンタローラ37a,37bとは、回転体12における
周部12a,12bの側端面に当接する。そのため、回
転体12の軸線Lが傾斜するように揺動する回転体12
の揺れ、即ち図4の矢印B方向への回転体12の揺れを
抑えることができる。
【0049】(e)カウンタローラ34a,37aとカ
ウンタローラ34b,37bとは、回転体12の軸線方
向両側に位置する周部12a,12bの側端面にそれぞ
れ当接するため、回転体12が図4の矢印B方向へ揺れ
るのを確実に防止することができる。
【0050】(f)カウンタローラ34aとカウンタロ
ーラ34bとは、回転体12の回転方向に対して異なる
位置に設けられ、それぞれ回転体12の周部12a,1
2bに当接する。そのため、回転体12が図4の矢印B
方向へ揺れようとしたとき、その回転体12の揺れを前
記両カウンタローラ34a,34bにより確実に抑える
ことができる。
【0051】(g)回転体12における周部12a,1
2bの外周面はブラシ45によって常に清掃されるた
め、周部12a,12bの外周面に塵埃等が付着するの
を防止することができる。従って、周部12a,12b
の外周面に塵埃等が付着することにより、駆動輪19
a,19bが周部12a,12bに対して滑るのを防止
し、駆動輪19a,19bから周部12a,12bへ駆
動力を効率よく伝達することができる。
【0052】尚、本発明は、例えば以下のように変更し
て具体化することもできる。 (1)本実施形態では、被切削物として円筒状に形成さ
れたガス管64を例示したが、これに代えて被切削物と
しての丸棒等の外周面を切削装置11で切削してもよ
い。
【0053】(2)本実施形態では、ガス管64をポリ
エチレン製としたが、ポリエチレン以外の樹脂、鉄及び
銅等の金属、木材によってガス管64を形成してもよ
い。 (3)対向輪22a,22bの数を増やしたり、ガイド
輪25a,25bの数を増やしたりしてもよい。又、カ
ウンタローラ34a,34b,37a,37bの数を増
やしてもよい。この場合、図3の矢印A方向への回転体
12の揺れや、図4の矢印B方向への回転体12の揺れ
を更に確実に抑えることができる。
【0054】(4)カウンタローラ34a,34b,3
7a,37bを適宜省略してもよい。又、対向輪22a
とガイド輪25aとの内の一方を省略したり、対向輪2
2bとガイド輪25bとの内の一方を省略したりしても
よい。この場合、切削装置11の構成を簡略化すること
ができる。
【0055】(5)本実施形態では、カウンタローラ3
4aとカウンタローラ34bとを回転体12の回転方向
に対して異なる位置に設けたが、カウンタローラ34
a,34b,37a,37b全部を回転体12の回転方
向に対して異なる位置に設けてもよい。この場合、図4
の矢印B方向への回転体12の揺れを更に確実に抑える
ことができる。又、カウンタローラ34aとカウンタロ
ーラ34bとを、回転体12の回転方向に対して同じ位
置に設けてもよい。
【0056】(6)本実施形態では、対向輪22a,2
2b及びガイド輪25a,25bを周部12a,12b
の内周面のみに当接させたが、それらを周部12a,1
2bの外周面のみに当接させたり、周部12a,12b
の内周面と外周面との両方に当接させたりしてもよい。
この場合、図3の矢印A方向への回転体12の揺れを確
実に抑えることができる。又、対向輪22a,22b及
びガイド輪25a,25bを周部12a,12bの内周
面と外周面との両方に当接させた場合、その対向輪22
a,22b及びガイド輪25a,25bを回転体12の
回転方向に対して異なる位置に設けるとよい。この場
合、より一層確実に、図3の矢印A方向への回転体12
の揺れを抑えることができる。
【0057】(7)対向輪22a,22b及びガイド輪
25a,25bを、回転体12の回転方向に対して異な
る位置に設けてもよい。この場合、図3の矢印A方向へ
の回転体12の揺れを更に確実に抑えることができる。
【0058】(8)本実施形態では、ガイド部材として
対向輪22a,22b、ガイド輪25a,25b及びカ
ウンタローラ34a,34b,37a,37bを例示し
たが、本発明はこれに限定されない。即ち、例えば支持
板17a,17bにガイド部材としての突起を複数設
け、その突起を周部12a,12bの側端面や内周面及
び外周面に当接させて回転体12の回転を案内させるよ
うにしてもよい。この場合、切削装置11の構成を簡略
化することができる。
【0059】次に、以上の実施形態から把握することが
できる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに以
下に記載する。 (イ)請求項3記載の切削装置において、回転体の一側
面に当接する各ガイド部材と、回転体の他側面に当接す
る各ガイド部材とは回転体の回転方向に対して異なる位
置に設けられている切削装置。この場合、回転体の軸線
が傾斜するように揺動する前記回転体の揺れを確実に抑
えることができる。
【0060】(ロ)請求項2、3及び上記(イ)に記載
の切削装置において、回転体の周面に当接する各ガイド
部材は回転体の内周面と外周面とに当接するものである
切削装置。この場合、回転体の揺れを確実に防止するこ
とができる。
【0061】(ハ)上記(ロ)に記載の切削装置におい
て、回転体の内周面に当接する各ガイド部材と、回転体
の外周面に当接する各ガイド部材とは回転体の回転方向
に対して異なる位置に設けられている切削装置。この場
合、回転体の軸線が径方向へ平行に揺動する前記回転体
の揺れを確実に抑えることができる。
【0062】(ニ)請求項3及び上記(イ)〜(ハ)の
いずれかに記載の切削装置において、回転体の軸線方向
一側部に位置する周面に対して接触する各ガイド部材
と、回転体の軸線方向他側部に位置する周面に対して接
触する各ガイド部材とは、回転体の回転方向に対して異
なる位置に設けられている切削装置。この場合、回転体
の軸線が平行移動するように揺動する前記回転体の揺れ
を確実に抑えることができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、回転体の回転
方向に沿って複数並設された各ガイド部材が回転体にそ
れぞれ当接して同回転体の回転を案内するため、回転体
の揺れを抑えることができる。
【0064】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の効果に加え、並設されたガイド部材が回転体の周
面に当接している場合、回転体の軸線が径方向へ平行移
動するように揺動する前記回転体の揺れを抑えることが
できる。又、並設されたガイド部材が回転体の側面に当
接している場合、回転体の軸線が傾斜するように揺動す
る前記回転体の揺れを抑えることができる。
【0065】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明の効果に加え、回転体の軸線方向両側にそれ
ぞれ設けられたガイド部材が前記回転体の回転を案内す
るため、回転体が揺れるのを確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の切削装置を示す断面図。
【図2】図1の切削装置を矢印X1−X1方向から見た
側面図。
【図3】図1の切削装置を矢印X2−X2方向から見た
側面図。
【図4】切削装置を示す平面図。
【図5】回転体を示す切欠側面図。
【図6】ブラケット及び切削刃を示す断面図。
【図7】従来の切削装置を示す断面図。
【図8】図7の切削装置を矢印X3−X3方向から見た
側面図。
【符号の説明】
11…切削装置、12…回転体、22a,22b…ガイ
ド部材としての対向輪、25a,25b…ガイド部材と
してのガイド輪、34a,34b,37a,37b…ガ
イド部材としてのカウンタローラ、63…挿通孔、64
…被切削物としてのガス管、71…切削刃。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大見 勝平 愛知県安城市新明町27番地7 大見工業 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切削物(64)を挿入するための挿通
    孔(63)が設けられた回転体(12)を、その挿通孔
    (63)の軸線が中心となるように回転可能に支持し、
    前記回転体(12)には挿通孔(63)に挿入された被
    切削物(64)に当接する切削刃(71)を設け、その
    回転体(12)を回転させることにより切削刃(71)
    で前記被切削物(64)を回転体(12)の回転方向に
    沿って切削する切削装置において、 前記回転体(12)に当接して同回転体(12)が挿通
    孔(63)の軸線を中心に回転するように案内するガイ
    ド部材(22a,22b,25a,25b,34a,3
    4b,37a,37b)を、前記回転体(12)の回転
    方向に沿って複数並設した切削装置。
  2. 【請求項2】 前記回転体(12)は円環状に形成さ
    れ、ガイド部材(22a,22b,25a,25b,3
    4a,34b,37a,37b)は回転体(12)の周
    面と回転体(12)の側面との少なくともいずれか一方
    に当接するものである請求項1記載の切削装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材(22a,22b,25
    a,25b,34a,34b,37a,37b)は回転
    体(12)の軸線方向両側にそれぞれ設けられている請
    求項2記載の切削装置。
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