JPH09246U - 移動農機の変速装置 - Google Patents
移動農機の変速装置Info
- Publication number
- JPH09246U JPH09246U JP1076796U JP1076796U JPH09246U JP H09246 U JPH09246 U JP H09246U JP 1076796 U JP1076796 U JP 1076796U JP 1076796 U JP1076796 U JP 1076796U JP H09246 U JPH09246 U JP H09246U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1つのエンジン(6)によってPTO
駆動と走行駆動の両方を行う構造、並びに2つのエンジ
ン(6)を設けてPTO駆動と走行駆動を各別に行う構
造に、PTO変速ハウジング(16)及び走行変速ハウ
ジング(21)を兼用する。 【解決手段】 エンジン(6)に設けるクラッチハウ
ジング(23)に、PTO変速ハウジング(16)また
は走行変速ハウジング(21)のいずれか一方または両
方を連結させたことを特徴とする。
駆動と走行駆動の両方を行う構造、並びに2つのエンジ
ン(6)を設けてPTO駆動と走行駆動を各別に行う構
造に、PTO変速ハウジング(16)及び走行変速ハウ
ジング(21)を兼用する。 【解決手段】 エンジン(6)に設けるクラッチハウ
ジング(23)に、PTO変速ハウジング(16)また
は走行変速ハウジング(21)のいずれか一方または両
方を連結させたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は果樹園に薬剤を散布する自走型スピードスプレヤなど移動農機の変速 装置に関する。
【0002】
従来、走行出力軸とPTO軸を同一のエンジンによって駆動する構造と、走行 出力軸を駆動するエンジン並びにPTO軸を駆動するエンジンを夫々設ける構造 とがあるが、前記の両方の構造に対応させてPTO変速ハウジング及び走行変速 ハウジを構成する必要があり、製造及び部品管理作業の簡略化並びに製造コスト の低減などを容易に図り得ない等の問題がある。
【0003】
然るに、本考案は、エンジンに設けるクラッチハウジングに、PTO変速ハウ ジングまたは走行変速ハウジングのいずれか一方または両方を連結させたもので 、1つのエンジンによってPTO駆動と走行駆動の両方を行う構造、並びに2つ のエンジンを設けてPTO駆動と走行駆動を各別に行う構造に、略同一形状仕様 のPTO変速ハウジング及び走行変速ハウジングを兼用し得、製造及び部品管理 作業の簡略化並びに製造コストの低減などを容易に図り得るものである。
【0004】 また、伝動主軸を挟んで上下にPTO軸と走行出力軸を配設させたもので、前 後に直列に設けるPTO変速ハウジング及び走行変速ハウジングの上方及び下方 にPTO軸及び走行出力軸を容易に延出し得るものである。
【0005】 また、下方に突出させる走行変速ハウジング下部前後側に、前後推進軸に連結 させる前後走行出力軸を延出させたもので、PTO変速ハウジングと走行変速ハ ウジングを前後方向に略直列に配置させて機体構造のコンパクト化などを容易に 図り得るものである。
【0006】 また、走行変速ハウジングとの連結面よりも上方に延出するPTO変速ハウジ ング上部側面にPTO軸を突設させたもので、クラッチハウジングと走行変速ハ ウジングの間に設けるPTO変速ハウジングにPTO軸を容易に取付け得るもの である。
【0007】 また、走行変速ハウジングに設ける前走行出力軸及び前推進軸を、クラッチハ ウジング下面側に延出させたもので、前方のクラッチハウジングによって制限さ れることなく、前走行出力軸及び前推進軸を走行変速ハウジングに容易に取付け 得るものである。
【0008】 また、クラッチハウジングとの連結面を同一フランジ形状に形成するPTO変 速ハウジング及び走行変速ハウジングを着脱自在に構成すると共に、PTO軸及 び走行出力軸の両方を備える構造、走行出力軸のみを備える構造、PTO軸のみ を備える構造を択一的に構成するもので、略同一のクラッチハウジング及びPT O変速ハウジング及び走行変速ハウジングを用いて前記の3種類の出力構造を容 易に得られ、部品の共用による製造コスト低減などを容易に図り得るものである 。
【0009】
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はミッションの断面図、 図2はスピードスプレヤの平面説明図であり、図中(1)はシャーシ、(2)は 前輪、(3)はフロントアクスル、(4)は後輪、(5)はリヤアクスル、(6 )はエンジン、(7)はミッション、(8)は操向ハンドル、(9)は運転席、 (10)は薬液タンク、(11)は噴霧ノズル部、(12)は送風ファン部であ る。
【0010】 前記ミッション(7)は、PTO変速機構(13)、PTO軸(14)及び副 PTO軸(15)などを設けるPTO変速ハウジング(16)と、該PTO変速 ハウジング(16)の後側に連結して走行クラッチ(17)、走行変速機構(1 8)及び走行出力軸(19)(20)などを設ける走行変速ハウジング(21) と、前記PTO変速ハウジング(16)の前側に連結してPTOクラッチ(22 )を設けるクラッチハウジング(23)とで構成し、前記クラッチハウジング( 23)をエンジン(6)に連結している。
【0011】 図3に示す如く、前記エンジン(6)の動力はミッション(7)のフライホー ル(24a)に伝えられるもので、該ホイール(24a)を先端にスプライン嵌 合する伝動主軸(24)に回転自在に内挿して前記PTOクラッチ(22)を介 し前記ホイール(24a)に連動連結させるPTO駆動筒軸(25)を設け、そ の駆動筒軸(25)と前記PTO軸(14)及び副PTO軸(15)をPTO変 速機構(13)を介して連動連結させ、前記送風ファン部(12)のファン駆動 力を前記PTO軸(14)から、また前記薬液タンク(10)から噴霧ノズル部 (11)に薬液を圧送する噴霧ポンプ駆動力を前記副PTO軸(14)から取出 す一方、前記主軸(24)の後端に回転自在に直列接続して前記走行クラッチ( 17)を介し主軸(24)に連動連結させる走行入力軸(26)を設け、その入 力軸(26)と前記走行出力軸(19)(20)を走行変速機構(18)を介し て連動連結させ、その走行出力軸(19)(20)から前後推進軸(27)(2 8)を介して前記フロント及びリヤアクスル(3)(5)に動力を伝え、前後輪 (24)を駆動するように構成している。
【0012】 そして、前記PTO変速ハウジング(16)に対する走行変速ハウジング(2 1)とクラッチハウジング(23)の連結面(A)(B)を同一フランジ形状に して、図4に示す如く、走行変速ハウジング(21)の前側に直接クラッチハウ ジング(23)を連結したミッション(7a)に前記ミッション(7)を変形可 能とするもので、このとき前記PTO駆動筒軸(25)の後部を専用の入力軸( 26a)にスプライン嵌合させると共に、前記PTO駆動筒支軸(25)の前部 に内挿して後端を前記入力軸(26a)前端に回転自在に直列接続させる専用の 伝動主軸(図示省略)の先端に前記フライホイール(24a)をスプライン嵌合 させ、PTOクラッチ(22)を用いてエンジン(2)からの動力の断続を行う ように構成している。
【0013】 上記から明らかなように、エンジン(6)に設けるクラッチハウジング(23 )に、PTO変速ハウジング(16)または走行変速ハウジング(21)のいず れか一方または両方を連結させ、1つのエンジン(6)によってPTO駆動と走 行駆動の両方を行う構造、並びに2つのエンジン(6)を設けてPTO駆動と走 行駆動を各別に行う構造に、略同一形状仕様のPTO変速ハウジング(16)及 び走行変速ハウジング(16)を兼用し、製造及び部品管理作業の簡略化並びに 製造コストの低減などを図れると共に、伝動主軸(24)を挟んで上下にPTO 軸(14)と走行出力軸(19)(20)を配設させ、前後に直列に設けるPT O変速ハウジング(16)及び走行変速ハウジング(21)の上方及び下方にP TO軸(14)及び走行出力軸(19)(20)を延出させるように構成してい る。 また、下方に突出させる走行変速ハウジング(21)下部前後側に、前後 推進軸(27)(28)に連結させる前後走行出力軸(19)(20)を延出さ せ、PTO変速ハウジング(16)と走行変速ハウジング(21)を前後方向に 略直列に配置させて機体構造のコンパクト化などを図るように構成している。
【0014】 また、走行変速ハウジング(21)との連結面よりも上方に延出するPTO変 速ハウジング(16)上部側面にPTO軸(14)を突設させ、クラッチハウジ ング(23)と走行変速ハウジング(21)の間に設けるPTO変速ハウジング (16)にPTO軸(14)を取付けると共に、走行変速ハウジング(21)に 設ける前走行出力軸(19)及び前推進軸(27)を、クラッチハウジング(2 3)下面側に延出させ、前方のクラッチハウジング(23)によって制限される ことなく、前走行出力軸(19)及び前推進軸(27)を走行変速ハウジング( 21)に取付けられるように構成している。また、クラッチハウジング(23) との連結面を同一フランジ形状に形成するPTO変速ハウジング(16)及び走 行変速ハウジング(21)を着脱自在に構成すると共に、PTO軸(14)及び 走行出力軸(19)(20)の両方を備える構造、走行出力軸(19)(20) のみを備える構造、PTO軸(14)のみを備える構造を択一的に構成し、略同 一のクラッチハウジング(23)及びPTO変速ハウジング(16)及び走行変 速ハウジング(21)を用いて前記の3種類の出力構造を容易に得られ、部品の 共用による製造コスト低減などを図れるように構成している。
【0015】 本実施例は上記の如く構成するもので、エンジン(6)を始動して走行クラッ チ(17)を入操作し、変速段に応じた速度で車体を走行させながら、PTOク ラッチ(22)を入操作して噴霧ポンプ並びに送風ファンを駆動し、果樹園の樹 木に対して薬剤を散布するものである。
【0016】 また、スピードスプレヤは上記実施例のものとは別に走行部と作業部(散布部 )を別々のエンジンで駆動するものがあり、この場合各エンジンごとに備える走 行用及び作業用のミッションは上記実施例のミッション(7)の構成を変えるこ とにより形成できる。
【0017】 即ち図4に示す如く、上記ミッション(7)からPTO変速ハウジング(16 )及び走行クラッチ(17)を取除き、走行変速ハウジング(21)の前側に直 接クラッチハウジング(23)を連結することにより、走行用エンジンの動力を 走行部のみに伝える走行用ミッション(7a)として使用できる一方、図5に示 す如く、上記ミッション(7)から走行変速ハウジング(21)及び走行クラッ チ(17)を取除くことにより、作業用エンジンの動力を作業部のみに伝える作 業用(PTO)ミッション(7b)として使用できるものである。
【0018】 このように、統一されたPTO変速ハウジング(16)、走行変速ハウジング (21)、クラッチハウジング(23)で、エンジンの駆動対象部が単一のとき と複数のときとで異なるミッションをそれぞれ構成できるので経済的である。
【0019】
以上実施例から明らかなように本考案は、エンジン(6)に設けるクラッチハ ウジング(23)に、PTO変速ハウジング(16)または走行変速ハウジング (21)のいずれか一方または両方を連結させたもので、1つのエンジン(6) によってPTO駆動と走行駆動の両方を行う構造、並びに2つのエンジン(6) を設けてPTO駆動と走行駆動を各別に行う構造に、略同一形状仕様のPTO変 速ハウジング(16)及び走行変速ハウジング(16)を兼用でき、製造及び部 品管理作業の簡略化並びに製造コストの低減などを容易に図ることができるもの である。
【0020】 また、伝動主軸(24)を挟んで上下にPTO軸(14)と走行出力軸(19 )(20)を配設させたもので、前後に直列に設けるPTO変速ハウジング(1 6)及び走行変速ハウジング(21)の上方及び下方にPTO軸(14)及び走 行出力軸(19)(20)を容易に延出させることができるものである。
【0021】 また、下方に突出させる走行変速ハウジング(21)下部前後側に、前後推進 軸(27)(28)に連結させる前後走行出力軸(19)(20)を延出させた もので、PTO変速ハウジング(16)と走行変速ハウジング(21)を前後方 向に略直列に配置させて機体構造のコンパクト化などを容易に図ることができる ものである。
【0022】 また、走行変速ハウジング(21)との連結面よりも上方に延出するPTO変 速ハウジング(16)上部側面にPTO軸(14)を突設させ、クラッチハウジ ング(23)と走行変速ハウジング(21)の間に設けるPTO変速ハウジング (16)にPTO軸(14)を取付けることができるものである。
【0023】 また、走行変速ハウジング(21)に設ける前走行出力軸(19)及び前推進 軸(27)を、クラッチハウジング(23)下面側に延出させたもので、前方の クラッチハウジング(23)によって制限されることなく、前走行出力軸(19 )及び前推進軸(27)を走行変速ハウジング(21)に容易に取付けることが できるものである。
【0024】 また、クラッチハウジング(23)との連結面を同一フランジ形状に形成する PTO変速ハウジング(16)及び走行変速ハウジング(21)を着脱自在に構 成すると共に、PTO軸(14)及び走行出力軸(19)(20)の両方を備え る構造、走行出力軸(19)(20)のみを備える構造、PTO軸(14)のみ を備える構造を択一的に構成するもので、略同一のクラッチハウジング(23) 及びPTO変速ハウジング(16)及び走行変速ハウジング(21)を用いて前 記の3種類の出力構造を容易に得られ、部品の共用による製造コスト低減などを 容易に図ることができるものである。
【図1】ミッションの断面図。
【図2】スピードスプレヤの平面説明図。
【図3】ミッションの伝動説明図。
【図4】走行用ミッションの断面図。
【図5】作業用(PTO)ミッションの断面図。
(6) エンジン (14) PTO軸 (16) PTO変速ハウジング (19) 前走行出力軸 (20) 後走行出力軸 (21) 走行変速ハウジング (23) クラッチハウジング (24) 伝動主軸 (27) 前推進軸 (28) 後推進軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 辻 田 正 文 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内 (72)考案者 森 下 普 之 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 エンジンに設けるクラッチハウジング
に、PTO変速ハウジングまたは走行変速ハウジングの
いずれか一方または両方を連結させたことを特徴とする
移動農機の変速装置。 - 【請求項2】 伝動主軸を挟んで上下にPTO軸と走行
出力軸を配設したことを特徴とする請求項1に記載の移
動農機の変速装置。 - 【請求項3】 下方に突出させる走行変速ハウジング下
部前後側に、前後推進軸に連結させる前後走行出力軸を
延出させたことを特徴とする請求項1に記載の移動農機
の変速装置。 - 【請求項4】 走行変速ハウジングとの連結面よりも上
方に延出するPTO変速ハウジング上部側面にPTO軸
を突設させたことを特徴とする請求項1に記載の移動農
機の変速装置。 - 【請求項5】 走行変速ハウジングに設ける前走行出力
軸及び前推進軸を、クラッチハウジング下面側に延出さ
せたことを特徴とする請求項1に記載の移動農機の変速
装置。 - 【請求項6】 クラッチハウジングとの連結面を同一フ
ランジ形状に形成するPTO変速ハウジング及び走行変
速ハウジングを着脱自在に構成すると共に、PTO軸及
び走行出力軸の両方を備える構造、走行出力軸のみを備
える構造、PTO軸のみを備える構造を択一的に構成す
ることを特徴とする請求項1に記載の移動農機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996010767U JP2602384Y2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 移動農機の変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996010767U JP2602384Y2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 移動農機の変速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09246U true JPH09246U (ja) | 1997-05-02 |
| JP2602384Y2 JP2602384Y2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=11759488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1996010767U Expired - Lifetime JP2602384Y2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 移動農機の変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2602384Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5316745U (ja) * | 1976-07-23 | 1978-02-13 |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP1996010767U patent/JP2602384Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5316745U (ja) * | 1976-07-23 | 1978-02-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2602384Y2 (ja) | 2000-01-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |