JPH09243000A - 管内面検査方法及び装置 - Google Patents

管内面検査方法及び装置

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JPH09243000A
JPH09243000A JP8325896A JP8325896A JPH09243000A JP H09243000 A JPH09243000 A JP H09243000A JP 8325896 A JP8325896 A JP 8325896A JP 8325896 A JP8325896 A JP 8325896A JP H09243000 A JPH09243000 A JP H09243000A
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pipe
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西尾  正
Tamotsu Uno
保 宇野
Hiroyuki Nakazono
弘幸 中園
Masao Matsumura
正男 松村
Katsuhiko Azuma
克彦 東
Eiji Kitagawa
英二 北川
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管1内に水2が滞留しているような場合に、
その滞留箇所において水2を排除し、水2による障害を
受けることなく管1の内面をテレビカメラで観察して、
管1の内面の状態を検査する。 【解決手段】 気密性を有する柔軟なチューブ5内にテ
レビカメラ6を封入し、管1内の所望の位置で前記チュ
ーブ5内に圧力流体を送入して膨ませ、水2を押退けて
チューブ5を管1内面に圧接した状態で、前記テレビカ
メラ6でチューブ5内から管1内面を観察する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管、特にガス導管、
水道管、下水道管、電力線や通信線などの埋設管路など
の、主として地中に埋設された管路について、当該管路
の内面を目視により検査するための方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】前述のような地中埋設管路に損傷が生じ
た場合に、その損傷を補修する工事を行うに際して、そ
の工事に先立って管路内面を検査して、補修すべき損傷
箇所を特定する必要がある。
【0003】管路内面を検査するためには管路内にテレ
ビカメラを通して、当該テレビカメラで管路内面を撮影
してモニターで目視により検査するのが一般的である
が、管路内に水が溜っているような場合には、テレビカ
メラを通すことによりその水が撹拌されて濁るため、そ
の濁った水を透してその中にある損傷箇所を視認するこ
とが困難である。
【0004】そのため従来は管路内にピグなどを通して
水を抜いてからテレビカメラで検査することが行われて
いるが、ピグでも完全に水を除去することは困難であ
り、また損傷箇所からの水の侵入は続いているため、ピ
グが通過した後再度水が低所に滞留して同様の問題が残
ることになる。
【0005】管路内に水が滞留している場合において
も、管路の全長に亙って大量の水が滞留することはな
く、多くの場合には長い管路における限られた一部の箇
所に少量の水が溜っており、その箇所の検査を困難にし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑みなされたものであって、管路内に通常の方法でテレ
ビカメラを通して一通りの検査をした後、水が滞留して
いて前記検査では確認できなかった箇所のみを、改めて
検査するための方法及び装置を提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】而して本発明の方法は、
気密性を有する柔軟なチューブ内にテレビカメラを封入
し、管内の所望の位置で前記チューブ内に圧力流体を送
入して膨ませ、チューブを管内面に圧接した状態で、前
記テレビカメラでチューブ内から管内面を観察すること
を特徴とするものである。
【0008】本発明の具体的な方法についての第一の発
明は、気密性を有する柔軟なチューブの一端部を内方に
折返して二重となし、当該チューブの両端を閉塞し、前
記チューブ内にテレビカメラを配置して前記チューブの
内側端に取付け、管内の所望の位置でチューブ内に圧力
流体を送入して、チューブの外側部分を膨脹させて管内
面に圧接すると共に、前記流体圧によりチューブの折返
し部分において内側が外側となるように反転させること
により、前記テレビカメラをチューブ内で後方に移動さ
せて、当該テレビカメラでチューブ内から管内面を観察
することを特徴とするものである。
【0009】この方法においては、前記チューブの初期
状態における外側部分の外側に柔軟な保護チューブを被
せ、管内移動時の摩擦から前記チューブを保護すること
が好ましい。
【0010】またこの場合においては、前記チューブの
外側部分の外側に被せられた保護チューブの前方端をチ
ューブの外側端に固定し、前記チューブの折返し部分付
近で保護チューブを外側に折返して二重となし、当該チ
ューブの内側部分を全て外側に反転し、さらに前記保護
チューブの内側部分を全て外側に反転しつつ、後方に引
戻して管内から回収することが好ましい。
【0011】また前記保護チューブとしては、柔軟な薄
い筒状の布帛又は、当該布帛の片面又は両面に、柔軟な
ゴム又は合成樹脂の被膜を形成したものを使用するのが
好ましい。
【0012】また本発明の具体的な方法についての第二
の発明は、気密性を有する柔軟なチューブの両端を閉塞
し、当該チューブの外側に保護チューブを被せると共
に、当該保護チューブの一端を前記チューブの前方端に
固定し、保護チューブの他端部を外方に折返して二重と
なし、前記チューブ内にテレビカメラを配置して、管内
の所望の位置でテレビカメラを内蔵したチューブを後方
に保護チューブの外側端を前方に相対的に移動させるこ
とにより、保護チューブを折返し部分において内側が外
側となるように裏返しつつ、テレビカメラを内蔵したチ
ューブを保護チューブから取出し、そのチューブ内に圧
力流体を送入して膨脹させて管内面に圧接し、前記テレ
ビカメラでチューブ内から管内面を観察することを特徴
とするものである。
【0013】次に本発明における第一の装置の発明は、
気密性を有する柔軟なチューブの一端部を内方に折返し
て二重となし、当該チューブの両端を閉塞し、前記チュ
ーブ内にテレビカメラを配置して前記チューブの内側端
に取付け、当該テレビカメラに前記チューブの外側端を
摺動可能に貫通して前方に牽引する牽引索を止着し、チ
ューブのいずれかの端末に圧力流体送入口を形成したこ
とを特徴とするものである。
【0014】この発明においては、前記チューブの外側
部分の外側に柔軟な保護チューブを被せることが好まし
い。またこの場合、前記チューブの外側部分の外側に被
せられた保護チューブの前方端を前記チューブの外側端
に固定し、前記チューブの折返し部分付近で保護チュー
ブを外側に折返して二重となし、当該保護チューブの外
側端を前記牽引索が摺動可能となるように閉塞し、前記
チューブの内側端に後方に延びる引戻し索を止着したも
のが好ましい。
【0015】この場合において、前記保護チューブは、
柔軟な薄い筒状の布帛又は、当該布帛の片面又は両面に
柔軟なゴム又は合成樹脂の被膜を形成したものよりなる
ことが適当である。
【0016】さらに本発明における第二の装置の発明
は、気密性を有する柔軟なチューブの両端を閉塞し、当
該チューブの外側に保護チューブを被せると共に、当該
保護チューブの一端を前記チューブの前方端に固定し、
保護チューブの他端部を外方に折返して二重となしてそ
の外側端を閉塞し、前記チューブ内にテレビカメラを配
置し、当該テレビカメラに前記保護チューブの外側端を
摺動可能に貫通する牽引索を止着し、チューブのいずれ
かの端末に圧力流体挿入口を形成したことを特徴とする
ものである。
【0017】本発明における前記チューブは、少くとも
その一部が透明なものであって、前記テレビカメラで透
明なチューブを透して管内面を観察するようにすること
が好ましい。
【0018】また本発明においては、前記チューブの少
くとも一部が管の内径より大きく、管に大きな破損箇所
がある場合にチューブが当該破損箇所内に嵌入し、前記
テレビカメラで破損箇所の内部まで観察できるようにす
ることが望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一形態を示すもの
であって、(a)は本発明の装置4を管路1内に挿入し
た初期状態を示し、(b)は管路1の損傷部3を検査し
ている検査の実施状態を示している。
【0020】図1において1は管路であり、当該管路1
内には水2が滞留しており、当該水2に隠れた部分に損
傷3がある。なおこの管路は予め通常の方法でテレビカ
メラを通過させ、内面の大部分の箇所の検査が済んでお
り、水2が滞留した箇所のみを検査すればよいものとす
る。
【0021】4は管路1内に挿入された本発明の装置で
あって、5はチューブであり、6は当該チューブ5内に
配置されたテレビカメラである。チューブ5は中央部の
折返し部分5aにおいて内側に折返されており、その外
側部分5b及び内側部分5cの端末はそれぞれ栓7,8
で閉塞されている。
【0022】テレビカメラ6は栓7,8の間のチューブ
5内に配置されており、そのレンズ6aは下方に向って
いる。テレビカメラ6の前端に取付けられた牽引索9は
チューブ5の外側端の栓7を摺動自在に貫通して管路1
内を前方に延びており、またテレビカメラ6の後端に取
付けられたケーブル10はチューブ5の内側端の栓8に
固着され、さらに管路1内を後方に延びている。
【0023】前記チューブ5は柔軟で気密性を有する材
料よりなり、少くとも初期状態における内側部分5c
は、透明であることが好ましい。管路1内面に検査の容
易性からみれば、チューブ5が全体に亙って透明である
ことが好ましいが、外側部分5bは装置4が管路1内を
通過するときに管路1内面に擦れて傷付く恐れがあるの
で、透明性を犠牲にしても布帛などで補強して、耐摩耗
性を有するものとするのが好ましい。
【0024】またこのチューブ5は、少くとも内圧が作
用したときに、管路1の内面に密着し得るものであるこ
とを必要とする。チューブ5自体が管路1の内径にほゞ
等しいか又はそれより大径のものであって、それを収縮
させた状態で使用してもよく、またチューブ5自体は小
径であっても、内圧により管路1の内径に等しい程度に
まで膨脹し得るものであってもよい。
【0025】またチューブ5の栓8には、圧縮空気など
の圧力流体の送入口11が設けられており、管路1の後
方からホース12によりチューブ5内に圧力流体を送入
することができるようになっている。
【0026】而してこの装置4は、前記牽引索9を牽引
することにより、管路1の後方端から管路1内を通過せ
しめられる。そして管路1内の水2が滞留した箇所に到
達したならば装置4の進行を停止し、送入口11からチ
ューブ5内に圧力流体を送入すると、その流体圧により
チューブ5の外側部分5bは膨脹し、水2を押退けて管
路1内面に圧接せしめられる。
【0027】また流体圧により折返し部分5aには後方
に向う力が作用し、当該力によってチューブ5の内側部
分5cが外側部分5b内を後方に移動しつつ、順次折返
し部分5aにおいて内側が外側となるように反転し、内
側部分5cであった部分が外側部分5bとなり、管路1
内面に圧接される。
【0028】そしてチューブ5が反転するに伴って栓8
は後方に移動し、それに伴ってテレビカメラ6も外側部
分5b内を後方に移動する。この状態が図1(b)に示
されている。なおテレビカメラ6の位置や移動速度は、
牽引索9によりコントロールすることができる。
【0029】而して図1(b)においては、チューブ5
の外側部分5b(初期状態において内側部分5cであっ
た部分をも含む)は水2を押退けて管路1内面に圧接し
ており、そのチューブ5の外側部分5bを介してテレビ
カメラ6で管路1内面を観察することができる。
【0030】チューブ5が透明である場合には、テレビ
カメラ6はそのチューブ5を透して管路1内面を撮影す
ることができる。チューブ5の一部のみが透明である場
合にも、テレビカメラ6を調整してその透明部分に位置
せしめることにより、管路1内面を撮影することができ
る。
【0031】またチューブ5が透明でない場合において
も、外側部分5bは内圧により管路1の内面に圧接せし
められているので、管路1に損傷3がある場合にはチュ
ーブ5の内面に損傷3が凹凸となって現れ、その凹凸を
テレビカメラ6で観察することにより、損傷3の存在を
視認することができる。
【0032】テレビカメラ6による管路1内面の検査が
終了したならば、送入口11からホース12を介してチ
ューブ5内の圧力流体を抜きながら、牽引索9を牽引し
てチューブ5の外側部分5b内でテレビカメラ6を前方
に移動させて、外側部分5bとなっていた部分を折返し
部分5aで内側に反転して内側部分5cとし、さらにチ
ューブ5内の流体を抜いて外側部分5bをも縮小させる
ことにより、再度図1(a)の初期状態に戻し、さらに
牽引索9を牽引して次の検査箇所に装置4を移動させて
検査を続ける。
【0033】次に図2は本発明の他の形態を示すもので
あって、(a)は初期状態を、(b)は検査している実
施状態を示す。
【0034】この形態においては、先の図1に示された
装置におけるチューブ5の外側部分5bの外側に保護チ
ューブ13が被せられており、当該保護チューブ13の
前方端はチューブ5の外側端と共に栓7に固定されてい
る。
【0035】保護チューブ13は気密性を有している必
要はない。この保護チューブ13は装置4が管路1内を
通過する際に管路1内面との摩擦によりチューブ5が損
傷するのを防止するものであるから、柔軟な薄い筒状の
布帛又は、当該布帛の片面又は両面に柔軟なゴム又は合
成樹脂の被膜を形成したものが適当である。またこの保
護チューブ13も、内圧が作用したときに管路1の内面
に圧接し得るものであることが必要である。
【0036】而して管路1内の所望の位置で装置4の進
行を停止し、そこでチューブ5内に圧力流体を送入する
と、図2(b)に示すように、外側部分5bは膨脹して
水2を押退けて保護チューブ13を介して管路1内面に
圧接せしめられると共に、内側部分5cが折返し部分5
aにおいて内側が外側となるように反転し、内圧により
管路1内面に圧接せしめられながら、テレビカメラ6を
後方に移動させ、内側部分5cが反転して外側部分5b
となった部分を介して、テレビカメラ6で管路1内面を
観察して検査する。
【0037】次に図3は本発明のさらに他の形態を示す
ものであって、(a)は初期状態、(b)は実施状態を
示し、(c)及び(d)は装置4を管路1の後方に引戻
す状態を示すものである。
【0038】この形態においては、先の図2に示された
装置における保護チューブ13の先端部が、折返し部分
13aにおいて外側に折返されて前方に延びており、そ
の先端は栓7の前方において栓14により閉塞されてい
る。そしてその栓14には、前記牽引索9が摺動自在に
貫通している。
【0039】また牽引索9には二つのストッパー15,
16が固着されており、後方のストッパー15は前記栓
14を通過可能で栓7に係止し、また前方のストッパー
16は栓14に係止するようになっている。また17は
栓8に止着されて後方に延びる引戻し索である。
【0040】而して管路1内の所望の位置でチューブ5
内に圧力流体を送入すると、図2の形態において説明し
たと同様に、チューブ5の外側部分5bは膨脹して二重
になった保護チューブ13の外側部分13b及び内側部
分13cを介して管路1内面に圧接せしめられる。
【0041】またチューブ5の内側部分5cが折返し部
分5aにおいて内側が外側となるように反転し、内圧に
より水2を押退けて管路1内面に圧接せしめられなが
ら、テレビカメラ6を後方に移動させ、内側部分5cが
反転して外側部分5bとなった部分を介して、テレビカ
メラ6で管路1内面を観察して検査する。この状態が図
3(b)に示されている。
【0042】ところで本発明において装置4を管路1内
に通過させる際に、管路1内の凹凸や段差などにより、
装置4を管路1の前方に通過させることが困難となる場
合がある。
【0043】このときにはケーブル10で装置4を管路
1の後方に引戻して装置を回収するのであるが、図2の
形態においては保護チューブ13がその前方端のみが固
定され、後方端はフリーの状態であるため、装置4を後
方に引戻すときに保護チューブ13が管路1との摩擦に
より捲れ返り、装置4と管路1内面との間に詰まって引
戻しが困難となり、極端な場合には装置4を管路1の前
方へも後方へも回収できなくなる場合がある。
【0044】かかる場合に図3の形態においては、引戻
し索17を後方に牽引することにより、先ず図3(c)
に示すようにチューブ5の内側部分5cが全て外側に反
転して、ストッパー15が栓7に係止し、次いでさらに
牽引することにより図3(d)に示すように保護チュー
ブ13の内側部分13cが全て外側に反転して、ストッ
パー16が栓14に係止する。
【0045】この状態で引戻し索17を牽引すると、保
護チューブ13は栓7,14間でほゞ真直ぐに延びてい
るため捲れ返る部分がなく、スムーズに装置4を後方に
移動させて回収することができる。
【0046】なおこの形態において、引戻し索17は必
ずしも別部材として設ける必要はなく、ケーブル10又
はホース12にその作用を兼ねさせることができる。ま
たチューブ5及び保護チューブ13に十分な強度があれ
ば、ストッパー15,16は必ずしも必要ではない。
【0047】次に図4は本発明のさらに他の形態を示す
ものであって、(a)は初期状態、(b)は初期状態か
ら実施状態に移行する過程を示し、(c)は実施状態を
示すものである。
【0048】図4においてチューブ5の両端は栓7,8
で閉塞されており、そのチューブ5内にテレビカメラ6
が収容されている。テレビカメラ6の前端に取付けられ
た牽引索9は栓7を摺動可能に貫通して前方に延び、後
端から後方に延びるケーブル10は栓8を摺動可能に貫
通している。
【0049】またチューブ5の外側には保護チューブ1
3が被せられており、当該保護チューブ13の前端は栓
7に止着されており、後端部は折返し部分13aにおい
て外側に折返され、栓7の前方において栓14に止着さ
れている。そしてその栓14には、前記牽引索9が摺動
可能に貫通している。
【0050】また栓7及び栓14にもそれぞれ牽引索1
8,19が止着されており、栓7に止着された牽引索1
8は栓14を摺動可能に貫通し、両牽引索18,19は
管路1内を前方に延びている。また栓8には引戻し索1
7が止着されており、管路1を後方に延びている。
【0051】而してこの形態においては、牽引索9,1
8,19を牽引して装置4を管路1内を進行させ、所望
の位置で装置4を停止させた後、引戻し索17を支持し
つつ牽引索19のみを牽引すると、保護チューブ13の
内側部分13cが折返し部分13aにおいて外側に反転
しつつ、外側部分13bが前方に移動することにより、
図4(b)に示すように保護チューブ13がチューブ5
の外側から除去され、チューブ5は管路1内に露出す
る。なおこの場合に、上記手順とは逆に牽引索19を支
持しつつ、引戻し索17を引戻すことによりチューブ5
を露出させることもできる。
【0052】この状態でホース12からチューブ5内に
圧力流体を送入すると、図4(c)に示すようにチュー
ブ5が膨脹して、水2を押退けて管路1内面に圧接し、
テレビカメラ6でチューブ5を介して管路1内面を観察
する。このとき牽引索9とケーブル10とを操作してチ
ューブ5内でテレビカメラ6を移動させることができ、
管路1内面を広範囲に観察することができる。
【0053】管路1内面の検査が済んだ後は、チューブ
5内の流体を抜いて牽引索18を牽引してチューブ5及
びテレビカメラ6を保護チューブ13内に引込むことに
より、再度図4(a)の状態に復帰し、さらに装置4を
移動させて次の位置を検査することができる。
【0054】なお本発明においては、チューブ5は前述
のように管路1の内径にほゞ等しいか、それよりやゝ大
きい径にまで膨脹し得るものであればよいが、そのチュ
ーブ5の少くとも一部を管路1の内径より十分に大きい
ものとし、管路1に大きく破損した箇所がある場合に、
チューブ5を内圧で膨脹させたときに当該破損箇所内に
嵌入せしめることにより、破損箇所に内部の水までチュ
ーブ5で排除して前記テレビカメラ6で破損箇所の内部
まで観察することができ、破損箇所の深さや破損の構造
まで検査することができる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、気密性を有する柔軟な
チューブ5内にテレビカメラ6を封入し、管路1内の所
望の位置で前記チューブ5内に圧力流体を送入して膨ま
せ、管路1内に滞留した水2を押退けてチューブ5を管
路1内面に圧接した状態で、前記テレビカメラ6でチュ
ーブ5内から管路1内面を観察するので、水2が検査の
障害となることがなく、管路1の損傷箇所を確実に観察
し、検出することができるのである。
【0056】また請求項2及び8の発明によれば、チュ
ーブ5の外側部分5bを内圧で膨脹させた状態におい
て、外側部分5bと内側部分5cとを相互に反転させる
ことにより、チューブ5内でテレビカメラ6を移動させ
ることができ、広範囲に検査することができる。また請
求項8の装置によれば、テレビカメラ6の位置や移動速
度を牽引索9でコントロールすることができる。
【0057】また請求項3及び9の発明では、チューブ
5の外側が保護チューブ13で保護されており、装置4
が管路1内を移動する際に摩擦によりチューブ5が損傷
を受けるのを防止することができる。
【0058】また請求項4及び10の発明によれば、装
置4内の事情で装置4が管路1内を移動することが不可
能となったときには、保護チューブ13が管路1と装置
4との間で捲れ返ったり引掛かったりすることなく、容
易に装置4を管路1の後方に引戻すことができる。
【0059】さらに請求項6及び12の発明によれば、
テレビカメラ6を封入したチューブ5がそのまま保護チ
ューブ13で保護されており、検査に際してチューブ5
を反転させることがないので、チューブ5の反転に不具
合が生じることがなく、常にスムーズに操作することが
できる。また図4に示すように牽引索9及びケーブル1
0を栓7,8,14に摺動可能に貫通せしめることによ
り、チューブ5内でテレビカメラ6を移動させることが
でき、広範囲な管路1内面を検査することができる。
【0060】さらに請求項7及び13によれば、チュー
ブ5が透明であるのでそのチューブ5を通して管路1内
面をより詳細に観察することができる。
【0061】さらにまた請求項14によれば、管路1に
大きく破損した箇所がある場合に、その破損箇所の内部
まで検査することができ、その破損状態により補修方法
を選択することが容易となる。
【0062】なお本発明は、管路1内面の損傷を検査す
る場合に限られるものではなく、種々の目的で管路1の
内面の状態を観察し、検査する場合にも使用することが
できる。また検査の対象も前述のような地中埋設管路に
限られるものではなく、各種の管について広く適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一形態を示す中央縦断面図であっ
て、(a)は初期状態を示し、(b)は検査の実施状態
を示す。
【図2】 本発明の他の形態を示す中央縦断面図であっ
て、(a)は初期状態を示し、(b)は検査の実施状態
を示す。
【図3】 本発明のさらに他の形態を示す中央縦断面図
であって、(a)は初期状態、(b)は検査の実施状態
を示し、(c)及び(d)は装置を引戻して回収する状
態を示す。
【図4】 本発明のさらに他の形態を示す中央縦断面図
であって、(a)は初期状態を示し、(b)は初期状態
から実施状態に移行する過程を示し、(c)は実施状態
を示す。
【符号の説明】
4 装置 5 チューブ 6 テレビカメラ 9 牽引索 11 送入口 13 保護チューブ 17 引戻し索
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 保 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 中園 弘幸 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 松村 正男 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 東 克彦 大阪府茨木市水尾2丁目3番6号 (72)発明者 北川 英二 京都府京都市伏見区京町3丁目183番地 リビエール桃山507号

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密性を有する柔軟なチューブ(5)内
    にテレビカメラ(6)を封入し、管(1)内の所望の位
    置で前記チューブ(5)内に圧力流体を送入して膨ま
    せ、チューブ(5)を管(1)内面に圧接した状態で、
    前記テレビカメラ(6)でチューブ(5)内から管
    (1)内面を観察することを特徴とする、管内面検査方
  2. 【請求項2】 気密性を有する柔軟なチューブ(5)の
    一端部を内方に折返して二重となし、当該チューブ
    (5)の両端を閉塞し、前記チューブ(5)内にテレビ
    カメラ(6)を配置して前記チューブ(5)の内側端に
    取付け、管(1)内の所望の位置でチューブ(5)内に
    圧力流体を送入して、チューブ(5)の外側部分(5
    b)を膨脹させて管(1)内面に圧接すると共に、前記
    流体圧によりチューブ(5)の折返し部分(5a)にお
    いて内側が外側となるように反転させることにより、前
    記テレビカメラ(6)をチューブ(5)内で後方に移動
    させて、当該テレビカメラ(6)でチューブ(5)内か
    ら管(1)内面を観察することを特徴とする、管内面検
    査方法
  3. 【請求項3】 前記チューブ(5)の初期状態における
    外側部分(5b)の外側に柔軟な保護チューブ(13)
    を被せ、管(1)内移動時の摩擦から前記チューブ
    (5)を保護することを特徴とする、請求項2に記載の
    管内面検査方法
  4. 【請求項4】 前記チューブ(5)の外側部分(5b)
    の外側に被せられた保護チューブ(13)の前方端をチ
    ューブ(5)の外側端に固定し、前記チューブ(5)の
    折返し部分(5a)付近で保護チューブ(13)を外側
    に折返して二重となし、当該チューブ(5)の内側部分
    (5c)を全て外側に反転し、さらに前記保護チューブ
    (13)の内側部分(13c)を全て外側に反転しつ
    つ、後方に引戻して管(1)内から回収することを特徴
    とする、請求項3に記載の管内面検査方法
  5. 【請求項5】 前記保護チューブ(13)が、柔軟な薄
    い筒状の布帛又は、当該布帛の片面又は両面に柔軟なゴ
    ム又は合成樹脂の被膜を形成したものよりなることを特
    徴とする、請求項3又は4に記載の管内面検査方法
  6. 【請求項6】 気密性を有する柔軟なチューブ(5)の
    両端を閉塞し、当該チューブ(5)の外側に保護チュー
    ブ(13)を被せると共に、当該保護チューブ(13)
    の一端を前記チューブ(5)の前方端に固定し、保護チ
    ューブ(13)の他端部を外方に折返して二重となし、
    前記チューブ(5)内にテレビカメラ(6)を配置し
    て、管(1)内の所望の位置でテレビカメラ(6)を内
    蔵したチューブ(5)を後方に保護チューブ(13)の
    外側端を前方に相対的に移動させることにより、保護チ
    ューブ(13)を折返し部分(13a)において内側が
    外側となるように裏返しつつ、テレビカメラ(6)を内
    蔵したチューブ(5)を保護チューブ(13)から取出
    し、そのチューブ(5)内に圧力流体を送入して膨脹さ
    せて管(1)内面に圧接し、前記テレビカメラ(6)で
    チューブ(5)内から管(1)内面を観察することを特
    徴とする、管内面検査方法
  7. 【請求項7】 前記チューブ(5)が透明であり、前記
    テレビカメラ(6)で透明なチューブ(5)を透して管
    (1)内面を観察することを特徴とする、請求項1,
    2,3,4,5又は6に記載の管内面検査方法
  8. 【請求項8】 気密性を有する柔軟なチューブ(5)の
    一端部を内方に折返して二重となし、当該チューブ
    (5)の両端を閉塞し、前記チューブ(5)内にテレビ
    カメラ(6)を配置して前記チューブ(5)の内側端に
    取付け、当該テレビカメラ(6)に前記チューブ(5)
    の外側端を摺動可能に貫通して前方に牽引する牽引索
    (9)を止着し、チューブ(5)のいずれかの端末に圧
    力流体送入口(11)を形成したことを特徴とする、管
    内面検査装置
  9. 【請求項9】 前記チューブ(5)の外側部分(5b)
    の外側に柔軟な保護チューブを被せたことを特徴とす
    る、請求項8に記載の管内面検査装置
  10. 【請求項10】 前記チューブ(5)の外側部分(5
    b)の外側に被せられた保護チューブ(13)の前方端
    を前記チューブ(5)の外側端に固定し、前記チューブ
    (5)の折返し部分(5a)付近で保護チューブ(1
    3)を外側に折返して二重となし、当該保護チューブ
    (13)の外側端を前記牽引索(9)が摺動可能となる
    ように閉塞し、前記チューブ(5)の内側端に後方に延
    びる引戻し索(17)を止着したことを特徴とする、請
    求項9に記載の管内面検査装置
  11. 【請求項11】 前記保護チューブ(13)が、柔軟な
    薄い筒状の布帛又は、当該布帛の片面又は両面に柔軟な
    ゴム又は合成樹脂の被膜を形成したものよりなることを
    特徴とする、請求項9又は10に記載の管内面検査装置
  12. 【請求項12】 気密性を有する柔軟なチューブ(5)
    の両端を閉塞し、当該チューブ(5)の外側に保護チュ
    ーブ(13)を被せると共に、当該保護チューブ(1
    3)の一端を前記チューブ(5)の前方端に固定し、保
    護チューブ(13)の他端部を外方に折返して二重とな
    してその外側端を閉塞し、前記チューブ(5)内にテレ
    ビカメラ(6)を配置し、当該テレビカメラ(6)に前
    記保護チューブ(13)の外側端を摺動可能に貫通する
    牽引索(9)を止着し、チューブ(5)のいずれかの端
    末に圧力流体挿入口(11)を形成したことを特徴とす
    る、管内面検査装置
  13. 【請求項13】 前記チューブ(5)が透明であること
    を特徴とする、請求項8,9,10,11又は12に記
    載の管内面検査装置
  14. 【請求項14】 前記チューブ(5)の少くとも一部が
    管(1)の内径より大きく、管(1)に大きな破損箇所
    がある場合にチューブ(5)が当該破損箇所内に嵌入
    し、前記テレビカメラ(6)で破損箇所の内部まで観察
    できるようにしたことを特徴とする、請求項8,9,1
    0,11,12又は13に記載の管内面検査装置
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JP2018031476A (ja) * 2016-08-18 2018-03-01 株式会社かんでんエンジニアリング 管路点検装置およびそれを用いた管路点検工法
CN110375142A (zh) * 2019-06-27 2019-10-25 中国一冶集团有限公司 管道内支撑装置
CN117469515A (zh) * 2023-11-07 2024-01-30 拓洪管道材料(昆山)有限公司 一种非开挖管道修复方法

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