JPH09253902A - Nc自動旋盤における背面加工方法及び背面加工装置 - Google Patents
Nc自動旋盤における背面加工方法及び背面加工装置Info
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- JPH09253902A JPH09253902A JP8712096A JP8712096A JPH09253902A JP H09253902 A JPH09253902 A JP H09253902A JP 8712096 A JP8712096 A JP 8712096A JP 8712096 A JP8712096 A JP 8712096A JP H09253902 A JPH09253902 A JP H09253902A
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- spindle
- sub
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸制御を持たない簡便な構造のサブスピンド
ルを備えたNC自動旋盤において、NC装置の軸数を何
等増やすことなく、ワークの背面の加工を可能にした背
面加工方法及び背面加工装置を提供する。 【解決手段】 主軸台の動きに着目してサブスピンドル
に保持されたワークに対し、主軸台の移動を利用して素
材を介して背面加工装置をサブスピンドルに向けて移動
させてワークの背面を加工する方法とし、これを実施す
るために戻しバネを備えただけの簡単な構造の背面加工
装置を刃物台に取り付け、素材によって背面加工装置の
後端を押しながらサブスピンドル側のワークの背面を加
工するようにした。
ルを備えたNC自動旋盤において、NC装置の軸数を何
等増やすことなく、ワークの背面の加工を可能にした背
面加工方法及び背面加工装置を提供する。 【解決手段】 主軸台の動きに着目してサブスピンドル
に保持されたワークに対し、主軸台の移動を利用して素
材を介して背面加工装置をサブスピンドルに向けて移動
させてワークの背面を加工する方法とし、これを実施す
るために戻しバネを備えただけの簡単な構造の背面加工
装置を刃物台に取り付け、素材によって背面加工装置の
後端を押しながらサブスピンドル側のワークの背面を加
工するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、NC自動旋盤に
おける背面加工方法及び背面加工装置に関するもので、
特に主軸で保持された丸棒素材に加工を行い、これを主
軸に対向して配置されているサブスピンドルで保持しな
がら切り落とし、この素材の切り落とし側の端面(背
面)に穴明けなどの加工を行うNC自動旋盤における背
面加工方法及び背面加工装置に関するものである。
おける背面加工方法及び背面加工装置に関するもので、
特に主軸で保持された丸棒素材に加工を行い、これを主
軸に対向して配置されているサブスピンドルで保持しな
がら切り落とし、この素材の切り落とし側の端面(背
面)に穴明けなどの加工を行うNC自動旋盤における背
面加工方法及び背面加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ワークの背面加工を行うには、例え
ば特公平5ー49401号公報に記載されているよう
に、ワークを保持したサブスピンドルの移動をNC制御
によって行い、所定のツールによって必要な背面加工を
施している。このようにサブスピンドルの軸方向移動は
NC制御によるため任意な位置まで移動したり、あるい
は任意の送り速度を選定することができるので、必要な
ツールと組み合わせることによって各種の背面加工を可
能とするものである。また、最近の市場ではローコスト
なNC自動旋盤の要求が多くなりつつあり、この要求を
満たすためにサブスピンドルの移動にNCによる軸制御
を用いないで、油圧機器あるいは空圧機器などを使用し
た簡便な駆動装置を用いているものが増えつつある。
ば特公平5ー49401号公報に記載されているよう
に、ワークを保持したサブスピンドルの移動をNC制御
によって行い、所定のツールによって必要な背面加工を
施している。このようにサブスピンドルの軸方向移動は
NC制御によるため任意な位置まで移動したり、あるい
は任意の送り速度を選定することができるので、必要な
ツールと組み合わせることによって各種の背面加工を可
能とするものである。また、最近の市場ではローコスト
なNC自動旋盤の要求が多くなりつつあり、この要求を
満たすためにサブスピンドルの移動にNCによる軸制御
を用いないで、油圧機器あるいは空圧機器などを使用し
た簡便な駆動装置を用いているものが増えつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術のうち、
前者の特公平5ー49401号公報に記載されている発
明は、サブスピンドルの移動をNC制御によって行って
いるため、NCの軸数がこのために特別に増えることと
なり、構造が複雑になるとともに非常に高価なものとな
る。また、後者のサブスピンドルの移動に油圧機器ある
いは空圧機器などを使用するものは、簡便な構造であ
り、安価なものである。しかし、もともとこの簡便な構
造のサブスピンドルは、主軸側に向かう前進端とこれと
反対の後退端の2位置の動きしかできず、長物ワークの
サポートに使用したり、ワーク突切り時のダボ取りに使
用するのが目的であるため、かなり限定された簡単な背
面加工、例えば、背面側の端面切削や穴の面取り程度以
外は、ワークの背面加工がきわめて困難であった。
前者の特公平5ー49401号公報に記載されている発
明は、サブスピンドルの移動をNC制御によって行って
いるため、NCの軸数がこのために特別に増えることと
なり、構造が複雑になるとともに非常に高価なものとな
る。また、後者のサブスピンドルの移動に油圧機器ある
いは空圧機器などを使用するものは、簡便な構造であ
り、安価なものである。しかし、もともとこの簡便な構
造のサブスピンドルは、主軸側に向かう前進端とこれと
反対の後退端の2位置の動きしかできず、長物ワークの
サポートに使用したり、ワーク突切り時のダボ取りに使
用するのが目的であるため、かなり限定された簡単な背
面加工、例えば、背面側の端面切削や穴の面取り程度以
外は、ワークの背面加工がきわめて困難であった。
【0004】この発明の目的は、前記した後者のNCに
よる軸制御を持たない簡便な構造のサブスピンドルを備
えたNC自動旋盤において、NC装置の軸数を何等増や
すことなく、ワークの背面の加工を可能にした背面加工
方法及び背面加工装置を提供することにある。
よる軸制御を持たない簡便な構造のサブスピンドルを備
えたNC自動旋盤において、NC装置の軸数を何等増や
すことなく、ワークの背面の加工を可能にした背面加工
方法及び背面加工装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達するため本
発明にかかるNC自動旋盤における背面加工方法は、主
軸台の動きに着目してサブスピンドルに保持されたワー
クに対し、主軸台の移動を利用して素材を介して背面加
工装置をサブスピンドルに向けて移動させてワークの背
面を加工するようにした。
発明にかかるNC自動旋盤における背面加工方法は、主
軸台の動きに着目してサブスピンドルに保持されたワー
クに対し、主軸台の移動を利用して素材を介して背面加
工装置をサブスピンドルに向けて移動させてワークの背
面を加工するようにした。
【0006】上記の加工方法を実施するために本発明
は、主軸台に対向する位置において主軸中心線方向に前
進及び後退する2位置制御を可能としたサブスピンドル
と、刃物台に取り付けられた背面加工装置とを有し、該
背面加工装置の移動を主軸台の移動を利用して素材を介
して制御し、サブスピンドルに保持されたワークの背面
を加工する背面加工装置を提供するようにしたものであ
る。
は、主軸台に対向する位置において主軸中心線方向に前
進及び後退する2位置制御を可能としたサブスピンドル
と、刃物台に取り付けられた背面加工装置とを有し、該
背面加工装置の移動を主軸台の移動を利用して素材を介
して制御し、サブスピンドルに保持されたワークの背面
を加工する背面加工装置を提供するようにしたものであ
る。
【0007】さらに、前記背面加工装置は、刃物台に取
り付けられる内径加工用ブラケットと、該内径加工用ブ
ラケットに軸方向に移動可能に嵌挿されるツールスピン
ドルと、該ツールスピンドルがサブスピンドルに対して
常時後退する位置に付勢される付勢手段を設けてなり、
この付勢手段は、内径加工用ブラケットの一端とツール
スピンドルの一端との間に介在させた戻しバネからなる
ものである。
り付けられる内径加工用ブラケットと、該内径加工用ブ
ラケットに軸方向に移動可能に嵌挿されるツールスピン
ドルと、該ツールスピンドルがサブスピンドルに対して
常時後退する位置に付勢される付勢手段を設けてなり、
この付勢手段は、内径加工用ブラケットの一端とツール
スピンドルの一端との間に介在させた戻しバネからなる
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明によれば、主軸に保持さ
れた長物素材に刃物台のツールにより必要な加工を施し
た後、サブスピンドルが主軸側に向けて前進端に達する
と、サブスピンドルのチャックがワークを保持する。こ
こでワークを保持したまま突切りバイトによってワーク
を切り離し、ワークがサブスピンドル側に移る。
れた長物素材に刃物台のツールにより必要な加工を施し
た後、サブスピンドルが主軸側に向けて前進端に達する
と、サブスピンドルのチャックがワークを保持する。こ
こでワークを保持したまま突切りバイトによってワーク
を切り離し、ワークがサブスピンドル側に移る。
【0009】刃物台を移動し、背面加工装置の中心軸が
ワークの中心軸と一致するようにする。次に、主軸台を
移動させて主軸に保持されている素材の先端がツールス
ピンドルの端面に当接し、さらに主軸台を移動させるこ
とによって戻しバネを圧縮しながら素材を介してツール
スピンドルはサブスピンドル側に前進する。ここでサブ
スピンドルを回転させることによって、ワークは回転
し、ツールスピンドルの前進にともなってワークの背面
に穴明け加工が行われる。加工が終了したら主軸台を後
退させることによって素材も後退し、ツールスピンドル
は戻しバネの付勢力によって元の状態に戻る。
ワークの中心軸と一致するようにする。次に、主軸台を
移動させて主軸に保持されている素材の先端がツールス
ピンドルの端面に当接し、さらに主軸台を移動させるこ
とによって戻しバネを圧縮しながら素材を介してツール
スピンドルはサブスピンドル側に前進する。ここでサブ
スピンドルを回転させることによって、ワークは回転
し、ツールスピンドルの前進にともなってワークの背面
に穴明け加工が行われる。加工が終了したら主軸台を後
退させることによって素材も後退し、ツールスピンドル
は戻しバネの付勢力によって元の状態に戻る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図面に基づ
いて説明する。図1は、この発明のベースとなるNC自
動旋盤の外観を示す斜視図であり、図2はその刃物台の
斜視図である。1は脚で、その上方にベッド2が設けら
れている。ベッド2上にはL字形の支持台5が取り付け
られるとともに主軸台3がZ軸方向に移動可能に載せら
れている。図3から分かるように、主軸台3は、主軸3
1を回転自在に支持し、主軸31のチャック(図示せ
ず)によって丸棒素材Wを保持するようになっている。
いて説明する。図1は、この発明のベースとなるNC自
動旋盤の外観を示す斜視図であり、図2はその刃物台の
斜視図である。1は脚で、その上方にベッド2が設けら
れている。ベッド2上にはL字形の支持台5が取り付け
られるとともに主軸台3がZ軸方向に移動可能に載せら
れている。図3から分かるように、主軸台3は、主軸3
1を回転自在に支持し、主軸31のチャック(図示せ
ず)によって丸棒素材Wを保持するようになっている。
【0011】図1及び図3を参照して、主軸台3のナッ
ト32がボールネジ33と螺合し、このボールネジ33
をZ軸サーボモータ4(図1)により回転駆動すること
によって主軸台3はZ軸方向へ移動する。主軸台3が移
動するストロークにわたってベッド2には溝2aが穿設
されている。支持台5には主軸中心に対応する箇所にガ
イドブッシュ装置9が備えられ、素材Wが切削力によっ
てたわまないようにガイドしている。また支持台5の垂
直面上には一対の角形ガイド5aが設けられ、これにガ
イドされてX軸スライド6がX軸方向に移動するように
なっている。X軸スライド6の駆動手段は図示していな
いが、主軸台3と同様にサーボモータとボールネジによ
る。
ト32がボールネジ33と螺合し、このボールネジ33
をZ軸サーボモータ4(図1)により回転駆動すること
によって主軸台3はZ軸方向へ移動する。主軸台3が移
動するストロークにわたってベッド2には溝2aが穿設
されている。支持台5には主軸中心に対応する箇所にガ
イドブッシュ装置9が備えられ、素材Wが切削力によっ
てたわまないようにガイドしている。また支持台5の垂
直面上には一対の角形ガイド5aが設けられ、これにガ
イドされてX軸スライド6がX軸方向に移動するように
なっている。X軸スライド6の駆動手段は図示していな
いが、主軸台3と同様にサーボモータとボールネジによ
る。
【0012】図2に示すように、刃物台7は、この実施
例では左右両側にツールが取り付けられるようになって
おり、その一例として、左側には突切りバイトや外径バ
イト10が、右側には内径加工用ブラケット20を介し
て内径加工ツールホルダ11が複数本取り付けられてい
る。刃物台7は、X軸スライド6に対して垂直上下方向
(T軸方向)に移動できるようになっている。図1には
サーボモータ8のみ示しているが、主軸台3及びX軸ス
ライド6と同様にボールネジで駆動される。
例では左右両側にツールが取り付けられるようになって
おり、その一例として、左側には突切りバイトや外径バ
イト10が、右側には内径加工用ブラケット20を介し
て内径加工ツールホルダ11が複数本取り付けられてい
る。刃物台7は、X軸スライド6に対して垂直上下方向
(T軸方向)に移動できるようになっている。図1には
サーボモータ8のみ示しているが、主軸台3及びX軸ス
ライド6と同様にボールネジで駆動される。
【0013】サブスピンドル12は、その中心線が主軸
31の中心線と一致する線上に配置され、油圧シリンダ
機構13によって前進及び後退する2位置制御となって
いる。図3に示すように、サブスピンドル12の先端に
はコレットチャック12aがチャックナット12cによ
って取り付けられ、図示していないが、シリンダ機構等
によりコレットチャック12aは開閉するようになって
いる。12bはイジェクタで、サブスピンドル12内に
進退自在に設けられ、このイジェクタ12bが矢印のご
とく前進することによってコレットチャック12aに保
持されているワークW1を排出する。サブスピンドル1
2は、前進端において主軸31に保持されているワーク
Wをそのコレットチャック12aで保持する位置を取
り、後退端においてワークW1に背面加工を行う位置を
取る。またサブスピンドル12は図示していないが、モ
ーター等によりワークW1を保持したまま回転駆動され
るようになっている。
31の中心線と一致する線上に配置され、油圧シリンダ
機構13によって前進及び後退する2位置制御となって
いる。図3に示すように、サブスピンドル12の先端に
はコレットチャック12aがチャックナット12cによ
って取り付けられ、図示していないが、シリンダ機構等
によりコレットチャック12aは開閉するようになって
いる。12bはイジェクタで、サブスピンドル12内に
進退自在に設けられ、このイジェクタ12bが矢印のご
とく前進することによってコレットチャック12aに保
持されているワークW1を排出する。サブスピンドル1
2は、前進端において主軸31に保持されているワーク
Wをそのコレットチャック12aで保持する位置を取
り、後退端においてワークW1に背面加工を行う位置を
取る。またサブスピンドル12は図示していないが、モ
ーター等によりワークW1を保持したまま回転駆動され
るようになっている。
【0014】次に図3、図4を主にして背面加工装置に
ついて述べる。背面加工装置21は、内径加工用ブラケ
ット20に取り付けられる。これを取り付けるには内径
加工用ブラケット20から内径加工ツールホルダ11
(図2)の一つを取り外してから行う。図3、図4は内
径加工用ブラケット20に背面加工装置21が取り付け
られた状態を示している。
ついて述べる。背面加工装置21は、内径加工用ブラケ
ット20に取り付けられる。これを取り付けるには内径
加工用ブラケット20から内径加工ツールホルダ11
(図2)の一つを取り外してから行う。図3、図4は内
径加工用ブラケット20に背面加工装置21が取り付け
られた状態を示している。
【0015】スリーブ22にツールスピンドル23(図
ではドリルスピンドル23を示している。)が廻り止め
キー24によって軸方向に摺動可能に取り付けられてい
る。ドリルスピンドル23の先端にはチャック25があ
り、ここにドリル28が取り付けられている。ドリルス
ピンドル23後方にはカラー27が取り付けられ、この
カラー27とスリーブ22の端面との間に戻しバネ26
が介在されている。このように組み立てられた背面加工
装置21をドリル28がサブスピンドル12側となるよ
うに内径加工用ブラケット20に差し込み、ナット25
を締め付けることによって内径加工用ブラケット20に
取り付けられる。
ではドリルスピンドル23を示している。)が廻り止め
キー24によって軸方向に摺動可能に取り付けられてい
る。ドリルスピンドル23の先端にはチャック25があ
り、ここにドリル28が取り付けられている。ドリルス
ピンドル23後方にはカラー27が取り付けられ、この
カラー27とスリーブ22の端面との間に戻しバネ26
が介在されている。このように組み立てられた背面加工
装置21をドリル28がサブスピンドル12側となるよ
うに内径加工用ブラケット20に差し込み、ナット25
を締め付けることによって内径加工用ブラケット20に
取り付けられる。
【0016】次にこの発明の動作を説明する。
【0017】まず丸棒素材Wを主軸31内に通し、チャ
ックで保持し、図3に示すように素材Wの先端部がガイ
ドブッシュ装置9に支えられるようにする。ここで刃物
台7をT軸方向に移動して必要なツールを選択し、NC
プログラムにしたがって主軸台3をZ軸方向に制御し、
X軸スライド6をX軸方向に制御して主軸側の加工を施
す。加工が終了したら主軸31の回転を止め、サブスピ
ンドル12を前進端にもってきてコレットチャック12
aでワークWを保持する。主軸31とサブスピンドル1
2を同期回転させて突切りバイト10によってワークW
を切り離し、ワークWをサブスピンドル12側に移す
(サブスピンドル12側に移ったワークをW1としてい
る)。
ックで保持し、図3に示すように素材Wの先端部がガイ
ドブッシュ装置9に支えられるようにする。ここで刃物
台7をT軸方向に移動して必要なツールを選択し、NC
プログラムにしたがって主軸台3をZ軸方向に制御し、
X軸スライド6をX軸方向に制御して主軸側の加工を施
す。加工が終了したら主軸31の回転を止め、サブスピ
ンドル12を前進端にもってきてコレットチャック12
aでワークWを保持する。主軸31とサブスピンドル1
2を同期回転させて突切りバイト10によってワークW
を切り離し、ワークWをサブスピンドル12側に移す
(サブスピンドル12側に移ったワークをW1としてい
る)。
【0018】次にサブスピンドル12を後退端に移動
し、X軸スライド6及び刃物台7をX軸及びT軸移動し
てドリルスピンドル23の軸心を主軸中心に一致させ
る。これによってドリル28は、サブスピンドル12側
のワークW1の軸心とも一致することになる。主軸31
の回転を停止し、主軸台3をサブスピンドル12側に向
かって前進させると主軸31も素材Wを保持したまま前
進し、素材Wの先端がドリルスピンドル23の後端に当
たる。さらに主軸台3を前進させれば、素材Wを介して
ドリルスピンドル23は戻しバネ26を押し縮めながら
サブスピンドル12側に押し出されるので、ワークW1
の背面に対し穴明け加工を行うことができる。主軸台3
の動きはNC制御されており、この動きが素材Wを介し
てそのままドリルスピンドル23に伝わることになるの
で、ドリル28の送り速度と切り込み深さが正確にな
り、その上、加工条件に合わせて任意の数値を選定でき
ることになる。
し、X軸スライド6及び刃物台7をX軸及びT軸移動し
てドリルスピンドル23の軸心を主軸中心に一致させ
る。これによってドリル28は、サブスピンドル12側
のワークW1の軸心とも一致することになる。主軸31
の回転を停止し、主軸台3をサブスピンドル12側に向
かって前進させると主軸31も素材Wを保持したまま前
進し、素材Wの先端がドリルスピンドル23の後端に当
たる。さらに主軸台3を前進させれば、素材Wを介して
ドリルスピンドル23は戻しバネ26を押し縮めながら
サブスピンドル12側に押し出されるので、ワークW1
の背面に対し穴明け加工を行うことができる。主軸台3
の動きはNC制御されており、この動きが素材Wを介し
てそのままドリルスピンドル23に伝わることになるの
で、ドリル28の送り速度と切り込み深さが正確にな
り、その上、加工条件に合わせて任意の数値を選定でき
ることになる。
【0019】このようにしてワークW1に対し所定の深
さに穴加工を行ったら(図4)、主軸台3を後退させて
素材Wの先端を元の位置に戻すことにより、ドリルスピ
ンドル23も戻しバネ26の付勢力により元の位置に戻
る(図3)。ここで、コレットチャック12aを開き、
イジェクタ12bでワークW1を排出させて一連の加工
を終了する。その後、再びX軸スライド6及び刃物台7
をX軸及びT軸移動して、次の加工のためにツールを割
り出し、前記したように主軸31に保持されている素材
Wに同様の加工を行う。
さに穴加工を行ったら(図4)、主軸台3を後退させて
素材Wの先端を元の位置に戻すことにより、ドリルスピ
ンドル23も戻しバネ26の付勢力により元の位置に戻
る(図3)。ここで、コレットチャック12aを開き、
イジェクタ12bでワークW1を排出させて一連の加工
を終了する。その後、再びX軸スライド6及び刃物台7
をX軸及びT軸移動して、次の加工のためにツールを割
り出し、前記したように主軸31に保持されている素材
Wに同様の加工を行う。
【0020】なお、内径加工用ブラケット20にドリル
スピンドル23のほかに同様の構造のタップスピンドル
等も取り付け、これを選択して加工することによりドリ
ルで穴明けを行った後、タップスピンドルを主軸中心に
一致させ、サブスピンドル12を正逆転させてタップ立
てを行うことも可能であり、加工の範囲が広がる。ま
た、刃物台7は、左右両側にツールを取り付ける構造の
ものとしたが、これに限らず例えばタレットタイプの刃
物台でも十分にこの発明を実施することができる。
スピンドル23のほかに同様の構造のタップスピンドル
等も取り付け、これを選択して加工することによりドリ
ルで穴明けを行った後、タップスピンドルを主軸中心に
一致させ、サブスピンドル12を正逆転させてタップ立
てを行うことも可能であり、加工の範囲が広がる。ま
た、刃物台7は、左右両側にツールを取り付ける構造の
ものとしたが、これに限らず例えばタレットタイプの刃
物台でも十分にこの発明を実施することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の背面加工方法及び
背面加工装置によれば、次のような効果がある。 1.素材を介し主軸台の動きを利用してサブスピンドル
に保持されたワークに対し、戻しバネを備えただけの簡
単な構造の背面加工装置を取り付けるだけで背面加工を
行うことができる。 2.NC装置の制御軸数を何等増やす必要がなく、簡便
なサブスピンドルをそのまま使用しているので、構造が
簡単で安価である。 3.NC制御されている主軸台の動きを利用しているの
で、背面加工装置の送り速度と切込量は正確であり、か
つ任意の数値を選定できる。
背面加工装置によれば、次のような効果がある。 1.素材を介し主軸台の動きを利用してサブスピンドル
に保持されたワークに対し、戻しバネを備えただけの簡
単な構造の背面加工装置を取り付けるだけで背面加工を
行うことができる。 2.NC装置の制御軸数を何等増やす必要がなく、簡便
なサブスピンドルをそのまま使用しているので、構造が
簡単で安価である。 3.NC制御されている主軸台の動きを利用しているの
で、背面加工装置の送り速度と切込量は正確であり、か
つ任意の数値を選定できる。
【図1】本発明のベースとなるNC自動旋盤の外観を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】刃物台とサブスピンドルを示す斜視図である。
【図3】本発明の背面加工方法及び背面加工装置を示す
一部を断面した概略図である。
一部を断面した概略図である。
【図4】本発明の背面加工方法及び背面加工装置により
背面加工を行っている状態を示す一部を断面した図であ
る。
背面加工を行っている状態を示す一部を断面した図であ
る。
3 主軸台 31 主軸 5 支持台 6 X軸スライド 7 刃物台 9 ガイドブッシュ装置 12 サブスピンドル 13 油圧シリンダ機構 20 内径加工用ブラケット 21 背面加工装置 22 スリーブ 23 ドリルスピンドル 26 戻しバネ 27 カラー 28 ドリル W 素材 W1 ワーク
Claims (4)
- 【請求項1】 素材を保持する主軸を有し自らの軸方向
に移動可能な主軸台と、これに対向して配置されたサブ
スピンドルを有するNC自動旋盤において、主軸台の移
動を利用して素材を介して背面加工装置をサブスピンド
ルに向けて移動させて、該サブスピンドルに保持された
ワークの背面を加工することを特徴とするNC自動旋盤
における背面加工方法。 - 【請求項2】 素材を保持する主軸を有し自らの軸方向
に移動可能な主軸台と、これに対向して配置されたサブ
スピンドルと、主軸台とサブスピンドルとの間に設けら
れた刃物台を有し、該サブスピンドルは主軸台に対向す
る位置において主軸中心線方向に前進及び後退する2位
置制御を可能としたNC自動旋盤において、主軸台の移
動を利用して素材を介して制御され、サブスピンドルに
保持されたワークの背面を加工する背面加工装置を前記
刃物台に取り付けたことを特徴とするNC自動旋盤にお
ける背面加工装置。 - 【請求項3】 前記背面加工装置は、刃物台に取り付け
られる内径加工用ブラケットと、該内径加工用ブラケッ
トに軸方向に移動可能に嵌挿されるツールスピンドル
と、該ツールスピンドルをサブスピンドルに対して常時
後退する位置に付勢させる付勢手段を設けてなることを
特徴とする請求項2に記載のNC自動旋盤における背面
加工装置。 - 【請求項4】 前記付勢手段は、内径加工用ブラケット
の一端とツールスピンドルの一端との間に介在させた戻
しバネからなることを特徴とする請求項3に記載のNC
自動旋盤における背面加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8712096A JPH09253902A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | Nc自動旋盤における背面加工方法及び背面加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8712096A JPH09253902A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | Nc自動旋盤における背面加工方法及び背面加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09253902A true JPH09253902A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13906105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8712096A Pending JPH09253902A (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | Nc自動旋盤における背面加工方法及び背面加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09253902A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010041845A1 (de) | 2009-10-02 | 2011-04-07 | Okuma Corporation | Werkzeugmaschine und Bohrverfahren |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP8712096A patent/JPH09253902A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010041845A1 (de) | 2009-10-02 | 2011-04-07 | Okuma Corporation | Werkzeugmaschine und Bohrverfahren |
| US8468917B2 (en) | 2009-10-02 | 2013-06-25 | Okuma Corporation | Machine tool and boring method |
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