JPH09250563A - クラッチ倍力装置 - Google Patents

クラッチ倍力装置

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Publication number
JPH09250563A
JPH09250563A JP5862696A JP5862696A JPH09250563A JP H09250563 A JPH09250563 A JP H09250563A JP 5862696 A JP5862696 A JP 5862696A JP 5862696 A JP5862696 A JP 5862696A JP H09250563 A JPH09250563 A JP H09250563A
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JP
Japan
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relay
piston
pressure chamber
relay piston
clutch
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Application number
JP5862696A
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English (en)
Inventor
Kaname Suzuki
要 鈴木
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Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication date
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、リレーピストンの排気側パッキン
に排圧がかからないことから、マスタシリンダ液圧に生
じる脈動の発生を防止し、ペダルフィーリングの向上を
図ることができるクラッチ倍力装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 本発明は、リレーピストン50の内部通
路を、リレーピストン50の軸線上に貫通させて形成
し、該貫通孔57を上記パワーシリンダ部43の大気圧
室11に連通させるとともに上記マスタシリンダから供
給される作動液の作用部54を上記リレーピストン50
の側面部に形成したことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタシリンダ液
圧に生じる脈動の発生を防止し、ペダルフィーリングの
向上を図ることができるクラッチ倍力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクラッチ操作システムとしては、
図4に示すものがある。この操作システムでは、クラッ
チペダル1を踏むことによってマスタシリンダ2を作動
させ、該マスタシリンダ2から供給される液圧によって
クラッチ倍力装置3のコントロールバルブ部4を作動さ
せる。そして、コントロールバルブ部4を介してエアリ
ザーバ5から供給された圧縮空気によりパワーシリンダ
部6のピストン7を作動させ、このピストン7の作動に
よって発生する倍増した操作力でクラッチ操作用の出力
ロッド8を作動させる。
【0003】図5は、従来のクラッチ倍力装置3を示し
たものである。このクラッチ倍力装置3は、マスタシリ
ンダ2から供給される液圧によって作動するコントロー
ルバルブ部4と、このコントロールバルブ部4の作動に
よってエアリザーバ5から供給された圧縮空気によりパ
ワーピストン7を作動されるパワーシリンダ部6と、パ
ワーピストン7の作動によって、クラッチ操作用の出力
ロッド8を作動させる中継手段9とで構成されている。
【0004】上記パワーシリンダ部6は、ハウジング1
0のシェル10a内に構成されている。このシェル10
a内には、パワーピストン7が配設されており、このパ
ワーピストン7によって、シェル10a内を大気圧室1
1と圧力室12とに画成している。このパワーピストン
7は、大気圧室11に設けられたスプリング13によっ
て、コントロールバルブ部4の非作動状態では、図示左
方に附成されている。このパワーピストン7には、プッ
シュロッド8を作動させるピストンロッド14が設けら
れている。
【0005】コントロールバルブ部4は、ハウジング1
0に設けられたシリンダ孔10b内に構成されている。
シリンダ孔10bには、リレーピストン15が摺動自在
に内装されており、このリレーピストン15は、シリン
ダ孔10bを液圧室16と変圧室17とに画成してい
る。このリレーピストン15には、軸線上に通路15a
が形成されており、この通路15aの一端はリレーピス
トン15の先端面に開口し、他端は側壁に設けられた通
路15bからハウジング10に設けられた排気ポート1
8を介して大気に開放されている。上記シリンダ孔10
bには、リレーピストン15の先端面の延長線上にリレ
ーバルブ19が配設されており、このリレーバルブ19
はリレーピストン15の先端面に対向して配置されてい
る。このリレーバルブ19は、コントロールバルブ部4
の非作動状態で、コイルスプリング20の附勢力によっ
て弁座21に当接し、変圧室17と圧縮空気供給ポート
22との間を遮断している。リレーピストン15は、コ
ントロールバルブ部4の非作動状態では、コイルスプリ
ング23の附勢力によって、リレーバルブ19から離れ
る方向に附勢されて、リレーバルブ19との間に間隙を
形成し、変圧室17と通路15a内を連通するものであ
る。変圧室17はハウジング10に設けられた図示しな
い通路から管路24を介して圧力室12に連通してお
り、リレーバルブ19の開放動作に伴ってエアリザーバ
5から圧縮空気供給ポート22を通して供給される圧縮
空気を圧力室12に供給するものである。一方、排気ポ
ート18に連通された通路15bは、ハウジング10に
設けられた通路25を介して大気圧室11に連通されて
いる。
【0006】中継手段9は、ハウジング10に設けられ
たシリンダ孔10c内に構成されている。シリンダ孔1
0cには、フリーピストン26と中継ピストン27が配
設されており、これらフリーピストン26と中継ピスト
ン27相互間には、液室28が設けられている。上記液
室28はハウジング10に形成した通路29によってコ
ントロールバルブ部4の液圧室16に連通され、ハウジ
ング10に設けられた通路30によって入力ポート31
に連通されている。
【0007】上記パワーピストン7のピストンロッド1
4は、シリンダ孔10cに内装されたガイドブロック3
2およびフリーピストン26を貫通して、中継ピストン
27の片側端面まで達している。中継ピストン27の他
方側端面にはクラッチ操作用の出力ロッド8が設けられ
ており、この出力ロッド8はシリンダ孔10cの開放端
に設けられたブーツ33の外側に引き出されて図示しな
いクラッチ操作レバーを作動させるものである。リレー
ピストン15の外周面には、シリンダ孔10bを液圧室
16と変圧室17に画成するために、パッキン34,3
5が配設されている。
【0008】このクラッチ倍力装置3の作用を説明す
る。クラッチペダル1を踏みこむことによってマスタシ
リンダ2を作動させ、該マスタシリンダ2から供給され
る作動液が、入力ポート31、通路30を介して中継手
段9の液室28に圧送され、さらに、通路29を通して
コントロールバルブ部4の液圧室16に圧送される。液
圧室16に導入された作動液の液圧によってリレーピス
トン15がコイルスプリング23の附勢力に抗して図示
右方に移動して、リレーバルブ19に当接し、通路15
aを閉じるとともにリレーバルブ19を押圧して開放さ
せる。このリレーバルブ19が開放すると、エアリザー
バ5から供給される圧縮空気が、圧縮空気供給ポート2
2から変圧室17に供給される。変圧室17に供給され
た圧縮空気は、管路24を介して圧力室12に導入さ
れ、パワーシリンダ部6のパワーピストン7を作動す
る。そして、パワーピストン7は、スプリング13の附
勢力に抗して図示右方に作動し、ピストンロッド14を
操作する。このピストンロッド14の作動は、中継ピス
トン27を介して出力ロッド8を右方に操作し、クラッ
チ操作レバーを作動して、クラッチを切る。
【0009】一方、クラッチペダル1の踏み込みを止め
更に戻すと、コントロールバルブ部4の液圧室16の液
圧が減り、リレーピストン15がコイルスプリング23
の附勢力及び変圧室17の空気圧によって、図示左方に
移動し、リレーバルブ19から離れる。このリレーピス
トン15が離れることにより、リレーバルブ19には、
コイルスプリング20の附勢力が働き、リレーバルブ1
9は弁座21に当接してエアリザーバ5から供給する圧
縮空気を止める。こうして、圧力室12に供給された圧
縮空気は、管路24から変圧室17を介して通路15
a、および通路15bを経て、ハウジング10に設けら
れた排気ポート18を通して大気に解放される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のクラッチ倍
力装置3では、リレーピストン15とリレーバルブ19
の開閉を繰り返しながらマスタシリンダ2の液圧とエア
リザーバ5から供給される圧縮空気の作動圧とのバラン
スの上で動いている。このため、リレーピストン15の
排気側パッキン35に排気圧が作用し、リレーピストン
15が排気圧の作用で戻され、バランスを崩すことがあ
る。これにより、マスタシリンダ2の液圧に脈動が発生
し、脈動が大きくなると、ペダルフィーリングが悪くな
る欠点があった。
【0011】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであって、その目的は、リレーピストン
の排気側パッキンに排圧がかからないことから、マスタ
シリンダ液圧に生じる脈動の発生を防止し、ペダルフィ
ーリングの向上を図ることができるクラッチ倍力装置を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、クラッチペダルの踏み込み動作によって、マ
スタシリンダを作動し、該マスタシリンダから供給され
る作動液によって、リレーピストンを操作し、このリレ
ーピストンに並設されたリレーバルブを開放させて、圧
縮空気をパワーシリンダ部の圧力室に供給してパワーピ
ストンを作動し、このパワーピストンの作動によって、
クラッチの切動作を行わせ、クラッチペダルの解放動作
によって、マスタシリンダを停止させて、リレーピスト
ンを元の位置に復帰させ、リレーピストンとの離間動作
によってリレーバルブを閉成させるとともにリレーピス
トンのリレーバルブとの対向面に形成された内部通路を
開放させて上記パワーシリンダの圧力室に導入した圧縮
空気を排出するようにしたクラッチ倍力装置において、
上記リレーピストンの内部通路を、リレーピストンの軸
線上に貫通させて形成し、該貫通孔を上記パワーシリン
ダ部の大気圧室に連通させるとともに上記マスタシリン
ダから供給される作動液の作用部を上記リレーピストン
の側面部に形成したことにある。
【0013】また、本発明は、クラッチペダルの踏み込
み動作によって、マスタシリンダを作動し、該マスタシ
リンダから供給される作動液によって、リレーピストン
を操作し、このリレーピストンに並設されたリレーバル
ブを開放させて、圧縮空気をパワーシリンダ部の圧力室
に供給してパワーピストンを作動し、このパワーピスト
ンの作動によって、クラッチの切動作を行わせ、クラッ
チペダルの解放動作によって、マスタシリンダを停止さ
せて、リレーピストンを元の位置に復帰させ、リレーピ
ストンとの離間動作によってリレーバルブを閉成させる
とともにリレーピストンのリレーバルブとの対向面に形
成された内部通路を開放させて上記パワーシリンダの圧
力室に導入した圧縮空気を排出するようにしたクラッチ
倍力装置において、上記リレーピストンが内装されたシ
リンダ孔を上記パワーシリンダ部の大気圧室に開口させ
て形成するとともに、上記リレーピストンの後端部を延
長させて上記マスタシリンダから供給される作動液の作
用部をリレーピストンの側面部に形成し、かつ該リレー
ピストンの内部通路を、リレーピストンの軸線上に貫通
させて形成するとともに該貫通孔を上記パワーシリンダ
部の大気圧室に連通させたことにある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
5と同一部分は同符号を付して、同一部分の説明を省略
して示す図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本
発明に係るクラッチ倍力装置を示した縦断面図、図2は
その平面図、図3は図1の部分拡大断面図である。
【0015】図1および図2において、40はクラッチ
倍力装置で、このクラッチ倍力装置40は、図示しない
マスタシリンダから供給される液圧によって作動するコ
ントロールバルブ部41と、このコントロールバルブ部
41の作動によってエアリザーバから供給される圧縮空
気によりパワーピストン42を作動操作されるパワーシ
リンダ部43と、パワーピストン42の作動によって、
クラッチ操作用の出力ロッド44を作動させる中継手段
45とで構成されている。上記クラッチ倍力装置40
は、ハウジング46の側面に設けられたシェル47内に
上記パワーシリンダ部43のパワーピストン42を設
け、このパワーシリンダ部43のシェル47内に一端を
開口させてコントロールバルブ部41のシリンダ孔48
をハウジング46の上方に設け、上記パワーシリンダ部
43のシェル47と同一軸線上のハウジング46中央部
に中継手段45のシリンダ孔49を設けている。
【0016】上記パワーシリンダ部43は、シェル47
内を大気圧室11と圧力室12に仕切るパワーピストン
42と、このパワーピストン42を、コントロールバル
ブ部41の非作動時は、図示左方向に附勢するスプリン
グ13と、パワーピストン42の中心軸に設けられたピ
ストンロッド14で構成されている。圧力室12には、
コントロールバルブ部41から管路24を通して圧縮空
気が供給され、大気圧室11は後述する排気ポートを通
して大気中に開放されている。
【0017】コントロールバルブ部41は、図3に示す
ように、シリンダ孔48に内装されたリレーピストン5
0とリレーバルブ51で構成されており、リレーピスト
ン50は、シリンダ孔48内をリレーバルブ51側の変
圧室17とフランジ部54後部側の液圧室16とに画成
している。リレーピストン50には、その外周面に、シ
リンダ孔48内の段部52に後面を係止されるフランジ
部53と、マスタシリンダから供給される液圧が作用す
るフランジ部(作用部)54が設けられている。これら
フランジ部53,54相互間の外周面には、凹溝55,
56が設けられており、この凹溝55,56内にシール
用のゴムパッキン34,35が配設されている。このリ
レーピストン50は、フランジ部54の後部側を延長し
て形成するとともに内部の軸線上に、変圧室17とパワ
ーシリンダ部43の大気圧室11を連通する貫通孔57
を形成している。このリレーピストン50の後部側延長
部50aが位置するシリンダ孔48内面には、液圧室1
6とパワーシリンダ部43の大気圧室11側をシールす
るシール材58が内装されている。大気圧室11が設け
られたパワーシリンダ部43の側面には、図2に示すよ
うに、大気圧室11に導入される圧縮空気を大気中に排
気する排気ポート59が設けられており、この排気ポー
ト59はシリンダ孔48の軸方向と同方向に設けられて
いる。
【0018】上記リレーピストン50の軸線上に並設さ
れたリレーバルブ51は、リレーピストン50の貫通孔
57に対向して配置されており、このリレーバルブ51
は、コントロールバルブ部41の非作動状態で、コイル
スプリング20の附勢力によって弁座21に当接し、変
圧室17と圧縮空気供給ポート22との間を遮断してい
る。リレーピストン50は、コントロールバルブ部41
の非作動状態では、コイルスプリング23の附勢力によ
って、リレーバルブ51から離れる方向に附勢されて、
リレーバルブ51との間に間隙を形成し、変圧室17と
貫通孔57内を連通して、変圧室17と大気圧室11と
を直結させている。60はリレーピストン50をシリン
ダ孔48に組み込む際の内部空気の逃がし孔である。
【0019】上記構成による本発明の作用を説明する。
クラッチペダルを踏みこむと、該マスタシリンダから供
給される作動液は、入力ポート31、通路30を介して
中継手段45の液室28に圧送される。この作動液は、
通路29を通してコントロールバルブ部41の液圧室1
6に圧送される。液圧室16に導入された作動液の液圧
は、フランジ部54に作用し、リレーピストン50をコ
イルスプリング23の附勢力に抗して図示右方に移動す
る。リレーピストン50はリレーバルブ51の壁面に当
接し、内部通路としての貫通孔57を閉じるとともにリ
レーバルブ51を押圧して弁座21から離間させて、リ
レーバルブ51を開放させる。リレーバルブ51が開放
すると、エアリザーバから供給される圧縮空気は、圧縮
空気供給ポート22から変圧室17に供給される。変圧
室17に供給された圧縮空気は、管路24を通してパワ
ーシリンダ部43の圧力室12に導入され、パワーシリ
ンダ部43のパワーピストン42を作動する。パワーピ
ストン42は、スプリング13の附勢力に抗して図示右
方に作動し、ピストンロッド14を操作する。このピス
トンロッド14の作動は、中継ピストン27を介して出
力ロッド44を右方に操作し、これに連動するクラッチ
操作レバーを作動して、クラッチを切る。このとき、リ
レーピストン50は、リレーバルブ51の壁面に当接し
て貫通孔57を閉じているので、変圧室17からパワー
シリンダ部43の大気圧室11に通じる内部通路は遮断
されている。
【0020】次に、クラッチペダルの踏み込みを止め更
に戻すと、コントロールバルブ部41の液圧室16の液
圧が減る。そして、リレーピストン50がコイルスプリ
ング23の附勢力及び変圧室17の空気圧によって、図
示左方に移動し、リレーバルブ51から離れる。リレー
バルブ51はリレーピストン50が離れることにより、
コイルスプリング20の附勢力が働き、弁座21に当接
してエアリザーバから供給される圧縮空気を止める。リ
レーピストン50がリレーバルブ51から離れることに
よって、貫通孔57が開放される。こうして、変圧室1
7からパワーシリンダ部43の大気圧室11に通じる内
部通路が形成され、パワーシリンダ部43の圧力室12
に供給された圧縮空気は、管路24から変圧室17を介
して貫通孔57を経て、パワーシリンダ部43の大気圧
室11に導入される。この大気圧室11に導入された圧
縮空気は、パワーシリンダ部43の側面に設けられた排
気ポート59を通して大気に開放される。
【0021】このように、変圧室17の圧縮空気の排気
時に、圧縮空気は貫通孔57を通してパワーシリンダ部
43の大気圧室11に瞬時に排気することができるの
で、リレーピストン50の排気側パッキン35に排気圧
が作用しないことから、排気作動時にリレーピストン5
0がバランスを崩すことがない。このため、マスタシリ
ンダ2の液圧に脈動が発生することがないので、ペダル
フィーリングを向上することができる。また、リレーピ
ストン50の排気側パッキン35の摺動部を排気が流れ
ないので、排気によって摺動部のグリスを吹き飛ばすこ
とがなく、耐久性の向上を図ることができる。従来、ハ
ウジングに形成していた排気通路を形成する必要がない
ので、コストダウンを図ることができる。さらに、リレ
ーピストン50が内装されたシリンダ孔17を上記パワ
ーシリンダ部43の大気圧室11に、直接、開口させて
シリンダ孔49との距離を短縮させることができるの
で、ハウジング46の高さ寸法を短縮して小型化を図る
ことができる。またさらに、排気ポート59をシリンダ
孔17と同方向に配設したので、全体の高さ寸法を短縮
することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明のクラッチ倍力装置によれば、以
下のような効果を奏することができる。請求項1におい
て、クラッチペダルの踏み込み動作によって、マスタシ
リンダを作動し、該マスタシリンダから供給される作動
液によって、リレーピストンを操作し、このリレーピス
トンに並設されたリレーバルブを開放させて、圧縮空気
をパワーシリンダ部の圧力室に供給してパワーピストン
を作動し、このパワーピストンの作動によって、クラッ
チの切動作を行わせ、クラッチペダルの解放動作によっ
て、マスタシリンダを停止させて、リレーピストンを元
の位置に復帰させ、リレーピストンとの離間動作によっ
てリレーバルブを閉成させるとともにリレーピストンの
リレーバルブとの対向面に形成された内部通路を開放さ
せて上記パワーシリンダの圧力室に導入した圧縮空気を
排出するようにしたクラッチ倍力装置において、上記リ
レーピストンの内部通路を、リレーピストンの軸線上に
貫通させて形成し、該貫通孔を上記パワーシリンダ部の
大気圧室に連通させるとともに上記マスタシリンダから
供給される作動液の作用部を上記リレーピストンの側面
部に形成したので、リレーピストンの排気側パッキンに
排気圧が作用しないことから、排気作動時に、リレーピ
ストンがバランスを崩すことがない。よって、マスタシ
リンダの液圧に脈動が発生することがないので、ペダル
フィーリングを向上することができる。従来、ハウジン
グに形成していた排気用通路を設ける必要がないので、
排気用通路の加工が不要となりコストダウンを図ること
ができる。さらに、リレーピストンの排気側パッキンの
摺動部を排気が流れないので、摺動部のグリスを吹き飛
ばすことがなく、耐久性の向上を図ることができる。ま
たさらに、リレーピストンが内装されたシリンダ孔を上
記パワーシリンダ部の大気圧室に開口させて形成するこ
とで、ハウジングの高さ寸法を短縮して小型化を図るこ
とができる。請求項2において、クラッチペダルの踏み
込み動作によって、マスタシリンダを作動し、該マスタ
シリンダから供給される作動液によって、リレーピスト
ンを操作し、このリレーピストンに並設されたリレーバ
ルブを開放させて、圧縮空気をパワーシリンダ部の圧力
室に供給してパワーピストンを作動し、このパワーピス
トンの作動によって、クラッチの切動作を行わせ、クラ
ッチペダルの解放動作によって、マスタシリンダを停止
させて、リレーピストンを元の位置に復帰させ、リレー
ピストンとの離間動作によってリレーバルブを閉成させ
るとともにリレーピストンのリレーバルブとの対向面に
形成された内部通路を開放させて上記パワーシリンダの
圧力室に導入した圧縮空気を排出するようにしたクラッ
チ倍力装置において、上記リレーピストンが内装された
シリンダ孔を上記パワーシリンダ部の大気圧室に開口さ
せて形成するとともに、上記リレーピストンの後端部を
延長させて上記マスタシリンダから供給される作動液の
作用部をリレーピストンの側面部に形成し、かつ該リレ
ーピストンの内部通路を、リレーピストンの軸線上に貫
通させて形成するとともに該貫通孔を上記パワーシリン
ダ部の大気圧室に連通させたので、リレーピストンの排
気側パッキンに排気圧が作用しないことから、排気作動
時に、リレーピストンがバランスを崩すことがない。よ
って、マスタシリンダの液圧に脈動が発生することがな
いので、ペダルフィーリングを向上することができる。
従来、ハウジングに形成していた排気用通路を設ける必
要がないので、排気用通路の加工が不要となりコストダ
ウンを図ることができる。さらに、リレーピストンの排
気側パッキンの摺動部を排気が流れないので、摺動部の
グリスを吹き飛ばすことがなく、耐久性の向上を図るこ
とができる。またさらに、リレーピストンが内装された
シリンダ孔を上記パワーシリンダ部の大気圧室に開口さ
せて形成したので、ハウジングの高さ寸法を短縮して小
型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るクラッチ倍力装置を示し
た縦断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の部分拡大断面図である。
【図4】従来から実施されているクラッチ操作システム
を示した概略構成図である。
【図5】従来のクラッチ倍力装置を示した縦断面図であ
る。
【符号の説明】
11 大気圧室 12 圧力室 16 液圧室 17 変圧室 20,23 コイルスプリング 21 弁座 34,35 ゴムパッキン 40 クラッチ倍力装置 41 コントロールバルブ部 42 パワーピストン 43 パワーシリンダ部 44 クラッチ操作用の出力ロッド 45 中継手段 46 ハウジング 47 シェル 48 シリンダ孔 49 シリンダ孔 50 リレーピストン 51 リレーバルブ 52 段部 53 フランジ部 54 フランジ部(作用部) 55,56 凹溝 57 貫通孔 58 シール材 59 排気ポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッチペダルの踏み込み動作によっ
    て、マスタシリンダを作動し、該マスタシリンダから供
    給される作動液によって、リレーピストンを操作し、こ
    のリレーピストンに並設されたリレーバルブを開放させ
    て、圧縮空気をパワーシリンダ部の圧力室に供給してパ
    ワーピストンを作動し、このパワーピストンの作動によ
    って、クラッチの切動作を行わせ、クラッチペダルの解
    放動作によって、マスタシリンダを停止させて、リレー
    ピストンを元の位置に復帰させ、リレーピストンとの離
    間動作によってリレーバルブを閉成させるとともにリレ
    ーピストンのリレーバルブとの対向面に形成された内部
    通路を開放させて上記パワーシリンダの圧力室に導入し
    た圧縮空気を排出するようにしたクラッチ倍力装置にお
    いて、上記リレーピストンの内部通路を、リレーピスト
    ンの軸線上に貫通させて形成し、該貫通孔を上記パワー
    シリンダ部の大気圧室に連通させるとともに上記マスタ
    シリンダから供給される作動液の作用部を上記リレーピ
    ストンの側面部に形成したことを特徴とするクラッチ倍
    力装置。
  2. 【請求項2】 クラッチペダルの踏み込み動作によっ
    て、マスタシリンダを作動し、該マスタシリンダから供
    給される作動液によって、リレーピストンを操作し、こ
    のリレーピストンに並設されたリレーバルブを開放させ
    て、圧縮空気をパワーシリンダ部の圧力室に供給してパ
    ワーピストンを作動し、このパワーピストンの作動によ
    って、クラッチの切動作を行わせ、クラッチペダルの解
    放動作によって、マスタシリンダを停止させて、リレー
    ピストンを元の位置に復帰させ、リレーピストンとの離
    間動作によってリレーバルブを閉成させるとともにリレ
    ーピストンのリレーバルブとの対向面に形成された内部
    通路を開放させて上記パワーシリンダの圧力室に導入し
    た圧縮空気を排出するようにしたクラッチ倍力装置にお
    いて、上記リレーピストンが内装されたシリンダ孔を上
    記パワーシリンダ部の大気圧室に開口させて形成すると
    ともに、上記リレーピストンの後端部を延長させて上記
    マスタシリンダから供給される作動液の作用部をリレー
    ピストンの側面部に形成し、かつ該リレーピストンの内
    部通路を、リレーピストンの軸線上に貫通させて形成す
    るとともに該貫通孔を上記パワーシリンダ部の大気圧室
    に連通させたことを特徴とするクラッチ倍力装置。
JP5862696A 1996-03-15 1996-03-15 クラッチ倍力装置 Pending JPH09250563A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100391669B1 (ko) * 2001-06-12 2003-07-16 현대자동차주식회사 자동차용 클러치부스터의 공기배출구 구조
WO2004020861A1 (en) * 2002-08-28 2004-03-11 Jeonju Machinery Research Center Apparatus for operating a clutch unit for vehicles
JP2007100817A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Nabtesco Corp エアピストンを倍力源としたブースタ

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