JPH09253204A - 薬液注入装置 - Google Patents
薬液注入装置Info
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- JPH09253204A JPH09253204A JP8093656A JP9365696A JPH09253204A JP H09253204 A JPH09253204 A JP H09253204A JP 8093656 A JP8093656 A JP 8093656A JP 9365696 A JP9365696 A JP 9365696A JP H09253204 A JPH09253204 A JP H09253204A
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Landscapes
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 薬液バックを薬液バック収容ケースに入れ
て、押圧手段によって押出すようにした薬液注入装置に
おいて、連結針の抜け止めを行う。 【解決手段】 薬液バック収容ケースの本体ケースと蓋
体の接合部に、連結針14及び薬液チューブ15を導出
させるための切り欠き部40、41を設け、この切り欠
き部40、41の内周に、連結針14のフランジ14b
を係合させる抜け止め構造を設ける。この抜け止め構造
は、切り欠き部40、41内周に設けたガイド溝45に
挿入された、凹溝47を有する板材46と、この板材4
6の凹溝47の回りに形成された環状溝48に基部を回
動可能に挿入され、周面の一部を軸方向に沿って切除さ
れて挿入部49をなす筒状部材50とで構成されること
が好ましい。
て、押圧手段によって押出すようにした薬液注入装置に
おいて、連結針の抜け止めを行う。 【解決手段】 薬液バック収容ケースの本体ケースと蓋
体の接合部に、連結針14及び薬液チューブ15を導出
させるための切り欠き部40、41を設け、この切り欠
き部40、41の内周に、連結針14のフランジ14b
を係合させる抜け止め構造を設ける。この抜け止め構造
は、切り欠き部40、41内周に設けたガイド溝45に
挿入された、凹溝47を有する板材46と、この板材4
6の凹溝47の回りに形成された環状溝48に基部を回
動可能に挿入され、周面の一部を軸方向に沿って切除さ
れて挿入部49をなす筒状部材50とで構成されること
が好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬液バックをケー
スに収容し、ケース内に配置された押圧手段によって薬
液バックを押圧して薬液を投与するようにした薬液注入
装置に関する。
スに収容し、ケース内に配置された押圧手段によって薬
液バックを押圧して薬液を投与するようにした薬液注入
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薬液の投与は、図10に示すよう
に、スタンド11に薬液バック12を吊し、薬液注入口
13に連結針14を突き刺し、連結針14に連結された
薬液投与チューブ15を通し、流量調節弁16、エアフ
ィルター17等を介して、注入針18から患者の静脈等
に投与されるのが通常であった。
に、スタンド11に薬液バック12を吊し、薬液注入口
13に連結針14を突き刺し、連結針14に連結された
薬液投与チューブ15を通し、流量調節弁16、エアフ
ィルター17等を介して、注入針18から患者の静脈等
に投与されるのが通常であった。
【0003】図11に示すように、連結針14は、薬液
投与チューブ15が連結される基端部14aと、抜け止
め用のフランジ部14bが設けられた中間部と、薬液流
入口14cが設けられた尖った形状の先端部14dとを
有する。なお、上記フランジ部14bは、対向する一方
向に突出した細長い板形状をなしている。
投与チューブ15が連結される基端部14aと、抜け止
め用のフランジ部14bが設けられた中間部と、薬液流
入口14cが設けられた尖った形状の先端部14dとを
有する。なお、上記フランジ部14bは、対向する一方
向に突出した細長い板形状をなしている。
【0004】連結針14は、薬液バック12の口部13
に突き刺した後、口部13から抜けないようにしっかり
と保持させる必要がある。このため、図12に示すよう
に、全体としてコ字状に折曲され、一端の折曲部には薬
液バック12の口部13の首部13aが嵌合する凹溝2
2が形成され、他端の折曲部には薬液投与チューブ15
が嵌合するスリット溝23が形成されてなるホルダ21
によって、薬液バック12の口部13と、薬液投与チュ
ーブ15とを保持し、連結針14のフランジ部14bを
他端のスリット溝23に係合させて、連結針14が口部
13から抜けないようにしている。
に突き刺した後、口部13から抜けないようにしっかり
と保持させる必要がある。このため、図12に示すよう
に、全体としてコ字状に折曲され、一端の折曲部には薬
液バック12の口部13の首部13aが嵌合する凹溝2
2が形成され、他端の折曲部には薬液投与チューブ15
が嵌合するスリット溝23が形成されてなるホルダ21
によって、薬液バック12の口部13と、薬液投与チュ
ーブ15とを保持し、連結針14のフランジ部14bを
他端のスリット溝23に係合させて、連結針14が口部
13から抜けないようにしている。
【0005】一方、近年、薬液バックをスタンドに吊さ
ずに、薬液バック収容ケースに入れて、ケース内に設け
た押圧手段により、薬液を押出して投与するようにした
薬液注入装置も提案されている。この押圧手段として
は、例えば、小型ボンベのガス圧を利用したもの(実開
平6−46739号参照)や、圧板とスプリングとから
なるものなどが知られている。
ずに、薬液バック収容ケースに入れて、ケース内に設け
た押圧手段により、薬液を押出して投与するようにした
薬液注入装置も提案されている。この押圧手段として
は、例えば、小型ボンベのガス圧を利用したもの(実開
平6−46739号参照)や、圧板とスプリングとから
なるものなどが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、薬液バ
ックを薬液バック収容ケースに入れて、押圧手段によっ
て押出すようにした従来の薬液注入装置では、薬液バッ
クとして、その装置専用に作ったものを用いる必要があ
ったりして、市販されている薬液バックをそのまま使え
ないことが多かった。
ックを薬液バック収容ケースに入れて、押圧手段によっ
て押出すようにした従来の薬液注入装置では、薬液バッ
クとして、その装置専用に作ったものを用いる必要があ
ったりして、市販されている薬液バックをそのまま使え
ないことが多かった。
【0007】また、図12に示すように、薬液バック1
2に連結針14を突き刺して連結する場合には、ホルダ
21で連結針14が抜けないように保持する必要がある
が、薬液バックをセットするときの作業が煩雑となり、
ホルダ21が外れやすいという問題もあった。
2に連結針14を突き刺して連結する場合には、ホルダ
21で連結針14が抜けないように保持する必要がある
が、薬液バックをセットするときの作業が煩雑となり、
ホルダ21が外れやすいという問題もあった。
【0008】更に、図12に示すホルダ21は、薬液バ
ック12の種類によって口部13の直径がかわったり、
薬液投与チューブ15の直径が変わったりすると、それ
に適合する溝幅を有するものをそれぞれ用意する必要が
あり、汎用性に乏しいという問題があった。
ック12の種類によって口部13の直径がかわったり、
薬液投与チューブ15の直径が変わったりすると、それ
に適合する溝幅を有するものをそれぞれ用意する必要が
あり、汎用性に乏しいという問題があった。
【0009】したがって、本発明の目的は、薬液バック
を薬液バック収容ケースに入れて、押圧手段によって押
出すようにした薬液注入装置において、市販の薬液バッ
クをそのまま使用することができ、しかも、別体のホル
ダ等を用いることなく、薬液バックに対して連結針の抜
け止めを行えるようにすることにある。
を薬液バック収容ケースに入れて、押圧手段によって押
出すようにした薬液注入装置において、市販の薬液バッ
クをそのまま使用することができ、しかも、別体のホル
ダ等を用いることなく、薬液バックに対して連結針の抜
け止めを行えるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、薬液投与チューブに連結され、中間部に
抜け止め用のフランジ部が設けられた連結針を、薬液バ
ックの注入口に突き刺して薬液バックから薬液を流出さ
せるようにした薬液注入装置において、前記薬液バック
を収容する本体ケースと、この本体ケースに開閉可能に
被せられる蓋体とを有する薬液バック収容ケースと、前
記薬液バック収容ケース内に設けられ、前記薬液バック
収容ケース内に配置された薬液バックを押圧して、前記
注入口に突き刺された前記連結針を通して薬液を流出さ
せる押圧手段とを備え、前記薬液バック収容ケースの前
記本体ケースと前記蓋体との接合部には、前記連結針及
び前記薬液投与チューブを導出させるための切り欠き部
が形成され、この切り欠き部の内周には、前記連結針の
前記フランジ部を係合させる抜け止め構造が設けられて
いることを特徴とする。
め、本発明は、薬液投与チューブに連結され、中間部に
抜け止め用のフランジ部が設けられた連結針を、薬液バ
ックの注入口に突き刺して薬液バックから薬液を流出さ
せるようにした薬液注入装置において、前記薬液バック
を収容する本体ケースと、この本体ケースに開閉可能に
被せられる蓋体とを有する薬液バック収容ケースと、前
記薬液バック収容ケース内に設けられ、前記薬液バック
収容ケース内に配置された薬液バックを押圧して、前記
注入口に突き刺された前記連結針を通して薬液を流出さ
せる押圧手段とを備え、前記薬液バック収容ケースの前
記本体ケースと前記蓋体との接合部には、前記連結針及
び前記薬液投与チューブを導出させるための切り欠き部
が形成され、この切り欠き部の内周には、前記連結針の
前記フランジ部を係合させる抜け止め構造が設けられて
いることを特徴とする。
【0011】本発明の好ましい態様においては、前記抜
け止め構造は、前記切り欠き部の内周に設けられたガイ
ド溝に嵌合すると共に、このガイド溝に保持された状態
で回動可能とされた、U字状の挿入部を有する部材で構
成されている。
け止め構造は、前記切り欠き部の内周に設けられたガイ
ド溝に嵌合すると共に、このガイド溝に保持された状態
で回動可能とされた、U字状の挿入部を有する部材で構
成されている。
【0012】本発明の更に好ましい態様においては、前
記切り欠き部の内周の前記ガイド溝に、凹溝を有する板
材が挿入され、この板材の前記凹溝の回りには環状溝が
形成され、周面の一部を軸方向に沿って切除されて前記
挿入部とされた筒状部材が、その基端部を前記環状溝に
嵌着されて前記板材に回動可能に取付けられて、本発明
における抜け止め構造をなしている。
記切り欠き部の内周の前記ガイド溝に、凹溝を有する板
材が挿入され、この板材の前記凹溝の回りには環状溝が
形成され、周面の一部を軸方向に沿って切除されて前記
挿入部とされた筒状部材が、その基端部を前記環状溝に
嵌着されて前記板材に回動可能に取付けられて、本発明
における抜け止め構造をなしている。
【0013】本発明の更に好ましい態様においては、前
記切り欠き部の内側に、前記薬液バック収容ケース内に
収容された前記薬液バックの注入口の首部を嵌合させて
保持するための溝付きリブが形成されている。
記切り欠き部の内側に、前記薬液バック収容ケース内に
収容された前記薬液バックの注入口の首部を嵌合させて
保持するための溝付きリブが形成されている。
【0014】なお、本発明において、前記押圧手段は、
前記薬液バックに直接又は緩衝材を介して間接的に当接
された圧板と、この圧板を前記薬液バックの方向に押圧
する弾性手段とで構成されていることが好ましい。
前記薬液バックに直接又は緩衝材を介して間接的に当接
された圧板と、この圧板を前記薬液バックの方向に押圧
する弾性手段とで構成されていることが好ましい。
【0015】この場合、上記弾性手段は、圧板と薬液バ
ック収容ケース内壁との間に傾動可能に配置されたリン
クと、このリンクの前記圧板に対する角度を大きくする
ように付勢する第1ばね部材と、前記圧板を前記薬液バ
ックに向けて直接押圧する第2ばね部材とで構成されて
いることがより好ましい。
ック収容ケース内壁との間に傾動可能に配置されたリン
クと、このリンクの前記圧板に対する角度を大きくする
ように付勢する第1ばね部材と、前記圧板を前記薬液バ
ックに向けて直接押圧する第2ばね部材とで構成されて
いることがより好ましい。
【0016】また、前記切り欠き部は、前記薬液バック
の押圧方向に長く形成されており、前記抜け止め構造
は、前記ガイド溝に沿ってスライドして、前記薬液バッ
クのしぼみによって前記連結針の位置が移動するのに追
従できるようにされていることが好ましい。
の押圧方向に長く形成されており、前記抜け止め構造
は、前記ガイド溝に沿ってスライドして、前記薬液バッ
クのしぼみによって前記連結針の位置が移動するのに追
従できるようにされていることが好ましい。
【0017】本発明によれば、薬液バックを本体ケース
に収容し、薬液投与チューブが接続された連結針を薬液
バックの注入口に突き刺し、本体ケースと蓋体との接合
部に設けられた切り欠き部を通して、薬液投与チューブ
及び連結針を薬液バック収容ケースの外部に導出させる
ことができる。そして、そのとき、上記切り欠き部の内
周に設けた抜け止め構造に、連結針のフランジ部を係合
させて連結針の抜け止めを行うことができる。したがっ
て、市販の薬液バックをそのまま使用することができ、
しかも、別体のホルダ等を用いることなく、薬液バック
に対して連結針の抜け止めを行うことが可能となる。
に収容し、薬液投与チューブが接続された連結針を薬液
バックの注入口に突き刺し、本体ケースと蓋体との接合
部に設けられた切り欠き部を通して、薬液投与チューブ
及び連結針を薬液バック収容ケースの外部に導出させる
ことができる。そして、そのとき、上記切り欠き部の内
周に設けた抜け止め構造に、連結針のフランジ部を係合
させて連結針の抜け止めを行うことができる。したがっ
て、市販の薬液バックをそのまま使用することができ、
しかも、別体のホルダ等を用いることなく、薬液バック
に対して連結針の抜け止めを行うことが可能となる。
【0018】本発明の好ましい態様(請求項2記載の発
明)によれば、切り欠き部の内周に設けたガイド溝に嵌
合させた部材のU字状の挿入部に、連結針の基部を挿入
した後、上記部材を回動させることにより、連結針のフ
ランジ部を係合させて抜け止めすることができる。
明)によれば、切り欠き部の内周に設けたガイド溝に嵌
合させた部材のU字状の挿入部に、連結針の基部を挿入
した後、上記部材を回動させることにより、連結針のフ
ランジ部を係合させて抜け止めすることができる。
【0019】本発明の更に好ましい態様(請求項3記載
の発明)によれば、切り欠き部の内周に設けたガイド溝
に挿入された板材の凹溝と、この板材に装着された筒状
部材の挿入部とを整合させた状態で、上記凹溝及び挿入
部に連結針の基部を挿入し、連結針のフランジ部を板材
の内側に係合させ、その状態で筒状部材を板材に対して
回動させ、板材の凹溝の解放部を筒状部材の挿入部以外
の部分、すなわち筒状部材の周壁で囲むことにより、連
結針の抜け止めを行うことができる。
の発明)によれば、切り欠き部の内周に設けたガイド溝
に挿入された板材の凹溝と、この板材に装着された筒状
部材の挿入部とを整合させた状態で、上記凹溝及び挿入
部に連結針の基部を挿入し、連結針のフランジ部を板材
の内側に係合させ、その状態で筒状部材を板材に対して
回動させ、板材の凹溝の解放部を筒状部材の挿入部以外
の部分、すなわち筒状部材の周壁で囲むことにより、連
結針の抜け止めを行うことができる。
【0020】この場合、板材や筒状部材は、本体ケース
に予め装着しておくことにより、薬液バックをセットす
るときに、別体の部品を組み付ける必要がなく、操作が
極めて簡単となり、部品が紛失したりすることも防止で
きる。更に、板材の凹溝や、筒状部材の挿入部の内径
は、連結針のフランジ部が係合できる範囲で広くしてお
くことができるので、薬液投与チューブの直径がある程
度変化しても、部品を交換することなく適用することが
できる。
に予め装着しておくことにより、薬液バックをセットす
るときに、別体の部品を組み付ける必要がなく、操作が
極めて簡単となり、部品が紛失したりすることも防止で
きる。更に、板材の凹溝や、筒状部材の挿入部の内径
は、連結針のフランジ部が係合できる範囲で広くしてお
くことができるので、薬液投与チューブの直径がある程
度変化しても、部品を交換することなく適用することが
できる。
【0021】本発明の別の好ましい態様(請求項4記載
の発明)によれば、溝付きリブに薬液バックの口部を係
合させることにより、薬液バック収容ケース内で薬液バ
ックが移動して連結針が抜けることも確実に防止でき
る。この場合、溝付きリブの溝幅は、各種の薬液バック
の口部の最も拡径した部分が係合できる範囲で、適当に
広くとることが可能であり、必要に応じて、異なる溝幅
を有する溝付きリブを複数並べて、どれかのリブに薬液
の口部が係合するようにすることもできるので、薬液バ
ックの種類によって口部や首部の直径が変化しても、口
部を係合させて連結針が抜けないように保持することが
できる。
の発明)によれば、溝付きリブに薬液バックの口部を係
合させることにより、薬液バック収容ケース内で薬液バ
ックが移動して連結針が抜けることも確実に防止でき
る。この場合、溝付きリブの溝幅は、各種の薬液バック
の口部の最も拡径した部分が係合できる範囲で、適当に
広くとることが可能であり、必要に応じて、異なる溝幅
を有する溝付きリブを複数並べて、どれかのリブに薬液
の口部が係合するようにすることもできるので、薬液バ
ックの種類によって口部や首部の直径が変化しても、口
部を係合させて連結針が抜けないように保持することが
できる。
【0022】本発明の薬液注入装置によれば、上記のよ
うに薬液バックを本体ケースに収容した後、蓋板を本体
ケースに被せて閉じ、押圧手段によって薬液バックを押
圧することにより、薬液バック中の薬液が、連結針を通
って薬液投与チューブに流出し、薬液投与チューブ先端
に設けた薬液注入針から患者の静脈等に薬液を投与する
ことができる。
うに薬液バックを本体ケースに収容した後、蓋板を本体
ケースに被せて閉じ、押圧手段によって薬液バックを押
圧することにより、薬液バック中の薬液が、連結針を通
って薬液投与チューブに流出し、薬液投与チューブ先端
に設けた薬液注入針から患者の静脈等に薬液を投与する
ことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1〜9には、本発明の薬液注入
装置の一実施例が示されている。図1は、連結針の保持
構造を示す分解斜視図、図2は薬液バック収容ケースの
正面図、図3は薬液バック収容ケースの平面図、図4は
薬液バック収容ケースの側面図、図5は薬液バック収容
ケースの押え板の裏面図、図6は図5におけるVI−VI線
に沿った断面図、図7は薬液注入装置の内部構造を示す
平面図、図8は薬液バック収容ケースの蓋体及び押え板
の係合構造を示す正面断面図、図9は薬液注入装置の内
部構造を示す側断面図である。
装置の一実施例が示されている。図1は、連結針の保持
構造を示す分解斜視図、図2は薬液バック収容ケースの
正面図、図3は薬液バック収容ケースの平面図、図4は
薬液バック収容ケースの側面図、図5は薬液バック収容
ケースの押え板の裏面図、図6は図5におけるVI−VI線
に沿った断面図、図7は薬液注入装置の内部構造を示す
平面図、図8は薬液バック収容ケースの蓋体及び押え板
の係合構造を示す正面断面図、図9は薬液注入装置の内
部構造を示す側断面図である。
【0024】図2〜4に示すように、薬液バック収容ケ
ース31は、上面が開口された本体ケース32と、この
本体ケース32の後端に、枢着部33を介して開閉可能
に取付けられた蓋体34と、この蓋体34の外側にスラ
イド可能に組み付けられた押え板35とを備えている。
ース31は、上面が開口された本体ケース32と、この
本体ケース32の後端に、枢着部33を介して開閉可能
に取付けられた蓋体34と、この蓋体34の外側にスラ
イド可能に組み付けられた押え板35とを備えている。
【0025】図5、6に示すように、押え板35は、両
側部35a、35bが、蓋体34の両側面に外側から被
さるように、断面コ字状に折曲されている。そして、こ
の両側部35a、35bの下辺に、所定間隔で内側に折
曲された複数の爪36を有する。そして、押え板35
は、蓋体34の外側に被せられ、爪36を蓋体34の両
側下辺に係合させて、蓋体34に組み付けられている。
側部35a、35bが、蓋体34の両側面に外側から被
さるように、断面コ字状に折曲されている。そして、こ
の両側部35a、35bの下辺に、所定間隔で内側に折
曲された複数の爪36を有する。そして、押え板35
は、蓋体34の外側に被せられ、爪36を蓋体34の両
側下辺に係合させて、蓋体34に組み付けられている。
【0026】一方、図7、8を併せて参照すると、本体
ケース32の両側壁の上縁部には、所定間隔で複数の突
起37が形成されている。なお、本体ケース32の両側
壁の中間から下方には、断面逆L字状をなして上記両側
壁との間に所定の間隙を有する壁38が一体に形成され
ており、この壁38の上面と上記突起37の下面との間
にガイド溝39が形成されている。
ケース32の両側壁の上縁部には、所定間隔で複数の突
起37が形成されている。なお、本体ケース32の両側
壁の中間から下方には、断面逆L字状をなして上記両側
壁との間に所定の間隙を有する壁38が一体に形成され
ており、この壁38の上面と上記突起37の下面との間
にガイド溝39が形成されている。
【0027】図8に示すように、蓋体34を閉じるとき
には、本体ケース32に押え板35を取付けられた蓋体
34を被せる。このとき、押え板35の爪36を本体ケ
ース32の突起37の間を通して壁38の上面に当接さ
せる。そして、押え板35を所定方向にスライドさせる
ことにより、ガイド溝39に沿って爪36を突起37の
下方に挿入する。これにより、爪36が突起37に係合
し、押え板35と本体ケース32とが嵌合し、押え板3
5の内側に配置された蓋体34が、本体ケース32に対
して閉じた状態に保持される。また、押え板35をスラ
イドさせて、爪36を突起37から外して突起37の間
隙に位置させ、その状態で、押え板35を蓋体34と共
に上方に引き上げれば、蓋体34を開くことができる。
には、本体ケース32に押え板35を取付けられた蓋体
34を被せる。このとき、押え板35の爪36を本体ケ
ース32の突起37の間を通して壁38の上面に当接さ
せる。そして、押え板35を所定方向にスライドさせる
ことにより、ガイド溝39に沿って爪36を突起37の
下方に挿入する。これにより、爪36が突起37に係合
し、押え板35と本体ケース32とが嵌合し、押え板3
5の内側に配置された蓋体34が、本体ケース32に対
して閉じた状態に保持される。また、押え板35をスラ
イドさせて、爪36を突起37から外して突起37の間
隙に位置させ、その状態で、押え板35を蓋体34と共
に上方に引き上げれば、蓋体34を開くことができる。
【0028】図2に示すように、本体ケース32と蓋体
34の前面中央は、前方に膨出しており、そのそれぞれ
の前端面に、互いに整合して上下に長い透孔を形成する
U字状の切り欠き部40、41が形成されている。
34の前面中央は、前方に膨出しており、そのそれぞれ
の前端面に、互いに整合して上下に長い透孔を形成する
U字状の切り欠き部40、41が形成されている。
【0029】図7に示すように、本体ケース32の上記
切り欠き部40の内側には、薬液バック12を収容した
とき、その口部13の首部が挿入され、口部13の最も
拡径した部分が前方に係合する溝付きリブ42、43、
44が形成されている。溝付きリブ42、43、44の
溝は、前方のものほど幅が広くなっており、かつ、いず
れの溝も口部13の首部は挿入できる程度の幅とされて
いて、薬液バック12の口部13の直径が種類によって
多少変化しても、いずれかのリブに口部13が係合する
ようになっている。
切り欠き部40の内側には、薬液バック12を収容した
とき、その口部13の首部が挿入され、口部13の最も
拡径した部分が前方に係合する溝付きリブ42、43、
44が形成されている。溝付きリブ42、43、44の
溝は、前方のものほど幅が広くなっており、かつ、いず
れの溝も口部13の首部は挿入できる程度の幅とされて
いて、薬液バック12の口部13の直径が種類によって
多少変化しても、いずれかのリブに口部13が係合する
ようになっている。
【0030】更に、本体ケース32の上記切り欠き部4
0の内側であって、上記溝付きリブ42、43、44が
形成された部分より、上記切り欠き部40に近接した部
分には、上方から見てコ字状をなすリブを両側に配置し
てなるガイド溝45が形成されている。
0の内側であって、上記溝付きリブ42、43、44が
形成された部分より、上記切り欠き部40に近接した部
分には、上方から見てコ字状をなすリブを両側に配置し
てなるガイド溝45が形成されている。
【0031】図1に示すように、上記ガイド溝45に
は、全体として円板状をなし、その両側部を平行にカッ
トされた板材46が挿入される。この板材46には、連
結針14の基端部14aを挿入するための上方が解放さ
れた凹溝(U字状にカットされた溝)47が形成されて
いる。更に、この凹溝47の回りに、円弧状に穿設され
た環状溝48が形成されている。板材46は、平行にカ
ットされた両側部をガイド溝45の内壁に当接されてガ
イド溝45内に挿入されるため、ガイド溝45に沿って
上下移動はできるが、回転できないようになっている。
は、全体として円板状をなし、その両側部を平行にカッ
トされた板材46が挿入される。この板材46には、連
結針14の基端部14aを挿入するための上方が解放さ
れた凹溝(U字状にカットされた溝)47が形成されて
いる。更に、この凹溝47の回りに、円弧状に穿設され
た環状溝48が形成されている。板材46は、平行にカ
ットされた両側部をガイド溝45の内壁に当接されてガ
イド溝45内に挿入されるため、ガイド溝45に沿って
上下移動はできるが、回転できないようになっている。
【0032】上記板材46の環状溝48には、全体とし
て円筒状をなし、周壁の一部が軸方向に切除されて挿入
部49をなす筒状部材50の基端部51が挿入され、そ
れによって、筒状部材50は、上記板材46に対して回
動可能に装着されている。なお、基端部51の近傍に
は、フランジ部52が形成されており、このフランジ部
52が、板材46と一緒にガイド溝45に挿入されて、
抜け止めされるようになっている。
て円筒状をなし、周壁の一部が軸方向に切除されて挿入
部49をなす筒状部材50の基端部51が挿入され、そ
れによって、筒状部材50は、上記板材46に対して回
動可能に装着されている。なお、基端部51の近傍に
は、フランジ部52が形成されており、このフランジ部
52が、板材46と一緒にガイド溝45に挿入されて、
抜け止めされるようになっている。
【0033】図7、9に示すように、本体ケース32内
には、薬液バック12を押圧するための圧板53が配置
されている。圧板53の下面の中央部には、前後方向に
伸びる平行な一対のリブ54が形成されており、このリ
ブ54の両端部には、所定の長さのスリット55が形成
されている。また、本体ケース32の底壁の中央部に
は、軸受56が設置されている。
には、薬液バック12を押圧するための圧板53が配置
されている。圧板53の下面の中央部には、前後方向に
伸びる平行な一対のリブ54が形成されており、このリ
ブ54の両端部には、所定の長さのスリット55が形成
されている。また、本体ケース32の底壁の中央部に
は、軸受56が設置されている。
【0034】そして、本体ケース32の底壁と圧板53
との間には、一対の板状のリンク57が配置されてい
る。一対のリンク57は、圧板53の一対のリブ54の
間に前後に並べて配置されており、本体ケース32の底
壁の中央に配置された軸受56に平行に設けられた一対
の支軸59に、それらの突き合わされた端部を枢支され
ている。また、一対のリンク57は、それらの離れた端
部を、圧板53のリブ54の両端部に設けられた上記ス
リット55に挿入された一対の支軸58に枢支されてい
る。
との間には、一対の板状のリンク57が配置されてい
る。一対のリンク57は、圧板53の一対のリブ54の
間に前後に並べて配置されており、本体ケース32の底
壁の中央に配置された軸受56に平行に設けられた一対
の支軸59に、それらの突き合わされた端部を枢支され
ている。また、一対のリンク57は、それらの離れた端
部を、圧板53のリブ54の両端部に設けられた上記ス
リット55に挿入された一対の支軸58に枢支されてい
る。
【0035】更に、上記一対の支軸59の端部には、互
いに歯合するギヤ60、60が装着されている。その結
果、リンク27が回動して圧板53を上下動させると
き、各リンク27の回動角を同期させて圧板53が、本
体ケース32の底壁に対して平行な状態で昇降するよう
になっている。
いに歯合するギヤ60、60が装着されている。その結
果、リンク27が回動して圧板53を上下動させると
き、各リンク27の回動角を同期させて圧板53が、本
体ケース32の底壁に対して平行な状態で昇降するよう
になっている。
【0036】また、前後に配置された支軸58の両端部
には、引張りコイルばねからなる第1ばね部材61、6
1が張設されている。第1ばね部材61、61は、支軸
58をリブ54のスリット55に沿って引き寄せて、一
対のリンク57を図9中の想像線で示すように圧板53
に対して傾動させ、圧板53を上方に移動させるように
付勢している。
には、引張りコイルばねからなる第1ばね部材61、6
1が張設されている。第1ばね部材61、61は、支軸
58をリブ54のスリット55に沿って引き寄せて、一
対のリンク57を図9中の想像線で示すように圧板53
に対して傾動させ、圧板53を上方に移動させるように
付勢している。
【0037】更に、圧板53と本体ケース32の底壁と
の間には、合計4箇所に配置された圧縮コイルばねから
なる第2ばね部材62が配置されている。第2ばね部材
62は、圧板53を直接押圧して上方に移動させるよう
に付勢している。
の間には、合計4箇所に配置された圧縮コイルばねから
なる第2ばね部材62が配置されている。第2ばね部材
62は、圧板53を直接押圧して上方に移動させるよう
に付勢している。
【0038】第1ばね部材61、61の出力荷重は、上
記リンク27と組合せることによって、圧板53が上方
に移動するほど大きくなるように設定することができ
る。一方、第2ばね部材62の出力荷重は、圧縮コイル
ばねであるため、圧板53が上方に移動するほど小さく
なる。したがって、両者の合計の出力荷重は、圧板53
の移動量に関係なくほぼ一定とすることもできるし、圧
板53が上昇するにつれて大きくなるように設定するこ
ともできる。実験によれば、薬液バック12内の薬液を
常に一定の速度で流出させるには、上記合計の出力荷重
が、圧板53が上昇するにつれて少しずつ大きくなるよ
うにすることが好ましい。
記リンク27と組合せることによって、圧板53が上方
に移動するほど大きくなるように設定することができ
る。一方、第2ばね部材62の出力荷重は、圧縮コイル
ばねであるため、圧板53が上方に移動するほど小さく
なる。したがって、両者の合計の出力荷重は、圧板53
の移動量に関係なくほぼ一定とすることもできるし、圧
板53が上昇するにつれて大きくなるように設定するこ
ともできる。実験によれば、薬液バック12内の薬液を
常に一定の速度で流出させるには、上記合計の出力荷重
が、圧板53が上昇するにつれて少しずつ大きくなるよ
うにすることが好ましい。
【0039】なお、図7に示すように、本体ケース32
の前面には、窓70が形成されており、その窓70に近
接して圧板53の一部53aが伸びていて、圧板53の
昇降位置が外部から視認でき、それによって薬液バック
12の薬液の残量がわかるようになっている。
の前面には、窓70が形成されており、その窓70に近
接して圧板53の一部53aが伸びていて、圧板53の
昇降位置が外部から視認でき、それによって薬液バック
12の薬液の残量がわかるようになっている。
【0040】次に、この薬液注入装置の使用方法につい
て説明する。図1に示すように、薬液投与チューブ15
を、連結針14の基端部14aに連結する。なお、薬液
投与チューブ15の反対側の端部には、図示しない流量
制御弁やエアフィルター等を介して薬液注入針が接続さ
れる。
て説明する。図1に示すように、薬液投与チューブ15
を、連結針14の基端部14aに連結する。なお、薬液
投与チューブ15の反対側の端部には、図示しない流量
制御弁やエアフィルター等を介して薬液注入針が接続さ
れる。
【0041】一方、薬液バック収容ケース31の本体ケ
ース32の突起37の間に、押え蓋35の爪36が位置
するように、押え蓋35をスライドさせる。その状態
で、押え蓋35及び蓋体34を、蓋体34の枢着部33
を介して上方に回動させ、蓋体34を開く。そして、薬
液の入った薬液バック12を本体ケース32内に設置し
て、その口部13の首部を、この実施例の場合は後方に
配置された2つの溝付きリブ43、44の溝に挿入す
る。その結果、口部13が溝付きリブ43の前面に係合
し、後方に移動しないように保持することができる。な
お、口部13の直径によっては、最前方の溝付きリブ4
2に係合させてもよく、あるいは最後方の溝付きリブ4
4に係合させてもよく。
ース32の突起37の間に、押え蓋35の爪36が位置
するように、押え蓋35をスライドさせる。その状態
で、押え蓋35及び蓋体34を、蓋体34の枢着部33
を介して上方に回動させ、蓋体34を開く。そして、薬
液の入った薬液バック12を本体ケース32内に設置し
て、その口部13の首部を、この実施例の場合は後方に
配置された2つの溝付きリブ43、44の溝に挿入す
る。その結果、口部13が溝付きリブ43の前面に係合
し、後方に移動しないように保持することができる。な
お、口部13の直径によっては、最前方の溝付きリブ4
2に係合させてもよく、あるいは最後方の溝付きリブ4
4に係合させてもよく。
【0042】この状態で、連結針14を薬液バック12
の口部13に突き刺し、連結針14の基部14a及び薬
液投与チューブ15を、本体ケース32のガイド溝45
に挿入された板材46の凹溝47及びこの板材46に装
着された筒状部材50の挿入部49に挿入する。このと
き、凹溝47の解放部と挿入部49とが一致するように
筒状部材50の板材46に対する回動角を設定してお
く。
の口部13に突き刺し、連結針14の基部14a及び薬
液投与チューブ15を、本体ケース32のガイド溝45
に挿入された板材46の凹溝47及びこの板材46に装
着された筒状部材50の挿入部49に挿入する。このと
き、凹溝47の解放部と挿入部49とが一致するように
筒状部材50の板材46に対する回動角を設定してお
く。
【0043】その結果、薬液投与チューブ15は、本体
ケース32の切り欠き部40を通して外部に引き出さ
れ、連結針14のフランジ部14bが、板材46の前面
に係合する。更に、この状態で、筒状部材50を回動さ
せると、板材46は、ガイド溝45内で回動を規制され
ているので、筒状部材50だけが回動し、板材46の凹
溝47の解放部を筒状部材50の周壁で囲むことができ
る。したがって、連結針14が上方に抜けたり、フラン
ジ部14bと板材46との係合が外れたりすることを防
止できる。
ケース32の切り欠き部40を通して外部に引き出さ
れ、連結針14のフランジ部14bが、板材46の前面
に係合する。更に、この状態で、筒状部材50を回動さ
せると、板材46は、ガイド溝45内で回動を規制され
ているので、筒状部材50だけが回動し、板材46の凹
溝47の解放部を筒状部材50の周壁で囲むことができ
る。したがって、連結針14が上方に抜けたり、フラン
ジ部14bと板材46との係合が外れたりすることを防
止できる。
【0044】なお、薬液バック12を本体ケース32に
設置するに際して、圧板53を押し下げておき、説明を
省略した図示しないロック装置によってその状態を維持
しておく。そして、上記のように薬液バック12を本体
ケース32内に収容した後、蓋体34及び押え板35を
閉じ、押え板35をスライドさせて、図8に示すよう
に、その爪36を本体ケース32の突起37に係合させ
る。その結果、蓋体34は、押え板35によって本体ケ
ース32の開口部を閉じた状態に維持される。
設置するに際して、圧板53を押し下げておき、説明を
省略した図示しないロック装置によってその状態を維持
しておく。そして、上記のように薬液バック12を本体
ケース32内に収容した後、蓋体34及び押え板35を
閉じ、押え板35をスライドさせて、図8に示すよう
に、その爪36を本体ケース32の突起37に係合させ
る。その結果、蓋体34は、押え板35によって本体ケ
ース32の開口部を閉じた状態に維持される。
【0045】そして、薬液投与チューブ15の先端に接
続された注入針を患者の静脈等に突き刺し、上記図示し
ないロック装置を解除して、第1ばね部材61及び第2
ばね部材62によって圧板53を薬液バック12に押圧
させる。この場合、圧板53と薬液バック12との間
に、圧板53による押圧力を薬液バック12に均一に作
用させるための緩衝材を介在させてもよい。このような
緩衝材としては、液体、気体、ゾル状物質、ビーズなど
を充填した袋や、発泡合成樹脂、軟質エラストマー、ゲ
ル状物質などからなる板や、フェルト等の繊維状のシー
ト又は板などが好ましく用いられる。
続された注入針を患者の静脈等に突き刺し、上記図示し
ないロック装置を解除して、第1ばね部材61及び第2
ばね部材62によって圧板53を薬液バック12に押圧
させる。この場合、圧板53と薬液バック12との間
に、圧板53による押圧力を薬液バック12に均一に作
用させるための緩衝材を介在させてもよい。このような
緩衝材としては、液体、気体、ゾル状物質、ビーズなど
を充填した袋や、発泡合成樹脂、軟質エラストマー、ゲ
ル状物質などからなる板や、フェルト等の繊維状のシー
ト又は板などが好ましく用いられる。
【0046】圧板53によって薬液バック12を押圧す
ると、口部13に突き刺された連結針14の薬液流入口
14cを通して薬液が連結針14内に流出し、薬液投与
チューブ15及び図示しない注入針を通して患者の静脈
等に投与される。そして、薬液バック12内の薬液が流
出するにつれて、圧板53は徐々に蓋板34方向に移動
し、その位置は、本体ケース32の窓70を通して視認
できるので、薬液の残量を知ることができる。なお、圧
板53の移動に伴って、薬液バック12の口部13及び
それに突き刺された連結針14も移動するが、図2に示
すように、本体ケース32及び蓋体34に設けられた切
り欠き部40、41が、上下に長く伸びているので、上
記連結針14の移動が可能となっている。
ると、口部13に突き刺された連結針14の薬液流入口
14cを通して薬液が連結針14内に流出し、薬液投与
チューブ15及び図示しない注入針を通して患者の静脈
等に投与される。そして、薬液バック12内の薬液が流
出するにつれて、圧板53は徐々に蓋板34方向に移動
し、その位置は、本体ケース32の窓70を通して視認
できるので、薬液の残量を知ることができる。なお、圧
板53の移動に伴って、薬液バック12の口部13及び
それに突き刺された連結針14も移動するが、図2に示
すように、本体ケース32及び蓋体34に設けられた切
り欠き部40、41が、上下に長く伸びているので、上
記連結針14の移動が可能となっている。
【0047】こうして薬液の投与が終了した後、患者か
ら注入針を抜き、押え板35をスライドさせて、その爪
36を本体ケース32の突起37の間に位置させて、突
起37との係合を外し、押え板35及び蓋体34を回動
させて開く。更に、筒状部材50を回動させて、その挿
入部49を板材46の凹溝47の解放部に合わせ、連結
針14を薬液バック12の口部13から抜いて上方に取
り外す。
ら注入針を抜き、押え板35をスライドさせて、その爪
36を本体ケース32の突起37の間に位置させて、突
起37との係合を外し、押え板35及び蓋体34を回動
させて開く。更に、筒状部材50を回動させて、その挿
入部49を板材46の凹溝47の解放部に合わせ、連結
針14を薬液バック12の口部13から抜いて上方に取
り外す。
【0048】なお、上記の実施例では、薬液バックの押
圧手段として、圧板とばね部材を用いているが、小型ガ
スボンベ等によって放出される加圧ガス等を用いること
もできる。
圧手段として、圧板とばね部材を用いているが、小型ガ
スボンベ等によって放出される加圧ガス等を用いること
もできる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
薬液バックを本体ケースに収容し、薬液投与チューブが
接続された連結針を薬液バックの注入口に突き刺し、本
体ケースと蓋体との接合部に設けられた切り欠き部を通
して、薬液投与チューブ及び連結針を薬液バック収容ケ
ースの外部に導出させることができ、そのとき、上記切
り欠き部の内周に設けた抜け止め構造に、連結針のフラ
ンジ部を係合させることにより、連結針の抜け止めを行
うことができる。したがって、市販の薬液バックをその
まま使用して、別体のホルダ等を用いることなく、薬液
バックに対して連結針の抜け止めを行うことが可能とな
る。
薬液バックを本体ケースに収容し、薬液投与チューブが
接続された連結針を薬液バックの注入口に突き刺し、本
体ケースと蓋体との接合部に設けられた切り欠き部を通
して、薬液投与チューブ及び連結針を薬液バック収容ケ
ースの外部に導出させることができ、そのとき、上記切
り欠き部の内周に設けた抜け止め構造に、連結針のフラ
ンジ部を係合させることにより、連結針の抜け止めを行
うことができる。したがって、市販の薬液バックをその
まま使用して、別体のホルダ等を用いることなく、薬液
バックに対して連結針の抜け止めを行うことが可能とな
る。
【図1】本発明の一実施例による薬液注入装置の連結針
の保持構造を示す分解斜視図である。
の保持構造を示す分解斜視図である。
【図2】同薬液注入装置の薬液バック収容ケースの正面
図である。
図である。
【図3】同薬液注入装置の薬液バック収容ケースの平面
図である。
図である。
【図4】同薬液注入装置の薬液バック収容ケースの側面
図である。
図である。
【図5】同薬液注入装置の薬液バック収容ケースの押え
板の裏面図である。
板の裏面図である。
【図6】図5におけるVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】同薬液注入装置の内部構造を示す平面図であ
る。
る。
【図8】同薬液注入装置の薬液バック収容ケースの蓋体
及び押え板の係合構造を示す正面断面図である。
及び押え板の係合構造を示す正面断面図である。
【図9】同薬液注入装置の内部構造を示す側断面図であ
る。
る。
【図10】従来の点滴装置の一例を示す説明図である。
【図11】薬液バックに接続される連結針の側面図であ
る。
る。
【図12】薬液バックの口部に突き刺した連結針を抜け
ないように保持する従来のホルダを示す説明図である。
ないように保持する従来のホルダを示す説明図である。
12 薬液バック 13 口部 14 連結針 14a 基部 14b フランジ部 14c 薬液流入口 14d 先端部 31 薬液バック収容ケース 32 本体ケース 33 枢着部 34 蓋体 35 押え板 40、41 切り欠き部 42、43、44 溝付きリブ 45 ガイド溝 46 板材 47 凹溝 48 環状溝 49 挿入部 50 筒状部材 51 基端部 53 圧板 55 スリット 57 リンク 58、59 支軸 60 ギヤ 61 第1ばね部材 62 第2ばね部材
Claims (6)
- 【請求項1】 薬液投与チューブ(15)に連結され、
中間部に抜け止め用のフランジ部(14b)が設けられ
た連結針(14)を、薬液バック(12)の注入口(1
3)に突き刺して薬液バック(12)から薬液を流出さ
せるようにした薬液注入装置において、 前記薬液バック(12)を収容する本体ケース(32)
と、この本体ケース(32)に開閉可能に被せられる蓋
体(34)とを有する薬液バック収容ケース(31)
と、 前記薬液バック収容ケース(31)内に設けられ、前記
薬液バック収容ケース(31)内に配置された薬液バッ
ク(12)を押圧して、前記注入口(13)に突き刺さ
れた前記連結針(14)を通して薬液を流出させる押圧
手段(53,57,61,62)とを備え、 前記薬液バック収容ケース(31)の前記本体ケース
(32)と前記蓋体(34)との接合部には、前記連結
針(14)及び前記薬液投与チューブ(15)を導出さ
せるための切り欠き部(40、41)が形成され、 この切り欠き部(40、41)の内周には、前記連結針
(14)の前記フランジ部(14b)を係合させる抜け
止め構造が設けられていることを特徴とする薬液注入装
置。 - 【請求項2】 前記抜け止め構造は、前記切り欠き部
(40、41)の内周に設けられたガイド溝(45)に
嵌合すると共に、このガイド溝(45)に保持された状
態で回動可能とされた、U字状の挿入部(49)を有す
る部材(50)で構成されている請求項1記載の薬液注
入装置。 - 【請求項3】 前記切り欠き部(40、41)内周の前
記ガイド溝(45)には、凹溝(47)を有する板材
(46)が挿入され、この板材(46)の前記凹溝(4
7)の回りには環状溝(48)が形成され、周面の一部
を軸方向に沿って切除されて前記挿入部(49)とされ
た筒状部材(50)が、その基端部を前記環状溝(4
8)に嵌着されて前記板材(46)に回動可能に取付け
られている請求項2記載の薬液注入装置。 - 【請求項4】 前記切り欠き部(40、41)の内側に
は、前記薬液バック収容ケース(31)内に収容された
前記薬液バック(12)の注入口(13)の首部を嵌合
させて保持するための溝付きリブ(42,43,44)
が形成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の
薬液注入装置。 - 【請求項5】 前記押圧手段は、前記薬液バック(1
2)に直接又は緩衝材を介して間接的に当接された圧板
(53)と、この圧板(53)を前記薬液バック(1
2)の方向に押圧する弾性手段とで構成されている請求
項1〜4のいずれか1つに記載の薬液注入装置。 - 【請求項6】 前記切り欠き部(40)は、前記薬液バ
ック(12)の押圧方向に長く形成されており、前記抜
け止め構造は、前記ガイド溝(45)に沿ってスライド
して、前記薬液バック(12)のしぼみによって前記連
結針(14)の位置が移動するのに追従できるようにさ
れている請求項2〜4のいずれか1つに記載の薬液注入
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8093656A JPH09253204A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 薬液注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8093656A JPH09253204A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 薬液注入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09253204A true JPH09253204A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=14088437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8093656A Pending JPH09253204A (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 薬液注入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09253204A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024101415A1 (ja) * | 2022-11-10 | 2024-05-16 | ニプロ株式会社 | 固定治具 |
-
1996
- 1996-03-22 JP JP8093656A patent/JPH09253204A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024101415A1 (ja) * | 2022-11-10 | 2024-05-16 | ニプロ株式会社 | 固定治具 |
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