JPH09246537A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置およびその製造方法Info
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- JPH09246537A JPH09246537A JP8049727A JP4972796A JPH09246537A JP H09246537 A JPH09246537 A JP H09246537A JP 8049727 A JP8049727 A JP 8049727A JP 4972796 A JP4972796 A JP 4972796A JP H09246537 A JPH09246537 A JP H09246537A
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- Japan
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- semiconductor
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- integrated circuit
- circuit device
- semiconductor substrate
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 微細なMISトランジスタを有する半導体集
積回路装置において、容量の増大を招くことなく、ソー
ス領域およびドレイン領域間のパンチスルーを抑制す
る。 【解決手段】 nチャネル形のMOS・FET4nおよ
びpチャネル形のMOS・FET4pのソース領域4n
s, 4psおよびドレイン領域4nd, 4pdにおける
高濃度領域4ns2,4ps2,4nd2,4pd2 を薄くす
ることにより、その高濃度領域4ns2,4ps2,4nd
2,4pd2 がパンチスルー抑制用の半導体領域5p, 5
nから離間するようにした。
積回路装置において、容量の増大を招くことなく、ソー
ス領域およびドレイン領域間のパンチスルーを抑制す
る。 【解決手段】 nチャネル形のMOS・FET4nおよ
びpチャネル形のMOS・FET4pのソース領域4n
s, 4psおよびドレイン領域4nd, 4pdにおける
高濃度領域4ns2,4ps2,4nd2,4pd2 を薄くす
ることにより、その高濃度領域4ns2,4ps2,4nd
2,4pd2 がパンチスルー抑制用の半導体領域5p, 5
nから離間するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびその製造技術に関し、特に、MIS(Metal In
sulator Semiconductor)トランジスタのソース・ドレイ
ン間のリーク電流抑制技術に適用して有効な技術に関す
るものである。
置およびその製造技術に関し、特に、MIS(Metal In
sulator Semiconductor)トランジスタのソース・ドレイ
ン間のリーク電流抑制技術に適用して有効な技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】MISトランジスタの集積度および駆動
能力を向上させるには、MISトランジスタの微細化が
有効であるため、近年は、その微細化が急速に進められ
ている。
能力を向上させるには、MISトランジスタの微細化が
有効であるため、近年は、その微細化が急速に進められ
ている。
【0003】しかし、MISトランジスタが微細化され
る一方で、電源電圧は一定であるため素子内部の電界強
度が増大する結果、短チャネル効果等のような素子特性
に悪影響を及ぼす種々の問題が発生している。
る一方で、電源電圧は一定であるため素子内部の電界強
度が増大する結果、短チャネル効果等のような素子特性
に悪影響を及ぼす種々の問題が発生している。
【0004】この短チャネル効果は、チャネル長の縮小
に伴ってドレイン電圧の影響がゲート電極直下にも及ぶ
ことにより、半導体基板表面のポテンシャルが引き下げ
られ、しきい電圧の変動(低下)や実行チャネル長の減
少を招く等、種々の悪影響を及ぼす現象である。
に伴ってドレイン電圧の影響がゲート電極直下にも及ぶ
ことにより、半導体基板表面のポテンシャルが引き下げ
られ、しきい電圧の変動(低下)や実行チャネル長の減
少を招く等、種々の悪影響を及ぼす現象である。
【0005】この短チャネル効果がさらに著しくなる
と、ドレイン電流の制御がゲート電圧で制御できなくな
る、いわゆるパンチスルーが生じ、ソース・ドレイン間
のリーク電流が増大してしまう問題が生じる。このパン
チスルーは、例えばDRAM(Dynamic Random Access
Memory)の転送ゲートにおいて、記憶保持の劣化を引き
起こす。
と、ドレイン電流の制御がゲート電圧で制御できなくな
る、いわゆるパンチスルーが生じ、ソース・ドレイン間
のリーク電流が増大してしまう問題が生じる。このパン
チスルーは、例えばDRAM(Dynamic Random Access
Memory)の転送ゲートにおいて、記憶保持の劣化を引き
起こす。
【0006】このような問題を回避する技術としては、
例えばMISトランジスタのソース領域およびドレイン
領域のチャネル側端部に、ソース領域およびドレイン領
域に重なるように、チャネルの不純物と同一導電形の高
不純物濃度の半導体領域を設ける技術について開示され
ている。なお、このようなパンチスルー抑制技術につい
ては、例えば特開平5−136404号公報に記載があ
る。
例えばMISトランジスタのソース領域およびドレイン
領域のチャネル側端部に、ソース領域およびドレイン領
域に重なるように、チャネルの不純物と同一導電形の高
不純物濃度の半導体領域を設ける技術について開示され
ている。なお、このようなパンチスルー抑制技術につい
ては、例えば特開平5−136404号公報に記載があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リーク電流抑
制用の半導体領域をMISトランジスタのソース領域お
よびドレイン領域のチャネル側端部に重ねて設ける上記
技術においては、ソース・ドレイン間のリーク電流を抑
える効果はあるが、以下の問題があることを本発明者は
見出した。
制用の半導体領域をMISトランジスタのソース領域お
よびドレイン領域のチャネル側端部に重ねて設ける上記
技術においては、ソース・ドレイン間のリーク電流を抑
える効果はあるが、以下の問題があることを本発明者は
見出した。
【0008】すなわち、上記技術の場合は、ソース・ド
レイン領域とリーク電流抑制用の半導体領域とが重なる
ので、ソース・ドレイン領域とリーク電流抑制用の半導
体領域との間に形成される空乏層の幅が狭くなる結果、
拡散容量が増大し、素子動作速度の向上が阻害される問
題がある。
レイン領域とリーク電流抑制用の半導体領域とが重なる
ので、ソース・ドレイン領域とリーク電流抑制用の半導
体領域との間に形成される空乏層の幅が狭くなる結果、
拡散容量が増大し、素子動作速度の向上が阻害される問
題がある。
【0009】本発明の目的は、微細なMISトランジス
タを有する半導体集積回路装置において、容量の増大を
招くことなく、ソース領域およびドレイン領域間のパン
チスルーを抑制することのできる技術を提供することに
ある。
タを有する半導体集積回路装置において、容量の増大を
招くことなく、ソース領域およびドレイン領域間のパン
チスルーを抑制することのできる技術を提供することに
ある。
【0010】また、本発明の他の目的は、微細で、高速
安定動作が可能なMISトランジスタを有する半導体集
積回路装置を実現することのできる技術を提供すること
にある。
安定動作が可能なMISトランジスタを有する半導体集
積回路装置を実現することのできる技術を提供すること
にある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0013】本発明の半導体集積回路装置は、半導体基
板上にMISトランジスタを有する半導体集積回路装置
であって、前記MISトランジスタのソース領域、ドレ
イン領域およびチャネル領域の下層において、前記ソー
ス領域およびドレイン領域とは離れた位置にパンチスル
ー抑制用の半導体領域を設けたものである。
板上にMISトランジスタを有する半導体集積回路装置
であって、前記MISトランジスタのソース領域、ドレ
イン領域およびチャネル領域の下層において、前記ソー
ス領域およびドレイン領域とは離れた位置にパンチスル
ー抑制用の半導体領域を設けたものである。
【0014】また、本発明の半導体集積回路装置は、前
記ソース領域およびドレイン領域を、前記半導体基板の
上部に形成された半導体領域と、その半導体領域上に設
けられた導体膜とによって構成したものである。
記ソース領域およびドレイン領域を、前記半導体基板の
上部に形成された半導体領域と、その半導体領域上に設
けられた導体膜とによって構成したものである。
【0015】また、本発明の半導体集積回路装置は、前
記ソース領域およびドレイン領域を構成する導体膜の上
層部に所定の導体材料との化合物層を形成したものであ
る。
記ソース領域およびドレイン領域を構成する導体膜の上
層部に所定の導体材料との化合物層を形成したものであ
る。
【0016】さらに、本発明の半導体集積回路装置の製
造方法は、半導体基板上にMISトランジスタを有する
半導体集積回路装置の製造方法であって、(a)前記半
導体基板の全面にパンチスルー抑制用の半導体領域を形
成するための不純物を導入する工程と、(b)前記半導
体基板上に前記MISトランジスタのゲート絶縁膜およ
びゲート電極を形成する工程と、(c)前記ゲート電極
の周囲に絶縁膜を被覆する工程と、(d)前記ゲート電
極の周囲の半導体基板を露出させた後、その半導体基板
の露出面上に半導体膜を形成する工程と、(e)前記半
導体膜を形成した後の半導体基板に、その主面に対して
斜め方向から不純物を導入する工程と、(f)前記半導
体膜に不純物を導入した後、その半導体膜中の不純物を
前記パンチスルー抑制用の半導体領域に重ならないよう
に半導体基板側に拡散させることにより、前記MISト
ランジスタのソース領域およびドレイン領域を構成する
半導体領域を形成する工程を有するものである。
造方法は、半導体基板上にMISトランジスタを有する
半導体集積回路装置の製造方法であって、(a)前記半
導体基板の全面にパンチスルー抑制用の半導体領域を形
成するための不純物を導入する工程と、(b)前記半導
体基板上に前記MISトランジスタのゲート絶縁膜およ
びゲート電極を形成する工程と、(c)前記ゲート電極
の周囲に絶縁膜を被覆する工程と、(d)前記ゲート電
極の周囲の半導体基板を露出させた後、その半導体基板
の露出面上に半導体膜を形成する工程と、(e)前記半
導体膜を形成した後の半導体基板に、その主面に対して
斜め方向から不純物を導入する工程と、(f)前記半導
体膜に不純物を導入した後、その半導体膜中の不純物を
前記パンチスルー抑制用の半導体領域に重ならないよう
に半導体基板側に拡散させることにより、前記MISト
ランジスタのソース領域およびドレイン領域を構成する
半導体領域を形成する工程を有するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する(なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する)。
に基づいて詳細に説明する(なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する)。
【0018】(実施の形態1)図1は本実施の形態1で
ある半導体集積回路装置の要部断面図、図2〜図7は図
1の半導体集積回路装置の製造工程中における要部断面
図である。
ある半導体集積回路装置の要部断面図、図2〜図7は図
1の半導体集積回路装置の製造工程中における要部断面
図である。
【0019】半導体基板1は、例えばp- 形のシリコン
(Si)単結晶からなり、その不純物濃度は、例えば1
×1015/cm3 程度である。半導体基板1の上部には
pウエル2pおよびnウエル2nが形成されている。
(Si)単結晶からなり、その不純物濃度は、例えば1
×1015/cm3 程度である。半導体基板1の上部には
pウエル2pおよびnウエル2nが形成されている。
【0020】pウエル2pには、例えばp形不純物のホ
ウ素が含有されている。nウエル2nには、例えばn形
不純物のリンまたはヒ素(As)が含有されている。p
ウエル2pおよびnウエル2nの不純物濃度は、例えば
1×1016〜1×1017/cm3 程度である。
ウ素が含有されている。nウエル2nには、例えばn形
不純物のリンまたはヒ素(As)が含有されている。p
ウエル2pおよびnウエル2nの不純物濃度は、例えば
1×1016〜1×1017/cm3 程度である。
【0021】また、半導体基板1の上部には、素子分離
用のフィールド絶縁膜3が選択的に形成されている。フ
ィールド絶縁膜3は、例えば二酸化シリコン(SiO2)
からなり、これに囲まれたpウエル2pおよびnウエル
2n上にはそれぞれ、例えばnチャネル形のMOS・F
ET(Metal Oxide Semiconductor F ield Effect Tran
sistor;以下、nMOSという)4nおよびpチャネル
形のMOS・FET(以下、単にpMOSという)4p
が形成されている。そして、このnMOS4nおよびp
MOS4pによってCMOS(Complimentary MOS ・F
ET)回路が形成されている。
用のフィールド絶縁膜3が選択的に形成されている。フ
ィールド絶縁膜3は、例えば二酸化シリコン(SiO2)
からなり、これに囲まれたpウエル2pおよびnウエル
2n上にはそれぞれ、例えばnチャネル形のMOS・F
ET(Metal Oxide Semiconductor F ield Effect Tran
sistor;以下、nMOSという)4nおよびpチャネル
形のMOS・FET(以下、単にpMOSという)4p
が形成されている。そして、このnMOS4nおよびp
MOS4pによってCMOS(Complimentary MOS ・F
ET)回路が形成されている。
【0022】このnMOS4nは、一対のソース領域4
nsおよびドレイン領域4ndと、チャネル領域4nc
と、ゲート絶縁膜4niと、ゲート電極4ngとを有し
ている。
nsおよびドレイン領域4ndと、チャネル領域4nc
と、ゲート絶縁膜4niと、ゲート電極4ngとを有し
ている。
【0023】ソース領域4nsおよびドレイン領域4n
dは、半導体基板1の上部に形成された低濃度領域4n
s1,4nd1 および高濃度領域4ns2,4nd2 と、そ
の高濃度領域4ns2,4nd2 上に形成された導体膜
(導体膜)4ns3,4nd3 とを有している。
dは、半導体基板1の上部に形成された低濃度領域4n
s1,4nd1 および高濃度領域4ns2,4nd2 と、そ
の高濃度領域4ns2,4nd2 上に形成された導体膜
(導体膜)4ns3,4nd3 とを有している。
【0024】低濃度領域4ns1,4nd1 は、チャネル
領域4nc側に形成されており、その一端がゲート電極
4ngの端部に若干かかる程度に延在した状態で形成さ
れている。
領域4nc側に形成されており、その一端がゲート電極
4ngの端部に若干かかる程度に延在した状態で形成さ
れている。
【0025】この低濃度領域4ns1,4nd1 には、例
えばn形不純物のリンまたはヒ素(As)が含有されて
おり、その不純物濃度は、例えば3×1018〜1×10
20/cm3 程度である。この低濃度領域4ns1,4nd
1 の深さ(ガウス分布の中心)は、例えば0.15μm程
度である。
えばn形不純物のリンまたはヒ素(As)が含有されて
おり、その不純物濃度は、例えば3×1018〜1×10
20/cm3 程度である。この低濃度領域4ns1,4nd
1 の深さ(ガウス分布の中心)は、例えば0.15μm程
度である。
【0026】また、高濃度領域4ns2,4nd2 は、低
濃度領域4ns1,4nd1 の外側に形成されている。こ
の高濃度領域4ns2,4nd2 には、例えばn形不純物
のリンまたはAsが含有されており、その不純物濃度
は、例えば1×1020〜1×1021/cm3 程度であ
る。
濃度領域4ns1,4nd1 の外側に形成されている。こ
の高濃度領域4ns2,4nd2 には、例えばn形不純物
のリンまたはAsが含有されており、その不純物濃度
は、例えば1×1020〜1×1021/cm3 程度であ
る。
【0027】この高濃度領域4ns2,4nd2 の深さ
(ガウス分布の中心)は、例えば0.1μm以下と非常に
薄くなっている。これは、その高濃度領域4ns2,4n
d2 の上層に積み重ねられた導体膜4ns3,4nd3 も
ソース領域4nsおよびドレイン領域4ndとして機能
しているので、その分、半導体基板1の上部に形成しな
ければならないソース・ドレイン領域用の半導体領域を
薄くできるからである。この導体膜4ns3,4nd3
は、例えばn形のSi単結晶からなり、そのゲート電極
4ng側の側面には傾斜が形成されている。
(ガウス分布の中心)は、例えば0.1μm以下と非常に
薄くなっている。これは、その高濃度領域4ns2,4n
d2 の上層に積み重ねられた導体膜4ns3,4nd3 も
ソース領域4nsおよびドレイン領域4ndとして機能
しているので、その分、半導体基板1の上部に形成しな
ければならないソース・ドレイン領域用の半導体領域を
薄くできるからである。この導体膜4ns3,4nd3
は、例えばn形のSi単結晶からなり、そのゲート電極
4ng側の側面には傾斜が形成されている。
【0028】チャネル領域4ncは、ソース領域4ns
およびドレイン領域4ndの低濃度領域4ns1,4nd
1 間に設けられている。このチャネル領域4ncは、ソ
ース領域4nsおよびドレイン領域4nd間に流れるキ
ャリアの導電路であり、ゲート電極4ngに所定の電圧
を印加することで形成される。なお、ゲート長(Lg)
は、例えば0.2μm〜0.4μm程度である。
およびドレイン領域4ndの低濃度領域4ns1,4nd
1 間に設けられている。このチャネル領域4ncは、ソ
ース領域4nsおよびドレイン領域4nd間に流れるキ
ャリアの導電路であり、ゲート電極4ngに所定の電圧
を印加することで形成される。なお、ゲート長(Lg)
は、例えば0.2μm〜0.4μm程度である。
【0029】ゲート絶縁膜4niは、例えばSiO2 か
らなる。ゲート電極4gは、例えば低抵抗ポリシリコン
からなる。ただし、ゲート電極4gの構造は低抵抗ポリ
シリコンの単層構造に限定されるものではなく種々変更
可能であり、例えばタングステンのみの単層ゲート構造
としても良いし、例えば低抵抗ポリシリコン膜上にタン
グステンシリサイド膜を堆積してなるポリサイド構造と
しても良い。
らなる。ゲート電極4gは、例えば低抵抗ポリシリコン
からなる。ただし、ゲート電極4gの構造は低抵抗ポリ
シリコンの単層構造に限定されるものではなく種々変更
可能であり、例えばタングステンのみの単層ゲート構造
としても良いし、例えば低抵抗ポリシリコン膜上にタン
グステンシリサイド膜を堆積してなるポリサイド構造と
しても良い。
【0030】ゲート電極4gの側面および上面にはそれ
ぞれ、例えばSiO2 からなるサイドウォール4swお
よびキャップ絶縁膜4cが形成されている。
ぞれ、例えばSiO2 からなるサイドウォール4swお
よびキャップ絶縁膜4cが形成されている。
【0031】ところで、本実施の形態1においては、こ
のnMOS4nにおけるチャネル領域4ncの下方に、
ソース領域4nsおよびドレイン領域4nd間にリーク
電流が流れるのを抑制するための半導体領域5p がpウ
エル2p内において図1の横方向に延在した状態で形成
されている。
のnMOS4nにおけるチャネル領域4ncの下方に、
ソース領域4nsおよびドレイン領域4nd間にリーク
電流が流れるのを抑制するための半導体領域5p がpウ
エル2p内において図1の横方向に延在した状態で形成
されている。
【0032】このような半導体領域5pを設けたことに
より、ゲート長(Lg)が短くなっても、ソース領域4
sおよびドレイン領域4d間のリーク電流を抑制するこ
とができるので、そのリーク電流に起因するnMOS4
nのしきい電圧の変動を抑制することが可能となってい
る。
より、ゲート長(Lg)が短くなっても、ソース領域4
sおよびドレイン領域4d間のリーク電流を抑制するこ
とができるので、そのリーク電流に起因するnMOS4
nのしきい電圧の変動を抑制することが可能となってい
る。
【0033】この半導体領域5pには、ソース領域4n
sおよびドレイン領域4ndの導電形とは逆導電形のp
+ 形のホウ素が含有されており、その不純物濃度は、例
えば1×1018〜1×1019/cm3 程度である。
sおよびドレイン領域4ndの導電形とは逆導電形のp
+ 形のホウ素が含有されており、その不純物濃度は、例
えば1×1018〜1×1019/cm3 程度である。
【0034】また、半導体領域5pの深さ(ガウス分布
の中心)は、ソース領域4nsおよびドレイン領域4n
dの低濃度領域4ns1,4nd1 の深さ(ガウス分布の
中心)とほぼ等しく、例えば0.15μm程度である。実
施の形態1では、低濃度領域4ns1,4nd1 の下部が
半導体領域5pに接している。
の中心)は、ソース領域4nsおよびドレイン領域4n
dの低濃度領域4ns1,4nd1 の深さ(ガウス分布の
中心)とほぼ等しく、例えば0.15μm程度である。実
施の形態1では、低濃度領域4ns1,4nd1 の下部が
半導体領域5pに接している。
【0035】ただし、本実施の形態1において、半導体
領域5pは、ソース領域4nsおよびドレイン領域4n
dの高濃度領域4ns2,4nd2 から離れて形成されて
いる。これにより、半導体領域5pとソース領域4ns
およびドレイン領域4ndとの間の空乏層の幅を広くす
ることができるので、拡散容量を低減することが可能と
なっている。このため、nMOS4nの動作速度を向上
させることが可能となっている。例えば、パンチスルー
抑制用の半導体領域がソース・ドレイン領域と重なるよ
うな構成よりも、5〜10%動作速度を向上させる事が
できる。
領域5pは、ソース領域4nsおよびドレイン領域4n
dの高濃度領域4ns2,4nd2 から離れて形成されて
いる。これにより、半導体領域5pとソース領域4ns
およびドレイン領域4ndとの間の空乏層の幅を広くす
ることができるので、拡散容量を低減することが可能と
なっている。このため、nMOS4nの動作速度を向上
させることが可能となっている。例えば、パンチスルー
抑制用の半導体領域がソース・ドレイン領域と重なるよ
うな構成よりも、5〜10%動作速度を向上させる事が
できる。
【0036】また、半導体領域5pはフィールド絶縁膜
3の下方まで延在形成されている。これにより、半導体
領域5pは素子分離機能を高める領域としても機能して
いる。
3の下方まで延在形成されている。これにより、半導体
領域5pは素子分離機能を高める領域としても機能して
いる。
【0037】一方、pMOS4pは、一対のソース領域
4psおよびドレイン領域4pdと、チャネル領域4p
cと、ゲート絶縁膜4piと、ゲート電極4pgとを有
している。
4psおよびドレイン領域4pdと、チャネル領域4p
cと、ゲート絶縁膜4piと、ゲート電極4pgとを有
している。
【0038】このソース領域4psおよびドレイン領域
4pdは、半導体基板1の上部に形成された低濃度領域
4ps1,4pd1 および高濃度領域4ps2,4pd2
と、その高濃度領域4ps2,4pd2 上に形成された導
体膜(導体膜)4ps3,4pd3 とを有している。
4pdは、半導体基板1の上部に形成された低濃度領域
4ps1,4pd1 および高濃度領域4ps2,4pd2
と、その高濃度領域4ps2,4pd2 上に形成された導
体膜(導体膜)4ps3,4pd3 とを有している。
【0039】低濃度領域4ps1,4pd1 は、チャネル
領域4pc側に形成されており、その一端がゲート電極
4pgの端部に若干かかる程度に延在した状態で形成さ
れている。
領域4pc側に形成されており、その一端がゲート電極
4pgの端部に若干かかる程度に延在した状態で形成さ
れている。
【0040】この低濃度領域4ps1,4pd1 には、例
えばp形不純物のホウ素が含有されており、その不純物
濃度は、例えば3×1018〜1×1020/cm3 程度で
ある。この低濃度領域4ps1,4pd1 の深さ(ガウス
分布の中心)は、例えば0.15μm程度である。
えばp形不純物のホウ素が含有されており、その不純物
濃度は、例えば3×1018〜1×1020/cm3 程度で
ある。この低濃度領域4ps1,4pd1 の深さ(ガウス
分布の中心)は、例えば0.15μm程度である。
【0041】また、高濃度領域4ps2,4pd2 は、低
濃度領域4ps1,4pd1 の外側に形成されている。こ
の高濃度領域4ps2,4pd2 には、例えばp形不純物
のホウ素が含有されており、その不純物濃度は、例えば
1×1020〜1×1021/cm3 程度である。
濃度領域4ps1,4pd1 の外側に形成されている。こ
の高濃度領域4ps2,4pd2 には、例えばp形不純物
のホウ素が含有されており、その不純物濃度は、例えば
1×1020〜1×1021/cm3 程度である。
【0042】この高濃度領域4ps2,4pd2 の深さ
(ガウス分布の中心)は、例えば0.1μm以下と非常に
薄くなっている。これは、その高濃度領域4ps2,4p
d2 の上層に積み重ねられた導体膜4ps3,4pd3 も
ソース領域4psおよびドレイン領域4pdとして機能
しているので、その分、半導体基板1の上部に形成しな
ければならないソース・ドレイン領域用の半導体領域を
薄くできるからである。この導体膜4ps3,4pd3
は、例えばp形のSi単結晶からなり、そのゲート電極
4pg側の側面には傾斜が形成されている。
(ガウス分布の中心)は、例えば0.1μm以下と非常に
薄くなっている。これは、その高濃度領域4ps2,4p
d2 の上層に積み重ねられた導体膜4ps3,4pd3 も
ソース領域4psおよびドレイン領域4pdとして機能
しているので、その分、半導体基板1の上部に形成しな
ければならないソース・ドレイン領域用の半導体領域を
薄くできるからである。この導体膜4ps3,4pd3
は、例えばp形のSi単結晶からなり、そのゲート電極
4pg側の側面には傾斜が形成されている。
【0043】チャネル領域4pcは、ソース領域4ps
およびドレイン領域4pdの低濃度領域4ps1,4pd
1 間に設けられている。このチャネル領域4pcは、ソ
ース領域4psおよびドレイン領域4pd間に流れるキ
ャリアの導電路であり、ゲート電極4pgに所定の電圧
を印加することで形成される。なお、ゲート長(Lg)
は、例えば0.2μm〜0.4μm程度である。
およびドレイン領域4pdの低濃度領域4ps1,4pd
1 間に設けられている。このチャネル領域4pcは、ソ
ース領域4psおよびドレイン領域4pd間に流れるキ
ャリアの導電路であり、ゲート電極4pgに所定の電圧
を印加することで形成される。なお、ゲート長(Lg)
は、例えば0.2μm〜0.4μm程度である。
【0044】ゲート絶縁膜4piは、例えばSiO2 か
らなる。ゲート電極4pgは、例えば低抵抗ポリシリコ
ンからなる。ただし、ゲート電極4pgの構造は低抵抗
ポリシリコンの単層構造に限定されるものではなく種々
変更可能であり、例えばタングステンのみの単層ゲート
構造としても良いし、例えば低抵抗ポリシリコン膜上に
タングステンシリサイド膜を堆積してなるポリサイド構
造としても良い。
らなる。ゲート電極4pgは、例えば低抵抗ポリシリコ
ンからなる。ただし、ゲート電極4pgの構造は低抵抗
ポリシリコンの単層構造に限定されるものではなく種々
変更可能であり、例えばタングステンのみの単層ゲート
構造としても良いし、例えば低抵抗ポリシリコン膜上に
タングステンシリサイド膜を堆積してなるポリサイド構
造としても良い。
【0045】ゲート電極4pgの側面および上面にはそ
れぞれ、例えばSiO2 からなるサイドウォール4sw
およびキャップ絶縁膜4cが形成されている。
れぞれ、例えばSiO2 からなるサイドウォール4sw
およびキャップ絶縁膜4cが形成されている。
【0046】ところで、本実施の形態1においては、こ
のpMOS4pにおけるチャネル領域4pcの下方に、
ソース領域4psおよびドレイン領域4pd間にリーク
電流が流れるのを抑制するための半導体領域5nがnウ
エル2nにおいて図1の横方向に沿って延在して形成さ
れている。
のpMOS4pにおけるチャネル領域4pcの下方に、
ソース領域4psおよびドレイン領域4pd間にリーク
電流が流れるのを抑制するための半導体領域5nがnウ
エル2nにおいて図1の横方向に沿って延在して形成さ
れている。
【0047】このような半導体領域5nを設けたことに
より、ゲート長(Lg)が短くなっても、ソース領域4
psおよびドレイン領域4pd間のリーク電流を抑制す
ることができるので、そのリーク電流に起因するpMO
S4pのしきい電圧の変動を抑制することが可能となっ
ている。
より、ゲート長(Lg)が短くなっても、ソース領域4
psおよびドレイン領域4pd間のリーク電流を抑制す
ることができるので、そのリーク電流に起因するpMO
S4pのしきい電圧の変動を抑制することが可能となっ
ている。
【0048】この半導体領域5nには、ソース領域4p
sおよびドレイン領域4pdの導電形とは逆導電形のn
+ 形のリンまたはAsが含有されており、その不純物濃
度は、例えば1×1018〜1×1019/cm3 程度であ
る。
sおよびドレイン領域4pdの導電形とは逆導電形のn
+ 形のリンまたはAsが含有されており、その不純物濃
度は、例えば1×1018〜1×1019/cm3 程度であ
る。
【0049】また、半導体領域5nの深さ(ガウス分布
の中心)は、ソース領域4psおよびドレイン領域4p
dの低濃度領域4ps1,4pd1 の深さ(ガウス分布の
中心)とほぼ等しく、例えば0.15μm程度である。本
実施の形態1では、低濃度領域4ps1,4pd1 の下部
が半導体領域5nに接している。
の中心)は、ソース領域4psおよびドレイン領域4p
dの低濃度領域4ps1,4pd1 の深さ(ガウス分布の
中心)とほぼ等しく、例えば0.15μm程度である。本
実施の形態1では、低濃度領域4ps1,4pd1 の下部
が半導体領域5nに接している。
【0050】ただし、本実施の形態1において、半導体
領域5nは、ソース領域4psおよびドレイン領域4p
dの高濃度領域4ps2,4pd2 から離れて形成されて
いる。
領域5nは、ソース領域4psおよびドレイン領域4p
dの高濃度領域4ps2,4pd2 から離れて形成されて
いる。
【0051】これにより、半導体領域5nとソース領域
4psおよびドレイン領域4pdとの間の空乏層の幅を
広くすることができるので、拡散容量を低減することが
可能となっている。このため、pMOS4pの動作速度
を向上させることが可能となっている。例えば、パンチ
スルー抑制用の半導体領域がソース・ドレイン領域と重
なるような構成よりも、5〜10%動作速度を向上させ
る事ができる。
4psおよびドレイン領域4pdとの間の空乏層の幅を
広くすることができるので、拡散容量を低減することが
可能となっている。このため、pMOS4pの動作速度
を向上させることが可能となっている。例えば、パンチ
スルー抑制用の半導体領域がソース・ドレイン領域と重
なるような構成よりも、5〜10%動作速度を向上させ
る事ができる。
【0052】また、半導体領域5nはフィールド絶縁膜
3の下方まで延在形成されている。これにより、半導体
領域5nは素子分離機能を高める領域としても機能して
いる。
3の下方まで延在形成されている。これにより、半導体
領域5nは素子分離機能を高める領域としても機能して
いる。
【0053】このようなnMOS4nおよびpMOS4
pは、例えばBPSG(Boron Phospholous Silicate G
lass) 等からなる層間絶縁膜6aによって被覆されてい
る。層間絶縁膜6aの上面は平坦化されている。
pは、例えばBPSG(Boron Phospholous Silicate G
lass) 等からなる層間絶縁膜6aによって被覆されてい
る。層間絶縁膜6aの上面は平坦化されている。
【0054】層間絶縁膜6a上には、例えばアルミニウ
ム(Al)−Si−銅(Cu)合金またはタングステン
等からなる第1層配線7a1 〜7a3 が形成されてい
る。
ム(Al)−Si−銅(Cu)合金またはタングステン
等からなる第1層配線7a1 〜7a3 が形成されてい
る。
【0055】第1層配線7a1 は、層間絶縁膜6aの所
定位置に穿孔された接続孔8aを通じて導体膜4ns3
と電気的に接続されている。また、第1層配線7a2
は、層間絶縁膜6aの所定位置に穿孔された接続孔8a
を通じて導体膜4ps3,4nd3 と電気的に接続されて
いる。さらに、第1層配線7a3 は、層間絶縁膜6aの
所定位置に穿孔された接続孔8aを通じて導体膜4pd
3 と電気的に接続されている。
定位置に穿孔された接続孔8aを通じて導体膜4ns3
と電気的に接続されている。また、第1層配線7a2
は、層間絶縁膜6aの所定位置に穿孔された接続孔8a
を通じて導体膜4ps3,4nd3 と電気的に接続されて
いる。さらに、第1層配線7a3 は、層間絶縁膜6aの
所定位置に穿孔された接続孔8aを通じて導体膜4pd
3 と電気的に接続されている。
【0056】また、層間絶縁膜6a上には、例えばSi
O2 からなる層間絶縁膜6bが堆積されており、これに
よって第1層配線7a1 〜7a3 が被覆されている。こ
の層間絶縁膜6bの上面には、例えばAl−Si−Cu
合金またはタングステン等からなる第2層配線7bが形
成されている。この第2層配線7bは、層間絶縁膜6b
の所定位置に穿孔された接続孔8bを通じて第1層配線
7a2 と電気的に接続されている。
O2 からなる層間絶縁膜6bが堆積されており、これに
よって第1層配線7a1 〜7a3 が被覆されている。こ
の層間絶縁膜6bの上面には、例えばAl−Si−Cu
合金またはタングステン等からなる第2層配線7bが形
成されている。この第2層配線7bは、層間絶縁膜6b
の所定位置に穿孔された接続孔8bを通じて第1層配線
7a2 と電気的に接続されている。
【0057】また、層間絶縁膜6b上には、例えばSi
O2 からなる層間絶縁膜6cが堆積されており、これに
よって第1層配線7bが被覆されている。この層間絶縁
膜6cの上面には、例えばAl−Si−Cu合金または
タングステン等からなる第3層配線7cが形成されてい
る。この第3層配線7cは、層間絶縁膜6cの所定位置
に穿孔された接続孔8cを通じて第2層配線7bと電気
的に接続されている。
O2 からなる層間絶縁膜6cが堆積されており、これに
よって第1層配線7bが被覆されている。この層間絶縁
膜6cの上面には、例えばAl−Si−Cu合金または
タングステン等からなる第3層配線7cが形成されてい
る。この第3層配線7cは、層間絶縁膜6cの所定位置
に穿孔された接続孔8cを通じて第2層配線7bと電気
的に接続されている。
【0058】また、この層間絶縁膜6c上には、例えば
SiO2 からなる表面保護膜9が堆積されており、これ
によって第3層配線7cが被覆されている。表面保護膜
9は、保護膜9a, 9bが下層から順に積層されてな
る。
SiO2 からなる表面保護膜9が堆積されており、これ
によって第3層配線7cが被覆されている。表面保護膜
9は、保護膜9a, 9bが下層から順に積層されてな
る。
【0059】下層の保護膜9aは、例えばSiO2 から
なる。その上層の保護膜9bは、例えば窒化シリコンか
らなる。なお、表面保護膜9には、開口部10が形成さ
れており、この開口部10から第3層配線7cのボンデ
ィングパッド部BPが露出されている。
なる。その上層の保護膜9bは、例えば窒化シリコンか
らなる。なお、表面保護膜9には、開口部10が形成さ
れており、この開口部10から第3層配線7cのボンデ
ィングパッド部BPが露出されている。
【0060】次に、本実施の形態1における半導体集積
回路装置の製造方法を図2〜図7によって説明する。
回路装置の製造方法を図2〜図7によって説明する。
【0061】まず、図2に示すように、p- 形の半導体
基板1のnMOS形成領域およびpMOS形成領域にそ
れぞれ別々にp形不純物のホウ素およびn形不純物のリ
ンまたはAsをイオン注入法等によって導入した後、熱
処理を施すことにより、pウエル2pおよびnウエル2
nを形成する。
基板1のnMOS形成領域およびpMOS形成領域にそ
れぞれ別々にp形不純物のホウ素およびn形不純物のリ
ンまたはAsをイオン注入法等によって導入した後、熱
処理を施すことにより、pウエル2pおよびnウエル2
nを形成する。
【0062】この際の不純物のドーズ量は、例えば1×
1013/cm2 程度であり、打ち込みエネルギーは、例
えば60keV程度である。また、pウエル2pおよび
nウエル2nの形成時における熱処理温度は、例えば1
200℃程度、処理時間は、例えば3時間程度である。
1013/cm2 程度であり、打ち込みエネルギーは、例
えば60keV程度である。また、pウエル2pおよび
nウエル2nの形成時における熱処理温度は、例えば1
200℃程度、処理時間は、例えば3時間程度である。
【0063】続いて、半導体基板1の素子分離領域に、
例えばSiO2 からなるフィールド絶縁膜3をLOCO
S(Local Oxidation of Silicon)法等によって選択的
に形成する。
例えばSiO2 からなるフィールド絶縁膜3をLOCO
S(Local Oxidation of Silicon)法等によって選択的
に形成する。
【0064】その後、半導体基板1上に、nMOS形成
領域が露出するようなフォトレジストパターン11aを
フォトリソグラフィ技術によって形成した後、そのフォ
トレジストパターン11aをマスクとして半導体基板1
に、パンチスルー抑制用の半導体領域を形成するため
に、例えばp形不純物のホウ素をイオン注入法等によっ
て導入する。
領域が露出するようなフォトレジストパターン11aを
フォトリソグラフィ技術によって形成した後、そのフォ
トレジストパターン11aをマスクとして半導体基板1
に、パンチスルー抑制用の半導体領域を形成するため
に、例えばp形不純物のホウ素をイオン注入法等によっ
て導入する。
【0065】次いで、フォトレジストパターン11aを
除去した後、図3に示すように、pMOS形成領域が露
出するようなフォトレジストパターン11bをフォトリ
ソグラフィ技術によって形成した後、そのフォトレジス
トパターン11bをマスクとして半導体基板1に、パン
チスルー抑制用の半導体領域を形成するために、例えば
n形不純物のリンまたはAsをイオン注入法等によって
導入する。
除去した後、図3に示すように、pMOS形成領域が露
出するようなフォトレジストパターン11bをフォトリ
ソグラフィ技術によって形成した後、そのフォトレジス
トパターン11bをマスクとして半導体基板1に、パン
チスルー抑制用の半導体領域を形成するために、例えば
n形不純物のリンまたはAsをイオン注入法等によって
導入する。
【0066】このように、本実施の形態1においては、
パンチスルー抑制用の半導体領域の形成に際して、その
不純物を半導体基板1の主面全面にイオン打ち込みすれ
ば良いので、その半導体領域を形成するための不純物の
導入工程が容易となっている。
パンチスルー抑制用の半導体領域の形成に際して、その
不純物を半導体基板1の主面全面にイオン打ち込みすれ
ば良いので、その半導体領域を形成するための不純物の
導入工程が容易となっている。
【0067】続いて、フォトレジストパターン11bを
除去した後、半導体基板1に対して熱処理を施すことに
より、図4に示すように、パンチスルー抑制用の半導体
領域5p, 5nを形成する。
除去した後、半導体基板1に対して熱処理を施すことに
より、図4に示すように、パンチスルー抑制用の半導体
領域5p, 5nを形成する。
【0068】その後、半導体基板1上において、フィー
ルド絶縁膜3, 3に囲まれた素子形成領域にゲート絶縁
膜4niおよび4piを熱酸化法等によって形成する。
ルド絶縁膜3, 3に囲まれた素子形成領域にゲート絶縁
膜4niおよび4piを熱酸化法等によって形成する。
【0069】次いで、半導体基板1上に、例えば低抵抗
ポリシリコンからなる導体膜をCVD法等によって形成
し、その導体膜上に、例えばSiO2 からなる絶縁膜を
CVD法等によって堆積した後、この導体膜および絶縁
膜をフォトリソグラフィ技術およびドライエッチング法
等によってパターニングすることにより、ゲート電極4
ng, 4pgおよびキャップ絶縁膜4cを形成する。
ポリシリコンからなる導体膜をCVD法等によって形成
し、その導体膜上に、例えばSiO2 からなる絶縁膜を
CVD法等によって堆積した後、この導体膜および絶縁
膜をフォトリソグラフィ技術およびドライエッチング法
等によってパターニングすることにより、ゲート電極4
ng, 4pgおよびキャップ絶縁膜4cを形成する。
【0070】続いて、このような半導体基板1上に、例
えばSiO2 からなる絶縁膜をCVD法等によって堆積
した後、その絶縁膜をエッチバックすることにより、ゲ
ート電極4ng, 4pgおよびキャップ絶縁膜4cの側
面にサイドウォール4swを形成する。
えばSiO2 からなる絶縁膜をCVD法等によって堆積
した後、その絶縁膜をエッチバックすることにより、ゲ
ート電極4ng, 4pgおよびキャップ絶縁膜4cの側
面にサイドウォール4swを形成する。
【0071】その後、サイドウォール4swとフィール
ド絶縁膜3との間の絶縁膜を除去することにより半導体
基板1上の上面一部を露出させた後、半導体基板1の露
出面上に、図5に示すように、例えばSi単結晶からな
る半導体膜12を選択エピタキシャル成長法等によって
形成する。この際、半導体膜12のゲート電極4ng,
4pg側の側面には傾斜が形成される。
ド絶縁膜3との間の絶縁膜を除去することにより半導体
基板1上の上面一部を露出させた後、半導体基板1の露
出面上に、図5に示すように、例えばSi単結晶からな
る半導体膜12を選択エピタキシャル成長法等によって
形成する。この際、半導体膜12のゲート電極4ng,
4pg側の側面には傾斜が形成される。
【0072】このエピタキシャル成長時における条件
は、例えば次のとおりである。すなわち、処理温度は、
例えば750℃〜850℃程度、処理時間は、例えば1
分〜5分程度、処理ガスは、例えばジクロルシラン(S
iH2 Cl2)ガスである。
は、例えば次のとおりである。すなわち、処理温度は、
例えば750℃〜850℃程度、処理時間は、例えば1
分〜5分程度、処理ガスは、例えばジクロルシラン(S
iH2 Cl2)ガスである。
【0073】次いで、図6に示すように、半導体基板1
上に、pMOS形成領域を被覆するようなフォトレジス
トパターン11cを形成した後、半導体基板1の主面に
対して斜めの方向から、例えばn形不純物のリンまたは
Asをイオン注入法等によって打ち込む。これにより、
半導体基板1においてサイドウォール4swの下方およ
び導体膜12にn形不純物を導入する。この際の不純物
のドーズ量は、例えば1×1014〜1×1015/cm2
程度であり、打ち込みエネルギーは、例えば150ke
V程度である。
上に、pMOS形成領域を被覆するようなフォトレジス
トパターン11cを形成した後、半導体基板1の主面に
対して斜めの方向から、例えばn形不純物のリンまたは
Asをイオン注入法等によって打ち込む。これにより、
半導体基板1においてサイドウォール4swの下方およ
び導体膜12にn形不純物を導入する。この際の不純物
のドーズ量は、例えば1×1014〜1×1015/cm2
程度であり、打ち込みエネルギーは、例えば150ke
V程度である。
【0074】次いで、そのフォトレジストパターン11
cを除去した後、半導体基板1上に、nMOS形成領域
を被覆するようなフォトレジストパターン11dを形成
する。
cを除去した後、半導体基板1上に、nMOS形成領域
を被覆するようなフォトレジストパターン11dを形成
する。
【0075】続いて、図7に示すように、半導体基板1
の主面に対して斜めの方向から、例えばp形不純物のホ
ウ素をイオン注入法等によって打ち込む。これにより、
半導体基板1においてサイドウォール4swの下方およ
び導体膜12にp形不純物を導入する。この際の不純物
のドーズ量は、例えば1×1014〜1×1015/cm2
程度であり、打ち込みエネルギーは、例えば150ke
V程度である。
の主面に対して斜めの方向から、例えばp形不純物のホ
ウ素をイオン注入法等によって打ち込む。これにより、
半導体基板1においてサイドウォール4swの下方およ
び導体膜12にp形不純物を導入する。この際の不純物
のドーズ量は、例えば1×1014〜1×1015/cm2
程度であり、打ち込みエネルギーは、例えば150ke
V程度である。
【0076】その後、フォトレジストパターン11dを
除去した後、半導体基板1に熱処理を施す。これによ
り、半導体基板1および導体膜12に導入された不純物
を活性化するとともに、導体膜12中に含まれた不純物
を半導体基板1側に拡散させ、図1に示した低濃度領域
4ns1,4nd1,4ps1,4pd1 、高濃度領域4ns
2,4nd2,4ps1,4pd1 および導体膜4ns3,4p
s3 を形成する。
除去した後、半導体基板1に熱処理を施す。これによ
り、半導体基板1および導体膜12に導入された不純物
を活性化するとともに、導体膜12中に含まれた不純物
を半導体基板1側に拡散させ、図1に示した低濃度領域
4ns1,4nd1,4ps1,4pd1 、高濃度領域4ns
2,4nd2,4ps1,4pd1 および導体膜4ns3,4p
s3 を形成する。
【0077】以降は、MOS・FETの通常のプロセス
に従って半導体集積回路装置を製造する。
に従って半導体集積回路装置を製造する。
【0078】すなわち、図1に示したように、半導体基
板1上に、例えばBPSG等からなる層間絶縁膜6aを
CVD法等によって堆積した後、その上面をリフロ法ま
たはエッチバック法等によって平坦にする。
板1上に、例えばBPSG等からなる層間絶縁膜6aを
CVD法等によって堆積した後、その上面をリフロ法ま
たはエッチバック法等によって平坦にする。
【0079】続いて、その層間絶縁膜6aの所定位置に
ソース領域4ns, 4psおよびドレイン領域4nd,
4pdの一部が露出するような接続孔8aをフォトリソ
グラフィ技術およびドライエッチング技術によって穿孔
する。
ソース領域4ns, 4psおよびドレイン領域4nd,
4pdの一部が露出するような接続孔8aをフォトリソ
グラフィ技術およびドライエッチング技術によって穿孔
する。
【0080】その後、半導体基板1上に、例えばAl−
Si−Cu合金からなる導体膜をスパッタリング法等に
よって堆積した後、その導体膜をフォトリソグラフィ技
術およびドライエッチング技術によってパターニングす
ることにより第1層配線7a1 〜7a3 を形成する。
Si−Cu合金からなる導体膜をスパッタリング法等に
よって堆積した後、その導体膜をフォトリソグラフィ技
術およびドライエッチング技術によってパターニングす
ることにより第1層配線7a1 〜7a3 を形成する。
【0081】次いで、層間絶縁膜6a上に、例えばSi
O2 からなる層間絶縁膜6bをCVD法等によって堆積
することにより、第1層配線7a1 〜7a3 を被覆した
後、その層間絶縁膜6bの所定位置に第1層配線7a2
の一部が露出するような接続孔8bを穿孔する。
O2 からなる層間絶縁膜6bをCVD法等によって堆積
することにより、第1層配線7a1 〜7a3 を被覆した
後、その層間絶縁膜6bの所定位置に第1層配線7a2
の一部が露出するような接続孔8bを穿孔する。
【0082】続いて、半導体基板1上に、例えばAl−
Si−Cu合金からなる導体膜をスパッタリング法等に
よって堆積した後、その導体膜をフォトリソグラフィ技
術およびドライエッチング技術によってパターニングす
ることにより第2層配線7bを形成する。
Si−Cu合金からなる導体膜をスパッタリング法等に
よって堆積した後、その導体膜をフォトリソグラフィ技
術およびドライエッチング技術によってパターニングす
ることにより第2層配線7bを形成する。
【0083】その後、層間絶縁膜6b上に、例えばSi
O2 からなる層間絶縁膜6cをCVD法等によって堆積
することにより、第2層配線7bを被覆した後、その層
間絶縁膜6cの所定位置に第2層配線7bの一部が露出
するような接続孔8cを穿孔する。
O2 からなる層間絶縁膜6cをCVD法等によって堆積
することにより、第2層配線7bを被覆した後、その層
間絶縁膜6cの所定位置に第2層配線7bの一部が露出
するような接続孔8cを穿孔する。
【0084】次いで、半導体基板1上に、例えばAl−
Si−Cu合金からなる導体膜をスパッタリング法等に
よって堆積した後、その導体膜をフォトリソグラフィ技
術およびドライエッチング技術によってパターニングす
ることにより第3層配線7cを形成する。
Si−Cu合金からなる導体膜をスパッタリング法等に
よって堆積した後、その導体膜をフォトリソグラフィ技
術およびドライエッチング技術によってパターニングす
ることにより第3層配線7cを形成する。
【0085】続いて、層間絶縁膜6c上に、例えばSi
O2 からなる保護膜9aおよび窒化シリコンからなる保
護膜9bを下層から順にCVD法等によって堆積するこ
とにより表面保護膜9を形成し、第3層配線7cを被覆
する。
O2 からなる保護膜9aおよび窒化シリコンからなる保
護膜9bを下層から順にCVD法等によって堆積するこ
とにより表面保護膜9を形成し、第3層配線7cを被覆
する。
【0086】その後、表面保護膜9に第3層配線7cの
ボンディングパッド部BPが露出するような開口部10
を形成する。このようにして、図1に示した半導体集積
回路装置を製造する。
ボンディングパッド部BPが露出するような開口部10
を形成する。このようにして、図1に示した半導体集積
回路装置を製造する。
【0087】以上、本実施の形態1によれば、以下の効
果を得ることが可能となる。
果を得ることが可能となる。
【0088】(1).パンチスルー抑制用の半導体領域5
p, 5nを設けたことにより、nMOS4nおよびpM
OS4pにおいてソース領域4ns, 4psおよびドレ
イン領域4nd, 4pd間のリーク電流を抑制すること
が可能となる。
p, 5nを設けたことにより、nMOS4nおよびpM
OS4pにおいてソース領域4ns, 4psおよびドレ
イン領域4nd, 4pd間のリーク電流を抑制すること
が可能となる。
【0089】(2).上記(1) により、nMOS4nおよび
pMOS4pの電気的特性を向上させることが可能とな
る。
pMOS4pの電気的特性を向上させることが可能とな
る。
【0090】(3).上記(1) により、nMOS4nおよび
pMOS4pのチャネル長を短縮化を推進することがで
きるので、nMOS4nおよびpMOS4pを微細化す
ることが可能となる。
pMOS4pのチャネル長を短縮化を推進することがで
きるので、nMOS4nおよびpMOS4pを微細化す
ることが可能となる。
【0091】(4).nMOS4nおよびpMOS4pのソ
ース領域4ns,4psおよびドレイン領域4nd, 4p
dを、半導体基板1上部に形成された低濃度領域4ns
1, 4ps1,4nd1,4pd1 および高濃度領域4ns2,
4ps2,4nd2,4pd2 と、その上層に形成された
導体膜4ns3, 4ps3,4nd3,4pd3 によって構成
したことにより、半導体基板1 側に形成される高濃度領
域4ns2, 4ps2,4nd2,4pd2 を薄くすることが
可能となる。
ース領域4ns,4psおよびドレイン領域4nd, 4p
dを、半導体基板1上部に形成された低濃度領域4ns
1, 4ps1,4nd1,4pd1 および高濃度領域4ns2,
4ps2,4nd2,4pd2 と、その上層に形成された
導体膜4ns3, 4ps3,4nd3,4pd3 によって構成
したことにより、半導体基板1 側に形成される高濃度領
域4ns2, 4ps2,4nd2,4pd2 を薄くすることが
可能となる。
【0092】(5).上記(4) により、nMOS4nおよび
pMOS4pの微細化を推進することが可能となる。
pMOS4pの微細化を推進することが可能となる。
【0093】(6).上記(4) により、ソース領域4ns,4
psおよびドレイン領域4nd, 4pd構成用の高濃度
領域4ns2, 4ps2,4nd2,4pd2 とパンチスルー
抑制用の半導体領域5p, 5nとの間隔を広くすること
ができるので、さらにソース領域4ns,4psおよびド
レイン領域4nd, 4pdの容量を低減することが可能
となる。これにより、nMOS4nおよびpMOS4p
の動作速度を向上させることが可能となる。
psおよびドレイン領域4nd, 4pd構成用の高濃度
領域4ns2, 4ps2,4nd2,4pd2 とパンチスルー
抑制用の半導体領域5p, 5nとの間隔を広くすること
ができるので、さらにソース領域4ns,4psおよびド
レイン領域4nd, 4pdの容量を低減することが可能
となる。これにより、nMOS4nおよびpMOS4p
の動作速度を向上させることが可能となる。
【0094】(7).nMOS4nおよびpMOS4pの下
層のほぼ全域にパンチスルー抑制用の半導体領域5p,
5nを設けたことにより、半導体基板1の内部で生じた
雑音がnMOS4nおよびpMOS4pに悪影響を及ぼ
すのを抑制することが可能となる。したがって、nMO
S4nおよびpMOS4pの動作信頼性を向上させるこ
とが可能となる。
層のほぼ全域にパンチスルー抑制用の半導体領域5p,
5nを設けたことにより、半導体基板1の内部で生じた
雑音がnMOS4nおよびpMOS4pに悪影響を及ぼ
すのを抑制することが可能となる。したがって、nMO
S4nおよびpMOS4pの動作信頼性を向上させるこ
とが可能となる。
【0095】(8).パンチスルー抑制用の半導体領域5
n, 5pをフィールド絶縁膜3の下層にも設けたことに
より、素子分離能力を向上させることが可能となる。
n, 5pをフィールド絶縁膜3の下層にも設けたことに
より、素子分離能力を向上させることが可能となる。
【0096】(9).上記(1) 〜(8) により、微細で、高速
安定動作が可能なCMOS回路を有する半導体集積回路
装置を実現することが可能となる。
安定動作が可能なCMOS回路を有する半導体集積回路
装置を実現することが可能となる。
【0097】(10). パンチスルー抑制用の半導体領域5
p, 5nを形成するための不純物を、半導体基板1の全
面に導入することにより、その半導体領域5p, 5nを
形成するための不純物の導入工程を容易にすることが可
能となる。
p, 5nを形成するための不純物を、半導体基板1の全
面に導入することにより、その半導体領域5p, 5nを
形成するための不純物の導入工程を容易にすることが可
能となる。
【0098】(実施の形態2)図8は本発明の他の実施
の形態である半導体集積回路装置の要部断面図である。
の形態である半導体集積回路装置の要部断面図である。
【0099】本実施の形態2においては、図8に示すよ
うに、nMOS4nおよびpMOS4pのソース・ドレ
イン形成用の導体膜4ns3,4nd3,4ps3,4pd3
の上部に、例えばタングステンシリサイド等からなるシ
リサイド層(化合物層)13が形成されている。これ以
外は、前記実施の形態1と同じ構造である。
うに、nMOS4nおよびpMOS4pのソース・ドレ
イン形成用の導体膜4ns3,4nd3,4ps3,4pd3
の上部に、例えばタングステンシリサイド等からなるシ
リサイド層(化合物層)13が形成されている。これ以
外は、前記実施の形態1と同じ構造である。
【0100】このシリサイド層13は、タングステンシ
リサイドに限定されるものではなく種々変更可能であ
り、例えばモリブデンシリサイドやチタンシリサイドで
も良い。シリサイド層13を形成するには、例えば半導
体膜12(図5参照)を形成した後、例えばタングステ
ン等からなる金属膜を半導体基板1上に堆積し、その
後、熱処理を施すことによって金属膜と半導体膜12と
の接触部分をシリサイド化させることで形成すれば良
い。
リサイドに限定されるものではなく種々変更可能であ
り、例えばモリブデンシリサイドやチタンシリサイドで
も良い。シリサイド層13を形成するには、例えば半導
体膜12(図5参照)を形成した後、例えばタングステ
ン等からなる金属膜を半導体基板1上に堆積し、その
後、熱処理を施すことによって金属膜と半導体膜12と
の接触部分をシリサイド化させることで形成すれば良
い。
【0101】本実施の形態2においては、前記実施の形
態1で得られた効果の他に、次の効果が得られる。すな
わち、導体膜4ns3,4nd3,4ps3,4pd3 の抵抗
を下げることができるので、nMOS4nおよびpMO
S4pの動作速度を向上させることが可能となる。
態1で得られた効果の他に、次の効果が得られる。すな
わち、導体膜4ns3,4nd3,4ps3,4pd3 の抵抗
を下げることができるので、nMOS4nおよびpMO
S4pの動作速度を向上させることが可能となる。
【0102】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態1, 2に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態1, 2に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0103】例えば前記実施の形態1, 2においてはソ
ース領域およびドレイン領域を形成する導体膜を所定導
電形のSi単結晶で構成した場合について説明したが、
これに限定されるものではなく種々変更可能であり、例
えば低抵抗ポリシリコンで構成しても良い。
ース領域およびドレイン領域を形成する導体膜を所定導
電形のSi単結晶で構成した場合について説明したが、
これに限定されるものではなく種々変更可能であり、例
えば低抵抗ポリシリコンで構成しても良い。
【0104】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるCMO
S回路を有する半導体集積回路装置に適用した場合につ
いて説明したが、それに限定されるものではなく、例え
ばBiCMOS(Bipolor CMOS)回路を有する半導体集
積回路装置、DRAMまたはSRAM等にも適用でき
る。
なされた発明をその背景となった利用分野であるCMO
S回路を有する半導体集積回路装置に適用した場合につ
いて説明したが、それに限定されるものではなく、例え
ばBiCMOS(Bipolor CMOS)回路を有する半導体集
積回路装置、DRAMまたはSRAM等にも適用でき
る。
【0105】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0106】(1).本発明の半導体集積回路装置によれ
ば、パンチスルー抑制用の半導体領域を設けたことでM
ISトランジスタの微細化が可能となるとともに、その
パンチスルー抑制用の半導体領域をソース領域およびド
レイン領域とは離して設けたことにより、そのパンチス
ルー抑制用の半導体領域とソース領域およびドレイン領
域との間の空乏層の幅を広くすることができるので、ソ
ース領域およびドレイン領域の容量の増加を抑えること
が可能となる。したがって、微細で、高速安定動作が可
能なMISトランジスタを有する半導体集積回路装置を
実現することが可能となる。
ば、パンチスルー抑制用の半導体領域を設けたことでM
ISトランジスタの微細化が可能となるとともに、その
パンチスルー抑制用の半導体領域をソース領域およびド
レイン領域とは離して設けたことにより、そのパンチス
ルー抑制用の半導体領域とソース領域およびドレイン領
域との間の空乏層の幅を広くすることができるので、ソ
ース領域およびドレイン領域の容量の増加を抑えること
が可能となる。したがって、微細で、高速安定動作が可
能なMISトランジスタを有する半導体集積回路装置を
実現することが可能となる。
【0107】(2).本発明の半導体集積回路装置によれ
ば、MISトランジスタのソース領域、ドレイン領域お
よびチャネル領域の下層にパンチスルー抑制用の半導体
領域を形成することにより、MISトランジスタのほぼ
全領域に渡ってパンチスルー抑制用の半導体層が配置さ
れるので、半導体基板内部で生じた雑音がMISトラン
ジスタに悪影響を及ぼすのを抑制することが可能とな
る。したがって、MISトランジスタの動作信頼性を向
上させることが可能となる。
ば、MISトランジスタのソース領域、ドレイン領域お
よびチャネル領域の下層にパンチスルー抑制用の半導体
領域を形成することにより、MISトランジスタのほぼ
全領域に渡ってパンチスルー抑制用の半導体層が配置さ
れるので、半導体基板内部で生じた雑音がMISトラン
ジスタに悪影響を及ぼすのを抑制することが可能とな
る。したがって、MISトランジスタの動作信頼性を向
上させることが可能となる。
【0108】(3).本発明の半導体集積回路装置によれ
ば、MISトランジスタのソース領域およびドレイン領
域を、半導体基板上部に形成された半導体領域と、その
上層に形成された導体膜によって構成したことにより、
半導体基板側に形成されるソース・ドレイン領域形成用
の半導体領域を薄くすることが可能となる。このため、
MISトランジスタの微細化を推進することが可能とな
る。また、そのソース・ドレイン領域構成用の半導体領
域とパンチスルー抑制用の半導体領域との間隔を広くす
ることができるので、さらにソース領域およびドレイン
領域の容量を低減することが可能となる。これらによ
り、微細で、高速安定動作が可能なMISトランジスタ
を有する半導体集積回路装置を実現することが可能とな
る。
ば、MISトランジスタのソース領域およびドレイン領
域を、半導体基板上部に形成された半導体領域と、その
上層に形成された導体膜によって構成したことにより、
半導体基板側に形成されるソース・ドレイン領域形成用
の半導体領域を薄くすることが可能となる。このため、
MISトランジスタの微細化を推進することが可能とな
る。また、そのソース・ドレイン領域構成用の半導体領
域とパンチスルー抑制用の半導体領域との間隔を広くす
ることができるので、さらにソース領域およびドレイン
領域の容量を低減することが可能となる。これらによ
り、微細で、高速安定動作が可能なMISトランジスタ
を有する半導体集積回路装置を実現することが可能とな
る。
【0109】(4).本発明の半導体集積回路装置によれ
ば、MISトランジスタのソース領域およびドレイン領
域を構成する導体膜の上層部に所定の導体材料との化合
物層を形成したことにより、そのソース・ドレイン構成
用の導体膜の抵抗を下げることができるので、半導体集
積回路装置の動作速度を向上させることが可能となる。
ば、MISトランジスタのソース領域およびドレイン領
域を構成する導体膜の上層部に所定の導体材料との化合
物層を形成したことにより、そのソース・ドレイン構成
用の導体膜の抵抗を下げることができるので、半導体集
積回路装置の動作速度を向上させることが可能となる。
【0110】(5).本発明の半導体集積回路装置の製造方
法によれば、パンチスルー抑制用の半導体領域を形成す
るための不純物を、半導体基板の全面に導入することに
より、その半導体領域を形成するための不純物の導入工
程を容易にすることが可能となる。
法によれば、パンチスルー抑制用の半導体領域を形成す
るための不純物を、半導体基板の全面に導入することに
より、その半導体領域を形成するための不純物の導入工
程を容易にすることが可能となる。
【図1】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の要部断面図である。
置の要部断面図である。
【図2】図1の半導体集積回路装置の製造工程中におけ
る要部断面図である。
る要部断面図である。
【図3】図1の半導体集積回路装置の図2に続く製造工
程中における要部断面図である。
程中における要部断面図である。
【図4】図1の半導体集積回路装置の図3に続く製造工
程中における要部断面図である。
程中における要部断面図である。
【図5】図1の半導体集積回路装置の図4に続く製造工
程中における要部断面図である。
程中における要部断面図である。
【図6】図1の半導体集積回路装置の図5に続く製造工
程中における要部断面図である。
程中における要部断面図である。
【図7】図1の半導体集積回路装置の図6に続く製造工
程中における要部断面図である。
程中における要部断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態である半導体集積回路
装置の要部断面図である。
装置の要部断面図である。
1 半導体基板 2p pウエル 2n nウエル 3 フィールド絶縁膜 4n nチャネル形のMOS・FET 4p pチャネル形のMOS・FET 4nc, 4pc チャネル領域 4ns, 4ps ソース領域 4ns1,4ps1 低濃度領域 4ns2,4ps2 高濃度領域 4ns3,4p s3 導体膜 4nd, 4pd ドレイン領域 4nd1,4pd1 低濃度領域 4nd2,4pd2 高濃度領域 4nd3,4p d3 導体膜 4ni, 4pi ゲート絶縁膜 4ng, 4pg ゲート電極 4sw サイドウォール 4c キャップ絶縁膜 5n, 5p 半導体領域 6a〜6c 層間絶縁膜 7a1 〜7a3 第1層配線 7b 第2層配線 7c 第3層配線 8a〜8c 接続孔 9 表面保護膜 9a, 9b 保護膜 10 開口部 11a〜11d フォトレジストパターン 12 半導体膜 13 シリサイド層(化合物層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常野 克己 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 青山 仁子 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 国友 久彰 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体基板上にMISトランジスタを有
する半導体集積回路装置であって、前記MISトランジ
スタのソース領域、ドレイン領域およびチャネル領域の
下層において、前記ソース領域およびドレイン領域とは
離れた位置にパンチスルー抑制用の半導体領域を設けた
ことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
いて、前記ソース領域およびドレイン領域を、前記半導
体基板の上部に形成された半導体領域と、その半導体領
域上に設けられた導体膜とによって構成したことを特徴
とする半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の半導体集積回路装置にお
いて、前記ソース領域およびドレイン領域を構成する導
体膜の上層部に所定の導体材料との化合物層を形成した
ことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の半導体集積回路
装置において、前記ソース領域およびドレイン領域を構
成する半導体領域のチャネル側端部を、他の部分よりも
深くなるように形成したことを特徴とする半導体集積回
路装置。 - 【請求項5】 半導体基板上にMISトランジスタを有
する半導体集積回路装置の製造方法であって、(a)前
記半導体基板の全面にパンチスルー抑制用の半導体領域
を形成するための不純物を導入する工程と、(b)前記
半導体基板上に前記MISトランジスタのゲート絶縁膜
およびゲート電極を形成する工程と、(c)前記ゲート
電極の周囲に絶縁膜を被覆する工程と、(d)前記ゲー
ト電極の周囲の半導体基板を露出させた後、その半導体
基板の露出面上に半導体膜を形成する工程と、(e)前
記半導体膜を形成した後の半導体基板に、その主面に対
して斜め方向から不純物を導入する工程と、(f)前記
半導体膜に不純物を導入した後、その半導体膜中の不純
物を前記パンチスルー抑制用の半導体領域に重ならない
ように半導体基板側に拡散させることにより、前記MI
Sトランジスタのソース領域およびドレイン領域を構成
する半導体領域を形成する工程とを有することを特徴と
する半導体集積回路装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8049727A JPH09246537A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8049727A JPH09246537A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09246537A true JPH09246537A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12839226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8049727A Pending JPH09246537A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09246537A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007141977A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
-
1996
- 1996-03-07 JP JP8049727A patent/JPH09246537A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007141977A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
| US8686544B2 (en) | 2005-11-16 | 2014-04-01 | Panasonic Corporation | Semiconductor device |
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