JPH09241245A - ウラシル誘導体及びこれを含有する農薬 - Google Patents

ウラシル誘導体及びこれを含有する農薬

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JPH09241245A
JPH09241245A JP8051547A JP5154796A JPH09241245A JP H09241245 A JPH09241245 A JP H09241245A JP 8051547 A JP8051547 A JP 8051547A JP 5154796 A JP5154796 A JP 5154796A JP H09241245 A JPH09241245 A JP H09241245A
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JP
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methyl
uracil derivative
compound
examples
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JP8051547A
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English (en)
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Teruhiro Koiso
彰宏 小磯
Satoru Ono
哲 大野
Hitoshi Kondo
仁 近藤
Toru Asada
亨 朝田
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】各種の雑草に対し優れた除草活性を示し、かつ
作物に対して薬害が少ない化合物を提供する。 【解決手段】下記式(1) (式中、Rはメチル基、モノフルオロメチル基または
ジフルオロメチル基を表し、Rは水素原子、アルキル
基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、ベンジル
基、またはCHRCOを表す。ここでR、R
は各々独立に、水素原子または低級アルキル基を表
す。また、RはRとともに環を形成することもでき
る。)で示されるウラシル誘導体、および該化合物を有
効成分として含有する農薬、特に除草剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なウラシル誘
導体および該誘導体を有効成分として含有する農薬、特
に除草剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からある種のウラシル誘導体に除草
活性があることが知られており、例えば市販の除草剤と
してブロマシルが挙げられる。またヨーロッパ公開特許
第255047号には3ーフェニルウラシル誘導体が除
草剤の成分として有効であることが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
化合物は、除草効力が不十分であったり、作物雑草間の
選択性に劣ったりするため、必ずしも満足すべきものと
はいい難い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な状況に鑑み鋭意研究した結果、特定の置換基を有する
3ーフェニルウラシル誘導体が優れた農薬、特に上記の
ような欠点の少ない優れた除草活性を示すことを見い出
し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は(1)
下記一般式
【0005】
【化2】
【0006】(式中、R1はメチル基、モノフルオロメ
チル基またはジフルオロメチル基を表し、R2は水素原
子、アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル
基、ベンジル基、またはCHR3CO24を表す。ここ
でR3、R4は各々独立に、水素原子または低級アルキル
基を表す。また、R1はR2とともに環を形成することも
できる。)で示されるウラシル誘導体、(2)R1がジ
フルオロメチル基である上記(1)記載のウラシル誘導
体、(3)R2が炭素数1〜6のアルキル基である上記
(1)又は(2)記載のウラシル誘導体、(4)R1
2で形成される環が、アルキレン鎖またはフルオロア
ルキレン鎖から形成される環である上記(1)記載のウ
ラシル誘導体。(5)上記(1)〜(4)のいずれかに
記載のウラシル誘導体を有効成分として含有する農薬、
並びに(6)(1)〜(4)のいずれかに記載のウラシ
ル誘導体を有効成分として含有する除草剤に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明化合物の置換基につ
いて説明する。R1としてはメチル基、モノフルオロメ
チル基またはジフルオロメチル基が挙げられ、好ましく
はジフルオロメチル基が挙げられる。R2としては水素
原子、アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル
基、ベンジル基、CHR3CO24が挙げられる。アル
キル基としては、直鎖状でも分枝状でも環状でもよく、
例えばメチル基、エチル基,n−プロピル基、isoー
プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、ter
t−ブチル基、n−ペンチル基、neo−ペンチル基、
n−ヘキシル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、
シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の炭素数1〜6
のアルキル基が好ましく挙げられる。低級アルケニル基
としては、直鎖状でも分枝状でもよく、例えばアリル
基、1ーメチルー2ープロペニル基等の炭素数2〜4の
アルケニル基が挙げられる。低級アルキニル基として
は、直鎖状でも分枝状でもよく、例えばプロパルギル
基、1ーメチルー2ープロピニル基等が挙げられる。R
2がCHR3CO24の場合、R3、R4としては各々独立
に、水素原子または低級アルキル基を表わし、アルキル
基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i
soープロピル基、n−ブチル基等が挙げられる。R2
として好ましくはisoープロピル基、シクロペンチル
基、プロパルギル基、1ーメチルー2ープロピニル基等
が挙げられる。またR1がR2と環を形成する場合、アル
キレン鎖またはフルオロアルキレン鎖によって、環を形
成することが好ましく、この鎖長としては炭素数1〜4
個が好ましく、特に好ましくはジフルオロメチレン鎖ま
たはエチレン鎖によって環を形成する場合である。
【0008】以下に本発明の化合物を具体的に列挙す
る。
【0009】
【表1】
【0010】
【表2】
【0011】
【表3】
【0012】本発明化合物は、例えば以下に示す方法1
〜3によって製造することが出来る。以下、特に断りが
ない限り、式中のR1、R2は前述の定義と同様である。
【0013】
【化3】
【0014】方法1は、第1工程としてβーアミノアク
リル酸エステル(A)に、N−フェニルカルバマート
(B)(式中Xは低級アルキル基を表す)を反応させ、
てウラシル誘導体(C)とし、単離した後または単離せ
ずに続けて第2工程としてウラシル環1位をメチル化す
る方法である。第1工程では、通常アクリル酸エステル
(A)に対してカルバマート(B)0.5〜1.5当量
を、好ましくは0.8〜1.2当量を使用する。この反
応は、通常溶媒を必要とし、溶媒としてはヘキサン、ヘ
プタン、リグロイン等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロホル
ム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチ
ルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエー
テル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、
ピリジン、トリエチルアミン等の第3級アミン類、N,
Nージメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムア
ミド、N−メチルピロリドン等の酸アミド類、ジメチル
スルホキシド、スルホラン等の含硫黄溶媒類、メタノー
ル、エタノール等のアルコール類、水およびこれらの混
合物等が挙げられ、好ましくは上記の脂肪族炭化水素
類、芳香族炭化水素類、酸アミド類、含硫黄溶媒類およ
びこれらの混合物が挙げられる。
【0015】また、通常、カルバマート(B)に対して
塩基1.0〜4.0当量好ましくは1.5〜2.5当量
を用いる。塩基としてはピリジン、トリエチルアミン、
N,N−ジエチルアミン等の3級アミン類、水素化ナト
リウム、水素化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム
等の無機塩基類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシド、カリウムtertーブトキシド等の金属アル
コラート類等が挙げられ、好ましくは水素化ナトリウム
等の無機塩基類、ナトリウムメトキシド等の金属アルコ
ラート類が挙げられる。反応温度は、通常−10〜20
0℃、好ましくは0℃〜反応混合物の還流温度である。
反応時間は、通常30分〜6時間、好ましくは1〜3時
間である。反応終了後、塩酸、硫酸等の鉱酸、酢酸、p
−トルエンスルホン酸等の有機酸等で酸性にすることに
よりウラシル(C)を単離できるし、単離する事無く引
き続き第2工程のメチル化を行っても良い。
【0016】第2工程では、通常ウラシル(C)に対し
てメチル化剤0.5〜1.5当量を、好ましくは0.8
〜1.2当量を使用する。メチル化剤としては、塩化メ
チル、臭化メチル、ヨウ化メチル、ジメチル硫酸、p−
トルエンスルホン酸メチルエステル、メタンスルホン酸
メチルエステル等が挙げられる。この反応は、通常溶媒
を必要とし、溶媒としては第1工程で例示したものが挙
げられる。また、通常、ウラシル(C)に対して塩基
0.5〜3.0当量、好ましくは0.8〜1.2当量を
用いる。塩基としては第1工程で例示したものが挙げら
れる。反応温度は、通常−10〜200℃、好ましくは
0℃〜反応混合物の還流温度である。反応時間は、通常
30分〜6時間、好ましくは1〜3時間である。
【0017】
【化4】
【0018】方法2は、第1工程としてイソシアナート
(D)とアクリル酸エステル(A)とを反応させてウラ
シル(C)とし、方法1の第2工程と同様にメチル化を
行い、目的とするウラシル誘導体を得る製造法である。
第1工程では、通常イソシアネート(D)に対してアク
リル酸エステル(A)0.5〜1.5当量を、好ましく
は0.8〜1.2当量を使用する。この反応は、通常溶
媒を必要とし、溶媒としては方法1の第1工程で例示し
たものが挙げられる。また、通常、アクリル酸エステル
(A)に対して塩基0.5〜3.0当量、好ましくは
0.8〜1.2当量を用いる。塩基としては、方法1の
第1工程で例示したものが挙げられる。反応温度は、通
常−30〜200℃、好ましくは−15℃〜反応混合物
の還流温度である。反応時間は、通常30分〜6時間、
好ましくは1〜3時間である。反応終了後、塩酸、硫酸
等の鉱酸、酢酸,p−トルエンスルホン酸等の有機酸等
で酸性にすることによりウラシル(C)を単離できる
し、単離する事無く引き続き第2工程のメチル化を行っ
ても良い。第2工程のメチル化は、方法1の第2工程の
場合と同様に行うことができる。
【0019】
【化5】
【0020】方法3は、方法1または2により得られる
ウラシル誘導体(E)を脱ベンジル化したウラシル誘導
体(F)のOH基に、種々の置換基を導入する方法であ
る。第1工程の脱ベンジル化は、通常触媒としてパラジ
ウム担持炭素を用い、常圧水素雰囲気下で行うことが出
来るが、その他の既知の脱ベンジル化法を用いても良
い。この反応も通常溶媒を必要とし、溶媒としてヘキサ
ン、ヘプタン、リグロイン等の脂肪族炭化水素類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、酢酸
メチル、酢酸エチル等の酢酸エステル類、ジエチルエー
テル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル
類、N,Nージメチルアセトアミド、N,N−ジメチル
ホルムアミド、N−メチルピロリドン等の酸アミド類、
メタノール、エタノール等のアルコール類、水およびこ
れらの混合物等が挙げられ、好ましくは上記の脂肪族炭
化水素類、芳香族炭化水素類、酢酸エステル類、酸アミ
ド類およびこれらの混合物が挙げられる。第2工程では
ウラシル誘導体(F)に対してハロゲン化アルキル、p
−トルエンスルホン酸エステル等のエーテル化剤0.5
〜1.5当量を、好ましくは0.8〜1.2当量を使用
する。この反応も通常溶媒を必要とし、溶媒としては方
法1で例示したものが挙げられる。また、通常、ウラシ
ル誘導体(F)に対して塩基0.5〜3.0当量、好ま
しくは0.8〜1.2当量を用いる。塩基としては方法
1の第1工程で例示したものが挙げられる。反応温度
は、通常0〜200℃、好ましくは室温〜反応混合物の
還流温度である。反応時間は、通常30分〜6時間、好
ましくは1〜3時間である。
【0021】本発明の化合物を実際に農薬、特に除草剤
として使用する際は、その使用形態として原体を単独で
使用することも可能であるが、通常、農薬の製剤に用い
られる固体及び液体担体、並びに分散剤、希釈剤、乳化
剤、展着剤、増粘剤等の補助剤と混合して、水和剤、液
剤、油剤、粉剤、粒剤、ゾル剤(フロアブル)等の剤型
に製剤して使用することができる。
【0022】固体及び液体担体としては、例えばタル
ク、クレー、ベントナイト、カオリン、けいそう土、モ
ンモリロナイト、雲母、バーミキュライト、石膏、炭酸
カルシウム、ホワイトカーボン、木粉、澱粉、アルミ
ナ、珪酸塩、糖重合体、ワックス類、水、アルコール類
(メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピル
アルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアル
コール、エチレングリコール、ベンジルアルコール
等)、石油溜分(石油エーテル、ケロシン、ソルベント
ナフサ等)、脂肪族又は脂環式炭化水素類(n−ヘキサ
ン、シクロヘキサン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、クロロベン
ゼン、クメン、メチルナフタレン等)、エーテル類(イ
ソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン等)、ケトン
類(アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン、メチルイソブチルケトン等)、エステル類(酢酸エ
チル、酢酸ブチル、エチレングリコールアセタート、酢
酸アミル等)、酸アミド類(ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアニリド等)、ニトリル類(アセトニトリ
ル、プロピオニトリル、アクリロニトリル等)、スルホ
キシド類(ジメチルスルホキシド等)、アルコールエー
テル類(エチレングリコールモノメチルエーテル、エチ
レングリコールモノエチルエーテル等)等が挙げられ
る。
【0023】補助剤としては、例えば非イオン型界面活
性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン
アルキルエステル、ソルビタンアルキルエステル等)、
陰イオン型界面活性剤(アルキルベンゼンスルホナー
ト、アルキルスルホサクシナート、ポリオキシエチレン
アルキルスルファート、アリールスルホナート等)、陽
イオン型界面活性剤(アルキルアミン類、ポリオキシエ
チレンアルキルアミン類、第四級アンモニウム塩類
等)、両性型界面活性剤(アルキルアミノエチルグリシ
ン、アルキルジメチルベタイン等)、ポリビニルアルコ
ール、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、アラビアゴム、トラガントガム、キサン
タンガム、ポリビニルアセタート、ゼラチン、カゼイ
ン、アルギン酸ソーダ等が挙げられる。
【0024】本発明化合物は、畑地用の除草剤あるいは
水田用の除草剤として土壌処理、茎葉処理いずれの処理
方法においても使用できる。さらに本発明化合物は、各
種の農園芸用殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、殺虫
剤、殺ダニ剤等の農薬や、肥料等と混合して用いること
もできる。
【0025】本薬剤の施用量に関しては、気象条件、製
剤形態、処理時期、方法、場所、対象雑草等によっても
異なるが、通常10aあたり有効成分量が0.1〜10
0g、好ましくは1〜30gである。本発明化合物の対
象とする畑地雑草としては、カラシナ、アオビユ、ハコ
ベ、シロザ、オナモミ、マルバアサガオ、ヤエムグラ、
スベリヒユ、イチビ、イヌホウズキ、チョウセンアサガ
オ、ブタクサ、ハキダメギク、イヌガラシ、イヌタデ、
オオイヌノフグリ、コニシキソウ、アカネ、スミレ、ア
メリカツノクサネム、イヌビエ、メヒシバ、エノコログ
サ、ハマスゲ等が挙げられ、水田雑草としてはヘラオモ
ダカ、オモダカ、ウリカワ、タマガヤツリ、ミズガヤツ
リ、ホタルイ、クログワイ、アゼナ、コナギ、ヒルムシ
ロ、キカシグサ、ノビエ、タイヌビエ等が挙げられる。
【0026】
【実施例】次に、実施例により本発明の詳細な説明を行
うが、本発明はこれらの例のみに限定されるものではな
い。尚、実施例中の化合物No.は、下記の表4〜6中
の番号と対応する。
【0027】実施例1. 1ーメチルー3ー(4,5ージメトキシー2ーフルオロ
フェニル)ー6ートリフルオロメチルー2,4(1H,
3H)−ピリミジンジオン(化合物No.2)の合成
(方法1) 4,5ージメトキシー2ーフルオロフェニルカルバミド
酸エチル1.0gを、0.32g水素化ナトリウム(6
0%オイルエマルジョン)を懸濁させたジメチルホルム
アミド溶液20mlに0℃で加えた。添加後0℃で15
分間攪拌し、3ーアミノー4,4,4ートリフルオロク
ロトン酸エチル0.75gを溶解したジメチルホルムア
ミド溶液5mlを10分間で滴下した。水素発生終了後
室温で30分間、さらに120℃で1時間反応させた。
溶媒を減圧留去後、残さに水50mlを加え、水層をエ
ーテルで洗浄した。水層に濃塩酸を加えて酸性にし、エ
ーテル抽出を行った。エーテル層を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し粗精
製物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製
し、中間体3ー(4,5ージメトキシー2ーフルオロフ
ェニル)ー6ートリフルオロメチルー2,4(1H,3
H)−ピリミジンジオン0.77gを得た。
【0028】3ー(4,5ージメトキシー2ーフルオロ
フェニル)ー6ートリフルオロメチルー2,4(1H,
3H)−ピリミジンジオン0.75gを、0.10g水
素化ナトリウム(60%オイルエマルジョン)を懸濁さ
せたジメチルホルムアミド溶液10mlに室温で加え
た。水素発生終了後ジメチル硫酸0.23mlを加え、
50℃で2時間反応させた。反応後水50mlを加え、
エーテルで抽出した。エーテル層を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し粗精
製物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(展開溶媒ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製
し、目的化合物1ーメチルー3ー(4,5ージメトキシ
ー2ーフルオロフェニル)ー6ートリフルオロメチルー
2,4(1H,3H)−ピリミジンジオン(化合物N
o.2)0.60gを得た。
【0029】実施例2. 1ーメチルー3ー(4ージフルオロメトキシー5ー(1
ーメチルー2ープロピニルオキシ)ー2ーフルオロフェ
ニル)ー6ートリフルオロメチルー2,4(1H,3
H)−ピリミジンジオン(化合物No.17)の合成
(方法2) 3ーアミノー4,4,4ートリフルオロクロトン酸エチ
ル0.53gを、水素化ナトリウム(60%オイルエマ
ルジョン)0.11gを懸濁したジメチルホルムアミド
溶液に、0℃で10分間で滴下した。水素発生終了後反
応温度を−15℃に下げ、4ージフルオロメトキシー5
ー(1ーメチルー2ープロピニルオキシ)ー2ーフルオ
ロフェニルイソシアネート0.79gを溶解したトルエ
ン5mlを10分間かけて滴下した。反応温度を室温に
戻し、さらに3時間攪拌した。水30mlを加え、水層
をエーテルで洗浄した。水層に濃塩酸を加えて酸性に
し、エーテル抽出を行った。エーテル層を飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し
粗精製物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精
製し、中間体3ー(4ージフルオロメトキシー5ー(1
ーメチルー2ープロピニルオキシ)ー2ーフルオロフェ
ニル)ー6ートリフルオロメチルー2,4(1H,3
H)−ピリミジンジオン0.67gを得た。
【0030】3ー(4ージフルオロメトキシー5ー(1
ーメチルー2ープロピニルオキシ)ー2ーフルオロフェ
ニル)ー6ートリフルオロメチルー2,4(1H,3
H)−ピリミジンジオン0.42gを、水素化ナトリウ
ム(60%オイルエマルジョン)40mgを懸濁させた
ジメチルホルムアミド溶液5mlに室温で加えた。水素
発生終了後ヨウ化メチル0.16gを加え、50℃で2
時間反応させた。反応後水50mlを加え、エーテルで
抽出した。エーテル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し粗精製物を得た。
これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒
ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製し、1ーメチル
ー3ー(4ージフルオロメトキシー5ー(1ーメチルー
2ープロピニルオキシ)ー2ーフルオロフェニル)ー6
ートリフルオロメチルー2,4(1H,3H)−ピリミ
ジンジオン(化合物No.17)0.28gを得た。
【0031】実施例3. 1ーメチルー3ー(5ーエトキシー4ージフルオロメト
キシー2ーフルオロフェニル)ー6ートリフルオロメチ
ルー2,4(1H,3H)−ピリミジンジオン(化合物
No.11)の合成(方法3) 1ーメチルー3ー(4ージフルオロメトキシー2ーフル
オロー5ーベンジルオキシフェニル)ー6ートリフルオ
ロメチルー2,4(1H,3H)−ピリミジンジオン
(化合物No.14)1.4g、10%パラジウム担持
カーボン0.2gを酢酸エチル20mlに加え、常圧で
接触還元を行った。反応終了後触媒をセライトでロ過
し、溶媒を留去して1ーメチルー3ー(4ージフルオロ
メトキシー5ーヒドロキシー2ーフルオロフェニル)ー
6ートリフルオロメチルー2,4(1H,3H)−ピリ
ミジンジオン(化合物No.9)1.0gを得た。
【0032】1ーメチルー3ー(4ージフルオロメトキ
シー5ーヒドロキシー2ーフルオロフェニル)ー6ート
リフルオロメチルー2、4(1H,3H)−ピリミジン
ジオン(化合物No.9)80mg、臭化エチル24m
g、炭酸セシウム70mgをジメチルホルムアミド3m
lに加え、50℃で2時間反応させた。反応後水20m
lを加え、エーテルで抽出した。エーテル層を飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留
去し粗精製物を得た。これをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(展開溶媒ベンゼン:酢酸エチル=10:
1)で精製し、1ーメチルー3ー(5ーエトキシー4ー
ジフルオロメトキシー2ーフルオロフェニル)ー6ート
リフルオロメチルー2,4(1H,3H)−ピリミジン
ジオン(化合物No.11)62mgを得た。
【0033】実施例4〜20 (化合物No.1、3〜8、10、12〜16、18〜
21)は、実施例1〜3の方法に準じてそれぞれ合成し
た。得られた化合物の物性値を実施例1〜3で得られた
化合物の物性値とともに表4〜6に示す。
【0034】
【表4】 ─────────────────────────────────── 化合物 物性値 No. R1 R2 1HNMR(60MHz,CDCl3)、m.p.,MS ─────────────────────────────────── 1 CH3 H δ(ppm):3.50(3H,s),3.80(3H,s),6.00(1H,br),6.33 (1H,s),6.62(1H,s),6.82(1H,d,J=3.6Hz))、M+=334 2 CH3 CH3 δ(ppm):3.57(3H,s),3.83(3H,s),3.90(3H,s),6.36(1 H,s),6.67(1H,d,J=3.6Hz),6.83(1H,d,J=6.0Hz))、 M+=348 3 CH3 cyc-pentyl δ(ppm):1.40〜2.20(8H,m),3.53(3H,s),3.81(3H,s), 4.68(1H,m),6.35(1H,s),6.65(1H,m),6.78(1H,d,J=6. 0 Hz),oil、M+=402 4 CH3 CH2COOCH3 δ(ppm):3.44(3H,s),3.70(3H,s),3.82(3H,s)4.55(2H, s),6.25(1H,S),6.67(1H,m),6.80(1H,d,J=3.6Hz), M+=406 5 CH3 CH2CCH δ(ppm):2.53(1H,t,J=2.2Hz),3.50(3H,s),3.89(3H,s) 4.70(2H,d,J=2.2Hz),6.34(1H,s),6.76(1H,d,J=6.6H z),6.93(1H,d,J=3.6Hz),M+=372 6 CH3 CH(CH3)CCH δ(ppm):1.67(3H,d,J=6.6Hz),2.53(1H,d,J=2.0Hz),3. 50(3H,s),3.90(3H,s),4.80(1H,m),6.35(1H,s),6.76 (1H,d,J=6.6Hz),6.93(1H,d,J=3.6Hz),oil、M+=406 7 -CH2CH2- δ(ppm):3.52(3H,s),4.27(4H,s),6.36(1H,s),6.20(1 H,s),6.83(1H,d,J=3.6Hz))、M+=346 8 -CF2- δ(ppm):3.56(3H,s),6.36(1H,s),6.95(1H,d,J=1.6H z),7.07(1H,d,J=6.2Hz))、M+=368 ────────────────────────────────────
【0035】
【表5】 ─────────────────────────────────── 化合物 物性値 No. R1 R2 1HNMR(60MHz,CDCl3)、m.p.,MS ─────────────────────────────────── 9 CHF2 H δ(ppm):3.55(3H,s),4.75(1H,br),6.35(1H,s),6.60 (1H,t,J=73.5Hz),6.92(1H,d,J=6.9Hz),7.12(1H,d,J= 9.5Hz),m.p.=138.0゜C、M+=370 10 CHF2 CH3 δ(ppm):3.55(3H,s),3.86(3H,s),6.37(1H,s),6.63(1 H,t,J=74.4Hz),6.83(1H,d,J=6.9Hz),7.11(1H,d,J=9. 5Hz),m.p.=123.7゜C、M+=384 11 CHF2 CH2CH3 δ(ppm):1.42(3H,t,J=7.0Hz),3.55(3H,s),4.06(2H,q, J=7.0Hz),6.37(1H,s),6.63(1H,t,J=74.4Hz),6.83(1 H,d,J=6.9Hz),7.11(1H,d,J=9.5Hz), m.p.=144.1゜C、M+=398 12 CHF2 CH2CH2CH3 δ(ppm):1.03(3H,t,J=7.3Hz),1.82(2H,m),3.55(3H,s) 3.93(2H,t,6.4Hz),6.36(1H,s),6.62(1H,t,J=74.4Hz) 6.83(1H,d,J=6.9Hz),7.11(1H,d,J=9.5Hz), m.p.=138.0 ゜C、M+=412 13 CHF2 CH(CH3)2 δ(ppm):1.34(6H,d,J=6.1Hz),3.56(3H,s),4.45(1H,m) 6.37(1H,s),6.63(1H,t,J=74.8Hz),6.86(1H,d,J=6.9 Hz),7.10(1H,d,J=9.7Hz), m.p.=59.4 ゜C、M+=412 14 CHF2 CH2Ph δ(ppm):3.53(3H,s),5.04(2H,s),6.34(1H,s),6.60(1 H,t,J=73.5Hz),6.92(1H,d,J=6.9Hz),7.12(1H,d,J=9. 5Hz),7.37(5H,m),oil ────────────────────────────────────
【0036】
【表6】 ─────────────────────────────────── 化合物 物性値 No. R1 R2 1HNMR(60MHz,CDCl3)、m.p.,MS ─────────────────────────────────── 15 CHF2 CHC(CH3)2 δ(ppm):1.69(3H,s),1.78(3H,s),3.56(3H,s),4.51(2 H,d,6.9Hz),5.47(1H,m),6.37(1H,s),6.64(1H,t,J=7 4.8Hz),6.86(1H,d,J=7.0Hz),7.11(1H,d,J=9.5Hz), oil、M+=438 16 CHF2 CH2CCH δ(ppm):2.56(1H,t,J=2.6Hz),3.57(3H,s),4.73(2H, d,J=2.56Hz)),6.37(1H,s),6.60(1H,t,J=73.7Hz),7. 01(1H,d,J=7.0Hz),7.13(1H,d,J=9.5Hz), m.p.=167.0 ゜C、M+=408 17 CHF2 CH(CH3)CCH δ(ppm):1.67(3H,d,J=6.6Hz),2.53(1H,d,J=2.0Hz),3. 60(3H,s),4.80(1H,m),6.37(1H,s),6.60(1H,t,J=74. 1Hz),7.04〜7.28(2H,m), oil、M+=422 18 CHF2 CH2COOCH3 δ(ppm):3.55(3H,s),3.79(3H,s),6.36(1H,s),6.74(1 H,t,J=74.1Hz),6.88(1H,d,J=6.7Hz),7.15(1H,d,J=9. 7Hz),m.p.=83.0 ゜C、M+=442 19 CHF2 CH(CH3)COOCH3δ(ppm):1.63(3H,d,J=6.9Hz),3.54(3H,s),3.75(3H,s) 4.73(1H,q,J=6.9Hz),6.35(1H,s),6.72(1H,t,J=73.7 Hz),6.85(1H,d,J=6.7Hz),7.13(1H,d,J=9.5Hz), oil、M+=456 20 CHF2 cyc-pentyl δ(ppm):1.60〜2.00(8H,m),3.56(3H,s),4.70(1H,m), 6.37(1H,s),6.59(1H,t,J=74.4Hz),6.83(1H,d,J=6.9 Hz),7.11(1H,d,J=9.5Hz),oil、M+=438 21 CH2F CH3 δ(ppm):3.50(3H,S),3.85(3H,S),5.41(2H,d,J=43.5 Hz),6.35(1H,S),6.37(1H,d,J=5.3Hz),6.95(1H,d,J= 7.8Hz)、M+=366 ────────────────────────────────────
【0037】次に、本発明を製剤例および試験例によっ
て説明するが、本発明はこれらの例のみに限定されるも
のではない。尚、数字は重量百分率である。 (製剤例1)水和剤 化合物No.15 7.5% ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル 5.0% ホワイトカーボン 10.0% クレー 77.5% 以上を混合粉砕し水和剤とした。
【0038】 (製剤例2)乳剤 化合物No.16 20.0% ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル 10.0% シクロヘキサノン 10.0% キシレン 60.0% 以上を均一に溶解して乳剤とした。
【0039】(製剤例3)粒剤 化合物No.20 5.0% ベントナイト 40.0% クレー 50.0% リグニンスルホン酸ソーダ 5.0% 以上を均一に混合粉砕し、水を加え練り合わせた後、造
粒乾燥して粒剤とした。
【0040】(試験例1)湛水土壌処理 薬剤処理2日前、ポット(面積60cm2、深さ6c
m)に畑土壌を詰め、土壌表面にノビエ、ホタルイ、コ
ナギ、タマガヤツリ、アゼナ(広葉雑草)の種子を播種
後、2葉期のイネを移植し湛水状態とした。所定濃度に
調製した薬液をポットに処理し、20日後、除草効果と
作物への薬害を判定した。その結果を表7に示す。除草
効果と薬害は、下記の判定基準に従った。
【0041】(試験例2)土壌処理 薫蒸殺菌した畑土壌をプラスチックポット(面積240
cm2、深さ6cm)に詰め、アオビユ、アメリカセン
ダングサ、オオイヌタデ、シロザ、メヒシバ、カヤツリ
グサ、ダイズ、ワタ、トウモロコシの種子を0.5cm
の深度で播種した。播種直後、所定濃度に調製した薬液
をエアーブラシで土壌表面に均一になるように散布し
た。3週間後、除草効果を判定した。その結果を表8に
示す。除草効果と薬害は、試験例1における判定基準に
従った。
【0042】(試験例3)茎葉処理 薫蒸殺菌した畑土壌をプラスチックポット(面積240
cm2、深さ6cm)に詰め、アオビユ、アメリカセン
ダングサ、オオイヌタデ、シロザ、メヒシバ、カヤツリ
グサ、ダイズ、ワタ、トウモロコシの種子を0.5cm
の深度で播種した。播種後2週間生育させ、所定濃度に
調製した薬液をエアーブラシで茎葉表面に均一になるよ
うに散布した。3週間後、除草効果を判定した。その結
果を表9に示す。除草効果と薬害は、試験例1における
判定基準に従った。
【0043】尚、表7〜9中の化合物No.は、表4〜
6中の番号で示し、また植物名は以下のように略記し
た。移植イネ=R,ノビエ=E、ホタルイ=Sc,コナ
ギ=M,タマガヤツリ=Cy,アゼナ=L,アオビユ=
A、アメリカセンダングサ=B,オオイヌタデ=P,シ
ロザ=Ch,メヒシバ=D,カヤツリグサ=C,ダイズ
=S,ワタ=Co,トウモロコシ=T。対照化合物には
ヨーロッパ公開特許第255047号記載の以下の化合
物を用いた。
【0044】
【化6】
【0045】
【表7】
【0046】
【表8】
【0047】
【表9】
【0048】
【発明の効果】本発明に係るウラシル誘導体は、農薬、
特に各種の雑草に対し優れた除草活性を示し、かつ作物
に対して薬害が少ない。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1はメチル基、モノフルオロメチル基または
    ジフルオロメチル基を表し、R2は水素原子、アルキル
    基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、ベンジル
    基、またはCHR3CO24を表す。ここでR3、R4
    各々独立に、水素原子または低級アルキル基を表す。ま
    た、R1はR2とともに環を形成することもできる。)で
    示されるウラシル誘導体。
  2. 【請求項2】 R1がジフルオロメチル基である請求項
    1記載のウラシル誘導体。
  3. 【請求項3】 R2が炭素数1〜6のアルキル基である
    請求項1又は2記載のウラシル誘導体。
  4. 【請求項4】 R1、R2で形成される環が、アルキレン
    鎖またはフルオロアルキレン鎖から形成される環である
    請求項1記載のウラシル誘導体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載のウラ
    シル誘導体を有効成分として含有する農薬。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項記載のウラ
    シル誘導体を有効成分として含有する除草剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6664214B1 (en) 1999-07-07 2003-12-16 Sumitomo Chemical Company, Limited Uracil compounds and use thereof
KR100604693B1 (ko) * 1998-12-25 2006-07-25 스미또모 가가꾸 가부시끼가이샤 광학적 활성 우라실 화합물

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KR100604693B1 (ko) * 1998-12-25 2006-07-25 스미또모 가가꾸 가부시끼가이샤 광학적 활성 우라실 화합물
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