JPH09255733A - 塩化ビニル系樹脂 - Google Patents
塩化ビニル系樹脂Info
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- JPH09255733A JPH09255733A JP7254496A JP7254496A JPH09255733A JP H09255733 A JPH09255733 A JP H09255733A JP 7254496 A JP7254496 A JP 7254496A JP 7254496 A JP7254496 A JP 7254496A JP H09255733 A JPH09255733 A JP H09255733A
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- Japan
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- vinyl chloride
- acrylate
- meth
- copolymer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 適度の可撓性を有すると共に低温時において
も十分な衝撃強度を発現し、さらに引張強度及びクリー
プ特性が優れた成形体が得られる塩化ビニル系樹脂を提
供する。 【解決手段】 エチレン−酢酸ビニル共重合体に塩化ビ
ニルをグラフト共重合させてなる塩化ビニル系樹脂であ
って、該エチレン−酢酸ビニル共重合体中の酢酸ビニル
含有量が20〜40重量%であり、前記塩化ビニル系樹
脂の構成成分中における該エチレン−酢酸ビニル共重合
体の含有量が20〜60重量%であり、さらに、前記塩
化ビニル系樹脂が部分架橋させられている。
も十分な衝撃強度を発現し、さらに引張強度及びクリー
プ特性が優れた成形体が得られる塩化ビニル系樹脂を提
供する。 【解決手段】 エチレン−酢酸ビニル共重合体に塩化ビ
ニルをグラフト共重合させてなる塩化ビニル系樹脂であ
って、該エチレン−酢酸ビニル共重合体中の酢酸ビニル
含有量が20〜40重量%であり、前記塩化ビニル系樹
脂の構成成分中における該エチレン−酢酸ビニル共重合
体の含有量が20〜60重量%であり、さらに、前記塩
化ビニル系樹脂が部分架橋させられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塩化ビニル系樹脂
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、塩化ビニル系樹脂は、機械的強
度、耐候性、耐薬品性等に優れた特性を有する材料とし
て、幅広い用途に用いられている。しかしながら、可撓
性、耐衝撃性に欠点を有するため、例えば、耐震性が要
求される管路等の用途に使用することは困難であった。
度、耐候性、耐薬品性等に優れた特性を有する材料とし
て、幅広い用途に用いられている。しかしながら、可撓
性、耐衝撃性に欠点を有するため、例えば、耐震性が要
求される管路等の用途に使用することは困難であった。
【0003】塩化ビニル系樹脂に可撓性を付与する方法
として、例えば、特開昭49−74727号公報等に、
可塑剤を配合する方法が開示されているが、この方法に
よって得られる塩化ビニル成形体は、特に低温において
十分な耐衝撃性が得られないという問題点があった。
として、例えば、特開昭49−74727号公報等に、
可塑剤を配合する方法が開示されているが、この方法に
よって得られる塩化ビニル成形体は、特に低温において
十分な耐衝撃性が得られないという問題点があった。
【0004】また、例えば、特開昭51−6293号公
報には、乳化重合により得られたアクリル系共重合体に
塩化ビニルをグラフト共重合させて、塩化ビニル系樹脂
を製造する方法が開示されているが、この方法で得られ
る塩化ビニル系樹脂は、添加剤としての使用を目的とす
るものであって、適度の可撓性を有していても、引張強
度等の機械強度が不足して、単独では成形材料として使
用することが困難であった。
報には、乳化重合により得られたアクリル系共重合体に
塩化ビニルをグラフト共重合させて、塩化ビニル系樹脂
を製造する方法が開示されているが、この方法で得られ
る塩化ビニル系樹脂は、添加剤としての使用を目的とす
るものであって、適度の可撓性を有していても、引張強
度等の機械強度が不足して、単独では成形材料として使
用することが困難であった。
【0005】さらに、例えば、特開昭49−15970
号公報には、エチレン−酢酸ビニル共重合体に、塩化ビ
ニルをグラフト共重合させる方法が開示されているが、
この方法で得られる塩化ビニル系樹脂は、エチレン−酢
酸ビニル共重合体の含有量を増やすことにより、ある程
度の可撓性を付与することができるが、引張強度やクリ
ープ強度の低下が著しくなる共に、成形性が損なわれる
ため成形品の外観や賦形性が悪くなるという欠点があっ
た。
号公報には、エチレン−酢酸ビニル共重合体に、塩化ビ
ニルをグラフト共重合させる方法が開示されているが、
この方法で得られる塩化ビニル系樹脂は、エチレン−酢
酸ビニル共重合体の含有量を増やすことにより、ある程
度の可撓性を付与することができるが、引張強度やクリ
ープ強度の低下が著しくなる共に、成形性が損なわれる
ため成形品の外観や賦形性が悪くなるという欠点があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、適度の可撓性
を有すると共に低温時においても十分な耐衝撃性を発現
し、さらに引張強度及びクリープ特性にも優れた成形体
が得られる塩化ビニル系樹脂を提供することにある。
鑑みてなされたものであり、その目的は、適度の可撓性
を有すると共に低温時においても十分な耐衝撃性を発現
し、さらに引張強度及びクリープ特性にも優れた成形体
が得られる塩化ビニル系樹脂を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明(以
下、第1発明という)の塩化ビニル系樹脂は、エチレン
−酢酸ビニル共重合体に塩化ビニルがグラフト共重合さ
せられていることを特徴とする。
下、第1発明という)の塩化ビニル系樹脂は、エチレン
−酢酸ビニル共重合体に塩化ビニルがグラフト共重合さ
せられていることを特徴とする。
【0008】第1発明で用いられるエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体としては、公知の方法によって得られるもの
であって、酢酸ビニル含有量20〜40重量%のものに
制限され、好ましくは20〜30重量%である。酢酸ビ
ニル含有量が20重量%未満又は40重量%を超える
と、塩化ビニル系樹脂に十分な耐衝撃性を付与できず、
さらに成形体の外観や賦形性が悪くなる。
ル共重合体としては、公知の方法によって得られるもの
であって、酢酸ビニル含有量20〜40重量%のものに
制限され、好ましくは20〜30重量%である。酢酸ビ
ニル含有量が20重量%未満又は40重量%を超える
と、塩化ビニル系樹脂に十分な耐衝撃性を付与できず、
さらに成形体の外観や賦形性が悪くなる。
【0009】上記塩化ビニル系樹脂の構成成分中、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体の含有量は、20〜60重量
%に制限され、好ましくは20〜40重量%である。2
0重量%未満では、十分な可撓性や耐衝撃性が得られ
ず、60重量%を超えると十分な引張り強度やクリープ
強度が得られなくなる。
レン−酢酸ビニル共重合体の含有量は、20〜60重量
%に制限され、好ましくは20〜40重量%である。2
0重量%未満では、十分な可撓性や耐衝撃性が得られ
ず、60重量%を超えると十分な引張り強度やクリープ
強度が得られなくなる。
【0010】また、第1発明では、上記エチレン−酢酸
ビニル共重合体に塩化ビニルをグラフト共重合させる際
に、塩化ビニルに多官能性モノマーを共重合させること
により、得られる塩化ビニル系樹脂に部分架橋が施され
る。
ビニル共重合体に塩化ビニルをグラフト共重合させる際
に、塩化ビニルに多官能性モノマーを共重合させること
により、得られる塩化ビニル系樹脂に部分架橋が施され
る。
【0011】上記多官能性モノマーとしては、塩化ビニ
ルと共重合可能なものであれば、特に制限はなく、例え
ば、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポ
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート等の多官能
アクリル系ポリマー;ジアリルフタレート、ジアリルイ
ソフタレート、ジアリルテレフタレート、ジアリルマレ
エート、ジアリルフマレート、ジアリルアジペート、ト
リアリルシアヌレート等の多官能アリル化合物;エチレ
ングリコールジビニルエーテル、オクタデカンジビニル
エーテル等の多官能ビニルエーテル類;ブタジエン等の
不飽和化合物などが挙げられ、これらは単独で用いられ
ても、2種以上が併用されてもよい。
ルと共重合可能なものであれば、特に制限はなく、例え
ば、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポ
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート等の多官能
アクリル系ポリマー;ジアリルフタレート、ジアリルイ
ソフタレート、ジアリルテレフタレート、ジアリルマレ
エート、ジアリルフマレート、ジアリルアジペート、ト
リアリルシアヌレート等の多官能アリル化合物;エチレ
ングリコールジビニルエーテル、オクタデカンジビニル
エーテル等の多官能ビニルエーテル類;ブタジエン等の
不飽和化合物などが挙げられ、これらは単独で用いられ
ても、2種以上が併用されてもよい。
【0012】上記多官能性モノマーの添加量は、少なく
なると充分な引張強度、クリープ強度が得られず、多く
なると良好な撓み性が得られず、さらに溶融時の粘度が
大きくなって成形性が悪くなるので、塩化ビニル100
重量部に対して、0.05〜2重量部に制限され、好ま
しくは0.1〜0.5重量部である。
なると充分な引張強度、クリープ強度が得られず、多く
なると良好な撓み性が得られず、さらに溶融時の粘度が
大きくなって成形性が悪くなるので、塩化ビニル100
重量部に対して、0.05〜2重量部に制限され、好ま
しくは0.1〜0.5重量部である。
【0013】上記グラフト共重合の方法としては、例え
ば、上記エチレン−酢酸ビニル共重合体の存在下で、塩
化ビニル及び多官能性モノマーを投入し、懸濁重合する
方法が挙げられる。得られる塩化ビニル系樹脂の塩化ビ
ニルグラフト部分の重合度は、特に限定されないが、6
00〜2500が好ましい。
ば、上記エチレン−酢酸ビニル共重合体の存在下で、塩
化ビニル及び多官能性モノマーを投入し、懸濁重合する
方法が挙げられる。得られる塩化ビニル系樹脂の塩化ビ
ニルグラフト部分の重合度は、特に限定されないが、6
00〜2500が好ましい。
【0014】次に、請求項2記載の発明(以下、第2発
明という)について説明する。第2発明の塩化ビニル系
樹脂は、アクリル系共重合体からなる樹脂粒子に塩化ビ
ニルがグラフト共重合させられていることを特徴とす
る。
明という)について説明する。第2発明の塩化ビニル系
樹脂は、アクリル系共重合体からなる樹脂粒子に塩化ビ
ニルがグラフト共重合させられていることを特徴とす
る。
【0015】第2発明で用いられる樹脂粒子はアクリル
系共重合体からなり、該アクリル系共重合体はアクリル
系モノマーと多官能性モノマーを構成成分とする。上記
アクリル系モノマーは、単独重合体のガラス転移温度が
−20℃未満であるアルキル(メタ)アクリレート
(a)と、該アルキル(メタ)アクリレート(a)と共
重合可能であって単独重合体のガラス転移温度が−20
℃以上であるアルキル(メタ)アクリレート(b)を構
成成分とする。
系共重合体からなり、該アクリル系共重合体はアクリル
系モノマーと多官能性モノマーを構成成分とする。上記
アクリル系モノマーは、単独重合体のガラス転移温度が
−20℃未満であるアルキル(メタ)アクリレート
(a)と、該アルキル(メタ)アクリレート(a)と共
重合可能であって単独重合体のガラス転移温度が−20
℃以上であるアルキル(メタ)アクリレート(b)を構
成成分とする。
【0016】上記アルキル(メタ)アクリレート(a)
としては、単独重合体のガラス転移温度が−20℃未満
のものであって、例えば、エチルアクリレート、n−プ
ロピルアクリレート、イソブチルアクリレート、n−ブ
チルアクリレート、sec−ブチルアクリレート、n−
ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル
アクリレート、n−ノニル(メタ)アクリレート、イソ
ノニルアクリレート、n−デシル(メタ)アクリレー
ト、n−デシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート等が挙げられ、これらは単独で用いら
れても、2種以上が併用されてもよい。
としては、単独重合体のガラス転移温度が−20℃未満
のものであって、例えば、エチルアクリレート、n−プ
ロピルアクリレート、イソブチルアクリレート、n−ブ
チルアクリレート、sec−ブチルアクリレート、n−
ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル
アクリレート、n−ノニル(メタ)アクリレート、イソ
ノニルアクリレート、n−デシル(メタ)アクリレー
ト、n−デシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート等が挙げられ、これらは単独で用いら
れても、2種以上が併用されてもよい。
【0017】上記アルキル(メタ)アクリレート(b)
としては、単独重合体のガラス転移温度が−20℃以上
であって、前記アルキル(メタ)アクリレート(a)と
共重合可能なものであれば、特に制限はなく、例えば、
メチル(メタ)アクリレート、エチルメタクリレート、
n−プロピルメタクリレート、イソプロピル(メタ)ア
クリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメ
タクリレート、sec−ブチルメタクリレート、t−ブ
チル(メタ)アクリレート、n−ヘキシルメタクリレー
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート等のアルキル
(メタ)アクリレート類;2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸等
の極性基含有(メタ)アクリレート類;スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン等の芳香族ビニルモノ
マー類;アクリロニトリル等の不飽和ニトリル;酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステルなどが挙
げられ、これらは単独で用いられても、2種以上が併用
されてもよい。
としては、単独重合体のガラス転移温度が−20℃以上
であって、前記アルキル(メタ)アクリレート(a)と
共重合可能なものであれば、特に制限はなく、例えば、
メチル(メタ)アクリレート、エチルメタクリレート、
n−プロピルメタクリレート、イソプロピル(メタ)ア
クリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメ
タクリレート、sec−ブチルメタクリレート、t−ブ
チル(メタ)アクリレート、n−ヘキシルメタクリレー
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート等のアルキル
(メタ)アクリレート類;2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸等
の極性基含有(メタ)アクリレート類;スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン等の芳香族ビニルモノ
マー類;アクリロニトリル等の不飽和ニトリル;酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステルなどが挙
げられ、これらは単独で用いられても、2種以上が併用
されてもよい。
【0018】上記アクリル系モノマー中に占めるアルキ
ル(メタ)アクリレート(a)の割合は50重量%以上
が好ましく、より好ましくは80〜100重量%であ
る。アルキル(メタ)アクリレート(b)の割合が50
重量%未満では、得られる成形体に充分な耐衝撃性を付
与することができなくなる。
ル(メタ)アクリレート(a)の割合は50重量%以上
が好ましく、より好ましくは80〜100重量%であ
る。アルキル(メタ)アクリレート(b)の割合が50
重量%未満では、得られる成形体に充分な耐衝撃性を付
与することができなくなる。
【0019】上記アクリル系共重合体からなる樹脂粒子
には、充分な耐衝撃性と引張強度を付与するために、構
造的にコア部とシェル部とを形成する。上記コア部の表
面をシェル部が三次元的に被覆し、コア部を形成するア
クリル系共重合体とシェル部を形成するアクリル系共重
合体とを部分的に共有結合させることにより、シェル部
に三次元架橋構造が形成された樹脂粒子が得られる。
には、充分な耐衝撃性と引張強度を付与するために、構
造的にコア部とシェル部とを形成する。上記コア部の表
面をシェル部が三次元的に被覆し、コア部を形成するア
クリル系共重合体とシェル部を形成するアクリル系共重
合体とを部分的に共有結合させることにより、シェル部
に三次元架橋構造が形成された樹脂粒子が得られる。
【0020】上記三次元架橋を施す方法としては、特に
制限されないが、例えば、多官能性モノマーを共重合す
る方法が挙げられる。
制限されないが、例えば、多官能性モノマーを共重合す
る方法が挙げられる。
【0021】上記多官能性モノマーとしては、公知のも
のが使用可能であり、例えば、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート類;ジ
アリルフタレート、ジアリルマレート、ジアリルフマレ
ート、ジアリルサクシネート、トリアリルイソシアヌレ
ート等のジ又はトリアリル化合物;ジビニルベンゼン、
ブタジエン等のジビニル化合物などが挙げられ、これら
は単独で用いられても、2種以上が併用されてもよい。
のが使用可能であり、例えば、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート類;ジ
アリルフタレート、ジアリルマレート、ジアリルフマレ
ート、ジアリルサクシネート、トリアリルイソシアヌレ
ート等のジ又はトリアリル化合物;ジビニルベンゼン、
ブタジエン等のジビニル化合物などが挙げられ、これら
は単独で用いられても、2種以上が併用されてもよい。
【0022】上記コア部とシェル部の割合(重量比)
は、40:60〜95:5の範囲に限定され、好ましく
は50:50〜90:10である。コア部の割合が、4
0より少なくなると成形体に充分な耐衝撃性を付与する
ことができず、95より多くなると樹脂粒子の分散性が
悪くなり、充分な引張強度が得られなくなる。
は、40:60〜95:5の範囲に限定され、好ましく
は50:50〜90:10である。コア部の割合が、4
0より少なくなると成形体に充分な耐衝撃性を付与する
ことができず、95より多くなると樹脂粒子の分散性が
悪くなり、充分な引張強度が得られなくなる。
【0023】上記コア部を形成するアクリル系共重合体
において、多官能性モノマーの使用量は、多くなると成
形体に充分な耐衝撃性を付与することができなくなるの
で、アクリル系モノマー100重量部に対して0〜2.
5重量部に制限され、好ましくは1.5重量部以下であ
る。尚、上記コア部には、必ずしも多官能性モノマーが
含有されなくてもよい。
において、多官能性モノマーの使用量は、多くなると成
形体に充分な耐衝撃性を付与することができなくなるの
で、アクリル系モノマー100重量部に対して0〜2.
5重量部に制限され、好ましくは1.5重量部以下であ
る。尚、上記コア部には、必ずしも多官能性モノマーが
含有されなくてもよい。
【0024】上記シェル部を形成するアクリル系共重合
体において、多官能性モノマーの使用量は、少なくなる
と得られる成形体の引張強度が不足し、多くなると得ら
れる成形体に充分な可撓性を付与することができなくな
るので、アクリル系モノマー100重量部に対して3〜
15重量部に制限され、好ましくは4〜10重量部であ
る。
体において、多官能性モノマーの使用量は、少なくなる
と得られる成形体の引張強度が不足し、多くなると得ら
れる成形体に充分な可撓性を付与することができなくな
るので、アクリル系モノマー100重量部に対して3〜
15重量部に制限され、好ましくは4〜10重量部であ
る。
【0025】上記アクリル系共重合体は、例えば、乳化
重合法、懸濁重合法、分散重合法等によって得ることが
できるが、特に、樹脂粒径の制御が容易な点から乳化重
合法が好ましい。樹脂粒子の粒径については、特に限定
されないが、樹脂粒子の分散性、成形体の耐衝撃性や引
張強度の安定性を考慮すると、粒径1μm以下が好まし
い。
重合法、懸濁重合法、分散重合法等によって得ることが
できるが、特に、樹脂粒径の制御が容易な点から乳化重
合法が好ましい。樹脂粒子の粒径については、特に限定
されないが、樹脂粒子の分散性、成形体の耐衝撃性や引
張強度の安定性を考慮すると、粒径1μm以下が好まし
い。
【0026】上記乳化重合は、公知の方法で行うことが
でき、例えば、必要に応じて、乳化分散剤、重合開始
剤、pH調整剤、酸化防止剤等が添加されてもよい。
でき、例えば、必要に応じて、乳化分散剤、重合開始
剤、pH調整剤、酸化防止剤等が添加されてもよい。
【0027】上記乳化分散剤としては、アニオン系界面
活性剤、ノニオン系界面活性剤、部分ケン化ポリビルア
ルコール、セルロース系分散剤、ゼラチン等が挙げら
れ、アニオン系界面活性剤の市販品としては、例えば、
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルサルフェー
ト(第一工業製薬社製「ハイテノールN−08」)等が
挙げられる。
活性剤、ノニオン系界面活性剤、部分ケン化ポリビルア
ルコール、セルロース系分散剤、ゼラチン等が挙げら
れ、アニオン系界面活性剤の市販品としては、例えば、
ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルサルフェー
ト(第一工業製薬社製「ハイテノールN−08」)等が
挙げられる。
【0028】上記重合開始剤としては、例えば、過硫酸
カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素水等の水溶
性重合開始剤;ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイル
パーオキサイド等の有機系過酸化物;アゾビスイソブチ
ロニトリル等のアゾ系重合開始剤などが挙げられる。
カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素水等の水溶
性重合開始剤;ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイル
パーオキサイド等の有機系過酸化物;アゾビスイソブチ
ロニトリル等のアゾ系重合開始剤などが挙げられる。
【0029】上記乳化重合の方法としては、特に限定さ
れず、例えば、(1)一括重合法、(2)モノマー滴下
法、(3)エマルジョン滴下法等が挙げられる。
れず、例えば、(1)一括重合法、(2)モノマー滴下
法、(3)エマルジョン滴下法等が挙げられる。
【0030】(1)上記一括重合法では、ジャケット付
重合反応器内に、純水、乳化分散剤、重合開始剤ならび
に混合モノマー(上記アクリル系モノマー+多官能性モ
ノマー)を一括して添加し、窒素気流加圧下で攪拌して
十分乳化した後、反応器内をジャケットで昇温し反応を
開始させる。 (2)上記モノマー滴下法では、ジャケット付重合反応
器内に、純水、乳化分散剤及び重合開始剤を入れ、窒素
気流下で反応器内を昇温した後、混合モノマー(上記ア
クリル系モノマー+多官能性モノマー)を、一定量ずつ
滴下して重合反応を開始させる。 (3)エマルジョン滴下法では、混合モノマー(上記ア
クリル系モノマー+多官能性モノマー)、乳化分散剤及
び純水を攪拌して乳化モノマーを予め調製し、次いで、
ジャケット付重合反応器内に純水及び重合開始剤を入
れ、窒素気流下で反応器内を昇温した後、上記乳化モノ
マーを一定量ずつ滴下して重合反応を開始させる。
重合反応器内に、純水、乳化分散剤、重合開始剤ならび
に混合モノマー(上記アクリル系モノマー+多官能性モ
ノマー)を一括して添加し、窒素気流加圧下で攪拌して
十分乳化した後、反応器内をジャケットで昇温し反応を
開始させる。 (2)上記モノマー滴下法では、ジャケット付重合反応
器内に、純水、乳化分散剤及び重合開始剤を入れ、窒素
気流下で反応器内を昇温した後、混合モノマー(上記ア
クリル系モノマー+多官能性モノマー)を、一定量ずつ
滴下して重合反応を開始させる。 (3)エマルジョン滴下法では、混合モノマー(上記ア
クリル系モノマー+多官能性モノマー)、乳化分散剤及
び純水を攪拌して乳化モノマーを予め調製し、次いで、
ジャケット付重合反応器内に純水及び重合開始剤を入
れ、窒素気流下で反応器内を昇温した後、上記乳化モノ
マーを一定量ずつ滴下して重合反応を開始させる。
【0031】上記乳化重合において、コア部とシェル部
を形成する方法としては、例えば上記コア部を形成する
混合モノマー、純水及び乳化剤により調製された乳化モ
ノマーを一定量ずつ添加して重合反応を行い、樹脂粒子
のコア部を形成した後、上記シェル部を形成する混合モ
ノマー、純水及び乳化剤により調製された乳化モノマー
を一定量ずつ添加して、コア部にグラフト共重合する方
法が挙げられる。
を形成する方法としては、例えば上記コア部を形成する
混合モノマー、純水及び乳化剤により調製された乳化モ
ノマーを一定量ずつ添加して重合反応を行い、樹脂粒子
のコア部を形成した後、上記シェル部を形成する混合モ
ノマー、純水及び乳化剤により調製された乳化モノマー
を一定量ずつ添加して、コア部にグラフト共重合する方
法が挙げられる。
【0032】上記コア部とシェル部の割合は、上記乳化
重合法において、コア部を形成する混合モノマーと、シ
ェル部を形成する混合モノマーとの割合を調整すること
によって調節可能である。
重合法において、コア部を形成する混合モノマーと、シ
ェル部を形成する混合モノマーとの割合を調整すること
によって調節可能である。
【0033】第2発明の塩化ビニル系樹脂は、上記アク
リル系共重合体からなる樹脂粒子に、公知の方法で塩化
ビニルをグラフト共重合することにより得られる。上記
グラフト共重合の方法としては、例えば、上記アクリル
系共重合体からなる樹脂粒子を含む乳化水中で、塩化ビ
ニルを懸濁重合する方法が挙げられる。
リル系共重合体からなる樹脂粒子に、公知の方法で塩化
ビニルをグラフト共重合することにより得られる。上記
グラフト共重合の方法としては、例えば、上記アクリル
系共重合体からなる樹脂粒子を含む乳化水中で、塩化ビ
ニルを懸濁重合する方法が挙げられる。
【0034】上記グラフト共重合では、上記アクリル系
共重合体からなる樹脂粒子20〜60重量%に対して、
塩化ビニル80〜40重量%の割合で添加してグラフト
共重合が行われる。上記樹脂粒子の使用量は、少なくな
ると成形体に充分な可撓性が付与できず、多くなると引
張強度が低下するので、20〜60重量%に限定され、
好ましくは20〜40重量%である。
共重合体からなる樹脂粒子20〜60重量%に対して、
塩化ビニル80〜40重量%の割合で添加してグラフト
共重合が行われる。上記樹脂粒子の使用量は、少なくな
ると成形体に充分な可撓性が付与できず、多くなると引
張強度が低下するので、20〜60重量%に限定され、
好ましくは20〜40重量%である。
【0035】上記塩化ビニル系樹脂の塩化ビニルグラフ
ト部分の重合度は、特に限定されないが、600〜25
00が好ましい。
ト部分の重合度は、特に限定されないが、600〜25
00が好ましい。
【0036】第2発明の塩化ビニル系樹脂は、単独で成
形材料として用いてもよく、塩化ビニル系樹脂への添加
剤として用いてもよい。
形材料として用いてもよく、塩化ビニル系樹脂への添加
剤として用いてもよい。
【0037】次に、請求項3記載の発明(以下、第3発
明という)について説明する。第3発明の塩化ビニル系
樹脂は、アクリル系(共)重合体とエチレン−酢酸ビニ
ル重合体に、塩化ビニルがグラフト共重合させられてい
ることを特徴とする。
明という)について説明する。第3発明の塩化ビニル系
樹脂は、アクリル系(共)重合体とエチレン−酢酸ビニ
ル重合体に、塩化ビニルがグラフト共重合させられてい
ることを特徴とする。
【0038】第3発明で用いられるエチレン−酢酸ビニ
ル重合体としては、酢酸ビニル含有量が20〜60重量
%に制限され、好ましくは20〜30重量%である。酢
酸ビニル含有量が20重量%未満又は60重量%を超え
ると、塩化ビニル系樹脂に十分な耐衝撃性を付与でき
ず、さらに成形体の外観や賦形性が悪くなる。
ル重合体としては、酢酸ビニル含有量が20〜60重量
%に制限され、好ましくは20〜30重量%である。酢
酸ビニル含有量が20重量%未満又は60重量%を超え
ると、塩化ビニル系樹脂に十分な耐衝撃性を付与でき
ず、さらに成形体の外観や賦形性が悪くなる。
【0039】第3発明で用いられるアクリル系共重合体
としては、構成成分として単独重合体のガラス転移温度
が−20℃未満であるアルキル(メタ)アクリレートを
50重量%以上含有し、部分的に架橋されたものが用い
られる。
としては、構成成分として単独重合体のガラス転移温度
が−20℃未満であるアルキル(メタ)アクリレートを
50重量%以上含有し、部分的に架橋されたものが用い
られる。
【0040】上記単独重合体のガラス転移温度が−20
℃未満であるアルキル(メタ)アクリレートとしては、
第2発明で用いられるアルキル(メタ)アクリレート
(a)が挙げられる。
℃未満であるアルキル(メタ)アクリレートとしては、
第2発明で用いられるアルキル(メタ)アクリレート
(a)が挙げられる。
【0041】上記アクリル系共重合体としては、上記ア
ルキル(メタ)アクリレートと共重合可能であって、単
独重合体のガラス転移温度が−20℃以上であるアルキ
ル(メタ)アクリレートとの共重合体であってもよい。
上記単独重合体のガラス転移温度が−20℃以上である
アルキル(メタ)アクリレートとしては、第2発明で用
いられるアルキル(メタ)アクリレート(b)が挙げら
れる。
ルキル(メタ)アクリレートと共重合可能であって、単
独重合体のガラス転移温度が−20℃以上であるアルキ
ル(メタ)アクリレートとの共重合体であってもよい。
上記単独重合体のガラス転移温度が−20℃以上である
アルキル(メタ)アクリレートとしては、第2発明で用
いられるアルキル(メタ)アクリレート(b)が挙げら
れる。
【0042】上記アクリル系共重合体の構成成分におい
て、上記単独重合体のガラス転移温度が−20℃未満で
あるアルキル(メタ)アクリレートの含有量は、少なく
なると成形体の衝撃強度が不足するので、50重量%以
上に制限され、好ましくは80〜100重量%である。
て、上記単独重合体のガラス転移温度が−20℃未満で
あるアルキル(メタ)アクリレートの含有量は、少なく
なると成形体の衝撃強度が不足するので、50重量%以
上に制限され、好ましくは80〜100重量%である。
【0043】上記アクリル系共重合体としては樹脂粒子
を形成し、部分的に架橋されたものが用いられる。部分
的な架橋を施す方法としては、例えば、上記アクリル系
共重合体の共重合時に多官能性モノマーを共重合する方
法が挙げられる。上記多官能性モノマーとしては、第2
発明で用いられる多官能性モノマーが挙げられる。
を形成し、部分的に架橋されたものが用いられる。部分
的な架橋を施す方法としては、例えば、上記アクリル系
共重合体の共重合時に多官能性モノマーを共重合する方
法が挙げられる。上記多官能性モノマーとしては、第2
発明で用いられる多官能性モノマーが挙げられる。
【0044】上記多官能性モノマーの使用量は、上記ア
ルキル(メタ)アクリレートの合計量100重量部に対
して、0.1〜3重量部が好ましい。
ルキル(メタ)アクリレートの合計量100重量部に対
して、0.1〜3重量部が好ましい。
【0045】上記アクリル系共重合体は、第2発明と同
様な重合方法によって得ることができる。
様な重合方法によって得ることができる。
【0046】第3発明の塩化ビニル系樹脂は、上記エチ
レン−酢酸ビニル共重合体及びアクリル系共重合体に、
公知の方法で塩化ビニルをグラフト共重合することによ
り得られる。グラフト共重合の方法としては、例えば、
上記エチレン−酢酸ビニル共重合体及びアクリル系共重
合体の樹脂粒子を含む乳化水中で、塩化ビニルを懸濁重
合する方法が挙げられる
レン−酢酸ビニル共重合体及びアクリル系共重合体に、
公知の方法で塩化ビニルをグラフト共重合することによ
り得られる。グラフト共重合の方法としては、例えば、
上記エチレン−酢酸ビニル共重合体及びアクリル系共重
合体の樹脂粒子を含む乳化水中で、塩化ビニルを懸濁重
合する方法が挙げられる
【0047】上記塩化ビニル系樹脂を構成する成分中、
上記エチレン−酢酸ビニル共重合体及びアクリル系共重
合体の合計量は20〜60重量%であり、塩化ビニルは
80〜40重量%である。
上記エチレン−酢酸ビニル共重合体及びアクリル系共重
合体の合計量は20〜60重量%であり、塩化ビニルは
80〜40重量%である。
【0048】上記化ビニル系樹脂を構成する成分中、上
記エチレン−酢酸ビニル共重合体又は上記アクリル系共
重合体の割合は、小さくなると充分な引張強度やクリー
プ強度が得られなくなるので、それぞれ5重量%以上に
制限され、好ましくは、上記エチレン−酢酸ビニル共重
合体が7重量%以上、上記アクリル系共重合体が10重
量%以上である。
記エチレン−酢酸ビニル共重合体又は上記アクリル系共
重合体の割合は、小さくなると充分な引張強度やクリー
プ強度が得られなくなるので、それぞれ5重量%以上に
制限され、好ましくは、上記エチレン−酢酸ビニル共重
合体が7重量%以上、上記アクリル系共重合体が10重
量%以上である。
【0049】また、上記エチレン−酢酸ビニル共重合体
と上記アクリル系共重合体の合計量は、少なくなると充
分な衝撃強度や撓み性が発現せず、多くなると充分な引
張強度やクリープ強度が得られなくなるので、20〜6
0重量%に制限され、好ましくは20〜40重量%であ
る。
と上記アクリル系共重合体の合計量は、少なくなると充
分な衝撃強度や撓み性が発現せず、多くなると充分な引
張強度やクリープ強度が得られなくなるので、20〜6
0重量%に制限され、好ましくは20〜40重量%であ
る。
【0050】上記塩化ビニル系樹脂の塩化ビニルグラフ
ト部分の重合度は、特に限定されないが、600〜25
00が好ましい。
ト部分の重合度は、特に限定されないが、600〜25
00が好ましい。
【0051】第3発明の塩化ビニル系樹脂は、単独で成
形材料として用いてもよく、塩化ビニル系樹脂への添加
剤として用いてもよい。
形材料として用いてもよく、塩化ビニル系樹脂への添加
剤として用いてもよい。
【0052】本発明で得られる塩化ビニル系樹脂には、
成形時に必要に応じて、安定剤、安定化助剤、滑剤、可
塑剤、離型剤、加工助剤、顔料、充填剤等の配合剤が添
加されてもよい。これらの配合剤の添加順序や方法は、
任意の方法が採用可能であり、特に限定されない。
成形時に必要に応じて、安定剤、安定化助剤、滑剤、可
塑剤、離型剤、加工助剤、顔料、充填剤等の配合剤が添
加されてもよい。これらの配合剤の添加順序や方法は、
任意の方法が採用可能であり、特に限定されない。
【0053】上記安定剤としては、例えば、ジブチル錫
マレート、ジオクチル錫ラウレート等の有機錫化合物;
鉛白、塩基性亜硫酸鉛、二塩基性亜硫酸鉛、三塩基性硫
酸鉛、二塩基性亜リン酸鉛、シリカゲル共沈珪酸鉛、ス
テアリン酸鉛、安息香酸鉛、二塩基性ステアリン酸鉛、
ナフテン酸鉛等の鉛系化合物;ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸亜鉛等の金属
石鹸などが挙げられる。
マレート、ジオクチル錫ラウレート等の有機錫化合物;
鉛白、塩基性亜硫酸鉛、二塩基性亜硫酸鉛、三塩基性硫
酸鉛、二塩基性亜リン酸鉛、シリカゲル共沈珪酸鉛、ス
テアリン酸鉛、安息香酸鉛、二塩基性ステアリン酸鉛、
ナフテン酸鉛等の鉛系化合物;ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸亜鉛等の金属
石鹸などが挙げられる。
【0054】上記滑剤としては、例えば、ステアリン酸
等の脂肪酸類、脂肪酸エステル類、オレフィンワックス
等が挙げられ、上記充填剤としては、例えば、炭酸カル
シウム、タルク等が挙げられ、上記可塑剤としては、例
えば、ジオクチルフタレート等の芳香族エステル類など
が挙げられる。
等の脂肪酸類、脂肪酸エステル類、オレフィンワックス
等が挙げられ、上記充填剤としては、例えば、炭酸カル
シウム、タルク等が挙げられ、上記可塑剤としては、例
えば、ジオクチルフタレート等の芳香族エステル類など
が挙げられる。
【0055】上記塩化ビニル系樹脂には、通常、上記配
合剤が適宜添加されて組成物となされた後、該組成物を
公知の成形法、例えば、押出成形、射出成形、プレス成
形等で成形加工することにより、引張強度、クリープ強
度、可撓性、耐衝撃性に優れた成形体を得ることができ
る。
合剤が適宜添加されて組成物となされた後、該組成物を
公知の成形法、例えば、押出成形、射出成形、プレス成
形等で成形加工することにより、引張強度、クリープ強
度、可撓性、耐衝撃性に優れた成形体を得ることができ
る。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。 (実施例1〜7、比較例1〜6)塩化ビニル系樹脂の調製 攪拌機及び温度調節器付き反応容器に、純水、表1に示
すエチレン−酢酸ビニル共重合体、分散剤(部分ケン化
ポリビニルアルコール、クラレ社製「クラレポバールL
−8」)、重合開始剤(t−ブチルパーオキシデカネー
ト及びα−クミルパーオキシネオデカネート)及び表1
に示す配合量の多官能性モノマー(DAP又はTMP
A)を投入し、反応器内の空気を真空ポンプで排出した
後、攪拌しながら塩化ビニルを添加した。次いで、反応
器内の温度を50℃に昇温し重合を開始した。反応器内
の圧力が7kgf/cm2 に低下した時点で反応を停止
し、未反応の塩化ビニルを排出し、スラリー状の共重合
物を得た。得られたスラリー状の共重合物を遠心脱水し
た後乾燥することにより、塩化ビニル系樹脂を得た。
尚、上記各成分の使用量は次の通りである。塩化ビニル
100重量部に対して、純水200重量部、分散剤0.
3重量部、2種類の重合開始剤各0.03重量部の割合
で使用した。
る。 (実施例1〜7、比較例1〜6)塩化ビニル系樹脂の調製 攪拌機及び温度調節器付き反応容器に、純水、表1に示
すエチレン−酢酸ビニル共重合体、分散剤(部分ケン化
ポリビニルアルコール、クラレ社製「クラレポバールL
−8」)、重合開始剤(t−ブチルパーオキシデカネー
ト及びα−クミルパーオキシネオデカネート)及び表1
に示す配合量の多官能性モノマー(DAP又はTMP
A)を投入し、反応器内の空気を真空ポンプで排出した
後、攪拌しながら塩化ビニルを添加した。次いで、反応
器内の温度を50℃に昇温し重合を開始した。反応器内
の圧力が7kgf/cm2 に低下した時点で反応を停止
し、未反応の塩化ビニルを排出し、スラリー状の共重合
物を得た。得られたスラリー状の共重合物を遠心脱水し
た後乾燥することにより、塩化ビニル系樹脂を得た。
尚、上記各成分の使用量は次の通りである。塩化ビニル
100重量部に対して、純水200重量部、分散剤0.
3重量部、2種類の重合開始剤各0.03重量部の割合
で使用した。
【0057】
【表1】
【0058】塩化ビニル系樹脂の性能評価 上記実施例及び比較例で得られた塩化ビニル系樹脂10
0重量部、ジオクチル錫メルカプト(三共有機錫社製
「ONZ−142F」)1重量部及びモンタン酸エステ
ル系ワックス(ヘキストジャパン社製「WAX−O
P」)0.3重量部を混合した後、ロールプレスにより
シート状に成形し、このシート状物から試験片を作製し
た。
0重量部、ジオクチル錫メルカプト(三共有機錫社製
「ONZ−142F」)1重量部及びモンタン酸エステ
ル系ワックス(ヘキストジャパン社製「WAX−O
P」)0.3重量部を混合した後、ロールプレスにより
シート状に成形し、このシート状物から試験片を作製し
た。
【0059】上記試験片につき、下記の性能評価を行
い、その結果を表2に示した。 (1)引張強度 JIS K7113の試験法に準拠して測定した。 (2)クリープ強度 JIS K7115の試験法に準拠して、試験片に14
0kgf/cm2 の引張荷重をかけた状態で500時間
放置した後その伸びを測定した。 (3)撓み性 JIS K7203の試験法に準拠して、曲げ弾性率を
測定した。 (4)衝撃強度 JIS K7110の試験法に準拠して、−20℃にお
けるアイゾット衝撃強度を測定した。
い、その結果を表2に示した。 (1)引張強度 JIS K7113の試験法に準拠して測定した。 (2)クリープ強度 JIS K7115の試験法に準拠して、試験片に14
0kgf/cm2 の引張荷重をかけた状態で500時間
放置した後その伸びを測定した。 (3)撓み性 JIS K7203の試験法に準拠して、曲げ弾性率を
測定した。 (4)衝撃強度 JIS K7110の試験法に準拠して、−20℃にお
けるアイゾット衝撃強度を測定した。
【0060】
【表2】
【0061】(実施例8〜18、比較例7〜14)アクリル系共重合体の調製 攪拌機、温度調節機を備えた反応容器に、純水及び重合
開始剤(過硫酸アンモニウム)を入れ、反応容器内を窒
素置換した後、攪拌しながら反応器の温度を65℃に昇
温した。別途、コア形成用及びシェル形成用の乳化モノ
マーを、表3及び4に示す配合量のアクリル系モノマー
(n−BA,MMA)及び多官能性モノマー(トリメチ
ロールプロパントリアクリレート)、純水ならびに乳化
剤(第一工業製薬社製「ハイテノールN−08」)から
調製した。次いで、まず、コア形成用乳化モノマーを昇
温後の反応容器に一定の速度で滴下し滴下が終了した時
点で、シェル形成用の乳化モノマーを一定の速度で滴下
した。全量の乳化モノマーの滴下を2.5時間にて終了
した後、さらに1時間攪拌を継続して反応を停止し、固
形分としてアクリル系共重合体からなる樹脂粒子を30
重量%含む、アクリル系共重合体ラテックスを得た。
尚、上記各成分の使用量は次の通りである。アクリル系
モノマー100重量部に対して、水240重量部、乳化
剤1重量部、重合開始剤0.1重量部の割合で使用し
た。
開始剤(過硫酸アンモニウム)を入れ、反応容器内を窒
素置換した後、攪拌しながら反応器の温度を65℃に昇
温した。別途、コア形成用及びシェル形成用の乳化モノ
マーを、表3及び4に示す配合量のアクリル系モノマー
(n−BA,MMA)及び多官能性モノマー(トリメチ
ロールプロパントリアクリレート)、純水ならびに乳化
剤(第一工業製薬社製「ハイテノールN−08」)から
調製した。次いで、まず、コア形成用乳化モノマーを昇
温後の反応容器に一定の速度で滴下し滴下が終了した時
点で、シェル形成用の乳化モノマーを一定の速度で滴下
した。全量の乳化モノマーの滴下を2.5時間にて終了
した後、さらに1時間攪拌を継続して反応を停止し、固
形分としてアクリル系共重合体からなる樹脂粒子を30
重量%含む、アクリル系共重合体ラテックスを得た。
尚、上記各成分の使用量は次の通りである。アクリル系
モノマー100重量部に対して、水240重量部、乳化
剤1重量部、重合開始剤0.1重量部の割合で使用し
た。
【0062】塩化ビニル系樹脂の調製 攪拌機及び温度調節器付き反応容器に、純水、分散剤
(部分ケン化ポリビニルアルコール、クラレ社製「クラ
レポバールL−8」)、重合開始剤(t−ブチルパーオ
キシデカネート及びα−クミルパーオキシネオデカネー
ト)ならびに表3及び4に示す配合量のアクリル系共重
合体及び塩化ビニルを投入し、反応器内の空気を真空ポ
ンプで排出した後、攪拌しながら塩化ビニルを添加し
た。次いで、反応器内の温度を50℃に昇温し重合を開
始した。反応器内の圧力が7kgf/cm2 に低下した
時点で反応を停止し、未反応の塩化ビニルを排出し、ス
ラリー状の共重合物を得た。得られたスラリー状の共重
合物を遠心脱水した後乾燥することにより、塩化ビニル
系樹脂を得た。尚、上記各成分の使用量は次の通りであ
る。塩化ビニル100重量部に対して、水200重量
部、分散剤0.3重量部、重合開始剤各0.03重量部
の割合で使用した。
(部分ケン化ポリビニルアルコール、クラレ社製「クラ
レポバールL−8」)、重合開始剤(t−ブチルパーオ
キシデカネート及びα−クミルパーオキシネオデカネー
ト)ならびに表3及び4に示す配合量のアクリル系共重
合体及び塩化ビニルを投入し、反応器内の空気を真空ポ
ンプで排出した後、攪拌しながら塩化ビニルを添加し
た。次いで、反応器内の温度を50℃に昇温し重合を開
始した。反応器内の圧力が7kgf/cm2 に低下した
時点で反応を停止し、未反応の塩化ビニルを排出し、ス
ラリー状の共重合物を得た。得られたスラリー状の共重
合物を遠心脱水した後乾燥することにより、塩化ビニル
系樹脂を得た。尚、上記各成分の使用量は次の通りであ
る。塩化ビニル100重量部に対して、水200重量
部、分散剤0.3重量部、重合開始剤各0.03重量部
の割合で使用した。
【0063】
【表3】
【0064】
【表4】
【0065】塩化ビニル系樹脂の性能評価 上記実施例8〜18及び比較例7〜14で得られた塩化ビニ
ル系樹脂100重量部、ジオクチル錫メルカプト(三共
有機錫社製「ONZ−142F」)1重量部及びモンタ
ン酸エステル系ワックス(ヘキストジャパン社製「WA
X−OP」)0.3重量部を混合した後、ロールプレス
によりシート状に成形し、このシート状物から試験片を
作製した。
ル系樹脂100重量部、ジオクチル錫メルカプト(三共
有機錫社製「ONZ−142F」)1重量部及びモンタ
ン酸エステル系ワックス(ヘキストジャパン社製「WA
X−OP」)0.3重量部を混合した後、ロールプレス
によりシート状に成形し、このシート状物から試験片を
作製した。
【0066】上記試験片につき、実施例1と同様な、
(1)引張強度、(3)撓み性及び(4)衝撃強度の測
定を行い、その結果を表5に示した。
(1)引張強度、(3)撓み性及び(4)衝撃強度の測
定を行い、その結果を表5に示した。
【0067】
【表5】
【0068】(実施例19〜26、比較例15〜22)アクリル系共重合体の調製 攪拌機、温度調節機を備えた反応容器に、純水及び重合
開始剤(過硫酸アンモニウム)を入れ、反応容器内を窒
素置換した後、攪拌しながら反応器の温度を65℃に昇
温した。別途、乳化モノマー液を、表6に示す配合量の
アクリル系モノマー(n−BA,MMA)及び多官能性
モノマー(トリメチロールプロパントリアクリレー
ト)、純水ならびに乳化剤(第一工業製薬社製「ハイテ
ノールN−08」)から調製した。次いで、乳化モノマ
ーを昇温後の反応容器に一定の速度で滴下した。全量の
乳化モノマーの滴下を3時間にて終了した後、さらに1
時間攪拌を継続して反応を停止し、固形分としてアクリ
ル系共重合体からなる樹脂粒子を30重量%含む、アク
リル系共重合体ラテックスを得た。尚、上記各成分の使
用量は次の通りである。アクリル系モノマー100重量
部に対して、水240重量部、乳化剤1重量部、重合開
始剤0.1重量部の割合で使用した。
開始剤(過硫酸アンモニウム)を入れ、反応容器内を窒
素置換した後、攪拌しながら反応器の温度を65℃に昇
温した。別途、乳化モノマー液を、表6に示す配合量の
アクリル系モノマー(n−BA,MMA)及び多官能性
モノマー(トリメチロールプロパントリアクリレー
ト)、純水ならびに乳化剤(第一工業製薬社製「ハイテ
ノールN−08」)から調製した。次いで、乳化モノマ
ーを昇温後の反応容器に一定の速度で滴下した。全量の
乳化モノマーの滴下を3時間にて終了した後、さらに1
時間攪拌を継続して反応を停止し、固形分としてアクリ
ル系共重合体からなる樹脂粒子を30重量%含む、アク
リル系共重合体ラテックスを得た。尚、上記各成分の使
用量は次の通りである。アクリル系モノマー100重量
部に対して、水240重量部、乳化剤1重量部、重合開
始剤0.1重量部の割合で使用した。
【0069】塩化ビニル系樹脂の調製 攪拌機及び温度調節器付き反応容器に、純水、分散剤
(部分ケン化ポリビニルアルコール、クラレ社製「クラ
レポバールL−8」)、重合開始剤(t−ブチルパーオ
キシデカネート及びα−クミルパーオキシネオデカネー
ト)ならびに表6に示す配合量の、アクリル系共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体及び塩化ビニルを投
入し、反応器内の空気を真空ポンプで排出した後、攪拌
しながら塩化ビニルを添加した。次いで、反応器内の温
度を50℃に昇温し重合を開始した。反応器内の圧力が
7kgf/cm2 に低下した時点で反応を停止し、未反
応の塩化ビニルを排出し、スラリー状の共重合物を得
た。得られたスラリー状の共重合物を遠心脱水した後乾
燥することにより、塩化ビニル系樹脂を得た。尚、上記
各成分の使用量は次の通りである。塩化ビニル100重
量部に対して、水200重量部、分散剤0.3重量部、
重合開始剤各0.03重量部の割合で使用した。
(部分ケン化ポリビニルアルコール、クラレ社製「クラ
レポバールL−8」)、重合開始剤(t−ブチルパーオ
キシデカネート及びα−クミルパーオキシネオデカネー
ト)ならびに表6に示す配合量の、アクリル系共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体及び塩化ビニルを投
入し、反応器内の空気を真空ポンプで排出した後、攪拌
しながら塩化ビニルを添加した。次いで、反応器内の温
度を50℃に昇温し重合を開始した。反応器内の圧力が
7kgf/cm2 に低下した時点で反応を停止し、未反
応の塩化ビニルを排出し、スラリー状の共重合物を得
た。得られたスラリー状の共重合物を遠心脱水した後乾
燥することにより、塩化ビニル系樹脂を得た。尚、上記
各成分の使用量は次の通りである。塩化ビニル100重
量部に対して、水200重量部、分散剤0.3重量部、
重合開始剤各0.03重量部の割合で使用した。
【0070】
【表6】
【0071】塩化ビニル系樹脂の性能評価 上記実施例19〜26及び比較例15〜22で得られた塩化ビニ
ル系樹脂100重量部、ジオクチル錫メルカプト(三共
有機錫社製「ONZ−142F」)1重量部及びモンタ
ン酸エステルワックス(ヘキストジャパン社製「WAX
−OP」)2重量部を混合した後、ロールプレスにより
シート状に成形し、このシート状物から試験片を作製し
た。
ル系樹脂100重量部、ジオクチル錫メルカプト(三共
有機錫社製「ONZ−142F」)1重量部及びモンタ
ン酸エステルワックス(ヘキストジャパン社製「WAX
−OP」)2重量部を混合した後、ロールプレスにより
シート状に成形し、このシート状物から試験片を作製し
た。
【0072】上記試験片につき、実施例1と同様な、
(1)引張強度、(2)クリープ強度、(3)撓み性及
び(4)衝撃強度の測定を行い、その結果を表7に示し
た。
(1)引張強度、(2)クリープ強度、(3)撓み性及
び(4)衝撃強度の測定を行い、その結果を表7に示し
た。
【0073】
【表7】
【0074】
【発明の効果】本発明の塩化ビニル系樹脂は、上述の通
りであり、適度の可撓性を有すると共に低温時において
も十分な衝撃強度を発現し、さらに引張強度及びクリー
プ特性が優れた成形体を提供するので、耐震用パイプ・
継手の他、窓枠、雨樋等の住宅部材、プレート、電線被
覆等に好適に使用することができる。
りであり、適度の可撓性を有すると共に低温時において
も十分な衝撃強度を発現し、さらに引張強度及びクリー
プ特性が優れた成形体を提供するので、耐震用パイプ・
継手の他、窓枠、雨樋等の住宅部材、プレート、電線被
覆等に好適に使用することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】第2発明で用いられる樹脂粒子は、単独重
合体のガラス転移温度が−20℃未満であるアルキル
(メタ)アクリレート(a)主成分とするアクリル系
(共)重合体から形成される。また、このアクリル系
(共)重合体は、アルキル(メタ)アクリレート(a)
と、該アルキル(メタ)アクリレート(a)と共重合可
能であって単独重合体のガラス転移温度が−20℃以上
であるアルキル(メタ)アクリレート(b)との共重合
体であってもよい。
合体のガラス転移温度が−20℃未満であるアルキル
(メタ)アクリレート(a)主成分とするアクリル系
(共)重合体から形成される。また、このアクリル系
(共)重合体は、アルキル(メタ)アクリレート(a)
と、該アルキル(メタ)アクリレート(a)と共重合可
能であって単独重合体のガラス転移温度が−20℃以上
であるアルキル(メタ)アクリレート(b)との共重合
体であってもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】上記アクリル系(共)重合体が、アルキル
(メタ)アクリレート(a)とアルキル(メタ)アクリ
レート(b)との共重合体から形成される場合は、アク
リル系モノマー(a+b)中に占めるアルキル(メタ)
アクリレート(a)の割合は50重量%以上が好まし
く、より好ましくは80重量%以上である。アルキル
(メタ)アクリレート(a)の割合が50重量%未満で
は、得られる成形体に充分な耐衝撃性を付与することが
できなくなる。
(メタ)アクリレート(a)とアルキル(メタ)アクリ
レート(b)との共重合体から形成される場合は、アク
リル系モノマー(a+b)中に占めるアルキル(メタ)
アクリレート(a)の割合は50重量%以上が好まし
く、より好ましくは80重量%以上である。アルキル
(メタ)アクリレート(a)の割合が50重量%未満で
は、得られる成形体に充分な耐衝撃性を付与することが
できなくなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】上記シェル部に、上記三次元架橋を施す方
法としては、特に制限されないが、例えば、アクリル系
(共)重合体に多官能性モノマーを共重合する方法が挙
げられる。
法としては、特に制限されないが、例えば、アクリル系
(共)重合体に多官能性モノマーを共重合する方法が挙
げられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日野 守 山口県新南陽市開成町4560 積水化学工業 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 エチレン−酢酸ビニル共重合体に塩化ビ
ニルをグラフト共重合させてなる塩化ビニル系樹脂であ
って、該エチレン−酢酸ビニル共重合体中の酢酸ビニル
含有量が20〜40重量%であり、前記塩化ビニル系樹
脂の構成成分中における該エチレン−酢酸ビニル共重合
体の含有量が20〜60重量%であり、さらに、グラフ
ト共重合の際に塩化ビニル100重量部に対して0.0
5〜2重量部の多官能性モノマーを共重合させて、前記
塩化ビニル系樹脂が部分架橋させられていることを特徴
とする塩化ビニル系樹脂。 - 【請求項2】 アクリル系共重合体からなる樹脂粒子2
0〜60重量%に対して塩化ビニル80〜40重量%を
グラフト共重合させてなる塩化ビニル系樹脂であって、
該アクリル系共重合体が、単独重合体のガラス転移温度
が−20℃未満であるアルキル(メタ)アクリレート5
0〜99.9重量%と、該アルキル(メタ)アクリレー
トと共重合可能であって単独重合体のガラス転移温度が
−20℃以上であるアルキル(メタ)アクリレート0.
1〜50重量%からなるアクリル系モノマーからなり、
前記樹脂粒子が、コア部と該コア部の表面に三次元架橋
構造を形成するシェル部とを有し、該コア部が前記アク
リル系モノマー100重量部と多官能性モノマー0.0
1〜2.5重量部からなる共重合体から形成され、該シ
ェル部が前記アクリル系モノマー100重量部と多官能
性モノマー3〜15重量部からなる共重合体から形成さ
れ、前記コア部とシェル部の割合(重量比)が40:6
0〜95:5であることを特徴とする塩化ビニル系樹
脂。 - 【請求項3】 アクリル系共重合体とエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体とが、それぞれ5重量%以上含有され、両
共重合体の合計量20〜60重量%に対して、塩化ビニ
ル80〜40重量%をグラフト共重合させてなる塩化ビ
ニル系樹脂であって、前記エチレン−酢酸ビニル共重合
体中の酢酸ビニル含有量が20〜60重量%であり、前
記アクリル系共重合体は、部分的に架橋された樹脂粒子
から形成され、構成成分として単独重合体のガラス転移
温度が−20℃未満であるアルキル(メタ)アクリレー
トを50重量%以上含有することを特徴とする塩化ビニ
ル系樹脂。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7254496A JPH09255733A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 塩化ビニル系樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7254496A JPH09255733A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 塩化ビニル系樹脂 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09255733A true JPH09255733A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13492416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7254496A Pending JPH09255733A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 塩化ビニル系樹脂 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09255733A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001181462A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂及びその成形体 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP7254496A patent/JPH09255733A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001181462A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂及びその成形体 |
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