JPH0924668A - 熱転写画像形成装置 - Google Patents
熱転写画像形成装置Info
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- JPH0924668A JPH0924668A JP7177033A JP17703395A JPH0924668A JP H0924668 A JPH0924668 A JP H0924668A JP 7177033 A JP7177033 A JP 7177033A JP 17703395 A JP17703395 A JP 17703395A JP H0924668 A JPH0924668 A JP H0924668A
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- Japan
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- paper
- heat
- thermal
- film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】印字ヘッドの比較的低い熱エネルギーでトナー
を効率良く溶融する熱転写画像形成装置を提供する。 【解決手段】画像形成装置は主走査方向に複数の発熱体
を有するサーマルヘッド7とプラテン8との対向部に、
トナー11を担持する二層構造のフィルム9と用紙Pと
を重ねて搬送し、発熱体7−1を選択通電してフィルム
9上のトナー11を溶融させて用紙Pに選択転写しドッ
ト画像を形成する。フィルム9のベース9a、担持層9
b及びトナー11の順に夫々の熱伝導率λ1 、λ2 及び
λ3 が順次大きくなるように設定されている。これによ
り、横方向への熱拡散よりも速く下から上(発熱体7−
1から用紙P面方向)へ基準位置7−1a方向に熱が集
中して伝達され、比較的低い熱エネルギーで基準位置7
−1a方向のトナー11が急速に溶融されて用紙Pに転
写される。
を効率良く溶融する熱転写画像形成装置を提供する。 【解決手段】画像形成装置は主走査方向に複数の発熱体
を有するサーマルヘッド7とプラテン8との対向部に、
トナー11を担持する二層構造のフィルム9と用紙Pと
を重ねて搬送し、発熱体7−1を選択通電してフィルム
9上のトナー11を溶融させて用紙Pに選択転写しドッ
ト画像を形成する。フィルム9のベース9a、担持層9
b及びトナー11の順に夫々の熱伝導率λ1 、λ2 及び
λ3 が順次大きくなるように設定されている。これによ
り、横方向への熱拡散よりも速く下から上(発熱体7−
1から用紙P面方向)へ基準位置7−1a方向に熱が集
中して伝達され、比較的低い熱エネルギーで基準位置7
−1a方向のトナー11が急速に溶融されて用紙Pに転
写される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトナーを熱転写方式
により用紙に転写し、画像を形成する画像形成装置に関
する。
により用紙に転写し、画像を形成する画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】今日、ホストコンピュータ等のホスト機
器から出力される印字情報に従って用紙に印字を行う画
像形成装置として、電子写真方式や熱転写方式を採用し
たプリンタ装置が知られている。
器から出力される印字情報に従って用紙に印字を行う画
像形成装置として、電子写真方式や熱転写方式を採用し
たプリンタ装置が知られている。
【0003】例えば、電子写真方式を用いたプリンタ装
置は、感光ドラムの周りに帯電器、露光ヘッド、現像
器、転写器等を配設し、帯電器により予め所定電荷を保
持した感光ドラムに対して露光ヘッドで印字情報に従っ
た光書き込みを行い、感光ドラムに静電潜像を形成す
る。この静電潜像は、トナーが収納された現像器により
顕像化(トナー像化)され、転写器で用紙に転写され
る。転写された用紙はトナー像を定着器で熱定着され、
機外へ排出される。しかし、この電子写真方式のプリン
タ装置は、高価な感光ドラムを使用しなければならず、
したがって装置のコストアップの原因となる。また、定
着器も必要であるため装置が大型化するという欠点を有
している。
置は、感光ドラムの周りに帯電器、露光ヘッド、現像
器、転写器等を配設し、帯電器により予め所定電荷を保
持した感光ドラムに対して露光ヘッドで印字情報に従っ
た光書き込みを行い、感光ドラムに静電潜像を形成す
る。この静電潜像は、トナーが収納された現像器により
顕像化(トナー像化)され、転写器で用紙に転写され
る。転写された用紙はトナー像を定着器で熱定着され、
機外へ排出される。しかし、この電子写真方式のプリン
タ装置は、高価な感光ドラムを使用しなければならず、
したがって装置のコストアップの原因となる。また、定
着器も必要であるため装置が大型化するという欠点を有
している。
【0004】また、熱転写方式のプリンタ装置は、印字
情報に従って発熱するサーマルヘッドと用紙間に、イン
クの塗布されたインクリボンを介装し、印字情報に従っ
てサーマルヘッドを選択的に発熱し、インクリボン上の
インクを溶かし、対応する位置の用紙に印字を行うもの
が実用化されている。この熱転写方式のプリンタ装置
は、高価な感光ドラムを使用せず、また、定着器も不用
であるから低廉であり且つ装置を小型化できるという利
点を有している。しかし、他方では、ひとたび使用した
インクリボンは再利用することができず使い捨てとなる
ため、ランニングコストが嵩むという問題がある。一般
に、文書の印字面積率は5%程度であり、したがって、
使用後にフィルム上に塗布されたインクの未印字の残留
部分は全体の95%にもなる。これがそのまま捨てられ
ることになるから不経済であり、結果的にはこの方式も
使用コストが高価なものになるという欠点を有してい
た。
情報に従って発熱するサーマルヘッドと用紙間に、イン
クの塗布されたインクリボンを介装し、印字情報に従っ
てサーマルヘッドを選択的に発熱し、インクリボン上の
インクを溶かし、対応する位置の用紙に印字を行うもの
が実用化されている。この熱転写方式のプリンタ装置
は、高価な感光ドラムを使用せず、また、定着器も不用
であるから低廉であり且つ装置を小型化できるという利
点を有している。しかし、他方では、ひとたび使用した
インクリボンは再利用することができず使い捨てとなる
ため、ランニングコストが嵩むという問題がある。一般
に、文書の印字面積率は5%程度であり、したがって、
使用後にフィルム上に塗布されたインクの未印字の残留
部分は全体の95%にもなる。これがそのまま捨てられ
ることになるから不経済であり、結果的にはこの方式も
使用コストが高価なものになるという欠点を有してい
た。
【0005】これに、対して、同様に熱転写方式のプリ
ンタ装置ではあるが、インクの供給方式の異なるものが
知られている。例えば、特開61−169282には、
リサイクルの可能なエンドレスのフィルムにトナーを塗
布し、そのトナーを熱転写ヘッドにより印字データに則
って選択溶融し、この溶融トナーを用紙に転写して画像
形成するトナー溶融転写技術が開示されている。この方
式は、トナーを担持するフィルムはエンドレスの循環方
式であるので、半永久的に使用ができ、また未溶融のト
ナーは、トナー塗布装置に回収されるので、極めて無駄
が無い。したがって、上述のインクリボン使い捨ての熱
転写方式に較べると、消耗品が少ないという点で勝れて
いる。
ンタ装置ではあるが、インクの供給方式の異なるものが
知られている。例えば、特開61−169282には、
リサイクルの可能なエンドレスのフィルムにトナーを塗
布し、そのトナーを熱転写ヘッドにより印字データに則
って選択溶融し、この溶融トナーを用紙に転写して画像
形成するトナー溶融転写技術が開示されている。この方
式は、トナーを担持するフィルムはエンドレスの循環方
式であるので、半永久的に使用ができ、また未溶融のト
ナーは、トナー塗布装置に回収されるので、極めて無駄
が無い。したがって、上述のインクリボン使い捨ての熱
転写方式に較べると、消耗品が少ないという点で勝れて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このト
ナー溶融転写方式では、元来トナーの溶融温度が150
℃乃至160℃であって使い捨てインクリボンの熱転写
インクの溶融温度である80℃前後よりも融点が高いた
め、このトナーの用紙に対する接着力及び投錨力を発揮
させるためには、トナーに充分な熱エネルギーを与えて
トナーを充分に溶融させ、用紙への粘着性或いは用紙表
面に形成されている微細な繊維構造面への浸透性を高め
てやらなければならない。一方、トナーに充分な熱エネ
ルギーを与えるために印字ヘッドの発熱エネルギーをあ
まりに高くすると、印字ヘッドが万一空印字(印字ヘッ
ドにフィルムが接触しない状態での印字ヘッドヘの通
電)を行った場合、熱の伝播先がないため印字ヘッドが
過熱して焼き切れ、破損してしまう虞がある。このこと
を避けるため発熱エネルギーをやや抑え、代りに印加時
間を長くして、溶融に必要な熱エネルギーをトナーに与
えるようにすると、これでは印字作業に時間が掛かり過
ぎるという問題が発生する。
ナー溶融転写方式では、元来トナーの溶融温度が150
℃乃至160℃であって使い捨てインクリボンの熱転写
インクの溶融温度である80℃前後よりも融点が高いた
め、このトナーの用紙に対する接着力及び投錨力を発揮
させるためには、トナーに充分な熱エネルギーを与えて
トナーを充分に溶融させ、用紙への粘着性或いは用紙表
面に形成されている微細な繊維構造面への浸透性を高め
てやらなければならない。一方、トナーに充分な熱エネ
ルギーを与えるために印字ヘッドの発熱エネルギーをあ
まりに高くすると、印字ヘッドが万一空印字(印字ヘッ
ドにフィルムが接触しない状態での印字ヘッドヘの通
電)を行った場合、熱の伝播先がないため印字ヘッドが
過熱して焼き切れ、破損してしまう虞がある。このこと
を避けるため発熱エネルギーをやや抑え、代りに印加時
間を長くして、溶融に必要な熱エネルギーをトナーに与
えるようにすると、これでは印字作業に時間が掛かり過
ぎるという問題が発生する。
【0007】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
印字ヘッドへの比較的低い熱エネルギーでトナーを効率
良く溶融する熱転写画像形成装置を提供することであ
る。
印字ヘッドへの比較的低い熱エネルギーでトナーを効率
良く溶融する熱転写画像形成装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、主走査方向に
複数の発熱体を有する発熱ヘッドとプラテンとを対向配
置し、表面にトナーを担持するトナー担持手段と用紙と
を重ねて上記発熱ヘッドと上記プラテンとの対向部に搬
送させ、上記発熱体を選択通電することにより、上記ト
ナー担持手段上のトナーを溶融させ、用紙に選択転写し
てドット画像を形成する熱転写画像形成装置を前提とす
る。
複数の発熱体を有する発熱ヘッドとプラテンとを対向配
置し、表面にトナーを担持するトナー担持手段と用紙と
を重ねて上記発熱ヘッドと上記プラテンとの対向部に搬
送させ、上記発熱体を選択通電することにより、上記ト
ナー担持手段上のトナーを溶融させ、用紙に選択転写し
てドット画像を形成する熱転写画像形成装置を前提とす
る。
【0009】本発明の熱転写画像形成装置では、上記ト
ナーはその熱伝導率の値が上記トナー担持手段を構成す
る材料の熱伝導率の値よりも大きく構成される。上記ト
ナー担持手段は、例えば請求項2記載のように、夫々異
なる熱伝導率の値を有する複数の層からなり、上記夫々
異なる熱伝導率の値は、上記発熱ヘッドに接する層から
上記トナーを担持する層に向かう方向に順次大きくなる
ように設定されている。
ナーはその熱伝導率の値が上記トナー担持手段を構成す
る材料の熱伝導率の値よりも大きく構成される。上記ト
ナー担持手段は、例えば請求項2記載のように、夫々異
なる熱伝導率の値を有する複数の層からなり、上記夫々
異なる熱伝導率の値は、上記発熱ヘッドに接する層から
上記トナーを担持する層に向かう方向に順次大きくなる
ように設定されている。
【0010】本発明の熱転写画像形成装置では、トナー
担持手段の発熱ヘッドに接する層からトナーを担持する
層及びトナーまで、つまり発熱ヘッドの表面から紙面ま
で、熱伝導率の値が順次大きくなっているので、最下部
(発熱ヘッド側)で蓄熱された熱が最上部のトナーに集
中的かつ急速に伝達される。これにより、印字ヘッドに
与える比較的低い熱エネルギーでトナーを効率良く溶融
して熱転写することができる。
担持手段の発熱ヘッドに接する層からトナーを担持する
層及びトナーまで、つまり発熱ヘッドの表面から紙面ま
で、熱伝導率の値が順次大きくなっているので、最下部
(発熱ヘッド側)で蓄熱された熱が最上部のトナーに集
中的かつ急速に伝達される。これにより、印字ヘッドに
与える比較的低い熱エネルギーでトナーを効率良く溶融
して熱転写することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照しながら説明する。図1は、一実施例の画像
形成装置の模式的断面図である。
図面を参照しながら説明する。図1は、一実施例の画像
形成装置の模式的断面図である。
【0012】同図において、画像形成装置1は、本体装
置の略中央に配設された記録部2、この記録部2の用紙
搬送方向上流(図の左側)に配設された給紙コロ3、搬
送ロール対4、及び搬送ガイド板5を備えている。ま
た、記録部2の用紙搬送方向下流(図の右側)には、用
紙搬送ベルト6を備えている。
置の略中央に配設された記録部2、この記録部2の用紙
搬送方向上流(図の左側)に配設された給紙コロ3、搬
送ロール対4、及び搬送ガイド板5を備えている。ま
た、記録部2の用紙搬送方向下流(図の右側)には、用
紙搬送ベルト6を備えている。
【0013】上記の給紙コロ3の下方には用紙Pを積載
した給紙カセット12が着脱自在に装着されている。用
紙搬送ベルト6の下流には、画像形成装置1側面に排出
口13が形成され、この排出口13から外側に排紙トレ
ー14が配設されている。
した給紙カセット12が着脱自在に装着されている。用
紙搬送ベルト6の下流には、画像形成装置1側面に排出
口13が形成され、この排出口13から外側に排紙トレ
ー14が配設されている。
【0014】上記の給紙コロ3は、半月状コロで構成さ
れており、図の矢印Aで示す反時計回り方向への1回転
で給紙カセット12内の用紙Pを1枚毎に取り出して、
その用紙Pを搬送ローラ対4に給送する。
れており、図の矢印Aで示す反時計回り方向への1回転
で給紙カセット12内の用紙Pを1枚毎に取り出して、
その用紙Pを搬送ローラ対4に給送する。
【0015】搬送ロール対4は、不図示の駆動機構によ
り回転駆動される搬送ロールと、この搬送ロールに従動
する搬送コロとで構成され、所定のタイミングで図の矢
印方向に夫々回転し、搬送ガイド板5を介して用紙Pを
記録部2へ搬送する。
り回転駆動される搬送ロールと、この搬送ロールに従動
する搬送コロとで構成され、所定のタイミングで図の矢
印方向に夫々回転し、搬送ガイド板5を介して用紙Pを
記録部2へ搬送する。
【0016】搬送ベルト6は、エアーサクション方式の
搬送ベルトであり、記録部2でトナー画像を転写された
用紙Pを、転写されたトナー画像に影響を与えないよう
に上から吸着・保持して、排出口13を介して排紙トレ
イ14に排出する。
搬送ベルトであり、記録部2でトナー画像を転写された
用紙Pを、転写されたトナー画像に影響を与えないよう
に上から吸着・保持して、排出口13を介して排紙トレ
イ14に排出する。
【0017】上記の用紙Pにトナー画像を転写する記録
部2は、サーマルヘッド7、プラテンローラ8、トナー
担持フィルム9、及びトナー容器10で構成されてお
り、トナー容器10にはトナー11が収納されている。
部2は、サーマルヘッド7、プラテンローラ8、トナー
担持フィルム9、及びトナー容器10で構成されてお
り、トナー容器10にはトナー11が収納されている。
【0018】記録部2のサーマルヘッド7は、多数個の
発熱体を内蔵し、個々の発熱体は図の紙面垂直方向に一
列に配設されている。例えば、本実施例の画像形成装置
1が、印字密度240dpi(ドット/インチ)であ
り、A4サイズの用紙を縦方向に用いて印字可能な装置
の場合であれば、サーマルヘッド7には約2000個の
発熱体が配設されている。また、例えば印字密度が30
0dpiの場合、サーマルヘッド2には約2500個の
発熱体が配設されている。これらの個々の発熱体にはホ
スト機器から出力される印字情報に従ったパルス電圧が
印加され、個々の発熱体は選択的に発熱制御される。
発熱体を内蔵し、個々の発熱体は図の紙面垂直方向に一
列に配設されている。例えば、本実施例の画像形成装置
1が、印字密度240dpi(ドット/インチ)であ
り、A4サイズの用紙を縦方向に用いて印字可能な装置
の場合であれば、サーマルヘッド7には約2000個の
発熱体が配設されている。また、例えば印字密度が30
0dpiの場合、サーマルヘッド2には約2500個の
発熱体が配設されている。これらの個々の発熱体にはホ
スト機器から出力される印字情報に従ったパルス電圧が
印加され、個々の発熱体は選択的に発熱制御される。
【0019】プラテンローラ8は、筒状部材で構成さ
れ、サーマルヘッド7先端の上記発熱体配設部に対向し
て配置され、図の矢印Bで示す反時計回り方向に回転可
能に構成されている。
れ、サーマルヘッド7先端の上記発熱体配設部に対向し
て配置され、図の矢印Bで示す反時計回り方向に回転可
能に構成されている。
【0020】トナー担持フィルム9は、エンドレスの輪
(ベルト)状に構成されている。このトナー担持フィル
ム9は、エンドレスの輪の下方をトナー容器10内のト
ナー11中に浸漬して、フィルム搬送ロール15aと1
5bにより駆動され、上述のサーマルヘッド7の先端
(発熱体の配設部)に摺接しながら、図の矢印Cで示す
時計回り方向に回転する。
(ベルト)状に構成されている。このトナー担持フィル
ム9は、エンドレスの輪の下方をトナー容器10内のト
ナー11中に浸漬して、フィルム搬送ロール15aと1
5bにより駆動され、上述のサーマルヘッド7の先端
(発熱体の配設部)に摺接しながら、図の矢印Cで示す
時計回り方向に回転する。
【0021】トナー容器10内に収納されるトナー11
は、非磁性のトナーであり、上述のトナー担持フィルム
9がトナー容器10内を回転移動する間にトナー担持フ
ィルム9に吸着し、トナー担持フィルム9の上記回転に
伴なわれてサーマルヘッド7との上述の摺接部まで移動
する。
は、非磁性のトナーであり、上述のトナー担持フィルム
9がトナー容器10内を回転移動する間にトナー担持フ
ィルム9に吸着し、トナー担持フィルム9の上記回転に
伴なわれてサーマルヘッド7との上述の摺接部まで移動
する。
【0022】前述の用紙Pは、上記トナー担持フィルム
9と重ねられ、プラテンロール8とサーマルヘッド7と
の対向部により形成される画像記録部Dを搬送方向に移
動する。用紙Pは、この移動の間に後述するようにトナ
ー画像が転写される。
9と重ねられ、プラテンロール8とサーマルヘッド7と
の対向部により形成される画像記録部Dを搬送方向に移
動する。用紙Pは、この移動の間に後述するようにトナ
ー画像が転写される。
【0023】以上の構成の画像形成装置1において、そ
の動作を以下に説明する。先ず、本実施例の画像形成装
置1への電源投入後、初期設定処理を行い、印字スター
トが指示されると、フィルム搬送ロール15a及び15
bが回転し、トナー担持フィルム9が図の矢印Cで示す
時計回り方向に回転する。このとき、トナー容器10に
収納されたトナー11がトナー担持フィルム9に上述し
た付着力により吸着する。このようにしてトナー11が
吸着したトナー担持フィルム9は、トナー11が付着し
た面を上に向けて画像記録部Dに回転搬送される。一
方、上述の印字スタートの指示により、給紙カセット1
2から用紙Pが搬入され、搬送ロール対4の回転により
画像記録部Dに送られる。
の動作を以下に説明する。先ず、本実施例の画像形成装
置1への電源投入後、初期設定処理を行い、印字スター
トが指示されると、フィルム搬送ロール15a及び15
bが回転し、トナー担持フィルム9が図の矢印Cで示す
時計回り方向に回転する。このとき、トナー容器10に
収納されたトナー11がトナー担持フィルム9に上述し
た付着力により吸着する。このようにしてトナー11が
吸着したトナー担持フィルム9は、トナー11が付着し
た面を上に向けて画像記録部Dに回転搬送される。一
方、上述の印字スタートの指示により、給紙カセット1
2から用紙Pが搬入され、搬送ロール対4の回転により
画像記録部Dに送られる。
【0024】図2(a) は、このときの画像記録部D近傍
の状態を示す図であり、同図(b),(c) は、同図(a) に○
印Eで示す部分を拡大した図である。尚、同図(b),(c)
には、サーマルヘッド7内に形成されている発熱体7−
1も示している。
の状態を示す図であり、同図(b),(c) は、同図(a) に○
印Eで示す部分を拡大した図である。尚、同図(b),(c)
には、サーマルヘッド7内に形成されている発熱体7−
1も示している。
【0025】同図(a) に示すように、画像記録部Dに
は、サーマルヘッド7とプラテンローラ8間に、用紙P
とトナー担持フィルム9とがトナー付着面を用紙面に付
けて重なった状態で挟持される。サーマルヘッド7とプ
ラテンロール8とは、トナー担持フィルム9とトナー1
1と用紙Pとが圧接するような位置に配置されている。
この状態で、プラテンローラ8は図の矢印Fで示す反時
計回り方向に回転し、トナー担持フィルム9は図の矢印
G1及びG2で示す左斜め下方向から右斜め下方向に移
動し、そして用紙Pは図の矢印Hで示す右方向に移動す
る。
は、サーマルヘッド7とプラテンローラ8間に、用紙P
とトナー担持フィルム9とがトナー付着面を用紙面に付
けて重なった状態で挟持される。サーマルヘッド7とプ
ラテンロール8とは、トナー担持フィルム9とトナー1
1と用紙Pとが圧接するような位置に配置されている。
この状態で、プラテンローラ8は図の矢印Fで示す反時
計回り方向に回転し、トナー担持フィルム9は図の矢印
G1及びG2で示す左斜め下方向から右斜め下方向に移
動し、そして用紙Pは図の矢印Hで示す右方向に移動す
る。
【0026】このように、プラテンロール8、用紙P、
トナー11、トナー担持フィルム9及びサーマルヘッド
7中の発熱体7−1の順からなる配置で、上記のように
各部が相対的に回転又は移動し、この間に画像情報の記
録データーに応じたパルス信号がサーマルヘッド7中の
発熱体7−1に印加される。記録データが非印字であれ
ば印加パルスは“L”のため発熱体7−1は発熱しない
のでトナー11は溶融せず、したがって、トナー11は
トナー担持フィルム9に保持されままであり用紙Pには
移行しない。同図(b) は、この非印字の状態を示してい
る。
トナー11、トナー担持フィルム9及びサーマルヘッド
7中の発熱体7−1の順からなる配置で、上記のように
各部が相対的に回転又は移動し、この間に画像情報の記
録データーに応じたパルス信号がサーマルヘッド7中の
発熱体7−1に印加される。記録データが非印字であれ
ば印加パルスは“L”のため発熱体7−1は発熱しない
のでトナー11は溶融せず、したがって、トナー11は
トナー担持フィルム9に保持されままであり用紙Pには
移行しない。同図(b) は、この非印字の状態を示してい
る。
【0027】そして、記録データが印字であれば印加パ
ルスが“H”となって発熱体7−1が発熱し、その部分
のトナー担持フィルム9が加熱され、この熱がトナー1
1に伝達され、トナー11の温度がガラス転移点(例え
ば150℃)以上になると、トナー11は溶融して溶融
トナー11aとなり、この溶融による粘着性によって、
同図(c) に示すように、用紙Pへ付着してトナー担持フ
ィルム9から離脱する。用紙Pへ移行したトナー11a
は、用紙P表面の微細な繊維面へ浸透固結して紙面に固
着し、ドット11bを形成する。そして、用紙Pの図の
矢印Hで示す搬送方向への移動により、用紙Pと共に画
像記録部Dから図外の用紙搬送ベルト6(図1参照)方
向へ移行して、トナー担持フィルム9上の未溶融のトナ
ー11層から分離される。このように、用紙Pへの記録
を完了する。
ルスが“H”となって発熱体7−1が発熱し、その部分
のトナー担持フィルム9が加熱され、この熱がトナー1
1に伝達され、トナー11の温度がガラス転移点(例え
ば150℃)以上になると、トナー11は溶融して溶融
トナー11aとなり、この溶融による粘着性によって、
同図(c) に示すように、用紙Pへ付着してトナー担持フ
ィルム9から離脱する。用紙Pへ移行したトナー11a
は、用紙P表面の微細な繊維面へ浸透固結して紙面に固
着し、ドット11bを形成する。そして、用紙Pの図の
矢印Hで示す搬送方向への移動により、用紙Pと共に画
像記録部Dから図外の用紙搬送ベルト6(図1参照)方
向へ移行して、トナー担持フィルム9上の未溶融のトナ
ー11層から分離される。このように、用紙Pへの記録
を完了する。
【0028】トナー担持フィルム9は、回転により再び
トナー容器10へ戻り、トナー担持フィルム9上にトナ
ー11を再び均−に付着させて画像記録部分Dへ搬送さ
れ、上記の動作を繰り返す。
トナー容器10へ戻り、トナー担持フィルム9上にトナ
ー11を再び均−に付着させて画像記録部分Dへ搬送さ
れ、上記の動作を繰り返す。
【0029】尚、溶けたトナー11aが用紙Pに転写
し、トナー担持フィルム9側に付着しないのは、もとも
とトナー担持フィルム9とトナー11との静電吸着力が
弱く、また、溶融したトナー11aはその粘性により用
紙Pに転写し易くなるためである。このようにして用紙
Pには印字情報に従って発熱した発熱体7−1の位置に
対応してトナー11aが転写され、用紙Pには印字情報
に従ったドット画像(トナー画像)が形成される。そし
て、トナー画像が形成された用紙Pは、前述の様にエア
ーサクション方式の搬送ベルト6で搬出され排紙トレイ
12に排出される。
し、トナー担持フィルム9側に付着しないのは、もとも
とトナー担持フィルム9とトナー11との静電吸着力が
弱く、また、溶融したトナー11aはその粘性により用
紙Pに転写し易くなるためである。このようにして用紙
Pには印字情報に従って発熱した発熱体7−1の位置に
対応してトナー11aが転写され、用紙Pには印字情報
に従ったドット画像(トナー画像)が形成される。そし
て、トナー画像が形成された用紙Pは、前述の様にエア
ーサクション方式の搬送ベルト6で搬出され排紙トレイ
12に排出される。
【0030】上述のように、本実施例の熱転写画像形成
装置1は、トナー担持フィルム9にトナー11を静電吸
着し、画像転写部Dにおいてサーマルヘッド7の発熱体
7−1の発熱に従ってトナー11を用紙Pに転写し、ト
ナー画像を作成するものである。したがって、感光体等
の高価な装置や、インクリボン等のランニングコストの
嵩む消耗品を使用することがなく、簡便にトナー画像を
形成でき、これにより装置のコストダウンを図ることが
できる。
装置1は、トナー担持フィルム9にトナー11を静電吸
着し、画像転写部Dにおいてサーマルヘッド7の発熱体
7−1の発熱に従ってトナー11を用紙Pに転写し、ト
ナー画像を作成するものである。したがって、感光体等
の高価な装置や、インクリボン等のランニングコストの
嵩む消耗品を使用することがなく、簡便にトナー画像を
形成でき、これにより装置のコストダウンを図ることが
できる。
【0031】尚、上記の説明では、画像転写の処理を原
理的に説明しているため、トナー担持フィルム9を一層
構造の如くに示しているが、実際にはトナー担持フィル
ム9は二層構造になっている。そして、二層構造のトナ
ー担持面側の層を粘着部材層又は弾性部材層により構成
し、サーマルヘッド7に接する側の層には蓄熱性の部材
を用いて構成している。これによって、一方では、より
良いトナー担持性が得られ、他方では、熱エネルギー効
率の向上が実現ができる。
理的に説明しているため、トナー担持フィルム9を一層
構造の如くに示しているが、実際にはトナー担持フィル
ム9は二層構造になっている。そして、二層構造のトナ
ー担持面側の層を粘着部材層又は弾性部材層により構成
し、サーマルヘッド7に接する側の層には蓄熱性の部材
を用いて構成している。これによって、一方では、より
良いトナー担持性が得られ、他方では、熱エネルギー効
率の向上が実現ができる。
【0032】図3は、そのようなトナー担持フィルム9
の二層構造を示す図である。同図には、図2(a),(b),
(c) に示した構成と同一の構成部分には図2と同一の番
号を付与して示している。図3に示すように、トナー担
持フィルム9は、サーマルヘッド7に接するベースフィ
ルム層9aとトナー11を担持する担持層9bからなっ
ている。サーマルヘッド7中の発熱体7−1の発熱は、
ベースフィルム層9aと担持層9bとを順次介してトナ
ー11に伝達され、上述したように(図2(c) 参照)、
記録データに応じてトナー11が溶融されて用紙Pに転
写される。
の二層構造を示す図である。同図には、図2(a),(b),
(c) に示した構成と同一の構成部分には図2と同一の番
号を付与して示している。図3に示すように、トナー担
持フィルム9は、サーマルヘッド7に接するベースフィ
ルム層9aとトナー11を担持する担持層9bからなっ
ている。サーマルヘッド7中の発熱体7−1の発熱は、
ベースフィルム層9aと担持層9bとを順次介してトナ
ー11に伝達され、上述したように(図2(c) 参照)、
記録データに応じてトナー11が溶融されて用紙Pに転
写される。
【0033】ここで、上記の担持層9bが粘着部材から
なる場合について説明する。このように担持層9bが粘
着部材からなる場合、トナー11をトナー担持フィルム
9に保持する力は担持層9bの粘着力である。したがっ
て、一見、溶けたトナー11aは用紙Pに転写されず、
トナー担持フィルム9(粘着性の担持層9b)側に付着
しそうである。しかしながら、実際には、溶融したトナ
ー11aは粘着性の担持層9b(以下、単に粘着層9b
という)には付着しない。その理由を以下に説明する。
なる場合について説明する。このように担持層9bが粘
着部材からなる場合、トナー11をトナー担持フィルム
9に保持する力は担持層9bの粘着力である。したがっ
て、一見、溶けたトナー11aは用紙Pに転写されず、
トナー担持フィルム9(粘着性の担持層9b)側に付着
しそうである。しかしながら、実際には、溶融したトナ
ー11aは粘着性の担持層9b(以下、単に粘着層9b
という)には付着しない。その理由を以下に説明する。
【0034】すなわち、トナー11が溶融していない
時、用紙Pとトナー11の付着力(摩擦による静電力)
をF1とし、粘着層9bとトナー11の粘着力をF2と
すると、トナー11が溶融していない時は粘着層9bの
粘着力が強く、F2>F1であり、トナー11は粘着層
9b(トナー担持フィルム9)側に粘着したままであ
る。したがって、通電されない発熱体7−1に対応する
用紙Pの位置にはトナー11が転写されることなく、所
謂用紙Pの地汚れを防止できる。
時、用紙Pとトナー11の付着力(摩擦による静電力)
をF1とし、粘着層9bとトナー11の粘着力をF2と
すると、トナー11が溶融していない時は粘着層9bの
粘着力が強く、F2>F1であり、トナー11は粘着層
9b(トナー担持フィルム9)側に粘着したままであ
る。したがって、通電されない発熱体7−1に対応する
用紙Pの位置にはトナー11が転写されることなく、所
謂用紙Pの地汚れを防止できる。
【0035】一方、通電された発熱体7−1では、対応
する位置のトナー11が溶融し、溶融したトナー11a
の表面エネルギー(トナー11aの表面張力)は低下
し、溶融したトナー11aと粘着層9bとの粘着力は低
下する。また、トナー11が溶融するとトナー11aの
粘性により、トナー11aと用紙Pとの付着力が増大す
る。したがって、トナー11が溶融した時のトナー11
aと粘着層9bとの粘着力をF2´とし、トナー11a
と用紙Pとの付着力をF1´とすると、F1´>F2´
となり、用紙Pに溶融したトナー11aが転写される。
従って、発熱体7−1が発熱すると、用紙Pにのみ溶融
したトナー11aが確実に転写される。
する位置のトナー11が溶融し、溶融したトナー11a
の表面エネルギー(トナー11aの表面張力)は低下
し、溶融したトナー11aと粘着層9bとの粘着力は低
下する。また、トナー11が溶融するとトナー11aの
粘性により、トナー11aと用紙Pとの付着力が増大す
る。したがって、トナー11が溶融した時のトナー11
aと粘着層9bとの粘着力をF2´とし、トナー11a
と用紙Pとの付着力をF1´とすると、F1´>F2´
となり、用紙Pに溶融したトナー11aが転写される。
従って、発熱体7−1が発熱すると、用紙Pにのみ溶融
したトナー11aが確実に転写される。
【0036】以上のメカニズムを以下に更に詳しく説明
する。接着理論では固体の表面に液体が接触したときの
接着エネルギー(Wa)、即ち上記F1´、F2´は下
記の式で現される。
する。接着理論では固体の表面に液体が接触したときの
接着エネルギー(Wa)、即ち上記F1´、F2´は下
記の式で現される。
【0037】Wa=γs+γL−(√γs−√γL)2
/(1−0.015 √γs・√γL) 但し、γs:固体の表面張力 γL:液体の表面張力 溶融トナーは粘度の高い液体と看做するため上式は粘着
層と溶融トナーの界面及び用紙Pと溶融トナーの界面に
適用できる。従ってF1´及びF2´は、 F1 ´=γp+γt−(√rp−√rt)2 /(1−0.
015 √rp・√rt) 但し、γp:用紙Pの表面張力 γt:溶融トナーの表面張力 F2´=γa+γt−(√γa−√γt)2 /(1−0
、 015 √γa・√γt) 但し、γa:粘着層の表面張力 ここで溶融トナーの表面張力は23〔dyn/cm〕程度であ
り、用紙Pの表面張力は45〔dyn/cm〕程度である。ま
た、粘着層に天然ゴム系の材料を用いた場合の粘着層9
bの表面張力は24〔dyn/cm〕程度となる。これらの数
値を用いて上記F1´、F2´を求めると、 F1´=61〔erg/cm2 〕 F2´=47〔erg/cm2 〕 となる。従って溶融トナー11aを用紙Pに確実に転写
することができる。
/(1−0.015 √γs・√γL) 但し、γs:固体の表面張力 γL:液体の表面張力 溶融トナーは粘度の高い液体と看做するため上式は粘着
層と溶融トナーの界面及び用紙Pと溶融トナーの界面に
適用できる。従ってF1´及びF2´は、 F1 ´=γp+γt−(√rp−√rt)2 /(1−0.
015 √rp・√rt) 但し、γp:用紙Pの表面張力 γt:溶融トナーの表面張力 F2´=γa+γt−(√γa−√γt)2 /(1−0
、 015 √γa・√γt) 但し、γa:粘着層の表面張力 ここで溶融トナーの表面張力は23〔dyn/cm〕程度であ
り、用紙Pの表面張力は45〔dyn/cm〕程度である。ま
た、粘着層に天然ゴム系の材料を用いた場合の粘着層9
bの表面張力は24〔dyn/cm〕程度となる。これらの数
値を用いて上記F1´、F2´を求めると、 F1´=61〔erg/cm2 〕 F2´=47〔erg/cm2 〕 となる。従って溶融トナー11aを用紙Pに確実に転写
することができる。
【0038】次に、担持層9bが、弾性部材からなる場
合について説明する。図4は、担持層9bが弾性部材か
らなるトナー担持フィルム9を示している。同図に示す
ように、このトナー担持フィルム9は、ベースフィルム
層9aと弾性を有する担持層9b´からなる。このよう
に担持層9b´が弾性部材からなる場合は、トナー11
をトナー担持フィルム9に保持する力は、トナー担持フ
ィルム9がトナー容器10内を回転することにより生じ
る摩擦静電気による力と、固体表面同士の付着現象の要
素であるファンデルワールス(Vandel Waals)の力であ
る。
合について説明する。図4は、担持層9bが弾性部材か
らなるトナー担持フィルム9を示している。同図に示す
ように、このトナー担持フィルム9は、ベースフィルム
層9aと弾性を有する担持層9b´からなる。このよう
に担持層9b´が弾性部材からなる場合は、トナー11
をトナー担持フィルム9に保持する力は、トナー担持フ
ィルム9がトナー容器10内を回転することにより生じ
る摩擦静電気による力と、固体表面同士の付着現象の要
素であるファンデルワールス(Vandel Waals)の力であ
る。
【0039】上記の弾性部材からなる担持層9b´(以
下、単に弾性層9b´という)は、その可撓性及び柔軟
性のゆえにトナー11を包み込むような形でトナー11
と接触する。もし、トナー担持フィルム9が、ポリイミ
ドなどの耐熱性フィルムのみからなり、したがって可撓
性及び柔軟性がない場合は、トナー11はトナー担持フ
ィルム9の表面と点接触状態になり十分な付着力を得る
ことができない。これに対して上記のようにトナー担持
面が弾性層9b´であると、上述のようにトナー11を
包み込むような形でトナー11と面接触する。つまり、
トナー11の下部が弾性層9b´内に埋没する。埋没す
るほどトナー11と弾性層9b′との接触面の直径は大
きくなる。この接触面の大きさは接触面の直径の二乗に
比例して広がるから、点接触の場合に比較して、トナー
11とトナー担持フィルム9(弾性層9b´)相互の接
触面積は幾何級数的に大きくなる。したがって、上述の
摩擦静電気による力、及びファンデルワールスの力が飛
躍的に大きく働くようになる。これによって、前述した
印字処理動作においてトナー11を保持して搬送するに
足る充分な機能をトナー担持フィルム9に付与すること
が出来る。
下、単に弾性層9b´という)は、その可撓性及び柔軟
性のゆえにトナー11を包み込むような形でトナー11
と接触する。もし、トナー担持フィルム9が、ポリイミ
ドなどの耐熱性フィルムのみからなり、したがって可撓
性及び柔軟性がない場合は、トナー11はトナー担持フ
ィルム9の表面と点接触状態になり十分な付着力を得る
ことができない。これに対して上記のようにトナー担持
面が弾性層9b´であると、上述のようにトナー11を
包み込むような形でトナー11と面接触する。つまり、
トナー11の下部が弾性層9b´内に埋没する。埋没す
るほどトナー11と弾性層9b′との接触面の直径は大
きくなる。この接触面の大きさは接触面の直径の二乗に
比例して広がるから、点接触の場合に比較して、トナー
11とトナー担持フィルム9(弾性層9b´)相互の接
触面積は幾何級数的に大きくなる。したがって、上述の
摩擦静電気による力、及びファンデルワールスの力が飛
躍的に大きく働くようになる。これによって、前述した
印字処理動作においてトナー11を保持して搬送するに
足る充分な機能をトナー担持フィルム9に付与すること
が出来る。
【0040】この構成において、本実施例においては、
上述のベースフィルム層9a、担持層9b(上述の粘着
層9b又は弾性層9b´)及びトナー11が、夫々異な
る熱伝導率の値を有するように設定している。すなわ
ち、トナー11には、ある種のカーボンやシリカを添附
するようにする。ある種のカーボンには、かなり熱伝導
性の良いものが知られており、また、シリカはトナー全
体の流動性を上げるうえで有効である。そのうえシリカ
は熱伝導性も極めて良いということが分かっている。ま
た、トナー担持フィルム9の担持層9bに用いる弾性部
材としては例えばシリコンラバー等を用いる。シリコン
ラバーはヒートシンク等では間隙充填部材として広く用
いられており、上記のカーボンやシリカほどではないが
熱伝導性が比較的良く且つ柔軟で弾性に富んでいること
が知られている。そして、ベースフィルム9aには、例
えばポリエチレンテレフタレート等を用いる。ポリエチ
レンテレフタレートは熱伝導率が低く、むしろ、ガラス
同様に蓄熱性があることが知られている。
上述のベースフィルム層9a、担持層9b(上述の粘着
層9b又は弾性層9b´)及びトナー11が、夫々異な
る熱伝導率の値を有するように設定している。すなわ
ち、トナー11には、ある種のカーボンやシリカを添附
するようにする。ある種のカーボンには、かなり熱伝導
性の良いものが知られており、また、シリカはトナー全
体の流動性を上げるうえで有効である。そのうえシリカ
は熱伝導性も極めて良いということが分かっている。ま
た、トナー担持フィルム9の担持層9bに用いる弾性部
材としては例えばシリコンラバー等を用いる。シリコン
ラバーはヒートシンク等では間隙充填部材として広く用
いられており、上記のカーボンやシリカほどではないが
熱伝導性が比較的良く且つ柔軟で弾性に富んでいること
が知られている。そして、ベースフィルム9aには、例
えばポリエチレンテレフタレート等を用いる。ポリエチ
レンテレフタレートは熱伝導率が低く、むしろ、ガラス
同様に蓄熱性があることが知られている。
【0041】このように、トナー担持フィルム9は、サ
ーマルヘッド7に接する層(ベースフィルム9a)から
トナー11を担持する層(担持層9b)に向かう方向に
熱伝導率の値が順次大きくなるように設定されている。
つまり、各部材の熱伝導率の値は、トナー11の値が一
番大きく、次に担持層9bの熱伝導率の値が大きく、そ
して、ベースフィルム層9aがこれらの中では熱伝導率
の値が一番小さい。
ーマルヘッド7に接する層(ベースフィルム9a)から
トナー11を担持する層(担持層9b)に向かう方向に
熱伝導率の値が順次大きくなるように設定されている。
つまり、各部材の熱伝導率の値は、トナー11の値が一
番大きく、次に担持層9bの熱伝導率の値が大きく、そ
して、ベースフィルム層9aがこれらの中では熱伝導率
の値が一番小さい。
【0042】図5は、そのような構成で印字を行った場
合の発熱体7−1の熱の伝導状態を模式的に示す図であ
る。同図は、サーマルヘッド7(発熱体7−1)に接す
るベースフィルム9aの熱伝導率をλ1 、担持層9bの
熱伝導率をλ2 、及びトナー11の熱伝導率をλ3 とし
て、上述したように、発熱体7−1から用紙P側へ熱伝
導率が順次高くなる「λ1 <λ2 <λ3 」の関係を例え
ば「1:2:4」となるように設定した場合の、熱の伝
導状態を示している。
合の発熱体7−1の熱の伝導状態を模式的に示す図であ
る。同図は、サーマルヘッド7(発熱体7−1)に接す
るベースフィルム9aの熱伝導率をλ1 、担持層9bの
熱伝導率をλ2 、及びトナー11の熱伝導率をλ3 とし
て、上述したように、発熱体7−1から用紙P側へ熱伝
導率が順次高くなる「λ1 <λ2 <λ3 」の関係を例え
ば「1:2:4」となるように設定した場合の、熱の伝
導状態を示している。
【0043】また、図6は、各部材の熱伝導率が同じ場
合、すなわち「λ1 =λ2 =λ3 」である場合の熱の伝
導状態を参考までに示している。図5の破線で示すよう
に、発熱体7−1の発熱による熱エネルギーNeは初め
ベースフィルム9aで蓄熱されながら徐々に均等に拡大
していき、担持層9bに到達すると、最初に熱エネルギ
ーNeが到達した点9b−1を中心にして、担持層9b
の熱伝導率が良い分だけ熱エネルギーNeは急速に担持
層9b内を伝播していく。すなわち、上記最初の熱到達
点9b−1の周囲の面(ベースフィルム9aと担持層9
bとの界面)には順次熱エネルギーNeが到達して熱面
が拡大していき、これらの熱面から熱エネルギーNeは
順次急速に担持層9b内を伝播していく。
合、すなわち「λ1 =λ2 =λ3 」である場合の熱の伝
導状態を参考までに示している。図5の破線で示すよう
に、発熱体7−1の発熱による熱エネルギーNeは初め
ベースフィルム9aで蓄熱されながら徐々に均等に拡大
していき、担持層9bに到達すると、最初に熱エネルギ
ーNeが到達した点9b−1を中心にして、担持層9b
の熱伝導率が良い分だけ熱エネルギーNeは急速に担持
層9b内を伝播していく。すなわち、上記最初の熱到達
点9b−1の周囲の面(ベースフィルム9aと担持層9
bとの界面)には順次熱エネルギーNeが到達して熱面
が拡大していき、これらの熱面から熱エネルギーNeは
順次急速に担持層9b内を伝播していく。
【0044】もし、各部材の熱伝導率が同じで「λ1 =
λ2 =λ3 」であれば、図6に示すように、熱エネルギ
ーは縦方向(高さ方向)及び横方向いずれにも均等に拡
散していくが、本実施例におけるように、各部材の熱伝
導率が「λ1 <λ2 <λ3 」の関係にあれば、それら部
材間の界面から先は、下からの到達速度が遅い横方向の
広がり(伝播)よりも、縦方向(高さ方向)の伝播のほ
うが速くなり、したがって、図5に示すように、発熱体
7−1からベースフィルム9aに与えられた熱エネルギ
ーNeは、トナー担持フィルム9内を横方向よりも高さ
方向に速く伝達されていく。担持層9bとトナー11と
の界面においても、トナー11のほうが担持層9bより
も熱伝導率が高いから、上記と同様に、横方向よりも高
さ方向に速く熱が伝達されていく。したがって、図6の
場合のように、波紋のように均等に広がるのではなく、
図5に示すように、各部材間の界面毎に段差がついて突
出するいわば入道雲のような状態で熱エネルギーNeが
伝達される。
λ2 =λ3 」であれば、図6に示すように、熱エネルギ
ーは縦方向(高さ方向)及び横方向いずれにも均等に拡
散していくが、本実施例におけるように、各部材の熱伝
導率が「λ1 <λ2 <λ3 」の関係にあれば、それら部
材間の界面から先は、下からの到達速度が遅い横方向の
広がり(伝播)よりも、縦方向(高さ方向)の伝播のほ
うが速くなり、したがって、図5に示すように、発熱体
7−1からベースフィルム9aに与えられた熱エネルギ
ーNeは、トナー担持フィルム9内を横方向よりも高さ
方向に速く伝達されていく。担持層9bとトナー11と
の界面においても、トナー11のほうが担持層9bより
も熱伝導率が高いから、上記と同様に、横方向よりも高
さ方向に速く熱が伝達されていく。したがって、図6の
場合のように、波紋のように均等に広がるのではなく、
図5に示すように、各部材間の界面毎に段差がついて突
出するいわば入道雲のような状態で熱エネルギーNeが
伝達される。
【0045】図7は、このことを更に良く理解できるよ
う、上述の図5及び図6と比較するために、各部材の熱
伝導率が実施例の場合とは逆に「λ1 >λ2 >λ3 」で
あるような例えば「4:2:1」の関係にあるとした場
合の熱エネルギーの伝播する状態を示したものである。
この場合は、図7に示すように、各界面に到達した熱エ
ネルギーNeがその界面から先へ伝達される速度より
も、界面に熱エネルギーNeが到達する速度のほうが速
いから、熱の広がりは、高さ方向への伝達よりも界面の
熱面の広がり方のほうが速くなる。すなわち熱エネルギ
ーNeは高さ方向よりも横方向により速く伝達される。
う、上述の図5及び図6と比較するために、各部材の熱
伝導率が実施例の場合とは逆に「λ1 >λ2 >λ3 」で
あるような例えば「4:2:1」の関係にあるとした場
合の熱エネルギーの伝播する状態を示したものである。
この場合は、図7に示すように、各界面に到達した熱エ
ネルギーNeがその界面から先へ伝達される速度より
も、界面に熱エネルギーNeが到達する速度のほうが速
いから、熱の広がりは、高さ方向への伝達よりも界面の
熱面の広がり方のほうが速くなる。すなわち熱エネルギ
ーNeは高さ方向よりも横方向により速く伝達される。
【0046】図8は、これらの夫々異なる構成における
熱エネルギーNeの上述した伝播の状態を、熱分布曲線
グラフにして示したものである。同図は縦軸に温度
(℃)を示し、横軸に発熱体7−1の中心位置7−1a
(図5、図6及び図7参照)を基準位置「0」として示
している。そして右方に上記基準位置「0」からの距離
をプラスの値で示し、左方に基準位置「0」からの距離
をマイナスの値で示している。距離の単位はμm(ミリ
ミクロンメートル)である。
熱エネルギーNeの上述した伝播の状態を、熱分布曲線
グラフにして示したものである。同図は縦軸に温度
(℃)を示し、横軸に発熱体7−1の中心位置7−1a
(図5、図6及び図7参照)を基準位置「0」として示
している。そして右方に上記基準位置「0」からの距離
をプラスの値で示し、左方に基準位置「0」からの距離
をマイナスの値で示している。距離の単位はμm(ミリ
ミクロンメートル)である。
【0047】同図に実線21、一点鎖線22、及び破線
23で示す3つの熱分布曲線は、夫々図5に示した本実
施例の構成における熱分布曲線、図6に示した各部材が
同一の熱伝導率からなる場合の熱分布曲線、及び図7に
示した各部材が本実施例とは逆な熱伝導率からなるとし
た場合の熱分布曲線である。これらの熱分布曲線は、い
ずれも発熱体7−1に一定の熱エネルギーを印加した場
合を示しいる。すなわち熱エネルギーの総量(各曲線の
内側の面積)は、いずれも同じである。
23で示す3つの熱分布曲線は、夫々図5に示した本実
施例の構成における熱分布曲線、図6に示した各部材が
同一の熱伝導率からなる場合の熱分布曲線、及び図7に
示した各部材が本実施例とは逆な熱伝導率からなるとし
た場合の熱分布曲線である。これらの熱分布曲線は、い
ずれも発熱体7−1に一定の熱エネルギーを印加した場
合を示しいる。すなわち熱エネルギーの総量(各曲線の
内側の面積)は、いずれも同じである。
【0048】先ず、図8に一点鎖線で示す各部材が同一
の熱伝導率からなる場合の熱分布曲線22は、基準位置
「0」の方向(高さ方向)を中心にして熱がやや集中し
てはいるものの、熱が左右にも広く分布して横方向に散
逸しており、基準位置「0」方向へ熱を伝達する熱効率
が良いとはいえない状態を示している。
の熱伝導率からなる場合の熱分布曲線22は、基準位置
「0」の方向(高さ方向)を中心にして熱がやや集中し
てはいるものの、熱が左右にも広く分布して横方向に散
逸しており、基準位置「0」方向へ熱を伝達する熱効率
が良いとはいえない状態を示している。
【0049】次に、同図に破線で示す各部材が本実施例
とは逆な熱伝導率からなる場合の熱分布曲線23は、基
準位置「0」を中心とする熱の集中が少なく、その基準
位置「0」方向に実現される温度が上記熱分布曲線22
よりも15℃程低いことを示している。そして左右へ広
がる熱の温度も高く、これは周囲に散逸する熱量が大き
いことを示している。つまり総合してみれば、基準位置
「0」方向へ熱を伝達する熱効率が極めて悪いことを示
している。
とは逆な熱伝導率からなる場合の熱分布曲線23は、基
準位置「0」を中心とする熱の集中が少なく、その基準
位置「0」方向に実現される温度が上記熱分布曲線22
よりも15℃程低いことを示している。そして左右へ広
がる熱の温度も高く、これは周囲に散逸する熱量が大き
いことを示している。つまり総合してみれば、基準位置
「0」方向へ熱を伝達する熱効率が極めて悪いことを示
している。
【0050】これに対して、同図に実線で示す本実施例
の構成における熱分布曲線21は、上記2つの熱分布曲
線22及び23の場合と同じ印加エネルギーであって
も、基準位置「0」方向を中心に熱が集中しており、そ
の基準位置「0」方向に実現される温度が、上記熱分布
曲線22よりも15℃程高くなることを示している。ま
た、左右へ広がる熱の温度も低く周囲に散逸する熱量が
小さいことを示している。つまり全体として基準位置
「0」方向へ熱を伝達する熱効率が極めて良いことを示
している。
の構成における熱分布曲線21は、上記2つの熱分布曲
線22及び23の場合と同じ印加エネルギーであって
も、基準位置「0」方向を中心に熱が集中しており、そ
の基準位置「0」方向に実現される温度が、上記熱分布
曲線22よりも15℃程高くなることを示している。ま
た、左右へ広がる熱の温度も低く周囲に散逸する熱量が
小さいことを示している。つまり全体として基準位置
「0」方向へ熱を伝達する熱効率が極めて良いことを示
している。
【0051】本実施例においては、上記のように構成さ
れているので、前述した印字処理においてトナー11を
溶融して用紙Pに転写するに際し、熱効率良くトナーを
溶融することができる。
れているので、前述した印字処理においてトナー11を
溶融して用紙Pに転写するに際し、熱効率良くトナーを
溶融することができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、サーマルヘッド側から用紙側へ順次熱伝導率が高
くなるように各部材を構成するので、発熱体の中心線方
向に熱効率良くトナーを溶融することができ、したがっ
て、同じ熱エネルギーであればより高速に印字処理を行
うことができ、また、印字処理が低速でもよい場合はよ
り低いエネルギーで印字処理を行うことができ、これに
より、熱エネルギー効率が高くなって極めて経済的な熱
転写画像形成装置を実現することが可能となる。また、
発熱体の中心線方向に熱が集中するので、発熱体の位置
に正しく対応した狭い範囲のトナーを溶融して用紙にて
転写することができ、したがって、ドット形成に滲みの
ない高い画質の印字画像を得ることができる。
れば、サーマルヘッド側から用紙側へ順次熱伝導率が高
くなるように各部材を構成するので、発熱体の中心線方
向に熱効率良くトナーを溶融することができ、したがっ
て、同じ熱エネルギーであればより高速に印字処理を行
うことができ、また、印字処理が低速でもよい場合はよ
り低いエネルギーで印字処理を行うことができ、これに
より、熱エネルギー効率が高くなって極めて経済的な熱
転写画像形成装置を実現することが可能となる。また、
発熱体の中心線方向に熱が集中するので、発熱体の位置
に正しく対応した狭い範囲のトナーを溶融して用紙にて
転写することができ、したがって、ドット形成に滲みの
ない高い画質の印字画像を得ることができる。
【図1】一実施例の画像形成装置の模式的断面図であ
る。
る。
【図2】(a) は画像形成装置の画像転写部近傍の構成を
示す図、(b),(c) は(a) に○印Eで示す部分を拡大した
図である。
示す図、(b),(c) は(a) に○印Eで示す部分を拡大した
図である。
【図3】二層構造のトナー担持フィルムの場合を説明す
る図である。
る図である。
【図4】トナー担持層が弾性部材である場合を説明する
図である。
図である。
【図5】各部材の熱伝導率が順次高くなる構成で印字を
行った場合の発熱体の熱の伝導状態を模式的に示す図で
ある。
行った場合の発熱体の熱の伝導状態を模式的に示す図で
ある。
【図6】各部材の熱伝導率が同じ場合(λ1 =λ2 =λ
3 )の熱の伝導状態を示す図である。
3 )の熱の伝導状態を示す図である。
【図7】各部材の熱伝導率が実施例の場合とは逆(λ1
>λ2 >λ3 )である場合の熱エネルギーの伝導状態を
示す図である。
>λ2 >λ3 )である場合の熱エネルギーの伝導状態を
示す図である。
【図8】図5〜図7の構成における熱エネルギーの伝導
状態における熱分布曲線を示す図である。
状態における熱分布曲線を示す図である。
1 熱転写画像形成装置 2 記録部 3 給紙コロ 4 搬送ロール対 5 搬送ガイド板 6 用紙搬送ベルト 7 サーマルヘッド 7−1 発熱体 7−1a 発熱体の中心位置 8 プラテンローラ 9 トナー担持フィルム 9a ベースフィルム層 9b 担持層(粘着層) 9b´ 担持層(弾性層) 9b−1 界面における最初の熱到達点 10 トナー容器 11 トナー 11a 溶融トナー 11b 移転して固結したトナー 12 給紙カセット 13 排出口 14 排紙トレー 15a、15b フィルム搬送ロール P 用紙 D 画像転写部 λ1 、λ2 、λ3 熱伝導率
Claims (2)
- 【請求項1】 主走査方向に複数の発熱体を有する発熱
ヘッドとプラテンとを対向配置し、表面にトナーを担持
するトナー担持手段と用紙とを重ねて前記発熱ヘッドと
前記プラテンとの対向部に搬送させ、前記発熱体を選択
通電することにより、前記トナー担持手段上のトナーを
溶融させ、用紙に選択転写してドット画像を形成する熱
転写画像形成装置において、 前記トナーの熱伝導率の値は前記トナー担持手段を構成
する材料の熱伝導率の値よりも大きいことを特徴とする
熱転写画像形成装置。 - 【請求項2】 前記トナー担持手段は夫々異なる熱伝導
率の値を有する複数の層からなり、前記夫々異なる熱伝
導率の値は前記発熱ヘッドに接する層から前記トナーを
担持する層に向かう方向に順次大きくなるように設定さ
れていることを特徴とする請求項1記載の熱転写画像形
成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177033A JPH0924668A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 熱転写画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177033A JPH0924668A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 熱転写画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0924668A true JPH0924668A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16023979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7177033A Withdrawn JPH0924668A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 熱転写画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0924668A (ja) |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP7177033A patent/JPH0924668A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |