JPH09250355A - 内燃エンジンのタイミングベルトカバー - Google Patents
内燃エンジンのタイミングベルトカバーInfo
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- JPH09250355A JPH09250355A JP5594896A JP5594896A JPH09250355A JP H09250355 A JPH09250355 A JP H09250355A JP 5594896 A JP5594896 A JP 5594896A JP 5594896 A JP5594896 A JP 5594896A JP H09250355 A JPH09250355 A JP H09250355A
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- Japan
- Prior art keywords
- timing belt
- belt cover
- sprocket
- crankshaft
- crankshaft sprocket
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/18—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases
- F02F7/0065—Shape of casings for other machine parts and purposes, e.g. utilisation purposes, safety
- F02F7/0073—Adaptations for fitting the engine, e.g. front-plates or bell-housings
- F02F2007/0078—Covers for belt transmissions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タイミングベルトの走行に伴う騒音をより好
適に抑止可能な内燃エンジンのタイミングベルトカバー
を提供する。 【解決手段】 タイミングベルトカバー(20)は、内燃エ
ンジン(1)に取付けられてタイミングベルト(15)の走行
領域を覆うタイミングベルトカバー本体(21)とともに、
タイミングベルトカバー本体に突設され、クランクシャ
フトスプロケット(9)の外周を取り囲むスペーサ部材(2
4)とを備えてなる。
適に抑止可能な内燃エンジンのタイミングベルトカバー
を提供する。 【解決手段】 タイミングベルトカバー(20)は、内燃エ
ンジン(1)に取付けられてタイミングベルト(15)の走行
領域を覆うタイミングベルトカバー本体(21)とともに、
タイミングベルトカバー本体に突設され、クランクシャ
フトスプロケット(9)の外周を取り囲むスペーサ部材(2
4)とを備えてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
内燃エンジンのタイミングベルトカバーに係り、詳しく
は、タイミングベルトの走行に伴う騒音を抑制可能なタ
イミングベルトカバーに関する。
内燃エンジンのタイミングベルトカバーに係り、詳しく
は、タイミングベルトの走行に伴う騒音を抑制可能なタ
イミングベルトカバーに関する。
【0002】
【関連する背景技術】近年、エンジン上部にカムシャフ
トを設けた構成のオーバヘッドカム(OHC)型のエン
ジンが主流である。このOHC型エンジンでは、カムシ
ャフト先端にエンジン本体から突出してカムシャフトス
プロケットが設けられており、同様にクランクシャフト
の先端にエンジン本体から突出してクランクシャフトス
プロケットが設けられている。そして、これらのスプロ
ケットは、無端状にして内周面に歯の形成されたタイミ
ングベルトで連結されている。これにより、カムシャフ
トがクランクシャフトの回転と同期して回転し、各気筒
に設けられた吸気及び排気バルブがタイミング良く開閉
するようにされている。
トを設けた構成のオーバヘッドカム(OHC)型のエン
ジンが主流である。このOHC型エンジンでは、カムシ
ャフト先端にエンジン本体から突出してカムシャフトス
プロケットが設けられており、同様にクランクシャフト
の先端にエンジン本体から突出してクランクシャフトス
プロケットが設けられている。そして、これらのスプロ
ケットは、無端状にして内周面に歯の形成されたタイミ
ングベルトで連結されている。これにより、カムシャフ
トがクランクシャフトの回転と同期して回転し、各気筒
に設けられた吸気及び排気バルブがタイミング良く開閉
するようにされている。
【0003】通常、このような内燃エンジンのタイミン
グベルト側の側面には、タイミングベルトを保護すべ
く、タイミングベルトカバーが設けられている。詳しく
は、このタイミングベルトカバーは、タイミングベルト
の走行範囲を略完全に覆うようにして内燃エンジンの側
面に接合されている。ところで、タイミングベルトは歯
付きのベルトであり、タイミングベルトがクランクシャ
フトスプロケットにより駆動され走行するときには、タ
イミングベルトの歯が空気を切る音(風切り音)やタイ
ミングベルトがスプロケットと噛み合う音(噛込み音)
が発生する。そして、これらの音は、通常タイミングベ
ルトカバーの内側、即ち内燃エンジンの側面とタイミン
グベルトカバーとの間にタイミングベルトの占める容積
よりもはるかに大きな空間が形成されていることから、
タイミングベルトカバー内で共鳴して増大され、騒音と
なることがある。
グベルト側の側面には、タイミングベルトを保護すべ
く、タイミングベルトカバーが設けられている。詳しく
は、このタイミングベルトカバーは、タイミングベルト
の走行範囲を略完全に覆うようにして内燃エンジンの側
面に接合されている。ところで、タイミングベルトは歯
付きのベルトであり、タイミングベルトがクランクシャ
フトスプロケットにより駆動され走行するときには、タ
イミングベルトの歯が空気を切る音(風切り音)やタイ
ミングベルトがスプロケットと噛み合う音(噛込み音)
が発生する。そして、これらの音は、通常タイミングベ
ルトカバーの内側、即ち内燃エンジンの側面とタイミン
グベルトカバーとの間にタイミングベルトの占める容積
よりもはるかに大きな空間が形成されていることから、
タイミングベルトカバー内で共鳴して増大され、騒音と
なることがある。
【0004】そこで、このような共鳴現象を抑止するこ
とが考えられており、クランクシャフトスプロケットと
カムシャフトスプロケットとの間に空間の容積を小さく
する空間減少手段を設けた構成のタイミングベルトカバ
ーが特開平5−306632号公報等に開示されてい
る。
とが考えられており、クランクシャフトスプロケットと
カムシャフトスプロケットとの間に空間の容積を小さく
する空間減少手段を設けた構成のタイミングベルトカバ
ーが特開平5−306632号公報等に開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、検出精度が高い
ことから、クランク角センサをクランクシャフト周りに
有した内燃エンジンが増加している。このような内燃エ
ンジンでは、クランクシャフトスプロケットに、同一軸
心を有して、クランクシャフトスプロケットよりも大径
で薄板状のクランク角センシングプレートが設けられて
いる。
ことから、クランク角センサをクランクシャフト周りに
有した内燃エンジンが増加している。このような内燃エ
ンジンでは、クランクシャフトスプロケットに、同一軸
心を有して、クランクシャフトスプロケットよりも大径
で薄板状のクランク角センシングプレートが設けられて
いる。
【0006】そして、この内燃エンジンのクランクシャ
フトスプロケット下方には、スプロケットを半ば取り囲
むようにして、タイミングベルトカバーのシール面を確
保するためのリブが設けられている。従って、このリブ
の縁部には、上記タイミングベルトカバーの下端部が当
接しており、これにより、リブもタイミングベルトカバ
ーの一部としての機能を有している。
フトスプロケット下方には、スプロケットを半ば取り囲
むようにして、タイミングベルトカバーのシール面を確
保するためのリブが設けられている。従って、このリブ
の縁部には、上記タイミングベルトカバーの下端部が当
接しており、これにより、リブもタイミングベルトカバ
ーの一部としての機能を有している。
【0007】ところで、このリブとクランクシャフトス
プロケットとの間には、スプロケットへのタイミングベ
ルトの装着容易性を考慮して、必要充分な大きさの内部
空間が形成されている。このように、クランクシャフト
スプロケットとリブ間にも空間が形成されていると、上
記公報に開示されたタイミングベルトカバーのように、
単に空間減少手段をクランクシャフトスプロケットとカ
ムシャフトスプロケット間に設けるだけでは、騒音の低
減には繋がらない。即ち、この場合、上記のタイミング
ベルトカバーでは、タイミングベルトのクランクシャフ
トスプロケットへの噛み合いによって発生する噛込み音
は、容易にクランクシャフトスプロケットの周囲に拡散
することになり、さらには、スプロケット周りの内部空
間でやはり共鳴現象を引き起こすことになる。通常、騒
音中においてこの噛込み音の占める割合は比較的大き
く、従って、上記公報に開示された空間減少手段だけで
は騒音の低減効果は小さい。
プロケットとの間には、スプロケットへのタイミングベ
ルトの装着容易性を考慮して、必要充分な大きさの内部
空間が形成されている。このように、クランクシャフト
スプロケットとリブ間にも空間が形成されていると、上
記公報に開示されたタイミングベルトカバーのように、
単に空間減少手段をクランクシャフトスプロケットとカ
ムシャフトスプロケット間に設けるだけでは、騒音の低
減には繋がらない。即ち、この場合、上記のタイミング
ベルトカバーでは、タイミングベルトのクランクシャフ
トスプロケットへの噛み合いによって発生する噛込み音
は、容易にクランクシャフトスプロケットの周囲に拡散
することになり、さらには、スプロケット周りの内部空
間でやはり共鳴現象を引き起こすことになる。通常、騒
音中においてこの噛込み音の占める割合は比較的大き
く、従って、上記公報に開示された空間減少手段だけで
は騒音の低減効果は小さい。
【0008】本発明は、上述した事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、騒音をより好適に
抑止可能な内燃エンジンのタイミングベルトカバーを提
供することにある。
たもので、その目的とするところは、騒音をより好適に
抑止可能な内燃エンジンのタイミングベルトカバーを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1の発明では、クランクシャフトの一端に固
定されたクランクシャフトスプロケットと、前記クラン
クシャフトスプロケットに掛け回され、前記クランクシ
ャフトスプロケットからの駆動力をカムシャフトに伝達
するタイミングベルトとを包囲するタイミングベルトカ
バーであって、前記クランクシャフトスプロケットの外
周を取り囲むよう突設されたスペーサ部材を備えること
を特徴としている。
め、請求項1の発明では、クランクシャフトの一端に固
定されたクランクシャフトスプロケットと、前記クラン
クシャフトスプロケットに掛け回され、前記クランクシ
ャフトスプロケットからの駆動力をカムシャフトに伝達
するタイミングベルトとを包囲するタイミングベルトカ
バーであって、前記クランクシャフトスプロケットの外
周を取り囲むよう突設されたスペーサ部材を備えること
を特徴としている。
【0010】従って、内燃エンジンの作動によりカムシ
ャフトスプロケットが回転するとタイミングベルトも走
行することになり、タイミングベルトがカムシャフトス
プロケットと噛み合う時点で噛込み音が発生することに
なるが、この噛込み音はカムシャフトスプロケットの外
周を囲うように位置されるスペーサ部材によって良好に
遮音され、タイミングベルトの走行に伴い発生する騒音
が低減される。
ャフトスプロケットが回転するとタイミングベルトも走
行することになり、タイミングベルトがカムシャフトス
プロケットと噛み合う時点で噛込み音が発生することに
なるが、この噛込み音はカムシャフトスプロケットの外
周を囲うように位置されるスペーサ部材によって良好に
遮音され、タイミングベルトの走行に伴い発生する騒音
が低減される。
【0011】また、請求項2の発明では、前記スペーサ
部材は、前記クランクシャフトスプロケットの外周のう
ち前記タイミングベルトが掛け回されている範囲を取り
囲むことを特徴としている。従って、少なくともタイミ
ングベルトがカムシャフトスプロケットと噛み合ってい
るカムシャフトスプロケットの外周の範囲、即ち噛込み
音の発生する範囲がスペーサ部材で好適に囲まれること
になり、少量の材料にして噛込み音は確実に遮音され、
タイミングベルトの走行に伴い発生する騒音が低減され
る。
部材は、前記クランクシャフトスプロケットの外周のう
ち前記タイミングベルトが掛け回されている範囲を取り
囲むことを特徴としている。従って、少なくともタイミ
ングベルトがカムシャフトスプロケットと噛み合ってい
るカムシャフトスプロケットの外周の範囲、即ち噛込み
音の発生する範囲がスペーサ部材で好適に囲まれること
になり、少量の材料にして噛込み音は確実に遮音され、
タイミングベルトの走行に伴い発生する騒音が低減され
る。
【0012】また、請求項3の発明では、前記スペーサ
部材は、タイミングベルトカバー内側で前記クランクシ
ャフトスプロケットの外周周りに形成される内部空間を
埋めるよう設けられることを特徴としている。従って、
タイミングベルトカバー内側、つまり内燃エンジンとタ
イミングベルトカバーとによりクランクシャフトスプロ
ケットの外周周りに形成される内部空間がスペーサ部材
によって略完全に埋められ、噛込み音がその内部空間で
共鳴し増幅されることがない。故に、スペーサ部材は遮
音のみならず共鳴の防止機能をも良好に併せ持っている
ことになり、タイミングベルトの走行に伴い発生する騒
音がより確実に低減される。
部材は、タイミングベルトカバー内側で前記クランクシ
ャフトスプロケットの外周周りに形成される内部空間を
埋めるよう設けられることを特徴としている。従って、
タイミングベルトカバー内側、つまり内燃エンジンとタ
イミングベルトカバーとによりクランクシャフトスプロ
ケットの外周周りに形成される内部空間がスペーサ部材
によって略完全に埋められ、噛込み音がその内部空間で
共鳴し増幅されることがない。故に、スペーサ部材は遮
音のみならず共鳴の防止機能をも良好に併せ持っている
ことになり、タイミングベルトの走行に伴い発生する騒
音がより確実に低減される。
【0013】また、請求項4の発明では、前記スペーサ
部材は、タイミングベルトカバーと一体に成形されてい
ることを特徴としている。従って、スペーサ部材が容易
にタイミングベルトカバーに設けられ、タイミングベル
トカバーの製造コストが低減される。
部材は、タイミングベルトカバーと一体に成形されてい
ることを特徴としている。従って、スペーサ部材が容易
にタイミングベルトカバーに設けられ、タイミングベル
トカバーの製造コストが低減される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態としての実施例を詳細に説明する。図1に
は、車両に搭載された内燃エンジン(以下、単にエンジ
ンという)1に適用される本発明のタイミングベルトカ
バー20のエンジン1への取付け状態を示してあり、ま
た、図2には、図1の矢視A方向から見たタイミングベ
ルトカバー20の下部詳細図を示してある。さらに、図
3を参照すると、タイミングベルトカバー20がエンジ
ン1へ取付けられた状態における図1中のB−B線に沿
う断面図を示してある。
実施の形態としての実施例を詳細に説明する。図1に
は、車両に搭載された内燃エンジン(以下、単にエンジ
ンという)1に適用される本発明のタイミングベルトカ
バー20のエンジン1への取付け状態を示してあり、ま
た、図2には、図1の矢視A方向から見たタイミングベ
ルトカバー20の下部詳細図を示してある。さらに、図
3を参照すると、タイミングベルトカバー20がエンジ
ン1へ取付けられた状態における図1中のB−B線に沿
う断面図を示してある。
【0015】図1に示すように、エンジン1は、シリン
ダブロック2にシリンダヘッド3が載置され、また、シ
リンダヘッド3の上面にロッカーカバー4が載置され、
さらに、シリンダブロック2の下部にオイルパン5が取
り付けられて構成されている。エンジン1の側面1aの
うち、シリンダブロック2の側面2aには、オイルポン
プケース6が固定されており、このオイルポンプケース
6をシリンダブロック2に支持されたクランクシャフト
8が貫通し突出している。そして、このクランクシャフ
ト8には歯付きのクランクシャフトスプロケット9が外
嵌されている。
ダブロック2にシリンダヘッド3が載置され、また、シ
リンダヘッド3の上面にロッカーカバー4が載置され、
さらに、シリンダブロック2の下部にオイルパン5が取
り付けられて構成されている。エンジン1の側面1aの
うち、シリンダブロック2の側面2aには、オイルポン
プケース6が固定されており、このオイルポンプケース
6をシリンダブロック2に支持されたクランクシャフト
8が貫通し突出している。そして、このクランクシャフ
ト8には歯付きのクランクシャフトスプロケット9が外
嵌されている。
【0016】また、エンジン1の側面1aのうち、シリ
ンダヘッド3の側面3aをカムシャフト10が貫通し突
出しており、このカムシャフト10には、歯付きのカム
シャフトスプロケット11が外嵌されている。なお、側
面2a上の符号12はアイドラプーリであり、符号13
はテンショナプーリである。このように配置されたクラ
ンクシャフトスプロケット9、カムシャフトスプロケッ
ト11、アイドラプーリ12及びテンショナプーリ13
には、無端状にして内周面に歯の形成されたタイミング
ベルト15が掛け回されている。従って、エンジン1が
作動してクランクシャフト8とともにクランクシャフト
スプロケット9が回転すると、これと同期してカムシャ
フトスプロケット11がタイミングベルト15を介して
良好に回転し、カムシャフト10が回転する。これによ
り、シリンダヘッド3内に配設され、エンジン1の吸排
気を行う吸気バルブ、排気バルブ(ともに図示せず)が
タイミング良く開閉されることとなる。
ンダヘッド3の側面3aをカムシャフト10が貫通し突
出しており、このカムシャフト10には、歯付きのカム
シャフトスプロケット11が外嵌されている。なお、側
面2a上の符号12はアイドラプーリであり、符号13
はテンショナプーリである。このように配置されたクラ
ンクシャフトスプロケット9、カムシャフトスプロケッ
ト11、アイドラプーリ12及びテンショナプーリ13
には、無端状にして内周面に歯の形成されたタイミング
ベルト15が掛け回されている。従って、エンジン1が
作動してクランクシャフト8とともにクランクシャフト
スプロケット9が回転すると、これと同期してカムシャ
フトスプロケット11がタイミングベルト15を介して
良好に回転し、カムシャフト10が回転する。これによ
り、シリンダヘッド3内に配設され、エンジン1の吸排
気を行う吸気バルブ、排気バルブ(ともに図示せず)が
タイミング良く開閉されることとなる。
【0017】クランクシャフトスプロケット9の側面2
a側の面には、クランクシャフトスプロケット9よりも
大径であって外周部に複数の切欠きを有した薄板状のク
ランク角センシングプレート16が、クランクシャフト
スプロケット9と略一体にして取り付けられている。従
って、このクランク角センシングプレート16はクラン
クシャフトスプロケット9とともに回転するようにされ
ている。クランク角センシングプレート16は、クラン
ク角の回転角度を検出するためのクランク角センサ(図
示せず)の検出部を構成している。
a側の面には、クランクシャフトスプロケット9よりも
大径であって外周部に複数の切欠きを有した薄板状のク
ランク角センシングプレート16が、クランクシャフト
スプロケット9と略一体にして取り付けられている。従
って、このクランク角センシングプレート16はクラン
クシャフトスプロケット9とともに回転するようにされ
ている。クランク角センシングプレート16は、クラン
ク角の回転角度を検出するためのクランク角センサ(図
示せず)の検出部を構成している。
【0018】クランクシャフトスプロケット9の下方に
は、クランクシャフトスプロケット9から所定距離離間
し、クランクシャフトスプロケット9やクランク角セン
シングプレート16を半ば囲うようにして薄肉のリブ1
8が設けられている。リブ18は、オイルポンプケース
6と一体にしてクランクシャフト8の軸心に平行に突設
されており、その突出高さは、クランクシャフトスプロ
ケット9の側端面9aよりもやや突出するように設定さ
れている。このリブ18は、主としてオイルポンプケー
ス6が表面凹凸を多く有していることから、タイミング
ベルトカバー20をオイルポンプケース6に取り付ける
際のシール面を確保するために設けられている。従っ
て、このリブ18は、オイルポンプケース6へのタイミ
ングベルトカバー20の下部の取付けを容易なものにし
ている。また、オイルポンプケース6下面側には、通
常、オイルパン5等を取り付けるためにエンジン1前方
に突出するフランジ部が必要であるが、このリブ18に
クランクシャフト8の直下で該フランジ部としての機能
をも持たせるようにし、これにより、エンジン1の大型
化を招くことなく省スペース化をも達成している。な
お、上記所定距離は、例えば、クランクシャフトスプロ
ケット9にタイミングベルト15を掛け回す際に必要と
なる作業空間を確保可能な距離とされている。
は、クランクシャフトスプロケット9から所定距離離間
し、クランクシャフトスプロケット9やクランク角セン
シングプレート16を半ば囲うようにして薄肉のリブ1
8が設けられている。リブ18は、オイルポンプケース
6と一体にしてクランクシャフト8の軸心に平行に突設
されており、その突出高さは、クランクシャフトスプロ
ケット9の側端面9aよりもやや突出するように設定さ
れている。このリブ18は、主としてオイルポンプケー
ス6が表面凹凸を多く有していることから、タイミング
ベルトカバー20をオイルポンプケース6に取り付ける
際のシール面を確保するために設けられている。従っ
て、このリブ18は、オイルポンプケース6へのタイミ
ングベルトカバー20の下部の取付けを容易なものにし
ている。また、オイルポンプケース6下面側には、通
常、オイルパン5等を取り付けるためにエンジン1前方
に突出するフランジ部が必要であるが、このリブ18に
クランクシャフト8の直下で該フランジ部としての機能
をも持たせるようにし、これにより、エンジン1の大型
化を招くことなく省スペース化をも達成している。な
お、上記所定距離は、例えば、クランクシャフトスプロ
ケット9にタイミングベルト15を掛け回す際に必要と
なる作業空間を確保可能な距離とされている。
【0019】そして、クランクシャフトスプロケット9
及びカムシャフトスプロケット11に掛け回された状態
のタイミングベルト16を覆うようにして、周囲に側壁
20aの形成されたタイミングベルトカバー本体21を
有するタイミングベルトカバー20が、エンジン1の側
面1aにボルト30等の締結具により取り付けられてい
る。同図に示すように、タイミングベルトカバー20の
下部では、側壁20aが取り除かれており、切欠き20
bが形成されている。この切欠き20bの取り除かれた
部分の形状は、上記リブ18の形状に一致しており、従
って、タイミングベルトカバー20がエンジン1の側面
1aに取り付けられた状態では、図3中に示すように、
切欠き20bの周縁とリブ18の周端とが略密閉状態に
当接している。なお、タイミングベルトカバー20は、
例えば、耐熱性の樹脂材料で成形されている。
及びカムシャフトスプロケット11に掛け回された状態
のタイミングベルト16を覆うようにして、周囲に側壁
20aの形成されたタイミングベルトカバー本体21を
有するタイミングベルトカバー20が、エンジン1の側
面1aにボルト30等の締結具により取り付けられてい
る。同図に示すように、タイミングベルトカバー20の
下部では、側壁20aが取り除かれており、切欠き20
bが形成されている。この切欠き20bの取り除かれた
部分の形状は、上記リブ18の形状に一致しており、従
って、タイミングベルトカバー20がエンジン1の側面
1aに取り付けられた状態では、図3中に示すように、
切欠き20bの周縁とリブ18の周端とが略密閉状態に
当接している。なお、タイミングベルトカバー20は、
例えば、耐熱性の樹脂材料で成形されている。
【0020】タイミングベルトカバー20の下部には、
クランクシャフト8と同一軸心を有して円形の開口孔2
2が穿設されており、タイミングベルトカバー20がエ
ンジン1の側面1aに取付けられた状態では、この開口
孔22をクランクシャフト8が突き抜けている(図3参
照)。図2を参照すると、開口孔22の周縁には、遮音
部材として機能するスペーサ部24が、タイミングベル
トカバー本体21と一体或いは別体にして側壁20aの
延びる方向と同一方向に向けて突設されている。このス
ペーサ部24は、タイミングベルトカバー20がエンジ
ン1の側面1aに取り付けられた状態において、クラン
クシャフトスプロケット9とリブ18との間に形成され
る空間(内部空間)を略完全に埋めることが可能なよう
にして所定の高さと厚みとが設定されている(図3参
照)。なお、このスペーサ部24は、開口孔22周縁の
全周に亘って設けられているわけではなく、所定の範囲
が切欠き24aとして切り欠かれている。この切欠き2
4aにより、タイミングベルトカバー20がエンジン1
の側面1aに取り付けられた状態において、タイミング
ベルト15(図2中破線で示す)の走行が妨げられるこ
とがない。
クランクシャフト8と同一軸心を有して円形の開口孔2
2が穿設されており、タイミングベルトカバー20がエ
ンジン1の側面1aに取付けられた状態では、この開口
孔22をクランクシャフト8が突き抜けている(図3参
照)。図2を参照すると、開口孔22の周縁には、遮音
部材として機能するスペーサ部24が、タイミングベル
トカバー本体21と一体或いは別体にして側壁20aの
延びる方向と同一方向に向けて突設されている。このス
ペーサ部24は、タイミングベルトカバー20がエンジ
ン1の側面1aに取り付けられた状態において、クラン
クシャフトスプロケット9とリブ18との間に形成され
る空間(内部空間)を略完全に埋めることが可能なよう
にして所定の高さと厚みとが設定されている(図3参
照)。なお、このスペーサ部24は、開口孔22周縁の
全周に亘って設けられているわけではなく、所定の範囲
が切欠き24aとして切り欠かれている。この切欠き2
4aにより、タイミングベルトカバー20がエンジン1
の側面1aに取り付けられた状態において、タイミング
ベルト15(図2中破線で示す)の走行が妨げられるこ
とがない。
【0021】以下、このように構成されたタイミングベ
ルトカバー20の作用を説明する。通常、エンジン1が
作動してクランクシャフト8、クランクシャフトトスプ
ロケット9を介してタイミングベルト15が走行させら
れると、タイミングベルト15がクランクシャフトトス
プロケット9と噛み合わされるときには、タイミングベ
ルト15の歯間の空気が急激に掃き出されることにな
る。これにより、所謂タイミングベルト15の噛込み音
が発生する。通常、噛込み音は、タイミングベルト15
が高速で走行することから、タイミングベルト15がク
ランクシャフトトスプロケット9と噛み合わされている
範囲全般、即ちリブ18の範囲全般でクランクシャフト
トスプロケット9の外周に沿って発生する。そして、こ
の噛込み音は、エンジン1の回転数が上昇するに従い大
きなものとなる。
ルトカバー20の作用を説明する。通常、エンジン1が
作動してクランクシャフト8、クランクシャフトトスプ
ロケット9を介してタイミングベルト15が走行させら
れると、タイミングベルト15がクランクシャフトトス
プロケット9と噛み合わされるときには、タイミングベ
ルト15の歯間の空気が急激に掃き出されることにな
る。これにより、所謂タイミングベルト15の噛込み音
が発生する。通常、噛込み音は、タイミングベルト15
が高速で走行することから、タイミングベルト15がク
ランクシャフトトスプロケット9と噛み合わされている
範囲全般、即ちリブ18の範囲全般でクランクシャフト
トスプロケット9の外周に沿って発生する。そして、こ
の噛込み音は、エンジン1の回転数が上昇するに従い大
きなものとなる。
【0022】しかしながら、本発明のタイミングベルト
カバー20においては、上述の図3中に示すように、タ
イミングベルトカバー20がエンジン1の側面1aに取
り付けられた状態にあっては、スペーサ部24が、その
先端がクランク角センシングプレート16から僅かに離
間した状態で、クランクシャフトスプロケット9とリブ
18間の空間を略完全に埋めるように位置されている。
カバー20においては、上述の図3中に示すように、タ
イミングベルトカバー20がエンジン1の側面1aに取
り付けられた状態にあっては、スペーサ部24が、その
先端がクランク角センシングプレート16から僅かに離
間した状態で、クランクシャフトスプロケット9とリブ
18間の空間を略完全に埋めるように位置されている。
【0023】従って、タイミングベルト15が走行させ
られ、クランクシャフトトスプロケット9との噛み合い
により上記噛込み音が発生しても、クランクシャフトス
プロケット9とリブ18間には空間が殆ど存在しないこ
とから、このクランクシャフトスプロケット9とリブ1
8間では噛込み音が共鳴し増幅させられてしまうような
ことがない。また、スペーサ部24は、所定の厚みを有
していることから、遮へい板としても機能しており、従
って、噛込み音はスペーサ部24で略完全に遮音され、
周囲に拡散することが防止される。
られ、クランクシャフトトスプロケット9との噛み合い
により上記噛込み音が発生しても、クランクシャフトス
プロケット9とリブ18間には空間が殆ど存在しないこ
とから、このクランクシャフトスプロケット9とリブ1
8間では噛込み音が共鳴し増幅させられてしまうような
ことがない。また、スペーサ部24は、所定の厚みを有
していることから、遮へい板としても機能しており、従
って、噛込み音はスペーサ部24で略完全に遮音され、
周囲に拡散することが防止される。
【0024】図4を参照すると、クランクシャフトスプ
ロケット9の手前約30cmの位置においてタイミングベ
ルト15の走行に伴い発生する噛込み音等の騒音レベル
を測定した測定結果が示されている。図中破線はスペー
サ部24を有していないタイミングベルトカバーを用い
た場合の騒音レベルを示しており、実線がスペーサ部2
4を有した本発明のタイミングベルトカバー20を用い
た場合の騒音レベルを示している。
ロケット9の手前約30cmの位置においてタイミングベ
ルト15の走行に伴い発生する噛込み音等の騒音レベル
を測定した測定結果が示されている。図中破線はスペー
サ部24を有していないタイミングベルトカバーを用い
た場合の騒音レベルを示しており、実線がスペーサ部2
4を有した本発明のタイミングベルトカバー20を用い
た場合の騒音レベルを示している。
【0025】同図によれば、騒音レベルは、破線、実線
ともに、エンジン1のエンジン回転数Neが上昇するに
つれて大きくなっているものの、実線の場合、即ちスペ
ーサ部24を有したタイミングベルトカバー20を用い
た場合の方が全体的に小さくされていることがわかる。
特に、エンジン回転数Neが大きい領域においては、そ
の傾向が顕著であり、スペーサ部24を有したタイミン
グベルトカバー20を用いた場合の方がはるかに騒音レ
ベルは小さく抑えられている。
ともに、エンジン1のエンジン回転数Neが上昇するに
つれて大きくなっているものの、実線の場合、即ちスペ
ーサ部24を有したタイミングベルトカバー20を用い
た場合の方が全体的に小さくされていることがわかる。
特に、エンジン回転数Neが大きい領域においては、そ
の傾向が顕著であり、スペーサ部24を有したタイミン
グベルトカバー20を用いた場合の方がはるかに騒音レ
ベルは小さく抑えられている。
【0026】つまり、エンジン回転数Neが大きくなる
につれて噛込み音も大きくなるのであるが、スペーサ部
24を有した本発明のタイミングベルトカバー20を用
いることで、その噛込み音のクランクシャフトスプロケ
ット9とリブ18間での共鳴を防止でき、スペーサ部2
4の遮音効果によって噛込み音の周囲への拡散をも防止
でき、騒音レベルを好適に低減することができるのであ
る。
につれて噛込み音も大きくなるのであるが、スペーサ部
24を有した本発明のタイミングベルトカバー20を用
いることで、その噛込み音のクランクシャフトスプロケ
ット9とリブ18間での共鳴を防止でき、スペーサ部2
4の遮音効果によって噛込み音の周囲への拡散をも防止
でき、騒音レベルを好適に低減することができるのであ
る。
【0027】ところで、タイミングベルト15の張りが
緩いような場合には、タイミングベルト15がクランク
シャフトスプロケット9と噛み合っているときにおいて
クランクシャフトスプロケット9から浮いた状態とな
り、所謂歯飛び現象を起こすことがある。しかしなが
ら、本発明のタイミングベルトカバー20では、スペー
サ部24が僅かな隙間を有してタイミングベルト15に
接近して設けられていることから、たとえタイミングベ
ルト15がクランクシャフトスプロケット9から浮き気
味になることがあっても、タイミングベルト15がスペ
ーサ部24と当接することでその浮きが規制され、上記
歯飛び現象が好適に防止されることにもなる。
緩いような場合には、タイミングベルト15がクランク
シャフトスプロケット9と噛み合っているときにおいて
クランクシャフトスプロケット9から浮いた状態とな
り、所謂歯飛び現象を起こすことがある。しかしなが
ら、本発明のタイミングベルトカバー20では、スペー
サ部24が僅かな隙間を有してタイミングベルト15に
接近して設けられていることから、たとえタイミングベ
ルト15がクランクシャフトスプロケット9から浮き気
味になることがあっても、タイミングベルト15がスペ
ーサ部24と当接することでその浮きが規制され、上記
歯飛び現象が好適に防止されることにもなる。
【0028】なお、上記実施例のタイミングベルトカバ
ー20では、スペーサ部24をクランクシャフトスプロ
ケット9とリブ18間、即ち、クランクシャフトスプロ
ケット9にタイミングベルト15が掛け回されている範
囲にのみ設けるような構成としたが、これに限られず、
図5に示すように、スペーサ部24の延長上にある無端
状のタイミングベルト15で挟まれた範囲についてもス
ペーサ部24と同一厚さ、同一高さのスペーサ部24’
を設けたタイミングベルトカバー20’を用いるように
しても良い。ここに、スペーサ部24’は、タイミング
ベルトカバー本体21と一体であってもまた別体であっ
てもよい。
ー20では、スペーサ部24をクランクシャフトスプロ
ケット9とリブ18間、即ち、クランクシャフトスプロ
ケット9にタイミングベルト15が掛け回されている範
囲にのみ設けるような構成としたが、これに限られず、
図5に示すように、スペーサ部24の延長上にある無端
状のタイミングベルト15で挟まれた範囲についてもス
ペーサ部24と同一厚さ、同一高さのスペーサ部24’
を設けたタイミングベルトカバー20’を用いるように
しても良い。ここに、スペーサ部24’は、タイミング
ベルトカバー本体21と一体であってもまた別体であっ
てもよい。
【0029】以下、このタイミングベルトカバー20’
の作用について説明する。なお、タイミングベルトカバ
ー20’にあっては、スペーサ部24’以外の部分につ
いては上記タイミングベルトカバー20と同一であり、
同一符号を付してある。図6を参照すると、図5に示す
タイミングベルトカバー20’をエンジン1の側面1a
に装着した場合の図3と同様の断面図を示してある。こ
のように、クランクシャフトスプロケット9がスペーサ
部24及びスペーサ部24’で略完全に取り囲まれるよ
うなタイミングベルトカバー20’を用いるようにすれ
ば、図中カムシャフトスプロケット11側に形成された
中央空間40への噛込み音の伝搬が良好に阻止される。
これにより、上記タイミングベルトカバー20の効果で
あるクランクシャフトスプロケット9とリブ18間の空
間における噛込み音の共鳴やスペーサ部24の周囲への
噛込み音の拡散の防止のみならず、噛込み音の中央空間
40内での共鳴も好適に防止され、さらに良好な遮音効
果が得られる。
の作用について説明する。なお、タイミングベルトカバ
ー20’にあっては、スペーサ部24’以外の部分につ
いては上記タイミングベルトカバー20と同一であり、
同一符号を付してある。図6を参照すると、図5に示す
タイミングベルトカバー20’をエンジン1の側面1a
に装着した場合の図3と同様の断面図を示してある。こ
のように、クランクシャフトスプロケット9がスペーサ
部24及びスペーサ部24’で略完全に取り囲まれるよ
うなタイミングベルトカバー20’を用いるようにすれ
ば、図中カムシャフトスプロケット11側に形成された
中央空間40への噛込み音の伝搬が良好に阻止される。
これにより、上記タイミングベルトカバー20の効果で
あるクランクシャフトスプロケット9とリブ18間の空
間における噛込み音の共鳴やスペーサ部24の周囲への
噛込み音の拡散の防止のみならず、噛込み音の中央空間
40内での共鳴も好適に防止され、さらに良好な遮音効
果が得られる。
【0030】この場合、スペーサ部24’の代わりに、
中央空間40に前述した従来技術からなる空間現象手段
を適用することも勿論可能ではあるが、上記スペーサ部
24’を有したタイミングベルトカバー20’を用いる
ようにすれば、空間現象手段を有した場合と同様の効果
を容易にして省コストで実現できる。
中央空間40に前述した従来技術からなる空間現象手段
を適用することも勿論可能ではあるが、上記スペーサ部
24’を有したタイミングベルトカバー20’を用いる
ようにすれば、空間現象手段を有した場合と同様の効果
を容易にして省コストで実現できる。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
請求項1の内燃エンジンのタイミングベルトカバーによ
れば、クランクシャフトの一端に固定されたクランクシ
ャフトスプロケットと、クランクシャフトスプロケット
に掛け回され、クランクシャフトスプロケットからの駆
動力をカムシャフトに伝達するタイミングベルトとを包
囲するタイミングベルトカバーであって、クランクシャ
フトスプロケットの外周を取り囲むよう突設されたスペ
ーサ部材を備えるようにしたので、タイミングベルトが
カムシャフトスプロケットと噛み合う時点で噛込み音を
カムシャフトスプロケットの外周を囲うように位置され
るスペーサ部材によって良好に遮音でき、タイミングベ
ルトの走行に伴い発生する騒音を好適に低減することが
できる。
請求項1の内燃エンジンのタイミングベルトカバーによ
れば、クランクシャフトの一端に固定されたクランクシ
ャフトスプロケットと、クランクシャフトスプロケット
に掛け回され、クランクシャフトスプロケットからの駆
動力をカムシャフトに伝達するタイミングベルトとを包
囲するタイミングベルトカバーであって、クランクシャ
フトスプロケットの外周を取り囲むよう突設されたスペ
ーサ部材を備えるようにしたので、タイミングベルトが
カムシャフトスプロケットと噛み合う時点で噛込み音を
カムシャフトスプロケットの外周を囲うように位置され
るスペーサ部材によって良好に遮音でき、タイミングベ
ルトの走行に伴い発生する騒音を好適に低減することが
できる。
【0032】また、請求項2の内燃エンジンのタイミン
グベルトカバーによれば、スペーサ部材は、クランクシ
ャフトスプロケットの外周のうちタイミングベルトが掛
け回されている範囲を取り囲むので、少量の材料で噛込
み音を確実に遮音でき、タイミングベルトの走行に伴い
発生する騒音を省コストにして良好に低減することがで
きる。
グベルトカバーによれば、スペーサ部材は、クランクシ
ャフトスプロケットの外周のうちタイミングベルトが掛
け回されている範囲を取り囲むので、少量の材料で噛込
み音を確実に遮音でき、タイミングベルトの走行に伴い
発生する騒音を省コストにして良好に低減することがで
きる。
【0033】また、請求項3の内燃エンジンのタイミン
グベルトカバーによれば、スペーサ部材は、タイミング
ベルトカバー内側でクランクシャフトスプロケットの外
周周りに形成される内部空間を埋めるよう設けられるの
で、内燃エンジンとタイミングベルトカバーとによって
クランクシャフトスプロケットの外周周りに形成される
内部空間で噛込み音を共鳴させないようにできる。即
ち、スペーサ部材に遮音機能のみならず共鳴の防止機能
をも良好に併せ持たせることができ、タイミングベルト
の走行に伴い発生する騒音をさらに確実に低減すること
ができる。
グベルトカバーによれば、スペーサ部材は、タイミング
ベルトカバー内側でクランクシャフトスプロケットの外
周周りに形成される内部空間を埋めるよう設けられるの
で、内燃エンジンとタイミングベルトカバーとによって
クランクシャフトスプロケットの外周周りに形成される
内部空間で噛込み音を共鳴させないようにできる。即
ち、スペーサ部材に遮音機能のみならず共鳴の防止機能
をも良好に併せ持たせることができ、タイミングベルト
の走行に伴い発生する騒音をさらに確実に低減すること
ができる。
【0034】また、請求項4の内燃エンジンのタイミン
グベルトカバーによれば、スペーサ部材は、タイミング
ベルトカバーと一体に成形されているので、スペーサ部
材を容易にタイミングベルトカバーに設けることがで
き、タイミングベルトカバーの製造コストを低減させる
ことができる。
グベルトカバーによれば、スペーサ部材は、タイミング
ベルトカバーと一体に成形されているので、スペーサ部
材を容易にタイミングベルトカバーに設けることがで
き、タイミングベルトカバーの製造コストを低減させる
ことができる。
【図1】本発明のタイミングベルトカバーの内燃エンジ
ンへの取付け状態を示す図である。
ンへの取付け状態を示す図である。
【図2】図1中の矢視A方向で見たタイミングベルトカ
バーの斜視図である。
バーの斜視図である。
【図3】タイミングベルトカバーが内燃エンジンに取付
けられた状態における図1中のB−B線に沿う断面図で
ある。
けられた状態における図1中のB−B線に沿う断面図で
ある。
【図4】本発明のタイミングベルトカバーの騒音防止効
果を示す図である。
果を示す図である。
【図5】他のタイミングベルトカバーの斜視図である。
【図6】他のタイミングベルトカバーが内燃エンジンに
取付けられた状態における断面図である。
取付けられた状態における断面図である。
1 内燃エンジン 1a 側面 2 シリンダブロック 3 シリンダヘッド 8 クランクシャフト 9 クランクシャフトスプロケット 10 カムシャフト 11 カムシャフトスプロケット 15 タイミングベルト 16 クランク角センシングプレート 18 リブ 20,20’ タイミングベルトカバー 21 タイミングベルトカバー本体 24,24’ スペーサ部(スペーサ部材)
フロントページの続き (72)発明者 中村 祐治 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 クランクシャフトの一端に固定されたク
ランクシャフトスプロケットと、前記クランクシャフト
スプロケットに掛け回され、前記クランクシャフトスプ
ロケットからの駆動力をカムシャフトに伝達するタイミ
ングベルトとを包囲するタイミングベルトカバーであっ
て、 前記クランクシャフトスプロケットの外周を取り囲むよ
う突設されたスペーサ部材を備えることを特徴とする内
燃エンジンのタイミングベルトカバー。 - 【請求項2】 前記スペーサ部材は、前記クランクシャ
フトスプロケットの外周のうち前記タイミングベルトが
掛け回されている範囲を取り囲むことを特徴とする、請
求項1記載の内燃エンジンのタイミングベルトカバー。 - 【請求項3】 前記スペーサ部材は、タイミングベルト
カバー内側で前記クランクシャフトスプロケットの外周
周りに形成される内部空間を埋めるよう設けられること
を特徴とする、請求項1または2記載の内燃エンジンの
タイミングベルトカバー。 - 【請求項4】 前記スペーサ部材は、タイミングベルト
カバーと一体に成形されていることを特徴とする、請求
項1乃至3のいずれか記載の内燃エンジンのタイミング
ベルトカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5594896A JPH09250355A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 内燃エンジンのタイミングベルトカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5594896A JPH09250355A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 内燃エンジンのタイミングベルトカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250355A true JPH09250355A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13013306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5594896A Pending JPH09250355A (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 内燃エンジンのタイミングベルトカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09250355A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102116214A (zh) * | 2011-03-28 | 2011-07-06 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种发动机的正时罩壳安装结构 |
| WO2013124555A1 (fr) * | 2012-02-23 | 2013-08-29 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de protection d'un systeme de transmission d'un moteur |
| JP2014051949A (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-20 | Kubota Corp | エンジン |
| CN110344905A (zh) * | 2019-07-17 | 2019-10-18 | 重庆鑫源动力制造有限公司 | 发动机使用正时皮带的正时轮系结构 |
| US12025051B1 (en) * | 2021-04-30 | 2024-07-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Belt cover structure for internal combustion engine |
| IT202300021165A1 (it) * | 2023-10-11 | 2025-04-11 | Stellantis Europe Spa | Motore a combustione interna con schermo di protezione per una trasmissione di azionamento di apparecchi ausiliari |
-
1996
- 1996-03-13 JP JP5594896A patent/JPH09250355A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102116214A (zh) * | 2011-03-28 | 2011-07-06 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种发动机的正时罩壳安装结构 |
| WO2013124555A1 (fr) * | 2012-02-23 | 2013-08-29 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de protection d'un systeme de transmission d'un moteur |
| FR2987415A1 (fr) * | 2012-02-23 | 2013-08-30 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de protection d'un systeme de transmission d'un moteur |
| JP2014051949A (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-20 | Kubota Corp | エンジン |
| CN110344905A (zh) * | 2019-07-17 | 2019-10-18 | 重庆鑫源动力制造有限公司 | 发动机使用正时皮带的正时轮系结构 |
| CN110344905B (zh) * | 2019-07-17 | 2020-08-11 | 重庆鑫源动力制造有限公司 | 发动机使用正时皮带的正时轮系结构 |
| US12025051B1 (en) * | 2021-04-30 | 2024-07-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Belt cover structure for internal combustion engine |
| US20240229708A1 (en) * | 2021-04-30 | 2024-07-11 | Honda Motor Co., Ltd. | Belt cover structure for internal combustion engine |
| IT202300021165A1 (it) * | 2023-10-11 | 2025-04-11 | Stellantis Europe Spa | Motore a combustione interna con schermo di protezione per una trasmissione di azionamento di apparecchi ausiliari |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990216 |