JPH09249304A - 棚装置用の枠組み体 - Google Patents

棚装置用の枠組み体

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JPH09249304A
JPH09249304A JP3542297A JP3542297A JPH09249304A JP H09249304 A JPH09249304 A JP H09249304A JP 3542297 A JP3542297 A JP 3542297A JP 3542297 A JP3542297 A JP 3542297A JP H09249304 A JPH09249304 A JP H09249304A
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Toshiya Nagatsu
俊哉 永津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 据付現場で棚を組み立てる際に、棚本体側の
各部材や、横配管などは別々に製作され、別々の状態で
据付現場に運搬されることで、運搬は効率が悪く容易に
行えず、段積みして運搬する際に、横配管に各部材が接
触して、この横配管が破損する恐れがある。 【解決手段】 枠組み体6Aは、支柱11とラチス12と腕
木装置15と給水管18をユニット化して製作する。運搬す
る際に、横向きの枠組み体6Aは、下位の支柱11上に上
位の腕木装置15を載置しながら段積みするが、給水管18
は、枠組み体6Aにユニット化されかつ支柱11の左右方
向幅W内に納めて配設していることで、段積み時に腕木
装置15とは接触せず、運搬は、効率よく容易にかつ破損
を招くことなく行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば出し入れ
装置との組合せにより自動消火設備を備えた自動倉庫を
構成する棚装置であって、この棚装置の主構成部材とな
る棚装置用の枠組み体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動倉庫としては、たとえば特開
昭60−31407 号公報に見られるように、上下方向ならび
に水平方向に複数の区画収納空間を有する棚と、この棚
に沿って走行自在でかつ昇降ならびに横方向出退自在な
フォークを有する荷搬入出装置とからなる自動倉庫設備
が提供されている。
【0003】そして、このような自動倉庫設備に設けら
れる自動消火設備として、トラスに取り付けた腕木の下
方において、左右方向で隣接する区画収納空間の隣接間
に亘って横配管を設け、トラスの前後対向間において横
配管にスプリンクラーヘッドを設けるとともに、このス
プリンクラーヘッドに集熱板を設けた構成(第1の従来
構成)が提供されている。
【0004】また、棚間の背中合わせ部分に横配管を通
し、そして背中合わせの区画収納空間の間にスプリンク
ラーヘッドや集熱板を配設した構成(第2の従来構成)
が提供され、さらに棚の背面間に横配管を設け、この横
配管からの分岐管を区画収納空間の中央部でかつ腕木に
よる支持面の少し下方に配設するとともに、この分岐管
にスプリンクラーヘッドと集熱板とを設けた構成(第3
の従来構成)が提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した各従
来構成によると、据付現場で棚を組み立てる際に、棚本
体側の各部材や、横配管などは別々に製作され、そして
別々の状態で据付現場に運搬されることで、その運搬は
効率が悪くかつ容易に行えず、さらに段積みして運搬す
る際に、横配管に各部材が接触して、この横配管が破損
する恐れがある。また据付現場で棚を組み立てたのち、
横配管の配設などを行うことから、高所で複雑な作業を
長時間に亘って行わなければならない。
【0006】しかも、上記した第1の従来構成による
と、フォークの作用空間の下方に横配管やスプリンクラ
ーヘッドなどの配設空間が必要であり、この配設空間は
上下方向において複数段必要であることから、棚は、配
設空間×配設段数分だけ所期の高さよりも高くなる。ま
た第2の従来構成や第3の従来構成によると、棚の背中
合わせ部分に、横配管の配設空間(第2の従来構成では
集熱板などを含む。)が必要であり、この配設空間の幅
の存在によって、棚の大形化ならびに全体の設置スペー
スの拡大を招くことになる。
【0007】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、運搬を容易にかつ破損を招くことなく行え、しかも
棚の高さや幅を拡大することなく配管を行える棚装置用
の枠組み体を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の棚装置用の枠組
み体は、前後一対の支柱間をラチスにより連結して枠組
み体とし、この枠組み体を左右方向に複数配設したの
ち、左右の枠組み体間を連結して棚装置を形成するに、
少なくとも一部の枠組み体には、前後の支柱間に左右方
向に突出する腕木装置が設けられるとともに、支柱間で
ラチスの左右方向側方に、消火用の給水管が縦方向に配
設されてユニット化され、この給水管を、前記支柱の左
右方向における幅内に納めて配設したことを特徴とした
ものである。
【0009】したがって請求項1の発明によると、少な
くとも一部の枠組み体は、支柱とラチスと腕木装置と給
水管とをユニット化して製作し得、そして、たとえばト
ラックに積まれて据付現場に運搬し得る。その際に、ト
ラックに対して横向きの枠組み体は、下位の支柱上に上
位の腕木装置を載置しながら段積みするが、ここで給水
管は、枠組み体にユニット化されかつ支柱の左右方向に
おける幅内に納めて配設されていることから、段積み時
に腕木装置とは接触せず、以て運搬は、効率よく容易に
かつ破損を招くことなく行える。
【0010】そして据付現場では、枠組み体を、支柱の
左右方向を所定ピッチとして左右方向で並設するととも
に、隣接した枠組み体間を連結することで、棚装置を組
み立て得る。その際に、たとえば棚装置の背面どうしを
背中合わせにして配設したとき、その背中合わせ部やそ
の付近には給水配管がないことから、両棚装置は、背面
間に隙間が生じないように配設し得る。また出し入れ装
置の作用部にも給水配管がないことから、棚装置は高さ
を拡大することなく構成し得る。
【0011】また本発明の請求項2記載の棚装置用の枠
組み体は、上記した請求項1記載の構成において、ラチ
スを、支柱の左右方向の支柱中心に対して一側寄りにず
らして配置し、ラチスの左右方向他側の外方に給水管
を、前記支柱の左右方向における幅内に納めて配設した
ことを特徴としたものである。
【0012】したがって請求項2の発明によると、支柱
の左右方向の幅を広くすることなく、すなわち支柱を大
形化することなく、支柱の左右方向における幅内に給水
管を納め得る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図に基づいて説明する。図1、図2、図4に示すように
棚装置1は、両側の側部枠組み体5と複数の中間部枠組
み体6,6Aと、これら枠組み体5,6,6Aの左右方
向での連結を行う連結材の一例である横ビーム7やブレ
ース8などにより構成される。ここで枠組み体5,6,
6Aはユニット化されている。
【0014】すなわち図1〜図4に示すように、前記枠
組み体5,6,6Aは、所定間隔を隔てた前後一対の支
柱11を有し、これら支柱11間の上下方向の複数箇所が、
前後方向(水平状または傾斜状)のラチス12を介して連
結される。その際にラチス12の幅は支柱11の幅に対して
半分位であって、この幅狭のラチス12を支柱中心11aに
対して一側寄りに配置することで、前後の支柱11間でか
つラチス12の他側外方に配管用空間13を形成している。
【0015】さらに前後の支柱11間は、左右方向に突出
する腕木装置15により連結されている。すなわち腕木装
置15は、両支柱11からそれぞれ左右方向でかつ水平方向
に突出させた腕木16と、前後で対向した腕木16の遊端間
に取り付けた腕木レール17とにより形成される。
【0016】ここで側部枠組み体5は片側のみ腕木装置
15を有するものであり、また中間部枠組み体6,6Aは
両側に腕木装置15を有する。なお中間部枠組み体6は、
腕木16を別々として両側に腕木装置15を形成している
が、これは腕木16を一本化(共通化)して支柱11に固定
する形式であってもよい。
【0017】そして、少なくとも一部の枠組み体、すな
わち中間部枠組み体6Aには、前記配管用空間13を利用
して(通して)、消火用の給水管18が縦方向に配設され
る。この給水管18はたとえば前後一対であって、前後方
向で所定間隔を置いて配置され、連結具や溶接などによ
りラチス12に連結されている。その際に、ラチス12を支
柱中心11aに対して一側寄りに配置したことで、支柱11
の左右方向の幅を広くすることなく、すなわち支柱11を
大形化することなく、支柱11の左右方向における幅W内
に給水管18を納め得る。
【0018】上下方向の所定箇所において、何れか一方
の給水管18から他方の給水管18に向けて分岐管19が連設
され、この分岐管19の遊端で両給水管18間にはスプリン
クラーヘッド20が設けられる。そしてスプリンクラーヘ
ッド20の上方に集熱板21が配置され、この集熱板21はラ
チス12に固定されている。
【0019】前記支柱11の上下両端には、側部枠組み体
5または中間部枠組み体6,6Aを積上げ状に連結する
ためのフランジ22が設けられる。また各支柱11の前後方
向での外面側の所定箇所には、横ビーム7やブレース8
の連結を行うためのブレース取り付け板23が固定されて
いる。
【0020】以下に、上記した実施の形態における棚装
置1の組み立て作業を説明する。この場合に上記構成の
側部枠組み体5や中間部枠組み体6,6Aは、製作工場
においてそれぞれユニット化して製作(塗装も含めて)
され、そして別個に製作された横ビーム7やブレース
8、主給水管27などとともに、たとえばトラックに積ま
れて据付現場に運搬される。
【0021】その際に、トラックに対して横向きの枠組
み体5,6,6Aは、下段の支柱11上に上段の腕木レー
ル17を載置しながら段積みされるが、ここで給水管18
は、中間部枠組み体6Aにユニット化されかつ支柱11の
左右方向における幅W内に納めて配設されていることか
ら、段積み時に腕木レール17とは接触せず、以て運搬
は、効率よく容易にかつ破損を招くことなく行える。
【0022】据付現場においては、側部枠組み体5と中
間部枠組み体6,6Aとの支柱11の左右方向を所定ピッ
チPとして、ならびに中間部枠組み体6,6Aの支柱11
の左右方向も所定ピッチPとして、これら側部枠組み体
5と中間部枠組み体6,6Aとが左右方向で並設される
とともに、隣接した枠組み体5,6,6Aのブレース取
り付け板23間が、横ビーム7やブレース8を介して連結
される。その際に横ビーム7は、左右方向で水平状にか
つ複数箇所に亘っての長尺ものが使用され、またブレー
ス8はクロス状に配設される。
【0023】ここでは、給水管18をユニット化している
中間部枠組み体6Aを、他の枠組み体5,6に対して、
たとえば一つ置きに配置している。このようにして組み
立てられる棚装置1においては、最下段に位置した枠組
み体5,6,6Aにおける支柱11の下端に、前記フラン
ジ22を介して着座部材25が取り付けられている。また枠
組み体5,6,6Aの上には、相対向したフランジ22間
を連結することで、所望の段数の枠組み体5,6,6A
が積上げ状に連結される。そして左右で相対向した腕木
装置15の上方に収納空間24を形成し、両腕木装置15間で
荷26を直接にまたはパレットを介して支持すべく構成し
ている。
【0024】このようにして棚装置1を組み立てたの
ち、配管接続が行われる。すなわち図4に示すように、
最下段に位置する枠組み体5,6,6Aに縦方向に配置
した給水管18の各下端は、棚装置1において、最下段に
位置する腕木装置15と床G側との間に必ず生じる下部デ
ッドスペース(スペース)Dを利用して配管した主給水
管27に、管継手28を介して接続され、その際に接続は、
床G側から容易に迅速に行える。
【0025】また所望の段数に積上げた枠組み体5,
6,6A間においては、縦方向に配設した給水管18の相
対向した遊端間が管継手28を介して接続され、その際に
管継手28を介しての接続のみであることから、迅速に短
時間で行えて高所作業でも容易である。
【0026】上記構成の棚装置1は、図5に示すように
通路30を置いて一対が並設され、そして通路30内には、
棚装置1の前面に沿った一定経路31上において走行自在
でかつ収納空間24との間で荷26を受け渡し自在な出し入
れ装置35が設けられる。この出し入れ装置35は、走行機
体36と、この走行機体36から立設したポスト37と、この
ポスト37に案内される昇降台38と、この昇降台38上で横
方向に出退自在に設けた出し入れ具39などにより構成さ
れる。
【0027】そして棚装置1の端部外方に荷受け台40を
設けることで、全体として自動倉庫45を構成し、さらに
棚装置1の背面どうしを背中合わせにして複数の自動倉
庫45を配設することで、全体として自動倉庫設備46を構
成している。その際に棚装置1の背中合わせ部分ならび
にその付近には給水管などがないことから、両棚装置1
は、背面間に隙間が生じないように配設し得、以て両棚
装置1の並設幅を小さくして設置スペースを狭くし得
る。
【0028】次に、上記した自動倉庫設備46の作用を説
明する。すなわち各自動倉庫45においては、走行機体36
の走行動と、昇降台38の昇降動と、出し入れ具39の横方
向出退動との組合せ動作によって、棚装置1の目的とす
る収納空間24と荷受け台40との間で荷26の受け渡し(入
出庫)を行える。
【0029】このような運転中や夜間の運転停止中にお
いて、たとえば荷26の発火などにより火災が生じたと
き、その上昇する熱気が最も近い集熱板21に最も強く集
められることになり、そして設定温度以上に昇温する
と、この集熱板21の真下に位置しているスプリンクラー
ヘッド20が自動的に破裂、開栓し、以て主給水管27から
給水管18を介して分岐管19に達している圧力水が、スプ
リンクラーヘッド20から荷26に向けて散水される。
【0030】なお最上位の収納空間24に対しては、枠組
み体5,6,6Aの上端に設けたスプリンクラーヘッド
20で散水を行ってもよく、また建物の天井裏側に配設し
た消火設備を使用して散水を行ってもよい。
【0031】上記した実施の形態では、給水管18をユニ
ット化している中間部枠組み体6Aを、他の枠組み体
5,6に対して、たとえば一つ置きに配置しているが、
これは二つ置きなど任意な配置にし得る。また、中間部
枠組み体の全てを、給水管18をユニット化している中間
部枠組み体6Aとし、この中間部枠組み体6Aを所定ピ
ッチP置きに並設してもよい。さらに、必要に応じて、
側部枠組み体5にも給水管18をユニット化してもよい。
【0032】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、少
なくとも一部の枠組み体は、支柱とラチスと腕木装置と
給水管とをユニット化して製作でき、そして、たとえば
トラックに積まれて据付現場に運搬できる。その際に、
トラックに対して横向きに枠組み体を段積みするとき、
支柱の左右方向における幅内に納めて配設している給水
管は腕木装置とは接触せず、以て運搬は、効率よく容易
にかつ破損を招くことなく行うことができる。
【0033】そして据付現場では、枠組み体を、支柱の
左右方向を所定ピッチとして左右方向で並設するととも
に、隣接した枠組み体間を連結することで、棚装置を組
み立てることができる。その際に、給水管を支柱間で縦
方向に配設することによって、棚装置は、背面間に隙間
が生じることなく背中合わせに配置できるとともに、上
下方向の作用空間も不要にでき、以て棚装置の上下方向
や幅方向に設置空間を設けることなく配管を行うことが
できる。
【0034】また上記した本発明の請求項2によると、
支柱の左右方向の幅を広くすることなく、すなわち支柱
を大形化することなく、支柱の左右方向における幅内に
給水管を納めることができ、以て棚装置全体の大形化、
高価格化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、棚装置用の
枠組み体の横断平面図である。
【図2】同棚装置の要部の斜視図である。
【図3】同中間部枠組み体の斜視図である。
【図4】同自動倉庫の要部の概略立面図である。
【図5】同自動倉庫設備の概略平面図である。
【符号の説明】
1 棚装置 5 側部枠組み体 6 中間部枠組み体 6A 中間部枠組み体 7 横ビーム(連結材) 8 ブレース(連結材) 11 支柱 11a 支柱中心 12 ラチス 13 配管用空間 15 腕木装置 18 給水管 20 スプリンクラーヘッド 21 集熱板 27 主給水管 30 通路 35 出し入れ装置 45 自動倉庫 46 自動倉庫設備 W 支柱の左右方向幅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後一対の支柱間をラチスにより連結し
    て枠組み体とし、この枠組み体を左右方向に複数配設し
    たのち、左右の枠組み体間を連結して棚装置を形成する
    に、少なくとも一部の枠組み体には、前後の支柱間に左
    右方向に突出する腕木装置が設けられるとともに、支柱
    間でラチスの左右方向側方に、消火用の給水管が縦方向
    に配設されてユニット化され、この給水管を、前記支柱
    の左右方向における幅内に納めて配設したことを特徴と
    する棚装置用の枠組み体。
  2. 【請求項2】 ラチスを、支柱の左右方向の支柱中心に
    対して一側寄りにずらして配置し、ラチスの左右方向他
    側の外方に給水管を、前記支柱の左右方向における幅内
    に納めて配設したことを特徴とする請求項1記載の棚装
    置用の枠組み体。
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