JPH09250629A - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
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- JPH09250629A JPH09250629A JP8766896A JP8766896A JPH09250629A JP H09250629 A JPH09250629 A JP H09250629A JP 8766896 A JP8766896 A JP 8766896A JP 8766896 A JP8766896 A JP 8766896A JP H09250629 A JPH09250629 A JP H09250629A
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Abstract
合部に十分な潤滑油を供給する。 【解決手段】 従動ギヤ10を軸受12を介して支持す
る筒状部材21を設け、この筒状部材21のギヤ支持部
の3箇所に、従動ギヤ10の軸穴10Aとケーシング4
内とを連通させる油供給口22,23,24を形成し、
従動ギヤ10の回転により掻き揚げられ従動ギヤ10の
上側に飛散した潤滑油Gをこの油供給口22,23,2
4を介して筒状部材21内に導き、従動ギヤ10の軸穴
10A内に流入させる。これにより、潤滑油Gがポンプ
の入力軸3Aと従動ギヤ10とのスプライン結合部に供
給される。
Description
給源として使用されるエンジン駆動型ポンプ装置等に用
いて好適な動力伝達装置に関し、特に、ケーシング内に
潤滑油を貯留し、該潤滑油を駆動対象物(ポンプ等)の
入力軸と従動ギヤとのスプライン結合部に供給するよう
にした動力伝達装置に関する。
伝達装置を建設機械のエンジン駆動型ポンプ装置に適用
した場合を例に挙げて示している。
り、該動力伝達装置本体1の一側には駆動源としてのエ
ンジン2が接続され、他側には駆動対象物としてのポン
プ3,3がそれぞれ接続されている。
し、該ケーシング4の一側には前記エンジン2の駆動軸
2Aを挿通させるための駆動軸挿通穴4Aが形成されて
いる。また、該ケーシング4の他側には各ポンプ3の入
力軸3Aを挿通させるための入力軸挿通穴4B,4Bが
2箇所に形成されている。さらに、該ケーシング4一側
の内壁には後述の従動ギヤ10,10を支持するための
ボス部4C,4Cが、他側の内壁には後述の駆動ギヤ7
を支持するためのボス部4Dがそれぞれ形成されてい
る。
貯留されており、図10または図11中の二点鎖線A−
Aは潤滑油Gの油面を示している。
付けられた取付部材を示し、該取付部材5の中央に形成
された穴5Aを介してエンジン2の駆動軸2Aがケーシ
ング4内に向けて挿通されている。また、該取付部材5
には後述する駆動ギヤ7を支持するためのボス部5Bが
形成されている。
B,4Bにそれぞれ取付けられた筒状部材を示し、該各
筒状部材6は、筒状に形成され、その一端側がケーシン
グ4内に向けて突出し、その先端側内部で軸受12を介
して後述の従動ギヤ10を回転自在に支持するギヤ支持
部6Aとなっている。また、該各筒状部材6の他端側に
はフランジ部6Bが形成され、該フランジ部6Bはケー
シング4の外側で該ケーシング4の各入力軸挿通穴4B
の縁を包囲するように該ケーシング4の外側面に張り出
ている。そして、該各筒状部材6のフランジ部6Bには
ポンプ3が取付けられている。
駆動ギヤであり、該駆動ギヤ7は、その一側が取付部材
5のボス部5Bに軸受8を介して回転自在に支持され、
他端側がケーシング4に形成されたボス部4Dに軸受9
を介して回転自在に支持されている。
該駆動ギヤ7にそれぞれ噛合する従動ギヤを示し、該各
従動ギヤ10の中央部には軸穴10Aが形成され、該軸
穴10Aの外周側はハブ部10Bとなっている。そし
て、該各従動ギヤ10のハブ部10Bは、その一側がケ
ーシング4の内壁に形成されたボス部4Cに軸受11を
介して回転自在に支持され、他側が筒状部材6のギヤ支
持部6Aに軸受12を介して回転自在に支持されてい
る。
はポンプ3の入力軸3A先端が挿嵌され、該軸穴10A
に形成されたスプラインと、ポンプ3の入力軸3A先端
に形成されたスプラインとが噛合することにより、該従
動ギヤ10と入力軸3Aが一体的に回転するようにスプ
ライン結合されている。なお、該従動ギヤ10と入力軸
3Aとの噛合部をスプライン結合部13とする。
ギヤ支持部6A先端側に形成された油供給口を示し、該
油供給口14は図10に示すように、ギヤ支持部6A先
端側の1部を切欠くことにより形成された溝であるが、
ギヤ支持部6A先端側に従動ギヤ10,軸受12が装着
されることにより、前記従動ギヤ10の軸穴10Aとケ
ーシング4内とを連通する開口部となる。そして、該油
供給口14は、従動ギヤ10の軸心(ポンプ3の入力軸
3Aの軸心)に対して垂直方向上側位置に1箇所形成さ
れている。
に従動ギヤ10,軸受12を装着し、該筒状部材6のフ
ランジ部6Bにポンプ3を取付けた状態で、該ポンプ3
の一側端面と、従動ギヤ10および軸受12の両者の他
端面との間に空間が形成されている。そして、この空間
内は前記油供給口14を介してケーシング4内と連通し
ている。
装置においては、エンジン2が駆動されると、該エンジ
ン2の駆動軸2Aの回転が駆動ギヤ7,各従動ギヤ10
を通じて各ポンプ3の入力軸3Aに伝達される。このと
き、各従動ギヤ10が回転することにより、ケーシング
4内に貯留された潤滑油Gが該各従動ギヤ10の歯によ
って掻き揚げられ、各筒状部材6のギヤ支持部6Aに形
成された油供給口14を介して図11中の矢示F1に示
すように筒状部材6内に流入する。そして、該筒状部材
6内に流入した潤滑油Gの一部が各従動ギヤ10の軸穴
10A内に流入し、各ポンプ3の入力軸3Aと各従動ギ
ヤ10とのスプライン結合部13に供給される。これに
より、該スプライン結合部13の摩耗や折損等を防止す
るようにしている。
来技術では、油供給口14を各筒状部材6のギヤ支持部
6Aのうち各従動ギヤ10の軸心(各ポンプ3の入力軸
3Aの軸心)に対して垂直方向上側位置に1箇所形成し
ているに過ぎないため、該油供給口14から筒状部材6
内に流入し、従動ギヤ10と入力軸3Aとのスプライン
結合部13に供給される潤滑油Gの量が少ない。
軸3Aとの隙間間隔が狭いため、潤滑油Gが油供給口1
4を介して筒状部材6内に流入しても、軸穴10Aと入
力軸3Aとの隙間を通って前記スプライン結合部13に
到達する潤滑油Gの量は僅かであり、該潤滑油Gの大部
分が入力軸3Aの下方に流れ、軸受12内の隙間を通過
して筒状部材6外に流出してしまう。
される潤滑油Gの量が不足がちになり、該スプライン結
合部13の摩耗,折損等が生じ易く、動力の伝達効率が
低下するという問題がある。
されたもので、本発明は従動ギヤと駆動対象物の入力軸
とのスプライン結合部に十分な潤滑油を供給でき、該ス
プライン結合部の摩耗,折損等を防止できる動力伝達装
置を提供することを目的としている。
ために本発明は、一側に駆動源が取付けられ、他側に駆
動対象物の入力軸を挿通させるための挿通穴を有すると
共に内部に潤滑油を貯留したケーシングと、該ケーシン
グの挿通穴に取付けられ、一端側が該ケーシング内に突
出する筒状のギヤ支持部となり、他端側には駆動対象物
が取付けられた筒状部材と、前記ケーシング内に設けら
れ、前記駆動源の駆動軸に接続された駆動ギヤと、該駆
動ギヤに噛合するように前記筒状部材のギヤ支持部とケ
ーシングとに軸受を介して回転自在に支持され、軸穴内
に前記駆動対象物の入力軸がスプライン結合された従動
ギヤとを備えている。
は、前記筒状部材のギヤ支持部に、前記従動ギヤの軸穴
と駆動対象物の入力軸とのスプライン結合部に前記潤滑
油を供給するため、前記従動ギヤの軸穴とケーシング内
とを連通させる油供給口を前記従動ギヤの軸心よりも上
側位置に複数箇所形成したことにある。
ーシング内上側に飛散し、従動ギヤの周囲を広範囲に亘
って流れ落ちようとする潤滑油を、筒状部材のギヤ支持
部に形成された複数の油供給口を通じて筒状部材の内部
に導き、従動ギヤの軸穴内に流入させ、駆動対象物の入
力軸と従動ギヤとのスプライン結合部に供給する。
状部材のギヤ支持部に、前記従動ギヤの軸心に対して垂
直方向上側位置に第1の油供給口を形成し、前記従動ギ
ヤの軸心に対して垂直方向上側位置から該従動ギヤの軸
心に対して水平方向左側位置までの間に第2の油供給口
を形成し、前記従動ギヤの軸心に対して垂直方向上側位
置から該従動ギヤの軸心に対して水平方向右側位置まで
の間に第3の油供給口を形成したことにある。
き揚げられ該従動ギヤの真上側に飛散した潤滑油を、第
1の油供給口によって筒状部材内に導き、駆動対象物の
入力軸と従動ギヤとスプライン結合部に供給する。
たものの該従動ギヤの真上まで達しない潤滑油を、第2
または第3の油供給口によって筒状部材内に導き、駆動
対象物の入力軸と従動ギヤとのスプライン結合部に供給
する。
れ該従動ギヤの真上を飛び越えて飛散した潤滑油を、第
2または第3の油供給口によって筒状部材内に導き、駆
動対象物の入力軸と従動ギヤとのスプライン結合部に供
給する。
内に、一側面が前記軸受の他端面に狭隘な隙間をもって
接近する隔壁を設け、該隔壁と前記軸受の他端面との隙
間を、前記第1の油供給口から前記従動ギヤの軸穴に向
けて潤滑油を供給する油路としたことにある。
記軸受の他端面とは狭隘な隙間をもって接近しいるた
め、前記油路は極めて狭いものとなる。これにより、従
動ギヤの回転により掻き揚げられた潤滑油が前記第1の
油供給口から該油路内に流入すると、この潤滑油の流れ
方向が該油路によって従動ギヤの軸穴側に向くように規
制されるため、この潤滑油が前記従動ギヤの軸穴内に確
実に流れ込む。
2または第3の油供給口から前記従動ギヤの軸穴に向け
て斜め下向きに傾斜する傾斜通路を設けたことにある。
き揚げられた潤滑油が前記第2または第3の油供給口か
ら前記筒状部材内に流入すると、該潤滑油の流れ方向が
前記傾斜通路を従動ギヤの軸穴内に向くように規制され
るため、該潤滑油が前記従動ギヤの軸穴内に確実に流れ
込む。
いて前記従動ギヤの軸心の上方位置には、基端側が該ケ
ーシングに固着され、先端側が前記筒状部材側に向けて
伸長する油ガイドを設けたことにある。
き揚げられ該従動ギヤの真上を飛び越えて飛散する潤滑
油を集め、この潤滑油を筒状部材のギヤ支持部に形成さ
れた各油供給口に流入するように案内する。
図面に従って詳述する。
実施例による動力伝達装置を建設機械のエンジン駆動型
ポンプ装置に適用した場合を例に挙げて示している。な
お、本実施例では、前述した従来技術の構成要素と同一
の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するも
のとする。
挿通穴4Bに取付けられた本実施例による筒状部材(片
側のみ図示)を示し、該筒状部材21は、前述した従来
技術で述べた筒状部材6とほぼ同様に、筒状に形成さ
れ、その一端側がケーシング4内に向けて突出し、その
先端側内部で軸受12を介して従動ギヤ10を回転自在
に支持するギヤ支持部21Aとなっている。また、該筒
状部材21の他端側にはフランジ部21Bが形成され、
該フランジ部21Bにはポンプ3が取付けられている。
ヤ支持部21A先端側に3箇所形成された油供給口を示
し、該油供給口22,23,24は、図2または図3に
示すように、ギヤ支持部21A先端側の1部をそれぞれ
切欠くことにより形成された3つの溝であるが、ギヤ支
持部21A先端側に従動ギヤ10,軸受12が装着され
ることにより、前記従動ギヤ10の軸穴10Aとケーシ
ング4内とを連通する3つの連通口となる。
ギヤ10の軸心よりも上側位置にそれぞれ形成されてい
る。即ち、第1の油供給口22は前記従来技術の油供給
口14と同様に従動ギヤ10の軸心に対して垂直方向上
側位置に形成されている。
ように、従動ギヤ10の軸心に対して垂直方向上側位置
から該従動ギヤ10の軸心に対して水平方向左側位置
(駆動軸2Aから大きく離間した側)までの間に形成さ
れている。例えば、該第2の油供給口23は、該油供給
口23と従動ギヤ10の軸心を結んだ直線と、従動ギヤ
10の軸心を通る水平線とのなす角αが5度〜80度、
例えば20度となるような位置に形成されている。
ように、従動ギヤ10の軸心に対して垂直方向上側位置
から該従動ギヤ10の軸心に対して水平方向右側位置
(駆動軸2Aに近い側)までの間に形成されている。例
えば、該第3の油供給口24は、該油供給口24と従動
ギヤ10の軸心を結んだ直線と、従動ギヤ10の軸心を
通る水平線とのなす角βが5度〜80度、例えば20度
となるような位置に形成されている。
うな構成を有するものであり、その基本的動作は従来技
術によるものと格別差異はない。
先端側の3箇所に油供給口22,23,24を形成した
ことにより、従動ギヤ10の回転によりケーシング4内
上側に飛散し、従動ギヤ10の周囲を広範囲に亘って流
れ落ちようとする潤滑油Gを、油供給口22,23,2
4を通じて筒状部材21内に導き、従動ギヤ10の軸穴
10A内に流入させ、ポンプ3の入力軸3Aと従動ギヤ
10とのスプライン結合部13に供給することができ
る。
方向に回転すると、ケーシング4内に貯留された潤滑油
Gは、該従動ギヤ10の回転により掻き揚げられケーシ
ング4内上側に飛散する。このとき、該従動ギヤ10の
真上側に飛散した潤滑油Gを、図1または図2中の矢示
F2に示すように、第1の油供給口22によって筒状部
材21内に導くことができる。
られたものの該従動ギヤ10の真上まで達ししない潤滑
油Gを、図1または図3中の矢示F3に示すように、第
2の油供給口23によって筒状部材21内に導くことが
できる。
げられ該従動ギヤ10の真上を飛び越えて飛散した潤滑
油Gを、図1または図3中の矢示F4に示すように、第
3の油供給口24によって筒状部材21内に導くことが
できる。特に、第3の油供給口24は、該従動ギヤ10
と駆動ギヤ7の噛合部近傍に開口しているため、図1中
の矢示R1方向に回転する従動ギヤ10および矢示R2
方向に回転する駆動ギヤ7の各歯に付着した潤滑油G
が、両ギヤの噛合により押し出されるようになり、矢示
F4のように該油供給口24に流れ込むため、多くの潤
滑油Gを筒状部材21内に流入させることができる。
Aの3箇所に油供給口22,23,24を形成する構成
としたから、従動ギヤ10の回転によりケーシング4内
上側に飛散し、従動ギヤ10の周囲を広範囲に亘って流
れ落ちようとする潤滑油Gを、該油供給口22,23,
24によって筒状部材21内にそれぞれ導き、該潤滑油
Gを従動ギヤ10の軸穴10A内に流入させ、ポンプ3
の入力軸3Aと従動ギヤ10とのスプライン結合部13
に供給することができる。
Aと従動ギヤ10とのスプライン結合部13に供給する
潤滑油Gの量を、前述した従来技術よりも増量させるこ
とができ、該スプライン結合部13に供給する潤滑油G
が不足するのを防止することができる。従って、該スプ
ライン結合部13の摩耗,折損等を防止でき、耐久性,
信頼性の向上および長寿命化を図ることができる。
のギヤ支持部21Aの3箇所に油供給口22,23,2
4を形成するだけで上記効果を得ることができるため、
従来品に僅かな変更を加えるだけで、動力伝達装置の耐
久性,信頼性の向上および長寿命化を実現することがで
きる。
実施例による動力伝達装置を建設機械のエンジン駆動型
ポンプ装置に適用した場合を例に挙げて示している。本
実施例の特徴は、潤滑油の流れ方向を従動ギヤの軸穴内
に向くように規制する油路および傾斜通路を筒状部材内
に設けると共に、ケーシングには潤滑油を筒状部材のギ
ヤ支持部側に案内するためのガイドを設けたことにあ
る。なお、本実施例では、前述した従来技術の構成要素
と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略
するものとする。
挿通穴4Bに取付けられた本実施例による筒状部材(片
側のみ図示)を示し、該筒状部材31は、図5に示すよ
うに、一端側がケーシング4内に向けて突出し、その先
端側内部で軸受12を介して従動ギヤ10を回転自在に
支持する筒状のギヤ支持部31Aとなり、該各筒状部材
31の他端側にはフランジ部31Bとなっている。ま
た、前記ギヤ支持部31A先端側の3箇所には油供給口
32,33,34が形成されている。
による筒状部材21と同様であるが、本実施例による筒
状部材31には、図4に示すように、円板状の隔壁31
Cがケーシング4の入力軸挿通穴4Bを閉塞するように
形成され、該隔壁31Cの中央にポンプ3の入力軸3A
を挿通するための挿通穴31Dが形成されている。
に、従動ギヤ10のハブ部10B,軸受12の他端側
と、ポンプ3との間に割込むように位置し、該隔壁31
Cの一側面を従動ギヤ10のハブ部10B,軸受12の
他端側に狭隘な円環状隙間S(例えば、隙間間隔が1〜
2mm)をもって接近させるようにしている。
32から従動ギヤ10の軸穴10Aに向けて潤滑油Gを
供給するための油路35となっている。そして、前記隔
壁31Cとハブ部10B,軸受12の他端側との間の円
環状隙間Sが狭隘なため、油路35は潤滑油Gの流れ方
向を規制できる程度の狭い通路となっている。
図4に示すような長穴31E,31Eが形成されてい
る。即ち、隔壁31Cの外周側に位置する各長穴31E
の端部は前記第2の油供給口33,第3の油供給口34
が形成されている位置に一致しており、隔壁31Cの内
周側に位置する各長穴31Eの端部は、挿通穴31Dに
連通している。そして、該各長穴31Eは隔壁31Cの
外周側から内周側にかけて下向きに傾斜している。
面は、第2の油供給口33,第3の油供給口34にそれ
ぞれ開口し、該油供給口33,34から前記従動ギヤ1
0の軸穴10Aに向けて下向きに傾斜する傾斜通路3
6,37になっている。
動ギヤ10の軸心の上方位置に設けられた油ガイドを示
し、該油ガイド38は、その基端側がケーシング4に固
着され、先端側が筒状部材31側に向けて伸長してい
る。また、該油ガイド38は、従動ギヤ10の回転によ
り掻き揚げられ従動ギヤの真上側を飛び越えて飛散する
潤滑油Gを筒状部材10側に筒状部材31側にスムーズ
に流すために、従動ギヤ10の回転方向(図7中の矢示
R1)に対応するように図7中右向き斜めに設けられて
いる。なお、従動ギヤ10が回転方向が図7中の矢示R
1と反対の場合には、該油ガイド38は図7中左向き斜
めに設けるようにする。
うな構成を有するもので、その基本的動作は前記従来技
術によるものと格別差異はない。
し、前記従動ギヤ10のハブ部10B,軸受12の他端
側と該隔壁31Cとの間の狭隘な円環状隙間Sを設け、
該円環状隙間Sを第1の油供給口32から従動ギヤ10
の軸穴10Aに向けて潤滑油Gを供給するための油路3
5としたことにより、前記油供給口32から筒状部材3
1内に流入した潤滑油Gの流れ方向を従動ギヤ10の軸
穴10A内に向くように規制することができる。これに
より、前記油供給口32から筒状部材31内に流入した
潤滑油Gを従動ギヤ10の軸穴10A内に導くことがで
き、該潤滑油Gをポンプ3の入力軸3Aと従動ギヤ10
のスプライン結合部13に確実に供給することができ
る。
って潤滑油Gの流れ方向を規制をすることにより、前記
油供給口32から筒状部材31内に流入した潤滑油G
が、従動ギヤ10の軸穴10A内に流入しないで、入力
軸3A基端部の外周側を伝って該入力軸3の下側に流れ
落ちるのを防止できるため、第1の油供給口32から筒
状部材31内に流入した潤滑油Gを逃すことなく、その
大部分を前記スプライン結合部13に供給することがで
きる。
1E,31Eを形成し、該各長穴31Eの下側斜面を第
2の油供給口33,第3の油供給口34にそれぞれ開口
する傾斜通路36,37としたことにより、前記油供給
口33,34から筒状部材31内にそれぞれ流入した潤
滑油Gの流れ方向を従動ギヤ10の軸穴10A内に向く
ように規制することができる。これにより、前記油供給
口33,34から筒状部材31内に流入した潤滑油Gを
従動ギヤ10の軸穴10A内に導くことができ、前記油
路35と同様に、潤滑油Gをポンプ3の入力軸3Aと従
動ギヤ10のスプライン結合部13に確実に供給するこ
とができる。
材31内に流入した潤滑油Gは、長穴31E,31Eの
下側斜面上を従動ギヤ10の軸穴10Aに向けて流れる
ため、前記油供給口33,34から筒状部材31内に流
入した潤滑油Gを逃すことなく、その大部分を前記スプ
ライン結合部13に供給することができる。
たことにより、従動ギヤ10の回転により掻き揚げられ
従動ギヤ10の真上を飛び越えて飛散する潤滑油Gを集
め、該潤滑油Gを図7中の矢示F5に示すように筒状部
材31側に向けて案内することができる。これにより、
該潤滑油Gが油供給口32,33,34により多く流れ
込むようになり、より多くの潤滑油Gが前記スプライン
部13に供給される。
給口32から従動ギヤ10の軸穴10Aに向けて潤滑油
Gを供給するための油路35を設けると共に、第2の油
供給口33,第3の油供給口34から従動ギヤ10の軸
穴10Aにかけて傾斜通路36,37を設ける構成とし
たから、油供給口32,33,34から筒状部材31内
に流入した潤滑油Gの大部分を、従動ギヤ10の軸穴1
0A内に流入させることができ、前記スプライン結合部
13への潤滑油Gの供給不足を確実に防止することがで
きる。
に油ガイド38を設けたことにより、油供給口32,3
3,34を通じて筒状部材31内に流入する潤滑油Gの
量を増量させることができ、より多量の潤滑油Gを前記
スプライン結合部13に供給することができる。
体1にポンプ3を2機接続した場合を述べたが、本発明
はこれに限らず、ポンプ3を1機接続する場合にも適用
することができる。
入力軸挿通穴4Bに筒状部材21(31)を取付ける構
成としたが、筒状部材21(31)をケーシング4を加
工することにより該ケーシング4と一体的に形成するよ
うにしてもよい。
に、前記第2の実施例の如く、油ガイド38を設ける構
成としてもよい。
発明によれば、筒状部材のギヤ支持部には、従動ギヤの
軸穴と駆動対象物の入力軸とのスプライン結合部に潤滑
油を供給するために、前記従動ギヤの軸穴とケーシング
内とを連通させる油供給口を前記従動ギヤの軸心よりも
上側位置に複数箇所形成する構成としたから、従動ギヤ
の周囲を広範囲に亘って下向きに流れ落ちようとする潤
滑油を、ギヤ支持部周囲の複数箇所から各油供給口を通
じて筒状部材内に取り込むことができる。これにより、
筒状部材のギヤ支持部に油供給口を1箇所形成した場合
と比較して多量の潤滑油を筒状部材内に取り込むことが
でき、多量の潤滑油を駆動対象物の入力軸と従動ギヤと
のスプライン結合部に供給することができる。従って、
前記スプライン結合部が摩耗したり折損したりするのを
確実に防止することができる。
支持部には、従動ギヤの軸心に対して垂直方向上側位置
に第1の油供給口を形成し、前記従動ギヤの軸心に対し
て垂直方向上側位置から該従動ギヤの軸心に対して水平
方向左側位置までの間に第2の油供給口を形成し、前記
従動ギヤの軸心に対して垂直方向上側位置から該従動ギ
ヤの軸心に対して水平方向右側位置までの間に第3の油
供給口を形成する構成としたから、従動ギヤの真上側に
飛散した潤滑油を第1の油供給口によって筒状部材内に
取り込むことができ、従動ギヤの真上まで達しない潤滑
油または従動ギヤの真上を飛び越えて飛散した潤滑油を
第2または第3の油供給口によって前記筒状部材内に取
り込むことができる。従って、筒状部材のギヤ支持部に
油供給口を1箇所形成した場合と比較して多量の潤滑油
を筒状部材内に取り込むことができ、多量の潤滑油を駆
動対象物の入力軸と従動ギヤとのスプライン結合部に供
給することができる。
は、一側面が前記軸受の他端面に狭隘な隙間をもって接
近する隔壁を設け、該隔壁と前記軸受の他端面との隙間
を、前記第1の油供給口から前記従動ギヤの軸穴に向け
て潤滑油を供給する油路とする構成としたから、第1の
油供給口から筒状部材内に流入した潤滑油を、該油路を
流通させることによって従動ギヤの軸穴内に向かうよう
に規制することができる。従って、一層多量の潤滑油を
駆動対象物の入力軸と従動ギヤとのスプライン結合部に
供給することができる。
には、第2または第3の油供給口から前記従動ギヤの軸
穴に向けて斜め下向きに傾斜する傾斜通路を設ける構成
としたから、前記第2または第3の油供給口から前記筒
状部材内に流入した潤滑油を、該傾斜通路を通過させる
ことによって前記従動ギヤの軸穴内に向かうように規制
することができる。従って、一層多量の潤滑油を駆動対
象物の入力軸と従動ギヤとのスプライン結合部に供給す
ることができる。
内において前記従動ギヤの軸心の上方位置には、基端側
が該ケーシングに固着され、先端側が前記筒状部材側に
向けて伸長する油ガイドを設ける構成としたから、前記
従動ギヤの回転により掻き揚げられ該従動ギヤの真上を
飛び越えて飛散する潤滑油を集め、この潤滑油を筒状部
材のギヤ支持部に形成された各油供給口に流入するよう
に案内することができ、多量の潤滑油を筒状部材内に流
入させ駆動対象物の入力軸と従動ギヤとのスプライン結
合部に供給することができる。
ンプを外した状態で示す図10と同様位置の外観図であ
る。
ンプを外した状態で示す図10と同様位置の外観図であ
る。
プが接続された状態を示す全体図である。
る。
向からみた外観図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 一側に駆動源が取付けられ、他側に駆動
対象物の入力軸を挿通させるための挿通穴を有すると共
に内部に潤滑油を貯留したケーシングと、該ケーシング
の挿通穴に取付けられ、一端側が該ケーシング内に突出
する筒状のギヤ支持部となり、他端側には駆動対象物が
取付けられた筒状部材と、前記ケーシング内に設けら
れ、前記駆動源の駆動軸に接続された駆動ギヤと、該駆
動ギヤに噛合するように前記筒状部材のギヤ支持部とケ
ーシングとに軸受を介して回転自在に支持され、軸穴内
で前記駆動対象物の入力軸がスプライン結合された従動
ギヤとを備えてなる動力伝達装置において、 前記筒状部材のギヤ支持部には、前記従動ギヤの軸穴と
駆動対象物の入力軸とのスプライン結合部に前記潤滑油
を供給するために、前記従動ギヤの軸穴とケーシング内
とを連通させる油供給口を前記従動ギヤの軸心よりも上
側位置に複数箇所形成したことを特徴とする動力伝達装
置。 - 【請求項2】 一側に駆動源が取付けられ、他側に駆動
対象物の入力軸を挿通させるための挿通穴を有すると共
に内部に潤滑油を貯留したケーシングと、該ケーシング
の挿通穴に取付けられ、一端側が該ケーシング内に突出
する筒状のギヤ支持部となり、他端側には駆動対象物が
取付けられた筒状部材と、前記ケーシング内に設けら
れ、前記駆動源の駆動軸に接続された駆動ギヤと、該駆
動ギヤに噛合するように前記筒状部材のギヤ支持部とケ
ーシングとに軸受を介して回転自在に支持され、軸穴内
に前記駆動対象物の入力軸がスプライン結合された従動
ギヤとを備えてなる動力伝達装置において、 前記筒状部材のギヤ支持部には、前記従動ギヤの軸心に
対して垂直方向上側位置に第1の油供給口を形成し、前
記従動ギヤの軸心に対して垂直方向上側位置から該従動
ギヤの軸心に対して水平方向左側位置までの間に第2の
油供給口を形成し、前記従動ギヤの軸心に対して垂直方
向上側位置から該従動ギヤの軸心に対して水平方向右側
位置までの間に第3の油供給口を形成したことを特徴と
する動力伝達装置。 - 【請求項3】 前記筒状部材内には、一側面が前記軸受
の他端面に狭隘な隙間をもって接近する隔壁を設け、該
隔壁と前記軸受の他端面との隙間を、前記第1の油供給
口から前記従動ギヤの軸穴に向けて潤滑油を供給する油
路としてなる請求項2に記載の動力伝達装置。 - 【請求項4】 前記筒状部材内には、第2または第3の
油供給口から前記従動ギヤの軸穴に向けて斜め下向きに
傾斜する傾斜通路を設ける構成としてなる請求項2また
は3に記載の動力伝達装置。 - 【請求項5】 前記ケーシング内において前記従動ギヤ
の軸心の上方位置には、基端側が該ケーシングに固着さ
れ、先端側が前記筒状部材側に向けて伸長する油ガイド
を設けてなる請求項1,2,3または4に記載の動力伝
達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08766896A JP3160526B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08766896A JP3160526B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250629A true JPH09250629A (ja) | 1997-09-22 |
| JP3160526B2 JP3160526B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=13921329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08766896A Expired - Fee Related JP3160526B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3160526B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009281461A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Tsubaki Emerson Co | 油面計を具えた減速機 |
| CN103234026A (zh) * | 2013-04-26 | 2013-08-07 | 钟婕 | 动力三分式变速器 |
| JP2016161034A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | ユニキャリア株式会社 | 産業車両用変速機 |
| CN108050208A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-18 | 南京高速齿轮制造有限公司 | 一分二式分动箱 |
| KR20200107439A (ko) * | 2019-03-08 | 2020-09-16 | 두산인프라코어 주식회사 | 오일 펌프용 아이들 기어 조립체 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH076142A (ja) | 1993-04-20 | 1995-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | マルチエージェント協調システム及びその方法 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP08766896A patent/JP3160526B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JP2009281461A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Tsubaki Emerson Co | 油面計を具えた減速機 |
| CN103234026A (zh) * | 2013-04-26 | 2013-08-07 | 钟婕 | 动力三分式变速器 |
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| CN108050208A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-18 | 南京高速齿轮制造有限公司 | 一分二式分动箱 |
| KR20200107439A (ko) * | 2019-03-08 | 2020-09-16 | 두산인프라코어 주식회사 | 오일 펌프용 아이들 기어 조립체 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3160526B2 (ja) | 2001-04-25 |
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