JPH09242869A - 車両用自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
車両用自動変速機の変速制御装置Info
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- JPH09242869A JPH09242869A JP8044984A JP4498496A JPH09242869A JP H09242869 A JPH09242869 A JP H09242869A JP 8044984 A JP8044984 A JP 8044984A JP 4498496 A JP4498496 A JP 4498496A JP H09242869 A JPH09242869 A JP H09242869A
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- JP
- Japan
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- deceleration
- vehicle speed
- gear ratio
- vehicle
- determination
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 運転者の意思に合致した減速度が得られる車
両用自動変速機の変速制御装置を提供する。 【解決手段】 変速比設定手段110により、減速度決
定手段104により決定された車両の制動操作時の減速
度GNBK に基づいて自動変速機14の変速比が設定され
るので、減速度をそれほど要求していないのに踏み代え
時間COFBKが短くなってしまった場合や、踏み代え時間
COFBKが長くなったが減速度を要求している場合でも、
運転者の意思に適合した減速度となって違和感が発生す
ることが好適に解消される。
両用自動変速機の変速制御装置を提供する。 【解決手段】 変速比設定手段110により、減速度決
定手段104により決定された車両の制動操作時の減速
度GNBK に基づいて自動変速機14の変速比が設定され
るので、減速度をそれほど要求していないのに踏み代え
時間COFBKが短くなってしまった場合や、踏み代え時間
COFBKが長くなったが減速度を要求している場合でも、
運転者の意思に適合した減速度となって違和感が発生す
ることが好適に解消される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用自動変速機
の変速制御装置に関するものである。
の変速制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変速比が可変な車両用自動変速機、或い
は複数種類のギヤ段に切り換えられる車両用自動変速機
が知られている。このような車両用自動変速機には、予
め設定された変速線図から、たとえばスロットル弁開度
(エンジン負荷)および車速により表される車両の実際
の走行状態に基づいて、変速比或いはギヤ段を変化させ
る変速制御装置が用いられる。
は複数種類のギヤ段に切り換えられる車両用自動変速機
が知られている。このような車両用自動変速機には、予
め設定された変速線図から、たとえばスロットル弁開度
(エンジン負荷)および車速により表される車両の実際
の走行状態に基づいて、変速比或いはギヤ段を変化させ
る変速制御装置が用いられる。
【0003】しかしながら、上記のような車両用自動変
速機の変速制御装置では、自動変速機の変速比或いはギ
ヤ段が予め設定された変速線図を用いて一律に変更され
るため、必ずしも運転者の意思に適合した変速が得られ
ない場合があった。
速機の変速制御装置では、自動変速機の変速比或いはギ
ヤ段が予め設定された変速線図を用いて一律に変更され
るため、必ずしも運転者の意思に適合した変速が得られ
ない場合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、特開平5
−322014号公報に記載されているように、アクセ
ルペダルの操作解除時点からブレーキペダルの操作開始
時点までの踏み代え時間が短いほど、エンジン回転速度
を高めるように変速比を設定する変速制御技術が提案さ
れている。しかしながら、上記公報に記載の変速制御技
術は、単に、アクセルペダルの操作解除時点からブレー
キペダルの操作開始時点までの踏み代え時間に応じて変
速比を変化させているだけであるので、減速度をそれほ
ど要求していないのに上記踏み代え時間が短くなってし
まった場合や、踏み代え時間が長くなったが比較的大き
な減速度を要求している場合には、運転者の意思に相違
した減速度となって違和感が発生するという問題があっ
た。
−322014号公報に記載されているように、アクセ
ルペダルの操作解除時点からブレーキペダルの操作開始
時点までの踏み代え時間が短いほど、エンジン回転速度
を高めるように変速比を設定する変速制御技術が提案さ
れている。しかしながら、上記公報に記載の変速制御技
術は、単に、アクセルペダルの操作解除時点からブレー
キペダルの操作開始時点までの踏み代え時間に応じて変
速比を変化させているだけであるので、減速度をそれほ
ど要求していないのに上記踏み代え時間が短くなってし
まった場合や、踏み代え時間が長くなったが比較的大き
な減速度を要求している場合には、運転者の意思に相違
した減速度となって違和感が発生するという問題があっ
た。
【0005】本発明は、以上の事情を背景として為され
たものであり、その目的とするところは、運転者の意思
に合致した減速度が得られる車両用自動変速機の変速制
御装置を提供することにある。
たものであり、その目的とするところは、運転者の意思
に合致した減速度が得られる車両用自動変速機の変速制
御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、本発明の要旨とするところは、変速比が変化させら
れる車両用自動変速機において、車両の出力操作部材の
操作が解除されてから車両の制動操作が行われるまでの
制動操作前惰行時間を決定する制動操作前惰行時間決定
手段を備え、その制動操作前惰行時間決定手段により決
定された制動操作前惰行時間に基づいて自動変速機の変
速比を設定する変速制御装置であって、(a) 前記車両の
制動操作時の減速度を決定する減速度決定手段と、(b)
その減速度決定手段により決定された車両の減速度に基
づいて前記自動変速機の変速比を設定する変速比設定手
段とを、含むことにある。
め、本発明の要旨とするところは、変速比が変化させら
れる車両用自動変速機において、車両の出力操作部材の
操作が解除されてから車両の制動操作が行われるまでの
制動操作前惰行時間を決定する制動操作前惰行時間決定
手段を備え、その制動操作前惰行時間決定手段により決
定された制動操作前惰行時間に基づいて自動変速機の変
速比を設定する変速制御装置であって、(a) 前記車両の
制動操作時の減速度を決定する減速度決定手段と、(b)
その減速度決定手段により決定された車両の減速度に基
づいて前記自動変速機の変速比を設定する変速比設定手
段とを、含むことにある。
【0007】
【発明の効果】このようにすれば、変速比設定手段によ
り、減速度決定手段により決定された車両の減速度に基
づいて前記自動変速機の変速比が設定される。このよう
に、車両の制動操作時における減速度に基づいて自動変
速機の変速比が設定されるので、減速度をそれほど要求
していないのに上記踏み代え時間が短くなってしまった
場合や、踏み代え時間が長くなったが減速度を要求して
いる場合でも、運転者の意思に適合した減速度となって
違和感が発生することが好適に解消される。
り、減速度決定手段により決定された車両の減速度に基
づいて前記自動変速機の変速比が設定される。このよう
に、車両の制動操作時における減速度に基づいて自動変
速機の変速比が設定されるので、減速度をそれほど要求
していないのに上記踏み代え時間が短くなってしまった
場合や、踏み代え時間が長くなったが減速度を要求して
いる場合でも、運転者の意思に適合した減速度となって
違和感が発生することが好適に解消される。
【0008】
【発明の他の態様】ここで、前記制動操作前惰行時間に
基づいて減速度判断基準値を決定する減速度判断基準値
決定手段をさらに含み、前記変速比設定手段は、前記車
両の減速度が上記減速度判断基準値決定手段により予め
決定された前記減速度判断基準値よりも大きいときは前
記変速比を大きい値に設定するものである。上記減速度
判断基準値決定手段は、好ましくは、上記制動操作前惰
行時間が短くなるほど前記減速度判断基準値を小さい値
に決定する。この制動操作前惰行時間が短い制動操作時
は、運転者が相対的に大きな減速を要求する状態である
ので、上記のようにすることにより、ダウン変速が容易
に或いは速やかに行われ得て、十分な減速が得られる利
点がある。
基づいて減速度判断基準値を決定する減速度判断基準値
決定手段をさらに含み、前記変速比設定手段は、前記車
両の減速度が上記減速度判断基準値決定手段により予め
決定された前記減速度判断基準値よりも大きいときは前
記変速比を大きい値に設定するものである。上記減速度
判断基準値決定手段は、好ましくは、上記制動操作前惰
行時間が短くなるほど前記減速度判断基準値を小さい値
に決定する。この制動操作前惰行時間が短い制動操作時
は、運転者が相対的に大きな減速を要求する状態である
ので、上記のようにすることにより、ダウン変速が容易
に或いは速やかに行われ得て、十分な減速が得られる利
点がある。
【0009】また、好適には、前記自動変速機は複数の
前進ギヤ段を備えた有段変速機であり、前記変速比設定
手段は、前記車両の減速度が上記減速度判断基準値決定
手段により予め決定された減速度判断基準値よりも大き
いか否かを判断する減速度判定手段と、その減速度判定
手段により車両の減速度が上記減速度判断基準値より大
きいと判定されたときは、上記自動変速機のギヤ段をダ
ウン変速させるダウン変速手段とを備えたものである。
前進ギヤ段を備えた有段変速機であり、前記変速比設定
手段は、前記車両の減速度が上記減速度判断基準値決定
手段により予め決定された減速度判断基準値よりも大き
いか否かを判断する減速度判定手段と、その減速度判定
手段により車両の減速度が上記減速度判断基準値より大
きいと判定されたときは、上記自動変速機のギヤ段をダ
ウン変速させるダウン変速手段とを備えたものである。
【0010】また、好適には、制動操作に関連するダウ
ン変速の後の変速比の走行において、車速が予め設定さ
れた判断基準範囲内にあると判定された場合には、変速
比の保持を許容する車速判定手段と、その車速判定手段
により変速比の保持が許容されている期間において、ア
クセルペダルがそのアイドル位置まで急戻しされたとき
にはそのときの変速比を保持する変速比保持手段とが、
前記変速制御装置にさらに含まれる。このようにすれ
ば、アクセルペダルがそのアイドル位置まで急戻しされ
たときには変速線図によるアップシフトが防止されて十
分なエンジンブレーキ力が得られ、減速意思に合った運
転感覚が得られる利点がある。
ン変速の後の変速比の走行において、車速が予め設定さ
れた判断基準範囲内にあると判定された場合には、変速
比の保持を許容する車速判定手段と、その車速判定手段
により変速比の保持が許容されている期間において、ア
クセルペダルがそのアイドル位置まで急戻しされたとき
にはそのときの変速比を保持する変速比保持手段とが、
前記変速制御装置にさらに含まれる。このようにすれ
ば、アクセルペダルがそのアイドル位置まで急戻しされ
たときには変速線図によるアップシフトが防止されて十
分なエンジンブレーキ力が得られ、減速意思に合った運
転感覚が得られる利点がある。
【0011】また、好適には、前記減速度判定手段は、
上記車速判定手段により車速が前記判断基準車速範囲の
下限値よりも低いと判定された場合において、制動操作
時の減速度が前記減速度判断基準値決定手段により決定
された減速度判断基準値よりも大きいか否かを判定す
る。また、その減速度判定手段は、車速判定手段により
車速が前記判断基準車速範囲の下限値よりも低いと判定
された場合において、制動時の減速度が減速度判断基準
値よりも小さいと判定した場合には、上記変速比保持手
段がギヤ段或いは変速比を優先的に保持することを許容
する。
上記車速判定手段により車速が前記判断基準車速範囲の
下限値よりも低いと判定された場合において、制動操作
時の減速度が前記減速度判断基準値決定手段により決定
された減速度判断基準値よりも大きいか否かを判定す
る。また、その減速度判定手段は、車速判定手段により
車速が前記判断基準車速範囲の下限値よりも低いと判定
された場合において、制動時の減速度が減速度判断基準
値よりも小さいと判定した場合には、上記変速比保持手
段がギヤ段或いは変速比を優先的に保持することを許容
する。
【0012】また、好適には、車速が所定車速以上とな
ったと判定した場合、たとえば前記判断基準車速範囲の
上限値以上にあると判定した場合には、前記変速比保持
手段による変速比保持作動を終了させてその変速比保持
状態から、変速線図に基づく変速判断に従う通常の自動
変速作動へ復帰させる変速比保持復帰手段が設けられ
る。このようにすれば、変速比保持手段により変速比保
持が開始される車速よりも高い車速でその変速比保持か
ら通常の自動変速作動へ復帰させられるので、その復帰
に伴ってアクセルペダルの急戻し操作に関連するアップ
シフトが発生し難い利点がある。
ったと判定した場合、たとえば前記判断基準車速範囲の
上限値以上にあると判定した場合には、前記変速比保持
手段による変速比保持作動を終了させてその変速比保持
状態から、変速線図に基づく変速判断に従う通常の自動
変速作動へ復帰させる変速比保持復帰手段が設けられ
る。このようにすれば、変速比保持手段により変速比保
持が開始される車速よりも高い車速でその変速比保持か
ら通常の自動変速作動へ復帰させられるので、その復帰
に伴ってアクセルペダルの急戻し操作に関連するアップ
シフトが発生し難い利点がある。
【0013】また、上記変速比保持復帰手段は、前記減
速度判定手段により制動時の減速度が減速度判断基準値
決定手段により決定された減速度判断基準値よりも大き
いことが判定された場合にも、前記変速比保持手段によ
る変速比保持作動を終了させて通常の自動変速作動へ復
帰させる。このようにすれば、制動時の減速度が減速度
判断基準値よりも大きいことに基づく優先的なダウン変
速が行われる状態であるので、上記変速比保持からの復
帰に起因するアップ変速が好適に防止される利点があ
る。
速度判定手段により制動時の減速度が減速度判断基準値
決定手段により決定された減速度判断基準値よりも大き
いことが判定された場合にも、前記変速比保持手段によ
る変速比保持作動を終了させて通常の自動変速作動へ復
帰させる。このようにすれば、制動時の減速度が減速度
判断基準値よりも大きいことに基づく優先的なダウン変
速が行われる状態であるので、上記変速比保持からの復
帰に起因するアップ変速が好適に防止される利点があ
る。
【0014】また、好適には、コーナ走行などによる車
両の旋回を判定する旋回判定手段と、その旋回判定手段
によって車両の旋回が判定されている間は、前記変速比
保持復帰手段による変速比保持状態から通常の自動変速
状態への復帰を禁止する復帰禁止手段とが設けられる。
このようにすれば、コーナ走行中において変速比保持状
態から通常の自動変速状態への復帰に関連する変速が阻
止され、コーナ走行が安定する利点がある。
両の旋回を判定する旋回判定手段と、その旋回判定手段
によって車両の旋回が判定されている間は、前記変速比
保持復帰手段による変速比保持状態から通常の自動変速
状態への復帰を禁止する復帰禁止手段とが設けられる。
このようにすれば、コーナ走行中において変速比保持状
態から通常の自動変速状態への復帰に関連する変速が阻
止され、コーナ走行が安定する利点がある。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0016】図1には、車両の自動変速機および変速制
御装置が示されている。図1において、車両のエンジン
10から出力された動力は、トルクコンバータ12、自
動変速機14、および図示しない差動歯車装置および車
軸を経て図示しない駆動輪へ伝達されるようになってい
る。
御装置が示されている。図1において、車両のエンジン
10から出力された動力は、トルクコンバータ12、自
動変速機14、および図示しない差動歯車装置および車
軸を経て図示しない駆動輪へ伝達されるようになってい
る。
【0017】上記トルクコンバータ12は、クランク軸
16に連結されたポンプ翼車18と、自動変速機14の
入力軸20に連結され且つ流体を介してポンプ翼車18
から動力が伝達されるタービン翼車22と、一方向クラ
ッチ24を介して位置固定のハウジング26に固定され
た固定翼車28と、ポンプ翼車18およびタービン翼車
22をダンパ30を介して直結するロックアップクラッ
チ32とを備えている。このロックアップクラッチ32
は、解放側油室33と係合側油室35との圧力差により
係合制御される。
16に連結されたポンプ翼車18と、自動変速機14の
入力軸20に連結され且つ流体を介してポンプ翼車18
から動力が伝達されるタービン翼車22と、一方向クラ
ッチ24を介して位置固定のハウジング26に固定され
た固定翼車28と、ポンプ翼車18およびタービン翼車
22をダンパ30を介して直結するロックアップクラッ
チ32とを備えている。このロックアップクラッチ32
は、解放側油室33と係合側油室35との圧力差により
係合制御される。
【0018】上記自動変速機14は、同軸上に配設され
た3組のシングルピニオン型遊星歯車装置34,36,
38と、前記入力軸20と、遊星歯車装置38のリング
ギヤとともに回転する出力歯車39と前記差動歯車装置
との間で動力を伝達するカウンタ軸(出力軸)40とを
備えている。それら遊星歯車装置34,36,38の構
成要素の一部は互いに一体的に連結されるだけでなく、
3つのクラッチC0 ,C1 ,C2 によって互いに選択的
に連結されている。また、上記遊星歯車装置34,3
6,38の構成要素の一部は、4つのブレーキB0 ,B
1 ,B2 ,B3 によってハウジング26に選択的に連結
されるとともに、さらに、構成要素の一部は3つの一方
向クラッチF0 ,F1 ,F2 によってその回転方向によ
り相互に若しくはハウジング26と係合させられるよう
になっている。
た3組のシングルピニオン型遊星歯車装置34,36,
38と、前記入力軸20と、遊星歯車装置38のリング
ギヤとともに回転する出力歯車39と前記差動歯車装置
との間で動力を伝達するカウンタ軸(出力軸)40とを
備えている。それら遊星歯車装置34,36,38の構
成要素の一部は互いに一体的に連結されるだけでなく、
3つのクラッチC0 ,C1 ,C2 によって互いに選択的
に連結されている。また、上記遊星歯車装置34,3
6,38の構成要素の一部は、4つのブレーキB0 ,B
1 ,B2 ,B3 によってハウジング26に選択的に連結
されるとともに、さらに、構成要素の一部は3つの一方
向クラッチF0 ,F1 ,F2 によってその回転方向によ
り相互に若しくはハウジング26と係合させられるよう
になっている。
【0019】上記クラッチC0 ,C1 ,C2 、ブレーキ
B0 ,B1 ,B2 ,B3 は、例えば多板式のクラッチや
1本または巻付け方向が反対の2本のバンドを備えたバ
ンドブレーキ等にて構成され、それぞれ図示しない油圧
アクチュエータによって作動させられるようになってい
る。後述の電子制御装置42からの指令に従って作動す
る油圧制御回路44によりそれ等の油圧アクチュエータ
の作動がそれぞれ制御されることにより、図2に示され
ているように変速比γ(=入力軸20の回転速度/カウ
ンタ軸40の回転速度)がそれぞれ異なる前進4段・後
進1段の変速段が得られる。図2において、「1st」,
「2nd」,「3rd」,「O/D(オーバドライブ)」は、そ
れぞれ前進側の第1速ギヤ段,第2速ギヤ段,第3速ギ
ヤ段,第4速ギヤ段を表しており、上記変速比は第1速
ギヤ段から第4速ギヤ段に向かうに従って順次小さくな
る。なお、上記トルクコンバータ12および自動変速機
14は、軸心に対して対称的に構成されているため、図
1においては入力軸20の回転軸線の下側およびカウン
タ軸40の回転軸線の上側を省略して示してある。
B0 ,B1 ,B2 ,B3 は、例えば多板式のクラッチや
1本または巻付け方向が反対の2本のバンドを備えたバ
ンドブレーキ等にて構成され、それぞれ図示しない油圧
アクチュエータによって作動させられるようになってい
る。後述の電子制御装置42からの指令に従って作動す
る油圧制御回路44によりそれ等の油圧アクチュエータ
の作動がそれぞれ制御されることにより、図2に示され
ているように変速比γ(=入力軸20の回転速度/カウ
ンタ軸40の回転速度)がそれぞれ異なる前進4段・後
進1段の変速段が得られる。図2において、「1st」,
「2nd」,「3rd」,「O/D(オーバドライブ)」は、そ
れぞれ前進側の第1速ギヤ段,第2速ギヤ段,第3速ギ
ヤ段,第4速ギヤ段を表しており、上記変速比は第1速
ギヤ段から第4速ギヤ段に向かうに従って順次小さくな
る。なお、上記トルクコンバータ12および自動変速機
14は、軸心に対して対称的に構成されているため、図
1においては入力軸20の回転軸線の下側およびカウン
タ軸40の回転軸線の上側を省略して示してある。
【0020】上記油圧制御回路44には、自動変速機1
4のギヤ段を制御するための変速制御用油圧制御回路
と、ロックアップクラッチ32の係合を制御するための
係合制御用油圧制御回路とが設けられている。変速制御
用油圧制御回路は、ソレノイドNo.1およびソレノイドN
o.2によってそれぞれオンオフ駆動される第1電磁弁4
6および第2電磁弁48を備えており、それら第1電磁
弁46および第2電磁弁48の作動の組み合わせによっ
て図2に示すようにクラッチおよびブレーキが選択的に
作動させられて前記第1速ギヤ段乃至第4速ギヤ段のう
ちのいずれかが成立させられるようになっている。
4のギヤ段を制御するための変速制御用油圧制御回路
と、ロックアップクラッチ32の係合を制御するための
係合制御用油圧制御回路とが設けられている。変速制御
用油圧制御回路は、ソレノイドNo.1およびソレノイドN
o.2によってそれぞれオンオフ駆動される第1電磁弁4
6および第2電磁弁48を備えており、それら第1電磁
弁46および第2電磁弁48の作動の組み合わせによっ
て図2に示すようにクラッチおよびブレーキが選択的に
作動させられて前記第1速ギヤ段乃至第4速ギヤ段のう
ちのいずれかが成立させられるようになっている。
【0021】また、上記係合制御用油圧制御回路は、ロ
ックアップクラッチ32を解放状態とする解放側位置と
ロックアップクラッチ32を係合状態とする係合側位置
とに切り換える図示しないクラッチ切換弁をオンオフ作
動させる切換用信号圧を発生する第3電磁弁50と、係
合側油室35および解放側油室33の圧力差ΔPを調節
してロックアップクラッチ32のスリップ量を制御する
図示しないスリップ制御弁を作動させるスリップ制御用
信号圧を電子制御装置42からの駆動電流に従って発生
させるリニアソレノイド弁54とを備えている。
ックアップクラッチ32を解放状態とする解放側位置と
ロックアップクラッチ32を係合状態とする係合側位置
とに切り換える図示しないクラッチ切換弁をオンオフ作
動させる切換用信号圧を発生する第3電磁弁50と、係
合側油室35および解放側油室33の圧力差ΔPを調節
してロックアップクラッチ32のスリップ量を制御する
図示しないスリップ制御弁を作動させるスリップ制御用
信号圧を電子制御装置42からの駆動電流に従って発生
させるリニアソレノイド弁54とを備えている。
【0022】前記電子制御装置42は、CPU60、R
AM62、ROM64、図示しない入出力インターフェ
ースなどを含む所謂マイクロコンピュータであって、そ
れには、エンジン10の吸気配管66に設けられたスロ
ットル弁68の開度TAを検出するスロットルセンサ7
0、エンジン10の回転速度を検出するエンジン回転速
度センサ72、自動変速機14の入力軸20の回転速度
を検出する入力軸回転速度センサ74、車速Vを検出す
るために自動変速機14のカウンタ軸40の回転速度を
検出する車速センサ76、シフトレバー78の操作位
置、すなわちL、S、D、N、R、Pレンジのいずれか
を検出する操作位置センサ80、ブレーキペダル82の
操作を検出するブレーキスイッチ84から、スロットル
弁開度TAを表す信号、エンジン回転速度NE を表す信
号、入力軸回転速度NINを表す信号、出力軸(カウンタ
軸40)の回転速度NOUT を表す信号、シフトレバー7
8の操作位置PS を表す信号、ブレーキペダル82の操
作を表す信号SBKがそれぞれ供給されるようになってい
る。上記スロットル弁68は出力操作部材に相当するア
クセルペダル58と機械的に連結されてその踏込操作に
伴ってスロットル弁開度TAが増加させられるものであ
るから、上記スロットルセンサ70はアクセルペダル5
8の操作量(すなわち出力操作量)AACC も実質的に検
出している。
AM62、ROM64、図示しない入出力インターフェ
ースなどを含む所謂マイクロコンピュータであって、そ
れには、エンジン10の吸気配管66に設けられたスロ
ットル弁68の開度TAを検出するスロットルセンサ7
0、エンジン10の回転速度を検出するエンジン回転速
度センサ72、自動変速機14の入力軸20の回転速度
を検出する入力軸回転速度センサ74、車速Vを検出す
るために自動変速機14のカウンタ軸40の回転速度を
検出する車速センサ76、シフトレバー78の操作位
置、すなわちL、S、D、N、R、Pレンジのいずれか
を検出する操作位置センサ80、ブレーキペダル82の
操作を検出するブレーキスイッチ84から、スロットル
弁開度TAを表す信号、エンジン回転速度NE を表す信
号、入力軸回転速度NINを表す信号、出力軸(カウンタ
軸40)の回転速度NOUT を表す信号、シフトレバー7
8の操作位置PS を表す信号、ブレーキペダル82の操
作を表す信号SBKがそれぞれ供給されるようになってい
る。上記スロットル弁68は出力操作部材に相当するア
クセルペダル58と機械的に連結されてその踏込操作に
伴ってスロットル弁開度TAが増加させられるものであ
るから、上記スロットルセンサ70はアクセルペダル5
8の操作量(すなわち出力操作量)AACC も実質的に検
出している。
【0023】電子制御装置42のCPU60は、予めR
OM64に記憶されたプログラムに従って上記入力信号
を処理し、たとえば運転指向推定制御、変速制御、ロッ
クアップクラッチ制御などを実行する。したがって、本
実施例では、電子制御装置42が運転指向推定装置、変
速制御装置として機能している。
OM64に記憶されたプログラムに従って上記入力信号
を処理し、たとえば運転指向推定制御、変速制御、ロッ
クアップクラッチ制御などを実行する。したがって、本
実施例では、電子制御装置42が運転指向推定装置、変
速制御装置として機能している。
【0024】上記電子制御装置42の運転指向推定制御
では、入力信号から所定の運転操作関連変数を算出し、
その運転操作関連変数が入力されるニューラルネットワ
ークNNの出力に基づいて運転指向が推定される。ま
た、電子制御装置42の変速制御やロックアップクラッ
チ制御では、予めROM64に記憶された複数種類の変
速線図すなわち図3の加速指向の変速線図、図4の中間
指向(通常)の変速線図、図5の燃費指向の変速線図か
ら運転指向に対応する変速線図が選択され、その選択さ
れた変速線図から実際の車速Vおよびスロットル弁開度
TAに基づいて所定のギヤ段へのシフト判定或いはロッ
クアップオンオフ判定が行われる。たとえば、図4の通
常の変速線図において実際の車速Vおよびスロットル弁
開度TAを示す点がアップシフト線或いはダウンシフト
線と交差するとアップシフト判定或いはダウンシフト判
定が行われる。そして、そのシフト判定が行われたギヤ
段を成立させるように、図1に示す第1電磁弁46およ
び第2電磁弁48が駆動され、或いはロックアップクラ
ッチ32の係合制御のために第3電磁弁50およびリニ
アソレノイド弁54が駆動される。
では、入力信号から所定の運転操作関連変数を算出し、
その運転操作関連変数が入力されるニューラルネットワ
ークNNの出力に基づいて運転指向が推定される。ま
た、電子制御装置42の変速制御やロックアップクラッ
チ制御では、予めROM64に記憶された複数種類の変
速線図すなわち図3の加速指向の変速線図、図4の中間
指向(通常)の変速線図、図5の燃費指向の変速線図か
ら運転指向に対応する変速線図が選択され、その選択さ
れた変速線図から実際の車速Vおよびスロットル弁開度
TAに基づいて所定のギヤ段へのシフト判定或いはロッ
クアップオンオフ判定が行われる。たとえば、図4の通
常の変速線図において実際の車速Vおよびスロットル弁
開度TAを示す点がアップシフト線或いはダウンシフト
線と交差するとアップシフト判定或いはダウンシフト判
定が行われる。そして、そのシフト判定が行われたギヤ
段を成立させるように、図1に示す第1電磁弁46およ
び第2電磁弁48が駆動され、或いはロックアップクラ
ッチ32の係合制御のために第3電磁弁50およびリニ
アソレノイド弁54が駆動される。
【0025】なお、図3、図4、図5において、実線は
シフトアップ線を示し、破線はシフトダウン線を示し、
1点鎖線はロックアップクラッチの係合線を示し、2点
鎖線はロックアップクラッチの解放線を示している。図
3の加速指向の変速線図では、図4と比較して、高エン
ジン回転速度で変速が実行されるように変速線が設定さ
れている。また、図5の燃費指向の変速線図では、図4
と比較して、低エンジン回転速度で変速が実行されるよ
うに変速線が設定されている。
シフトアップ線を示し、破線はシフトダウン線を示し、
1点鎖線はロックアップクラッチの係合線を示し、2点
鎖線はロックアップクラッチの解放線を示している。図
3の加速指向の変速線図では、図4と比較して、高エン
ジン回転速度で変速が実行されるように変速線が設定さ
れている。また、図5の燃費指向の変速線図では、図4
と比較して、低エンジン回転速度で変速が実行されるよ
うに変速線が設定されている。
【0026】図6は、上記電子制御装置42の制御機能
の要部を説明する機能ブロック線図である。図におい
て、エンジン出力操作検出手段100は、たとえば前記
スロットルセンサ70に対応するものであり、出力操作
部材であるアクセルペダル58の操作すなわちスロット
ル弁開度TAを検出する。ブレーキ操作検出手段102
は、たとえば前記ブレーキスイッチ84に対応するもの
であり、ブレーキ操作部材であるブレーキペダル82の
操作を検出する。
の要部を説明する機能ブロック線図である。図におい
て、エンジン出力操作検出手段100は、たとえば前記
スロットルセンサ70に対応するものであり、出力操作
部材であるアクセルペダル58の操作すなわちスロット
ル弁開度TAを検出する。ブレーキ操作検出手段102
は、たとえば前記ブレーキスイッチ84に対応するもの
であり、ブレーキ操作部材であるブレーキペダル82の
操作を検出する。
【0027】減速度決定手段104は、たとえば上記ブ
レーキ操作検出手段102によって制動操作が行われた
ことが検出されたときの減速度GNBK を、たとえば車速
センサ76から出力されるパルス周期の変化などから決
定する。この減速度GNBK は、負方向の加速度の大きさ
を示す正の値(負加速度の絶対値)である。制動操作前
惰行時間決定手段106は、制動操作開始前の惰行時
間、すなわちアクセルペダル58がアイドル位置とされ
てからブレーキペダル82が操作されるまでの踏み代え
時間COFBKを、タイマなどを用いて決定する。そして、
減速度判断基準値決定手段108は、たとえば図7に示
す関係から、上記制動操作前惰行時間決定手段106に
より決定された制動操作前惰行時間COFBKに基づいて、
その制動操作前惰行時間COFBKが短かくなるほど小さい
値となるように減速度判断基準値を決定する。これによ
り、制動操作前惰行時間COFBKの短かい制動操作時ほど
ダウン変速が容易に或いは速やかに行われる。
レーキ操作検出手段102によって制動操作が行われた
ことが検出されたときの減速度GNBK を、たとえば車速
センサ76から出力されるパルス周期の変化などから決
定する。この減速度GNBK は、負方向の加速度の大きさ
を示す正の値(負加速度の絶対値)である。制動操作前
惰行時間決定手段106は、制動操作開始前の惰行時
間、すなわちアクセルペダル58がアイドル位置とされ
てからブレーキペダル82が操作されるまでの踏み代え
時間COFBKを、タイマなどを用いて決定する。そして、
減速度判断基準値決定手段108は、たとえば図7に示
す関係から、上記制動操作前惰行時間決定手段106に
より決定された制動操作前惰行時間COFBKに基づいて、
その制動操作前惰行時間COFBKが短かくなるほど小さい
値となるように減速度判断基準値を決定する。これによ
り、制動操作前惰行時間COFBKの短かい制動操作時ほど
ダウン変速が容易に或いは速やかに行われる。
【0028】変速比設定手段110は、上記減速度決定
手段104により決定された車両の制動操作が行われた
ときの減速度GNBK に基づいて自動変速機14のギヤ段
を変化させることによりその変速比を設定する。たとえ
ば、変速比設定手段110は、減速度決定手段104に
より決定された制動操作時の減速度GNBK が減速度判断
基準値決定手段108により決定された減速度判断基準
値よりも大きいことが減速度判定手段111により判定
された場合には、変速線図により決められた自動変速機
14のギヤ段をダウン変速手段112により1段ダウン
変速させて、自動変速機14の変速比を大きい値に設定
する。
手段104により決定された車両の制動操作が行われた
ときの減速度GNBK に基づいて自動変速機14のギヤ段
を変化させることによりその変速比を設定する。たとえ
ば、変速比設定手段110は、減速度決定手段104に
より決定された制動操作時の減速度GNBK が減速度判断
基準値決定手段108により決定された減速度判断基準
値よりも大きいことが減速度判定手段111により判定
された場合には、変速線図により決められた自動変速機
14のギヤ段をダウン変速手段112により1段ダウン
変速させて、自動変速機14の変速比を大きい値に設定
する。
【0029】車速判定手段114は、車速Vがギヤ段毎
に予め定められた判断基準車速範囲内(たとえば第3速
ギヤ段ではV3 とV4 との間の範囲、第2速ギヤ段では
V1とV2 との間の範囲、第1速ギヤ段ではV0 より低
い範囲)にあると判定された場合には、変速線図に基づ
く変速判断に拘わらず変速比保持手段116による運転
者の減速意思に基づく自動変速機14の変速比のアップ
シフト禁止作動を許容する。この判断基準車速範囲は、
制動に関連するダウン変速が行われた後の各ギヤにおけ
る走行中においてアクセルペダル58の急戻し操作に起
因するアップ変速を回避してエンジンブレーキ力を持続
させることが運転車の減速意思に合致する車速範囲に設
定されている。
に予め定められた判断基準車速範囲内(たとえば第3速
ギヤ段ではV3 とV4 との間の範囲、第2速ギヤ段では
V1とV2 との間の範囲、第1速ギヤ段ではV0 より低
い範囲)にあると判定された場合には、変速線図に基づ
く変速判断に拘わらず変速比保持手段116による運転
者の減速意思に基づく自動変速機14の変速比のアップ
シフト禁止作動を許容する。この判断基準車速範囲は、
制動に関連するダウン変速が行われた後の各ギヤにおけ
る走行中においてアクセルペダル58の急戻し操作に起
因するアップ変速を回避してエンジンブレーキ力を持続
させることが運転車の減速意思に合致する車速範囲に設
定されている。
【0030】変速比保持手段116は、上記車速判定手
段114により変速比のアップシフト禁止が許容されて
いる期間において、アクセルペダル58がそのアイドル
位置まで急戻しされたときには、その急戻し操作による
アップ変速を回避してそのときのギヤ段或いは変速比を
優先的に保持するためのアップシフト禁止出力を変速制
御手段122へ出力する。
段114により変速比のアップシフト禁止が許容されて
いる期間において、アクセルペダル58がそのアイドル
位置まで急戻しされたときには、その急戻し操作による
アップ変速を回避してそのときのギヤ段或いは変速比を
優先的に保持するためのアップシフト禁止出力を変速制
御手段122へ出力する。
【0031】前記減速度判定手段111は、上記車速判
定手段114により車速Vが前記判断基準車速範囲の下
限値V3 よりも低いと判定された場合において、制動操
作時の減速度GNBK が減速度判断基準値決定手段108
により決定された減速度判断基準値よりも大きいか否か
を判定する。また、その減速度判定手段111は、車速
判定手段114により車速Vが前記判断基準車速範囲の
下限値V3 よりも低いと判定された場合において、減速
度GNBK が減速度判断基準値よりも小さいと判定した場
合には、上記変速比保持手段116によりアップ変速が
禁止されてそのときのギヤ段或いは変速比が優先的に保
持されることを許容する。
定手段114により車速Vが前記判断基準車速範囲の下
限値V3 よりも低いと判定された場合において、制動操
作時の減速度GNBK が減速度判断基準値決定手段108
により決定された減速度判断基準値よりも大きいか否か
を判定する。また、その減速度判定手段111は、車速
判定手段114により車速Vが前記判断基準車速範囲の
下限値V3 よりも低いと判定された場合において、減速
度GNBK が減速度判断基準値よりも小さいと判定した場
合には、上記変速比保持手段116によりアップ変速が
禁止されてそのときのギヤ段或いは変速比が優先的に保
持されることを許容する。
【0032】運転指向判定手段118は、前記制動操作
前惰行時間決定手段106により決定された制動操作前
惰行時間COFBKを指標値としてニューラルネットワーク
NNに入力させるとともに、たとえば、前記各センサ7
0、72、74、76、84などからの検出信号を比較
的短い所定の周期で読み込み、それら逐次読み込まれた
信号から、運転指向を反映する運転操作に密接に関連す
る複数種類の運転操作関連変数を指標値としてそれぞれ
算出し、それら指標値(運転操作関連変数)のいずれか
が算出される毎に、それら運転操作関連変数に基づいて
ニューラルネットワークNNに運転指向推定演算を実行
させ、そのニューラルネットワークNNの出力値に基づ
いて、加速指向を示す加速指向フラグXSPORT 、中間指
向を示す中間指向フラグXNORM、燃費指向を示す燃費指
向フラグXECO のいずれかを択一的にセットする。
前惰行時間決定手段106により決定された制動操作前
惰行時間COFBKを指標値としてニューラルネットワーク
NNに入力させるとともに、たとえば、前記各センサ7
0、72、74、76、84などからの検出信号を比較
的短い所定の周期で読み込み、それら逐次読み込まれた
信号から、運転指向を反映する運転操作に密接に関連す
る複数種類の運転操作関連変数を指標値としてそれぞれ
算出し、それら指標値(運転操作関連変数)のいずれか
が算出される毎に、それら運転操作関連変数に基づいて
ニューラルネットワークNNに運転指向推定演算を実行
させ、そのニューラルネットワークNNの出力値に基づ
いて、加速指向を示す加速指向フラグXSPORT 、中間指
向を示す中間指向フラグXNORM、燃費指向を示す燃費指
向フラグXECO のいずれかを択一的にセットする。
【0033】変速線図切換手段120は、上記運転指向
判定手段118により判定された運転指向に基づいて予
めROM64に記憶された図3、図4、図5の複数種類
の変速線図から実際の運転指向に対応した変速線図を選
択してそれに切り換える。たとえば、運転指向判定手段
118により加速指向フラグXSPORT がセットされた場
合には図3の加速指向用の変速線図に切り換え、中間指
向フラグXNORMがセットされた場合には図4の中間指向
用の変速線図に切り換え、燃費指向フラグXEC O がセッ
トされた場合には図5の燃費指向用の変速線図に切り換
える。
判定手段118により判定された運転指向に基づいて予
めROM64に記憶された図3、図4、図5の複数種類
の変速線図から実際の運転指向に対応した変速線図を選
択してそれに切り換える。たとえば、運転指向判定手段
118により加速指向フラグXSPORT がセットされた場
合には図3の加速指向用の変速線図に切り換え、中間指
向フラグXNORMがセットされた場合には図4の中間指向
用の変速線図に切り換え、燃費指向フラグXEC O がセッ
トされた場合には図5の燃費指向用の変速線図に切り換
える。
【0034】変速制御手段122は、変速線図切換手段
120により選択された1つの変速線図から、車速セン
サ76により検出された実際の車速Vおよびスロットル
センサ70により検出された実際のスロットル弁開度T
Aに基づいて所定のギヤ段への変速判断を実行し、その
変速判断により判断されたギヤ段を達成するための電磁
弁46、48、50に対して変速出力を行って自動変速
機14のギヤ段を切換制御する。また、変速比設定手段
110によりフラグXBK43の内容が「1」にセットされ
た場合には、上記変速線図に基づく変速判断に拘わらず
4→3ダウン変速を実行し、変速比設定手段110によ
りフラグXBK32の内容が「1」にセットされた場合に
は、上記変速線図に基づく変速判断に拘わらず3→2ダ
ウン変速を実行し、変速比保持手段116によりフラグ
XHOLDの内容が「1」にセットされている間は、上記変
速線図に基づく変速判断に拘わらずアップ変速を実行せ
ず、そのときのギヤ段或いは変速比が保持される。
120により選択された1つの変速線図から、車速セン
サ76により検出された実際の車速Vおよびスロットル
センサ70により検出された実際のスロットル弁開度T
Aに基づいて所定のギヤ段への変速判断を実行し、その
変速判断により判断されたギヤ段を達成するための電磁
弁46、48、50に対して変速出力を行って自動変速
機14のギヤ段を切換制御する。また、変速比設定手段
110によりフラグXBK43の内容が「1」にセットされ
た場合には、上記変速線図に基づく変速判断に拘わらず
4→3ダウン変速を実行し、変速比設定手段110によ
りフラグXBK32の内容が「1」にセットされた場合に
は、上記変速線図に基づく変速判断に拘わらず3→2ダ
ウン変速を実行し、変速比保持手段116によりフラグ
XHOLDの内容が「1」にセットされている間は、上記変
速線図に基づく変速判断に拘わらずアップ変速を実行せ
ず、そのときのギヤ段或いは変速比が保持される。
【0035】変速比保持復帰手段124は、車速Vが所
定車速以上となったと判定した場合、たとえば前記判断
基準車速範囲の上限値以上(たとえば第3速ギヤ段では
V4以上、第2速ギヤ段ではV2 以上、第1速ギヤ段で
はV0 以上)にあると判定した場合には、フラグXHOLD
の内容を「0」にクリアすることにより、変速比保持手
段116によるアップシフト禁止作動を終了させて通常
の変速線図に基づく変速判断による自動変速制御作動へ
復帰させる。
定車速以上となったと判定した場合、たとえば前記判断
基準車速範囲の上限値以上(たとえば第3速ギヤ段では
V4以上、第2速ギヤ段ではV2 以上、第1速ギヤ段で
はV0 以上)にあると判定した場合には、フラグXHOLD
の内容を「0」にクリアすることにより、変速比保持手
段116によるアップシフト禁止作動を終了させて通常
の変速線図に基づく変速判断による自動変速制御作動へ
復帰させる。
【0036】また、上記変速比保持復帰手段124は、
前記減速度判定手段111により制動時の減速度GNBK
が減速度判断基準値決定手段108により決定された減
速度判断基準値よりも大きいことが判定された場合に
も、フラグXHOLDの内容を「0」にクリアすることによ
り、変速比保持手段116によるアップシフト禁止作動
を終了させて通常の変速線図を用いた自動変速制御作動
へ復帰させる。
前記減速度判定手段111により制動時の減速度GNBK
が減速度判断基準値決定手段108により決定された減
速度判断基準値よりも大きいことが判定された場合に
も、フラグXHOLDの内容を「0」にクリアすることによ
り、変速比保持手段116によるアップシフト禁止作動
を終了させて通常の変速線図を用いた自動変速制御作動
へ復帰させる。
【0037】旋回判定手段126は、コーナ走行などに
よる車両の旋回を、横方向加速度、操舵輪或いはステア
リングホイールの舵角などに基づいて判定する。復帰禁
止手段128は、その旋回判定手段126によって車両
の旋回が判定されている間は、前記変速比保持復帰手段
124による変速比保持状態から通常の自動変速状態へ
の復帰を禁止する。この結果、コーナ走行中において変
速比保持状態から通常の自動変速状態への復帰に関連す
る変速が阻止され、コーナ走行が安定する利点がある。
よる車両の旋回を、横方向加速度、操舵輪或いはステア
リングホイールの舵角などに基づいて判定する。復帰禁
止手段128は、その旋回判定手段126によって車両
の旋回が判定されている間は、前記変速比保持復帰手段
124による変速比保持状態から通常の自動変速状態へ
の復帰を禁止する。この結果、コーナ走行中において変
速比保持状態から通常の自動変速状態への復帰に関連す
る変速が阻止され、コーナ走行が安定する利点がある。
【0038】図8および図9は、前記電子制御装置42
の制御作動の要部を説明するフローチャートである。図
8のステップ(以下、ステップを省略する)SK1で
は、制動操作中であるか否かが、ブレーキスイッチ84
からの信号に基づいて判断される。制動操作中である場
合にはこのSK1の判断が肯定されるので、SK2以下
が実行される。先ず、比較的高速走行状態すなわち自動
変速機14のギヤ段が第4速ギヤ段である走行状態であ
るときから説明する。
の制御作動の要部を説明するフローチャートである。図
8のステップ(以下、ステップを省略する)SK1で
は、制動操作中であるか否かが、ブレーキスイッチ84
からの信号に基づいて判断される。制動操作中である場
合にはこのSK1の判断が肯定されるので、SK2以下
が実行される。先ず、比較的高速走行状態すなわち自動
変速機14のギヤ段が第4速ギヤ段である走行状態であ
るときから説明する。
【0039】走行中の自動変速機14のギヤ段が第4速
ギヤ段であるときには、第1速ギヤ段であるか否かを判
定するSK2、第2速ギヤ段であるか否かを判定するS
K3、第3速ギヤ段であるか否かを判定するSK4の判
断がそれぞれ否定されるので、SK5以下が実行され
る。先ず図6の車速判定手段114に対応するSK5に
おいて、車速Vが前記判断基準車速V4 より低いか否か
が判断される。このSK5の判断が否定された場合は最
高速ギヤ段による比較的高速の走行状態であって、制動
操作時の減速度に関連するダウン変速が必要とされない
ので、本ルーチンが終了させられる。上記判断基準車速
V4 は、制動操作時の減速度に現れる運転指向に応じて
ダウン変速させる制御が適用される車速範囲の上限値を
示している。
ギヤ段であるときには、第1速ギヤ段であるか否かを判
定するSK2、第2速ギヤ段であるか否かを判定するS
K3、第3速ギヤ段であるか否かを判定するSK4の判
断がそれぞれ否定されるので、SK5以下が実行され
る。先ず図6の車速判定手段114に対応するSK5に
おいて、車速Vが前記判断基準車速V4 より低いか否か
が判断される。このSK5の判断が否定された場合は最
高速ギヤ段による比較的高速の走行状態であって、制動
操作時の減速度に関連するダウン変速が必要とされない
ので、本ルーチンが終了させられる。上記判断基準車速
V4 は、制動操作時の減速度に現れる運転指向に応じて
ダウン変速させる制御が適用される車速範囲の上限値を
示している。
【0040】上記SK5の判断が肯定された場合には、
図6の減速度判断基準値決定手段108に対応するSK
6において、制動操作前惰行時間COFBKが判断基準時間
Aより短いか否かが判断される。このSK6の判断が肯
定された場合は、図6の減速度判定手段111に対応す
るSK7において、減速度GNBK が判断基準値Dよりも
小さいか否かが判断される。このSK7の判断が肯定さ
れた場合(GNBK <D)は本ルーチンが終了させられる
が、否定された場合(GNBK ≧D)は、ダウン変速手段
112に対応するSK9において4→3変速を示すフラ
グXBK43の内容が「1」にセットされて変速制御手段1
22において第3速ギヤ段へのダウン変速が実行される
とともに、そのときの車速Vがダウン変速時車速VDWN
として記憶される。また、上記SK6の判断が否定され
た場合は、図6の減速度判定手段111に対応するSK
8において、減速度GNBK が上記判断基準値Dよりも大
きく設定された判断基準値Eよりも小さいか否かが判断
される。このSK8の判断が肯定された場合(GNBK <
E)は本ルーチンが終了させられるが、否定された場合
(GNBK ≧E)は、SK9において制動時の4→3変速
を示すフラグXBK43の内容が「1」にセットされるとと
もに、そのときの車速Vがダウン変速時車速VDWN とし
て記憶される。
図6の減速度判断基準値決定手段108に対応するSK
6において、制動操作前惰行時間COFBKが判断基準時間
Aより短いか否かが判断される。このSK6の判断が肯
定された場合は、図6の減速度判定手段111に対応す
るSK7において、減速度GNBK が判断基準値Dよりも
小さいか否かが判断される。このSK7の判断が肯定さ
れた場合(GNBK <D)は本ルーチンが終了させられる
が、否定された場合(GNBK ≧D)は、ダウン変速手段
112に対応するSK9において4→3変速を示すフラ
グXBK43の内容が「1」にセットされて変速制御手段1
22において第3速ギヤ段へのダウン変速が実行される
とともに、そのときの車速Vがダウン変速時車速VDWN
として記憶される。また、上記SK6の判断が否定され
た場合は、図6の減速度判定手段111に対応するSK
8において、減速度GNBK が上記判断基準値Dよりも大
きく設定された判断基準値Eよりも小さいか否かが判断
される。このSK8の判断が肯定された場合(GNBK <
E)は本ルーチンが終了させられるが、否定された場合
(GNBK ≧E)は、SK9において制動時の4→3変速
を示すフラグXBK43の内容が「1」にセットされるとと
もに、そのときの車速Vがダウン変速時車速VDWN とし
て記憶される。
【0041】走行中の自動変速機14のギヤ段が第3速
ギヤ段とされると、前記SK4の判断が肯定されるの
で、SK10において、4→3変速を示すフラグXBK43
の内容が「1」であるか否かが判断される。また、この
SK10の判断が否定された場合には、SK11におい
て保持フラグXHOLDの内容が「1」であるか否かが判断
される。この保持フラグXHOLDは、その内容が「1」に
セットされているときに、自動変速機14のギヤ段すな
わち変速比がスロットル弁急閉操作時からアップ変速す
ることを禁止するホールド制御中を示すものであり、ア
クセルペダル58が原位置まで急戻し操作されたことに
基づいて減速意思が強いと判断されたときだけ、その戻
し操作に関連して発生するアップ変速を阻止してエンジ
ンブレーキ力を持続させるために、後述の図10のルー
チンにおいて、アクセルペダル58の急戻し操作すなわ
ちスロットル弁68の急閉操作が行われ且つアクセルペ
ダル58或いはスロットル弁68がアイドル位置すなわ
ちスロットル弁開度TAの0%位置とされたときにセッ
トされる。この図10のルーチンは前記図6の変速比保
持手段116に対応している。
ギヤ段とされると、前記SK4の判断が肯定されるの
で、SK10において、4→3変速を示すフラグXBK43
の内容が「1」であるか否かが判断される。また、この
SK10の判断が否定された場合には、SK11におい
て保持フラグXHOLDの内容が「1」であるか否かが判断
される。この保持フラグXHOLDは、その内容が「1」に
セットされているときに、自動変速機14のギヤ段すな
わち変速比がスロットル弁急閉操作時からアップ変速す
ることを禁止するホールド制御中を示すものであり、ア
クセルペダル58が原位置まで急戻し操作されたことに
基づいて減速意思が強いと判断されたときだけ、その戻
し操作に関連して発生するアップ変速を阻止してエンジ
ンブレーキ力を持続させるために、後述の図10のルー
チンにおいて、アクセルペダル58の急戻し操作すなわ
ちスロットル弁68の急閉操作が行われ且つアクセルペ
ダル58或いはスロットル弁68がアイドル位置すなわ
ちスロットル弁開度TAの0%位置とされたときにセッ
トされる。この図10のルーチンは前記図6の変速比保
持手段116に対応している。
【0042】上記SK10またはSK11の判断が肯定
された場合は、4→3変速を示すフラグXBK43或いは保
持フラグXHOLDをクリアするためのSK13以下が実行
される。先ずSK13において、実際の車速Vが3→2
コーストダウン車速V32CSTD N 以下となったか否かが判
断される。この3→2コーストダウン車速V
32CSTDNは、スロットル弁68が全閉とされた(惰行、
制動)走行時において第3速ギヤ段から第2速ギヤ段へ
のダウン変速させるために3→2変速線よりも所定値高
い側に予め設定された値である。
された場合は、4→3変速を示すフラグXBK43或いは保
持フラグXHOLDをクリアするためのSK13以下が実行
される。先ずSK13において、実際の車速Vが3→2
コーストダウン車速V32CSTD N 以下となったか否かが判
断される。この3→2コーストダウン車速V
32CSTDNは、スロットル弁68が全閉とされた(惰行、
制動)走行時において第3速ギヤ段から第2速ギヤ段へ
のダウン変速させるために3→2変速線よりも所定値高
い側に予め設定された値である。
【0043】上記SK13の判断が肯定された場合は、
車速Vが3→2コーストダウン車速V32CSTDN 以下とな
った状態であるので、図6の変速比保持復帰手段124
に対応するSK14において、制動時の4→3変速を示
すフラグXBK43および保持フラグXHOLDの内容が「0」
にそれぞれクリアされ、ダウン変速時車速VDWN および
ホールド制御開始時車速VHOLDの内容が「0」にそれぞ
れクリアされる。しかし、上記SK13の判断が否定さ
れた場合は、車速Vが3→2コーストダウン車速V
32CSTDN よりも高い状態において、車速Vがダウン変速
時車速VDWN よりも増加時にのみ制動時の4→3変速を
示すフラグXBK43および保持フラグXHOLDをクリアする
ためのSK15以下が実行される。
車速Vが3→2コーストダウン車速V32CSTDN 以下とな
った状態であるので、図6の変速比保持復帰手段124
に対応するSK14において、制動時の4→3変速を示
すフラグXBK43および保持フラグXHOLDの内容が「0」
にそれぞれクリアされ、ダウン変速時車速VDWN および
ホールド制御開始時車速VHOLDの内容が「0」にそれぞ
れクリアされる。しかし、上記SK13の判断が否定さ
れた場合は、車速Vが3→2コーストダウン車速V
32CSTDN よりも高い状態において、車速Vがダウン変速
時車速VDWN よりも増加時にのみ制動時の4→3変速を
示すフラグXBK43および保持フラグXHOLDをクリアする
ためのSK15以下が実行される。
【0044】上記SK15では、制動時の4→3変速を
示すフラグXBK43の内容が「1」であるか否かが判断さ
れる。このSK15の判断が肯定された場合は、SK1
6において車速Vがダウン変速時車速VDWN よりも増加
したか否かすなわち車速Vがダウン変速時車速VDWN に
所定値Kを加算した値を上まわったか否かが判断され
る。このSK16の判断が否定された場合は本ルーチン
が終了させられるが、肯定された場合は、車速増加時で
あるので上記SK14が実行された後、本ルーチンが終
了させられる。また、上記SK15の判断が否定された
場合は、SK17において保持フラグXHOLDの内容が
「1」であるか否かが判断される。このSK17の判断
が肯定された場合は、SK18において車速Vがホール
ド制御開始時車速VHOLDよりも増加したか否かが判断さ
れる。このSK18の判断が否定された場合は本ルーチ
ンが終了させられるが、肯定された場合は、車速増加時
であるので上記SK14が実行された後、本ルーチンが
終了させられる。
示すフラグXBK43の内容が「1」であるか否かが判断さ
れる。このSK15の判断が肯定された場合は、SK1
6において車速Vがダウン変速時車速VDWN よりも増加
したか否かすなわち車速Vがダウン変速時車速VDWN に
所定値Kを加算した値を上まわったか否かが判断され
る。このSK16の判断が否定された場合は本ルーチン
が終了させられるが、肯定された場合は、車速増加時で
あるので上記SK14が実行された後、本ルーチンが終
了させられる。また、上記SK15の判断が否定された
場合は、SK17において保持フラグXHOLDの内容が
「1」であるか否かが判断される。このSK17の判断
が肯定された場合は、SK18において車速Vがホール
ド制御開始時車速VHOLDよりも増加したか否かが判断さ
れる。このSK18の判断が否定された場合は本ルーチ
ンが終了させられるが、肯定された場合は、車速増加時
であるので上記SK14が実行された後、本ルーチンが
終了させられる。
【0045】前記SK11の判断が否定された場合、す
なわち4→3変速を示すフラグXBK 43および保持フラグ
XHOLDの内容が共に「0」である場合には、SK12に
おいて、車速Vが予め設定された判断基準車速V3 より
も低いか否かが判断される。この判断基準車速V3 は、
第3速ギヤ段においてホールド制御を継続する車速範囲
の上限値である。上記SK12の判断が肯定された場合
は比較的車速が低い状態であるので、図6の減速度判断
基準値決定手段108に対応するSK19において、後
述の図11の制動操作前惰行時間決定ルーチンにより制
動操作毎に決定される制動操作前惰行時間COFBKが予め
設定された判断基準時間Aよりも短いか否かが判断され
る。この判断基準時間Aは、図7に示すように、制動時
の減速度GNBK が第2速ギヤ段へのダウン変速を必要と
する大きさであるか否かを判断するための減速度判断基
準値Bおよびそれよりも大きい減速度判断基準値Cのい
ずれかを制動操作前惰行時間COFBKに応じて選択するた
めの値である。
なわち4→3変速を示すフラグXBK 43および保持フラグ
XHOLDの内容が共に「0」である場合には、SK12に
おいて、車速Vが予め設定された判断基準車速V3 より
も低いか否かが判断される。この判断基準車速V3 は、
第3速ギヤ段においてホールド制御を継続する車速範囲
の上限値である。上記SK12の判断が肯定された場合
は比較的車速が低い状態であるので、図6の減速度判断
基準値決定手段108に対応するSK19において、後
述の図11の制動操作前惰行時間決定ルーチンにより制
動操作毎に決定される制動操作前惰行時間COFBKが予め
設定された判断基準時間Aよりも短いか否かが判断され
る。この判断基準時間Aは、図7に示すように、制動時
の減速度GNBK が第2速ギヤ段へのダウン変速を必要と
する大きさであるか否かを判断するための減速度判断基
準値Bおよびそれよりも大きい減速度判断基準値Cのい
ずれかを制動操作前惰行時間COFBKに応じて選択するた
めの値である。
【0046】上記SK19の判断が肯定された場合に
は、図6の減速度判定手段111に対応するSK20に
おいて、制動時の減速度GNBK が減速度判断基準値Bよ
りも小さいか否かが判断される。このSK20の判断が
否定された場合(GNBK ≧B)は、図6のダウン変速手
段112に対応するSK21において、3→2変速を示
すフラグXBK32の内容が「1」にセットされて変速制御
手段122により第2速ギヤ段へダウン変速されるとと
もに、4→3変速を示すフラグXBK43の内容が「0」に
クリアされ、且つその時の車速Vがダウン変速時車速V
DWN として記憶された後、本ルーチンが終了させられ
る。しかし、SK20の判断が肯定された場合(GNBK
<B)には本ルーチンが終了させられる。
は、図6の減速度判定手段111に対応するSK20に
おいて、制動時の減速度GNBK が減速度判断基準値Bよ
りも小さいか否かが判断される。このSK20の判断が
否定された場合(GNBK ≧B)は、図6のダウン変速手
段112に対応するSK21において、3→2変速を示
すフラグXBK32の内容が「1」にセットされて変速制御
手段122により第2速ギヤ段へダウン変速されるとと
もに、4→3変速を示すフラグXBK43の内容が「0」に
クリアされ、且つその時の車速Vがダウン変速時車速V
DWN として記憶された後、本ルーチンが終了させられ
る。しかし、SK20の判断が肯定された場合(GNBK
<B)には本ルーチンが終了させられる。
【0047】上記SK19の判断が否定された場合に
は、図6の減速度判定手段111に対応するSK22に
おいて、制動時の減速度GNBK が減速度判断基準値Cよ
りも小さいか否かが判断される。このSK22の判断が
否定された場合(GNBK ≧C)は、図6のダウン変速手
段112に対応するSK21において、3→2変速を示
すフラグXBK32の内容が「1」にセットされるととも
に、4→3変速を示すフラグXBK43の内容が「0」にク
リアされ、且つその時の車速Vがダウン変速時車速V
DWN として記憶された後、本ルーチンが終了させられ
る。しかし、SK22の判断が肯定された場合(GNBK
<C)には本ルーチンが終了させられる。
は、図6の減速度判定手段111に対応するSK22に
おいて、制動時の減速度GNBK が減速度判断基準値Cよ
りも小さいか否かが判断される。このSK22の判断が
否定された場合(GNBK ≧C)は、図6のダウン変速手
段112に対応するSK21において、3→2変速を示
すフラグXBK32の内容が「1」にセットされるととも
に、4→3変速を示すフラグXBK43の内容が「0」にク
リアされ、且つその時の車速Vがダウン変速時車速V
DWN として記憶された後、本ルーチンが終了させられ
る。しかし、SK22の判断が肯定された場合(GNBK
<C)には本ルーチンが終了させられる。
【0048】走行中の自動変速機14のギヤ段が第2速
ギヤ段とされると、前記SK3の判断が肯定されるの
で、SK23において、制動時の3→2変速を示すフラ
グXBK 32の内容が「1」であるか否かが判断される。ま
た、このSK23の判断が否定された場合には、SK2
4において保持フラグXHOLDの内容が「1」であるか否
かが判断される。上記SK23およびSK24の判断が
否定された場合は本ルーチンが終了させられるが、上記
SK23またはSK24の判断が肯定された場合は、3
→2変速を示すフラグXBK32或いは保持フラグXHOLDを
クリアするためのSK25以下が実行される。先ずSK
25において、実際の車速Vが予め設定された判断基準
車速V1 よりも低くなったか否かが判断される。この判
断基準車速V1 は、第2速ギヤ段におけるホールド制御
の適用車速範囲の下限値である。
ギヤ段とされると、前記SK3の判断が肯定されるの
で、SK23において、制動時の3→2変速を示すフラ
グXBK 32の内容が「1」であるか否かが判断される。ま
た、このSK23の判断が否定された場合には、SK2
4において保持フラグXHOLDの内容が「1」であるか否
かが判断される。上記SK23およびSK24の判断が
否定された場合は本ルーチンが終了させられるが、上記
SK23またはSK24の判断が肯定された場合は、3
→2変速を示すフラグXBK32或いは保持フラグXHOLDを
クリアするためのSK25以下が実行される。先ずSK
25において、実際の車速Vが予め設定された判断基準
車速V1 よりも低くなったか否かが判断される。この判
断基準車速V1 は、第2速ギヤ段におけるホールド制御
の適用車速範囲の下限値である。
【0049】上記SK25の判断が否定された場合は、
車速Vが判断基準車速V1 以上である走行状態であるの
で、SK26において、制動時の3→2変速を示すフラ
グX BK32の内容が「1」であるか否かが判断される。ま
た、このSK26の判断が肯定された場合には、SK2
7において、車速Vがダウン変速時車速VDWN に所定値
Kを加えた値よりも増加したか否かが判断される。この
SK27の判断が否定された場合は本ルーチンが終了さ
せられるが、肯定された場合は、制動時の3→2変速を
示すフラグXBK32の内容を「0」にクリアするSK30
と、保持フラグXHOLDの内容を「0」にクリアするSK
31とが実行される。しかし、上記SK26の判断が否
定された場合は、SK28において保持フラグXHOLDの
内容が「1」であるか否かが判断される。このSK28
の判断が否定された場合は本ルーチンが終了させられる
が、肯定された場合は、SK29において車速Vがホー
ルド制御開始時車速VHOLDに所定値Kを加えた値よりも
増加したか否かが判断される。このSK29の判断が否
定された場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定さ
れた場合には、SK31において保持フラグXHOLDの内
容が「0」にクリアされる。
車速Vが判断基準車速V1 以上である走行状態であるの
で、SK26において、制動時の3→2変速を示すフラ
グX BK32の内容が「1」であるか否かが判断される。ま
た、このSK26の判断が肯定された場合には、SK2
7において、車速Vがダウン変速時車速VDWN に所定値
Kを加えた値よりも増加したか否かが判断される。この
SK27の判断が否定された場合は本ルーチンが終了さ
せられるが、肯定された場合は、制動時の3→2変速を
示すフラグXBK32の内容を「0」にクリアするSK30
と、保持フラグXHOLDの内容を「0」にクリアするSK
31とが実行される。しかし、上記SK26の判断が否
定された場合は、SK28において保持フラグXHOLDの
内容が「1」であるか否かが判断される。このSK28
の判断が否定された場合は本ルーチンが終了させられる
が、肯定された場合は、SK29において車速Vがホー
ルド制御開始時車速VHOLDに所定値Kを加えた値よりも
増加したか否かが判断される。このSK29の判断が否
定された場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定さ
れた場合には、SK31において保持フラグXHOLDの内
容が「0」にクリアされる。
【0050】走行中の自動変速機14のギヤ段が第1速
ギヤ段とされると、前記SK2の判断が肯定されるの
で、図6の車速判定手段114に対応するSK32にお
いて車速Vが予め設定された判断基準車速V0 以上であ
るか否かが判断される。この判断基準車速V0 は、第1
速ギヤ段での走行においてホールド制御が適用される車
速範囲の上限値を示している。上記SK32の判断が肯
定された場合は、ホールド制御が適用される車速範囲を
越えた車速であると考えられるので、図6の変速比保持
復帰手段124に対応するSK33において保持フラグ
XHOLDの内容が「0」にクリアされることにより、ホー
ルド制御が終了させられて変速線図に基づく通常の自動
変速制御へ復帰させられた後、本ルーチンが終了させら
れる。
ギヤ段とされると、前記SK2の判断が肯定されるの
で、図6の車速判定手段114に対応するSK32にお
いて車速Vが予め設定された判断基準車速V0 以上であ
るか否かが判断される。この判断基準車速V0 は、第1
速ギヤ段での走行においてホールド制御が適用される車
速範囲の上限値を示している。上記SK32の判断が肯
定された場合は、ホールド制御が適用される車速範囲を
越えた車速であると考えられるので、図6の変速比保持
復帰手段124に対応するSK33において保持フラグ
XHOLDの内容が「0」にクリアされることにより、ホー
ルド制御が終了させられて変速線図に基づく通常の自動
変速制御へ復帰させられた後、本ルーチンが終了させら
れる。
【0051】上記SK32の判断が否定された場合は、
SK34において、保持フラグXHO LDの内容が「1」で
あるか否かが判断される。上記SK34の判断が否定さ
れた場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定された
場合は、SK35において、実際の車速Vが保持フラグ
XHOLDが「1」にセットされたときのホールド車速V
HOLDを上まわるか否かが判断される。このSK35の判
断が否定された場合は本ルーチンが終了させられるが、
肯定された場合には、上記SK33において保持フラグ
XHOLDの内容が「0」にクリアされる。このSK33
は、車速Vがホールド制御開始時のホールド車速VHOLD
よりも増加したことが判定されたことを条件としてホー
ルド制御を解除させるためのものである。
SK34において、保持フラグXHO LDの内容が「1」で
あるか否かが判断される。上記SK34の判断が否定さ
れた場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定された
場合は、SK35において、実際の車速Vが保持フラグ
XHOLDが「1」にセットされたときのホールド車速V
HOLDを上まわるか否かが判断される。このSK35の判
断が否定された場合は本ルーチンが終了させられるが、
肯定された場合には、上記SK33において保持フラグ
XHOLDの内容が「0」にクリアされる。このSK33
は、車速Vがホールド制御開始時のホールド車速VHOLD
よりも増加したことが判定されたことを条件としてホー
ルド制御を解除させるためのものである。
【0052】図10は、保持フラグXHOLDをセットする
ための、図6の変速比保持手段116に対応するルーチ
ンを示している。図10のSL1では、アクセルペダル
58の急戻し操作であるか否かが、たとえばスロットル
弁開度TAの閉じ方向の変化率ACCTAが所定の判断基準
値KACCTA を越えたか否かに基づいて判断される。この
判断基準値KACCTA は、制動操作に関連して発生するダ
ウン変速(4→3変速或いは3→2変速)の後において
も未だ減速意思が強いことを判断するための値であり、
予め実験的に求められる。上記SL1の判断が否定され
た場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定された場
合は、SL2において、アクセルペダル58或いはスロ
ットル弁68がアイドル位置であるか否かが、たとえば
スロットル弁開度TAの0%位置がスロットルセンサ7
0からの信号或いはアイドルスイッチからの信号に基づ
いて判断される。このSL2の判断が否定された場合は
本ルーチンが終了させられるが、肯定された場合は、S
L3において、保持フラグXHOLDが「1」にセットされ
るとともに、そのときの車速Vがホールド車速VHO LDと
して記憶される。
ための、図6の変速比保持手段116に対応するルーチ
ンを示している。図10のSL1では、アクセルペダル
58の急戻し操作であるか否かが、たとえばスロットル
弁開度TAの閉じ方向の変化率ACCTAが所定の判断基準
値KACCTA を越えたか否かに基づいて判断される。この
判断基準値KACCTA は、制動操作に関連して発生するダ
ウン変速(4→3変速或いは3→2変速)の後において
も未だ減速意思が強いことを判断するための値であり、
予め実験的に求められる。上記SL1の判断が否定され
た場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定された場
合は、SL2において、アクセルペダル58或いはスロ
ットル弁68がアイドル位置であるか否かが、たとえば
スロットル弁開度TAの0%位置がスロットルセンサ7
0からの信号或いはアイドルスイッチからの信号に基づ
いて判断される。このSL2の判断が否定された場合は
本ルーチンが終了させられるが、肯定された場合は、S
L3において、保持フラグXHOLDが「1」にセットされ
るとともに、そのときの車速Vがホールド車速VHO LDと
して記憶される。
【0053】図11は、前記制動操作前惰行時間COFBK
および制動時の減速度GNBK を制動操作毎に求めるため
のルーチンを示している。図11のSN1では、アクセ
ルペダル58がその原位置であるアイドル位置にあるか
否かが、スロットル弁開度TAが零%となったことなど
に基づいて判断される。上記SN1の判断が否定された
場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定された場合
は、SN2において、タイマCOFBKの計時作動が開始さ
れた後、SN3において、制動操作が行われたか否かが
ブレーキスイッチ84からの信号に基づいて判断され
る。上記SN3の判断が否定された場合は本ルーチンが
終了させられるが、肯定された場合は、図6の制動操作
前惰行時間決定手段106に対応するSN4において、
上記タイマCOFBKの計時内容から制動操作前惰行時間C
OFBKが決定される。続いて、図6の減速度決定手段10
4に対応するSN5において制動時の減速度GNBK が、
このときの車速センサ76からのパルス周期の変化率に
基づいて算出される。この減速度GNBK は、負方向の車
両加速度を示す正の値(絶対値)である。
および制動時の減速度GNBK を制動操作毎に求めるため
のルーチンを示している。図11のSN1では、アクセ
ルペダル58がその原位置であるアイドル位置にあるか
否かが、スロットル弁開度TAが零%となったことなど
に基づいて判断される。上記SN1の判断が否定された
場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定された場合
は、SN2において、タイマCOFBKの計時作動が開始さ
れた後、SN3において、制動操作が行われたか否かが
ブレーキスイッチ84からの信号に基づいて判断され
る。上記SN3の判断が否定された場合は本ルーチンが
終了させられるが、肯定された場合は、図6の制動操作
前惰行時間決定手段106に対応するSN4において、
上記タイマCOFBKの計時内容から制動操作前惰行時間C
OFBKが決定される。続いて、図6の減速度決定手段10
4に対応するSN5において制動時の減速度GNBK が、
このときの車速センサ76からのパルス周期の変化率に
基づいて算出される。この減速度GNBK は、負方向の車
両加速度を示す正の値(絶対値)である。
【0054】図8に戻って、車両の制動操作中ではない
状態では、SK1の判断が否定されるので、SK36に
おいてブレーキ解放操作(の瞬間)であるか否かがブレ
ーキスイッチ84からの信号に基づいて判断される。こ
のSK36の判断が肯定された場合には、SK37にお
いてそのときの車速Vがダウン変速時車速VDWN として
記憶された後、図12および図13の復帰処理ルーチン
が実行されるが、上記SK36の判断が否定された場合
には、その図12および図13の復帰処理ルーチンが直
接的に実行される。
状態では、SK1の判断が否定されるので、SK36に
おいてブレーキ解放操作(の瞬間)であるか否かがブレ
ーキスイッチ84からの信号に基づいて判断される。こ
のSK36の判断が肯定された場合には、SK37にお
いてそのときの車速Vがダウン変速時車速VDWN として
記憶された後、図12および図13の復帰処理ルーチン
が実行されるが、上記SK36の判断が否定された場合
には、その図12および図13の復帰処理ルーチンが直
接的に実行される。
【0055】上記図12および図13の復帰処理ルーチ
ンでは、SP1において制動時の3→2ダウン変速を示
すフラグXBK32の内容が「1」であると判断されたとき
は、SP9において車速Vが制動時2→1コーストダウ
ン変速車速V21CSTDN を下まわったと判定されたときに
SP10においてダウン変速時車速VDWN と共にクリア
されるが、SP3において車速Vが制動時3→2コース
トダウン変速車速V32 CSTDN を下まわったと判定された
ときにSP10においてダウン変速時車速VDW N と共に
クリアされる。また、上記フラグXBK32およびX
BK43は、上記SP9或いはSP3の判断が否定された場
合でも、SP4において実際の変速出力と変速判断(ダ
ウン変速を示すフラグXBKの内容)とが一致していると
判断された場合には、SP10においてダウン変速時車
速VDWN と共にクリアされる。さらに、上記フラグX
BK32およびXBK43は、上記SP9或いはSP3、SP4
の判断が否定された場合には、SP5において車両の旋
回中ではないと判断され、且つSP6において車速Vが
ダウン変速時車速VDWN よりも所定値K以上増加したと
判断されたとき、SP7において車速一定継続時間TVC
が所定値TVC1 を越えたと判断されたとき、SP8にお
いてアクセルペダル58の戻し操作があったと判定され
たときに、SP10においてダウン変速時車速VDWN と
共にクリアされる。
ンでは、SP1において制動時の3→2ダウン変速を示
すフラグXBK32の内容が「1」であると判断されたとき
は、SP9において車速Vが制動時2→1コーストダウ
ン変速車速V21CSTDN を下まわったと判定されたときに
SP10においてダウン変速時車速VDWN と共にクリア
されるが、SP3において車速Vが制動時3→2コース
トダウン変速車速V32 CSTDN を下まわったと判定された
ときにSP10においてダウン変速時車速VDW N と共に
クリアされる。また、上記フラグXBK32およびX
BK43は、上記SP9或いはSP3の判断が否定された場
合でも、SP4において実際の変速出力と変速判断(ダ
ウン変速を示すフラグXBKの内容)とが一致していると
判断された場合には、SP10においてダウン変速時車
速VDWN と共にクリアされる。さらに、上記フラグX
BK32およびXBK43は、上記SP9或いはSP3、SP4
の判断が否定された場合には、SP5において車両の旋
回中ではないと判断され、且つSP6において車速Vが
ダウン変速時車速VDWN よりも所定値K以上増加したと
判断されたとき、SP7において車速一定継続時間TVC
が所定値TVC1 を越えたと判断されたとき、SP8にお
いてアクセルペダル58の戻し操作があったと判定され
たときに、SP10においてダウン変速時車速VDWN と
共にクリアされる。
【0056】次いで、SP11において保持フラグX
HOLDの内容が「1」であるか否かが判断され、このSP
11の判断が否定されたときは本ルーチンが終了させら
れるが、肯定されたときは、SP12にて現在のギヤ段
が第1速ギヤ段であると判定され且つSP13にて車速
Vが零(車両停止)と判断された場合、SP14にて現
在のギヤ段が第2速ギヤ段であると判定され且つSP1
5にて車速Vが制動時2→1コーストダウン変速車速V
21CSTDN より低くなったと判断された場合、SP16に
て現在のギヤ段が第3速ギヤ段であると判定され且つS
P17にて車速Vが制動時3→2コーストダウン変速車
速V32CSTDN より低くなったと判断された場合に、SP
23において保持フラグXHOLDの内容がホールド制御開
始時車速V HOLDと共に「0」にクリアされる。また、上
記保持フラグXHOLDは、上記SP12乃至SP17のい
ずれかの判断が否定された場合でも、SP18において
実際の変速出力と変速判断(ダウン変速を示すフラグX
BKの内容)とが一致していると判断された場合には、S
P23においてホールド制御開始時車速VHOLDと共に
「0」にクリアされる。さらに、上記フラグXHOLDは、
上記SP12乃至SP17のいずれかおよびSP18の
判断が否定された場合には、SP19において車両の旋
回中ではないと判断され、且つSP20において車速V
がホールド制御開始時車速VHOLDよりも所定値K以上増
加したと判断されたとき、SP21において車速一定継
続時間TVCが所定値TVC1 を越えたと判断されたとき、
SP22においてスロットル弁68の急閉ではないアク
セルペダル58の戻し操作があったと判定されたとき
に、SP23においてダウン変速時車速VDWN と共にク
リアされる。
HOLDの内容が「1」であるか否かが判断され、このSP
11の判断が否定されたときは本ルーチンが終了させら
れるが、肯定されたときは、SP12にて現在のギヤ段
が第1速ギヤ段であると判定され且つSP13にて車速
Vが零(車両停止)と判断された場合、SP14にて現
在のギヤ段が第2速ギヤ段であると判定され且つSP1
5にて車速Vが制動時2→1コーストダウン変速車速V
21CSTDN より低くなったと判断された場合、SP16に
て現在のギヤ段が第3速ギヤ段であると判定され且つS
P17にて車速Vが制動時3→2コーストダウン変速車
速V32CSTDN より低くなったと判断された場合に、SP
23において保持フラグXHOLDの内容がホールド制御開
始時車速V HOLDと共に「0」にクリアされる。また、上
記保持フラグXHOLDは、上記SP12乃至SP17のい
ずれかの判断が否定された場合でも、SP18において
実際の変速出力と変速判断(ダウン変速を示すフラグX
BKの内容)とが一致していると判断された場合には、S
P23においてホールド制御開始時車速VHOLDと共に
「0」にクリアされる。さらに、上記フラグXHOLDは、
上記SP12乃至SP17のいずれかおよびSP18の
判断が否定された場合には、SP19において車両の旋
回中ではないと判断され、且つSP20において車速V
がホールド制御開始時車速VHOLDよりも所定値K以上増
加したと判断されたとき、SP21において車速一定継
続時間TVCが所定値TVC1 を越えたと判断されたとき、
SP22においてスロットル弁68の急閉ではないアク
セルペダル58の戻し操作があったと判定されたとき
に、SP23においてダウン変速時車速VDWN と共にク
リアされる。
【0057】上記図12および図13のSP5およびS
P19においては、横方向加速度、操舵輪或いはステア
リングホイールの舵角などに基づいて、車両が旋回中で
あるか否かが判断される。このため上記SP5およびS
P19は、図6の旋回判定手段126に対応している。
また、上記SP19の判断が肯定された場合は、図6の
変速比保持復帰手段124に対応するSP23の実行が
回避されてホールド制御から変速制御手段122による
通常(図3、図4、図5)の変速線図を用いた通常の変
速制御への復帰が禁止されるので、上記SP19は図6
の復帰禁止手段128にも対応している。
P19においては、横方向加速度、操舵輪或いはステア
リングホイールの舵角などに基づいて、車両が旋回中で
あるか否かが判断される。このため上記SP5およびS
P19は、図6の旋回判定手段126に対応している。
また、上記SP19の判断が肯定された場合は、図6の
変速比保持復帰手段124に対応するSP23の実行が
回避されてホールド制御から変速制御手段122による
通常(図3、図4、図5)の変速線図を用いた通常の変
速制御への復帰が禁止されるので、上記SP19は図6
の復帰禁止手段128にも対応している。
【0058】上述のように、本実施例によれば、変速比
設定手段110に対応するSK20乃至SK22、SK
7乃至SK9により、減速度決定手段104に対応する
SN5により決定された車両の制動操作時の減速度G
NBK に基づいて自動変速機14の変速比が設定されるの
で、減速度をそれほど要求していないのに踏み代え時間
COFBKが短くなってしまった場合や、踏み代え時間C
OFBKが長くなったが減速度を要求している場合でも、運
転者の意思に適合した減速度となって違和感が発生する
ことが好適に解消される。
設定手段110に対応するSK20乃至SK22、SK
7乃至SK9により、減速度決定手段104に対応する
SN5により決定された車両の制動操作時の減速度G
NBK に基づいて自動変速機14の変速比が設定されるの
で、減速度をそれほど要求していないのに踏み代え時間
COFBKが短くなってしまった場合や、踏み代え時間C
OFBKが長くなったが減速度を要求している場合でも、運
転者の意思に適合した減速度となって違和感が発生する
ことが好適に解消される。
【0059】また、本実施例では、制動操作前惰行時間
COFBKに基づいて減速度判断基準値B或いはC、D或い
はEを決定する減速度判断基準値決定手段108(SK
19、SK6)が設けられ、変速比設定手段110は、
車両の制動時の減速度GNBKが上記減速度判断基準値決
定手段108により予め決定された前記減速度判断基準
値B或いはC、D或いはEよりも大きいときは自動変速
機14の変速比を大きい値に設定する。そして、上記減
速度判断基準値決定手段108は、制動操作前惰行時間
COFBKが短くなるほど減速度判断基準値を相対的に小さ
い値に決定する。この制動操作前惰行時間COFBKが短い
制動操作時は、運転者が相対的に大きな減速を要求する
状態であるので、本実施例によれば、ダウン変速が容易
に或いは速やかに行われ得て、十分な減速が得られる利
点がある。
COFBKに基づいて減速度判断基準値B或いはC、D或い
はEを決定する減速度判断基準値決定手段108(SK
19、SK6)が設けられ、変速比設定手段110は、
車両の制動時の減速度GNBKが上記減速度判断基準値決
定手段108により予め決定された前記減速度判断基準
値B或いはC、D或いはEよりも大きいときは自動変速
機14の変速比を大きい値に設定する。そして、上記減
速度判断基準値決定手段108は、制動操作前惰行時間
COFBKが短くなるほど減速度判断基準値を相対的に小さ
い値に決定する。この制動操作前惰行時間COFBKが短い
制動操作時は、運転者が相対的に大きな減速を要求する
状態であるので、本実施例によれば、ダウン変速が容易
に或いは速やかに行われ得て、十分な減速が得られる利
点がある。
【0060】また、本実施例によれば、制動操作に関連
するダウン変速の後の変速比の走行において、車速Vが
予め設定された判断基準範囲内にあると判定された場合
には、ホールド制御の継続により変速比の保持を許容す
る車速判定手段114(SK32、SK25、SK1
2)と、その車速判定手段114によりホールド制御の
継続が許容されている期間において、アクセルペダル5
8がそのアイドル位置まで急戻しされたときにはそのと
きの変速比を保持するためのアップ変速禁止を実行する
ホールド制御を開始させる変速比保持手段116(SL
1乃至SL3)とがさらに設けられているので、アクセ
ルペダル58がそのアイドル位置まで急戻しされたとき
には変速線図によるアップシフトが防止されて十分なエ
ンジンブレーキ力が得られ、減速意思に合った運転感覚
が得られる利点がある。
するダウン変速の後の変速比の走行において、車速Vが
予め設定された判断基準範囲内にあると判定された場合
には、ホールド制御の継続により変速比の保持を許容す
る車速判定手段114(SK32、SK25、SK1
2)と、その車速判定手段114によりホールド制御の
継続が許容されている期間において、アクセルペダル5
8がそのアイドル位置まで急戻しされたときにはそのと
きの変速比を保持するためのアップ変速禁止を実行する
ホールド制御を開始させる変速比保持手段116(SL
1乃至SL3)とがさらに設けられているので、アクセ
ルペダル58がそのアイドル位置まで急戻しされたとき
には変速線図によるアップシフトが防止されて十分なエ
ンジンブレーキ力が得られ、減速意思に合った運転感覚
が得られる利点がある。
【0061】また、本実施例によれば、減速度判定手段
111は、車速判定手段114により車速Vが判断基準
車速範囲の下限値V3 (第3速ギヤ段の場合)よりも低
いと判定された場合において、制動操作時の減速度G
NBK が前記減速度判断基準値決定手段108により決定
された減速度判断基準値B或いはCよりも大きいか否か
を判定するものであり、また、その減速度判定手段11
1は、車速判定手段114により車速Vが上記判断基準
車速範囲の下限値V3 よりも低いと判定された場合にお
いて、制動時の減速度GNBK が減速度判断基準値B或い
はCよりも小さいと判定した場合には、上記変速比保持
手段116がギヤ段或いは変速比を優先的に保持するこ
とを許容する。このため、第3速ギヤ段における比較的
低速走行において、アクセルペダル58の原位置までの
急戻し操作が行われたときでも、運転者の減速意思に沿
った減速走行が行われる。
111は、車速判定手段114により車速Vが判断基準
車速範囲の下限値V3 (第3速ギヤ段の場合)よりも低
いと判定された場合において、制動操作時の減速度G
NBK が前記減速度判断基準値決定手段108により決定
された減速度判断基準値B或いはCよりも大きいか否か
を判定するものであり、また、その減速度判定手段11
1は、車速判定手段114により車速Vが上記判断基準
車速範囲の下限値V3 よりも低いと判定された場合にお
いて、制動時の減速度GNBK が減速度判断基準値B或い
はCよりも小さいと判定した場合には、上記変速比保持
手段116がギヤ段或いは変速比を優先的に保持するこ
とを許容する。このため、第3速ギヤ段における比較的
低速走行において、アクセルペダル58の原位置までの
急戻し操作が行われたときでも、運転者の減速意思に沿
った減速走行が行われる。
【0062】また、本実施例によれば、変速比保持復帰
手段124(SK33、SK31、SK14)は、車速
Vが所定車速以上となったと判定した場合、たとえば前
記判断基準車速範囲の上限値以上(たとえば第3速ギヤ
段ではV4 以上、第2速ギヤ段ではV2 以上、第1速ギ
ヤ段ではV0 以上)にあると判定した場合には、フラグ
XHOLDの内容を「0」にクリアすることにより、変速比
保持手段116による変速比保持作動を終了させてその
変速比保持状態から、変速線図に基づく変速判断に従う
通常の自動変速作動へ復帰させるので、変速比保持手段
116により変速比保持が開始される車速よりも高い車
速でその変速比保持から通常の自動変速作動へ復帰させ
られるので、その復帰に伴ってアクセルペダル58の急
戻し操作に関連するアップシフトが発生し難い利点があ
る。
手段124(SK33、SK31、SK14)は、車速
Vが所定車速以上となったと判定した場合、たとえば前
記判断基準車速範囲の上限値以上(たとえば第3速ギヤ
段ではV4 以上、第2速ギヤ段ではV2 以上、第1速ギ
ヤ段ではV0 以上)にあると判定した場合には、フラグ
XHOLDの内容を「0」にクリアすることにより、変速比
保持手段116による変速比保持作動を終了させてその
変速比保持状態から、変速線図に基づく変速判断に従う
通常の自動変速作動へ復帰させるので、変速比保持手段
116により変速比保持が開始される車速よりも高い車
速でその変速比保持から通常の自動変速作動へ復帰させ
られるので、その復帰に伴ってアクセルペダル58の急
戻し操作に関連するアップシフトが発生し難い利点があ
る。
【0063】また、本実施例によれば、上記変速比保持
復帰手段124は、前記減速度判定手段111により制
動時の減速度GNBK が減速度判断基準値決定手段108
により決定された減速度判断基準値よりも大きいことが
判定された場合にも、フラグXHOLDの内容を「0」にク
リアすることにより、変速比保持手段116による変速
比保持作動を終了させて通常の自動変速作動へ復帰させ
るので、制動時の減速度GNBK が減速度判断基準値より
も大きいことに基づく優先的なダウン変速が行われる状
態であるので、上記変速比保持からの復帰に起因するア
ップ変速が好適に防止される利点がある。
復帰手段124は、前記減速度判定手段111により制
動時の減速度GNBK が減速度判断基準値決定手段108
により決定された減速度判断基準値よりも大きいことが
判定された場合にも、フラグXHOLDの内容を「0」にク
リアすることにより、変速比保持手段116による変速
比保持作動を終了させて通常の自動変速作動へ復帰させ
るので、制動時の減速度GNBK が減速度判断基準値より
も大きいことに基づく優先的なダウン変速が行われる状
態であるので、上記変速比保持からの復帰に起因するア
ップ変速が好適に防止される利点がある。
【0064】以上、本発明の一実施例を示す図面に基づ
いて説明したが、本発明はその他の態様においても適用
される。
いて説明したが、本発明はその他の態様においても適用
される。
【0065】たとえば、前述の実施例の減速度判断基準
値決定手段108は、たとえば図7に示すように、制動
操作前惰行時間COFBKが短くなるほど、減速度判断基準
値を段階的に小さくなるように決定していたが、連続的
に小さくなるように決定してもよい。
値決定手段108は、たとえば図7に示すように、制動
操作前惰行時間COFBKが短くなるほど、減速度判断基準
値を段階的に小さくなるように決定していたが、連続的
に小さくなるように決定してもよい。
【0066】また、前述の実施例では、減速度判断基準
値決定手段108により、制動操作前惰行時間COFBKに
関連して減速度判断基準値が変化させられていたが、そ
の減速度判断基準値は一定値であっても差し支えない。
値決定手段108により、制動操作前惰行時間COFBKに
関連して減速度判断基準値が変化させられていたが、そ
の減速度判断基準値は一定値であっても差し支えない。
【0067】また、前述の実施例のニューラルネットワ
ークNNは、その出力から加速指向、中間指向、燃費指
向が推定されるように学習されていたが、加速指向と燃
費指向とが推定されるように学習されていてもよい。こ
のような場合には、加速指向と燃費指向との間の指向
は、ニューラルネットワークNNの補完機能により推定
される。
ークNNは、その出力から加速指向、中間指向、燃費指
向が推定されるように学習されていたが、加速指向と燃
費指向とが推定されるように学習されていてもよい。こ
のような場合には、加速指向と燃費指向との間の指向
は、ニューラルネットワークNNの補完機能により推定
される。
【0068】また、前述の実施例では、スロットルセン
サ70からの信号を用いて、アクセルペダル58の操作
量Accおよびスロットル弁開度TAが求められていた
が、アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダル
センサを独立に設けることによりアクセルペダル58の
操作量を直接検出するようにしてもよい。特に、ディー
ゼルエンジン搭載車のようにスロットル弁68が設けら
れていない車両などでは、それらスロットル弁開度TA
に替えてアクセルペダル操作量が用いられ得る。
サ70からの信号を用いて、アクセルペダル58の操作
量Accおよびスロットル弁開度TAが求められていた
が、アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダル
センサを独立に設けることによりアクセルペダル58の
操作量を直接検出するようにしてもよい。特に、ディー
ゼルエンジン搭載車のようにスロットル弁68が設けら
れていない車両などでは、それらスロットル弁開度TA
に替えてアクセルペダル操作量が用いられ得る。
【0069】また、前述の実施例の自動変速機14は所
謂A/Tとして知られる遊星歯車式の多段変速機であっ
たが、たとえば特開平2−271149号公報に記載さ
れているベルト式無段変速機であってもよい。
謂A/Tとして知られる遊星歯車式の多段変速機であっ
たが、たとえば特開平2−271149号公報に記載さ
れているベルト式無段変速機であってもよい。
【0070】また、前述の実施例では、ブレーキペダル
82の操作状態を検出するためにブレーキスイッチ84
が用いられていたが、ブレーキペダル82によって発生
させられる制動油圧に基づいてブレーキ操作状態が検出
されてもよい。
82の操作状態を検出するためにブレーキスイッチ84
が用いられていたが、ブレーキペダル82によって発生
させられる制動油圧に基づいてブレーキ操作状態が検出
されてもよい。
【0071】また、前述の実施例では、アクセルペダル
58の操作状態を検出するためにスロットルセンサ70
が用いられていたが、スロットル弁68がアイドル位置
にあることを検出するアイドルスイッチなどが用いられ
てもよい。
58の操作状態を検出するためにスロットルセンサ70
が用いられていたが、スロットル弁68がアイドル位置
にあることを検出するアイドルスイッチなどが用いられ
てもよい。
【0072】なお、上述したのはあくまでも本発明の一
実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更が加えられ得るものである。
実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更が加えられ得るものである。
【図1】本発明の一実施例の車両用自動変速機の変速制
御装置を説明する図である。
御装置を説明する図である。
【図2】図1の自動変速機におけるギヤ段とそれを成立
させるための電磁弁或いは摩擦係合装置の作動状態との
組み合わせを示す図表である。
させるための電磁弁或いは摩擦係合装置の作動状態との
組み合わせを示す図表である。
【図3】図1の変速制御装置において用いられる変速線
図であって、運転が加速(スポーツ)指向であると推定
されたときに選択される変速線図である。
図であって、運転が加速(スポーツ)指向であると推定
されたときに選択される変速線図である。
【図4】図1の変速制御装置において用いられる変速線
図であって、運転が中間(ノーマル)指向であると推定
されたときに選択される変速線図である。
図であって、運転が中間(ノーマル)指向であると推定
されたときに選択される変速線図である。
【図5】図1の変速制御装置において用いられる変速線
図であって、運転が燃費(エコノミー)指向であると推
定されたときに選択される変速線図である。
図であって、運転が燃費(エコノミー)指向であると推
定されたときに選択される変速線図である。
【図6】図1の電子制御装置の制御機能の要部を説明す
る機能ブロック線図である。
る機能ブロック線図である。
【図7】図6の減速度判断基準値決定手段において決定
される減速度判断基準値と制動操作前惰行時間との関係
を示す図である。
される減速度判断基準値と制動操作前惰行時間との関係
を示す図である。
【図8】図1の電子制御装置の制御作動の要部を、図9
と共に説明するフローチャートである。
と共に説明するフローチャートである。
【図9】図1の電子制御装置の制御作動の要部を、図8
と共に説明するフローチャートである。
と共に説明するフローチャートである。
【図10】図8および図9において用いられる保持フラ
グXHOLDをセットするためのルーチンを示すフローチャ
ートである。
グXHOLDをセットするためのルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図11】図8および図9において用いられる制動操作
前惰行時間COFBKおよび制動操作時の減速度GNGK を求
めるためのルーチンを説明するフローチャートである。
前惰行時間COFBKおよび制動操作時の減速度GNGK を求
めるためのルーチンを説明するフローチャートである。
【図12】図8の復帰処理ルーチンを図13と共に詳細
に説明する図である。
に説明する図である。
【図13】図8の復帰処理ルーチンを図12と共に詳細
に説明する図である。
に説明する図である。
14:自動変速機 104:減速度決定手段 106:制動操作前惰行時間決定手段 108:減速度判断基準値決定手段 110:変速比設定手段 111:減速度判定手段 112:ダウン変速手段 114:車速判定手段 116:変速比保持手段
Claims (3)
- 【請求項1】 変速比が変化させられる車両用自動変速
機において、車両の出力操作部材の操作が解除されてか
ら該車両の制動操作が行われるまでの制動操作前惰行時
間を決定する制動操作前惰行時間決定手段を備え、該制
動操作前惰行時間決定手段により決定された制動操作前
惰行時間に基づいて該自動変速機の変速比を設定する変
速制御装置であって、 前記車両の制動操作時の減速度を決定する減速度決定手
段と、 該減速度決定手段により決定された車両の減速度に基づ
いて前記自動変速機の変速比を設定する変速比設定手段
とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制
御装置。 - 【請求項2】 前記制動操作前惰行時間に基づいて減速
度判断基準値を決定する減速度判断基準値決定手段をさ
らに含み、 前記変速比設定手段は、前記車両の減速度が該減速度判
断基準値決定手段により予め決定された前記減速度判断
基準値よりも大きいときは前記変速比を大きく設定する
ものである請求項1の車両用自動変速機の変速制御装
置。 - 【請求項3】 制動操作に関連するダウン変速後におい
て、車速が予め設定された判断基準範囲内にあると判定
された場合には、変速比の保持を許容する車速判定手段
と、 該車速判定手段により変速比の保持が許容されている期
間において、アクセルペダルがそのアイドル位置まで急
戻しされたときには、そのときの変速比を保持する変速
比保持手段とを、さらに含むものである請求項1または
2の車両用自動変速機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044984A JPH09242869A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044984A JPH09242869A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09242869A true JPH09242869A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=12706736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8044984A Pending JPH09242869A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09242869A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007056911A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動変速機の制御装置 |
| JP2011064330A (ja) * | 2000-11-11 | 2011-03-31 | Zahnradfab Friedrichshafen Ag | 自発的な燃料/ペダルオフ時の自動車の自動変速機を制御する方法 |
| JP2014052025A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Suzuki Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
-
1996
- 1996-03-01 JP JP8044984A patent/JPH09242869A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011064330A (ja) * | 2000-11-11 | 2011-03-31 | Zahnradfab Friedrichshafen Ag | 自発的な燃料/ペダルオフ時の自動車の自動変速機を制御する方法 |
| JP2007056911A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-03-08 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動変速機の制御装置 |
| JP2014052025A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Suzuki Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
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