JPH09254184A - 弾性部材を有する樹脂成型構造 - Google Patents

弾性部材を有する樹脂成型構造

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JPH09254184A
JPH09254184A JP6476196A JP6476196A JPH09254184A JP H09254184 A JPH09254184 A JP H09254184A JP 6476196 A JP6476196 A JP 6476196A JP 6476196 A JP6476196 A JP 6476196A JP H09254184 A JPH09254184 A JP H09254184A
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JP
Japan
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elastic member
mold
resin material
resin
main body
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Pending
Application number
JP6476196A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Ohashi
勝博 大橋
Yoshiaki Murakami
嘉章 村上
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Sanmei Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanmei Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 成型時における部品の損傷を少なくすること
のできる弾性部材を有する樹脂成型構造。 【解決手段】 電磁石の本体ケース10を成型する金型
1は、コイル体11が嵌合される下型2と、下型の側部
に配設される置きコマ4と、上型3とを有して構成され
ている。置きコマ4の下型2側に形成される凹面4aの
一部に、弾性状のゴムブッシング15が、外方に向かっ
て突出するように配設されている。ゴムブッシング15
は頭部16と胴部17の内部に貫通穴18が形成され、
貫通穴18にコイル体11から接続されるリード線19
が挿通されている。頭部16には胴部17側端面に第1
顎部16aとテーパ面と第2顎部が形成され、第1顎部
16aが置きコマ4の凹面4aの内周壁に当接されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、弾性部材を有す
る樹脂成型構造に関し、主に、電磁石の本体ケースを樹
脂で成型する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁石の本体ケース21は、図5
に示されるように、コイル体11の外周に外周回路体を
構成する磁性材のヨーク13が配設され、ヨーク13の
外周に樹脂材が形成されている。さらに、コイル体11
に接続されるリード線19を保護するように、本体ケー
ス21の外周一部にゴムブッシング22が配設され、コ
イル体11、ヨーク13、ゴムブッシング22が樹脂材
で一体成型されて本体ケース21を構成している。本体
ケース21の突起部21aの外周一部に形成されるゴム
ブッシング22は、図6のように、大径の頭部23と小
径の胴部24とが形成され、頭部23と胴部24の内部
にリード線19が貫通する貫通穴25が設けられてい
る。頭部23は本体ケース21中に埋設され、頭部23
と本体ケース21外周縁との間に樹脂材が流入されるよ
うに配置され、胴部24は本体ケース21から外方に向
かって突出するように本体ケース21に一体的に成型さ
れている。
【0003】この状態を製造工程における金型で説明す
ると、図7に示されるように、本体ケース21を成型す
る金型1には、下部に円柱状に形成されるベース部2a
と中央部より偏心位置にあり、ベース部2aより上方に
向かって突起される小径の円柱状の支持部2bとを有す
る下型2と、下型2の支持部2bにコイル体11が嵌合
され、コイル体11を挟んで上方から被さるように配設
される上型3と、本体ケース21の突起部21aに配設
されるゴムブッシング22あたりを被せる置きコマ4と
を備えて構成される。図における細かい編み掛け部(図
中 部)は、樹脂材が流入される部分で、上型3と下型
2との間の一か所(図中右側面部)に形成される注入ゲ
ート7から、樹脂材が、上型3、下型2、置きコマ4の
間に本体ケース21に形付けられた空間部5に流入され
ることによって、本体ケース21が形成される。
【0004】ゴムブッシング22は、ゴムブッシング2
2の頭部23と置きコマ4の端面との間に樹脂材が流入
されるように配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の弾性部
材を有する樹脂成型構造では、ゴムブッシング22の頭
部23と置きコマ4との間に樹脂材が流入されるように
ゴムブッシング22が配置されているため、樹脂材を注
入ゲート7から注入する際、図6のように圧力Pがかか
っている樹脂材が、ゴムブッシング22の胴部24側面
と胴部24が嵌入されている置きコマ4の穴部4bとの
隙間から、流れ込んでしまう。そのため、弾性体で形成
されているゴムブッシング22の先端部(図中左側)
が、外周から貫通穴25に向かって押圧され、貫通穴2
5に挿通されているコイル12のリード線19を圧迫す
る。樹脂材にかかる圧力が多いと、本来ゴムブッシング
22に保護されるリード線19は、皮膜を損傷したり、
断線状態を起こして使用できなくなるものが多くなる。
【0006】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、成型時における部品の損傷を極めて少なくするた
めの弾性部材を有する樹脂成型構造を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる弾性
部材を有する樹脂成型構造では、上記課題を解決するた
めに、外周が樹脂材で形成されるケース体の外周の一部
に、弾性部材が外方に突出するように埋設されて成型さ
れる弾性部材を有する樹脂成型構造であって、前記弾性
部材の外部突出方向に、前記弾性部材が、前記樹脂材の
流入を防止する流入防止手段を有することを特徴とする
ものである。
【0008】また、前記弾性部材に形成される前記流入
防止手段が、前記樹脂材の流入される型枠内壁に対して
当接するように形成される顎部を有することを特徴とす
るものであることが望ましい。
【0009】また、前記弾性部材が、フランジ型の頭部
と、円柱形の胴部と、内部に軸芯を通る貫通穴と、を有
して形成され、前記頭部に、前記流入手段としての第1
顎部と、前記弾性部材が前記ケース体から抜けることを
防止する第2顎部と、が形成されることを特徴とするも
のであればよい。
【0010】また、本発明は、外周が樹脂材で形成され
る電磁石の本体ケースの外周の一部に、弾性部材が外方
に突出するように埋設されて成型される弾性部材を有す
る樹脂成型構造であって、下型と上型を有する型枠内に
コイルを含むコイル体が配設され、さらに前記型枠の一
部内周壁部より外方に向かうように、大径の頭部と小径
の胴部を有する弾性部材が配設されるとともに、前記弾
性部材の頭部には、前記型枠内周壁に当接する顎部と、
前記弾性部材が前記本体ケースから抜けることを防止す
るための抜け止め手段と、が形成され、前記コイルに接
続されるリード線が前記弾性部材内を挿通し、前記顎部
が前記型枠内周壁に当接することによって、前記樹脂材
が前記型枠内に流入される際に、前記樹脂材を前記弾性
部材の外方に流出することを防止するように構成される
ことを特徴とするものであってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、
従来と同じ部材については従来と同様の符号を付するも
のとする。
【0012】図1は、図3に示される電磁石Sの本体ケ
ース10を成型するための改良される金型の樹脂成型構
造を示すものであり、金型1には、コイル12とボビン
14を有するコイル体11が支持される下型2と、下型
2の上方からヨーク13を支持しコイル体11を被せる
ように配設される上型3と、下型2の一部に本体ケース
10の外周突起部あたりを成型するために配設される置
きコマ4と、を備えて構成されている。
【0013】下型2は下部に大径の円柱状ベース部2a
が形成され、ベース部2aの中央部から図1中右側に偏
心する位置において、上方に向かって小径の円柱状の支
持部2bが形成されている。コイル体11は支持部2b
に嵌合支持される。下型2の図1中左側一部に、下部が
下型2のベース部2aに嵌合される置きコマ4が配設さ
れている。置きコマ4の、下型2の支持部2b側の面
は、図3に示される本体ケース10の突出部10aを含
む一部外周面の形状に合わせた段付き凹面4aに形成さ
れて配設されている。上型3は、置きコマ4を除く本体
ケース10の外周面と同様の形状した支持部3bを含む
凹部3aを内部に形成して、下型2のベース部2aに下
面を係合するように配設され、上型3の支持部3bにヨ
ーク13が支持される。そして下型2と上型3と置きコ
マ4及びコイル体11との間に本体ケース10が形付け
られる空間部5が形成される。
【0014】また、空間部5の本体ケース10の突出部
10aに相当する部分にゴムブッシング15が配置され
ている。ゴムブッシング15は図2に示されるように、
フランジ状の頭部16と円柱形の胴部17からなり、軸
芯に貫通穴18が形成されている。頭部16が空間部5
に配置され、胴部16は置きコマ4に形成される穴部4
bに嵌入されている。頭部16は2段に形成され、胴部
側端面は第1顎部16aが形成され、第1顎部16aか
ら反胴部側に掛けて反胴部側に向かって広がるテーパ面
16bが形成されている。反胴部側は、胴部側より大径
に形成され、テーパ面16b側端面に第2顎部16cが
形成されている。そして、頭部16の第1顎部16aは
置きコマ4の凹面4aに当接されてゴムブッシング15
の胴部17への樹脂の流出防止の役目をし、テーパ面1
6bと第2顎部16cで形成される部分が、ゴムブッシ
ング15の本体ケース10からの抜け止め作用としての
役目を果たしている。
【0015】コイル体11を形成するコイル12にリー
ド線19が配設され、リード線19は本体ケース10の
突出部10aに相当する部分を通って、ゴムブッシング
15の貫通穴18に挿通され外部に延設される。
【0016】下型2と上型3の合わせ面の一部(図1中
右側面)には、注入ゲート7が一か所形成され、樹脂が
注入ゲート7から注入される。
【0017】このように構成される金型1に樹脂を注入
すると、金型1内に形成される空間部5に樹脂が流入さ
れる。樹脂は金型1内の空間部5に隙間ないように流入
されるため、樹脂には圧力がかかっている。しかし、ゴ
ムブッシング15と置きコマ4の凹面4bは当接状態に
あり、ゴムブッシング15の頭部右端には左方向に向か
って成型樹脂圧力Pがかかっているため、ゴムブッシン
グ15の第1顎部16aからは胴部17に向かって樹脂
が流れ込むことはない。そのため、リード線19を損傷
することがなくなる。また、ゴムブッシング15に形成
されるテーパ面16bと第2顎部16cにより、ゴムブ
ッシング15が本体ケース10から抜けることはない。
【0018】なお、ゴムブッシング15に形成される頭
部16の形状は、ゴムブッシング15が本体ケース10
からの抜け止め作用ができるものであれば上記形状に限
られるものではない。例えば、第2顎部16cをなくし
テーパ面16bを反胴部側の外周面に続くように形成し
てもよく、逆にテーパ面16bをなくし第1顎部16a
と第2顎部16cを形成するようにしてもよい。
【0019】上記のように樹脂成型された電磁石の本体
ケース10は図3に示されるように構成される。
【0020】本体ケース10は一部に形成される突出部
10aを除いて円筒形に形成され、本体ケース10内に
コイル12とボビン14を有するコイル体11が内蔵さ
れる。コイル12が巻回されるボビン14の内部には中
空部20が形成され、ボビン14の外周にはヨーク13
が配設されている。また、本体ケース10の突出部10
aの内部端にゴムブッシング15が配設され、コイルに
接続されるリード線19がゴムブッシング15内を貫通
して外部に延設されている。コイル体11、ヨーク1
3、ゴムブッシング15、リード線19以外は、中空部
20を除いて、全て樹脂で埋められている。
【0021】そして、図4に示されるように、この本体
ケース10内に、一体的に形成される固定鉄心22、パ
イプ23、固定鉄心22とパイプ23との間に配設され
る磁気遮断部材24を嵌入し、固定鉄心22に吸引され
るように、パイプ23、磁気遮断部材24内に可動鉄心
25を嵌合させ、キャップ体26で固定すると電磁比例
ソレノイドがSが構成され、可動鉄心25に形成され固
定鉄心22内を貫通するピン25aの先端に油圧弁を取
り付けると電磁弁が構成される。
【0022】この電磁比例ソレノイドSは、電磁比例ソ
レノイドSを構成するリード線19が変形のないゴムブ
ッシング15によって保護されているため、安定した性
能を果たすことになる。
【0023】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、弾性部
材を有する樹脂成型構造は、外周が樹脂材で形成される
ケース体の外周の一部に、弾性部材が外方に突出するよ
うに埋設されて成型される構造であり、前記弾性部材の
外部突出方向に、前記弾性部材が、前記樹脂材の流入を
防止する流入防止手段を有することによって、弾性部材
を樹脂の圧力で変形させることがない。そのため、弾性
部材に配設される部材を損傷させず、安定した製品を成
型することができる。
【0024】また、この弾性部材を有する樹脂成型構造
を、電磁石の本体ケースに応用すると、本体ケース内に
配置される弾性体のゴムブッシングには、樹脂流入防止
手段としての第1顎部と、前記ゴムブッシングが本体ケ
ース外へ抜けることを防止する第2顎部が形成されてい
るため、前記ゴムブッシング内を変形することがない。
そのため、前記ゴムブッシングの貫通穴を通るリード線
等を損傷させるすることがなく安定した電磁石の本体ケ
ースを成型することができる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による樹脂成型構造を示
す断面図
【図2】図1における一部詳細図
【図3】図1で成型された本体ケースの断面図
【図4】図4における本体ケースの使用状態を示す形態
【図5】従来の本体ケースを示す断面図
【図6】図5における一部詳細図
【図7】図5における本体ケースの樹脂成型構造を示す
【符号の説明】
1…金型 2…下型 3…上型 4…置きコマ 4a…凹面(内周壁) 10…本体ケース 10a…突起部 11…コイル体 12…コイル 15…ゴムブッシング(弾性部材) 16…頭部 16a…第1顎部(流出防止手段) 16b…テーパ面(抜け止め手段) 16c…第2顎部(抜け止め手段) 17…胴部 18…貫通穴 19…リード線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周が樹脂材で形成されるケース体の外
    周の一部に、弾性部材が外方に突出するように埋設され
    て成型される弾性部材を有する樹脂成型構造であって、
    前記弾性部材の外部突出方向に、前記弾性部材が、前記
    樹脂材の流出を防止する流出防止手段を有することを特
    徴とする弾性部材を有する樹脂成型構造。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材に形成される前記流出防止
    手段が、前記樹脂材の流入される型枠内壁に対して当接
    するように形成される顎部を有することを特徴とする請
    求項1記載の弾性部材を有する樹脂成型構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材が、フランジ型の頭部と、
    円柱形の胴部と、内部に軸芯を通る貫通穴と、を有して
    形成され、前記頭部に、前記流出防止手段としての第1
    顎部と、前記弾性部材が前記ケース体から抜けることを
    防止する第2顎部と、が形成されることを特徴とする請
    求項1記載の弾性部材を有する樹脂成型構造。
  4. 【請求項4】 外周が樹脂材で形成される電磁石の本体
    ケースの外周の一部に、弾性部材が外方に突出するよう
    に埋設されて成型される弾性部材を有する樹脂成型構造
    であって、 下型と上型を有する型枠内にコイルを含むコイル体が配
    設され、さらに前記型枠の一部内周壁部より外方に向か
    うように、大径の頭部と小径の胴部を有する弾性部材が
    配設されるとともに、前記弾性部材の頭部には、前記型
    枠内周壁に当接する顎部と、前記弾性部材が前記本体ケ
    ースから抜けることを防止するための抜け止め手段と、
    が形成され、前記コイルに接続されるリード線が前記弾
    性部材内を挿通し、 前記顎部が前記型枠内周壁に当接することによって、前
    記樹脂材が前記型枠内に流入される際に、前記樹脂材を
    前記弾性部材の外方に流出することを防止するように構
    成される弾性部材を有する樹脂成型構造。
JP6476196A 1996-03-21 1996-03-21 弾性部材を有する樹脂成型構造 Pending JPH09254184A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101486511B1 (ko) * 2012-02-29 2015-01-26 가부시키가이샤 사기노미야세이사쿠쇼 몰드 코일 및 이를 이용한 전자 밸브, 그리고 몰드 코일의 제조 방법

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