JPH09240990A - クレーンの荷重ゼロ点調整装置 - Google Patents

クレーンの荷重ゼロ点調整装置

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JPH09240990A
JPH09240990A JP4981696A JP4981696A JPH09240990A JP H09240990 A JPH09240990 A JP H09240990A JP 4981696 A JP4981696 A JP 4981696A JP 4981696 A JP4981696 A JP 4981696A JP H09240990 A JPH09240990 A JP H09240990A
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JP
Japan
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boom
load
angle
upper limit
tower
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JP4981696A
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English (en)
Inventor
Kenichi Sagiya
兼一 鷺谷
Koshin Hashimoto
康臣 橋本
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブーム起伏上限角度を実吊荷重ゼロ点調整作
業に応じて自動的に変更するようにし、これにより、実
吊荷重ゼロ点調整において、オートストップコントロー
ラの解除スイッチを使用しなくても容易にかつ正確に補
正値を求めることができるクレーンの荷重ゼロ点調整装
置を提供すること。 【解決手段】 ブーム起伏装置6はブーム100を起伏
させ、角度検出器1はブーム起伏角度を検出し、モーメ
ントリミッタ4はブーム起伏上限角度を実吊荷重ゼロ点
調整作業に応じて設定するとともに検出されたブーム起
伏角度に基づきブームの起伏をこの設定されたブーム起
伏上限角度以下に制限するための信号を出力し、オート
ストップコントローラ5はモーメントリミッタ4からの
信号に基づきブームの起伏の上限を制限する。これによ
り、実吊荷重ゼロ点調整作業に応じたブーム起伏上限角
度を自動的に変更することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクレーンの実吊荷重
ゼロ点調整を行なう装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クレーンの一つに図3に示すフルラッフ
ィングタワークレーンと呼ばれるものがある。このフル
ラッフィングタワークレーンのブームはタワーブーム1
00とジブブーム200から構成され、両ブームとも起
伏させて荷吊り作業を行なうことが可能である。フルラ
ッフィングタワークレーンには、図4に示すとおり、タ
ワーブーム100が垂直より後方へ傾くことによりクレ
ーン本体が後方へ転倒するのを防止するためのタワーバ
ックストップ300が設けられている。このタワーバッ
クストップ300にはバネ301が設けられ、このバネ
301はタワーブーム100が後傾した場合にタワーブ
ーム100をバネ力により前傾させる目的で設けられて
いる。本例では、バネ301はタワーブーム角度が垂直
より少し前傾した角度87゜でたわみ始める構造になっ
ている。ここで垂直とは、フルラッフィングタワークレ
ーンの本体は水平に設置されていることを前提とし、旋
回体400に対しても垂直であり、水平線に対しても垂
直であることを意味する。以下の説明においても同様で
ある。
【0003】フルラッフィングタワークレーンの安全装
置の一つにタワーブーム起伏上限角度を制限するタワー
過巻防止装置(不図示)と呼ばれるものがある。フルラ
ッフィングタワークレーンは前述したとおりタワーブー
ム100も起伏可能であるため、荷を吊ったことによる
前傾分を含んだままタワーブーム100を垂直にまで起
こすことがある。この状態から荷を放荷するとその前傾
分だけタワーブーム100が後方にあおってしまうた
め、そのあおり分も考慮してタワーブーム起伏上限角度
を設定する必要がある。本例ではタワーブームの角度が
垂直より少し前傾した角度の88゜に設定されている。
【0004】フルラッフィングタワークレーンは、タワ
ーブーム起伏ロープの張力を荷重検出器で検出し、その
値に基づき実吊荷重の算出を行う。タワーブーム起伏ロ
ープの張力から実吊荷重を算出する方法は周知であるの
で説明を省略する。フルラッフィングタワークレーン
は、前述のようにタワーブームも起伏させて荷吊り作業
をすることが可能である。そのため、長尺な重量物であ
るタワーブームの前傾等によって生じるタワーブームの
たわみなどの影響で、荷重検出器によって検出される荷
重値に測定誤差を生じることがある。そのため、測定精
度を向上させる目的で、タワーブーム100の角度とジ
ブブーム200の角度とを種々組み合わせた複数の姿勢
で測定ポイントを設定し、このポイントにおいて吊り荷
のない状態で荷重検出器で検出される荷重値のゼロ点を
調整することが行なわれる。このゼロ点の調整は、前記
の各ポイントにおいて、吊り荷のない状態でタワーブー
ム起伏ロープの張力を検出し、検出されたそれぞれの値
と設計理論値とを比較演算し、設計理論値に対する荷重
検出器自体のずれ量、各測定ポイントにおけるタワーブ
ームおよびジブブームの自重に起因するずれ量とを求め
る。これらの値に基づき各ポイントにおける補正量を求
め荷重ゼロ点を調整する。そして、実際に実吊荷重の測
定(算出)をする場合には、タワーブーム、ジブブーム
の姿勢が上記の測定ポイントのうちの最も近い状態にお
ける補正量を採用して実吊り荷重の算出を行なう。本例
では、図5および次に示す4点でゼロ点調整を行う。 1点目: タワーブーム角度85゜、ジブブーム角度6
4゜ 2点目: タワーブーム角度85゜、ジブブーム角度3
0゜ 3点目: タワーブーム角度70゜、ジブブーム角度4
9゜ 4点目: タワーブーム角度88゜、ジブブーム角度6
0゜ 1〜3点目はブームのフロント自重のずれ分と荷重検出
器のゼロ点ずれ分の補正量を求めるゼロ点調整である
が、4点目はタワーバックストップ300のバネ301
の影響がさらに付加された範囲内でのゼロ点調整であ
る。この4点目の調整は、タワーブーム100の起伏角
度に関して、調整精度を上げるためバネ301によるタ
ワーブーム起伏ロープ張力への影響が作業範囲内で一番
大きくなるるポイント、すなわちバネ301のバネ力が
最も大きくなるポイントであるタワーブーム起伏上限角
度(88゜)で行う必要がある。
【0005】実吊荷重測定において、タワーブーム10
0およびジブブーム200の上げと下げでは荷重検出器
やブーム等の構造の関係で荷重の検出値にヒステリシス
特性が示され、同じタワーブーム100およびジブブー
ム200のブーム角度でもタワーブーム100およびジ
ブブーム200の上げ方向で測定する場合と下げ方向で
測定する場合に測定値に差が生じる。また、この実吊荷
重の測定値を演算して制御に使用するモーメントリミッ
タは、モーメントが大きくなって行くタワーブーム10
0およびジブブーム200の下げ方向において正確な実
吊荷重値を必要とする。このため、ゼロ点調整において
タワーブーム100およびジブブーム200を下げ方向
で作動させて停止させ調整を行う必要がある。
【0006】以上説明したとおり、実吊荷重ゼロ点調整
の4点目の設定角度と、タワー過巻防止装置の作動角度
が同じ88゜であることと、調整はタワーブーム100
およびジブブーム200の下げ方向で合わせる必要があ
ることのため、従来実吊荷重ゼロ点調整の4点目で行う
際はオートストップコントローラの解除スイッチにより
いったんタワー過巻防止装置の作動を解除してタワーブ
ーム100を88゜以上に起こしてから下げ方向で88
゜で止め調整を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このオートス
トップコントローラの解除スイッチは安全装置等の故障
時に使用するもので通常の操作では使用せず、操作性を
考慮した場所には配置されていない。したがって、オペ
レータは、この実吊荷重ゼロ点調整の4点目の調整にお
いて、操作性の悪いこの解除スイッチを操作しながら注
意深くブームを操作しなければいけないという面倒な作
業を行っていた。
【0008】本発明の目的は、上記の問題点を解決する
ため、ブーム起伏上限角度を実吊荷重ゼロ点調整を行な
うときに自動的に変更するようにし、これにより、実吊
荷重ゼロ点調整においては、オートストップコントロー
ラの解除スイッチを使用しなくても容易にかつ正確に補
正値を求めることができるクレーンの荷重ゼロ点調整装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】実施の形態の図1に対応
づけて本発明を説明する。上記目的を達成するために、
請求項1のクレーンの荷重ゼロ点調整装置は、ブーム1
00を起伏させるブーム起伏手段6と、水平線と成すブ
ーム起伏角度を検出する角度検出手段1と、水平線と成
すブーム起伏上限角度を実吊荷重ゼロ点調整作業に応じ
て設定するブーム起伏上限角度設定手段4と、検出され
たブーム起伏角度に基づきブームの起伏を設定されたブ
ーム起伏上限角度以下に制限するブーム起伏制限手段
4、5とを備えるものである。これにより、実吊荷重ゼ
ロ点調整のときにブーム起伏上限角度を自動的に変更す
ることができ、その変更されたブーム起伏上限角度と検
出されるブーム起伏角度を比較しながら、変更されたブ
ーム起伏上限角度を上限とした起伏動作がなされる。請
求項2のクレーンの荷重ゼロ点調整装置は、吊り荷の実
吊荷重に相関する値を検出し実吊荷重を算出する荷重検
出手段3、4と、ブーム100が所定の位置にあるとき
に検出されたブーム起伏角度および検出された実吊荷重
に相関する値に基づいて実吊荷重の補正値をもとめる補
正値演算手段4をさらに備え、ブーム起伏上限角度設定
手段4は、ブーム起伏上限角度を、吊り荷を吊り上げ移
動させる通常作業状態のとき第1の上限角度に設定し、
補正値をもとめる補正値検出作業状態のとき第1の上限
角度より大きな値を持つ第2の上限角度に設定し、所定
の位置はブーム100が第1の上限角度にあるときの位
置を含むものである。これにより、実吊荷重の補正値を
もとめるときに、ブーム100をいったん通常作業の第
1の上限角度を越して起立させ、次にブーム100を下
げ方向に作動させて通常作業の第1の上限角度に止めて
実吊荷重の補正値をもとめるという作業が、通常作業の
上限角度を解除するという煩雑で神経を使う操作をオペ
レータにさせることなしに可能となる。請求項3の発明
は、請求項2のクレーンの荷重ゼロ点調整装置におい
て、補正値演算手段4は、吊り荷がない状態で補正値を
もとめるものである。請求項4の発明は、請求項2のク
レーンの荷重ゼロ点調整装置において、ブームはフルラ
ッフィングタワークレーンのタワーブーム100であ
り、第1の上限角度より小さい値の角度からタワーブー
ムに作用するバネを有するタワーバックストップ手段3
00をさらに備えるものである。
【0010】なお、本発明の構成を説明している上記課
題を解決するための手段の項では、分かりやすく説明す
るため実施の形態の図に対応づけて説明したが、これに
より本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0011】
【発明の実施の形態】
−実施の形態− 図1〜図5を用いて実施の形態を説明する。本実施の形
態は、図3および図4のフルラッフィングタワークレー
ンに適用され、従来技術で説明した場合と同様の次に述
べる前提条件を有する。タワーバックストップ300に
おけるバネ301はタワーブーム角度が垂直より少し前
傾した角度87゜でたわみ始める構造になっている。通
常作業におけるタワー過巻防止の作動角度はタワーブー
ム100の角度88゜に設定されている。吊り荷がない
状態でのゼロ点調整は以下の4点で行い(図5)、各ポ
イントでの実吊荷重の補正量を求める。 1点目: タワーブーム角度85゜、ジブブーム角度6
4゜ 2点目: タワーブーム角度85゜、ジブブーム角度3
0゜ 3点目: タワーブーム角度70゜、ジブブーム角度4
9゜ 4点目: タワーブーム角度88゜、ジブブーム角度6
0゜ 4点目はタワーバックストップ300のバネ301によ
るタワーブーム起伏ロープ張力への影響が一番大きくな
っているポイント、すなわちタワーブーム起伏上限角度
(88゜)でのポイントである。この補正量をもとめる
内容は、従来技術で説明した内容と同様であるので説明
を省略する。
【0012】図1は本実施の形態のブロック図である。
1はタワーブーム100に取り付けられタワーブーム1
00の対地角度を検出するタワーブーム角度検出器であ
る。2はジブブーム200に取り付けられジブブーム2
00の対地角度を検出するジブブーム角度検出器であ
る。3はタワーブーム起伏ロープの張力を検出して実吊
荷重の測定を行う荷重検出器である。この荷重検出器3
は、例えばタワーブーム起伏ロープの一端がタワーブー
ムハンガー(不図示)に固定される部分に取り付けられ
タワーブーム起伏ロープ張力を検出する。4はタワーブ
ーム角度検出器1、ジブブーム角度検出器2および荷重
検出器3からの入力信号を処理して実吊荷重演算および
作業範囲制限等を行うモーメントリミッタである。モー
メントリミッタ4の演算部は不図示のCPUおよびその
周辺回路等で構成されている。5はモーメントリミッタ
4からの出力信号に基づいてタワーブーム100および
ジブブーム200の上げや下げ等を自動停止させるオー
トストップコントローラである。このオートストップコ
ントローラ5には、タワーブーム100およびジブブー
ム200の上げや下げの自動停止の機能を解除すること
ができるスイッチ(不図示)が備えられている。6はタ
ワーブーム100を起伏させるタワーブーム起伏装置で
あり、7はジブブーム200を起伏させるジブブーム起
伏装置である。タワーブーム起伏装置6およびジブブー
ム起伏装置7は、オートストップコントローラ5からの
信号を受け、それぞれの起伏ウインチ(不図示)等を駆
動させてタワーブーム100およびジブブーム200を
起伏させ、また停止させる。なお、起伏ウインチには油
圧ウインチや電動ウインチを使用することができ、停止
方式は周知の各種方式が採用可能である。
【0013】図2は、本実施の形態のモーメントリミッ
タ4における制御フローチャートである。このルーチン
はフルラッフィングタワークレーンが動作状態のときに
常に実行されるルーチンである。ステップS1では、タ
ワーブーム角度検出器1からの信号に基づきタワーブー
ム100の対地角度を検出する。ステップS2では、ジ
ブブーム角度検出器2からの信号に基づきジブブーム2
00の対地角度を検出する。ステップS3では、荷重検
出器3からの信号に基づき実吊荷重を検出する。ステッ
プS4では、ステップS1とS2で検出されたタワーブ
ーム100およびジブブーム200の角度により、それ
らのブームの姿勢において吊り上げることが可能な吊り
荷の限界荷重を演算する。ステップS5では、実吊荷重
と限界荷重を比較演算し、実吊荷重がオーバーロードか
否かを判定する。オーバーロードの場合はステップS6
に進みオーバーロード信号をオートストップコントロー
ラ5に出力し、その後ステップS7へ進む。オートスト
ップコントローラ5はオーバーロード信号をモーメント
リミッタ4より受け取ると、タワーブーム100および
ジブブーム200の起伏動作を停止させるようタワーブ
ーム起伏装置6およびジブブーム起伏装置7を制御す
る。オーバーロードでない場合はステップS6をスキッ
プしてステップS7へ進む。
【0014】ステップS7では、ゼロ点調整中かどうか
を判定する。ゼロ点調整中の場合はステップS8に進
み、ゼロ点調整が4点目か否かを判定する。ゼロ点調整
が4点目の場合はステップS9に進み、タワー過巻作動
角度を88.5゜に設定し、ステップS11へ進む。ス
テップS7においてゼロ点調整中でないと判定された場
合およびステップS8で4点目のゼロ点調整でないと判
定された場合はステップS10に進み、タワー過巻作動
角度を88゜に設定し、次にステップS11へ進む。こ
こで、ゼロ点調整中かどうかあるいは4点目のゼロ点調
整かどうかは、モーメントリミッタ4のオペレータが操
作する不図示の操作パネルからの指令内容により判定さ
れる。ステップS11では、タワーブーム角度がステッ
プS9あるいはS10で設定されたタワー過巻作動角度
に到達しているかどうかを判定する。タワー過巻作動角
度に到達している場合は、ステップS12でタワー過巻
信号をオートストップコントローラ5に出力し、再びス
テップS1に戻り処理を繰り返す。タワー過巻作動角度
に到達していない場合はステップS12の処理を行わず
ステップS1に戻り処理を繰り返す。オートストップコ
ントローラ5はタワー過巻信号をモーメントリミッタ4
より受け取ると、タワーブーム100の起伏動作を停止
させるようタワーブーム起伏装置6を制御する。
【0015】前述のとおり本実施の形態では、タワーブ
ーム100のタワー過巻作動角度への到達をタワーブー
ム角度検出器1によるタワーブーム100の角度を判定
することにより検出している。従って、この判定値を変
えるだけで自由にタワー過巻作動角度を変更することが
でき、ステップS9でゼロ点調整中のタワー過巻作動角
度を88.5゜に変更している。
【0016】このように、タワー過巻作動角度を通常作
業における88゜からゼロ点調整中における88.5゜
に自動的に変更するようにしたので、オペレータはオー
トストップコントローラ5の解除スイッチを操作するこ
となく、タワーブーム100をいったん88.5゜まで
起こし、次に88゜まで下げて4点目でのゼロ点調整を
行うことができる。
【0017】以上の実施の形態では、実吊荷重の4点目
のゼロ点調整においてタワー過巻作動角度を変更する説
明をしたが、本発明は、ゼロ点調整におけるタワー過巻
作動角度の変更に限定する必要はない。その他、フルラ
ッフィングタワークレーンに限らず、作業内容に応じて
ブームの過巻作動角度を変更する必要がある場合のどの
ような場合にも適用できる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、実吊荷重ゼロ点調整作業に応じてブーム
起伏の上限角度が設定されるので、実吊荷重ゼロ点調整
作業のとき自動的に上限角度が変更され効率のよいブー
ム操作作業が可能となる。請求項2の発明によれば、実
吊荷重の補正値をもとめるときにブーム起伏の上限角度
を通常作業の上限角度より大きな値を設定しているの
で、ブームをいったん通常作業の上限角度を越して起立
させ、次にブームを下げ方向に作動させて通常作業の上
限角度に止めて実吊荷重値の補正値をもとめるという作
業が、通常作業の上限角度を解除するという煩雑で神経
を使う操作をオペレータにさせることなくできる。これ
により、正確なゼロ点調整を効率よく行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図2】本実施の形態の制御を示すフローチャートであ
る。
【図3】フルラッフィングタワークレーンの全体を示す
側面図である。
【図4】タワーバックストップ取り付け位置を示す図で
ある。
【図5】実吊荷重ゼロ点調整のブームの姿勢を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 タワーブーム角度検出器 2 ジブブーム角度検出器 3 荷重検出器 4 モーメントリミッタ 5 オートストップコントローラ 6 タワーブーム起伏装置 7 ジブブーム起伏装置 100 タワーブーム 200 ジブブーム 300 タワーバックストップ 301 バネ 400 旋回体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームを起伏させるブーム起伏手段と、 水平線と成すブーム起伏角度を検出する角度検出手段
    と、 水平線と成すブーム起伏上限角度を実吊荷重ゼロ点調整
    作業に応じて設定するブーム起伏上限角度設定手段と、 前記検出されたブーム起伏角度に基づき、前記ブームの
    起伏を前記設定されたブーム起伏上限角度以下に制限す
    るブーム起伏制限手段とを備えることを特徴とするクレ
    ーンの荷重ゼロ点調整装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクレーンの荷重ゼロ点調
    整装置において、 吊り荷の実吊荷重に相関する値を検出して実吊荷重を算
    出する荷重検出手段と、 ブームが所定の位置にあるときに前記検出されたブーム
    起伏角度および前記検出された実吊荷重に相関する値に
    基づいて実吊荷重の補正値をもとめる補正値演算手段を
    さらに備え、 前記ブーム起伏上限角度設定手段は、前記ブーム起伏上
    限角度を、吊り荷を吊り上げ移動させる通常作業状態の
    とき第1の上限角度に設定し、前記補正値をもとめる補
    正値検出作業状態のとき前記第1の上限角度より大きい
    値の第2の上限角度に設定し、 前記所定の位置は前記ブームが前記第1の上限角度にあ
    るときの位置を含むことを特徴とするクレーンの荷重ゼ
    ロ点調整装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のクレーンの荷重ゼロ点調
    整装置において、 前記補正値演算手段は、吊り荷がない状態で前記補正値
    をもとめることを特徴とするクレーンの荷重ゼロ点調整
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のクレーンの荷重ゼロ点調
    整装置において、 前記ブームはフルラッフィングタワークレーンのタワー
    ブームであり、 前記第1の上限角度より小さい値の角度から前記タワー
    ブームに作用するバネを有するタワーバックストップ手
    段をさらに備えることを特徴とするクレーンの荷重ゼロ
    点調整装置。
JP4981696A 1996-03-07 1996-03-07 クレーンの荷重ゼロ点調整装置 Pending JPH09240990A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008001443A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Kobelco Cranes Co Ltd 起伏部材の起伏機構
WO2013037113A1 (zh) * 2011-09-14 2013-03-21 长沙中联重工科技发展股份有限公司 防倾翻控制方法、装置与系统及工程机械
CN103171973A (zh) * 2013-03-28 2013-06-26 辽宁抚挖重工机械股份有限公司 一种履带起重机塔式工况下的主钩吊重方法

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