JPH0924663A - インクリボン用基布およびインクリボン - Google Patents
インクリボン用基布およびインクリボンInfo
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- JPH0924663A JPH0924663A JP17634595A JP17634595A JPH0924663A JP H0924663 A JPH0924663 A JP H0924663A JP 17634595 A JP17634595 A JP 17634595A JP 17634595 A JP17634595 A JP 17634595A JP H0924663 A JPH0924663 A JP H0924663A
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Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、簡単かつ安価にグラフィック斑の改
善効果の大きいインクリボン用基布を提供せんとするも
のである。 【構成】本発明のインクリボン用基布は、基布を構成す
る経糸、および緯糸の少なくとも一方の糸が交互撚仮撚
加工糸から構成されていることを特徴とするものであ
る。 本発明のインクリボンは、かかる基布で構成され
ていることを特徴とするものである。
善効果の大きいインクリボン用基布を提供せんとするも
のである。 【構成】本発明のインクリボン用基布は、基布を構成す
る経糸、および緯糸の少なくとも一方の糸が交互撚仮撚
加工糸から構成されていることを特徴とするものであ
る。 本発明のインクリボンは、かかる基布で構成され
ていることを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インパクトタイプのプ
リンターに使用されるインクリボンのグラフィック斑に
優れたインクリボン基布および該基布からなるインクリ
ボンに関する。
リンターに使用されるインクリボンのグラフィック斑に
優れたインクリボン基布および該基布からなるインクリ
ボンに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、インパクトタイプのプリンターに
使用されるインクリボンは、従来のスプールタイプが減
少し、カセットタイプのものが急増してきている。この
カセットタイプ用インクリボンは狭いスペースのカセッ
ト内に折り曲げられて収納されている。このカセットタ
イプのインクリボンをプリンターにかけて印字すると、
この折れ曲り部分が濃く印字されるグラフィック斑とい
われる印字斑が発生する欠点があった。近年、レーザー
プリンター、熱転写プリンター、およびインクジェット
プリンター等のグラフィック斑が全く発生しない新しい
印字方式によるプリンターの進出によって、グラフィッ
ク斑の発生しないインクリボン用基布の要求が益々強ま
っているのが現状である。該グラフィック斑を軽減する
手段として、通常、200〜400T/mの追撚する技
術が知られている。他の方法として、生機および精練・
セット後の経糸と緯糸の密度比を特定する技術が、特開
平1−249484号公報によって提案されている。ま
た、原糸の有する撚角度と反対方向に1m間撚数が(2
0000÷原糸デニール平方根)以上の強撚を加えた
後、熱処理することなく、再び同じ撚数で解撚したバル
キー糸を用いる技術が、特公昭53−23725号公報
に、また、高圧流体処理により単繊維の配列を乱す技術
が、特開平3−281277号公報によって、それぞれ
提案されている。また、撚係数を29×103 以上と
し、ヒーター温度を特定化した仮撚加工糸を緯糸に用い
て、インク汚れがなく、印字鮮明性を向上する技術が、
特公平3−51592号公報に提案されている。
使用されるインクリボンは、従来のスプールタイプが減
少し、カセットタイプのものが急増してきている。この
カセットタイプ用インクリボンは狭いスペースのカセッ
ト内に折り曲げられて収納されている。このカセットタ
イプのインクリボンをプリンターにかけて印字すると、
この折れ曲り部分が濃く印字されるグラフィック斑とい
われる印字斑が発生する欠点があった。近年、レーザー
プリンター、熱転写プリンター、およびインクジェット
プリンター等のグラフィック斑が全く発生しない新しい
印字方式によるプリンターの進出によって、グラフィッ
ク斑の発生しないインクリボン用基布の要求が益々強ま
っているのが現状である。該グラフィック斑を軽減する
手段として、通常、200〜400T/mの追撚する技
術が知られている。他の方法として、生機および精練・
セット後の経糸と緯糸の密度比を特定する技術が、特開
平1−249484号公報によって提案されている。ま
た、原糸の有する撚角度と反対方向に1m間撚数が(2
0000÷原糸デニール平方根)以上の強撚を加えた
後、熱処理することなく、再び同じ撚数で解撚したバル
キー糸を用いる技術が、特公昭53−23725号公報
に、また、高圧流体処理により単繊維の配列を乱す技術
が、特開平3−281277号公報によって、それぞれ
提案されている。また、撚係数を29×103 以上と
し、ヒーター温度を特定化した仮撚加工糸を緯糸に用い
て、インク汚れがなく、印字鮮明性を向上する技術が、
特公平3−51592号公報に提案されている。
【0003】
【問題を解決しようとする課題】しかしながら、通常用
いられている200〜400T/mの追撚する技術は、
グラフィック斑の軽減効果は大きいが、撚糸が高価なた
めコスト面で問題があった。また、経糸と緯糸の密度比
を特定する技術は、グラフィック斑の軽減効果が小さい
ばかりでなく、加工により収縮率をコントロールするた
め、加工シワなどの品位面での問題があった。また、特
公昭53−23725号公報による技術は、グラフィッ
ク斑の軽減および糸の強力低下が少ないという特徴があ
るが、1m間撚数が(20000÷原糸デニール平方
根)以上の強撚を加えるため、非常に高価なものになる
欠点を有していた。一方、加工面からグラフィック斑を
軽減する技術としての高圧流体処理は、グラフィック斑
の軽減効果が大きいが、コスト面で優位なものではなか
った。また、仮撚加工糸を緯糸に用いたものは、インク
汚れ防止、印字鮮明性を向上する技術としては優れてい
るが、グラフィック斑の軽減効果は小さいものであっ
た。
いられている200〜400T/mの追撚する技術は、
グラフィック斑の軽減効果は大きいが、撚糸が高価なた
めコスト面で問題があった。また、経糸と緯糸の密度比
を特定する技術は、グラフィック斑の軽減効果が小さい
ばかりでなく、加工により収縮率をコントロールするた
め、加工シワなどの品位面での問題があった。また、特
公昭53−23725号公報による技術は、グラフィッ
ク斑の軽減および糸の強力低下が少ないという特徴があ
るが、1m間撚数が(20000÷原糸デニール平方
根)以上の強撚を加えるため、非常に高価なものになる
欠点を有していた。一方、加工面からグラフィック斑を
軽減する技術としての高圧流体処理は、グラフィック斑
の軽減効果が大きいが、コスト面で優位なものではなか
った。また、仮撚加工糸を緯糸に用いたものは、インク
汚れ防止、印字鮮明性を向上する技術としては優れてい
るが、グラフィック斑の軽減効果は小さいものであっ
た。
【0004】本発明の目的は、安価な技術によりグラフ
ィック斑の改善効果の大きいインクリボンを提供せんと
するものである。
ィック斑の改善効果の大きいインクリボンを提供せんと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような手段を採用する。すなわ
ち、本発明のインクリボン用基布は、基布を構成する経
糸および緯糸の少なくとも一方の糸が交互撚り仮撚り加
工糸であることを特徴とするものである。また、本発明
のインクリボンは、かかる基布で構成されていることを
特徴とするものである。
達成するために、次のような手段を採用する。すなわ
ち、本発明のインクリボン用基布は、基布を構成する経
糸および緯糸の少なくとも一方の糸が交互撚り仮撚り加
工糸であることを特徴とするものである。また、本発明
のインクリボンは、かかる基布で構成されていることを
特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明は、カセットタイプ向けに安価でグラフ
ィック斑の発生しない改善効果の大きいインクリボンを
提供することはできないか、鋭意検討したところ、交互
撚り仮撚り加工糸を織糸として採用したところ、意外に
も、従来技術の如き繁雑な技術を採用せずとも、簡単か
つ安価に、グラフィック斑の発生しない改善効果の大き
いインクリボンを提供することができることを究明した
ものである。
ィック斑の発生しない改善効果の大きいインクリボンを
提供することはできないか、鋭意検討したところ、交互
撚り仮撚り加工糸を織糸として採用したところ、意外に
も、従来技術の如き繁雑な技術を採用せずとも、簡単か
つ安価に、グラフィック斑の発生しない改善効果の大き
いインクリボンを提供することができることを究明した
ものである。
【0007】本発明における基布を構成する織糸素材
は、合成繊維を主体とするものであって、特に、ポリア
ミド系ポリマー素材を使用したものが好ましいが、これ
に限定されるものではない。かかるポリアミド系ポリマ
ーとしては、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン
6、ナイロン610、ナイロン11およびこれらに共重
合成分を共重合したポリアミド共重合体等を使用するこ
とができる。
は、合成繊維を主体とするものであって、特に、ポリア
ミド系ポリマー素材を使用したものが好ましいが、これ
に限定されるものではない。かかるポリアミド系ポリマ
ーとしては、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン
6、ナイロン610、ナイロン11およびこれらに共重
合成分を共重合したポリアミド共重合体等を使用するこ
とができる。
【0008】また、経糸または緯糸を構成するポリマー
の硫酸相対粘度は、好ましくは2.4〜3.8であるも
のが融着部耐久性の面から好ましく、また、糸に含まれ
る酸化チタン含有率は0.15%以下が好ましいが、特
にこれに限定されるものではない。
の硫酸相対粘度は、好ましくは2.4〜3.8であるも
のが融着部耐久性の面から好ましく、また、糸に含まれ
る酸化チタン含有率は0.15%以下が好ましいが、特
にこれに限定されるものではない。
【0009】経糸または緯糸のトータルデニールは、一
般に用いる5〜150デニールのものが好ましく、さら
に好ましくは20〜100デニールのものが好ましい。
また、単糸デニールは、一般に用いられる0.6〜5.
0デニールの範囲のものが薄地基布を形成する上で好ま
しい。単糸デニールが0.6デニール未満の場合、基布
部分の耐久性が低下する傾向を示し、単糸デニールが
5.0デニールを越えると印字鮮明性が悪くなる傾向を
示す。かかるインクリボン用基布の織物組織としては、
平織、誘導平織、綾織、および朱子織等が使用される
が、特にこれに限定されるものではない。
般に用いる5〜150デニールのものが好ましく、さら
に好ましくは20〜100デニールのものが好ましい。
また、単糸デニールは、一般に用いられる0.6〜5.
0デニールの範囲のものが薄地基布を形成する上で好ま
しい。単糸デニールが0.6デニール未満の場合、基布
部分の耐久性が低下する傾向を示し、単糸デニールが
5.0デニールを越えると印字鮮明性が悪くなる傾向を
示す。かかるインクリボン用基布の織物組織としては、
平織、誘導平織、綾織、および朱子織等が使用される
が、特にこれに限定されるものではない。
【0010】かかる織物の織物密度は、経糸が、好まし
くは100〜300本/in、さらに好ましくは140〜
250本/inでよく、緯糸は、好ましくは80〜300
本/in、さらに好ましくは100〜250本/in程度で
ある。
くは100〜300本/in、さらに好ましくは140〜
250本/inでよく、緯糸は、好ましくは80〜300
本/in、さらに好ましくは100〜250本/in程度で
ある。
【0011】また、本発明で使用される基布は、次式で
表されるカバーファクターが1700以上であることが
好ましい。すなわち、 カバーファクター(K)=(経糸繊度)1/2 ×経糸密度
+(緯糸繊度)1/2 ×緯糸密度 グラフィック斑の発生メカニズムは、インクリボンがカ
セット内に折り曲げられて収納され、折り曲げられたイ
ンクリボンの内側の経糸のマルチフィラメントがばらけ
ることにより、新たな空隙が生じるため、該空隙部の付
近にあるインクが、該空隙部に移動することにより、プ
リンターにかけて印字すると、この折れ曲り部分が濃く
印字される現象であると考えられる。このグラフィック
斑を改善する方法として、通常用いられる200〜40
0T/mの追撚付与方法では、折り曲げられたインクリ
ボンの内側の経糸のマルチフィラメントが追撚によりば
らけを抑制するため、新たな空隙の発生を抑制すること
による改善効果であると考えられる。この方法の問題点
は、加工速度が遅く、加工費が高価につきすぎる点であ
る。
表されるカバーファクターが1700以上であることが
好ましい。すなわち、 カバーファクター(K)=(経糸繊度)1/2 ×経糸密度
+(緯糸繊度)1/2 ×緯糸密度 グラフィック斑の発生メカニズムは、インクリボンがカ
セット内に折り曲げられて収納され、折り曲げられたイ
ンクリボンの内側の経糸のマルチフィラメントがばらけ
ることにより、新たな空隙が生じるため、該空隙部の付
近にあるインクが、該空隙部に移動することにより、プ
リンターにかけて印字すると、この折れ曲り部分が濃く
印字される現象であると考えられる。このグラフィック
斑を改善する方法として、通常用いられる200〜40
0T/mの追撚付与方法では、折り曲げられたインクリ
ボンの内側の経糸のマルチフィラメントが追撚によりば
らけを抑制するため、新たな空隙の発生を抑制すること
による改善効果であると考えられる。この方法の問題点
は、加工速度が遅く、加工費が高価につきすぎる点であ
る。
【0012】これに対し、本発明の交互撚り仮撚り加工
糸は、1本の糸の長さ方向にS撚とZ撚を交互に付与し
たものであり、追撚と同様、撚を付与することによりグ
ラフィック斑を改善するものであるが、加工速度に優
れ、加工費が大幅に安価である利点がある。かかる交互
撚り仮撚り加工糸のS撚およびZ撚の撚糸部分の撚数
は、好ましくは100〜400T/m、さらに好ましく
は200〜400T/mである。また、S撚およびZ撚
の撚糸部分の長さは特に制限されないが、1〜100c
mであることが好ましい。また、S撚とZ撚の撚糸部分
の間に無撚部分が存在しても、本発明を制限するもので
はない。
糸は、1本の糸の長さ方向にS撚とZ撚を交互に付与し
たものであり、追撚と同様、撚を付与することによりグ
ラフィック斑を改善するものであるが、加工速度に優
れ、加工費が大幅に安価である利点がある。かかる交互
撚り仮撚り加工糸のS撚およびZ撚の撚糸部分の撚数
は、好ましくは100〜400T/m、さらに好ましく
は200〜400T/mである。また、S撚およびZ撚
の撚糸部分の長さは特に制限されないが、1〜100c
mであることが好ましい。また、S撚とZ撚の撚糸部分
の間に無撚部分が存在しても、本発明を制限するもので
はない。
【0013】かかる交互撚り仮撚り加工糸を得る方法と
しては、旋回ノズルを用いて、連続的にエアーを噴射す
る方法、一定時間毎にエアーの噴射方向を間欠的に変化
させる方法、旋回方向の異なる旋回ノズルを直列上に配
置し、各ノズルの噴射時間を間欠的に変化させる方法等
を採用することができ、必要により、該旋回ノズル加工
後、熱処理し、付与した撚をより強固に固定することも
できる。旋回ノズルを用いて交互撚り仮撚り加工糸を得
る加工条件は、目的とする交互撚り仮撚り加工糸により
適宜選択できるが、通常の加工条件としては、エアー圧
は5kg/cm2、フィード率+5%、加工スピード20
0m/min 、仮撚温度は常温または120〜220℃
で、0.1〜0.5秒毎にエアーの噴射方向及び噴射時
間を間欠的に変化させる条件を採用することができる。
噴射方向を間欠的に切り換える際、できる限り短時間で
の切り替えるのが、無撚部分を短くする面から好まし
い。かくして得られた交互撚り仮撚り加工糸は、本発明
のインクリボン用基布を構成する経糸および緯糸の少な
くとも一方の糸に使用されるが、本発明のグラフィック
斑改善の面からは、少なくとも経糸に用いることが好ま
しい。かくして得られるインクリボン用基布は、製織さ
れた後、通常の精練、仕上げセットを施される。好まし
くは液流精練で精練し、ピンテンターで160℃〜24
0℃の範囲で仕上げセットするのがよい。その後、通常
の油性インク等のインク材料を該基布に適宜量付着(含
浸)せしめた後、融着してエンドレス状インクリボンを
形成する。かかる融着は、該インクリボン用基布の両端
を超音波ウェルダーを用いて実施される。かくして得ら
れた本発明のインクリボン用基布を用いて構成されたイ
ンクリボンはグラフィック斑解消に優れている。
しては、旋回ノズルを用いて、連続的にエアーを噴射す
る方法、一定時間毎にエアーの噴射方向を間欠的に変化
させる方法、旋回方向の異なる旋回ノズルを直列上に配
置し、各ノズルの噴射時間を間欠的に変化させる方法等
を採用することができ、必要により、該旋回ノズル加工
後、熱処理し、付与した撚をより強固に固定することも
できる。旋回ノズルを用いて交互撚り仮撚り加工糸を得
る加工条件は、目的とする交互撚り仮撚り加工糸により
適宜選択できるが、通常の加工条件としては、エアー圧
は5kg/cm2、フィード率+5%、加工スピード20
0m/min 、仮撚温度は常温または120〜220℃
で、0.1〜0.5秒毎にエアーの噴射方向及び噴射時
間を間欠的に変化させる条件を採用することができる。
噴射方向を間欠的に切り換える際、できる限り短時間で
の切り替えるのが、無撚部分を短くする面から好まし
い。かくして得られた交互撚り仮撚り加工糸は、本発明
のインクリボン用基布を構成する経糸および緯糸の少な
くとも一方の糸に使用されるが、本発明のグラフィック
斑改善の面からは、少なくとも経糸に用いることが好ま
しい。かくして得られるインクリボン用基布は、製織さ
れた後、通常の精練、仕上げセットを施される。好まし
くは液流精練で精練し、ピンテンターで160℃〜24
0℃の範囲で仕上げセットするのがよい。その後、通常
の油性インク等のインク材料を該基布に適宜量付着(含
浸)せしめた後、融着してエンドレス状インクリボンを
形成する。かかる融着は、該インクリボン用基布の両端
を超音波ウェルダーを用いて実施される。かくして得ら
れた本発明のインクリボン用基布を用いて構成されたイ
ンクリボンはグラフィック斑解消に優れている。
【0014】
【実施例】以下に本発明を実施例によって詳しく説明す
る。本発明で使用する評価方法は次の通りである。 [グラフィック斑]作製されたインクリボン用基布を1
3mm幅に溶断し、一度ハサミで全長13mに切断し、そ
の後これらの基布に基布重量に対し、油性インクを22
重量%塗布して、次に超音波ウェルダー(ブランソン社
製M−8400)によって融着し、該融着部はインクリ
ボンの中にほぼ等間隔に7個設けて、エンドレス状イン
クリボンを作製した。次いで9ピンドットプリンター
(東京電気製M−1550)用カセットに該インクリボ
ン(長さ10m)を収納し、このカセットを上記プリン
ターにセットしてベタ打ち印字し、肉眼でグラフィック
の発生状況を評価した。評価基準は次の通りである。
る。本発明で使用する評価方法は次の通りである。 [グラフィック斑]作製されたインクリボン用基布を1
3mm幅に溶断し、一度ハサミで全長13mに切断し、そ
の後これらの基布に基布重量に対し、油性インクを22
重量%塗布して、次に超音波ウェルダー(ブランソン社
製M−8400)によって融着し、該融着部はインクリ
ボンの中にほぼ等間隔に7個設けて、エンドレス状イン
クリボンを作製した。次いで9ピンドットプリンター
(東京電気製M−1550)用カセットに該インクリボ
ン(長さ10m)を収納し、このカセットを上記プリン
ターにセットしてベタ打ち印字し、肉眼でグラフィック
の発生状況を評価した。評価基準は次の通りである。
【0015】 ◎ : 斑が全く発生しない ○ : 斑がほとんど発生しない △ : 斑が薄く発生する × : 斑が濃く発生する ×× : 斑が非常に発生する 実施例1〜4 硫酸相対粘度が2.85であるナイロン66ポリマーを
用い、酸化チタン含有率は0.03%の40デニール3
4フィラメントのマルチフィラメント糸を作製した。次
いで、エアー圧5kg/cm2 、フィード率+5%,加工
スピード200m/min,仮撚温度を220℃とし、間欠
的に変化させるエアーの噴射時間を変更して表1に示す
交互撚り仮撚り加工糸を得た。次に交互撚り仮撚り加工
糸を経糸のみ、および経糸、緯糸の両方に用いて、織密
度が経170本/in、緯113本/in、および経210
本/in、緯123本/inの平組織の織物を得た。次にこ
れらの織物を通常の方法による精練、仕上げセットし
て、表1に示すインクリボン用基布を作製した。これら
のインクリボン用基布について、前期グラフィック斑の
試験方法に基づいてインクリボンを作製し、それぞれの
グラフィック斑を測定し、その結果を表1に示した。
用い、酸化チタン含有率は0.03%の40デニール3
4フィラメントのマルチフィラメント糸を作製した。次
いで、エアー圧5kg/cm2 、フィード率+5%,加工
スピード200m/min,仮撚温度を220℃とし、間欠
的に変化させるエアーの噴射時間を変更して表1に示す
交互撚り仮撚り加工糸を得た。次に交互撚り仮撚り加工
糸を経糸のみ、および経糸、緯糸の両方に用いて、織密
度が経170本/in、緯113本/in、および経210
本/in、緯123本/inの平組織の織物を得た。次にこ
れらの織物を通常の方法による精練、仕上げセットし
て、表1に示すインクリボン用基布を作製した。これら
のインクリボン用基布について、前期グラフィック斑の
試験方法に基づいてインクリボンを作製し、それぞれの
グラフィック斑を測定し、その結果を表1に示した。
【0016】比較例1 硫酸相対粘度が2.85であるナイロン66ポリマーを
用い、酸化チタン含有率は0.03%の40デニール3
4フィラメントのマルチフィラメント糸を作製した。次
いで、ダブルツイスターを用い、加工速度30m/min
で280T/mの追撚を施した糸を経糸に、追撚を施さ
ない糸を緯糸に用い、織密度が経210本/in、緯12
3本/inの平組織の織物を得た。次ぎに織物を通常の方
法による精練、仕上げセットして、表1に示すインクリ
ボン用基布を作製した。その後、前期グラフィック斑の
試験方法に基づいてインクリボンを作製し、それぞれの
グラフィック斑を測定し、その結果を表1に示した。
用い、酸化チタン含有率は0.03%の40デニール3
4フィラメントのマルチフィラメント糸を作製した。次
いで、ダブルツイスターを用い、加工速度30m/min
で280T/mの追撚を施した糸を経糸に、追撚を施さ
ない糸を緯糸に用い、織密度が経210本/in、緯12
3本/inの平組織の織物を得た。次ぎに織物を通常の方
法による精練、仕上げセットして、表1に示すインクリ
ボン用基布を作製した。その後、前期グラフィック斑の
試験方法に基づいてインクリボンを作製し、それぞれの
グラフィック斑を測定し、その結果を表1に示した。
【0017】比較例2 硫酸相対粘度が2.85であるナイロン66ポリマーを
用い、酸化チタン含有率は0.03%の40デニール3
4フィラメントのマルチフィラメント糸を作製した。次
いで、スピンドル式の仮撚加工機を用い、仮撚数450
0T/m,ヒータ温度220℃、加工速度200m/mi
n で仮撚加工糸を得た。該仮撚加工糸を経糸、緯糸の両
方に用い、織密度が経210本/in、緯123本/inの
平組織の織物を得た。次ぎに織物を通常の方法による精
練、仕上げセットして、表1に示すインクリボン用基布
を作製した。その後、前期グラフィック斑の試験方法に
基づいてインクリボンを作製し、それぞれのグラフィッ
ク斑を測定し、その結果を表1に示した。
用い、酸化チタン含有率は0.03%の40デニール3
4フィラメントのマルチフィラメント糸を作製した。次
いで、スピンドル式の仮撚加工機を用い、仮撚数450
0T/m,ヒータ温度220℃、加工速度200m/mi
n で仮撚加工糸を得た。該仮撚加工糸を経糸、緯糸の両
方に用い、織密度が経210本/in、緯123本/inの
平組織の織物を得た。次ぎに織物を通常の方法による精
練、仕上げセットして、表1に示すインクリボン用基布
を作製した。その後、前期グラフィック斑の試験方法に
基づいてインクリボンを作製し、それぞれのグラフィッ
ク斑を測定し、その結果を表1に示した。
【0018】比較例3 硫酸相対粘度が2.85であるナイロン66ポリマーを
用い、酸化チタン含有率は0.03%の40デニール3
4フィラメントのマルチフィラメント糸を作製した。次
いで、該糸を経糸、緯糸の両方に用い、織密度が経21
0本/in、緯123本/inの平組織の織物を得た。次ぎ
に織物を通常の方法による精練、仕上げセットして、表
1に示すインクリボン用基布を作製した。その後、前期
グラフィック斑の試験方法に基づいてインクリボンを作
製し、それぞれのグラフィック斑を測定し、その結果を
表1に示した。
用い、酸化チタン含有率は0.03%の40デニール3
4フィラメントのマルチフィラメント糸を作製した。次
いで、該糸を経糸、緯糸の両方に用い、織密度が経21
0本/in、緯123本/inの平組織の織物を得た。次ぎ
に織物を通常の方法による精練、仕上げセットして、表
1に示すインクリボン用基布を作製した。その後、前期
グラフィック斑の試験方法に基づいてインクリボンを作
製し、それぞれのグラフィック斑を測定し、その結果を
表1に示した。
【0019】
【表1】 表1から明らかなように、実施例1〜4のものはグラフ
ィック斑が良好であった。これらに対して、比較例1は
グラフィック斑は良好であるが、追撚の加工速度が遅く
コストの高いものであった。比較例2はグラフィック斑
の改良効果が小さいものであった。
ィック斑が良好であった。これらに対して、比較例1は
グラフィック斑は良好であるが、追撚の加工速度が遅く
コストの高いものであった。比較例2はグラフィック斑
の改良効果が小さいものであった。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、カセットタイプ向けに
安価でグラフィック斑の改善効果の大きく、プリンター
の高速化や高インパクト化に好ましいインクリボン用基
布を提供することができる。
安価でグラフィック斑の改善効果の大きく、プリンター
の高速化や高インパクト化に好ましいインクリボン用基
布を提供することができる。
Claims (9)
- 【請求項1】 基布を構成する経糸、および緯糸の少な
くとも一方の糸が交互撚り仮撚り加工糸であることを特
徴とするインクリボン用基布。 - 【請求項2】 交互撚り仮撚り加工糸の撚糸部分の撚数
が、100〜400T/mである請求項1記載のインク
リボン用基布。 - 【請求項3】 基布を構成する素材が、ポリアミド繊維
である請求項1記載のインクリボン用基布。 - 【請求項4】 経糸および緯糸のカバーファクターが、
1700以上である請求項1記載のインクリボン用基
布。 - 【請求項5】 経糸または緯糸を構成するポリマーの硫
酸相対粘度が、2.4〜3.8である請求項3記載のイ
ンクリボン用基布。 - 【請求項6】 経糸または緯糸に含まれる酸化チタン含
有率が、0.15%以下である請求項1記載のインクリ
ボン用基布。 - 【請求項7】 経糸または緯糸が、20〜100デニー
ルのトータルデニールを有するものである請求項1記載
のインクリボン用基布。 - 【請求項8】 経糸または緯糸が、単糸デニール0.6
〜5.0デニールの範囲の繊維で構成されている請求項
1記載のインクリボン用基布。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載のインク
リボン用基布で構成されていることを特徴とするインク
リボン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17634595A JPH0924663A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | インクリボン用基布およびインクリボン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17634595A JPH0924663A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | インクリボン用基布およびインクリボン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0924663A true JPH0924663A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16011976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17634595A Pending JPH0924663A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | インクリボン用基布およびインクリボン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0924663A (ja) |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP17634595A patent/JPH0924663A/ja active Pending
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