JPH09256159A - ワークの移動装置とワークの移動方法 - Google Patents

ワークの移動装置とワークの移動方法

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JPH09256159A
JPH09256159A JP8722596A JP8722596A JPH09256159A JP H09256159 A JPH09256159 A JP H09256159A JP 8722596 A JP8722596 A JP 8722596A JP 8722596 A JP8722596 A JP 8722596A JP H09256159 A JPH09256159 A JP H09256159A
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JP
Japan
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work
moving
holding means
vacuum container
susceptor
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JP8722596A
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English (en)
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Motosuke Omi
元祐 大海
Yoshiaki Owada
義明 大和田
Masayasu Kakinuma
正康 柿沼
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空容器内でワークの位置を確実に移動する
ことができ、その移動時間を短縮することができるワー
クの移動装置とワークの移動方法を提供すること。 【解決手段】 真空容器6内におけるワーク1の位置を
移動するためのワークの移動装置200であり、真空容
器6内でワーク1を着脱可能に保持するワーク保持手段
2と、ワーク保持手段2を真空容器6内で移動する操作
手段400と、ワーク保持手段2を真空容器6内で移動
する際に、ワーク保持手段2を操作手段400に対して
磁気的吸引力で吸引して固定する吸引手段500と、を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空容器内におけ
るワークの位置を移動するためのワークの移動装置とワ
ークの移動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワーク、たとえばコンパクトディスク
(CD)のような基板(サブストレート)に対する成膜
(コーティング)は、公知の真空処理技術により行われ
る。このようなワークに対する成膜処理としては、薄膜
技術が用いられている。コンパクトディスク(CD)
は、ディジタル情報を記録するディスク状の情報記録媒
体である。このようなディスクは、スパッタリング工程
において、たとえばアルミニウム層がコーティングされ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなコンパク
トディスクに成膜する場合には、真空容器内にコンパク
トディスクを供給して、そのコンパクトディスクは搬入
した位置から成膜位置まで搬送する必要がある。この時
に、コンパクトディスクはディスク状の保持具に載せら
れており、この保持具は搬入した位置から成膜位置まで
移動するために、その保持具は受け部材側に保持して移
動する必要がある。しかし、コンパクトディスクの保持
具は受け部材に対して単に載っている状態であるので、
受け部材が上下方向に急激に移動すると、保持具の動き
が受け部材の動きに対して上手く追従することができな
いことから、受け部材の上下方向の移動を比較的ゆっく
りと行わなければならない。つまり受け部材がたとえば
下がった場合に、コンパクトディスクの保持具は受け部
材の降下に伴い自重で落下して追従しようとするのであ
るが、この保持具の落下動作時の安定性が欠けるととも
に、保持具に載っているコンパクトディスクに損傷を与
える恐れがある。
【0004】又、このようなコンパクトディスクの保持
具を省略して、コンパクトディスク自体を直接つかんで
移動することも考えられるが、コンパクトディスクの損
傷や発塵等の問題が生じる。何れにしても、コンパクト
ディスクのような記録媒体が損傷したり埃が付くと、記
録情報の再生あるいは情報を記録する場合に問題が生じ
ることになる。そこで本発明は上記課題を解消するため
になされたものであり、真空容器内でワークの位置を確
実に移動することができ、その移動時間を短縮すること
ができるワークの移動装置とワークの移動方法を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、真空容器内におけるワークの位置を移動するた
めのワークの移動装置であり、真空容器内でワークを着
脱可能に保持するワーク保持手段と、ワーク保持手段を
真空容器内で移動する操作手段と、ワーク保持手段を真
空容器内で移動する際に、ワーク保持手段を操作手段に
対して磁気的吸引力で吸引して固定する吸引手段と、を
備えるワークの移動装置により、達成される。本発明で
は、ワーク保持手段が真空容器内でワークを着脱自在に
保持する。操作手段は、このワーク保持手段をワークと
ともに真空容器内で移動するようになっている。この際
に、吸引手段がワーク保持手段を操作手段に対して磁気
的吸引力で吸引してしっかりと固定する。
【0006】このようにすることで、ワーク保持手段が
操作手段により真空容器内で移動する場合であっても、
ワーク保持手段と操作手段は磁気的吸引力により一体に
移動するので、ワーク保持手段とワークは自重落下のよ
うな方式を用いずに、操作手段といっしょに一体として
確実に移動することができる。ワークはワーク保持手段
に保持されながら操作手段により一体として移動できる
ので、ワークに衝撃が加わったり傷が付いたりあるいは
発塵することがなくなる。しかも、操作手段とワーク保
持手段が一体に動けるので、操作手段の移動速度を速く
することができるので、ワークの搬送時間を短縮でき
る。
【0007】上記目的は、本発明にあっては、真空容器
内におけるワークの位置を移動するためのワークの移動
方法であり、ワーク保持手段が真空容器内でワークを着
脱可能に保持して、操作手段がワーク保持手段を真空容
器内で内側及び外側へ移動する際に、操作手段とワーク
保持手段を、磁気的吸引力で一体的に固定するワークの
移動方法により、達成される。本発明では、ワーク保持
手段が真空容器内でワークを着脱可能に保持し、そして
操作手段がワーク保持手段を真空容器内で内側及び外側
に移動する際に、操作手段とワーク保持手段は磁気的吸
引力で一体的に固定することにより、ワーク保持手段と
操作手段が一体に移動できるので、ワークの搬送時間を
短縮することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0009】実施の形態1 図1は、本発明のワークの移動装置を備えるコンパクト
ディスクの成膜装置150を示しており、図2は、成膜
装置150の一部を分解して示している。図1と図2に
おいて成膜装置150は、本体160とワーク貯蔵手段
170、ワークの移動装置200、ワーク交換手段30
0、成膜部400等を備えている。本体160は、ワー
クの移動装置200、ワーク交換手段300、そして成
膜部400を支えている。ワーク貯蔵手段170は、本
体160とは別の位置であって、ワーク交換手段300
の付近に配置されている。図1と図2の本体160は枠
体であり、この上には上述したようにワークの移動装置
200、ワーク交換手段300及び成膜部400等が支
持されている。
【0010】次に図1のワーク貯蔵手段170を説明す
る。このワーク貯蔵手段170は、インデックステーブ
ル171がベース172に載せてあり、このインデック
ステーブル171はモータ173により矢印R方向に回
転しながら一定角度毎にインデックス可能である。イン
デックステーブル171には複数枚のワークであるコン
パクトディスク用の基板(サブストレート)1が配置さ
れている。
【0011】次に、図2のワークの移動装置200及び
成膜部400を説明する。ワークの移動装置200は、
真空容器(真空チャンバー)6(図4参照)内におい
て、基板1の位置を移動する装置である。ワークの移動
装置200は、図2に示す旋回アーム7を備えている。
この旋回アーム7は、モータ216の作動により、R1
方向に180度毎にインデックス可能である。旋回アー
ム7の一端部と他端部には、ワーク保持手段であるサセ
プタ2,2が配置されている。旋回アーム7は、空間1
4内において、上述したモータ216の作動により、軸
線15を中心としてR1方向に180度毎にインデック
ス可能である。従って、旋回アーム7の一方のサセプタ
2は、交換ステーションCH側に位置決めされ、他方の
ワーク保持手段2は、成膜ステーションMS側に位置決
めされる。
【0012】図4は、この旋回アーム7の右半分、1つ
のサセプタ2、操作手段400等を示し、軸線15を中
心とする交換ステーションCH側を示しており、旋回ア
ーム7の収容穴7aには、上述したサセプタ2が収容さ
れている。このサセプタ2は、ディスク状の部材であ
り、コンパクトディスクの基板(ワーク)1を着脱可能
に保持するワーク保持手段である。旋回アーム7の収容
穴7aは、更にやや径の小さい穴7bに接続されてい
る。サセプタ2の中心部分には突出部2aと突出部2b
が設けられている。
【0013】操作手段400は、ワーク保持手段である
サセプタ2を真空容器6内で上下方向(Z方向)に移動
する手段である。この操作手段400は、駆動源である
シリンダ401とサセプタ突上皿3を有している。サセ
プタ突上皿3は、後で述べる磁気的な吸引手段500に
よりサセプタ2を固定する固定部材である。サセプタ突
上皿3の中央部分には、凹部3aが形成されており、こ
の凹部3aにはサセプタ2のセンタリングのためにサセ
プタ2の突出部2bがはまり込むようになっている。サ
セプタ突上皿3は好ましくはディスク状の部材であり、
その直径は基板1の直径よりも大きく、サセプタ2の直
径よりは小さい。しかし、サセプタ突上皿3はディスク
状以外の形状であってもよい。またその直径は基板1の
直径と同じか小さくてもよい。サセプタ2の上面側に
は、Oリング12が円周方向に沿って埋込むようにして
設けられている。
【0014】次に図4と図5により、真空容器6につい
て説明する。真空容器6は、上板13と収容部材6eと
ディスクチャック9の間で空間14を形成している。こ
の空間14は上板13の開口部18を有している。上板
13の開口部18の直径は、基板1の直径よりも大きく
設定されている。開口部18は、ディスクチャック9に
より覆うことができる。従ってディスクチャック9の直
径は開口部18の内径よりも大きく設定されている。デ
ィスクチャック9の内側にはOリング10が設けられて
おり、ディスクチャック9が上板13にOリング10を
介して密着されることで、空間14と開口部18の空間
18aは図5の状態ではつながっている。
【0015】真空容器6の空間14は、真空ポンプ6a
に接続されている。一方開口部18の空間18aは、バ
ルブ18bを介して真空ポンプ18cに接続されている
とともに、バルブ18dを介して窒素ボンベ18eに接
続されている。上板13と真空容器6の収容部材6a間
にはOリング11が設けられており、真空漏れがないよ
うになっている。
【0016】ディスクチャック9は、図3に示すように
たとえば3つのバキュームパッド8を有している。3つ
のパッド8は、サセプタ2の上に載っている基板1を真
空吸引により吸着して保持する部分である。従って3つ
のバキュームパッド8はバルブ8eを介して真空ポンプ
8aに接続されている。また3つのパッド8は真空破壊
をするためにバルブ8fを介して圧縮の空気源8hに接
続されている。図5の空間14は、真空ポンプ6aが途
中に弁がなく常に運転されているために、空間14は常
に真空状態に保持されている。
【0017】次に、図1と図3のワーク交換手段300
について説明する。このワーク交換手段300は、図2
の交換ステーションCHに位置されているサセプタ2の
上の基板1と、図1のワーク貯蔵手段170の基板1と
を交換するアームである。このワーク交換手段300の
アーム301は、旋回及び上下動手段302により、R
2方向に180度毎に旋回してインデックス可能である
とともに、Z方向に上下動することができる。アーム3
01の上下動及び旋回動作により、アーム301の2つ
のディスクチャック9,9は、成膜済みの基板1とこれ
から成膜しようとする基板1を図2の交換ステーション
CHで交換することができる。
【0018】ところで図1〜図4において、制御部10
0は、図1のワーク貯蔵手段170のモータ173、旋
回及び上下動手段302、図4のモータ216、真空ポ
ンプ6a,18c、真空ポンプ8aの動作を制御するこ
とができる。しかもこの制御部100は図4のバルブ1
8b,18d,18e,18fの開閉の制御を行うこと
ができるとともに、制御部100は図4のエアシリンダ
のようなシリンダ401の作動も制御できる。
【0019】図2の成膜部400は、図2の交換ステー
ション(ワーク給排出位置に相当)CHからは成膜ステ
ーション(ワーク処理位置に相当)MSに搬送されてき
た基板1に対して所定の薄膜、たとえばアルミニウム膜
を成膜する部分であり、そのためのカソードを備えてい
る。図8は、ディスクチャック9、真空容器6、サセプ
タ2、操作手段400の付近をより詳しく拡大して示し
ている。ディスクチャック9は、この下面側に円板状の
部材9aを備えている。部材9aは、ノックアウトピン
9bを備えている。このノックアウトピン9bはバネ9
cにより、サセプタ2の上の基板1の上面に対して突き
当たる。つまりバネ9cの付勢力によりノックアウトピ
ン9bが基板1の上面に突き当たる。この場合にはサセ
プタ2は、Oリング12を介して上板13の内面側に密
着している状態である。なおパッド8による基板1の真
空吸引力は、このバネ9cの付勢力によるノックアウト
ピン9bの基板1に対する付勢力よりも強く大きく設定
されている。これは、パッド8が基板1を確実に吸引で
きるようにするものである。
【0020】次に、図4と図5の磁気的吸引力を発生す
る吸引手段500について説明する。吸引手段500
は、磁石4と磁石吸着板(磁性部材)5で構成されてい
る。磁石4はサセプタ突上皿3に設けられており、磁石
吸着板5はたとえばネジ等によりサセプタ2の下面側に
固定されている。磁石4と磁石吸着板5は、対応する位
置に位置決めされており、磁石4と磁石吸着板5の組
は、好ましくは複数組設けられている。この吸引手段5
00は、操作手段400のシリンダ401が動作してサ
セプタ突上皿3がZ方向(Z1又はZ2)に移動する際
に、サセプタ2がサセプタ突上皿3に対して磁気的吸引
力により一体となって動くことができるようにするもの
である。
【0021】次に上述した成膜装置150の動作を説明
する。まず図1のワーク貯蔵手段170のモータ173
が作動すると、インデックステーブル171上の基板1
が、ワーク交換手段300の一方のディスクチャック9
の直下にインデックスされる。このワーク交換手段30
0は、旋回及び上下動手段302の作動により、Z2方
向に下降することで、ディスクチャック9が基板1を真
空吸着して保持する。そして、旋回及び上下動手段30
2がアーム301をZ方向に上昇して180度旋回する
と、ディスクチャック9の基板1は図2と図4に示す旋
回アーム7の交換ステーションCH側に搬送することが
できる。搬送されてきた成膜しようとする基板1は、バ
ルブ8eを開いて真空ポンプ8aの作動によりバキュー
ムパッド8を介して図4のようにディスクチャック9に
保持されているのであるが、この場合には、サセプタ2
は、Oリング12が上板13の内面側に密着する位置ま
で、操作手段400により上昇している。
【0022】次に、ディスクチャック9をZ2方向に下
げてディスクチャック9のOリング10を上板13に密
着後、真空ポンプ18cのバルブ18bを閉じてしかも
図3の圧縮空気源8hのバルブ8fを用いてその真空破
壊を行うことで、基板1は図6のようにサセプタ2の上
に載せることができる。この時、真空容器6の空間14
と空間18a内は、真空ポンプ6aと真空ポンプ18c
で真空引きされている。そして、操作手段400のシリ
ンダ401が作動することで、図5のようにサセプタ突
上皿3とともにサセプタ2と基板1が一体となって下が
る。このようにサセプタ突上皿3とサセプタ2が一体と
してZ2の方向に下がるのは、吸引手段500が磁気的
吸引力により両者を一体的に吸引して固定しているから
である。しかも、図8と図9に示すように、図8のサセ
プタ2の状態(サセプタ2が上昇位置にある状態)か
ら、図9に示すサセプタ2の下降状態に至る場合に、バ
ネ9cの作動によりノックアウトピン9bが基板1をサ
セプタ2の上側面に押し付けているので、基板1とサセ
プタ2も一体に降下させることができる。
【0023】従って、シリンダ401によるサセプタ突
上皿3、サセプタ2及び基板1のZ2方向における降下
速度を速くすることができるとともに、基板1がサセプ
タ2の上で振動することがない。また、サセプタ突上皿
3、サセプタ2及び基板1が互いに摺動しないので、発
塵しない。図5のようにサセプタ2及び基板1が旋回ア
ーム7に載ってサセプタ突上皿3から離れると、図2の
モータ216が作動して旋回アーム7が180度インデ
ックスされる。従って、サセプタ2の上の成膜しようと
する基板1は、成膜ステーションMSにおいて、所定の
成膜処理が施される。この時、旋回アーム7の他方のサ
セプタ2の上には次の成膜しようとする基板1が、上述
の要領と同じやり方で置かれる。
【0024】次に、成膜処理が終了すると、再び図5の
モータ216が作動して、旋回アーム7が180度イン
デックスされると、成膜済みの基板1が成膜ステーショ
ンMSから交換ステーションCHに戻ってくる。その状
態を図5で示す状態であるとすれば、次に、図5の操作
手段400のシリンダ401が作動してサセプタ突上皿
3がZ1方向に上昇し、サセプタ突上皿1とサセプタ2
及び基板1が一体となってZ1方向に上昇される。これ
によりサセプタ2はOリング12を介して図6に示すよ
うに上板13の内面側に密着される。従って、空間14
と空間18aは、サセプタ2により遮断されることにな
る。
【0025】なお、図6において、配管17に接続され
た空間18aが真空ポンプ18cにより真空排気される
時にはバルブ18bは開いており、空間18aが真空状
態になった時にバルブ18bが閉じる。この時は窒素ボ
ンベ18eのバルブ18dは閉じている。次に図6の状
態で、真空ポンプ18cのバルブ18bは閉じて、窒素
ボンベ18eのバルブ18dが開くので、開口部18の
空間18a内は真空破壊が生じて、大気圧状態になる。
大気圧状態になった時に、バルブ18dは閉じる。そし
てバルブ18eを開くことで、パッド8が図6のように
基板1を真空吸着する。
【0026】次に図6〜図7を参照すると、アーム30
1が旋回及び上下動手段302の作動によりZ1方向に
持ち上げられ、ディスクチャック9は上板13から簡単
に外れるとともに、パッド8は基板1を保持している。
このことから、アーム301がZ1方向に上昇すれば、
図7のように成膜済みの基板1は開口部18から上方に
Z1方向に出すことができる。
【0027】一方、図1のアーム301の他方のディス
クチャック9は、ワーク貯蔵手段170の別の成膜しよ
うとする基板1をすでに吸着しているので、これから成
膜しようとする基板1と、図7の成膜済みの基板1を交
換することができる。このような成膜及び交換作業を繰
返すことで、複数枚の基板1に対する成膜作業が順次行
える。
【0028】実施の形態2 図10の実施の形態2では、吸引手段1500が、図5
の吸引手段500と異なっているが、その他の要素及び
構造については図10の実施の形態2は図4の実施の形
態1と同じであるのでその説明を省略する。図10の実
施の形態2の吸引手段1500は、磁石吸着板(磁性部
材)5と、磁石4を有している。磁石4はサセプタ2の
下面側に複数個埋込まれている。これに対して磁石吸着
板5はサセプタ突上皿3の上側にネジにより複数個固定
されている。これらの磁石4と磁石吸着板5は対面した
位置にある。
【0029】実施の形態3 図11は、本発明の実施の形態3を示している。図11
の実施の形態3の吸引手段2500は、図4の実施の形
態1の吸引手段500と異なっているが、その他の要素
及び構造については実施の形態3は実施の形態1と同じ
であるのでその説明を省略する。吸引手段2500は、
磁石4,4で構成されている。一方の磁石4は、サセプ
タ2の下面側に複数個埋込んで設けられている。他方の
磁石4は、サセプタ突上皿3の上面側に複数個埋込むよ
うにして設けられている。これらサセプタ2の磁石4と
サセプタ突上皿3の磁石4は、対面した位置にある。こ
れらの磁石4,4は、図12に拡大して示すように、N
極とS極を有する磁石であって、一方の磁石のN極と他
方の磁石のS極が接することで磁気的吸引力を発生する
ようになっている。
【0030】以上説明したように基板1を載せるサセプ
タ2は、このサセプタ2を載せるサセプタ突上皿3に対
して磁気的吸引力を発生する吸引手段500(1500
あるいは2500)により磁気的に吸引している。従っ
てサセプタ2が操作手段401のサセプタ突上皿3によ
り上昇あるいは下降する場合においても、サセプタ2と
サセプタ突上皿3は一体に締結あるいは固定してZ方向
に上下動できるので、基板1を速い速度で上下移動(Z
方向)することができる。しかも図8に示すように、ノ
ックアウトピン9bが基板1をサセプタ2の上面側に押
し付けるようになっているので、サセプタ2とサセプタ
突上皿3が上下動する場合でも基板1をも一体的に上下
動できる。なお、パッド8による真空吸着力は、ノック
アウトピン9bの付勢力(バネ力)よりも強くなければ
ならない。従ってこのように真空容器6内における基板
1の移動速度を上げることができるので、基板1を図2
の旋回アーム7により搬送する工程及び成膜ステーショ
ンMSにおける成膜工程での作業サイクルタイムを短縮
することができる。また吸引手段500(あるいは15
00あるいは2500)は、機構が非常に簡単であるの
で、吸引手段が占めるスペースは非常に小さくて済み、
しかも真空吸引の方式とは違って安価であり構造も簡単
である。スペースが小さいので、大気圧状態から真空状
態に要する時間も短縮できる。
【0031】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、ワークと
してコンパクトディスクの基板を例に挙げているが、こ
れに限らず他の種類のディスク状の情報記録媒体の基板
に対して成膜する場合にも勿論使用することができる。
また基板は、他の分野における基板であっても良く、本
発明のワークの移動装置は他の分野のワークを真空容器
内で移動する場合においても使用することができる。ま
た、吸引手段の変形例としては、サセプタ2の下面に磁
石を配置し、サセプタ突上皿3を磁性材料、たとえばS
US410で作ることもできる。逆に、サセプタ突上皿
3に磁石を配置し、サセプタ2を磁性材料、たとえばS
US410で作ることもできる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
真空容器内でワークの位置を確実に移動することがで
き、その移動時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワークの移動装置を備える成膜装置を
示す斜視図。
【図2】図1の成膜装置の一部を取り外した状態を示す
斜視図。
【図3】図2のワーク交換手段を示す斜視図。
【図4】成膜しようとする基板を真空容器内に装着しよ
うとする状態を示す図。
【図5】真空容器内のサセプタの上に基板を載せた状態
を示す図。
【図6】真空装置内が真空排気された後に、成膜済みの
基板が成膜ステーションから交換ステーション側に戻さ
れた状態を示す図。
【図7】成膜済みの基板が真空容器内から取り出された
状態を示す図。
【図8】基板をサセプタに対して押し付ける機構の一例
を示す断面図。
【図9】図8の基板をサセプタに押し付けている状態を
拡大して示す図。
【図10】本発明の実施の形態2を示す断面図。
【図11】本発明の実施の形態3を示す断面図。
【図12】図11の実施の形態3の吸引手段の付近(図
11のA領域)を示す断面図。
【符号の説明】
1・・・基板(ワーク)、2・・・サセプタ(ワーク保
持手段)、3・・・サセプタ突上皿(操作手段の固定部
材)、6・・・真空容器(真空チャンバー)、100・
・・制御部、150・・・成膜装置、160・・・本
体、170・・・ワーク貯蔵手段、200・・・ワーク
移動装置、300・・・ワーク交換手段、400・・・
操作手段、401・・・シリンダ(移動手段)、500
・・・磁気的な吸引手段、CH・・・交換ステーション
(ワーク給排出位置)、MS・・・成膜ステーション
(ワーク処理位置)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器内におけるワークの位置を移動
    するためのワークの移動装置であり、 真空容器内でワークを着脱可能に保持するワーク保持手
    段と、 ワーク保持手段を真空容器内で移動する操作手段と、 ワーク保持手段を真空容器内で移動する際に、ワーク保
    持手段を操作手段に対して磁気的吸引力で吸引して固定
    する吸引手段と、を備えることを特徴とするワークの移
    動装置。
  2. 【請求項2】 ワーク保持手段を、ワーク給排出位置と
    ワーク処理位置に搬送するための搬送手段を備える請求
    項1に記載のワークの移動装置。
  3. 【請求項3】 操作手段は、ワーク保持手段に接触して
    磁気的吸引力でワーク保持手段を固定する固定部材と、 固定手段を移動方向に移動する移動手段と、を備える請
    求項1に記載のワークの移動装置。
  4. 【請求項4】 複数のワークを有するワーク貯蔵手段
    と、ワーク貯蔵手段のワークと、ワーク保持手段上のワ
    ークとを交換するためのワーク交換手段の付近に設けら
    れている請求項1に記載のワークの移動装置。
  5. 【請求項5】 ワークはディスク状基板であり、ワーク
    処理位置はワークの成膜処理ステーションに対応してい
    る請求項2に記載のワークの移動装置。
  6. 【請求項6】 吸引手段は、ワーク保持手段に設けられ
    た磁石と、操作手段に設けられてこの磁石に吸引される
    磁性部材から成る請求項1に記載のワークの移動装置。
  7. 【請求項7】 吸引手段は、ワーク保持手段に設けられ
    た磁性部材と、操作手段に設けられてこの磁性部材を吸
    引する磁石から成る請求項1に記載のワークの移動装
    置。
  8. 【請求項8】 吸引手段は、ワーク保持手段に設けられ
    た第1の磁石と、操作手段に設けられて第1の磁石との
    間で吸引力を生じる第2の磁石から成る請求項1に記載
    のワークの移動装置。
  9. 【請求項9】 吸引手段は、磁性材料製のワーク保持手
    段と、操作手段に設けられてこのワーク保持手段を吸引
    する磁石から成る請求項1に記載のワークの移動装置。
  10. 【請求項10】 吸引手段は、ワーク保持手段に設けら
    れた磁石と、磁性材料製の操作手段から成る請求項1に
    記載のワークの移動装置。
  11. 【請求項11】 真空容器内におけるワークの位置を移
    動するためのワークの移動方法であり、 ワーク保持手段が真空容器内でワークを着脱可能に保持
    して、 操作手段がワーク保持手段を真空容器内で内側及び外側
    へ移動する際に、操作手段とワーク保持手段を、磁気的
    吸引力で一体的に固定することを特徴とするワークの移
    動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006057183A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Jds Uniphase Corp 蒸着システム用の磁気ラッチ

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