JPH07304197A - 熱転写画像形成装置 - Google Patents
熱転写画像形成装置Info
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- JPH07304197A JPH07304197A JP6098917A JP9891794A JPH07304197A JP H07304197 A JPH07304197 A JP H07304197A JP 6098917 A JP6098917 A JP 6098917A JP 9891794 A JP9891794 A JP 9891794A JP H07304197 A JPH07304197 A JP H07304197A
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- paper
- image forming
- thermal transfer
- forming apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は熱転写画像形成装置に係り、特に感
光体を使用せず、リサイクル可能なフィルム上にトナー
を担持し、サーマルヘッドで加熱して用紙に画像を印字
することにより、コンパクトで、装置のコストダウンを
図ることを目的とする。 【構成】 紙面垂直方向に多数の発熱体を配設したサー
マルヘッド2と、プラテンローラ3を対向配置し、その
間をトナー担持フィルム4に用紙Pを重ねて搬送する。
トナー担持フィルム4の周面にはトナーtが静電力で付
着し、この間、サーマルヘッド2に形成された発熱体を
選択的に通電することにより、通電が行われた発熱体2
は発熱し、トナー担持フィルム4上の対応する位置のト
ナーtを溶かし、用紙Pに転写する。この転写処理を継
続することにより、印字情報に従ったトナー画像を用紙
P上に形成するものである。
光体を使用せず、リサイクル可能なフィルム上にトナー
を担持し、サーマルヘッドで加熱して用紙に画像を印字
することにより、コンパクトで、装置のコストダウンを
図ることを目的とする。 【構成】 紙面垂直方向に多数の発熱体を配設したサー
マルヘッド2と、プラテンローラ3を対向配置し、その
間をトナー担持フィルム4に用紙Pを重ねて搬送する。
トナー担持フィルム4の周面にはトナーtが静電力で付
着し、この間、サーマルヘッド2に形成された発熱体を
選択的に通電することにより、通電が行われた発熱体2
は発熱し、トナー担持フィルム4上の対応する位置のト
ナーtを溶かし、用紙Pに転写する。この転写処理を継
続することにより、印字情報に従ったトナー画像を用紙
P上に形成するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトナーを熱転写方式によ
り用紙に転写し、画像を形成する熱転写画像形成装置に
関する。
り用紙に転写し、画像を形成する熱転写画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ホストコンピュータ等のホスト機
器から出力される印字情報に従って用紙に印字を行う画
像形成装置として、電子写真方式や熱転写方式を採用し
たプリンタ装置が知られている。例えば、(イ)電子写
真方式を用いたプリンタ装置は、感光体(感光体ドラ
ム)の周りに帯電器、露光ヘッド、現像器、転写器等を
配設し、予め帯電器により所定電荷が保持された感光体
に対して露光ヘッドで印字情報に従った光書き込みを行
い、感光体に静電潜像を形成するものであり、この静電
潜像は、トナーが収納された現像器により顕像化(トナ
ー像化)され、転写器で用紙に転写された後、定着器で
熱定着され、機外へ排出される。
器から出力される印字情報に従って用紙に印字を行う画
像形成装置として、電子写真方式や熱転写方式を採用し
たプリンタ装置が知られている。例えば、(イ)電子写
真方式を用いたプリンタ装置は、感光体(感光体ドラ
ム)の周りに帯電器、露光ヘッド、現像器、転写器等を
配設し、予め帯電器により所定電荷が保持された感光体
に対して露光ヘッドで印字情報に従った光書き込みを行
い、感光体に静電潜像を形成するものであり、この静電
潜像は、トナーが収納された現像器により顕像化(トナ
ー像化)され、転写器で用紙に転写された後、定着器で
熱定着され、機外へ排出される。
【0003】一方、(ロ)従来の熱転写方式のプリンタ
装置は、印字情報に従って発熱するサーマルヘッドと用
紙間に、インクが塗布されたインクリボンを介装し、印
字情報に従ってサーマルヘッドを選択的に発熱し、イン
クリボン上のインクを溶かし、対応する位置の用紙に印
字を行う装置である。
装置は、印字情報に従って発熱するサーマルヘッドと用
紙間に、インクが塗布されたインクリボンを介装し、印
字情報に従ってサーマルヘッドを選択的に発熱し、イン
クリボン上のインクを溶かし、対応する位置の用紙に印
字を行う装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の画像形成
装置では以下の様な問題がある。先ず、(イ)の電子写
真方式の場合、高価な感光体を使用しなければならず、
装置のコストアップの原因となる。また、定着器も必要
である為、装置が大型化する。
装置では以下の様な問題がある。先ず、(イ)の電子写
真方式の場合、高価な感光体を使用しなければならず、
装置のコストアップの原因となる。また、定着器も必要
である為、装置が大型化する。
【0005】一方、(ロ)の従来の熱転写方式の場合、
インクリボンを使用するが、インクリボンの再利用がで
きない為、ランニングコストが嵩み、この方式の場合に
も装置のコストアップの原因となる。
インクリボンを使用するが、インクリボンの再利用がで
きない為、ランニングコストが嵩み、この方式の場合に
も装置のコストアップの原因となる。
【0006】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、サーマルヘッドを加熱して用紙にトナー
像を印字することにより、コンパクトで、装置のコスト
ダウンを図ることが可能な熱転写画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
たものであり、サーマルヘッドを加熱して用紙にトナー
像を印字することにより、コンパクトで、装置のコスト
ダウンを図ることが可能な熱転写画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の熱転写画像形成
装置の構成は、主走査方向に複数の発熱体を有する発熱
ヘッドとプラテンとを対向配置し、表面にトナーを担持
するトナー担持手段と用紙とを重ねて前記発熱ヘッドと
前記プラテンとの対向部に搬送させ、前記発熱体を選択
通電することにより、前記トナー担持手段上のトナーを
溶融させ、用紙に選択転写してドット画像を形成する構
成である。
装置の構成は、主走査方向に複数の発熱体を有する発熱
ヘッドとプラテンとを対向配置し、表面にトナーを担持
するトナー担持手段と用紙とを重ねて前記発熱ヘッドと
前記プラテンとの対向部に搬送させ、前記発熱体を選択
通電することにより、前記トナー担持手段上のトナーを
溶融させ、用紙に選択転写してドット画像を形成する構
成である。
【0008】また、本発明の熱転写画像形成装置は、例
えばトナー担持手段のトナー担持面に粘着部材が配設さ
れた構成である。また、例えば前記トナー担持手段のト
ナー担持面に弾性体が配設された構成であってもよい。
えばトナー担持手段のトナー担持面に粘着部材が配設さ
れた構成である。また、例えば前記トナー担持手段のト
ナー担持面に弾性体が配設された構成であってもよい。
【0009】また、本発明の熱転写画像形成装置は、例
えば前記プラテンを加熱する為にヒータ等の加熱手段を
設けても良く、またこの加熱手段をトナーの溶融温度以
下に加熱制御する為、制御手段として、サーミスタ等を
含む温度制御回路を設けて構成することもできる。
えば前記プラテンを加熱する為にヒータ等の加熱手段を
設けても良く、またこの加熱手段をトナーの溶融温度以
下に加熱制御する為、制御手段として、サーミスタ等を
含む温度制御回路を設けて構成することもできる。
【0010】
【作用】本発明はトナーを使用し、このトナーを例えば
フィルム等のトナー担持手段に担持させつつサーマルヘ
ッドが配設された転写部まで送り、サーマルヘッドを構
成する発熱体を選択的に加熱することでトナーを溶融
し、用紙にトナーを転移させるものである。この様に構
成することで、装置のコストダウンを図るものである。
フィルム等のトナー担持手段に担持させつつサーマルヘ
ッドが配設された転写部まで送り、サーマルヘッドを構
成する発熱体を選択的に加熱することでトナーを溶融
し、用紙にトナーを転移させるものである。この様に構
成することで、装置のコストダウンを図るものである。
【0011】また、加熱手段によりプラテンを加熱し、
トナーをトナー溶融温度以下の所定温度に予熱しておく
ことで、上述のトナー転写の際、トナーを短時間で溶融
温度に加熱できるものである。特に、低融点トナーを使
用すれば、さらに転写時間が短縮でき、高速な印字処理
を行うことができる。
トナーをトナー溶融温度以下の所定温度に予熱しておく
ことで、上述のトナー転写の際、トナーを短時間で溶融
温度に加熱できるものである。特に、低融点トナーを使
用すれば、さらに転写時間が短縮でき、高速な印字処理
を行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は、第1の実施例の熱転写画像
形成装置の模式的断面図である。同図において、熱転写
画像形成装置1は、サーマルヘッド2、プラテンローラ
3、トナー担持フィルム4、トナー容器5、用紙搬送機
構6で構成されている。サーマルヘッド2は多数個の発
熱体を内蔵し、個々の発熱体は同図の紙面垂直方向に一
列に配設されている。例えば、本実施例の熱転写画像形
成装置1が、印字密度240DPIであり、縦方向にA
4サイズの用紙が印字可能な装置の場合、サーマルヘッ
ド2には約2000個の発熱体が配設されている。ま
た、例えば印字密度が300DPIの場合、サーマルヘ
ッド2には約2500個の発熱体が配設されている。
尚、個々の発熱体にはホスト機器から出力される印字情
報に従ったパルス電圧が印加され、個々の発熱体は選択
的に発熱制御される。
しながら説明する。図1は、第1の実施例の熱転写画像
形成装置の模式的断面図である。同図において、熱転写
画像形成装置1は、サーマルヘッド2、プラテンローラ
3、トナー担持フィルム4、トナー容器5、用紙搬送機
構6で構成されている。サーマルヘッド2は多数個の発
熱体を内蔵し、個々の発熱体は同図の紙面垂直方向に一
列に配設されている。例えば、本実施例の熱転写画像形
成装置1が、印字密度240DPIであり、縦方向にA
4サイズの用紙が印字可能な装置の場合、サーマルヘッ
ド2には約2000個の発熱体が配設されている。ま
た、例えば印字密度が300DPIの場合、サーマルヘ
ッド2には約2500個の発熱体が配設されている。
尚、個々の発熱体にはホスト機器から出力される印字情
報に従ったパルス電圧が印加され、個々の発熱体は選択
的に発熱制御される。
【0013】プラテンローラ3は、筒状部材で構成さ
れ、矢印イ方向に回転可能に構成されている。トナー担
持手段としてのトナー担持フィルム4は、ポリイミド等
の耐熱性のある材料から成り、エンドレスのベルト状に
構成され、フィルム搬送ロール7a、7bの駆動によ
り、上述のサーマルヘッド2とトナー容器5との間を回
動する。トナー容器5内には非磁性のトナーtが収納さ
れ、上述のトナー担持フィルム4がトナー容器5内を移
動する間、トナー容器5内のトナーtはトナー担持フィ
ルム4に吸着する。また、トナー担持フィルム4に吸着
したトナーtは、トナー担持フィルム4の矢印ロ方向へ
の回転に従って、サーマルヘッド2の位置まで移動す
る。
れ、矢印イ方向に回転可能に構成されている。トナー担
持手段としてのトナー担持フィルム4は、ポリイミド等
の耐熱性のある材料から成り、エンドレスのベルト状に
構成され、フィルム搬送ロール7a、7bの駆動によ
り、上述のサーマルヘッド2とトナー容器5との間を回
動する。トナー容器5内には非磁性のトナーtが収納さ
れ、上述のトナー担持フィルム4がトナー容器5内を移
動する間、トナー容器5内のトナーtはトナー担持フィ
ルム4に吸着する。また、トナー担持フィルム4に吸着
したトナーtは、トナー担持フィルム4の矢印ロ方向へ
の回転に従って、サーマルヘッド2の位置まで移動す
る。
【0014】一方、用紙搬送機構6は、給紙カセット
8、搬送ロール9、用紙搬送ガイド板10、搬送ベルト
11等で構成されている。給紙カセット8には用紙(普
通紙)Pが収納され、本実施例の熱転写画像形成装置1
の機体側部に挿脱自在に装着されている。給紙カセット
8に収納された用紙Pは、給紙コロ8’の回動に従って
機内に搬入される。また、搬送ロール9は、給紙コロ
8’により搬入された用紙Pを用紙搬送ガイド板10に
沿って画像転写部Dまで送るロールである。
8、搬送ロール9、用紙搬送ガイド板10、搬送ベルト
11等で構成されている。給紙カセット8には用紙(普
通紙)Pが収納され、本実施例の熱転写画像形成装置1
の機体側部に挿脱自在に装着されている。給紙カセット
8に収納された用紙Pは、給紙コロ8’の回動に従って
機内に搬入される。また、搬送ロール9は、給紙コロ
8’により搬入された用紙Pを用紙搬送ガイド板10に
沿って画像転写部Dまで送るロールである。
【0015】画像転写部Dは、前述のサーマルヘッド2
とプラテンローラ3の対向部であり、用紙Pはこの間を
前述のトナー担持フィルム4と重ねられて移動する間、
後述する様にトナー画像が転写される。トナー画像が転
写された用紙Pは、転写されたトナー画像に影響を与え
ないよう、エアーサクション方式の搬送ベルト11に導
かれ、排出口12’を介して、排紙トレイ12に排出さ
れる。
とプラテンローラ3の対向部であり、用紙Pはこの間を
前述のトナー担持フィルム4と重ねられて移動する間、
後述する様にトナー画像が転写される。トナー画像が転
写された用紙Pは、転写されたトナー画像に影響を与え
ないよう、エアーサクション方式の搬送ベルト11に導
かれ、排出口12’を介して、排紙トレイ12に排出さ
れる。
【0016】以上の構成の熱転写画像形成装置1におい
て、その動作を説明する。先ず、本実施例の熱転写画像
形成装置1への電源投入後、初期設定処理を行い、印字
スタートが指示されると、フィルム搬送ロール7a、7
bが回転し、トナー担持フィルム4が矢印ロ方向に回動
する。この時、トナー担持フィルム4にはトナー容器5
に収納されたトナーtが吸着する。これは、トナー担持
フィルム4がトナー容器5内を移動する間、トナー担持
フィルム4とトナー容器5内のトナーtが摩擦し、トナ
ーtがトナー担持フィルム4に静電的に吸着する為であ
る。この様にしてトナーtが吸着したトナー担持フィル
ム4は、画像転写部Dに送られる。
て、その動作を説明する。先ず、本実施例の熱転写画像
形成装置1への電源投入後、初期設定処理を行い、印字
スタートが指示されると、フィルム搬送ロール7a、7
bが回転し、トナー担持フィルム4が矢印ロ方向に回動
する。この時、トナー担持フィルム4にはトナー容器5
に収納されたトナーtが吸着する。これは、トナー担持
フィルム4がトナー容器5内を移動する間、トナー担持
フィルム4とトナー容器5内のトナーtが摩擦し、トナ
ーtがトナー担持フィルム4に静電的に吸着する為であ
る。この様にしてトナーtが吸着したトナー担持フィル
ム4は、画像転写部Dに送られる。
【0017】また、上述の印字スタートの指示により、
給紙カセット8から用紙Pが搬入され、搬送ロール9の
回動により画像転写部Dに送られる。図2は、この時の
画像転写部D近傍の状態を示す図である。同図に示す様
に、この時、画像転写部Dにはサーマルヘッド2とプラ
テンローラ3間に、用紙Pとトナー担持フィルム4が重
なった状態で挟持され、プラテンローラ3は矢印イ方向
に回転し、トナー担持フィルム4は矢印ロ方向に移動
し、用紙Pは矢印ハ方向に移動する。また、この時、図
2に○印で示すA部を拡大した図が、図3である。尚、
同図に示す2’は、サーマルヘッド2内に形成された発
熱体を示す。
給紙カセット8から用紙Pが搬入され、搬送ロール9の
回動により画像転写部Dに送られる。図2は、この時の
画像転写部D近傍の状態を示す図である。同図に示す様
に、この時、画像転写部Dにはサーマルヘッド2とプラ
テンローラ3間に、用紙Pとトナー担持フィルム4が重
なった状態で挟持され、プラテンローラ3は矢印イ方向
に回転し、トナー担持フィルム4は矢印ロ方向に移動
し、用紙Pは矢印ハ方向に移動する。また、この時、図
2に○印で示すA部を拡大した図が、図3である。尚、
同図に示す2’は、サーマルヘッド2内に形成された発
熱体を示す。
【0018】この状態で、ホスト機器から出力される印
字情報に従ってサーマルヘッド2(発熱体2’)が発熱
すると、トナー担持フィルム4に吸着したトナーtが溶
け、用紙Pに付着する。図4はこの状態を示す図であ
り、発熱体2’を選択的に通電し、発熱体2’を発熱し
た時の用紙Pへのトナーtの転写状態を示す図である。
印字情報に基づいて発熱体2’が発熱すると、この熱は
トナー担持フィルム4を介してトナーtに伝わり、ガラ
ス転移点の温度(例えば、約150°C)に達するとト
ナーtは溶けて用紙Pに転写される。尚、溶けたトナー
t’が用紙Pに転写し、トナー担持フィルム4側に付着
しないのは、もともとトナー担持フィルム4とトナーt
との静電吸着力が弱く、また、溶融したトナーt’はそ
の粘性により用紙Pに転写し易くなる為である。この様
にして用紙Pには印字情報に従って発熱した発熱体2’
の位置に対応してトナーt’が転写され、用紙Pには印
字情報に従ったドット画像(トナー画像)が形成され
る。そして、トナー画像が形成された用紙Pは、前述の
様にエアーサクション方式の搬送ベルト11で矢印ハ方
向へ送られ、排紙トレイ12に出力される。
字情報に従ってサーマルヘッド2(発熱体2’)が発熱
すると、トナー担持フィルム4に吸着したトナーtが溶
け、用紙Pに付着する。図4はこの状態を示す図であ
り、発熱体2’を選択的に通電し、発熱体2’を発熱し
た時の用紙Pへのトナーtの転写状態を示す図である。
印字情報に基づいて発熱体2’が発熱すると、この熱は
トナー担持フィルム4を介してトナーtに伝わり、ガラ
ス転移点の温度(例えば、約150°C)に達するとト
ナーtは溶けて用紙Pに転写される。尚、溶けたトナー
t’が用紙Pに転写し、トナー担持フィルム4側に付着
しないのは、もともとトナー担持フィルム4とトナーt
との静電吸着力が弱く、また、溶融したトナーt’はそ
の粘性により用紙Pに転写し易くなる為である。この様
にして用紙Pには印字情報に従って発熱した発熱体2’
の位置に対応してトナーt’が転写され、用紙Pには印
字情報に従ったドット画像(トナー画像)が形成され
る。そして、トナー画像が形成された用紙Pは、前述の
様にエアーサクション方式の搬送ベルト11で矢印ハ方
向へ送られ、排紙トレイ12に出力される。
【0019】上述の様に、本実施例の熱転写画像形成装
置1は、トナー担持フィルム4にトナーtを静電吸着
し、画像転写部Dにおいて発熱体2’(サーマルヘッド
2)の発熱に従ってトナーtを用紙Pに転写し、トナー
画像を作成するものである。したがって、感光体等の高
価な装置や、インクリボン等のランニングコストの嵩む
消耗品を使用することがなく、トナー画像を形成でき、
装置のコストダウンを図ることができる。
置1は、トナー担持フィルム4にトナーtを静電吸着
し、画像転写部Dにおいて発熱体2’(サーマルヘッド
2)の発熱に従ってトナーtを用紙Pに転写し、トナー
画像を作成するものである。したがって、感光体等の高
価な装置や、インクリボン等のランニングコストの嵩む
消耗品を使用することがなく、トナー画像を形成でき、
装置のコストダウンを図ることができる。
【0020】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
本実施例は、上述の実施例と基本構成は同じであるが、
トナー担持手段としてのトナー担持フィルムに粘着層を
形成した点が異なる。図5は、粘着層をトナー担持フィ
ルム4に形成した構成の熱転写画像形成装置13におい
て、画像転写部D近傍の断面図を示す(但し、同図は、
画像転写部Dに用紙Pが給送され、また、トナーtを付
着したトナー担持フィルム14が画像転写部Dを移動し
ている時の断面図である)。尚、同図において、前述の
図3に示す部材と同一部材には同一番号を付して説明す
る。
本実施例は、上述の実施例と基本構成は同じであるが、
トナー担持手段としてのトナー担持フィルムに粘着層を
形成した点が異なる。図5は、粘着層をトナー担持フィ
ルム4に形成した構成の熱転写画像形成装置13におい
て、画像転写部D近傍の断面図を示す(但し、同図は、
画像転写部Dに用紙Pが給送され、また、トナーtを付
着したトナー担持フィルム14が画像転写部Dを移動し
ている時の断面図である)。尚、同図において、前述の
図3に示す部材と同一部材には同一番号を付して説明す
る。
【0021】トナー担持フィルム14は、ベースフィル
ム14aと粘着層14bで構成され、粘着層14bはベ
ースフィルム14aの周面に貼着されている。ベースフ
ィルム14aは前述と同様、ポリイミド等の耐熱性のあ
るフィルムで構成されている。また、粘着層14bの粘
着力はそれほど強いものではなく、トナーtを保持し、
保持したトナーtが落下することなく画像転写部Dまで
搬送できる程度の粘着力である。尚、本実施例の他の構
成、例えばサーマルヘッド2や、発熱体2’、プラテン
ローラ3、用紙搬送機構6、等の構成は前述の図1に示
す構成と同じである。
ム14aと粘着層14bで構成され、粘着層14bはベ
ースフィルム14aの周面に貼着されている。ベースフ
ィルム14aは前述と同様、ポリイミド等の耐熱性のあ
るフィルムで構成されている。また、粘着層14bの粘
着力はそれほど強いものではなく、トナーtを保持し、
保持したトナーtが落下することなく画像転写部Dまで
搬送できる程度の粘着力である。尚、本実施例の他の構
成、例えばサーマルヘッド2や、発熱体2’、プラテン
ローラ3、用紙搬送機構6、等の構成は前述の図1に示
す構成と同じである。
【0022】この様な構成の熱転写画像形成装置13に
おいて、前述と同様、電源投入後初期設定処理を行い、
印字スタートが指示されると、フィルム搬送ロール7
a、7bが回転し、トナー担持フィルム14を回動す
る。そして、トナー担持フィルム14がトナー容器5内
を移動する間、トナー担持フィルム14の粘着層14b
にはトナーtが付着する。前述の様に、この粘着層14
bの粘着力はトナーtを落下させることなく、確実に画
像転写部Dまで搬送できる粘着力を有する為、トナー担
持フィルム14(粘着層14b)に付着したトナーtは
画像転写部Dまで搬送される。
おいて、前述と同様、電源投入後初期設定処理を行い、
印字スタートが指示されると、フィルム搬送ロール7
a、7bが回転し、トナー担持フィルム14を回動す
る。そして、トナー担持フィルム14がトナー容器5内
を移動する間、トナー担持フィルム14の粘着層14b
にはトナーtが付着する。前述の様に、この粘着層14
bの粘着力はトナーtを落下させることなく、確実に画
像転写部Dまで搬送できる粘着力を有する為、トナー担
持フィルム14(粘着層14b)に付着したトナーtは
画像転写部Dまで搬送される。
【0023】前述の図5は、この時の画像転写部Dの状
態を示す図でもある。同図に示す様に、この時、画像転
写部Dにはサーマルヘッド2とプラテンローラ3間に、
用紙Pとトナー担持フィルム14が重なって挟持された
状態であり、プラテンローラ3は前述の実施例と同様矢
印イ方向に回転し、トナー担持フィルム14は矢印ロ方
向に移動し、用紙Pは矢印ハ方向に移動する。この状態
で、ホスト機器から出力される印字情報に従って発熱体
2’が発熱すると、トナー担持フィルム14に付着した
トナーtが溶け、用紙Pに転写される。
態を示す図でもある。同図に示す様に、この時、画像転
写部Dにはサーマルヘッド2とプラテンローラ3間に、
用紙Pとトナー担持フィルム14が重なって挟持された
状態であり、プラテンローラ3は前述の実施例と同様矢
印イ方向に回転し、トナー担持フィルム14は矢印ロ方
向に移動し、用紙Pは矢印ハ方向に移動する。この状態
で、ホスト機器から出力される印字情報に従って発熱体
2’が発熱すると、トナー担持フィルム14に付着した
トナーtが溶け、用紙Pに転写される。
【0024】図6はこの状態を示す図である。印字情報
に基づいて発熱体2’が発熱すると、この熱はトナー担
持フィルム14を介してトナーtに伝わり、溶融温度に
達すると、溶けたトナーt’は用紙Pに転写される。本
実施例の場合、トナーtをトナー担持フィルム14に保
持する力は粘着層14bの粘着力である。したがって、
一見、溶けたトナーt’は用紙Pに転写されず、トナー
担持フィルム14(粘着層14b)側に付着しそうであ
る。しかしながら、粘着層14bには付着しない。その
理由は以下の様に考えられる。
に基づいて発熱体2’が発熱すると、この熱はトナー担
持フィルム14を介してトナーtに伝わり、溶融温度に
達すると、溶けたトナーt’は用紙Pに転写される。本
実施例の場合、トナーtをトナー担持フィルム14に保
持する力は粘着層14bの粘着力である。したがって、
一見、溶けたトナーt’は用紙Pに転写されず、トナー
担持フィルム14(粘着層14b)側に付着しそうであ
る。しかしながら、粘着層14bには付着しない。その
理由は以下の様に考えられる。
【0025】すなわち、トナーtが溶融していない時、
用紙Pとトナーtの付着力(摩擦による静電力)をF1
とし、粘着層14bとトナーtの粘着力をF2とする
と、トナーtが溶融していない時は粘着層14bの粘着
力が強く、F2>F1であり、トナーtは粘着層14b
(トナー担持フィルム14)側に粘着したままである。
したがって、通電されない発熱体2’に対応する用紙P
の位置にはトナーtが転写されることなく、所謂用紙P
の地汚れを防止できる。 一方、通電された発熱体2’
では、対応する位置のトナーtが溶融し、溶融したトナ
ーt’の表面エネルギー(トナーt’の表面張力)は低
下し、溶融したトナーt’と粘着層14b(トナー担持
フィルム14)との粘着力は低下する。また、トナーt
が溶融するとトナーt’の粘性により、トナーt’と用
紙Pとの付着力が増大する。したがって、トナーtが溶
融した時のトナーt’と粘着層14bとの粘着力をF
2’とし、トナーt’と用紙Pとの付着力をF1’とす
ると、F1’>F2’となり、用紙Pに溶融したトナー
t’が転写される。従って、発熱体2’が発熱すると、
用紙Pにのみ溶融したトナーt’が確実に転写される。
用紙Pとトナーtの付着力(摩擦による静電力)をF1
とし、粘着層14bとトナーtの粘着力をF2とする
と、トナーtが溶融していない時は粘着層14bの粘着
力が強く、F2>F1であり、トナーtは粘着層14b
(トナー担持フィルム14)側に粘着したままである。
したがって、通電されない発熱体2’に対応する用紙P
の位置にはトナーtが転写されることなく、所謂用紙P
の地汚れを防止できる。 一方、通電された発熱体2’
では、対応する位置のトナーtが溶融し、溶融したトナ
ーt’の表面エネルギー(トナーt’の表面張力)は低
下し、溶融したトナーt’と粘着層14b(トナー担持
フィルム14)との粘着力は低下する。また、トナーt
が溶融するとトナーt’の粘性により、トナーt’と用
紙Pとの付着力が増大する。したがって、トナーtが溶
融した時のトナーt’と粘着層14bとの粘着力をF
2’とし、トナーt’と用紙Pとの付着力をF1’とす
ると、F1’>F2’となり、用紙Pに溶融したトナー
t’が転写される。従って、発熱体2’が発熱すると、
用紙Pにのみ溶融したトナーt’が確実に転写される。
【0026】以上のメカニズムを以下に更に詳しく説明
する。接着理論では固体の表面に液体が接触したときの
接着エネルギー(Wa)、即ち上記F1’、F2’は下
記の式で現される。
する。接着理論では固体の表面に液体が接触したときの
接着エネルギー(Wa)、即ち上記F1’、F2’は下
記の式で現される。
【0027】
【数1】
【0028】但し、γs:固体の表面張力 γL:液体の表面張力 溶融トナーは粘度の高い液体と看做するため上式は粘着
層と溶融トナーの界面及び用紙Pと溶融トナーの界面に
適用できる。従ってF1’及びF2’は、
層と溶融トナーの界面及び用紙Pと溶融トナーの界面に
適用できる。従ってF1’及びF2’は、
【0029】
【数2】
【0030】但し、γp:用紙Pの表面張力 γt:溶融トナーの表面張力
【0031】
【数3】
【0032】但し、γa:粘着層の表面張力 ここで溶融トナーの表面張力は23〔dyn/cm〕程度であ
り、用紙Pの表面張力は45〔dyn/cm〕程度である。ま
た、粘着層に天然ゴム系の材料を用いた場合の粘着層の
表面張力は24〔dyn/cm〕程度となる。これらの数値を
用いて上記F1’、F2’を求めると、 F1’=61〔erg/cm2 〕 F2’=47〔erg/cm2 〕 となる。従って溶融トナーを用紙Pに確実に転写するこ
とができる。
り、用紙Pの表面張力は45〔dyn/cm〕程度である。ま
た、粘着層に天然ゴム系の材料を用いた場合の粘着層の
表面張力は24〔dyn/cm〕程度となる。これらの数値を
用いて上記F1’、F2’を求めると、 F1’=61〔erg/cm2 〕 F2’=47〔erg/cm2 〕 となる。従って溶融トナーを用紙Pに確実に転写するこ
とができる。
【0033】したがって、本実施例によっても、感光体
等の高価な装置や、インクリボン等のランニングコスト
の嵩む消耗品を使用することがなく、コストダウンを図
った熱転写画像形成装置13によりトナー画像を用紙P
に作成することができる。
等の高価な装置や、インクリボン等のランニングコスト
の嵩む消耗品を使用することがなく、コストダウンを図
った熱転写画像形成装置13によりトナー画像を用紙P
に作成することができる。
【0034】さらに、本実施例によれば、トナー担持フ
ィルム14に粘着層14bを設けた構成であるので、用
紙P上の転写を行わない位置にはトナーtが転写され
ず、地汚れを確実に防止できる。
ィルム14に粘着層14bを設けた構成であるので、用
紙P上の転写を行わない位置にはトナーtが転写され
ず、地汚れを確実に防止できる。
【0035】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
本実施例においても、第1の実施例と基本構成は同じで
あるが、トナー担持部材としてのトナー担持フィルムに
弾性部材が形成された点が異なる。尚、本実施例におい
ても、トナー担持フィルムはベースフィルムと弾性層で
構成され、ベースフィルムはポリイミド等の耐熱性のあ
るフィルムで構成され、弾性層は所定硬度のシリコンゴ
ムで構成されている。尚、本実施例の他の構成、例えば
サーマルヘッド2や、発熱体2’、プラテンローラ3、
用紙搬送機構6、等の構成は前述の図1に示す構成と同
じである。
本実施例においても、第1の実施例と基本構成は同じで
あるが、トナー担持部材としてのトナー担持フィルムに
弾性部材が形成された点が異なる。尚、本実施例におい
ても、トナー担持フィルムはベースフィルムと弾性層で
構成され、ベースフィルムはポリイミド等の耐熱性のあ
るフィルムで構成され、弾性層は所定硬度のシリコンゴ
ムで構成されている。尚、本実施例の他の構成、例えば
サーマルヘッド2や、発熱体2’、プラテンローラ3、
用紙搬送機構6、等の構成は前述の図1に示す構成と同
じである。
【0036】この様な構成の熱転写画像形成装置におい
て、前述と同様、印字スタートが指示されると、フィル
ム搬送ロール7a、7bが回転し、トナー担持フィルム
にはトナーtが付着する。この付着力は、図7に示す様
に、ベースフィルム16a上に形成された弾性層16b
の可檮性及び柔軟性により、トナーtが弾性層16b内
に沈み込み、トナーtと弾性層16bとの接触面積を増
大し、Vandel-Walls力が増す為である。この様にして、
この弾性層16bに付着したトナーtは落下することな
く、確実に画像転写部Dまで送られる。尚、弾性層16
bが充分なトナー保持力を有するためには硬度がJIS
−Aにて30度以下であることが好ましい。
て、前述と同様、印字スタートが指示されると、フィル
ム搬送ロール7a、7bが回転し、トナー担持フィルム
にはトナーtが付着する。この付着力は、図7に示す様
に、ベースフィルム16a上に形成された弾性層16b
の可檮性及び柔軟性により、トナーtが弾性層16b内
に沈み込み、トナーtと弾性層16bとの接触面積を増
大し、Vandel-Walls力が増す為である。この様にして、
この弾性層16bに付着したトナーtは落下することな
く、確実に画像転写部Dまで送られる。尚、弾性層16
bが充分なトナー保持力を有するためには硬度がJIS
−Aにて30度以下であることが好ましい。
【0037】図8は、この時の画像転写部Dの状態を示
す図である。この状態で、ホスト機器から出力される印
字情報に従って発熱体2’が発熱すると、トナー担持フ
ィルム16(弾性層16b)に付着したトナーtが溶
け、用紙Pに付着する(図9参照)。すなわち、印字情
報に従って発熱体2’が発熱すると、この熱はトナー担
持フィルム16を介してトナーtに伝わり、トナーtが
溶けて用紙Pに転写される。この場合にも、トナーtは
トナー担持フィルム16側に転写されることなく、用紙
Pに転写される。その理由は上述と同様である。
す図である。この状態で、ホスト機器から出力される印
字情報に従って発熱体2’が発熱すると、トナー担持フ
ィルム16(弾性層16b)に付着したトナーtが溶
け、用紙Pに付着する(図9参照)。すなわち、印字情
報に従って発熱体2’が発熱すると、この熱はトナー担
持フィルム16を介してトナーtに伝わり、トナーtが
溶けて用紙Pに転写される。この場合にも、トナーtは
トナー担持フィルム16側に転写されることなく、用紙
Pに転写される。その理由は上述と同様である。
【0038】したがって、本実施例によっても、コスト
ダウンを図った熱転写画像形成装置によりトナー画像を
作成でき、しかも地汚れも確実に防止できるものであ
る。次に、本発明の第4の実施例を説明する。
ダウンを図った熱転写画像形成装置によりトナー画像を
作成でき、しかも地汚れも確実に防止できるものであ
る。次に、本発明の第4の実施例を説明する。
【0039】本実施例は、プラテンローラ3内にヒータ
等の加熱装置を配設した構成である。このヒータによ
り、例えば加熱装置の温度をA1に予熱する。この温度
A1は、トナーtが溶融するガラス転移点の温度A2
(例えば、150°C)より低い温度であり、勿論常温
(例えば、20°C)より高い温度である。
等の加熱装置を配設した構成である。このヒータによ
り、例えば加熱装置の温度をA1に予熱する。この温度
A1は、トナーtが溶融するガラス転移点の温度A2
(例えば、150°C)より低い温度であり、勿論常温
(例えば、20°C)より高い温度である。
【0040】この様な加熱装置をプラテンローラ3内に
配設し、所定温度(上述の温度A1)に制御することで
トナーtを予熱するものである。この様な構成とするこ
とで、発熱体2’の発熱に基づいて短時間でトナーの溶
融温度である温度A2まで加熱できる。
配設し、所定温度(上述の温度A1)に制御することで
トナーtを予熱するものである。この様な構成とするこ
とで、発熱体2’の発熱に基づいて短時間でトナーの溶
融温度である温度A2まで加熱できる。
【0041】図10はこのことを説明する図であり、不
図示の加熱装置によりトナーtを温度A1に予熱した場
合と、予熱しない場合とを比較する図である。トナーt
を予熱しない場合には、発熱体2’により常温A0から
温度A2まで加熱しなければならず、この為には時間T
2 を要する。これに対し、予熱する場合には、前述の様
にトナーtは温度A1に予め予熱されている為、T1 と
いう短時間で溶融温度A2まで加熱することができる。
したがって、1ライン毎の印字時間を短縮することがで
き、印字処理を高速に行うことができる。
図示の加熱装置によりトナーtを温度A1に予熱した場
合と、予熱しない場合とを比較する図である。トナーt
を予熱しない場合には、発熱体2’により常温A0から
温度A2まで加熱しなければならず、この為には時間T
2 を要する。これに対し、予熱する場合には、前述の様
にトナーtは温度A1に予め予熱されている為、T1 と
いう短時間で溶融温度A2まで加熱することができる。
したがって、1ライン毎の印字時間を短縮することがで
き、印字処理を高速に行うことができる。
【0042】尚、ヒータ等の加熱装置を温度A1に制御
する為の制御手段としての温度制御回路は、特に図示し
ないが、例えばプラテンローラ3の近傍に設けられたサ
ーミスタや、このサーミスタの検出温度に基づく制御回
路で構成されている。
する為の制御手段としての温度制御回路は、特に図示し
ないが、例えばプラテンローラ3の近傍に設けられたサ
ーミスタや、このサーミスタの検出温度に基づく制御回
路で構成されている。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば高価な感光体や、ランニングコストが嵩むインクリ
ボンを使用する必要がないので、装置のコストダウンを
図ることができる。
れば高価な感光体や、ランニングコストが嵩むインクリ
ボンを使用する必要がないので、装置のコストダウンを
図ることができる。
【0044】また、トナー担持フィルムに粘着層や、弾
性層を使用することにより、地汚れを確実に防止でき、
印字品質の優れた熱転写画像形成装置を提供することが
できる。
性層を使用することにより、地汚れを確実に防止でき、
印字品質の優れた熱転写画像形成装置を提供することが
できる。
【0045】さらに、加熱装置をプラテンローラ等に内
蔵し、予めトナーを予熱することにより、印字情報に従
って転写処理を行う際、短時間でトナーの溶融温度に設
定でき、印字処理速度を向上することができる。
蔵し、予めトナーを予熱することにより、印字情報に従
って転写処理を行う際、短時間でトナーの溶融温度に設
定でき、印字処理速度を向上することができる。
【図1】第1の実施例の熱転写画像形成装置の模式的断
面図である。
面図である。
【図2】第1の実施例の熱転写画像形成装置の要部構成
を説明する図である。
を説明する図である。
【図3】第1の実施例の熱転写画像形成装置の画像転写
部Dの断面構成を説明する図である。
部Dの断面構成を説明する図である。
【図4】第1の実施例の熱転写画像形成装置を用いた場
合の用紙への転写状態を示す図である。
合の用紙への転写状態を示す図である。
【図5】第2の実施例の熱転写画像形成装置の画像転写
部Dの断面構成を説明する図である。
部Dの断面構成を説明する図である。
【図6】第2の実施例の熱転写画像形成装置を用いた場
合の用紙への転写状態を示す図である。
合の用紙への転写状態を示す図である。
【図7】第3の実施例の熱転写画像形成装置を用いた場
合の、トナーtを弾性層に保持する状態を説明する図で
ある。
合の、トナーtを弾性層に保持する状態を説明する図で
ある。
【図8】第3の実施例の熱転写画像形成装置の画像転写
部Dの断面構成を説明する図である。
部Dの断面構成を説明する図である。
【図9】第3の実施例の熱転写画像形成装置を用いた場
合の用紙への転写状態を示す図である。
合の用紙への転写状態を示す図である。
【図10】第4の実施例を説明する温度特性図である。
1、13 熱転写画像形成装置 2 サーマルヘッド 2’ 発熱体 3 プラテンローラ 4、14、16 トナー担持フィルム 6 用紙搬送機構 7a、7b フィルム搬送ロール 8 給紙カセット 8’ 給紙コロ 9 搬送ロール 10 用紙搬送ガイド 11 搬送ベルト 12’ 排紙口 12 排紙トレー 14a ベースフィルム 14b トナー容器 16a ベースフィルム 16b 弾性層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 織田 将宏 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内
Claims (5)
- 【請求項1】 主走査方向に複数の発熱体を有する発熱
ヘッドとプラテンとを対向配置し、表面にトナーを担持
するトナー担持手段と用紙とを重ねて前記発熱ヘッドと
前記プラテンとの対向部に搬送させ、前記発熱体を選択
通電することにより、前記トナー担持手段上のトナーを
溶融させ、用紙に選択転写してドット画像を形成するこ
とを特徴とする熱転写画像形成装置。 - 【請求項2】 前記トナー担持手段のトナー担持面に粘
着部材を設けた請求項1記載の熱転写画像形成装置。 - 【請求項3】 前記トナー担持手段のトナー担持面が弾
性体である請求項1記載の熱転写画像形成装置。 - 【請求項4】 前記プラテンを加熱する加熱手段を設け
た請求項1、又は2、又は3記載の熱転写画像形成装
置。 - 【請求項5】 前記加熱手段をトナーの溶融温度以下に
加熱制御する制御手段を有する請求項4記載の熱転写画
像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6098917A JPH07304197A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 熱転写画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6098917A JPH07304197A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 熱転写画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07304197A true JPH07304197A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14232490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6098917A Withdrawn JPH07304197A (ja) | 1994-05-12 | 1994-05-12 | 熱転写画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07304197A (ja) |
-
1994
- 1994-05-12 JP JP6098917A patent/JPH07304197A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |