JPH09241111A - グリホサート・フェノキシ酸アルキルエステル混合除草剤のエマルション組成物及びそれを用いた除草方法 - Google Patents

グリホサート・フェノキシ酸アルキルエステル混合除草剤のエマルション組成物及びそれを用いた除草方法

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JPH09241111A
JPH09241111A JP7310796A JP7310796A JPH09241111A JP H09241111 A JPH09241111 A JP H09241111A JP 7310796 A JP7310796 A JP 7310796A JP 7310796 A JP7310796 A JP 7310796A JP H09241111 A JPH09241111 A JP H09241111A
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glyphosate
emulsion
water
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alkyl ester
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Masuo Kuchikata
万寿雄 朽方
Tatsuo Sato
達雄 佐藤
Yasuo Sugasawa
康雄 菅沢
Toshihiko Kikuoka
俊彦 菊岡
Kensei Kokado
研正 古門
Akio Amano
昭男 天野
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NIPPON MONSANT KK
Original Assignee
NIPPON MONSANT KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エマルション製剤としての高温及び低温時
の安定性を高め、特に低温における不可逆的なエマルシ
ョン破壊による商品価値の低下を防ぐ。 【解決手段】 グリホサートもしくは水溶性グリホサー
ト塩と水不混和性溶剤に少なくとも1種の他の水に難溶
な除草活性成分混合物及び乳化剤とグリコール類と残部
の水を含み施溶箇所の確認しうる水性エマルション濃厚
物の除草剤配合物を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グリホサートと水
不混和性溶剤(たとえばアルキルベンゼン誘導体)に少
なくとも1種のグリホサート以外の水難溶性除草活性成
分を溶解した混合物と乳化剤としてのポリオキシエチレ
ンキャスターオイルエーテル、グリコール類(エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコールの1種又は2種以上
の混合物)、殺カビ、殺バクテリア剤と残部の水とを含
有し、施用箇所の確認しうる( locusvisible ) 新規な
グリホサート・フェノキシ酸アルキルエステルエマルシ
ョン除草剤配合物に関するものである。本発明のグリホ
サート・フェノキシ酸アルキルエステルエマルション濃
厚組成物は市販品の1/2 〜 1/4量の除草活性成分に於
いて、特にグリホサートに対して耐性が強い例えばスギ
ナなどに対しても高い除草活性をもたらすことができ
る。また、グリホサート又は、その塩の存在下に於いて
もフェノキシ酸アルキルエステルの個体又は液体除草活
性成分の分離凝固集がほとんど無く、長期間にわたり安
定に乳濁し、かつ少量での散布性をもたらすことができ
る水性グリホサート・フェノキシ酸アルキルエステルエ
マルション濃厚物の除草剤配合物である。
【0002】さらに本発明は、死滅もしくは抑制すべき
雑草育成箇所に本発明の組成物を施して雑草を死滅させ
たり抑制する除草剤方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】グリホサート(Nーホスホノメチルグリ
シン)は効果的な除草剤として当業界で周知されてい
る。グリホサート(は有機酸であるが)比較的水に不溶
性であることが当業界で知られている。したがって、グ
リホサートは一般に水溶性塩として、特にイソプロピル
アミン塩(IPA塩)として配合され施される。各種の
グリホサートの配合物が米国特許第4,405,531号
および第3,799,758号に開示されている。グリホ
サートのIPA塩からなるラウンドアップ(登録商標)
除草剤が水溶性配合物としてモンサント・カンパニー社
により販売されている。これは散布前に水で希釈され、
噴霧器を用いて使用者により容易に散布される。これら
グリホサート単剤については従来より、製剤処方上の様
々な工夫により除草剤の効力増強をもたらす研究が数多
くなされている。しかし、除草剤の効力増強に関しては
未知の部分が多く、効力増強は困難を極めている。ま
た、新規除草活性成分の開発もいっそう困難な状況にあ
る中、既存の除草活性成分の効力を増強させることは、
散布薬剤量の低減につながり、環境保護や産業発展の面
からも意義深いものである。
【0004】また、農薬有効成分を水中に懸濁分散又は
乳化分散させた水中懸濁型又は水中乳濁型農薬製剤が各
種知られている。水中懸濁型又は水中乳濁型農薬製剤
は、農薬の個体粒子又は、液体粒子が微細な状態で水中
に懸濁又は、乳濁保持されているものである。しかし水
中懸濁型又は、水中乳濁型農薬製剤を長期間保存した場
合、粒子の凝集や沈でんにより上澄みの分離が生じ、時
には容器底部にハードケーキはまた油層水層の層分離物
が生成することがある。特に、グリホサートなどの塩を
多量に含有するものや個体粒子の体積分率が低い農薬製
剤においては、粒子の沈降による上澄みの分離が生じや
すい。又は、逆に液体粒子の体積分率の高い農薬製剤に
おいては油層による上澄みの分離が生じやすい。このよ
うにしてハードケーキ又は層分離物が生成すると、容器
からの薬剤の取り出しや水への希釈分散及び均一な散布
が困難となる。また、粒子の分離速度が速いと製造や小
分けの際に配管中で固体粒子又は、液体粒子の濃度に偏
りが生じるために、品質管理が困難となる。グリホサー
トやその類似物のグルホシネートを基礎とした除草剤混
合物の液体調合物に関しては、特開平3 24004、
特開平4 257504、特開平4 312506号公
報等に記載されている。
【0005】これらの中には、α オレフィンスルホネ
ート芳香族化合物、アルカナート、ホルムアルデヒドお
よびジサルファイドを基礎にした縮合生成物をまたはナ
フタレンスルホン酸を基礎にした縮合生成物またはリグ
ニンスルホネート等を組み合わせて界面活性剤として使
用したもの等がある。
【0006】これらの界面活性剤を用いたものは、分離
速度が速く二層に分離を生じやすいため、懸濁状態で存
在する除草活性成分の個体粒子又は、液体粒子に濃度の
偏りが生じる。グリホサートおよびその水溶性塩とフェ
ノキシ酸エステルを含有する配合物は保存安定性が優
れ、施用時に施用箇所の確認しうるエマルション配合物
を提供することが望ましい。
【0007】たとえば回転円盤型のような超低容量(UL
V)施用法により施される或る種の従来技術の配合物に
おいては、二酸化チタンが標識として使用された。二酸
化チタンは標準物としては極めて効果的であるが、次の
ようないくつかの欠点を有する。(1)二酸化チタンは
配合物中において沈降して硬いケーキを形成し、および
/または(2)二酸化チタンによりたとえば石材および
道路のような噴霧区域への適用においては望ましくない
汚れが生じ、および/または(3)二酸化チタンへのグ
リホサートの吸着によりグリホサートの効力の低下が生
ずる。
【0008】超低容量(ULV)の噴霧については、次の
理由でその施用箇所を確認しうることが必要である。
【0009】(1)不均一な噴霧を回避するため、
(2)重複した噴霧を回避するため、(3)望ましくな
い区域への噴霧を回避するため。
【0010】従来、施した区域箇所を確認しうるよう、
染料や二酸化チタンなどの顔料を含有した形態のスプレ
ーノズルまたは配合物を使用することが必要であった。
【0011】しかしながら、超低容量(UVL)噴霧の場
合にスプレーノズルを用いて生育地を可視的にするのは
容易でなく、染料/顔料は噴霧された区域を汚すことが
ある。このような汚染等を解決する目的で二酸化チタン
などの顔料に代わって水不混和性溶剤と乳化剤を用いた
従来技術としては特願平4 96784号(特開平51
12414)のエマルション製剤の発明が挙げられる。
この発明により汚染等の上記に示された問題の一部は解
決されたが、エマルション製剤としての高温及び低温時
の安定性、特にグリホサート及びその水溶性塩とフェノ
キシ酸アルキルエステル混合濃厚除草剤組成物の場合は
低温における不可逆的なエマルション破壊による商品価
値の低下は大きな問題として残った。エマルション破壊
の温度は有効成分(電解質)の濃度にもよるが10〜-
5℃で不可逆的な変化が認められた。
【0012】
【発明の開示】本発明者等はこれら問題の解決のため鋭
意検討の結果、発明したものである。特に生物効果に於
いては従来の市販品では比較的耐性の高いスギナの完全
な防除には通常使用量の2〜4倍が必要とされている。
そこで本課題を解決するための手段として本発明者ら
は、市販品と同量の除草活性成分を使用して優れた除草
活性をもたらし、水中乳濁型除草剤中の液体粒子の沈降
分離を抑え、長期間にわたり液体粒子の分散安定性が良
い濃厚エマルション除草剤製剤を開発すべく種種の検討
をおこなった。その結果、グリホサートもしくはグリホ
サート水溶性塩を有効成分として含み界面活性剤として
POEキャスターオイル、水不混和性溶剤に少なくとも
1種のグリホサート以外の水難溶性除草剤活性成分混合
物及びグリコール類を含有した水中乳濁型除草剤が、優
れた除草活性と製剤安定性を有することを見いだし本発
明をするに至った。すなわち、本発明はグリホサートも
しくは水溶性グリホサート塩と水不混和性溶剤に少なく
とも1種の他の水に難溶な除草活性成分混合物及び乳化
剤とグリコール類と残部の水を含み施溶箇所の確認しう
る水性エマルション濃厚物の除草剤配合物である。本発
明に用いられる水に難溶な除草活性成分としては、特に
限定されるものではないが、水不溶性溶剤に対する溶解
度が10%以上でありかつ水に対する溶解度が常温で1
重量%以下のものであれば使用できる。例えば次の化合
物が挙げられる。フェノキシアセテートアルキルエステ
ル類、フェノキシチオアセテートアルキルエステル類な
どが挙げられる。上記の除草活性成分は、1種を単独
で、あるいは2種以上を混合して用いることができ、混
合比は望まれる生物活性に従って任意に選択することが
できる。
【0013】本発明の水中分散型(エマルション型)除
草剤中の除草活性成分の配合比は、除草活性成分の種類
によって異なるが、一般的には、グリホサート配合比が
全重量に対して約1〜25%であり、水に難溶な除草活
性の配合比が約0.1〜5%であり、除草活性成分の合
計は、全重量に対して0.2〜30%の範囲である。
【0014】本発明に用いられる非イオン性界面活性剤
としては、HLBが14〜17であるポリオキシアルキ
レン非イオン性界面活性剤、さらに具体的にポリオキシ
エチレンキャスターオイルがあげられるが、特にこれら
に限定されるものではない。また本発明除草剤には不水
混和性溶剤配合比が全重量に対して約1〜65%であ
り、水に難溶な除草活性物と不水混和性溶剤との配合比
は1:2〜1:10、好ましくは1:3〜1:5であ
る。また、本発明除草剤には、凍結防止を目的として、
エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリ
ン、尿素、ハロゲン化アルカリ塩類、硫酸化アルカリ塩
類等の凍結防止剤(低温安定剤)を加えることができ
る。さらにpH調整剤、消泡剤、殺菌剤、防カビ剤等の成
分を含有することができる。本発明の製造方法は従来法
のような機械的粉砕(2〜3μ)によることなく、相転
移法により新しい乳化剤を用いて、極めて粒子の細かい
(1.0μ以下)エマルションを得た。このエマルション
に低温安定剤を添加することにより、高温(60℃)か
ら低温(-30℃)にわたって極めて安定なエマルショ
ンを見いだし本剤を商品化することに成功した。さらに
詳しく説明すると、本発明は、グリホサートと水不混和
性溶剤(たとえばアルキルベンゼン誘導体)に少なくと
も1種の他の水に難溶な除草活性成分混合物と乳化剤
(ポリオキシエチレンキャスターオイルエーテル)とグ
リコール類(たとえばエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコールの1種または2種以上の混合物)と殺カビ、
殺バクテリア剤、消泡剤と残部の水とを含有し、高温か
ら低温(60〜-30℃)にわたって長期間保存安定性
で、施用箇所の確認しうる新規なエマルション除草剤配
合物である、さらに本発明は、死滅もしくは抑制すべき
雑草生育箇所にこの発明の組成物を施して雑草を死滅も
しくは抑制する除草方法に関するものである。
【0015】好ましくは、グリホサートは水溶性グリホ
サート塩、たとえばグリホサートのイソプロピルアミン
塩、グリホサートのアンモニウム塩、ナトリウム塩もし
くはトリメチルスルホニウム塩またはその混合物である
が、グリホサートの任意の水溶性塩またはこれらグリホ
サートの任意の水溶性塩の混合物も使用することができ
る。また、水に難溶なフエノキシ酸アルキルエステル類
としては、フェノチオール、MCPAエチルエステル、
24ーDエチルエステル、24ーDイソブチルエステル
などが挙げられる。
【0016】本発明の配合物は高温から低温と広範囲な
温度にわたって長期間保存安定性であって、その市販流
通を可能にする。配合物は、たとえば噴霧器を用いて使
用者により希釈することなく容易に施すことができる
し、必要ならば使用前に容易に水で希釈される。本発明
配合剤がいかに高温から低温にわたって安定であるかは
特願平4 96784号に記載の配合剤を対照例として
本発明の配合例に詳細に説明されている。
【0017】本発明の水性エマルション組成物はこれら
従来技術のほとんど全ての問題を解消する。一般にエマ
ルションは電解質水溶液中において安定ではないことが
よく知られていて、グリホサートのイソプロピルアミン
塩のような電解質を含む安定なエマルションの開発は困
難である。本発明者は高温から低温にわたって安定なグ
リホサートのエマルションの開発するのに成功した。そ
の配合物は施用箇所確認可能、すなわち配合物は好まし
くは雑草の生育箇所に噴霧した際に散布者の肉眼でその
箇所を確認できる。施用した区域は、本発明の配合物を
施さなかった区域から容易に区別することができる。一
般に施用箇所は直ちに確認することができ、その可能性
は約数時間から約1日の範囲の期間で持続する。
【0018】古典的なコロイド理論によると、電解質を
含む溶液においてはエマルション粒子間の電気的斥力は
減少する。したがって、或る種のエマルション粒子は凝
集し易い。分散性を安定化させるべく、本発明者はエマ
ルション上に厚い吸着層を形成する高分子表面活性剤を
使用するのがよいことを発見した。厚い吸着層は粒子間
に立体障害的斥力を与え、分散性を安定化させる。本発
明は、グリホサートと水不混和性溶剤(たとえばアルキ
ルベンゼン誘導体)に少なくとも1種の他の水に難溶な
除草剤活性成分混合物と乳化剤(ポリオキシエチレンキ
ャスターオイルエーテル)とグリコール類(たとえばエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコールの1種又は2
種以上の混合物)と殺カビ、殺バクテリア剤、消泡剤と
残部の水とを含有し保存安定性があり、施用箇所が確認
しうる新規なエマルション除草剤配合物である。
【0019】さらに本発明は、死滅もしくは抑制すべき
雑草生育箇所に本発明の組成物を施すことにより雑草を
死滅もしくは抑制する除草方法である。
【0020】特開平4 96784号に開示された配合
物は有効成分の濃度が低い(5%以下)時、又はその他
の水に難溶な除草剤活性成分などが含有されない時はそ
の配合物は、より低い周囲温度(たとえば0℃以下の低
い温度)にて長時間にわたり貯蔵した際に各成分が塩析
を受けない点で保存安定性があるが、少なくとも1種の
グリホサート以外の水難溶性除草剤活性成分が含有した
時や有効成分の濃度が高くなるに伴い低温安定性は急速
に劣化する。グリホサート単剤の場合は10%以上の有
効成分含有配合物では常温のみで安定であるが、これに
少なくとも1種の他の水に難溶な除草剤活性成分を数%
加えると、常温に於いてすら安定な濃厚エマルション混
合配合物をつくることはできず、これらを商品化するこ
とは困難であることが判明した。本発明配合剤は微細な
粒子径1.5〜0.05μm、好ましくは1.0〜0.1μm
を含有し且つ低温安定剤を添加することにより極めて高
温域から低温域(60〜-30℃)にわたって安定化さ
れた組成物である。それ故、本発明による配合物はその
保存安定性によりワンパッケージ混合物としての使用が
可能である。
【0021】本発明の配合物はグリホサートの水溶性塩
を含有する。グリホサートを製造するための幾つかの方
法が特許文献および化学文献(たとえば米国特許第3,
977,860号および第4,468,358号)に開示
されている。本発明に有用なグリホサートの好適な水溶
性塩は米国特許第4,405,531号に開示されてい
る。グリホサートのイソプロピルアミン塩が本発明の配
合物に好適である。
【0022】本発明のエマルション配合物は次の表1に
示した通りである。
【0023】
【表1】
【0024】一般に本発明の配合物は選択された各成分
をブレンダー内で混合して製造することができる。さら
に本発明の配合物がたとえば尿素、増粘剤、消泡剤(た
とえばシリコーン)、揆水剤、保水剤、キレート化剤、
染料、分散剤、防カビ剤、防バクテリア剤並びに(除草
剤および殺菌剤のような)他の活性成分など他の添加剤
と混合することもできる。
【0025】所望ならば本発明の配合物は使用前にタン
ク内で使用者により希釈することなく用意に使用しうる
が、水で希釈することもできる。
【0026】グリホサートの適切な施用割合は植物種類
に依存するが、一般にグリホサート酸当量に基づき(換
算)1ha当たり90〜360g適している。
【0027】
【本発明の効果】本発明の効果は四つ挙げられる。その
一つとして本発明のグリホサート・フェノキシ酸アルキ
ルエステルエマルション濃厚組成物はグリホサート市販
品の1/2〜1/4量の除草活性成分に於いて、特にグ
リホサートの難防除雑草であるスギナなどに高い除草活
性をもたらすことができる。その二として本発明配合剤
は高濃度の電解質効果を含む水溶液中に於いても得られ
たエマルションが低温(-30℃)から高温(60℃)
にわたって長期間均一性を保持するためにこれまでにみ
られない商品として極めて高い保持安定性が得られるこ
とが特徴として挙げられる。またその三として本発明の
超低容量噴霧方式は散布時に希釈する必要がないばかり
でなく、地上に滴下する配合物容積を最小化するため環
境上からも好ましい。さらに標識として二酸化チタンの
ような蒸発したり分散したりしない安定な添加物を含ま
ないため汚染問題を起こすことはない。またその四とし
て本発明として、施用箇所が目視で確認できるため、散
布が無駄なく効率よく行われる。
【0028】本発明の除草剤は、除草効果が高く、分離
沈降をほとんど生じないため、農業発展および環境保護
の面からの利用価値が高いものである。次に実施例、対
照例を挙げ、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0029】
【実施例】この実施例は本発明に適する具体的配合物例
及び対照例を下記の表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】上記表2中、*印は、下記を示す。 * :有効成分含有量45%(酸として) *1:アルキルベンゼン誘導体 *2:ポリオキシエチレンキャスターオイルエーテル *3:ポリオキシエチレンキャスターオイルエーテル(上
記*2よりEO付加モル数の更に多いもの) *4:ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルとポ
リオキシエチレンスチリルエーテルポリマーとポリオキ
シエチレンアルキルアミンとの混合物 *5:信越KM 90(信越シリコン) *6:HSF 4300(北興産業)
【0032】上に表示して記された各々の配合例及び対
照例は下の記の手順により製造することができる。水不
混和性溶剤に少なくとも1種のグリホサート以外の水難
溶性除草活性成分を加えて約60℃にて加熱攪拌して溶
解し均一で透明な混合溶剤を作る。この混合溶剤と乳化
剤を次に混合加熱して均一な溶液とする(溶液A)。こ
れとは別にグリホサートの水溶性塩と防カビ剤、防バク
テリア剤、消泡剤と水とを混合して同様に均一な水溶液
とする(溶液B)。次に溶液Aに少量の溶液Bを加えてW
/Oエマルションを作成する。W/Oエマルションの作
成は室温にてミキサーで均質化した。溶液Bを徐々に添
加すると転相が起こり次第にW/Oエマルションの粘性
は増加する。粘度が最大となった時点(約7,000〜
8,000cp)で20分間攪拌する。さらに残りの溶液B
を徐々に添加すると転相が起こりO/Wエマルションが
形成され粘度が急速に低下(約2〜7cp)する。この時
点でプロピレングリコール及び必要に応じて消泡剤等を
添加し、ミキサーで再び30分間攪拌して均質で安定な
グリホサート・フェノキシ酸エステルO/Wエマルショ
ンを得る。
【0033】ULV(超低容量)(3L/10a)によ
り施されたエマルションの殺草効果を市販ラウンドアッ
プ(登録商標)除草剤の通常の散布容量施用(25L/
10a)として比較して評価すべく温室試験を行った。
多年性雑草については特に難防除雑草であるスギナにつ
いて市販ラウンドアップと比較して評価すべく圃場試験
を行った。圃場試験結果から明らかな如く、本発明薬剤
は市販ラウンドアップの1/2〜1/4施用量に於いて
ラウンドアップよりも程度が高く迅速な枯落ち速効性
(バーンダウン)および初期症状(スポットクロロシ
ス)を示し、全ての試験に於いて多年性難防除雑草であ
るスギナにつき14〜31DAAにてラウンドアップよ
り優れた最終効果を示した。この効果試験結果は下記の
薬剤効果試験例1に示されている。
【0034】薬剤効果試験例1
【0035】スギナ除草効果試験:スギナを栽培した圃
場に、1区画が2m×2m(4m2)となるような試験区
を作り、所定の濃度で調整した所定量の薬液を雑草の上
から処理区に均一に噴霧処理した。薬液を処理してから
14及び31日後のスギナへの影響を、目視による観察
調査から以下に示す判定基準に基づいて評価した。
【0036】判定基準 ・除草指数 100:完全枯死させる。 0:除草効果は全く認められず、雑草は健全に生育して
いる。 除草指数100と0を前記のように定義して、0から1
00の間の指数で表すものである。指数が大きいほど除
草活性が高いことを示している。
【0037】
【表3】
【0038】以上、特定実施例に関し本発明を説明した
が、これら詳細は限定を意味すると解釈すべきでなく、
本発明の思想および範囲を逸脱することなく種々の改変
および変更をなしうることは明らかであり、この種の変
更も本発明の範囲内に包含されると了承されたい。次に
本発明で得られた配合物がいかに安定であるかを対照例
と比較した各種のエマルションの安定性試験結果を安定
性試験例1〜8に示す。結論をさきに述べると本安定性
試験に示された通り従来技術より優る本発明の配合物の
安定性効果を示している。
【0039】安定性試験例1 1 グリホサート・フェノチオールエマルション製剤(配合
例A、B及び対照例A、B、E)の高温(60℃/1ヶ
月)下に於けるグリホサートの安定性。本発明グリホサ
ート・フェノチオール酸アルキルエステル濃厚エマルシ
ョン製剤中のグリホサートは、下記試験例に示した如く
高温(60℃)下に於いても長期間(1ヶ月)安定であっ
た。安定性はグリホサート及びフェノチオールの濃度分
布を測定することにより判定した。安定でない系では油
滴(エマルション粒子)が浮上するため水相に溶解して
いるグリホサート濃度が上層部において下層部より低く
なる。又、フェノチオールはグリホサートとは逆にフェ
ノチオール濃度は上層部において下層部より高くなる。
またエマルション粒子の大きさも測定した。粒子が小さ
いと沈降およびクリーミングがなくなり安定になる。
【0040】
【表4】
【0041】安定性試験例1 2 グリホサートエマルションフェノチオール製剤(配合例
A、B及び対照例A、B、E)の高温(60℃/1ヶ月)
下に於けるフェノチオールの安定性。本発明グリホサー
ト・フェノチオール酸アルキルエステル濃厚エマルショ
ン製剤中のフェノチオールは、下記試験例に示した如く
高温(60℃)下に於いても長期間(1ヶ月)安定であっ
た。安定性はフェノチオールの濃度分布を測定すること
により判定した。安定でない系では油滴(エマルション
粒子)が浮上するため水相に溶解しているグリホサート
濃度が上層部において下層部より低くなる。又、フェノ
チオールはグリホサートとは逆にフェノチオール濃度は
上層部において下層部より高くなる。またエマルション
粒子の大きさも測定した。粒子が小さいと沈降およびク
リーミングがなくなり安定になる。
【0042】
【表5】
【0043】安定性試験例2 1 グリホサートフェノチオールエマルション製剤(配合例
A、B及び対照例A、B、E)の低温(-5℃/1ヶ月)
下に於けるグリホサートの安定性。本発明グリホサート
・フェノチオール酸アルキルエステル濃厚エマルション
製剤中のグリホサートは、下記試験例に示した如く低温
(-5℃)下に於いても長期間(1ヶ月)安定であった。
安定性はグリホサートの濃度分布を測定することにより
判定した。安定でない系では油滴(エマルション粒子)
が浮上するため水相に溶解しているグリホサート濃度が
上層部において下層部より低くなる。又、フェノチオー
ルはグリホサートとは逆にフェノチオール濃度は上層部
において下層部より高くなる。またエマルション粒子の
大きさも測定した。粒子が小さいと沈降およびクリーミ
ングがなくなり安定になる。
【0044】
【表6】
【0045】安定性試験例2 2 グリホサート・フェノチオールエマルション製剤(配合
例A、B及び対照例A、B、E)の低温(-5℃/1ヶ
月)下に於けるフェノチオールの安定性。本発明グリホ
サート・フェノチオール酸アルキルエステル濃厚エマル
ション製剤中のフェノチオールは、下記試験例に示した
如く低温(-5℃)下に於いても長期間(1ヶ月)安定で
あった。安定性はフェノチオールの濃度分布を測定する
ことにより判定した。安定でない系では油滴(エマルシ
ョン粒子)が浮上するため水相に溶解しているグリホサ
ート濃度が上層部において下層部より低くなる。又、フ
ェノチオールはグリホサートとは逆にフェノチオール濃
度は上層部において下層部より高くなる。またエマルシ
ョン粒子の大きさも測定した。粒子が小さいと沈降およ
びクリーミングがなくなり安定になる。
【0046】
【表7】
【0047】安定性試験例3 1 グリホサート・フェノチオールエマルション製剤(配合
例C及び対照例C、F)の高温(60℃/1ヶ月)下に於
けるグリホサートの安定性。本発明グリホサート・フェ
ノチオール酸アルキルエステル濃厚エマルション製剤中
のグリホサートは、下記試験例に示した如く高温(60
℃)下に於いても長期間(1ヶ月)安定であった。安定
性はグリホサートの濃度分布を測定することにより判定
した。安定でない系では油滴(エマルション粒子)が浮
上するため水相に溶解しているグリホサート濃度が上層
部において下層部より低くなる。又、フェノチオールは
グリホサートとは逆にフェノチオール濃度は上層部にお
いて下層部より高くなる。またエマルション粒子の大き
さも測定した。粒子が小さいと沈降およびクリーミング
がなくなり安定になる。
【0048】
【表8】
【0049】安定性試験例3 2 グリホサートフェノチオールエマルション製剤(配合例
C及び対照例C、F)の高温(60℃/1ヶ月)下に於け
るフェノチオールの安定性。本発明グリホサート・フェ
ノチオール酸アルキルエステル濃厚エマルション製剤中
のフェノチオールは、下記試験例に示した如く高温(60
℃)下に於いても長期間(1ヶ月)安定であった。安定
性はフェノチオールの濃度分布を測定することにより判
定した。安定でない系では油滴(エマルション粒子)が
浮上するため水相に溶解しているグリホサート濃度が上
層部において下層部より低くなる。又、フェノチオール
はグリホサートとは逆にフェノチオール濃度は上層部に
おいて下層部より高くなる。またエマルション粒子の大
きさも測定した。粒子が小さいと沈降およびクリーミン
グがなくなり安定になる。
【0050】
【表9】
【0051】安定性試験例4 1 グリホサート・フェノチオールエマルション製剤(配合
例C及び対照例C、F)の低温(-5℃/1ヶ月)下に於
けるグリホサートの安定性。本発明グリホサート・フェ
ノチオール酸アルキルエステル濃厚エマルション製剤中
のグリホサートは、下記試験例に示した如く低温(-5
℃)下に於いても長期間(1ヶ月)安定であった。安定
性はグリホサートの濃度分布を測定することにより判定
した。安定でない系では油滴(エマルション粒子)が浮
上するため水相に溶解しているグリホサート濃度が上層
部において下層部より低くなる。又、フェノチオールは
グリホサートとは逆にフェノチオール濃度は上層部にお
いて下層部より高くなる。またエマルション粒子の大き
さも測定した。粒子が小さいと沈降およびクリーミング
がなくなり安定になる。
【0052】
【表10】
【0053】安定性試験例4 2 グリホサート・フェノチオールエマルション製剤(配合
例C及び対照例C、F)の低温(-5℃/1ヶ月)下に於け
るフェノチオールの安定性。本発明グリホサート・フェ
ノチオール酸アルキルエステル濃厚エマルション製剤中
のフェノチオールは、下記試験例に示した如く低温(-5
℃)下に於いても長期間(1ヶ月)安定であった。安定
性はフェノチオールの濃度分布を測定することにより判
定した。安定でない系では油滴(エマルション粒子)が
浮上するため水相に溶解しているグリホサート濃度が上
層部において下層部より低くなる。又、フェノチオール
はグリホサートとは逆にフェノチオール濃度は上層部に
おいて下層部より高くなる。またエマルション粒子の大
きさも測定した。粒子が小さいと沈降およびクリーミン
グがなくなり安定になる。
【0054】
【表11】
【0055】安定性試験例5 1 グリホサートフェノチオールエマルション製剤(配合例
D及び対照例D)の高温(60℃/1ヶ月)下に於けるグ
リホサートの安定性。本発明グリホサート・フェノチオ
ール酸アルキルエステル濃厚エマルション製剤中のグリ
ホサートは、下記試験例に示した如く高温(60℃)下に
於いても長期間(1ヶ月)安定であった。安定性はグリ
ホサートの濃度分布を測定することにより判定した。安
定でない系では油滴(エマルション粒子)が浮上するた
め水相に溶解しているグリホサート濃度が上層部におい
て下層部より低くなる。又、フェノチオールはグリホサ
ートとは逆にフェノチオール濃度は上層部において下層
部より高くなる。またエマルション粒子の大きさも測定
した。粒子が小さいと沈降およびクリーミングがなくな
り安定になる。
【0056】
【表12】
【0057】安定性試験例5 2 グリホサートフェノチオールエマルション製剤(配合例
D及び対照例D)の高温(60℃/1ヶ月)下に於けるフ
ェノチオールの安定性。本発明グリホサート・フェノチ
オール酸アルキルエステル濃厚エマルション製剤中のフ
ェノチオールは、下記試験例に示した如く高温(60℃)
下に於いても長期間(1ヶ月)安定であった。安定性は
フェノチオールの濃度分布を測定することにより判定し
た。安定でない系では油滴(エマルション粒子)が浮上
するため水相に溶解しているグリホサート濃度が上層部
において下層部より低くなる。又、フェノチオールはグ
リホサートとは逆にフェノチオール濃度は上層部におい
て下層部より高くなる。またエマルション粒子の大きさ
も測定した。粒子が小さいと沈降およびクリーミングが
なくなり安定になる。
【0058】
【表13】
【0059】安定性試験例6 1 グリホサートフェノチオールエマルション製剤(配合例
D及び対照例D)の低温(-5℃/1ヶ月)下に於けるグ
リホサートの安定性。本発明グリホサート・フェノチオ
ール酸アルキルエステル濃厚エマルション製剤中のグリ
ホサートは、下記試験例に示した如く低温(-5℃)下に
於いても長期間(1ヶ月)安定であった。安定性はグリ
ホサートの濃度分布を測定することにより判定した。安
定でない系では油滴(エマルション粒子)が浮上するた
め水相に溶解しているグリホサート濃度が上層部におい
て下層部より低くなる。又、フェノチオールはグリホサ
ートとは逆にフェノチオール濃度は上層部において下層
部より高くなる。またエマルション粒子の大きさも測定
した。粒子が小さいと沈降およびクリーミングがなくな
り安定になる。
【0060】
【表14】
【0061】安定性試験例6 2 グリホサートフェノチオールエマルション製剤(配合例
D及び対照例D)の低温(-5℃/1ヶ月)下に於けるフ
ェノチオールの安定性。本発明グリホサート・フェノチ
オール酸アルキルエステル濃厚エマルション製剤中のフ
ェノチオールは、下記試験例に示した如く低温(-5℃)
下に於いても長期間(1ヶ月)安定であった。安定性は
フェノチオールの濃度分布を測定することにより判定し
た。安定でない系では油滴(エマルション粒子)が浮上
するため水相に溶解しているグリホサート濃度が上層部
において下層部より低くなる。又、フェノチオールはグ
リホサートとは逆にフェノチオール濃度は上層部におい
て下層部より高くなる。またエマルション粒子の大きさ
も測定した。粒子が小さいと沈降およびクリーミングが
なくなり安定になる。
【0062】
【表15】
【0063】安定性試験例7 1 グリホサートフェノチオールエマルション製剤(配合例
C及び対照例C)の低温および高温(-30℃/50℃ サ
イクル試験)下に於けるグリホサートの安定性。本発明
グリホサート・フェノチオール酸アルキルエステル濃厚
エマルション製剤中のグリホサートは、下記試験例に示
した如く Constant Temperature Incubator(東洋製作
所:ADVANTEC PGX-325型)を用いて50℃で7日間、次に
-30℃で7日間を1サイクルとする Freeze-Thaw 試験を
下記の通り実行したが、安定であった。安定性はグリホ
サートの濃度分布を測定することにより判定した。安定
でない系では油滴(エマルション粒子)が浮上するため
水相に溶解しているグリホサート濃度が上層部において
下層部より低くなる。又、フェノチオールはグリホサー
トとは逆にフェノチオール濃度は上層部において下層部
より高くなる。またエマルション粒子の大きさも測定し
た。粒子が小さいと沈降およびクリーミングがなくなり
安定になる。
【0064】
【表16】
【0065】安定性試験例7 2 グリホサートフェノチオールエマルション製剤(配合例
C及び対照例C)の低温および高温(-30℃/50℃ サ
イクル試験)下に於けるフェノチオールの安定性。本発
明グリホサート・フェノチオール酸アルキルエステル濃
厚エマルション製剤中のフェノチオールは、下記試験例
に示した如く Constant Temperature Incubator(東洋
製作所:ADVANTEC PGX-325型)を用いて50℃で7日間、
次に-30℃で7日間を1サイクルとする Freeze-Thaw 試
験を下記の通り実行したが、安定であった。安定性はフ
ェノチオールの濃度分布を測定することにより判定し
た。安定でない系では油滴(エマルション粒子)が浮上
するため水相に溶解しているグリホサート濃度が上層部
において下層部より低くなる。又、フェノチオールはグ
リホサートとは逆にフェノチオール濃度は上層部におい
て下層部より高くなる。またエマルション粒子の大きさ
も測定した。粒子が小さいと沈降およびクリーミングが
なくなり安定になる。
【0066】
【表17】
【0067】安定性試験例8 1 グリホサートフェノチオールエマルション製剤(配合例
D及び対照例D)の低温および高温(-30℃/50℃ サ
イクル試験)下に於けるグリホサートの安定性。本発明
グリホサート・フェノチオール酸アルキルエステル濃厚
エマルション製剤中のグリホサートは、下記試験例に示
した如く Constant Temperature Incubator(東洋製作
所:ADVANTEC PGX-325型)を用いて50℃で7日間、次に
-30℃で7日間を1サイクルとする Freeze-Thaw 試験を
下記の通り実行したが、安定であった。安定性はグリホ
サートの濃度分布を測定することにより判定した。安定
でない系では油滴(エマルション粒子)が浮上するため
水相に溶解しているグリホサート濃度が上層部において
下層部より低くなる。又、フェノチオールはグリホサー
トとは逆にフェノチオール濃度は上層部において下層部
より高くなる。またエマルション粒子の大きさも測定し
た。粒子が小さいと沈降およびクリーミングがなくなり
安定になる。
【0068】
【表18】
【0069】安定性試験例8 2 グリホサートフェノチオールエマルション製剤(配合例
D及び対照例D)の低温および高温(-30℃/50℃ サ
イクル試験)下に於けるフェノチオールの安定性。本発
明グリホサート・フェノチオール酸アルキルエステル濃
厚エマルション製剤中のフェノチオールは、下記試験例
に示し如く Constant Temperature Incubator(東洋製
作所:ADVANTEC PGX-325型)を用いて50℃で7日間、次
に-30℃で7日間を1サイクルとする Freeze-Thaw 試験
を下記の通り実行したが、安定であった。安定性はフェ
ノチオールの濃度分布を測定することにより判定した。
安定でない系では油滴(エマルション粒子)が浮上する
ため水相に溶解しているグリホサート濃度が上層部にお
いて下層部より低くなる。又、フェノチオールはグリホ
サートとは逆にフェノチオール濃度は上層部において下
層部より高くなる。またエマルション粒子の大きさも測
定した。粒子が小さいと沈降およびクリーミングがなく
なり安定になる。
【0070】
【表19】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古門 研正 東京都三鷹市井の頭5 17 50 B 3 (72)発明者 天野 昭男 茨城県牛久市南1−17−2

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリホサートもしくは水溶性グリホサー
    ト塩と、少なくとも1種のグリホサート以外の水難溶性
    除草活性成分混合物および乳化剤とグリコール類と残部
    の水を含み、施用箇所の確認しうる水性エマルション濃
    厚物の除草剤配合物。
  2. 【請求項2】 水難溶性除草剤がフェノキシ酸アルキル
    エステルである請求項1に記載のエマルション組成物。
  3. 【請求項3】 水不混和性溶剤がアルキルベンゼン誘導
    体である請求項1に記載のエマルション組成物。
  4. 【請求項4】 乳化剤がPOEキャスターオイルエーテ
    ルである請求項1に記載のエマルション組成物。
  5. 【請求項5】 グリコール類がエチレングリコール、プ
    ロピングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロ
    ピレングリコールの1種又は2種以上の混合物である請
    求項1に記載のエマルションの混合物。
  6. 【請求項6】 フェノキシ酸アルキルエステルがフェノ
    チオール、2、4Dアルキルエステル、MCPAアルキ
    ルエステルである請求項2に記載のエマルション組成
    物。
  7. 【請求項7】 グリホサートの量がグリホサート酸当量
    に基づき約1〜約25%の範囲である請求項1に記載の
    組成物。
  8. 【請求項8】 フェノキシ酸アルキルエステルの量が約
    0.1〜約5重量%の範囲である請求項1に記載の組成
    物。
  9. 【請求項9】 溶剤の量が約1〜約60%重量の範囲で
    ある請求項2に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 乳化剤の量が約0.5〜約25重量%
    の範囲である請求項7に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 グリコール類の量が約0.1〜約30
    重量%の範囲である請求項2に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 殺カビ、殺バクテリア剤の量が約0.
    01〜約0.5重量%の範囲である請求項2に記載の組
    成物。
  13. 【請求項13】 除草剤混合物として有効量の請求項1
    に記載の組成物を死滅もしくは抑制すべき雑草に施すこ
    とを特徴とする雑草の死滅もしくは抑制法。
  14. 【請求項14】 組成物が水不混和性溶剤アルキルベン
    ゼン誘導体に少なくとも1種のグリホサート以外の水難
    溶性除草活性成分を含有する請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の組成物が乳化剤、
    たとえばPOEキャスターオイルエーテルを含有する請
    求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 グリホサートの量がグリホサート酸当
    量重量に基づき約1〜約25%重量の範囲である請求項
    13に記載の方法。
  17. 【請求項17】 フェノキシ酸アルキルエステルの量が
    約0.1〜約5重量%の範囲である請求項13に記載の
    方法。
  18. 【請求項18】 水不混和性溶剤の量が約1〜約60重
    量%の範囲である請求項13に記載の方法。
  19. 【請求項19】 乳化剤の量が約0.5〜約25重量%
    の範囲である請求項13に記載の方法。
  20. 【請求項20】 グリコールの量が約0.1〜約30重
    量%の範囲である請求項13に記載の方法。
  21. 【請求項21】 本発明で得られたエマルションの平均
    粒子径が0.05〜1.5μ、好ましくは0.1〜1.0μ
    である請求項1に記載の組成物。
JP7310796A 1996-03-05 1996-03-05 グリホサート・フェノキシ酸アルキルエステル混合除草剤のエマルション組成物及びそれを用いた除草方法 Pending JPH09241111A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001097802A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Monsanto Co 向上した安定性を有するパッケージミックス農薬組成物
JP2003506381A (ja) * 1999-08-11 2003-02-18 モンサント テクノロジー エルエルシー イネ科用除草剤および水溶性除草剤のミクロエマルジョン同時配合物
JP2005220123A (ja) * 2004-01-07 2005-08-18 Nissan Chem Ind Ltd スギナまたはクローバー防除用農薬組成物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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