JPH0924699A - 転写シート - Google Patents
転写シートInfo
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- JPH0924699A JPH0924699A JP14875096A JP14875096A JPH0924699A JP H0924699 A JPH0924699 A JP H0924699A JP 14875096 A JP14875096 A JP 14875096A JP 14875096 A JP14875096 A JP 14875096A JP H0924699 A JPH0924699 A JP H0924699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- transfer sheet
- transfer
- resin
- surface protective
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Printing Methods (AREA)
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被転写製品に転写した後の絵柄層表面を保護
するために設ける表面保護層が絵柄層との接着性に優
れ、表面保護層が摩擦されても表面保護層が剥離し難
く、絵柄層の保護性に優れた転写シートを提供する。 【解決手段】 本発明の転写シートは、絵柄層3と、該
絵柄層3表面を保護するための表面保護層5とを有する
転写層2を基材1上に設けた転写シートであって、表面
保護層5が電離放射線硬化型樹脂硬化物によって形成さ
れているとともに、表面保護層5と絵柄層3との間に、
表面保護層5と絵柄層3との接着性を向上するためのプ
ライマー層6を設けたものである。
するために設ける表面保護層が絵柄層との接着性に優
れ、表面保護層が摩擦されても表面保護層が剥離し難
く、絵柄層の保護性に優れた転写シートを提供する。 【解決手段】 本発明の転写シートは、絵柄層3と、該
絵柄層3表面を保護するための表面保護層5とを有する
転写層2を基材1上に設けた転写シートであって、表面
保護層5が電離放射線硬化型樹脂硬化物によって形成さ
れているとともに、表面保護層5と絵柄層3との間に、
表面保護層5と絵柄層3との接着性を向上するためのプ
ライマー層6を設けたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は転写シートに関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】製品表
面に例えば木目模様等を転写法により形成するために転
写シートが用いられており、この種転写シートとして、
基材上に、例えば表面保護層と、木目模様等を形成した
絵柄層と、必要により接着剤層を順次積層して転写層を
設けた構成のものが知られている。
面に例えば木目模様等を転写法により形成するために転
写シートが用いられており、この種転写シートとして、
基材上に、例えば表面保護層と、木目模様等を形成した
絵柄層と、必要により接着剤層を順次積層して転写層を
設けた構成のものが知られている。
【0003】転写層における表面保護層は、製品表面に
転写層を転写した後に絵柄層の表面側に位置して絵柄層
を保護するものであり、電子線硬化型樹脂や紫外線硬化
型樹脂にて構成されている。
転写層を転写した後に絵柄層の表面側に位置して絵柄層
を保護するものであり、電子線硬化型樹脂や紫外線硬化
型樹脂にて構成されている。
【0004】ところで表面保護層は上記したように製品
の表面側に位置しているため、摩擦等を受け易く、表面
保護層が摩擦等によって絵柄層から剥離すると絵柄層が
傷つけられる可能性があった。
の表面側に位置しているため、摩擦等を受け易く、表面
保護層が摩擦等によって絵柄層から剥離すると絵柄層が
傷つけられる可能性があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
表面保護層と絵柄層の接着性を向上した転写シートを提
供することを目的とするものである。
表面保護層と絵柄層の接着性を向上した転写シートを提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本発明の転写シート
は、絵柄層と、該絵柄層表面を保護するための表面保護
層とを有する転写層を基材上に設けた転写シートであっ
て、表面保護層が電離放射線硬化型樹脂硬化物によって
形成されているとともに、表面保護層と絵柄層との間
に、表面保護層と絵柄層との接着性を向上するためのプ
ライマー層を有することを特徴とする。
は、絵柄層と、該絵柄層表面を保護するための表面保護
層とを有する転写層を基材上に設けた転写シートであっ
て、表面保護層が電離放射線硬化型樹脂硬化物によって
形成されているとともに、表面保護層と絵柄層との間
に、表面保護層と絵柄層との接着性を向上するためのプ
ライマー層を有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の転写シートを図面
に基づき説明する。
に基づき説明する。
【0008】図1は本発明の転写シートの一実施態様を
示し、1は基材、2は転写層で、転写層2は絵柄層3
と、接着剤層4と、被転写製品に転写された後の絵柄層
3を保護するための表面保護層とを有し、表面保護層5
は絵柄層3との接着性向上のためのプライマー層6を介
して絵柄層3に積層されている。
示し、1は基材、2は転写層で、転写層2は絵柄層3
と、接着剤層4と、被転写製品に転写された後の絵柄層
3を保護するための表面保護層とを有し、表面保護層5
は絵柄層3との接着性向上のためのプライマー層6を介
して絵柄層3に積層されている。
【0009】上記基材1としてはポリエチレンテレフタ
レート等のポリエステル、コロナ処理等の表面活性化処
理を施したポリオレフィン、例えばポリエチレン、ポリ
プロピレン等からなる厚さ10〜100μ程度のフィル
ムが用いられるが、なかでもポリエステルフィルムが好
ましく、通常12〜100μ、特に好ましくは25〜7
5μのポリエチレンテレフタレートフィルムが用いられ
る。
レート等のポリエステル、コロナ処理等の表面活性化処
理を施したポリオレフィン、例えばポリエチレン、ポリ
プロピレン等からなる厚さ10〜100μ程度のフィル
ムが用いられるが、なかでもポリエステルフィルムが好
ましく、通常12〜100μ、特に好ましくは25〜7
5μのポリエチレンテレフタレートフィルムが用いられ
る。
【0010】絵柄層3には任意の着色、模様、文字等が
施される。絵柄層3はグラビア印刷、シルクスクリーン
印刷等の印刷法によって形成することができる。絵柄層
3形成用のインキとしては、通常の印刷インキが用いら
れるが、特にアクリル系インキが好ましい。
施される。絵柄層3はグラビア印刷、シルクスクリーン
印刷等の印刷法によって形成することができる。絵柄層
3形成用のインキとしては、通常の印刷インキが用いら
れるが、特にアクリル系インキが好ましい。
【0011】表面保護層5は電子線硬化型樹脂、紫外線
硬化型樹脂等の電離放射線硬化型樹脂硬化物によって構
成される。電子線硬化型樹脂としてはエチレン性不飽和
結合を有するプレポリマーが挙げられ、例えば不飽和ポ
リエステル、ポリエステルアクリレート、エポキシアク
リレート、ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリ
レート、ポリオールアクリレート、メラミンアクリレー
ト等のアクリレート類;ポリエステルメタクリレート、
エポキシメタクリレート、ウレタンメタクリレート、ポ
リエーテルメタクリレート、ポリオールメタクリレー
ト、メラミンメタクリレート等のメタクリレート類等の
一種または二種以上の混合物が挙げられる。またこれら
のプレポリマーに、粘度を調節するとともに硬化膜の物
性をも調節する役割を果たす反応性希釈剤を添加したも
のも用いることができる。
硬化型樹脂等の電離放射線硬化型樹脂硬化物によって構
成される。電子線硬化型樹脂としてはエチレン性不飽和
結合を有するプレポリマーが挙げられ、例えば不飽和ポ
リエステル、ポリエステルアクリレート、エポキシアク
リレート、ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリ
レート、ポリオールアクリレート、メラミンアクリレー
ト等のアクリレート類;ポリエステルメタクリレート、
エポキシメタクリレート、ウレタンメタクリレート、ポ
リエーテルメタクリレート、ポリオールメタクリレー
ト、メラミンメタクリレート等のメタクリレート類等の
一種または二種以上の混合物が挙げられる。またこれら
のプレポリマーに、粘度を調節するとともに硬化膜の物
性をも調節する役割を果たす反応性希釈剤を添加したも
のも用いることができる。
【0012】反応性希釈剤としてはエチレン性不飽和結
合を有する化合物あるいはチオール類で、例えばスチレ
ン、α−メチルスチレン等のスチレン系モノマー;アク
リル酸メチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アク
リル酸メトキシエチル、アクリル酸ブトキシエチル、ア
クリル酸ブチル、アクリル酸メトキシブチル、アクリル
酸フェニル等のアクリル酸エステル類;メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メ
タクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸エトキシメチ
ル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ラウリル等の
メタクリル酸エステル類;アクリルアミド、メタクリル
アミド等の不飽和カルボン酸アミド;アクリル酸−2−
(N,N−ジメチルアミノ)エチル、アクリル酸−2−
(N,N−ジベンジルアミノ)エチル、メタクリル酸
(N,N−ジメチルアミノ)メチル、アクリル酸−2−
(N,N−ジエチルアミノ)プロピル等の不飽和酸の置
換アミノアルコールエステル類;エチレングリコールジ
アクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、
ネオペンチルグルコールジアクリレート、1,6−ヘキ
サンジオールジアクリレート、ジエチレングリコールジ
アクリレート、トリエチレングリコールジアクリレー
ト、ジプロピレングリコールジアクリレート、エチレン
グリコールジメタクリレート、プロピレングリコールジ
メタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト等の多官能性化合物;トリメチロールプロパントリチ
オグリコレート、トリメチロールプロパントリチオプロ
ピオネート、ペンタエリスリトールテトラチオグリコレ
ート等の多官能性チオール類等であり、これらは必要に
応じて一種又は二種以上混合して用いることができる。
合を有する化合物あるいはチオール類で、例えばスチレ
ン、α−メチルスチレン等のスチレン系モノマー;アク
リル酸メチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アク
リル酸メトキシエチル、アクリル酸ブトキシエチル、ア
クリル酸ブチル、アクリル酸メトキシブチル、アクリル
酸フェニル等のアクリル酸エステル類;メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メ
タクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸エトキシメチ
ル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ラウリル等の
メタクリル酸エステル類;アクリルアミド、メタクリル
アミド等の不飽和カルボン酸アミド;アクリル酸−2−
(N,N−ジメチルアミノ)エチル、アクリル酸−2−
(N,N−ジベンジルアミノ)エチル、メタクリル酸
(N,N−ジメチルアミノ)メチル、アクリル酸−2−
(N,N−ジエチルアミノ)プロピル等の不飽和酸の置
換アミノアルコールエステル類;エチレングリコールジ
アクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、
ネオペンチルグルコールジアクリレート、1,6−ヘキ
サンジオールジアクリレート、ジエチレングリコールジ
アクリレート、トリエチレングリコールジアクリレー
ト、ジプロピレングリコールジアクリレート、エチレン
グリコールジメタクリレート、プロピレングリコールジ
メタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト等の多官能性化合物;トリメチロールプロパントリチ
オグリコレート、トリメチロールプロパントリチオプロ
ピオネート、ペンタエリスリトールテトラチオグリコレ
ート等の多官能性チオール類等であり、これらは必要に
応じて一種又は二種以上混合して用いることができる。
【0013】紫外線硬化型樹脂としては上記電子線硬化
型樹脂にベンゾインエーテル類、ハロゲン化アセトフェ
ノン類、ベンゾフェノン類、ジアセチル類等の紫外線照
射によってラジカルを発生する光開始剤を添加したもの
が用いられる。
型樹脂にベンゾインエーテル類、ハロゲン化アセトフェ
ノン類、ベンゾフェノン類、ジアセチル類等の紫外線照
射によってラジカルを発生する光開始剤を添加したもの
が用いられる。
【0014】プライマー層6は絵柄層3、表面保護層5
の材質に応じて絵柄層3と表面保護層5との接着性を向
上し得る材質のものを選択して用い、プライマー層6に
用いられるプライマーとしては、例えばアクリル樹脂系
プライマー、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂系プ
ライマー、ポリスチレン樹脂系プライマー、ゴム系プラ
イマー等が挙げられるが、絵柄層3がアクリル系インキ
よりなる場合、絵柄層3と電離放射線硬化型樹脂よりな
る表面保護層5との接着性を向上させるためには、プラ
イマー層6にはアクリル樹脂系プライマーを用いること
が好ましい。
の材質に応じて絵柄層3と表面保護層5との接着性を向
上し得る材質のものを選択して用い、プライマー層6に
用いられるプライマーとしては、例えばアクリル樹脂系
プライマー、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂系プ
ライマー、ポリスチレン樹脂系プライマー、ゴム系プラ
イマー等が挙げられるが、絵柄層3がアクリル系インキ
よりなる場合、絵柄層3と電離放射線硬化型樹脂よりな
る表面保護層5との接着性を向上させるためには、プラ
イマー層6にはアクリル樹脂系プライマーを用いること
が好ましい。
【0015】基材1と転写層2との間には、転写層2の
基材1からの剥離性を調節するための剥離性調整層7が
設けられている。基材1と転写層2との剥離性は、基材
1と転写層2の材質(図1の例では表面保護層5の材
質)とによって決まり、両者の組合わせによって剥離性
が軽くなりすぎると、転写時にバリが発生し易くなり、
また剥離性が重くなりすぎると基材1を剥離し難くな
る。剥離性調整層7はアクリル系樹脂とメラミン系樹脂
との混合により構成し、両者の混合割合を調節すること
により、転写層2の剥離性を基材1と転写層2の材質に
応じて調節することができる。アクリル系樹脂とメラミ
ン系樹脂との配合割合は、アクリル系樹脂10〜90重
量部、メラミン系樹脂90〜10重量部とすると良く、
アクリル系樹脂の量が多くなると剥離性が重くなり、メ
ラミン系樹脂の量が多くなると剥離性が軽くなる。
基材1からの剥離性を調節するための剥離性調整層7が
設けられている。基材1と転写層2との剥離性は、基材
1と転写層2の材質(図1の例では表面保護層5の材
質)とによって決まり、両者の組合わせによって剥離性
が軽くなりすぎると、転写時にバリが発生し易くなり、
また剥離性が重くなりすぎると基材1を剥離し難くな
る。剥離性調整層7はアクリル系樹脂とメラミン系樹脂
との混合により構成し、両者の混合割合を調節すること
により、転写層2の剥離性を基材1と転写層2の材質に
応じて調節することができる。アクリル系樹脂とメラミ
ン系樹脂との配合割合は、アクリル系樹脂10〜90重
量部、メラミン系樹脂90〜10重量部とすると良く、
アクリル系樹脂の量が多くなると剥離性が重くなり、メ
ラミン系樹脂の量が多くなると剥離性が軽くなる。
【0016】上記アクリル系樹脂としては官能性モノマ
ーを共重合したアクリル系樹脂が挙げられ、例えば三菱
レーヨン製のダイヤナールHR606、東レ製のコータ
ックスSA107〜302、大日本インキ製のアクリデ
ックA405〜409等の製品が用いられる。またメラ
ミン系樹脂としてはブタノール変性またはメタノール変
性したメラミン系樹脂が挙げられ、例えばブチル化メラ
ミン樹脂として三井東圧製のユーバン20SB、日立化
成製のメラン24等、メチル化メラミン樹脂として三井
東圧製のサイメル325、DIC製のL−105−60
等が挙げられる。
ーを共重合したアクリル系樹脂が挙げられ、例えば三菱
レーヨン製のダイヤナールHR606、東レ製のコータ
ックスSA107〜302、大日本インキ製のアクリデ
ックA405〜409等の製品が用いられる。またメラ
ミン系樹脂としてはブタノール変性またはメタノール変
性したメラミン系樹脂が挙げられ、例えばブチル化メラ
ミン樹脂として三井東圧製のユーバン20SB、日立化
成製のメラン24等、メチル化メラミン樹脂として三井
東圧製のサイメル325、DIC製のL−105−60
等が挙げられる。
【0017】上記転写層2の絵柄層3側には、被転写製
品と絵柄層3との接着性を向上させるために必要によっ
て接着剤層4を設ける。接着剤層4を構成する接着剤と
してはアクリル系接着剤、塩化ビニル/酢酸ビニル共重
合体系接着剤、ポリスチレン系接着剤、エチレン/酢酸
ビニル共重合体系接着剤、ゴム系接着剤等の接着剤が挙
げられるが、アクリル系接着剤が好ましい。
品と絵柄層3との接着性を向上させるために必要によっ
て接着剤層4を設ける。接着剤層4を構成する接着剤と
してはアクリル系接着剤、塩化ビニル/酢酸ビニル共重
合体系接着剤、ポリスチレン系接着剤、エチレン/酢酸
ビニル共重合体系接着剤、ゴム系接着剤等の接着剤が挙
げられるが、アクリル系接着剤が好ましい。
【0018】上記転写シートは、基材1に剥離性調整層
7、表面保護層5、プライマー層6、絵柄層3、接着剤
層4を順次積層していくことによって製造することがで
き、剥離性調整層7、表面保護層5、プライマー層6、
接着剤層4の形成方法としては、ロールコート、グラビ
アコート等のコーティング法が採用される。また表面保
護層5を形成する電離放射線硬化型樹脂の硬化は、プラ
イマー層6まで塗布した後に電子線、紫外線等を照射し
て行うようにすると、作業性が向上し好ましい。
7、表面保護層5、プライマー層6、絵柄層3、接着剤
層4を順次積層していくことによって製造することがで
き、剥離性調整層7、表面保護層5、プライマー層6、
接着剤層4の形成方法としては、ロールコート、グラビ
アコート等のコーティング法が採用される。また表面保
護層5を形成する電離放射線硬化型樹脂の硬化は、プラ
イマー層6まで塗布した後に電子線、紫外線等を照射し
て行うようにすると、作業性が向上し好ましい。
【0019】本発明転写シートによる転写方法として
は、被転写製品表面に本発明転写シートを重ね合わせて
加熱、加圧した後、基材1を剥離して転写層2を被転写
製品表面に転写する方法や、本発明転写シートを射出成
形型内に予め敷設した後に射出成形し、しかる後に基材
1を剥離して転写層2の転写された射出成形品を得る等
の方法を採用することができる。
は、被転写製品表面に本発明転写シートを重ね合わせて
加熱、加圧した後、基材1を剥離して転写層2を被転写
製品表面に転写する方法や、本発明転写シートを射出成
形型内に予め敷設した後に射出成形し、しかる後に基材
1を剥離して転写層2の転写された射出成形品を得る等
の方法を採用することができる。
【0020】
【実施例】以下、具体的実施例を挙げて本発明を更に詳
細に説明する。
細に説明する。
【0021】実施例1 厚さ38μのポリエチレンテレフタレートフィルム(ダ
イアホイール製:Gタイプ)を基材とし、この片面にア
クリル樹脂とメラミン樹脂を2:1の割合で含有する混
合樹脂(大日精化製:EX114D)をグラビアコータ
ーにて0.5μの厚さに塗布し、この上にポリエステル
アクリレート系の電子線硬化型樹脂をロールコーターに
て3μの厚さに塗布し、更にこの上にアクリル樹脂系の
プライマー(三菱レーヨン(株)製:MHOの溶剤溶
液)をグラビアコーターにて厚さ1μに塗布した後、照
射線量5Mradの電子線を10m/min.の速度で照射
して電子線硬化型樹脂を硬化せしめた。
イアホイール製:Gタイプ)を基材とし、この片面にア
クリル樹脂とメラミン樹脂を2:1の割合で含有する混
合樹脂(大日精化製:EX114D)をグラビアコータ
ーにて0.5μの厚さに塗布し、この上にポリエステル
アクリレート系の電子線硬化型樹脂をロールコーターに
て3μの厚さに塗布し、更にこの上にアクリル樹脂系の
プライマー(三菱レーヨン(株)製:MHOの溶剤溶
液)をグラビアコーターにて厚さ1μに塗布した後、照
射線量5Mradの電子線を10m/min.の速度で照射
して電子線硬化型樹脂を硬化せしめた。
【0022】次いで、プライマー層の上からアクリル系
インキ(昭和インク製:GG)を用いてグラビア印刷を
行い絵柄層を形成し、更に絵柄層の上に接着剤層形成用
アクリル系インキ(昭和インク製:HS32)をグラビ
アコーターにて2μの厚さに塗布し接着剤層を形成し転
写シートとした。この転写シートを射出成形用金型内に
敷設してアクリル系樹脂を射出成形した後、基材を剥離
したところ良好な剥離性が得られ、基材の剥離が容易で
あったとともに、バリの発生も認められなかった。また
剥離性調整層形成用にメラミン成分が多い(アクリル系
樹脂:メラミン系樹脂=1:5)樹脂(大日精化製:E
X114J)を用いたところ更に剥離性が軽くなった。
インキ(昭和インク製:GG)を用いてグラビア印刷を
行い絵柄層を形成し、更に絵柄層の上に接着剤層形成用
アクリル系インキ(昭和インク製:HS32)をグラビ
アコーターにて2μの厚さに塗布し接着剤層を形成し転
写シートとした。この転写シートを射出成形用金型内に
敷設してアクリル系樹脂を射出成形した後、基材を剥離
したところ良好な剥離性が得られ、基材の剥離が容易で
あったとともに、バリの発生も認められなかった。また
剥離性調整層形成用にメラミン成分が多い(アクリル系
樹脂:メラミン系樹脂=1:5)樹脂(大日精化製:E
X114J)を用いたところ更に剥離性が軽くなった。
【0023】比較例1 剥離性調整層を設けなかった他は実施例1と同様の構成
を有する転写シートを用い、実施例1と同様の成形を行
った後、基材を剥離したところ、成形品の曲面部分にお
いて電子線硬化型樹脂と基材とが一体化し基材の剥離が
きわめて困難であった。
を有する転写シートを用い、実施例1と同様の成形を行
った後、基材を剥離したところ、成形品の曲面部分にお
いて電子線硬化型樹脂と基材とが一体化し基材の剥離が
きわめて困難であった。
【0024】比較例2 剥離性調整層をアクリル系樹脂:メラミン系樹脂=0.
5:9.5である樹脂より構成した他は実施例1と同様
の構成を有する転写シートを用い、実施例1と同様の成
形を行った後、基材を剥離したところ、剥離性は軽く容
易に基材を剥離できたが成形品のパーティング部におい
て著しいバリの発生が認められた。
5:9.5である樹脂より構成した他は実施例1と同様
の構成を有する転写シートを用い、実施例1と同様の成
形を行った後、基材を剥離したところ、剥離性は軽く容
易に基材を剥離できたが成形品のパーティング部におい
て著しいバリの発生が認められた。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の転写シート
は、絵柄層と、転写後の絵柄層を保護するために設け
る、電離放射線硬化型樹脂硬化物からなる表面保護層と
の間に、プライマー層を設けたことにより、表面保護層
と絵柄層との接着性が向上される。この結果、転写層を
被転写製品に転写後に表面保護層が摩擦されても、表面
保護層が剥離し難く、表面保護層により絵柄層表面が保
護される効果がある。
は、絵柄層と、転写後の絵柄層を保護するために設け
る、電離放射線硬化型樹脂硬化物からなる表面保護層と
の間に、プライマー層を設けたことにより、表面保護層
と絵柄層との接着性が向上される。この結果、転写層を
被転写製品に転写後に表面保護層が摩擦されても、表面
保護層が剥離し難く、表面保護層により絵柄層表面が保
護される効果がある。
【図1】本発明転写シートの一実施態様を示す縦断面図
である。
である。
1 基材 2 転写層 3 絵柄層 5 表面保護層 6 プライマー層 7 剥離性調整層
Claims (4)
- 【請求項1】 絵柄層と、該絵柄層表面を保護するため
の表面保護層とを有する転写層を基材上に設けた転写シ
ートであって、表面保護層が電離放射線硬化型樹脂硬化
物によって形成されているとともに、表面保護層と絵柄
層との間に、表面保護層と絵柄層との接着性を向上する
ためのプライマー層を有することを特徴とする転写シー
ト。 - 【請求項2】 絵柄層がアクリル系インキよりなり、且
つプライマー層がアクリル樹脂系のプライマーよりなる
ことを特徴とする請求項1記載の転写シート。 - 【請求項3】 基材と転写層との間に剥離性調整層を有
することを特徴とする請求項1又は2記載の転写シー
ト。 - 【請求項4】 剥離性調整層がアクリル系樹脂10〜9
0重量部とメラミン系樹脂90〜10重量部との混合樹
脂よりなる請求項3記載の転写シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8148750A JP2814074B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 転写シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8148750A JP2814074B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 転写シート |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62082612A Division JPH0739231B2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 転写シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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-
1996
- 1996-05-20 JP JP8148750A patent/JP2814074B2/ja not_active Expired - Lifetime
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